JPH1122786A - 軽負荷動力伝達用歯付ベルト - Google Patents
軽負荷動力伝達用歯付ベルトInfo
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- JPH1122786A JPH1122786A JP18915797A JP18915797A JPH1122786A JP H1122786 A JPH1122786 A JP H1122786A JP 18915797 A JP18915797 A JP 18915797A JP 18915797 A JP18915797 A JP 18915797A JP H1122786 A JPH1122786 A JP H1122786A
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- Japan
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- belt
- power transmission
- load power
- light
- toothed belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 合成樹脂材料のみから成る一体成形品として
構成された軽負荷動力伝達用歯付ベルトであって、大量
生産及び低コスト生産に適しかつ所定の強度を一定時間
内にわたって維持し得るようになった軽負荷動力伝達用
歯付ベルトを提供する。 【解決手段】 軽負荷動力伝達用歯付ベルト28は軽負
荷の動力を伝達するために用いられしかもポリアミド樹
脂材料から一体成形されたベルト本体から成る。ポリア
ミド樹脂材料の曲げ弾性率は約5000ないし約9800 kfg/c
m2の範囲内とされる。
構成された軽負荷動力伝達用歯付ベルトであって、大量
生産及び低コスト生産に適しかつ所定の強度を一定時間
内にわたって維持し得るようになった軽負荷動力伝達用
歯付ベルトを提供する。 【解決手段】 軽負荷動力伝達用歯付ベルト28は軽負
荷の動力を伝達するために用いられしかもポリアミド樹
脂材料から一体成形されたベルト本体から成る。ポリア
ミド樹脂材料の曲げ弾性率は約5000ないし約9800 kfg/c
m2の範囲内とされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽負荷動力伝達用歯
付ベルトに関し、一層詳しくは合成樹脂材料のみから成
る一体成形品として構成された軽負荷動力伝達用歯付ベ
ルトであって、特にミニ四輪駆動車等の玩具車両に動力
伝達用ベルトとして好適に利用し得る軽負荷動力伝達用
歯付ベルトに関する。
付ベルトに関し、一層詳しくは合成樹脂材料のみから成
る一体成形品として構成された軽負荷動力伝達用歯付ベ
ルトであって、特にミニ四輪駆動車等の玩具車両に動力
伝達用ベルトとして好適に利用し得る軽負荷動力伝達用
歯付ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ミニ四輪駆動車等では、電動モー
タの回転駆動力を四輪に伝達するために歯車列が一般的
に利用されている。そのような歯車列はミニ四輪駆動車
のシャーシに比較的コンパクトに収まり、電動モータか
ら回転駆動力を四輪に確実に伝達し得るという利点を有
する。しかしその反面、歯車列による回転駆動力の伝達
に対する幾つかの不利点も指摘されている。即ち、四輪
の駆動のために歯車列の構成部品点数が多くなり、その
組立に時間が掛かりコスト高になるという点、また歯車
列の可動構成部品も多いために回転動力の伝達ロスが比
較的大きいという点等が従来の歯車列の不利点として挙
げられる。そこで、従来の歯車列に代わるものとして、
動力伝達用歯付ベルトを用いるミニ四輪駆動車も知られ
ている。このような動力伝達用歯付ベルトは動力伝達系
を軽量化し得るだけでなく上述の歯車列に比べて回転動
力の伝達ロスも小さいという点で優れたものである。
タの回転駆動力を四輪に伝達するために歯車列が一般的
に利用されている。そのような歯車列はミニ四輪駆動車
のシャーシに比較的コンパクトに収まり、電動モータか
ら回転駆動力を四輪に確実に伝達し得るという利点を有
する。しかしその反面、歯車列による回転駆動力の伝達
に対する幾つかの不利点も指摘されている。即ち、四輪
の駆動のために歯車列の構成部品点数が多くなり、その
組立に時間が掛かりコスト高になるという点、また歯車
列の可動構成部品も多いために回転動力の伝達ロスが比
較的大きいという点等が従来の歯車列の不利点として挙
