JPH11228686A - ポリエーテル誘導体及びその製造方法 - Google Patents
ポリエーテル誘導体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH11228686A JPH11228686A JP2851998A JP2851998A JPH11228686A JP H11228686 A JPH11228686 A JP H11228686A JP 2851998 A JP2851998 A JP 2851998A JP 2851998 A JP2851998 A JP 2851998A JP H11228686 A JPH11228686 A JP H11228686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyether
- group
- aromatic ring
- polyether derivative
- phenol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Polyethers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性に優れ、分子中に反応性基を有せず、
用途や要求物性にあった任意の構造の、かつマトリクス
樹脂に添加した場合にも樹脂の性能を劣化させたり、他
の添加剤や改質剤の性能を阻害することがない新規なポ
リエーテル誘導体を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるポリエーテ
ル誘導体: R1O−(AO)n−Y−(OA)n−OR1 (1) (式中、R1は置換基を有してもよい炭素数6〜30の一
価のフェノール類の残基又は芳香環を有する一価アルコ
ールの残基を表し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を
表し、Yは芳香環を有する又は有さない炭素数1〜15
のジハロゲン化物の残基を表し、1≦n≦100を表
す)。
用途や要求物性にあった任意の構造の、かつマトリクス
樹脂に添加した場合にも樹脂の性能を劣化させたり、他
の添加剤や改質剤の性能を阻害することがない新規なポ
リエーテル誘導体を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるポリエーテ
ル誘導体: R1O−(AO)n−Y−(OA)n−OR1 (1) (式中、R1は置換基を有してもよい炭素数6〜30の一
価のフェノール類の残基又は芳香環を有する一価アルコ
ールの残基を表し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を
表し、Yは芳香環を有する又は有さない炭素数1〜15
のジハロゲン化物の残基を表し、1≦n≦100を表
す)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポリエーテ
ル誘導体に関する。更に詳しくは、耐熱性に優れ、分子
中に反応性基を有さないポリエーテル誘導体に関するも
のである。
ル誘導体に関する。更に詳しくは、耐熱性に優れ、分子
中に反応性基を有さないポリエーテル誘導体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポリエーテル誘導体は活性水素を有する
化合物にエチレンオキシド、プロピレンオキシド等のア
ルキレンオキシドを付加重合させ、必要に応じて種々の
変成を加えて合成され、原料化合物の組合せや使用量等
により、低粘度から高粘度、油溶性から水溶性、低融点
から高融点等種々の特性を有するものが得られる。広範
な特性の誘導体が得られることから用途は医薬、化粧
品、発酵工業、潤滑油、樹脂、シリコーン樹脂分野等多
岐に渡っている。変成技術の検討も活発であり、それに
より用途拡大が試みられている。例えば、ポリエーテル
誘導体の中で比較的分子量の大きいオリゴマーは樹脂や
繊維の帯電防止剤、表面親水化剤、吸水性付与剤、可塑
剤、高分子固体電解質、界面活性剤、潤滑油等の多方面
の用途で実用化されているが、現在も改良検討が継続さ
れており、更に新変成法の開発により新たな市場ニーズ
への対応も考えられる。
化合物にエチレンオキシド、プロピレンオキシド等のア
ルキレンオキシドを付加重合させ、必要に応じて種々の
変成を加えて合成され、原料化合物の組合せや使用量等
により、低粘度から高粘度、油溶性から水溶性、低融点
から高融点等種々の特性を有するものが得られる。広範
な特性の誘導体が得られることから用途は医薬、化粧
品、発酵工業、潤滑油、樹脂、シリコーン樹脂分野等多
岐に渡っている。変成技術の検討も活発であり、それに
より用途拡大が試みられている。例えば、ポリエーテル
誘導体の中で比較的分子量の大きいオリゴマーは樹脂や
繊維の帯電防止剤、表面親水化剤、吸水性付与剤、可塑
剤、高分子固体電解質、界面活性剤、潤滑油等の多方面
の用途で実用化されているが、現在も改良検討が継続さ
れており、更に新変成法の開発により新たな市場ニーズ
への対応も考えられる。
【0003】まず、帯電防止剤には界面活性剤型低分子
化合物と高分子型永久帯電防止剤がある。現在実用化さ
れている代表的な高分子型帯電防止剤としては、赤松清
監修“帯電防止材料の最新技術と応用”、シーエムシ
ー、p99(1996)に記載されているように、ポリ
エチレングリコールメタクリレート共重合体、ポリエー
テルエステルアミド、ポリエーテルアミドイミド、ポリ
エチレンオキシドーエピクロルヒドリン共重合体等があ
るが、耐熱性、耐変色性、加工工程中での脱落等におい
て課題がある。又、熱可塑性樹脂として例えばポリエス
テル樹脂に溶融混練した場合は、化合物がエステル交換
反応を起こす官能基を有すると、樹脂が重合度の低下を
起こして物性が低下する。更に、ポリカーボネート樹脂
においては、例えば特開平9−25335にみられるよ
うに、本来有する樹脂の透明性を損なわないような帯電
防止剤の検討がなされているが、上述の帯電防止剤では
屈折率が低い等のため改善が求められている。このよう
に、帯電防止性だけではなく種々の機能が要求され、用
途に応じたきめ細かな材料対応や技術革新が求められて
いる。
化合物と高分子型永久帯電防止剤がある。現在実用化さ
れている代表的な高分子型帯電防止剤としては、赤松清
監修“帯電防止材料の最新技術と応用”、シーエムシ
ー、p99(1996)に記載されているように、ポリ
エチレングリコールメタクリレート共重合体、ポリエー
テルエステルアミド、ポリエーテルアミドイミド、ポリ
エチレンオキシドーエピクロルヒドリン共重合体等があ
るが、耐熱性、耐変色性、加工工程中での脱落等におい
て課題がある。又、熱可塑性樹脂として例えばポリエス
テル樹脂に溶融混練した場合は、化合物がエステル交換
反応を起こす官能基を有すると、樹脂が重合度の低下を
起こして物性が低下する。更に、ポリカーボネート樹脂
においては、例えば特開平9−25335にみられるよ
うに、本来有する樹脂の透明性を損なわないような帯電
防止剤の検討がなされているが、上述の帯電防止剤では
屈折率が低い等のため改善が求められている。このよう
に、帯電防止性だけではなく種々の機能が要求され、用
途に応じたきめ細かな材料対応や技術革新が求められて
いる。
【0004】一方、インキ、トナー、塗料、樹脂、ゴ
ム、繊維、紙、写真、フィルム等の諸分野において、強
度、剛性、接着性、耐熱性、耐候性、色調、深色性、艶
消しや白色化(隠蔽性)、触感特性、滑り性、耐磨耗
性、及び粘度などの諸特性の改良、増量剤としての添加
