JPH11227797A - 合成樹脂製袋 - Google Patents

合成樹脂製袋

Info

Publication number
JPH11227797A
JPH11227797A JP2744598A JP2744598A JPH11227797A JP H11227797 A JPH11227797 A JP H11227797A JP 2744598 A JP2744598 A JP 2744598A JP 2744598 A JP2744598 A JP 2744598A JP H11227797 A JPH11227797 A JP H11227797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
forming
bag body
portions
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2744598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Tani
可成 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRANOYA BUSSAN KK
Original Assignee
HIRANOYA BUSSAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIRANOYA BUSSAN KK filed Critical HIRANOYA BUSSAN KK
Priority to JP2744598A priority Critical patent/JPH11227797A/ja
Publication of JPH11227797A publication Critical patent/JPH11227797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋本体の収容空間内へ収容物を充填する作業
や取出す作業をきわめてスムーズに行なえるようにする
こと。 【解決手段】 袋前後面形成用シート体の左右側縁部
は、それぞれ上端部に上下方向に略垂直に伸延する略垂
直伸延部を形成し、各略垂直伸延部の下端より外側下方
へ向けて伸延する外側下方伸延部を形成して、一方の略
垂直伸延部より外方へ耳部を形成し、同耳部を切欠して
摘み片を設け、同摘み片を切断糸の一端と連結して、同
切断糸と摘み片と一体的に剥離可能に形成し、耳部の外
側端は、収容物を収容しない扁平状態の袋本体の外側下
端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも内方に位置
し、かつ、収容物を充填した状態の袋本体の外側下端よ
り垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも外方に位置すべ
く大き目に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂製袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、切断糸を用いて容易に開封可能な
合成樹脂製袋の一形態として、図13及び図14に記載
したものがある。
【0003】すなわち、かかる合成樹脂製袋Bは、両図
に示すように、二枚の合成樹脂フィルム50,51 の周縁部
を熱融着して周縁シール部52を形成すると共に、内部に
収納空間53を形成する袋本体54と、袋本体54の一側内側
面に、開封位置に沿って熱融着し、両端を、周縁シール
部52の対応部分52a,52b に挾着状態に熱融着した切断糸
55と、袋本体54の周縁シール部52の一側対応部分52a を
切り、切断糸55の一端と一体的に剥離可能に形成した摘
み片56(U字状のスリット56a と長溝56b とからなる)
とから実質的に構成されている。
【0004】そして、かかる合成樹脂製袋の開封に際し
ては、摘み片56を指で摘み、図14に示すように、開封
線57に沿って引っ張ることによって、切断糸55によって
合成樹脂フィルム50を切り裂くことによって容易に開封
することができる。
【0005】しかし、かかる合成樹脂製袋は、未だ、以
下の解決すべき課題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図13に示
すように、通常、かかる合成樹脂製袋Bにおける周縁シ
ール部52は、全周にわたって熱融着幅を等しくしている
が、摘み片56を設けた部分については、同部分における
強度を確保するため、周縁シール部52と収納空間53との
境界線58を内部に入り込ませる必要がある。
【0007】従って、袋本体54を、鋏等で、切断糸55の
直上方をなす下層切断線に沿って切断した後、切断開口
より充填物を取り出す際、切断開口の幅が、袋本体54の
