JPH11231199A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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Publication number
JPH11231199A
JPH11231199A JP3141598A JP3141598A JPH11231199A JP H11231199 A JPH11231199 A JP H11231199A JP 3141598 A JP3141598 A JP 3141598A JP 3141598 A JP3141598 A JP 3141598A JP H11231199 A JPH11231199 A JP H11231199A
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JP
Japan
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cylinder
barrel
optical axis
cam follower
movable
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Withdrawn
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JP3141598A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Onda
和彦 恩田
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変倍用カム7を備えその回転により変倍と焦
点調節とを行なう中間筒4と、焦点調節用カム17を備
えかつ前群レンズ10を保持して光軸方向にのみ移動可
能な移動筒5と、この移動筒5に対し所定の角度範囲内
で揺動可能なカムフォロワ筒6とを設け、変倍時にはカ
ムフォロワ筒6が移動筒5と一体に結合されて中間筒4
の回転に伴う変倍用カム7の作用で移動筒5を光軸方向
に移動させ、焦点調節時には、カムフォロワ筒6が中間
筒4に保持されて中間筒4と一体に揺動され、この揺動
に伴う焦点調節用カム17の作用でカムフォロワ筒6が
移動筒5を変倍時とは異なる軌跡に沿って光軸方向に移
動させる。 【解決手段】中間筒4の回転を制御して中間筒4を複数
の変倍位置の任意の1つに停止させるエンコーダのパタ
ーンに同期した複数のクリック係止溝26を中間筒4に
その回転方向に沿ってほぼ等角度間隔に形成し、カムフ
ォロワ筒6に設けられたクリックボール24をクリック
係止溝26に係合させて、カムフォロワ筒6を中間筒4
に保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ鏡筒
に関し、特に、単一の駆動源で変倍動作と焦点調節とを
行なうことができるズームレンズ鏡筒に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ズームレンズを搭載したカメラにおいて
変倍と焦点調節とを行なう方法として、変倍時には各レ
ンズ群をカム等で光軸方向へ移動させ、焦点調節時には
変倍時とは異なるレンズ群の動きをさせるのが一般的で
ある。
【0003】各レンズ群にこのような動きをさせるため
に、従来から、(1) 変倍時と焦点調節時とでは異なる駆
動源を用いる、(2) 単一の駆動源の駆動力を分岐させて
伝達し、変倍と焦点調節とを行なう、(3) 単一の駆動源
を用い、変倍と焦点調節とを連続した軌跡上で交互に行
なう(特公平6−100707号参照)、(4) 単一の駆
動源を用い、変倍時に2つのレンズ群を相対的に移動さ
せ、焦点調節時には、一方のレンズ群の相対的な移動を
禁止する禁止手段を設ける(特開平9−43487
号)、等の方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1) の方法では、2つの駆動源を必要とするためにカメ
ラのコストアップを招き、上記(2) の方法では、機構部
品が多くなるためにカメラサイズが大きくなり、上記
(3) の方法では、レンズ群案内用のカム溝に、変倍部と
焦点調節部とを交互に形成しなければならないという欠
点があった。
【0005】また、上記(4) の方法によれば、上記 (1)
〜(3) の方法の欠点は克服されるものの、焦点調節時に
一方のレンズ群の相対的な移動を禁止する禁止手段が、
電磁ソレノイドによって一方のレンズ群をカムから切り
放し、摩擦力のみによってこのレンズ群を移動禁止状態
に保持するように構成されているために、ややもすると
焦点調節動作が不安定になるおそれがあった。
【0006】このような事情に鑑み、本発明は、上述の
問題点をすべて克服した小型で安価なズームレンズ鏡筒
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるズームレン
ズ鏡筒は、光軸の周りで回転可能に設けられ、その回転
により複数のレンズを光軸方向に移動させて変倍と焦点
調節とを行なう駆動筒と、特定のレンズを保持して上記
駆動筒と同軸的に、かつ光軸方向にのみ移動可能に設け
られた移動筒と、この移動筒に対して所定の角度範囲内
で光軸の周りで揺動可能に設けられた揺動筒とを備えて
おり、この揺動筒は、変倍時には上記移動筒と一体に結
合されて上記駆動筒の回転に伴って上記移動筒を光軸方
向に移動させ、焦点調節時には、保持手段により上記駆
動筒に保持されてこの駆動筒と一体に揺動され、この揺
動に伴って上記移動筒を変倍時とは異なる軌跡に沿って
