JPH1122901A - 高温ガス配管 - Google Patents
高温ガス配管Info
- Publication number
- JPH1122901A JPH1122901A JP17802997A JP17802997A JPH1122901A JP H1122901 A JPH1122901 A JP H1122901A JP 17802997 A JP17802997 A JP 17802997A JP 17802997 A JP17802997 A JP 17802997A JP H1122901 A JPH1122901 A JP H1122901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- vortex
- bent portion
- boiler
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】圧損を低く押さえつつ管の摩耗等を抑制するこ
とができる高温ガス配管を提供する。 【解決手段】ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁に、周
方向に間隔を置いて、また、流れ方向に間隔を置いて、
自身の下流側に渦を発生させる複数の突起を配置する。
とができる高温ガス配管を提供する。 【解決手段】ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁に、周
方向に間隔を置いて、また、流れ方向に間隔を置いて、
自身の下流側に渦を発生させる複数の突起を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粒子を含む流体
の流れで曲がり部を有する配管に係り、ボイラーから排
出される排ガスの流れる曲がり部を有する高温ガス配管
に関する。
の流れで曲がり部を有する配管に係り、ボイラーから排
出される排ガスの流れる曲がり部を有する高温ガス配管
に関する。
【0002】
【従来の技術】流体の流れる曲がり部を有する流体の配
管構造については、曲がり部の外周側壁に耐摩耗性材料
よりなる波状の突起領域を設け、流れに含まれる粒子を
当該突起領域に当てるようにして、当てた後の粒子の跳
躍により配管の他の領域に粒子が接触することを抑制す
ることが特開昭50−59816 号公報に記載されている。
管構造については、曲がり部の外周側壁に耐摩耗性材料
よりなる波状の突起領域を設け、流れに含まれる粒子を
当該突起領域に当てるようにして、当てた後の粒子の跳
躍により配管の他の領域に粒子が接触することを抑制す
ることが特開昭50−59816 号公報に記載されている。
【0003】また、曲がり部の外周側壁の肉厚を厚くし
て、階段状の突起領域を構成して、突起による抵抗によ
り流体の流速を低下させて、流体の内面のエロージョン
を抑制すると共に、突起をエロージョンの犠牲にして管
の肉厚の減少を抑制することが特開平2−93195 号公報
に記載されている。
て、階段状の突起領域を構成して、突起による抵抗によ
り流体の流速を低下させて、流体の内面のエロージョン
を抑制すると共に、突起をエロージョンの犠牲にして管
の肉厚の減少を抑制することが特開平2−93195 号公報
に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ボイラー排ガ
ス等の流れる高温ガス配管では、流れも速く、曲がり部
も複数あることが多いため、圧損を低く押さえることが
望まれるが、いずれも公知例にも流れの圧損を低く押さ
えつつ管の摩耗等を抑制することについては示唆されて
いない。
ス等の流れる高温ガス配管では、流れも速く、曲がり部
も複数あることが多いため、圧損を低く押さえることが
望まれるが、いずれも公知例にも流れの圧損を低く押さ
えつつ管の摩耗等を抑制することについては示唆されて
いない。
【0005】そこで、本発明は、圧損を低く押さえつつ
管の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を提供
することを目的とする。
管の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を提供
することを目的とする。
【0006】また、本発明は、圧損を低く押さえつつ管
の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を備えた
燃焼プラントを提供することを他の目的とする。
の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を備えた
燃焼プラントを提供することを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の前記目的を解決
するために、ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁に、周
方向に間隔を置いて複数の突起を配置することを特徴と
する。
