JPH11228813A - レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物 - Google Patents
レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物Info
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- JPH11228813A JPH11228813A JP10026963A JP2696398A JPH11228813A JP H11228813 A JPH11228813 A JP H11228813A JP 10026963 A JP10026963 A JP 10026963A JP 2696398 A JP2696398 A JP 2696398A JP H11228813 A JPH11228813 A JP H11228813A
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- polyamide resin
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- polyamide
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザ光により樹脂成形品表面に鮮明な印
字、描画が施すことができ、機械的物性に優れ、且つ成
形品の外観特性と難燃性に優れたレーザマーキング用ポ
リアミド樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ポリアミド6樹脂20〜90重量
%と(B)芳香族ポリアミド樹脂10〜80重量%とか
らなる混合ポリアミド樹脂100重量部に、(C)無機
充填剤30〜150重量部、(D)赤燐0.5〜10重
量部、(E)赤燐以外の難燃剤0〜80重量部および
(F)カーボンブラックおよび/またはチタンブラック
を含む着色剤0.01〜10重量部を配合してなり、該
芳香族ポリアミド樹脂が、パラキシリレンジアミンとメ
タキシリレンジアミンを含む混合ジアミンと脂肪族ジカ
ルボン酸との重縮合反応より得られるポリアミドを主成
分とするポリアミド樹脂であるレーザマーキング用ポリ
アミド樹脂組成物。
字、描画が施すことができ、機械的物性に優れ、且つ成
形品の外観特性と難燃性に優れたレーザマーキング用ポ
リアミド樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 (A)ポリアミド6樹脂20〜90重量
%と(B)芳香族ポリアミド樹脂10〜80重量%とか
らなる混合ポリアミド樹脂100重量部に、(C)無機
充填剤30〜150重量部、(D)赤燐0.5〜10重
量部、(E)赤燐以外の難燃剤0〜80重量部および
(F)カーボンブラックおよび/またはチタンブラック
を含む着色剤0.01〜10重量部を配合してなり、該
芳香族ポリアミド樹脂が、パラキシリレンジアミンとメ
タキシリレンジアミンを含む混合ジアミンと脂肪族ジカ
ルボン酸との重縮合反応より得られるポリアミドを主成
分とするポリアミド樹脂であるレーザマーキング用ポリ
アミド樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザマーキング
用ポリアミド樹脂組成物に関し、詳しくはレーザ光を利
用して成形品表面に鮮明な印字、描画を施すのに適し、
且つ難燃性に優れたレーザマーキング用難燃性ポリアミ
ド樹脂組成物に関する。
用ポリアミド樹脂組成物に関し、詳しくはレーザ光を利
用して成形品表面に鮮明な印字、描画を施すのに適し、
且つ難燃性に優れたレーザマーキング用難燃性ポリアミ
ド樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を照射して熱可塑性樹脂にマー
キングを行う方法としては既に多くの方法が提案されて
おり、例えば、(1)熱可塑性樹脂にカーボンブラック
および/またはグラファイトを添加する方法が特開昭5
7−116620号公報に開示され、(2)樹脂表面の
マーク層をレーザ光線により蝕刻する方法が特開昭58
−67496号公報等に開示され、(3)レーザ光によ
り変色または脱色する充填剤を添加する方法が、特開昭
63−216790号公報等に開示されている。
キングを行う方法としては既に多くの方法が提案されて
おり、例えば、(1)熱可塑性樹脂にカーボンブラック
および/またはグラファイトを添加する方法が特開昭5
7−116620号公報に開示され、(2)樹脂表面の
マーク層をレーザ光線により蝕刻する方法が特開昭58
−67496号公報等に開示され、(3)レーザ光によ
り変色または脱色する充填剤を添加する方法が、特開昭
63−216790号公報等に開示されている。
【0003】また、レーザマーキング性に優れたポリア
ミド樹脂としては、水分率を制御したポリアミドにカー
ボンを配合したポリアミド樹脂組成物が特開平8−85
757号公報に開示されている。しかし、ポリアミド樹
脂は吸水性が高く、水分率の制御は容易ではなく、ま
た、発泡やドローリングを起こし安定した成形を行い難
く、さらに難燃化するために比較的多量の難燃剤が必要
となり機械物性低下の原因となる。
ミド樹脂としては、水分率を制御したポリアミドにカー
ボンを配合したポリアミド樹脂組成物が特開平8−85
757号公報に開示されている。しかし、ポリアミド樹
脂は吸水性が高く、水分率の制御は容易ではなく、ま
た、発泡やドローリングを起こし安定した成形を行い難
く、さらに難燃化するために比較的多量の難燃剤が必要
となり機械物性低下の原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レー
ザ光により樹脂成形品表面に鮮明な印字、描画が施すこ
とができ、機械的物性に優れ、且つ成形品の外観特性と
難燃性に優れたレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成
物を提供することにある。
ザ光により樹脂成形品表面に鮮明な印字、描画が施すこ
とができ、機械的物性に優れ、且つ成形品の外観特性と
難燃性に優れたレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成
物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題を解
決するためになされたものであり、その要旨は、(A)
ポリアミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリ
アミド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド
樹脂100重量部に、(C)無機充填剤30〜150重
量部、(D)赤燐0.5〜10重量部、(E)赤燐以外
の難燃剤0〜80重量部および(F)カーボンブラック
および/またはチタンブラックを含む着色剤0.01〜
10重量部を配合してなり、該芳香族ポリアミド樹脂
が、パラキシリレンジアミンとメタキシリレンジアミン
を含む混合ジアミンと脂肪族ジカルボン酸との重縮合反
応より得られるポリアミドを主成分とするポリアミド樹
脂であるレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物に存
する。
決するためになされたものであり、その要旨は、(A)
ポリアミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリ
アミド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド
樹脂100重量部に、(C)無機充填剤30〜150重
量部、(D)赤燐0.5〜10重量部、(E)赤燐以外
の難燃剤0〜80重量部および(F)カーボンブラック
および/またはチタンブラックを含む着色剤0.01〜
10重量部を配合してなり、該芳香族ポリアミド樹脂
が、パラキシリレンジアミンとメタキシリレンジアミン
を含む混合ジアミンと脂肪族ジカルボン酸との重縮合反
応より得られるポリアミドを主成分とするポリアミド樹
脂であるレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物に存
する。
【0006】以下、本発明につき詳細に説明する。本発
明における(A)ポリアミド6樹脂としては、カプロラ
クタム単位を90モル%以上有するポリアミドであり、
カプロラクタム単位以外コモノマー成分からなる単位を
含有していてもよい。カプロラクタム単位以外コモノマ
ー成分からなる単位としては、例えばω−ラウロラクタ
ムなどが挙げられる。
明における(A)ポリアミド6樹脂としては、カプロラ
クタム単位を90モル%以上有するポリアミドであり、
カプロラクタム単位以外コモノマー成分からなる単位を
含有していてもよい。カプロラクタム単位以外コモノマ
ー成分からなる単位としては、例えばω−ラウロラクタ
ムなどが挙げられる。
【0007】ポリアミド6樹脂の相対粘度は、98%硫
酸中濃度1g/100ml、温度25℃での測定で、好
ましくは1.8〜4.0である。相対粘度が低すぎると
機械的強度が不十分であり、高すぎると成形性が低下す
る。ポリアミド6樹脂の相対粘度は、より好ましくは
2.0〜3.8であり、最も好ましくは2.1〜3.6
である。
酸中濃度1g/100ml、温度25℃での測定で、好
ましくは1.8〜4.0である。相対粘度が低すぎると
機械的強度が不十分であり、高すぎると成形性が低下す
る。ポリアミド6樹脂の相対粘度は、より好ましくは
2.0〜3.8であり、最も好ましくは2.1〜3.6
である。
【0008】本発明における(B)芳香族ポリアミド樹
脂としては、パラキシリレンジアミンとメタキシリレン
ジアミンを含む混合ジアミンと脂肪族ジカルボン酸との
重縮合反応より得られるポリアミドを主成分とするポリ
アミド樹脂である。
脂としては、パラキシリレンジアミンとメタキシリレン
ジアミンを含む混合ジアミンと脂肪族ジカルボン酸との
重縮合反応より得られるポリアミドを主成分とするポリ
アミド樹脂である。
【0009】混合ジアミンとしては、好ましくは、パラ
キシリレンジアミンを15〜50モル%とメタキシリレ
ンジアミンを50〜85モル%とを含む混合ジアミンで
ある。混合ジアミンにおけるパラキシリレンジアミンの
割合が15モル%未満であると得られるポリアミドの結
晶化速度が小さく、成形性の低下や成形品の結晶化不良
による変形や機械的強度の低下を生じやすく、50モル
%を超えると得られるポリアミド樹脂の融点が高くなり
すぎ、成形時の加熱による熱劣化を引き起こし易く、成
形が容易でなくなる。混合ジアミンとしては、より好ま
しくは、パラキシリレンジアミンを15〜50モル%と
メタキシリレンジアミンを50〜85モル%とからなる
混合ジアミンである。
キシリレンジアミンを15〜50モル%とメタキシリレ
ンジアミンを50〜85モル%とを含む混合ジアミンで
ある。混合ジアミンにおけるパラキシリレンジアミンの
割合が15モル%未満であると得られるポリアミドの結
晶化速度が小さく、成形性の低下や成形品の結晶化不良
による変形や機械的強度の低下を生じやすく、50モル
%を超えると得られるポリアミド樹脂の融点が高くなり
すぎ、成形時の加熱による熱劣化を引き起こし易く、成
形が容易でなくなる。混合ジアミンとしては、より好ま
しくは、パラキシリレンジアミンを15〜50モル%と
メタキシリレンジアミンを50〜85モル%とからなる
混合ジアミンである。
【0010】パラキシリレンジアミンとメタキシリレン
ジアミンを含む混合ジアミンにおけるジアミンとして
は、パラキシリレンジアミンとメタキシリレンジアミン
以外に脂肪族ジアミン、芳香族ジアミンおよび脂環族ジ
アミンが挙げられる。混合ジアミンにおけるパラキシリ
レンジアミンとメタキシリレンジアミン以外のジアミン
割合は、好ましくは全ジアミンの10モル%以下であ
り、より好ましくは全ジアミンの5モル%以下である。
ジアミンを含む混合ジアミンにおけるジアミンとして
は、パラキシリレンジアミンとメタキシリレンジアミン
以外に脂肪族ジアミン、芳香族ジアミンおよび脂環族ジ
アミンが挙げられる。混合ジアミンにおけるパラキシリ
レンジアミンとメタキシリレンジアミン以外のジアミン
割合は、好ましくは全ジアミンの10モル%以下であ
り、より好ましくは全ジアミンの5モル%以下である。
【0011】脂肪族ジアミンとしては、例えばテトラメ
チレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン等が挙げられ、芳香族ジアミンとしては、例え
ばメタフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン等
が挙げられ、脂環族ジアミンとしては、例えば1,3−
ビスアミノメチルシクロヘキサン、1,4−ビスアミノ
メチルシクロヘキサン等が挙げられる。
チレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン等が挙げられ、芳香族ジアミンとしては、例え
