JPH11228199A - 人工軽量骨材およびその製造方法 - Google Patents

人工軽量骨材およびその製造方法

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JPH11228199A
JPH11228199A JP4480698A JP4480698A JPH11228199A JP H11228199 A JPH11228199 A JP H11228199A JP 4480698 A JP4480698 A JP 4480698A JP 4480698 A JP4480698 A JP 4480698A JP H11228199 A JPH11228199 A JP H11228199A
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artificial lightweight
lightweight aggregate
weight
pulverized
coal ash
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JP4480698A
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Takeshi Naganami
武 長南
Koji Kawamoto
孝次 川本
Atsushi Kagakui
敦 加岳井
Shingo Sudo
真悟 須藤
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • C04B18/027Lightweight materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 石炭火力発電所や石炭焚きボイラーなどから
発生する石炭灰を原料として、非焼成型の人工軽量骨材
を低コストで効率的に生産する。 【解決課題】 石炭灰と、酸化カルシウムおよび/また
は水酸化カルシウムと、望ましくはさらに硫酸カルシウ
ムおよび/またはセメントとを混合して、平均粒径が3
0μm以下となるように粉砕して、粉砕物を得て、必要
に応じて成型した後に、蒸気養生する。なお、酸化カル
シウムおよび/または水酸化カルシウム、硫酸カルシウ
ム、セメントの添加量は、骨材の強度と石炭灰の有効利
用率から、それぞれ粉砕物に対し、CaO換算で1〜5
0重量%、CaSO4換算で0.5〜10重量%、1〜
50重量%であることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工軽量骨材の製
造方法に関し、具体的には、石炭火力発電所や石炭焚き
ボイラーなどから発生する石炭灰を土木・建築用などの
人工軽量骨材として再資源化して有効利用するための人
工軽量骨材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】石炭は、石油に比べて資源が豊富で単位
発熱量あたりの価格も安価なことから、国内のエネルギ
ー政策により、特に発電用燃料として大幅な使用量の増
加が計画または実施されつつある。その結果、石炭火力
発電所や石炭焚きボイラーなどから発生する石炭灰が、
石炭使用量にほぼ比例して増加する結果、急増する石炭
灰の有効利用法が大きな課題となっている。
【0003】石炭灰の有効利用技術としては、人工軽量
骨材としての利用がその需要量の大きさから適してい
る。
【0004】しかし、石炭灰は、シンターグレート方式
で一部が骨材化されているものの、人工軽量骨材として
の利用は、国内では極めて少ない。
【0005】その原因は、石炭火力発電所や石炭焚きボ
イラーなどでは、ボイラーの水管やボイラー壁への灰の
付着を軽減するために、高融点の石炭灰を発生する石炭
を選択して使用しているところにある。
【0006】すなわち、石炭火力発電所や石炭焚きボイ
ラーなどから発生する石炭灰は、一般的に融点が高く、
低融点の粘土や頁岩を多量に混入して焼成温度を引き下
げて人工軽量骨材を製造しなければならない。
【0007】しかし、これらの粘土や頁岩を多量に確保
するのが困難であること、またこれらの粘土や頁岩を採
掘・運搬・前処理・混合するのに多くの費用を要する結
果、石炭灰を用いて人工軽量骨材を製造しようとする
と、製造コストが高くならざるを得ない。さらに、単位
製品あたりの石炭灰の使用率が低いことから、多量に発
生する石炭灰を処理しきれない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、石炭
灰と酸化カルシウムおよび/または水酸化カルシウム、
さらには硫酸カルシウムおよびセメントから選ばれた少
なくとも1種とを用いた非焼成型の人工軽量骨材を安価
に製造する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の人工軽量骨材の製造方法は、一態様では、酸
化カルシウムおよび水酸化カルシウムからなる群から選
ばれた少なくとも1種と、石炭灰とを混合粉砕して粉砕
物を得て、必要に応じて該粉砕物を湿式混練してから成
型した後、直接高圧蒸気養生するか、もしくは常圧蒸気
養生した後に高圧蒸気養生することを特徴とする。
【0010】また、本発明の製造方法は、他の態様で