するために、ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁に、周
方向に間隔を置いて複数の突起を配置することを特徴と
する。
【0008】これにより、圧損の増加を抑制しつつ、構
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を捕集することができる。これにより、
配管曲がり部の壁面を擦る灰粒子の総量を減らすことが
でき、壁面の摩耗量を抑制することが可能となる。
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を捕集することができる。これにより、
配管曲がり部の壁面を擦る灰粒子の総量を減らすことが
でき、壁面の摩耗量を抑制することが可能となる。
【0009】また、ボイラーから排出される排ガスの流
れる高温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁
に、排ガスの上流側から下流側にかけて間隔を置いて複
数の突起を配置することを特徴とする。
れる高温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁
に、排ガスの上流側から下流側にかけて間隔を置いて複
数の突起を配置することを特徴とする。
【0010】これにより、圧損の増加を抑制しつつ、構
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を捕集することができる。これにより、
配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰粒子の
総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制すること
が可能となる。
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を捕集することができる。これにより、
配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰粒子の
総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制すること
が可能となる。
【0011】また、ボイラーから排出される排ガスの流
れる高温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁
に、配管の軸心方向に対して迎角を有する突起を配置す
ることを特徴とする。
れる高温ガス配管において、前記配管の曲がり部の内壁
に、配管の軸心方向に対して迎角を有する突起を配置す
ることを特徴とする。
【0012】これにより、圧損の増加を抑制しつつ、構
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となる。
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となる。
【0013】本発明の他の目的を解決するために、ボイ
ラーとボイラーから排出される排ガスの流れる高温ガス
配管とを備えた燃焼プラントにおいて、前記配管の曲が
り部の内壁に、内壁面から離れるに従い断面積が小さく
なるよう形成された突起を周方向に間隔を置いて複数配
置されることを特徴とする。
ラーとボイラーから排出される排ガスの流れる高温ガス
配管とを備えた燃焼プラントにおいて、前記配管の曲が
り部の内壁に、内壁面から離れるに従い断面積が小さく
なるよう形成された突起を周方向に間隔を置いて複数配
置されることを特徴とする。
【0014】これにより、圧損の増加を抑制しつつ、構
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となり、信頼性が高く、効率が高い燃焼プ
ラントが得られる。
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となり、信頼性が高く、効率が高い燃焼プ
ラントが得られる。
【0015】また、流動層ボイラーと、該ボイラーの燃
焼排ガスにより駆動されるガスタービンと、該流動層ボ
イラーの排ガスを前記ガスタービンに輸送する高温ガス
配管とを備えた複合サイクルプラントにおいて、前記配
管の曲がり部の内壁に、配管の軸心方向に対して迎角を
有する突起を配置することを特徴とする。
焼排ガスにより駆動されるガスタービンと、該流動層ボ
イラーの排ガスを前記ガスタービンに輸送する高温ガス
配管とを備えた複合サイクルプラントにおいて、前記配
管の曲がり部の内壁に、配管の軸心方向に対して迎角を
有する突起を配置することを特徴とする。
【0016】これにより、圧損の増加を抑制しつつ、構
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となり、信頼性が高く、効率が高い複合サ
イクルプラントが得られる。
造物から管内の主流へ放出される渦内に粒子を巻き込
み、渦内に粒子を良好に捕集することができる。これに
より、配管曲がり部の広い範囲において、壁面を擦る灰
