JPH11227620A - 電動油圧パワーステアリング装置 - Google Patents
電動油圧パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH11227620A JPH11227620A JP10035686A JP3568698A JPH11227620A JP H11227620 A JPH11227620 A JP H11227620A JP 10035686 A JP10035686 A JP 10035686A JP 3568698 A JP3568698 A JP 3568698A JP H11227620 A JPH11227620 A JP H11227620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- current
- rotation speed
- steering
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両に新たなセンサを追加する必要がなく、
しかも、ハンドルの操舵フィーリングを向上させ得る電
動油圧パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 電動モータ21により油圧ポンプ22を
駆動し、この油圧ポンプ22が発生する油圧によりパワ
ーアシストを行う電動油圧パワーステアリング装置にお
いて、ハンドル11の操作トルクに応じて変化する電動
モータ21の電流を検知し、該電動モータ21を、検知
された電流に対応して予め設定された所望の回転数に制
御するようにした。
しかも、ハンドルの操舵フィーリングを向上させ得る電
動油圧パワーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 電動モータ21により油圧ポンプ22を
駆動し、この油圧ポンプ22が発生する油圧によりパワ
ーアシストを行う電動油圧パワーステアリング装置にお
いて、ハンドル11の操作トルクに応じて変化する電動
モータ21の電流を検知し、該電動モータ21を、検知
された電流に対応して予め設定された所望の回転数に制
御するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータにより
駆動される油圧ポンプを油圧源としてパワーアシストを
行う電動油圧パワーステアリング装置に関する。
駆動される油圧ポンプを油圧源としてパワーアシストを
行う電動油圧パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車(車両)では、ハンドル操
作を軽快にするため油圧式のパワーステアリング装置を
装備することが広く実施されている。これは走行用エン
ジンを駆動源とした油圧ポンプを作動し、ハンドルの操
作に従って、圧力油を制御バルブ及びシリンダに供給し
てアシスト力を発生している。
作を軽快にするため油圧式のパワーステアリング装置を
装備することが広く実施されている。これは走行用エン
ジンを駆動源とした油圧ポンプを作動し、ハンドルの操
作に従って、圧力油を制御バルブ及びシリンダに供給し
てアシスト力を発生している。
【0003】近年、エネルギー消費を減らすため自動車
に搭載したバッテリを電源とする電動モータにより油圧
ポンプを作動し、この油圧ポンプが発生した圧力油を制
御バルブ及びシリンダに供給してアシスト力を発生する
パワーステアリング装置いわゆる電動油圧パワーステア
リング装置が提案されている。
に搭載したバッテリを電源とする電動モータにより油圧
ポンプを作動し、この油圧ポンプが発生した圧力油を制
御バルブ及びシリンダに供給してアシスト力を発生する
パワーステアリング装置いわゆる電動油圧パワーステア
リング装置が提案されている。
【0004】電動油圧パワーステアリング装置の第1の
従来例は、例えば特開平05−278629号公報に開
示されているように、車両に車速を検知する車速センサ
及びハンドル角を検知するハンドル角センサを装備して
いる。そして、走行状態に応じて例えば車速が10Km
/h以下の極低速域においてはポンプ停止モードを設定
してモータを停止している。また、その他の領域におい
てはポンプ運転モードを設定し、ハンドルが操作されて
いないときはモータ及びポンプを停止し、ハンドルが操
作されて制御部から所定信号レベル(電圧)をもつ起動
の制御信号(指令電圧)が出力されると、これと同期し
てモータを起動させ、油圧ポンプの発生する圧油により
パワーアシストを行うようにしている。
従来例は、例えば特開平05−278629号公報に開
示されているように、車両に車速を検知する車速センサ
及びハンドル角を検知するハンドル角センサを装備して
いる。そして、走行状態に応じて例えば車速が10Km
/h以下の極低速域においてはポンプ停止モードを設定
してモータを停止している。また、その他の領域におい
