JPH11230645A - 空調装置 - Google Patents
空調装置Info
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- JPH11230645A JPH11230645A JP3523598A JP3523598A JPH11230645A JP H11230645 A JPH11230645 A JP H11230645A JP 3523598 A JP3523598 A JP 3523598A JP 3523598 A JP3523598 A JP 3523598A JP H11230645 A JPH11230645 A JP H11230645A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/19—Refrigerant outlet condenser temperature
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
の回転数を低下させる空調装置において、暖房能力の低
下を極力小さくする。 【解決手段】 室外熱交換器24に霜が付着している場
合は、ステップ370に進み、圧縮機22の回転数を所
定回転数低下させる。つまり、室外熱交換器に霜が付着
したと判定されると、通常暖房運転を継続した状態で、
圧縮機22の回転数を室内熱交換器24に霜が付着した
と判定される前よりも所定回転数低下させる。ステップ
380では、インジェクション量が大きくなるように電
気式膨張弁26の開度を所定量大きくする。つまり、室
外熱交換器24に霜が付着したと判定されると、電気式
膨張弁の絞り量を室外熱交換器24に霜が付着したと判
定される前よりも所定量大きくする。
Description
縮器で車室内を暖房する暖房用熱交換器として使用した
空調装置であって、特にガスインジェクションサイクル
を使用した電気自動車用空調装置に好適である。
室内熱交換器を冷凍サイクルの凝縮器として車室内を暖
房するのが周知である(特開昭57−74535号公
報)。そして、このように室内熱交換器を暖房用熱交換
器として使用すると、室外熱交換器が蒸発器として機能
するため、室外熱交換器には霜が付着し、霜の付着によ
って暖房能力が十分に発揮できない。
に霜が付着する条件になると、圧縮機の回転数を低下さ
せることで、低圧圧力を上昇させて、冷媒蒸発器温度を
上昇させることで、霜の成長を遅らせるようにしてい
る。これにより、暖房運転時間を延長することができ
る。
来装置では、圧縮機の回転数を低下させると、冷媒循環
量が減少するに加えて、高圧圧力が低下するために室内
熱交換器での凝縮温度が低下し、暖房能力が低下すると
いう問題がある。そこで、本発明の第1の目的は、室外
熱交換器に霜が付着するときに、圧縮機の回転数を低下
させるものにおいて、暖房能力の低下を極力小さくする
ことを目的とする。
イクルを搭載して電気自動車においては、乗員が乗って
いなくとも前もって乗員によって設定された時間となる
と、冬場であれば自動的に車室内を所定時間だけ暖房す
るプレヒート(予備的暖房)を行って、乗員が乗車する
前にある程度車室内を温めておくものが周知である。例
えば、このようなプレヒートを行うために、特別に空調
操作パネルにプレヒートスイッチを設け、このスイッチ
がオンにセットされているときにのみ、上記プレヒート
を行うようにする。
ヒートを行うと、室外熱交換器の着霜量が限界に近いた
め、いざ車両走行時にさらに暖房能力を高めて暖房運転
を引き続き行おうとしたときに、室外熱交換器の着霜に
よって暖房能力が十分に発揮できないという問題があ
る。そこで、冷媒の流れを逆転させて室外熱交換器を凝
縮器として使用することで、霜を除去することもできる
が、このようにすると室内熱交換器が蒸発器となるた
め、空調風の温度が上がらず、車室内温度の上昇がほと
んど無く、プレヒート自体の意味が無くなる。
明者は上記プレヒート中および通常暖房時に着霜条件を
検知して、上記従来装置のように霜の発生を抑制するた
めに圧縮機の回転数を低下させるものを検討して見た。
すると、以下の問題が発生した。つまり、プレヒート中
では霜の発生を確実に抑制するために上記着霜条件を満
足しやすく設定し、この着霜条件を満足すると、圧縮機
の回転数を下げる。これにより、上記プレヒートにより
確実に車室内を継続して暖房することができ、その後通
常暖房を行うときに、十分な暖房能力を発揮させること
ができる。しかし、通常暖房時にそのまま上記着霜条件
を用いると、条件があまいため、頻繁に圧縮機の回転数
が低下してしまい、逆に暖房性能が十分に発揮できない
という問題がある。
トが設定可能な車両用空調装置において、プレヒート時
に室外熱交換器の着霜を確実に抑制するとともに、通常
暖房時において、除霜回数を出来る限り低減することを
目的とする。
るために、本発明では冷凍サイクルとしてガスインジェ
クションサイクルに着目し、請求項1および2記載する
発明のように、冷凍サイクル(21)の低圧冷媒を自身
が吸入するための吸入ポート(22b)、冷凍サイクル
(21)の中間圧のガス冷媒を導入するためのガスイン
ジェクションポート(22c)、および自身が圧縮した
高圧冷媒を吐出するための吐出ポート(22a)を有す
る圧縮機(22)と、凝縮器(12)からの高圧冷媒を
中間圧まで減圧するとともに、絞り量が電気的に調節さ
れるように構成された第1減圧手段(26)と、第1減
圧手段(26)からの中間圧冷媒を気液分離する気液分
離器(25)と、気液分離器(25)で分離された中間
圧のガス冷媒を圧縮機(22)のガスインジェクション
ポート(22c)に導くガスインジェクション用通路
(22d)と、凝縮器(12)における暖房能力が所定
能力となるように圧縮機(22)の回転数を可変制御す
る圧縮機回転数制御手段(ステップ180、190)
と、凝縮器(12)にて空気を加熱する暖房運転時にお
いて、蒸発器(24)に所定量の霜が付着したと判定す
る判定手段(ステップ360)と、判定手段(ステップ
360)にて蒸発器(24)に所定量の霜が付着したと
判定されると、暖房運転を継続した状態で、圧縮機(2
2)の回転数を蒸発器(24)に所定量の霜が付着した
と判定される前よりも所定回転数低下させる着霜時回転
数制御手段(ステップ370)と、判定手段にて蒸発器
(24)に所定量の霜が付着したと判定されると、第1
減圧手段(26)の絞り量を蒸発器(24)に霜が付着
したと判定される前よりも所定量大きくする絞り可変制
