JPH11230204A - 制動手段及び電子機器 - Google Patents
制動手段及び電子機器Info
- Publication number
- JPH11230204A JPH11230204A JP10028327A JP2832798A JPH11230204A JP H11230204 A JPH11230204 A JP H11230204A JP 10028327 A JP10028327 A JP 10028327A JP 2832798 A JP2832798 A JP 2832798A JP H11230204 A JPH11230204 A JP H11230204A
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- JP
- Japan
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- movable
- braking
- braking means
- gear
- lid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により一方向のみに制動効果が生
じるようにした制動手段及びその制動手段を備えた電子
機器を提供すること。 【解決手段】 固定部41と、移動体と係合されてお
り、前記固定部に対して2方向に動作可能に取り付けら
れている可動部42と、前記固定部と可動部との間に配
置され、前記可動部の一方向の動作を規制して前記可動
部と一体的に動作し、前記可動部の他方向の動作を規制
せずに前記可動部のみを動作させる規制部44と、前記
可動部と規制部との間に介在して、前記規制部の動作を
制動する制動材43とを備える。
じるようにした制動手段及びその制動手段を備えた電子
機器を提供すること。 【解決手段】 固定部41と、移動体と係合されてお
り、前記固定部に対して2方向に動作可能に取り付けら
れている可動部42と、前記固定部と可動部との間に配
置され、前記可動部の一方向の動作を規制して前記可動
部と一体的に動作し、前記可動部の他方向の動作を規制
せずに前記可動部のみを動作させる規制部44と、前記
可動部と規制部との間に介在して、前記規制部の動作を
制動する制動材43とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の移動を制
動する制動手段及びその制動手段を備えた電子機器に関
するものである。
動する制動手段及びその制動手段を備えた電子機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器として例えばカセットテープを
用いるテープレコーダには、カセットテープを出し入れ
する開口部に移動体である開閉可能な蓋が取り付けられ
ている。このような蓋は、開く方向にバネ等の付勢部材
により付勢されていると共に、閉じた位置で係止部によ
り本体と係止されている。従って、蓋を開ける際は、カ
セット取り出しボタンを押して係止部を外し、また、蓋
を閉める際は、蓋を押圧して係止部に係止する。ところ
が、蓋は、付勢部材により常に付勢されているので、上
記構造ではカセット取り出しボタンを押すと同時に勢い
良く開き、不快音を発生する。そこで、この不快音の発
生を防止するため、蓋に制動手段であるダンパが取り付
けられている構造のものがある。
用いるテープレコーダには、カセットテープを出し入れ
する開口部に移動体である開閉可能な蓋が取り付けられ
ている。このような蓋は、開く方向にバネ等の付勢部材
により付勢されていると共に、閉じた位置で係止部によ
り本体と係止されている。従って、蓋を開ける際は、カ
セット取り出しボタンを押して係止部を外し、また、蓋
を閉める際は、蓋を押圧して係止部に係止する。ところ
が、蓋は、付勢部材により常に付勢されているので、上
記構造ではカセット取り出しボタンを押すと同時に勢い
良く開き、不快音を発生する。そこで、この不快音の発
生を防止するため、蓋に制動手段であるダンパが取り付
けられている構造のものがある。
【0003】図7は、一般的なテープレコーダの一例を
示す斜視図であり、図8は、そのA−A線断面側面図で
ある。このテープレコーダ10は、箱状の本体11の内
部にカセットテープを駆動する機構部及び回路部等が配
置され、その本体11の前面にカセットテープを出し入
れするための蓋12を有する開口部13及びカセットテ
ープに記録されている音声等を発するスピーカ14等が
配置されている。
示す斜視図であり、図8は、そのA−A線断面側面図で