てはポンプ運転モードを設定し、ハンドルが操作されて
いないときはモータ及びポンプを停止し、ハンドルが操
作されて制御部から所定信号レベル(電圧)をもつ起動
の制御信号(指令電圧)が出力されると、これと同期し
てモータを起動させ、油圧ポンプの発生する圧油により
パワーアシストを行うようにしている。
【0005】また、電動油圧パワーステアリング装置の
第2の従来例は、例えば特開平08−183467号公
報に開示されている。これは、走行中は常にモータ及び
油圧ポンプを運転させているものである。すなわち、ハ
ンドルが操作されていないときには、モータの印加電圧
を低く設定してエネルギー消費を押え、ハンドルが操作
されて作動油圧が上昇して負荷が増大すると、モータ電
流も増加する。そこで、モータ電流が所定の値に達する
と、モータの印加電圧をステップ状に増加してモータ出
力を増加させるようにしている。
第2の従来例は、例えば特開平08−183467号公
報に開示されている。これは、走行中は常にモータ及び
油圧ポンプを運転させているものである。すなわち、ハ
ンドルが操作されていないときには、モータの印加電圧
を低く設定してエネルギー消費を押え、ハンドルが操作
されて作動油圧が上昇して負荷が増大すると、モータ電
流も増加する。そこで、モータ電流が所定の値に達する
と、モータの印加電圧をステップ状に増加してモータ出
力を増加させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1の従来例に
おいては、制御信号としてハンドルの操舵角を用いる構
成であるので、車両に操舵角センサを取り付ける必要が
あり、コストアップになるという問題がある。さらに、
制御信号に応じてモータをオンーオフ制御するので、モ
ータの起動・停止時に圧力油の流量が急変するので、ア
シスト力が急変してハンドルの操舵フィーリングが悪く
なるという問題がある。
おいては、制御信号としてハンドルの操舵角を用いる構
成であるので、車両に操舵角センサを取り付ける必要が
あり、コストアップになるという問題がある。さらに、
制御信号に応じてモータをオンーオフ制御するので、モ
ータの起動・停止時に圧力油の流量が急変するので、ア
シスト力が急変してハンドルの操舵フィーリングが悪く
なるという問題がある。
【0007】また、第2の従来例においては、モータへ
の印加電圧目標値がステップ状に制御されるので、印加
電圧の切り替わり時に、第1の従来例と同様に、圧力油
の流量が急変するのでアシスト力の変化が大きく、ハン
ドルの操舵フィーリングが悪くなるという問題がある。
の印加電圧目標値がステップ状に制御されるので、印加
電圧の切り替わり時に、第1の従来例と同様に、圧力油
の流量が急変するのでアシスト力の変化が大きく、ハン
ドルの操舵フィーリングが悪くなるという問題がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、車両に新たなセンサを追加する必要
がなく、しかも、ハンドルの操舵フィーリングを向上さ
せ得る電動油圧パワーステアリング装置を提供するにあ
る。
ので、その目的は、車両に新たなセンサを追加する必要
がなく、しかも、ハンドルの操舵フィーリングを向上さ
せ得る電動油圧パワーステアリング装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、電動モータ21によ
り油圧ポンプ22を駆動し、この油圧ポンプ22が発生
する油圧によりパワーアシストを行う電動油圧パワース
テアリング装置において、ハンドル11の操作トルクに
応じて変化する電動モータ21の電流を検知し、該電動
モータ21を、検知された電流に対応して予め設定され
た所望の回転数に制御するようにしたところに特徴を有
する。
に本発明が採った手段は、実施例で使用する符号を付し
て説明すると、請求項1の発明は、電動モータ21によ
り油圧ポンプ22を駆動し、この油圧ポンプ22が発生
する油圧によりパワーアシストを行う電動油圧パワース
テアリング装置において、ハンドル11の操作トルクに
応じて変化する電動モータ21の電流を検知し、該電動
モータ21を、検知された電流に対応して予め設定され
た所望の回転数に制御するようにしたところに特徴を有
する。
【0010】請求項2の電動モータ21の回転数は、電
動モータ21の電流が小なる場合の最小回転数及び電動
モータの電流21が大なる場合の最大回転数が設定され
ており、電動モータ21の電流が中間の部分において
は、電流が増加するに従って最小回転数から最大回転数
に向けて連続的に増加するところに特徴を有する。
動モータ21の電流が小なる場合の最小回転数及び電動
モータの電流21が大なる場合の最大回転数が設定され
ており、電動モータ21の電流が中間の部分において
は、電流が増加するに従って最小回転数から最大回転数
に向けて連続的に増加するところに特徴を有する。
【0011】請求項3の電動モータ21の最大回転数及