粒子の総量を減らすことができ、壁面の摩耗量を抑制す
ることが可能となり、信頼性が高く、効率が高い複合サ
イクルプラントが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0018】流動層ボイラーを用いた複合サイクルプラ
ントの系統図を図3に示す。流動層ボイラー1内では、
空気圧縮器2より供給される空気3により微粉炭4が燃
焼させられる。燃焼により発生した高温ガス5は、ボイ
ラー1内に設置された伝熱管6へ伝えられ、伝熱管6内
では蒸気が発生する。蒸気は蒸気タービン7へ導かれ、
発電機8を駆動する。また、高温ガス5はサイクロン9
により灰粒子を除去した後、高温配管10によりヘッダ
ー11を経て、ガスタービン12へ輸送される。その
際、高温ガス5中には、サイクロン9までは200(μ
mm)程度の、サイクロン9を通過した後も完全に除去で
きない数(μmm)程度の灰粒子13が残存している場合
がある。そのため、プラントを長期に渡り稼働すると、
灰粒子13が高温配管10の壁面に無数に衝突し、管壁
面に深刻な摩耗を発生させる場合がある。特に、高温配
管10の曲がり部において摩耗は顕著になる。
ントの系統図を図3に示す。流動層ボイラー1内では、
空気圧縮器2より供給される空気3により微粉炭4が燃
焼させられる。燃焼により発生した高温ガス5は、ボイ
ラー1内に設置された伝熱管6へ伝えられ、伝熱管6内
では蒸気が発生する。蒸気は蒸気タービン7へ導かれ、
発電機8を駆動する。また、高温ガス5はサイクロン9
により灰粒子を除去した後、高温配管10によりヘッダ
ー11を経て、ガスタービン12へ輸送される。その
際、高温ガス5中には、サイクロン9までは200(μ
mm)程度の、サイクロン9を通過した後も完全に除去で
きない数(μmm)程度の灰粒子13が残存している場合
がある。そのため、プラントを長期に渡り稼働すると、
灰粒子13が高温配管10の壁面に無数に衝突し、管壁
面に深刻な摩耗を発生させる場合がある。特に、高温配
管10の曲がり部において摩耗は顕著になる。
【0019】図1は本発明による高温配管の第1実施例
を示す。図2は、高温配管主流方向に回転の軸を持つ渦
を発生させる構造物の詳細を示す。
を示す。図2は、高温配管主流方向に回転の軸を持つ渦
を発生させる構造物の詳細を示す。
【0020】図1において、5は高温ガス、10は前記
高温配管(曲がり部の拡大部例えば、サイクロン9の上
流側に位置する高温配管を示す。または、サイクロンの
下流側に位置する高温配管を示す)、13は灰粒子、1
4は自身の下流側に渦を生じる渦発生装置(突起)、1
5は渦発生装置14より発生する渦である。本実施例で
は渦発生装置14は三角錐形状をなし、摩耗が特に顕著
である曲がり部の外側壁に設置されるように構成されて
いる。
高温配管(曲がり部の拡大部例えば、サイクロン9の上
流側に位置する高温配管を示す。または、サイクロンの
下流側に位置する高温配管を示す)、13は灰粒子、1
4は自身の下流側に渦を生じる渦発生装置(突起)、1
5は渦発生装置14より発生する渦である。本実施例で
は渦発生装置14は三角錐形状をなし、摩耗が特に顕著
である曲がり部の外側壁に設置されるように構成されて
いる。
【0021】また、ここでは、配管の流れ方向の上流側
から下流側にかけて、間隔を置いて前記渦発生装置14
を複数設置する。例えば、間隔は一の渦発生装置14に
よる渦が、渦発生装置14から離れるに従い灰粒子13
に及ぼす影響が小さくなる位のところに他の渦発生装置
を配置するような間隔にすることができる。突起により
発生する渦により、全体としての圧損の増加を抑制しつ
つ、高温ガス5中の灰粒子13が配管の曲がり部の外側
面に当たることを抑制でき、壁面の摩耗を減らすことが
できる。
から下流側にかけて、間隔を置いて前記渦発生装置14
を複数設置する。例えば、間隔は一の渦発生装置14に
よる渦が、渦発生装置14から離れるに従い灰粒子13
に及ぼす影響が小さくなる位のところに他の渦発生装置
を配置するような間隔にすることができる。突起により
発生する渦により、全体としての圧損の増加を抑制しつ
つ、高温ガス5中の灰粒子13が配管の曲がり部の外側
面に当たることを抑制でき、壁面の摩耗を減らすことが
できる。
【0022】図2に渦発生装置14の一例を示す。渦発
生装置14は、例えば、底面から距離が離れるに従い断
面積が小さくなるような形とする。一例として、三角錐
形状をしており、14a,14b,14cを3頂点とす
る三角形の面(頂点14aと辺14b−14c(頂点1
4bと14cを両端とする辺)の中点を結ぶ線)が、配
管内の主流方向に対して仰角αとなるように高温配管の
壁面に固定されている。主流方向が規定しがたい場合は
例えば、配管の軸心方向に対して迎角を持つようにす
る。高温配管内では、高温ガス5が流れる。その際、翼
状構造物である渦発生装置14の高温配管壁面から離れ
た部分にある端部、即ち、突出部(図2の頂点14d)
の後方に、主流方向に回転の中心軸を持つ強い渦15が
発生する。前記渦は下流側に進行するに伴って渦15の