ある。このテープレコーダ10は、箱状の本体11の内
部にカセットテープを駆動する機構部及び回路部等が配
置され、その本体11の前面にカセットテープを出し入
れするための蓋12を有する開口部13及びカセットテ
ープに記録されている音声等を発するスピーカ14等が
配置されている。
【0004】そして、略L字状のアーム15の一端が、
本体11の内部に回転可能に取り付けられ、アーム15
の他端が、蓋12の角部に一体的に取り付けられてい
る。このアーム15の回転端には、トルクコイルバネ1
6が取り付けられ、アーム15の蓋取付端の近傍には、
ダンパ20が配置されている。トルクコイルバネ16の
一端は、アーム15の回転端側の外周部に係止され、ト
ルクコイルバネ16の他端は、本体11に係止されてい
る。また、ダンパ20は、アーム15の蓋取付端側の外
周部に形成されている複数の歯15aとかみ合わされて
いる。
本体11の内部に回転可能に取り付けられ、アーム15
の他端が、蓋12の角部に一体的に取り付けられてい
る。このアーム15の回転端には、トルクコイルバネ1
6が取り付けられ、アーム15の蓋取付端の近傍には、
ダンパ20が配置されている。トルクコイルバネ16の
一端は、アーム15の回転端側の外周部に係止され、ト
ルクコイルバネ16の他端は、本体11に係止されてい
る。また、ダンパ20は、アーム15の蓋取付端側の外
周部に形成されている複数の歯15aとかみ合わされて
いる。
【0005】図9(A)は、従来のダンパの一例を示す
一部断面平面図であり、同図(B)は、その一部断面側
面図である。このダンパ20は、回転式のグリス封入ダ
ンパであり、ブラケット21、ギア22及びグリス23
等を備えている。ブラケット21は、固定側部品であ
り、矩形状の台座部21aの一面側には、中央部にギア
22の回転をガイドするための円柱状のガイド軸21b
が一体的に形成されていると共に、ガイド軸21bの周
囲にグリス23を封入するための同心円筒状の複数のリ
ブ21cが一体的に形成され、また台座部21aの他面
側には、テープレコーダ10の本体11にネジ等で固定
するための固定部21dが一体的に形成されている。
一部断面平面図であり、同図(B)は、その一部断面側
面図である。このダンパ20は、回転式のグリス封入ダ
ンパであり、ブラケット21、ギア22及びグリス23
等を備えている。ブラケット21は、固定側部品であ
り、矩形状の台座部21aの一面側には、中央部にギア
22の回転をガイドするための円柱状のガイド軸21b
が一体的に形成されていると共に、ガイド軸21bの周
囲にグリス23を封入するための同心円筒状の複数のリ
ブ21cが一体的に形成され、また台座部21aの他面
側には、テープレコーダ10の本体11にネジ等で固定
するための固定部21dが一体的に形成されている。
【0006】ギア22は、回転側部品であり、円柱状の
本体部22aの外周面には、アーム15の蓋取付端側の
外周部に形成されている複数の歯15aとかみ合う複数
の歯22bが形成されており、本体部22aの一面側に
は、ブラケット21のガイド軸21bが挿入される円柱
状のガイド穴22cが形成されていると共に、ブラケッ
ト21の各リブ21cが挿入される同心円筒状の複数の
リブ穴22dが形成されている。このような構成のブラ
ケット21とギア22は、以下のようにして組み立てら
れる。即ち、ブラケット21のガイド軸21b及びリブ
21cの表面にグリス23を塗布し、ブラケット21の
ガイド軸21bをギア22のガイド穴22cに挿入する
と共に、ブラケット21のリブ21cをギア22のリブ
穴22dに挿入することにより、ダンパ20として構成
される。
本体部22aの外周面には、アーム15の蓋取付端側の
外周部に形成されている複数の歯15aとかみ合う複数
の歯22bが形成されており、本体部22aの一面側に
は、ブラケット21のガイド軸21bが挿入される円柱
状のガイド穴22cが形成されていると共に、ブラケッ
ト21の各リブ21cが挿入される同心円筒状の複数の
リブ穴22dが形成されている。このような構成のブラ
ケット21とギア22は、以下のようにして組み立てら
れる。即ち、ブラケット21のガイド軸21b及びリブ
21cの表面にグリス23を塗布し、ブラケット21の
ガイド軸21bをギア22のガイド穴22cに挿入する
と共に、ブラケット21のリブ21cをギア22のリブ
穴22dに挿入することにより、ダンパ20として構成
される。
【0007】このような構成のダンパ20を有するテー
プレコーダ10の蓋12の開閉動作について図8を参照
して説明する。先ず、カセット取り出しボタンを押して
