JPH1123074A - 冷凍コンテナ用冷凍装置 - Google Patents
冷凍コンテナ用冷凍装置Info
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- JPH1123074A JPH1123074A JP18133897A JP18133897A JPH1123074A JP H1123074 A JPH1123074 A JP H1123074A JP 18133897 A JP18133897 A JP 18133897A JP 18133897 A JP18133897 A JP 18133897A JP H1123074 A JPH1123074 A JP H1123074A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機の吐出ガス冷媒温度の上昇を抑制しつ
つ(換言すれば、圧縮機の保護を行いつつ)、冷凍運転
領域での冷凍能力低下を防止し得るようにする。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4およ
び蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝
縮器2の出口側の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にイン
ジェクションするリキッドインジェクション回路9と、
該リキッドインジェクション回路9を開通あるいは閉鎖
する開閉弁10とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置に
おいて、冷凍運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toの上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所
定開度より大きくなるように制御する電子膨張弁開度制
御手段を付設して、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運
転中において圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇し
た場合には、電子膨張弁4の開度が所定開度より大きく
なるように制御するようにし、もって圧縮機1の保護と
冷凍能力低下の防止との両立を図るようにしている。
つ(換言すれば、圧縮機の保護を行いつつ)、冷凍運転
領域での冷凍能力低下を防止し得るようにする。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4およ
び蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝
縮器2の出口側の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にイン
ジェクションするリキッドインジェクション回路9と、
該リキッドインジェクション回路9を開通あるいは閉鎖
する開閉弁10とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置に
おいて、冷凍運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toの上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所
定開度より大きくなるように制御する電子膨張弁開度制
御手段を付設して、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運
転中において圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇し
た場合には、電子膨張弁4の開度が所定開度より大きく
なるように制御するようにし、もって圧縮機1の保護と
冷凍能力低下の防止との両立を図るようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍運転領域に
おける冷凍能力低下を防止した冷凍コンテナ用冷凍装置
に関するものである
おける冷凍能力低下を防止した冷凍コンテナ用冷凍装置
に関するものである
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍コンテナ用冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、電子膨張弁および蒸発器を順次接続して
なる冷媒回路を備えており、運転中における圧縮機の吐
出ガス冷媒温度の過度の上昇を防止するために(換言す
れば、圧縮機を保護するために)、凝縮器の出口側の液
冷媒を圧縮機の吸入側へインジェクションする方法が採
用されている。
縮機、凝縮器、電子膨張弁および蒸発器を順次接続して
なる冷媒回路を備えており、運転中における圧縮機の吐
出ガス冷媒温度の過度の上昇を防止するために(換言す
れば、圧縮機を保護するために)、凝縮器の出口側の液
冷媒を圧縮機の吸入側へインジェクションする方法が採
用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の冷凍
コンテナ用冷凍装置の場合、例えば庫内温度−10℃を
超える冷蔵運転中においても、庫内温度−10℃以下の
冷凍運転中においても、リキッドインジェクションによ
り圧縮機の吐出ガス冷媒温度の上昇を抑える方法が採用
されているため、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転
領域において前記リキッドインジェクションにより蒸発
器に供給される冷媒量が少なくなり、結果として冷凍能
力低下が大きくなるという不具合があった。
コンテナ用冷凍装置の場合、例えば庫内温度−10℃を
超える冷蔵運転中においても、庫内温度−10℃以下の
冷凍運転中においても、リキッドインジェクションによ
り圧縮機の吐出ガス冷媒温度の上昇を抑える方法が採用
