JPH11229208A - 和服用雨コート - Google Patents

和服用雨コート

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JPH11229208A
JPH11229208A JP4854598A JP4854598A JPH11229208A JP H11229208 A JPH11229208 A JP H11229208A JP 4854598 A JP4854598 A JP 4854598A JP 4854598 A JP4854598 A JP 4854598A JP H11229208 A JPH11229208 A JP H11229208A
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JP
Japan
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sleeve
rain coat
cloth
leg
kimono
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4854598A
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English (en)
Inventor
Fumiko Taira
富美子 平
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Individual
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Publication of JPH11229208A publication Critical patent/JPH11229208A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着用する際に脚挿入筒に両脚を差し込むだけ
で、自動的に長着、襦袢等の和服の裾が引き上げられ
て、その汚れを防ぐことができ、着脱の際に長着の裾を
上げ下ろしする手間を省くことが可能な和服用雨コート
を提供すること。 【解決手段】 和服用雨コート1は、身頃の内面下部の
左右両側にそれぞれ脚挿入筒24を設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、和服用雨コートに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の和服用雨コートは、水を通し難い
布を素材として、通常の長着とほぼ同様に身頃と左右の
袖をそれぞれ分割して裁ち、各前身頃の外側縁と後身頃
の両側縁、並びに、袖の基端上部と前身頃及び後身頃の
外側縁上部とを逢着して仕立てていた。このような雨コ
ートを、下に着た長着をそのままにして着用すると、長
着の裾が濡れてしまうので、通常は長着の裾を表側に折
り返して紐等で止め、その上に雨コートを羽織ってい
た。
【0003】しかし、上記のような従来の雨コートは、
着用時の長着の裾の始末が面倒であり、外出先で雨コー
トを脱いだときに、長着の裾を元通り降ろさければなら
ないという欠点がある。また、従来の雨コートは、袖の
振りの部分が身頃と分離しているので、下に着用した和
服の袖の振りが、雨コートの袖から飛び出して濡れてし
まう虞がある。特に、雨コートの下に振り袖を着用し、
その袖を畳んで雨コートの袖内に収納した場合は、振り
袖が垂れ下がって、濡れやすいばかりか非常に体裁が悪
い。
【0004】さらに、身頃と袖とを別に裁って逢着して
あるため、着用したときに袖が肩山の方へ引き上げら
れ、この結果、下に重ねた和服の袖口が露出して濡れる
心配がある。また、振り袖等を着用した場合に、帯を華
やかな変り結びにすると、結んだ部分が非常に大きいの
で、上に重ねた雨コートの背部に押されて帯の結び目が
潰され、変形する虞がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、着用
する際に両脚を脚挿入筒に差し込むだけで、自動的に長
着、襦袢等の和服の裾が引き上げられて、その汚れを防
ぐことができ、着脱の際に長着の裾を上げ下ろしする手
間を省くことが可能な和服用雨コートを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の和服用雨コート
は、身頃の内面下部の左右両側にそれぞれ脚挿入筒を設
けて構成される。和服用雨コートを着る際に両脚を左右
の脚挿入筒に通すと、下に着用した和服の後身頃の中央
部及び前身頃の打ち合わせ部分の中央部が、脚挿入筒の
内側部上端に押されて引き上げられる。
【0007】後身頃の背部にタックをとって膨出可能部