係止部を外すと、トルクコイルバネ16の復元力により
アーム15が図示矢印a方向に押されて回転するので、
このアーム15に取り付けられている蓋12が図示矢印
b方向に旋回する。このとき、アーム15は、アーム1
5の歯15aがダンパ20のギア22の歯22bとかみ
合いながら回転するので、ダンパ20のグリス23の粘
性抵抗により徐々に回転する。
プレコーダ10の蓋12の開閉動作について図8を参照
して説明する。先ず、カセット取り出しボタンを押して
係止部を外すと、トルクコイルバネ16の復元力により
アーム15が図示矢印a方向に押されて回転するので、
このアーム15に取り付けられている蓋12が図示矢印
b方向に旋回する。このとき、アーム15は、アーム1
5の歯15aがダンパ20のギア22の歯22bとかみ
合いながら回転するので、ダンパ20のグリス23の粘
性抵抗により徐々に回転する。
【0008】即ち、ダンパ20のギア22は、ガイド穴
22cを中心にブラケット21のガイド軸21bにガイ
ドされながら回転するが、このときギア22のガイド穴
22c及びリブ穴22dと、ブラケット21のガイド軸
21b及びリブ21cとの間の比較的広い面積に介在し
ているグリス23がギア22の急激な回転を制動するよ
うに働くので、アーム15は徐々に回転することにな
る。従って、蓋12も徐々に旋回して開くことになる。
次に、蓋12を押圧して図示矢印c方向に旋回させて、
アーム15を図示矢印d方向に回転させ、トルクコイル
バネ16を弾性変形させる。そして、蓋12を係止部に
係止させて閉じる。
22cを中心にブラケット21のガイド軸21bにガイ
ドされながら回転するが、このときギア22のガイド穴
22c及びリブ穴22dと、ブラケット21のガイド軸
21b及びリブ21cとの間の比較的広い面積に介在し
ているグリス23がギア22の急激な回転を制動するよ
うに働くので、アーム15は徐々に回転することにな
る。従って、蓋12も徐々に旋回して開くことになる。
次に、蓋12を押圧して図示矢印c方向に旋回させて、
アーム15を図示矢印d方向に回転させ、トルクコイル
バネ16を弾性変形させる。そして、蓋12を係止部に
係止させて閉じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のダンパ
20の構成では、ギア22が順方向及び逆方向に同様に
回転可能であるため、蓋12を開くときにダンパ効果を
発揮するのみならず、蓋12を閉じるときにもダンパ効
果を発揮してしまうことになる。従って、蓋12を閉じ
るときに高い押圧力が必要となり、蓋12が重く感じら
れてしまうという欠点があった。
20の構成では、ギア22が順方向及び逆方向に同様に
回転可能であるため、蓋12を開くときにダンパ効果を
発揮するのみならず、蓋12を閉じるときにもダンパ効
果を発揮してしまうことになる。従って、蓋12を閉じ
るときに高い押圧力が必要となり、蓋12が重く感じら
れてしまうという欠点があった。
【0010】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、簡単な構成により一方向のみに制動効
果が生じるようにした制動手段及びその制動手段を備え
た電子機器を提供することを目的としている。
れたものであり、簡単な構成により一方向のみに制動効
果が生じるようにした制動手段及びその制動手段を備え
た電子機器を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、移動体の移動を制動する制動手段において、固
定部と、前記移動体と係合されており、前記固定部に対
して2方向に動作可能に取り付けられている可動部と、
前記固定部と可動部との間に配置され、前記可動部の一
方向の動作を規制して前記可動部と一体的に動作し、前
記可動部の他方向の動作を規制せずに前記可動部のみを
動作させる規制部と、前記可動部と規制部との間に介在
して、前記規制部の動作を制動する制動材とを備えるこ
とにより達成される。
っては、移動体の移動を制動する制動手段において、固
定部と、前記移動体と係合されており、前記固定部に対
して2方向に動作可能に取り付けられている可動部と、
前記固定部と可動部との間に配置され、前記可動部の一
方向の動作を規制して前記可動部と一体的に動作し、前
記可動部の他方向の動作を規制せずに前記可動部のみを
動作させる規制部と、前記可動部と規制部との間に介在
して、前記規制部の動作を制動する制動材とを備えるこ
とにより達成される。
【0012】上記構成によれば、可動部の一方向の動作