されているため、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転
領域において前記リキッドインジェクションにより蒸発
器に供給される冷媒量が少なくなり、結果として冷凍能
力低下が大きくなるという不具合があった。
【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、圧縮機の吐出ガス冷媒温度の上昇を抑制しつつ
(換言すれば、圧縮機の保護を行いつつ)、冷凍運転領
域での冷凍能力低下を防止し得るようにすることを目的
とするものである。
ので、圧縮機の吐出ガス冷媒温度の上昇を抑制しつつ
(換言すれば、圧縮機の保護を行いつつ)、冷凍運転領
域での冷凍能力低下を防止し得るようにすることを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4および蒸発器
5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝縮器2の
出口側の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にインジェクシ
ョンするリキッドインジェクション回路9と、該リキッ
ドインジェクション回路9を開通あるいは閉鎖する開閉
弁10とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置において、
冷凍運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温
度Toの上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所定開度よ
り大きくなるように制御する電子膨張弁開度制御手段を
付設している。
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4および蒸発器
5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝縮器2の
出口側の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にインジェクシ
ョンするリキッドインジェクション回路9と、該リキッ
ドインジェクション回路9を開通あるいは閉鎖する開閉
弁10とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置において、
冷凍運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温
度Toの上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所定開度よ
り大きくなるように制御する電子膨張弁開度制御手段を
付設している。
【0006】上記のように構成したことにより、大きな
冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧縮機1の吐
出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電子膨張弁4
の開度が所定開度より大きくなるように制御される。従
って、蒸発器5の出口側(換言すれば、圧縮機1の吸入
側)におけるガス冷媒が湿り状態となり、冷凍装置に必
須の部品である電子膨張弁4を用いて圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toを低下させることができる。しかも、電
子膨張弁4の開度を大きくしているため、循環冷媒量が
多くなり、従来のリキッドインジェクション方式のよう
に冷凍能力が低下するということがなくなる。
冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧縮機1の吐
出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電子膨張弁4
の開度が所定開度より大きくなるように制御される。従
って、蒸発器5の出口側(換言すれば、圧縮機1の吸入
側)におけるガス冷媒が湿り状態となり、冷凍装置に必
須の部品である電子膨張弁4を用いて圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toを低下させることができる。しかも、電
子膨張弁4の開度を大きくしているため、循環冷媒量が
多くなり、従来のリキッドインジェクション方式のよう
に冷凍能力が低下するということがなくなる。
【0007】請求項2の発明におけるように、冷蔵運転
領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの
上昇時に前記開閉弁10を開作動させる開閉弁制御手段
を付設した場合、冷蔵運転中において圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toが上昇した時、リキッドインジェクショ
ン回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液冷媒のインジェ
クションが行われることとなり、圧縮機1の吐出ガス冷
媒温度Toを低下させることができる。この場合、冷凍
運転領域に比べてあまり大きな冷凍能力を必要としない
ので、循環冷媒量が多少少なくなっても問題とならな
い。
領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの
上昇時に前記開閉弁10を開作動させる開閉弁制御手段
を付設した場合、冷蔵運転中において圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toが上昇した時、リキッドインジェクショ
ン回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液冷媒のインジェ
クションが行われることとなり、圧縮機1の吐出ガス冷
媒温度Toを低下させることができる。この場合、冷凍
運転領域に比べてあまり大きな冷凍能力を必要としない