び最小回転数は、車両の速度に応じて異なる値に設定さ
れているところに特徴を有する。
び最小回転数は、車両の速度に応じて異なる値に設定さ
れているところに特徴を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の請求項1,2に係
る第1の実施例につき図1〜図4を参照して説明する。
先ず、図1に示す、ハンドル11、パワーステアリング
(PS)ギヤ12、制御バルブ13及びシリンダ14
は、油圧式パワーステアリング装置で使用されている周
知の構成のものである。
る第1の実施例につき図1〜図4を参照して説明する。
先ず、図1に示す、ハンドル11、パワーステアリング
(PS)ギヤ12、制御バルブ13及びシリンダ14
は、油圧式パワーステアリング装置で使用されている周
知の構成のものである。
【0013】ポンプユニット20は、バッテリ15によ
り駆動される電動モータ21、この電動モータ21によ
り駆動される油圧ポンプ22及びオイルタンク23から
構成されており、電動モータ21には回転数を検知する
回転センサ24が取付けられている。油圧ポンプ22は
オイルタンク23から油を吸い上げ、圧力油を制御バル
ブ13に供給している。また、ポンプユニット20と制
御バルブ13及び制御バルブ13とシリンダ14との間
はパイプ16で連結されており、シリンダ14から排出
された油はオイルタンク23へ返還されて貯留される。
り駆動される電動モータ21、この電動モータ21によ
り駆動される油圧ポンプ22及びオイルタンク23から
構成されており、電動モータ21には回転数を検知する
回転センサ24が取付けられている。油圧ポンプ22は
オイルタンク23から油を吸い上げ、圧力油を制御バル
ブ13に供給している。また、ポンプユニット20と制
御バルブ13及び制御バルブ13とシリンダ14との間
はパイプ16で連結されており、シリンダ14から排出
された油はオイルタンク23へ返還されて貯留される。
【0014】ECU30は、電動モータ21を制御する
もので、電動モータ21の電流を検知する電流検出部3
1、電流検出部31の出力信号に基づいて電動モータ2
1の目標回転数を決定し、所望の回転数にするための印
加電圧または等価のPWMデューティを演算する演算部
32、演算部32で演算されたデータに基づいた印加電
圧または等価のPWMデューティを電動モータ21に入
力して、電動モータ21の回転数を所望の回転数に制御
するモータドライバ33とから構成されている。尚、電
流検出部31には、高周波成分(変動成分)をカットす
るフィルタ(図示せず)が設けられている。
もので、電動モータ21の電流を検知する電流検出部3
1、電流検出部31の出力信号に基づいて電動モータ2
1の目標回転数を決定し、所望の回転数にするための印
加電圧または等価のPWMデューティを演算する演算部
32、演算部32で演算されたデータに基づいた印加電
圧または等価のPWMデューティを電動モータ21に入
力して、電動モータ21の回転数を所望の回転数に制御
するモータドライバ33とから構成されている。尚、電
流検出部31には、高周波成分(変動成分)をカットす
るフィルタ(図示せず)が設けられている。
【0015】つぎに、操舵トルクとPS圧との関係につ
いて説明する。ハンドル11を操作すると、制御バルブ
13の絞り面積は操舵トルクに応じて一義的に決まる。
制御バルブ13の面積が絞られると、PS圧が増大す
る。操舵トルクとPS圧力の関係は、供給される油の流
量Qの大小に応じて図2に複数本の点線で示すように変
化する。上記第1の実施例においては、それぞれのPS
圧において、流量をQminからQmax間の適宜の値に選択
して、図2に実線で示す「操舵トルクーPS圧」特性線
25を設定し、良好な操舵フィーリングを得ている。
いて説明する。ハンドル11を操作すると、制御バルブ
13の絞り面積は操舵トルクに応じて一義的に決まる。
制御バルブ13の面積が絞られると、PS圧が増大す
る。操舵トルクとPS圧力の関係は、供給される油の流
量Qの大小に応じて図2に複数本の点線で示すように変
化する。上記第1の実施例においては、それぞれのPS
圧において、流量をQminからQmax間の適宜の値に選択
して、図2に実線で示す「操舵トルクーPS圧」特性線
25を設定し、良好な操舵フィーリングを得ている。
【0016】この第1の実施例においては、油圧ポンプ
22の吐出圧力油を制御バルブ13に供給しているの
で、PS圧力=ポンプ吐出圧となる。ポンプ吐出圧は、
モータトルクに比例し、また、モータトルクは図3に示
すようにモータ電流と比例関係にあるので、モータ電流
からPS圧力を推定することができる。
22の吐出圧力油を制御バルブ13に供給しているの
で、PS圧力=ポンプ吐出圧となる。ポンプ吐出圧は、
モータトルクに比例し、また、モータトルクは図3に示
すようにモータ電流と比例関係にあるので、モータ電流
