JPH0889667A - プルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット - Google Patents

プルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット

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JPH0889667A
JPH0889667A JP6254435A JP25443594A JPH0889667A JP H0889667 A JPH0889667 A JP H0889667A JP 6254435 A JP6254435 A JP 6254435A JP 25443594 A JP25443594 A JP 25443594A JP H0889667 A JPH0889667 A JP H0889667A
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JP
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gear
rotation
traveling
output shaft
drive
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JP6254435A
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English (en)
Inventor
Ryota Morikawa
良太 森川
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SEIKOUKEN KK
Original Assignee
SEIKOUKEN KK
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Publication date
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H31/00Gearing for toys
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S185/00Motors: spring, weight, or animal powered
    • Y10S185/01Spring powered toys

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  • Toys (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前輪側及び後輪側の2本の出力軸に駆動力を
伝達できるようにする。 【構成】 フレーム3と、前輪側及び後輪側出力軸5,
7と、駆動用歯車9と、ゼンマイ11と、巻上用歯車機
構13と、前輪側及び後輪側の第一及び第二走行用歯車
機構17,15と、定速機構19とを備えてなる。出力
軸7の巻上回転時において、巻上用歯車機構13のかけ
上がりギヤ31が噛合位置にまで移動し、出力軸7の巻
上回転を駆動用歯車9に伝達してゼンマイ11を巻き上
げる。また、図示する駆動用歯車9の走行回転時におい
て、各走行用歯車機構15,17の各かけ上がりギヤ4
3,39が各噛合位置にまで移動し、駆動用歯車9の走
行回転を各出力軸5,7に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車おもちゃ等の動
力源として使用されるプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユ
ニットに関する。更に詳述すると、本発明は、4輪駆動
の自動車おもちゃに好適な2本の出力軸を有するプルバ
ック巻上式ゼンマイ駆動ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユ
ニットは、両端に自動車おもちゃのタイヤが装着される
1本の出力軸を備えて成り、おもちゃを床等の上に載せ
たまま引き下げることによって出力軸を逆回転させてゼ
ンマイの巻き上げを行うように設けられている。即ち、