御手段(ステップ380)とを有することを特徴として
いる。
ると、冷凍サイクルの冷媒循環量が減少するが、この場
合は、高圧冷媒を中間圧力に減圧する第1減圧手段の絞
り量を所定量大きくすることで、ガスインジェクション
用通路を介して圧縮機にガスインジェクションされるガ
ス冷媒が増加する。このため、圧縮機は吸入ポートから
吸入される冷媒循環量に、ガスインジェクションされる
冷媒循環量が加わって圧縮仕事をすることになる。この
結果、冷凍サイクルは、圧縮機の回転数による減少した
冷媒循環量を補う方向になり、暖房能力の減少を抑制す
ることができる。
判定するとは、霜が付きやすい条件か否かを判定する意
味を含む。また、請求項2記載の発明では、凝縮器(1
2)内の液冷媒の過冷却度が所定の過冷却度となるよう
に第1減圧手段(26)の絞り量を制御する過冷却度制
御手段(ステップ200〜220)を有し、判定手段
(ステップ360)にて蒸発器(24)に所定量の霜が
付着していないと判定されたときは、着霜時回転数制御
手段(ステップ370)および絞り可変制御手段(ステ
ップ380)による制御を無効にし、過冷却度制御手段
(ステップ200〜220)にて絞り量を制御し、判定
手段(ステップ360)にて蒸発器(24)に所定量の
霜が付着していると判定されたときは、過冷却度制御手
段(ステップ200〜220)による制御を無効にし、
着霜時回転数制御手段(ステップ370)および絞り可
変制御手段(ステップ380)による制御を行うことを
特徴としている。
器内の液冷媒の過冷却度が所定の過冷却度となるように
第1減圧手段の絞り量が制御されるため、冷凍サイクル
の効率を高めることができる。そして、判定手段にて蒸
発器に所定量の霜が付着していないと判定されたとき
は、過冷却制御を優先して行い、判定手段にて蒸発器に
所定量の霜が付着していると判定されたときは、蒸発器
の着霜を抑制することを優先して行うことができる。
求項3記載の発明では、プレ暖房制御(ステップ185
〜220)を行っているときに、蒸発器(24)に第1
所定量の霜が付着したと判定する第1判定手段(ステッ
プ360)と、通常暖房制御を行っているときに、蒸発
器(24)に第1所定量より多い第2所定量の霜が付着
したと判定する第2判定手段(ステップ360)と、第
1判定手段(ステップ360)にて蒸発器(24)に第
1所定量の霜が付着したと判定された場合、もしくは第
2判定手段(ステップ360)にて蒸発器(24)に第
2所定量の霜が付着したと判定された場合、暖房運転を
継続して状態で、圧縮機(22)の回転数を蒸発器(2
4)に所定量の霜が付着したと判定される前よりも所定
回転数低下させる着霜時回転数制御手段(ステップ37
0)とを有することを特徴としている。
制御時よりも着霜条件をあまくすることで、霜の発生を
確実に抑制することができ、暖房時間を延長でき、確実
に車室内を継続して暖房することができる。このため、
その後通常暖房空調制御を行うときに、十分な暖房能力
を発揮させることができる。一方、通常暖房制御時で
は、プレ暖房制御よりも着霜条件を厳しくするため、霜
の発生によって圧縮機の回転数が低下する頻度を少なく
することができる。
定量の霜が付着したと判定するとは、霜が付きやすい条
件か否かを判定する意味を含む。また、請求項4記載の
発明では、上記請求項1記載の発明と同様な効果が得ら
れる。また、請求項5記載の発明では、凝縮器(12)
内の液冷媒の過冷却度が所定の過冷却度となるように第
1減圧手段(26)の絞り量を制御する過冷却度制御手
段(ステップ200〜220)を有し、第1判定手段
(ステップ360)もしくは第2判定手段(ステップ3
60)にて蒸発器(24)に霜が付着していないと判定
されたときは、着霜時回転数制御手段(ステップ37
0)および絞り可変制御手段(ステップ380)による
制御を無効にし、過冷却度制御手段(ステップ200〜
220)にて絞り量を制御し、第1判定手段(ステップ
360)もしくは第2判定手段(ステップ360)にて
蒸発器(24)に所定量の霜が付着していると判定され
たときは、過冷却度制御手段(ステップ200〜22
0)による制御を無効にし、着霜時回転数制御手段(ス
テップ370)および絞り可変制御手段(ステップ38
0)による制御を行うことを特徴としている。
器内の液冷媒の過冷却度が所定の過冷却度となるように
第1減圧手段の絞り量が制御されるため、冷凍サイクル
の効率を高めることができる。そして、第1もしくは第
2判定手段にて蒸発器に霜が付着していないと判定され
たときは、過冷却制御を優先して行い、判定手段にて蒸
発器に所定量の霜が付着していると判定されたときは、
蒸発器の着霜を抑制することを優先して行うことができ
る。
室内を空調する電気自動車用空調装置に適用した一実施
形態について、図1〜12を用いて説明する。まず、本
実施形態の全体構成について図1を用いて説明する。空
調ユニット1は電気自動車の車室内に設置されるもの
で,その空調ダクト2は、車室内に空調空気を導く空気
通路を構成するものである。この空調ダクト2の一端側
に内外気を吸入する吸入口3、4、5が設けられてい
る。このうち内気吸入口4と外気吸入口5は、内外気切
換ドア6により選択的に開閉され、この内外気切換ドア
6は図示しないサーボモータによって駆動される。
〜5に隣接して、空調ダクト2内に空気流を発生する送
風機7が設置されている。この送風機7は、ファンモー
タ7aと、このファンモータ7aにより駆動される遠心
ファン7b、7bとから構成されている。一方、空調ダ
クト2の他端側には、車室内乗員の足元部に向かって空
調空気を吹き出すフット吹出口8、車室内乗員の上半身
に向かって空調空気を吹き出すフェイス吹出口9、およ
び車両フロントガラスの内面に向かって空調空気を吹き
出すデフロスタ吹出口10が形成されている。
空調ダクト2内には、冷房用室内熱交換器11が設けら
れている。この冷房用室内熱交換器11は、後述する冷
凍サイクル21の一部を構成する熱交換器であり、後述
する冷房運転モード時および除湿運転モード時に、内部
を流れる冷媒の吸熱作用によって、空調ダクト2内の空
気を除湿、冷却する蒸発器として機能する。なお、後述
する暖房運転モード時には、この冷房用室内熱交換器1
1内には冷媒は流れない。
下流側における空調ダクト2内には暖房用室内熱交換器
12が設けられている。この暖房用室内熱交換器12
は、後述する冷凍サイクル21の一部を構成する熱交換
器であり、後述する暖房運転モード時および除湿運転モ