ばメタフェニレンジアミン、パラフェニレンジアミン等
が挙げられ、脂環族ジアミンとしては、例えば1,3−
ビスアミノメチルシクロヘキサン、1,4−ビスアミノ
メチルシクロヘキサン等が挙げられる。
【0012】脂肪族ジカルボン酸としては、好ましくは
α,ω−脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。脂肪族ジカ
ルボン酸の炭素数は、好ましくは6〜12である。脂肪
族ジカルボン酸の具体例としては、アジピン酸、コハク
酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸等が挙
げられる。
α,ω−脂肪族ジカルボン酸が挙げられる。脂肪族ジカ
ルボン酸の炭素数は、好ましくは6〜12である。脂肪
族ジカルボン酸の具体例としては、アジピン酸、コハク
酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸等が挙
げられる。
【0013】芳香族ポリアミド樹脂においては、脂肪族
ジカルボン酸以外に少量の芳香族ジカルボン酸を使用す
ることができる。芳香族ジカルボン酸としては、例えば
1,5−ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。芳香
族ジカルボン酸の割合は、好ましくは、全ジカルボン酸
の10モル%以下であり、より好ましくは5モル%以下
である。
ジカルボン酸以外に少量の芳香族ジカルボン酸を使用す
ることができる。芳香族ジカルボン酸としては、例えば
1,5−ナフタレンジカルボン酸等が挙げられる。芳香
族ジカルボン酸の割合は、好ましくは、全ジカルボン酸
の10モル%以下であり、より好ましくは5モル%以下
である。
【0014】芳香族ポリアミド樹脂の相対粘度は、96
%硫酸中濃度1g/100ml、温度25℃での測定
で、好ましくは1.5〜4.0である。相対粘度が低す
ぎると機械的強度が不十分であり、高すぎると成形性が
低下する。芳香族ポリアミド樹脂の相対粘度は、より好
ましくは1.6〜3.9であり、最も好ましくは1.7
〜3.8である。
%硫酸中濃度1g/100ml、温度25℃での測定
で、好ましくは1.5〜4.0である。相対粘度が低す
ぎると機械的強度が不十分であり、高すぎると成形性が
低下する。芳香族ポリアミド樹脂の相対粘度は、より好
ましくは1.6〜3.9であり、最も好ましくは1.7
〜3.8である。
【0015】本発明における混合ポリアミド樹脂として
は、(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香族ポリアミド
樹脂とからなり、(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香
族ポリアミド樹脂との比率は20〜90重量%/10〜
80重量%である。ポリアミド6樹脂が20重量%未満
であると良好な外観の製品を得ることが困難であり、9
0重量%を越えると十分な弾性率を得るのが困難であ
る。(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香族ポリアミド
樹脂との比率は、好ましくは25〜80重量%/20〜
75重量%である。
は、(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香族ポリアミド
樹脂とからなり、(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香
族ポリアミド樹脂との比率は20〜90重量%/10〜
80重量%である。ポリアミド6樹脂が20重量%未満
であると良好な外観の製品を得ることが困難であり、9
0重量%を越えると十分な弾性率を得るのが困難であ
る。(A)ポリアミド6樹脂と(B)芳香族ポリアミド
樹脂との比率は、好ましくは25〜80重量%/20〜
75重量%である。
【0016】本発明における(C)無機充填剤として
は、繊維状、粉末状、粒状およびフレーク状の無機充填
剤並びにこれらを併用物が挙げられる。繊維状充填剤と
しては、ガラス繊維、チタン酸カリウムや硫酸カルシウ
ムのウィスカー、カーボン繊維、アルミナ繊維等が挙げ
られる。繊維状充填剤の平均繊維長としては、好ましく
は、成形品中で500μm以下、さらに好ましくは成形
品中で200μm以下である。平均繊維長の測定方法は
顕微鏡法による。
は、繊維状、粉末状、粒状およびフレーク状の無機充填
剤並びにこれらを併用物が挙げられる。繊維状充填剤と
しては、ガラス繊維、チタン酸カリウムや硫酸カルシウ
ムのウィスカー、カーボン繊維、アルミナ繊維等が挙げ
られる。繊維状充填剤の平均繊維長としては、好ましく
は、成形品中で500μm以下、さらに好ましくは成形
品中で200μm以下である。平均繊維長の測定方法は
顕微鏡法による。
【0017】粉末状、粒状またはフレーク状の無機充填
剤としては、カオリナイト、シリカ、マイカ、ガラスフ
レーク、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウムなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム
などの硫酸塩、硫化物および金属酸化物等が挙げられ
る。更に、ポリアミド樹脂の結晶化を促進するためにタ
ルク粉末を配合することが好ましい。粉末状、粒状また
はフレーク状の無機充填剤の平均粒径は好ましくは10
0μm以下であり、さらに好ましくは50μm以下であ
る。本発明の樹脂組成物においては、繊維状充填剤と粉
末状、粒状またはフレーク状の無機充填剤とを併用する
ことが、補強効果と寸法安定性の点より好ましい。
剤としては、カオリナイト、シリカ、マイカ、ガラスフ
レーク、ガラスビーズ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウムなどの炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム
などの硫酸塩、硫化物および金属酸化物等が挙げられ
る。更に、ポリアミド樹脂の結晶化を促進するためにタ
ルク粉末を配合することが好ましい。粉末状、粒状また
はフレーク状の無機充填剤の平均粒径は好ましくは10
0μm以下であり、さらに好ましくは50μm以下であ
る。本発明の樹脂組成物においては、繊維状充填剤と粉
末状、粒状またはフレーク状の無機充填剤とを併用する
ことが、補強効果と寸法安定性の点より好ましい。