出力軸の回転を巻上回転時にのみ噛み合う巻上用かけ上
がり歯車を利用して駆動用歯車に伝えることで駆動用歯
車に連結されるゼンマイを巻き上げると共に、このゼン
マイにより駆動される駆動用歯車の回転を走行回転時に
のみ噛み合う走行用かけ上がり歯車を利用して前記出力
軸に伝達するように構成されている。即ち、単一の出力
軸を利用して回転の入力と出力とを行う2輪駆動用のゼ
ンマイ駆動ユニットであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のゼ
ンマイ駆動ユニットを使用して4輪駆動の自動車おもち
ゃを構成する場合には、図5に示すように、前輪駆動用
のゼンマイ駆動ユニット103と後輪駆動用のゼンマイ
駆動ユニット105との2つのユニットが別々に必要に
なるため、おもちゃ101の製造コストが高くなる。ま
た、2つのゼンマイ駆動ユニット103,105を前後
に並べて使用するため、自動車おもちゃ101の小型化
が困難である。特に、巻き上げ及び回転の方向が同じユ
ニットを使う場合には前輪102よりも前に出力軸10
6からゼンマイ駆動ユニットの端までの長さL分だけの
スペースをおもちゃ側に採らざるを得ず、その分だけお
もちゃが大型化したり、デザインに制約を受ける。ま
た、図5に示すように、ゼンマイ駆動ユニット103,
105を逆向きに配置する場合には、前輪用と後輪用と
に巻き上げ及び回転の方向が異なる2つの種類のユニッ
トを用意しなければならず、コスト高となる。尚、図中
の符号104は後輪、107は後輪側出力軸である。
【0004】本発明は、2本の出力軸に駆動力を伝達で
き、4輪駆動の自動車おもちゃに好適なプルバック巻上
式ゼンマイ駆動ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、フレームと、このフレームに回転自在
に支持されそれぞれ両端をフレーム外に突出させる第一
及び第二出力軸と、フレームに回転自在に支持された駆
動用歯車と、この駆動用歯車とフレーム間に介在されて
この駆動用歯車を走行回転させるゼンマイと、駆動用歯
車の走行回転時には噛合し巻上回転時には噛合が解除さ
れる第一走行用かけ上がり歯車を含み駆動用歯車の走行
回転を第一出力軸に伝達する第一走行用歯車機構と、駆
動用歯車の走行回転時には噛合し巻上回転時には噛合が
解除される第二走行用かけ上がり歯車を含み駆動用歯車
の走行回転を第二出力軸に伝達する第二走行用歯車機構
と、第一及び第二走行用歯車機構の少なくとも何れか一
方の走行用歯車機構に走行回転時にのみ接続されて当該
走行用歯車機構の自由回転を制限する定速機構と、第一
あるいは第二の出力軸の巻上回転時には駆動用歯車と噛
合し走行回転時には噛合が解除される巻上用かけ上がり
歯車を含んで該巻上用かけ上がり歯車が噛合したときに
のみ第一出力軸の巻上回転を駆動用歯車に伝達してゼン
マイを巻き上げる巻上用歯車機構とを備えている。
【0006】
【作用】したがって、巻上用歯車機構が連結された出力
軸例えば第一出力軸を巻上回転させると、巻上用歯車機
構の巻上用かけ上がり歯車が噛合位置まで移動し、駆動
用歯車側と噛み合う。そして、第一出力軸の巻上回転が
駆動用歯車に伝達され、ゼンマイを巻き上げる。
【0007】一方、巻き上げられたゼンマイにより駆動
用歯車が走行回転されると、第一及び第二走行用歯車機
構の各走行用かけ上がり歯車がそれぞれ噛合位置にまで
移動し、第一及び第二出力軸側に噛み合う。同時に巻上
用歯車機構の巻上用かけ上がり歯車の噛合が解除され
る。そして、駆動用歯車の走行回転が各出力軸に伝達さ
れ、同じ方向に同速度で回転する。この場合、各走行用
歯車機構は駆動用歯車にそれぞれ接続されており、定速
機構は、各走行用歯車機構のうちの少なくとも何れか一
方の伝達回転速度を制限するので、各出力軸の走行回転
速度は所望のものとなり、比較的長時間に亘り走行回転
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0009】図1及び図2に、本発明を適用したプルバ
ック巻上式ゼンマイ駆動ユニットの一実施例を示す。こ
のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット(以下、単に
ゼンマイ駆動ユニットと呼ぶ)1は、フレーム3、後輪
