JPH11229211A - 手 袋 - Google Patents
手 袋Info
- Publication number
- JPH11229211A JPH11229211A JP3009698A JP3009698A JPH11229211A JP H11229211 A JPH11229211 A JP H11229211A JP 3009698 A JP3009698 A JP 3009698A JP 3009698 A JP3009698 A JP 3009698A JP H11229211 A JPH11229211 A JP H11229211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- glove
- gloves
- layer
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】抗菌性や脱臭性などを有すると共に、使用者の
手の肌荒れなどを防止する、ハンドケア効果に優れた新
規な手袋を提供することである。 【解決手段】少なくとも一層のゴム層または樹脂層を備
えた手袋であって、前記ゴム層または樹脂層の少なくと
も一層に植物性エキスを含有させた手袋である。また前
記植物性エキスとしては、アロエ、桃、桃の葉、トウキ
末、甘草、柚子、ドクダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの
葉、ヨモギ、椰子の実および海草からなる群より選ばれ
る少なくとも1種から抽出されるエキスである。
手の肌荒れなどを防止する、ハンドケア効果に優れた新
規な手袋を提供することである。 【解決手段】少なくとも一層のゴム層または樹脂層を備
えた手袋であって、前記ゴム層または樹脂層の少なくと
も一層に植物性エキスを含有させた手袋である。また前
記植物性エキスとしては、アロエ、桃、桃の葉、トウキ
末、甘草、柚子、ドクダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの
葉、ヨモギ、椰子の実および海草からなる群より選ばれ
る少なくとも1種から抽出されるエキスである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手袋に関し、より詳
しくは、抗菌性、脱臭性等を有すると共に、手荒れを防
止する、ハンドケア効果に優れた手袋に関する。
しくは、抗菌性、脱臭性等を有すると共に、手荒れを防
止する、ハンドケア効果に優れた手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭ないし医療分野で幅広く
使用される手袋としては、ゴムまたは樹脂からなる層に
て形成されたタイプ(アンサポートタイプ)や、薄い布
性の手袋体の表面に、上記ゴムまたは樹脂の層を少なく
とも一層、被覆して形成されたタイプ(サポートタイ
プ)などが知られている。
使用される手袋としては、ゴムまたは樹脂からなる層に
て形成されたタイプ(アンサポートタイプ)や、薄い布
性の手袋体の表面に、上記ゴムまたは樹脂の層を少なく
とも一層、被覆して形成されたタイプ(サポートタイ
プ)などが知られている。
【0003】しかしながら、これらの手袋は、一般に、
生産性や製造コストという点が重視されているので、使
用者の手の大きさや形状が考慮されておらず、一定の形
状を有するものを大量に製造する工程が採用されてい
る。また最近では、使用者の手にぴったりフィットし
て、細かい作業を良好に行うために、延伸性フィルムを
使用した手袋が提案されている(特開平5−24770
4号公報など)。
生産性や製造コストという点が重視されているので、使
用者の手の大きさや形状が考慮されておらず、一定の形
状を有するものを大量に製造する工程が採用されてい
る。また最近では、使用者の手にぴったりフィットし
て、細かい作業を良好に行うために、延伸性フィルムを
使用した手袋が提案されている(特開平5−24770
4号公報など)。
【0004】しかしながら、前述した手袋、とくに上記
公報に開示の手袋においては、装着者の手と手袋とのフ
ィット性が高まる反面、手袋の通気性が悪くなるために
手に装着した際に発汗しやすく、手袋内部においては発
汗に伴って有害な細菌、ウイルス、カビなどが繁殖しや
すい環境が作られて、細菌などによる、使用者の手に肌
荒れが生じたり、皮膚病などが発症したりする問題があ
った。
公報に開示の手袋においては、装着者の手と手袋とのフ
ィット性が高まる反面、手袋の通気性が悪くなるために
手に装着した際に発汗しやすく、手袋内部においては発
汗に伴って有害な細菌、ウイルス、カビなどが繁殖しや
すい環境が作られて、細菌などによる、使用者の手に肌
荒れが生じたり、皮膚病などが発症したりする問題があ
った。
【0005】また、使用後に手袋を長期間放置すると、
作業時の発汗に起因した悪臭が発生して、その後の使用
者に不快感を起こさせる原因にもなっていた。そこで、
上記に開示された手袋に、抗菌性、抗カビ性、防臭性、
芳香性などを付与するために、手袋の表面に抗菌剤、抗
カビ剤、脱臭剤、芳香剤などの薬剤を塗布したり、ある
いは手袋の素材中に前記抗菌剤などの薬剤を含有させて
製造した手袋が提案されている。かかる構成の手袋によ
り、上述した手袋における細菌、カビ、悪臭の発生を防
止することができる。
作業時の発汗に起因した悪臭が発生して、その後の使用
者に不快感を起こさせる原因にもなっていた。そこで、
上記に開示された手袋に、抗菌性、抗カビ性、防臭性、
芳香性などを付与するために、手袋の表面に抗菌剤、抗
カビ剤、脱臭剤、芳香剤などの薬剤を塗布したり、ある
いは手袋の素材中に前記抗菌剤などの薬剤を含有させて
製造した手袋が提案されている。かかる構成の手袋によ
り、上述した手袋における細菌、カビ、悪臭の発生を防
止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示の手袋に、通常の抗菌剤、抗カビ剤、芳香剤な
どの薬剤、とくに、これらの薬剤として合成薬剤が使用
された場合には、使用者の手に対する考慮が不足してい
るため、使用者によっては、上記薬剤による薬物アレル
ギーを引き起こすなどの副作用の発生が懸念される。
報に開示の手袋に、通常の抗菌剤、抗カビ剤、芳香剤な
どの薬剤、とくに、これらの薬剤として合成薬剤が使用
された場合には、使用者の手に対する考慮が不足してい