げられる。そこで、従来の歯車列に代わるものとして、
動力伝達用歯付ベルトを用いるミニ四輪駆動車も知られ
ている。このような動力伝達用歯付ベルトは動力伝達系
を軽量化し得るだけでなく上述の歯車列に比べて回転動
力の伝達ロスも小さいという点で優れたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
動力伝達用歯付ベルトは複合ゴム材料から形成され、そ
の製造工程が比較的複雑で生産性が悪いということが問
題点として指摘されている。即ち、未加硫の配合ゴム材
料からベルト本体を成形する際に該ベルト本体中には適
当な繊維から形成された心線がベルトの周囲方向に螺旋
状に巻回されなければならず、その後ベルト本体を加硫
する等の工程が伴い、軽負荷動力伝達用歯付ベルトであ
ったとしても、その製造工程は単純なものではない。
動力伝達用歯付ベルトは複合ゴム材料から形成され、そ
の製造工程が比較的複雑で生産性が悪いということが問
題点として指摘されている。即ち、未加硫の配合ゴム材
料からベルト本体を成形する際に該ベルト本体中には適
当な繊維から形成された心線がベルトの周囲方向に螺旋
状に巻回されなければならず、その後ベルト本体を加硫
する等の工程が伴い、軽負荷動力伝達用歯付ベルトであ
ったとしても、その製造工程は単純なものではない。
【0004】また、従来の動力伝達用歯付ベルトにあっ
ては、特に高速駆動時にそこに埋め込まれた螺旋状の心
線のためにベルト本体が歯付プーリの一方の側に片寄
り、そのベルト本体の側面が磨耗されて心線の繊維がほ
つれて可動部に絡み付くということも問題点として指摘
されている。
ては、特に高速駆動時にそこに埋め込まれた螺旋状の心
線のためにベルト本体が歯付プーリの一方の側に片寄
り、そのベルト本体の側面が磨耗されて心線の繊維がほ
つれて可動部に絡み付くということも問題点として指摘
されている。
【0005】従って、本発明の目的は合成樹脂材料のみ
から成る一体成形品として構成された軽負荷動力伝達用
歯付ベルトであって、大量生産及び低コスト生産に適し
かつ所定の強度を一定時間内にわたって維持し得るよう
になった軽負荷動力伝達用歯付ベルトを提供することで
ある。
から成る一体成形品として構成された軽負荷動力伝達用
歯付ベルトであって、大量生産及び低コスト生産に適し
かつ所定の強度を一定時間内にわたって維持し得るよう
になった軽負荷動力伝達用歯付ベルトを提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の局面によ
れば、軽負荷動力伝達用歯付ベルトは軽負荷の動力を伝
達するために用いられしかもポリアミド樹脂材料から一
体成形されたベルト本体から成り、該ポリアミド樹脂材
料の曲げ弾性率が約5000ないし約9800 kfg/cm2の範囲内
とされる。
れば、軽負荷動力伝達用歯付ベルトは軽負荷の動力を伝
達するために用いられしかもポリアミド樹脂材料から一
体成形されたベルト本体から成り、該ポリアミド樹脂材
料の曲げ弾性率が約5000ないし約9800 kfg/cm2の範囲内
とされる。
【0007】本発明の第1の局面による軽負荷動力伝達
用歯付ベルトにあっては、好ましくは、該ベルト本体の
ベルト幅を1 cm幅に換算した際、該ベルト本体の2%伸長
時の発生応力は約4.7 ないし約7.5 kgf の範囲内とさ
れ、また該ベルト本体の6%伸長時の発生応力は約7.0 な
いし約9.8 kgf の範囲内とされる。
用歯付ベルトにあっては、好ましくは、該ベルト本体の
ベルト幅を1 cm幅に換算した際、該ベルト本体の2%伸長
時の発生応力は約4.7 ないし約7.5 kgf の範囲内とさ
れ、また該ベルト本体の6%伸長時の発生応力は約7.0 な
いし約9.8 kgf の範囲内とされる。
【0008】本発明の第2の局面によれば、軽負荷動力
伝達用歯付ベルトは軽負荷の動力を伝達するために用い
られしかもポリアミド樹脂材料から一体成形されたベル
ト本体から成り、該ベルト本体の駆動走行時にジャンピ
ングが生じるまでの時間として約10ないし約20時間が得
られるように、ポリアミド樹脂材料の曲げ弾性率が適宜
定められる。
伝達用歯付ベルトは軽負荷の動力を伝達するために用い
られしかもポリアミド樹脂材料から一体成形されたベル
ト本体から成り、該ベルト本体の駆動走行時にジャンピ
ングが生じるまでの時間として約10ないし約20時間が得
られるように、ポリアミド樹脂材料の曲げ弾性率が適宜
定められる。
【0009】本発明の第2の局面による軽負荷動力伝達
