JPH1145018A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH1145018A JPH1145018A JP20109797A JP20109797A JPH1145018A JP H1145018 A JPH1145018 A JP H1145018A JP 20109797 A JP20109797 A JP 20109797A JP 20109797 A JP20109797 A JP 20109797A JP H1145018 A JPH1145018 A JP H1145018A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンドレスベルトの蛇行制御を行うベルトニ
ップ方式の定着装置として、きわめて簡易な構成でもっ
て、エンドレスベルトの内周面に潤滑剤をベルト蛇行制
御に支障がないように適量かつ均一に塗布することがで
きる定着装置を提供する。 【解決手段】 エンドレスベルト(30)の内周面に接
触して潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布部材(50)
を、圧接用支持ロール(20,21)の間で定着ロール
(10)側に位置するエンドレスベルト(30)部分の
内周面に当接するように設けた。また、潤滑剤塗布部材
(50)を圧力付与部材(40)のベルト回転方向上流
側に設けた。さらに、圧力付与部材(40)を着脱自在
に設けるとともに、この圧力付与部材(40)に潤滑剤
塗布部材(50)を設けた。
ップ方式の定着装置として、きわめて簡易な構成でもっ
て、エンドレスベルトの内周面に潤滑剤をベルト蛇行制
御に支障がないように適量かつ均一に塗布することがで
きる定着装置を提供する。 【解決手段】 エンドレスベルト(30)の内周面に接
触して潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布部材(50)
を、圧接用支持ロール(20,21)の間で定着ロール
(10)側に位置するエンドレスベルト(30)部分の
内周面に当接するように設けた。また、潤滑剤塗布部材
(50)を圧力付与部材(40)のベルト回転方向上流
側に設けた。さらに、圧力付与部材(40)を着脱自在
に設けるとともに、この圧力付与部材(40)に潤滑剤
塗布部材(50)を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用した複写機、プリンター等の画像形成装置において形
成される未定着トナー像を定着するために使用されるベ
ルトニップ方式の定着装置に関するものである。
用した複写機、プリンター等の画像形成装置において形
成される未定着トナー像を定着するために使用されるベ
ルトニップ方式の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のベルトニップ方式の定着装置と
しては、例えば、図6に示すような構成のものが知られ
ている(特開平9ー34291号公報など)。これは、
内部に加熱源102が設けられた定着ロール101を回
転駆動するように配設し、複数の支持ロール103,1
04,105に張架されたエンドレスベルト106をそ
のベルト外周面の一部が定着ロール101に圧接される
ように配設し、エンドレスベルト106の内周面に当接
してそのベルト部分を定着ロール101にむけて押圧す
る圧力付与部材107を固定配設してその主要部が構成
されているものである。この場合、エンドレスベルト1
06は、支持ロール103及び104による支持により
定着ロール101に接触していると同時に、圧力付与部
材107により定着ロール101に圧接されている。そ
して、定着ロール101とエンドレスベルト106との
接触する領域が、未定着トナー像108を担持した記録
シート109が挟み込まれて通過するニップ(ベルトニ
ップ)Nとなる。図中の110は、定着ロールの表面に
離型剤を塗布する離型剤塗布装置を示す。
しては、例えば、図6に示すような構成のものが知られ
ている(特開平9ー34291号公報など)。これは、
内部に加熱源102が設けられた定着ロール101を回
転駆動するように配設し、複数の支持ロール103,1
04,105に張架されたエンドレスベルト106をそ
のベルト外周面の一部が定着ロール101に圧接される
ように配設し、エンドレスベルト106の内周面に当接
してそのベルト部分を定着ロール101にむけて押圧す
る圧力付与部材107を固定配設してその主要部が構成
されているものである。この場合、エンドレスベルト1
06は、支持ロール103及び104による支持により
定着ロール101に接触していると同時に、圧力付与部
材107により定着ロール101に圧接されている。そ
して、定着ロール101とエンドレスベルト106との
接触する領域が、未定着トナー像108を担持した記録
シート109が挟み込まれて通過するニップ(ベルトニ
ップ)Nとなる。図中の110は、定着ロールの表面に
離型剤を塗布する離型剤塗布装置を示す。
【0003】そして、この定着装置による定着は、定着
ロール101を加熱して回転させるとともに、この定着
ロール101に圧接されるエンドベルト106を定着ロ
ールの回転に追従させて各支持ロール103〜105に
かけ渡した状態で回転させ、かかる状態にある定着ロー
