JPH1122998A - 空気調和機のドレンパン - Google Patents

空気調和機のドレンパン

Info

Publication number
JPH1122998A
JPH1122998A JP9177125A JP17712597A JPH1122998A JP H1122998 A JPH1122998 A JP H1122998A JP 9177125 A JP9177125 A JP 9177125A JP 17712597 A JP17712597 A JP 17712597A JP H1122998 A JPH1122998 A JP H1122998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pan
air conditioner
molecular weight
antimicrobial agent
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9177125A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Tsukui
利光 津久井
Hitoshi Tsukahara
仁 塚原
Kenji Tsukamoto
兼司 塚本
Hideho Ogawa
秀穂 小川
Kiyoyuki Mogi
聖行 茂木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9177125A priority Critical patent/JPH1122998A/ja
Publication of JPH1122998A publication Critical patent/JPH1122998A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑菌などの繁殖を抑制し、かつ雑菌などの繁
殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路、ドレンな
どが詰まるのを長期にわたり防止できる空気調和機のド
レンパンを開発する。 【解決手段】 空気調和機に装備されて凝縮水を受ける
発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンの表面に、平
均分子量の異なる少なくとも2種類のポリオレフィンを
含む分子量分布を制御したポリオレフィンおよび坑菌剤
を含む坑菌剤含有樹脂組成物層を積層する。前記坑菌剤
含有樹脂組成物層の上にさらに前記坑菌剤を透過可能な
樹脂製シートあるいはフィルムを積層して前記凝縮水が
このシートあるいはフィルムに接するようにすることが
好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に装備
され、熱交換器等の凝縮水を受ける空気調和機のドレン
パンに関するものであり、さらに詳しくは雑菌などの繁
殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通路などが詰ま
るのを長期にわたり防止した空気調和機のドレンパンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機では、冷房運転時に室内熱交
換器に室内空気の湿気が結露し、それが凝縮水として下
方に滴下するので、室内熱交換器の下には凝縮水を受け
て、それを排出するためのドレンパンが装備されてい
る。
【0003】このドレンパンには、板金製や樹脂材料、
または板金と樹脂材料を組み合わせたもの等があるが、
樹脂材料製のもののうち、特に、成型容易であり、断熱
効果に優れ、且つ安価で軽量な点から発泡樹脂を使用し
たものがある。
【0004】かかる発泡樹脂材料製のドレンパンは、例
えば、スチロール樹脂のビーズを蒸気等により加熱して
発泡成型したドレンパンが用いられる。しかしこのドレ
ンパンはドレンパンの形状や厚み、及び成形条件等によ
ってビーズどうしが充分に融合できず、発泡粒子間の境
目や隙間に水が浸透して水漏れが発生する場合があるの
で、凝縮水が接する面に防水用のスチロール樹脂、AB
S樹脂などのシートを貼着したドレンパンや、雑菌など
の繁殖を防止するために、その上に更にポリエチレン、
ポリプロピレンなどに坑菌剤や坑菌剤組成物を練り込ん
だ樹脂組成物からなるシートあるいはフィルムを積層し
たドレンパンが提案されている。
【0005】しかし、防水用のスチロール樹脂などのシ
ートを貼着し、雑菌などの繁殖を防止するために、その
上に更にポリエチレンなどに坑菌剤や坑菌剤組成物を練
