JPH11227531A - 自動車用ルーフキャリヤ - Google Patents

自動車用ルーフキャリヤ

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JPH11227531A
JPH11227531A JP3335498A JP3335498A JPH11227531A JP H11227531 A JPH11227531 A JP H11227531A JP 3335498 A JP3335498 A JP 3335498A JP 3335498 A JP3335498 A JP 3335498A JP H11227531 A JPH11227531 A JP H11227531A
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JP
Japan
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crossbar
roof
base member
roof carrier
support member
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Pending
Application number
JP3335498A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Shimizu
弘之 清水
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Seiko Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seiko Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seiko Kogyo Co Ltd filed Critical Seiko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時に発生する風切り音を抑制することが
できるルーフキャリヤを提供する。 【解決手段】 ルーフキャリヤ3は、実質的に平坦な上
面を有し自動車ルーフ1の幅方向へ延びるクロスバー4
と、ルーフ1の幅方向の両側縁部それぞれに取り付ける
ベース部材10と、ベース部材10に摺動可能に取り付
けてクロスバー4の端部を支える支持部材11とを備
え、ベース部材10と支持部材11とが、これら両部材
10、11のうちの一方に形成されてクロスバー4と交
差する方向へ弧を画く凸状曲面23Cと、両部材10、
11のうちの他方に形成されてクロスバー4と交差する
方向へ弧を画く凹状曲面20Aとにおいて摺動可能に係
合することにより、クロスバー4は、上面が水平面に対
して自動車の前後方向の少なくとも一方へ所要の傾斜角
度に調節可能につくられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のルーフに
取り付けるルーフキャリヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ルーフキャリヤを取り付けた自動車は、
キャリヤに荷物を積載しないで走行すると風切り音が発
生する。風切り音は、可聴周波数帯域でそれぞれ異なる
音圧レベルを示す複合音であり、速度の上昇に伴って徐
々に大きくなる。風切り音は、40km/h以上の速度
域で走行しているときに、特に耳障りな騒音として聞き
取られるために乗員の乗り心地を損ねる。風切り音の発
生の主な原因は、キャリヤのクロスバーに走行風が当た
ることによって、クロスバーの後方に空気層の激しい圧
力変化が生じることによる。
【0003】風切り音を抑制するキャリヤとして特開平
6−247212は、ルーフキャリヤの横棒の長手方向
に沿って大径部及び小径部を交互に形成し、自動車の走
行時に大径部及び小径部の下流側にそれぞれ発生する周
期性の異なったカルマン渦が相互に干渉する構成を開示
している。
【0004】特開平9−175279は、ルーフキャリ
ヤの外部に露出する棒状材の外表面部に、その長手方向
に沿う螺旋状の突起を設けた構成を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−2
47212及び特開平9−175279のルーフキャリ
ヤは、それぞれキャリヤの横棒及び棒状材に所定の形状
を形成しているため、横棒及び棒状材の製造工程が複雑
になる。キャリヤに荷物を積載する場合、これらの形状