光軸方向に移動させることをことを特徴とするものであ
る。
【0008】この場合、上記駆動筒の回転を制御してこ
の駆動筒を複数の変倍位置の任意の1つに停止させるエ
ンコーダのパターンに同期した複数のクリック係止溝が
上記駆動筒にその回転方向に沿って所定の角度間隔に形
成され、上記クリック係止溝と、このクリック係止溝の
任意の1つに係合可能に上記揺動筒に設けられた係合部
材とにより上記保持手段を構成することができる。
【0009】本発明の好ましい態様においては、上記複
数のクリック係止溝が上記駆動筒にその回転方向に沿っ
てほぼ等角度間隔に形成され、上記揺動筒が、上記移動
筒に対して上記等角度間隔の整数倍の角度範囲内で光軸
の周りで揺動可能に設けられる。
【0010】より具体的には、本発明によるズームレン
ズ鏡筒は、変倍用カムを備えて光軸の周りで回転可能に
設けられ、その回転により複数のレンズを光軸方向に移
動させて変倍と焦点調節とを行なう駆動筒と、焦点調節
用カムを備えかつ特定のレンズを保持して上記駆動筒と
同軸的に、かつ光軸方向にのみ移動可能に設けられた移
動筒と、この移動筒に対して所定の角度範囲内で光軸の
周りで揺動可能に設けられたカムフォロワ筒とを備えて
おり、このカムフォロワ筒は、変倍時には上記移動筒と
一体に結合されて上記駆動筒の回転に伴う上記変倍用カ
ムの作用で上記移動筒を光軸方向に移動させ、焦点調節
時には、保持手段により上記駆動筒に保持されてこの駆
動筒と一体に揺動され、この揺動に伴う上記焦点調節用
カムの作用で上記移動筒を変倍時とは異なる軌跡に沿っ
て光軸方向に移動させることを特徴とするものである。
【0011】この場合、上記駆動筒の回転を制御してこ
の駆動筒を複数の変倍位置の任意の1つに停止させるエ
ンコーダのパターンに同期した複数のクリック係止溝が
上記駆動筒にその回転方向に沿って所定の角度間隔に形
成され、上記クリック係止溝と、このクリック係止溝の
任意の1つに弾性的に係合可能に上記カムフォロワ筒に
設けられた係合部材とにより上記保持手段を構成するこ
とができる。
【0012】この場合も、上記複数のクリック係止溝が
上記駆動筒にその回転方向に沿ってほぼ等角度間隔に形
成され、上記カムフォロワ筒が、上記移動筒に対して上
記等角度間隔の整数倍の角度範囲内で光軸の周りで揺動
可能に設けられることが好ましい。
【0013】上記変倍動作と上記焦点調節動作とは、上
記駆動筒の回転方向により選択することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によるズームレンズ鏡筒において
は、光軸方向にのみ移動可能で回転不能な移動筒に対し
て揺動筒(カムフォロワ筒)が所定の角度範囲内で揺動
可能に設けられ、この揺動筒が移動筒に一体に結合され
た状態で変倍動作が行なわれ、この揺動筒が保持手段に
より駆動筒に保持された状態で駆動筒と一体に移動筒に
対して揺動することにより焦点調節動作が行なわれるよ
うに構成されているから、駆動筒の回転のみで変倍と焦
点調節とを行なうことが可能になり、ズームレンズ鏡筒
の構造を簡単にすることができる。
【0015】また、上記保持手段が、駆動筒に所定の角
度間隔に形成されたクリック係止溝と、これらクリック
係止溝の任意の1つに係合して揺動筒を駆動筒に保持さ
せる係合部材とによって構成されている場合、駆動筒に
対して揺動筒を確実に保持させることができ、これによ
って確実な焦点調節動作を期待することができる。ま
た、上記係合部材が、上記クリック係止溝に弾性的に係
合するように構成することにより、電力消費を伴うアク
チュエータを用いることなしに保持手段を構成すること
ができるから、カメラの電池寿命を延ばすことができる
とともに、保持手段の構造を簡略化することができる。
【0016】また、本発明によれば、保持手段を構成す
る上記複数のクリック係止溝を、駆動筒の回転を制御す
るエンコーダのパターンに同期して駆動筒にその回転方
向に沿ってほぼ等角度間隔に形成し、かつ移動筒に対す
る揺動筒の揺動可能角度範囲を上記等角度間隔の整数倍
の角度範囲に設定することにより、ズームレンズ鏡筒の
設計、製作および駆動筒の回転制御がより容易になる利
点がある。
【0017】なお、上記駆動筒にその回転方向に沿って
設定される複数の変倍位置は、カメラ使用者が使い易い
角度間隔に設定すればよく、必ずしも等角度間隔に設定
することを要しないが、等角度間隔であれば、上述のよ
うに、移動筒に対する揺動筒の揺動可能角度範囲を上記
等角度間隔の整数倍に設定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態によるズー
ムレンズ鏡筒の要部の分解斜視図、図2はそのワイド状
態を光軸を含む垂直面で切断した断面図、図3はそのテ
レ状態を光軸を含む垂直面で切断した断面図である。ま
た、図4は中間筒の内壁面の展開図である。
【0020】図示のズームレンズ鏡筒1は、図示しない
カメラ本体に固定された固定筒3(図1では省略)と、
この固定筒3の内側に同軸的に位置して駆動モータによ
り回動される中間筒(駆動筒)4と、中間筒4の内側に
同軸的に設けられて光軸S方向に直進する移動筒5と、
中間筒4と移動筒5との間に同軸的に介装されて、中間
筒4の回動に伴って中間筒4の前端から移動筒5ととも
に光軸S方向に出没するカムフォロワ筒(揺動筒)6と
を備えている。このカムフォロワ筒6は、後述するよう
に、移動筒5に対して所定の角度範囲内で揺動可能に設
けられている。
【0021】中間筒4は、固定筒3の外側に設けられた
光軸S方向に延びる長い歯面を備えた柱状ギア(図示は
省略)に螺合するギア4aを外周面後部に備えており、
かつこのギア4a上に、固定筒3の内周面に形成された
