JPH11230567A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH11230567A
JPH11230567A JP10200274A JP20027498A JPH11230567A JP H11230567 A JPH11230567 A JP H11230567A JP 10200274 A JP10200274 A JP 10200274A JP 20027498 A JP20027498 A JP 20027498A JP H11230567 A JPH11230567 A JP H11230567A
Authority
JP
Japan
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impeller
outlet
suction
heat exchanger
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP10200274A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanjiro Kinoshita
歓治郎 木下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に高天井用に適用される空気調和装置にお
いて、良好な暖房特性を確保するとともに、併せてメン
テナンス性の向上を図る。 【解決手段】 下面中央寄りに内側吸込・吹出口3を、
外周寄り部位に外側吸込・吹出口4をそれぞれ形成した
ケーシング1内に熱交換器21を、上記熱交換器21の
内側が上記内側吸込・吹出口3に、上記熱交換器21の
外側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むように配
置する一方、上記熱交換器21の内側に回転軸を有する
可逆転可能な羽根車31,32を配置し、暖房運転時に
は上記外側吸込・吹出口4から上記熱交換器21を介し
て上記内側吸込・吹出口3に向けて、冷房運転時には上
記内側吸込・吹出口3から上記熱交換器12を介して上
記外側吸込・吹出口4に向けて空気を流通させる。かか
る構成により、特に、暖房運転時には、上記内側吸込・
吹出口3から下方に向けて温風が吹き出されることで、
例え空気調和装置が高天井配置であっても、温風は床面
近くの居住空間まで達し、その暖房特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、天井埋込型ある
いは天井吊下型の空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12には、従来一般的な天井埋込型の
空気調和装置X0を示している。この空気調和装置X
0は、下端が開口した矩形箱状を有し且つ天井81に形
成した開口82に臨んで天井裏空間83側に埋め込み状
態で配置されるケーシング101と、矩形平板状形態を
有し且つその中央寄り部位に吸込口103を、その外周
寄りの四辺のそれぞれに吹出口104,104,・・を
形成した室内パネル102とで囲繞された機内空間11
2内に、上記ケーシング101の天井面101aの略中
央部に取り付けられたモータ110により回転駆動され
る遠心羽根車108を配置するとともに、該遠心羽根車
108の外側には該遠心羽根車108に近接状態で熱交
換器107を配置して構成されている。そして、この場
合、上記熱交換器107は、板厚方向に積層配置された
複数枚の板状フィンと該各板状フィンを貫通して配置さ
れる複数本の伝熱管とでなり全体として厚板状の外観形
態をもつ所謂クロスフィンタイプの熱交換器とされ、且
つこれを上記各吹出口104,104,・・に対応する
ように略矩形筒状に屈曲させて使用している。
【0003】この空気調和装置X0においては、上記遠
心羽根車108の運転に伴い上記吸込口103から吸い
込まれる室内空気を、遠心羽根109部分からその径方
向外方に位置する上記熱交換器107側へ向けて吹き出
し、該熱交換器107でその冷媒と熱交換させて温風あ
るいは冷風として上記各吹出口104,104,・・か
ら室内側へ吹き出すようになっている。
【0004】尚、かかる構成の空気調和装置の公知例と
しては、例えば、実開平8−1023号公報に開示され
るものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、室内
の圧迫感の軽減とかインテリア性の向上等の観点から、
天井高さが高い「高天井」の店舗、事務所等が増加する
傾向にあり、かかる高天井の店舗等においても快適な空
調を行うことが必要である。
【0006】ところが、上述の如き従来一般的な空気調
和装置X0においては、冷房運転時及び暖房運転時共
に、室内パネル102の外周寄りに設けた上記吹出口1
04を通して冷風あるいは温風を斜め下方へ向けて吹き
出すようにしているので、これをそのまま高天井空間の
空気調和装置と適用した場合には、冷房運転時には問題
はないが、暖房運転時においては温風が浮力の影響を受
けて浮き上がり、温風が床面近くの居住空間(即ち、最
も空調が必要である空間)に届かず、結果的に快適な暖
房が実現できないことになる。
【0007】さらに、フィルター106は、熱交換器1
07のフィンへの塵埃の付着を防止してその熱交換能力
を良好に維持する上において重要なものであり、従って
定期的に清掃が必要である。しかし、特に空気調和装置
0が天井空間用に適用される場合には、上記フィルタ
ー106を取り外してこれを清掃するのは手間であり、
従って特に高天井用空気調和装置においては熱交換器1
07の清掃周期の長大化によるメンテナンス性の向上と
いう要請が強いが、かかる観点に基づく有効な手段は未
だ提案されていないというのが実情である。
【0008】そこで本願発明は、特に高天井用に適用さ
れる空気調和装置において、良好な暖房特性を確保する
とともに、併せてメンテナンス性の向上を図ることを目
的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0010】本願の第1の発明では、下面中央寄りに内
側吸込・吹出口3を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口4
をそれぞれ形成したケーシング1内に熱交換器21を、
上記熱交換器21の内側が上記内側吸込・吹出口3に、
上記熱交換器21の外側が上記外側吸込・吹出口4にそ
れぞれ臨むように配置する一方、上記熱交換器21の内
側に回転軸を有する可逆転可能な羽根車31,32を配
置し、暖房運転時には上記外側吸込・吹出口4から上記
熱交換器21を介して上記内側吸込・吹出口3に向け
て、冷房運転時には上記内側吸込・吹出口3から上記熱
交換器12を介して上記外側吸込・吹出口4に向けて空
気を流通させるように構成したことを特徴としている。
【0011】本願の第2の発明では、下面中央寄りに内
側吸込・吹出口3を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口4
をそれぞれ形成したケーシング1内に熱交換器21を、
上記熱交換器21の内側が上記内側吸込・吹出口3に、
上記熱交換器21の外側が上記外側吸込・吹出口4にそ
れぞれ臨むように配置する一方、上記熱交換器21の内
周側と外周側の少なくともいずれか一方に、上記外側吸
込・吹出口4から上記内側吸込・吹出口3に流れる空気流
を創出する羽根車31,32を配置し、たことを特徴と
している。
【0012】本願の第3の発明では、上記第1の発明に
かかる空気調和装置において、上記熱交換器21の内周
側のみに上記羽根車32を配置し、又は上記熱交換器2
1の外周側のみに上記羽根車31を配置し、又は上記熱
交換器21の内周側と外周側の双方に上記羽根車31,
32を配置したことを特徴としている。
【0013】本願の第4の発明では、上記第3の発明に
かかる空気調和装置において、上記羽根車32を、上記
熱交換器21の内周側に配置され、暖房運転時には求心
羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車とな
る羽根車で構成したことを特徴としている。
【0014】本願の第5の発明では、上記第3の発明に
かかる空気調和装置において、上記羽根車31を、上記
熱交換器21の外周側に配置され、暖房運転時には求心
羽根車又は軸流羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は
軸流羽根車となる羽根車で構成したことを特徴としてい
る。
【0015】本願の第6の発明では、上記第3の発明に
かかる空気調和装置において、上記熱交換器21の内周
側に配置される上記羽根車32を暖房運転時には求心羽
根車又は軸流羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は遠
心羽根車となる羽根車で構成し、上記熱交換器21の外
周側に配置される上記羽根車31を暖房運転時には求心
羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は軸流羽根車とな
る羽根車で構成したことを特徴としている。
【0016】本願の第7の発明では、上記第1,第2,
第3,第4,第5又は第6の発明にかかる空気調和装置
において、上記熱交換器21を、略円筒状又は略円錐筒
状等の略同心断面状の形態としたことを特徴としてい
る。
【0017】本願の第8の発明では、上記第1,第2,
第3,第4,第5,第6又は第7の発明にかかる空気調
和装置において、上記熱交換器21の下端側に位置する
ドレンパン7の下面と上記内側吸込・吹出口3と上記外
側吸込・吹出口4とが設けられた室内パネル2の上面と
の対向空間66を通って上記熱交換器21の内側の内側
空間62側から該熱交換器21の外側の外側空間63側
へ延びる支持板15の延出部15bの上面と下面の少な
くともいずれか一方の面に、上記対向空間66を通って
高圧側から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシー
ル機構Pを設けたことを特徴としている。
【0018】本願の第9の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には内側吸込・吹出口3が、外周寄り部位
には外側吸込・吹出口4がそれぞれ形成された室内パネ
ル2とで囲繞された機内空間61に、略円筒状又は略円
錐筒状の外観形態を有する如く形成された熱交換器21
を、該熱交換器21の内周側が上記内側吸込・吹出口3
に、外周側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むよ
うにして収容し、該熱交換器21によって上記機内空間
61を上記内側吸込・吹出口3に対応する内側空間62
と上記外側吸込・吹出口4に対応する外側空間63とに
区画するとともに、上記内側空間62内に、回転方向が
変更可能とされたモータ11により回転駆動される支持
板15に支持された羽根車32を配置し、上記モータ1
1の回転方向の変更により、暖房運転時には上記羽根車
32により上記外側吸込・吹出口4から室内空気を吸い
込んで上記内側吸込・吹出口3から下方に向けて温風を
吹き出し、冷房運転時には上記内側吸込・吹出口3から
室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹出口4から斜め
下方に向けて冷風を吹き出すように構成したことを特徴
としている。
【0019】本願の第10の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には内側吸込・吹出口3が、外周寄り部位
には外側吸込・吹出口4がそれぞれ形成された室内パネ
ル2とで囲繞された機内空間61に、略円筒状又は略円
錐筒状の外観形態を有する如く形成された熱交換器21
を、該熱交換器21の内周側が上記内側吸込・吹出口3
に、外周側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むよ
うにして収容し、該熱交換器21によって上記機内空間
61を上記内側吸込・吹出口3に対応する内側空間62
と上記外側吸込・吹出口4に対応する外側空間63とに
区画する一方、上記外側空間63内に、回転方向が変更
可能とされたモータ11により回転駆動されるとともに
上記内側空間62から上記熱交換器21の下端部に設け
られたドレンパン7の下面と上記室内パネル2の上面と
の間を通って上記外側空間63側へ延出し且つ該内側空
間62に対応する部位には上記内側吸込・吹出口3を上
記熱交換器21に連通させる開口65を設けた支持板1
5により支持されて上記熱交換器21の外周側において
回転する羽根車31を配置し、上記モータ11の回転方
向の変更により、暖房運転時には上記羽根車31により
上記外側吸込・吹出口4から室内空気を吸い込んで上記
内側吸込・吹出口3から下方に向けて温風を吹き出し、
冷房運転時には上記内側吸込・吹出口3から室内空気を
吸い込んで上記外側吸込・吹出口4から斜め下方に向け
て冷風を吹き出すように構成したことを特徴としてい
る。
【0020】本願の第11の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には内側吸込・吹出口3が、外周寄り部位
には外側吸込・吹出口4がそれぞれ形成された室内パネ
ル2とで囲繞された機内空間61に、略円筒状又は略円
錐筒状の外観形態を有する如く形成された熱交換器21
を、該熱交換器21の内周側が上記内側吸込・吹出口3
に、外周側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むよ
うにして収容し、該熱交換器21によって上記機内空間