回転半径は増加し、角運動量も増加する。前記高温配管
中の高温ガス5中に含まれる灰粒子13は、前記渦中に
捕集される。そのため、灰粒子13の進路は大きく変化
し、流れに対する圧損の増加を抑制しつつ、壁面に衝突
する粒子個数を減らすことが可能となる。
生装置14は、例えば、底面から距離が離れるに従い断
面積が小さくなるような形とする。一例として、三角錐
形状をしており、14a,14b,14cを3頂点とす
る三角形の面(頂点14aと辺14b−14c(頂点1
4bと14cを両端とする辺)の中点を結ぶ線)が、配
管内の主流方向に対して仰角αとなるように高温配管の
壁面に固定されている。主流方向が規定しがたい場合は
例えば、配管の軸心方向に対して迎角を持つようにす
る。高温配管内では、高温ガス5が流れる。その際、翼
状構造物である渦発生装置14の高温配管壁面から離れ
た部分にある端部、即ち、突出部(図2の頂点14d)
の後方に、主流方向に回転の中心軸を持つ強い渦15が
発生する。前記渦は下流側に進行するに伴って渦15の
回転半径は増加し、角運動量も増加する。前記高温配管
中の高温ガス5中に含まれる灰粒子13は、前記渦中に
捕集される。そのため、灰粒子13の進路は大きく変化
し、流れに対する圧損の増加を抑制しつつ、壁面に衝突
する粒子個数を減らすことが可能となる。
【0023】また、本実施例では、渦15の流れのうち
主流方向を中心軸として旋回する流れの流量を全流量の
3〜5%の範囲にすることにより、上記した灰粒子13
の捕集を十分効果的に行うことができる。このような流
量配分を行うには、渦発生装置14としては、主流に対
する仰角αが10〜20度,主流に垂直な面における高
温配管壁面からの高さが該垂直な面内の高温配管の平均
内径の3〜5%の範囲となるようにすれば良い。周方向
に複数配置する場合の渦発生装置14の間隔は、曲がり
の外側では間隔を狭く、内側では広くすることができ
る。また、等間隔に配置することもできる。
主流方向を中心軸として旋回する流れの流量を全流量の
3〜5%の範囲にすることにより、上記した灰粒子13
の捕集を十分効果的に行うことができる。このような流
量配分を行うには、渦発生装置14としては、主流に対
する仰角αが10〜20度,主流に垂直な面における高
温配管壁面からの高さが該垂直な面内の高温配管の平均
内径の3〜5%の範囲となるようにすれば良い。周方向
に複数配置する場合の渦発生装置14の間隔は、曲がり
の外側では間隔を狭く、内側では広くすることができ
る。また、等間隔に配置することもできる。
【0024】配管の周方向に複数間隔を置いて配置する
ことにより、より広い領域の摩耗を抑制することができ
る。また、本例では、三角錐状の例をしめしたが、前記
のように配管の主流方向に対して迎角を有するものであ
れば、これに限られない。
ことにより、より広い領域の摩耗を抑制することができ
る。また、本例では、三角錐状の例をしめしたが、前記
のように配管の主流方向に対して迎角を有するものであ
れば、これに限られない。
【0025】比較例として、図5に示すように摩耗を抑
制するため曲がり部にT字管(T字型接合部)16を設
けたものを示す。
制するため曲がり部にT字管(T字型接合部)16を設
けたものを示す。
【0026】図4に示すような配管のエルボでは、内部
を流れる高温ガス5及び灰粒子13に遠心力が働く。そ
のため、曲がり部の配管外側に灰粒子が紐状に集中す
る。集中した灰粒子が配管壁面に衝突することにより摩
耗を引き起こす。その対策のために、比較例として図5
に示すT字管(T字型接合部)16を用いている場合、
灰粒子13は、曲がり部でエルボ同様に配管外側に集中
する。集中した灰粒子は、T字管16の平坦部に衝突
し、図のように灰粒子の運動軌跡を変化させることによ
り、曲がり後の配管との衝突を抑制している。配管に複
数の曲がり部がある場合T字管の平坦部での衝突を多数
回繰り返すことにより、曲がり後の配管に衝突する箇所
が発生する。この場合、その衝突箇所において管壁面に
摩耗が発生する。実際のプラントでは高温配管には多数
の曲がり部が存在するために、T字管による曲がり部を
設けるのみで、摩耗を抑制することが困難で圧損も大き
い。前記実施例のような構造にすることにより、多数の
曲がり部を有し、複雑な配管系においても圧損の増加を
抑制しつつ、配管壁面上に発生する摩耗を抑制すること
ができる。
を流れる高温ガス5及び灰粒子13に遠心力が働く。そ
のため、曲がり部の配管外側に灰粒子が紐状に集中す
る。集中した灰粒子が配管壁面に衝突することにより摩
耗を引き起こす。その対策のために、比較例として図5
に示すT字管(T字型接合部)16を用いている場合、
灰粒子13は、曲がり部でエルボ同様に配管外側に集中
する。集中した灰粒子は、T字管16の平坦部に衝突
し、図のように灰粒子の運動軌跡を変化させることによ
り、曲がり後の配管との衝突を抑制している。配管に複
数の曲がり部がある場合T字管の平坦部での衝突を多数
回繰り返すことにより、曲がり後の配管に衝突する箇所
が発生する。この場合、その衝突箇所において管壁面に
摩耗が発生する。実際のプラントでは高温配管には多数