ード時に、内部を流れる冷媒の放熱作用によって、空調
ダクト2内の空気を加熱する凝縮器として機能する。な
お、後述する冷房運転モード時には、この暖房用室内熱
交換器12内には冷媒は流れない。
り壁13によりフット吹出口8側の第1空気流路14
と、フェイス吹出口9およびデフロスタ吹出口10側の
第2空気流路15とに分離されている。このように、空
調ダクト2内の空気流路を第1空気流路14と第2空気
流路15とに2分割したのは、冬季に、第1空気流路1
4内に内気吸入口3から高温の内気を吸入して足元へ温
風を吹き出すことによって、暖房負荷を軽減すると同時
に、第2空気流路15内に外気吸入口5から低湿度の外
気を吸入して、フロントガラスの曇りを確実に防止する
ためである。
するもので、ドア17は第1、第2空気流路14、15
間の仕切り部分を開閉するものであり、ドア18〜20
は各吹出口8、9、10の空気流路を開閉するドアであ
る。また、上記各ドア16〜20は、それぞれに接続さ
れた図示しないサーボモータによって駆動される。とこ
ろで、上記冷凍サイクル21は、冷房用室内熱交換器1
1と暖房用室内熱交換器12とで車室内の冷房および暖
房を行うヒートポンプ式冷凍サイクルであり、上記両室
内熱交換器11、12の他に以下の機器を備えている。
縮機22、冷媒の流れを切り換える電磁式四方弁23、
室外熱交換器24、冷媒を気液分離するとともに液冷媒
を溜める気液分離器25、冷凍サイクル21の高圧側冷
媒を中間圧(例えば4〜15kg/cm2 程度)に減圧
する電気式膨張弁26(第1減圧手段)、気液分離器2
5からの液冷媒を低圧に減圧する温度作動式膨張弁27
(第2減圧手段)、電磁弁28a、28b、および逆止
弁29a〜29eがさらに冷凍サイクル21に備えられ
ている。
て、図示しない電動モータによって駆動されたときに冷
媒の吸入、圧縮、吐出を行う。この電動モータは、圧縮
機22と一体的に密封ケース内に配置されており、イン
バータ30に制御されることによって回転速度が連続的
に可変する。このインバータ30は、車両走行の2次電
池である車載バッテリー31と接続され、制御装置40
(図2)によって通電制御される。
する吐出ポート22a、サイクル低圧側の冷媒を吸入す
る吸入ポート22b、および気液分離器25で分離され
た中間圧のガス冷媒がインジェクションされるガスイン
ジェクションポート22cが備えられている。このガス
インジェクションポート22cは、逆止弁29eを有す
るガスインジェクション通路22dを介して気液分離器
25上部のガス冷媒出口25aに連通している。
媒吸入通路22eには、温度作動式膨張弁27の感温筒
27aが設置され、この膨張弁27の開度(絞り量)は
吸入通路22e内の冷媒の過熱度が所定値となるように
調整される。また、上記室外熱交換器24は、車室外に
設置されており、電動室外ファン24aが制御装置40
(図2)によって通電制御されると、この室外ファン2
4aから送風される外気と熱交換するようになってい
る。
40(図2)によって通電制御されることによって、そ
の弁の開度(絞り量)が調節される。ところで、上記制
御装置40には、図2に示すように、外気温度を検出す
る外気温センサ41、冷房用室内熱交換器11の吸込側
空気温度を検出する吸込温度センサ42、冷房用室内熱
交換器11を通過した直後の空気温度を検出する蒸発器
後温度センサ43、暖房用室内熱交換器12を出た直後
の冷媒温度を検出する室内熱交換器出口温センサ44、
および室外熱交換器24を出た直後の冷媒温度を検出す
る室外熱交換器出口温センサ45からの各検出値が入力
される。
が吐出した冷媒温度を検出する吐出冷媒温度センサ4
6、電気式膨張弁26の入口冷媒圧力を検出する高圧セ
ンサ47、インバータ30の線電流を検出する線電流セ
ンサ48からの各検出値が入力されるとともに、車室内
前面に設けられたコントロールパネル50の各レバー、
スイッチからの信号が入力される。
示すように、乗員によって手動操作される以下の部材5
1〜55が設けられている。ここで、51は、車室内へ
の吹出空気温度の目標値を設定する温度設定レバー、5
2は、送風機7による送風量を切り換える風量切換レバ
ー、53は、圧縮機22の運転を断続させるエアコンス
イッチ、54は、吹出モードの設定を切り換える吹出モ
ード切換レバー、および55は、内外気切換モードを切
り換える内外気切換レバーである。
室内への吹出空気温度の目標値を設定するレバーであ
り、制御装置40は、このレバー51の設定位置に応じ
て、後述する冷房運転モード時には、冷房用室内熱交換
器11における空気冷却度合い(具体的には、この熱交
換器11を通過した直後の空気温度)の目標値を図4に
示すように決定し、後述する除湿運転モード時および暖
房運転モード時には、暖房用室内熱交換器12における
空気加熱度合い(具体的には、圧縮機22の吐出冷媒圧
力)の目標値を図5、6に示すように決定する。
イクル21の運転モードを決定するレバーとしても機能
し、制御装置40は、図7に示すように、このレバー5
1の設定位置に応じて、冷凍サイクル21の運転モード
を切り換える。すなわち制御装置40は、レバー51が
図3左端から右端に移動するに伴って、冷凍サイクル2
1の運転モードが冷房運転モード、除湿運転モード、暖
房運転モードとなるように、四方弁23、電磁弁28
a、28bを制御する。
御パネル101が接続されている。このプレ空調制御パ
ネル101は、車室内に設置されており、プレ空調制御
パネル101には、予め設定された設定時間になると車
室内の空調制御運転を自動的に起動して所定のプレ空調
制御を行うためのプレ空調制御設定スイッチ102(プ
レ暖房設定手段)が設けられている。また、プレ空調制
御パネル101には、上記設定時間を設定する設定時間
設定器103、およびプレ空調制御を行う時間を設定す
る空調時間設定器104が設けられている。
後で行うが、プレ空調制御は、車両走行用の上記車載バ
ッテリ31に外部電源200によりから充電が行われて
いるときのみ、つまりバッテリ31の充電端子が外部電
源200に投入されているときのみに行われるようにな
っている。上記制御装置40の内部には、図示しないC
PU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピ
ュータが設けられ、上記各センサ41〜48およびコン
トロールパネル50からの各信号は、制御装置40内の
図示しない入力回路を経て、上記マイクロコンピュータ
へ入力される。