61を上記内側吸込・吹出口3に対応する内側空間62
と上記外側吸込・吹出口4に対応する外側空間63とに
区画する一方、上記内側空間62から上記熱交換器21
の下端部に設けられたドレンパン7の下面と上記室内パ
ネル2の上面との間を通って上記外側空間63側へ延出
するとともに回転方向が変更可能とされたモータ11に
より回転駆動される支持板15の上記内側空間62に対
応する位置に羽根車32を、上記外側空間63に対応す
る位置に羽根車31をそれぞれ設け、上記モータ11の
回転方向の変更により、暖房運転時には上記羽根車32
と羽根車31とにより上記外側吸込・吹出口4から室内
空気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口3から下方に向
けて温風を吹き出し、冷房運転時には上記内側吸込・吹
出口3から室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹出口
4から斜め下方に向けて冷風を吹き出すように構成した
ことを特徴としている。
【0021】本願の第12の発明では、上記第9の発明
にかかる空気調和装置において、上記羽根車32を、暖
房運転時には求心羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又
は遠心羽根車となる羽根車で構成したことを特徴として
いる。
【0022】本願の第13の発明では、上記第10の発
明にかかる空気調和装置において、上記羽根車31を、
暖房運転時には求心羽根車又は軸流羽根車、冷房運転時
には斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で構成した
ことを特徴としている。
【0023】本願の第14の発明では、上記第11の発
明にかかる空気調和装置において、上記羽根車32を、
暖房運転時には求心羽根車、冷房運転時には斜流羽根車
又は遠心羽根車となる羽根車で構成し、上記羽根車31
を、暖房運転時には求心羽根車又は軸流羽根車、冷房運
転時には斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で構成
したことを特徴としている。
【0024】本願の第15の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には吹出口8が、外周寄り部位には吸込口
9がそれぞれ形成された室内パネル2とで囲繞された機
内空間61に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有
する如く形成された熱交換器21を、該熱交換器21の
内周側が上記吹出口8に、外周側が上記吸込口9にそれ
ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器21によって上
記機内空間61を上記吹出口8に対応する内側空間62
と上記吸込口9に対応する外側空間63とに区画すると
ともに、上記内側空間62内にモータ11により回転駆
動される支持板15に支持された羽根車32を配置し、
該羽根車32により上記吸込口9から室内空気を吸い込
んで上記吹出口8から下方に向けて空調風を吹き出すよ
うに構成したことを特徴としている。
【0025】本願の第16の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には吹出口8が、外周寄り部位には吸込口
9がそれぞれ形成された室内パネル2とで囲繞された機
内空間61に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有
する如く形成された熱交換器21を、該熱交換器21の
内周側が上記吹出口8に、外周側が上記吸込口9にそれ
ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器21によって上
記機内空間61を上記吹出口8に対応する内側空間62
と上記吸込口9に対応する外側空間63とに区画する一
方、上記外側空間63内に、モータ11により回転駆動
されるとともに上記内側空間62から上記熱交換器21
の下端部に設けられたドレンパン7の下面と上記室内パ
ネル2の上面との間を通って上記外側空間63側へ延出
し且つ該内側空間62に対応する部位には上記吹出口8
を上記熱交換器21に連通させる開口65を設けた支持
板15により支持されて上記熱交換器21の外周側にお
いて回転する羽根車31を配置し、上記羽根車31によ
り上記吸込口9から室内空気を吸い込んで上記吹出口8
から下方に向けて空調風を吹き出すように構成したこと
を特徴としている。
【0026】本願の第17の発明にかかる空気調和装置
は、開口した下端面を下方に向けて天井81に埋め込み
又は吊り下げ状態で配置されるケーシング1と、該ケー
シング1の開口端に室内側から装着されるとともにその
中央寄り部位には吹出口8が、外周寄り部位には吸込口
9がそれぞれ形成された室内パネル2とで囲繞された機
内空間61に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有
する如く形成された熱交換器21を、該熱交換器21の
内周側が上記吹出口8に、外周側が上記吸込口9にそれ
ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器21によって上
記機内空間61を上記吹出口8に対応する内側空間62
と上記吸込口9に対応する外側空間63とに区画する一
方、上記内側空間62から上記熱交換器21の下端部に
設けられたドレンパン7の下面と上記室内パネル2の上
面との間を通って上記外側空間63側へ延出するととも
にモータ11により回転駆動される支持板15の上記内
側空間62に対応する位置に羽根車32を、上記外側空
間63に対応する位置に羽根車31をそれぞれ設け、上
記羽根車31及び羽根車32により、上記吸込口9から
室内空気を吸い込んで上記吹出口8から下方に向けて空
調風を吹き出すように構成したことを特徴としている。
【0027】本願の第18の発明では、上記第9,第1
0,第11,第12,第13又は第14の発明にかかる
空気調和装置において、上記熱交換器21の内周面側と
外周面側のそれぞれに、略円筒状又は略円錐筒状の外観
形態をもつ如く形成されたフィルター6を配置したこと
を特徴としている。
【0028】本願の第19の発明では、上記第15,第
16又は第17の発明にかかる空気調和装置において、
上記熱交換器21の外周面側に、略円筒状又は略円錐筒
状の外観形態をもつ如く形成されたフィルター6を配置
したことを特徴としている。
【0029】本願の第20の発明では、上記第10又は
第11の発明にかかる空気調和装置において、上記ドレ
ンパン7の下面と上記室内パネル2の上面との対向空間
66を通って上記内側空間62側から外側空間63側へ
延びる上記支持板15の延出部15bの上面と下面の少
なくともいずれか一方の面に、上記対向空間66を通っ
て高圧側から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシ
ール機構Pを設けたことを特徴としている。
【0030】本願の第21の発明では、上記第8又は第
20の発明にかかる空気調和装置において、上記シール
機構Pを、空気流に拡大・縮小する流動作用を繰り返し
て与えることで高圧側から低圧側への空気の流れを抑制
するラビリンスシールで構成したことを特徴としてい
る。
【0031】本願の第22の発明では、上記第16又は
第17の発明にかかる空気調和装置において、上記ドレ
ンパン7の下面と上記室内パネル2の上面との対向空間
66を通って上記内側空間62側から外側空間63側へ
延びる上記支持板15の延出部15bの上面と下面の少
なくともいずれか一方の面に、上記対向空間66を通っ
て高圧側から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシ
ール機構Pを設けたことを特徴としている。
【0032】本願の第23の発明では、上記第8又は第
22の発明にかかる空気調和装置において、上記シール
機構Pを、空気流に拡大・縮小する流動作用を繰り返し
て与えることで高圧側から低圧側への空気の流れを抑制
するラビリンスシール、低圧側の空気を高圧側に誘引せ
しめることで高圧側から低圧側への空気の流れを抑制す
るスパイラルグルーブシール、又は該ラビリンスシール
とスパイラルグルーブシールとを組み合わせて構成した
ことを特徴としている。
【0033】本願の第24の発明では、上記第1,第
3,第10又は第11の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15における上記延出部15bと上記
羽根車31の羽根36,36,・・が取り付けられるハ
ブ部15cとの中間部位に、上記羽根車31からの吹出
風の一部を該羽根車31の吸込側へ還流させる還流口6
7を設けたことを特徴としている。
【0034】本願の第25の発明では、上記第1,第
3,第10又は第11の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15の少なくとも上記延出部15bを
磁性を有する構成とする一方、上記延出部15bを挟ん
で対向する上記ドレンパン7の下面と上記室内パネル2
の上面のいずれか一方に電磁石54を配置したことを特
徴としている。
【0035】本願の第26の発明では、上記第1,第
3,第10又は第11の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15における上記延出部15bから上
記ハブ部15cにかけての部位に、植毛、断熱材の接
合、又は熱伝導率の小さい材料のコーティングによる断
熱加工を施したことを特徴としている。
【0036】本願の第27の発明では、上記第2,第
3,第16又は第17の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15における上記延出部15bと上記
羽根車32の羽根37,37,・・が取り付けられるハ
ブ部15dとの中間部位に、上記羽根車32からの吹出
風の一部を該羽根車32の吸込側へ還流させる還流口6
7を設けたことを特徴としている。
【0037】本願の第28の発明では、上記第2,第
3,第16又は第17の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15の少なくとも上記延出部15bを
磁性を有する構成とする一方、上記延出部15bを挟ん
で対向する上記ドレンパン7の下面と上記室内パネル2
の上面のいずれか一方に電磁石54を配置したことを特
徴としている。
【0038】本願の第29の発明では、上記第2,第
3,第16又は第17の発明にかかる空気調和装置にお
いて、上記支持板15における上記延出部15bから上
記ハブ部15dにかけての部位に、植毛、断熱材の接
合、又は熱伝導率の小さい材料のコーティングによる断
熱加工を施したことを特徴としている。
【0039】本願の第30の発明では、上記第1,第
2,第3,第9,第10,第11,第12,第13,第
14,第15,第16又は第17の発明にかかる空気調
和装置において、上記羽根車32と上記内側吸込・吹出
口3との間に、該羽根車32から上記内側吸込・吹出口
3を通して下方へ吹き出される吹出風に絞り作用を与え
る吹出気流調整部材25を設けるとともに、該吹出気流
調整部材25の口径を天井高さが高いほど絞り作用が強
くなるように天井高さに対応して設定したことを特徴と
している。
【0040】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0041】(イ) 本願の第1の発明にかかる空気調
和装置によれば、下面中央寄りに内側吸込・吹出口3
を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口4をそれぞれ形成
したケーシング1内に熱交換器21を、上記熱交換器2
1の内側が上記内側吸込・吹出口3に、上記熱交換器2
1の外側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むよう
に配置する一方、上記熱交換器21の内側に回転軸を有
する可逆転可能な羽根車31,32を配置し、暖房運転
時には上記外側吸込・吹出口4から上記熱交換器21を
介して上記内側吸込・吹出口3に向けて、冷房運転時に
は上記内側吸込・吹出口3から上記熱交換器12を介し
て上記外側吸込・吹出口4に向けて空気を流通させるよ
うに構成しているので、特に、暖房運転時には、上記内
側吸込・吹出口3から下方に向けて温風が吹き出される
ことで、例え空気調和装置が高天井配置であっても、該
温風は下方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に
抑制され、床面近くの居住空間に十分に到達することに
なり、この結果、上記居住空間における良好な暖房特性
が確保されることになる。
【0042】(ロ) 本願の第2の発明にかかる空気調
和装置によれば、下面中央寄りに内側吸込・吹出口3
を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口4をそれぞれ形成
したケーシング1内に熱交換器21を、上記熱交換器2
1の内側が上記内側吸込・吹出口3に、上記熱交換器2
1の外側が上記外側吸込・吹出口4にそれぞれ臨むよう
に配置する一方、上記熱交換器21の内周側と外周側の
少なくともいずれか一方に、上記外側吸込・吹出口4か
ら上記内側吸込・吹出口3に流れる空気流を創出する羽
根車31,32を配置しているので、特に暖房運転時に
は、上記吹出口8から下方に向けて温風が吹き出される