中は規制部が一緒に動作するので、規制部と固定部の間
に有る制動材の作用により、可動部の動作は制動され
る。一方、可動部の他方向の動作中は規制部が離れるの
で、可動部は制動材の作用を受けずに単独で動作する。
従って、可動部の一方向のみに制動効果を生じさせるこ
とができ、可動部を他方向に動作させる際の押圧力を低
減させることができる。
中は規制部が一緒に動作するので、規制部と固定部の間
に有る制動材の作用により、可動部の動作は制動され
る。一方、可動部の他方向の動作中は規制部が離れるの
で、可動部は制動材の作用を受けずに単独で動作する。
従って、可動部の一方向のみに制動効果を生じさせるこ
とができ、可動部を他方向に動作させる際の押圧力を低
減させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0014】図1は、本発明の制動手段を備えた電子機
器の実施形態を示す斜視図であり、図2 は、そのA−A
線断面側面図である。この電子機器であるテープレコー
ダ30は、箱状の本体31の内部にカセットテープを駆
動する機構部及び回路部等が配置され、その本体31の
前面にカセットテープを出し入れするための移動体であ
る蓋32を有する開口部33及びカセットテープに記録
されている音声等を発するスピーカ34等が配置されて
いる。
器の実施形態を示す斜視図であり、図2 は、そのA−A
線断面側面図である。この電子機器であるテープレコー
ダ30は、箱状の本体31の内部にカセットテープを駆
動する機構部及び回路部等が配置され、その本体31の
前面にカセットテープを出し入れするための移動体であ
る蓋32を有する開口部33及びカセットテープに記録
されている音声等を発するスピーカ34等が配置されて
いる。
【0015】そして、略L字状のアーム35の一端が、
本体31の内部に回転可能に取り付けられ、アーム35
の他端が、蓋32の角部に一体的に取り付けられてい
る。このアーム35の回転端には、トルクコイルバネ3
6が取り付けられ、アーム35の蓋取付端の近傍には、
制動手段であるダンパ40が配置されている。トルクコ
イルバネ36の一端は、アーム35の回転端側の外周部
に係止され、トルクコイルバネ36の他端は、本体31
に係止されている。また、ダンパ40は、アーム35の
蓋取付端側の外周部に形成されている複数の歯35aと
かみ合わされている。
本体31の内部に回転可能に取り付けられ、アーム35
の他端が、蓋32の角部に一体的に取り付けられてい
る。このアーム35の回転端には、トルクコイルバネ3
6が取り付けられ、アーム35の蓋取付端の近傍には、
制動手段であるダンパ40が配置されている。トルクコ
イルバネ36の一端は、アーム35の回転端側の外周部
に係止され、トルクコイルバネ36の他端は、本体31
に係止されている。また、ダンパ40は、アーム35の
蓋取付端側の外周部に形成されている複数の歯35aと
かみ合わされている。
【0016】図3(A)は、本発明のダンパの実施形態
を示す一部断面平面図であり、同図(B)は、その一部
断面側面図である。このダンパ40は、回転式のグリス
封入ダンパであり、ブラケット(固定部)41、ギア
(可動部)42、グリス(制動材)43及びリミッタ
(規制部)44等を備えている。ブラケット41は、固
定側部品であり、図4に示すように、矩形状の台座部4
1aの一面側には、中央部にギア42及びリミッタ44
の回転をガイドするための円柱状のガイド軸41bが一
体的に形成されていると共に、ガイド軸41bの周囲に
グリス43を封入するための同心円筒状の複数のリブ4
1cが一体的に形成され、また台座部41aの他面側に
は、テープレコーダ30の本体31にネジ等で固定する
ための固定部41dが一体的に形成されている。
を示す一部断面平面図であり、同図(B)は、その一部
断面側面図である。このダンパ40は、回転式のグリス
封入ダンパであり、ブラケット(固定部)41、ギア
(可動部)42、グリス(制動材)43及びリミッタ
(規制部)44等を備えている。ブラケット41は、固
定側部品であり、図4に示すように、矩形状の台座部4
1aの一面側には、中央部にギア42及びリミッタ44
の回転をガイドするための円柱状のガイド軸41bが一
体的に形成されていると共に、ガイド軸41bの周囲に
グリス43を封入するための同心円筒状の複数のリブ4
1cが一体的に形成され、また台座部41aの他面側に
は、テープレコーダ30の本体31にネジ等で固定する
ための固定部41dが一体的に形成されている。
【0017】リミッタ44は、一方向クラッチとして作
用する規制側部品であり、図5に示すように、円板上の