からPS圧力を推定することができる。
【0017】また、モータトルクが同じであっても、印
加電圧をV1からV2に増加させれば、回転数はN1から
N2に増加させることができる。流量Qは、電動モータ
21の回転数に比例する。従って、印加電圧を調整して
回転数を管理すれば、流量Qを的確に管理できて、ひい
てはアシスト力を管理することができる。この場合、モ
ータ電流は変化しない。
加電圧をV1からV2に増加させれば、回転数はN1から
N2に増加させることができる。流量Qは、電動モータ
21の回転数に比例する。従って、印加電圧を調整して
回転数を管理すれば、流量Qを的確に管理できて、ひい
てはアシスト力を管理することができる。この場合、モ
ータ電流は変化しない。
【0018】つぎに、図4を参照して演算部32及びモ
ータドライバ33の作用について説明する。 (1)ハンドル11を操作すると、操舵角の増加に応じ
て操舵トルクが徐々に増加する。この操舵トルクの変化
に応じてPS圧も変化し、また、モータ電流も変化す
る。この電動モータ21の電流Iは電流検出部31で検
知され(STEP10)、
ータドライバ33の作用について説明する。 (1)ハンドル11を操作すると、操舵角の増加に応じ
て操舵トルクが徐々に増加する。この操舵トルクの変化
に応じてPS圧も変化し、また、モータ電流も変化す
る。この電動モータ21の電流Iは電流検出部31で検
知され(STEP10)、
【0019】(2)STEP11において、I>Imax
であるかを検出される。No,即ちI<Imaxであると
きは、STEP12において、特性線26から電流Iに
対応する回転数Nが選定される。この特性線26は、電
動モータ21の電流Iに対応する回転数Nの関係を設定
したもので、この回転数Nを制御することにより図2に
実線で示す「操舵トルクーPS圧」特性線25を得るこ
とができる。
であるかを検出される。No,即ちI<Imaxであると
きは、STEP12において、特性線26から電流Iに
対応する回転数Nが選定される。この特性線26は、電
動モータ21の電流Iに対応する回転数Nの関係を設定
したもので、この回転数Nを制御することにより図2に
実線で示す「操舵トルクーPS圧」特性線25を得るこ
とができる。
【0020】この特性線26は、モータ電流Iが小なる
場合は最小回転数Nminに設定され、モータ電流Iが大
なる場合は最大回転数Nmaxに設定されている。また、
モータ電流Iが中間部分においては、電流が増加するに
従って最小回転数Nminから最大回転数Nmaxに向けて連
続的に増加する。
場合は最小回転数Nminに設定され、モータ電流Iが大
なる場合は最大回転数Nmaxに設定されている。また、
モータ電流Iが中間部分においては、電流が増加するに
従って最小回転数Nminから最大回転数Nmaxに向けて連
続的に増加する。
【0021】(3)目標回転数Nが選定されると、回転
センサ24により電動モータ21の実回転数が検知さ
れ、これがフィードバックされて印加電圧Vを調節し
て、電動モータ21を目標回転数Nに制御する(STE
P13)。従って、油圧ポンプ22も回転数Nに制御さ
れて所望の流量Qが供給され、これに対応したアシスト
トルクがハンドル11に付加される。
センサ24により電動モータ21の実回転数が検知さ
れ、これがフィードバックされて印加電圧Vを調節し
て、電動モータ21を目標回転数Nに制御する(STE
P13)。従って、油圧ポンプ22も回転数Nに制御さ
れて所望の流量Qが供給され、これに対応したアシスト
トルクがハンドル11に付加される。
【0022】(4)STEP11において、Yes即ち
I>ImaxであるときはSTEP14において、過電流
処理される。即ち、検知された電流はI=Imaxとして
処理される。また、I>Imaxの状態が継続される場合
は、電動モータ21をオフして過負荷状態を回避するこ
ともできる。
I>ImaxであるときはSTEP14において、過電流
処理される。即ち、検知された電流はI=Imaxとして
処理される。また、I>Imaxの状態が継続される場合
は、電動モータ21をオフして過負荷状態を回避するこ
ともできる。
【0023】上記第1の実施例によれば、つぎの効果を
奏する。 1,操舵トルクに応じて変化する電動モータ21の電流
Iを検知して、電動モータ21を所定の回転数Nに制御
するので、圧力油の流量Qを的確に管理でき、理想的な
操舵のアシストトルク特性を得ることができる。 2,流量を左右する電動モータ21の回転数を連続的に
変化させるので、第1、第2の従来例のような流量の急
変はなく、良好な操舵フィーリングを得ることができ
る。
奏する。 1,操舵トルクに応じて変化する電動モータ21の電流
Iを検知して、電動モータ21を所定の回転数Nに制御
するので、圧力油の流量Qを的確に管理でき、理想的な
操舵のアシストトルク特性を得ることができる。 2,流量を左右する電動モータ21の回転数を連続的に