が邪魔になり積載時の荷物の安定を損ねる原因にもな
る。
【0006】本発明は、前記開示されたキャリヤが有す
る諸問題を解決し、走行時に発生する風切り音を抑制す
ることができるルーフキャリヤの提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、実質的に平坦な上面を有し自動車ルーフの
幅方向へ延びるクロスバーと、前記ルーフの幅方向の両
側縁部それぞれに取り付けるベース部材と、前記ベース
部材に摺動可能に取り付けて前記クロスバーの端部を支
える支持部材とを備えた自動車用ルーフキャリヤを対象
とし、前記ベース部材と前記支持部材とが、これら両部
材のうちの一方に形成されて前記クロスバーと交差する
方向へ弧を画く凸状曲面と、前記両部材のうちの他方に
形成されて前記クロスバーと交差する方向へ弧を画く凹
状曲面とにおいて摺動可能に係合することにより、前記
クロスバーは、前記上面が水平面に対して自動車の前後
方向の少なくとも一方へ所要の傾斜角度に調節可能につ
くられていることを特徴とする。
【0008】本発明の実施の形態の一例としては、前記
上面の傾斜角度が、0°から30°の範囲で調節可能で
ある。
【0009】本発明の実施の形態の他の一例として、前
記ベース部材と前記支持部材とには、前記クロスバーの
傾斜角度を示す位置表示手段が設けられている。前記ベ
ース部材と前記支持部材とには、前記支持部材を所要の
摺動位置で仮止めすることができる手段が形成されてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係るルーフキャリヤ3を
添付の図に基づいて具体的に説明する。
【0011】図1は、自動車のルーフ1に取り付けたキ
ャリヤ3の部分省略図であり、図2は、脚部材5の斜視
図であって、クロスバー4とゴムシート13とを仮想線
で示してある。図3は、図2のA−A線部分断面図であ
り、クロスバー4を実線で示している。
【0012】図1に示すキャリヤ3は、ルーフ1の両側
縁部にそれぞれ取り付ける一対の脚部材5と、脚部材5
に各端部が支持されてルーフ1の幅方向へ延びるクロス
バー4とで構成し、ルーフ1の両側縁部の前後方向に延
びる溝部2を利用して、脚部材5をルーフ1に固定して
いる。クロスバー4は、幅方向の断面形状が矩形であ
り、その上面が自動車の前後方向において実質的に平坦
である。以下、説明を簡略化するために、自動車を前か
ら見たときのキャリヤ3の左側半分を取り上げる。
【0013】図2に示す脚部材5は、ルーフ1に当接す
るベース部材10と、仮想線で示すクロスバー4の端部
を支える支持部材11とで構成し、ベース部材10とル
ーフ1との間にはクッション用ゴムシート13が介在す
る。
【0014】ベース部材10は、ルーフ1の溝部2を跨
ぎ、溝部2の長手方向に延びる部材であって、長手方向
の中央部に位置する第1ボルト14とフック部材15と
で形成する当業者において周知の係止手段を有し、係止
手段を介して溝部2内の長手方向に沿って形成したフッ
ク状部16に係止している。
【0015】ベース部材10の各端部と中央部との間に
は、凸をなして延びるアーチ部17を設け、アーチ部1
7の間には、ベース部材10の幅方向中央に位置する連
結板18が延びている。アーチ部17の外面には、ほぼ
垂直に延びる一対の側壁19と、これら側壁19の間に
凹をなして延びる円筒状頂壁20を形成している。円筒
状頂壁20の上面は、クロスバー4と交差する方向へ弧
を画く凹状曲面20Aを形成し、その側面には、円筒状
頂壁20を側壁19の間において二分する中心位置に目
盛り21を刻設し、中心位置から左右に一定間隔をおい
てそれぞれ5個ずつの目盛り21を刻設してある。
【0016】支持部材11は、溝部2と直交する方向に
延びる挿通孔22を有するクロスバー挿通部材23と、
挿通部材23の底部に形成した上下方向に延びる左右一
対の透孔24に遊嵌するU字状のクロスバー押圧部材2
5とで形成し、第2ボルト27によって挿通部材23と
押圧部材25とをベース部材10の円筒状頂壁20に固
定している。
【0017】クロスバー挿通部材23の挿通孔22は、
クロスバー4の断面形状と同様の矩形の透孔であって、
頂部壁面22Aと、底部壁面22Bと、左右の側部壁面
22Cとによって画成している。挿通孔22に挿通した
クロスバー4は、挿通孔22の頂部壁面22Aと押圧部
材25とで挟圧し、脚部材5に固定した状態にある。ク
ロスバー挿通部材23の外面は、水平な頂面23Aと、
これにつながる左右の円筒状側面23Bと、円筒状側面