り込んだ樹脂組成物からなるシートあるいはフィルムを
積層したドレンパンであっても、空気調和機を2〜3年
程度使用すると凝縮水により坑菌剤が流出するため坑菌
性が失われ、雑菌などが繁殖してヘドロやゼリー状にな
り、凝縮水の通路やドレンを詰まらせたり、あるいは前
記のヘドロやゼリー状物が流れ出るとドレンパン以外の
場所にも雑菌などが繁殖して不衛性となる問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のドレンパンを改良して、雑菌などの繁殖を抑制し、か
つ雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の
通路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できる
ような空気調和機のドレンパンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる問題
について鋭意研究した結果、低分子量の分子を多く含む
ポリオレフィンは坑菌剤のマイグレーション速度や移行
速度が大きく、逆に高分子量の分子を多く含むポリオレ
フィンは坑菌剤のマイグレーション速度や移行速度が小
さいことを見いだし、例えばスチロール樹脂などのビー
ズを蒸気等により加熱して発泡成型した発泡樹脂材料製
の空気調和機のドレンパンの表面に、分子量分布を制御
したポリオレフィンおよび坑菌剤を含む坑菌剤含有樹脂
組成物層を積層することにより、ポリオレフィンがドレ
ンパンからの漏水を防止するとともに、坑菌剤が制御さ
れたマイグレーション速度、移行速度で放出されるの
で、ドレンパンにおける雑菌などの繁殖が抑制され、雑
菌などの繁殖によりヘドロなどが発生して凝縮水の通
路、ドレンなどが詰まるのを長期にわたり防止できるこ
とを見いだし本発明を成すに到った。
【0008】すなわち、本発明の請求項1の発明は、空
気調和機に装備されて凝縮水を受ける発泡樹脂材料製の
空気調和機のドレンパンの表面に、平均分子量の異なる
少なくとも2種類のポリオレフィンを含む分子量分布を
制御したポリオレフィンおよび坑菌剤を含む坑菌剤含有
樹脂組成物層を積層したことを特徴とする空気調和機の
ドレンパンである。
【0009】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の空気調和機のドレンパンにおいて、前記坑菌剤含有樹
脂組成物層の上にさらに、必要に応じて複数の孔を設け
た前記坑菌剤を透過可能な樹脂製シートあるいはフィル
ムを積層したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の空気調和機のドレンパンにおいて、
前記坑菌剤を配合した接着剤を用いて積層することを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明においては、長期にわたり
雑菌などの繁殖を抑制するために、平均分子量の異なる
少なくとも2種類のポリオレフィンを含む分子量分布を
制御したポリオレフィンおよび坑菌剤を含む坑菌剤含有
樹脂組成物からなるフィルム状あるいはシート状の層を
ドレンパンの表面に設ける。
【0012】本発明で用いるポリオレフィンは、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン−プロ
ピレン共重合体やエチレン−ブテン−1共重合体などの
エチレン−α−オレフィン共重合体樹脂、EPM、EP
DMなどのポリオレフィン系ゴム、熱可塑性ポリオレフ
ィン系エラストマーあるいはこれらの混合物などいずれ
も使用でき特に限定されない。
【0013】これらの中でも、結晶性ポリプロピレンは
好ましく使用できる。結晶性ポリプロピレンとしては、
チタンなどの遷移金属を含む固体触媒成分と有機アルミ
ニウム化合物あるいはこれらの電子供与性有機化合物と
から得られる触媒系を用いて製造される結晶性プロピレ
ン単独重合体、結晶性プロピレン・エチレンブロック共
重合体などあるいはこれらの混合物などいずれも使用す
ることができる。ここでいう結晶性プロピレン・エチレ
ンブロック共重合体はプロピレン単独重合体成分とプロ
ピレン・エチレン共重合体成分の2成分を主成分とする
ものである。また、上記結晶性ポリプロピレンには、エ
チレン系共重合体などをブレンドしてもよく、必要に応
じてエチレン・プロピレン共重合ゴムを20重量%以下
添加してもよい。
【0014】坑菌剤の種類や配合量、充填剤の有無など
によっても坑菌剤のマイグレーション速度や移行速度が
影響を受けるので、これらの因子も考慮した最適の分子