変化させるので、第1、第2の従来例のような流量の急
変はなく、良好な操舵フィーリングを得ることができ
る。
【0024】3,電動モータ21の電流を検知して、回
転数を制御するので、操舵角センサ等の新たなセンサを
設ける必要がなく、また、電動モータ21の過電流を防
止できる。 4,図2に示すように、PS圧の低い領域で流量を少な
くしているので、車両が直進時(ハンドルが操舵されて
いない)には油圧ポンプ22の仕事量(圧力X流量)が
減少し、損失を減らすことができる。
転数を制御するので、操舵角センサ等の新たなセンサを
設ける必要がなく、また、電動モータ21の過電流を防
止できる。 4,図2に示すように、PS圧の低い領域で流量を少な
くしているので、車両が直進時(ハンドルが操舵されて
いない)には油圧ポンプ22の仕事量(圧力X流量)が
減少し、損失を減らすことができる。
【0025】図5は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例との相違は回転センサ24を使用しな
い点にある。この第2の実施例においては、図4に示す
STEP12において目標回転数Nが選定されると、検
出したモータ電流I及び目標回転数Nより図3から必要
な電圧Vまたは等価のPWMデューティが算出される。
そして、この電圧Vまたは等価のPWMデューティを電
動モータ21に印加すれば、電動モータ21は目標回転
数Nに制御できる(STEP13)。
で、第1の実施例との相違は回転センサ24を使用しな
い点にある。この第2の実施例においては、図4に示す
STEP12において目標回転数Nが選定されると、検
出したモータ電流I及び目標回転数Nより図3から必要
な電圧Vまたは等価のPWMデューティが算出される。
そして、この電圧Vまたは等価のPWMデューティを電
動モータ21に印加すれば、電動モータ21は目標回転
数Nに制御できる(STEP13)。
【0026】図6は、本発明の請求項3に係る第3の実
施例を示す。この第3の実施例は車速に応じて操舵特性
を変化させるものである。この車速は、図示はしないが
殆どの車両に装備されている車速センサにより検出され
る。
施例を示す。この第3の実施例は車速に応じて操舵特性
を変化させるものである。この車速は、図示はしないが
殆どの車両に装備されている車速センサにより検出され
る。
【0027】(1)まず、STEP21において、車速
を検出すると、 (2)STEP22において、車速に応じたモータ回転
数の上限Nmax及び下限Nminが選択される。 (3)つぎに、STEP23にて、制御パラメータI
1,I2,I3,I4が設定される。これらI1,I2,I
3,I4は車速に応じて変化される。
を検出すると、 (2)STEP22において、車速に応じたモータ回転
数の上限Nmax及び下限Nminが選択される。 (3)つぎに、STEP23にて、制御パラメータI
1,I2,I3,I4が設定される。これらI1,I2,I
3,I4は車速に応じて変化される。
【0028】(4)STEP24において、電動モータ
21の電流Iを電流検出部31で検知する。 (5)この電動モータ21の電流Iは、STEP25に
おいて、I>Imaxであるかどうか比較される。
21の電流Iを電流検出部31で検知する。 (5)この電動モータ21の電流Iは、STEP25に
おいて、I>Imaxであるかどうか比較される。
【0029】(6)No即ちI<Imaxであるときは、
STEP26において電流Iに対応する目標回転数Nを
選定する。電流に対する回転数指令値は、非線形となる
ため、第2の実施例においては、回転数を複数の範囲N
1,N2,N3,N4に分割してその間を線形補完してい
る。また、前記した電流I1,I2,I3,I4は、回転数
N1,N2,N3,N4に対応している。また、車速に応じ
てモータ電流に対するモータ回転数指令値(Ni/I
i)を変更することにより即ちSTEP26における特
性線26の傾斜を点線で示すように変えて、より良い操
舵特性を得ることができる。
STEP26において電流Iに対応する目標回転数Nを
選定する。電流に対する回転数指令値は、非線形となる
ため、第2の実施例においては、回転数を複数の範囲N
1,N2,N3,N4に分割してその間を線形補完してい
る。また、前記した電流I1,I2,I3,I4は、回転数
N1,N2,N3,N4に対応している。また、車速に応じ
てモータ電流に対するモータ回転数指令値(Ni/I
i)を変更することにより即ちSTEP26における特
性線26の傾斜を点線で示すように変えて、より良い操
舵特性を得ることができる。
【0030】(7)STEP26において電流Iに対応
する回転数Nが選定されると、STEP27において次
の処理が行われる。即ち、N<Nminの場合には、N=
Nminとする。Nmax>N>Nminの場合には、Nがその
まま投入される。N>Nmaxの場合には、N=Nmaxとす
る。
する回転数Nが選定されると、STEP27において次
