JPH11229215A - ネクタイ及びその製造方法 - Google Patents

ネクタイ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11229215A
JPH11229215A JP31334398A JP31334398A JPH11229215A JP H11229215 A JPH11229215 A JP H11229215A JP 31334398 A JP31334398 A JP 31334398A JP 31334398 A JP31334398 A JP 31334398A JP H11229215 A JPH11229215 A JP H11229215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie
back side
sword portion
lining
sword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31334398A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Kitaura
修三 北浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RANPASU KK
Original Assignee
RANPASU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by RANPASU KK filed Critical RANPASU KK
Priority to JP31334398A priority Critical patent/JPH11229215A/ja
Publication of JPH11229215A publication Critical patent/JPH11229215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大量の生地を使用してネクタイに十分な厚み
を持たせることにより、皺になりにくく、結んだ際に結
び目の形を整え易いとともに、見た目や手触りといった
品質においても贅沢で高級感のあるネクタイを提供す
る。 【解決手段】 所定形状に縫合されたネクタイ生地2の
左右両側辺3をそれぞれネクタイ裏側4へ2回以上複数
回ずつ折り込んで形成する。大剣部5及び/又は小剣部
8の裏地7、10を表地6、9と同一の生地により形成
する。共帯15を表地6、9と同一の生地により形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネクタイ及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ネクタイ51は以下のような方法
により製造される。すなわち、生地を所定形状に裁断し
た後、図16に示すように、ネクタイ51を結んだ際に
前側に位置するネクタイ先端部となる大剣部52、同様
に後側に位置するネクタイ先端部となる小剣部53、及
び前記大剣部52と前記小剣部53を繋ぐ部分である中
継ぎ54が直線的に繋がるように、所定の位置L3、L
4で縫合する。そして、前記大剣部52の表地55及び
前記小剣部53の表地56にそれぞれの裏地57、58
を生地の表面同士が合わさるように着接させ、その周縁
部59を縫合した後、袋状となった前記大剣部52及び
前記小剣部53を生地の表面が外側となるように裏返
す。
【0003】次に、図17に示すように、ここまでに縫
合されたネクタイ生地60の左右両側辺61をネクタイ
裏側62へそれぞれ1回折り、この左右の折込み部63
が前記ネクタイ裏側62の中央部において一定幅で互い
に重なり合うように形成し、前記折込み部63の左右を
前記大剣部52から前記小剣部53にかけて所定位置L
5において縫合した後、前記ネクタイ裏側に共帯64を
所定位置L6において縫合する。その後、図18に示す
ように、大剣部52の裏側の所定位置65及び小剣部5
3の裏側の所定位置66のそれぞれにおいて、かんぬき
止めを行い、前記折込み部63の左右と前記大剣部52
の裏地57及び前記小剣部53の裏地58を縫合する。
【0004】しかし、前記のような方法により製造され
る従来のネクタイ51は、厚みが少なく、見た目にも触
った感じにも貧弱なものとなりがちである。またそのた
め、ネクタイ51を結んだ際にも結び目の形を整えにく
いものとなるという不具合がある。そこで、厚みを持た