フランジ部44aの一面側には、中央部にギア42の回
転をガイドするための円柱状のガイド軸44bが一体的
に形成され、またフランジ部44aの他面側には、ブラ
ケット41のガイド軸41bが挿入される円柱状のガイ
ド穴44cが形成されていると共に、ブラケット41の
各リブ41cが挿入される同心円筒状の複数のリブ穴4
4dが形成されている。さらに、フランジ部44aの外
周面には、リミッタ44自体の回転を一方向に規制する
クラッチ部44eが等間隔で複数(この例では120°
毎に3個)設けられている。このクラッチ部44eは、
フランジ部44aの外周面に沿ってテーパ状となるよう
に形成されているテーパ部44ea、このテーパ部44
eaから延びる波形状となるように形成されているバネ
部44eb及びこのバネ部44ebの先端にアレイ状と
なるように形成されているくさび食込み部44ecで構
成されている。
用する規制側部品であり、図5に示すように、円板上の
フランジ部44aの一面側には、中央部にギア42の回
転をガイドするための円柱状のガイド軸44bが一体的
に形成され、またフランジ部44aの他面側には、ブラ
ケット41のガイド軸41bが挿入される円柱状のガイ
ド穴44cが形成されていると共に、ブラケット41の
各リブ41cが挿入される同心円筒状の複数のリブ穴4
4dが形成されている。さらに、フランジ部44aの外
周面には、リミッタ44自体の回転を一方向に規制する
クラッチ部44eが等間隔で複数(この例では120°
毎に3個)設けられている。このクラッチ部44eは、
フランジ部44aの外周面に沿ってテーパ状となるよう
に形成されているテーパ部44ea、このテーパ部44
eaから延びる波形状となるように形成されているバネ
部44eb及びこのバネ部44ebの先端にアレイ状と
なるように形成されているくさび食込み部44ecで構
成されている。
【0018】ギア42は、回転側部品であり、図6に示
すように、円柱状の本体部42aの外周面には、アーム
35の蓋取付端側の外周部に形成されている複数の歯3
5aとかみ合う複数の歯42bが形成されており、本体
部42aの一面側には、リミッタ44のガイド軸44b
が挿入される円柱状のガイド穴42cが形成されている
と共に、リミッタ44のフランジ部44a及び各クラッ
チ部44eが収納される同柱状の収納部42dが形成さ
れている。
すように、円柱状の本体部42aの外周面には、アーム
35の蓋取付端側の外周部に形成されている複数の歯3
5aとかみ合う複数の歯42bが形成されており、本体
部42aの一面側には、リミッタ44のガイド軸44b
が挿入される円柱状のガイド穴42cが形成されている
と共に、リミッタ44のフランジ部44a及び各クラッ
チ部44eが収納される同柱状の収納部42dが形成さ
れている。
【0019】このような構成のブラケット41、ギア4
2及びリミッタ44は、以下のようにして組み立てられ
る。即ち、ブラケット41のガイド軸41b及びリブ4
1cの表面にグリス43を塗布し、ブラケット41のガ
イド軸41bをリミッタ44のガイド穴44cに挿入す
ると共に、ブラケット41のリブ41cをリミッタ44
のリブ穴44dに挿入する。さらに、リミッタ44のガ
イド軸44bをギア42のガイド穴42cに挿入すると
共に、リミッタ44の各クラッチ部44eのバネ部44
ebを圧縮してフランジ部44aの外周面に沿わせ、く
さび食込み部44ecをテーパ部44ea間に配置した
各クラッチ部44eと共にフランジ部44aをギア42
の収納部42dに収納することにより、ダンパ40とし
て構成される。このダンパ40は従来のダンパ20と形
状的に略同一であるので、従来の取付け方法と同様の取
付け方法で取付け可能である。
2及びリミッタ44は、以下のようにして組み立てられ
る。即ち、ブラケット41のガイド軸41b及びリブ4
1cの表面にグリス43を塗布し、ブラケット41のガ
イド軸41bをリミッタ44のガイド穴44cに挿入す
ると共に、ブラケット41のリブ41cをリミッタ44
のリブ穴44dに挿入する。さらに、リミッタ44のガ
イド軸44bをギア42のガイド穴42cに挿入すると
共に、リミッタ44の各クラッチ部44eのバネ部44
ebを圧縮してフランジ部44aの外周面に沿わせ、く
さび食込み部44ecをテーパ部44ea間に配置した
各クラッチ部44eと共にフランジ部44aをギア42
の収納部42dに収納することにより、ダンパ40とし
て構成される。このダンパ40は従来のダンパ20と形
状的に略同一であるので、従来の取付け方法と同様の取
付け方法で取付け可能である。