は、酸化カルシウムおよび水酸化カルシウムからなる群
から選ばれた少なくとも1種と石炭灰、さらには硫酸カ
ルシウムおよびセメントから選ばれた少なくとも1種と
を混合粉砕して粉砕物を得て、必要に応じて該粉砕物を
湿式混練してから成型した後、直接高圧蒸気養生する
か、もしくは常圧蒸気養生した後に高圧蒸気養生するこ
とを特徴とする。
【0011】ここで、酸化カルシウムおよび/または水
酸化カルシウムと硫酸カルシウムとセメントの添加量
は、人工軽量骨材の強度と石炭灰の有効利用率の点よ
り、それぞれ粉砕物に対し、CaO換算で1〜50重量
%、CaSO4 換算で0.5〜10重量%、1〜50重
量%であることが望ましい。
【0012】さらに、該粉砕物の平均粒径が30μm以
下になるように粉砕することが望ましく、該粉砕物の平
均粒径が20μm以下になるように粉砕することがより
望ましい。
【0013】また、本発明の方法により得られた人工軽
量骨材は、2.0未満の嵩比重を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者等は、単位製品あたりの
石炭灰の使用率を増加してその有効利用率を高め、か
つ、安価な製造方法について鋭意検討した結果、酸化カ
ルシウムおよび/または水酸化カルシウムと石炭灰、さ
らには硫酸カルシウムおよびセメントから選ばれた少な
くとも1種とを混合して蒸気養生することにより、上記
問題点を解決できることを見い出し、本発明を完成する
にいたった。
【0015】以下、本発明の詳細およびその作用につい
てさらに具体的に説明する。
【0016】本発明の方法においては、酸化カルシウム
および水酸化カルシウムからなる群の少なくとも1種
と、石炭灰の混合粉砕物を養生するだけで安価な人工軽
量骨材を製造する。
【0017】また、好ましくは、酸化カルシウムおよび
/または水酸化カルシウムと石炭灰、さらには硫酸カル
シウムとセメントからなる群の少なくとも1種との混合
粉砕物を養生するだけで安価な人工軽量骨材を製造す
る。
【0018】本発明に用いる石炭灰は特に限定されるも
のでなく、例えばフライアッシュとシンダアッシュの混
合物である原粉、JIS A6201に適合するような
フライアッシュ、粗粉、クリンカアッシュを含むすべて
の石炭灰を用いることができる。また、前記石炭灰の粒
度は特に限定されない。
【0019】カルシウム源は、石炭灰中の主成分である
シリカやアルミナとのポゾラン反応によって強度を発現
させるために、酸化カルシウムおよび/または水酸化カ
ルシウムが好ましい。
【0020】硫酸カルシウムとセメントからなる群より
選ばれた少なくとも1種は、高強度発現のため、添加す
るのが好ましい。
【0021】硫酸カルシウムは特に限定されず、二水石
膏、半水石膏、排煙脱硫石膏などが挙げられる。
【0022】セメントも特に限定されないが、例えばJ
IS規格で規定されている普通ポルトランドセメント、
早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメン
ト、中庸ポルトランドセメント、耐硫酸塩ポルトランド
セメント、白色セメント、超速硬セメント、アルミナセ
メント、シリカセメント、高炉セメント、フライアッシ
ュセメントなどが挙げられる。
【0023】石炭灰と酸化カルシウムおよび/または水
酸化カルシウム、さらには硫酸カルシウムとセメントか
らなる群より選択された少なくとも1種との混合物の粉
砕は、特に限定されず、公知の方法、例えば混合した骨
材配合の原料が骨材強度の点から平均粒径30μm以
下、好ましくは20μm以下まで微粉砕できるものであ
れば、いずれの方法でもよく、例えばポットミル、振動
ミル、遊星ミルなどのボールミル、衝突式のジェット粉
砕機、ターボ粉砕機などが挙げられる。
【0024】骨材化における酸化カルシウムおよび/ま
たは水酸化カルシウム、さらには硫酸カルシウムとセメ
ントからなる群より選ばれた少なくとも1種の配合量
は、人工軽量骨材の強度と石炭灰の利用率向上の点か
ら、それぞれ粉砕物に対して、以下の通りにするのが好
ましい。
【0025】「酸化カルシウムおよび/または水酸化カ
ルシウム:1〜50重量%(CaO換算)、好ましくは
2〜40重量%(同)、硫酸カルシウム:0.5〜10
重量%(CaSO4 換算)、好ましくは0.8〜5重量
%(同)、セメント:1〜50重量%、好ましくは2〜
30重量%」次に、石炭灰と酸化カルシウムおよび/ま
たは水酸化カルシウムとの混合物、この混合物と硫酸カ
ルシウムとセメントからなる群より選ばれた少なくとも
1種との混合物は、必要に応じて湿式混練するが、採用
する混練方法は、特に限定されず、公知の混練装置を用
いることができる。
【0026】成型方法としては、所定の径になるように
成型できるものであれば、特に限定されず、例えばパン
ペレタイザーや押し出し成型機を用いると簡便である。
【0027】次に、養生工程について説明する。
【0028】養生方法は、湿潤養生、常圧の蒸気養生お
よび高圧の蒸気養生が知られているが、本発明では高圧
蒸気養生または常圧蒸気養生と高圧蒸気養生との併用が
好ましい。常圧蒸気養生単独では、強度発現まで長期間
の養生を要し、生産性が悪い。
【0029】オートクレーブ中で行う高圧蒸気養生の条