せるためにネクタイ51内部に芯材を入れて縫合すると
いうことが行われている。
【0005】また、前記大剣部52の裏地57及び前記
小剣部53の裏地58は、使用時には見える機会があま
りないので、前記大剣部52の表地55、前記小剣部5
3の表地56、及び中継ぎ54よりも品質的にやや劣る
生地を使用するのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようなネクタイの製造方法では、たとえネクタイの中に
芯材をいれて製造しても使う生地の量は多くなく、ネク
タイに厚みが足りず、手触りのあまり良くない、高級感
の少ないものとなる。更にネクタイに厚みがないと結ん
だ際に結び目の形が整いにくく、緩みやすいものとな
る。この問題を解消するために芯材に厚いものを使用す
ると手触りの悪いものとなるという問題が生じる。ま
た、裏地に表地よりも品質的にやや劣る生地を使用して
いることも、高級感を損ねる要因となる。更に、ネクタ
イは一般的に生地の模様や色彩以外には画一的なものが
多く、他人と差別化したい、他人に対し優越感を感じた
いという消費者の期待に十分応えることが困難であっ
た。
【0007】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、大量の生地を使用してネクタイに十分
な厚みを持たせることにより、皺になりにくく、結んだ
際に結び目の形を整え易いとともに、見た目や手触りと
いった品質においても贅沢で高級感のあるネクタイを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係るネクタイは、所定形状に縫合された
ネクタイ生地の左右両側辺をそれぞれネクタイ裏側へ2
回以上複数回ずつ折り込んで形成したことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項2に係るネクタイは、所定形状に縫
合されたネクタイ生地の左右両側辺をそれぞれネクタイ
裏側へ折り込み、その折込みにより新たに形成された第
2の左右両側辺を更に同一方向に折り込み計2回ずつ折
り込んで形成したことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に係るネクタイは、上記請求項1
又は2の構成において、大剣部及び小剣部、あるいは大
剣部又は小剣部のいずれか一方の裏地を表地と同一の生
地により形成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項4に係るネクタイは、上記請求項1
から3のいずれか1項の構成において、共帯を表地と同
一の生地により形成したことを特徴とするものである。
【0012】請求項5に係るネクタイは、上記請求項1
から4のいずれか1項の構成において、ネクタイ内部に
芯材を設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項5に係るネクタイは、上記請求項1
から4のいずれか1項の構成において、ネクタイ内部に
芯材を設けたことを特徴とするものである。
【0014】請求項6に係るネクタイは、上記請求項1
から5のいずれか1項の構成において、ネクタイ生地の
繊維の方向がネクタイの長手方向に対して略45°傾斜
していることを特徴とするものである。
【0015】請求項7に係るネクタイは、上記請求項1
から6のいずれか1項の構成において、ネクタイ裏側
で、大剣部から小剣部までの左右の折込み部を1本の糸
で縫合するものであって、大剣部及び小剣部の近傍にお
いては狭い間隔で、それ以外の部分においては広い間隔
でジグザグ状に縫合し、その端部においては輪状に糸を
余らせておくことを特徴とするものである。
【0016】請求項8に係るネクタイの製造方法は、生
地を所定形状に裁断する裁断工程、前記裁断工程におい
て裁断されたネクタイ生地を所定位置に縫合する第1縫
合工程、前記縫合工程において縫合されたネクタイ生地
の左右両側辺をそれぞれネクタイ裏側へ2回以上複数回
ずつ折り込んで形成する折込み工程、前記折込み工程に
おいて形成された左右の折込み部及び共帯をネクタイ裏
側において縫合する第2縫合工程、及び、大剣部裏側及
び小剣部裏側の所定位置において、それぞれかんぬき止
めを行うかんぬき止め工程を具備することを特徴とする
ものである。
【0017】請求項9に係るネクタイの製造方法は、上
記請求項8の構成において、大剣部及び小剣部の裏地を
それぞれの表地に対してひとまわり小さく裁断し、表地
と裏地を縫合する際に表地の余った部分を大剣部及び小