ので、循環冷媒量が多少少なくなっても問題とならな
い。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0009】この冷凍コンテナ用冷凍装置は、図1に示
すように、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子膨張
弁4および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備
え、前記レシーバ3から導かれる液冷媒と前記蒸発器5
から導かれるガス冷媒とを熱交換させて前記液冷媒に過
冷却を付与する過冷却用熱交換器6を付設して構成され
ている。符号7は凝縮器2を冷却するための凝縮器用フ
ァン、8は蒸発器3に庫内空気を供給するための蒸発器
用ファンである。
すように、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子膨張
弁4および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備
え、前記レシーバ3から導かれる液冷媒と前記蒸発器5
から導かれるガス冷媒とを熱交換させて前記液冷媒に過
冷却を付与する過冷却用熱交換器6を付設して構成され
ている。符号7は凝縮器2を冷却するための凝縮器用フ
ァン、8は蒸発器3に庫内空気を供給するための蒸発器
用ファンである。
【0010】前記冷媒回路には、前記レシーバ3から導
かれる液冷媒の一部を前記圧縮機1の吸入側にインジェ
クションするリキッドインジェクション回路9が付設さ
れている。符号10はリキッドインジェクション時に開
作動される開閉弁として作用する電磁開閉弁である。
かれる液冷媒の一部を前記圧縮機1の吸入側にインジェ
クションするリキッドインジェクション回路9が付設さ
れている。符号10はリキッドインジェクション時に開
作動される開閉弁として作用する電磁開閉弁である。
【0011】また、この冷凍コンテナ用冷凍装置には、
庫内空気温度(換言すれば、蒸発器5の吸込空気温度)
Trを検出する庫内温度検出手段として作用する温度セ
ンサー11と、前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを
検出する吐出温度検出手段として作用する温度センサー
12とが付設されている。
庫内空気温度(換言すれば、蒸発器5の吸込空気温度)
Trを検出する庫内温度検出手段として作用する温度セ
ンサー11と、前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを
検出する吐出温度検出手段として作用する温度センサー
12とが付設されている。
【0012】そして、前記温度センサー11,12によ
り検出された温度情報(即ち、庫内空気温度Trおよび
吐出ガス冷媒温度To)は、コントローラ13に入力さ
れ、該コントローラ13は、前記温度情報に基づいて各
種演算処理を行い、その結果を制御信号として電子膨張
弁4および電磁開閉弁10へ出力することとなってい
る。つまり、前記コントローラ13は、冷凍運転領域に
おいては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの上昇時
に前記電子膨張弁4の開度が所定開度より大きくなるよ
うに制御する電子膨張弁開度制御手段としての機能と、
冷蔵運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温
度Toの上昇時に前記電磁開閉弁10を開作動させる開
閉弁制御手段としての機能とを有しているのである。
り検出された温度情報(即ち、庫内空気温度Trおよび
吐出ガス冷媒温度To)は、コントローラ13に入力さ
れ、該コントローラ13は、前記温度情報に基づいて各
種演算処理を行い、その結果を制御信号として電子膨張
弁4および電磁開閉弁10へ出力することとなってい
る。つまり、前記コントローラ13は、冷凍運転領域に
おいては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの上昇時
に前記電子膨張弁4の開度が所定開度より大きくなるよ
うに制御する電子膨張弁開度制御手段としての機能と、
冷蔵運転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温
度Toの上昇時に前記電磁開閉弁10を開作動させる開
閉弁制御手段としての機能とを有しているのである。
【0013】ついで、図2に示すフローチャートを参照
して、本実施の形態にかかる冷凍コンテナ用冷凍装置に
おける吐出温度制御について詳述する。
して、本実施の形態にかかる冷凍コンテナ用冷凍装置に
おける吐出温度制御について詳述する。
【0014】ステップS1において圧縮機1がONさ
れ、ステップS2において圧縮機1の起動ルーチンが終
了したことが確認されると、ステップS3において温度
センサー11,12からの温度情報(即ち、庫内空気温
度Tr、吐出ガス冷媒温度To)が入力され、ステップ
S4において庫内空気温度Trと設定値Trs(例え
ば、−10℃)との比較がなされる。該設定値Trs
は、冷蔵運転と冷凍運転の境界である。
れ、ステップS2において圧縮機1の起動ルーチンが終
了したことが確認されると、ステップS3において温度
センサー11,12からの温度情報(即ち、庫内空気温
度Tr、吐出ガス冷媒温度To)が入力され、ステップ
S4において庫内空気温度Trと設定値Trs(例え
ば、−10℃)との比較がなされる。該設定値Trs
は、冷蔵運転と冷凍運転の境界である。
【0015】ステップS4において否定判定(即ち、T
r>Trsと判定)された場合(換言すれば、冷蔵運転
領域と判定された場合)には、ステップS5に進み、圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値Tos
1(例えば、120℃)との比較がなされる。該第1設
定値Tos1は、圧縮機1が過熱状態に入る吐出ガス冷
媒温度とされている。
r>Trsと判定)された場合(換言すれば、冷蔵運転
領域と判定された場合)には、ステップS5に進み、圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値Tos
1(例えば、120℃)との比較がなされる。該第1設
定値Tos1は、圧縮機1が過熱状態に入る吐出ガス冷
媒温度とされている。
【0016】ステップS5において肯定判定(即ち、T
o>Tos1と判定)された場合(換言すれば、圧縮機
1が過熱状態と判定された場合)には、ステップS6に
進み、電磁開閉弁10が開作動され、その後ステップS
1へリターンする。すると、リキッドインジェクション
回路9を介して液冷媒が圧縮機1の吸入側へインジェク
ションされることとなり、圧縮機1の過熱状態が解消さ
れ、吐出ガス冷媒温度Toが低下する。
o>Tos1と判定)された場合(換言すれば、圧縮機
1が過熱状態と判定された場合)には、ステップS6に
進み、電磁開閉弁10が開作動され、その後ステップS
1へリターンする。すると、リキッドインジェクション
回路9を介して液冷媒が圧縮機1の吸入側へインジェク
ションされることとなり、圧縮機1の過熱状態が解消さ
れ、吐出ガス冷媒温度Toが低下する。
【0017】ステップS5において否定判定(即ち、T
o≦Tos1と判定)された場合には、ステップS7に進
み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第2設定値To
s2(例えば、116℃)との比較がなされる。該第2
設定値Tos2は、ハンチング防止のため、圧縮機1が
過熱状態に入る吐出ガス冷媒温度である第1設定値To
s1より所定値だけ低い温度とされている。ステップS7
において肯定判定(即ち、To<Tos2と判定)され
た場合(換言すれば、圧縮機1の過熱状態が解消された
場合)には、ステップS8に進み、電磁開閉弁10が閉
作動され、その後ステップS1へリターンする。なお、
ステップS7において否定判定(即ち、To≧Tos2と
判定)された場合には、以後の制御を省略してステップ
S1へリターンする。つまり、ステップS7において肯定
判定されるまでの間は電磁開閉弁10は開状態を保持さ
れることとなるのである。
o≦Tos1と判定)された場合には、ステップS7に進
み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第2設定値To
s2(例えば、116℃)との比較がなされる。該第2
設定値Tos2は、ハンチング防止のため、圧縮機1が
過熱状態に入る吐出ガス冷媒温度である第1設定値To
s1より所定値だけ低い温度とされている。ステップS7
において肯定判定(即ち、To<Tos2と判定)され
た場合(換言すれば、圧縮機1の過熱状態が解消された
場合)には、ステップS8に進み、電磁開閉弁10が閉
作動され、その後ステップS1へリターンする。なお、
ステップS7において否定判定(即ち、To≧Tos2と
判定)された場合には、以後の制御を省略してステップ
S1へリターンする。つまり、ステップS7において肯定
判定されるまでの間は電磁開閉弁10は開状態を保持さ
れることとなるのである。
【0018】一方、ステップS4において肯定判定(即
ち、Tr≦Trsと判定)された場合(換言すれば、冷
凍運転領域と判定された場合)には、ステップS9に進
み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値To
s1(例えば、120℃)との比較がなされる。ここで
肯定判定(即ち、To≧Tos1と判定)された場合
(換言すれば、圧縮機1が過熱状態と判定された場合)
には、ステップS10においてその時の電子膨張弁4の開
度をサンプリングし、ステップS11において電子膨張弁
4の開度が前記サンプリング値+100パルスとされる
(即ち、電子膨張弁4の開度が所定開度より大きくされ
る)。
ち、Tr≦Trsと判定)された場合(換言すれば、冷
凍運転領域と判定された場合)には、ステップS9に進
み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値To
s1(例えば、120℃)との比較がなされる。ここで
肯定判定(即ち、To≧Tos1と判定)された場合
(換言すれば、圧縮機1が過熱状態と判定された場合)
には、ステップS10においてその時の電子膨張弁4の開
度をサンプリングし、ステップS11において電子膨張弁
4の開度が前記サンプリング値+100パルスとされる
(即ち、電子膨張弁4の開度が所定開度より大きくされ
る)。
【0019】そして、ステップS12において圧縮機1の
吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値Tos1(例えば、
120℃)との比較がなされ、ここで肯定判定(即ち、
To≧Tos1と判定)された場合(換言すれば、圧縮
機1が過熱状態と判定された場合)には、ステップS13
において電子膨張弁4の開度が1パルス/10秒で大き
くされ、その後ステップS1へリターンする。すると、
蒸発器5の出口側(即ち、圧縮機1の吸入側)における
冷媒が湿り状態となるところから、圧縮機1の過熱状態
が解消され、吐出ガス冷媒温度Toが低下する。
吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値Tos1(例えば、
120℃)との比較がなされ、ここで肯定判定(即ち、
To≧Tos1と判定)された場合(換言すれば、圧縮
機1が過熱状態と判定された場合)には、ステップS13
において電子膨張弁4の開度が1パルス/10秒で大き
くされ、その後ステップS1へリターンする。すると、
蒸発器5の出口側(即ち、圧縮機1の吸入側)における
冷媒が湿り状態となるところから、圧縮機1の過熱状態
が解消され、吐出ガス冷媒温度Toが低下する。
【0020】ステップS12において否定判定(即ち、T
o<Tos1と判定)された場合には、ステップS14に
進み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値T
os1(例えば、120℃)との比較がなされ、ここで
肯定判定(即ち、To≦Tos1と判定)された場合
(換言すれば、圧縮機1の過熱状態が解消された場合)
には、ステップS15において電子膨張弁4の開度が前述
したサンプリング値に戻され、その後ステップS1へリ
ターンする。
o<Tos1と判定)された場合には、ステップS14に
進み、圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toと第1設定値T
os1(例えば、120℃)との比較がなされ、ここで
肯定判定(即ち、To≦Tos1と判定)された場合
(換言すれば、圧縮機1の過熱状態が解消された場合)
には、ステップS15において電子膨張弁4の開度が前述
したサンプリング値に戻され、その後ステップS1へリ
ターンする。
【0021】上記したように、本実施の形態において
は、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電
子膨張弁4の開度がその時の開度より大きくなるように
制御されることとなっているので、蒸発器5の出口側
(換言すれば、圧縮機1の吸入側)におけるガス冷媒が
湿り状態となり、冷凍装置として必須の部品である電子
膨張弁4を用いて圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを低
下させることができる。しかも、電子膨張弁4の開度を
大きくしているため、循環冷媒量が多くなり、従来のリ
キッドインジェクション方式のように冷凍能力が低下す
るということがなくなる。
は、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電
子膨張弁4の開度がその時の開度より大きくなるように
制御されることとなっているので、蒸発器5の出口側
(換言すれば、圧縮機1の吸入側)におけるガス冷媒が
湿り状態となり、冷凍装置として必須の部品である電子
膨張弁4を用いて圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを低
下させることができる。しかも、電子膨張弁4の開度を
大きくしているため、循環冷媒量が多くなり、従来のリ
キッドインジェクション方式のように冷凍能力が低下す
るということがなくなる。
【0022】一方、冷蔵運転中において圧縮機1の吐出
ガス冷媒温度Toが上昇した時、従来と同様にリキッド
インジェクション回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液
冷媒のインジェクションが行われることとなり、圧縮機
1の吐出ガス冷媒温度を低下させることができる。
ガス冷媒温度Toが上昇した時、従来と同様にリキッド
インジェクション回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液
冷媒のインジェクションが行われることとなり、圧縮機
1の吐出ガス冷媒温度を低下させることができる。
【0023】ちなみに、外気温度38℃/SP−30℃
の条件下において、冷凍運転領域におけるリキッドイン
ジェクション仕様、電子膨張弁開度制御仕様の両方で庫
内負荷なし時の運転時間率および庫内負荷投入時の庫内
最低到達温度を比較したところ、下記表1の結果が得ら
れた。
の条件下において、冷凍運転領域におけるリキッドイン
ジェクション仕様、電子膨張弁開度制御仕様の両方で庫
内負荷なし時の運転時間率および庫内負荷投入時の庫内
最低到達温度を比較したところ、下記表1の結果が得ら
れた。
【0024】
【表1】
【0025】上記結果によれば、冷凍運転領域において
は、電子膨張弁開度制御の方が、リキッドインジェクシ
ョンの場合に比べて優れている(即ち、運転時間率7
6.6%→94.2%、庫内最低到達温度−28.5℃
→−27.1℃)ことが分かる。
は、電子膨張弁開度制御の方が、リキッドインジェクシ
ョンの場合に比べて優れている(即ち、運転時間率7
6.6%→94.2%、庫内最低到達温度−28.5℃
→−27.1℃)ことが分かる。
【0026】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4および蒸発器5を順
次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝縮器2の出口側
の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にインジェクションす
るリキッドインジェクション回路9と、該リキッドイン
ジェクション回路9を開通あるいは閉鎖する開閉弁10
とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置において、冷凍運
転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度To
の上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所定開度より大き
くなるように制御する電子膨張弁開度制御手段を付設し
て、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電
子膨張弁4の開度が所定開度より大きくなるように制御
するようにしたので、蒸発器5の出口側(換言すれば、
圧縮機1の吸入側)におけるガス冷媒が湿り状態とな
り、冷凍装置に必須の部品である電子膨張弁4を用いて
圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを低下させることがで
きるとともに、電子膨張弁4の開度を大きくしたことに
より循環冷媒量を多くすることができ、従来のリキッド
インジェクション方式のように冷凍能力が低下するとい
うことがなくなるという優れた効果がある。
圧縮機1、凝縮器2、電子膨張弁4および蒸発器5を順
次接続してなる冷媒回路を備え、前記凝縮器2の出口側
の液冷媒を前記圧縮機1の吸入側にインジェクションす
るリキッドインジェクション回路9と、該リキッドイン
ジェクション回路9を開通あるいは閉鎖する開閉弁10
とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置において、冷凍運
