JPH11228997A - 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法 - Google Patents
高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法Info
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- JPH11228997A JPH11228997A JP3606098A JP3606098A JPH11228997A JP H11228997 A JPH11228997 A JP H11228997A JP 3606098 A JP3606098 A JP 3606098A JP 3606098 A JP3606098 A JP 3606098A JP H11228997 A JPH11228997 A JP H11228997A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温水に対して優れた溶解性を示し、かつ発
塵性を大きく改善できる高嵩密度粒状洗剤組成物の製造
方法を提供すること。 【解決手段】 (a) アクリル系ポリマー及び(b) 結晶性
無機塩15重量%以上を含有する洗剤造粒品100重量
部当たり、平均粒径が20μm以上の無機粉体1〜10
重量部の存在下で、該造粒品を粉砕することを含む嵩密
度が0.5g/ml以上である高嵩密度粒状洗剤組成物の
製造方法。
塵性を大きく改善できる高嵩密度粒状洗剤組成物の製造
方法を提供すること。 【解決手段】 (a) アクリル系ポリマー及び(b) 結晶性
無機塩15重量%以上を含有する洗剤造粒品100重量
部当たり、平均粒径が20μm以上の無機粉体1〜10
重量部の存在下で、該造粒品を粉砕することを含む嵩密
度が0.5g/ml以上である高嵩密度粒状洗剤組成物の
製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種衣料などの繊
維製品の洗浄に好適に使用することができる嵩密度が0.
5g/ml以上の高密度粒状洗剤組成物の製造方法に関
する。
維製品の洗浄に好適に使用することができる嵩密度が0.
5g/ml以上の高密度粒状洗剤組成物の製造方法に関
する。
【従来の技術】近年、使用性、携帯性、置き場所等の利
点から、粉末洗剤は高密度洗剤が主流となっている。そ
して、洗浄力を維持する目的から、アクリル系ポリマー
をカルシウム補足剤として添加するようになってきてい
る。しかしながら、高密度洗剤にアクリル系ポリマーを
ある一定以上配合すると、水への溶解性、特に冬場のよ
うな低温の水では、溶解性が低下し、洗濯後に洗剤粒子
が溶け残って洗濯槽や衣類に付着してしまうという問題
がある。この問題を解決するために、各種界面活性剤な
どの洗剤成分の検討が行われているが、その効果は未だ
不十分である。
点から、粉末洗剤は高密度洗剤が主流となっている。そ
して、洗浄力を維持する目的から、アクリル系ポリマー
をカルシウム補足剤として添加するようになってきてい
る。しかしながら、高密度洗剤にアクリル系ポリマーを
ある一定以上配合すると、水への溶解性、特に冬場のよ
うな低温の水では、溶解性が低下し、洗濯後に洗剤粒子
が溶け残って洗濯槽や衣類に付着してしまうという問題
がある。この問題を解決するために、各種界面活性剤な
どの洗剤成分の検討が行われているが、その効果は未だ
不十分である。
【0002】一般的に、高密度洗剤は、界面活性剤、ビ
ルダー、アルカリ剤を配合したスラリー溶液を噴霧乾燥
により水分2〜4%にまで粉末化し、この乾燥粉末にノ
ニオン界面活性等を添加して混練機で混練し、その後、
粉砕機にて粉砕し、スクリーンを通して平均粒径400
〜700μm に整粒し、ここに酵素や香料等を添加する
ことによって製造されている。特公平672237号公
報には、粉砕処理時に平均粒径が10μm以下の表面改
質剤を存在させて粉砕造粒処理することにより、流動性
が改良された高密度粒状洗剤粒子が得られることを開示
している。しかしながら、10μm以下の表面改質剤を
配合すると、流動性は改善するものの、10μm以下の
微粒子の凝集により低温における洗剤の溶解性が大きく
劣化するだけでなく、洗剤を計量スプーンに計りとって
洗濯機に投入する際、発塵して使用感を悪化させ、ひど
いときには喉や皮膚などへ影響を及ぼす場合がある。特
開昭62−253699号公報には、洗剤生地中の水溶
性かつ結晶性の無機塩の量を15重量%以下とし、乾式