側及び前輪側の第一及び第二出力軸7,5、駆動用歯車
9、ゼンマイ11、いずれか一方の出力軸(本実施例の
場合、後輪側の第一出力軸7)から伝達される巻き上げ
回転を駆動用歯車9に伝達する巻上用歯車機構13、駆
動用歯車9の回転を第二出力軸5に伝達する第二の走行
用歯車機構15、駆動用歯車9の回転を第一出力軸7に
伝達する第一の走行用歯車機構17及び走行回転の自由
回転を制御する定速機構19から主に構成されている。
なお、このゼンマイ駆動ユニット1のフレーム3及び各
ギヤ類等は、例えばプラスチックにより射出成形するこ
とが望ましく、この場合には、製造の容易さ及び製造コ
スト等の面で優れたものとなる。勿論、金属によって成
形されることも場合によってはある。
【0010】フレーム3は、右側パーツ3aと左側パー
ツ3b及びこれらの間に介在される中央壁3cより構成
され、各歯車や出力軸5,7等を回転自在に支持してい
る。このフレーム3は、右側パーツ3a及び中央壁3c
の所定位置に複数設けられたピン53を左側パーツ3b
の対応する位置に設けられた複数の孔54内に圧入する
ことによって一体的に組み付けられている。また、詳し
くは後述するように、各パーツ3a,3b及び中央壁3
cの所定位置には、各長孔35,41,45,55やピ
ン53が設けられている。
【0011】第二出力軸となる前輪側出力軸5は、フレ
ーム3の前端(図中左側の端)近傍下側に、また、第一
出力軸となる後輪側出力軸7は、フレーム3の後端近傍
下側にそれぞれ配置され、車幅方向に延びている。各出
力軸5,7の両端は、フレーム3の外方にそれぞれ突出
している。また、各出力軸5,7の中央部には、スリー
ブ21,23がそれぞれ圧入によって嵌め込まれ固定さ
れている。各スリーブ21,23は、フレーム3の中央
壁3cを貫通して右側パーツ3a内と左側パーツ3b内
に亘って配置され、左側パーツ3b内に位置する各部分
には、ギヤ25,27が一体成形されている。したがっ
て、各ピニオンギヤ25,27は、それぞれ各出力軸
5、7と一体的に回転する。
【0012】駆動用歯車9は、フレーム3内の中央に、
中央壁3cを貫通して右側パーツ3a内と左側パーツ3
b内に亘って配置され、シャフト29により回転自在に
支持される。この駆動用歯車9は、小径ギヤ9aと大径
ギヤ9bより構成され、これらは一体成形されている。
小径ギヤ9aは左側パーツ3b内に配置され、大径ギヤ
9bは右側パーツ3a内に配置されている。また、駆動
用歯車9の小径ギヤ9aが設けられているのと反対の面
には、二叉状のアーム9cが設けられ、これにゼンマイ
11の内側の端部が巻き掛けられている。
【0013】ゼンマイ11は、駆動用歯車9の右側のフ
レーム3から内側へ突出する円筒状のハウジング4内に
配置され、この駆動用歯車9とフレーム3間に介在され
ている。そして、ゼンマイ11の外側の端部はフレーム
3側の筒状のハウジング4の内周壁面に設けられた溝
(図示省略)にはまり込んで係止され、一定の力が働い
たときに溝を乗り越えて移動するように設けられてい
る。即ち、ゼンマイ11の一端はフレーム3に係止さ
れ、他端は駆動用歯車9のアーム9cに係止されてい
る。従って、駆動用歯車9が、図3中矢印CCWで示す
巻上げ方向に回転(巻上回転)した場合、ゼンマイ11
が巻き上げられる。一方、この巻き上げられたゼンマイ
11の弾性力を発揮することで、駆動用歯車9が図4中
矢印CWで示す走行方向に回転(走行回転)駆動され
る。そして、ゼンマイ11が巻き上げ過ぎに陥る前に、
即ち所定の値を超える力を受けた場合に、ハウジング4
の溝から外れてゼンマイ11の巻き上げ過ぎによる破損
を防止するように設けられている。
【0014】巻上用歯車機構13は、駆動用歯車9、第
一出力軸7上のピニオンギヤ27、大径ギヤ33及びか
け上がりギヤ31より構成され、フレーム3の左側パー
ツ3b内に配置されている。大径ギヤ33は、後述する
小径ギヤ39と一体成形されており、フレーム3に回転
自在に支持されている。この大径ギヤ33は、前述した
ピニオンギヤ27に常時噛合している。
【0015】巻上用かけ上がりギヤ31は、左側パーツ
3bと中央壁3cに設けられた長孔35,35に軸部が
嵌合されて大径ギヤ33に噛合したままその周りを移動
可能に支持され、大径ギヤ33に常時噛合する一方、巻