他の部分の幅よりも狭いため、収容物を取り出すことが
困難であった。同様に、収容物を内部に充填する操作も
困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、略
矩形状に形成した前後一対の袋前後面形成用シート体
と、両シート体の下端部間に介在させ、かつ、前後中心
線を稜線とする山形状に折曲して形成した袋底部形成用
シート体とからなり、袋前後面形成用シート体の左右側
縁部同士を、その間に袋底部形成用シート体の左右側縁
部を介在させたまま熱融着して左右側縁シール部を形成
し、袋前後面形成用シート体の上端縁部同士を熱融着し
て上端縁シール部を形成し、袋前後面形成用シート体の
下端縁部を、それぞれ袋底部形成用シート体の前後下端
縁部と熱融着して前後下端縁シール部を形成し、かつ、
袋前後面形成用シート体の下端部の左右側部と袋底部形
成用シート体の左右側部とを左右対称に斜め方向に熱融
着して形成した袋本体と、袋本体の上部をなす袋前面形
成用シート体の内側面に、開封線に沿って熱融着すると
共に、その両端を袋本体の左右側縁シール部の対応部分
に挾着状態に熱融着した切断糸とを具備する合成樹脂製
袋であって、袋前後面形成用シート体の左右側縁部は、
それぞれ上端部に上下方向に略垂直に伸延する略垂直伸
延部を形成し、各略垂直伸延部の下端より外側下方へ向
けて伸延する外側下方伸延部を形成して、一方の略垂直
伸延部より外方へ耳部を形成し、同耳部を切欠して摘み
片を設け、同摘み片を前記切断糸の一端と連結して、同
切断糸と摘み片と一体的に剥離可能に形成し、耳片の外
側端は、収容物を収容しない扁平状態の袋本体の外側下
端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも内方に位置
し、かつ、収容物を充填した状態の袋本体の外側下端よ
り垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも外方に位置すべ
く大き目に形成したことを特徴とする合成樹脂製袋を提
供せんとするものである。
【0009】また、本発明は、摘み片は、耳部と、同耳
部の外側端から間隔を置いて内方に位置する略C字状の
切欠スリットと、同切欠スリットに近接する位置で、か
つ、切断糸と交差させて形成した開口部とを具備し、開
口部は、袋本体の略垂直伸延部の外側縁よりも外方に配
置して、同外側縁上に開口部の内側中央部に形成した内
側先細り端を配置したことにも特徴を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0011】すなわち、本発明に係る合成樹脂製袋は、
基本的構造として、略矩形状に形成した前後一対の袋前
後面形成用シート体と、両シート体の下端部間に介在さ
せ、かつ、前後中心線を稜線とする山形状に折曲して形
成した袋底部形成用シート体とからなり、袋前後面形成
用シート体の左右側縁部同士を、その間に袋底部形成用
シート体の左右側縁部を介在させたまま熱融着して左右
側縁シール部を形成し、袋前後面形成用シート体の上端
縁部同士を熱融着して上端縁シール部を形成し、袋前後
面形成用シート体の下端縁部を、それぞれ袋底部形成用
シート体の前後下端縁部と熱融着して前後下端縁シール
部を形成し、かつ、袋前後面形成用シート体の下端部の
左右側部と袋底部形成用シート体の左右側部とを左右対
称に斜め方向に熱融着して形成した袋本体と、袋本体の
上部をなす袋前面形成用シート体の内側面に、開封線に
沿って熱融着すると共に、その両端を袋本体の左右側縁
シール部の対応部分に挾着状態に熱融着した切断糸とを
具備している。
【0012】そして、特徴的構造として、袋前後面形成
用シート体の左右側縁部は、それぞれ上端部に上下方向
に略垂直に伸延する略垂直伸延部を形成し、各略垂直伸
延部の下端より外側下方へ向けて伸延する外側下方伸延
部を形成して、一方の略垂直伸延部より外方へ耳部を形
成し、同耳部を切欠して摘み片を設け、同摘み片を前記
切断糸の一端と連結して、同切断糸と摘み片と一体的に
剥離可能に形成し、耳部の外側端は、収容物を収容しな
い扁平状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上げた
仮想垂直線よりも内方に位置し、かつ、収容物を充填し
た状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上げた仮想
垂直線よりも外方に位置すべく大き目に形成している。
【0013】このようにして、袋本体の収容空間内へ収
容物を充填する作業や取出す作業をきわめてスムーズに
行なうことができる。
【0014】しかも、耳部を大き目に形成しているため
に、同耳部に形成する摘み片も大きく形成することがで
きて、同摘み片を楽に摘んで簡単に切断糸を引張って開
封することができる。
【0015】この際、大き目に形成した耳部の外側端
