JPH11230482A - ダクタイル鋳鉄管の外面防蝕方法 - Google Patents
ダクタイル鋳鉄管の外面防蝕方法Info
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- JPH11230482A JPH11230482A JP3649098A JP3649098A JPH11230482A JP H11230482 A JPH11230482 A JP H11230482A JP 3649098 A JP3649098 A JP 3649098A JP 3649098 A JP3649098 A JP 3649098A JP H11230482 A JPH11230482 A JP H11230482A
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- Japan
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- metal
- sprayed
- coating
- cast iron
- iron pipe
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
- F16L58/04—Coatings characterised by the materials used
- F16L58/08—Coatings characterised by the materials used by metal
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、上記したAl−4Si−15Mn
やAl−15Fe等の合金による金属溶射皮膜に真水の
地下水等の中性環境中で白い点錆が生じるのを防止する
ことを課題とする。 【解決手段】ダクタイル鋳鉄管1の素地表面に金属溶射
により第一の溶射金属皮膜2を形成し、該第一の溶射金
属皮膜2表面に、該皮膜を構成する金属に対し犠牲陽極
効果を有する金属からなる第2の溶射金属皮膜3を金属
溶射により形成する。
やAl−15Fe等の合金による金属溶射皮膜に真水の
地下水等の中性環境中で白い点錆が生じるのを防止する
ことを課題とする。 【解決手段】ダクタイル鋳鉄管1の素地表面に金属溶射
により第一の溶射金属皮膜2を形成し、該第一の溶射金
属皮膜2表面に、該皮膜を構成する金属に対し犠牲陽極
効果を有する金属からなる第2の溶射金属皮膜3を金属
溶射により形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ダクタイル鋳鉄
管の溶射金属皮膜を用いた外面防蝕方法の改良に関す
る。
管の溶射金属皮膜を用いた外面防蝕方法の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鋳鉄管は、一般に地中埋設管とされるの
で外面防蝕塗装が不可欠となる。この外面防蝕塗装は、
耐薬品性を有することは勿論、埋戻土砂などの衝撃や摩
擦に耐える物理的強度を有している必要がある。
で外面防蝕塗装が不可欠となる。この外面防蝕塗装は、
耐薬品性を有することは勿論、埋戻土砂などの衝撃や摩
擦に耐える物理的強度を有している必要がある。
【0003】このような条件を満たす防蝕皮膜として、
鋳鉄管外周に溶融金属を射出して溶着させる金属溶射皮
膜が知られ、この皮膜の金属材料として、Al−4Si
−15MnやAl−15Fe等の合金材料が耐食性、材
料の入手容易性、溶射の容易性に優れるとして従来より
知られている。
鋳鉄管外周に溶融金属を射出して溶着させる金属溶射皮
膜が知られ、この皮膜の金属材料として、Al−4Si
−15MnやAl−15Fe等の合金材料が耐食性、材
料の入手容易性、溶射の容易性に優れるとして従来より
知られている。
【0004】特にAl−4Si−15Mn合金は、塩素
イオンが存在する環境で極めて高い防蝕効果を発揮する
ので、塩分を含むような土壌の埋設管の外面防蝕皮膜と
して好適とされている。
イオンが存在する環境で極めて高い防蝕効果を発揮する
ので、塩分を含むような土壌の埋設管の外面防蝕皮膜と
して好適とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
Al−4Si−15MnやAl−15Fe等の合金から
なる溶射金属皮膜は、真水の地下水等の中性環境中では
上記合金に含まれるアルミ成分による白い点錆が発生す
ることがある問題があった。
Al−4Si−15MnやAl−15Fe等の合金から
なる溶射金属皮膜は、真水の地下水等の中性環境中では
上記合金に含まれるアルミ成分による白い点錆が発生す
ることがある問題があった。
【0006】この白い点錆は中性水を含む地中での電気
的要因によるもので、塩素を含む環境中、例えば塩水中
ではこのような点錆は生じない。この発明は、上記した
Al−4Si−15MnやAl−15Fe等の合金によ
る金属溶射皮膜に真水の地下水等の中性環境中で白い点
錆が生じるのを防止することを目的とする。
的要因によるもので、塩素を含む環境中、例えば塩水中
ではこのような点錆は生じない。この発明は、上記した
Al−4Si−15MnやAl−15Fe等の合金によ
る金属溶射皮膜に真水の地下水等の中性環境中で白い点