剣部の先端角部及び左右両側角部において摘み縫いして
縫合することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、本発明に係るネ
クタイ1は、所定形状に縫合されたネクタイ生地2の左
右両側辺3をそれぞれネクタイ裏側4へ2回以上複数回
ずつ折り込んで形成したことを第1の特徴とするもので
ある。
【0019】具体的には、図2に示すように、ネクタイ
1の最終形状に対して十分広い幅に裁断された大剣部5
の表地6、大剣部5の裏地7、小剣部8の表地9、小剣
部8の裏地10及び中継ぎ11を所定形状に縫合したネ
クタイ生地2の第1の左右両側辺12を、図3に示すよ
うに、それぞれネクタイ裏側4へそれぞれ1回折り込
み、その折込みにより新たに形成された第2の左右両側
辺13を、図4に示すように、更に同一方向に折り込む
ことにより形成する。これにより、前記ネクタイ1の図
15におけるA−A断面の形状は、図5に示すようにな
る。ここで、大剣部5とは、通常ネクタイ1を結んだ際
に前側に位置するネクタイ1の先端部のことであり、小
剣部8とは、同様に後側に位置するネクタイ1の先端部
のことであり、中継ぎ11とは、前記大剣部5と前記小
剣部8を繋ぐ部分のことである。このように折り込んで
形成することで、生地自体の厚みによってネクタイ1に
厚みを持たせることができる。
【0020】本実施形態においてはネクタイ生地2の左
右両側辺3をそれぞれ2回ずつ折り込んで形成したが、
本発明はこれに限られるものではなく、左右両側辺3を
それぞれ3回ずつ折り込んで形成したり、あるいは、そ
れ以上の回数ずつ折り込んで形成したものであって良
い。また、折込みの方法も、上記実施例の単に折り込む
回数を増やしただけのものであっても良いし、同一方向
に繰り返し折ることで内側に巻き込むように折り込む方
法であっても良いし、あるいは、交互に異なる方向に折
り込むことで、ジグザグ状に折り畳む方法であっても良
い。例えば、左右両側辺3をそれぞれネクタイ裏側4へ
それぞれ1回折り込み、その後、上記実施例と同様に2
回折り込んで計3回折り込むと、前記ネクタイ1の図1
5におけるA−A断面の形状は、図6に示すようにな
る。また、1回に折り込む生地の長さも様々に変化させ
ることができる。そして、それらの折込み回数、折込み
方法及び折込み長さを変化させることにより様々な形状
のネクタイを製造することができる。したがって、これ
らは、使用する生地の厚みや、最終的なネクタイ1の厚
みをどの程度に仕上げるか等により決定する。また、図
7に示すように、ネクタイ生地2の裏側4に芯材14を
入れて前記左右両側辺3を折り込むことにより、芯材1
4をネクタイ1内部に設けることもできる。このように
すれば、ネクタイ1の形を整えることができるととも
に、ネクタイ1に厚みを持たせることができる。
【0021】また、本発明に係るネクタイ1は、前記大
剣部5の裏地7と小剣部8の裏地10を前記大剣部5及
び小剣部8の表地6、9と同一の生地により形成したこ
とを第2の特徴とするものである(図1参照)。これに
より、通常のネクタイ、すなわち、表地よりも劣る生地
の裏地を用いたネクタイと比較して高級感のあるものと
することができる。ただし、これは消費者の好みによっ
ても一概にいえるものではないので、裏地を表地と異な
る生地により形成したり、前記大剣部5の裏地7又は小
剣部8の裏地10のどちらか一方のみを前記表地6、9
と同一の生地により形成したり、あるいは、裏地7、1
0を設けないことも可能である。同様に、共帯15も前
記表地6、9と同一の生地により形成することにより、
高級感のあるものとすることができる。
【0022】次に、本発明の実施形態に係るネクタイ1
の製造方法について説明する。まず、裁断工程におい
て、図8に示すように、1枚の生地16を大剣部5の表
地6、大剣部5の裏地7、小剣部8の表地9、小剣部8
の裏地10及び中継ぎ11及び共帯15の各部に裁断す
る。この際、縫合後のネクタイ生地2の左右両側辺3を
ネクタイ1の裏側へ折り込んで最終的なネクタイ1を形
成することに考慮して、各部の幅は通常のネクタイの場
合と比較して広いものとなる。また、ネクタイ1の長手
方向が前記生地16の繊維の方向A及びBに対し略45
°傾斜するように裁断する。これは、生地16は繊維の
方向に対して45°傾斜した方向の引張りに対する復元
力が最も強いからであり、ネクタイ1にもっとも力がか
かるのは通常縦方向だからである。したがって、このよ
うにすることにより、ネクタイ1を縦方向及び横方向の