の処理が行われる。即ち、N<Nminの場合には、N=
Nminとする。Nmax>N>Nminの場合には、Nがその
まま投入される。N>Nmaxの場合には、N=Nmaxとす
る。
【0031】(8)目標回転数Nが選定されると、回転
センサ24により電動モータ21の実回転数が検知さ
れ、これがフィードバックされて印加電圧Vを調節し
て、電動モータ21を目標回転数Nに制御する(STE
P28)。従って、油圧ポンプ22も回転数Nに制御さ
れて所望の流量Qが供給され、これに対応したアシスト
トルクがハンドル11に付加される。
センサ24により電動モータ21の実回転数が検知さ
れ、これがフィードバックされて印加電圧Vを調節し
て、電動モータ21を目標回転数Nに制御する(STE
P28)。従って、油圧ポンプ22も回転数Nに制御さ
れて所望の流量Qが供給され、これに対応したアシスト
トルクがハンドル11に付加される。
【0032】(9)STEP25において、I>Imax
であるときはSTEP29において、過電流処理され
る。即ち、検知された電流はI=Imaxとして処理され
る。また、I>Imaxの状態が継続される場合は、電動
モータ21をオフして過負荷状態を回避することもでき
る。
であるときはSTEP29において、過電流処理され
る。即ち、検知された電流はI=Imaxとして処理され
る。また、I>Imaxの状態が継続される場合は、電動
モータ21をオフして過負荷状態を回避することもでき
る。
【0033】上記第3の実施例においては、車速に応じ
て電動モータ21の最大回転数及び最小回転数を異なる
値に設定したので、全ての走行速度で第1の実施例と同
様の効果を奏することができる。
て電動モータ21の最大回転数及び最小回転数を異なる
値に設定したので、全ての走行速度で第1の実施例と同
様の効果を奏することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、電動モータにより油
圧ポンプを駆動し、この油圧ポンプが発生する油圧によ
りパワーアシストを行う電動油圧パワーステアリング装
置において、ハンドルの操作トルクに応じて変化する電
動モータの電流を検知し、該電動モータの回転数を、検
知された電流に対応して予め設定された所望の回転数に
制御するようにしたので、車両に新たなセンサを追加す
る必要がなく、しかも、アシストトルクを連続的に変化
させて、ハンドルの操舵フィーリングを向上させ得ると
いう優れた効果を奏するものである。
圧ポンプを駆動し、この油圧ポンプが発生する油圧によ
りパワーアシストを行う電動油圧パワーステアリング装
置において、ハンドルの操作トルクに応じて変化する電
動モータの電流を検知し、該電動モータの回転数を、検
知された電流に対応して予め設定された所望の回転数に
制御するようにしたので、車両に新たなセンサを追加す
る必要がなく、しかも、アシストトルクを連続的に変化
させて、ハンドルの操舵フィーリングを向上させ得ると
いう優れた効果を奏するものである。
【0035】請求項2における、電動モータの回転数
は、電動モータの電流が小なる場合の最小回転数及び電
動モータの電流が大なる場合の最大回転数が設定されて
おり、電動モータの電流が中間の部分においては、電流
が増加するに従って最小回転数から最大回転数に向けて
連続的に増加するようにしたので、操作トルクの小さい
直進付近において、ポンプの吐出量を小さくしてエネル
ギー損失を減らし、又、操作トルクの大きい時におい
て、アシスト力を最大にすることができる。また、電動
モータ21の過電流を防止でき、しかも、アシストトル
クを連続的に変化させて、ハンドルの操舵フィーリング
を向上させ得るという優れた効果を奏するものである。
は、電動モータの電流が小なる場合の最小回転数及び電
動モータの電流が大なる場合の最大回転数が設定されて
おり、電動モータの電流が中間の部分においては、電流
が増加するに従って最小回転数から最大回転数に向けて
連続的に増加するようにしたので、操作トルクの小さい
直進付近において、ポンプの吐出量を小さくしてエネル
ギー損失を減らし、又、操作トルクの大きい時におい
て、アシスト力を最大にすることができる。また、電動
モータ21の過電流を防止でき、しかも、アシストトル
クを連続的に変化させて、ハンドルの操舵フィーリング
を向上させ得るという優れた効果を奏するものである。
【0036】請求項3における電動モータの最大回転数
及び最小回転数は、車両の速度に応じて異なる値に設定
されているので、車速が異なる場合においてもハンドル
の操舵フィーリングを向上させ得るという優れた効果を
奏するものである。
及び最小回転数は、車両の速度に応じて異なる値に設定
されているので、車速が異なる場合においてもハンドル
の操舵フィーリングを向上させ得るという優れた効果を
奏するものである。
【図1】 本発明の第1の実施例の概略的な構成を示す
図である。
図である。