ル101とエンドベルト106とによって形成されるニ
ップN内に、未定着トナー像108が担持された記録シ
ート109を搬入させることにより行われる。すなわ
ち、記録シート109がニップ内を通過することによ
り、未定着のトナーが加圧・加圧されてその記録シート
109上に定着されるようになっている。
ロール101を加熱して回転させるとともに、この定着
ロール101に圧接されるエンドベルト106を定着ロ
ールの回転に追従させて各支持ロール103〜105に
かけ渡した状態で回転させ、かかる状態にある定着ロー
ル101とエンドベルト106とによって形成されるニ
ップN内に、未定着トナー像108が担持された記録シ
ート109を搬入させることにより行われる。すなわ
ち、記録シート109がニップ内を通過することによ
り、未定着のトナーが加圧・加圧されてその記録シート
109上に定着されるようになっている。
【0004】ところで、このようなベルトニップ方式の
定着装置においては、前記したような固定配設される圧
力付与部材107によりエンドレスベルト106を定着
ロール101に押圧する構成を採用する場合、その圧力
付与部材107の押圧面が回転するエンドレスベルト1
06の内周面と摺接することになる。このため圧力付与
部材107は、例えば、支持プレート111により支持
される弾性部材112の表面にガラス繊維等からなる低
摩擦部材113を被覆した構造が採られ、その低摩擦部
材113をベルト内周面に接触させた状態で使用するよ
うに構成されている。
定着装置においては、前記したような固定配設される圧
力付与部材107によりエンドレスベルト106を定着
ロール101に押圧する構成を採用する場合、その圧力
付与部材107の押圧面が回転するエンドレスベルト1
06の内周面と摺接することになる。このため圧力付与
部材107は、例えば、支持プレート111により支持
される弾性部材112の表面にガラス繊維等からなる低
摩擦部材113を被覆した構造が採られ、その低摩擦部
材113をベルト内周面に接触させた状態で使用するよ
うに構成されている。
【0005】しかし、この低摩擦部材113を有する圧
力付与部材104を使用した場合には、エンドレスベル
ト106の内周面との摺接により、低摩擦部材113が
次第に磨耗し、図7に示すようにその磨耗物(粉)11
5がベルト106の内周面や支持ロールに不均一に付着
してしまう。図中の矢印はベルトの回転移動方向を示
す。また、このような磨耗物の付着により、圧力付与部
材104とエンドレスベルト106との間の摺接抵抗が
徐々に増加し、その結果として、ベルト106のスムー
ズな回転特性も損なわれて定着画像に悪影響をおよぼす
おそれもある。
力付与部材104を使用した場合には、エンドレスベル
ト106の内周面との摺接により、低摩擦部材113が
次第に磨耗し、図7に示すようにその磨耗物(粉)11
5がベルト106の内周面や支持ロールに不均一に付着
してしまう。図中の矢印はベルトの回転移動方向を示
す。また、このような磨耗物の付着により、圧力付与部
材104とエンドレスベルト106との間の摺接抵抗が
徐々に増加し、その結果として、ベルト106のスムー
ズな回転特性も損なわれて定着画像に悪影響をおよぼす
おそれもある。
【0006】また、ベルトニップ方式の定着装置では、
そのエンドレスベルト106が回転時に蛇行する場合が
あるため、例えば、エンドレスベルト106を支持する
うちの少なくとも1つの支持ロール(前記図示の装置で
は支持ロール105が相当する)をそのロール一端部が
そのロール他端部を支点としてベルトの蛇行に応じて変
位するように構成し、エンドレスベルト106をその回
転方向の左右いずれかの方向に強制的に移動させて前記
ベルトの蛇行を抑止するようにしている。そして、この
ような蛇行制御用の支持ロールを備えた定着装置におい
ては、前記した磨耗物のベルト内周面や支持ロールへの
不均一な付着により、エンドレスベルト106の圧力付
与部材107との軸方向における摺接抵抗やエンドレス
ベルト106と蛇行制御用支持ロール105との摩擦抵
抗がばらついてしまい、この結果、エンドレスベルト1
06が支持ロール等における軸方向の片側に偏った状態
で回転走行することになり、ベルトそのものが破損して
しまう場合がある。また、このエンドレスベルト106
の偏り回転により定着画像に悪影響を及ぼすこともあ
る。
そのエンドレスベルト106が回転時に蛇行する場合が
あるため、例えば、エンドレスベルト106を支持する
うちの少なくとも1つの支持ロール(前記図示の装置で
は支持ロール105が相当する)をそのロール一端部が
そのロール他端部を支点としてベルトの蛇行に応じて変
位するように構成し、エンドレスベルト106をその回
転方向の左右いずれかの方向に強制的に移動させて前記
ベルトの蛇行を抑止するようにしている。そして、この
ような蛇行制御用の支持ロールを備えた定着装置におい
ては、前記した磨耗物のベルト内周面や支持ロールへの
不均一な付着により、エンドレスベルト106の圧力付
与部材107との軸方向における摺接抵抗やエンドレス
ベルト106と蛇行制御用支持ロール105との摩擦抵
抗がばらついてしまい、この結果、エンドレスベルト1
06が支持ロール等における軸方向の片側に偏った状態
で回転走行することになり、ベルトそのものが破損して
しまう場合がある。また、このエンドレスベルト106
の偏り回転により定着画像に悪影響を及ぼすこともあ