配合される結晶性の無機塩を有機物で処理して洗剤生地
に乾式配合することにより、溶解性を改善することが開
示されている。しかしながら、洗剤生地中の結晶性無機
塩を少なくすると製造工程で乾燥性を悪くしたり、その
後の行程での混練性を悪くするという問題がある。また
乾式配合される無機塩の処理が必要であり、連続的な生
産においては煩雑性を増す要因となる。
ルダー、アルカリ剤を配合したスラリー溶液を噴霧乾燥
により水分2〜4%にまで粉末化し、この乾燥粉末にノ
ニオン界面活性等を添加して混練機で混練し、その後、
粉砕機にて粉砕し、スクリーンを通して平均粒径400
〜700μm に整粒し、ここに酵素や香料等を添加する
ことによって製造されている。特公平672237号公
報には、粉砕処理時に平均粒径が10μm以下の表面改
質剤を存在させて粉砕造粒処理することにより、流動性
が改良された高密度粒状洗剤粒子が得られることを開示
している。しかしながら、10μm以下の表面改質剤を
配合すると、流動性は改善するものの、10μm以下の
微粒子の凝集により低温における洗剤の溶解性が大きく
劣化するだけでなく、洗剤を計量スプーンに計りとって
洗濯機に投入する際、発塵して使用感を悪化させ、ひど
いときには喉や皮膚などへ影響を及ぼす場合がある。特
開昭62−253699号公報には、洗剤生地中の水溶
性かつ結晶性の無機塩の量を15重量%以下とし、乾式
配合される結晶性の無機塩を有機物で処理して洗剤生地
に乾式配合することにより、溶解性を改善することが開
示されている。しかしながら、洗剤生地中の結晶性無機
塩を少なくすると製造工程で乾燥性を悪くしたり、その
後の行程での混練性を悪くするという問題がある。また
乾式配合される無機塩の処理が必要であり、連続的な生
産においては煩雑性を増す要因となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低温水に対
して優れた溶解性を示し、かつ発塵性を大きく改善でき
る高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法を提供することを
目的とする。
して優れた溶解性を示し、かつ発塵性を大きく改善でき
る高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法を提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、アクリル系ポ
リマー及びある一定量以上の結晶性無機塩を含有する洗
剤造粒品に、平均粒径が20μm以上の無機粉体を特定
量存在させて粉砕すると、上記課題を効率的に解決でき
るとの知見に基づいてなされたのである。すなわち、本
発明は、(a) アクリル系ポリマー及び(b) 結晶性無機塩
15重量%以上を含有する洗剤造粒品100重量部当た
り、平均粒径が20μm以上の無機粉体1〜10重量部
の存在下で、該造粒品を粉砕することを特徴とする嵩密
度が0.5g/ml以上である高嵩密度粒状洗剤組成物の
製造方法を提供する。
リマー及びある一定量以上の結晶性無機塩を含有する洗
剤造粒品に、平均粒径が20μm以上の無機粉体を特定
量存在させて粉砕すると、上記課題を効率的に解決でき
るとの知見に基づいてなされたのである。すなわち、本
発明は、(a) アクリル系ポリマー及び(b) 結晶性無機塩
15重量%以上を含有する洗剤造粒品100重量部当た
り、平均粒径が20μm以上の無機粉体1〜10重量部
の存在下で、該造粒品を粉砕することを特徴とする嵩密
度が0.5g/ml以上である高嵩密度粒状洗剤組成物の
製造方法を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明で用いる(a) アクリル系ポ
リマーとしては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、アクリル酸やメ
タクリル酸と共重合可能なモノマー(例えば、マレイン
酸、フマール酸、コハク酸など)とのコポリマー、及び
これらの塩があげられる。これらのポリマーは、水溶性
であるのが好ましく、又、平均分子量が20000 〜100000
であるのが好ましい。これらのポリマーは、造粒品中、
1〜10重量%(以下、%と略称する)であるのが好ま
しく、より好ましくは2〜8%である。本発明で用いる
(b) 結晶性無機塩としては、(無水)炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫
酸マグネシウムなどの一種又は二種以上の混合物があげ
られる。これらの結晶性無機塩は、造粒品中、15〜4
0%であるのが好ましく、より好ましくは15〜40%
である。
リマーとしては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、アクリル酸やメ
タクリル酸と共重合可能なモノマー(例えば、マレイン
酸、フマール酸、コハク酸など)とのコポリマー、及び
これらの塩があげられる。これらのポリマーは、水溶性
であるのが好ましく、又、平均分子量が20000 〜100000
であるのが好ましい。これらのポリマーは、造粒品中、
1〜10重量%(以下、%と略称する)であるのが好ま
しく、より好ましくは2〜8%である。本発明で用いる
(b) 結晶性無機塩としては、(無水)炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫
酸マグネシウムなどの一種又は二種以上の混合物があげ
られる。これらの結晶性無機塩は、造粒品中、15〜4
0%であるのが好ましく、より好ましくは15〜40%
である。
【0005】本発明で用いる平均粒径が20μm以上の
無機粉体としては、平均粒径が20μm〜500μmで
あるものが好ましく、より好ましくは50μm〜300
μmである。このような無機粉体としては、アルミノ珪
酸塩(特にゼオライト)や無水炭酸ナトリウムがあげら
れる。該無機粉体は、造粒品100重量部当たり、1〜
10重量部用いるのが好ましく、特に好ましくは2〜7
重量部である。また本発明の洗剤組成物は、通常洗剤や
漂白剤に配合される界面活性剤や無機アルカリ成分、酵
素、キレートビルダー、再汚染防止剤、蛍光剤等を配合
できる。
無機粉体としては、平均粒径が20μm〜500μmで
あるものが好ましく、より好ましくは50μm〜300
μmである。このような無機粉体としては、アルミノ珪
酸塩(特にゼオライト)や無水炭酸ナトリウムがあげら
れる。該無機粉体は、造粒品100重量部当たり、1〜
10重量部用いるのが好ましく、特に好ましくは2〜7
重量部である。また本発明の洗剤組成物は、通常洗剤や
漂白剤に配合される界面活性剤や無機アルカリ成分、酵
素、キレートビルダー、再汚染防止剤、蛍光剤等を配合
できる。
【0006】アニオン界面活性剤としては、α−スルホ
脂肪酸メチルエステル塩(脂肪酸のアルキル基はC12
〜C18、好ましくはC14〜C16であり、これらの
アルキル鎖長は単独でも混合されていてもよい)、直鎖
または分岐アルキル(平均炭素鎖長8〜18)ベンゼン
スルホン酸塩、長鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜2
0)スルホン酸塩、長鎖オレフィン(平均炭素鎖長10
〜20)スルホン酸塩、長鎖モノアルキル(平均炭素鎖
長10〜20)硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン長
鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜20)エーテル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(平均炭素鎖長
6〜12)フェニルエーテル硫酸エステル塩、長鎖モノ
アルキル、ジアルキル叉はセスキアルキルリン酸塩、ポ
リオキシエチレンモノアルキル、ジアルキル叉はセスキ
アルキルリン酸塩等が用いられる。これらの陰イオン界
面活性剤は酸の状態で添加してもよく、ナトリウム、カ
リウムといったアルカリ金属塩、アミン塩、アンモニウ
ム塩等として添加してもよい。
脂肪酸メチルエステル塩(脂肪酸のアルキル基はC12
〜C18、好ましくはC14〜C16であり、これらの
アルキル鎖長は単独でも混合されていてもよい)、直鎖
または分岐アルキル(平均炭素鎖長8〜18)ベンゼン
スルホン酸塩、長鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜2
0)スルホン酸塩、長鎖オレフィン(平均炭素鎖長10
〜20)スルホン酸塩、長鎖モノアルキル(平均炭素鎖
長10〜20)硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン長
鎖アルキル(平均炭素鎖長10〜20)エーテル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(平均炭素鎖長