の曲がり部が存在するために、T字管による曲がり部を
設けるのみで、摩耗を抑制することが困難で圧損も大き
い。前記実施例のような構造にすることにより、多数の
曲がり部を有し、複雑な配管系においても圧損の増加を
抑制しつつ、配管壁面上に発生する摩耗を抑制すること
ができる。
【0027】図6は第2実施例を示す。
【0028】図6において、5は高温ガス、10は高温
配管、13は灰粒子、14は翼状構造物(渦発生装
置)、15は翼状構造物板20より発生する渦である。
本実施例では、高温配管10の任意の断面、好ましくは
高温配管の曲がり部入口部に設置に、円周方向に間隔を
置いてほぼ全面に渡って複数個の主流方向に回転の中心
軸を持つ渦発生装置14を設けたものである。尚、同図
の渦発生装置14は、周方向に複数配置されていれば、
必ずしも同一直線上に配置されていなくても良い。一個
の渦発生装置14からでる渦の半径は、凡そ翼の高さの
2倍程度である。そのため、(配管断面の周長)/(翼
高さ×2)個程度の渦発生装置14を設置することによ
り、より効果的に粒子を渦中に捕集でき、圧損の増加を
抑制しつつ、摩耗抑制が可能となる。渦発生装置14
は、曲がり部の中間より上流側に設ける。さらに、流れ
方向に上流側から下流側にかけて複数配置する場合であ
っても、少なくとも一の段落は曲がり部の中間より上流
側に設ける。
配管、13は灰粒子、14は翼状構造物(渦発生装
置)、15は翼状構造物板20より発生する渦である。
本実施例では、高温配管10の任意の断面、好ましくは
高温配管の曲がり部入口部に設置に、円周方向に間隔を
置いてほぼ全面に渡って複数個の主流方向に回転の中心
軸を持つ渦発生装置14を設けたものである。尚、同図
の渦発生装置14は、周方向に複数配置されていれば、
必ずしも同一直線上に配置されていなくても良い。一個
の渦発生装置14からでる渦の半径は、凡そ翼の高さの
2倍程度である。そのため、(配管断面の周長)/(翼
高さ×2)個程度の渦発生装置14を設置することによ
り、より効果的に粒子を渦中に捕集でき、圧損の増加を
抑制しつつ、摩耗抑制が可能となる。渦発生装置14
は、曲がり部の中間より上流側に設ける。さらに、流れ
方向に上流側から下流側にかけて複数配置する場合であ
っても、少なくとも一の段落は曲がり部の中間より上流
側に設ける。
【0029】図7は第3実施例を示す。
【0030】図7において、5は高温ガス、10は高温
配管、13は灰粒子、14は翼状構造物(渦発生装
置)、15は翼状構造物板20より発生する渦である。
本実施例では、配管内面に対して適切な仰角を持つ3個
の三角錐形状をした渦発生装置14a,14b,14c
(構造は図2に同じ)を設置している。同図の横方向に
おける翼14bと14cの高さを高温配管10の径の1
/3に設定すると共に、縦方向における翼状構造物14
aの高さを1/3に設定し、角翼状構造物の先端が正三
角形の3つの頂点をなすように配置する。この配置で、
翼14aと14cから発生する渦15aと15cから発
生する循環(中心軸の廻りに渦として流れる流量)をΓ
とし、翼14bから発生する渦15bの循環を−Γ/2
(符号は、渦の回転方向が逆であることを示す)とする
ように、角翼14a〜14cの間で仰角を10〜20度
の範囲で調整する。これにより、各翼から発生する3個
の渦の中心軸は、螺旋軌道を描きながら合体し、1つの
強い渦を形成する。
配管、13は灰粒子、14は翼状構造物(渦発生装
置)、15は翼状構造物板20より発生する渦である。
本実施例では、配管内面に対して適切な仰角を持つ3個
の三角錐形状をした渦発生装置14a,14b,14c
(構造は図2に同じ)を設置している。同図の横方向に
おける翼14bと14cの高さを高温配管10の径の1
/3に設定すると共に、縦方向における翼状構造物14
aの高さを1/3に設定し、角翼状構造物の先端が正三
角形の3つの頂点をなすように配置する。この配置で、
翼14aと14cから発生する渦15aと15cから発
生する循環(中心軸の廻りに渦として流れる流量)をΓ
とし、翼14bから発生する渦15bの循環を−Γ/2
(符号は、渦の回転方向が逆であることを示す)とする
ように、角翼14a〜14cの間で仰角を10〜20度
の範囲で調整する。これにより、各翼から発生する3個
の渦の中心軸は、螺旋軌道を描きながら合体し、1つの
強い渦を形成する。
【0031】このように、前記高温配管内の主流方向に
回転の中心を持つ渦を発生させる構造物を複数設け、該
複数の構造物の下流に発生する複数の渦を合体させるこ
とにより、前記高温配管内にさらに灰粒子を効率良く捕
集でき、配管曲がり部の壁面を擦る灰粒子の総量を減ら
すことができ、壁面の摩耗量をより効果的に抑制するこ
とが可能となる。これによれば、高温配管内に作られた
強い渦により、圧損の増加を抑制しつつ、より効果的に
粒子を捕集することができる。
回転の中心を持つ渦を発生させる構造物を複数設け、該
複数の構造物の下流に発生する複数の渦を合体させるこ
とにより、前記高温配管内にさらに灰粒子を効率良く捕
集でき、配管曲がり部の壁面を擦る灰粒子の総量を減ら