る。
【0007】このため、従来においては、例えば前掲し
た公報に示される定着装置のように、圧力付与部材10
4の低摩擦部材113の表面に潤滑剤としてのジメチル
シリコーンオイルを予め適量だけ塗布しておき、これに
より圧力付与部材104とエンドレスベルト106との
間の磨耗抵抗を小さくするようにしている。
た公報に示される定着装置のように、圧力付与部材10
4の低摩擦部材113の表面に潤滑剤としてのジメチル
シリコーンオイルを予め適量だけ塗布しておき、これに
より圧力付与部材104とエンドレスベルト106との
間の磨耗抵抗を小さくするようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように圧力付与部材104の低摩擦部材113の表面
に対して潤滑剤を予め塗布するような定着装置の場合、
その潤滑剤を圧力付与部材104の表面部材等に適正量
塗布することが困難であるうえ、圧力付与部材104に
よる加圧下で潤滑剤が塗布される状態にあるため、その
潤滑剤の塗布量の過不足によっては次のような問題が発
生しやすい。
たように圧力付与部材104の低摩擦部材113の表面
に対して潤滑剤を予め塗布するような定着装置の場合、
その潤滑剤を圧力付与部材104の表面部材等に適正量
塗布することが困難であるうえ、圧力付与部材104に
よる加圧下で潤滑剤が塗布される状態にあるため、その
潤滑剤の塗布量の過不足によっては次のような問題が発
生しやすい。
【0009】すなわち、その潤滑剤の塗布量が多すぎる
と、前記したような蛇行制御用支持ロールを採用した場
合に、その支持ロールとエンドレスベルトとが過度に塗
布される潤滑剤により滑りやすくなるため、その支持ロ
ールの一端部を変位させてもベルトが所定の方向に移動
しなくなる結果、ベルト蛇行制御ができなくなるという
問題がある。
と、前記したような蛇行制御用支持ロールを採用した場
合に、その支持ロールとエンドレスベルトとが過度に塗
布される潤滑剤により滑りやすくなるため、その支持ロ
ールの一端部を変位させてもベルトが所定の方向に移動
しなくなる結果、ベルト蛇行制御ができなくなるという
問題がある。
【0010】一方、その潤滑剤の塗布量が少なすぎる
と、エンドレスベルトに塗布される潤滑剤の量が短時間
で減少してしまうため、圧力付与部材とエンドレスベル
トとの摩擦抵抗が次第に増加してそのベルトの円滑な回
転に支障をきたすほか、圧力付与部材の磨耗が進んでそ
の磨耗物が前記したようにベルト内周面や蛇行制御用支
持ロールに不均一に付着する結果、その支持ロールによ
る正常なベルト蛇行制御ができなくなったり、その磨耗
の進行により圧力付与部材のライフが短くなりその交換
も早期にしなければならなくなるという問題がある。
と、エンドレスベルトに塗布される潤滑剤の量が短時間
で減少してしまうため、圧力付与部材とエンドレスベル
トとの摩擦抵抗が次第に増加してそのベルトの円滑な回
転に支障をきたすほか、圧力付与部材の磨耗が進んでそ
の磨耗物が前記したようにベルト内周面や蛇行制御用支
持ロールに不均一に付着する結果、その支持ロールによ
る正常なベルト蛇行制御ができなくなったり、その磨耗
の進行により圧力付与部材のライフが短くなりその交換
も早期にしなければならなくなるという問題がある。
【0011】ちなみに、特開平3−210588号公報
には、回転駆動するように支持される耐熱フィルムを、
固定支持される加熱体と加圧ロールとの間を通過させる
ように設け、そのフィルムと加圧ロールとの間に未定着
トナー像を担持する記録シートを通過させて定着を行う
タイプの定着装置において、そのフィルムの内周面に潤
滑剤を塗布する手段として、従動支持ロールと加熱体と
の間に、タンク内の潤滑剤をフィルム内周面に接触して
回転する塗布ローラを介して塗布する構成のもの(第4
図)や、タンク内の潤滑剤を加熱体の耐熱フィルムとの
接触面の一部に開設した開口から孔空きフィルムを透し
て供給する構成のもの(第5図)が提案されている。
には、回転駆動するように支持される耐熱フィルムを、
固定支持される加熱体と加圧ロールとの間を通過させる
ように設け、そのフィルムと加圧ロールとの間に未定着
トナー像を担持する記録シートを通過させて定着を行う
タイプの定着装置において、そのフィルムの内周面に潤
滑剤を塗布する手段として、従動支持ロールと加熱体と
の間に、タンク内の潤滑剤をフィルム内周面に接触して
回転する塗布ローラを介して塗布する構成のもの(第4
図)や、タンク内の潤滑剤を加熱体の耐熱フィルムとの
接触面の一部に開設した開口から孔空きフィルムを透し
て供給する構成のもの(第5図)が提案されている。
【0012】しかし、前者のものは、塗布ローラをフィ
ルム面の波うちが発生する場所に配設しているため、塗
布ローラをフィルムに対して均一に接触させる場合には
加圧部材がさらに必要となり、装置の大型化を招いてい
しまう。また、その塗布ロールを交換することが困難で
ある。後者のものは、構造が複雑であり、その加熱体の
一部に設けた塗布部を交換することが困難である。
ルム面の波うちが発生する場所に配設しているため、塗
布ローラをフィルムに対して均一に接触させる場合には
加圧部材がさらに必要となり、装置の大型化を招いてい
しまう。また、その塗布ロールを交換することが困難で
ある。後者のものは、構造が複雑であり、その加熱体の
一部に設けた塗布部を交換することが困難である。