量分布に制御したポリオレフィンを組み合わせて用いる
ことが好ましい。平均分子量の異なるポリオレフィンを
少なくとも2種類組み合わせて分子量分布を制御する方
法には、二段以上の多段で(共)重合する方法、平均分
子量の異なるポリオレフィンを少なくとも2種類ブレン
ドする方法、あるいはこれらを組み合わせた方法などが
あり、いずれも使用できる。例えば、分子量分布を制御
した結晶性ポリプロピレンを二段で重合して製造する場
合では、第一段階でプロピレンを単独で重合してある平
均分子量を有するプロピレン単独重合体を作り、ついで
第二段階においてプロピレンとエチレンとを共重合して
他の異なる平均分子量を有する共重合体を作ることによ
って得られる。
【0015】本発明で用いるポリオレフィンの分子量分
布(Mw/Mn)、メルトフローレート(MFR)など
は特に限定されない。しかし分子量分布(Mw/Mn)
が約5.5〜12、メルトフローレート(MFR)が約
2.0〜12.0g/10min. のポリオレフィンは
坑菌剤のマイグレーション速度や移行速度の制御性、成
形性などに優れ、かつ、成形性がよく、機械的強度など
が大きいので好ましく使用できる。分子量分布(Mw/
Mn)の値はゲルパーミエーションクロマトグラフィー
(GPC)によって測定されたものである。分子量分布
(Mw/Mn)は分子量分布の広さを表すパラメータで
あり重量平均分子量(Mw)を数平均分子量(Mn)で
除した値である。分子量分布(Mw/Mn)が5.5未
満のものは成形性が悪くなる。一方、12を越えるもの
は機械的強度が低下する恐れがある。MFRが2.0g
/10min.未満の場合は坑菌剤のマイグレーション
速度や移行速度が小さいが成形性が悪く、12.0g/
10min.を超えるものは坑菌剤のマイグレーション
速度や移行速度が大きい上、機械的強度が低くなり好ま
しくない。
【0016】本発明においては、坑菌剤含有樹脂組成物
に無機充填剤を添加することができる。ここでいう無機
充填剤としては、粉粒体、平板状、針状、球状または中
空および繊維状の形状の無機充填剤が挙げられ、具体的
にはタルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪酸
カルシウム、クレー、珪藻土、アルミナ、珪砂、ガラス
粉、酸化鉄、金属粉、三酸化アンチモン、グラファイ
ト、炭化珪素、シリカ、カーボンブラックなどの粉粒状
充填剤、雲母、ガラス板、セリサイト、パイロフィライ
ト、アルミフレークなどの金属箔、黒鉛などの平板状も
しくは燐片状充填剤、シラスバルーン、軽石などの中空
状充填剤、ガラス繊維、炭素繊維、グラファイト繊維、
ウイスカーなどの繊維などの例を挙げることができる。
【0017】本発明において使用する坑菌剤としては、
有機系坑菌剤、無機系坑菌剤あるいはこれらの混合物を
使用できる。有機系坑菌剤としては、例えば、トリクロ
ロカルバニド、ポリヘキサメチレンバイグアニドハイド
ロクロリド、オクタデシルジメチル−3−トリメトキシ
シリルプロピルアンモニウムなどを主成分とするものを
挙げることができる。
【0018】本発明において使用する無機系坑菌剤とし
ては、例えば銀、銅、亜鉛、錫などの無機化合物を主体
とする無機系抗菌剤や、これらの抗菌剤を炭酸カルシウ
ム、ゼオライト、カオリンクレー、珪藻土、タルク、ベ
ントナイト、セラミックス、活性炭、アパタイトなどに
担持させた無機系抗菌剤を挙げることができる。セラミ
ックス、活性炭、アパタイトなどに担持させた無機系抗
菌剤は坑菌性が高く、非揮発性であり、樹脂と混練し易
いなどの理由から好ましく使用できる。坑菌剤の配合割
合は特に限定されない。
【0019】本発明で用いる坑菌剤含有樹脂組成物は他
に、本発明の主旨を逸脱しない範囲で必要に応じて殺虫
剤、消臭剤、着香剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、滑剤、造核剤、坑ブロッキング剤、防曇剤、難
燃剤、顔料、分散剤などの公知の添加剤を任意に添加配
合することができる。
【0020】本発明で用いる坑菌剤を透過可能な樹脂と
しては、坑菌剤を透過可能な樹脂であれば特に限定され
ない。具体的には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピ
レンなどの結晶性ポリオレフィンを挙げることができ
る。
【0021】本発明で用いる坑菌剤を透過可能な樹脂製
のシートあるいはフィルムはその下に積層されている坑
菌剤含有樹脂組成物層が直接凝縮水に接してその中に含
まれる坑菌剤が短期間に流出するのを抑制・制御するた
めのものであり、坑菌剤含有樹脂組成物に同じ坑菌剤を
