JPH11231702A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH11231702A
JPH11231702A JP5152798A JP5152798A JPH11231702A JP H11231702 A JPH11231702 A JP H11231702A JP 5152798 A JP5152798 A JP 5152798A JP 5152798 A JP5152798 A JP 5152798A JP H11231702 A JPH11231702 A JP H11231702A
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JP
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endless belt
roll
width
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pressure
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JP5152798A
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Toru Inoue
井上  徹
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトニップ方式の定着装置において、エン
ドレスベルトの両端による圧力付与部材の磨耗を防止す
る。 【解決手段】 回転可能に配設される定着ロール1と、
前記定着ロール1に圧接配置されて回転するエンドレス
ベルト3と、このエンドレスベルト3の内側にエンドレ
スベルト3に当接するように設けられ、エンドレスベル
ト3を定着ロール1側に向けて押圧する圧力付与部材4
とを備える定着装置において、エンドレスベルト3の幅
Bを圧力付与部材4の幅WP以上に設定し、且つ、圧力
付与部材4の両端位置若しくは外方にエンドレスベルト
3の両端を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリなどの画像情報記録装置において、記
録材上の未定着画像を加熱・加圧定着するために使用さ
れる定着装置に係り、特に加熱ロールに対してエンドレ
スベルトを圧接配置し、加熱ロールとエンドレスベルト
との間に形成された接触ニップ域に記録材を通過させ
る、所謂ベルトニップ方式の定着装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のベルトニップ方式の定着装
置としては、例えば、図8に示すように、内部に加熱源
102が設けられた定着ロール101を回転駆動するよ
うに配設し、複数の支持ロール103、104、105
に張架されたエンドレスベルト106をその外周面の一
部が定着ロール101に圧接されるように配設し、エン
ドレスベルト106の内周面に当接してそのベルト部分
を定着ロール101に向けて押圧する圧力付与部材10
7を固定配設するようにしたものである(例えば特開平
9−34291号公報参照)。ここで、エンドレスベル
ト106は、支持ロール103及び104の支持により
定着ロール101に接触すると同時に、圧力付与部材1
07により定着ロール101に圧接されている。そし
て、定着ロール101とエンドレスベルト106とが接
触する領域が、未定着トナー像108を担持した用紙1
09が挟み込まれて通過するニップ域nとなる。尚、図
中の符号110は、定着ロール101の両面に離型剤を
塗布する離型剤塗布装置を示している。
【0003】このような定着装置における定着処理は、
定着ロール101を加熱して回転駆動するとともに、こ
の定着ロール101に圧接配置されるエンドレスベルト
106を定着ロール101の回転に従動させて回転さ
せ、定着ロール101とエンドレスベルト106との間
に形成されるニップ域nに未定着トナー像108が担持
された用紙109を搬入・通過させることにより行われ
る。
【0004】ところで、上記のベルトニップ方式の定着
装置においては、固定配設される圧力付与部材107に
より回転するエンドレスベルト106を定着ロール10
1側へ押圧することとなるため、圧力付与部材107の