は、扁平状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上げ
た仮想垂直線よりも内方に位置させているために、袋製
造時の切れ端を可及的に少なくして、効率良く安価に合
成樹脂袋を製造することができる。
【0016】また、摘み片は、耳部と、同耳部の外側端
から間隔を置いて内方に位置する略C字状の切欠スリッ
トと、同切欠スリットに近接する位置で、かつ、切断糸
と交差させて形成した開口部とを具備し、開口部は、袋
本体の略垂直伸延部の外側縁よりも外方に配置して、同
外側縁上に開口部の内側中央部に形成した内側先細り端
を配置している。
【0017】このようにして、袋本体の側縁シール部の
左右幅を上下方向全域にわたって略均一に保つことがで
きて、袋本体内の密封性を良好に確保することができ
る。
【0018】しかも、摘み片を開口部側へ引張すること
により、切欠スリットを介して摘み片を耳部より容易に
切離すことができると共に、同摘み片に連結した切断糸
を開口部の内側先細り端に係合させ、同係合状態にて切
断糸を引張することにより袋本体を楽に開封することが
できる。
【0019】この際、摘み片は、前記のように大きく形
成しているために、例えば、作業用手袋を着用している
場合にも摘み易く、切断糸の引張操作も確実に行なえ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0021】図1から図9において、10は、実質的に、
二枚の略矩形状の袋前後面形成用シート体11,12 の全周
縁部と、両シート体11,12 の下端部間に介在させ、か
つ、前後中心線を稜線とする山形状に折曲して形成した
一枚の袋底部形成用シート体13の全周縁部とを、熱融着
等によって密封状態にシールした合成樹脂からなる袋本
体であり、図1、図8及び図9に示すように、充填状態
で、その内部に、乾燥果実や、その他の収容物Fを収容
するための収容空間14を形成している。
【0022】また、同袋本体10は、図1、図3及び図5
に示すように、切断糸15を、袋本体10の上部をなす直筒
部10c の袋前面形成用シート体11の内側上方に熱融着し
ている。かかる切断糸15は袋本体10を横断する方向に伸
延し、その両端は、袋本体10の左右側縁シール部22,23
の外側端で終了する。
【0023】さらに、切断糸15の一端には摘み片17が連
結されており、同摘み片17を摘み、切断糸15とともに引
っ張ることによって、袋前面形成用シール体11を切り裂
いて袋本体10の上部を開封することができる。
【0024】また、図1及び図2に示すように、袋本体
10は、切断糸15の下方に、同切断糸15と平行に伸延する
密封ファスナー18を具備している。
【0025】かかる密封ファスナー18は、図4及び図5
に示すように、略C字形状断面の長尺の雌部材19を、袋
前面形成用シール体11の内面に溶着すると共に、袋後面
形成用シール体12の内面に、同雌部材19の嵌合溝20と着
脱自在に嵌合する長尺の嵌合凸条21を設けることによっ
て形成している。
【0026】かかる構成によって、切断糸15で袋本体10
の上部を切断し、嵌合溝20と嵌合凸条21との密封嵌合を
解除して収容物Fを一部取出した後、再度、嵌合溝20と
嵌合凸条21とを密封嵌合させることによって、収容物F
が湿気るのを防止して、収容物Fの鮮度を可及的に長く
保持することができる。
【0027】本発明は、上記した構成を有する合成樹脂
製袋Aにおいて、袋本体10に設けた耳部37の形状に特徴
を有する。
【0028】すなわち、袋本体10を構成する袋前後面形
成用シート体11,12 の左右側縁部は、図2に示すよう
に、それぞれ上端部に上下方向に略垂直に伸延する略垂
直伸延部10a,10a を形成し、各略垂直伸延部10a,10a の
下端より外側下方へ向けて伸延する外側下方伸延部10b,
10b を形成している。
【0029】そして、左方の略垂直伸延部10a より外方
へ耳部37を形成し、同耳部37を切欠して摘み片17を設
け、同摘み片17を前記切断糸15の一端と連結して、同切
断糸15と摘み片17と一体的に剥離可能に形成し、耳部37
の外側端は、収容物Fを収容しない扁平状態の袋本体10
の外側下端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線Pよりも
内方に位置し、かつ、収容物Fを充填した状態の袋本体
10の外側下端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線Pより
も外方に位置すべく大き目に形成している。
【0030】このようにして、耳部37を大き目に形成し
ているために、同耳部37に形成する摘み片17も大きく形
成することができて、同摘み片17を楽に摘んで簡単に切
断糸15を引張って開封することができる。
【0031】この際、大き目に形成した耳部37の外側端
は、扁平状態の袋本体10の外側下端より垂直上方へ立上