【図2】 操作トルクとPS圧との関係を示す図であ
る。
る。
【図3】 電動モータの特性図である。
【図4】 制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施例の概略的な構成を示す
図である。
図である。
【図6】 第3の実施例の制御動作を示すフローチャー
トである。
トである。
11 ハンドル 12 パワーステアリングギヤ 13 制御バルブ 14 シリンダ 15 バッテリ 20 ポンプユニット 21 電動モータ 22 油圧ポンプ 24 回転センサ 25 操舵トルクとPS圧間の特性線 26 モータ電流と回転数間の特性線 30 ECU 31 電流検出部 32 演算部 33 モータドライバ
Claims (3)
- 【請求項1】 電動モータにより油圧ポンプを駆動し、
この油圧ポンプが発生する油圧によりパワーアシストを
行う電動油圧パワーステアリング装置において、 ハンドルの操作トルクに応じて変化する電動モータの電
流を検知し、該電動モータを、検知された電流に対応し
て予め設定された所望の回転数に制御するようにしたこ
とを特徴とする電動油圧パワーステアリング装置。 - 【請求項2】 前記電動モータの回転数は、電動モータ
の電流が小なる場合の最小回転数及び電動モータの電流
が大なる場合の最大回転数が設定されており、電動モー
タの電流が中間の部分においては、電流が増加するに従
って最小回転数から最大回転数に向けて連続的に増加す
ることを特徴とする請求項1記載の電動油圧パワーステ
アリング装置。 - 【請求項3】 前記電動モータの最大回転数及び最小回
転数は、車両の速度に応じて異なる値に設定されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の電動油圧パワ
ーステアリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035686A JPH11227620A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電動油圧パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035686A JPH11227620A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電動油圧パワーステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11227620A true JPH11227620A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12448790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10035686A Pending JPH11227620A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 電動油圧パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11227620A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1544078A1 (fr) * | 2003-12-18 | 2005-06-22 | Hydroperfect International Hpi | Système d'assistance de direction électronydraulique pour véhicule automobile |
| JP2016193699A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 電動油圧パワーステアリング装置および荷役車両 |
| JP2016193700A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 電動油圧パワーステアリング装置および荷役車両 |
| KR102888522B1 (ko) * | 2025-08-12 | 2025-11-24 | 주식회사 이에스피 | 주행 안전 대응 dc 모터 토크 제어 기반 차량 조향 제어 장치 |
| US12590432B2 (en) | 2021-09-29 | 2026-03-31 | Hamm Ag | Soil processing machine and method for operating a soil processing machine |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP10035686A patent/JPH11227620A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1544078A1 (fr) * | 2003-12-18 | 2005-06-22 | Hydroperfect International Hpi | Système d'assistance de direction électronydraulique pour véhicule automobile |