する所定の処理を実行し、その結果に基づいて、ファン
モータ7a、電磁式四方弁23、電動室外ファン24
a、24a、電気式膨張弁26、電磁弁28a、28
b、およびインバータ30を制御する。なお、制御装置
40は、自動車の図示しないキースイッチがオンされた
とき、上記バッテリー31から電源が供給される。な
お、このバッテリ31は、走行用とは別のものであって
も勿論良い。
れると、その信号が制御装置40に入力され、圧縮機2
2が起動される。そして、温度コントロールレバー51
によって冷房運転モードが設定されると、冷媒は図1の
矢印Cに示す経路で流れる。すなわち、圧縮機22が吐
出した高温高圧冷媒は、四方弁23、逆止弁29bを通
って、室外熱交換器24に流入し、ここで室外ファン2
4aにより送風される外気と熱交換してガス冷媒が凝縮
する。次に、室外熱交換器24から流出した冷媒は、電
磁弁28aが閉じているため、逆止弁29dを通って、
電気式膨張弁26で減圧され、中間圧の気液2相状態と
なる。
5内に流入し、ここで冷媒は飽和ガス冷媒と飽和液冷媒
とに分離される。ガス冷媒は気液分離器25上部のガス
冷媒出口25aからガスインジェクション通路22d、
逆止弁29eを通って、ガスインジェクションポート2
2cに至り、このポート22cから圧縮機22の圧縮過
程途中の部位に中間圧のガス冷媒がインジェクションさ
れる。
分離器25の底部近くに開口している液冷媒出口25b
より流出して温度作動式膨張弁27で減圧され、電磁弁
28bを通過した後に、冷房用室内熱交換器11に流入
する。そして、この熱交換器11内の冷媒は、送風機7
の送風空気から吸熱して蒸発する。この熱交換器11で
吸熱されて冷却された冷風は、通常、フェイス吹出口9
から車室内へ吹き出され、これによって車室内冷房が行
われる。
媒は、冷媒吸入通路22eから圧縮機22の吸入ポート
22bに吸入される。このとき、冷媒吸入通路22eに
設置された感温筒27aにより圧縮機吸入冷媒の温度が
感知され、膨張弁27に伝達されるので、膨張弁27
は、圧縮機吸入冷媒が所定の過熱度を持つように熱交換
11への流入冷媒の流量を調整する。
て除湿運転モードが設定されると、冷媒は図1の矢印D
に示す経路で流れる。すなわち、圧縮機22が吐出した
ガス冷媒は、四方弁23を通って、暖房用室内熱交換器
12に流入し、ここで送風機7により送風される空気と
熱交換してガス冷媒が凝縮する。そして、この熱交換器
12から流出した冷媒は、逆止弁29cを通って、電気
式膨張弁26で減圧され、中間圧の気液2相状態とな
る。
5内に流入し、ここで分離されたガス冷媒は気液分離器
25上部のガス冷媒出口25aからガスインジェクショ
ン通路22d、逆止弁29eを通って、ガスインジェク
ションポート22cに吸入される。一方、気液分離器2
5内の液冷媒は、液冷媒出口25bより流出して温度作
動式膨張弁27で減圧された後、開弁している電磁弁2
8bを通って、冷房用室内熱交換器11に流入する。そ
して、この熱交換器11内の冷媒は、送風機7の送風空
気から吸熱して蒸発する。このとき、電磁弁28aが閉
弁しているので、熱交換器11を出た冷媒は、室外熱交
換器24側へは流れず、圧縮機22に吸入される。
内空調ユニット1内に設置された冷房用室内熱交換器1
1および暖房用室内熱交換器12の両方に冷媒が流れる
ので、送風機7からの送風空気は、まず冷房用室内熱交
換器11で冷却、除湿され、その後に暖房用室内熱交換
器12にて再加熱される。ここで、暖房用室内熱交換器
12での冷媒放熱量は、冷房用室内熱交換器11での吸
熱量に圧縮機22での仕事量を加えたものであるため、
車室内への吹出空気温度は、吸入口3、4、5からの吸
入空気温度より高くなる。従って、除湿を行いながら、
暖房を行うことが可能となる。
て暖房運転モードが設定されると、冷媒は図1の矢印H
に示す経路で流れる。すなわち、圧縮機22が吐出した
ガス冷媒は、四方弁23を通って、暖房用室内熱交換器
12に流入し、ここで送風機7により送風される空気と
熱交換してガス冷媒が凝縮する。ガス冷媒の放熱により
加熱された温風は、主にフット吹出口8から車室内へ吹
き出され、これによって車室内暖房が行われる。
媒は、逆止弁29cを通って、電気式膨張弁26で減圧
され、中間圧の気液2相状態となる。この中間圧の気液
2相冷媒は気液分離器25内に流入し、ここで分離され
たガス冷媒は気液分離器25上部のガス冷媒出口25a
からガスインジェクション通路22d、逆止弁29eを
通って、ガスインジェクションポート22cに吸入され
る。
媒出口25bより流出して温度作動式膨張弁27で減圧
され、逆止弁29aを通過した後に、室外熱交換器24
に流入する。そして、この室外熱交換器24内の冷媒
は、室外ファン24aの送風空気(外気)から吸熱して
蒸発する。室外熱交換器24で蒸発したガス冷媒は、電
磁弁28aを通って、冷媒吸入通路22eから圧縮機2
2の吸入ポート22bに吸入される。
タによる、通常空調制御における制御処理について、図
8のフローチャートを用いて説明する。なお、通常空調
制御とは、上記コントロールパネル50から等の信号
(空調情報)に基づいて上記レ暖房制御とは異なる制御
を行う。また、この通常空調制御は、バッテリ31が充
電中において、上記プレ空調設定スイッチ102がオフ
で上記プレ空調制御を行わないように設定されていると
きに行われる。
電源が供給されると、図8のルーチンが起動される。そ
して、まずステップ100にて、上記各センサ41〜4
8およびコントロールパネル50からの各信号を読み込
む。そして、次のステップ110にて、温度設定レバー
51の設定位置に応じて、図7に示すように冷凍サイク
ル21の運転モードを決定する。
テップ110で決定した運転モードがいずれのモードで
あるかを判定する。そして、冷房運転モードであると判
定されたときはステップ130〜170の処理を行い、
暖房運転モードであると判定されたときはステップ18
0〜280の処理を行い、除湿運転モードであると判定
されたときはステップ290〜330の処理を行う。
であると判定されたときについて説明する。ステップ1
30では、温度設定レバー51の設定位置に応じた目標
吹出温度TEOを、ROMに記憶された図4に示すマッ
プからサーチすることによって決定する。そして、次の
ステップ140にて、蒸発器後温度センサ43が検出し
た温度(冷房用室内熱交換器11を通過した直後の空気
温度)が上記TEOとなるように、インバータ30を制
御する。