件は、生産性および人工軽量骨材の強度の点から120
℃〜250℃で1時間以上、好ましくは3時間以上であ
る。また、高圧蒸気養生との併用において、高圧蒸気養
生の前養生として行う常圧蒸気養生の条件は、30℃〜
100℃で1時間以上、好ましくは3時間以上である。
【0030】なお、上記養生条件は、酸化カルシウムお
よび/または水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、セメ
ントの添加量によって変化するため、所望とする骨材強
度が得られるように適宜選択する必要がある。
【0031】
【実施例】以下の実施例および比較例により、本発明を
さらに説明する。ただし、本発明は下記実施例に限定さ
れるものでない。
【0032】本実施例で用いた石炭灰の主成分は、Si
2 :56.20%、Al23:32.10%、Fe2
3:3.57%、CaO:0.59%、MgO:1.
40%、Na2O:0.22%、K2O:0.48%であ
る。
【0033】[実施例1]石炭灰84重量%、酸化カル
シウム16重量%からなる骨材配合原料を、ボールミル
にて平均粒径が14μmとなるように混合粉砕した。該
粉砕物に水を添加しながら、パンペレタイザーで直径約
10〜15mm程度の球状に造粒した後、オートクレー
ブ(蒸気圧10.5kgf/cm2 )にて185℃、1
6時間の高圧蒸気養生を行った。得られた人工軽量骨材
の評価として、嵩比重と圧潰強度(一軸圧縮破壊荷重)
の測定を行った。なお、圧潰強度は圧潰試験機によって
直径10mmの各人工軽量骨材について測定し、その平
均値を求めた。得られた人工軽量骨材の評価結果を表1
に示す。
【0034】表1に示すように、嵩比重1.41で、圧
潰強度が23kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0035】[実施例2]石炭灰96重量%、酸化カル
シウム4重量%とした以外は、実施例1と同様にして、
実施例2を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併
せて示した。
【0036】表1に示すように、嵩比重が1.37で、
圧潰強度が16kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0037】[実施例3]石炭灰92重量%、酸化カル
シウム8重量%とした以外は、実施例1と同様にして、
実施例3を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併
せて示した。
【0038】表1に示すように、嵩比重が1.39で、
圧潰強度が20kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0039】[実施例4]石炭灰68重量%、酸化カル
シウム32重量%とした以外は、実施例1と同様にし
て、実施例4を行った。得られた骨材の評価結果を表1
に併せて示した。
【0040】表1に示すように、嵩比重が1.08で、
圧潰強度が49kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0041】[比較例1]石炭灰99.5重量%、酸化
カルシウム0.5重量%とした以外は、実施例1と同様
にして、比較例1を行った。得られた骨材の評価結果を
表1に併せて示した。
【0042】表1に示すように、比較例1の人工軽量骨
材は全く強度を発揮しなかった。
【0043】[実施例5]高圧蒸気養生時間を8時間と
した以外は、実施例4と同様にして、実施例5を行っ
た。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0044】表1に示すように、嵩比重が1.18で、
圧潰強度が31kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0045】[実施例6]高圧蒸気養生時間を24時間
とした以外は、実施例4と同様にして、実施例6を行っ
た。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0046】表1に示すように、嵩比重が1.16で、
圧潰強度が51kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0047】[実施例7]石炭灰68重量%、酸化カル
シウム32重量%からなる骨材配合原料を、ボールミル
にて平均粒径が14μmとなるように混合粉砕した。該
粉砕物に水を添加しながらパンペレイザーで直径約10
〜15mm程度の球状に造粒した後、40℃の温度にお
いて95%RH雰囲気下で6時間の常圧蒸気養生を行っ
た。次に、該常圧蒸気養生で得た人工軽量骨材をオート
クレーブに充填し、185℃で8時間の高圧蒸気養生を
行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示し
た。
【0048】表1に示すように、嵩比重が1.34で、
圧潰強度が44kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0049】[実施例8]常圧蒸気の養生時間を3時間
とした以外は、実施例7と同様にして、実施例8を行っ