用歯付ベルトにあっては、好ましくは、ポリアミド樹脂
材料の曲げ弾性率は約5000ないし約9800 kfg/cm2の範囲
内とされる。
用歯付ベルトにあっては、好ましくは、ポリアミド樹脂
材料の曲げ弾性率は約5000ないし約9800 kfg/cm2の範囲
内とされる。
【0010】本発明の第1の局面の場合と同様に、本発
明の第2の局面の場合でも、ベルト本体のベルト幅を1
cm幅に換算した際、該ベルト本体の2%伸長時の発生応力
は約4.7 ないし約7.5 kgf の範囲内とされ、また該ベル
ト本体の6%伸長時の発生応力は約7.0 ないし約9.8 kgf
の範囲内とされる。
明の第2の局面の場合でも、ベルト本体のベルト幅を1
cm幅に換算した際、該ベルト本体の2%伸長時の発生応力
は約4.7 ないし約7.5 kgf の範囲内とされ、また該ベル
ト本体の6%伸長時の発生応力は約7.0 ないし約9.8 kgf
の範囲内とされる。
【0011】本発明の第1の局面及び第2の局面のいず
れにしても、軽負荷動力伝達用歯付ベルトのベルト本体
に形成される歯部は好ましくは丸歯として形成される。
れにしても、軽負荷動力伝達用歯付ベルトのベルト本体
に形成される歯部は好ましくは丸歯として形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して、本発
明による軽負荷動力伝達用歯付ベルトの実施形態につい
て以下に説明する。
明による軽負荷動力伝達用歯付ベルトの実施形態につい
て以下に説明する。
【0013】図1を参照すると、本発明による軽負荷動
力伝達用歯付ベルトをミニ四輪駆動車に適用した例が示
されている。ミニ四輪駆動車はシャーシ10を備え、こ
のシャーシ10の前方側には前輪シャフト12が回転自
在に装着され、またその後方側には後輪シャフト14が
回転自在に支持される。前輪シャフト12の両端には前
輪タイヤ12Aが着脱自在に装着され、後輪シャフト1
4には後輪タイヤ14Aが着脱自在に装着される。
力伝達用歯付ベルトをミニ四輪駆動車に適用した例が示
されている。ミニ四輪駆動車はシャーシ10を備え、こ
のシャーシ10の前方側には前輪シャフト12が回転自
在に装着され、またその後方側には後輪シャフト14が
回転自在に支持される。前輪シャフト12の両端には前
輪タイヤ12Aが着脱自在に装着され、後輪シャフト1
4には後輪タイヤ14Aが着脱自在に装着される。
【0014】シャーシ10の後方側には後輪シャフト1
4に隣接して電動モータ16が搭載され、この電動モー
タ16の出力軸に駆動歯車18が固着される。駆動歯車
18は電動モータ16の取付枠の側面に設けられた減速
歯車20と噛み合い、この減速歯車20は後輪シャフト
14に取り付けられた被駆動歯車22と噛み合う。
4に隣接して電動モータ16が搭載され、この電動モー
タ16の出力軸に駆動歯車18が固着される。駆動歯車
18は電動モータ16の取付枠の側面に設けられた減速
歯車20と噛み合い、この減速歯車20は後輪シャフト
14に取り付けられた被駆動歯車22と噛み合う。
【0015】後輪シャフト14には更に歯付ホィール2
4が被駆動歯車22に隣接して取り付けられ、また前輪
シャフト12にも歯付ホィール24と対応した位置で歯
付ホィール26が取り付けられ、双方の歯付ホィール2
4及び26には本発明による軽負荷動力伝動用歯付ベル
ト28が架け渡される。
4が被駆動歯車22に隣接して取り付けられ、また前輪
シャフト12にも歯付ホィール24と対応した位置で歯
付ホィール26が取り付けられ、双方の歯付ホィール2
4及び26には本発明による軽負荷動力伝動用歯付ベル
ト28が架け渡される。
【0016】図1に示すように、シャーシ10上には電
動モータ16及び前輪シャフト12の間で一対の乾電池
30が搭載され、これにより電動モータ16が駆動され
ると、その回転駆動力は減速歯車20を介して後輪シャ
フト14に伝えられると共に本発明による軽負荷動力伝
達用歯付ベルト28を介して前輪シャフト12にも伝え
られ、かくして前輪タイヤ12A及び後輪タイヤ14A
が駆動させられる。
動モータ16及び前輪シャフト12の間で一対の乾電池
30が搭載され、これにより電動モータ16が駆動され
ると、その回転駆動力は減速歯車20を介して後輪シャ
フト14に伝えられると共に本発明による軽負荷動力伝
達用歯付ベルト28を介して前輪シャフト12にも伝え
られ、かくして前輪タイヤ12A及び後輪タイヤ14A
が駆動させられる。
【0017】被駆動歯車22及び歯付ホィール24は後
輪シャフト14に対して回転しないように装着されてい