すことができ、壁面の摩耗量をより効果的に抑制するこ
とが可能となる。これによれば、高温配管内に作られた
強い渦により、圧損の増加を抑制しつつ、より効果的に
粒子を捕集することができる。
【0032】このように、高温配管の配管曲がり部にお
いては、灰粒子が集中し、配管壁面を多数の粒子が擦る
ために配管壁面に発生する摩耗を抑制することが困難で
あり、その傾向は多数の曲がり部を有する配管系に顕著
であった。本発明によれば、配管内に設置した渦発生装
置により形成される前記渦により灰粒子を捕集でき、壁
面への粒子衝突を抑制することにより、効率良く摩耗を
抑制できる。
いては、灰粒子が集中し、配管壁面を多数の粒子が擦る
ために配管壁面に発生する摩耗を抑制することが困難で
あり、その傾向は多数の曲がり部を有する配管系に顕著
であった。本発明によれば、配管内に設置した渦発生装
置により形成される前記渦により灰粒子を捕集でき、壁
面への粒子衝突を抑制することにより、効率良く摩耗を
抑制できる。
【0033】これらの実施例では、流動層ボイラーを用
いた複合サイクルプラントを示したが、ボイラーからの
排ガスを他に輸送する燃焼プラントに前記構造を適応し
てもよい。
いた複合サイクルプラントを示したが、ボイラーからの
排ガスを他に輸送する燃焼プラントに前記構造を適応し
てもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明により、圧損を低く押さえつつ管
の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を提供す
ることができる。
の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管を提供す
ることができる。
【0035】また、他の本発明により、圧損を低く押さ
えつつ管の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管
を備えた燃焼プラントを提供することができる。
えつつ管の摩耗等を抑制することができる高温ガス配管
を備えた燃焼プラントを提供することができる。
【図1】本発明に係わる高温配管の一実施例を示す図。
【図2】渦発生装置の詳細図。
【図3】加圧流動ボイラーの系統図。
【図4】エルボ部における摩耗発生に関する概要図。
【図5】比較例を示す図。
【図6】本発明に係わる高温配管の第2実施例を示す
図。
図。
【図7】本発明に係わる高温配管の第3実施例を示す
図。
図。
1…流動層ボイラー、2…空気圧縮器、3…空気、4…
微粉炭、5…高温ガス、6…伝熱管、7…蒸気タービ
ン、8…発電機、9…サイクロン、10…高温配管、1
1…ヘッダー、12…ガスタービン、13…灰粒子、1
4…渦発生装置、15…渦発生装置14より発生する
渦、16…T字管。
微粉炭、5…高温ガス、6…伝熱管、7…蒸気タービ
ン、8…発電機、9…サイクロン、10…高温配管、1
1…ヘッダー、12…ガスタービン、13…灰粒子、1
4…渦発生装置、15…渦発生装置14より発生する
渦、16…T字管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 成嘉 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発本部内
Claims (5)
- 【請求項1】ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、 前記配管の曲がり部の内壁に、周方向に間隔を置いて複
数の突起を配置することを特徴とする高温ガス配管。 - 【請求項2】ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、 前記配管の曲がり部の内壁に、排ガスの上流側から下流
側にかけて間隔を置いて複数の突起を配置することを特
徴とする高温ガス配管。 - 【請求項3】ボイラーから排出される排ガスの流れる高
温ガス配管において、 前記配管の曲がり部の内壁に、配管の軸心方向に対して
迎角を有する突起を配置することを特徴とする高温ガス
配管。 - 【請求項4】ボイラーとボイラーから排出される排ガス
の流れる高温ガス配管とを備えた燃焼プラントにおい
て、 前記配管の曲がり部の内壁に、内壁面から離れるに従い
断面積が小さくなるよう形成された突起を周方向に間隔
を置いて複数配置されることを特徴とする燃焼プラン
ト。 - 【請求項5】流動層ボイラーと、該ボイラーの燃焼排ガ
スにより駆動されるガスタービンと、該流動層ボイラー
の排ガスを前記ガスタービンに輸送する高温ガス配管と
を備えた複合サイクルプラントにおいて、 前記配管の曲がり部の内壁に、配管の軸心方向に対して
迎角を有する突起を配置することを特徴とする複合サイ
クルプラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17802997A JPH1122901A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 高温ガス配管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17802997A JPH1122901A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 高温ガス配管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1122901A true JPH1122901A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16041353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17802997A Pending JPH1122901A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 高温ガス配管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1122901A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003072356A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Denso Corp | 蓄熱タンク |
| CN111412339A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-07-14 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种三段式回热系统疏水近t型管及设计方法 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP17802997A patent/JPH1122901A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003072356A (ja) * | 2001-09-06 | 2003-03-12 | Denso Corp | 蓄熱タンク |
| CN111412339A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-07-14 | 西安西热节能技术有限公司 | 一种三段式回热系统疏水近t型管及设计方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8257036B2 (en) | Externally mounted vortex generators for flow duct passage | |
| KR0161107B1 (ko) | 도입유로부착 축류송풍기 | |
| JP3689114B2 (ja) | 燃焼機のライナ装置 | |
| TWI605225B (zh) | boiler | |
| US8337160B2 (en) | High efficiency turbine system | |
| CA2471818A1 (en) | Fluid flow controller | |
| CN105864816A (zh) | 热一次风逆流循环抑制abs凝固堵塞ah的系统及方法 | |
| EP2734711A1 (en) | Diffuser with backward facing step having varying step height | |
| JPS6138103A (ja) | 蒸気タ−ビン用段 | |
| JP2000065305A (ja) | 貫流型ボイラ | |
| JP3910648B2 (ja) | タービンノズル、タービン動翼及びタービン段落 | |
| JP2001065700A (ja) | ブリッスル減衰作用を有するブラシシール・セグメント | |
| KR20010007189A (ko) | 터빈장치 | |
| JPH1122901A (ja) | 高温ガス配管 | |
| CN205746956U (zh) | 热一次风逆流循环抑制abs凝固堵塞ah的系统 | |
| JP3482176B2 (ja) | 循環型流動層ボイラ | |
| O'Doherty et al. | The use of tangential offtakes for energy savings in process industries | |
| JP4090613B2 (ja) | 軸流タービン | |
| CN210688304U (zh) | 一种锅炉四管防磨结构 | |
| JPH08178212A (ja) | 流動層ボイラの炉壁構造 | |
| JP2006010110A (ja) | 熱交換装置 | |
| JP3512947B2 (ja) | ガスタービンおよびガスタービン静翼の灰粒子除去装置 | |
| JPS6410732B2 (ja) | ||
| JPH11148592A (ja) | 配管構造 | |
| US5947110A (en) | Flue gas flow control |