同量だけ使用した場合であっても、坑菌剤を透過可能な
樹脂製のシートあるいはフィルムの種類や厚さなどを変
えることにより坑菌効果と流出期間の関係を制御でき
る。
【0022】本発明においては、坑菌剤を透過可能な樹
脂製のシートあるいはフィルムに必要に応じて複数の孔
を設けたものを用いることができる。孔の大きさ、孔の
数、孔の分布、孔の形状などを変えて坑菌効果と流出期
間の関係を変えることができる。
【0023】発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパン
の表面に坑菌剤含有樹脂組成物層を積層するのに使用す
る接着剤や坑菌剤を透過可能な樹脂製のシートあるいは
フィルムを積層するのに使用する接着剤として、前記坑
菌剤を配合した接着剤を用いることができる。前記坑菌
剤を配合した接着剤を用いることにより、より一層、雑
菌などの繁殖を抑制し、雑菌などの繁殖によりヘドロな
どが発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長
期にわたり防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
何ら限定されるものではない。図1は、本発明の実施例
にかかる空調機の断面図であり、図2は、図1に示す空
調機に装備されたドレンパンの断面図であり、図3は、
図2に示すドレンパンの一部を拡大して示す断面図であ
る。図1に示すように、本発明の実施例にかかる空気調
和機1は、吊り金具8により天井空間に吊り下げて固定
される天井埋め込み型の空気調和機であり、その化粧板
2の一側に吸込口3、他側に吹出口4が開口され、吸込
口3から吸入された空気を熱交換後、吹出口4から吹き
出すようになっている。
【0025】本体6内には、送風機5、熱交換器7、ド
レンパン(空気調和機のドレンパン)9、ドレンポンプ
11(図2参照)等が収納されており、吸込口3から吸
入された空気は、送風機5により、熱交換器7に送られ
て、ここで熱交換された後、吹出口4から吹き出され
る。
【0026】ドレンパン9には凹状に形成された内表面
10に熱交換器7の下端部が載置されており、内表面1
0が熱交換器に結露した凝縮水を受けるようになってい
る。この内表面10は凝縮水を受けると共に、受けた凝
縮水を溜める。そして、溜めた凝縮水は、ドレンポンプ
11により汲み出されて、図示しないドレンホースを介
して外に排出するようになっている。
【0027】ドレンパン9は、発泡成形された発泡ポリ
スチレンにより、所定の形状に製造されている。発泡成
形することにより断熱効果が高められている。また、材
料として発泡ポリスチレンを用いることにより、安価に
且つ容易に製造することができる。
【0028】尚、ドレンパン9の材料としては、発泡樹
脂であれば、発泡ポリスチレン樹脂に限らず、塩化ビニ
リデン、ポリプロピレン、ポリエチレン等であってもよ
い。
【0029】ドレンパン9の厚みは、場所によって異な
るが、例えば10乃至15mm程度に形成されている。
【0030】図3において、ドレンパン9の表面には、
接着剤12を用いて、結晶性ポリプロピレン[平均分子
量50,000の結晶性ポリプロピレン50重量%と平
均分子量150,000の結晶性ポリプロピレン50重
量%とをブレンドして得られる分子量分布(Mw/M
n)=7、MFR=5g/10min.の結晶性ポリプ
ロピレン]に、無機系坑菌剤[商品名;ノバロンAGZ
330、東亜合成(株)製0.5重量%]を配合した坑
菌剤含有樹脂組成物からなる坑菌性フィルム13が積層
され、その上にさらに前記坑菌剤を透過可能なポリエチ
レン樹脂製フィルム14が積層されている。15は発泡
樹脂粒子を示す。
【0031】かかるドレンパンの製造は、金型にビーズ
状のポリスチレンを充填した後、蒸気により加熱して樹
脂を発泡させて行う。発泡体の表面に温度の高い蒸気を
供給して表面の溶融を行ってもよい。坑菌性フィルム1
3、ポリエチレン樹脂製フィルム14の積層は発泡成形
と同時に行っても、発泡成形後に積層してもいずれでも
よい。
【0032】熱交換器7に結露された凝縮水は下方に落
下して、ドレンパン9に受けられ溜められる。ドレンパ
ン9では所定の箇所に凝縮水を集めるようになってお
り、所定量の凝縮水が溜るとドレンポンプ11が作動し
て、ドレンパン9内の水を排出する。
【0033】ドレンパン9は坑菌性フィルム13、ポリ
エチレン樹脂製フィルム14が積層されているので、凝
縮水が漏れたりすることなく、凝縮水の排出がスムース
にできるとともに、マイグレーション、透過、放出など