【0013】本発明は、このような従来技術の各事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、エン
ドレスベルトの蛇行制御を行うベルトニップ方式の定着
装置として、きわめて簡易な構成でもって、エンドレス
ベルトの内周面に潤滑剤をベルト蛇行制御に支障がない
ように適量かつ均一に塗布することができる定着装置を
提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、エン
ドレスベルトの蛇行制御を行うベルトニップ方式の定着
装置として、きわめて簡易な構成でもって、エンドレス
ベルトの内周面に潤滑剤をベルト蛇行制御に支障がない
ように適量かつ均一に塗布することができる定着装置を
提供することにある。
【0014】また、他の目的は、その潤滑剤を、定着動
作に対して支障なく、より有効な場所でもってより均一
にかつ安定して塗布することができる定着装置を提供す
ることにある。
作に対して支障なく、より有効な場所でもってより均一
にかつ安定して塗布することができる定着装置を提供す
ることにある。
【0015】さらに、他の目的は、その潤滑剤の塗布手
段を適切なタイミングで効率よく簡単に交換することも
可能な定着装置を提供することにある。
段を適切なタイミングで効率よく簡単に交換することも
可能な定着装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の定着装置は、回
転する定着ロールと、この定着ロールにベルト外周面を
圧接させて未定着トナー像を担持した記録シートが定着
ロールとの間に挟み込まれるニップを形成するようにベ
ルト内周面側から支持する2つ以上の圧接用支持ロール
と、この圧接用支持ロールから定着ロールとは反対側に
位置するベルト部分をベルト内周面側から支持するとと
もにベルトの蛇行を抑止するように変位する1つ以上の
蛇行制御用支持ロールとに張架されるエンドレスベルト
と、このエンドレスベルトの前記ニップを形成する部分
の所定の範囲を前記定着ロールにむけてベルト内周面側
から当接して押圧する圧力付与部材とを備えた定着装置
を前提とし、前記エンドレスベルトの内周面に接触して
潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布部材を、前記圧接用
支持ロールの間で定着ロール側に位置するエンドレスベ
ルト部分の内周面に当接するように設けたものである。
転する定着ロールと、この定着ロールにベルト外周面を
圧接させて未定着トナー像を担持した記録シートが定着
ロールとの間に挟み込まれるニップを形成するようにベ
ルト内周面側から支持する2つ以上の圧接用支持ロール
と、この圧接用支持ロールから定着ロールとは反対側に
位置するベルト部分をベルト内周面側から支持するとと
もにベルトの蛇行を抑止するように変位する1つ以上の
蛇行制御用支持ロールとに張架されるエンドレスベルト
と、このエンドレスベルトの前記ニップを形成する部分
の所定の範囲を前記定着ロールにむけてベルト内周面側
から当接して押圧する圧力付与部材とを備えた定着装置
を前提とし、前記エンドレスベルトの内周面に接触して
潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布部材を、前記圧接用
支持ロールの間で定着ロール側に位置するエンドレスベ
ルト部分の内周面に当接するように設けたものである。
【0017】このような構成の装置では、潤滑剤塗布部
材が、ニップを形成するための2本以上の圧接用支持ロ
ールの間にかけ渡された状態にあるエンドレスベルト部
分であって、ベルト蛇行制御等によって生じるベルト面
の波うちが(当該支持ロールの部分で吸収されて消滅し
て)最も少ないエンドレスベルト部分の内周面に接触す
ることになるため、潤滑剤の均一で安定した塗布が可能
となる。また、これにより潤滑剤の適量な塗布も確保さ
れる。
材が、ニップを形成するための2本以上の圧接用支持ロ
ールの間にかけ渡された状態にあるエンドレスベルト部
分であって、ベルト蛇行制御等によって生じるベルト面
の波うちが(当該支持ロールの部分で吸収されて消滅し
て)最も少ないエンドレスベルト部分の内周面に接触す
ることになるため、潤滑剤の均一で安定した塗布が可能
となる。また、これにより潤滑剤の適量な塗布も確保さ
れる。
【0018】また、本発明の定着装置は、上記した本発
明(主な発明)の装置において、潤滑剤塗布部材が、前
記圧力付与部材のベルト回転方向上流側に設けられてい
るものである。
明(主な発明)の装置において、潤滑剤塗布部材が、前
記圧力付与部材のベルト回転方向上流側に設けられてい
るものである。
【0019】このような構成の装置では、潤滑剤塗布部
材が、ニップの手前となるエンドレスベルトの内周面に
接触することになるため、例えばニップ内で接触させる
場合に比べて定着動作に影響(塗布部材の接触変動によ
る定着画像乱れ)を与えるおそれはない。また、潤滑剤
塗布部材からベルトに塗布される潤滑剤が、圧力付与部
材とエンドレスベルトの間にロスなく確実に供給され
る。
材が、ニップの手前となるエンドレスベルトの内周面に
接触することになるため、例えばニップ内で接触させる
場合に比べて定着動作に影響(塗布部材の接触変動によ
る定着画像乱れ)を与えるおそれはない。また、潤滑剤