6〜12)フェニルエーテル硫酸エステル塩、長鎖モノ
アルキル、ジアルキル叉はセスキアルキルリン酸塩、ポ
リオキシエチレンモノアルキル、ジアルキル叉はセスキ
アルキルリン酸塩等が用いられる。これらの陰イオン界
面活性剤は酸の状態で添加してもよく、ナトリウム、カ
リウムといったアルカリ金属塩、アミン塩、アンモニウ
ム塩等として添加してもよい。
【0007】ノニオン界面活性剤としては、炭素数約8
〜24の高級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、脂
肪酸アミド、脂肪アミン、アルキルフェノール及びn−
パラフィンやα−オレフィンを酸化して得られる合成ア
ルコールのアルキレンオキシド付加物がもちいられる。
アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシドが用いられる。具体
的には、POE(p=10) ラウリルエーテル、POE(p=9)C12-
14 第2級アルキルエーテル、POE(p=15) ヘキシルデシ
ルエーテル、POE(p=20) ノニルフェニルエーテル、POE
(p=11) ステアリルエーテル、POE(p=10) グリセリルモ
ノステアレート、POE(p=10) イソステアリルエーテル、
POE(p=50) トリメチロールプロパン、POE(p=30) 硬化ヒ
マシ油、POE(p=60) 硬化ヒマシ油モノラウレート、POE
(p=20) ソルビタンモノオレート、POE(p=30) グリセリ
ルトリイソステアレート、POE(p=20) グリセリルモノス
テアレート、POE(p=6)ステアリルアミン、ラウロイルジ
エタノールアミド、POE(p=10) ステアリルアミド、POE
(p=9)POP(p=5)C12〜14第2級アルキルエーテル等があ
げられる。尚、POE はポリオキシエチレン、POP はポリ
オキシプロピレン、p はアルキレンオキシドの平均付加
モル数を示す。
〜24の高級アルコール、多価アルコール、脂肪酸、脂
肪酸アミド、脂肪アミン、アルキルフェノール及びn−
パラフィンやα−オレフィンを酸化して得られる合成ア
ルコールのアルキレンオキシド付加物がもちいられる。
アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、ブチレンオキシドが用いられる。具体
的には、POE(p=10) ラウリルエーテル、POE(p=9)C12-
14 第2級アルキルエーテル、POE(p=15) ヘキシルデシ
ルエーテル、POE(p=20) ノニルフェニルエーテル、POE
(p=11) ステアリルエーテル、POE(p=10) グリセリルモ
ノステアレート、POE(p=10) イソステアリルエーテル、
POE(p=50) トリメチロールプロパン、POE(p=30) 硬化ヒ
マシ油、POE(p=60) 硬化ヒマシ油モノラウレート、POE
(p=20) ソルビタンモノオレート、POE(p=30) グリセリ
ルトリイソステアレート、POE(p=20) グリセリルモノス
テアレート、POE(p=6)ステアリルアミン、ラウロイルジ
エタノールアミド、POE(p=10) ステアリルアミド、POE
(p=9)POP(p=5)C12〜14第2級アルキルエーテル等があ
げられる。尚、POE はポリオキシエチレン、POP はポリ
オキシプロピレン、p はアルキレンオキシドの平均付加
モル数を示す。
【0008】キレートビルダーとしては、トリポリリン
酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミ
ン五酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、1−ヒドロキシエタン
−1,1−ジホスホン酸塩に代表される無機リン化合
物、ポリホスホン酸類、フィチン酸に代表される有機リ
ン酸塩、ポリアクリル酸系高分子、AまたはP型ゼオラ
イトなどが挙げられる。再汚染防止剤としてはポリビニ
ールアルコール、カルボキシメチルセルロースなどがあ
り、蛋白分解酵素としてはサビナーゼ18.0T(ノボ、
ノルディスク社)、アルカラーゼ、セルラーゼ、アミラ
ーゼがあり、脂質分解酵素としてはアルカリリパーゼ
(リポラーゼウルトラ、ノボノルディスク社製)等があ
る。白物繊維に対する漂白効果を増すために、ビナフチ
ル型(チノパールCBS−X、チバスペシャリティーケ
ミカルズ)、またはスチルベン型(チノパールAMS−
GX)等の蛍光増白剤を添加してもよい。
酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミ
ン五酢酸塩、ニトリロ三酢酸塩、1−ヒドロキシエタン
−1,1−ジホスホン酸塩に代表される無機リン化合
物、ポリホスホン酸類、フィチン酸に代表される有機リ
ン酸塩、ポリアクリル酸系高分子、AまたはP型ゼオラ
イトなどが挙げられる。再汚染防止剤としてはポリビニ
ールアルコール、カルボキシメチルセルロースなどがあ
り、蛋白分解酵素としてはサビナーゼ18.0T(ノボ、
ノルディスク社)、アルカラーゼ、セルラーゼ、アミラ
ーゼがあり、脂質分解酵素としてはアルカリリパーゼ
(リポラーゼウルトラ、ノボノルディスク社製)等があ
る。白物繊維に対する漂白効果を増すために、ビナフチ
ル型(チノパールCBS−X、チバスペシャリティーケ
ミカルズ)、またはスチルベン型(チノパールAMS−
GX)等の蛍光増白剤を添加してもよい。
【0009】本発明の高嵩密度粒状洗剤は、例えば、
(a) 成分、(b) 成分と上記任意成分などを含有する嵩密
度が0.5〜1.5g/mlの洗剤造粒物を先ず調製する。
このような洗剤造粒物は、(a) 成分、(b) 成分と上記任
意成分などを含有する噴霧乾燥品と他の成分を一緒にし
てニーダーなどの混練機で混練するか、又は(a) 成分、
(b) 成分と上記任意成分などの高濃度スラリー又は粉末
を他の成分を一緒にしてKRCニーダーなどの捏和押し
出し機で造粒する等により容易に調製することができ
る。又、混練条件は、例えば、特開平6−39599号
公報に記載されており、この公報の記載内容は本明細書
に含まれるものとする。このようにして製造される洗剤
混練物として、本発明では任意の大きさのものを使用す
ることができるが、直径5〜20mm、長さ10〜30mm
程度の大きさのものを使用するのが好ましい。
(a) 成分、(b) 成分と上記任意成分などを含有する嵩密
度が0.5〜1.5g/mlの洗剤造粒物を先ず調製する。
このような洗剤造粒物は、(a) 成分、(b) 成分と上記任
意成分などを含有する噴霧乾燥品と他の成分を一緒にし
てニーダーなどの混練機で混練するか、又は(a) 成分、
(b) 成分と上記任意成分などの高濃度スラリー又は粉末
を他の成分を一緒にしてKRCニーダーなどの捏和押し
出し機で造粒する等により容易に調製することができ
る。又、混練条件は、例えば、特開平6−39599号
公報に記載されており、この公報の記載内容は本明細書
に含まれるものとする。このようにして製造される洗剤
混練物として、本発明では任意の大きさのものを使用す
ることができるが、直径5〜20mm、長さ10〜30mm
程度の大きさのものを使用するのが好ましい。
【0010】本発明では、酵素や香料、ノニオン界面活
性剤等を除き、(a) 成分、(b) 成分と上記任意成分など
を用いてスラリーを調製し(洗剤生地に配合し)、次い
で噴霧乾燥し、得られた洗剤噴霧乾燥品を捏和押し出し
造粒するのが好ましい。本発明では、次いで、このよう
にして得た捏和造粒物を、平均粒径が20μm以上の無
機粉体1〜10重量部の存在下で粉砕する。粉砕は破砕
機を用いて行うのがよい。ここで使用する破砕機として
は、岡田製作所製スピードミル、ホリカワミクロン製フ
ィッツミル、不二パウダル製コミューターなどがあげら
れる。粉砕後、ノニオン界面活性剤、香料、色素を噴霧
し、酵素を添加することができる。
性剤等を除き、(a) 成分、(b) 成分と上記任意成分など
を用いてスラリーを調製し(洗剤生地に配合し)、次い
で噴霧乾燥し、得られた洗剤噴霧乾燥品を捏和押し出し
造粒するのが好ましい。本発明では、次いで、このよう
にして得た捏和造粒物を、平均粒径が20μm以上の無
機粉体1〜10重量部の存在下で粉砕する。粉砕は破砕
機を用いて行うのがよい。ここで使用する破砕機として
は、岡田製作所製スピードミル、ホリカワミクロン製フ
ィッツミル、不二パウダル製コミューターなどがあげら
れる。粉砕後、ノニオン界面活性剤、香料、色素を噴霧
し、酵素を添加することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、低温水に対して優れた
溶解性を示し、かつ発塵性を著しく改善した嵩密度が0.
5g/ml以上、特に0.75g/ml以上(好ましくは
0.75〜1.2g/ml、より好ましくは0.8〜0.95g
/ml)の高密度粒状洗剤組成物を簡易に製造すること
ができる。次に実施例により本発明を説明する。
溶解性を示し、かつ発塵性を著しく改善した嵩密度が0.