【0020】このような構成のダンパ40を有するテー
プレコーダ30の蓋32の開閉動作について図2及び図
3を参照して説明する。先ず、カセット取り出しボタン
を押して係止部を外すと、トルクコイルバネ36の復元
力によりアーム35が図示矢印a方向に押されて回転す
るので、このアーム35に取り付けられている蓋32が
図示矢印b方向に旋回する。このとき、アーム35は、
アーム35の歯35aがダンパ40のギア42の歯42
bとかみ合いながら回転する。このときのギア42は、
ガイド穴42cを中心にリミッタ44のガイド軸44a
にガイドされながら図示矢印c方向に回転するので、リ
ミッタ44の各クラッチ部44eのくさび食込み部44
ecは、他のクラッチ部44eのテーパ部44eaとギ
ア42の収納部42dの内周面との間に食込むことにな
る。
プレコーダ30の蓋32の開閉動作について図2及び図
3を参照して説明する。先ず、カセット取り出しボタン
を押して係止部を外すと、トルクコイルバネ36の復元
力によりアーム35が図示矢印a方向に押されて回転す
るので、このアーム35に取り付けられている蓋32が
図示矢印b方向に旋回する。このとき、アーム35は、
アーム35の歯35aがダンパ40のギア42の歯42
bとかみ合いながら回転する。このときのギア42は、
ガイド穴42cを中心にリミッタ44のガイド軸44a
にガイドされながら図示矢印c方向に回転するので、リ
ミッタ44の各クラッチ部44eのくさび食込み部44
ecは、他のクラッチ部44eのテーパ部44eaとギ
ア42の収納部42dの内周面との間に食込むことにな
る。
【0021】従って、この各クラッチ部44eのくさび
食込み部44ecと他のクラッチ部44eのテーパ部4
4ea及びギア42の収納部42dの内周面との間の摩
擦力によりギア42とリミッタ44とは一体化して、ガ
イド穴44cを中心にブラケット41のガイド軸41b
にガイドされながら回転することになる。ところが、こ
のときリミッタ44のガイド穴44c及びリブ穴44d
と、ブラケット41のガイド軸41b及びリブ41cと
の間の比較的広い面積に介在しているグリス43の粘性
抵抗により、一体化されたギア42とリミッタ44の急
激な回転が制動されるので、アーム35は徐々に回転す
ることになる。従って、蓋32も徐々に旋回して開くこ
とになる。
食込み部44ecと他のクラッチ部44eのテーパ部4
4ea及びギア42の収納部42dの内周面との間の摩
擦力によりギア42とリミッタ44とは一体化して、ガ
イド穴44cを中心にブラケット41のガイド軸41b
にガイドされながら回転することになる。ところが、こ
のときリミッタ44のガイド穴44c及びリブ穴44d
と、ブラケット41のガイド軸41b及びリブ41cと
の間の比較的広い面積に介在しているグリス43の粘性
抵抗により、一体化されたギア42とリミッタ44の急
激な回転が制動されるので、アーム35は徐々に回転す
ることになる。従って、蓋32も徐々に旋回して開くこ
とになる。
【0022】次に、蓋32を押圧して図示矢印d方向に
旋回させて、アーム35を図示矢印e方向に回転させ、
トルクコイルバネ36を弾性変形させる。このとき、ア
ーム35は、アーム35の歯35aがダンパ40のギア
42の歯42bとかみ合いながら回転する。このときの
一体化されているギア42とリミッタ44は、ガイド穴
44cを中心にブラケット41のガイド軸41bにガイ
ドされながら図示矢印f方向に回転する。ところが、リ
ミッタ44のガイド穴44c及びリブ穴44dと、ブラ
ケット41のガイド軸41b及びリブ41cとの間の比
較的広い面積に介在しているグリス43の粘性抵抗によ
り、リミッタ44の回転のみが制動されると共に、リミ
ッタ44の各クラッチ部44eのくさび食込み部44e
cは、他のクラッチ部44eのテーパ部44eaから離
れた状態になるので、上記摩擦力は解除され、ギア42
のみがガイド穴42cを中心にリミッタ44のガイド軸
44aにガイドされながら図示矢印f方向にスムーズに
回転することになる。従って、アーム35もスムーズに
回転することになるので、蓋32も低い押圧力でスムー
ズに旋回させて係止部に係止させて閉じることができ
る。
旋回させて、アーム35を図示矢印e方向に回転させ、
トルクコイルバネ36を弾性変形させる。このとき、ア
ーム35は、アーム35の歯35aがダンパ40のギア
42の歯42bとかみ合いながら回転する。このときの
一体化されているギア42とリミッタ44は、ガイド穴
44cを中心にブラケット41のガイド軸41bにガイ
ドされながら図示矢印f方向に回転する。ところが、リ