引張りに強いものとすることができる。ここで、本実施
形態においては、1枚の生地から各部を裁断すること
で、裏地7、10及び共帯15も表地6、8と同一の生
地としている。
【0023】次に、第1縫合工程においては、まず、図
9に示すように、前記中継ぎ11を表面が上になるよう
に置き、その上に前記大剣部5の表地6及び前記小剣部
8の表地9を裏面が上になるように置いて、それぞれの
中心線に対し一定の角度をもった線L1及びL2で縫合
する。このように一定の角度をつけて縫合することによ
り縫合長さが長くなり、ネクタイ1の完成後、引張り等
の外力に対して強いものとすることができる。このよう
に縫合された生地を広げると、図10に示すように、大
剣部5の表地6、中継ぎ11及び小剣部8の表地9が直
線的に繋がっている。なお、縫合した際の縫い代部分1
7を目立たなくするため、縫い代部分17は片側に倒さ
ずに両側に広げ、アイロン等で伸ばすと良い。
【0024】その後、図11に示すように、前記大剣部
5の表地6及び前記小剣部8の表地9にそれぞれの裏地
7、10を生地の表面同士が合わさるように着接させ、
その周縁部18を縫合する。そして、このように生地の
裏面を外側として袋状に縫合された前記大剣部5及び前
記小剣部8を、生地の表面が外側となるように裏返し、
前記大剣部5及び前記小剣部8の形状がきれいな二等辺
三角形となるようにアイロン等で形を整える。この際、
図12に示すように、前記裁断工程においてあらかじめ
裏地7、10をそれぞれの表地6、9に対してひとまわ
り小さく裁断しておき、前記表地6、9と前記裏地7、
10とを縫合する際に前記表地6、9の余った部分19
を大剣部5及び小剣部8の先端角部20及び左右両側角
部21において摘み縫いして縫合する。このようにする
ことによって、前記大剣部5及び前記小剣部8の形状を
整えた際に、図2に示すように、表地6、9と裏地7、
10との縫い目22がネクタイ1の裏側に位置すること
となるので、見栄えを良くすることができる。
【0025】次に、芯材14をネクタイ1内部に設ける
場合には、図7に示すように、ネクタイ1の最終形状に
合致する形状の芯材14をネクタイ生地2の裏側に入れ
る。この際、前記大剣部5及び前記小剣部8の表地6、
9と裏地7、10との間に前記芯材14を挿入する。前
記芯材14は前記ネクタイ生地2の各部と同様、長手方
向が繊維の方向に対し略45°傾斜するように裁断す
る。前記芯材14の材質は一般的にはウール地を使用す
るが、化学合成繊維や交織地を使用しても良い。
【0026】次に、折込み工程においては、前工程まで
に縫合されたネクタイ生地2の左右側辺3をネクタイ裏
側4へそれぞれ2回以上複数回ずつ折り込む。詳細につ
いては前述した通りであるので省略するが、本実施形態
においては図3及び図4に示すように、左右両側辺3を
それぞれ2回ずつ折り込んで形成している。その結果、
図5に示すように、この左右の折込み部23が、ネクタ
イ裏側4の中央部において重なり合うこととなる。ま
た、デザイン面を考慮して、図13に示すように、一部
において前記左右の折込み部23が突き合わせとなるよ
うに形成することもできる。
【0027】次に、第2縫合工程においては、前記大剣
部5及び前記小剣部8にネクタイ1の最終的な形状に合
致した形状の型紙を入れ、ネクタイ生地2の形を整えて
まち針等で仮止めし、前記折込み部23の左右を前記大
剣部5から前記小剣部8にかけて縫合する。この際、前
記芯材14を設けている場合には、前記芯材14をすく
いながら共に縫っていく。また、同時に共帯15も縫合
する。この縫合をおこなう場合、図14に示すように、
1本の糸24で前記大剣部5から前記小剣部8までを縫
合するのであるが、前記大剣部5及び前記小剣部8の近
傍においては狭い間隔で、それ以外の部分においては広
い間隔でジグザグ状に縫合し、その端部、すなわち、縫
い始めと縫い終わりには遊び糸25として輪状に糸を余
らせておくようにする。このようにすることにより、ネ
クタイ1の伸長に対応することが可能となり、ネクタイ
1に縦方向の引張り力がかかった場合においても、前記
糸24が切れることがない。
【0028】次に、かんぬき止め工程においては、図1
5に示すように、大剣部5の裏側の所定位置26及び小
剣部8の裏側の所定位置27のそれぞれにおいて、かん
ぬき止めを行い、前記折込み部の左右23と前記大剣部
5の裏地7及び前記小剣部8の裏地10を縫合する。こ
れによって、前記大剣部5の裏地7及び前記小剣部8の
裏地10がずり下がることを防ぎ、前記左右の折込み部