によるコストダウン、導電性等の新機能付与などを目的
として、シリカ、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タル
ク、フェライト、金属粉、金属繊維、ガラス繊維等の無
機微粒子や有機顔料等が使用されている。しかし、無機
微粒子の表面は一般に水酸基のような極性基や吸着水で
覆われているため親油性に乏しく、そのままでは樹脂や
ゴム等の有機媒体中に均一に分散させることは困難であ
り、顔料においても非水系のビヒクル中で凝集して色む
らや光沢を失うなど目的が十分果たせない。
ム、繊維、紙、写真、フィルム等の諸分野において、強
度、剛性、接着性、耐熱性、耐候性、色調、深色性、艶
消しや白色化(隠蔽性)、触感特性、滑り性、耐磨耗
性、及び粘度などの諸特性の改良、増量剤としての添加
によるコストダウン、導電性等の新機能付与などを目的
として、シリカ、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タル
ク、フェライト、金属粉、金属繊維、ガラス繊維等の無
機微粒子や有機顔料等が使用されている。しかし、無機
微粒子の表面は一般に水酸基のような極性基や吸着水で
覆われているため親油性に乏しく、そのままでは樹脂や
ゴム等の有機媒体中に均一に分散させることは困難であ
り、顔料においても非水系のビヒクル中で凝集して色む
らや光沢を失うなど目的が十分果たせない。
【0005】そこで、無機微粒子や顔料の表面性を変化
させて分散性を向上させるため、種々のカップリング剤
で処理したり、各種界面活性剤や樹脂で被覆する方法が
行われている。例えば、特公平7−98657には特殊
なシリル化剤が、特公平8−13938にはアミノ酸−
長鎖アミドからなる表面改質剤がそれぞれ記載されてい
る。これら従来の表面改質剤や分散剤は分散性、耐熱
性、経済性、マトリックス樹脂との相溶性等において課
題を残しており、特にマトリックス樹脂との非反応性、
他の添加剤や改質剤の性能を阻害しない、微粒子が他の
添加剤や改質剤を吸着して失活させるのを防ぐ等の要求
を満足するものは殆どない。又、一般にポリエ−テル誘
導体は熱や酸化による劣化を受け易いといわれ、樹脂、
潤滑油原料として優れた性能を発揮するにもかかわら
ず、熱分解性や熱劣化性が問題となり改良が多々検討さ
れている。分子中に芳香環を導入したり、酸化防止剤等
の安定剤を併用することにより耐熱性向上が図られ、芳
香環を導入する方法としては、多価フェノール、芳香族
アミン類等芳香環を有する活性水素化合物にアルキレン
オキシドを付加することにより製造したもの(特開昭5
7−151613等)、活性水素含有化合物にスチレン
オキシド等の芳香環含有アルキレンオキシドを付加する
ことにより製造したもの(L.Shechterら、Ind.Eng.Che
m., 48, 1107 (1957)等) 等が知られているが、これら
の耐熱性ポリエーテル誘導体は、導入可能な芳香環含有
量に限界がある、芳香環が主鎖にない構造となり耐熱性
向上効果が小さい、分子中に反応性基を有するため樹脂
の物性低下や他の添加剤の性能阻害を起こす等の問題を
有していた。
させて分散性を向上させるため、種々のカップリング剤
で処理したり、各種界面活性剤や樹脂で被覆する方法が
行われている。例えば、特公平7−98657には特殊
なシリル化剤が、特公平8−13938にはアミノ酸−
長鎖アミドからなる表面改質剤がそれぞれ記載されてい
る。これら従来の表面改質剤や分散剤は分散性、耐熱
性、経済性、マトリックス樹脂との相溶性等において課
題を残しており、特にマトリックス樹脂との非反応性、
他の添加剤や改質剤の性能を阻害しない、微粒子が他の
添加剤や改質剤を吸着して失活させるのを防ぐ等の要求
を満足するものは殆どない。又、一般にポリエ−テル誘
導体は熱や酸化による劣化を受け易いといわれ、樹脂、
潤滑油原料として優れた性能を発揮するにもかかわら
ず、熱分解性や熱劣化性が問題となり改良が多々検討さ
れている。分子中に芳香環を導入したり、酸化防止剤等
の安定剤を併用することにより耐熱性向上が図られ、芳
香環を導入する方法としては、多価フェノール、芳香族
アミン類等芳香環を有する活性水素化合物にアルキレン
オキシドを付加することにより製造したもの(特開昭5
7−151613等)、活性水素含有化合物にスチレン
オキシド等の芳香環含有アルキレンオキシドを付加する
ことにより製造したもの(L.Shechterら、Ind.Eng.Che
m., 48, 1107 (1957)等) 等が知られているが、これら
の耐熱性ポリエーテル誘導体は、導入可能な芳香環含有
量に限界がある、芳香環が主鎖にない構造となり耐熱性
向上効果が小さい、分子中に反応性基を有するため樹脂
の物性低下や他の添加剤の性能阻害を起こす等の問題を
有していた。
【0006】上述の用途や課題に対してポリエ−テル誘
導体の望ましい分子構造は、親水性基と疎水性基からな
り、その量を用途や必要機能により制御できること、親
水性基は多様な用途に適用可能という見地からノニオン
性のポリアルキレンオキシド鎖が適当であり、分子量は
樹脂との相溶性や要求機能に合わせて数百から数万程度
の間で制御できることが必要である。又、疎水性基は耐
熱性や樹脂改質剤用途としては想定しているマトリック
ス樹脂である芳香族系樹脂との親和性等を考慮して芳香
環を有することが望ましい。更に、ポリエステル樹脂等
との溶融混練により樹脂物性が低下したり、種々の併用
薬剤の機能を阻害しないため反応性基を有さないことも
重要である。これらの項目を満足するようなポリエ−テ
ル誘導体は知られていない。
導体の望ましい分子構造は、親水性基と疎水性基からな
り、その量を用途や必要機能により制御できること、親
水性基は多様な用途に適用可能という見地からノニオン
性のポリアルキレンオキシド鎖が適当であり、分子量は
樹脂との相溶性や要求機能に合わせて数百から数万程度
の間で制御できることが必要である。又、疎水性基は耐
熱性や樹脂改質剤用途としては想定しているマトリック
ス樹脂である芳香族系樹脂との親和性等を考慮して芳香
環を有することが望ましい。更に、ポリエステル樹脂等
との溶融混練により樹脂物性が低下したり、種々の併用
薬剤の機能を阻害しないため反応性基を有さないことも
重要である。これらの項目を満足するようなポリエ−テ
ル誘導体は知られていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ノニオン性のポリアルキレンオキシドからなる親水
性基と芳香環を有する疎水性基を併せ有し、分子中に反
応性基を有せずに、かつ、親水性基と疎水性基の量と分
子量を制御したポリエーテル誘導体を提供することにあ
る。
は、ノニオン性のポリアルキレンオキシドからなる親水
性基と芳香環を有する疎水性基を併せ有し、分子中に反
応性基を有せずに、かつ、親水性基と疎水性基の量と分
子量を制御したポリエーテル誘導体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記の課題
を解決すべく鋭意検討した結果、下記の一般式(1)で
表される構造を有してなるポリエーテル誘導体が多様な
特性を有することを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明は次の一般式(1)で表される新規な
ポリエーテル誘導体を提供するものである。
を解決すべく鋭意検討した結果、下記の一般式(1)で
表される構造を有してなるポリエーテル誘導体が多様な
特性を有することを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。即ち、本発明は次の一般式(1)で表される新規な