ことで、例え空気調和装置が高天井配置であっても、該
温風は下方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に
抑制され、床面近くの居住空間に十分に到達することに
なり、この結果、上記居住空間における良好な暖房特性
が確保されることになる。
【0043】(ハ) 本願の第3の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記第1の発明にかかる空気調和装置
において、上記熱交換器21の内周側のみに上記羽根車
32を配置し、又は上記熱交換器21の外周側のみに上
記羽根車31を配置し、又は上記熱交換器21の内周側
と外周側の双方に上記羽根車31,32を配置している
ので、上記各羽根車31,32の回転方向の選択設定に
より、上記外側吸込・吹出口4から上記熱交換器21を
介して上記内側吸込・吹出口3に向かう空気の流れと、
上記内側吸込・吹出口3から上記熱交換器12を介して
上記外側吸込・吹出口4に向かう空気の流れとを選択的
に設定でき、上記(イ)に記載の効果が容易確実に実現
されることになる。
【0044】(ニ) 本願の第4の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記(イ),(ロ)又は(ハ)に記載
の効果に加えて次のような効果が奏せられる。即ち、こ
の発明では、上記羽根車32を、上記熱交換器21の内
周側に配置され、暖房運転時には求心羽根車、冷房運転
時には斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽根車で構成し
ているので、上記羽根車32の可逆転による冷房運転時
における上記外側吸込・吹出口4からの冷風の斜め下方
吹き出しと、暖房運転時における上記内側吸込・吹出口
3からの温風の下方吹き出しとが共に良好となり、好適
である。
【0045】(ホ) 本願の第5の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記(イ),(ロ)又は(ハ)に記載
の効果に加えて次のような効果が奏せられる。即ち、こ
の発明では、上記羽根車31を、上記熱交換器21の外
周側に配置され、暖房運転時には求心羽根車又は軸流羽
根車、冷房運転時には斜流羽根車又は軸流羽根車となる
羽根車で構成しているので、上記羽根車31の可逆転に
よる冷房運転時における上記外側吸込・吹出口4からの
冷風の斜め下方吹き出しと、暖房運転時における上記内
側吸込・吹出口3からの温風の下方吹き出しとが共に良
好となり、好適である。
【0046】(ヘ) 本願の第6の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記(イ),(ロ)又は(ハ)に記載
の効果に加えて次のような効果が奏せられる。即ち、こ
の発明では、上記熱交換器21の内周側に配置される上
記羽根車32を暖房運転時には求心羽根車又は軸流羽根
車、冷房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽
根車で構成し、上記熱交換器21の外周側に配置される
上記羽根車31を暖房運転時には求心羽根車、冷房運転
時には斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で構成し
ているので、上記各羽根車31,32の可逆転による冷
房運転時における上記外側吸込・吹出口4からの冷風の
斜め下方吹き出しと、暖房運転時における上記内側吸込
・吹出口3からの温風の下方吹き出しとが共に良好とな
り、好適である。
【0047】(ト) 本願の第7の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記熱交換器21を、略円筒状又は略
円錐筒状等の略同心断面状の形態としているので、該熱
交換器21の内周側及び外周側の双方に、該熱交換器2
1の内周側で回転する羽根車32と外周側で回転する羽
根車31の配置スペースを容易に確保することができ、
結果的に、上記(イ),(ロ),(ハ),(ニ),
(ホ)又は(ヘ)に記載の効果をより確実に得ることが
できるものである。
【0048】(チ) 本願の第8の発明にかかる空気調
和装置によれば、上記(イ),(ロ),(ハ),
(ニ),(ホ),(ヘ)又は(ト)に記載の効果に加え
て次のような効果が奏せられる。即ち、この発明では、
上記熱交換器21の下端側に位置するドレンパン7の下
面と上記内側吸込・吹出口3と上記外側吸込・吹出口4と
が設けられた室内パネル2の上面との対向空間66を通
って上記熱交換器21の内側の内側空間62側から該熱
交換器21の外側の外側空間63側へ延びる支持板15
の延出部15bの上面と下面の少なくともいずれか一方
の面に、上記対向空間66を通って高圧側から低圧側へ
流れる空気流の流れを抑制するシール機構Pを設けてい
るので、例えば、かかるシール機構Pが設けられておら
ず高圧側から低圧側へ空気が比較的多く漏れる構成の場
合に比して、該シール機構Pにより高圧側から低圧側へ
の空気の漏れが抑制される分だけ、上記羽根車31の送
風能力が向上し、延いては該羽根車31の駆動に要する
軸動力の低減により省エネ性の向上が期待できるもので
ある。
【0049】(リ) 本願の第9の発明にかかる空気調
和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を
有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空間
62に臨んで内側吸込・吹出口3を、外周側の外側吸込・
吹出口4に臨んで外側吸込・吹出口4をそれぞれ設ける
とともに、上記内側空間62内に回転方向が変更可能と
されたモータ11により回転駆動される支持板15に支
持された羽根車32を配置し、上記モータ11の回転方
向の変更により、暖房運転時には上記羽根車32により
上記外側吸込・吹出口4から室内空気を吸い込んで上記
内側吸込・吹出口3から下方に向けて温風を吹き出し、
冷房運転時には上記内側吸込・吹出口3から室内空気を
吸い込んで上記外側吸込・吹出口4から斜め下方に向け
て冷風を吹き出すように構成している。
【0050】従って、暖房運転時には、上記内側吸込・
吹出口3から下方に向けて温風が吹き出されることで、
例え空気調和装置が高天井配置であっても、該温風は下
方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に抑制さ
れ、床面近くの居住空間に十分に到達することになり、
この結果、上記居住空間における良好な暖房特性が確保
されることになる。
【0051】また、この場合、上記内側空間62内に配
置される上記羽根車32を、第12の発明のように、暖
房運転時には求心羽根車となり、冷房運転時には斜流羽
根車又は遠心羽根車となる羽根車で構成することで、上
記羽根車32の可逆転による冷房運転時における上記外
側吸込・吹出口4からの冷風の斜め下方吹き出しと、暖
房運転時における上記内側吸込・吹出口3からの温風の
下方吹き出しとが共に良好となり、好適である。
【0052】(ヌ) 本願の第10の発明にかかる空気
調和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態
を有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空
間62に臨んで内側吸込・吹出口3を、外周側の外側吸
込・吹出口4に臨んで外側吸込・吹出口4をそれぞれ設け
るとともに、回転方向が変更可能とされたモータ11に
より回転駆動されるとともに上記内側空間62から上記
熱交換器21の下端部に設けられたドレンパン7の下面
と上記室内パネル2の上面との間を通って上記外側空間
63側へ延出し且つ該内側空間62に対応する部位には
上記内側吸込・吹出口3を上記熱交換器21に連通させ
る開口65を設けた支持板15により支持されて上記熱
交換器21の外周側において回転する羽根車31を配置
し、上記モータ11の回転方向の変更により、暖房運転
時には上記羽根車31により上記外側吸込・吹出口4か
ら室内空気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口3から下
方に向けて温風を吹き出し、冷房運転時には上記内側吸
込・吹出口3から室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹
出口4から斜め下方に向けて冷風を吹き出すように構成
している。
【0053】従って、暖房運転時には、上記内側吸込・
吹出口3から下方に向けて温風が吹き出されることで、
例え空気調和装置が高天井配置であっても、該温風は下
方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に抑制さ
れ、床面近くの居住空間に十分に到達することになり、
この結果、上記居住空間における良好な暖房特性が確保
されることになる。
【0054】また、この場合、上記内側空間62内に配
置される上記羽根車31を、第13の発明のように、暖
房運転時には求心羽根車又は軸流羽根車、冷房運転時に
は斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で構成するこ
とで、上記羽根車31の可逆転による冷房運転時におけ
る上記外側吸込・吹出口4からの冷風の斜め下方吹き出
しと、暖房運転時における上記内側吸込・吹出口3から
の温風の下方吹き出しとが共に良好となり、好適であ
る。
【0055】(ル) 本願の第11の発明にかかる空気
調和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態
を有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空
間62に臨んで内側吸込・吹出口3を、外周側の外側吸
込・吹出口4に臨んで外側吸込・吹出口4をそれぞれ設け
るとともに、上記内側空間62から上記熱交換器21の
下端部に設けられたドレンパン7の下面と上記室内パネ
ル2の上面との間を通って上記外側空間63側へ延出す
るとともに回転方向が変更可能とされたモータ11によ
り回転駆動される支持板15の上記内側空間62に対応
する位置に羽根車32を、上記外側空間63に対応する
位置に羽根車31をそれぞれ設け、上記モータ11の回
転方向の変更により、暖房運転時には上記羽根車32と
羽根車31とにより上記外側吸込・吹出口4から室内空
気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口3から下方に向け
て温風を吹き出し、冷房運転時には上記内側吸込・吹出
口3から室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹出口4
から斜め下方に向けて冷風を吹き出すように構成してい
る。
【0056】従って、暖房運転時には、上記羽根車31
の吸込作用と上記羽根車32の吹出作用の相乗作用によ
り、温風が上記内側吸込・吹出口3から下方に向けて室
内へ吹き出されることとなり、例え空気調和装置が高天
井配置であっても、該温風は下方への吹出力によりその
浮力の影響が可及的に抑制され、床面近くの居住空間に
十分に到達することになり、この結果、上記居住空間に
おける良好な暖房特性が確保されることになる。
【0057】また、この場合、第14の発明のように、
上記内側空間62内に配置される上記羽根車32を暖房
運転時には求心羽根車又は軸流羽根車、冷房運転時には
斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽根車で構成し、上記
外側空間63内に配置される上記羽根車31を暖房運転
時には求心羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は軸流
羽根車となる羽根車で構成することで、上記各羽根車3
1,32の可逆転による冷房運転時における上記外側吸
込・吹出口4からの冷風の斜め下方吹き出しと、暖房運
転時における上記内側吸込・吹出口3からの温風の下方
吹き出しとが共に良好となり、好適である。
【0058】(ヲ) 本願の第15の発明にかかる空気
調和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態
を有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空
間62に臨んで吹出口8を、外周側の外側空間63に臨
んで吸込口9をそれぞれ設けるとともに、上記内側空間
62内にモータ11により回転駆動される支持板15に
支持された羽根車32を配置し、上記モータ11の回転
により、暖房運転時及び冷房運転時共に上記羽根車32
により上記吸込口9から室内空気を吸い込んで上記吹出
口8から下方に向けて温風を吹き出すように構成してい
る。
【0059】従って、従来問題のある暖房運転時には、
上記吹出口8から下方に向けて温風が吹き出されること
で、例え空気調和装置が高天井配置であっても、該温風
は下方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に抑制
され、床面近くの居住空間に十分に到達することにな
り、この結果、上記居住空間における良好な暖房特性が
確保されることになる。
【0060】(ワ) 本願の第16の発明にかかる空気
調和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態
を有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空
間62に臨んで吹出口8を、外周側の外側空間63に臨
んで吸込口9をそれぞれ設けるとともに、上記内側空間
62内に配置されたモータ11により回転駆動されると
ともに上記内側空間62から上記熱交換器21の下端部
に設けられたドレンパン7の下面と上記室内パネル2の
上面との間を通って上記外側空間63側へ延出し且つ該
内側空間62に対応する部位には上記吹出口8を上記熱
交換器21に連通させる開口65を設けた支持板15に
より支持されて上記熱交換器21の外周側において回転
する羽根車31を配置し、上記モータ11の回転によ
り、暖房運転時及び冷房運転時共に上記羽根車31によ
り上記吸込口9から室内空気を吸い込んで上記吹出口8
から下方に向けて温風を吹き出すように構成している。
【0061】従って、従来問題のある暖房運転時には、
上記吹出口8から下方に向けて温風が吹き出されること
で、例え空気調和装置が高天井配置であっても、該温風
は下方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に抑制
され、床面近くの居住空間に十分に到達することにな
り、この結果、上記居住空間における良好な暖房特性が
確保されることになる。
【0062】(カ) 本願の第17の発明にかかる空気
調和装置によれば、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態
を有する如く形成された熱交換器21の内周側の内側空
間62に臨んで吹出口8を、外周側の外側空間63に臨
んで吸込口9をそれぞれ設けるとともに、上記内側空間
62から上記熱交換器21の下端部に設けられたドレン
パン7の下面と上記室内パネル2の上面との間を通って
上記外側空間63側へ延出するとともにモータ11によ
り回転駆動される支持板15の上記内側空間62に対応
する位置に羽根車32を、上記外側空間63に対応する
位置に羽根車31をそれぞれ設け、上記モータ11の回
転により、暖房運転時及び冷房運転時共に上記羽根車3
2により上記吸込口9から室内空気を吸い込んで上記吹
出口8から下方に向けて温風を吹き出すように構成して
いる。
【0063】従って、従来問題のある暖房運転時には、
上記羽根車31の吸込作用と上記羽根車32の吹出作用
の相乗作用により、温風が上記内側吸込・吹出口3から
下方に向けて室内へ吹き出されることとなり、例え空気
調和装置が高天井配置であっても、該温風は下方への吹
出力によりその浮力の影響が可及的に抑制され、床面近
くの居住空間に十分に到達することになり、この結果、
上記居住空間における良好な暖房特性が確保されること
になる。
【0064】(ヨ) 本願の第18の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(リ),(ヌ)又は(ル)に記
載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。
即ち、この発明では、上記熱交換器21の内周面と外周
面のそれぞれに、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を
もつ如く形成されたフィルター6を配置しているので、
上記熱交換器21の内周面側から外周面側に向けて空気
が流れる冷房運転時には内周面側に配置されたフィルタ
ー6により、また上記熱交換器21の外周面側から内周
面側に向けて空気が流れる暖房運転時には外周面側に配
置されたフィルター6により、それぞれ空気中の塵埃が
捕捉され熱交換器21のフィンへの付着が防止されるの
で、該熱交換器21に空気が可逆流する構成であるにも
拘わらず該熱交換器21の良好な熱交換性能が確保され
る。
【0065】また、この場合、上記フィルター6が略円
筒状又は略円錐筒状の外観形態をもつ如く構成され、且
つこれが上記熱交換器21の内外両面に配置されている
ので、例えば従来のように平板状の外観形態をもつフィ
ルターを空気吸込口に対向させて配置する構成の場合に
比して、フィルター6の表面積が格段に増大し、かかる
表面積の増大に対応して該フィルター6の清掃間隔の長
大化が可能となり、それだけ空気調和装置のメンテナン
ス性が向上することになる。
【0066】(タ) 本願の第19の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ヲ),(ワ)又は(カ)に記
載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。
即ち、この発明では、上記熱交換器21の外周面に、略
円筒状又は略円錐筒状の外観形態をもつ如く形成された
フィルター6を配置しているので、冷房運転時及び暖房
運転時のそれぞれにおいて、上記熱交換器21の外周面
側から内周面側に向けて流れる空気中の塵埃が上記フィ
ルター6によって捕捉され、熱交換器21のフィンへの
付着が防止され、該熱交換器21の良好な熱交換性能が
確保される。
【0067】また、この場合、上記フィルター6が略円
筒状又は略円錐筒状の外観形態をもつ如く構成されてい
るので、例えば従来のように平板状の外観形態をもつフ
ィルターを空気吸込口に対向させて配置する構成の場合
に比して、フィルター6の表面積が格段に増大し、かか
る表面積の増大に対応して該フィルター6の清掃間隔の
長大化が可能となり、それだけ空気調和装置のメンテナ
ンス性が向上することになる。
【0068】(レ) 本願の第20の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ヨ)又は(タ)に記載の効果
に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、こ
の発明では、上記ドレンパン7の下面と上記室内パネル
2の上面との対向空間66を通って上記内側空間62側
から外側空間63側へ延びる上記支持板15の延出部1
5bの上面と下面の少なくともいずれか一方の面に、上
記対向空間66を通って高圧側から低圧側へ流れる空気
流の流れを抑制するシール機構Pを設けているので、例
えばかかるシール機構Pが設けられておらず高圧側から
低圧側へ空気が比較的多く漏れる構成の場合に比して、
該シール機構Pにより高圧側から低圧側への空気の漏れ
が抑制される分だけ、上記羽根車31の送風能力が向上
し、延いては該羽根車31の駆動に要する軸動力の低減
により省エネ性の向上が期待できるものである。
【0069】そして、この場合、上記シール機構Pを、
本願の第21の発明にかかる空気調和装置の如く、非接
触型のシール機構であるラビリンスシールで構成する
と、接触抵抗による軸動力の増加を招くことなく良好な
シール性が確保されるため好都合である。
【0070】(ソ) 本願の第22の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ワ)又は(カ)に記載の効果
に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即ち、こ
の発明では、上記ドレンパン7の下面と上記室内パネル
2の上面との対向空間66を通って上記内側空間62側
から外側空間63側へ延びる上記支持板15の延出部1
5bの上面と下面の少なくともいずれか一方の面に、上
記対向空間66を通って高圧側から低圧側へ流れる空気
流の流れを抑制するシール機構Pを設けているので、例
えばかかるシール機構Pが設けられておらず高圧側から
低圧側へ空気が比較的多く漏れる構成の場合に比して、
該シール機構Pにより高圧側から低圧側への空気の漏れ
が抑制される分だけ、上記羽根車31の送風能力が向上
し、延いては該羽根車31の駆動に要する軸動力の低減
により省エネ性の向上が期待できるものである。
【0071】そして、この場合、上記シール機構Pを、
本願の第23の発明にかかる空気調和装置の如く、非接
触型のシール機構であるラビリンスシールとかスパイラ
ルグルーブシールあるいはこれら両者を組み合わせたも
ので構成すると、接触抵抗による軸動力の増加を招くこ
となく良好なシール性が確保されるため好都合である。
(ツ) 本願の第24の発明にかかる空気調和装置に
よれば、上記(イ),(ハ),(ヨ)又は(タ)に記載
の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、この発明では、上記支持板15における上記延出部
15bと上記羽根車31の羽根36,36,・・が取り
付けられるハブ部15cとの中間部位に、上記羽根車3
1からの吹出風の一部を該羽根車31の吸込側へ還流さ
せる還流口67を設けているので、特に空気調和装置の
冷房運転時においては、上記支持板15における上記延
出部15bと上記ハブ部15cとの中間部位に、上記還
流口67を通って常時冷風が循環し、この循環冷風によ
って該延出部15b及びハブ部15cの近傍に暖かい室
内空気が侵入するのが防止される。この結果、冷風によ
って冷却される上記支持板15の延出部15b及びハブ
部15cに対して暖かい室内空気が接触してこの部分に
結露が発生するのが未然に防止されることになる。
【0072】(ネ) 本願の第25の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(イ),(ハ),(ヨ)又は
(タ)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明では、上記支持板15の少な
くとも上記延出部15bを導電性を有する構成とする一
方、上記延出部15bを挟んで対向する上記ドレンパン
7の下面と上記室内パネル2の上面のいずれか一方に電
磁石54を配置しているので、上記支持板15の延出部
15bは上記電磁石54の磁束の変化に伴って発生する
渦電流によって発熱を生じ、例えば空気調和装置の冷房
運転時においても該延出部15bが上記羽根車31から
吹き出される冷風によって過度に冷却されるということ
がなく、その結果、該延出部15bにおける結露の発生
が未然に防止されることになる。
【0073】(ナ) 本願の第26の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(イ),(ハ),(ヨ)又は
(タ)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明では、上記支持板15におけ
る上記延出部15bから上記ハブ部15cにかけての部
位に、植毛、断熱材の接合、又は熱伝導率の小さい材料
のコーティングによる断熱加工を施しているので、例え
ば空気調和装置の冷房運転時においても上記延出部15
bが上記羽根車31から吹き出される冷風によって過度
に冷却されるということがなく、これにより該延出部1
5bにおける結露の発生が未然に防止されることにな
る。
【0074】(ラ) 本願の第27の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ロ),(ハ),(ワ)又は
(カ)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明では、上記支持板15におけ
る上記延出部15bと上記羽根車32の羽根37,3
7,・・が取り付けられるハブ部15dとの中間部位
に、上記羽根車32からの吹出風の一部を該羽根車32
の吸込側へ還流させる還流口67を設けているので、特
に空気調和装置の冷房運転時においては、上記支持板1
5における上記延出部15bと上記ハブ部15dとの中
間部位に、上記還流口67を通って常時冷風が循環し、
この循環冷風によって該延出部15b及びハブ部15d
の近傍に暖かい室内空気が侵入するのが防止される。こ
の結果、冷風によって冷却される上記支持板15の延出
部15b及びハブ部15dに対して暖かい室内空気が接
触してこの部分に結露が発生するのが未然に防止される
ことになる。
【0075】(ム) 本願の第28の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ロ),(ハ),(ワ)又は
(カ)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明では、上記支持板15の少な
くとも上記延出部15bを導電性を有する構成とする一
方、上記延出部15bを挟んで対向する上記ドレンパン
7の下面と上記室内パネル2の上面のいずれか一方に電
磁石54を配置しているので、上記支持板15の延出部
15bは上記電磁石54の磁束の変化に伴って発生する
渦電流によって発熱を生じ、例えば空気調和装置の冷房
運転時においても該延出部15bが上記羽根車31から
吹き出される冷風によって過度に冷却されるということ
がなく、その結果、該延出部15bにおける結露の発生
が未然に防止されることになる。
【0076】(ウ) 本願の第29の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(ロ),(ハ),(ワ)又は
(カ)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏
せられる。即ち、この発明では、上記支持板15におけ
る上記延出部15bから上記ハブ部15dにかけての部
位に、植毛、断熱材の接合、又は熱伝導率の小さい材料
のコーティングによる断熱加工を施しているので、例え
ば空気調和装置の冷房運転時においても上記延出部15
bが上記羽根車31から吹き出される冷風によって過度
に冷却されるということがなく、これにより該延出部1
5bにおける結露の発生が未然に防止されることにな
る。
【0077】(ノ) 本願の第30の発明にかかる空気
調和装置によれば、上記(イ),(ロ),(ハ),
(リ),(ヌ),(ル),(ヲ),(ワ)又は(カ)に
記載の効果に加えて次のような特有の効果が奏せられ
る。即ち、この発明では、上記羽根車32と上記内側吸
込・吹出口3もしくは吹出口8との間に、該羽根車32
から上記内側吸込・吹出口3もしくは吹出口8を通して
下方へ吹き出される吹出風に絞り作用を与える吹出気流
調整部材25を設けるとともに、該吹出気流調整部材2
5の口径を天井高さが高いほど絞り作用が強くなるよう
に天井高さに対応して設定しているので、上記吹出気流
調整部材25の口径を天井高さに対応させて適宜設定す
ることで、上記羽根車32の仕様変更等を伴うことな
く、天井高さの相違に拘わらず、暖房運転時には温風を
床面近くの居住空間まで確実に到達させて良好な暖房特
性を確保することが可能となるものである。
【0078】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる空気調和
装置を幾つかの好適な実施形態に基づいて具体的に説明
する。
【0079】A:第1の実施形態 図1及び図2には、本願発明にかかる空気調和装置の第
1の実施形態としての天井埋込型の室内機X1を示して
いる。この室内機X1は、次述するケーシング1と室内
パネル2とで囲繞された矩形の機内空間61内に、後述
する熱交換器21とフィルター6及び羽根車ユニットM
を配置して構成されている。
【0080】A−1:ケーシング1 上記ケーシング1は、下端が開口した矩形箱状の形態を
もち、且つ建屋の天井81に形成した開口82に臨んで
天井裏空間83側に埋め込み状態で取り付けられる。
【0081】尚、このケーシング1における天板1Aの
略中央位置の内面には、後述する羽根車ユニットMを回
転駆動するためのモータ11が、その軸線を上下方向に
向けた状態で取り付けられている。そして、この実施形
態においては、上記モータ11を回転方向が正転と逆転
とに選択的に変更可能とされた可逆転式のモータで構成
され、例えば暖房運転時には正転し、冷房運転時には逆
転するようになっている。
【0082】A−2:室内パネル2 上記室内パネル2は、樹脂材により略矩形厚板状に一体
形成されたものであって、その平面方向の中央部分には
円形の内側吸込・吹出口3が形成される一方、該内側吸
込・吹出口3の径方向外側部位には該内側吸込・吹出口3
の周囲を囲繞するようにして円弧状に延びる複数(この
実施形態においては4個)の外側吸込・吹出口4,4,
・・が形成されている。
【0083】尚、この外側吸込・吹出口4は、上記室内
パネル2の上面から下面に向かうに伴って側方へ傾斜す
るような傾斜開口とされている。また、上記内側吸込・
吹出口3には、グリル5が装着されている。
【0084】A−3:熱交換器21 上記熱交換器21は、板厚方向に積層配置された複数枚
の板状のフィンと該各フィンを貫通して配置される複数
本の伝熱管とでなり全体として厚板状の外観形態をもつ
所謂クロスフィンタイプの熱交換器で構成されており、
この実施形態においてはさらにこれを弧状に湾曲させ、
上記室内パネル2の内側吸込・吹出口3の口径に近い内
径寸法をもつ円筒状に成形して使用するようにしてい
る。
【0085】そして、この円筒状の熱交換器21は、上
記機内空間61内に、その軸線を上記モータ11の軸線
と略合致させた立設状態で、且つ上記ケーシング1の天
板1Aと上記室内パネル2の上側に近接配置された環状
のドレンパン7との間に跨がって取り付けられている。
【0086】従って、この熱交換器21の配置によって
上記機内空間61は、該熱交換器21の内側に位置し且
つ上記内側吸込・吹出口3に連通する内側空間62と、
該熱交換器21の外側に位置し且つ上記外側吸込・吹出
口4,4,・・に連通する外側空間63の内外二つの空
間に区画されることになる。
【0087】尚、この実施形態においては、上記熱交換
器21を上述のように円筒状の形態に形成しているが、
本願発明における熱交換器21はかかる形態に限定され
るものではなく、要するに同心断面状の形態(即ち、そ
の軸線に直交する面での断面形状が、軸線方向のどの位
置での断面であっても、該熱交換器21の周壁部分が上
記軸線位置を中心とする同心円形態を呈するもの)を有
すればその目的を達し得るものであり、従って、略円筒
状の形態、あるいは略円錐筒状の形態の如くその周壁が
その軸線方向において直線状に延びる形態のみならず、
例えばその周壁が軸線方向において曲線状に延びるよう
な形態も採用できるものである。
【0088】A−4:フィルター6 上記フィルター6は、略円錐筒状に一体形成されたもの
であって、この実施形態においては径寸法が異なるもの
を二つ用意し、これらのうち、径寸法が小さいフィルタ
ー6はこれをその大径側端部を上記ドレンパン7側に、
小径側端部を上記ケーシング天板1A側に向けた状態で
上記熱交換器21の内周側に配置し、また径寸法が大き
いフィルター6はこれをその小径側端部を上記ドレンパ
ン7側に、大径側端部を上記ケーシング天板1A側に向
けた状態で上記熱交換器21の外周側に配置している。
【0089】このように、上記熱交換器21の内周側と
外周側とにそれぞれフィルター6,6を配置すること
で、図1に流線A1で示すように示す熱交換器21に対
してその内周側から外周側に向けて空気が流れる場合に
は内周側に配置されたフィルター6によって空気中の塵
埃が捕捉され、逆に流線A2で示すように示す熱交換器
21に対してその外周側から内周側に向けて空気が流れ
る場合には外周側に配置されたフィルター6によって空
気中の塵埃が捕捉されることになる。
【0090】A−5:羽根車ユニットM 上記羽根車ユニットMは、次述する羽根車31と羽根車
32と、これら各羽根車31,32を一体的に支持する
支持板15とで構成される。
【0091】A−5−a:支持板15 上記支持板15は、次述する羽根車31と羽根車32を
支持し且つこれらを上記モータ11により回転駆動させ
るためのものであって、金属材あるいは樹脂材により成
形され、上記モータ11の回転軸に固定される小径円板
状の固定部15aと、上面側が開口した略「コ」字状の
断面形状をもち且つその凹部内に上記ドレンパン7を非
接触に嵌入せしめた状態で該ドレンパン7の下面と上記
室内パネル2の上面との間の対向空間66に配置される
環状の延出部15bとを備えて構成される。そして、こ
の延出部15bの外周壁面が次述の羽根車31を支持す
るハブ部15cとなる。
【0092】尚、上記モータ11側に固定されて上記機
内空間61の上部側に位置する上記固定部15aと、上
記ドレンパン7側に位置し上記機内空間61の下部に配
置される上記延出部15bとは、上下方向及び水平方向
の双方に偏位しているため、該固定部15aと延出部1
5bとを傾斜する連結部材によって連結してこれらを一
体化する必要があるが、この実施形態においては、上記
固定部15aと延出部15bとの間に後述する羽根車3
2の羽根37,37,・・を取り付けて該羽根37,3
7,・・を連結部材として利用し、該羽根37,37,
・・により上記固定部15aと延出部15bとを一体化
して上記支持板15を構成している。従って、例えば他
の実施形態において上記羽根車32を設けない構成を採
用する場合には、上記固定部15aと延出部15bとの
間に適宜の連結部を設けてこれらを一体化することにな
る(図11参照)。
【0093】A−5−b:羽根車31 上記羽根車31は、上記外側空間63内に位置するよう
にして上記支持板15の延出部15bの外側壁面で構成
されるハブ部15c上にその周方向に所定間隔で複数枚
の羽根36,36,・・を立設配置して構成され、上記
支持板15が可逆転式の上記モータ11によって回転駆
動されることで上記熱交換器21の外側において正転あ
るいは逆転せしめられる。
【0094】そして、この羽根車31は、正転時(暖房
運転時)には室内空気を上記熱交換器21側へ吸い込む
如く作用し、逆転時(冷房運転時)には上記熱交換器2
1側からの空調空気を室内へ吹き出す如く作用するもの
である。従って、かかる要求機能及び上記熱交換器21
との相対位置関係を考慮して、この羽根車31は、正転
時(暖房運転時)には求心羽根車又は軸流羽根車とな
り、逆転時(冷房運転時)には斜流羽根車又は軸流羽根
車となるように羽根構造が設定されている。尚、図1に
おいては、上記羽根車31を、正転時、逆転時共に軸流
羽根車となるように設定している。
【0095】A−5−c:羽根車32 上記羽根車32は、上記支持板15の固定部15aと延
出部15bの内側壁面との間に跨がって複数枚の羽根3
7,37,・・をその周方向に所定間隔で配置して構成
され、上記支持板15が可逆転式の上記モータ11によ
って回転駆動されることで上記熱交換器21の内側にお
いて正転あるいは逆転せしめられる。
【0096】そして、この羽根車32は、正転時(暖房
運転時)には上記熱交換器21側からの空調空気を上記
内側吸込・吹出口3側へ吹き出す如く作用し、逆転時
(冷房運転時)には上記内側吸込・吹出口3側からの室
内空気を上記熱交換器21側へ吸い込む如く作用するも
のである。従って、かかる要求機能及び上記熱交換器2
1との相対位置関係を考慮して、この羽根車32は、正
転時(暖房運転時)には求心羽根車となり、逆転時(冷
房運転時)には斜流羽根車又は遠心羽根車となるように
羽根構造が設定されている。尚、図1においては、上記
羽根車32を、正転時には求心羽根車となり、逆転時に
は斜流羽根車となるようにしている。
【0097】A−6:作動説明 続いて、上述の如く構成された室内機X1の作動を説明
する。この室内機X1においては、暖房運転時と冷房運
転時とにおいて上記モータ11の回転方向がで可逆的に
変更される。即ち、暖房運転時には、上記モータ11が
正転し、上記羽根車31は軸流羽根車、上記羽根車32
は求心羽根車として機能し、これら各羽根車31,32
の送風作用によって、図1に流線A2で示すように、室
内空気は上記外側吸込・吹出口4から吸い込まれて上記
熱交換器21において熱交換され、温風となった状態で
上記内側吸込・吹出口3から下方に向けて室内空間80
側に吹き出され、これにより該室内空間80の暖房が実
現される。
【0098】これに対して、冷房運転時には、上記モー
タ11が逆転し、上記羽根車31は軸流羽根車として機
能し、また上記羽根車32は斜流羽根車として機能し、
これら各羽根車31,32の送風作用によって、図1に
流線A1で示すように、室内空気は上記内側吸込・吹出口
3から吸い込まれて上記熱交換器21において熱交換さ
れ、冷風となった状態で上記外側吸込・吹出口4から斜
め下方に向けて室内空間80側に吹き出され、これによ
り該室内空間80の冷冷房が実現される。
【0099】この場合、この実施形態の空気調和装置X
1においては、上述のように、暖房運転時には上記羽根
車32と羽根車31とにより上記外側吸込・吹出口4か
ら室内空気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口3から下
方に向けて温風を吹き出し、冷房運転時には上記内側吸
込・吹出口3から室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹
出口4から斜め下方に向けて冷風を吹き出すように構成
しているので、図3に示すように、特に暖房運転時に
は、上記羽根車31の吸込作用と上記羽根車32の吹出
作用の相乗作用により温風が上記内側吸込・吹出口3か
ら下方に向けて室内空間80内へ吹き出されることとな
り、例え空気調和装置X1が高天井配置であっても、該
温風は下方への吹出力によりその浮力の影響が可及的に
抑制され、床面近くの居住空間に十分に到達することに
なる。この結果、上記居住空間における良好な暖房特性
が確保される。尚、冷房運転時には、冷風が上記外側吸
込・吹出口4から斜め下方へ向けて室内空間80内に吹
き出されるので、上記空気調和装置X1の直下の居住空
間への冷風の到達が抑制され、冷房に伴うドラフト感が
軽減され、良好な冷房特性が確保される。
【0100】また、この実施形態の空気調和装置X1
おいては、上述のように、上記熱交換器21の内周面と
外周面のそれぞれに、略円筒状又は略円錐筒状の外観形
態をもつ如く形成されたフィルター6,6を配置してい
るので、上記熱交換器21の内周面側から外周面側に向
けて空気が流れる冷房運転時には内周面側に配置された
フィルター6により、また上記熱交換器21の外周面側
から内周面側に向けて空気が流れる暖房運転時には外周
面側に配置されたフィルター6により、それぞれ空気中
の塵埃が捕捉され熱交換器21のフィンへの付着が防止
されるので、該熱交換器21に空気が可逆流する構成で
あるにも拘わらず該熱交換器21の良好な熱交換性能が
確保される。
【0101】また、この場合、上記フィルター6が略円
筒状又は略円錐筒状の外観形態をもつ如く構成され、且
つこれが上記熱交換器21の内外両面に配置されている
ので、例えば従来のように平板状の外観形態をもつフィ
ルターを空気吸込口に対向させて配置する構成の場合に
比して、各フィルター6,6の表面積が格段に増大する
ことになる。かかるフィルター6の表面積の増大は、許
容塵埃捕捉量の増大として現れ、しかも塵埃の捕捉量は
運転時間に比例するものであることから、表面積の増大
に対応して上記フィルター6の清掃間隔の長大化が可能
となり、それだけ空気調和装置X1のメンテナンス性が
向上することになる。そして、かかるメンテナンス性の
向上は、特に空気調和装置X1を天井高さの高い高天井
構造の店舗等の空気調和装置と適用した場合には、高い
位置でのフィルター清掃の頻度が低くなるので好都合で
ある。
【0102】A−7:空気調和装置X1におけるその他
の構成 この実施形態の室内機X1においては、上述の如き基本
的構成に加えて、付随的構成として、次述する「シール
構造」及び「結露防止構造」を備えている。
【0103】A−7−a:シール構造 この実施形態の室内機X1においては、上述のように、
上記支持板15が上記内側空間62側から上記熱交換器
21の下端に位置する上記ドレンパン7の下方側を迂回