るため、使用者によっては、上記薬剤による薬物アレル
ギーを引き起こすなどの副作用の発生が懸念される。
【0007】そこで、本発明の目的は、抗菌性や脱臭性
などを有すると共に、使用者の手の肌荒れなどを防止す
る、ハンドケア効果に優れた新規な手袋を提供すること
である。
などを有すると共に、使用者の手の肌荒れなどを防止す
る、ハンドケア効果に優れた新規な手袋を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の手袋は、少なくとも一層のゴム層または樹
脂層を備えた手袋であって、前記ゴム層または樹脂層の
少なくとも一層に植物性エキスを含有させたことを特徴
とするものである。上記構成により得られる手袋は、手
袋の本体、すなわちゴム層または樹脂層中にに含まれた
植物性エキスが、手袋への抗菌性や脱臭性などを付与す
ると共に、使用者の手肌に潤い感、すべすべ感、つるつ
る感をもたせて手荒れを防止し、使用者のハンドケア効
果を高めることができる。
の、本発明の手袋は、少なくとも一層のゴム層または樹
脂層を備えた手袋であって、前記ゴム層または樹脂層の
少なくとも一層に植物性エキスを含有させたことを特徴
とするものである。上記構成により得られる手袋は、手
袋の本体、すなわちゴム層または樹脂層中にに含まれた
植物性エキスが、手袋への抗菌性や脱臭性などを付与す
ると共に、使用者の手肌に潤い感、すべすべ感、つるつ
る感をもたせて手荒れを防止し、使用者のハンドケア効
果を高めることができる。
【0009】特に本発明では、前記植物性エキスとし
て、アロエ、桃、桃の葉、トウキ末、甘草、柚子、ドク
ダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの葉、ヨモギ、椰子の実
および海草からなる群より選ばれる少なくとも1種から
抽出されるエキスを使用するのが好ましい。また本発明
では、手袋の製造工程の簡素化ならびに品質の向上を考
慮すると、前記ゴム層をゴムラテックスから製造するの
が好適である。
て、アロエ、桃、桃の葉、トウキ末、甘草、柚子、ドク
ダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの葉、ヨモギ、椰子の実
および海草からなる群より選ばれる少なくとも1種から
抽出されるエキスを使用するのが好ましい。また本発明
では、手袋の製造工程の簡素化ならびに品質の向上を考
慮すると、前記ゴム層をゴムラテックスから製造するの
が好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を説明する。本発
明の手袋は、ゴム層または樹脂層の少なくとも一層に、
植物性エキスを含有したものである。上記植物性エキス
としては、抗菌性や芳香性などを有し、かつ手肌にしっ
とり感や潤い感などを付与する植物エキスなら特に制限
はなく、従来より食品、生薬などで知られている公知の
植物から抽出されるエキスがあげられるが、とりわけ本
発明では、アロエ、桃、桃の葉、トウキ末、甘草、柚
子、ドクダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの葉、ヨモギ、
椰子の実および海草からなる群より選ばれる少なくとも
1種から抽出されるエキスを使用するのが好ましい。
明の手袋は、ゴム層または樹脂層の少なくとも一層に、
植物性エキスを含有したものである。上記植物性エキス
としては、抗菌性や芳香性などを有し、かつ手肌にしっ
とり感や潤い感などを付与する植物エキスなら特に制限
はなく、従来より食品、生薬などで知られている公知の
植物から抽出されるエキスがあげられるが、とりわけ本
発明では、アロエ、桃、桃の葉、トウキ末、甘草、柚
子、ドクダミ、米ヌカ、オリーブ、シソの葉、ヨモギ、
椰子の実および海草からなる群より選ばれる少なくとも
1種から抽出されるエキスを使用するのが好ましい。
【0011】かかる植物性エキスは、(i) 人体に対して
高い安全性を有する、(ii)天然に存在する植物から抽出
されるエキスであるから、安価に、かつ容易に入手する
ことができる、等の利点を有するものである。なお、本
発明で使用する植物性エキスは、植物の産地、抽出方
法、使用形態、成分組成等に特に限定はない。
高い安全性を有する、(ii)天然に存在する植物から抽出
されるエキスであるから、安価に、かつ容易に入手する
ことができる、等の利点を有するものである。なお、本
発明で使用する植物性エキスは、植物の産地、抽出方
法、使用形態、成分組成等に特に限定はない。
【0012】上記植物性エキスの配合量は、ゴム層また
は樹脂層の総重量に対して0.1〜10重量%、好まし
くは3.0〜5.0重量%である。植物性エキスの配合
量が上記範囲未満の場合には、抗菌剤や抗カビ剤などの
薬剤を手袋に配合した際に生じる、肌荒れやアレルギー
反応を防止する効果を奏しない。一方、植物性エキスの
配合量が上記範囲を超えた場合には、コストアップにつ
ながる。
は樹脂層の総重量に対して0.1〜10重量%、好まし
くは3.0〜5.0重量%である。植物性エキスの配合
量が上記範囲未満の場合には、抗菌剤や抗カビ剤などの
薬剤を手袋に配合した際に生じる、肌荒れやアレルギー
反応を防止する効果を奏しない。一方、植物性エキスの
配合量が上記範囲を超えた場合には、コストアップにつ
ながる。
【0013】また従来の手袋と同様に、本発明の手袋に
上記抗菌剤等を含有させて使用してもよい。その場合に
は、植物性エキス自体が抗菌剤等の役割を発揮するの
で、従来の手袋を使用した場合に比べて、少ない薬剤の
含有量で従来の手袋と同等の抗菌効果を発揮することが
できる。従って、上述したような薬剤による薬物アレル
ギーの発症を低減することが可能になる。
上記抗菌剤等を含有させて使用してもよい。その場合に
は、植物性エキス自体が抗菌剤等の役割を発揮するの
で、従来の手袋を使用した場合に比べて、少ない薬剤の
含有量で従来の手袋と同等の抗菌効果を発揮することが
できる。従って、上述したような薬剤による薬物アレル
ギーの発症を低減することが可能になる。
【0014】本発明の手袋としては、次のような態様の
手袋が例示される。 ・ゴム層を備えた手袋(以下、単にゴム手袋という) (1) ゴム層(樹脂層に代えて樹脂層を用いても同様であ
る)単独で構成される手袋であって、前記ゴム層に植物
エキスを含有した手袋。 (2) 二層以上のゴム層にて形成された手袋であって、前