【0018】無機充填剤の配合量は、(A)ポリアミド
6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂
10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100
重量部に対し、30〜150重量部であり、好ましくは
40〜130重量部である。無機充填剤の配合量が少な
すぎると弾性率が不十分であり、多すぎると良好な外観
の製品を得ることが困難となる。
6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂
10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100
重量部に対し、30〜150重量部であり、好ましくは
40〜130重量部である。無機充填剤の配合量が少な
すぎると弾性率が不十分であり、多すぎると良好な外観
の製品を得ることが困難となる。
【0019】本発明における(D)赤燐としては、通
常、比重は2.1〜2.3程度の暗赤色の粉末であり、
黄燐を転化釜にて加熱することにより赤燐に転化し精製
することにより得られる。赤燐の配合量は、(A)ポリ
アミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミ
ド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂
100重量部に対し、0.5〜10重量部である。赤燐
の配合量が0.5重量部未満であると十分な難燃効果及
びレーザーマーキングによる鮮明な印字、描画を得るこ
とが困難となり、10重量部を越えると良好な成形品外
観を得ることが困難となる。赤燐の配合量は、(A)ポ
リアミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリア
ミド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹
脂100重量部に対し、好ましくは1〜8重量部であ
る。
常、比重は2.1〜2.3程度の暗赤色の粉末であり、
黄燐を転化釜にて加熱することにより赤燐に転化し精製
することにより得られる。赤燐の配合量は、(A)ポリ
アミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミ
ド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂
100重量部に対し、0.5〜10重量部である。赤燐
の配合量が0.5重量部未満であると十分な難燃効果及
びレーザーマーキングによる鮮明な印字、描画を得るこ
とが困難となり、10重量部を越えると良好な成形品外
観を得ることが困難となる。赤燐の配合量は、(A)ポ
リアミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリア
ミド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹
脂100重量部に対し、好ましくは1〜8重量部であ
る。
【0020】本発明における(E)赤燐以外の難燃剤と
しては、一般に市販で入手できる難燃剤であれば使用で
き、好ましくは、ハロゲン系難燃剤およびリン系難燃剤
等が挙げられる。ハロゲン系難燃剤としては、好ましく
はハロゲン化ポリマー等が挙げられる。ハロゲン化ポリ
マーの具体例としては、ハロゲン化ポリスチレン、ハロ
ゲン化エポキシ、ハロゲン化ポリカーボネートおよびハ
ロゲン化ポリフェニレンエーテル等が挙げられる。
しては、一般に市販で入手できる難燃剤であれば使用で
き、好ましくは、ハロゲン系難燃剤およびリン系難燃剤
等が挙げられる。ハロゲン系難燃剤としては、好ましく
はハロゲン化ポリマー等が挙げられる。ハロゲン化ポリ
マーの具体例としては、ハロゲン化ポリスチレン、ハロ
ゲン化エポキシ、ハロゲン化ポリカーボネートおよびハ
ロゲン化ポリフェニレンエーテル等が挙げられる。
【0021】ハロゲン系難燃剤を配合する場合、更に無
機系難燃剤を併用することが好ましい。無機系難燃剤と
しては、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化
アンチモン、ヒドロキシ錫酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、水酸化
アルミニウムおよび水酸化マグネシウム等が挙げられ
る。リン系難燃剤としては、リン酸エステル、リン酸ア
ンモニウム塩、ポリリン酸アンモニウム、ハロゲンリン
酸エステル、メラミンリン酸塩、メラムリン酸塩こよび
これらの混合物などが挙げられる。
機系難燃剤を併用することが好ましい。無機系難燃剤と
しては、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化
アンチモン、ヒドロキシ錫酸亜鉛、ホウ酸亜鉛、水酸化
アルミニウムおよび水酸化マグネシウム等が挙げられ
る。リン系難燃剤としては、リン酸エステル、リン酸ア
ンモニウム塩、ポリリン酸アンモニウム、ハロゲンリン
酸エステル、メラミンリン酸塩、メラムリン酸塩こよび
これらの混合物などが挙げられる。
【0022】赤燐以外の難燃剤の配合量は、(A)ポリ
アミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミ
ド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂
100重量部に対し、10〜80重量部である。赤燐以
外の難燃剤の配合量が10重量部未満であると難燃効果
は不十分であり、80重量部を越えると成形品外観が低
下する。赤燐以外の難燃剤の配合量は、(A)ポリアミ
ド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹
脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂10
0重量部に対し、好ましくは15〜70重量部である。
アミド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミ
ド樹脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂
100重量部に対し、10〜80重量部である。赤燐以
外の難燃剤の配合量が10重量部未満であると難燃効果
は不十分であり、80重量部を越えると成形品外観が低