ポリエーテル誘導体を提供するものである。
【0009】
【化2】 R1O−(AO)n−Y−(OA)n−OR1 (1)
【0010】(式中、R1は置換基を有してもよい炭素数
6〜30の一価のフェノール類の残基又は芳香環を有す
る一価アルコールの残基を表し、Aは炭素数2〜4のア
ルキレン基を表し、Yは芳香環を有する又は有さない炭
素数1〜15のジハロゲン化物の残基を表し、1≦n≦
100を表す) また、本発明は、一価フェノール類又は芳香環を有する
一価アルコールにアルキレンオキシドを付加重合したポ
リエーテルモノオールとジハロゲン化物を反応させるこ
とを特徴とするのポリエーテルオリゴマーの製造方法を
提供するものである。
6〜30の一価のフェノール類の残基又は芳香環を有す
る一価アルコールの残基を表し、Aは炭素数2〜4のア
ルキレン基を表し、Yは芳香環を有する又は有さない炭
素数1〜15のジハロゲン化物の残基を表し、1≦n≦
100を表す) また、本発明は、一価フェノール類又は芳香環を有する
一価アルコールにアルキレンオキシドを付加重合したポ
リエーテルモノオールとジハロゲン化物を反応させるこ
とを特徴とするのポリエーテルオリゴマーの製造方法を
提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のポリエーテル誘導体は、
一価フェノール類又は芳香環を有する一価アルコールに
アルキレンオキシドを付加重合したポリエーテルモノオ
ールにジハロゲン化物を反応させて得られる上記一般式
(1)で表されるポリエーテルオリゴマーであり、ノニ
オン性のポリアルキレンオキシドからなる親水性基と芳
香環を有する疎水性基を併せて有し、その量と分子量を
制御したブロック型ポリエーテル誘導体からなることを
特徴とする。また、一価フェノール類又は芳香環を有す
る一価アルコールにアルキレンオキシドを付加重合した
ポリエーテルモノオールとジハロゲン化物を反応させる
ことを特徴とするポリエーテルオリゴマーの製造方法で
あり、一般式(1)の化合物の最も好ましい例での製造
方法である。
一価フェノール類又は芳香環を有する一価アルコールに
アルキレンオキシドを付加重合したポリエーテルモノオ
ールにジハロゲン化物を反応させて得られる上記一般式
(1)で表されるポリエーテルオリゴマーであり、ノニ
オン性のポリアルキレンオキシドからなる親水性基と芳
香環を有する疎水性基を併せて有し、その量と分子量を
制御したブロック型ポリエーテル誘導体からなることを
特徴とする。また、一価フェノール類又は芳香環を有す
る一価アルコールにアルキレンオキシドを付加重合した
ポリエーテルモノオールとジハロゲン化物を反応させる
ことを特徴とするポリエーテルオリゴマーの製造方法で
あり、一般式(1)の化合物の最も好ましい例での製造
方法である。
【0012】一価フェノール類又は芳香環を有する一価
アルコ−ルの残基R1としては、例えば、ベンジルアル
コール、フェノール、クレゾール、キシレノール、エチ
ルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフェノー
ル、ヘキシルフェノール、オクチルフェノール、ノニル
フェノール等のアルキルフェノール類、フェニルフェノ
ール、スチレン化フェノール、クミルフェノール等の芳
香族置換基を有するフェノール類等の残基が挙げられ
る。これらのうち好ましいのはベンジルアルコール、フ
ェノール、クレゾール、エチルフェノール、プロピルフ
ェノール、ブチルフェノール、クミルフェノール、スチ
レン化フェノールの残基であり、特に好ましいのはクミ
ルフェノール、スチレン化フェノールの残基である。
アルコ−ルの残基R1としては、例えば、ベンジルアル
コール、フェノール、クレゾール、キシレノール、エチ
ルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフェノー
ル、ヘキシルフェノール、オクチルフェノール、ノニル
フェノール等のアルキルフェノール類、フェニルフェノ
ール、スチレン化フェノール、クミルフェノール等の芳
香族置換基を有するフェノール類等の残基が挙げられ
る。これらのうち好ましいのはベンジルアルコール、フ
ェノール、クレゾール、エチルフェノール、プロピルフ
ェノール、ブチルフェノール、クミルフェノール、スチ
レン化フェノールの残基であり、特に好ましいのはクミ
ルフェノール、スチレン化フェノールの残基である。
【0013】アルキレン基Aは炭素数2〜4のアルキレ
ン基であるが、エチレン基を含んでなることが親水性基
を付与する上で特に好ましい。プロピレン基やブチレン
基も疎水性付与、流動性や結晶性変化等の目的で適宜組
み入れることができるが、必ずしも含んでなる必要はな
い。ジハロゲン化物の残基Yは、特に限定されないが、
塩化メチレン等のメチレンジハライドの残基(メチレン
基)、エチレンジハライドの残基(エチレン基)、プロ
ピレンジハライドの残基(プロピレン基)、ビス(ハロ
メチル)ベンゼン(キシリレン基)の残基などを挙げる
ことができる。本発明のポリエーテル誘導体は、上記の
ジハロゲン化物の種類を選ぶことによって、化合物中の
芳香環の種類及び含量を制御することができる。
ン基であるが、エチレン基を含んでなることが親水性基
を付与する上で特に好ましい。プロピレン基やブチレン
基も疎水性付与、流動性や結晶性変化等の目的で適宜組
み入れることができるが、必ずしも含んでなる必要はな
い。ジハロゲン化物の残基Yは、特に限定されないが、
塩化メチレン等のメチレンジハライドの残基(メチレン
基)、エチレンジハライドの残基(エチレン基)、プロ
ピレンジハライドの残基(プロピレン基)、ビス(ハロ
メチル)ベンゼン(キシリレン基)の残基などを挙げる
ことができる。本発明のポリエーテル誘導体は、上記の
ジハロゲン化物の種類を選ぶことによって、化合物中の
芳香環の種類及び含量を制御することができる。
【0014】ここで、一般式(1)中のアルキレンオキ
シドの付加モル数の平均値nは、1≦n≦100である
が、その最適値は用途によって異なる。nが100より
も大きいと添加剤や改質剤としての性能が得られず、ま
た、粘度が高くなり、合成が困難になる。アルキレンオ
キシドの種類については、エチレンオキシドは親水性基
として特に好ましい。プロピレンオキシドやブチレンオ
キシド等も疎水性付与、流動性や結晶性変化等の目的で
適宜組み入れることができるが、必ずしも含んでなる必
要はない。ここで用いるアルキレンオキシドの種類に対
応して一般式(1)のAが決定される。また、フェノー
ル類に対するアルキレンオキシドの仕込量等によってn
を制御できる
シドの付加モル数の平均値nは、1≦n≦100である
が、その最適値は用途によって異なる。nが100より
も大きいと添加剤や改質剤としての性能が得られず、ま
た、粘度が高くなり、合成が困難になる。アルキレンオ
キシドの種類については、エチレンオキシドは親水性基
として特に好ましい。プロピレンオキシドやブチレンオ
キシド等も疎水性付与、流動性や結晶性変化等の目的で
適宜組み入れることができるが、必ずしも含んでなる必
要はない。ここで用いるアルキレンオキシドの種類に対
応して一般式(1)のAが決定される。また、フェノー
ル類に対するアルキレンオキシドの仕込量等によってn
を制御できる
【0015】アルキレンオキシドを付加させる際は、酸
触媒又はアルカリ触媒のような触媒の存在下、好ましく
は加圧下、高温(例えば80〜200℃、好ましくは1
00〜180℃)で既知の方法によってこれを行うこと
ができる。触媒は、酸触媒、例えば三フッ化ホウ素また