げた仮想垂直線Pよりも内方に位置させているために、
合成樹脂製シートを切断して袋本体10を製造する際に、
切れ端を可及的に少なくすることができて、効率良く安
価に合成樹脂製袋Aを製造することができる。
【0032】摘み片17は、実質的には、左側縁シール部
22の端縁より外方に突出した半円状の耳部37と、同耳部
37の外側端から間隔を置いて内側に位置する略C字形状
の切欠スリット38と、切欠スリット38の隣り合った部分
で、かつ、左側縁シール部22に近接した位置にある開口
部39とから形成している。
【0033】上記切欠スリット38は、左側縁シール部22
の横側外側端から間隔を置いて設けた円形カット38a
と、切断糸15の上下側に対称的に設けた一対のサイドカ
ット38b,38c とから形成している。
【0034】サイドカット38b,38c の内側端は、摘み片
17を引いた時に開口部39とうまくつながるように真っ直
ぐか、もしくは、切断糸15の方に傾斜している。
【0035】開口部39は、図12に詳しく示すように、
左側縁シール部22の外側と、切欠スリット38のサイドカ
ット38b,38c の内側端との間で切断糸15を横断してい
る。また、切断糸15は、かかる開口部39の中心部分を通
過する。
【0036】開口部39は、切断糸15に対して横断する長
さL1 を有し、これは、切欠スリット38のサイドカット
38b,38c の両内側端の間の距離Dより大きく、従って、
摘み片17を上方に引っ張った時に、サイドカット38b,38
c の内側端は正確に開口部39に確実に到達することがで
きる。
【0037】更に、開口部39は、左側縁シール部22の外
側に近接し、かつ、切断糸15上に設けた内側先細り端39
a を有している。この内側先細り端39a は、左側縁シー
ル部22の外側端縁上に配置しており、袋本体10の内側へ
向かって開口端から測って、切断糸15に対して90°以下
の角度である。上記構成により、切断糸15を常に開口部
39の線上を案内することができる。切断糸15の端部は、
摘み片17に接続されていて、この端部は、周縁シール部
22の袋前後面形成用シート体11, 12の間に挟着されてい
る。
【0038】このようにして、袋本体10の左側縁シール
部22の左右幅を上下方向全域にわたって略均一に保つこ
とができて、袋本体10内の密封性を良好に確保すること
ができる。
【0039】しかも、摘み片17を開口部39側へ引張する
ことにより、切欠スリット38を介して摘み片17を耳部37
より容易に切離すことができると共に、同摘み片17に連
結した切断糸15を開口部39の内側先細り端39a に係合さ
せ、同係合状態にて切断糸15を引張することにより袋本
体10を楽に開封することができる。
【0040】この際、摘み片17は、前記のように大きく
形成しているために、例えば、作業用手袋を着用してい
る場合にも摘み易く、切断糸15の引張操作も確実に行な
える。
【0041】そして、袋本体10は、かかる1組の略台形
形状を有する袋前後面形成用シート体11,12 を重ね合わ
せるとともに、下端部間に、山形状に折り曲げた袋底部
形成用シート体13を挿入し、同袋前後面形成用シート体
11,12 の周縁同士を、下端縁を除いて、熱融着して、左
右側縁シール部22,23 及び上端縁シール部24を形成する
と共に、袋前後面形成用シート体11,12 の下端縁を、袋
底部形成用シート体13の対応する下端縁と熱融着して、
一対の下端縁シール部25,26 を形成している。なお、後
述するように、逆台形山形形状の袋底部形成用シート体
13を矩形偏平形状に拡開するため、下端縁シール部25,2
6 同士は一体的には熱溶着されていない。
【0042】また、左右縁シール部22,23 の下端縁22a,
23a から、折り畳まれた状態の袋底部形成用シート体13
の高さHだけ上方をなす部分と、下端縁シール部25,26
の両側縁部25a,25b,26a,26b から上記高さHと略等しい
量だけ内側をなす部分とを結んだ線に沿って、袋前後面
形成用シート体11, 12の下端部と、袋底部形成用シート
体13の対応する下端部とが熱融着されており、斜切シー
ル部27,28,29,30 を形成している。なお、後述するよう
に、逆台形山形形状の袋底部形成用シート体13を矩形偏
平形状に拡開するため、斜切シール部27,28 及び29,30
同士は、下端縁シール部25,26 同士と同様に熱融着され
ていない。
【0043】なお、袋前後面形成用シート体11,12 及び
袋底部形成用シート体13は、好ましくは、図4に示すよ
うに、それぞれ、所要数の合成樹脂フィルムを積層して
製造するものであり、これらの袋前後面形成用シート体
11,12 及び袋底部形成用シート体13の周縁を、ヒートシ
ールバー等を用いて加圧状態で熱融着することによっ
て、内部に、密封状態の収容空間14を形成した袋本体10
ができる。