下する。赤燐以外の難燃剤の配合量は、(A)ポリアミ
ド6樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹
脂10〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂10
0重量部に対し、好ましくは15〜70重量部である。
【0023】本発明における(F)カーボンブラックお
よび/またはチタンブラックを含む着色剤におけるカー
ボンブラックおよびチタンブラック以外の着色剤として
は、例えば、硫化亜鉛、酸化チタン、ニッケルアンチモ
ニーチタニウムイエロー、クロムアンチモニーチタニウ
ムルチル、銅フタロシアニンブルーなどが挙げられる。
よび/またはチタンブラックを含む着色剤におけるカー
ボンブラックおよびチタンブラック以外の着色剤として
は、例えば、硫化亜鉛、酸化チタン、ニッケルアンチモ
ニーチタニウムイエロー、クロムアンチモニーチタニウ
ムルチル、銅フタロシアニンブルーなどが挙げられる。
【0024】カーボンブラックおよび/またはチタンブ
ラックを含む着色剤の配合量は、(A)ポリアミド6樹
脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂10
〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100重量
部に対し、0.01〜10重量部である。カーボンブラ
ックおよび/またはチタンブラックを含む着色剤の配合
量が、0.001重量部未満であると十分な着色効果が
得られずレーザマーキングによる鮮明な印字、描画を得
ることが困難となり、10重量部を越えると、押出作業
性が低下し、良好な成形品外観や機械的物性を得ること
が困難となる。カーボンブラックおよび/またはチタン
ブラックを含む着色剤の配合量は、(A)ポリアミド6
樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂1
0〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100重
量部に対し、好ましくは0.05〜8重量部である。
ラックを含む着色剤の配合量は、(A)ポリアミド6樹
脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂10
〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100重量
部に対し、0.01〜10重量部である。カーボンブラ
ックおよび/またはチタンブラックを含む着色剤の配合
量が、0.001重量部未満であると十分な着色効果が
得られずレーザマーキングによる鮮明な印字、描画を得
ることが困難となり、10重量部を越えると、押出作業
性が低下し、良好な成形品外観や機械的物性を得ること
が困難となる。カーボンブラックおよび/またはチタン
ブラックを含む着色剤の配合量は、(A)ポリアミド6
樹脂20〜90重量%と(B)芳香族ポリアミド樹脂1
0〜80重量%とからなる混合ポリアミド樹脂100重
量部に対し、好ましくは0.05〜8重量部である。
【0025】本発明のレーザマーキング用ポリアミド樹
脂組成物においては、必要に応じて、他の添加剤、例え
ば、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、酸化、熱及び紫外線に
よる劣化に対する安定剤等を配合することができる。本
発明のレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物を製造
するには、公知の配合方法を用いることができ、例え
ば、原料をブレンダー等で配合後、単軸または二軸の押
出機を用いて溶融混練する方法が挙げられる。本発明の
レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物から成形品を
製造するには、公知の成形方法を用いることができ、成
形方法としては、例えば、射出成形法等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物を成形してなる成形品は、一般的な
金型温度(70〜90℃)での表面外観に優れている。
脂組成物においては、必要に応じて、他の添加剤、例え
ば、帯電防止剤、滑剤、可塑剤、酸化、熱及び紫外線に
よる劣化に対する安定剤等を配合することができる。本
発明のレーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物を製造
するには、公知の配合方法を用いることができ、例え
ば、原料をブレンダー等で配合後、単軸または二軸の押
出機を用いて溶融混練する方法が挙げられる。本発明の
レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物から成形品を
製造するには、公知の成形方法を用いることができ、成
形方法としては、例えば、射出成形法等が挙げられる。
本発明の樹脂組成物を成形してなる成形品は、一般的な
金型温度(70〜90℃)での表面外観に優れている。
【0026】本発明のレーザマーキング用ポリアミド樹
脂組成物からなる成形品に、レーザマーキングを施すに
は、例えば、0.5J/cm2パルス以上のエネルギー
を照射表面に与えることができるパルス型レーザ、また
は出力0.5W以上の走査型レーザを用いることで鮮明
なレーザマーキングを与えることができる。こうしたレ
ーザとしては、炭酸ガスレーザ、半導体レーザ、YAG
レーザ、エキシマレーザなどを挙げることができ、好ま
しくはTAE型炭酸ガスレーザ、走査型炭酸ガスレー
ザ、YAGレーザなどが挙げられる。
脂組成物からなる成形品に、レーザマーキングを施すに
は、例えば、0.5J/cm2パルス以上のエネルギー
を照射表面に与えることができるパルス型レーザ、また
は出力0.5W以上の走査型レーザを用いることで鮮明
なレーザマーキングを与えることができる。こうしたレ
ーザとしては、炭酸ガスレーザ、半導体レーザ、YAG
レーザ、エキシマレーザなどを挙げることができ、好ま
しくはTAE型炭酸ガスレーザ、走査型炭酸ガスレー
ザ、YAGレーザなどが挙げられる。
【0027】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。
【実施例】実施例及び比較例における各成分は、以下の
ものを使用した。 (1)ポリアミド6樹脂:三菱エンジニアリングプラス
チックス(株)製ノバミッド1008、相対粘度2.