上回転時にのみ駆動用歯車9の小径ギヤ9aに噛合し、
走行回転時には駆動用歯車9の小径ギヤ9aから外れる
ように設けられている。
【0016】各長孔35,35は、大径ギヤ33と同心
円状に湾曲して延びている。したがって、大径ギヤ33
が巻上回転(図3中矢印CCWで示す方向の回転)した
場合、この回転力で、かけ上がりギヤ31はCCW方向
に押されて各長孔35,35内を移動し駆動用歯車9の
小径ギヤ9aに噛み合う。一方、走行回転時には、駆動
用歯車9の小径ギヤ9a及び大径ギヤ33の走行回転
(図4中矢印CWで示す方向の回転)によって巻上用か
け上がりギヤ31はCW方向へ押し出され各長孔35内
を同図中の右端位置にまで移動され、小径ギヤ9aから
離れる。この巻上用歯車機構13は、通常出力軸の回転
を減速して伝達する減速歯車機構を構成している。
【0017】後輪側の第一走行用歯車機構17は、第一
走行用かけ上がりギヤ37、小径ギヤ39及び第一出力
軸7のピニオンギヤ27とで構成され、右側パーツ3a
内に配置されている。小径ギヤ39は、前述した大径ギ
ヤ33と一体成形されており、フレーム3に回転自在に
支持されている。
【0018】第一走行用かけ上がりギヤ37は、小径ギ
ヤ37aと、この小径ギヤ37aの一側に設けられた大
径ギヤ37bとより構成され、一体成形されている。こ
の第一走行用かけ上がりギヤ37は、フレーム3の右側
パーツ3a及び中央壁3cに設けられた長孔41,41
に軸部が嵌合されて移動可能に支持され、小径ギヤ37
aを駆動用歯車9の大径ギヤ9bに常時噛合する一方、
走行回転時にのみ大径ギヤ37bを小径ギヤ39に噛合
させ、巻上回転時には小径ギヤ39から外れるように設
けられている。
【0019】各長孔41,41は、大径ギヤ9bと同心
円状に湾曲して延びている。したがって、第一走行用か
け上がりギヤ37は、図4に示すように、走行回転時に
は駆動用歯車9の大径ギヤ9bの回転でCW方向へ押さ
れて長孔41,41内を移動し小径ギヤ39に噛み合
う。一方、巻上回転時には図3に示すように、小径ギヤ
39のCCW回転によって第一走行用かけ上がりギヤ3
7がCCW方向へ各長孔41内を押し上げられ、小径ギ
ヤ39から離れる。そして、大径ギヤ9bのCCW回転
によってこの切り離し状態は維持される。この後輪側の
第一走行用歯車機構17は、通常、増速回転歯車列に構
成されている。
【0020】前輪側の第二走行用歯車機構15は、駆動
用歯車9の大径ギヤ9bとアイドルギヤ42、第二走行
用かけ上がりギヤ43及び前輪側の第二出力軸5上のピ
ニオンギヤ25とから構成されている。アイドルギヤ4
2は、小径ギヤ42aと大径ギヤ42bとから構成さ
れ、一体成形されている。そして、小径ギヤ42aは、
駆動用歯車9の大径ギヤ9bに常時噛合している。ま
た、第二走行用かけ上がりギヤ43は、小径ギヤ43a
と、この小径ギヤ43aの一側に設けられた大径ギヤ4
3bより構成され、一体成形されている。この第二走行
用かけ上がりギヤ43は、フレーム3の各パーツ3a,
3b及び中央壁3cに設けられた長孔45,45に軸部
が嵌合されて移動可能に支持され、小径ギヤ43aをア
イドルギヤ42の大径ギヤ42bに常時噛合させると共
に、大径ギヤ43bを走行回転時にのみギヤ25に噛合
させるように設けられている。
【0021】各長孔45,45は、アイドルギヤ42と
同心円状に湾曲して延びている。したがって、アイドル
ギヤ42の大径ギヤ42bが走行回転(図4中矢印CC
Wで示す方向の回転)した場合、この回転で第二走行用
かけ上がりギヤ43は各長孔45内をCCW方向に移動
し、大径ギヤ43bが第二出力軸5上のピニオンギヤ2
5に噛み合う。一方、第二出力軸5と一体的なピニオン
ギヤ25のCW方向への回転によって第二走行用かけ上
がりギヤ43がCW方向へ押し上げられてギヤ25から
切り離され、かつ大径ギヤ42bのCW方向への回転で
かけ上がりギヤ43を長孔45の上端位置に向けて付勢
される。この前輪側の第一走行用歯車機構15は、通
常、増速歯車列を構成し、後輪側の第一走行用歯車機構
17と同一ギヤ比に設定されている。
【0022】定速機構19は、がんぎ車47、アンクル
部材49及び大径ギヤ33が走行回転するときに噛合し
て回転する定速用かけ上がりギヤ51より構成されてい
