JPH11230205A - オポーズド型ディスクブレーキキャリパ - Google Patents

オポーズド型ディスクブレーキキャリパ

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JPH11230205A
JPH11230205A JP10041100A JP4110098A JPH11230205A JP H11230205 A JPH11230205 A JP H11230205A JP 10041100 A JP10041100 A JP 10041100A JP 4110098 A JP4110098 A JP 4110098A JP H11230205 A JPH11230205 A JP H11230205A
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JP
Japan
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plug
disc brake
caliper
opening
brake caliper
Prior art date
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Application number
JP10041100A
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English (en)
Inventor
Yukio Iwata
幸雄 岩田
Toshiyuki Negishi
利行 根岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダに加わる制動圧力が加えられた場合
でも、上述したシリンダ加工のために開けられる開口部
に装着されているプラグとボディとの間に形成された隙
間から油が漏出しないように、封止用のリングなどの摩
耗劣化が発生し難い構造とする。 【解決手段】 オポーズド型ディスクブレーキキャリパ
は、キャリパボディにおけるシリンダ底部に形成された
開口部24を有し、ここにシリンダ底部をなすエンドプ
レート36と前記開口部24に嵌着される施栓部38と
を設けたプラグ34を装着している。前記エンドプレー
ト面から突出した施栓部38をエンドプレート36中心
からオフセットさせて形成することによりキャリパ装着
状態でのプラグ廻り止めをなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】乗用車およびトラック(商用
車)に用いられているオポーズド型ディスクブレーキの
キャリパに関する。
【0002】
【従来技術】従来のオポーズド型ディスクブレーキのキ
ャリパは、一般的にはインナとアウタボディを分割で鋳
造し、これを加工して組立てる構成となっていた。この
ため、部品点数が多く組み付け作業性の観点から生産性
の改善が要求されていた。また、シリンダは後加工とな
るが特にオポーズド型の場合にはシリンダ内径精度を確
保することが困難であり、分割キャリパ構造であるがた
めに剛性を確保することが困難となっていた。
【0003】そこで、キャリパボディを一体で鋳造し、
インナあるいはアウタの片側のシリンダ底部に穴を開
け、外からボルトによりカバー取り付けて固定して組立
るような構成のものも採用されていた(実開昭57−1
53827号)。これによれば、ボディを一体化してイ
ンナ、アウタそれぞれの鋳造、加工、組み付けを廃止す
ることができるので、連結加工面の加工、ネジ穴の加
工、連結ボルトやO−リングが不要になる利点が得られ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成ではキャリパボディの一体鋳造ができるものの、制
動力を発生させる機構部分での信頼性が十分とはいえな
かった。特に、オポーズド型ディスクブレーキの場合、
鋳造されたキャリパボディにシリンダ穴を加工する際、
ボディインナの外面部に予め穿設した開口部から加工治
具を挿入し、インナとアウタのシリンダ孔の加工を同時
に行う構成となっているため、加工終了後はシリンダ穴
の底部を覆うカバーが必要とされる。このカバーはボデ
ィ外部からシリンダ加工する治具の出し入れのために開
口された部分を覆ってシリンダ底部としても用いられる
ようにキャリパボディに外部から取り付けられる。した
がって、組み上がっているディスクブレーキに制動力を
加えるときの圧力が、上記カバーをボディから離すよう
に作用する構造となっているため、カバーとボディの接