記二層以上のゴム層のうち、少なくとも最外層(手袋完
成後は最内層となる)に植物エキスを含有した手袋。 (3) コットン、レーヨン等の植毛を容易に行うために設
けたゴム層(以下、単に接着層という)と、少なくとも
一層のゴム層とから構成される手袋であって、少なくと
も最外層(手袋完成後は最内層となる)となる接着層に
植物エキスを含有した手袋。 (4) 薄い布製の手袋体の表面に、少なくとも一層のゴム
層を設けた手袋であって、前記ゴム層に植物エキスを含
有した手袋。 ・樹脂層を備えた手袋(以下、単に樹脂製手袋という) ゴム層に代えて樹脂層を設けることにより、上記(1) 〜
(4)に例示した手袋を作製することができる。 ・ゴム層と樹脂層とを備えた手袋 (5) 例えば共押し出し成形、ヒートシール、接着などに
よりゴム層と樹脂層とを重ねた多層構造を有する手袋で
あって、前記ゴム層または樹脂層の少なくとも一層に植
物性エキスを含有した手袋。
手袋が例示される。 ・ゴム層を備えた手袋(以下、単にゴム手袋という) (1) ゴム層(樹脂層に代えて樹脂層を用いても同様であ
る)単独で構成される手袋であって、前記ゴム層に植物
エキスを含有した手袋。 (2) 二層以上のゴム層にて形成された手袋であって、前
記二層以上のゴム層のうち、少なくとも最外層(手袋完
成後は最内層となる)に植物エキスを含有した手袋。 (3) コットン、レーヨン等の植毛を容易に行うために設
けたゴム層(以下、単に接着層という)と、少なくとも
一層のゴム層とから構成される手袋であって、少なくと
も最外層(手袋完成後は最内層となる)となる接着層に
植物エキスを含有した手袋。 (4) 薄い布製の手袋体の表面に、少なくとも一層のゴム
層を設けた手袋であって、前記ゴム層に植物エキスを含
有した手袋。 ・樹脂層を備えた手袋(以下、単に樹脂製手袋という) ゴム層に代えて樹脂層を設けることにより、上記(1) 〜
(4)に例示した手袋を作製することができる。 ・ゴム層と樹脂層とを備えた手袋 (5) 例えば共押し出し成形、ヒートシール、接着などに
よりゴム層と樹脂層とを重ねた多層構造を有する手袋で
あって、前記ゴム層または樹脂層の少なくとも一層に植
物性エキスを含有した手袋。
【0015】本発明の手袋のうち、まず、ゴム手袋につ
いて説明する。上記ゴム手袋において、ゴム層を構成す
るゴムとしては、例えば天然ゴム、合成ゴムなどの未加
硫ゴムや、あるいはそれらのラテックスがあげられが、
とりわけ本発明では、ゴム手袋の製造工程の簡素化など
を考慮すると、ゴムラテックスを使用するのが好まし
い。
いて説明する。上記ゴム手袋において、ゴム層を構成す
るゴムとしては、例えば天然ゴム、合成ゴムなどの未加
硫ゴムや、あるいはそれらのラテックスがあげられが、
とりわけ本発明では、ゴム手袋の製造工程の簡素化など
を考慮すると、ゴムラテックスを使用するのが好まし
い。
【0016】前記合成ゴムとしては、例えばニトリルゴ
ム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴムなどがあげられる。天然
ゴムのラテックスとしては、市販のアンモニア処理ラテ
ックスでも、新鮮なフィールドラテックスのいずれであ
ってもよい。また本発明では、上記天然ゴムと合成ゴム
(例えばイソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニ
トリルブタジエンゴムなど)との混合ラテックスを使用
して、天然ゴムと他のゴムからなるゴム手袋をも包含す
るものである。
ム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴムなどがあげられる。天然
ゴムのラテックスとしては、市販のアンモニア処理ラテ
ックスでも、新鮮なフィールドラテックスのいずれであ
ってもよい。また本発明では、上記天然ゴムと合成ゴム
(例えばイソプレンゴム、ブタジエンゴム、アクリロニ
トリルブタジエンゴムなど)との混合ラテックスを使用
して、天然ゴムと他のゴムからなるゴム手袋をも包含す
るものである。
【0017】次に、ゴムラテックスを用いて本発明のゴ
ム手袋を製造する方法について説明する。上記ゴム手袋
を製造するには、下記製造方法A、Bに示すように、ア
ンサポートタイプまたはサポートタイプのゴム手袋を製
造するための、従来公知の製造方法が適用される。 製造方法A.アンサポートタイプのゴム手袋 未加硫のゴムラテックスに、加硫剤、加硫促進剤、
加硫促進助剤等の各種添加剤を所定の割合で配合し、し
ばらく熟成させた後、上記植物性エキスを配合する。 所定の手袋形状のモールド(型)の表面に凝固剤を
塗布する。 上記のモールドを、のラテックスに浸漬した
後、引き上げて、型の表面にゴム層を成膜する工程を一
回行って、当該型の表面に一層のゴム層を形成する。 上記ゴム層をモールドごと加硫したのち、型からカ
バーを取り外して製造される。
ム手袋を製造する方法について説明する。上記ゴム手袋
を製造するには、下記製造方法A、Bに示すように、ア
ンサポートタイプまたはサポートタイプのゴム手袋を製
造するための、従来公知の製造方法が適用される。 製造方法A.アンサポートタイプのゴム手袋 未加硫のゴムラテックスに、加硫剤、加硫促進剤、
加硫促進助剤等の各種添加剤を所定の割合で配合し、し
ばらく熟成させた後、上記植物性エキスを配合する。 所定の手袋形状のモールド(型)の表面に凝固剤を
塗布する。 上記のモールドを、のラテックスに浸漬した
後、引き上げて、型の表面にゴム層を成膜する工程を一
回行って、当該型の表面に一層のゴム層を形成する。 上記ゴム層をモールドごと加硫したのち、型からカ
バーを取り外して製造される。
【0018】上記製造方法Aを用いることにより、上述
した(1) の態様の手袋を作製することができる。また
(2) の態様の手袋を作製するには、例えばでのゴム層
を成膜する工程を複数回行って、上記のモールドの表
面に二層以上のゴム層を形成させればよい。加硫時の温
度や条件は、従来公知の条件にて適宜設定されるが、ゴ
ム層中に含有される植物性エキスが変色または分解など
を起こさない条件で加硫される。具体的には、80〜1
00℃で0.3〜0.8時間程度行うのがよい。
した(1) の態様の手袋を作製することができる。また
(2) の態様の手袋を作製するには、例えばでのゴム層
を成膜する工程を複数回行って、上記のモールドの表