が制御されて坑菌性フィルム13から表面の方向に移行
する坑菌剤は、ポリエチレン樹脂製フィルム14を通っ
て表面に供給される。このようにしてドレンパン9は坑
菌性を有する。例え、ドレンパン9に溜った凝縮水によ
って透過して表面にでた坑菌剤が流出しても、またマイ
グレーション、透過、放出などが制御されて坑菌剤が坑
菌性フィルム13から移行し、ポリエチレン樹脂製フィ
ルム14を通って表面に供給されるのでドレンパン9は
実質的に常に坑菌性を有することになる。このようにし
てドレンパン9は、雑菌などの繁殖をよりよく抑制する
ことができ、雑菌などの繁殖によりヘドロなどが発生し
て凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのをより長期にわ
たり防止できた。坑菌剤を前記接着剤12などに配合す
れば、より一層坑菌効果を挙げることができる。
【0034】同様にして上記平均分子量50,000の
結晶性ポリプロピレンのみを用いた坑菌剤含有樹脂組成
物からなる坑菌性フィルム13を用いた場合は、坑菌剤
のマイグレーション速度や移行速度が大きく数年後には
雑菌が繁殖した。
【0035】
【発明の効果】本発明の空気調和機のドレンパンは、制
御された分子量分布を有するポリオレフィンと坑菌剤を
含む坑菌剤含有樹脂組成物層をその表面に設けたので、
マイグレーション、透過、放出などが制御された坑菌剤
がドレンパン表面に移行して雑菌などの繁殖を抑制でき
る。このようにして、雑菌などの繁殖によりヘドロなど
が発生して凝縮水の通路、ドレンなどが詰まるのを長期
にわたり防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる空調機の断面図であ
る。
【図2】 図1に示す空調機に装備されたドレンパンの
断面図である。
【図3】 図2に示すドレンパンの一部を拡大して示す
断面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 2 化粧板 3 吸込口 4 吹出口 5 送風機 6 本体 7 熱交換器 8 吊り金具 9 ドレンパン 10 内表面 11 ドレンポンプ 12 接着剤 13 坑菌性フィルム 14 ポリエチレン樹脂製フィルム 15 発泡樹脂粒子
フロントページの続き (72)発明者 小川 秀穂 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 茂木 聖行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機に装備されて凝縮水を受ける
    発泡樹脂材料製の空気調和機のドレンパンの表面に、平
    均分子量の異なる少なくとも2種類のポリオレフィンを
    含む分子量分布を制御したポリオレフィンおよび坑菌剤
    を含む坑菌剤含有樹脂組成物層を積層したことを特徴と
    する空気調和機のドレンパン。
  2. 【請求項2】 前記坑菌剤含有樹脂組成物層の上にさら
    に、必要に応じて複数の孔を設けた前記坑菌剤を透過可
    能な樹脂製シートあるいはフィルムを積層したことを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機のドレンパン。
  3. 【請求項3】 前記坑菌剤を配合した接着剤を用いて積
    層することを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載
    の空気調和機のドレンパン。
JP9177125A 1997-07-02 1997-07-02 空気調和機のドレンパン Pending JPH1122998A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177125A JPH1122998A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 空気調和機のドレンパン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9177125A JPH1122998A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 空気調和機のドレンパン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1122998A true JPH1122998A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16025615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9177125A