を形成しても良い。このようにすると、帯を変り結びし
た場合も、その結び目を収納するに十分な大きさの膨出
可能部が形成される。袖を身頃に一体に連設し、その下
縁を外方上向きに外側凸に湾曲して、下に着用した和服
の袖を収納する袖収納部を形成すると、和服の袖の振り
が和服用雨コートの袖から飛び出すのを防ぎ、和服用雨
コートの袖が身頃の肩山方向に引き上げられて、和服の
袖口が露出するのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の和服用雨コート1は、水
を通し難い布を素材とし、図1乃至3に示すように、左
右の前身頃をそれぞれ下部、中間部及び上部に分割して
成る左右の下部前身頃2,3、中間部前身頃4,5及び
上部前身頃6,7と、後身頃を下部、中間部、上部に分
割して成る下部後身頃8、中間部後身頃9及び上部後身
頃10と、左右の前袖及び後袖をそれぞれ上部及び下部
に分割して成る上部前袖11、下部前袖12、上部後袖
13及び下部後袖14から成る。
【0009】左右の下部前身頃2,3は、前身頃の袖下
から裾までの部分を構成し、図1に示すように、その内
面の脇縫い寄りの側部にそれぞれ脚部前布15が装着さ
れる。脚部前布15は、縦長帯状の取り付け片17の下
部から、上縁が直線状に内方下向きに傾斜するか又は上
方に凹に湾曲すると共に、下縁が内方上向きに傾斜し、
内側縁が幅狭の台形状片が内方に突設されて形成され
る。そして、その取り付け片17の外側縁17’及び内
側縁の台形状片よりも上部17”が、それぞれ下部前身
頃2,3の内面に、上下に向く脇縫いに沿って逢着され
ている。また、右側の下部前身頃3の内側縁と左側の下
部前身頃2の内面とに、係脱自在に縛ることができる1
対の紐19,20が取り付けられ、雨コート1を着用し
たときに、前身頃の重ね合わせの下部がはだけないよう
になっている。
【0010】下部後身頃8は、図3に示すように、右後
身頃21と左後身頃22とが背縫い23によって逢着さ
れて成る。また、下部後身頃8の内面両側にはそれぞれ
脚部後布16が装着される。脚部後布16は、縦長帯状
の取り付け片18の下部から、上縁が直線状に内方下向
きに傾斜するか又は上方に凹に湾曲すると共に、下縁が
内方上向きに傾斜し、内側縁が幅狭の台形状片が内方に
突設されて形成される。そして、その取り付け片18の
外側縁18’及び内側縁の台形状片よりも上部18”
が、それぞれ下部前身頃2,3の内面に、上下に向く脇
縫いに沿って逢着されている。
【0011】また、図1に示すように、左右の下部前身
頃2,3の外側縁と下部後身頃8の両側縁とが逢着され
ると共に、脚部前布15の内側縁と脚部後布16の内側
縁とが逢着され、身頃の両側の内面下部にそれぞれ脚部
挿入筒24が設けられる。なお、脚部挿入筒24に脚を
差し入れる際に、爪先が引っかからないように、脚部前
布15の上縁を湾曲させず、その角部を切り欠いた略く
字状に形成するのが望ましいが、脚部後布16は爪先と
逆側に位置するので、その上縁を湾曲した形状として
も、脚部前布15と同形としても良い。
【0012】図1及び図2に示すように、左右の中間部
前身頃4,5の両側縁からそれぞれ左右の下部前袖12
が一体に張り出される。下部前袖12の外側端縁は、外
方上向きに外側凸に湾曲している。また、図3に示すよ
うに、中間部後身頃9の両側縁からそれぞれ左右の下部
後袖14が一体に張り出され、下部後袖14の外側端縁
も下部前袖12と同様に外方上向きに外側凸に湾曲して
いる。そして、下部前袖12の外側縁と下部後袖14の
外側縁とが逢着され、これら下部前袖12と下部後袖1
4とによって、下縁が外方上向きに外側凸に湾曲して、
下に着用した和服の袖の振りを収納する袖収納部が形成
される。なお、中間部後身頃9の幅は、下部後身頃8及
び上部後身頃10の幅より大きく形成されている。
【0013】図4に示すように、上部後身頃10の幅と
左右の上部後袖13の長さとの合計に等しい幅Wを有
し、左右の上部前身頃6,7又は上部後身頃10の丈の
2倍の長さに等しい長さlを有する長方形の布を用い、
その前後部の境界線すなわち肩山Aの中央部に肩山Aに
沿う切り込みBを形成すると共に、肩山Aの中央から前
方に向けて長さlに沿う切り込みCを形成し、これによ
り、上部後身頃10、左右の上部前身頃6,7、左右の
上部前袖11及び左右の上部後袖3を一体に裁断する。
また、上部前袖11の外側縁と上部後袖13の外側縁と
は逢着せず、袖口とする。
【0014】そして、下部後身頃8及び左右の下部前身
頃2,3の上端に中間部後身頃9及び左右の中間部前身
頃4,5の下端を逢着し、中間部後身頃9及び左右の中
間部前身頃4,5の上端に上部後身頃10及び左右の上
部後ろ袖3の下端を逢着して各部を組み合わせる。この
結果、左右の袖の基端縁はその全長に亘って身頃の外側
に一体に連設される。