面に二層以上のゴム層を形成させればよい。加硫時の温
度や条件は、従来公知の条件にて適宜設定されるが、ゴ
ム層中に含有される植物性エキスが変色または分解など
を起こさない条件で加硫される。具体的には、80〜1
00℃で0.3〜0.8時間程度行うのがよい。
【0019】上記(3) の態様の手袋においては、前記ゴ
ム層に植物性エキスを含有していてもよいが、使用者の
手と直接接触する接着層に植物性エキスを含有している
ことが好適である。前記接着層は、手袋の型を、植物性
エキスを含有してないゴムラテックスを使用する以外は
上述した製造方法Aと同様にしてゴム層を形成し、つい
でこのゴム層をモールドごと、天然ゴムラテックス、植
物性エキスおよび接着剤を配合した溶液に浸漬した後、
乾燥、加硫することにより、製造される。
ム層に植物性エキスを含有していてもよいが、使用者の
手と直接接触する接着層に植物性エキスを含有している
ことが好適である。前記接着層は、手袋の型を、植物性
エキスを含有してないゴムラテックスを使用する以外は
上述した製造方法Aと同様にしてゴム層を形成し、つい
でこのゴム層をモールドごと、天然ゴムラテックス、植
物性エキスおよび接着剤を配合した溶液に浸漬した後、
乾燥、加硫することにより、製造される。
【0020】上記接着剤としては、例えばアクリル系ま
たはウレタン系のエマルジョン、天然ゴムラテックスな
どがあげられる。 製造方法B.サポートタイプのゴム手袋 ’手袋の形状のモールド(型)に、薄い布製の手袋体
を装着し、この手袋体に凝固剤をしみこませる。 ’上記’の手袋体をモールドごと、前記のラテッ
クスに浸漬した後、引き上げて、型の表面にゴム層を成
膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表面に
一層または二層以上のゴム層を形成する。 ’ゴム層が形成された手袋体を、モールドごと加熱し
て加硫させる。
たはウレタン系のエマルジョン、天然ゴムラテックスな
どがあげられる。 製造方法B.サポートタイプのゴム手袋 ’手袋の形状のモールド(型)に、薄い布製の手袋体
を装着し、この手袋体に凝固剤をしみこませる。 ’上記’の手袋体をモールドごと、前記のラテッ
クスに浸漬した後、引き上げて、型の表面にゴム層を成
膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表面に
一層または二層以上のゴム層を形成する。 ’ゴム層が形成された手袋体を、モールドごと加熱し
て加硫させる。
【0021】上記製造方法Bを用いることにより、上述
した(4) の態様の手袋を作製することができる。ところ
で、近年、天然ゴムからなるゴム製品が原因で患者が呼
吸困難、アナフィラキシー様症状(血管性浮腫、じんま
しん、虚脱、チアノーゼ等)などを引き起こすことが報
告されている。その原因は、天然ゴム中に不純物として
存在する蛋白質であると推測されている。
した(4) の態様の手袋を作製することができる。ところ
で、近年、天然ゴムからなるゴム製品が原因で患者が呼
吸困難、アナフィラキシー様症状(血管性浮腫、じんま
しん、虚脱、チアノーゼ等)などを引き起こすことが報
告されている。その原因は、天然ゴム中に不純物として
存在する蛋白質であると推測されている。
【0022】しかも、かかる蛋白質は、その種類や量が
天然ゴムラテックスの産地や産出時期などによって異な
るために、天然ゴムの品質や加硫特性などにもばらつき
を生じさせたり、天然ゴムの物理特性を低下させる問題
があった。そこで本発明では、上記工程より得られたゴ
ム手袋を、さらに水に浸漬して蛋白質を洗浄(いわゆる
リーチング処理)し、ゴム層中の蛋白質を除去する工程
が採択される。
天然ゴムラテックスの産地や産出時期などによって異な
るために、天然ゴムの品質や加硫特性などにもばらつき
を生じさせたり、天然ゴムの物理特性を低下させる問題
があった。そこで本発明では、上記工程より得られたゴ
ム手袋を、さらに水に浸漬して蛋白質を洗浄(いわゆる
リーチング処理)し、ゴム層中の蛋白質を除去する工程
が採択される。
【0023】よって、本発明の手袋におけるゴム物理特
性が良好になると共に、蛋白質に起因するアレルギー反
応を防止することができる。また本発明では、上記天然
ゴムラテックスに代えて、天然ゴムラテックス中の蛋白
質を従来公知の方法(例えば酵素分解法や遠心分離法な
ど)を用いて除去した、脱蛋白天然ゴムラテックスを使
用してもよい。
性が良好になると共に、蛋白質に起因するアレルギー反
応を防止することができる。また本発明では、上記天然
ゴムラテックスに代えて、天然ゴムラテックス中の蛋白
質を従来公知の方法(例えば酵素分解法や遠心分離法な
ど)を用いて除去した、脱蛋白天然ゴムラテックスを使
用してもよい。
【0024】さらに本発明では、ゴム手袋表面に滑性を
付与するために、約100〜500ppmの塩素水に、
通常5〜10分間浸漬して塩素化(クロリネーション)
処理する工程が採択される。手袋の型は、例えば陶器、
セラミック製のものなどが使用可能であり、使用する手
袋と同一形状に形成されている。
付与するために、約100〜500ppmの塩素水に、
通常5〜10分間浸漬して塩素化(クロリネーション)
処理する工程が採択される。手袋の型は、例えば陶器、
セラミック製のものなどが使用可能であり、使用する手
袋と同一形状に形成されている。
【0025】上記ゴム手袋の製造方法A、Bにおいて使
用される凝固剤としては、例えば硝酸カルシウム、炭酸
カルシウム、塩化カルシウムなどがあげられる。また本
発明においては、上記ゴム手袋の製造方法A、Bのほか
に、静電気力を利用してゴム粒子を凝集させる凝固液法
や、感熱凝固剤を含有したゴムラテックスを用いる感熱
法によって、成膜処理を行うこともできる。
用される凝固剤としては、例えば硝酸カルシウム、炭酸
カルシウム、塩化カルシウムなどがあげられる。また本
発明においては、上記ゴム手袋の製造方法A、Bのほか
に、静電気力を利用してゴム粒子を凝集させる凝固液法
や、感熱凝固剤を含有したゴムラテックスを用いる感熱
法によって、成膜処理を行うこともできる。
【0026】例えば上記感熱法を用いれば、型を加熱す
るだけで成膜が可能であり、凝固剤を型の表面に塗布し
たり、あるいは手袋体にしみこませたりする工程を省略
することができる。天然ゴムラテックスに配合される添
加剤としては、前述したように、加硫剤のほか、加硫促