た。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0050】表1に示すように、嵩比重が1.39、圧
潰強度が40kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0051】[実施例9]常圧蒸気の養生時間を24時
間とした以外は、実施例7と同様にして、実施例9を行
った。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0052】表1に示すように、嵩比重が1.44、圧
潰強度が71kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0053】[実施例10]ボールミル粉砕した粉砕物
を万能混合撹拌機にて水を添加して10分間混練した
後、該混練物を直径10mm、高さ12mmの円柱状に
押し出し成型した以外は、実施例7と同様にして、実施
例10を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せ
て示した。
【0054】表1に示すように、嵩比重が1.28で、
圧潰強度が131kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0055】[実施例11]粉砕物の粒径を10μmと
した以外は、実施例1と同様にして人工軽量骨材を製造
した。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0056】表1に示すように、嵩比重が1.51で、
圧潰強度が32kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0057】[比較例2]高圧蒸気養生を行わず、常圧
蒸気養生のみを14日間行った以外は、実施例7と同様
にして比較例2を行った。得られた骨材の評価結果を表
1に併せて示した。
【0058】表1に示すように、比較例2の人工軽量骨
材は、嵩比重は1.4であるものの、圧潰強度が8kg
fと極めて強度が低かった。
【0059】[実施例12]石炭灰95重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏1重量%からなる骨材配合
原料を、ボールミルにて平均粒径が14μmとなるよう
に混合粉砕した。該粉砕物に水を添加しながらパンペレ
タイザーで直径約10〜15mm程度の球状に造粒した
後、40℃の温度において95%RH雰囲気下で24時
間の常圧蒸気養生を行った。次に、該常圧蒸気養生で得
た人工軽量骨材をオートクレーブに充填し、185℃で
8時間の高圧蒸気養生を行った。得られた人工軽量骨材
の評価として、実施例1と同様の測定を行った。その評
価結果を表1に併せて示した。
【0060】表1に示すように、嵩比重が1.56で、
圧潰強度が30kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0061】[実施例13]石炭灰94重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏2重量%とした以外は、実
施例12と同様にして、実施例13を行った。得られた
骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0062】表1に示すように、嵩比重が1.50で、
圧潰強度が28kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0063】[実施例14]石炭灰93重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏3重量%とした以外は、実
施例12と同様にして、実施例14を行った。得られた
骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0064】表1に示すように、嵩比重が1.42で、
圧潰強度が25kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0065】[実施例15]石炭灰91重量%、酸化カ
ルシウム8重量%、半水石膏1重量%とした以外は、実
施例12と同様にして、実施例15を行った。得られた
骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0066】表1に示すように、嵩比重が1.41で、
圧潰強度が55kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0067】[実施例16]石炭灰83重量%、酸化カ
ルシウム16重量%、半水石膏1重量%とした以外は、
実施例12と同様にして、実施例16を行った。得られ
た骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0068】表1に示すように、嵩比重が1.48で、
圧潰強度が66kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0069】[実施例17]石炭灰67重量%、酸化カ
ルシウム32重量%、半水石膏1重量%とした以外は、