3。 (2)芳香族ポリアミド樹脂:参考例1で得られた芳香
族ポリアミドA。 (3)芳香族ポリアミド樹脂:参考例2で得られた芳香
族ポリアミドB。
ものを使用した。 (1)ポリアミド6樹脂:三菱エンジニアリングプラス
チックス(株)製ノバミッド1008、相対粘度2.
3。 (2)芳香族ポリアミド樹脂:参考例1で得られた芳香
族ポリアミドA。 (3)芳香族ポリアミド樹脂:参考例2で得られた芳香
族ポリアミドB。
【0028】(4)無機充填剤:タルク、林化成(株)
製ミクロンホワイト5000A、平均粒径4.1μm。 (5)無機充填剤:ガラス繊維、日本電気硝子(株)製
ECS03T−296GH、平均繊維径10μm、平均
繊維長150μm。 (6)無機充填剤:炭酸カルシウム、日東粉化工業
(株)製NS100、粒径1.5μm。
製ミクロンホワイト5000A、平均粒径4.1μm。 (5)無機充填剤:ガラス繊維、日本電気硝子(株)製
ECS03T−296GH、平均繊維径10μm、平均
繊維長150μm。 (6)無機充填剤:炭酸カルシウム、日東粉化工業
(株)製NS100、粒径1.5μm。
【0029】(7)赤燐:赤燐、日本化学工業(株)ヒ
シガードTP−10。 (8)難燃剤:臭素化ポリスチレン、グレートレークス
ケミカルコーポレーション製GREAT LAKES
PDBS−80。 (9)難燃助剤:三酸化アンチモン、日本精鉱(株)製
PATOX−M。 (10)着色剤:カーボンブラック、三菱化学(株)製
カーボンブラック#44B。
シガードTP−10。 (8)難燃剤:臭素化ポリスチレン、グレートレークス
ケミカルコーポレーション製GREAT LAKES
PDBS−80。 (9)難燃助剤:三酸化アンチモン、日本精鉱(株)製
PATOX−M。 (10)着色剤:カーボンブラック、三菱化学(株)製
カーボンブラック#44B。
【0030】〔参考例1〕アジピン酸を窒素雰囲気の反
応缶内で加熱溶融させた。その溶融ジカルボン酸に、パ
ラキシリレンジアミンを30モル%、メタキシリレンジ
アミンを70モル%含有する混合キシリレンジアミンを
逐次滴下し、生成物の融点を常に上回るように反応温度
を保ちつつ攪拌した。滴下終了後、所定の粘度に達する
まで攪拌、反応を続け、達した時点で生成物を反応缶よ
り排出し、水冷し、ペレット化した。得られた芳香族ポ
リアミドAの融点は258℃、結晶化温度206℃、相
対粘度(96%硫酸溶液1g/100ml)は2.08
であった。
応缶内で加熱溶融させた。その溶融ジカルボン酸に、パ
ラキシリレンジアミンを30モル%、メタキシリレンジ
アミンを70モル%含有する混合キシリレンジアミンを
逐次滴下し、生成物の融点を常に上回るように反応温度
を保ちつつ攪拌した。滴下終了後、所定の粘度に達する
まで攪拌、反応を続け、達した時点で生成物を反応缶よ
り排出し、水冷し、ペレット化した。得られた芳香族ポ
リアミドAの融点は258℃、結晶化温度206℃、相
対粘度(96%硫酸溶液1g/100ml)は2.08
であった。
【0031】〔参考例2〕アジピン酸を窒素雰囲気の反
応缶内で加熱溶融させた。その溶融ジカルボン酸に、パ
ラキシリレンジアミンを50モル%、メタキシリレンジ
アミンを50モル%含有する混合キシリレンジアミンと
メタキシリレンジアミンとを最終的にパラキシリレンジ
アミン40モル%、メタキシリレンジアミン60モル%
となるように2段階に分けて逐次滴下し、生成物の融点
を常に上回るように反応温度を保ちつつ攪拌した。滴下
終了後、所定の粘度に達するまで攪拌、反応を続け、達
した時点で生成物を反応缶より排出し、水冷し、ペレッ
ト化した。得られたポリアミドBの融点は269℃、結
晶化温度227℃、相対粘度(96%硫酸溶液1g/1
00ml)は2.13であった。
応缶内で加熱溶融させた。その溶融ジカルボン酸に、パ
ラキシリレンジアミンを50モル%、メタキシリレンジ
アミンを50モル%含有する混合キシリレンジアミンと
メタキシリレンジアミンとを最終的にパラキシリレンジ
アミン40モル%、メタキシリレンジアミン60モル%
となるように2段階に分けて逐次滴下し、生成物の融点
を常に上回るように反応温度を保ちつつ攪拌した。滴下
終了後、所定の粘度に達するまで攪拌、反応を続け、達
した時点で生成物を反応缶より排出し、水冷し、ペレッ
ト化した。得られたポリアミドBの融点は269℃、結
晶化温度227℃、相対粘度(96%硫酸溶液1g/1
00ml)は2.13であった。
【0032】(11)成形条件:シリンダー温度280
℃、金型温度90℃、射出圧力1000kg/cm2。 (12)曲げ試験:ASTM−D790 (13)難燃性試験:UL94の試験法に基づく。 (14)レーザーマーキング性試験:NEC製マーカエ
ンジンSL475H(YAGレーザ、発振波長1.06
μm、パルス周波数〜50kHz)を用いて、レーザ光
を走査し、直径5mmの円を描きコントラストを目視し
た。評価は、コントラストが非常に鮮明である場合を
◎、コントラストが鮮明である場合を○、コントラスト
が不鮮明である場合を△、コントラストが見えない場合
を×とした。
℃、金型温度90℃、射出圧力1000kg/cm2。 (12)曲げ試験:ASTM−D790 (13)難燃性試験:UL94の試験法に基づく。 (14)レーザーマーキング性試験:NEC製マーカエ
ンジンSL475H(YAGレーザ、発振波長1.06
μm、パルス周波数〜50kHz)を用いて、レーザ光
を走査し、直径5mmの円を描きコントラストを目視し
た。評価は、コントラストが非常に鮮明である場合を
◎、コントラストが鮮明である場合を○、コントラスト
が不鮮明である場合を△、コントラストが見えない場合
を×とした。
【0033】〔実施例1〕ポリアミド6樹脂を70重量
部と芳香族ポリアミドAを30重量部の合計100重量
部に対し、タルクを2重量部、ガラス繊維を40重量
部、炭酸カルシウムを90重量部、臭素化ポリスチレン