る。がんぎ車47は、星形ギヤ47aと、この星形ギヤ
47aの一側に設けられたピニオン47bより構成さ
れ、一体成形されている。このがんぎ車47は、フレー
ム3内の後輪側の第一出力軸7の上方に配置され、フレ
ーム3に回転自在に支持されている。
【0023】アンクル部材49は、がんぎ車47の上方
に配置されて係合している。このアンクル部材49は、
フレーム3の各パーツ3a,3b,3cを一体化するた
めのピン53を利用して揺動自在に支持されている。ア
ンクル部材49は、がんぎ車47の回転に伴って揺動
し、各端49a,49aを交互に星形ギヤ47aに当接
することによってがんぎ車47の回転を間欠的なものと
し、ゼンマイが一瞬にして開放される自由走行を制御し
ほぼ一定の速度で回転するように設けられている。
【0024】定速用かけ上がりギヤ51は、小径ギヤ5
1a及び大径ギヤ51bより構成され、一体成形されて
いる。このかけ上がりギヤ51は、フレーム3の左側パ
ーツ3b及び中央壁3cに設けられている長孔55,5
5に軸部が嵌合されて移動可能に支持され、その小径ギ
ヤ51aが第一走行用歯車機構17を構成する大径ギヤ
33に常時噛合させると共に走行回転時にのみ大径ギヤ
51bをがんぎ車47のピニオン47bに噛合させ、巻
上回転時にはピニオン47bから切り離されるように設
けられている。
【0025】各長孔55,55は、大径ギヤ33と同心
円状に湾曲して延びている。しかも、定速用かけ上がり
ギヤ51が自重によって落下し、がんぎ車47のピニオ
ン47bに噛合する位置に設けられている。したがっ
て、図4に示すように、大径ギヤ33が走行回転した場
合、この回転で定速用かけ上がりギヤ51は各長孔5
5,55内をピニオン47bと噛合する方向即ちCW方
向へ付勢される。同時に定速用かけ上がりギヤ51の自
重によってもピニオン47b側へ付勢される。したがっ
て、走行回転に切り換わると同時に、直ちに大径ギヤ5
1bがピニオン47bと噛み合う。そして、自由走行回
転を制御する。一方、図3に示すように、大径ギヤ33
が巻上回転した場合、この回転で、かけ上がりギヤ51
は各長孔55,55内をCCW方向へ移動するように付
勢され、ピニオン47bから切り離される。
【0026】次に、図3及び図4に基づき、ゼンマイ駆
動ユニット1の作動について説明する。
【0027】ゼンマイ駆動ユニット1は、例えば、自動
車おもちゃのフレーム57等にセットされ、各出力軸
5,7の両端に同一径のタイヤ58,59が装着されて
自動車おもちゃを構成するものである。
【0028】このゼンマイ駆動ユニット1のゼンマイ1
1を巻き上げる場合には、図3に示すように、自動車お
もちゃを図示しない床等に押し付けながら後方向(図中
矢印A方向)に移動させ、自動車おもちゃの後側タイヤ
59を同図中矢印CW方向に回転させる。
【0029】後輪側出力軸7及びギヤ27の巻上回転
は、ギヤ39→ギヤ33→ギヤ31→ギヤ9aと伝達さ
れ、ゼンマイ11を巻き上げる。同時に、前輪側出力軸
5も回転するがピニオン25から先には回転は伝達され
ない。したがって、ギヤ27の回転は、その回転速度を
減速されながら駆動用歯車9に伝達され、ゼンマイ11
を大きな回転トルクで効率よく巻き上げる。
【0030】なお、巻上回転に伴い、第一及び第二走行
用歯車機構17,15並びに定速機構19の各かけ上が
りギヤ37、43及び51は、図3に示す各位置にまで
移動し、それぞれ小径ギヤ39、ギヤ25及びがんぎ車
47から切り離される。したがって、ゼンマイ11を巻
き上げる場合には、第一及び第二走行用歯車機構17、
15が作動することはなく、また、定速機構19も不作
動となってギヤ類の破損を防止できる。
【0031】ゼンマイ11が巻き上げられた後、自動車
おもちゃから手を離すと、ゼンマイが解かれて駆動用歯
車9を回転させ、その回転を図4に示すように、第一及
び第二の出力軸7,5にそれぞれ伝達する。
【0032】後輪側の第一走行用歯車機構17について
は、駆動用歯車9が走行回転することで第一走行用かけ
上がりギヤ37の大径ギヤ37bが図4に示す位置にま
で移動し、小径ギヤ39に噛み合う。したがって、駆動
用歯車9の走行回転は、第一走行用かけ上がりギヤ3
7、小径ギヤ39、大径ギヤ33を介してその回転速度
を増速しながらギヤ27に伝達され、後輪側出力軸7を