実施例12と同様にして、実施例17を行った。得られ
た骨材の評価結果を表1に併せて示した。
【0070】表1に示すように、嵩比重が1.43で、
圧潰強度が92kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0071】[実施例18]常圧蒸気養生時間を6時間
とした以外は、実施例15と同様にして、実施例18を
行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示し
た。
【0072】表1に示すように、嵩比重が1.48で、
圧潰強度が60kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0073】[実施例19]ボールミル粉砕した粉砕物
を万能混合攪拌機にて水を添加して10分間混練した
後、該混練物を直径10mm、高さ12mmの円柱状に
押し出し成型した以外は、実施例15と同様にして、実
施例19を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併
せて示した。
【0074】表1に示すように、嵩比重が1.55で、
圧潰強度が127kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0075】[比較例3]高圧蒸気養生を行わず、常圧
蒸気養生のみ14日間行った以外は、実施例12と同様
にして、比較例3を行った。得られた骨材の評価結果を
表1に併せて示した。
【0076】表1に示すように、得られた人工軽量骨材
の圧潰強度は2kgfと極めて低いものであった。
【0077】[実施例20]粉砕物の粒径を30μmと
した以外は、実施例12と同様にして人工軽量骨材を製
造した。得られた骨材の圧潰強度は、実施例12と同程
度であった。
【0078】[実施例21]粉砕物の粒径を20μmと
した以外は、実施例12と同様にして人工軽量骨材を製
造した。得られた骨材の圧潰強度は、実施例12と同程
度であった。
【0079】[実施例22]石炭灰90重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏1重量%およびセメント5
重量%からなる骨材配合原料を、ボールミルにて平均粒
径が14μmとなるように混合粉砕した。該粉砕物に水
を添加しながらパンペレタイザーで直径約10〜15m
m程度の球状に造粒した後、40℃の温度において95
%RH雰囲気下で24時間の常圧蒸気養生を行った。次
に、該常圧蒸気養生で得た人工軽量骨材をオートクレー
ブに充填し、185℃で8時間の高圧蒸気養生を行っ
た。得られた人工軽量骨材の評価として、実施例1と同
様の測定を行った。その評価結果を表1に併せて示し
た。
【0080】表1に示すように、嵩比重が1.53で、
圧潰強度が72kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0081】[実施例23]石炭灰85重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏1重量%およびセメント1
0重量%とした以外は、実施例22と同様にして、実施
例23を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せ
て示した。
【0082】表1に示すように、嵩比重が1.71で、
圧潰強度が71kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0083】[実施例24]石炭灰80重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏1重量%およびセメント1
5重量%とした以外は、実施例22と同様にして、実施
例24を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せ
て示した。
【0084】表1に示すように、嵩比重が1.71で、
圧潰強度が78kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0085】[実施例25]石炭灰75重量%、酸化カ
ルシウム4重量%、半水石膏1重量%およびセメント2
0重量%とした以外は、実施例22と同様にして、実施
例25を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せ
て示した。
【0086】表1に示すように、嵩比重が1.71で、
圧潰強度が74kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0087】[実施例26]常圧蒸気養生時間を6時間
とした以外は、実施例22と同様にして、実施例26を
行った。得られた骨材の評価結果を表1に併せて示し
た。
【0088】表1に示すように、嵩比重が1.42で、
圧潰強度が54kgfの人工軽量骨材が得られた。
【0089】[実施例27]ボールミル粉砕した粉砕物
を万能混合攪拌機にて水を添加して10分間混練した
後、該混練物を直径10mm、高さ12mmの円柱状に
押し出し成型した以外は、実施例22と同様にして、実
施例27を行った。得られた骨材の評価結果を表1に併
せて示した。