るが、その長手方向に摺動自在となっているので、後輪
シャフト14はそこから後輪タイヤ14Aを取り外した
後にシャーシ10から抜き出すことが可能である。同様
に、歯付ホィール26も前輪シャフト12に対して回転
しないように装着されているが、その長手方向に沿って
摺動自在とされるので、前輪シャフト12もそこから前
輪タイヤ12Aを取り外した後にシャーシ10から抜き
出すことが可能である。このような構成により、軽負荷
動力伝達用歯付ベルト28を歯付ホィール24及び26
に架け渡すことが可能となるだけでなく、軽負荷動力伝
達用歯付ベルト28が劣化したときにそれを新たなもの
と交換することも可能となる。
輪シャフト14に対して回転しないように装着されてい
るが、その長手方向に摺動自在となっているので、後輪
シャフト14はそこから後輪タイヤ14Aを取り外した
後にシャーシ10から抜き出すことが可能である。同様
に、歯付ホィール26も前輪シャフト12に対して回転
しないように装着されているが、その長手方向に沿って
摺動自在とされるので、前輪シャフト12もそこから前
輪タイヤ12Aを取り外した後にシャーシ10から抜き
出すことが可能である。このような構成により、軽負荷
動力伝達用歯付ベルト28を歯付ホィール24及び26
に架け渡すことが可能となるだけでなく、軽負荷動力伝
達用歯付ベルト28が劣化したときにそれを新たなもの
と交換することも可能となる。
【0018】本発明による軽負荷動力伝達用歯付ベルト
28は例えばポリアミド樹脂から射出成形され、図2に
は射出成形直後の軽負荷動力伝達用歯付ベルト28が示
される。同図から明らかなように、射出成形直後の軽負
荷動力伝達用歯付ベルト28にあっては、歯部はベルト
本体の外側に形成される。これは射出成形時にポリアミ
ド樹脂の注入ゲートがベルト成形キャビティの内側に位
置するためである。図1に示すように、射出成形直後の
軽負荷動力伝達用歯付ベルト28は使用時それら歯部が
内側になるように反転させられる。
28は例えばポリアミド樹脂から射出成形され、図2に
は射出成形直後の軽負荷動力伝達用歯付ベルト28が示
される。同図から明らかなように、射出成形直後の軽負
荷動力伝達用歯付ベルト28にあっては、歯部はベルト
本体の外側に形成される。これは射出成形時にポリアミ
ド樹脂の注入ゲートがベルト成形キャビティの内側に位
置するためである。図1に示すように、射出成形直後の
軽負荷動力伝達用歯付ベルト28は使用時それら歯部が
内側になるように反転させられる。
【0019】本実施形態にあっては、即ち図1に示すよ
うなミニ四輪駆動車に用いる場合にあっては、射出成形
直後のベルト本体の内径は約66.27mm とされ、そのベル
ト幅は10mmとされる。また、歯部の配列ピッチは1.5mm
とされ、総歯数は140 個とされる。
うなミニ四輪駆動車に用いる場合にあっては、射出成形
直後のベルト本体の内径は約66.27mm とされ、そのベル
ト幅は10mmとされる。また、歯部の配列ピッチは1.5mm
とされ、総歯数は140 個とされる。
【0020】図3に示すように、各歯部の歯高は0.56mm
とされ、ベルト本体の厚さ即ち歯底部の厚さは0.3mm と
される。また、各歯部の形状については丸歯とされる。
詳述すると、図3に示すように、各歯部の主要部は曲率
半径は0.42mmを持つ略半円部とされ、また歯底部から歯
部に移行する凹状曲線部の曲率半径は0.22mmとされ、そ
の凹状曲線部と主要部との間の遷移領域部は曲率半径0.
76mmの凸状曲線部とされる。
とされ、ベルト本体の厚さ即ち歯底部の厚さは0.3mm と
される。また、各歯部の形状については丸歯とされる。
詳述すると、図3に示すように、各歯部の主要部は曲率
半径は0.42mmを持つ略半円部とされ、また歯底部から歯
部に移行する凹状曲線部の曲率半径は0.22mmとされ、そ
の凹状曲線部と主要部との間の遷移領域部は曲率半径0.
76mmの凸状曲線部とされる。
【0021】次に、本発明による軽負荷動力伝達用歯付
ベルト28の実施例及びその比較例について説明する。
ベルト28の実施例及びその比較例について説明する。
【0022】実施例1:曲げ強度5000kfg/cm3 のポリア
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については4.7kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は7.0kgfであった。