23がまくれ上がることを防いでいる。そして、最後に
全体にアイロンをあて形を整えてネクタイ1が完成す
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1又は2記載のネ
クタイによれば、所定形状に縫合されたネクタイ生地の
左右両側辺をそれぞれネクタイ裏側へ2回以上複数回ず
つ折り込んで形成したことにより、ネクタイの生地自体
の厚みによってネクタイに厚みを持たせることができ
る。したがって、見た目にボリューム感があり、触った
感じにも手触りの良いものとすることができる。また、
ネクタイの厚みが十分あることによって、皺になりにく
く、結んだ際に結び目の形を整え易いものとすることが
できる。更に、通常のネクタイと比較して大量の表地を
使用することとなるので、品質的にも贅沢で高級感のあ
るものとすることができ、独特の方法で製造するので、
通常のネクタイとは異なる部分が多く、他人と差別化し
たいという消費者の期待に応える事ができる。
【0030】請求項3又は4記載のネクタイによれば、
上記の効果に加えて、大剣部及び/又は小剣部の裏地を
表地と同一の生地により形成し、又は共帯を表地と同一
の生地により形成したことにより、ネクタイをいっそう
の高級感のあるものとすることができる。また、外見的
にも通常のネクタイと異なるので、他人と差別化したい
という消費者の期待に応える事ができる。
【0031】請求項5記載のネクタイによれば、上記の
効果に加えて、ネクタイ内部に芯材を設けたことによ
り、ネクタイの形状を整えることが容易になるととも
に、その形状を保持することができる。また、ネクタイ
に厚みを持たせることもできる。
【0032】請求項6記載のネクタイによれば、上記の
効果に加えて、ネクタイ生地の繊維の方向がネクタイの
長手方向に対して略45°傾斜していることにより、ネ
クタイを縦方向及び横方向の引張りに強いものとするこ
とができる。
【0033】請求項7記載のネクタイによれば、上記の
効果に加えて、ネクタイ裏側において、大剣部から小剣
部までの左右の折込み部を1本の糸で縫合するものであ
って、大剣部及び小剣部の近傍においては狭い間隔で、
それ以外の部分においては広い間隔でジグザグ状に縫合
し、その端部においては輪状に糸を余らせておくことに
より、ネクタイの伸長に対応することが可能となり、ネ
クタイに縦方向の引張り力がかかった場合においても、
前記糸が切れることを防止することができる。
【0034】請求項8記載のネクタイの製造方法によれ
ば、見た目にボリューム感があり、触った感じにも手触
りの良いものとすることができる。また、ネクタイの厚
みが十分あることによって、皺になりにくく、結んだ際
に結び目の形を整え易いものとすることができる。更
に、通常のネクタイと比較して大量の表地を使用するこ
ととなるので、品質的にも贅沢で高級感のあるものとす
ることができ、独特の方法で製造するので、通常のネク
タイとは異なる部分が多く、他人と差別化したいという
消費者の期待に応える事ができるネクタイを製造するこ
とができる。
【0035】請求項9記載のネクタイの製造方法によれ
ば、大剣部及び小剣部の裏地をそれぞれの表地に対して
ひとまわり小さく裁断し、表地と裏地を縫合する際に表
地の余った部分を大剣部及び小剣部の先端角部及び左右
両側角部において摘み縫いして縫合することにより、前
記大剣部及び小剣部の形状を整えた際に、表地と裏地と
の縫い目がネクタイの裏側に位置することとなるので、
見栄えを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネクタイの裏側を開い
た状態を示す平面図
【図2】所定形状に縫合されたネクタイ生地を示す平面
【図3】ネクタイ生地の左右両側辺の1回目の折込み工
程を示す部分拡大平面図
【図4】ネクタイ生地の左右両側辺の2回目の折込み工
程を示す部分拡大平面図
【図5】左右両側辺を2回ずつ折り込んで形成したネク
タイの図16におけるA−A断面図
【図6】左右両側辺を3回ずつ折り込んで形成したネク
タイの図16におけるA−A断面図
【図7】所定形状に縫合されたネクタイ生地に芯材を入
れた状態を示す平面図
【図8】ネクタイ生地の裁断工程を示す平面図
【図9】中継ぎの両端に大剣部の表地及び小剣部の表地
を縫合する工程を示す平面図
【図10】大剣部、小剣部、中継ぎを縫合後、縫い代部
分を広げる工程を示す斜視図
【図11】大剣部及び小剣部に裏地を縫合する工程を示
す斜視図
【図12】大剣部及び小剣部に裏地を縫合する工程を示
す部分拡大平面図