雄ヘリコイド3aと螺合する雌ヘリコイド4bが形成さ
れていることにより、中間筒4が柱状ギアを介して駆動
モータにより回動されると、柱状ギア上を摺動しながら
光軸S方向に移動するように構成されている。また、中
間筒4の内面には、図4の展開図から明らかなように、
カムフォロワ筒用カム溝7と後群レンズ枠用カム溝8と
が並設されている。上記カムフォロワ筒用カム溝7は、
前群レンズ10を保持した移動筒5を、変倍時に中間筒
4の回転に伴ってカムフォロワ筒6を介して光軸S方向
に移動させる変倍用カム溝として機能する。また、後群
レンズ枠用カム溝8は、変倍時および焦点調節時の双方
において後群レンズ20を光軸S方向に移動させるカム
溝である。
【0022】なお、中間筒4の光軸S方向後方から見た
時計方向(以下「CW」と略称する)の回転をワイド側
とし、反時計方向(以下「CCW」と略称する)の回転
をテレ側とする。そして、中間筒4のCCW回転によっ
てカムフォロワ筒6が移動筒5とともに中間筒4内から
光軸S方向前方に突出し、中間筒4のCW回転によって
カムフォロワ筒6が移動筒5とともに光軸S方向後方に
移動して中間筒4内に収容されるように構成されてい
る。
【0023】中間筒4の後端には、複数本のビス9によ
って一体化された直進キー11,11、遮光マスク12
およびキー板13が、直進キー11,11の後板11a
とキー板13との間に中間筒4の後端部を挟んだ態様で
中間筒4に回転可能に保持されている。キー板13は、
図1から明らかなように、先端が前方へ折り曲げられた
突片13a,13aをその上部および下部に備えてお
り、これら突片13a,13aが、固定筒3の内周面に
形成された光軸S方向に延びる溝(図示は省略)に係合
していることにより、中間筒4が回転しながら光軸S方
向に移動するのに伴って、キー板13および直進キー1
1,11が光軸S方向に直進するように構成されてい
る。
【0024】移動筒5の後部内周面には、図2および図
3に示すように、光軸S方向に直線的に延びる溝5a,
5aが上下位置に形成され、これら溝5a,5aに、直
進キー11,11がそれぞれ係合していることによっ
て、移動筒5は直進キー11,11に案内されて光軸S
方向に直進するように構成されている。
【0025】移動筒5の内部には、前群レンズ10がシ
ャッターブロック15(内部構造は省略)とともに固定
されているが、前群レンズ10は、レンズ枠16A,1
6Bにそれぞれ保持されて光軸S方向前後に配置された
A群レンズ10AとB群レンズ10Bとからなり、A群
レンズ10AとB群レンズ10Bとの間にシャッターブ
レード15aが介装されている。
【0026】さらに移動筒5の周壁には、光軸S方向に
直角の平面に対し傾斜した斜面を備えた3本の焦点調節
用カム溝17がそれぞれ所定の角度範囲に亘ってかつほ
ぼ等角度間隔を保って貫設されている。これらカム溝1
7は、図5に示すように、中間筒4のCW(ワイド方
向)回転に対するリーディング側がトレーリング側より
も光軸S方向前方に偏るように傾斜している。そして、
カム溝17の中間筒4のCW回転に関するリーディング
側の端部を17aとし、トレーリング側の端部(CCW
回転に関してはリーディング側の端部)を17bとす
る。
【0027】一方、カムフォロワ筒6の内周面には、移
動筒5の3本の焦点調節用カム溝17にそれぞれ係合す
る3本のカムフォロワピン18がほぼ等角度間隔を保っ
て半径方向内方へ突設されている。そして、カム溝17
の両端部17a,17bにカムフォロワピン18がそれ
ぞれ当接することによって決定される角度範囲が、移動
筒5に対するカムフォロワ筒6の揺動可能角度範囲とな
っている。
【0028】なお、カムフォロワ筒6の揺動可能角度範
囲を、焦点調節用カム溝17に対応させて移動筒5に設
けたストッパによって決定するようにしてもよく、その
場合は、カムフォロワピン18がカム溝17の両端部1
7a,17bに当接する寸前で停止するように、カム溝
17の中心角をストッパの中心角をよりも若干大きく設
定すればよい。そして以後の説明では、カムフォロワ筒
6の揺動可能角度範囲を決定する手段を、上記ストッパ
およびカム溝17の両端部17a,17bを含めて「ス
トッパ」と総称する。
【0029】また、カムフォロワ筒6の後部外周面に
は、ほぼ等角度間隔に配置された3本のカムフォロワピ
ン19が半径方向外方に向かって突設され、これらカム
フォロワピン19が中間筒4のカムフォロワ筒用カム溝
7に係合している。
【0030】前群レンズ10の光軸S方向後方には、後
群レンズ20を保持した後群レンズ枠21が配置されて
いる。後群レンズ枠21は、移動筒5に対し、光軸S方
向にのみ相対移動可能に係合しており、この後群レンズ
枠21の外周面には、ほぼ等角度間隔に配置された3本
のカムフォロワピン22が半径方向外方に向かって突設
され、これらカムフォロワピン22が、中間筒4の内周
面に形成された後群レンズ枠用カム溝8に係合してい
る。したがって、中間筒4が回転すると、カム溝8の作
用で後群レンズ20は光軸S方向に移動することにな
る。
【0031】後群レンズ枠21と移動筒5との間には2
本の引っ張りバネ23,23が懸装されており、これら
引っ張りバネ23,23の付勢力で、後群レンズ枠21
のカムフォロワピン22が中間筒4の後群レンズ枠用カ
ム溝8が光軸S方向前方に片寄せられ、また、移動筒5
の焦点調節用カム溝17がカムフォロワピン18に対し
て光軸S方向後方に片寄せられている。
【0032】カムフォロワ筒6の後部内面には、先端に
クリックボール24を備えた弾性板よりなるクリック板
25が固定され、上記クリックボール24は、カムフォ