は塩化アルミニウムのようなルイス酸であることもでき
るが、更に好ましくは、アルカリ触媒、例えばアルカリ
金属またはアルカリ土類金属のアルコラート、水酸化
物、酸化物、炭酸塩、水素化物またはアミドである。特
に好ましい触媒はナトリウムまたはカリウムのアルコラ
ート(例えばメチラートまたはエチラート)及び水酸化
物である。触媒は通常、最終生成物に対して0.05〜
3重量%、好ましくは0.1〜1重量%の量で使用す
る。反応終了後、触媒は必要に応じて中和、濾過、吸着
剤処理等により除去する。
触媒又はアルカリ触媒のような触媒の存在下、好ましく
は加圧下、高温(例えば80〜200℃、好ましくは1
00〜180℃)で既知の方法によってこれを行うこと
ができる。触媒は、酸触媒、例えば三フッ化ホウ素また
は塩化アルミニウムのようなルイス酸であることもでき
るが、更に好ましくは、アルカリ触媒、例えばアルカリ
金属またはアルカリ土類金属のアルコラート、水酸化
物、酸化物、炭酸塩、水素化物またはアミドである。特
に好ましい触媒はナトリウムまたはカリウムのアルコラ
ート(例えばメチラートまたはエチラート)及び水酸化
物である。触媒は通常、最終生成物に対して0.05〜
3重量%、好ましくは0.1〜1重量%の量で使用す
る。反応終了後、触媒は必要に応じて中和、濾過、吸着
剤処理等により除去する。
【0016】本発明のポリエーテル誘導体は基本的に水
酸基、アミノ基、エステル結合、ウレタン結合等の反応
性に富む官能基を有さない。そのため、樹脂物性を低下
させたり、併用薬剤の機能を阻害したり、着色すること
はない。又、耐熱性もポリアルキレンオキシド誘導体と
しては良好である。得られたポリエーテルモノオールか
ら本発明のポリエーテル誘導体を製造する方法として
は、一価フェノール類、又は芳香環を有する一価アルコ
ールにアルキレンオキシドを付加重合したポリエーテル
モノオールをジハロゲン化物で連結する方法を好ましく
用いることができる。この方法では、芳香環を含まない
ジハロゲン化物を用いた場合は両端にのみ芳香環を有す
るポリエーテル誘導体を合成することができる。又、芳
香環を有するジハロゲン化物を用いた場合は両端及び内
側の3か所に芳香環を有するポリエーテル誘導体を合成
することができる。
酸基、アミノ基、エステル結合、ウレタン結合等の反応
性に富む官能基を有さない。そのため、樹脂物性を低下
させたり、併用薬剤の機能を阻害したり、着色すること
はない。又、耐熱性もポリアルキレンオキシド誘導体と
しては良好である。得られたポリエーテルモノオールか
ら本発明のポリエーテル誘導体を製造する方法として
は、一価フェノール類、又は芳香環を有する一価アルコ
ールにアルキレンオキシドを付加重合したポリエーテル
モノオールをジハロゲン化物で連結する方法を好ましく
用いることができる。この方法では、芳香環を含まない
ジハロゲン化物を用いた場合は両端にのみ芳香環を有す
るポリエーテル誘導体を合成することができる。又、芳
香環を有するジハロゲン化物を用いた場合は両端及び内
側の3か所に芳香環を有するポリエーテル誘導体を合成
することができる。
【0017】ポリエーテルモノオールにジハロゲン化物
を反応させてエーテル結合を形成する反応は、ポリエー
テル類の末端水酸基をアルカリ金属化合物で処理後、ジ
ハロゲン化物と反応させることにより行う。なお、テト
ラブチルアンモニウムハライド等の四級アンモニウム塩
をアルカリ金属化合物の代わりに使用して、或いは、ア
ルカリ金属化合物と併用して合成することもできる。副
生する食塩等は水を加えて溶解、或いは分散させ、ポリ
アルキレンオキシド誘導体とは2層分離する。少量残存
する食塩等は濾過或いは吸着剤処理等により濾過する。
生成物をトルエン等の溶媒で希釈して食塩等を濾別する
方法も可能である。
を反応させてエーテル結合を形成する反応は、ポリエー
テル類の末端水酸基をアルカリ金属化合物で処理後、ジ
ハロゲン化物と反応させることにより行う。なお、テト
ラブチルアンモニウムハライド等の四級アンモニウム塩
をアルカリ金属化合物の代わりに使用して、或いは、ア
ルカリ金属化合物と併用して合成することもできる。副
生する食塩等は水を加えて溶解、或いは分散させ、ポリ
アルキレンオキシド誘導体とは2層分離する。少量残存
する食塩等は濾過或いは吸着剤処理等により濾過する。
生成物をトルエン等の溶媒で希釈して食塩等を濾別する
方法も可能である。
【0018】アルカリ金属化合物としては、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等の苛性アルカリ、ナトリウム
メチラート、ナトリウムエチラート、t−ブトキシカリ
ウム等の低級アルコールの金属アルコラート、金属ナト
リウム、金属カリウム等のアルカリ金属等が挙げられ、
通常、ポリエーテルの水酸基の一部又は全部をアルコラ
ートに変換して、ハロゲン化物との反応に供される。こ
れらのうち好ましいのは金属アルコラート及び苛性アル
カリであり、更に好ましいのは、ナトリウムメチラー
ト、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムである。
リウム、水酸化カリウム等の苛性アルカリ、ナトリウム
メチラート、ナトリウムエチラート、t−ブトキシカリ
ウム等の低級アルコールの金属アルコラート、金属ナト
リウム、金属カリウム等のアルカリ金属等が挙げられ、
通常、ポリエーテルの水酸基の一部又は全部をアルコラ
ートに変換して、ハロゲン化物との反応に供される。こ
れらのうち好ましいのは金属アルコラート及び苛性アル
カリであり、更に好ましいのは、ナトリウムメチラー
ト、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムである。
【0019】一価フェノール類又は芳香環を有する一価
アルコ−ル類としては、例えば、ベンジルアルコール、
フェノール、クレゾール、キシレノール、エチルフェノ
ール、プロピルフェノール、ブチルフェノール、ヘキシ
ルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール
等のアルキルフェノール類、フェニルフェノール、スチ
レン化フェノール、クミルフェノール等の芳香族置換基
を有するフェノール類等が挙げられる。これらのうち好
ましいのはベンジルアルコール、フェノール、クレゾー
ル、エチルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフ
ェノール、クミルフェノール、スチレン化フェノールの
残基であり、特に好ましいのはクミルフェノール、スチ
レン化フェノールである。ジハロゲン化物としては、塩
化メチレン、臭化メチレン等のメチレンジハライドやエ
チレンジハライド等のアルキレンジハライド類、塩化ベ
ンザル、ビス(クロロメチル)ベンゼン等のハロゲン化
芳香環含有炭化水素類、ビス(クロロメチル)エーテル
等のハロゲン化エーテル類、ビス(クロロメチル)ケト
ン等のハロゲン化ケトン類等が上げられる。これらのう
ち特に好ましいのは塩化メチレン、ビス(クロロメチ
ル)ベンゼンである。
アルコ−ル類としては、例えば、ベンジルアルコール、
フェノール、クレゾール、キシレノール、エチルフェノ
ール、プロピルフェノール、ブチルフェノール、ヘキシ
ルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール
等のアルキルフェノール類、フェニルフェノール、スチ
レン化フェノール、クミルフェノール等の芳香族置換基
を有するフェノール類等が挙げられる。これらのうち好
ましいのはベンジルアルコール、フェノール、クレゾー