【図13】ネクタイ生地の左右両側辺を折り込み後の状
態を示す平面図
【図14】折込み部の左右を縫合する工程を示す平面図
【図15】かんぬき止め工程を示す平面図
【図16】従来例に係るネクタイの縫合工程を示す斜視
【図17】従来例に係るネクタイの第2の縫合工程を示
す平面図
【図18】従来例に係るネクタイのかんぬき止め工程を
示す平面図
【符号の説明】
1 ネクタイ 2 ネクタイ生地 3 左右両側辺 4 ネクタイ裏側 5 大剣部 6 大剣部の表地 7 大剣部の裏地 8 小剣部 9 小剣部の表地 10 小剣部の裏地 12 第1の左右両側辺 13 第2の左右両側辺 14 芯材 15 共帯 20 大剣部又は小剣部の先端角部 21 大剣部又は小剣部の左右両側角部 23 左右の折込み部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に縫合されたネクタイ生地の左
    右両側辺をそれぞれネクタイ裏側へ2回以上複数回ずつ
    折り込んで形成したことを特徴とするネクタイ。
  2. 【請求項2】 所定形状に縫合されたネクタイ生地の左
    右両側辺をそれぞれネクタイ裏側へ折り込み、その折込
    みにより新たに形成された第2の左右両側辺を更に同一
    方向に折り込んで形成したことを特徴とするネクタイ。
  3. 【請求項3】 大剣部及び/又は小剣部の裏地を表地と
    同一の生地により形成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のネクタイ。
  4. 【請求項4】 共帯を表地と同一の生地により形成した
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載
    のネクタイ。
  5. 【請求項5】 ネクタイ内部に芯材を設けたことを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項に記載のネクタ
    イ。
  6. 【請求項6】 ネクタイ生地の繊維の方向がネクタイの
    長手方向に対して略45°傾斜していることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか1項に記載のネクタイ。
  7. 【請求項7】 ネクタイ裏側において、大剣部から小剣
    部までの左右の折込み部を1本の糸で縫合するものであ
    って、大剣部及び小剣部の近傍においては狭い間隔で、
    それ以外の部分においては広い間隔でジグザグ状に縫合
    し、その端部においては輪状に糸を余らせておくことを
    特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のネク
    タイ。
  8. 【請求項8】 生地を所定形状に裁断する裁断工程、前
    記裁断工程において裁断されたネクタイ生地を所定位置
    に縫合する第1縫合工程、前記第1縫合工程において縫
    合されたネクタイ生地の左右両側辺をそれぞれネクタイ
    裏側へ2回以上複数回ずつ折り込んで形成する折込み工
    程、前記折込み工程において形成された左右の折込み部
    及び共帯をネクタイ裏側において縫合する第2縫合工
    程、及び、大剣部裏側及び小剣部裏側の所定位置におい
    て、それぞれかんぬき止めを行うかんぬき止め工程を具
    備することを特徴とするネクタイの製造方法。
  9. 【請求項9】 大剣部及び小剣部の裏地をそれぞれの表
    地に対してひとまわり小さく裁断し、表地と裏地を縫合
    する際に表地の余った部分を大剣部及び小剣部の先端角
    部及び左右両側角部において摘み縫いして縫合すること
    を特徴とする請求項8記載のネクタイの製造方法。
JP31334398A 1997-12-09 1998-11-04 ネクタイ及びその製造方法 Pending JPH11229215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31334398A JPH11229215A (ja) 1997-12-09 1998-11-04 ネクタイ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33852497 1997-12-09
JP9-338524 1997-12-09