塗布部材からベルトに塗布される潤滑剤が、圧力付与部
材とエンドレスベルトの間にロスなく確実に供給され
る。
【0020】さらに、本発明の定着装置は、上記した主
な発明の装置において、前記圧力付与部材が着脱自在に
設けられているとともに、この圧力付与部材に前記潤滑
剤塗布部材が設けられているものである。
な発明の装置において、前記圧力付与部材が着脱自在に
設けられているとともに、この圧力付与部材に前記潤滑
剤塗布部材が設けられているものである。
【0021】このような構成の装置では、潤滑剤塗布部
材は、圧力付与部材と一体的に着脱されるため、その交
換作業を簡単に行うことができる。しかも、潤滑剤塗布
部材の交換すべき時は潤滑剤が経時的に少なくなる時期
であって、圧力付与部材が潤滑剤の減少により磨耗し始
めている時期でもあるため、潤滑剤塗布部材の交換時期
と圧力付与部材の交換時期とがほぼ一致することとな
り、この結果、潤滑剤塗布部材の交換作業を行う時は、
圧力付与部材と一体的に着脱がなされることと相まっ
て、圧力付与部材の交換作業も同時に進めることができ
る。
材は、圧力付与部材と一体的に着脱されるため、その交
換作業を簡単に行うことができる。しかも、潤滑剤塗布
部材の交換すべき時は潤滑剤が経時的に少なくなる時期
であって、圧力付与部材が潤滑剤の減少により磨耗し始
めている時期でもあるため、潤滑剤塗布部材の交換時期
と圧力付与部材の交換時期とがほぼ一致することとな
り、この結果、潤滑剤塗布部材の交換作業を行う時は、
圧力付与部材と一体的に着脱がなされることと相まっ
て、圧力付与部材の交換作業も同時に進めることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の態様について説明する。
の実施の態様について説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施態様例に係る定着
装置を示すものであり、この定着装置は、例えば、電子
写真方式を利用した図示しない複写機、プリンター等の
ような画像形成装置に組み込まれて使用されるものであ
る。そして、この定着装置は、加熱源を内蔵した加熱定
着ロール10と、3つの支持ロール20,21,22に
張架され加熱定着ロール10に圧接されるエンドレスベ
ルト30と、このエンドレスベルト30の所定の範囲を
定着ロール10にむけてベルト内周面側から当接して押
圧する圧力付与部材40と、エンドレスベルト30の内
周面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材50と
でその主要部が構成されている。
装置を示すものであり、この定着装置は、例えば、電子
写真方式を利用した図示しない複写機、プリンター等の
ような画像形成装置に組み込まれて使用されるものであ
る。そして、この定着装置は、加熱源を内蔵した加熱定
着ロール10と、3つの支持ロール20,21,22に
張架され加熱定着ロール10に圧接されるエンドレスベ
ルト30と、このエンドレスベルト30の所定の範囲を
定着ロール10にむけてベルト内周面側から当接して押
圧する圧力付与部材40と、エンドレスベルト30の内
周面に接触して潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布部材50と
でその主要部が構成されている。
【0024】加熱定着ロール10は、アルミニウム等の
熱伝導率の高い金属で形成された円筒状の芯金11上
に、弾性材料にて構成される下地層12と、耐熱性に優
れた弾性材料にて構成される表面層13とをこの順に積
層したロール構造からなるものである。芯金11の円筒
内部には、加熱源としてのハロゲンランプ14が配設さ
れている。また、加熱定着ロール10の表面には、その
ロールの表面温度を計測する温度センサ15が配置され
ている。
熱伝導率の高い金属で形成された円筒状の芯金11上
に、弾性材料にて構成される下地層12と、耐熱性に優
れた弾性材料にて構成される表面層13とをこの順に積
層したロール構造からなるものである。芯金11の円筒
内部には、加熱源としてのハロゲンランプ14が配設さ
れている。また、加熱定着ロール10の表面には、その
ロールの表面温度を計測する温度センサ15が配置され
ている。
【0025】そして、この加熱定着ロール10は、図示
しない支持機構により回転自在に支持されつつ図示しな
い駆動装置により図中の矢印方向に所定の速度で回転す
るようになっている。また、温度センサ15の計測信号
により、図示しない温度コントローラによってハロゲン
ランプ14がフィードバック制御されて、その定着ロー
ルの表面が所定の温度に保たれるようになっている。
しない支持機構により回転自在に支持されつつ図示しな
い駆動装置により図中の矢印方向に所定の速度で回転す
るようになっている。また、温度センサ15の計測信号
により、図示しない温度コントローラによってハロゲン
ランプ14がフィードバック制御されて、その定着ロー
ルの表面が所定の温度に保たれるようになっている。
【0026】また、加熱定着ロール10の周囲には離型
剤供給装置17が配設されている。この離型剤供給装置
17は、オイル状の離型剤を貯蔵するタンク17aから
スポンジ状の吸い上げ部材17b、ロール17c,17
dを通じて加熱定着ロール10の表面に離型剤を一定量
供給する。17eは、ロール17cに当接してそのロー
ルに付着する離型剤の量を一定にするための掻きおとし
ブレードである。これにより、記録シート1に未定着の
トナー2の像を定着する際に、そのトナー2の一部が加
熱定着ロールにオフセットされるのが防止されている。
剤供給装置17が配設されている。この離型剤供給装置
17は、オイル状の離型剤を貯蔵するタンク17aから
スポンジ状の吸い上げ部材17b、ロール17c,17
dを通じて加熱定着ロール10の表面に離型剤を一定量
供給する。17eは、ロール17cに当接してそのロー
ルに付着する離型剤の量を一定にするための掻きおとし
ブレードである。これにより、記録シート1に未定着の
トナー2の像を定着する際に、そのトナー2の一部が加
熱定着ロールにオフセットされるのが防止されている。
【0027】さらに、加熱定着ロール10の周囲にはウ
エブ方式のクリーニング装置18が配設されている。こ
のクリーニング装置18は、送り出しロール18aから
送り出される不織布等からなるウエブ部材18bを、押
圧ロール18cにより定着ロール10の表面に接触させ
た後に巻き取りロール18dにより所定量ずつ巻き取る
ことにより定着ロール10の表面に付着するトナー、紙
粉等を除去する。これにより定着ロール10の表面を常
に清浄な状態に保っている。
エブ方式のクリーニング装置18が配設されている。こ
のクリーニング装置18は、送り出しロール18aから
送り出される不織布等からなるウエブ部材18bを、押
圧ロール18cにより定着ロール10の表面に接触させ
た後に巻き取りロール18dにより所定量ずつ巻き取る
ことにより定着ロール10の表面に付着するトナー、紙
粉等を除去する。これにより定着ロール10の表面を常
に清浄な状態に保っている。
【0028】エンドレスベルト30は、ポリイミドフィ
ルム等の樹脂フィルムにより形成されるものであり、回
転自在に支持されている3つの支持ロール20,21,
22に掛け回された状態で設置されている。
ルム等の樹脂フィルムにより形成されるものであり、回
転自在に支持されている3つの支持ロール20,21,
22に掛け回された状態で設置されている。
【0029】支持ロール20は、加熱定着ロール10の
最下点よりも回転方向下流側の位置において、図示しな
い加圧機構により加熱定着ロール10に圧接された状態
で回転自在に配設された圧力ロールである。また、支持
ロール21は、定着ロール10の最下点から水平方向上
流側に少し離れた位置において、回転自在に配設された
ロールである。さらに、支持ロール22は、そのロール
軸の一端部22aが支軸23を中心に回転自在に配設さ
れた軸受け24に取り付けられ、そのロール軸の他端部
22bが図示しない変位駆動機構により水平方向の前後
(矢印E,F方向)に移動するように配設された軸受け
25に取り付けられている(図4参照)。そして、この
支持ロール22は、エンドレスベルトの蛇行走行を検出
する図示しないセンサーからの検知信号に基づいて動作
する駆動コントローラにより前記変位駆動機構がフィー
ドバック制御されて、ベルトの蛇行を抑止する方向に所
定量だけ移動するように構成されている。
最下点よりも回転方向下流側の位置において、図示しな
い加圧機構により加熱定着ロール10に圧接された状態
で回転自在に配設された圧力ロールである。また、支持
ロール21は、定着ロール10の最下点から水平方向上
流側に少し離れた位置において、回転自在に配設された
ロールである。さらに、支持ロール22は、そのロール
軸の一端部22aが支軸23を中心に回転自在に配設さ
れた軸受け24に取り付けられ、そのロール軸の他端部
22bが図示しない変位駆動機構により水平方向の前後
(矢印E,F方向)に移動するように配設された軸受け
25に取り付けられている(図4参照)。そして、この
支持ロール22は、エンドレスベルトの蛇行走行を検出
する図示しないセンサーからの検知信号に基づいて動作
する駆動コントローラにより前記変位駆動機構がフィー
ドバック制御されて、ベルトの蛇行を抑止する方向に所
定量だけ移動するように構成されている。
【0030】従って、エンドレスベルト30は、この3
つの支持ロールに所定の張力でもって張架されている
が、特に2つの支持ロール20,21により、そのベル
ト外周面が加熱定着ロール10の表面に所定量だけ巻き
ついた状態で圧接するように支持され、これにより未定
着トナー像2を担持した記録シート1が定着ロール10
との間に挟み込まれるニップNが形成されるようになっ
ている。また、支持ロール22により、支持ロール20
と支持ロール21から定着ロール10とは反対側に位置
するエンドレスベルト30の部分が支持されるととも
に、そのベルトの蛇行が抑止されるようになっている。
つの支持ロールに所定の張力でもって張架されている
が、特に2つの支持ロール20,21により、そのベル
ト外周面が加熱定着ロール10の表面に所定量だけ巻き
ついた状態で圧接するように支持され、これにより未定
着トナー像2を担持した記録シート1が定着ロール10
との間に挟み込まれるニップNが形成されるようになっ
ている。また、支持ロール22により、支持ロール20
と支持ロール21から定着ロール10とは反対側に位置
するエンドレスベルト30の部分が支持されるととも
に、そのベルトの蛇行が抑止されるようになっている。
【0031】また、支持ロール21の上流側には、未定
着トナー像2を担持する記録シート1を上記ニップNに
送り込むように誘導するガイド部材28が配設されてい
る。さらに、支持ロール20の下流側には、上記ニップ
Nを通過して定着ロール10から剥離される記録シート
1を排出させるように誘導するガイド部材29が配設さ
れている。
着トナー像2を担持する記録シート1を上記ニップNに
送り込むように誘導するガイド部材28が配設されてい
る。さらに、支持ロール20の下流側には、上記ニップ
Nを通過して定着ロール10から剥離される記録シート
1を排出させるように誘導するガイド部材29が配設さ
れている。
【0032】圧力付与部材40は、図2や図3に示すよ
うに、共にステンレス等にて形成される上面が平滑な支
持プレート41と支持プレート受け42との分割構造か
らなる支持材と、この支持材の支持プレート41の上面
に取り付けられるシリコーンゴム(ゴム硬度23°)か
らなる弾性層43と、ポリテトラフルオロエチレンを含
浸させたガラス繊維シート(中興化成製:FGF−40
0−4)からなる低摩擦層44とでその主要部が構成さ
れている。なお、図3中において低摩擦層44はその図
示が省略されている。
うに、共にステンレス等にて形成される上面が平滑な支
持プレート41と支持プレート受け42との分割構造か
らなる支持材と、この支持材の支持プレート41の上面
に取り付けられるシリコーンゴム(ゴム硬度23°)か
らなる弾性層43と、ポリテトラフルオロエチレンを含
浸させたガラス繊維シート(中興化成製:FGF−40
0−4)からなる低摩擦層44とでその主要部が構成さ
れている。なお、図3中において低摩擦層44はその図
示が省略されている。
【0033】支持プレート41は断面T字形状からな
り、その下面に定着ロール10の軸方向に沿う凸条部4
1aが形成されている。支持プレート受け42は、その
上面に支持プレート41の下面の凸条部41aが嵌合さ
れる凹溝42aが形成されているとともに、その下面の
両端を僅かに除く部分に張出部42bが形成されてい
る。弾性層43は、その上面が定着ロール10の表面に
沿うような曲面形状に形成されているとともに、支持ロ
ール20と定着ロール10との当接部近傍まで伸びるよ
うな形状に形成されている。これにより、エンドレスベ
ルト30を前記ニップNを形成する範囲内では定着ロー
ル10の表面にそって確実に密着させることができるよ
うになっている。低摩擦層44は、支持プレート41と
支持プレート受け42と弾性層43を一体化したものの
周囲全体を1周するように巻き付けた状態で取り付けら
れる。
り、その下面に定着ロール10の軸方向に沿う凸条部4
1aが形成されている。支持プレート受け42は、その
上面に支持プレート41の下面の凸条部41aが嵌合さ
れる凹溝42aが形成されているとともに、その下面の
両端を僅かに除く部分に張出部42bが形成されてい
る。弾性層43は、その上面が定着ロール10の表面に
沿うような曲面形状に形成されているとともに、支持ロ
ール20と定着ロール10との当接部近傍まで伸びるよ
うな形状に形成されている。これにより、エンドレスベ
ルト30を前記ニップNを形成する範囲内では定着ロー
ル10の表面にそって確実に密着させることができるよ
うになっている。低摩擦層44は、支持プレート41と
支持プレート受け42と弾性層43を一体化したものの
周囲全体を1周するように巻き付けた状態で取り付けら
れる。
【0034】また、この圧力付与部材40は、図3に示
すように、弾性層43が取り付けられた支持プレート4
1を支持プレート受け42に嵌合させ、ネジ44等によ
り一体化させた後、左右一対の加圧フレーム45に対し
て着脱自在に取り付けられる構造になっている。加圧フ
レーム45は、その一端側の上部に支持プレート受け4
2の(張出部43のない)端部42cを嵌合して係止す
る係止凹部45aを形成してなるものであり、その他端
側が定着装置本体の図示しない支軸に軸孔45bを介し
て揺動自在に取り付けられるとともに、係止凹部45a
の下部側がコイルスプリング46により定着ロール10
にむけて所定の圧力で付勢されるようになっている。
すように、弾性層43が取り付けられた支持プレート4
1を支持プレート受け42に嵌合させ、ネジ44等によ
り一体化させた後、左右一対の加圧フレーム45に対し
て着脱自在に取り付けられる構造になっている。加圧フ
レーム45は、その一端側の上部に支持プレート受け4
2の(張出部43のない)端部42cを嵌合して係止す
る係止凹部45aを形成してなるものであり、その他端
側が定着装置本体の図示しない支軸に軸孔45bを介し
て揺動自在に取り付けられるとともに、係止凹部45a
の下部側がコイルスプリング46により定着ロール10
にむけて所定の圧力で付勢されるようになっている。
【0035】この加圧フレーム45への圧力付与部材4
0の取り付けは、まず加圧フレーム45をコイルスプリ
ング46の付勢力に抗して押し下げた状態にしてから、
その状態にある係止凹部45aに支持プレート受けの端
部42cを嵌め込んで係止させ、しかる後に、加圧フレ
ーム45を押し下げる力を取り除くことにより行われ
る。これにより、圧力付与部材40は、コイルスプリン
グ46により軸孔45bを支点として回動し、エンドレ
スベルト30を介して定着ロール10の表面に所定の圧
力で圧接される。一方、その取り外しは、加圧フレーム
45を押し下げた状態にしてから、その状態にある係止
凹部45aから支持プレート受けの端部42cを引き抜