進剤、加硫促進助剤(活性化剤)、老化防止剤、充填
剤、分散剤等の従来公知の種々の添加剤があげられる。
るだけで成膜が可能であり、凝固剤を型の表面に塗布し
たり、あるいは手袋体にしみこませたりする工程を省略
することができる。天然ゴムラテックスに配合される添
加剤としては、前述したように、加硫剤のほか、加硫促
進剤、加硫促進助剤(活性化剤)、老化防止剤、充填
剤、分散剤等の従来公知の種々の添加剤があげられる。
【0027】上記加硫剤としては、例えば硫黄や有機含
硫黄化合物等があげられ、その配合量は、ゴムラテック
スの固形ゴム成分100重量部に対して0.5〜3重量
部程度であるのが好ましい。加硫促進剤としては、例え
ばPX(N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸
亜鉛)、PZ(ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛)、E
Z(ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛)、BZ(ジブチ
ルジチオカルバミン酸亜鉛)、MZ(2−メルカプトベ
ンゾチアゾールの亜鉛塩)、TT(テトラメチルチウラ
ムジスルフィド)等があげられる。これらは単独でまた
は2種以上を混合して用いることができる。その配合量
は、ゴムラテックスの固形ゴム成分100重量部に対し
て0.5〜3重量部程度であるのが好ましい。
硫黄化合物等があげられ、その配合量は、ゴムラテック
スの固形ゴム成分100重量部に対して0.5〜3重量
部程度であるのが好ましい。加硫促進剤としては、例え
ばPX(N−エチル−N−フェニルジチオカルバミン酸
亜鉛)、PZ(ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛)、E
Z(ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛)、BZ(ジブチ
ルジチオカルバミン酸亜鉛)、MZ(2−メルカプトベ
ンゾチアゾールの亜鉛塩)、TT(テトラメチルチウラ
ムジスルフィド)等があげられる。これらは単独でまた
は2種以上を混合して用いることができる。その配合量
は、ゴムラテックスの固形ゴム成分100重量部に対し
て0.5〜3重量部程度であるのが好ましい。
【0028】加硫促進助剤としては、例えば亜鉛華等が
あげられる。その配合量は、ゴムラテックスの固形ゴム
成分100重量部に対して0.5〜3重量部であるのが
好ましい。老化防止剤としては、一般に、非汚染性のフ
ェノール類が好適に用いられるが、アミン類を使用して
もよい。老化防止剤の配合量は、ゴムラテックスの固形
ゴム成分100重量部に対して0.5〜3重量部程度で
あるのが好ましい。
あげられる。その配合量は、ゴムラテックスの固形ゴム
成分100重量部に対して0.5〜3重量部であるのが
好ましい。老化防止剤としては、一般に、非汚染性のフ
ェノール類が好適に用いられるが、アミン類を使用して
もよい。老化防止剤の配合量は、ゴムラテックスの固形
ゴム成分100重量部に対して0.5〜3重量部程度で
あるのが好ましい。
【0029】充填剤としては、例えばカオリンクレー、
ハードクレー、炭酸カルシウム等があげられる。その配
合量は、ゴムラテックスの固形ゴム成分100重量部に
対して10重量部以下であるのが好ましい。また、上記
各添加剤のゴムラテックス中への分散を良好にするため
に分散剤を配合してもよい。かかる分散剤としては、例
えば各種陰イオン系界面活性剤等があげられる。分散剤
の配合量は、分散対象である成分における重量の0.3
〜1.0重量%程度であるのが好ましい。
ハードクレー、炭酸カルシウム等があげられる。その配
合量は、ゴムラテックスの固形ゴム成分100重量部に
対して10重量部以下であるのが好ましい。また、上記
各添加剤のゴムラテックス中への分散を良好にするため
に分散剤を配合してもよい。かかる分散剤としては、例
えば各種陰イオン系界面活性剤等があげられる。分散剤
の配合量は、分散対象である成分における重量の0.3
〜1.0重量%程度であるのが好ましい。
【0030】上記ゴム手袋において、ゴム層の厚さは、
ゴムの破断などのおそれがない範囲で適宜選択され、通
常0.15〜0.5mm、好ましくは0.2〜0.4m
mであるのがよい。厚さ調整は、例えば前述した凝固剤
の型への付着量を調整することにより行うことができ
る。また上記ゴム手袋は、手袋の着脱が容易でかつ良好
なフィット性を発揮するのに必要な伸縮性を有するよう
に、JIS K 6251に従った測定法で求めた伸び
が、通常700〜1000%、好ましくは800〜90
0%であるのがよい。
ゴムの破断などのおそれがない範囲で適宜選択され、通
常0.15〜0.5mm、好ましくは0.2〜0.4m
mであるのがよい。厚さ調整は、例えば前述した凝固剤
の型への付着量を調整することにより行うことができ
る。また上記ゴム手袋は、手袋の着脱が容易でかつ良好
なフィット性を発揮するのに必要な伸縮性を有するよう
に、JIS K 6251に従った測定法で求めた伸び
が、通常700〜1000%、好ましくは800〜90
0%であるのがよい。
【0031】さらに上記ゴム手袋は、装着者の手への手
袋の装着が容易になるように、JIS K 6251に
従った測定法で求めた引張応力が、通常、20〜40M
Pa、好ましくは25〜35MPaであるのがよい。次
に、本発明の手袋のうち、樹脂製手袋について説明す
る。 製造方法C.アンサポートタイプの樹脂製手袋 (a) 樹脂をその融点以上に加熱して融解させた融液、ま
たは適当な有機溶媒に溶解した溶液を調製し、その融液
または溶液中に植物性エキスを配合する。 (b) 所定の手袋形状のモールド(型)を、上記(a) の融
液または溶液に浸漬した後、引き上げて、融液の場合に
は冷却し、溶液の場合には乾燥して、型の表面に樹脂層
を成膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表
面に一層または二層以上の樹脂層を形成する。 製造方法D.サポートタイプの樹脂製手袋 (a)'手袋の形状のモールド(型)に、薄い布製の手袋体
を装着する。 (b)'上記(a)'の手袋体をモールドごと、前記(a) の融液
または溶液に浸漬した後、引き上げて、融液の場合には
冷却し、溶液の場合には乾燥して、型の表面に樹脂層を
成膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表面
に一層または二層以上の樹脂層を形成する。
袋の装着が容易になるように、JIS K 6251に
従った測定法で求めた引張応力が、通常、20〜40M
Pa、好ましくは25〜35MPaであるのがよい。次
に、本発明の手袋のうち、樹脂製手袋について説明す
る。 製造方法C.アンサポートタイプの樹脂製手袋 (a) 樹脂をその融点以上に加熱して融解させた融液、ま
たは適当な有機溶媒に溶解した溶液を調製し、その融液
または溶液中に植物性エキスを配合する。 (b) 所定の手袋形状のモールド(型)を、上記(a) の融
液または溶液に浸漬した後、引き上げて、融液の場合に
は冷却し、溶液の場合には乾燥して、型の表面に樹脂層
を成膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表
面に一層または二層以上の樹脂層を形成する。 製造方法D.サポートタイプの樹脂製手袋 (a)'手袋の形状のモールド(型)に、薄い布製の手袋体
を装着する。 (b)'上記(a)'の手袋体をモールドごと、前記(a) の融液
または溶液に浸漬した後、引き上げて、融液の場合には
冷却し、溶液の場合には乾燥して、型の表面に樹脂層を
成膜する工程を一回または複数回行って、当該型の表面
に一層または二層以上の樹脂層を形成する。
【0032】上記樹脂性手袋の製造方法C,Dに使用さ
れる樹脂としては、植物性エキスが分解または変色しな
い温度で融解する樹脂を使用するか、あるいは有機溶媒
に溶解しやすい樹脂を使用するのが好ましく、例えばポ
リ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリオレフィ
ンなどがあげられる。また本発明では、上記製造方法
C,Dにおける(a) において、植物性エキスが分解等を
起こしにくい温度で調製される、樹脂の溶液を用いて、
当該溶液中に植物性エキスを含有させるのが好ましい。
れる樹脂としては、植物性エキスが分解または変色しな
い温度で融解する樹脂を使用するか、あるいは有機溶媒
に溶解しやすい樹脂を使用するのが好ましく、例えばポ
リ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、ポリオレフィ
ンなどがあげられる。また本発明では、上記製造方法
C,Dにおける(a) において、植物性エキスが分解等を
起こしにくい温度で調製される、樹脂の溶液を用いて、
当該溶液中に植物性エキスを含有させるのが好ましい。
【0033】上記樹脂製の手袋において、樹脂層の厚さ
は、手袋の破断などのおそれがない範囲で適宜選択さ
れ、通常0.15〜0.5mm、好ましくは0.2〜
0.4mmであるのがよい。厚さ調整は、例えば前述し
た成膜工程の回数を調整することにより行うことができ
る。
は、手袋の破断などのおそれがない範囲で適宜選択さ
れ、通常0.15〜0.5mm、好ましくは0.2〜
0.4mmであるのがよい。厚さ調整は、例えば前述し
た成膜工程の回数を調整することにより行うことができ
る。
【0034】
【実施例】以下、実施例を示して本発明の手袋を詳細に
説明する。 実施例1 ゴム固形分60重量%の天然ゴムラテックスに、硫黄、
酸化亜鉛(ZnO)およびジブチルジチオカルバミン酸
亜鉛(BZ)を重量比率で天然ゴムラテックス:硫黄:
ZnO:BZ=100:1:1:0.5となるように配
合してラテックス組成物を調製し、ついで、このラテッ
クス組成物総量に対して50%アロエ水を2重量%添加
した。
説明する。 実施例1 ゴム固形分60重量%の天然ゴムラテックスに、硫黄、
酸化亜鉛(ZnO)およびジブチルジチオカルバミン酸
亜鉛(BZ)を重量比率で天然ゴムラテックス:硫黄:
ZnO:BZ=100:1:1:0.5となるように配
合してラテックス組成物を調製し、ついで、このラテッ
クス組成物総量に対して50%アロエ水を2重量%添加
した。
【0035】一方、100℃に加温した手袋の型を20
%硝酸カルシウムエタノール溶液(凝固剤)に10秒間
浸漬し、300mm/minで型を引上げた後、オーブ
ンにて100℃で1分間乾燥させた。この手袋の型を上
記アロエ水含有の天然ゴムラテックスに30秒間浸漬し
た後、300mm/minで型を引き上げ、室温で数分
間乾燥した。
%硝酸カルシウムエタノール溶液(凝固剤)に10秒間
浸漬し、300mm/minで型を引上げた後、オーブ
ンにて100℃で1分間乾燥させた。この手袋の型を上
記アロエ水含有の天然ゴムラテックスに30秒間浸漬し
た後、300mm/minで型を引き上げ、室温で数分
間乾燥した。
【0036】ついで上記ゴム膜を、オーブンにて100
℃で30分間加硫し、型から取り外して、ゴム膜の厚さ
が約0.4mmであるゴム手袋を得た。さらに、この手
袋を水槽に10分間浸漬してリーチング処理し、ついで
250ppmの塩素水に2分間浸漬してクロリネーショ
ン処理を行った後、水で洗浄し、乾燥することにより、
本発明の手袋を得た。 実施例2 実施例1と同様にしてゴム膜を成形し、このゴム膜を5
0%アロエ水含有の接着液に10秒間浸漬し、300m
m/minで型を引上げた後、コットンパイルを吹きつ
けた。ついで上記ゴム膜を、オーブンにて100℃で3
0分間加硫し、型から取り外して、ゴム手袋を得、さら
に、この手袋を水槽に10分間浸漬してリーチング処理
し、乾燥することにより、本発明の手袋を得た。 実施例3 PVCペースト100重量部に、可塑剤(フタル酸ジオ
クチル,DOP)100重量部、熱安定剤2重量部およ
び増粘剤4重量部を配合してPVC樹脂組成物を調製
し、ついで、このPVC樹脂組成物中に、陶器製の手袋
の型を浸漬した後、160〜180℃でゲル化させ、手
袋本体(樹脂層)を得た。
℃で30分間加硫し、型から取り外して、ゴム膜の厚さ
が約0.4mmであるゴム手袋を得た。さらに、この手
袋を水槽に10分間浸漬してリーチング処理し、ついで
250ppmの塩素水に2分間浸漬してクロリネーショ
ン処理を行った後、水で洗浄し、乾燥することにより、
本発明の手袋を得た。 実施例2 実施例1と同様にしてゴム膜を成形し、このゴム膜を5
0%アロエ水含有の接着液に10秒間浸漬し、300m
m/minで型を引上げた後、コットンパイルを吹きつ
けた。ついで上記ゴム膜を、オーブンにて100℃で3
0分間加硫し、型から取り外して、ゴム手袋を得、さら