を40重量部、三酸化アンチモンを20重量部、赤燐を
3重量部配合し、ベント式単軸押出機(ナカタニ機械
(株)製)を用いて、シリンダー温度280℃で溶融混
練した後、水冷し、ペレット化した。得られた樹脂組成
物のペレットを用いて、射出成形機にて曲げ試験用テス
トピース、UL試験用厚さ1.6mmの短冊テストピー
ス及びレーザーマーキング用100mm円板テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
部と芳香族ポリアミドAを30重量部の合計100重量
部に対し、タルクを2重量部、ガラス繊維を40重量
部、炭酸カルシウムを90重量部、臭素化ポリスチレン
を40重量部、三酸化アンチモンを20重量部、赤燐を
3重量部配合し、ベント式単軸押出機(ナカタニ機械
(株)製)を用いて、シリンダー温度280℃で溶融混
練した後、水冷し、ペレット化した。得られた樹脂組成
物のペレットを用いて、射出成形機にて曲げ試験用テス
トピース、UL試験用厚さ1.6mmの短冊テストピー
ス及びレーザーマーキング用100mm円板テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
【0034】〔実施例2〕実施例1において、ポリアミ
ド6樹脂を60重量部、芳香族ポリアミドAを40重量
部にすること以外は実施例1と同様にしてペレットを
得、テストピースを成形した。評価結果を表1に示す。 〔実施例3〕実施例1において、ポリアミド6樹脂を3
0重量部、芳香族ポリアミドAを70重量部にすること
以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
ド6樹脂を60重量部、芳香族ポリアミドAを40重量
部にすること以外は実施例1と同様にしてペレットを
得、テストピースを成形した。評価結果を表1に示す。 〔実施例3〕実施例1において、ポリアミド6樹脂を3
0重量部、芳香族ポリアミドAを70重量部にすること
以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
【0035】〔実施例4〕実施例1において、芳香族ポ
リアミドAを芳香族ポリアミドBに変えること以外は実
施例1と同様にしてペレットを得、テストピースを成形
した。評価結果を表1に示す。 〔実施例5〕実施例1において、臭素化ポリスチレンお
よび三酸化アンチモンを配合せず、赤燐を10重量部配
合すること以外は実施例1と同様にしてペレットを得、
テストピースを成形した。評価結果を表1に示す。
リアミドAを芳香族ポリアミドBに変えること以外は実
施例1と同様にしてペレットを得、テストピースを成形
した。評価結果を表1に示す。 〔実施例5〕実施例1において、臭素化ポリスチレンお
よび三酸化アンチモンを配合せず、赤燐を10重量部配
合すること以外は実施例1と同様にしてペレットを得、
テストピースを成形した。評価結果を表1に示す。
【0036】〔比較例1〕実施例1において、ポリアミ
ド6樹脂70重量部と芳香族ポリアミドA30重量部と
を用いる代わりにポリアミド6樹脂100重量部を用い
ること以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テス
トピースを成形した。評価結果を表1に示す。 〔比較例2〕実施例1において、ポリアミド6樹脂70
重量部と芳香族ポリアミドA30重量部とを用いる代わ
りに芳香族ポリアミドA100重量部を用いること以外
は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピースを
成形した。評価結果を表1に示す。 〔比較例3〕実施例1において、赤燐を配合しないこと
以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
ド6樹脂70重量部と芳香族ポリアミドA30重量部と
を用いる代わりにポリアミド6樹脂100重量部を用い
ること以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テス
トピースを成形した。評価結果を表1に示す。 〔比較例2〕実施例1において、ポリアミド6樹脂70
重量部と芳香族ポリアミドA30重量部とを用いる代わ
りに芳香族ポリアミドA100重量部を用いること以外
は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピースを
成形した。評価結果を表1に示す。 〔比較例3〕実施例1において、赤燐を配合しないこと
以外は実施例1と同様にしてペレットを得、テストピー
スを成形した。評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】本発明のレーザマーキング用ポリアミド
樹脂組成物は、レーザ光により成形品の表面、特に黒色
または暗色成形品表面に淡色の印字、描画を鮮明に施す
ことができ、優れた強度、弾性率、成形性を有し、且つ
比較的低い金型温度での表面外観と難燃性とに優れてお
り、自動車部品、電気、電子部品および各種工業部品と
して非常に有用である。
樹脂組成物は、レーザ光により成形品の表面、特に黒色
または暗色成形品表面に淡色の印字、描画を鮮明に施す
ことができ、優れた強度、弾性率、成形性を有し、且つ
比較的低い金型温度での表面外観と難燃性とに優れてお
り、自動車部品、電気、電子部品および各種工業部品と
して非常に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // B23K 26/00 B23K 26/00 B
Claims (7)
- 【請求項1】 (A)ポリアミド6樹脂20〜90重量
%と(B)芳香族ポリアミド樹脂10〜80重量%とか
らなる混合ポリアミド樹脂100重量部に、(C)無機
充填剤30〜150重量部、(D)赤燐0.5〜10重
量部、(E)赤燐以外の難燃剤0〜80重量部および