23Bの間に介在してクロスバー4と交差する方向へ弧
を画く凸状曲面を形成する円筒状底面23Cと、挿通孔
22の底部壁面22Bから円筒状底面23Cへ延びる前
部壁面23Dとを有する。前部壁面23Dには、円筒状
底面23Cを円筒状側面23Bの間において二分する中
心位置を示すための逆三角形状のマーク31を刻設して
ある。底部壁面22Bには、左右方向の中央に挿通孔2
2に沿って延びる角溝26と、角溝26の左右両側に挿
通孔22の底部壁面22Bから垂直に円筒状底面23C
まで延びる一対の角状透孔24とを有する。円筒状底面
23Cと円筒状側面23Bとの曲率半径は、ベース部材
10の円筒状頂壁20の曲率半径とほぼ同じである。支
持部材11を構成する押圧部材25は、ベース部材10
の円筒状頂壁20とほぼ同じ曲率半径を有する凸状に曲
がった底壁25Aと、底壁25Aから上方に延びる左右
一対の側壁25Bとを有し、これら側壁25Bには、上
端部どうしがそれぞれ離間する方向へ水平に延びる折曲
部25Cを形成している。底壁25Aのほぼ中央には、
第2ボルト挿通用透孔28がある。押圧部材25は、左
右の側壁25Bがクロスバー挿通孔22の下側から角状
透孔24に嵌入可能であり、嵌入すると折曲部25Cが
クロスバー挿通孔22にのぞく。
【0018】このクロスバー4は、挿通部材23の頂部
壁面22Aと押圧部材25の折曲部25Cとに挟圧さ
れ、脚部材5に対して固定された状態にある。押圧部材
25は、折曲部25Cがクロスバー4の下面に当接する
一方、底壁25Aがベース部材10の凹状曲面20Aに
当接しているから、ベース部材10と支持部材11のそ
れぞれの透孔29、30に挿通した第2ボルト27のナ
ットを締めると、クロスバー挿通部材23に押圧部材2
5を下方に移動させようとする力が作用し、挿通部材2
3と押圧部材25とでクロスバー4を挟持することがで
きる。
【0019】ベース部材10のボルト挿通用透孔29
は、円筒状頂壁20の周り方向に延びているから、矢印
Z−Z″に示す方向に挿通部材23と押圧部材25とを
摺動させることができる。これら部材23、25を摺動
させると支持部材11は、クロスバー4と直交して延び
る第2ボルト27の中心軸線を基準として所要の角度α
だけ揺動する。角度αは、中心軸線に対して±15°で
ある。
【0020】押圧部材25がクロスバー4とベース部材
10とに圧接したときに、クロスバー挿通部材23の円
筒状底面23Cがベース部材10に当接することがない
ように、挿通部材23と押圧部材25とクロスバー4と
の相対的な寸法が定められている。また、押圧部材25
の底壁25Aとベース部材10の円筒状頂壁20との当
接力により、挿通部材23を所要の揺動位置に固定する
ことができる。なお、図示はしていないが、凹状曲面2
0Aには、目盛り21に対応する位置にそれぞれ凸部ま
たは凹部のいずれかで形成する係合部を設け、円筒状底
面23Cには、マーク31に対応する位置に凹部または
凸部のいずれかで形成する被係合部を設けてもよい。マ
ーク31をそれぞれの目盛り21に合わせると、係合部
と被係合部とが嵌合し支持部材11を各目盛り21に対
応する位置に一時的に仮止めすることができる。
【0021】クロスバー4は、支持部材11の揺動に伴
って、自動車の前後方向の水平線50を基準として所要
の角度αで傾斜する。その角度αは、支持部材11の揺
動位置により、水平線50に対して0°から±15°の
範囲で調節可能である。なお、傾斜角度αは、ボルト挿
通孔29を円筒状頂壁20の周り方向に延長すること
で、0°から±30°の範囲まで拡大可能である。ベー
ス部材10の頂壁側面に刻設した目盛り21の1単位
は、クロスバー4が3°ずつ傾斜することを示してい
る。マーク31を目盛り21の中心位置に合わせると、
水平線50に対するクロスバー4の傾斜角度αは0°、
マーク31を両端位置にある目盛り21に合わせるとク
ロスバー4は、水平線50に対して±15°まで傾斜す
る。(比較例1)比較例1では、マーク31を目盛り2
1の中心位置に合わせ、水平線50に対するクロスバー
4の傾斜角度を0°とし、100km/hの速度で走行
した場合の音圧レベルを12.5Hz〜12.5KHz
の間で測定した。測定装置の位置は、自動車の室内の略
中央部に設置した。なお、キャリヤは、荷物が非積載状
態にある。
【0022】その結果、図4に示すように、315Hz
近辺で音圧レベルのピークをむかえる。315Hzでの
音圧レベルは、約71.9dBであった。傾斜角度が0
°のとき、クロスバー4の表面から剥離した空気の層