回転させる。
【0033】この時、定速機構19の定速用かけ上がり
ギヤ51は、大径ギヤ33の走行回転により図4に示す
噛合位置にまで移動する。したがって、がんぎ車47の
ピニオン47bに定速用かけ上がりギヤ51の大径ギヤ
51bが噛み合い、星形ギヤ47aを回転させる。星形
ギヤ47aの回転速度はアンクル部材49により制限さ
れるので、星形ギヤ47a、即ち、大径ギヤ33及びギ
ヤ27は、比較的低速度で比較的長時間に亘り走行回転
する。
【0034】また、この定速用かけ上がりギヤ51の移
動方向は、大径ギヤ33の回転方向と同じ方向でかつ重
力による落下方向と一致するので、大径ギヤ33の回転
始動に伴ってかけ上がりギヤ51が素早く移動し、駆動
用歯車9の走行回転の開始とほぼ同時に定速機構19が
作動を開始する。
【0035】また、駆動用歯車9の走行回転は、同時に
前輪側の第二走行用歯車機構15を介して前輪側の第二
出力軸5にも伝達される。即ち、駆動用歯車9が走行回
転することでアイドルギヤ42が図4中矢印CCW方向
に回転し、第二走行用かけ上がりギヤ43を同図に示す
位置にまで移動させて大径ギヤ43bをギヤ25に噛み
合わせる。したがって、駆動用歯車9の走行回転は、ア
イドルギヤ42、第二走行用かけ上がりギヤ43、ギヤ
25を介して前輪側出力軸5に伝わる。この場合、前輪
側の第二走行用歯車機構15は、駆動用歯車9を介して
後輪側の第一走行用歯車機構17とも接続されており、
かつ同一ギヤ比であるためこれらは一体的に回転する。
このため、前輪側の第二走行用歯車機構15が伝達する
走行回転の速度も定速機構19により制限され、各出力
軸5、7は同一回転速度で同一時間に亘り回転する。
【0036】なお、駆動用歯車9の走行回転時には、巻
上用歯車機構13のかけ上がりギヤ31は、大径ギヤ3
3の回転力によりその噛合位置から移動され、駆動用歯
車9から離れる。従って、駆動用歯車9の走行回転時に
は、巻上用歯車機構13は作動することがない。
【0037】以上のように、ゼンマイ11により駆動さ
れた駆動用歯車9の走行回転は、第一及び第二の走行用
歯車機構17、15を介して各出力軸7,5に伝えられ
るので、各タイヤ59,58がそれぞれ駆動力を発揮す
ることになり、ゼンマイ駆動ユニット1を1個使用する
ことで自動車おもちゃが4輪駆動車になる。
【0038】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、ゼンマイ駆動ユニット1においては、がん
ぎ車47及びアンクル部材49を備えて定速機構19を
構成したが、定速機構19はこの構成に限るものではな
い。即ち、走行用歯車機構の自由回転を制御できるもの
であれば特に限定されず、オルゴールなどで使用されて
いる羽根の回転抵抗を利用したガバナー機構や、周壁
と、この周壁内に収容され、回転時に遠心力で拡がり周
壁に摺動するゴム製制動子とから構成した定速機構でも
良いことは勿論である。
【0039】また、本実施例のゼンマイ駆動ユニット1
においては、第一及び第二の走行用歯車機構15,17
の各ギヤ比を同一の値に設定する構成としたが、これに
限るものではなく、別々の値に設定しても良い。この場
合には、前輪側及び後輪側出力軸5,7に異径のタイヤ
を装着し、4輪のタイヤの進行速度を一致させることが
望ましい。また、本実施例は後輪側の第一走行回転用歯
車機構17に定速機構19を組み込んだ実施例について
主に説明したが、これに特に限定されず、前輪側の第二
走行回転用歯車機構15に定速機構19を組み込むよう
にしても良い。
【0040】さらに、本実施例のゼンマイ駆動ユニット
1においては、必ずしも4輪駆動の自動車おもちゃ等に
使用する必要はなく、2輪駆動の自動車おもちゃ等に使
用しても良い。この場合、例えば、前輪側走行用歯車機
構15と、これに対応する前輪側出力軸5等を省略する
ことで、2輪駆動の自動車おもちゃに好適なものにな
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
単一のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニットから同じ
方向に回転する2本の出力軸を得るように構成したの
で、1個のゼンマイ駆動ユニットの使用によって4輪駆