交換器24における凝縮液冷媒の過冷却度(SC)を、
下記数式1に基づいて算出する。
交換器出口温センサ45の検出値である。また、T(P
h )は、高圧センサ47の検出値から算出される冷媒凝
縮温度である。すなわち、高圧センサ47の検出値は冷
媒凝縮圧力に相当するので、本実施形態では、冷媒凝縮
圧力と冷媒凝縮温度との相関関係を示す図示しないマッ
プをROMに記憶しておき、高圧センサ47の検出値に
対応する凝縮温度を、このマップからサーチすることに
よって算出する。
センサ41が検出した外気温度に対応する目標過冷却度
(SCO)を、ROMに記憶された図11のマップから
サーチすることによって算出する。図11のマップから
目標過冷却度SCOを算出することにより、室外熱交換
器24における放熱能力Qを最適としながら、冷凍サイ
クル21の冷房COP(=上記放熱能力Q/圧縮機22
の動力W)を最大とすることができる。
は、外気温度が高くなる程、車室内を冷房するために圧
縮機22を働かせて冷房能力を確保する。従って、この
ときには高圧圧力が高くなり、室外熱交換器24の冷媒
温度も高くなるので、結果的に、この冷媒温度と外気温
度との温度差が大きくなる。すなわち、室外熱交換器2
4における放熱能力Qが大きくなる。
して算出して、その結果、圧縮機22の動力Wが大きく
なっても、それ以上に能力Qが大きくなって冷房COP
が大きくなるので、外気温度が高いときには、目標過冷
却度SCOを大きな値として算出する。そして、次のス
テップ170では、ステップ150で算出した過冷却度
SCがステップ160で算出した目標過冷却度SCOと
なるように、電気式膨張弁26の開度を制御する。具体
的には、まず上記SCとSCOとの偏差(ΔSC)を算
出し、その後、この偏差ΔSCに対応する電気式膨張弁
26の増減開度ΔEVCを、ROMに記憶された図示し
ないマップから算出する。そして、現在の電気式膨張弁
26の開度に上記増減開度ΔEVCだけ増減させる。次
に、上記ステップ120にて除湿運転モードであると判
定されたときについて説明する。
の設定位置に応じた目標高圧圧力PCOを、ROMに記
憶された図5に示すマップからサーチすることによって
決定する。そして、次のステップ300にて、高圧セン
サ47が検出した高圧圧力が上記PCOとなるように、
インバータ30を制御する。そして、次のステップ31
0では、暖房用室内熱交換器12における凝縮液冷媒の
過冷却度SCを、下記数式2に基づいて算出する。
である。そして、次のステップ320では、蒸発器後温
度センサ43が検出した蒸発器後温度に対応する目標過
冷却度SCOを、ROMに記憶された図10のマップか
らサーチすることによって算出する。図10のマップか
ら目標過冷却度SCOを算出することにより、暖房用室
内熱交換器12における放熱能力Qを最適としながら、
冷凍サイクル21の除湿COP(=上記放熱能力Q/圧
縮機22の動力W)を最大とすることができる。
する蒸発器後温度は、暖房用室内熱交換器12を通過す
る空気温度に相当する。従って、上記蒸発器後温度が低
いということは、暖房用室内熱交換器12内の冷媒温度
と、この熱交換器12を通過する空気温度との温度差が
大きいということである。すなわち、上記放熱能力Qが
大きいということである。
して算出して、その結果、圧縮機22の動力Wが大きく
なっても、それ以上に能力Qが大きくなって除湿COP
が大きくなるので、蒸発器後温度が低いときには、目標
過冷却度SCOを大きな値として算出する。そして、次
のステップ330では、ステップ310で算出した過冷
却度SCがステップ320で算出した目標過冷却度SC
Oとなるように、電気式膨張弁26の開度を制御する。
このステップ330の具体的な制御方法はステップ17
0と同じであるため、その説明は省略する。
ードであると判定されたときについて説明する。ステッ
プ340における制御処理内容を図9に示す。先ず、ス
テップ180では、温度設定レバー51の設定位置に応
じた目標高圧圧力PCOを、ROMに記憶された図6に
示すマップからサーチすることによって決定する。そし
て、次のステップ190にて、高圧センサ47が検出し
た高圧圧力が上記PCOとなるように、インバータ30
を制御する。
室内熱交換器12における凝縮液冷媒の過冷却度SC
を、上記数式2に基づいて算出する。そして、次のステ
ップ210では、吸込温度センサ42が検出した吸込温
度に対応する目標過冷却度SCOを、ROMに記憶され
た図13のマップからサーチすることによって算出す
る。図13のマップから目標過冷却度SCOを算出する
ことにより、暖房用室内熱交換器12における放熱能力
Qを最適としながら、冷凍サイクル21の暖房COP
(=上記放熱能力Q/圧縮機22の動力W)を最大とす
ることができる。
室内熱交換器11内に冷媒が流れないので、吸込温度セ
ンサ42が検出する吸込温度(冷房用室内熱交換器11
の吸込側空気温度)は、暖房用室内熱交換器12を通過
する空気温度に相当する。従って、上記吸込温度が低い
ということは、暖房用室内熱交換器12内の冷媒温度
と、この熱交換器12を通過する空気温度との温度差が
大きいということである。すなわち、上記放熱能力Qが
大きいということである。
して算出して、その結果、圧縮機22の動力Wが大きく
なっても、それ以上に能力Qが大きくなって暖房COP
が大きくなるので、蒸発器後温度が低いときには、目標
過冷却度SCOを大きな値として算出する。そして、次
のステップ220では、ステップ200で算出した過冷
却度SCがステップ210で算出した目標過冷却度SC
Oとなるように、電気式膨張弁26の開度を制御する。
このステップ220の具体的な制御方法はステップ17
0と同じであるため、その説明は省略する。
て、基本的には、暖房能力は圧縮機回転数で制御され、
冷凍サイクル21の効率(COP)が最大となるように
電気式膨張弁26の開度が制御される。しかし、例えば
車室内の急速暖房初期のように、圧縮機回転数が最高回
転でありながら、高圧圧力が上記目標高圧圧力PCOに
達していない暖房能力不足のときには、多少、冷凍サイ
クル21の効率を落としてでも、暖房能力を向上させる
ことを優先させなければならない。
30にて、圧縮機回転数が最高回転数でありながら、高
圧センサ47が検出した高圧圧力が上記目標高圧圧力P
COに達していないか否かを判定する。ここで、YES
と判定されたときは暖房能力不足とみなし、ステップ2
40にて、電気式膨張弁26を所定量開く。なお、圧縮
機回転数は、制御装置40に入力されるインバータ周波