JP31334398A JPH11229215A (ja) 1997-12-09 1998-11-04 ネクタイ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11229215A true JPH11229215A (ja) 1999-08-24

Family

ID=26567522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31334398A Pending JPH11229215A (ja) 1997-12-09 1998-11-04 ネクタイ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11229215A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111743251A (zh) * 2020-07-20 2020-10-09 金利来(中国)有限公司 一种带隐藏式松紧线的领带及其制作方法
CN111772275A (zh) * 2020-07-20 2020-10-16 金利来(中国)有限公司 一种防断线领带及其制作方法
CN114259099A (zh) * 2021-12-28 2022-04-01 金利来(中国)有限公司 一种真丝领带的制作方法及真丝领带
CN114287692A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 金利来(中国)有限公司 一种涤丝领带的制作方法及涤丝领带

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111743251A (zh) * 2020-07-20 2020-10-09 金利来(中国)有限公司 一种带隐藏式松紧线的领带及其制作方法
CN111772275A (zh) * 2020-07-20 2020-10-16 金利来(中国)有限公司 一种防断线领带及其制作方法
CN114259099A (zh) * 2021-12-28 2022-04-01 金利来(中国)有限公司 一种真丝领带的制作方法及真丝领带
CN114287692A (zh) * 2021-12-28 2022-04-08 金利来(中国)有限公司 一种涤丝领带的制作方法及涤丝领带
CN114259099B (zh) * 2021-12-28 2023-11-03 金利来(中国)有限公司 一种真丝领带的制作方法及真丝领带
CN114287692B (zh) * 2021-12-28 2023-11-28 金利来(中国)有限公司 一种涤丝领带的制作方法及涤丝领带

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8474066B2 (en) Pair of pants with the L pocket
JPH11229215A (ja) ネクタイ及びその製造方法
US20250295188A1 (en) Endless neck tie and mobius bow tie
JPS609213Y2 (ja) 両面表を出す縫製衣料品
JP6797034B2 (ja) スライドファスナーと、一対の布帛との連結構造、並びに当該連結構造を形成する方法
CN1981058B (zh) 由人造或天然毛皮制成的毛皮制品和毛皮花边及制造方法
JP4537947B2 (ja) 布地の縫製方法
CN109831906B (zh) 衣服
JP2000045115A (ja) ネクタイ
JP4739011B2 (ja) ネクタイの製作方法
US3778847A (en) Neck band
JP3660671B1 (ja) 迅速造り帯
JP3132437U (ja)
JP2003020508A (ja) ネクタイ及びその製造方法
JP4547295B2 (ja) ウエストサイズ調節機構付衣服
JPH0435372Y2 (ja)
JP2633819B2 (ja) 切りポケット・くり抜き模様の形成方法
JPH09158018A (ja) テープを用いた装飾布とその製造方法
JP3162830U (ja) タオル製品
JP6548278B1 (ja) 織物の縁取縫製方法及び織物の縫製品
CN100438787C (zh) 带颈围调节功能的衬衫
JP4843761B2 (ja) シーティング編み物
JP4843761B6 (ja) シーティング編み物
JP2004159701A (ja) キルティング布団およびその製造方法
JP2002242014A (ja) 衣 服

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307