押圧面がエンドレスベルト106に内周面と摺接するこ
ととなる。そして、この摺接による摩擦力の低下という
観点から、圧力付与部材107は、例えば支持プレート
111により支持されるシリコンゴム等からなる弾性部
材112表面にガラス繊維等からなる低摩擦部材113
を被覆して構成され、その低摩擦部材113をエンドレ
スベルト106の内周面に当接させるようになってい
る。
【0005】しかし、上記のようにして圧力付与部材1
07を構成する場合にあっても、低摩擦部材113は、
エンドレスベルト106との摺接により表面から徐々に
磨耗するため、この磨耗により生成される磨耗生成物は
エンドレスベルト106の内周面や各支持ロール10
3、104、105の表面に付着することとなる。この
ような磨耗生成物の付着は、エンドレスベルト106と
圧力付与部材107との間の摺動抵抗を徐々に増加させ
ることとなり、結果として、エンドレスベルト106の
スムースな回転が損なわれて定着画像に悪影響を及ぼす
おそれがある。
【0006】このため、従来においては、例えば前掲し
た公報に示される定着装置のように、圧力付与部材10
7の低摩擦部材113の表面に潤滑剤としてジメチルシ
リコーンオイルを予め適量だけ塗布することにより、圧
力付与部材107とエンドレスベルト106との間の摺
接抵抗を小さくして圧力付与部材107の磨耗を防止す
るようにしている。また、本出願人は、前記先行技術に
おいて潤滑剤塗布量の過不足が原因となって生じる種々
の弊害を防止するため、特願平9−201097号にお
いて、図8に示すように、圧力付与部材107とこの圧
力付与部材107のエンドレスベルト106回転方向上
流側の支持ロール103との間に、エンドレスベルト1
06の内周面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部
材114を具備させ、潤滑剤塗布部材114がエンドレ
スベルト106内周面に潤滑剤を均一且つ適量塗布する
技術について提案を行っている。このようにすることに
より、エンドレスベルト106と圧力付与部材107と
の間の摺接抵抗を安定的に小さくすることができ、圧力
付与部材107の磨耗が防止される。このように、ベル
トニップ方式の定着装置に対して上述した技術的手段を
適用することにより、エンドレスベルト106の内周面
と圧力付与部材107との間の摩擦力を低下させること
ができ、その結果として磨耗生成物の発生を防止するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベルトニッ
プ方式の定着装置において、図7に示すように、圧力付
与部材107の幅WPがエンドレスベルト106の幅WB
よりも広いような場合には、圧力付与部材107はエン
ドレスベルト106の内周面とだけでなくそのエッジ部
106aとも摺接することとなる。
【0008】通常、エンドレスベルト106には、ポリ
イミドや金属等の硬い材質のものが用いられ、そのエッ
ジ部106aは鋭利な刃物状となっている。一方、エン
ドレスベルト106は支持ロール103、104、10
5に張力がかけられた状態で張架されている。このた
め、エッジ部106aが圧力付与部材107にくい込ん
だ状態で摺接することにより圧力付与部材107表面の
当接部107aが磨耗してしまう。従って、当接部10
7aで発生した磨耗生成物がエンドレスベルト106の
内周面等に付着し、エンドレスベルト106と圧力付与
部材107との間の摺動抵抗を徐々に増加させることと
なり、エンドレスベルト106のスムースな回転が損な
われて定着画像に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0009】また、この磨耗の進行により、圧力付与部
材107の押圧面に磨耗による溝が形成され、エンドレ
スベルト106のスムースな回転が損なわれたり、エッ
ジ部106aを損傷してしまうおそれがある。
【0010】更に、図8に示す定着装置でエッジ部10
6aによって圧力付与部材107の低摩擦層113が削
られてしまうと、エンドレスベルト106内周面に塗布
された潤滑剤が弾性部材112に浸透してその弾性力の
低下や材料の劣化を促進し、定着ロール101側への押
圧力が低下して、定着画像のずれや用紙のしわ等を発生
させてしまうおそれがある。