ミッタ44のガイド穴44c及びリブ穴44dと、ブラ
ケット41のガイド軸41b及びリブ41cとの間の比
較的広い面積に介在しているグリス43の粘性抵抗によ
り、リミッタ44の回転のみが制動されると共に、リミ
ッタ44の各クラッチ部44eのくさび食込み部44e
cは、他のクラッチ部44eのテーパ部44eaから離
れた状態になるので、上記摩擦力は解除され、ギア42
のみがガイド穴42cを中心にリミッタ44のガイド軸
44aにガイドされながら図示矢印f方向にスムーズに
回転することになる。従って、アーム35もスムーズに
回転することになるので、蓋32も低い押圧力でスムー
ズに旋回させて係止部に係止させて閉じることができ
る。
【0023】尚、上述した実施形態では、リミッタ44
のクラッチ部44eの各構成部品であるテーパ部44e
a、バネ部44eb及びくさび食込み部44ecは一体
的に構成したが、テーパ部44eaとバネ部44ebあ
るいはバネ部44ebとくさび食込み部44ecのみを
一体的に構成しても良く、また各構成部品を単独で構成
しても良い。また、リミッタ44のクラッチ部44eは
3個配置したが、これに限定されるものではなく、1個
以上配置すれば良い。また、リミッタ44がくさびを利
用した一方向クラッチとして構成されているが、これに
限定されるものではなく、一方向クラッチとして作用可
能であれば、例えばラチェット(つめ)を利用した一方
向クラッチとして構成しても良い。
のクラッチ部44eの各構成部品であるテーパ部44e
a、バネ部44eb及びくさび食込み部44ecは一体
的に構成したが、テーパ部44eaとバネ部44ebあ
るいはバネ部44ebとくさび食込み部44ecのみを
一体的に構成しても良く、また各構成部品を単独で構成
しても良い。また、リミッタ44のクラッチ部44eは
3個配置したが、これに限定されるものではなく、1個
以上配置すれば良い。また、リミッタ44がくさびを利
用した一方向クラッチとして構成されているが、これに
限定されるものではなく、一方向クラッチとして作用可
能であれば、例えばラチェット(つめ)を利用した一方
向クラッチとして構成しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成により一方向のみに制動効果を生じさせるこ
とができるので、移動体の一方向の動作を緩やかにし、
他方向に動作させる際の押圧力を低減させることができ
る。
簡単な構成により一方向のみに制動効果を生じさせるこ
とができるので、移動体の一方向の動作を緩やかにし、
他方向に動作させる際の押圧力を低減させることができ
る。
【図1】本発明の制動手段を備えた電子機器の実施形態
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】図1の電子機器のA−A線断面側面図。
【図3】本発明の制動手段の実施形態を示す一部断面平
面図及び一部断面側面図。
面図及び一部断面側面図。
【図4】図3の制動手段の第1の構成部品例を示す一部
断面平面図及び一部断面側面図。
断面平面図及び一部断面側面図。
【図5】図3の制動手段の第2の構成部品例を示す一部
断面平面図及び一部断面側面図。
断面平面図及び一部断面側面図。
【図6】図3の制動手段の第3の構成部品例を示す一部
断面平面図及び一部断面側面図。
断面平面図及び一部断面側面図。
【図7】従来の制動手段を備えた電子機器の一例を示す
斜視図。
斜視図。
【図8】図7の電子機器のA−A線断面側面図。
【図9】従来の制動手段の一例を示す一部断面平面図及
び一部断面側面図。
び一部断面側面図。
30・・・テープレコーダ、31・・・本体、32・・
・蓋、33・・・開口部、34・・・スピーカ、35・
・・アーム、35a・・・歯、36・・・トルクコイル
バネ、40・・・ダンパ、41・・・ブラケット、42
・・・ギア、43・・・グリス、44・・・リミッタ、
41a・・・台座部、41b・・・ガイド軸、41c・
・・リブ、41d・・・固定部、42a・・・本体部、
42b・・・歯、42c・・・ガイド穴、42d・・・
収納部、44a・・・フランジ部、44b・・・ガイド
軸、44c・・・ガイド穴、44d・・・リブ穴、44
e・・・クラッチ部、44ea・・・テーパ部、44e
b・・・バネ部、44ec・・・くさび食込み部
・蓋、33・・・開口部、34・・・スピーカ、35・
・・アーム、35a・・・歯、36・・・トルクコイル
バネ、40・・・ダンパ、41・・・ブラケット、42
・・・ギア、43・・・グリス、44・・・リミッタ、
41a・・・台座部、41b・・・ガイド軸、41c・