5g/ml以上、特に0.75g/ml以上(好ましくは
0.75〜1.2g/ml、より好ましくは0.8〜0.95g
/ml)の高密度粒状洗剤組成物を簡易に製造すること
ができる。次に実施例により本発明を説明する。
【実施例】実施例1 ノニオン界面活性剤、酵素及び香料を除いた表−1の各
成分を用いて固形分60%の洗剤スラリ−を向流式噴霧
乾燥機を使い温風温度200〜280℃で水分約5%と
なるように乾燥し噴霧乾燥品を得た。ついで噴霧乾燥品
及びノニオン界面活性化剤を、栗本(株)製S−1KR
Cニーダーに添加し約60℃の温度に加温し混練した。
尚、必要に応じて水を添加した。得られた混練物100
重量部に対し、表−2に記載の平均粒径が20μm以上
の無機粉体を添加しながら、岡田製作所製スピードミル
にて粉砕し、ノニオン界面活性剤、香料、色素を噴霧し
て洗剤組成物とした。これに得られた粒子は嵩密度0.7
5〜0.90cm3 あった。
成分を用いて固形分60%の洗剤スラリ−を向流式噴霧
乾燥機を使い温風温度200〜280℃で水分約5%と
なるように乾燥し噴霧乾燥品を得た。ついで噴霧乾燥品
及びノニオン界面活性化剤を、栗本(株)製S−1KR
Cニーダーに添加し約60℃の温度に加温し混練した。
尚、必要に応じて水を添加した。得られた混練物100
重量部に対し、表−2に記載の平均粒径が20μm以上
の無機粉体を添加しながら、岡田製作所製スピードミル
にて粉砕し、ノニオン界面活性剤、香料、色素を噴霧し
て洗剤組成物とした。これに得られた粒子は嵩密度0.7
5〜0.90cm3 あった。
【0012】低温溶解性の評価 5℃の水道水を入れた3リットルのビーカーに定速攪拌
機と伝導度計をセットした。表−1の組成で調製した洗
剤粒子10gを薬包紙を敷いた3cm四方のプラスチッ
クカップに包み、2分間ビーカー中に放置し凝集させ
た。その後、薬包紙ごとカップから取り出し、ビーカー
中で攪拌して、伝導度を測定し5分後の値を読んだ。完
全に溶解した時の伝導度を100%とし、5分後の伝導
度から溶解性%を求めた。
機と伝導度計をセットした。表−1の組成で調製した洗
剤粒子10gを薬包紙を敷いた3cm四方のプラスチッ
クカップに包み、2分間ビーカー中に放置し凝集させ
た。その後、薬包紙ごとカップから取り出し、ビーカー
中で攪拌して、伝導度を測定し5分後の値を読んだ。完
全に溶解した時の伝導度を100%とし、5分後の伝導
度から溶解性%を求めた。
【0013】発塵性の評価 柴田社製のデジタルダストインジケーターを高さ50c
m、縦横30cmの密閉容器中の上部にセットし、洗剤
組成物30gを高さ50cmから落下させ、落下後最大
の発塵カウント数を読みとった。発塵カウント数と発塵
の程度との関係は以下の通りである。 20cpm (カウントパーミニッツ)以下:発塵をほとん
ど感じない。 20〜50cpm (カウントパーミニッツ):やや発塵を
感じる。 50〜100cpm (カウントパーミニッツ):発塵をは
っきりと感じ、ややむせる。 100cpm (カウントパーミニッツ)以上:発塵がひど
く、咳き込む。
m、縦横30cmの密閉容器中の上部にセットし、洗剤
組成物30gを高さ50cmから落下させ、落下後最大
の発塵カウント数を読みとった。発塵カウント数と発塵
の程度との関係は以下の通りである。 20cpm (カウントパーミニッツ)以下:発塵をほとん
ど感じない。 20〜50cpm (カウントパーミニッツ):やや発塵を
感じる。 50〜100cpm (カウントパーミニッツ):発塵をは
っきりと感じ、ややむせる。 100cpm (カウントパーミニッツ)以上:発塵がひど
く、咳き込む。
【0014】
【表1】 表−1 組成(重量%) 洗剤a 洗剤b 洗剤c 洗剤d LAS−K 20 10 15 15 AS−Na 0 0 10 0 α−SF−Na 0 15 0 0 AOS−K 15 5 10 15 ノニオン界面活性剤 2 2 2 2 石けん 10 10 5 5 炭酸ナトリウム 15 20 20 10 炭酸カリウム 10 5 5 0 蛍光剤CBS 0.2 0.2 0.2 0.2 蛍光剤AMS 0.2 0.2 0.2 0.2 ゼオライト(4A型) 25 20 20 35 MA/AA−Na 2 5 2 0 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 色素(群青) 0.02 0.02 0.02 0.02 水分 残部 乾燥性 ○ ○ ○ △ 造粒性 ○ ○ ○ ×
【0015】LAS−Na:C10〜C14直鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム AS−Na:C12〜C14のアルキル硫酸ナトリウム α−SF−Na:C12〜C18のα−スルホ脂肪酸メチル
エステルナトリウム AOS−K:C14〜C18のα−オレフィンスルホン酸カ
リウム ノニオン界面活性剤:C12〜C16のアルコールのエチレ
ンオキシド平均12モル付加物 石けん:C8 〜C18の脂肪酸ナトリウム MA/AA−Na:マレイン酸ナトリウム/アクリル酸