ロワ筒6に形成された小孔6aまたは切欠きからカムフ
ォロワ筒6の外周面に弾性的に突出している。
【0033】中間筒4の内周面には、図4から明らかな
ように、多数のクリック係止溝26がカムフォロワ筒用
カム溝7に沿って、かつ周方向にほぼ等角度間隔を保っ
て刻設されており、これらクリック係止溝26に、カム
フォロワ筒6の外周面に突出するクリックボール24が
弾性的に係入することにより、カムフォロワ筒6が中間
筒4に一体に結合される。そして、ストッパによって決
定されるカムフォロワ筒6の移動筒5に対する揺動可能
角度範囲が、隣接するクリック係止溝26,26間の角
度間隔の整数倍(本実施の形態では2倍)に設定されて
いる。
【0034】また、カムフォロワ筒6のクリックボール
24が中間筒4の各クリック係止溝26に係入したとき
の中間筒4の回転位置が、変倍位置Z1(ワイド端),
Z2,Z3,・・・,Z9(テレ端)として設定されて
おり、クリックボール24がどのクリック係止溝26に
係合するかによって中間筒4の変倍位置が決定される。
また、ワイド端Z1のワイド側に、沈胴用のクリック係
止溝26が他のクリック係止溝26と同一間隔で形成さ
れている。
【0035】一方、上記固定筒3には、このズームレン
ズ鏡筒1の焦点距離に対応する中間筒4の光軸S方向の
位置を検出して、中間筒4の駆動モータを所定の変倍位
置で停止させるエンコーダ基板27(図1参照)が固定
され、このエンコーダ基板27上の導電性エンコーダパ
ターン(図示は省略)に摺接するエンコーダ接片28が
キー板13の下側の突片13aに固定されて、中間筒4
の光軸S方向の移動位置の検出によって、これにに対応
する中間筒4の回転角度を検出するように構成されてい
る。上記エンコーダパターンは、光軸S方向に沿って等
間隔に配置され、上記クリック係止溝26の角度間隔が
エンコーダパターンの間隔に同期して設定されているこ
とにより、中間筒4は各変倍位置で停止し得るようにな
っている。
【0036】以上の構成において、中間筒4をCW(ワ
イド方向)回転させると、そのクリック係止溝26にク
リックボール24が係入してカムフォロワ筒6が中間筒
4と一体に回転され、図5(a)に示すように、カムフ
ォロワ筒6のカムフォロワピン18が移動筒5の焦点調
節用カム溝17の端部17aに達する位置で、カムフォ
ロワ筒6が移動筒5のストッパに当接してカムフォロワ
筒6と移動筒5とが一体化され、以後クリック板24の
弾性によりクリックボール24がクリック係止溝26を
乗り越える態様で中間筒4のCW回転が許容され、この
中間筒4の回動に伴い、カム溝7,8の作用でそれぞれ
移動筒5および後群レンズ枠21が光軸S方向後方へ移
動して、ワイド方向の変倍が行なわれる。
【0037】そして、エンコーダパターンによる変倍位
置の検出によって中間筒4の回転が停止せしめられたと
き、その変倍位置のクリック係止溝26にクリックボー
ル24が係入し、これによって、カムフォロワ筒6が中
間筒4に保持されて中間筒4と一体化する。
【0038】カムフォロワピン18が移動筒5の焦点調
節用カム溝17の一方の端部17aに達した図5(a)
に示す状態は、∞距離に合焦した状態であり、この状態
で、中間筒4を所定の微小角度逆回転(CCW回転)さ
せると、カムフォロワ筒6が中間筒4と一体にCCW回
転して、カムフォロワピン18がカム溝17に沿って他
方の端部17bに向かって移動し、カムフォロワピン1
8がカム溝17の端部17bに達する図5(b)に示す
至近距離に合焦した状態になるまでの間に、カム溝17
の作用で移動筒5が、すなわち前群レンズ10が光軸方
向後方へ変倍時とは異なる軌跡を通って移動して、∞距
離から至近距離までの焦点調節が行なわれることにな
る。
【0039】そして、図5(b)に示すように、カムフ
ォロワピン18がカム溝17の端部17bに達する位置
で、ストッパによってカムフォロワ筒6が移動筒5と一
体化された状態からさらに中間筒4をCCW回転させる
と、クリックボール24がクリック係止溝26から脱出
して、テレ方向の変倍が許容されることになる。
【0040】一方、上述とは反対に、中間筒4をCCW
(テレ方向)回転させると、そのクリック係止溝26に
クリックボール24が係入してカムフォロワ筒6が中間
筒4と一体に回転され、図5(b)に示すように、カム
フォロワ筒6のカムフォロワピン18が移動筒5の焦点
調節用カム溝17の端部17bに達する位置で、ストッ
パによりカムフォロワ筒6と移動筒5とが一体化され、
以後クリックボール24がクリック係止溝26を乗り越
える態様で中間筒4のCCW回転が許容され、この中間
筒4の回動に伴い、カム溝7,8の作用でそれぞれ移動
筒5および後群レンズ枠21が光軸S方向前方へ移動し
て、テレ方向の変倍が行なわれる。そして、エンコーダ
パターンによる変倍位置の検出によって中間筒4の回転
が停止せしめられたとき、その変倍位置のクリック係止
溝26にクリックボール24が係入し、これによって、
カムフォロワ筒6が中間筒4に保持されて中間筒4と一
体化する。
【0041】カムフォロワピン18が移動筒5の焦点調
節用カム溝17の端部17bに達した図5(b)に示す
状態は、至近距離に合焦した状態であり、この状態で、
中間筒4を所定の微小角度逆回転(CW回転)させる
と、カムフォロワ筒6が中間筒4と一体にCW回転し
て、カムフォロワピン18がカム溝17に沿って端部1
7aに向かって移動し、カムフォロワピン18がカム溝
17の端部17aに達する図5(a)に示す∞距離に合
焦した状態になるまでの間に、カム溝17の作用で移動
筒5が、すなわち前群レンズ10が光軸方向後方へ変倍
時とは異なる軌跡を通って移動して、至近距離から∞距
離までの焦点調節が行なわれることになる。
【0042】ところで、変倍動作が終了して焦点調節動
作に移行するときの中間筒4の回転方向を、そのときま
での回転方向に関係なく、中間筒4をワイド方向(C
W)またはテレ方向(CCW)に回転させ、この回転角
度をエンコーダパターンで検出して、図5(a)に示
す∞距離に合焦した位置に待機させる制御方式と、図
5(b)に示す至近距離に合焦した位置に待機させる制
御方式と、それまでの回転方向のまま待機させる制御
方式とがある。
【0043】これらの制御方式のそれぞれについて、図
5〜図10を参照して以下に説明する。なお、エンコー
ダ基板27上におけるエンコーダ接片28の変倍位置Z
1,Z2,Z3,・・・に対応する位置をECN−1,
ECN−2,ECN−3,・・・とする。また、沈胴位
置をECN−0とする。
【0044】1.∞合焦位置に待機させる制御方式 沈胴位置から変倍位置Z1への動作(図6) このズームレンズ鏡胴1の沈胴位置は、中間筒4がワイ
ド方向(CW)に回転されて達したものであるから、沈
胴状態では、カムフォロワ筒6のカムフォロワピン18
が移動筒6の焦点調節用カム溝17の∞合焦位置端部7
aに達しており、かつカムフォロワ筒6のクリックボー
ル24が沈胴位置のクリック係止溝26に係入して、カ
ムフォロワ筒6が中間筒4に保持されている。また、こ
の位置では、エンコーダ接片28はエンコーダパターン
のENC−0の位置にある。
【0045】この位置から中間筒4をCCW回転させる
と、カムフォロワ筒6は中間筒4に保持された状態で中
間筒4と一体にCCW回転するが、前述したように、中
間筒4の隣接するクリック係止溝26,26間の角度間
隔の2倍の角度範囲に亘るカムフォロワ筒6の揺動可能
な遊びが移動筒5に対して存在するため、先ずこの遊び
分だけカムフォロワ筒6が中間筒4とともに回転され
て、カムフォロワ筒6のカムフォロワピン18が移動筒
5の焦点調節用カム溝17の至近合焦位置端部17bに
達した位置で、カムフォロワ筒6が移動筒5のストッパ
に当接して、カムフォロワ筒6が移動筒5と一体化され
る。
【0046】この状態で中間筒4をさらにCCW回転す
ると、カムフォロワ筒6のクリックボール24が中間筒
4の沈胴位置のクリック係止溝26から脱出し、かつ中
間筒4が備えているカム溝7の作用で、カムフォロワ筒
6が移動筒5とともに光軸S方向前方へ移動して前群レ
ンズ10が変倍位置Z1に向かって前進し、同時に、中
間筒4が備えているカム溝8の作用で、後群レンズ枠2
1が光軸S方向前方へ移動し、これに伴って後群レンズ
20が変倍位置Z1に向かって前進する。
【0047】この場合、クリック係止溝26,26間の
角度間隔とエンコーダパターンのパターン間隔とが同期
していることにより、移動筒5に対するカムフォロワ筒
6の揺動可能な遊びが解消される間に、エンコーダ接片
28はエンコーダパターンのパターン間隔の2個分移動
するから、エンコーダ接片28がエンコーダパターンE
NC−3の位置に来たとき中間筒4を停止させると、ク
リックボール24がZ1位置のクリック係止溝26に係
入して、カムフォロワ筒6が中間筒4に保持される。こ
の状態では、レンズ10,20がZ1の至近合焦位置に
あるから(ECN−3)、一旦中間筒4をエンコーダパ
ターンの2個分だけCW回転させて、レンズ10,20
をZ1の∞合焦位置(ENC−1)で待機させる。
【0048】次に中間筒4をCCW回転させて焦点調節
を行なうとともに、この間の中間筒4の回転角度のパル
スカウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止
させて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だけ
中間筒4をCW回転させて、再びレンズ10,20をZ
1の∞合焦位置(ENC−1)で待機させる。
【0049】Z1からZ2への動作(図6) クリックボール24がZ1位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20はZ1の∞合焦位置(E
NC−1)に待機しているから、先ず中間筒4のCCW
回転によりエンコーダパターンの2個分だけの遊びを解
消させた後に(ENC−3)、さらに中間筒4をエンコ
ーダパターンの1個分だけCCW回転させると、カムフ
ォロワ筒6が中間筒4と一体に回転されて、クリックボ
ール24がZ2位置のクリック係止溝26に係入して、
カムフォロワ筒6が中間筒4に保持される。このときレ
ンズ10,20はZ2の至近合焦位置にあるから(EN
C−4)、一旦中間筒4をエンコーダパターン2個分だ
けCW回転させて、レンズ10,20をZ2の∞合焦位
置(ENC−2)で待機させる。
【0050】次に中間筒4をCCW回転させて焦点調節
を行なうとともに、この間の中間筒4の回転角度のパル
スカウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止
させて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だけ
中間筒4をCW回転させて、レンズ10,20を再びZ
2の∞合焦位置(ENC−2)で待機させる。
【0051】Z4からZ3への動作(図7) クリックボール24がZ4位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20がZ4の∞合焦位置(E
NC−4)に待機している状態から、中間筒4をエンコ
ーダパターンの1個分だけCW回転させると、カムフォ
ロワ筒6が中間筒4と一体に回転されて、クリックボー
ル24がZ3位置のクリック係止溝26に係入し、カム
フォロワ筒6が中間筒4に保持されるが、レンズ10,
20はZ3の∞合焦位置にあるから(ENC−3)、直
ちに中間筒4をCCW回転させて焦点調節を行なうこと
ができる。そして、この間の中間筒4の回転角度のパル
スカウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止
させて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だけ
中間筒4をCW回転させて、レンズ10,20を再びZ
3の∞合焦位置(ENC−3)で待機させる。
【0052】2.至近合焦位置に待機させる制御方式 沈胴位置からZ1への動作(図7) クリックボール24が沈胴位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20が沈胴位置(ENC−
0)に待機している状態から中間筒4をCCW回転させ
る場合は、先ずこのCCW回転によりエンコーダパター
ンの2個分だけの遊びが解消された後に、カムフォロワ
筒6が中間筒4と一体に回転されて、クリックボール2
4がZ1位置のクリック係止溝26に係入して、カムフ
ォロワ筒6が中間筒4に保持される。このときレンズ1
0,20は、Z1の至近合焦位置(ENC−3)に待機
しているから、直ちに中間筒4をCW回転させて焦点調
節を行なうことができる。そして、この間の中間筒4の
回転角度のパルスカウントを行ない、所望の合焦位置で
中間筒4を停止させて撮影を行なった後、カウントされ
たパルス分だけ中間筒4をCCW回転させて、再びレン
ズ10,20をZ1の至近合焦位置(ENC−3)で待
機させる。
【0053】Z2からZ3への動作(図8) クリックボール24がZ2位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20がZ2の至近合焦位置
(ENC−4)に待機している状態から、中間筒4をエ
ンコーダパターンの1個分だけCCW回転させると、カ
ムフォロワ筒6が中間筒4と一体に回転されて、クリッ
クボール24がZ3位置のクリック係止溝26に係入し
て、カムフォロワ筒6が中間筒4に保持されるが、レン
ズ10,20はZ3の至近合焦位置あるから(ENC−
5)、直ちに中間筒4をCW回転させて焦点調節を行な
うことができる。そして、この間の中間筒4の回転角度
のパルスカウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4
を停止させて撮影を行なった後、カウントされたパルス
分だけ中間筒4をCCW回転させて、再びレンズ10,
20をZ3の至近合焦位置(ENC−5)で待機させ
る。
【0054】Z4からZ3への動作(図8) クリックボール24がZ4位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20がZ4の至近合焦位置
(ENC−6)に待機している状態から中間筒4をCW
回転させると、先ずこのCW回転によりエンコーダパタ
ーンの2個分だけの遊びが解消された(ENC−4)後
に、カムフォロワ筒6が中間筒4と一体に回転されて、
クリックボール24がZ3位置のクリック係止溝26に
係入して、カムフォロワ筒6が中間筒4に保持される。
このときレンズ10,20は、Z3の∞合焦位置(EN
C−3)に待機しているから、一旦中間筒4をエンコー
ダパターンの2個分だけCCW回転させて、レンズ1
0,20をZ3の至近合焦位置(ENC−5)で待機さ
せる。
【0055】次に中間筒4をCW回転させて焦点調節を
行なうとともに、この間の中間筒4の回転角度のパルス
カウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止さ
せて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だけ中
間筒4をCCW回転させて、レンズ10,20を再びZ
3の至近合焦位置(ENC−5)で待機させる。
【0056】3.そのままの方向で待機させる制御方式 この方式では、中間筒4の焦点調節動作における回転方
向が、それまでの変倍動作における回転方向と反対にな
る。
【0057】沈胴位置からZ1へ、さらにZ2への動
作(図9) クリックボール24が沈胴位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20が沈胴位置(ENC−
0)に待機している状態から中間筒4をCCW回転させ
る場合、先ずこのCCW回転によりエンコーダパターン
の2個分だけの遊びが解消された後に、カムフォロワ筒
6が中間筒4と一体に回転されて、クリックボール24
がZ1位置のクリック係止溝26に係入した位置で中間
筒4を停止させる。このとき、レンズ10,20はZ1
の至近合焦位置にあるから(ENC−3)、直ちに中間
筒4をCW回転させて焦点調節を行なうことができる。
そして、この間の中間筒4の回転角度のパルスカウント
を行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止させて撮影
を行なった後、カウントされたパルス分だけ中間筒4を
CCW回転させて、レンズ10,20をZ1の至近合焦
位置(ENC−3)で待機させる。
【0058】次に、中間筒4をエンコーダパターン22
Aの1個分だけCCW回転させると、カムフォロワ筒6
が中間筒4と一体に回転されて、クリックボール24が
Z2位置のクリック係止溝26に係入する。このとき、
レンズ10,20がZ2の至近合焦位置(ENC−4)
で待機しているから、中間筒4をCW回転させて焦点調
節を行なうとともに、この間の中間筒4の回転角度のパ
ルスカウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停
止させて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だ
け中間筒4をCCW回転させて、レンズ10,20をZ
2の至近合焦位置(ENC−4)で待機させる。
【0059】中間筒4のCCW回転(テレ方向)でZ
4まに達した後、Z3へ、さらに沈胴位置への動作(図
10) クリックボール24がZ4位置のクリック係止溝26に
係入し、かつレンズ10,20がZ4の至近合焦位置
(ENC−6)にあるから、中間筒4をCW回転させ
て、エンコーダパターンの2個分の遊びを解消させ(E
NC−4)、さらに中間筒4をエンコーダパターンの1
個分だけCW回転させて、クリックボール24をZ3位
置のクリック係止溝26に係入させる。このとき、レン
ズ10,20はZ3の∞合焦位置(ENC−3)で待機
しているから、中間筒4をCCW回転させて焦点調節を
行なうとともに、この間の中間筒4の回転角度のパルス
カウントを行ない、所望の合焦位置で中間筒4を停止さ
せて撮影を行なった後、カウントされたパルス分だけ中
間筒4をCW回転させて、レンズ10,20を再びZ3
の∞合焦位置(ENC−3)に戻し、さらに中間筒4を
沈胴位置(ENC−0)までCW回転させ、クリックボ
ール24を沈胴位置のクリック係止溝26に係入させ
る。
【0060】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態によるズームレンズ鏡筒1においては、中間筒4に形
成された変倍用カム溝7に係合するカムフォロワピン1
9と、移動筒5に形成された焦点調節用カム溝17に係
合するカムフォロワピン18とを備えたカムフォロワ筒
6が、移動筒5に対して所定の角度範囲内で揺動可能に
設けられ、このカムフォロワ筒6が移動筒5に一体に結
合された状態で中間筒4の回動により変倍動作が行なわ
れ、このカムフォロワ筒6が保持手段により中間筒4に
保持された状態で中間筒4とともに移動筒5に対して揺
動することにより焦点調節動作が行なわれるように構成
されているから、中間筒4の回転のみで変倍と焦点調節
とを行なうことが可能になり、ズームレンズ鏡筒の構造
を簡単にすることができる。
【0061】また、上記保持手段が、中間筒4の回転方
向に沿って中間筒4に所定の角度間隔に形成された複数
のクリック係止溝26と、これらクリック係止溝26の
任意の1つに弾性的に係合してカムフォロワ筒6を中間
筒4に保持させるクリックボール24とによって構成さ
れているから、変倍動作を損なうことなしにカムフォロ
ワ筒6を中間筒4に対して確実に保持させることがで
き、これによって確実な焦点調節動作を期待することが
できる。
【0062】また、電力消費を伴うアクチュエータを用
いることなしに保持手段を構成することができるから、
カメラの電池寿命を延ばすことができるとともに、保持
手段の構造を簡略化することができる。
【0063】さらに、本実施の形態によれば、保持手段
を構成する上記複数のクリック係止溝26を、中間筒4
の回転を制御するエンコーダのパターンに同期して中間
筒4にその回転方向に沿ってほぼ等角度間隔に形成し、
かつ移動筒5に対するカムフォロワ筒6の揺動可能角度
範囲を上記等角度間隔の整数倍(本実施例では2倍)の
角度範囲に設定することにより、ズームレンズ鏡筒の設
計、製作および中間筒4の回転制御がより容易になる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
の要部の分解斜視図
【図2】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
のワイド位置にある状態を示す縦断面図
【図3】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
のテレ位置にある状態を示す縦断面図
【図4】中間筒の展開図
【図5】移動筒の焦点調節用カムとカムフォロワ筒のカ
ムフォロワピンとの関係を示す説明図
【図6】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
の動作説明に供する図
【図7】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
の動作説明に供する図
【図8】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
の動作説明に供する図
【図9】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形態
の動作説明に供する図
【図10】本発明によるズームレンズ鏡筒の一実施の形
態の動作説明に供する図
【符号の説明】
1 ズームレンズ鏡筒 3 固定筒 4 中間筒(駆動筒) 5 移動筒 6 カムフォロワ筒(揺動筒) 7 カムフォロワ筒用カム溝 8 後群レンズ枠用カム溝 10 前群レンズ(特定のレンズ) 11 直進キー 13 キー板 15 シャッタブロック 17 焦点調節用カム溝 18,19,22 カムフォロワピン 20 後群レンズ 21 後群レンズ枠 23 引っ張りバネ 24 クリックボール 25 クリック板 26 クリック係止溝 27 エンコーダ基板 28 エンコーダ接片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸の周りで回転可能に設けられ、その
    回転により複数のレンズを光軸方向に移動させて変倍と
    焦点調節とを行なう駆動筒と、 特定のレンズを保持して前記駆動筒と同軸的に、かつ光
    軸方向にのみ移動可能に設けられた移動筒と、 該移動筒に対して所定の角度範囲内で光軸の周りで揺動
    可能に設けられ、変倍時には前記移動筒と一体に結合さ
    れて前記駆動筒の回転に伴って前記移動筒を光軸方向に
    移動させ、焦点調節時には、保持手段により前記駆動筒
    に保持されて該駆動筒と一体に揺動され、該揺動に伴っ
    て前記移動筒を変倍時とは異なる軌跡に沿って光軸方向
    に移動させる揺動筒と、を備えていることを特徴とする
    ズームレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記駆動筒の回転を制御して該駆動筒を
    複数の変倍位置の任意の1つに停止させるエンコーダの
    パターンに同期した複数のクリック係止溝が前記駆動筒
    にその回転方向に沿って所定の角度間隔に形成され、前
    記クリック係止溝と、該クリック係止溝の任意の1つに
    係合可能に前記揺動筒に設けられた係合部材とにより前
    記保持手段が構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のズームレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記複数のクリック係止溝が前記駆動筒
    にその回転方向に沿ってほぼ等角度間隔に形成され、前
    記揺動筒が、前記移動筒に対して前記等角度間隔の整数
    倍の角度範囲内で光軸の周りで揺動可能に設けられてい
    ることを特徴とする請求項2記載のズームレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 変倍用カムを備えて光軸の周りで回転可
    能に設けられ、その回転により複数のレンズを光軸方向
    に移動させて変倍と焦点調節とを行なう駆動筒と、 焦点調節用カムを備えかつ特定のレンズを保持して前記
    駆動筒と同軸的に、かつ光軸方向にのみ移動可能に設け
    られた移動筒と、 該移動筒に対して所定の角度範囲内で光軸の周りで揺動
    可能に設けられ、変倍時には前記移動筒と一体に結合さ
    れて前記駆動筒の回転に伴う前記変倍用カムの作用で前
    記移動筒を光軸方向に移動させ、焦点調節時には、保持
    手段により前記駆動筒に保持されて該駆動筒と一体に揺
    動され、該揺動に伴う前記焦点調節用カムの作用で前記
    移動筒を変倍時とは異なる軌跡に沿って光軸方向に移動
    させるカムフォロワ筒と、を備えていることを特徴とす
    るズームレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 前記駆動筒の回転を制御して該駆動筒を
    複数の変倍位置の任意の1つに停止させるエンコーダの
    パターンに同期した複数のクリック係止溝が前記駆動筒
    にその回転方向に沿って所定の角度間隔に形成され、前
    記クリック係止溝と、該クリック係止溝の任意の1つに
    弾性的に係合可能に前記カムフォロワ筒に設けられた係
    合部材とにより前記保持手段が構成されていることを特
    徴とする請求項4記載のズームレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 前記複数のクリック係止溝が前記駆動筒
    にその回転方向に沿ってほぼ等角度間隔に形成され、前
    記カムフォロワ筒が、前記移動筒に対して前記等角度間
    隔の整数倍の角度範囲内で光軸の周りで揺動可能に設け
    られていることを特徴とする請求項5記載のズームレン
    ズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記変倍動作と前記焦点調節動作とが前
    記駆動筒の回転方向により選択されることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1項記載のズームレンズ鏡
    筒。
JP3141598A 1998-02-13 1998-02-13 ズームレンズ鏡筒 Withdrawn JPH11231199A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396650B1 (en) 2000-03-31 2002-05-28 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Lens driving apparatus
US6498903B2 (en) 2000-12-11 2002-12-24 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Zoom finder device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6396650B1 (en) 2000-03-31 2002-05-28 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Lens driving apparatus
US6498903B2 (en) 2000-12-11 2002-12-24 Fuji Photo Optical Co., Ltd. Zoom finder device

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