数に基づいて検出することができる。
実線で示す状態で冷凍サイクル21が安定しているとき
に、ステップ240の処理によって電気式膨張弁26を
所定量開くと、冷凍サイクル21は、図14の一点鎖線
で示す状態で安定するようになる。従って、圧縮機22
へのガスインジェクション量が増えるため、圧縮機22
は、吸入ポート22bから吸入する冷媒循環量に、上記
ガスインジェクションされる冷媒量が加わって、圧縮仕
事をすることになる。これにより、圧縮機22の仕事量
が増えて冷凍サイクル21の効率は低下するものの、暖
房用室内熱交換器12での冷媒放熱量が増加するので、
暖房能力は向上する。これによって、上記暖房能力不足
が解消される。
電気式膨張弁26を開いていくと、ガスインジェクショ
ン量が増えていき、上記のように圧縮機22の仕事量
(負荷)が増えていくので、インバータ30の負荷が大
きくなっていく。そこで、次のステップ250にて、線
電流センサ48が検出したインバータ30の線電流が所
定電流以上か否かをみることによって、インバータ30
が過負荷状態か否かを判定する。そして、YESと判定
されたときは、次のステップ260にて、電気式膨張弁
26を所定量閉じる。これによって、圧縮機22へのガ
スインジェクション量が減るので、インバータ30が過
負荷にならないように抑えることができる。
温度センサ46が検出した吐出冷媒温度が所定温度以上
か否かをみることによって、圧縮機22が許容温度以上
に加熱されているか否かを判定する。そして、YESと
判定されたときは、ステップ280にて、電気式膨張弁
26を所定量開く。これによって、ガスインジェクショ
ン量が増え、吐出温度が下がる。
転モード時において、暖房能力が足りているときには、
冷凍サイクル21の効率が最大となるように電気式膨張
弁26の開度を制御し、急速暖房初期のように暖房能力
が不足しているときには、電気式膨張弁26の開度を大
きくしてガスインジェクション量を増やし、暖房能力を
向上させるようにしているので、冷凍サイクル21の効
率向上と暖房能力の確保を両立することができる。
ップ350では室外熱交換器24に霜が付着しているか
否かを判定するための基準値である着霜判定値を設定す
る。ここで、この通常暖房時においては着霜判定値は外
気温度−18(℃)に設定される。続いて、ステップ3
60では上記室外熱交換器出口温センサ45で検出され
た冷媒温度(室外熱交換器温度)が上記着霜判定値より
低いか否かを判定している。つまり、ここでは、通常暖
房制御を行っているときに、室外熱交換器24に第1所
定量の霜が付着したか否かを判定している。すなわち、
ステップ360は、本発明の第1判定手段を構成してい
る。
Oで、室外熱交換器24に霜が付着していない場合は、
ステップ180に戻る。一方、ステップ360での判定
結果がYESで、室外熱交換器24に霜が付着している
場合は、ステップ370(本発明の着霜時回転数制御手
段)に進み、圧縮機22の回転数を所定回転数低下させ
る。つまり、室内熱交換器24に霜が付着したと判定さ
れると、通常暖房運転を継続した状態で、圧縮機22の
回転数を室内熱交換器24に霜が付着したと判定される
前よりも所定回転数低下させる。
は、電気式膨張弁26の開度を所定量大きくする。つま
り、室内熱交換器24に霜が付着したと判定されると、
電気式膨張弁26の絞り量を室内熱交換器24に霜が付
着したと判定される前よりも所定量大きくする。作動を
まとめると、室内熱交換器24に霜が付着していないと
判定されたときは、ステップ190における圧縮器22
の回転数制御、およびステップ220での電気式膨張弁
26の制御を無効にし、ステップ200〜220にて電
気式膨張弁26の絞り量を制御する。一方、室内熱交換
器24に霜が付着していると判定されたときは、ステッ
プ200〜220による過冷却制御を無効にし、霜の発
生を抑制するステップ370〜380の制御を優先して
行う。
て圧縮機22の回転数を低下させると、冷凍サイクル2
1の冷媒循環量が減少するが、室内熱交換器12からの
高圧冷媒を減圧する電気式膨張弁26を開き、絞り量を
大きくすることで、ガスインジェクション用通路22d
を介して圧縮機22にガスインジェクションされるガス
冷媒が増加する。このため、圧縮機22は吸入ポート2
2bから吸入される冷媒循環量に、ガスインジェクショ
ンされる冷媒循環量が加わって圧縮仕事をすることにな
る。この結果、冷凍サイクル21は、ステップ370で
減少した冷媒循環量を補う方向になり、暖房能力の減少
を抑制することができる。
明したが、次に上記プレ空調制御の制御処理内容につい
て説明する。図15にプレ空調制御の制御処理内容を表
すフローチャートを示す。このフローチャートを説明す
る前に、このプレ空調制御は、車室内を暖房するプレ暖
房空調制御だけでなく、車室内を冷房するプレ冷房空調
制御をも行えるようになっている。具体的には、プレ空
調制御が起動すると、外気温に応じてプレ冷房空調制御
を行うか、プレ暖房空調制御を行うかが決定される。例
えば外気温が10℃以下であるならば、プレ暖房空調制
御を行い、例えば外気温が28℃以上ならばプレ冷房空
調制御を行う。また、例えば外気温が10℃より高く2
8℃より低い場合は、何も行わない。
以下、図15のフローチャートに基づきプレ暖房空調制
御についてのみ説明する。また、このプレ暖房空調制御
と上記通常暖房制御との相違点は、ステップ180、ス
テップ350にある。先ず、ステップS185では、上
記目標高圧圧力PCOを決定するのであるがプレ暖房空
調制御では上記目標高圧圧力PCOは予め設定された固
定値としてある。例えば、ここでの目標高圧圧力PCO
は、図6のマップで決定される目標高圧圧力PCOの最
大値と最小値との中間圧力となるように設定する。ま
た、このプレ暖房空調制御では、電動モータ7aの印加
電圧を一定として、空調風の風量を一定とする。
7が検出した高圧圧力が上記PCOとなるように、イン
バータ30を制御する。ステップ200では上記過冷却
度(SC)を算出し、さらにステップ210では外気温
度に対応する目標過冷却度(SCO)を算出する。続い
て、ステップ220では、冷凍サイクル21の成績係数
を最大とするように電気式膨張弁26の開度を制御す
る。
気温−15(℃)に設定する。ここで、このプレ暖房空
調制御における着霜判定値は、上記通常暖房制御に比べ
て同じ外気温であるならば、高い温度となる。つまり、
着霜判定値は、上記室外熱交換器温度と比較される温度