【0011】このような技術的課題を解決するために
は、例えばエッジ部106aの面取りを行うことが考え
られるが、通常、エンドレスベルト106としては50
〜100μmの厚さのものが使用されることが多い。こ
のように薄いエンドレスベルトの面取りを行うことは技
術的に非常に困難であり、コストも嵩んでしまうといっ
た問題がある。また、エッジ部を耐熱性の粘着テープ等
によって覆うことも考えられるが、コストが嵩む上、特
に、エンドレスベルト106内面に潤滑剤を塗布するよ
うな態様にあっては、テープ内部に潤滑剤が浸透すると
テープ剥がれを生じてしまうといった問題がある。
【0012】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、圧力付与部材の幅とエンド
レスベルトの幅との関係を改善することにより、エンド
レスベルト端部による圧力付与部材の磨耗を防止するこ
とのできるベルトニップ方式の定着装置を提供するもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1(a)(b)に示すように、回転可能に配設される定
着ロール1と、前記定着ロール1に圧接配置されて回転
するエンドレスベルト3と、このエンドレスベルト3の
内側にエンドレスベルト3に当接するように設けられ、
エンドレスベルト3を定着ロール1側に向けて押圧する
圧力付与部材4とを備える定着装置において、エンドレ
スベルト3の幅WBを圧力付与部材4の幅WP以上に設定
し、且つ、圧力付与部材4の両端位置若しくは外方にエ
ンドレスベルト3の両端を配置することを特徴とする。
尚、図1(a)(b)においては、エンドレスベルト3
が複数のロール群2に掛け渡された態様を例示してい
る。
【0014】ここで、本願の対象となる定着装置として
は、図1(a)(b)に示すように、エンドレスベルト
3が複数のロール群2に掛け渡されて支持されるもので
もよいし、エンドレスベルト3が圧力付与部材4のみに
支持されるものであってもよい。
【0015】このような技術的手段において、エンドレ
スベルト3がロール群2に掛け渡される態様にあって
は、ロール群2のすべてが固定的に配置されるものであ
っても差し支えないが、ロール群2の各ロール及びエン
ドレスベルト3の成形やエンドレスベルト3が張架され
るロール群2の平行度の精度の不完全さにより生じるエ
ンドレスベルト3の蛇行防止という観点からすれば、こ
れらロール群のうち少なくとも一つのロールをそのロー
ル一端部がそのロール他端部を支点としてベルトの蛇行
に応じて変位するように構成し、エンドレスベルト3を
その回転方向の左右いずれかの方向に強制的に移動させ
てエンドレスベルト3の蛇行を防止する蛇行制御用支持
ロール2aとして構成することが好ましい。
【0016】また、エンドレスベルトが蛇行するような
場合にあっては、エンドレスベルト3の幅WBを圧力付
与部材4の幅WP以上に設定したとしても、エンドレス
ベルト3の端部が圧力付与部材4の両端位置以内に侵入
するおそれがある。このようなエンドレスベルト3の端
部による圧力付与部材4の両端位置以内への侵入を防止
するという観点からすれば、図1(b)に示すように、
エンドレスベルト3の幅WBを圧力付与部材4の幅WP
エンドレスベルト3の最大蛇行幅WW1及びWW2を付加し
た幅以上に設定することが好ましい。ここで、本発明に
おいて、圧力付与部材の幅WPとは、エンドレスベルト
3に当接している部分の幅をいい、例えばこれを固定す
る基材への取り付け部などエンドレスベルト3に当接し
ない部分については含まれない。
【0017】また、エンドレスベルト3の内周面と圧力
付与部材4の押圧面との摺動抵抗を低下させるという観
点からすれば、圧力付与部材4の押圧面には低摩擦部材
を設けることが好ましい。
【0018】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1(a)において、定着ロール1に圧接配
置されるエンドレスベルト3の内側から圧力付与部材4
がエンドレスベルト3を定着ロール1側に押圧してい
る。また、エンドレスベルト3と圧力付与部材4とは、
図1(b)に示すように、エンドレスベルト3の幅WB
が圧力付与部材4の幅WP以上に設定され、且つ、圧力
付与部材4の両端位置若しくは外方にエンドレスベルト