合部分が離反して制動油が漏れ出ないように複雑な固定
方法を採用せざるを得なかった。
【0005】本発明は、シリンダに加わる制動圧力が加
えられた場合でも、上述したシリンダ加工のために開け
られる開口部に装着されているプラグとボディとの間に
形成された隙間から油が漏出しないように、隙間を締め
込む方向に作用するように構成し、かつ、封止用のリン
グなどの摩耗劣化が発生し難い構造としたオポーズド型
ディスクブレーキキャリパを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るオポーズド型ディスクブレーキキャリ
パは、第1にオポーズド型ディスクブレーキキャリパの
キャリパボディにおけるシリンダ底部に形成された開口
部を有し、ここにシリンダ底部をなすエンドプレートと
前記開口部に嵌着される施栓部とを設けたプラグを装着
してなるオポーズド型ディスクブレーキキャリパにおい
て、前記エンドプレート面から突出した施栓部をエンド
プレート中心からオフセットさせて形成することにより
キャリパ装着状態でのプラグ廻り止めをなしたものであ
る。
【0007】また、第2には、オポーズド型ディスクブ
レーキキャリパのキャリパボディにおけるシリンダ底部
に形成された開口部を有し、ここにシリンダ底部をなす
エンドプレートと前記開口部に嵌着される施栓部とを設
けたプラグを装着してなるオポーズド型ディスクブレー
キキャリパにおいて、前記施栓部におけるキャリパボデ
ィからの外面突出部にスリットを形成し、このスリット
に着脱可能なストッパ板を係合可能として前記プラグの
廻り止めをなしたことを特徴としている。この場合にお
いて、前記開口部がキャリパボディの片側に複数併設さ
れており、これら開口部から臨まれて対をなしているプ
ラグの施栓部突出部に相対向してスリットを形成し、こ
のスリット間にスリット間隔より大きい幅のストッパ板
を嵌着係合して前記プラグの廻り止めをなす構成とすれ
ばよい。なお、前記プラグには制動油のインレットを形
成して車種毎に異なるインレット形状に対応させること
ができる。
【0008】
【作用】上記第1の構成によれば、シリンダ底部に適合
するエンドプレートの中心と、その外面側にて突出形成
され開口部に装着される施栓部の中心とが、オフセット
配置して形成されることになる。したがって、プラグを
シリンダ孔の内側(ディスクロータ側)の開口から挿入
して装着することにより、エンドプレートの内面側に制
動圧が加わる構成となり、油圧力はプラグをボディに密
着させるように作用することとなる。これはエンドプレ
ートの外面とボディ面との隙間を小さくなる働き、隙間
から制動油圧の漏れ出ることを防止するように機能す
る。これにより液漏れが改善されるのである。また、エ
ンドプレートの外面に突出させている施栓部はエンドプ
レート中心と施栓部中心がオフセット配置されているた
め、エンドプレートの回転が防止されている。これによ
り液封のために介在させているO−リングなど封止部材
も回転することなくその摩耗が抑制され、保守部品の寿
命を長くする作用も得られる。
【0009】また、第2の構成によれば、プラグの施栓
部に形成したスリットにストッパ板が差込まれて回転を
防止しているため、簡単な加工で廻り止めが実現でき、
分解組立が極めて簡単に行えるようになっている。特に
一対の施栓部間にストッパ板を渡し掛ける構成とすれ
ば、中央部をボディ側に押し付けることで固定が終了
し、引き離すように処理することで簡単に分解すること
ができるので、分解組立作業が極めて簡単に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るオポーズド
型ディスクブレーキキャリパの具体的実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は実施形態に係るオポ
ーズド型ディスクブレーキにおけるキャリパの具体的断
面構造を示している。図示のように、このキャリパ10
はインナおよびアウタを一体的に鋳造したボディ本体1
2を有し、中央部には窓14が形成されている。窓14
の中央部に外周面を臨ませて図中上下方向にディスクロ
ータ(図示せず)が回転するが、これを左右から挟み込
んで制動力を発生させるためのインナパッド16とアウ
タパッド18が配置されている。これらのパッド16、
18をディスクロータに向けて押し付けるための液圧作
動機構20がインナ、アウタのそれぞれに2箇所ずつ併
設されている。インナおよびアウタで対向する一対の液
圧作動機構20IR、20OR(または20IL、20OL)に