して上記外側空間63側に延出して配置されていること
から、その迂回部分、即ち、上記ドレンパン7の下面と
これに対向する上記室内パネル2の上面との間に形成さ
れる上記対向空間66を通して高圧側から低圧側へ空気
が漏れることになる。このような空気漏れは室内機X1
の能力低下の一因となるものであるため、該室内機X1
の能力の維持あるいは向上という観点からすれば、かか
る空気漏れを可及的に防止することが必要となる。しか
も、この場合、上記モータ11により上記支持板15が
可逆回転することから、かかる構成においても空気漏れ
を抑制できるように考慮することが必要となる。
【0104】そこで、この実施形態のものにおいては、
かかる空気漏れを防止するためのシール構造として図4
に示す如きシール構造を提案している。
【0105】即ち、このシール構造は、図4に示すよう
に、上記対向空間66にラビリンスシールで構成される
シール機構Pを設けたものである。即ち、上記支持板1
5の延出部15bの上面と下面の双方に、それぞれ径方
向に所定間隔で複数本の環状凸条53,53,・・を設
けたものである。かかる構成とすると、圧力差によって
上記支持板15の延出部15bの上面側と下面側とをそ
れぞれ逆方向に向けて流れる漏れ空気流は、その漏れ流
れの途中において拡大・縮小する流動を順次繰り返すこ
とで高圧側と低圧側との間における圧力勾配が次第に小
さくなり、漏れ空気流が可及的に減少せしめられるもの
である。このようなラビリンスシールによるシール性能
は、上記支持板15の回転方向に何ら影響されないの
で、この実施形態の如く上記支持板15が可逆回転する
構造のものに好適である。
【0106】A−7−b:結露防止構造 図5の温度線から判るように、冷房運転時には、上記内
側吸込・吹出口3寄りの点(c)と上記外側吸込・吹出口
4寄りの点(d)の間においては温度が室温より低く、
従ってこの範囲においては上記羽根車31から吹き出さ
れる冷風によって冷却される部分と室内空気との接触に
よって結露が生じるおそれがある。そこで、この実施形
態のものにおいては、かかる結露を防止するに好適な結
露防止構造を提案する。尚、以下に述べる各結露防止構
造は、それ単独で実施することも、複数の構造を組み合
わせて実施することも可能である。
【0107】A−7−b−イ:第1の結露防止構造 第1の結露防止構造は、図4に示すように、上記支持板
15の延出部15bのハブ部15c寄り部位に所定径の
還流口67を形成し、該還流口67によって上記羽根車
31の吸込側と吹出側とを連通せしめた構造である。
【0108】かかる構造とすると、同図に流線A0で示
すように、冷房運転時には、上記羽根車31から上記外
側吸込・吹出口4を通して室内空間80側に吹き出され
る冷風の一部が上記還流口67を介して吸込側に還流さ
れ、上記ハブ部15cの外周壁面部分に冷風が常時循環
することになる。このようにハブ部15cの周囲に冷風
の循環流が存在することで、該部分に暖かい室内空気が
侵入するのが防止される。この結果、上記ハブ部15c
の近傍が冷風によって冷却されても該冷却部分に暖かい
室内空気が接触するということがほとんどなく、該ハブ
部15c部分における結露が効果的に防止されるもので
ある。
【0109】A−7−b−ロ:第2の結露防止構造 上記第1の結露防止構造が冷風によって冷却された部分
への室内空気の侵入を抑制することで結露を防止するよ
うにしていたのに対して、この第2の結露防止構造は、
冷風による過度の冷却そのものを抑制することで結露を
防止するようにしたものである。
【0110】即ち、図4及に示すように、上記ドレンパ
ン7の下面に交流の電磁石54を配置する一方、上記支
持板15の少なくとも上記延出部15b部分を磁性を有
する構成とするものである。かかる構成とすれば、上記
電磁石54に交流電流を流してこれを励磁させ、かかる
状態で上記支持板15を回転させると、磁束の変化に伴
って上記延出部15b側に渦電流が発生する。この渦電
流によって上記延出部15bが発熱し、該延出部15b
が上記羽根車31から吹き出される冷風によって過度に
冷却されるのが未然に防止される。この結果、例え上記
延出部15b部分等に暖かい室内空気が侵入したとして
も、上記延出部15bが過度に冷却されていないのでこ
こに結露が生じることはない。
【0111】尚、上記支持板15の延出部15bを磁性
体とする手法としては、例えば上記支持板15全体を鉄
系金属で構成する方法とか、支持板15を鉄粉等の磁性
粉末を混入した樹脂材で構成する方法とか、上記支持板
15を樹脂材で構成し且つ上記延出部15bあるいは上
記ハブ部15cをも含めた部分の表面に鉄系金属のメッ
キを施す方法等が考えられる。
【0112】A−7−b−ハ:第3の結露防止構造 第3の結露防止構造は、上記第2の結露防止構造と同様
に上記延出部15b部分の過度の冷却を防止することで
該部分における結露の発生を防止する構造である。即
ち、結露の発生が懸念される上記支持板15の延出部1
5b及びハブ部15cの表面にセラミック等の断熱素材
をコーティングしたり、上記延出部15b及びハブ部1
5cの表面に植毛加工を施したり、あるいは上記延出部
15b及びハブ部15cの表面にシート状の断熱材を貼
設したりするものである。
【0113】かかる構成とすることで、上記延出部15
b等が上記羽根車31から吹き出される冷風によって過
度に冷却されるのが未然に防止される。この結果、例え
上記延出部15b部分等に暖かい室内空気が侵入したと
しても、該延出部15b部分等が過度に冷却されていな
いのでここに結露が生じることはない。
【0114】B:第2の実施形態 図6には、本願発明の第2の実施形態にかかる室内機X
2を示している。この実施形態の室内機X2は、上記第1
の実施形態における室内機X1とその構成を略同一と
し、これと異なる点は、上記モータ11を可逆転式とせ
ず、通常の正転方向へのみ回転する構成のものとした点
である。かかるモータ11の機能に対応して、この実施
形態においては、図6に示すように、上記室内パネル2
の中央寄りの開口(上記第1の実施形態における内側吸
込・吹出口3に該当する開口)を「吹出口8」とし、上
記室内パネル2の外周部の開口(上記第1の実施形態に
おける外側吸込・吹出口4に該当する)を「吸込口9」
としている。
【0115】従って、この実施形態の室内機X2におい
ては、図6に流線A1,A2で示すように、暖房運転時及
び冷房運転時共に、室内空気は上記吸込口9から吸い込
まれて上記吹出口8から室内空間80に下方へ向けて吹
き出されることになる。このため、暖房運転時には上記
第1の実施形態の場合と同様に、上記吹出口8から下方
へ向けて吹き出される温風が床面近くの居住空間に確実
に到達し、良好な暖房特性が得られるものであるが、冷
房運転時には冷風によるドラフト感が生じることも考え
られる。しかし、この室内機X2が高天井用室内機とし
て適用される場合には、冷風によるドラフト感の発生と
いうデメリットよりも、温風の居住空間への確実な到達
というメリットの方が大きく、したがって、この実施形
態の室内機X2は、暖房特性を重視した高天井配置の室
内機として好適なものと言える。
【0116】ところで、この実施形態のように、上記モ
ータ11を一方向へのみ回転する構成とした場合には、
上記支持板15の延出部15bが延出する上記ドレンパ
ン7の下面と上記室内パネル2の上面との間の対向空間
66における空気漏れを防止するためのシール構造とし
て、上記第1の実施形態において説明した各構造の外
に、以下に述べるような構造をも適用できる。
【0117】即ち、シール構造としては、上述の如きラ
ビリンスシールの外に、スパイラルグルーブシールを適
用することができる。このスパイラルグルーブシールと
は、上記羽根車ユニットMの回転(即ち、上記支持板1
5の回転)を利用して、低圧側から高圧側へ向けて流れ
る空気流を発生させ、この発生した空気流によって、高
圧側から低圧側へ向けての漏れ空気流の流れを抑制し、
結果的に空気漏れを抑制するものである。具体的には、
図7及び図8に示すように、上記ドレンパン7の底面と
これに対向する上記室内パネル2の上面との間に形成さ
れる上記対向空間66を通して配置される上記支持板1
5の延出部15bの上下両面に、求心羽根51あるいは
遠心羽根52を備えてなるスパイラルグルーブシールを
設けたものである。
【0118】ここで、スパイラルグルーブシールの構造
設定の前提となる上記延出部15bの上面側と下面側の
それぞれにおける空気の流れ方向を調べ、その結果を図
5に圧力線として示している。即ち、先ず、図7に示す
ように、上記支持板15の延出部15bの回りに四つの
点(a),(b),(c),(d)を設定した。ここ
で、点(a)は上記羽根車31の吸込側、点(b)は上
記羽根車31の吹出側、点(c)は上記羽根車32の吸
込側、点(d)は上記羽根車32の吹出側である。図5
の圧力線に示すように、圧力は、吸込口9から点(a)
にかけて次第に低下し負圧に達した後、点(a)におい
て反転して該点(a)から点(b)まで上昇し、該点
(b)では正圧となる。さらに、点(b)で反転して該
点(b)から点(c)まで急激に低下し、該点(c)に
おいては最大負圧となる。さらに、点(c)で反転して
該点(c)から点(d)まで急激に上昇し、点(d)で
は正圧となる。そして、この点(d)から吹出口8にか
けては次第に低下し、該吹出口8においては大気圧に達
する。
【0119】この圧力状態からして、上記支持板15の
延出部15bの下側、即ち、上記点(a)と点(d)の
間においては、点(d)から点(a)に向けて遠心方向
に空気が流れ、上記支持板15の延出部15bの上側、
即ち、上記点(b)と点(c)の間においては点(b)
から点(c)に向けて求心方向に空気が流れることが判
る。従って、かかる漏れ空気流をそれに対向する方向の
空気流によって抑制するには、上記支持板15の延出部
15bの下側においては求心方向の空気流を発生させれ
ば良く、逆に上記支持板15の延出部15bの上側にお
いては遠心方向の空気流を発生させれば良いことにな
る。
【0120】かかる知見に基づき、上記支持板15の延
出部15bの下側においては該支持板15の回転方向
(羽矢印方向)に対して求心方向の空気流を発生させ得
る形状をもつ求心羽根52を設け、逆に上記支持板15
の延出部15bの上側においては該支持板15の回転方
向(羽矢印方向)に対して遠心方向の空気流を発生させ
得る形状をもつ遠心羽根51を設けたものである。
【0121】このように上記支持板15の延出部15b
部分に、遠心羽根51及び求心羽根52を設けることで
上記対向空間66からの空気漏れが可及的に防止される
ものである。
【0122】また、この実施形態においても、上記第1
の実施形態において説明した各結露防止構造が適用でき
るが、特にこの実施形態においては上記モータ11とし
て正転式のものを採用したことに伴って、上記羽根車3
1側ではなくて上記羽根車32側に結露を生じることに
なる。このため、第1の結露防止構造については、図7
に示すように、上記支持板15の延出部15bと上記羽
根車32を支持するハブ部15dとの中間位置に上記還
流口67を形成することになる。
【0123】尚、上記還流口67の大きさ、上記熱交換
器21及びフィルター6の圧力損失の大きさによって
は、点(a)の圧力が点(d)の圧力よりも大きくなる
場合があるが、この場合には、上記求心羽根52を遠心
羽根に変更すれば良い。
【0124】C:第3の実施形態 図9には、本願発明にかかる空気調和装置の第3の実施
形態としての室内機X 3を示している。この室内機X
3は、上記第1の実施形態にかかる室内機X1と略同一の
構成をもつものであって、これと異なる点は、暖房運転
時における温風の居住空間への到達をより一層確実なら
しめて暖房特性の更なる向上を図ることを意図し、上記
羽根車32の暖房運転時における吹出口となる部分に、
次述の吹出気流調整部材25を配置した点である。
【0125】上記吹出気流調整部材25は、その口径が
滑らかに変化するようにしたベルマウス状の筒体で構成
され、その軸心を上記羽根車32の軸心に略合致させた
状態で配置される。そして、この吹出気流調整部材25
は、その最小口径Dが異なるものをいくつか用意してお
き、これら最小口径Dの異なる複数種類の吹出気流調整
部材25を、室内機X3が備えられる天井81の高さの
大小に応じて適宜選択して使用されるものである。具体
的には、天井高さが高いときほど、吹出気流調整部材2
5として、口径Dが小さいもの(換言すれば、吹出気流
に対するガイド作用が強いもの)を選択する。
【0126】このように、上記吹出気流調整部材25を
適宜選択して使用することで、室内機X3が配置される
天井81の高さの大小の如何に拘わらず、しかも天井高
さに対応して上記各羽根車31,32あるいはモータ1
1の仕様変更をすることなく、暖房運転時には上記内側
吸込・吹出口3から下方へ向けて吹き出される温風を確
実に居住空間に到達させてより一層の暖房特性の向上を
図ることが可能となるものである。
【0127】D:第4の実施形態 図10には、本願発明にかかる空気調和装置の第4の実
施形態としての室内機X4を示している。この室内機X4
は、上記各実施形態における室内機X1〜X3が共に二つ
の羽根車31,32を備えていたのに対して、羽根車と
して上記熱交換器21の内側に配置される羽根車32の
みを備えた点である。
【0128】尚、この羽根車32は上記モータ11によ
り、暖房運転時と冷房運転時とにおいて可逆回転される
ようになっており、従って、上記熱交換器21の内外両
面にそれぞれフィルター6,6が配置されている。ま
た、上記羽根車32は、暖房運転時には求心羽根車とし
機能し、冷房運転時には斜流羽根車となる羽根車で構成
されることは勿論である。
【0129】かかる構成とすることで、上記第1の実施
形態の室内機X1におけると同様の効果をひとつの羽根
車32によって実現することができ、構造の簡略化、あ
るいは低コスト化という点において好ましいものであ
る。
【0130】E:第5の実施形態 図11には、本願発明にかかる空気調和装置の第5の実
施形態としての室内機X5を示している。この室内機X5
は、上記第4の実施形態における室内機X4とは逆に、
羽根車として上記熱交換器21の外側に配置される羽根
車31のみを備えたものである。
【0131】そして、この羽根車31は上記モータ11
により暖房運転時と冷房運転時とにおいて可逆回転され
るようになっており、従って、上記熱交換器21の内外
両面にそれぞれフィルター6,6が配置されている。ま
た、上記羽根車31は、暖房運転時及び冷房運転時には
軸流羽根車として機能する羽根車で構成されることは勿
論である。
【0132】さらに、この実施形態のものにおいては、
上記支持板15によって上記羽根車31のみを支持する
構成であることから、該支持板15における上記固定部
15aと延出部15bとの間を開口65として気流の通
過を許容するとともに、該開口65に連結部材56を設
け、該連結部材56によって上記固定部15aと延出部
15bを一体化して上記支持板15を構成するようにし
ている。
【0133】かかる構成の室内機Z5においても、上記
第4の実施形態における室内機X4と同様に、上記第1
の実施形態の室内機X1におけると同様の効果をひとつ
の羽根車32によって実現することができ、構造の簡略
化、あるいは低コスト化という点において好ましいもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態にかかる空気調和装
置の断面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に示す空気調和装置を高天井配置した場合
の気流分布図である。
【図4】図1のIII部分の拡大図である。
【図5】図4に示した対向空間の近傍における空気の圧
力及び温度の状態変化説明図である。
【図6】本願発明の第2の実施形態にかかる空気調和装
置の断面図である。
【図7】図6のVII−VII拡大図である。
【図8】図7のVIII−VIII要部矢視図である。
【図9】本願発明の第3の実施形態にかかる空気調和装
置の断面図である。
【図10】本願発明の第4の実施形態にかかる空気調和
装置の断面図である。
【図11】本願発明の第5の実施形態にかかる空気調和
装置の断面図である。
【図12】従来の空気調和装置の構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1はケーシング、2は室内パネル、3は内側吸込・吹出
口、4は外側吸込・吹出口、5はグリル、6はフィルタ
ー、7はドレンパン、8は吹出口、9は吸込口、11は
モータ、15は支持板、21は熱交換器、31及び32
は羽根車、36及び37は羽根、51は遠心羽根、52
は求心羽根、53は環状凸条、54及び55は永久磁
石、61は機内空間、62は内側空間、63は外側空
間、65は開口、66は対向空間、67は還流口、Mは
羽根車ユニット、Pはシール機構、X1〜X4は空気調和
装置である。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面中央寄りに内側吸込・吹出口(3)
    を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口(4)をそれぞれ
    形成したケーシング(1)内に熱交換器(21)を、上
    記熱交換器(21)の内側が上記内側吸込・吹出口
    (3)に、上記熱交換器(21)の外側が上記外側吸込
    ・吹出口(4)にそれぞれ臨むように配置する一方、 上記熱交換器(21)の内側に回転軸を有する可逆転可
    能な羽根車(31,32)を配置し、暖房運転時には上
    記外側吸込・吹出口(4)から上記熱交換器(21)を
    介して上記内側吸込・吹出口(3)に向けて、冷房運転
    時には上記内側吸込・吹出口(3)から上記熱交換器
    (12)を介して上記外側吸込・吹出口(4)に向けて
    空気を流通させるように構成したことを特徴とする空気
    調和装置。
  2. 【請求項2】 下面中央寄りに内側吸込・吹出口(3)
    を、外周寄り部位に外側吸込・吹出口(4)をそれぞれ
    形成したケーシング(1)内に熱交換器(21)を、上
    記熱交換器(21)の内側が上記内側吸込・吹出口
    (3)に、上記熱交換器(21)の外側が上記外側吸込
    ・吹出口(4)にそれぞれ臨むように配置する一方、 上記熱交換器(21)の内周側と外周側の少なくともい
    ずれか一方に、上記外側吸込・吹出口(4)から上記内
    側吸込・吹出口(3)に流れる空気流を創出する羽根車
    (31,32)を配置したことを特徴とする空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記熱交換器(21)の内周側のみに上記羽根車(3
    2)が配置され、又は上記熱交換器(21)の外周側の
    みに上記羽根車(31)が配置され、又は上記熱交換器
    (21)の内周側と外周側の双方に上記羽根車(31,
    32)が配置されていることを特徴とする空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記羽根車(32)が、上記熱交換器(21)の内周側
    に配置されるものであって、暖房運転時には求心羽根
    車、冷房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽
    根車で構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 上記羽根車(31)が、上記熱交換器(21)の外周側
    に配置されるものであって、暖房運転時には求心羽根車
    又は軸流羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は軸流羽
    根車となる羽根車で構成されていることを特徴とする空
    気調和装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 上記熱交換器(21)の内周側に配置される上記羽根車
    (32)が暖房運転時には求心羽根車又は軸流羽根車、
    冷房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽根車
    で構成され、上記熱交換器(21)の外周側に配置され
    る上記羽根車(31)が暖房運転時には求心羽根車、冷
    房運転時には斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で
    構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6におい
    て、 上記熱交換器(21)が、略円筒状又は略円錐筒状等の
    略同心断面状の形態を備えていることを特徴とする空気
    調和装置。
  8. 【請求項8】 請求項1,2,3,4,5,6又は7に
    おいて、 上記熱交換器(21)の下端側に位置するドレンパン
    (7)の下面と上記内側吸込・吹出口(3)と上記外側
    吸込・吹出口(4)とが設けられた室内パネル(2)の
    上面との対向空間(66)を通って上記熱交換器(2
    1)の内側の内側空間(62)側から該熱交換器(2
    1)の外側の外側空間(63)側へ延びる支持板(1
    5)の延出部(15b)の上面と下面の少なくともいず
    れか一方の面に、上記対向空間(66)を通って高圧側
    から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシール機構
    (P)が設けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
  9. 【請求項9】 開口した下端面を下方に向けて天井(8
    1)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケーシン
    グ(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側から
    装着されるとともにその中央寄り部位には内側吸込・吹
    出口(3)が、外周寄り部位には外側吸込・吹出口
    (4)がそれぞれ形成された室内パネル(2)とで囲繞
    された機内空間(61)に、略円筒状又は略円錐筒状の
    外観形態を有する如く形成された熱交換器(21)を、
    該熱交換器(21)の内周側が上記内側吸込・吹出口
    (3)に、外周側が上記外側吸込・吹出口(4)にそれ
    ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器(21)によっ
    て上記機内空間(61)を上記内側吸込・吹出口(3)
    に対応する内側空間(62)と上記外側吸込・吹出口
    (4)に対応する外側空間(63)とに区画するととも
    に、 上記内側空間(62)内に、回転方向が変更可能とされ
    たモータ(11)により回転駆動される支持板(15)
    に支持された羽根車(32)を配置し、上記モータ(1
    1)の回転方向の変更により、暖房運転時には上記羽根
    車(32)により上記外側吸込・吹出口(4)から室内
    空気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口(3)から下方
    に向けて温風を吹き出し、冷房運転時には上記内側吸込
    ・吹出口(3)から室内空気を吸い込んで上記外側吸込・
    吹出口(4)から斜め下方に向けて冷風を吹き出すよう
    に構成したことを特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】 開口した下端面を下方に向けて天井
    (81)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケー
    シング(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側
    から装着されるとともにその中央寄り部位には内側吸込
    ・吹出口(3)が、外周寄り部位には外側吸込・吹出口
    (4)がそれぞれ形成された室内パネル(2)とで囲繞
    された機内空間(61)に、略円筒状又は略円錐筒状の
    外観形態を有する如く形成された熱交換器(21)を、
    該熱交換器(21)の内周側が上記内側吸込・吹出口
    (3)に、外周側が上記外側吸込・吹出口(4)にそれ
    ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器(21)によっ
    て上記機内空間(61)を上記吸込口(3)に対応する
    内側空間(62)と上記外側吸込・吹出口(4)に対応
    する外側空間(63)とに区画する一方、 上記外側空間(53)内に、回転方向が変更可能とされ
    たモータ(11)により回転駆動されるとともに上記内
    側空間(62)から上記熱交換器(21)の下端部に設
    けられたドレンパン(7)の下面と上記室内パネル
    (2)の上面との間を通って上記外側空間(63)側へ
    延出し且つ該内側空間(62)に対応する部位には上記
    内側吸込・吹出口(3)を上記熱交換器(21)に連通
    させる開口(65)を設けた支持板(15)により支持
    されて上記熱交換器(21)の外周側において回転する
    羽根車(31)を配置し、 上記モータ(11)の回転方向の変更により、暖房運転
    時には上記羽根車(31)により上記外側吸込・吹出口
    (4)から室内空気を吸い込んで上記内側吸込・吹出口
    (3)から下方に向けて温風を吹き出し、冷房運転時に
    は上記内側吸込・吹出口(3)から室内空気を吸い込ん
    で上記外側吸込・吹出口(4)から斜め下方に向けて冷
    風を吹き出すように構成したことを特徴とする空気調和
    装置。
  11. 【請求項11】 開口した下端面を下方に向けて天井
    (81)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケー
    シング(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側
    から装着されるとともにその中央寄り部位には内側吸込
    ・吹出口(3)が、外周寄り部位には外側吸込・吹出口
    (4)がそれぞれ形成された室内パネル(2)とで囲繞
    された機内空間(61)に、略円筒状又は略円錐筒状の
    外観形態を有する如く形成された熱交換器(21)を、
    該熱交換器(21)の内周側が上記内側吸込・吹出口
    (3)に、外周側が上記外側吸込・吹出口(4)にそれ
    ぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器(21)によっ
    て上記機内空間(61)を上記内側吸込・吹出口(3)
    に対応する内側空間(62)と上記外側吸込・吹出口
    (4)に対応する外側空間(63)とに区画する一方、 上記内側空間(62)から上記熱交換器(21)の下端
    部に設けられたドレンパン(7)の下面と上記室内パネ
    ル(2)の上面との間を通って上記外側空間(63)側