錆が生じるのを防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、外面に第一の溶射金属皮膜を形成し
たダクタイル鋳鉄管の前記溶射金属皮膜表面に、該皮膜
を構成する金属に対し犠牲陽極効果を有する金属からな
る第2の金属皮膜を溶射形成する。
め、この発明では、外面に第一の溶射金属皮膜を形成し
たダクタイル鋳鉄管の前記溶射金属皮膜表面に、該皮膜
を構成する金属に対し犠牲陽極効果を有する金属からな
る第2の金属皮膜を溶射形成する。
【0008】従って、表面に積層された金属皮膜がその
下層に積層された金属皮膜に対し犠牲電極となるので下
層の金属皮膜が電気的に腐食されるのが防止される。な
おこの場合、ダクタイル鋳鉄管素地表面に溶射される第
一の金属溶射皮膜の金属材料として、塩素イオンが存在
する環境で極めて高い耐蝕性を有する合金を用い、その
皮膜上に犠牲電極となる第2の金属溶射皮膜を形成する
と、塩水中では表面の金属溶射皮膜が早期に消耗される
が、下地の金属溶射皮膜が耐蝕性を発揮するのでダクタ
イル鋳鉄管素地は保護され、一方中性水中では、表面の
金属溶射皮膜が若干消耗されるが僅かであるため、長期
にわたって犠牲陽極効果を発揮し第2の金属溶射皮膜の
点錆の発生を防止する。
下層に積層された金属皮膜に対し犠牲電極となるので下
層の金属皮膜が電気的に腐食されるのが防止される。な
おこの場合、ダクタイル鋳鉄管素地表面に溶射される第
一の金属溶射皮膜の金属材料として、塩素イオンが存在
する環境で極めて高い耐蝕性を有する合金を用い、その
皮膜上に犠牲電極となる第2の金属溶射皮膜を形成する
と、塩水中では表面の金属溶射皮膜が早期に消耗される
が、下地の金属溶射皮膜が耐蝕性を発揮するのでダクタ
イル鋳鉄管素地は保護され、一方中性水中では、表面の
金属溶射皮膜が若干消耗されるが僅かであるため、長期
にわたって犠牲陽極効果を発揮し第2の金属溶射皮膜の
点錆の発生を防止する。
【0009】上記においてダクタイル鋳鉄管素地に溶射
される第1の金属溶射皮膜の金属材料としてAl−4S
i−15MnやAl−15Fe等の合金が使用され、第
2の金属溶射皮膜の金属材料としては、亜鉛、亜鉛−ア
ルミ合金あるいは亜鉛−アルミ擬合金等が使用される。
される第1の金属溶射皮膜の金属材料としてAl−4S
i−15MnやAl−15Fe等の合金が使用され、第
2の金属溶射皮膜の金属材料としては、亜鉛、亜鉛−ア
ルミ合金あるいは亜鉛−アルミ擬合金等が使用される。
【0010】ここに擬合金とは2種以上の金属材料が完
全に相溶していない状態の合金をいう。なお、第2の金
属溶射皮膜の犠牲陽極効果は亜鉛、亜鉛−アルミ合金次
いで亜鉛−アルミ擬合金の順で優れるが、逆に犠牲電極
としての消耗はこの順に早い。
全に相溶していない状態の合金をいう。なお、第2の金
属溶射皮膜の犠牲陽極効果は亜鉛、亜鉛−アルミ合金次
いで亜鉛−アルミ擬合金の順で優れるが、逆に犠牲電極
としての消耗はこの順に早い。
【0011】一方、防蝕効果の持続性の点では犠牲電極
の消耗の遅い順、即ち前記列挙の逆の順番に優れること
となる。
の消耗の遅い順、即ち前記列挙の逆の順番に優れること
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施例を説明す
る。溶射金属皮膜の金属材料として、Al−4Si−1
5Mn合金とAl−15Fe合金を用い、図1に示すよ
うに、それぞれダクタイル鋳鉄管1外周に第1の金属溶
射皮膜2を形成した。
る。溶射金属皮膜の金属材料として、Al−4Si−1
5Mn合金とAl−15Fe合金を用い、図1に示すよ
うに、それぞれダクタイル鋳鉄管1外周に第1の金属溶
射皮膜2を形成した。
【0013】次に、この溶射金属皮膜2の外面に亜鉛
(Zn)または亜鉛(Zn)−アルミ(Al)擬合金を
溶射して第2の金属溶射皮膜3を形成し、全体の層厚T
が0.1mmとなる金属皮膜を成形した。
(Zn)または亜鉛(Zn)−アルミ(Al)擬合金を
溶射して第2の金属溶射皮膜3を形成し、全体の層厚T
が0.1mmとなる金属皮膜を成形した。
【0014】なお、第1の金属溶射皮膜2の層厚と第2
の金属溶射皮膜3の層厚の比は7対3〜5対5とした。
次いで、これらの塗装ダクタイル鋳鉄管1を一つは真水
槽に浸漬し、他の一つは塩水噴霧により耐蝕試験を行な
った。
の金属溶射皮膜3の層厚の比は7対3〜5対5とした。
次いで、これらの塗装ダクタイル鋳鉄管1を一つは真水
槽に浸漬し、他の一つは塩水噴霧により耐蝕試験を行な
った。
【0015】その結果は表1の通りであり、いずれの試
験体も、180日経過してもアルミの点錆やダクタイル
鋳鉄管素地からでる赤錆の発生は認められなかった。
験体も、180日経過してもアルミの点錆やダクタイル
鋳鉄管素地からでる赤錆の発生は認められなかった。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、塩水
など塩素を含む環境中では極めて強靭な耐蝕性を発揮す
るが、中性水の環境中では点錆等を発生させる金属溶射
皮膜上に擬陽極効果のある金属溶射皮膜を形成したの
で、この擬陽極効果のある金属溶射皮膜によって中性水
中での白い点錆の発生が有効に防止できる。
など塩素を含む環境中では極めて強靭な耐蝕性を発揮す
るが、中性水の環境中では点錆等を発生させる金属溶射
皮膜上に擬陽極効果のある金属溶射皮膜を形成したの
で、この擬陽極効果のある金属溶射皮膜によって中性水