【0044】なお、図2において、bは、各シール部2
2,23,24と収容空間14との境界線を示す。
【0045】袋本体10は、上述した構成を有するので、
図2〜図4に示すように、収容空間14内に収容物Fを未
だ充填していない状態では、合成樹脂製袋Aは、偏平な
側面形状ないし側面断面形状を有するとともに、上端か
ら下部に向けて漸次テーパ状に幅を拡開した台形正面形
状を有することになる。
【0046】一方、内部に収容物Fを充填した際には、
山形状に折り畳んでいた袋底部形成用シート体13が、図
1及び図9に示すように、前後方向に拡開して、矩形形
状の平坦面を形成するとともに、図7及び図8に示すよ
うに、十分な広さの収容空間14を袋本体10の内部に形成
することになり、収容空間14内に十分な量の収容物Fを
充填することができる。
【0047】また、かかる袋本体10は、図1及び図9に
示すように、袋底部形成用シート体13は、充填状態で、
前後方向に拡開して十分な広さの矩形形状の棚等当接面
積を確保できるので、自立状態で棚等の載置することが
でき、収納・陳列に便利である。
【0048】さらに、袋本体10内に収容物Fを一定量充
填した場合は、図1に示すように、袋底部形成用シート
体13が前後方向に拡開して山形形状から平坦形状になる
のみならず、袋前後面形成用シート体11,12 も、収容物
Fが充填されていない上部を除いて、前後方向に、中央
部を中心として膨出することになり、その結果、図1、
図5及び図6に示すように、収容物Fを充填していない
上部の幅はそのまま維持されるのに対して、収容物Fを
充填したその他の部分の幅は狭くなる。
【0049】しかし、上述したように、本発明では、合
成樹脂製袋Aは、未充填状態、即ち、側面が偏平な状態
では、図2に示す正面視において、上端から下端にかけ
て漸次、その幅をテーパ状に拡開しているので、袋本体
10内に収容物Fを充填した際、袋本体10に収容物Fを充
填した部分の幅が狭くなっても、図1及び図4に示すよ
うに、狭くなった部分の幅は、上部の幅と略等しくなる
だけであり、上部の幅より極端に狭くなることはない。
【0050】従って、棚等に載置した場合、極めて安定
した状態で載置できることになる。そのため、合成樹脂
製袋Aの棚等への載置作業又は取出作業において、合成
樹脂製袋Aの上部のみが、隣接する合成樹脂製袋Aの上
部のみと接触するのを防止でき、その左右側縁全長にわ
たって当接させることができ、合成樹脂製袋Aの転倒事
故を確実に防止することができる。
【0051】また、図1に示すように、本発明に係る合
成樹脂製袋Aは、視覚的にも、購買者に安定した印象を
与え、購買意欲を促進することになる。
【0052】さらに、棚等に隣接状態に載置した合成樹
脂製袋A同士は、その左右側縁全長にわたって密接状態
に当接させることができるので、隣接する合成樹脂製袋
Aの側面間には無駄な空間が生じることがなく、棚等の
単位長さの面積上に載置可能な合成樹脂製袋Aの数が多
くすることができる。
【0053】特に、本実施例では、斜切シール部27,28,
29,30 の寸法関係を以下の値に設定している。
【0054】すなわち、袋本体10の上部内側開口の幅W
1 と、斜切シール部27,29 (28,30)の下端間の幅W2
と、斜切シール部27,29 (28,30) の上端間の幅W3 との
関係を、W2 <W1 <W3 としている。
【0055】合成樹脂製袋Aの幅関係をこのように設定
することによって、収容物Fを袋本体10内に充填した
際、図1や図5に示すように、合成樹脂製袋Aの形状
を、安定した箱形形状とすることができる。
【0056】ところで、本実施例では、収容物Fを袋本
体10内に充填した際、図1、図5、図8及び図9に示す
ように、それぞれ斜切シール部27,28 及び29,30 間に挟
まれる部分が二等辺三角形状の垂直壁13a,13b を形成す
ることになる。
【0057】しかし、本実施例では、左右側縁シール部
22,23 の下端部22b,23b の両側をなす袋前後面形成用シ
ート体11,12 の下端部分がスカート部31,32 を形成し、
同スカート部31,32 が上記した垂直壁13a,13b を隠蔽す
るので、合成樹脂製袋Aの外観を損なうことはない。ま
た、同スカート部31,32 にも、所望の印刷を施すことが
できる。
【0058】さらに、図10に示すように、スカート部
31,32 の一部を構成する左右側縁シール部22,23 の下端
部22b,23b と、下端縁シール部25,26 の両側縁部25a,26
a,25b,26b との間に、以下の関係を持たせている。
【0059】すなわち、左右側縁シール部22,23 の下端
部22b,23b は、図10に示すように、袋本体10は、収容
物Fが充填されていない状態では、一定のテーパ角度α
を有するが、同じテーパ角度αを下端縁シール部25,26
の両側縁部25a,26a,25b,26bにも持たせ
ており、左右側縁シール部22,23 の下端部22b,23