3の両端を配置している。従って、定着動作により定着
ロール1及びエンドレスベルト3が回転する際に、圧力
付与部材4の両端位置外方にエンドレスベルト3の両端
が存在することとなるため、エンドレスベルト3の両端
が圧力付与部材4を磨耗することはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図2は、本発明
が適用された定着装置の実施の一形態を示す。同図にお
いて、本実施の形態にかかる定着装置は、加熱源を内蔵
した加熱定着ロール10と、三本の支持ロール20、2
1、22に張架され加熱定着ロール10に圧接配置され
るエンドレスベルト30と、このエンドレスベルト30
の所定の範囲を加熱定着ロール10に向けてベルト内周
面側から当接して押圧する加圧パッド40と、エンドレ
スベルト30の内周面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑
剤塗布装置50とから構成されている。
【0020】本実施の形態において、加熱定着ロール1
0は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属で構成され
た円筒状の芯金11上に、シリコンゴム等の弾性材料に
て構成される下地層12と、フッ素ゴム等の耐熱性に優
れた弾性材料にて構成される表面層13とをこの順に積
層して構成されている。芯金11の円筒内部には、加熱
源としてハロゲンランプ14が配設されており、また、
加熱定着ロール10の表面には、当該ロールの表面温度
を計測する温度センサ15が配置されている。
【0021】そして、この加熱定着ロール10は、図示
しない支持機構により回転自在に支持されつつ図示しな
い駆動装置により図中矢印方向に所定の速度で回転する
ようになっている。また、温度センサ15から温度信号
により、図示しない温度コントローラによってハロゲン
ランプ14がフィードバック制御されて、加熱定着ロー
ル11の表面が所定温度に保持されるようになってい
る。
【0022】また、加熱定着ロール10と温度センサ1
5との対向部加熱定着ロール10回転方向下流側には、
用紙P上の未定着トナー像Tを定着する際に、トナーの
一部が加熱定着ロール10上にオフセットするのを防止
するための離型剤供給装置17が配置されている。本実
施の形態において、離型剤供給装置17は、オイル状の
離型剤を貯蔵するタンク17aからスポンジ状の吸い上
げ部材17b、ロール17c、17dを通じて加熱定着
ロール10の表面に離型剤を一定量供給するようになっ
ている。尚、符号17eは、ロール17cに当接して当
該ロール上に付着する離型剤の量を一定に規制する掻き
おとしブレードである。
【0023】更に、加熱定着ロール10と温度センサ1
5との対向部加熱定着ロール10回転方向上流側には、
クリーニング装置18が設けられている。このクリーニ
ング装置18は、送り出しロール18aから送り出され
る不織布等からなるウェブ18bを押圧ロール18cに
より加熱定着ロール10の表面に接触させた後巻き取り
ロール18dにより所定ずつ巻き取ることにより、加熱
定着ロール10の表面に付着するトナーや紙粉等を除去
するようになっている。
【0024】また、エンドレスベルト30は、ポリイミ
ドフィルム等の樹脂フィルムにより形成されるものであ
り、回転自在に支持されている三本の支持ロール20、
21、22に掛け渡された状態で設置されている。
【0025】ここで、支持ロール20は、加熱定着ロー
ル10の最下点よりも回転方向下流側の位置において、
図示しない加圧機構により圧接された状態で回転自在に
配設されておりエンドレスベルト30の支持ロールと定
着後の用紙Pのセルフストリッピング性を確保するため
の加圧ロールを兼用している。また、支持ロール21
は、加熱定着ロール10の最下点から水平方向上流側に
少し離れた位置において回転自在に配設されている。
【0026】更に、支持ロール22は、図3に示すよう
に、そのロール軸の一端部22aが支軸23を中心に回
転自在に配設された軸受け24に取り付けられ、そのロ
ール軸の他端部22bが図示しない変位駆動機構により
水平方向の前後(矢印E、F方向)に移動するように配
設された軸受け25に取り付けられている。そして、こ
の支持ロール22は、エンドレスベルト30の蛇行走行
を検出する図示しないセンサーからの検知信号に基づい
て動作する駆動コントローラにより前記変位駆動機構が
フィードバック制御されて、ベルトの蛇行(矢印G、H
方向)が抑止されるようになっている。
【0027】従って、エンドレスベルト30は、この三
本の支持ロール20、21、22に所定の張力で張架さ
れているが、特に二つの支持ロール20、21によりそ
のベルト外周面が加熱定着ロール10の表面に所定量だ
け巻き付いた状態で圧接するように支持され、これによ
り未定着トナー像Tを担持した用紙Pが加熱定着ロール
10とに間に挟み込まれるニップ域nが形成されるよう
になってる。また、支持ロール22により、支持ロール
20及び21から加熱定着ロール10とは反対側に位置
するエンドレスベルト30の部分が支持されるととも
に、そのベルトの蛇行が抑止されるようになっている。
【0028】また、支持ロール21の上流側には、未定
着トナー像Tを担持する用紙Pをニップ域nに案内する
進入ガイド28が配設されている。更に、支持ロール2
0の下流側には、ニップ域nを通過した用紙Pを案内す
る排出ガイド29が配設されている。
【0029】また、本実施の形態において、加圧パッド
40は、図4及び図5に示すように、ともにステンレス
等にて形成される上面が平滑な支持プレート41と支持
プレート受け42との分割構造からなる支持材と、この
支持プレート41の上面に取り付けられるシリコーンゴ
ム(ゴム硬度:23゜(JISA))からなる弾性層4
3と、これらを一体的に覆うポリテトラフルオロエチレ
ンを含浸させたガラス繊維シート(中興化成製:FGF
−400−4))からなる低摩擦層44とから構成され
ている。尚、図5中において、低摩擦層44は図示が省
略されている。
【0030】支持プレート41は断面略T状の形状を有
し、その下面に加熱定着ロール10の軸方向に沿って凸
部41aが形成されている。支持プレート受け42は、
その上面に支持プレート41下面の凸部41aが嵌合さ
れる凹溝42aが形成されているとともに、その下面の
両端を僅かに除く部分に張出部42bが形成されてい
る。ここで、支持プレート41に凸部41aを設け、ま
た、支持プレート受け42に凹溝42aを設けて両者を
嵌合させているのは、支持材に反りが生じた場合に加熱
定着ロール10の軸方向に対する圧力分布が不均一とな
ることを防止するためのものである。
【0031】また、弾性層43は、その上面が加熱定着
ロール10の表面に沿うような略曲面形状に形成されて
いるとともに、支持ロール20と加熱定着ロール10と
の当接部近傍まで伸びるような形状に形成されている。
これにより、支持ロール20と加圧パッド40とが加熱
定着ロール10に向かって押圧してエンドレスベルト3
0を圧接させて前記ニップnを形成する範囲では、加熱
定着ロール10の表面に沿って圧力分布のムラ発生を防
止することが可能になっている。
【0032】更に、低摩擦層44は、支持プレート41
と支持プレート受け42と弾性層43とを一体化したも
のの周囲全体を一周するように巻き付けた状態で取り付
けられる。
【0033】また、加圧パッド40は、図5に示すよう
に、弾性層43が取り付けられた支持プレート41を支
持プレート受け42に嵌合させ、ネジ45等によって一
体化させた後、左右一対の加圧フレーム46に対して着
脱自在に取り付けられる構造を有している。加圧フレー
ム46は、その一端側の上部に支持プレート受け42の
張出部42bのない部分の端部42cを嵌合して係止す
る係止凹部46aを形成してなるものであり、その他端
側が定着装置本体の図示しない支軸に軸孔46bを介し
て揺動自在に取り付けられるとともに、係止凹部46a
の下部側がばね47により加熱定着ロール10側へ向け
て所定の圧力で付勢されるようになっている。
【0034】ここで、加圧パッド40の幅WPは、図6
に示すように、実際にエンドレスベルト30に圧接する
部分、すなわち本実施の形態では弾性層43上の低摩擦
層の幅をいうものであって、この定着装置で定着される
最大の用紙サイズに基づいて適宜選定されるようになっ
ている。
【0035】また、エンドレスベルト30の幅WBは、
加圧パッド40の幅WPに図中G方向への最大蛇行幅W
W2及び図中H方向への最大蛇行幅WW1を付加し、更に若
干の裕度分を加えたものとなっている。
【0036】更に、潤滑剤塗布装置50は、潤滑剤が含
浸され、エンドレスベルト30の内周面に当接する含浸
部材51と、この含浸部材51を保持する保持部材52
とから構成されている。含浸部材51としては、例え
ば、ノーメックスフェルトに離型剤として粘度100c
sのジメチルシリコーンオイル(信越化学株式会社製:
KF−96)が含浸されたものを使用することができる
が、これに限定されるものではなく、潤滑剤を含浸する
ことが可能で柔軟な部材であれば如何なるものであって
もよい。
【0037】また、この潤滑剤塗布装置50は、加圧パ
ッド40のベルト回転上流側に、具体的には支持プレー
ト41(又は支持プレート受け42)の側面部に対して
ネジ53により着脱自在に取り付けられている。このと
き、含浸部材51上端部の高さは、加圧パッド40の上
面部の高さに対して同等以上から5mm程度高くなるよ
うに取り付けられ、その含浸部材51の上端部がエンド
レスベルト30の内周面に常時当接する状態が維持され
るようになっている。
【0038】次に、本実施の形態にかかる定着装置の作
動について説明する。まず、加熱定着ロール10の表面
がハロゲンランプ14の加熱により所定の設定温度にな
り、図示しない画像形成装置における画像形成動作(例
えばコピー動作やプリント動作)が開始されると、その
画像形成装置において用紙P上にトナー像Tが転写形成
され、その用紙Pが定着装置へと搬送されてくる。この
画像形成動作の開始と同期して、加熱定着ロール10が
図中の矢印方向に回転し始めると同時に、エンドレスベ
ルト30が三本の支持ロール20、21、22に張架さ
れた状態で加熱定着ロール10の回転に従動して図中の
矢印方向に回転し始める。
【0039】この加熱定着ロール10の回転により、そ
のロール表面には離型剤供給装置17より離型剤が塗布
されるとともに、そのロール表面に付着する残留トナー
等の不要物がクリーニング装置18により除去される。
【0040】一方、このときエンドレスベルト30は、
支持ロール20、21による支持と加圧パッド40によ
る押圧とにより、加熱定着ロール10との間にニップ域
nを形成した状態で回転する。また、エンドレスベルト
30の内周面には加圧パッド40のベルト回転方向上流
側において潤滑剤塗布装置50により潤滑剤が塗布され
る。これにより、エンドレスベルト30と加圧パッド4
0との間には潤滑剤が供給され、エンドレスベルト30
と加圧パッド40との当接面における摩擦抵抗が低減さ
れるとともに、当該当接面における加圧パッド40の低
摩擦層44の磨耗が防止される。
【0041】そして、トナー像Tが担持された用紙Pが
進入ガイド28を通じてニップ域nに搬入され、これを
通過することにより、そのトナー像Tを構成するトナー
が加熱・加圧されて用紙P上に定着される。定着処理が
なされた用紙Pは、支持ロール20による押圧により弾
性変形する加熱定着ロール10の表面層13の領域を通
過した後に、加熱定着ロール10の表面から自然に剥離
され、排出ガイド29を通じて後工程へと排出される。
【0042】また、一連の定着処理中にエンドレスベル
ト30が通常の位置から蛇行した場合は、図3に示すよ
うに、その蛇行を抑止するための蛇行制御用の支持ロー
ル22が変位移動する。例えば、エンドレスベルト30
が図中の矢印H方向に偏って蛇行走行するときには、支
持ロール22は軸受け24の支軸23を支点として、ロ
ール軸の他端部22bが矢印F方向に所定量だけ移動さ
れる。これにより、軸同士が平行状態にある支持ロール
20、21に対して支持ロール22のみが傾いた状態と
なるため、エンドレスベルト30は矢印G方向に回転し
ながら移動し、これにより蛇行が解消される。反対に、
エンドレスベルト30が矢印G方向に偏って蛇行走行す
るときにはロール軸の他端部22bが矢印方向に所定量
だけ移動される。
【0043】このとき、加圧パッド40近傍では、図6
に示すように、例えばエンドレスベルト30が図中矢印
H方向に偏って蛇行走行しエンドレスベルト30の一端
が加圧パッド40の低摩擦層44に接近する場合、この
エンドレスベルト30の一端が、通常位置から最大蛇行
幅WW2移動するまでに支持ロール22による蛇行制御が
開始されるため、加圧パッド40の両端位置の内側にエ
ンドレスベルト30の両端が存在することはなく、エン
ドレスベルト30の両端が加圧パッド40を磨耗するこ
ともない。
【0044】反対に、エンドレスベルト30が図中G方
向に偏って蛇行走行しエンドレスベルト30の逆側の一
端が加圧パッド40の低摩擦層44に接近する場合も、
このエンドレスベルト30の一端が、通常位置から最大
蛇行幅WW1移動するまでに支持ロール22による蛇行制
御が開始されるため、加圧パッド40の両端位置の内側
にエンドレスベルト30の両端が存在することはなく、
従ってエンドレスベルト30の両端が加圧パッド40を
磨耗することもない。従って、エンドレスベルト30の
両端による加圧パッド40の磨耗は確実に防止されるこ
ととなる。
【0045】尚、本実施の形態においては、加圧パッド
40の表面に低摩擦層44を設けるようにしていたが、
これに限られるものではなく、低摩擦層を設けない態様
のものであってもよい。
【0046】また、エンドレスベルト30が極めて安定
に走行するために、蛇行制御が不要である場合には、エ
ンドレスベルト30の幅WBを加圧パッドの幅WP以上に
設定することにより、エンドレスベルト30の両端によ
る加圧パッド40の磨耗は防止されることとなる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
エンドレスベルトの幅を圧力付与部材の幅以上に設定
し、且つ、圧力付与部材の両端位置若しくは外方にエン
ドレスベルトの両端を配置するようにしたので、エンド
レスベルトの両端による圧力付与部材の磨耗を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は、本発明に係る定着装置の概
要を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用された定着装置の実施の一形態
を示す説明図である。
【図3】 エンドレスベルトの蛇行制御の原理を示す説
明図である。
【図4】 実施の形態における加圧パッドの構成を示す
断面説明図である。
【図5】 加圧パッドと潤滑剤塗布装置の各構成を示す
要部分解説明図である。
【図6】 エンドレスベルトと加圧パッドとの幅の関係
を示す説明図である。
【図7】 従来におけるエンドレスベルトと加圧パッド
との幅の関係を示す説明図である。
【図8】 従来のベルトニップ方式の定着装置を示す概
略図である。
【符号の説明】
1…定着ロール,2…ロール群,2a…蛇行制御用支持
ロール,3…エンドレスベルト,3a…ベルトエッジ,
4…圧力付与部材,10…加熱定着ロール,20…支持
ロール(加圧ロール),21…支持ロール,22…支持
ロール(ステアリングロール),30…エンドレスベル
ト,40…加圧パッド,50…潤滑剤塗布装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に配設される定着ロールと、 前記定着ロールに圧接配置されて回転するエンドレスベ
    ルトと、 このエンドレスベルトの内側にエンドレスベルトに当接
    するように設けられ、エンドレスベルトを定着ロール側
    に向けて押圧する圧力付与部材とを備える定着装置にお
    いて、 エンドレスベルトの幅を圧力付与部材の幅以上に設定
    し、且つ、圧力付与部材の両端位置若しくは外方にエン
    ドレスベルトの両端を配置することを特徴とする定着装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の定着装置のうち、エン
    ドレスベルトが複数のロール群に回転可能に掛け渡され
    る態様において、 前記複数のロール群には、エンドレスベルトの蛇行を抑
    止する一以上の傾動自在な蛇行制御用支持ロールが設け
    られ、エンドレスベルトの幅を圧力付与部材の幅にエン
    ドレスベルトの最大蛇行幅を付加した幅以上に設定する
    ことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の定着装置におい
    て、 エンドレスベルトと当接する圧力付与部材の表面に低摩
    擦部材を設けることを特徴とする定着装置。
JP5152798A 1998-02-17 1998-02-17 定着装置 Pending JPH11231702A (ja)

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