ル、エチルフェノール、プロピルフェノール、ブチルフ
ェノール、クミルフェノール、スチレン化フェノールの
残基であり、特に好ましいのはクミルフェノール、スチ
レン化フェノールである。ジハロゲン化物としては、塩
化メチレン、臭化メチレン等のメチレンジハライドやエ
チレンジハライド等のアルキレンジハライド類、塩化ベ
ンザル、ビス(クロロメチル)ベンゼン等のハロゲン化
芳香環含有炭化水素類、ビス(クロロメチル)エーテル
等のハロゲン化エーテル類、ビス(クロロメチル)ケト
ン等のハロゲン化ケトン類等が上げられる。これらのう
ち特に好ましいのは塩化メチレン、ビス(クロロメチ
ル)ベンゼンである。
【0020】本発明において、必要により溶媒を使用す
ることができる。溶媒としては、エーテル類、脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類、ケトン類のような活性水
素を有さないものが適当であるが、ポリエーテルをアル
コラート化後、ハロゲン化物と反応させる際等はt−ブ
タノール等の第三アルコール類も使用可能である。一般
に、ポリエーテル誘導体はアルカリ性で加熱し、特に空
気との接触があると着色する。これはポリエーテル誘導
体中にアルデヒド等の酸化生成物が存在すると考えられ
ており、あらかじめナトリウムボロハイドライド処理な
どにより還元処理をし、反応中は空気との接触を避ける
ことにより改善できる。なお、疎水性基と親水性基のバ
ランスや表面エネルギーの大きさは、一般式(1)のR
1 の芳香環の数、Yの種類、アルキレンオキシドの種類
や付加モル数nによって制御することができる。
ることができる。溶媒としては、エーテル類、脂肪族炭
化水素類、芳香族炭化水素類、ケトン類のような活性水
素を有さないものが適当であるが、ポリエーテルをアル
コラート化後、ハロゲン化物と反応させる際等はt−ブ
タノール等の第三アルコール類も使用可能である。一般
に、ポリエーテル誘導体はアルカリ性で加熱し、特に空
気との接触があると着色する。これはポリエーテル誘導
体中にアルデヒド等の酸化生成物が存在すると考えられ
ており、あらかじめナトリウムボロハイドライド処理な
どにより還元処理をし、反応中は空気との接触を避ける
ことにより改善できる。なお、疎水性基と親水性基のバ
ランスや表面エネルギーの大きさは、一般式(1)のR
1 の芳香環の数、Yの種類、アルキレンオキシドの種類
や付加モル数nによって制御することができる。
【0021】本発明のポリエーテル誘導体は広範な構造
設計が可能であることから用途は多岐に亘る。用途によ
り最適構造は異なる。用途はミクロ相分離構造、両親媒
性、界面活性等の物性や機能の複合化が要求される分野
がまず挙げられ、樹脂等の帯電防止剤・表面親水化剤・
可塑剤・融液の粘度低下剤・相溶化剤・接着剤、無機微
粒子の分散剤・表面処理剤、高分子固体電解質等として
の利用がある。又、耐熱性、酸化安定性に優れた潤滑油
基油等が用途として挙げられる。
設計が可能であることから用途は多岐に亘る。用途によ
り最適構造は異なる。用途はミクロ相分離構造、両親媒
性、界面活性等の物性や機能の複合化が要求される分野
がまず挙げられ、樹脂等の帯電防止剤・表面親水化剤・
可塑剤・融液の粘度低下剤・相溶化剤・接着剤、無機微
粒子の分散剤・表面処理剤、高分子固体電解質等として
の利用がある。又、耐熱性、酸化安定性に優れた潤滑油
基油等が用途として挙げられる。
【0022】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限
定されるものではないことを理解されたい。なお、実施
例中の「部」は重量によるものである。実施例中、フェ
ノール類へのアルキレンオキシドの付加モル数は水酸基
価より求めた。又、 最終生産物は1H−NMR(日本電
子製JNM−LA400型FT−NMR装置)により分
析した。
が、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限
定されるものではないことを理解されたい。なお、実施
例中の「部」は重量によるものである。実施例中、フェ
ノール類へのアルキレンオキシドの付加モル数は水酸基
価より求めた。又、 最終生産物は1H−NMR(日本電
子製JNM−LA400型FT−NMR装置)により分
析した。
【0023】実施例1 p−クミルフェノール100部にエチレンオキシド27
8部を、水酸化カリウム0.4部の存在下、120〜1
40℃で反応させて、p−クミルフェノールのエチレン
オキシド平均13モル付加体(以降p−クミルフェノー
ル・13EO付加体と記す)(水酸基価72mgKOH
/g)を合成した。このp−クミルフェノール・13E
O付加体100部に28%ナトリウムメチラート27部
を仕込み、減圧下85〜120℃にてメタノールを除去
した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷却後、塩化メチ
レン11部を徐々に滴下した。その後、昇温し70〜1
00℃で3時間反応した。次いで、水を加えリン酸でp
H6に中和後静置し、下層の水層及び食塩を除去した。
減圧下で揮発分を除去してから、吸着剤キョワード60
0S(協和化学工業製)を1部加えて100℃にて処理
後、吸着剤を濾過して除去し、ポリエーテル誘導体(P
CP/13EO/DCMと略記)を得た。得られたポリ
エーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグナルの帰属
(δ値) を以下に示す。
8部を、水酸化カリウム0.4部の存在下、120〜1
40℃で反応させて、p−クミルフェノールのエチレン
オキシド平均13モル付加体(以降p−クミルフェノー
ル・13EO付加体と記す)(水酸基価72mgKOH
/g)を合成した。このp−クミルフェノール・13E
O付加体100部に28%ナトリウムメチラート27部
を仕込み、減圧下85〜120℃にてメタノールを除去
した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷却後、塩化メチ
レン11部を徐々に滴下した。その後、昇温し70〜1
00℃で3時間反応した。次いで、水を加えリン酸でp
H6に中和後静置し、下層の水層及び食塩を除去した。
減圧下で揮発分を除去してから、吸着剤キョワード60
0S(協和化学工業製)を1部加えて100℃にて処理
後、吸着剤を濾過して除去し、ポリエーテル誘導体(P
CP/13EO/DCMと略記)を得た。得られたポリ
エーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグナルの帰属
(δ値) を以下に示す。
【0024】
【化3】
【0025】実施例2 塩化メチレンの代わりにα,α’−ジクロロキシレン1
4部を用いた以外は実施例1に準じて合成し、ポリエー
テル誘導体(PCP/13EO/DCXと略記)を得
た。得られたポリエーテル誘導体の構造と1H−NMR
シグナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
4部を用いた以外は実施例1に準じて合成し、ポリエー
テル誘導体(PCP/13EO/DCXと略記)を得
た。得られたポリエーテル誘導体の構造と1H−NMR
シグナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
【0026】
【化4】
【0027】実施例3 ジスチレン化フェノール100部にエチレンオキシド1
80部を、水酸化ナトリウム0.2部の存在下、120
〜150℃で反応させて、ジスチレン化フェノール・1
2EO付加体(水酸基価68mgKOH/g)を合成し
た。ジスチレン化フェノール・12EO付加体100部
に28%ナトリウムメチラート26部を仕込み、減圧下
85〜120℃にてメタノールを除去した。窒素にて大
気圧に戻し40℃に冷却後、塩化メチレン10部を徐々
に滴下した。その後、昇温し70〜100℃で3時間反
応した。次いで、実施例1と同様に食塩除去及び吸着材
処理を行い、ポリエーテル誘導体(SP/12EO/D
CMと略記)を得た。得られたポリエーテル誘導体の構
造と 1H−NMRシグナルの帰属 (δ値) を以下に示
す。
80部を、水酸化ナトリウム0.2部の存在下、120
〜150℃で反応させて、ジスチレン化フェノール・1
2EO付加体(水酸基価68mgKOH/g)を合成し
た。ジスチレン化フェノール・12EO付加体100部
に28%ナトリウムメチラート26部を仕込み、減圧下
85〜120℃にてメタノールを除去した。窒素にて大
気圧に戻し40℃に冷却後、塩化メチレン10部を徐々
に滴下した。その後、昇温し70〜100℃で3時間反
応した。次いで、実施例1と同様に食塩除去及び吸着材
処理を行い、ポリエーテル誘導体(SP/12EO/D
CMと略記)を得た。得られたポリエーテル誘導体の構
造と 1H−NMRシグナルの帰属 (δ値) を以下に示
す。
【0028】
【化5】
【0029】実施例4 ノニルフェノール100部にエチレンオキシド245部
を、水酸化カリウム0.1部の存在下、120〜140
℃で反応させて、ノニルフェノール・12EO付加体
(水酸基価75mgKOH/g)を合成した。ノニルフ
ェノール・12EO付加体100部に28%ナトリウム
メチラート28部を仕込み、減圧下85〜120℃にて
メタノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に
冷却後、塩化メチレン11部を徐々に滴下した。その
後、昇温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、
実施例1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリ
エーテル誘導体(NP/12EO/DCMと略記)を得
た。得られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMR
シグナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
を、水酸化カリウム0.1部の存在下、120〜140
℃で反応させて、ノニルフェノール・12EO付加体
(水酸基価75mgKOH/g)を合成した。ノニルフ
ェノール・12EO付加体100部に28%ナトリウム
メチラート28部を仕込み、減圧下85〜120℃にて
メタノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に
冷却後、塩化メチレン11部を徐々に滴下した。その
後、昇温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、
実施例1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリ
エーテル誘導体(NP/12EO/DCMと略記)を得
た。得られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMR
シグナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
【0030】
【化6】
【0031】実施例5 フェノール100部にエチレンオキシド669部を、水
酸化ナトリウム0.8部の存在下、120〜150℃で
反応させて、フェノール・14EO付加体を合成した
(水酸基価77mgKOH/g)を合成した。このフェ
ノール・14EO付加体100部に28%ナトリウムメ
チラート30部を仕込み、減圧下85〜120℃にてメ
タノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷
却後、塩化メチレン12部を徐々に滴下した。その後、
昇温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、実施
例1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリエー
テル誘導体(PH/14EO/DCMと略記)を得た。
得られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグ
ナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
酸化ナトリウム0.8部の存在下、120〜150℃で
反応させて、フェノール・14EO付加体を合成した
(水酸基価77mgKOH/g)を合成した。このフェ
ノール・14EO付加体100部に28%ナトリウムメ
チラート30部を仕込み、減圧下85〜120℃にてメ
タノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷
却後、塩化メチレン12部を徐々に滴下した。その後、
昇温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、実施
例1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリエー
テル誘導体(PH/14EO/DCMと略記)を得た。
得られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグ
ナルの帰属 (δ値) を以下に示す。
【0032】
【化7】
【0033】実施例6 クレゾール100部にエチレンオキシド590部を、水
酸化ナトリウム0.7部の存在下、120〜150℃で
反応させて、クレゾール・14EO付加体を合成した
(水酸基価79mgKOH/g)を合成した。このフェノ
ール・14EO付加体100部に28%ナトリウムメチ
ラート29部を仕込み、減圧下85〜120℃にてメタ
ノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷却
後、塩化メチレン11部を徐々に滴下した。その後、昇
温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、実施例
1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリエーテ
ル誘導体(CR/14EO/DCMと略記)を得た。得
られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグナ
ルの帰属 (δ値) を以下に示す。
酸化ナトリウム0.7部の存在下、120〜150℃で
反応させて、クレゾール・14EO付加体を合成した
(水酸基価79mgKOH/g)を合成した。このフェノ
ール・14EO付加体100部に28%ナトリウムメチ
ラート29部を仕込み、減圧下85〜120℃にてメタ
ノールを除去した。窒素にて大気圧に戻し40℃に冷却
後、塩化メチレン11部を徐々に滴下した。その後、昇
温し70〜100℃で3時間反応した。次いで、実施例
1と同様に食塩除去及び吸着材処理を行い、ポリエーテ
ル誘導体(CR/14EO/DCMと略記)を得た。得
られたポリエーテル誘導体の構造と 1H−NMRシグナ
ルの帰属 (δ値) を以下に示す。
【0034】
【化8】
【0035】比較例1 実施例1で合成した、p−クミルフェノール・13EO
付加体(PCP/13EOと略記)を使用した。
付加体(PCP/13EOと略記)を使用した。
【0036】比較例2 比較例1で合成したp−クミルフェノール・13EO付
加体(水酸基価72mgKOH/g)100部に28%
ナトリウムメチラート27部を仕込み、減圧下85〜1
20℃にてメタノールを除去した。窒素にて大気圧に戻
し40℃に冷却してから塩化メチル8.0部を徐々に注
入した。その後、昇温し70〜90℃で3時間反応し
た。次いで、実施例1と同様に食塩除去及び吸着剤処理
を行い、ポリエーテル誘導体(PCP/13EO/Me
と略記)を得た。
加体(水酸基価72mgKOH/g)100部に28%
ナトリウムメチラート27部を仕込み、減圧下85〜1
20℃にてメタノールを除去した。窒素にて大気圧に戻
し40℃に冷却してから塩化メチル8.0部を徐々に注
入した。その後、昇温し70〜90℃で3時間反応し
た。次いで、実施例1と同様に食塩除去及び吸着剤処理
を行い、ポリエーテル誘導体(PCP/13EO/Me
と略記)を得た。
【0037】参考例 上記各実施例の本発明のポリエーテル誘導体及び各比較
例のポリエーテル誘導体について、その熱分解開始温度
及び、各ポリエーテル誘導体をポリエステル樹脂に溶融
練込み後のポリエステル樹脂の固有粘度を測定した。測
定結果を以下の表ー1にまとめて示す。なお、測定方法
及び条件は以下のとおりである。 [熱分解温度の測定]熱重量分析(TGA)測定装置を
用い、窒素または空気気流中にて、室温から600℃ま
で10℃/分で昇温し、重量減少が開始する変曲点温度
を求めた。
例のポリエーテル誘導体について、その熱分解開始温度
及び、各ポリエーテル誘導体をポリエステル樹脂に溶融
練込み後のポリエステル樹脂の固有粘度を測定した。測
定結果を以下の表ー1にまとめて示す。なお、測定方法
及び条件は以下のとおりである。 [熱分解温度の測定]熱重量分析(TGA)測定装置を
用い、窒素または空気気流中にて、室温から600℃ま
で10℃/分で昇温し、重量減少が開始する変曲点温度
を求めた。
【0038】[ポリエーテル誘導体配合ポリエステル樹
脂の製造]150℃で15時間乾燥させたポリエステル
樹脂100部に各種ポリエーテル誘導体を5部配合して
混合した。得られた混合物を、東洋精機製作所製ラボプ
ラストミル(設定条件は、試験回転数:15rpm、試
験温度T1 :250℃、T2 :260℃、T3 :270
℃、T4 :280℃)に供給し、ペレットを得た。
脂の製造]150℃で15時間乾燥させたポリエステル
樹脂100部に各種ポリエーテル誘導体を5部配合して
混合した。得られた混合物を、東洋精機製作所製ラボプ
ラストミル(設定条件は、試験回転数:15rpm、試
験温度T1 :250℃、T2 :260℃、T3 :270
℃、T4 :280℃)に供給し、ペレットを得た。
【0039】[固有粘度]各種ポリエーテル誘導体を配
合したポリエステル樹脂の固有粘度は、30℃にてフェ
ノール/四塩化エタン(重量比1:1)で粘度管により
測定した。なお、同様に測定したポリエーテル誘導体を
配合しないポリエステル樹脂の固有粘度は0.62cm3/g
であった。
合したポリエステル樹脂の固有粘度は、30℃にてフェ
ノール/四塩化エタン(重量比1:1)で粘度管により
測定した。なお、同様に測定したポリエーテル誘導体を
配合しないポリエステル樹脂の固有粘度は0.62cm3/g
であった。
【0040】
【表1】
【0041】このように、本発明のポリエーテル誘導体
は、熱安定性に優れ、また、樹脂に配合した際、樹脂の
固有粘度を低下させることがない。
は、熱安定性に優れ、また、樹脂に配合した際、樹脂の
固有粘度を低下させることがない。
【0042】
【発明の効果】本発明により、芳香環とポリアルキレン
オキシド鎖から構成される新規なポリエーテル誘導体が
提供される。本発明のポリエーテル誘導体は、疎水性基
や親水性基のバランス、分子量が任意に制御できるた
め、用途や要求物性にあった任意の構造のポリエーテル
誘導体を得ることが可能となる。更に、耐熱性が良好で
反応性基を有しないため、マトリックス樹脂の性能を劣
化させたり、他の添加剤や改質剤の性能を阻害すること
がないという特徴がある。
オキシド鎖から構成される新規なポリエーテル誘導体が
提供される。本発明のポリエーテル誘導体は、疎水性基
や親水性基のバランス、分子量が任意に制御できるた
め、用途や要求物性にあった任意の構造のポリエーテル
誘導体を得ることが可能となる。更に、耐熱性が良好で
反応性基を有しないため、マトリックス樹脂の性能を劣
化させたり、他の添加剤や改質剤の性能を阻害すること
がないという特徴がある。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるポリエーテ
ル誘導体: 【化1】 R1O−(AO)n−Y−(OA)n−OR1 (1) (式中、R1は置換基を有してもよい炭素数6〜30の一
価のフェノール類の残基又は芳香環を有する一価アルコ
ールの残基を表し、Aは炭素数2〜4のアルキレン基を
表し、Yは芳香環を有する又は有さない炭素数1〜15
のジハロゲン化物の残基を表し、1≦n≦100を表
す)。 - 【請求項2】 Yがメチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、キシリレン基からなる群から選ばれる請求項1に
記載のポリエーテル誘導体。 - 【請求項3】 R1がベンジルアルコール、フェノー
ル、クレゾール、エチルフェノール、プロピルフェノー
ル、ブチルフェノール、クミルフェノール、スチレン化
フェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノールの
残基からなる群から選ばれる請求項1または2に記載の
ポリエーテル誘導体。 - 【請求項4】 一価フェノール類、又は芳香環を有する
一価アルコールにアルキレンオキシドを付加重合したポ
リエーテルモノオールとジハロゲン化物を反応させる一
般式(1)で表されるポリエーテル誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2851998A JPH11228686A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ポリエーテル誘導体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2851998A JPH11228686A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ポリエーテル誘導体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228686A true JPH11228686A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12250938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2851998A Pending JPH11228686A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | ポリエーテル誘導体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228686A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005087870A1 (ja) * | 2004-03-10 | 2008-01-24 | 株式会社クレハ | 可溶化剤及びこれを含有する組成物 |
| CN112940434A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-06-11 | 湖北工业大学 | 一种高强度柔性复合材料分散剂的制备方法以及高强度柔性复合材料分散剂 |
| FR3112785A1 (fr) * | 2020-07-27 | 2022-01-28 | Coatex | Composé difonctionnel modificateur de rhéologie |
| FR3112778A1 (fr) * | 2020-07-27 | 2022-01-28 | Coatex | Composé difonctionnel modificateur de rhéologie |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP2851998A patent/JPH11228686A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005087870A1 (ja) * | 2004-03-10 | 2008-01-24 | 株式会社クレハ | 可溶化剤及びこれを含有する組成物 |
| JP4926699B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2012-05-09 | 株式会社クレハ | 可溶化剤及びこれを含有する組成物 |
| FR3112785A1 (fr) * | 2020-07-27 | 2022-01-28 | Coatex | Composé difonctionnel modificateur de rhéologie |
| FR3112778A1 (fr) * | 2020-07-27 | 2022-01-28 | Coatex | Composé difonctionnel modificateur de rhéologie |
| WO2022023624A1 (fr) | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Coatex | Composé difonctionnel modificateur de rhéologie |
| WO2022023625A1 (fr) | 2020-07-27 | 2022-02-03 | Coatex | Compose difonctionnel modificateur de rheologie |
| CN115916871A (zh) * | 2020-07-27 | 2023-04-04 | 可泰克斯公司 | 改变流变性的双官能化合物 |
| CN112940434A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-06-11 | 湖北工业大学 | 一种高强度柔性复合材料分散剂的制备方法以及高强度柔性复合材料分散剂 |
| CN112940434B (zh) * | 2021-02-02 | 2023-05-30 | 湖北工业大学 | 一种高强度柔性复合材料分散剂的制备方法以及高强度柔性复合材料分散剂 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE60208826T2 (de) | Flammfeste harzzusammensetzung | |
| WO1996031550A1 (en) | Associative thickeners | |
| EP2897968B1 (en) | Hyperbranched phosphoric acid esters | |
| TWI772677B (zh) | 二醇化合物、聚碳酸酯及其製法 | |
| EP1709126B1 (en) | Colorant compatible synthetic thickener for paint | |
| TW202110915A (zh) | 具有全氟聚醚基之矽氧烷丙烯酸酯 | |
| EP2432819B1 (de) | Aus oxetan-basierten makromonomeren erhältliche polymere, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung als additive in beschichtungsmitteln und kunststoffen | |
| EP2443170B1 (de) | Terminal ungesättigte, glycidol-basierte makromonomere, daraus erhältliche polymere, herstellung und verwendung | |
| KR101625157B1 (ko) | 말단 불포화형, 옥세탄계 마크로모노머, 및 그의 제조방법 | |
| JPH11228686A (ja) | ポリエーテル誘導体及びその製造方法 | |
| EP4450562A2 (en) | Alkoxysilyl group-containing perfluoropolyether compound, and composition containing same | |
| EP1098925B1 (en) | Polymer supports containing polyoxyalkylenes | |
| EP4114879B1 (en) | Amphiphilic block copolymer | |
| EP4194510B1 (en) | Polycarbonate compound composition and method for preparing same | |
| JPH11228687A (ja) | ポリエーテル誘導体及びその製造方法 | |
| JPS63265913A (ja) | カ−ボンブラツクグラフトポリマ−の製造方法 | |
| JPH11140133A (ja) | スチレン系オリゴマー及びその製造方法 | |
| KR20210028763A (ko) | 내스크래치성이 향상된 폴리에스테르-폴리카보네이트 블록 공중합체 및 그 제조방법 | |
| JP3962142B2 (ja) | ポリエーテルオリゴマー及びその製造方法 | |
| EP1873184A1 (en) | Polyether ester block copolymer | |
| TW201141880A (en) | Fluorine-containing styrene compound and active energy ray curable composition using the same | |
| JPH11166016A (ja) | スチレン系オリゴマー及びその製造方法 | |
| TW202222965A (zh) | 新穎的(全)氟聚醚聚合物及其用途 | |
| EP4227345A1 (en) | Polycarbonate copolymer and method for preparing same | |
| KR20250163295A (ko) | 폴리옥시알킬렌 화합물, 분산제, 분산 조성물 및 광경화성 조성물 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060215 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061205 |