b と、下端縁シール部25, 26の両側縁部25a,26a,25b,26
b とのなす角βを略90°としている。
【0060】従って、袋本体10は、収容物Fが充填した
状態では、図1及び図5に示すように、左右側縁シール
部22,23 の下端部22b,23b は、袋本体10を支持する棚等
の載置面に対して垂直になるが、同時に、下端縁シール
部25, 26の両側縁部25a,26a,25b,26b 及びスカート部3
1,32 の下縁部も全て棚等の載置面に当接することにな
り、合成樹脂製袋Aを棚等状に安定状態かつ美麗に支持
することができる。
【0061】上記した実施例におけるその他の構成上の
特徴について、以下説明する。
【0062】図11に示すように、本実施例では、切断
糸15は三層の同心円構造となっていて、中心糸34と、中
間接着剤層35と、外側熱溶着層36とから成る。外側熱溶
着層36は、中間接着剤層35によって中心糸34に固着され
ている。
【0063】そして、中心糸34は、ポリエステルで製造
するのが好ましく、また、円形断面を持つものが好まし
い。しかし、中心糸34は、楕円、多角形等の断面とする
こともでき、或いは、その外側表面にスプラインをつけ
ることもできる。
【0064】中間接着剤層35は、中心糸34をネオプレン
で被覆することにより形成される。しかし、中間接着剤
層35は、エポキシポリアミドでできたニトリルゴムとす
ることも可能である。
【0065】外側熱溶着層36は、ポリプロピレンで製造
するのが好ましく、中間接着剤層35と同心円となるよう
に形成される。しかし、外側熱溶着層36は、ポリプロピ
レン又は、ポリエチレンとポリプロピレンの共重合体で
製造することが可能である。かかる三層構造を具備する
切断糸15は、外側熱溶着層36を全体にわたって溶着する
ことにより、袋本体10の袋後面形成用シール体12の内面
に固着することができる。
【0066】しかし、切断糸15は、必ずしも三層構造で
ある必要はなく、単層構造のものを用いることもでき
る。
【0067】さらに、本実施例では、摘み片17は、図1
2に示すように、その周縁に袋本体10と異なった色のカ
ラーマークM1 を具備するとともに、その内部に、摘み
片表示部M2 を有している。そして、摘み片表示部M2
には、「TAB 」の表示がされている。
【0068】カラーマークM1 は、袋本体10の色とはっ
きりしたコントラストをなすものであれば、どのような
色でもよい。
【0069】上記カラーマークM1 及び摘み片表示部M
2 を設けたことにより、摘み片17の位置を容易に視認す
ることができ、そして、摘み片17の引っ張り方向もしく
は切断糸15の切欠方向も容易にわかるので、切欠作業を
容易に且つスムーズに行うことができる。
【0070】さらに、図12に示すように、摘み片17
を、左側縁シール部22の外側端縁より外方に突出した半
円状の耳部37に設けるようにしたので、各シール部22,2
3,24と収容空間14との境界線bを、袋本体10の上部にお
いて、内側に膨出することなく、全長にわたってストレ
ートにすることができ、袋本体10の収容空間14への収容
物Fの充填作業や取出作業をスムーズに行うことができ
る。
【0071】なお、本発明における合成樹脂製袋Aは自
動製造ラインに載せて製造することができるが、この場
合、袋本体10を構成する台形形状の袋前後面形成用シー
ト体11,12 の側縁の形成は、通常のカッターによる他、
打抜加工によっても行うことができる。打抜加工とした
場合は、屈曲自在な薄刃を用いるので、同側縁を、直線
状のみならず、任意の曲線状とすることができ、合成樹
脂製袋Aの全体形状を、安定性を確保しながら需要者の
嗜好にあった形状とすることができる。
【0072】
【効果】本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0073】 請求項1記載の本発明では、袋前後面
形成用シート体の左右側縁部は、それぞれ上端部に上下
方向に略垂直に伸延する略垂直伸延部を形成し、各略垂
直伸延部の下端より外側下方へ向けて伸延する外側下方
伸延部を形成して、一方の略垂直伸延部より外方へ耳部
を形成し、同耳部を切欠して摘み片を設け、同摘み片を
前記切断糸の一端と連結して、同切断糸と摘み片と一体
的に剥離可能に形成し、耳部の外側端は、収容物を収容
しない扁平状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上
げた仮想垂直線よりも内方に位置し、かつ、収容物を充
填した状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上げた
仮想垂直線よりも外方に位置すべく大き目に形成してい
るために、袋本体の収容空間内へ収容物を充填する作業
や取出す作業をきわめてスムーズに行なうことができ
る。
【0074】しかも、耳部を大き目に形成しているため