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については4.7kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は7.0kgfであった。
【0023】実施例2:曲げ強度9800kfg/cm3 のポリア
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については7.5kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は9.8kgfであった。
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については7.5kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は9.8kgfであった。
【0024】比較例1:曲げ強度3600kfg/cm3 のポリア
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については3.0kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は4.7kgfであった。
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については3.0kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は4.7kgfであった。
【0025】比較例2:曲げ強度3500kfg/cm3 のポリア
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については4.0kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は5.7kgfであった。
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
このベルト本体(ベルト幅10mm) を2%伸ばした際の張力
については4.0kgfであり、またそのベルト本体を6%伸ば
した際の張力は5.7kgfであった。
【0026】比較例3:曲げ強度14000kfg/cm3のポリア
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
ミド樹脂材料から図2及び図3に示したような形態の軽
負荷動力伝達用歯付ベルト28を射出成形により得た。
【0027】次いで、上記実施例及び比較例のベルト本
体について走行試験が実施された。走行試験機には一対
のシャフトが設けられ、各シャフトには歯数9 個の歯付
ホィールが装着され、その間に被試験ベルト本体を架け
渡した後、回転数500 rpm で走行させた。走行開始から
ジャンピングが生じるまでの時間が測定された。試験結
果は以下の表1に示す通りである。
体について走行試験が実施された。走行試験機には一対
のシャフトが設けられ、各シャフトには歯数9 個の歯付
ホィールが装着され、その間に被試験ベルト本体を架け
渡した後、回転数500 rpm で走行させた。走行開始から
ジャンピングが生じるまでの時間が測定された。試験結
果は以下の表1に示す通りである。
【0028】
【表1】
【0029】上記表1から明らかなように、実施例1に
よる動力伝達用歯付ベルトの場合では、ジャンピング発
生迄の走行時間は20時間であり、実施例2による動力伝
達用歯付ベルトの場合では、ジャンピング発生迄の走行
時間は10時間であった。これに対して、比較例1による
動力伝達用歯付ベルトの場合では、走行開始後3 分でジ
ャンピングが発生し、また比較例2による動力伝達歯付
ベルトの場合では、走行開始後1 分以下でジャンピング
が発生した。
よる動力伝達用歯付ベルトの場合では、ジャンピング発
生迄の走行時間は20時間であり、実施例2による動力伝
達用歯付ベルトの場合では、ジャンピング発生迄の走行
時間は10時間であった。これに対して、比較例1による
動力伝達用歯付ベルトの場合では、走行開始後3 分でジ
ャンピングが発生し、また比較例2による動力伝達歯付
ベルトの場合では、走行開始後1 分以下でジャンピング
が発生した。
【0030】なお、比較例3による動力伝達用歯付ベル
トについてはその曲げ弾性率が非常に大きいために歯数
9 の小さな歯付ホィールに馴染むことができず、動力伝
達歯付ベルトとして機能し得なかった。
トについてはその曲げ弾性率が非常に大きいために歯数
9 の小さな歯付ホィールに馴染むことができず、動力伝
達歯付ベルトとして機能し得なかった。