であるため、プレ暖房空調制御では通常暖房制御に比べ
て着霜判定の基準があまくなっている。すなわち、ステ
ップ355では、室外熱交換器24に第1所定量より多
い第2所定量の霜が付着したと判定する第2判定手段を
構成している。
同様な処理が行われ、ステップ390に進んで、上記空
調時間設定機104にて設定された空調時間が経過する
と、プレ暖房空調制御が終了する。以上のように本例で
は、プレ暖房空調制御では、通常暖房空調制御時よりも
着霜条件をあまくすることで、霜の発生を確実に抑制す
ることができ、暖房時間を延長でき、確実に車室内を継
続して暖房することができる。このため、その後通常暖
房空調制御を行うときに、十分な暖房能力を発揮させる
ことができる。一方、通常暖房空調制御時では、プレ暖
房空調制御よりも着霜条件を厳しくするため、霜の発生
によって圧縮機22の回転数が低下する頻度を少なくす
ることができる。
いて、霜の発生を抑制するために圧縮機22の回転数を
下げ、さらに暖房能力を低下を抑制するために電気式膨
張弁26の開度を大きくした。このようにすると、冷凍
サイクル21の効率が最大値からはずれて、圧縮機22
を駆動する消費電力が増加する。しかし、本例ではプレ
暖房空調制御は、バッテリ31に充電が行われていると
きのみに行われるため、走行用の電力を直接使用しない
ため、電気自動車の走行距離を短くせずに済む。
付着しているか否かの判定として、着霜判定値を外気温
に基づいて設定し、着霜判定値と室外熱交換器温度とを
比較したが、この判定方法は、どの様な手法であっても
良い。また、上記各実施形態では、本発明を電気自動車
用空調装置に適用したが、本発明はこれに限らず、たと
えば家庭用の空調装置に適用しても良いし、どのような
空調装置に適用しても良い。
図てある。
ー51の設定位置に対する目標吹出温度の関係を示すマ
ップである。
51の設定位置に対する目標高圧圧力の関係を示すマッ
プである。
51の設定位置に対する目標高圧圧力の関係を示すマッ
プである。
冷凍サイクル運転モードの関係を示す図である。
御フローチャートである。
御フローチャートである。
制御フローチャートである。
Oとの関係を示すマップである。
SCOとの関係を示すマップである。
Oとの関係を示すマップである。
線図である。
制御フローチャートである。
用室内熱交換器、12…暖房用室内熱交換器(凝縮
器)、21…冷凍サイクル、22…圧縮機、22a…吐
出ポート、22b…吸入ポート、22c…ガスインジェ
クションポート、22d…ガスインジェクション用通
路、23…四方弁、24…室外熱交換器、25…気液分
離器、26…電気式膨張弁(第1減圧手段)、27…温
度作動式膨張弁(第2減圧手段)、40…制御装置、4
6…吐出冷媒温度センサ(圧縮機温度検出手段)、48
…線電流センサ(圧縮機負荷検出手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 空気流を発生する送風機(7)と、 この送風機(7)が発生した空気を空調空間に導く空気
通路(2)と、 冷凍サイクル(21)の低圧冷媒を自身が吸入するため
の吸入ポート(22b)、前記冷凍サイクル(21)の
中間圧のガス冷媒を導入するためのガスインジェクショ
ンポート(22c)、および自身が圧縮した高圧冷媒を
吐出するための吐出ポート(22a)を有する圧縮機
(22)と、 前記空気通路82)内に設けられるとともに、前記圧縮
機(22)の前記吐出ポート(22a)からの高圧冷媒
を凝縮させる凝縮器(12)と、 この凝縮器(12)からの高圧冷媒を前記中間圧まで減
圧するとともに、絞り量が電気的に調節されるように構
成された第1減圧手段(26)と、 この第1減圧手段(26)からの中間圧冷媒を気液分離
する気液分離器(25)と、 この気液分離器(25)で分離された中間圧の液冷媒を
低圧まで減圧する第2減圧手段(27)と、 前記空気通路(2)の外部に配置され、この第2減圧手
段(27)からの低圧冷媒を蒸発させる蒸発器(24)
と、 前記気液分離器(25)で分離された中間圧のガス冷媒
を前記圧縮機(22)の前記ガスインジェクションポー
ト(22c)に導くガスインジェクション用通路(22
d)と、 前記凝縮器(12)における暖房能力が所定能力となる
ように前記圧縮機(22)の回転数を可変制御する圧縮
機回転数制御手段(ステップ180、190)と、 前記凝縮器(12)にて空気を加熱する暖房運転時にお
いて、前記蒸発器(24)に所定量の霜が付着したと判
定する判定手段(ステップ360)と、 前記判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器(2
4)に所定量の霜が付着したと判定されると、前記暖房
運転を継続した状態で、前記圧縮機(22)の回転数を
前記蒸発器(24)に所定量の霜が付着したと判定され
る前よりも所定回転数低下させる着霜時回転数制御手段
(ステップ370)と、 前記判定手段にて前記蒸発器(24)に所定量の霜が付
着したと判定されると、前記第1減圧手段(26)の絞
り量を前記蒸発器(24)に霜が付着したと判定される
前よりも所定量大きくする絞り可変制御手段(ステップ
380)とを有することを特徴とする空調装置。 - 【請求項2】 前記凝縮器(12)内の液冷媒の過冷却
度が所定の過冷却度となるように前記第1減圧手段(2
6)の絞り量を制御する過冷却度制御手段(ステップ2
00〜220)を有し、 前記判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器(2
4)に所定量の霜が付着していないと判定されたとき
は、前記着霜時回転数制御手段(ステップ370)およ
び前記絞り可変制御手段(ステップ380)による制御
を無効にし、前記過冷却度制御手段(ステップ200〜
220)にて前記絞り量を制御し、 前記判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器(2
4)に所定量の霜が付着していると判定されたときは、
前記過冷却度制御手段(ステップ200〜220)によ
る制御を無効にし、前記着霜時回転数制御手段(ステッ
プ370)および前記絞り可変制御手段(ステップ38
0)による制御を行うことを特徴とする請求項1記載の
空調装置。 - 【請求項3】 空気流を発生する送風機(7)と、 この送風機(7)が発生した空気を空調空間に導く空気
通路(2)と、 少なくとも冷媒を高温高圧に圧縮して吐出する圧縮機
(22)、前記空気通路(2)内に設けられるととも