(F)カーボンブラックおよび/またはチタンブラック
を含む着色剤0.01〜10重量部を配合してなり、該
芳香族ポリアミド樹脂が、パラキシリレンジアミンとメ
タキシリレンジアミンを含む混合ジアミンと脂肪族ジカ
ルボン酸との重縮合反応より得られるポリアミドを主成
分とするポリアミド樹脂であるレーザマーキング用ポリ
アミド樹脂組成物。 - 【請求項2】 ポリアミド6樹脂の相対粘度が、1.8
〜4.0であることを特徴とする請求項1に記載のレー
ザマーキング用ポリアミド樹脂組成物。 - 【請求項3】 混合ジアミンが、パラキシリレンジアミ
ン15〜50モル%とメタキシリレンジアミン50〜8
5モル%を含む混合ジアミンであることを特徴とする請
求項1または2に記載のレーザマーキング用ポリアミド
樹脂組成物。 - 【請求項4】 脂肪族ジカルボン酸が、α,ω−直鎖脂
肪族ジカルボン酸であることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載のレーザマーキング用ポリアミド
樹脂組成物。 - 【請求項5】 脂肪族ジカルボン酸が、炭素数6〜12
の脂肪族ジカルボン酸であることを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載のレーザマーキング用ポリア
ミド樹脂組成物。 - 【請求項6】 芳香族ポリアミド樹脂の相対粘度が、
1.5〜4.0であることを特徴とする請求項1ないし
5のいずれかに記載のレーザマーキング用ポリアミド樹
脂組成物。 - 【請求項7】 赤燐以外の難燃剤が、ハロゲン系難燃剤
またはリン系難燃剤であることを特徴とする請求項1な
いし6のいずれかに記載のレーザマーキング用ポリアミ
ド樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10026963A JPH11228813A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10026963A JPH11228813A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228813A true JPH11228813A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12207822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10026963A Pending JPH11228813A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | レーザマーキング用ポリアミド樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228813A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105196A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリアミド樹脂組成物およびこれを用いた成形品 |
| JP2003105198A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | ポリアミド樹脂組成物およびこれを用いた成形品 |
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| JP2004034617A (ja) * | 2002-07-05 | 2004-02-05 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | 感熱記録材料、それを用いた感熱記録組成物および感熱記録方法 |
| JP2006504833A (ja) * | 2002-11-04 | 2006-02-09 | エムス ヒェミー アーゲー | ポリアミド成形材料、それから製造可能な成形品およびその用途 |
| JP2006528717A (ja) * | 2003-07-25 | 2006-12-21 | デグサ アクチエンゲゼルシャフト | ポリマー及びポリリン酸アンモニウム含有防炎加工剤の粉末状組成物、その製造方法及びこの粉末から製造された成形体 |
| JP2007098939A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-04-19 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | レーザーマーキング用ポリアミド樹脂組成物およびレーザーマーキングが施されたポリアミド樹脂成形体 |
| JP2009161748A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-23 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 繊維強化難燃性熱可塑性樹脂組成物、成形品および繊維強化難燃性熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
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| CN112708262A (zh) * | 2020-12-10 | 2021-04-27 | 江苏金发科技新材料有限公司 | 一种聚酰胺组合物及其制备方法和应用 |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10026963A patent/JPH11228813A/ja active Pending
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