| FR2864000A1 (fr) * | 2003-12-18 | 2005-06-24 | Hydroperfect Internat | Systeme d'assistance de direction electro-hydraulique pour vehicule automobile |
| US7303044B2 (en) | 2003-12-18 | 2007-12-04 | Hydroperfect International | Electro-hydraulic power steering assist system for an automobile |
| JP2016193699A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 電動油圧パワーステアリング装置および荷役車両 |
| JP2016193700A (ja) * | 2015-04-02 | 2016-11-17 | ニチユ三菱フォークリフト株式会社 | 電動油圧パワーステアリング装置および荷役車両 |
| US12590432B2 (en) | 2021-09-29 | 2026-03-31 | Hamm Ag | Soil processing machine and method for operating a soil processing machine |
| KR102888522B1 (ko) * | 2025-08-12 | 2025-11-24 | 주식회사 이에스피 | 주행 안전 대응 dc 모터 토크 제어 기반 차량 조향 제어 장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3463267B2 (ja) | 電動車両 | |
| JP3976225B2 (ja) | 前後輪駆動車両の制御装置 | |
| EP0962378A2 (en) | Method for controlling an electro-hydraulic power assist steering system | |
| JPH10215504A (ja) | 電気自動車用制御装置 | |
| US6101435A (en) | Method for compensating a power assist steering system control signal | |
| JP2010133469A (ja) | 作業車両 | |
| JP2007182859A (ja) | 作業車両のエンジン制御装置 | |
| JP3842904B2 (ja) | バッテリ車両の走行モータ制御装置 | |
| JP4691134B2 (ja) | Hst式油圧走行車両の制御装置 | |
| JP4230493B2 (ja) | 電気駆動ダンプトラックの駆動システム | |
| JPH11227620A (ja) | 電動油圧パワーステアリング装置 | |
| JPH11255134A (ja) | 電動油圧パワーステアリング装置 | |
| JPH1073033A (ja) | 車両の駆動力制御装置 | |
| US6260356B1 (en) | Control method and apparatus for an electro-hydraulic power assisted steering system | |
| JP2005088666A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JPH0690507A (ja) | 電動車両 | |
| JP3183121B2 (ja) | 電気自動車 | |
| JP5996282B2 (ja) | モータ搭載自動車の駆動力制御装置 | |
| JP5263181B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| GB2576480A (en) | Control system and method | |
| JP2004314909A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP4582376B2 (ja) | 電動パワーステアリング制御装置 | |
| JP2004168166A (ja) | 舵角比可変式操舵装置 | |
| JP3732416B2 (ja) | 電気車用制御装置 | |
| JP2001088726A (ja) | 電動式パワーステアリングの制御方法 |