【0015】また、図3に示すように、中間部後身頃9
の下部後身頃8との縫合部及び上部後身頃10との縫合
部において、それぞれ複数のタック25をとり、中間部
後身頃9の背部に帯の結び目を収納するための膨出可能
部を形成する。さらに、図1に示すように、左右の前身
頃の重ね合わせ部の複数箇所に、互いに係合するベルベ
ットクロスファスナー26をそれぞれ装着する。なお、
和服用雨コート1の衿は道行衿等の適宜形状とし、従来
のものと同様に縦衿等を設けることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、着用す
る際に両脚をそれぞれ左右の脚挿入筒に差し入れるだけ
で、下に着た長着、襦袢等の和服の裾が引き上げられる
ので、この裾が濡れて汚れる心配がなく、しかも、該和
服の裾を折り返して紐で止めたり、再度降ろす手間を省
くことができる。請求項2に記載の構成によれば、帯を
華やかな変り結びにしても、結び目が潰されて型崩れす
る虞がない。
【0017】請求項3に記載の構成によれば、下に着用
した和服の袖の振りが和服用雨コートの袖の内側に飛び
出して不体裁になったり、濡れる心配がない。また、和
服用雨コートの袖が肩山の方向へ引き上げられて、下に
着用した和服の袖口が露出することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す和服用雨コートの一部
開放時の正面図
【図2】同上の前身頃打ち合わせ時の正面図
【図3】同上の背面図
【図4】上部後身頃、上部前身頃、上部前袖及び上部後
袖の展開図
【符号の説明】
1 和服用雨コート 2,3 下部前身頃 4,5 中間部前身頃 6,7 上部前身頃 8 下部後身頃 9 中間部後身頃 10 上部後身頃 11 上部前袖 12 下部前袖 13 上部後袖 14 下部後袖 15 脚部前布 16 脚部後布 17,18 取り付け片 19,20 紐 21 右後身頃 22 左後身頃 23 背縫い 24 脚挿入筒 25 タック 26 ベルベットクロスファスナー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身頃の内面下部の左右両側にそれぞれ脚
    挿入筒を設けたことを特徴とする和服用雨コート。
  2. 【請求項2】 後身頃の背部にタックをとって膨出可能
    部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の和服用
    雨コート。
  3. 【請求項3】 袖が身頃から一体に連設され、その下縁
    が外方上向きに外側凸に湾曲して、下に着用した和服の
    袖を収納する袖収納部が形成された請求項1又は2に記
    載の和服用雨コート。
JP4854598A 1998-02-16 1998-02-16 和服用雨コート Withdrawn JPH11229208A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4854598A JPH11229208A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 和服用雨コート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4854598A JPH11229208A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 和服用雨コート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11229208A true JPH11229208A (ja) 1999-08-24

Family

ID=12806352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4854598A Withdrawn JPH11229208A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 和服用雨コート

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JP (1) JPH11229208A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003303A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Keiko Suzuki 着物用巻きスカート、着物用コートおよび着物用コートセット

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Effective date: 20050510