が、クロスバー4の後方で激しい圧力変化をもたらすも
のと推測され、不快な風切り音が発生した。 (比較例2)比較例2では、マーク31を目盛り21の
中心位置から左に1から3個移動させた位置にそれぞれ
合わせ、水平線50に対するクロスバー4の傾斜角度を
+3°、+6°及び+9°とし、比較例1と同一条件で
音圧レベルを測定した。その結果、図5〜図7に示すよ
うに、比較例1と同様に315Hz近辺で音圧レベルの
ピークをむかえるが、傾斜角度3°のときの音圧レベル
は、約61.3dB、傾斜角度6°のときの音圧レベル
は、約61.3dB、傾斜角度6°のときの音圧レベル
は、約60.8dBであった。このようにクロスバー4
をプラス側に傾斜させた場合、傾斜角度が0°のときと
比較して周波数315Hz近辺での音圧レベルを約10
dB減少させることができた。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るルーフキャリヤによれば、
キャリヤに荷物が非積載状態にある場合、クロスバーを
所要の角度で傾斜させることができるので、走行時の空
気層の圧力変化により発生する風切り音を抑制すること
ができるという効果を奏する。キャリヤに荷物を積載す
る場合、クロスバーの傾斜角度を0°にすることができ
るとともに、クロスバーに余計な形状を形成することも
ないので、積載時の障害になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフキャリヤの部分省略図。
【図2】脚部材の部分破断斜視図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】比較例1における音圧レベルと周波数との相関
関係を示すデータ図。
【図5】比較例2における音圧レベルと周波数との相関
関係を示すデータ図。
【図6】一例を示す図5と同様のデータ図。
【図7】他の一例を示す図5と同様のデータ図。
【符号の説明】
1 ルーフ 3 ルーフキャリヤ 4 クロスバー 10 ベース部材 11 支持部材 20A 凹状湾曲面 21 目盛り(位置表示手段) 23C 円筒状底面(凸状湾曲面) 31 マーク(位置表示手段) 50 水平線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に平坦な上面を有し自動車ルーフ
    の幅方向へ延びるクロスバーと、前記ルーフの幅方向の
    両側縁部それぞれに取り付けるベース部材と、前記ベー
    ス部材に摺動可能に取り付けて前記クロスバーの端部を
    支える支持部材とを備えた自動車用ルーフキャリヤにお
    いて、 前記ベース部材と前記支持部材とが、これら両部材のう
    ちの一方に形成されて前記クロスバーと交差する方向へ
    弧を画く凸状曲面と、前記両部材のうちの他方に形成さ
    れて前記クロスバーと交差する方向へ弧を画く凹状曲面
    とにおいて摺動可能に係合することにより、前記クロス
    バーは、前記上面が水平面に対して自動車の前後方向の
    少なくとも一方へ所要の傾斜角度に調節可能につくられ
    ていることを特徴とする前記ルーフキャリヤ。
  2. 【請求項2】 前記上面の傾斜角度が、0°から30°
    の範囲で調節可能である請求項1記載のルーフキャリ
    ヤ。
  3. 【請求項3】 前記ベース部材と前記支持部材とには、
    前記クロスバーの傾斜角度を示す位置表示手段が設けら
    れている請求項1または請求項2記載のルーフキャリ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記ベース部材と前記支持部材とには、
    前記支持部材を所要の摺動位置で仮止めすることができ
    る手段が形成されている請求項1ないし請求項3いずれ
    かに記載のルーフキャリヤ。
JP3335498A 1998-02-16 1998-02-16 自動車用ルーフキャリヤ Pending JPH11227531A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100369010B1 (ko) * 2000-11-23 2003-01-24 현대자동차주식회사 자동차의 루프 랙
KR100448503B1 (ko) * 2002-07-03 2004-09-13 기아자동차주식회사 루프 랙 사이드 바의 크로스바 고정홀 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030318