中での白い点錆の発生が有効に防止できる。
【0018】また、塩水中では擬陽極効果のある金属溶
射皮膜が早期に消耗されるが、その下地の金属溶射皮膜
はもともと塩素イオン環境下では強靭な耐蝕性を有する
のでダクタイル鋳鉄管の素地は有効に防蝕される。
射皮膜が早期に消耗されるが、その下地の金属溶射皮膜
はもともと塩素イオン環境下では強靭な耐蝕性を有する
のでダクタイル鋳鉄管の素地は有効に防蝕される。
【0019】従って、第1、第2の金属溶射皮膜の複合
的作用により、塩水中、中性水中の何れにも防蝕効果に
優れる効果を有する。
的作用により、塩水中、中性水中の何れにも防蝕効果に
優れる効果を有する。
【図1】この発明の方法で得たダクタイル鋳鉄管の要部
拡大断面図である。
拡大断面図である。
1…ダクタイル鋳鉄管 2…第1の金属溶射皮膜 3…第2の金属溶射皮膜
Claims (1)
- 【請求項1】 ダクタイル鋳鉄管の素地表面に金属溶射
により第一の溶射金属皮膜を形成し、該第一の溶射金属
皮膜表面に、該皮膜を構成する金属に対し犠牲陽極効果
を有する金属からなる第2の溶射金属皮膜を金属溶射に
より形成することを特徴とするダクタイル鋳鉄管の外面
防蝕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3649098A JPH11230482A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ダクタイル鋳鉄管の外面防蝕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3649098A JPH11230482A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ダクタイル鋳鉄管の外面防蝕方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11230482A true JPH11230482A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12471275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3649098A Pending JPH11230482A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | ダクタイル鋳鉄管の外面防蝕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11230482A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2098769A3 (en) * | 2008-03-07 | 2010-03-10 | Meccanica Finnord S.P.a. | Pipe for hydraulic systems of cars |
| CN103836270A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-06-04 | 常熟市兰达兰基钢管附件有限公司 | 一种多功能镀锌管 |
| JP2017095736A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 株式会社栗本鐵工所 | 擬合金被覆部材、擬合金被覆用アルミニウム合金及び擬合金被覆用アルミニウム合金線 |
| JP2017141483A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 株式会社栗本鐵工所 | 鋳鉄管外周面への溶射被覆の形成方法 |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP3649098A patent/JPH11230482A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2098769A3 (en) * | 2008-03-07 | 2010-03-10 | Meccanica Finnord S.P.a. | Pipe for hydraulic systems of cars |
| CN103836270A (zh) * | 2014-03-14 | 2014-06-04 | 常熟市兰达兰基钢管附件有限公司 | 一种多功能镀锌管 |
| JP2017095736A (ja) * | 2015-11-18 | 2017-06-01 | 株式会社栗本鐵工所 | 擬合金被覆部材、擬合金被覆用アルミニウム合金及び擬合金被覆用アルミニウム合金線 |
| JP2017141483A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 株式会社栗本鐵工所 | 鋳鉄管外周面への溶射被覆の形成方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050412 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050613 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |