JPH11230837A - 圧電部品 - Google Patents

圧電部品

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JPH11230837A
JPH11230837A JP10031164A JP3116498A JPH11230837A JP H11230837 A JPH11230837 A JP H11230837A JP 10031164 A JP10031164 A JP 10031164A JP 3116498 A JP3116498 A JP 3116498A JP H11230837 A JPH11230837 A JP H11230837A
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JP
Japan
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piezoelectric
axis
laminated body
substrates
component
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JP10031164A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
康▲廣▼ 田中
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、しかも形状が小さい圧電
部品を得る。 【解決手段】 絶縁基板22の上に、圧電体基板31〜
33と電極膜41〜44とを交互に積層して積層体34
を構成している。圧電体基板31はX軸方向の分極軸P
1を有し、圧電体基板32はY軸方向の分極軸P2を有
し、圧電体基板33はZ軸方向の分極軸P3を有する。
この圧電センサ21に、外部から衝撃力が印加される
と、積層体34に力が加わる。この力に対応して積層体
34に応力が生じ、圧電体基板31〜33に電圧がそれ
ぞれ発生する。これらの電圧は、衝撃力のX,Y及びZ
軸方向の成分にそれぞれ対応する信号として取り出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電部品に関し、特
に、外部から加えられる衝撃力を検出する圧電センサや
被制御物体を所望の変位量だけ変位させるアクチュエー
タ等として使用される圧電部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の圧電部品としては、例え
ば米国特許第4,862,298号に開示されたような
ものが知られている。該圧電部品は、パーソナルコンピ
ュータのハードディスクに外部から衝撃力が加わったと
きに、書き込みや読み出しの禁止信号をコンピュータの
CPUに出力し、衝撃力によりハードディスクのヘッド
がディスク表面に衝突してディスクに損傷を与えるのを
防止する圧電センサである。
【0003】図7に示すように、圧電センサ1は、立方
体形状を有するベース部材2の相隣る三つの面に圧電結
晶体3〜5がそれぞれ導電性接着剤により接着されてい
る。これら三つの圧電結晶体3〜5はいずれもPZTか
らなるものであり、外部からの衝撃力のX軸方向の成
分、Y軸方向の成分及びZ軸方向の成分をそれぞれ検出
する。圧電結晶体3〜5の各々には、ベース部材2との
各接着面と対向する面に、検出感度を向上させるための
X軸振動質量6、Y軸振動質量7及びZ軸振動質量8が
導電性接着剤により接着されている。これらX軸振動質
量6、Y軸振動質量7及びZ軸振動質量8にはそれぞ
れ、X軸リード線11、Y軸リード線12及びZ軸リー
ド線13が接続されている。これらX軸リード線11、
Y軸リード線12及びZ軸リード線13からは、それぞ
れ外部からの衝撃力のX軸方向の成分、Y軸方向の成分
及びZ軸方向の成分に対応する信号が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の圧電
センサ1では、外部からの衝撃力のX軸方向の成分、Y
軸方向の成分及びZ軸方向の成分をそれぞれ検出するた
めに、三つの圧電結晶体3〜5及びベース部材2のほか
にX軸振動質量6、Y軸振動質量7及びZ軸振動質量8
を必要とするので部品点数が多くなるという問題があっ
た。また、三つの圧電結晶体3〜5、X軸振動質量6、
Y軸振動質量7及びZ軸振動質量8を、X軸、Y軸及び
Z軸にそれぞれ沿うようにベース部材2の三つの面に導
電性接着剤で接着しているので、形状も大きくなるとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、部品点数が少な
く、しかも形状が小さい圧電部品を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る圧電部品は、複数の圧電体基板
と複数の電極膜を積み重ねて積層体を構成し、前記圧電
体基板の各々はその分極軸が互いに異なる方向に配置さ
れており、前記積層体に印加される外力によって前記圧
電体基板の各々に発生する電圧に基づいて前記外力を検
出することを特徴とする。
【0007】以上の構成により、圧電体基板の各々は相
互に分極軸の方向が異なっており、外部からの衝撃力や
変位が積層体に印加されると、衝撃力や変位の大きさ及
び方向に応じて、圧電体基板の各々に電圧が発生する。
この電圧は電極膜を介してそれぞれ出力され、その電圧
値に基づいて衝撃力や変位量が検出される。
【0008】さらに、本発明に係る圧電部品は、複数の
圧電体基板と複数の電極膜を積み重ねて積層体を構成
し、前記圧電体基板の各々はその分極軸が互いに異なる
方向に配置されており、前記圧電体基板の各々に印加さ
れる電圧によって前記積層体を変形させ、前記積層体に
結合された被制御部材の位置を変位させるようにしたこ
とを特徴とする。
【0009】以上の構成により、圧電体基板の各々は相
互に分極軸の方向が異なっており、圧電体基板に電圧が
印加されると、印加された電圧値に応じて圧電体基板が
変形し、積層体に結合された被制御部材の位置が変位す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧電部品の実
施の形態について添付の図面を参照して詳細に説明す
る。
【0011】[第1実施形態、図1〜図4]本発明に係
る圧電部品の一つの実施形態の斜視図を図1に示す。図
2は、図1に示された圧電部品21を奥側から見た斜視
図である。図3は圧電部品21の等価電気回路図であ
る。圧電部品21は、外部から印加される力(衝撃力)
を検出する圧電センサである。圧電センサ21は、図1
及び図2に示すように、セラミック材料からなる四角形
状を有する絶縁基板22の上に、四角形状を有する三枚
の圧電体基板31〜33と電極膜41〜44とを交互に
積層して構成した四角柱状の積層体34からなるもので
ある。積層体34の最上層の電極膜41の上には、質量
部材23を接着している。
【0012】図1及び図2に示すように、絶縁基板22
の上面にZ−X平面が平行で、Y軸の方向が積層体34
の積層方向に沿うように直交座標系を設定したとき、圧
電体基板31はX軸方向の分極軸P1を有しており、圧
電体基板32はY軸方向の分極軸P2を有しており、圧
電体基板33はZ軸方向の分極軸P3を有している。
【0013】なお、前記のような構成を有する積層体3
4は、例えば図4に示すように、分極軸P1〜P3と電
極膜51をそれぞれ有した圧電母材52,…,52を順
次積層接着し、それを一点鎖線で示すように、賽の目状
に切断することにより効率よく製造することができる。
もちろん、絶縁基板22も一体的に加工してもよいし、
質量部材23や後述のキャップ26も一体となっていて
もよい。
【0014】図1に示すように、質量部材23と圧電体
基板31との間に配置された電極膜41は、端子電極6
1により積層体34の側面から絶縁板22に引き出され
ている。端子電極61は、電極膜42,43,44に短
絡しないように、積層体34の側面に形成された絶縁膜
25aの上に設けられている。なお、絶縁膜25aを設
ける替わりに、端子電極61が配設される位置の電極膜
42〜44の部分を積層体34の側面に露出しないよう
に除去しておいてもよい。圧電体基板31と圧電体基板
32との間に配置された電極膜42は、端子電極62に
より積層体34の側面から絶縁基板22に引き出されて
いる。端子電極62は、電極膜43,44に短絡しない
ように、積層体34の側面に形成された絶縁膜25bの
上に設けられている。
【0015】さらに、図2に示すように、圧電体基板3
2と圧電体基板33との間に配置された電極膜43は、
端子電極63により積層体34の側面から絶縁基板22
に引き出されている。そして、端子電極63は、電極膜
44に短絡しないように、積層体34の側面に形成され
た絶縁膜25cの上に設けられている。また、圧電体基
板33と絶縁基板22との間の電極膜44は、端子電極
64により絶縁基板22に引き出されている。積層体3
4には絶縁性の材料からなるキャップ26(図1参照)
が被せられ、キャップ26は絶縁基板22に固定され
る。このキャップ26は外部からの衝撃力が直接積層体
34に加わるのを防止するためである。
【0016】以上に説明した圧電センサ21は、圧電体
基板31とこの圧電体基板31の上下面に配設された電
極膜41,42とでX軸圧電素子Q1を構成し、圧電体
基板32とこの圧電体基板32の上下面に配設された電
極膜42,43とでY軸圧電素子Q2を構成し、圧電体
基板33とこの圧電体基板33の上下面に配設された電
極膜43,44とでZ軸圧電素子Q3を構成している。
そして、圧電センサ21は、図3に示すように、端子電
極61,62間にX軸圧電素子Q1が接続され、端子電
極62,63間にY軸圧電素子Q2が接続され、端子電
極63,64間にZ軸圧電素子Q3が接続された等価回
路を有する。
【0017】この圧電センサ21に外部からの衝撃力F
(図1参照)が作用したとすると、圧電センサ21は、
衝撃力FのX軸方向の成分FX,Y軸方向の成分FY及び
Z軸方向の成分FZによって、X軸方向、Y軸方向及び
Z軸方向にそれぞれ移動する。ところが、積層体34は
その慣性によりもとの位置に留まろうとする。従って、
この慣性力によって積層体34には応力が生じ、応力に
対応する電圧が圧電素子Q1〜Q3にそれぞれ発生す
る。これらの電圧は、衝撃力FのX軸方向の成分FX
対応する信号として端子電極61,62間から出力さ
れ、Y軸方向の成分FYに対応する信号として端子電極
62,63間から出力され、Z軸方向の成分FZに対応
する信号として端子電極63,64間から出力される。
【0018】従って、端子電極61,62間から得られ
る信号、端子電極62,63間から得られる信号及び端
子電極63,64間から得られる信号に基づいて、衝撃
力Fの大きさ及び方向を知ることができる。また、その
検出感度は、質量部材23が有している慣性により、大
幅に向上することができる。そして、このような構成を
有する圧電センサ21は、圧電体基板31〜33が一方
向(Y軸方向)に積層されており、圧電センサ21を小
型化することができる。
【0019】[第2実施形態、図5]本発明に係る圧電
部品を、電子顕微鏡の観察物を載置するテーブルの位置
を制御するアクチュエータに適用した実施の形態を図5
に示す。該アクチュエータ71は図1及び図2において
説明した圧電センサ21とほぼ同じ構成を有しており、
図5に示すように、セラミック材料からなる四角形状を
有する絶縁基板72の上に、四角形状を有する三枚の圧
電体基板81〜83と電極膜91〜94とを交互に積層
して構成した四角柱状の積層体73からなるものであ
る。積層体73の最上層の電極膜91の上には、テーブ
ル74を接着している。
【0020】圧電体基板81はX軸方向の分極軸P1を
有しており、圧電体基板82はY軸方向の分極軸P2を
有しており、圧電体基板83はZ軸方向の分極軸P3を
有している。そして、この圧電アクチュエータ71は、
圧電体基板81とこの圧電体基板81の上下面に配設さ
れた電極膜91,92とでX軸圧電素子Q1を構成し、
圧電体基板82とこの圧電体基板82の上下面に配設さ
れた電極膜92,93とでY軸圧電素子Q2を構成し、
圧電体基板83とこの圧電体基板83の上下面に配設さ
れた電極膜93,94とでZ軸圧電素子Q3を構成して
いる。
【0021】テーブル操作部78からの指令信号に基づ
いてCPU79からX軸制御信号がアクチュエータ71
に送られ、X軸圧電素子Q1の電極膜91,92間に印
加されると、X軸圧電素子Q1は、X軸方向に変形す
る。これにより、テーブル74のX軸方向の位置の微調
整を行うことができる。同様にして、テーブル操作部7
8からの指令信号に基づいてCPU79からY軸制御信
号及びZ軸制御信号がアクチュエータ71に印加される
と、圧電素子Q2,Q3はそれぞれ、Y軸方向及びZ軸
方向に変形する。これにより、テーブル74のY軸方向
及びZ軸方向の位置の微調整を行うことができる。この
ような構成を有するアクチュエータ71は、三枚の圧電
体基板81〜83が一方向に積層されており、小型化を
図ることができる。
【0022】[他の実施形態]本発明は前記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々に変
更することができる。例えば、圧電体基板の積層枚数は
三枚に限らず、検出する力の成分の数もしくは被制御物
体の変位の次元に応じて、二枚、三枚もしくはそれ以上
の枚数であってもよい。また、積層体34の圧電体基板
31〜33の分極軸P1〜P3の方向は直交座標系のX
軸、Y軸及びZ軸に沿う必要はなく、例えば図6に示す
ように、分極軸P1とP3の方向を斜交させて圧電母材
52を積層した後、それをカットして積層体34を形成
するようにしてもよい。また、第1実施形態の質量部材
23や絶縁基板22やキャップ26は必ずしも必要なも
のではなく、圧電センサ1の仕様により省略することが
できる。さらに、前記実施形態の圧電素子Q1〜Q3
は、それぞれ1枚の圧電体基板から構成されているが、
複数枚の圧電体基板からなるものであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の圧電体基板と複数の電極膜を積み重ね
て積層体を構成し、前記圧電体基板の各々はその分極軸
が互いに異なる方向に配置されているので、この圧電部
品に外部から衝撃力や変位が印加されると、衝撃力や変
位の大きさ及び方向に応じて圧電体基板の各々に電圧が
生じる。そして、この電圧値に基づいて衝撃力や変位量
の大きさ及び方向を簡単に知ることができる。
【0024】また、積層体の圧電体基板に電圧が印加さ
れると、印加された電圧値に応じて圧電体基板が変形
し、積層体に結合された被制御部材の位置を変位させる
ことができる。しかも、積層体は一方向に積層された構
造を有するものであるから、圧電部品を小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電部品の第1実施形態を示す斜
視図。
【図2】図1に示した圧電部品を奥側から見た斜視図。
【図3】図1に示した圧電部品の電気等価回路図。
【図4】図1に示した圧電部品の積層体の製造方法の説
明図。
【図5】本発明に係る圧電部品の第2実施形態を示す説
明図。
【図6】圧電体基板の分極軸が斜交する積層体の製造方
法の説明図。
【図7】従来の圧電部品の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
21…圧電センサ 22…絶縁基板 31〜33…圧電体基板 34…積層体 41〜44…電極膜 71…アクチュエータ 72…絶縁基板 73…積層体 81〜83…圧電体基板 91〜94…電極膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の圧電体基板と複数の電極膜を積み
    重ねて積層体を構成し、前記圧電体基板の各々はその分
    極軸が互いに異なる方向に配置されており、前記積層体
    に印加される外力によって前記圧電体基板の各々に発生
    する電圧に基づいて前記外力を検出することを特徴とす
    る圧電部品。
  2. 【請求項2】 複数の圧電体基板と複数の電極膜を積み
    重ねて積層体を構成し、前記圧電体基板の各々はその分
    極軸が互いに異なる方向に配置されており、前記圧電体
    基板の各々に印加される電圧によって前記積層体を変形
    させ、前記積層体に結合された被制御部材の位置を変位
    させるようにしたことを特徴とする圧電部品。
JP10031164A 1998-02-13 1998-02-13 圧電部品 Pending JPH11230837A (ja)

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