に、前記圧縮機(22)からの高圧冷媒を凝縮させる凝
縮器(12)、この凝縮器(12)からの高圧冷媒を減
圧する第1減圧手段(26)、および前記空気通路
(2)外部に配置され、前記第1減圧手段(26)から
の低圧冷媒を蒸発させる蒸発器(24)とを備える冷凍
サイクル(21)とを有し、 前記凝縮器(12)にて空気を加熱して、空調空間を暖
房する暖房運転が設定可能となっており、 予め設定された時間になると前記暖房運転を自動的に起
動して所定のプレ暖房制御(ステップ185〜220)
を行うことを設定するプレ暖房設定手段(102)と、 前記プレ暖房設定手段(102)にて前記プレ暖房制御
(ステップ185〜220)を行わないように設定され
ているときに、空調情報に基づいてプレ暖房制御とは異
なる通常暖房制御を行う通常時暖房制御手段(ステップ
180〜220)とを有する空調装置において、 前記プレ暖房制御(ステップ185〜220)を行って
いるときに、前記蒸発器(24)に第1所定量の霜が付
着したと判定する第1判定手段(ステップ360)と、 前記通常暖房制御を行っているときに、前記蒸発器(2
4)に第1所定量より多い第2所定量の霜が付着したと
判定する第2判定手段(ステップ360)と、 前記第1判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器
(24)に第1所定量の霜が付着したと判定された場
合、もしくは前記第2判定手段(ステップ360)にて
前記蒸発器(24)に第2所定量の霜が付着したと判定
された場合、 前記暖房運転を継続した状態で、前記圧縮機(22)の
回転数を前記蒸発器(24)に所定量の霜が付着したと
判定される前よりも所定回転数低下させる着霜時回転数
制御手段(ステップ370)とを有することを特徴とす
る空調装置。 - 【請求項4】 前記圧縮機(22)は、前記冷凍サイク
ル(21)の低圧冷媒を自身が吸入するための吸入ポー
ト(22b)、前記冷凍サイクル(21)の中間圧のガ
ス冷媒を導入するためのガスインジェクションポート
(22c)、および自身が圧縮した高圧冷媒を吐出する
ための吐出ポート(22a)を有し、 前記第1減圧手段(26)は、前記凝縮器(12)から
の高圧冷媒を中間圧まで減圧するとともに、その絞り量
が電気的に調節されるように構成されており、 前記冷凍サイクル(21)は、 前記第1減圧手段(26)からの中間圧冷媒を気液分離
する気液分離器(25)と、 この気液分離器(25)で分離された中間圧の液冷媒を
低圧まで減圧する第2減圧手段(27)とを有し、 前記蒸発器(24)は、前記第2減圧手段(27)から
の低圧冷媒を蒸発させるようになっており、 前記気液分離器(25)で分離された中間圧のガス冷媒
を前記圧縮機(22)の前記ガスインジェクションポー
ト(22c)に導くガスインジェクション用通路(22
d)と、 前記凝縮器(12)における暖房能力が所定能力となる
ように前記圧縮機(22)の回転数を可変制御する圧縮
機回転数制御手段(ステップ180、190)とを有
し、 前記第1判定手段もしくは前記第2判定段にて前記蒸発
器(24)に霜が付着したと判定されると、第1減圧手
段(26)の絞り量を前記蒸発器に霜が付着したと判定
される前よりも所定量大きくする絞り量可変制御手段
(ステップ380)とを有することを特徴とする請求項
3記載の空調装置。 - 【請求項5】 前記凝縮器(12)内の液冷媒の過冷却
度が所定の過冷却度となるように前記第1減圧手段(2
6)の絞り量を制御する過冷却度制御手段(ステップ2
00〜220)を有し、 前記第1判定手段(ステップ360)もしくは前記第2
判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器(24)に
霜が付着していないと判定されたときは、前記着霜時回
転数制御手段(ステップ370)および前記絞り可変制
御手段(ステップ380)による制御を無効にし、前記
過冷却度制御手段(ステップ200〜220)にて前記
絞り量を制御し、 前記第1判定手段(ステップ360)もしくは前記第2
判定手段(ステップ360)にて前記蒸発器(24)に
所定量の霜が付着していると判定されたときは、前記過
冷却度制御手段(ステップ200〜220)による制御
を無効にし、前記着霜時回転数制御手段(ステップ37
0)および前記絞り可変制御手段(ステップ380)に
よる制御を行うことを特徴とする請求項4記載の空調装
置。
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|---|---|---|---|
| JP03523598A Expired - Fee Related JP3893718B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3893718B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000094942A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Denso Corp | 電気自動車用空調装置 |
| JP2014051110A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
| KR101489581B1 (ko) * | 2012-06-15 | 2015-02-03 | 린나이코리아 주식회사 | 열기기 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP03523598A patent/JP3893718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000094942A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Denso Corp | 電気自動車用空調装置 |
| KR101489581B1 (ko) * | 2012-06-15 | 2015-02-03 | 린나이코리아 주식회사 | 열기기 |
| JP2014051110A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3893718B2 (ja) | 2007-03-14 |
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