Pending JPH1122998A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 空気調和機のドレンパン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1122998A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2600075A3 (en) * 2011-12-01 2017-03-15 Carrier Corporation Molded parts and methods of manufacture
KR20220170284A (ko) * 2021-06-22 2022-12-29 박세철 전열교환기
KR20230131391A (ko) * 2022-03-04 2023-09-13 주식회사 씨앤씨코리아 결로현상방지 및 공기청정 기능을 갖는 전열교환기
JP2025129923A (ja) * 2024-02-26 2025-09-05 ダイキン工業株式会社 空気調和機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2600075A3 (en) * 2011-12-01 2017-03-15 Carrier Corporation Molded parts and methods of manufacture
KR20220170284A (ko) * 2021-06-22 2022-12-29 박세철 전열교환기
KR20230131391A (ko) * 2022-03-04 2023-09-13 주식회사 씨앤씨코리아 결로현상방지 및 공기청정 기능을 갖는 전열교환기
JP2025129923A (ja) * 2024-02-26 2025-09-05 ダイキン工業株式会社 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3760864B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物並びにこれを用いた発泡体及び発泡体の製造方法
CA2460672A1 (en) Asphalt-filled polymer foams
CN103314042A (zh) 包含功能填料材料的微毛细管膜和泡沫体
RU2143446C1 (ru) Свободно текучая порошковая композиция, способ ее получения, однородный слой, полученный из нее, ковер, конвейерная лента и герметик для колпачков бутылок
CN108690215A (zh) 用于柔性隔离泡沫的膨胀体系
JPH1078240A (ja) 空気調和機のドレンパン
WO1996018671A1 (en) Thermoplastic resin foam and method of production thereof
JPH1122998A (ja) 空気調和機のドレンパン
JP4300868B2 (ja) 制振性発泡体成形用樹脂組成物及び制振性発泡体
JP3663016B2 (ja) 空気調和機のドレンパン
JP2005255921A (ja) 発泡型防火性組成物
JP2003246037A (ja) 化粧ボード
JP2002294078A (ja) 耐水性を有する発泡型防火性組成物
JP2008025623A (ja) 流体輸送用チューブ
JP4566327B2 (ja) 熱可塑性重合体組成物
JP3364424B2 (ja) 粉末スラッシュ成形用熱可塑性エラストマー組成物および粉末スラッシュ成形材料
JP2021011552A (ja) 複合成形体
JP4949728B2 (ja) 発泡成形用樹脂組成物、およびこれから得られる成形体
AU2003220794A1 (en) Relay block
JP3430336B2 (ja) 止水材
JP2000334843A (ja) 表皮一体自動車内装部品の製造方法
JP3422717B2 (ja) 複合表皮及びこれを用いた成形体の製造方法
US20210163858A1 (en) Purge composition and method of cleaning
JP4369311B2 (ja) 軟質フィルムおよびその用途
JP2001322195A (ja) 防水層を積層した発泡型防火性積層体