おける同心上に位置する一対のシリンダ孔22IR、22
OR(または22IL、22OL)はインナ側に形成した小径
の開口部24IR(または24IL)から挿入される加工治
具により研削加工するようになっている。
【0011】ここで、上記開口部24(24IR、24I
L)は円形開口とされているが、その開口中心線26は
シリンダ孔22(22IRと22OR、または22ILと22
OL)の中心線28とeだけオフセットされている。研削
加工は、例えば特開昭62−181808号公報に開示
されている加工方法によって行えばよく、開口部24か
らシリンダ孔22内にバイトを挿入した後、バイトの回
転中心がシリンダ中心28に一致するように調整して行
うようにしている。シリンダ孔22の研削加工が終了し
た後あるいはそれに先立って4箇所の液圧作動機構20
に連通する油路30を形成し、ピストン32IR、32O
R、32IL、32OLが挿入されるが、上記シリンダ研削
可能のために開けられている開口部24を閉塞する必要
がある。
【0012】実施例では、上記開口部24にプラグ34
を装着するが、このプラグ34はシリンダ孔22の内側
開口(ディスクロータに対面する側の開口)から内部に
差込み挿入して装着させる構成とし、同時にプラグ34
がシリンダ底部を構成しつつ、前記開口部24の栓部材
を構成するようになっている。このため、プラグ34は
シリンダ底部をなすようにシリンダ孔22の内径に一致
する円形のエンドプレート36と前記開口部24の内径
に一致する施栓部38とを一体に設けた構成としてい
る。そして、上述したように、開口部24(24IR、2
4IL)の開口中心線26がシリンダ孔22(22IRと2
2OR、または22ILと22OL)の中心線28とオフセッ
トされていることに合わせて、図2に示しているよう
に、エンドプレート36の中心と施栓部38の中心とが
同様なオフセット量eだけオフセットされている。な
お、施栓部38のオフセットの方向は左右の液圧作動機
構20IR、20ILの中間部に向けられている。上記施栓
部38には開口部24の内周面との間で封止を図るため
のO−リング40の装着溝42が形成され、さらに突端
部には装着後の抜け止め用サークリップ44の取り付け
用溝46を形成している。これらの取り付け状態を図3
に示している。
【0013】ところで、前記油路30はボディ本体12
のインナ側部分とアウタ側部分でそれぞれ隣接している
シリンダ孔22IRと22IL(または22ORと22OL)と
を貫通させて同時に穿設し、一端側でインナとアウタの
油路30を連結し、他端側の各々にはエア抜き用のブリ
ーダスクリュー48を取り付けるようにしている。一方
のプラグ34にインレット50を形成することで、車種
により異なるインレット部に対し、プラグ34のみの変
更で対応可能となり、コストを低く押えることができ
る。
【0014】このようなことから、プラグ34のエンド
プレート36によって設定される大径部中心と施栓部3
8によって設定される小径部中心をずらしておき、これ
をキャリパボディ本体12に取り付けることにより、プ
ラグ34の廻り止めが実現される。この結果、O−リン
グ40の摩耗は防止され、サークリップやナットなどに
よりプラグ34ーを安価な開口施栓部材として固定され
る。
【0015】また、プラグ34の抜け止めと廻り止めを
同時に行うようにすることができる。これは、図4、図
5に示しているように、左右一対のプラグ34の施栓部
38における突出端部に渡し掛けるようにストッパプレ
ート52を設定するようにしてもよい。施栓部38には
外周面部に半月状のスリット54を形成し、左右のスリ
ット54を向合わせておき、前記ストッパプレート52
を左右のスリット54に挿入後、センター部を凹ませ
て、ボディ本体12の円錐状の凹部56に入るようにス
トッパプレート52に円錐状の凸部を造る。これによ
り、プレート自体はボディ凹部56とプラグ34の2箇
所のスリット直線部により固定され、このストッパプレ
ート54により、プラグ34は廻り止め、抜け止めされ
る。
【0016】このような実施形態によれば、キャリパボ
ディのインナ・アウタを一体化して鋳造、加工し、そし
て組み付けを廃止することができる。それにより、イン
ナとアウタとの連結面の加工、およびこれらを連結する
ためのネジ穴加工、連結ボルト、O−リングなどが不要
になる。また、内径の加工性を良くするため、シリンダ
(インナ側)底部に段状の穴を開け、これに嵌め合わせ
て内側から入れる段状のプラグカバーを設定するように
しているため、複雑な固定法を採らずに、シリンダ底部
を密封することができる。さらに、廻り止めを設けたこ
とにより、制動液圧導入ホースの止めねじの弛みを防
ぎ、その部分の液漏れ防止が可能となる。同時にO−リ
ングの回転を防ぎ、その摩耗を防止する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るオポ
ーズド型ディスクブレーキキャリパは、オポーズド型デ
ィスクブレーキキャリパのキャリパボディにおけるシリ
ンダ底部に形成された開口部を有し、ここにシリンダ底
部をなすエンドプレートと前記開口部に嵌着される施栓
部とを設けたプラグを装着してなるオポーズド型ディス
クブレーキキャリパにおいて、前記エンドプレート面か
ら突出した施栓部をエンドプレート中心からオフセット
させて形成することによりキャリパ装着状態でのプラグ
廻り止めをなし、あるいは、前記施栓部におけるキャリ
パボディからの外面突出部にスリットを形成し、このス
リットに着脱可能なストッパ板を係合可能として前記プ
ラグの廻り止めをなした構成としたので、シリンダに加
わる制動圧力が加えられた場合でも、シリンダ加工のた
めに開けられる開口部に装着されているプラグとボディ
との間に形成された隙間から油が漏出しないように、隙
間を締め込む方向に作用するように構成し、かつ、封止
用のリングなどの摩耗劣化が発生し難い構造とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るオポーズド型ディスクブレーキ
キャリパの断面図である。
【図2】プラグを外した状態の要部断面図である。
【図3】プラグを装着した状態の要部断面図である。
【図4】他の実施形態の断面図である。
【図5】他の実施形態を示す正面図および要部平面断面
図である。
【符号の説明】
10 キャリパ 12 ボディ本体 14 窓 16 インナパッド 18 アウタパッド 20 液圧作動機構 22 シリンダ孔 24 開口部 26 開口中心線 28 シリンダ孔中心線 30 油路 32 ピストン 34 プラグ 36 エンドプレート 38 施栓部 40 O−リング 42 O−リング装着溝 44 サークリップ 46 サークリップ取り付け用溝 48 ブリーダスクリュー 50 制動油インレット 52 ストッパプレート 54 スリット 56 凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オポーズド型ディスクブレーキキャリパ
    のキャリパボディにおけるシリンダ底部に形成された開
    口部を有し、ここにシリンダ底部をなすエンドプレート
    と前記開口部に嵌着される施栓部とを設けたプラグを装
    着してなるオポーズド型ディスクブレーキキャリパにお
    いて、前記エンドプレート面から突出した施栓部をエン
    ドプレート中心からオフセットさせて形成することによ
    りキャリパ装着状態でのプラグ廻り止めをなしたことを
    特徴とするオポーズド型ディスクブレーキキャリパ。
  2. 【請求項2】 オポーズド型ディスクブレーキキャリパ
    のキャリパボディにおけるシリンダ底部に形成された開
    口部を有し、ここにシリンダ底部をなすエンドプレート
    と前記開口部に嵌着される施栓部とを設けたプラグを装
    着してなるオポーズド型ディスクブレーキキャリパにお
    いて、前記施栓部におけるキャリパボディからの外面突
    出部にスリットを形成し、このスリットに着脱可能なス
    トッパ板を係合可能として前記プラグの廻り止めをなし
    たことを特徴とするオポーズド型ディスクブレーキキャ
    リパ。
  3. 【請求項3】 前記開口部がキャリパボディに複数併設
    されており、これら開口部から臨まれる対をなしている
    プラグの施栓部突出部に相対向してスリットを形成し、
    このスリット間にスリット間隔より大きい幅のストッパ
    板を嵌着係合して前記プラグの廻り止めをなしたことを
    特徴とする請求項2に記載のオポーズド型ディスクブレ
    ーキキャリパ。
  4. 【請求項4】 前記プラグには制動油のインレットを形
    成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記
    載のオポーズド型ディスクブレーキキャリパ。
JP10041100A 1998-02-06 1998-02-06 オポーズド型ディスクブレーキキャリパ Pending JPH11230205A (ja)

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