動の自動車おもちゃを構成できる。このため、ゼンマイ
駆動ユニットを1個しか使用せずに4輪駆動の自動車お
もちゃを構成でき、その製造コストを低く抑えることが
できる。また、1個のゼンマイ駆動ユニットの使用で済
むため、自動車おもちゃを小型化できる。更に、前輪側
及び後輪側走行用歯車機構のうち何れか一方と、これに
対応する出力軸を省略することで、当該ゼンマイ駆動ユ
ニットを2輪駆動の自動車おもちゃ等に簡単に転用で
き、従って、当該ゼンマイ駆動ユニットの汎用性を向上
させることができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユ
ニットの一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット
の各ギヤ等の配置関係を示す展開図である。
【図3】図1のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット
の作動を示し、巻上回転の状態を示す側面図である。
【図4】図1のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット
の作動を示し、走行回転の状態を示す側面図である。
【図5】従来のプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット
を使用した4輪駆動の自動車おもちゃの概念図である。
【符号の説明】
1 プルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット 3 フレーム 5 前輪側出力軸(第二出力軸) 7 後輪側出力軸(第一出力軸) 9 駆動用歯車 11 ゼンマイ 13 巻上用歯車機構 15 前輪側走行用歯車機構(第二走行用歯車機構) 17 後輪側走行用歯車機構(第一走行用歯車機構) 19 定速機構 31,37,43,51 かけ上がりギヤ 35,41,45,55 長孔 57 自動車おもちゃのフレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、このフレームに回転自在に
    支持されそれぞれ両端をフレーム外に突出させる第一及
    び第二出力軸と、前記フレームに回転自在に支持された
    駆動用歯車と、この駆動用歯車と前記フレーム間に介在
    されてこの駆動用歯車を走行回転させるゼンマイと、前
    記駆動用歯車の走行回転時には噛合し巻上回転時には噛
    合が解除される第一走行用かけ上がり歯車を含み前記駆
    動用歯車の走行回転を前記第一出力軸に伝達する第一走
    行用歯車機構と、前記駆動用歯車の走行回転時には噛合
    し巻上回転時には噛合が解除される第二走行用かけ上が
    り歯車を含み前記駆動用歯車の走行回転を前記第二出力
    軸に伝達する第二走行用歯車機構と、前記第一及び第二
    走行用歯車機構の少なくとも何れか一方の走行用歯車機
    構に走行回転時にのみ接続されて当該走行用歯車機構の
    自由回転を制限する定速機構と、前記第一あるいは第二
    の出力軸の巻上回転時には前記駆動用歯車と噛合し走行
    回転時には噛合が解除される巻上用かけ上がり歯車を含
    んで該巻上用かけ上がり歯車が噛合したときにのみ前記
    第一出力軸の巻上回転を前記駆動用歯車に伝達して前記
    ゼンマイを巻き上げる巻上用歯車機構とを備えたことを
    特徴とするプルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット。
JP6254435A 1994-09-21 1994-09-21 プルバック巻上式ゼンマイ駆動ユニット Pending JPH0889667A (ja)

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GB2293431A (en) 1996-03-27
US5638922A (en) 1997-06-17
GB9518875D0 (en) 1995-11-15
HK81297A (en) 1997-06-27

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