    へ延出するとともに回転方向が変更可能とされたモータ
    (11)により回転駆動される支持板(15)の上記内
    側空間(62)に対応する位置に羽根車(32)を、上
    記外側空間(63)に対応する位置に羽根車(31)を
    それぞれ設け、 上記モータ(11)の回転方向の変更により、暖房運転
    時には上記羽根車(32)と羽根車(31)とにより上
    記外側吸込・吹出口(4)から室内空気を吸い込んで上
    記内側吸込・吹出口(3)から下方に向けて温風を吹き
    出し、冷房運転時には上記内側吸込・吹出口(3)から
    室内空気を吸い込んで上記外側吸込・吹出口(4)から
    斜め下方に向けて冷風を吹き出すように構成したことを
    特徴とする空気調和装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 上記羽根車(32)を、暖房運転時には求心羽根車、冷
    房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車となる羽根車で
    構成したことを特徴とする空気調和装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 上記羽根車(31)を、暖房運転時には求心羽根車又は
    軸流羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は軸流羽根車
    となる羽根車で構成したことを特徴とする空気調和装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 上記羽根車(32)を、暖房運転時には求心羽根車又は
    軸流羽根車、冷房運転時には斜流羽根車又は遠心羽根車
    となる羽根車で構成し、 上記羽根車(31)を、暖房運転時には求心羽根車、冷
    房運転時には斜流羽根車又は軸流羽根車となる羽根車で
    構成したことを特徴とする空気調和装置。
  15. 【請求項15】 開口した下端面を下方に向けて天井
    (81)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケー
    シング(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側
    から装着されるとともにその中央寄り部位には吹出口
    (8)が、外周寄り部位には吸込口(9)がそれぞれ形
    成された室内パネル(2)とで囲繞された機内空間(6
    1)に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有する如
    く形成された熱交換器(21)を、該熱交換器(21)
    の内周側が上記吹出口(8)に、外周側が上記吸込口
    (9)にそれぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器
    (21)によって上記機内空間(61)を上記吹出口
    (8)に対応する内側空間(62)と上記吸込口(9)
    に対応する外側空間(63)とに区画するとともに、 上記内側空間(62)内にモータ(11)により回転駆
    動される支持板(15)に支持された羽根車(32)を
    配置し、該羽根車(32)により上記吸込口(9)から
    室内空気を吸い込んで上記吹出口(8)から下方に向け
    て空調風を吹き出すように構成したことを特徴とする空
    気調和装置。
  16. 【請求項16】 開口した下端面を下方に向けて天井
    (81)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケー
    シング(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側
    から装着されるとともにその中央寄り部位には吹出口
    (8)が、外周寄り部位には吸込口(9)がそれぞれ形
    成された室内パネル(2)とで囲繞された機内空間(6
    1)に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有する如
    く形成された熱交換器(21)を、該熱交換器(21)
    の内周側が上記吹出口(8)に、外周側が上記吸込口
    (9)にそれぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器
    (21)によって上記機内空間(61)を上記吹出口
    (8)に対応する内側空間(62)と上記吸込口(9)
    に対応する外側空間(63)とに区画する一方、 上記外側空間(53)内に、モータ(11)により回転
    駆動されるとともに上記内側空間(62)から上記熱交
    換器(21)の下端部に設けられたドレンパン(7)の
    下面と上記室内パネル(2)の上面との間を通って上記
    外側空間(63)側へ延出し且つ該内側空間(62)に
    対応する部位には上記吹出口(8)を上記熱交換器(2
    1)に連通させる開口(65)を設けた支持板(15)
    により支持されて上記熱交換器(21)の外周側におい
    て回転する羽根車(31)を配置し、 上記羽根車(31)により上記吸込口(9)から室内空
    気を吸い込んで上記吹出口(8)から下方に向けて空調
    風を吹き出すように構成したことを特徴とする空気調和
    装置。
  17. 【請求項17】 開口した下端面を下方に向けて天井
    (81)に埋め込み又は吊り下げ状態で配置されるケー
    シング(1)と、該ケーシング(1)の開口端に室内側
    から装着されるとともにその中央寄り部位には吹出
    口()が、外周寄り部位には吸込口(9)がそれぞれ形
    成された室内パネル(2)とで囲繞された機内空間(6
    1)に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態を有する如
    く形成された熱交換器(21)を、該熱交換器(21)
    の内周側が上記吹出口(8)に、外周側が上記吸込口
    (9)にそれぞれ臨むようにして収容し、該熱交換器
    (21)によって上記機内空間(61)を上記吹出口
    (8)に対応する内側空間(62)と上記吸込口(9)
    に対応する外側空間(63)とに区画する一方、 上記内側空間(62)から上記熱交換器(21)の下端
    部に設けられたドレンパン(7)の下面と上記室内パネ
    ル(2)の上面との間を通って上記外側空間(63)側
    へ延出するとともにモータ(11)により回転駆動され
    る支持板(15)の上記内側空間(62)に対応する位
    置に羽根車(32)を、上記外側空間(63)に対応す
    る位置に羽根車(31)をそれぞれ設け、上記羽根車
    (31)及び羽根車(32)により、上記吸込口(9)
    から室内空気を吸い込んで上記吹出口(8)から下方に
    向けて空調風を吹き出すように構成したことを特徴とす
    る空気調和装置。
  18. 【請求項18】 請求項9,10,11,12,13又
    は14において、 上記熱交換器(21)の内周面側と外周面側のそれぞれ
    に、略円筒状又は略円錐筒状の外観形態をもつ如く形成
    されたフィルター(6)を配置したことを特徴とする空
    気調和装置。
  19. 【請求項19】 請求項15,16又は17において、 上記熱交換器(21)の外周面側に、略円筒状又は略円
    錐筒状の外観形態をもつ如く形成されたフィルター
    (6)を配置したことを特徴とする空気調和装置。
  20. 【請求項20】 請求項10又は11において、 上記ドレンパン(7)の下面と上記室内パネル(2)の
    上面との対向空間(66)を通って上記内側空間(6
    2)側から外側空間(63)側へ延びる上記支持板(1
    5)の延出部(15b)の上面と下面の少なくともいず
    れか一方の面に、上記対向空間(66)を通って高圧側
    から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシール機構
    (P)が設けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項8,20において、 上記シール機構(P)が、空気流に拡大・縮小する流動
    作用を繰り返して与えることで高圧側から低圧側への空
    気の流れを抑制するラビリンスシールで構成されている
    ことを特徴とする空気調和装置。
  22. 【請求項22】 請求項16又は17において、 上記ドレンパン(7)の下面と上記室内パネル(2)の
    上面との対向空間(66)を通って上記内側空間(6
    2)側から外側空間(63)側へ延びる上記支持板(1
    5)の延出部(15b)の上面と下面の少なくともいず
    れか一方の面に、上記対向空間(66)を通って高圧側
    から低圧側へ流れる空気流の流れを抑制するシール機構
    (P)が設けられていることを特徴とする空気調和装
    置。
  23. 【請求項23】 請求項8,22において、 上記シール機構(P)が、空気流に拡大・縮小する流動
    作用を繰り返して与えることで高圧側から低圧側への空
    気の流れを抑制するラビリンスシール、低圧側の空気を
    高圧側に誘引せしめることで高圧側から低圧側への空気
    の流れを抑制するスパイラルグルーブシール、又は該ラ
    ビリンスシールとスパイラルグルーブシールとを組み合
    わせて構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  24. 【請求項24】 請求項1,3,10又は11におい
    て、 上記支持板(15)における上記延出部(15b)と上
    記羽根車(31)の羽根(36),(36),・・が取
    り付けられるハブ部(15c)との中間部位に、上記羽
    根車(31)からの吹出風の一部を該羽根車(31)の
    吸込側へ還流させる還流口(67)が設けられているこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  25. 【請求項25】 請求項1,3,10又は11におい
    て、 上記支持板(15)の少なくとも上記延出部(15b)
    を磁性を有する構成とする一方、 上記延出部(15b)を挟んで対向する上記ドレンパン
    (7)の下面と上記室内パネル(2)の上面のいずれか
    一方に電磁石(54)を配置したことを特徴とする空気
    調和装置。
  26. 【請求項26】 請求項1,3,10又は11におい
    て、 上記支持板(15)における上記延出部(15b)から
    上記ハブ部(15c)にかけての部位に、植毛、断熱材
    の接合、又は熱伝導率の小さい材料のコーティングによ
    る断熱加工を施したことを特徴とする空気調和装置。
  27. 【請求項27】 請求項2,3,16又は17におい
    て、 上記支持板(15)における上記延出部(15b)と上
    記羽根車(32)の羽根(37),(37),・・が取
    り付けられるハブ部(15d)との中間部位に、上記羽
    根車(32)からの吹出風の一部を該羽根車(32)の
    吸込側へ還流させる還流口(67)が設けられているこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  28. 【請求項28】 請求項2,3,16又は17におい
    て、 上記支持板(15)の少なくとも上記延出部(15b)
    を磁性を有する構成とする一方、 上記延出部(15b)を挟んで対向する上記ドレンパン
    (7)の下面と上記室内パネル(2)の上面のいずれか
    一方に電磁石(54)を配置したことを特徴とする空気
    調和装置。
  29. 【請求項29】 請求項2,3,16又は17におい
    て、 上記支持板(15)における上記延出部(15b)から
    上記ハブ部(15d)にかけての部位に、植毛、断熱材
    の接合、又は熱伝導率の小さい材料のコーティングによ
    る断熱加工を施したことを特徴とする空気調和装置。
  30. 【請求項30】 請求項1,2,3,9,10,11,
    12,13,14,15,16又は17において、 上記羽根車(32)と上記内側吸込・吹出口(3)との
    間に、該羽根車(32)から上記内側吸込・吹出口
    (3)を通して下方へ吹き出される吹出風に絞り作用を
    与える吹出気流調整部材(25)が設けられるととも
    に、該吹出気流調整部材(25)の口径が天井高さが高
    いほど絞り作用が強くなるように天井高さに対応して設
    定されていることを特徴とする空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108105122A (zh) * 2017-11-22 2018-06-01 奥普家居股份有限公司 一种双扇叶换气扇
CN114151858A (zh) * 2020-09-04 2022-03-08 青岛海信日立空调系统有限公司 空调室内机
CN114791126A (zh) * 2022-04-28 2022-07-26 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 一种天花机

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