ナトリウム共重合体 (共重合比7/3、重量平均分子量50,000〜7
0,000) 蛍光剤CBS:「チノパールCBS−X」(チバガイギ
ー社) 蛍光剤AMS:チノパールAMS−GX (チバガイギ
ー社)
ンゼンスルホン酸ナトリウム AS−Na:C12〜C14のアルキル硫酸ナトリウム α−SF−Na:C12〜C18のα−スルホ脂肪酸メチル
エステルナトリウム AOS−K:C14〜C18のα−オレフィンスルホン酸カ
リウム ノニオン界面活性剤:C12〜C16のアルコールのエチレ
ンオキシド平均12モル付加物 石けん:C8 〜C18の脂肪酸ナトリウム MA/AA−Na:マレイン酸ナトリウム/アクリル酸
ナトリウム共重合体 (共重合比7/3、重量平均分子量50,000〜7
0,000) 蛍光剤CBS:「チノパールCBS−X」(チバガイギ
ー社) 蛍光剤AMS:チノパールAMS−GX (チバガイギ
ー社)
【0016】
【表2】 表−2:評価結果 本発明 比較例* 1 2 3 4 5 6 7* 8* 9* 10* 使用洗剤 a a b c c a a b c d 嵩比重 g/cc 0.8 0.8 0.8 0.8 0.75 0.82 0.8 0.8 0.8 0.8 無機粉体A(部) 2 5 7 15 無機粉体B(部) 5 9 0.5 無機粉体C(部) 5 無機粉体D(部) 9 無機粉体E(部) 5 溶解性 % 95 90 92 95 90 95 73 33 60 粉砕発塵性 cpm 10 10 15 10 15 20 200 150 60 不可 無機粉体A:顆粒A型ゼオライト(平均粒径200μm:コスモ社製) 無機粉体B:顆粒P型ゼオライト(平均粒径150μm) 無機粉体C:炭酸ナトリウム(平均粒径20μm:旭硝子製粒灰を粉砕) 無機粉体D:微粉A型ゼオライト(平均粒径3μm:水沢化学社製) 無機粉体E:微粉炭酸ナトリウム(平均粒径10μm:旭硝子製粒灰を粉砕) 添加量を表わす部は重量部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C11D 17/06 C11D 17/06
Claims (1)
- 【請求項1】 (a) アクリル系ポリマー及び(b) 結晶性
無機塩15重量%以上を含有する洗剤造粒品100重量
部当たり、平均粒径が20μm以上の無機粉体1〜10
重量部の存在下で、該造粒品を粉砕することを特徴とす
る嵩密度が0.5g/ml以上である高嵩密度粒状洗剤組
成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3606098A JPH11228997A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3606098A JPH11228997A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11228997A true JPH11228997A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12459185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3606098A Pending JPH11228997A (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 高嵩密度粒状洗剤組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11228997A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105372A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Lion Corp | 粉末洗剤及びその製造方法 |
| TWI470077B (zh) * | 2009-12-25 | 2015-01-21 | Kao Corp | A detergent detergent composition for automatic washing machine |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP3606098A patent/JPH11228997A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003105372A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Lion Corp | 粉末洗剤及びその製造方法 |
| TWI470077B (zh) * | 2009-12-25 | 2015-01-21 | Kao Corp | A detergent detergent composition for automatic washing machine |
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