に、この手袋を水槽に10分間浸漬してリーチング処理
し、乾燥することにより、本発明の手袋を得た。 実施例3 PVCペースト100重量部に、可塑剤(フタル酸ジオ
クチル,DOP)100重量部、熱安定剤2重量部およ
び増粘剤4重量部を配合してPVC樹脂組成物を調製
し、ついで、このPVC樹脂組成物中に、陶器製の手袋
の型を浸漬した後、160〜180℃でゲル化させ、手
袋本体(樹脂層)を得た。
【0037】次に、上記手袋本体を、アクリル系エマル
ジョン100重量部に対して50%アロエ水を5重量部
配合した接着剤に浸漬した後、レーヨンパイルを植毛
し、140〜160℃で約10分間乾燥した。ついで型
から取り外して、本発明の樹脂製手袋を得た。なお、型
から取り外した後、植物エキスを含有した層(接着層)
は最内層である。
ジョン100重量部に対して50%アロエ水を5重量部
配合した接着剤に浸漬した後、レーヨンパイルを植毛
し、140〜160℃で約10分間乾燥した。ついで型
から取り外して、本発明の樹脂製手袋を得た。なお、型
から取り外した後、植物エキスを含有した層(接着層)
は最内層である。
【0038】上記実施例1〜3の手袋を実際に装着して
みたところ、手袋内部に含有したアロエ成分(植物性エ
キス)が滲み出し、手肌にしっとり感、潤い感、すべす
べ感が認められた。また使用後の悪臭も認められなかっ
た。
みたところ、手袋内部に含有したアロエ成分(植物性エ
キス)が滲み出し、手肌にしっとり感、潤い感、すべす
べ感が認められた。また使用後の悪臭も認められなかっ
た。
【0039】
【発明の効果】本発明の手袋は、手袋内部に含有した植
物性エキス成分が滲み出し、手袋内部の細菌の発育およ
び悪臭の発生を防止すると共に、手肌にしっとり感、潤
い感、すべすべ感を与えることで手荒れを防止し、手肌
のスキンケア効果に優れたものである。
物性エキス成分が滲み出し、手袋内部の細菌の発育およ
び悪臭の発生を防止すると共に、手肌にしっとり感、潤
い感、すべすべ感を与えることで手荒れを防止し、手肌
のスキンケア効果に優れたものである。
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも一層のゴム層または樹脂層を備
えた手袋であって、前記ゴム層または樹脂層の少なくと
も一層に植物性エキスを含有させたことを特徴とする手
袋。 - 【請求項2】前記植物性エキスが、アロエ、桃、桃の
葉、トウキ末、甘草、柚子、ドクダミ、米ヌカ、オリー
ブ、シソの葉、ヨモギ、椰子の実および海草からなる群
より選ばれる少なくとも1種から抽出されるエキスであ
る請求項1記載の手袋。 - 【請求項3】前記ゴム層が、ゴムラテックスから製造さ
れる請求項1記載の手袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3009698A JPH11229211A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 手 袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3009698A JPH11229211A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 手 袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11229211A true JPH11229211A (ja) | 1999-08-24 |
Family
ID=12294259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3009698A Pending JPH11229211A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 手 袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11229211A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2370277B (en) * | 2000-12-21 | 2005-01-05 | Matang Mfg Sdn Bhd | Plant-based emollient-containing glove and method for making same |
| JP2005120153A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 配合脱蛋白天然ゴムラテックスとそれを用いた浸漬ゴム製品 |
| US6953582B2 (en) | 1999-04-07 | 2005-10-11 | Sheh Wei (Usa), Inc. | Skin-enhancing glove and method of manufacture |
| JP2006510825A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-30 | アンセル ヘルスケア プロダクツ エルエルシー | カモミール/アロエベラ処理した手袋 |
| KR100836714B1 (ko) | 2006-11-29 | 2008-06-10 | 정만근 | 고무 장갑 및 그 제조 방법 |
| US7455863B2 (en) | 2002-11-07 | 2008-11-25 | Smarthealth, Inc. | Flexible elastomer articles and methods of manufacturing |
| US7585526B2 (en) | 2002-11-07 | 2009-09-08 | Smarthealth, Inc. | Flexible elastomer articles and methods of manufacturing |
| JP2013170341A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Showa Glove Kk | 植毛手袋 |
| CN103622181A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-12 | 菏泽巨鑫源食品有限公司 | 一种防冻防裂型pvc手套的制作方法 |