【0090】表1に示すように、嵩比重が1.52で、
圧潰強度が150kgfを超える高強度の人工軽量骨材
が得られた。
【0091】[比較例4]高圧蒸気養生を行わず、常圧
蒸気養生のみ7日間行った以外は、実施例22と同様に
して、比較例4を行った。得られた骨材の評価結果を表
1に併せて示した。
【0092】表1に示すように、得られた人工軽量骨材
の圧潰強度は18kgfと極めて低いものであった。
【0093】[実施例28]粉砕物の粒径を30μmと
した以外は、実施例22と同様にして人工軽量骨材を製
造した。得られた骨材の圧潰強度は、実施例22と同程
度であった。
【0094】[実施例29]粉砕物の粒径を20μmと
した以外は、実施例22と同様にして人工軽量骨材を製
造した。得られた骨材の圧潰強度は、実施例22と同程
度であった。
【0095】
【表1】
【0096】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、石炭火力発電所や石炭焚きボイラーなどから発生
する石炭灰を原料として、非焼成型の人工軽量骨材を低
コストで効率的に生産することができる。従って、産業
廃棄物を埋め立てて処理することなく、特に土木・建築
材料などに再資源化できることから、環境の保全とエネ
ルギーの安定供給に寄与するところ大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 真悟 千葉県市川市中国分3−18−5 住友金属 鉱山株式会社中央研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化カルシウムおよび水酸化カルシウム
    からなる群より選ばれた少なくとも1種と、石炭灰とを
    混合して粉砕して粉砕物を得て、該粉砕物を蒸気養生し
    て人工軽量骨材とすることを特徴とする人工軽量骨材の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 石炭灰と、酸化カルシウムおよび/また
    は水酸化カルシウムと、硫酸カルシウムおよびセメント
    からなる群より選ばれた少なくとも1種とを混合して粉
    砕して粉砕物を得て、該粉砕物を蒸気養生して人工軽量
    骨材とすることを特徴とする人工軽量骨材の製造方法。
  3. 【請求項3】 粉砕物を、成型した後に、蒸気養生する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の人工軽量骨
    材の製造方法。
  4. 【請求項4】 酸化カルシウムおよび/または水酸化カ
    ルシウムの添加量は、粉砕物に対し、CaO換算で1〜
    50重量%であることを特徴とする請求項1〜3に記載
    の人工軽量骨材の製造方法。
  5. 【請求項5】 硫酸カルシウムの添加量は、粉砕物に対
    し、CaSO4 換算で0.5〜10重量%、およびセメ
    ントの添加量は、粉砕物に対し、1〜50重量%である
    ことを特徴とする請求項2〜4に記載の人工軽量骨材の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 粉砕物の平均粒径が30μm以下になる
    ように粉砕することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の人工軽量骨材の製造方法。
  7. 【請求項7】 粉砕物の平均粒径が20μm以下になる
    ように粉砕することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    かに記載の人工軽量骨材の製造方法。
  8. 【請求項8】 蒸気養生は、高圧蒸気養生であることを
    特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の人工軽量骨
    材の製造方法。
  9. 【請求項9】 蒸気養生は、常圧蒸気養生およびその後
    の高圧蒸気養生であることを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の人工軽量骨材の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の方法
    により得られ、かつ、2.0未満の嵩比重を有すること
    を特徴とする人工軽量骨材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014042881A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Shikoku Research Institute Inc 石炭灰用固化材及びそれを用いた固化物の製造方法
JP2015145337A (ja) * 2015-04-17 2015-08-13 株式会社大協組 焼却灰を主原料とした発泡水熱固化体の製造方法
JP2019181389A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 宇部興産株式会社 石炭灰混合材料

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