に、同耳部に形成する摘み片も大きく形成することがで
きて、同摘み片を楽に摘んで簡単に切断糸を引張って開
封することができる。
【0075】この際、大き目に形成した耳部の外側端
は、扁平状態の袋本体の外側下端より垂直上方へ立上げ
た仮想垂直線よりも内方に位置させているために、袋製
造時の切れ端を可及的に少なくして、効率良く安価に合
成樹脂製袋を製造することができる。
【0076】 請求項2記載の本発明では、摘み片
は、耳部と、同耳部の外側端から間隔を置いて内方に位
置する略C字状の切欠スリットと、同切欠スリットに近
接する位置で、かつ、切断糸と交差させて形成した開口
部とを具備し、開口部は、袋本体の略垂直伸延部の外側
縁よりも外方に配置して、同外側縁上に開口部の内側中
央部に形成した内側先細り端を配置しているために、袋
本体の側縁シール部の左右幅を上下方向全域にわたって
略均一に保つことができて、袋本体内の密封性を良好に
確保することができる。
【0077】しかも、摘み片を開口部側へ引張すること
により、切欠スリットを介して摘み片を耳部より容易に
切離すことができると共に、同摘み片に連結した切断糸
を開口部の内側先細り端に係合させ、同係合状態にて切
断糸を引張することにより袋本体を楽に開封することが
できる。
【0078】この際、摘み片は、前記のように大きく
形成しているために、例えば、作業用手袋を着用してい
る場合にも摘み易く、切断糸の引張操作も確実に行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合成樹脂製袋の収納状態における
斜視図。
【図2】同合成樹脂製袋の未充填状態における正面図。
【図3】同合成樹脂製袋の側面図。
【図4】図2のI-I 線拡大断面図。
【図5】同合成樹脂製袋の充填状態における正面図。
【図6】同合成樹脂製袋の側面図。
【図7】同合成樹脂製袋の断面側面図。
【図8】図6のII-II 線断面図。
【図9】同合成樹脂製袋の底面図。
【図10】袋本体の下部の拡大正面説明図。
【図11】切断糸の断面図。
【図12】摘み片形成部の拡大正面図。
【図13】従来の合成樹脂製袋の正面図。
【図14】同合成樹脂製袋の斜視図。
【符号の説明】
A 合成樹脂製袋 10 袋本体 11 袋前面形成用シール体 12 袋後面形成用シール体 13 袋底部形成用シール体 15 切断糸 17 摘み片 22 左側縁シール部 23 右側縁シール部 24 上端縁シール部 25 下端縁シール部 37 耳部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状に形成した前後一対の袋前後面
    形成用シート体と、両シート体の下端部間に介在させ、
    かつ、前後中心線を稜線とする山形状に折曲して形成し
    た袋底部形成用シート体とからなり、 袋前後面形成用シート体の左右側縁部同士を、その間に
    袋底部形成用シート体の左右側縁部を介在させたまま熱
    融着して左右側縁シール部を形成し、袋前後面形成用シ
    ート体の上端縁部同士を熱融着して上端縁シール部を形
    成し、袋前後面形成用シート体の下端縁部を、それぞれ
    袋底部形成用シート体の前後下端縁部と熱融着して前後
    下端縁シール部を形成し、かつ、袋前後面形成用シート
    体の下端部の左右側部と袋底部形成用シート体の左右側
    部とを左右対称に斜め方向に熱融着して形成した袋本体
    と、 袋本体の上部をなす袋前面形成用シート体の内側面に、
    開封線に沿って熱融着すると共に、その両端を袋本体の
    左右側縁シール部の対応部分に挾着状態に熱融着した切
    断糸とを具備する合成樹脂製袋であって、 袋前後面形成用シート体の左右側縁部は、それぞれ上端
    部に上下方向に略垂直に伸延する略垂直伸延部を形成
    し、各略垂直伸延部の下端より外側下方へ向けて伸延す
    る外側下方伸延部を形成して、 一方の略垂直伸延部より外方へ耳部を形成し、同耳部を
    切欠して摘み片を設け、同摘み片を前記切断糸の一端と
    連結して、同切断糸と摘み片と一体的に剥離可能に形成
    し、 耳部の外側端は、収容物を収容しない扁平状態の袋本体
    の外側下端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも内
    方に位置し、かつ、収容物を充填した状態の袋本体の外
    側下端より垂直上方へ立上げた仮想垂直線よりも外方に
    位置すべく大き目に形成したことを特徴とする合成樹脂
    製袋。
  2. 【請求項2】 摘み片は、耳部と、同耳部の外側端から
    間隔を置いて内方に位置する略C字状の切欠スリット
    と、同切欠スリットに近接する位置で、かつ、切断糸と
    交差させて形成した開口部とを具備し、 開口部は、袋本体の略垂直伸延部の外側縁よりも外方に