・・リブ、41d・・・固定部、42a・・・本体部、
42b・・・歯、42c・・・ガイド穴、42d・・・
収納部、44a・・・フランジ部、44b・・・ガイド
軸、44c・・・ガイド穴、44d・・・リブ穴、44
e・・・クラッチ部、44ea・・・テーパ部、44e
b・・・バネ部、44ec・・・くさび食込み部
Claims (7)
- 【請求項1】 移動体の移動を制動する制動手段におい
て、 固定部と、 前記移動体と係合されており、前記固定部に対して2方
向に動作可能に取り付けられている可動部と、 前記固定部と可動部との間に配置され、前記可動部の一
方向の動作を規制して前記可動部と一体的に動作し、前
記可動部の他方向の動作を規制せずに前記可動部のみを
動作させる規制部と、 前記可動部と規制部との間に介在して、前記規制部の動
作を制動する制動材とを備えたことを特徴とする制動手
段。 - 【請求項2】 前記可動部が、回転動作する請求項1に
記載の制動手段。 - 【請求項3】 前記可動部が、歯車である請求項1に記
載の制動手段。 - 【請求項4】 前記規制部が、くさびを利用している請
求項1に記載の制動手段。 - 【請求項5】 前記規制部が、つめを利用している請求
項1に記載の制動手段。 - 【請求項6】 前記制動材が、粘性抵抗の高い材料であ
る請求項1に記載の制動手段。 - 【請求項7】 移動体と、前記移動体の移動を制動する
制動手段とを備えた電子機器において、 前記制動手段が、 固定部と、 前記移動体と係合されており、前記固定部に対して2方
向に動作可能に取り付けられている可動部と、 前記固定部と可動部との間に配置され、前記可動部の一
方向の動作を規制して前記可動部と一体的に動作し、前
記可動部の他方向の動作を規制せずに前記可動部のみを
動作させる規制部と、 前記可動部と規制部との間に介在して、前記規制部と一
体的な可動部の一方向の動作を制動する制動材とを有す
ることを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10028327A JPH11230204A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 制動手段及び電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10028327A JPH11230204A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 制動手段及び電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230204A true JPH11230204A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12245527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10028327A Pending JPH11230204A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 制動手段及び電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001343038A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Tokico Ltd | 電動ディスクブレーキ |
| JP2020062330A (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | コクヨ株式会社 | 配線カバーの開閉装置 |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP10028327A patent/JPH11230204A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001343038A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Tokico Ltd | 電動ディスクブレーキ |
| JP2020062330A (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | コクヨ株式会社 | 配線カバーの開閉装置 |
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