転領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度To
の上昇時に前記電子膨張弁4の開度が所定開度より大き
くなるように制御する電子膨張弁開度制御手段を付設し
て、大きな冷凍能力を必要とする冷凍運転中において圧
縮機1の吐出ガス冷媒温度Toが上昇した場合には、電
子膨張弁4の開度が所定開度より大きくなるように制御
するようにしたので、蒸発器5の出口側(換言すれば、
圧縮機1の吸入側)におけるガス冷媒が湿り状態とな
り、冷凍装置に必須の部品である電子膨張弁4を用いて
圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toを低下させることがで
きるとともに、電子膨張弁4の開度を大きくしたことに
より循環冷媒量を多くすることができ、従来のリキッド
インジェクション方式のように冷凍能力が低下するとい
うことがなくなるという優れた効果がある。
【0027】請求項2の発明におけるように、冷蔵運転
領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの
上昇時に前記開閉弁10を開作動させる開閉弁制御手段
を付設した場合、冷蔵運転中において圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toが上昇した時、リキッドインジェクショ
ン回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液冷媒のインジェ
クションが行われることとなり、圧縮機1の吐出ガス冷
媒温度Toを低下させることができる。
領域においては前記圧縮機1の吐出ガス冷媒温度Toの
上昇時に前記開閉弁10を開作動させる開閉弁制御手段
を付設した場合、冷蔵運転中において圧縮機1の吐出ガ
ス冷媒温度Toが上昇した時、リキッドインジェクショ
ン回路9を介して圧縮機1の吸入側へ液冷媒のインジェ
クションが行われることとなり、圧縮機1の吐出ガス冷
媒温度Toを低下させることができる。
【図1】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置の冷媒回路図である。
冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置における吐出温度制御を説明するフローチャー
トである。
冷凍装置における吐出温度制御を説明するフローチャー
トである。
1は圧縮機、2は凝縮器、4は電子膨張弁、5は蒸発
器、9はリキッドインジェクション回路、10は開閉弁
(電磁開閉弁)、11は庫内温度検出手段(温度センサ
ー)、12は吐出温度検出手段(温度センサー)、13
はコントローラ、Toは吐出ガス冷媒温度。
器、9はリキッドインジェクション回路、10は開閉弁
(電磁開閉弁)、11は庫内温度検出手段(温度センサ
ー)、12は吐出温度検出手段(温度センサー)、13
はコントローラ、Toは吐出ガス冷媒温度。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、電子膨張
弁(4)および蒸発器(5)を順次接続してなる冷媒回
路を備え、前記凝縮器(2)の出口側の液冷媒を前記圧
縮機(1)の吸入側にインジェクションするリキッドイ
ンジェクション回路(9)と、該リキッドインジェクシ
ョン回路(9)を開通あるいは閉鎖する開閉弁(10)
とを付設した冷凍コンテナ用冷凍装置であって、冷凍運
転領域においては前記圧縮機(1)の吐出ガス冷媒温度
(To)の上昇時に前記電子膨張弁(4)の開度が所定
開度より大きくなるように制御する電子膨張弁開度制御
手段を付設したことを特徴とする冷凍コンテナ用冷凍装
置。 - 【請求項2】 冷蔵運転領域においては前記圧縮機
(1)の吐出ガス冷媒温度(To)の上昇時に前記開閉
弁(10)を開作動させる開閉弁制御手段を付設したこ
とを特徴とする前記請求項1記載の冷凍コンテナ用冷凍
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18133897A JPH1123074A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 冷凍コンテナ用冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18133897A JPH1123074A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 冷凍コンテナ用冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123074A true JPH1123074A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16098960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18133897A Pending JPH1123074A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 冷凍コンテナ用冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123074A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044921A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18133897A patent/JPH1123074A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004044921A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
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