    配置して、同外側縁上に開口部の内側中央部に形成した
    内側先細り端を配置したことを特徴とする請求項1記載
    の合成樹脂製袋。
JP2744598A 1998-02-09 1998-02-09 合成樹脂製袋 Pending JPH11227797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2744598A JPH11227797A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 合成樹脂製袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2744598A JPH11227797A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 合成樹脂製袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11227797A true JPH11227797A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12221324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2744598A Pending JPH11227797A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 合成樹脂製袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11227797A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120427A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Dainippon Printing Co Ltd ユニバーサルデザインパウチ
WO2009101970A1 (ja) * 2008-02-13 2009-08-20 Hiranoya-Bussan Co., Ltd. 合成樹脂製袋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120427A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Dainippon Printing Co Ltd ユニバーサルデザインパウチ
WO2009101970A1 (ja) * 2008-02-13 2009-08-20 Hiranoya-Bussan Co., Ltd. 合成樹脂製袋
JP2009214934A (ja) * 2008-02-13 2009-09-24 Hiranoya Bussan:Kk 合成樹脂製袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3410142B2 (ja) 開封容易とした自立可能な合成樹脂製袋
JP5443310B2 (ja) 包装用袋
US4927028A (en) Package having a tear-open strip
JPH05305956A (ja) テープ貼りジッパー袋
JP2596556Y2 (ja) 開封容易な合成樹脂製袋
JPH0776354A (ja) 易開封テープ貼り密封袋
JPH05147660A (ja) 易開封性包装袋用フイルムおよび易開封性包装袋
JP6406609B2 (ja) 包装袋
JP2586693Y2 (ja) 自立可能な合成樹脂製袋
JP4139507B2 (ja) 包装用容器
JPS644688Y2 (ja)
JPH07255819A (ja) 薬剤包装用の薬包紙
JPH0811897A (ja) 自立型合成樹脂製袋
JP2001315797A (ja) サイドガゼット付き袋及びその製造方法
JP3340671B2 (ja) ヘッダー付き商品包装体の製造方法
JP3232044U (ja) 食品包装用袋
JPS5933788Y2 (ja) 包装用シ−ル袋
JP4554270B2 (ja) 水切り機能を有する包装袋及び包装体
JP5584059B2 (ja) 包装袋
JP3292695B2 (ja) サンドイッチ包装用袋及びサンドイッチ包装用袋の製造方法
JP2005138845A (ja) 包装袋
JP2007008500A (ja) スライドファスナー付きスタンディングパウチとその作製方法
JPH0245174Y2 (ja)
JPS5974064A (ja) 包装用袋の製造方法
JPH0920347A (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041228

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061205