【0031】以上の試験結果から明らかなように、軽負
荷動力伝達用歯付ベルトのベルト本体をポリアミド樹脂
材料のみから形成する場合、そのポリアミド樹脂材料が
適当な曲げ弾性率を持つものであれば、10時間以上の走
行に耐え得る軽負荷動力伝達用歯付ベルトが得られるこ
とが分かる。
荷動力伝達用歯付ベルトのベルト本体をポリアミド樹脂
材料のみから形成する場合、そのポリアミド樹脂材料が
適当な曲げ弾性率を持つものであれば、10時間以上の走
行に耐え得る軽負荷動力伝達用歯付ベルトが得られるこ
とが分かる。
【0032】なお、ミニ四輪駆動車の場合にあっては、
軽負荷動力伝達用歯付ベルトの走行寿命については10時
間程度あれば十分とされ得る。というのは、周知のよう
にミニ四輪駆動車の組立には種々のオプションがあり、
ミニ四輪駆動車の愛好者にとって、その組立自体を競う
ことが興味の大半を占めるといっても過言ではなく、軽
負荷動力伝達用歯付ベルトの交換自体はユーザにとって
面倒な作業ではなく、その交換タイミングによって走行
性能が変わるという点でむしろ好まれると思われるから
である。
軽負荷動力伝達用歯付ベルトの走行寿命については10時
間程度あれば十分とされ得る。というのは、周知のよう
にミニ四輪駆動車の組立には種々のオプションがあり、
ミニ四輪駆動車の愛好者にとって、その組立自体を競う
ことが興味の大半を占めるといっても過言ではなく、軽
負荷動力伝達用歯付ベルトの交換自体はユーザにとって
面倒な作業ではなく、その交換タイミングによって走行
性能が変わるという点でむしろ好まれると思われるから
である。
【0033】本発明による軽負荷動力伝達用歯付ベルト
は上述したようなミニ四輪駆動車に好適に適用され得る
ものであるけれども、その他の動力玩具の動力伝達用ベ
ルトとして用いられるだけでなく、例えば低速低負荷用
の小型動力伝達ベルトとして通常の産業機械や精密機械
等にも利用され得ることが理解されるべきである。
は上述したようなミニ四輪駆動車に好適に適用され得る
ものであるけれども、その他の動力玩具の動力伝達用ベ
ルトとして用いられるだけでなく、例えば低速低負荷用
の小型動力伝達ベルトとして通常の産業機械や精密機械
等にも利用され得ることが理解されるべきである。
【0034】
【発明の効果】以上の記載から明らかように、本発明に
よる軽負荷動力伝達用歯付ベルトはポリアミド樹脂材料
単体から射出成形されるので、その製造コストが低く抑
えられるだけでなく、その生産性を大幅に高めることが
できる。
よる軽負荷動力伝達用歯付ベルトはポリアミド樹脂材料
単体から射出成形されるので、その製造コストが低く抑
えられるだけでなく、その生産性を大幅に高めることが
できる。
【図1】本発明による軽負荷動力伝達用歯付ベルトを使
用したミニ四輪駆動車を示す斜視図である。
用したミニ四輪駆動車を示す斜視図である。
【図2】本発明による軽負荷動力伝達用歯付ベルトを射
出成形直後の形態で示す平面図である。
出成形直後の形態で示す平面図である。
【図3】図2の軽負荷動力伝達用歯付ベルトの歯部を拡
大して示す面図である。
大して示す面図である。
10 シャーシ 12 前輪シャフト 12A 前輪タイヤ 14 後輪シャフト 14A 後輪タイヤ 16 電動モータ 18 駆動歯車 20 減速歯車 22 被駆動歯車 24・26 歯付ホィール 28 軽負荷動力伝達用歯付ベルト 30 乾電池
フロントページの続き (72)発明者 丸山 通明 東京都大田区下丸子2丁目20番18号 株式 会社川辺製作所内
Claims (9)
- 【請求項1】 軽負荷の動力を伝達するために用いられ
しかもポリアミド樹脂材料から一体成形されたベルト本
体から成る軽負荷動力伝達用歯付ベルトにおいて、 前記ポリアミド樹脂材料の曲げ弾性率が約5000ないし約
9800 kfg/cm2の範囲内にあることを特徴とする軽負荷動
力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項2】 請求項1に記載の軽負荷動力伝達用歯付
ベルトにおいて、前記ベルト本体のベルト幅を1 cm幅に
換算した際に該ベルト本体の2%伸長時の発生応力が約4.
7 ないし約7.5 kgf の範囲内であることを特徴とする軽
負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の軽負荷動力伝
達用歯付ベルトにおいて、前記ベルト本体のベルト幅を
1 cm幅に換算した際に該ベルト本体の6%伸長時の発生応
力が約7.0 ないし約9.8 kgf の範囲内であることを特徴
とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
載の軽負荷動力伝達用歯付ベルトにおいて、前記ベルト
本体に形成された歯部が丸歯として形成されることを特
徴とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項5】 軽負荷の動力を伝達するために用いられ
しかもポリアミド樹脂材料から一体成形されたベルト本
体から成る軽負荷動力伝達用歯付ベルトにおいて、前記
ベルト本体の駆動走行時にジャンピングが生じるまでの
時間として約10ないし約20時間が得られるように、前記
ポリアミド樹脂材料の曲げ弾性率が適宜定められること
を特徴とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項6】 請求項5に記載の軽負荷動力伝達用歯付
ベルトにおいて、前記ポリアミド樹脂材料の曲げ弾性率
が約5000ないし約9800 kfg/cm2の範囲内にあることを特
徴とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項7】 請求項5または6に記載の軽負荷動力伝
達用歯付ベルトにおいて、前記ベルト本体のベルト幅を
1 cm幅に換算した際に該ベルト本体の2%伸長時の発生応
力が約4.7 ないし約7.5 kgf の範囲内であることを特徴
とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項8】 請求項5から7までのいずれか1項に記
載の軽負荷動力伝達用歯付ベルトにおいて、前記ベルト
本体のベルト幅を1 cm幅に換算した際に該ベルト本体の
6%伸長時の発生応力が約7.0 ないし約9.8 kgf の範囲内
であることを特徴とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。 - 【請求項9】 請求項5から8までのいずれか1項に記
載の軽負荷動力伝達用歯付ベルトにおいて、前記ベルト
本体に形成された歯部が丸歯として形成されることを特
徴とする軽負荷動力伝達用歯付ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18915797A JPH1122786A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 軽負荷動力伝達用歯付ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18915797A JPH1122786A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 軽負荷動力伝達用歯付ベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122786A true JPH1122786A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16236410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18915797A Pending JPH1122786A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 軽負荷動力伝達用歯付ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122786A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004347111A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-12-09 | Hokushin Ind Inc | 歯付き駆動ベルト |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP18915797A patent/JPH1122786A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004347111A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-12-09 | Hokushin Ind Inc | 歯付き駆動ベルト |
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