| KR102740218B1 (ko) * | 2023-09-26 | 2024-12-10 | 주식회사 디케이코리아 | 반려동물 세정용 장갑 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP3009698A patent/JPH11229211A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6953582B2 (en) | 1999-04-07 | 2005-10-11 | Sheh Wei (Usa), Inc. | Skin-enhancing glove and method of manufacture |
| GB2370277B (en) * | 2000-12-21 | 2005-01-05 | Matang Mfg Sdn Bhd | Plant-based emollient-containing glove and method for making same |
| US7455863B2 (en) | 2002-11-07 | 2008-11-25 | Smarthealth, Inc. | Flexible elastomer articles and methods of manufacturing |
| US7585526B2 (en) | 2002-11-07 | 2009-09-08 | Smarthealth, Inc. | Flexible elastomer articles and methods of manufacturing |
| JP2006510825A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-30 | アンセル ヘルスケア プロダクツ エルエルシー | カモミール/アロエベラ処理した手袋 |
| US8282948B2 (en) | 2002-12-17 | 2012-10-09 | Ansell Healthcare Products, Inc. | Camomile treated glove |
| JP2005120153A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 配合脱蛋白天然ゴムラテックスとそれを用いた浸漬ゴム製品 |
| KR100836714B1 (ko) | 2006-11-29 | 2008-06-10 | 정만근 | 고무 장갑 및 그 제조 방법 |
| JP2013170341A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-02 | Showa Glove Kk | 植毛手袋 |
| CN103622181A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-03-12 | 菏泽巨鑫源食品有限公司 | 一种防冻防裂型pvc手套的制作方法 |
| KR102740218B1 (ko) * | 2023-09-26 | 2024-12-10 | 주식회사 디케이코리아 | 반려동물 세정용 장갑 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101715213B1 (ko) | 알레르기 유발 가능성이 감소된 가황 조성물 | |
| EP2121200B1 (en) | Glove coating and manufacturing process | |
| US5534350A (en) | Powerfree glove and its making method | |
| EP0921133B1 (en) | Manufacture of rubber articles | |
| US20150128329A1 (en) | Polymeric compositions comprising polyisoprene | |
| EP2702097B1 (en) | Elastomeric article | |
| JPH11229211A (ja) | 手 袋 | |
| KR20100066005A (ko) | 고무 조성물 및 이를 이용하여 제조된 고무 장갑 | |
| US20250289942A1 (en) | Synthetic rubber latex compositions with ionic liquid for elastomeric gloves | |
| CN1662158A (zh) | 保温手套及其制造方法 | |
| JP2021183121A (ja) | スリップ防止靴カバー | |
| JPH03161501A (ja) | 耐電性手袋の製造法 | |
| US6780423B1 (en) | Adhesive-resisting skin processing agent for PVC powder free gloves | |
| JP3594942B2 (ja) | 保湿性手袋及びその製造方法 | |
| JP6305022B2 (ja) | 天然ゴム手袋 | |
| JP3560185B2 (ja) | ゴム手袋の製造方法およびゴム手袋の内面形成用組成物 | |
| KR100968369B1 (ko) | 섬유와 고무를 이용한 체형 보정용 속옷 원단의 제조방법및 이를 이용한 체형 보정용 속옷 | |
| CN111700339A (zh) | 医疗抗疫用抗菌防护靴 | |
| CN103653536A (zh) | 孝亲鞋 | |
| AU2013204280B2 (en) | Glove coating and manufacturing process | |
| AU2015268707A1 (en) | Vulcanization composition having reduced allergenic potential | |
| JP2004204430A (ja) | 保湿性手袋及びその製造方法 | |
| JP2004308072A (ja) | 保湿性手袋及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070403 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070911 |