くことにより行うことができる。
0の取り付けは、まず加圧フレーム45をコイルスプリ
ング46の付勢力に抗して押し下げた状態にしてから、
その状態にある係止凹部45aに支持プレート受けの端
部42cを嵌め込んで係止させ、しかる後に、加圧フレ
ーム45を押し下げる力を取り除くことにより行われ
る。これにより、圧力付与部材40は、コイルスプリン
グ46により軸孔45bを支点として回動し、エンドレ
スベルト30を介して定着ロール10の表面に所定の圧
力で圧接される。一方、その取り外しは、加圧フレーム
45を押し下げた状態にしてから、その状態にある係止
凹部45aから支持プレート受けの端部42cを引き抜
くことにより行うことができる。
【0036】潤滑剤塗布部材50は、潤滑剤が含浸さ
れ、エンドレスベルト30の内周面に当接する含浸部材
51と、この含浸部材51を保持する、金属や合成樹脂
等にて形成される保持部材52とでその主要部が構成さ
れている。含浸部材51としては、例えば、離型剤とし
てのジメチルシリコーンオイル(粘度10cs)を含浸
させた厚さ1〜5mm程度のフェルト(信越化学(株)
製:ノーメックスKF96)を使用することができる
が、これに限定されるものではなく、潤滑剤を含浸する
ことが可能で柔軟な部材であれば如何なるものであって
も使用することができる。
れ、エンドレスベルト30の内周面に当接する含浸部材
51と、この含浸部材51を保持する、金属や合成樹脂
等にて形成される保持部材52とでその主要部が構成さ
れている。含浸部材51としては、例えば、離型剤とし
てのジメチルシリコーンオイル(粘度10cs)を含浸
させた厚さ1〜5mm程度のフェルト(信越化学(株)
製:ノーメックスKF96)を使用することができる
が、これに限定されるものではなく、潤滑剤を含浸する
ことが可能で柔軟な部材であれば如何なるものであって
も使用することができる。
【0037】また、この潤滑剤塗布部材50は、圧力付
与部材40のベルト回転方向上流側に、具体的には支持
プレート41(又はその受け42)の側面部に対してネ
ジ53等により着脱自在に取り付けられている。この
際、含浸部材51の上端部の高さは、圧力付与部材40
の上面部の高さに対して0〜5mm程度の差をもって高
くなるように取り付けられる(0mmは同じ高さになる
ことを意味する)。これにより、潤滑剤塗布部材50
は、その含浸部材51の上端部がエンドレスベルト30
の内周面に当接した状態に維持されるようになってい
る。
与部材40のベルト回転方向上流側に、具体的には支持
プレート41(又はその受け42)の側面部に対してネ
ジ53等により着脱自在に取り付けられている。この
際、含浸部材51の上端部の高さは、圧力付与部材40
の上面部の高さに対して0〜5mm程度の差をもって高
くなるように取り付けられる(0mmは同じ高さになる
ことを意味する)。これにより、潤滑剤塗布部材50
は、その含浸部材51の上端部がエンドレスベルト30
の内周面に当接した状態に維持されるようになってい
る。
【0038】次に、この定着装置の動作について説明す
る。
る。
【0039】まず、加熱定着ロール10の表面がハロゲ
ンランプ14の加熱により所定の設定温度になり、図示
しない画像形成装置における画像形成動作(コピー動作
やプリント動作など)の開始信号が受け付けられると、
その画像形成装置において記録シート1上にトナー像2
が転写形成され、その記録シート1が定着装置に搬送さ
れてくる。この画像形成動作の開始と同期して、加熱定
着ロール10が図中の矢印方向に回転し始めると同時
に、エンドレスベルト30が3つの支持ロール20,2
1,23に張架された状態で加熱定着ロール10に従動
して図中の矢印方向に回転し始める。
ンランプ14の加熱により所定の設定温度になり、図示
しない画像形成装置における画像形成動作(コピー動作
やプリント動作など)の開始信号が受け付けられると、
その画像形成装置において記録シート1上にトナー像2
が転写形成され、その記録シート1が定着装置に搬送さ
れてくる。この画像形成動作の開始と同期して、加熱定
着ロール10が図中の矢印方向に回転し始めると同時
に、エンドレスベルト30が3つの支持ロール20,2
1,23に張架された状態で加熱定着ロール10に従動
して図中の矢印方向に回転し始める。
【0040】この加熱定着ロール10の回転により、そ
のロール表面には離型剤供給装置17により離型剤が塗
布されるとともに、そのロール表面に付着する残留トナ
ー等の不要物がクリーニング装置18により除去され
る。
のロール表面には離型剤供給装置17により離型剤が塗
布されるとともに、そのロール表面に付着する残留トナ
ー等の不要物がクリーニング装置18により除去され
る。
【0041】一方、このときのエンドレスベルト30
は、支持ロール20,21による支持と圧力付与部材4
0による押圧とにより、加熱定着ロール10との間にニ
ップNを形成した状態で回転する。また、そのエンドレ
スベルト30の内周面には、圧力付与部材40のベルト
回転方向上流側において潤滑剤塗布部材50により潤滑
剤が塗布される。これにより、エンドレスベルト30と
圧力付与部材40との間に潤滑剤が供給されるため、ベ
ルト30と圧力付与部材40との間の摩擦抵抗が低減さ
れるとともに、圧力付与部材40における低摩擦層44
の磨耗が防止される。
は、支持ロール20,21による支持と圧力付与部材4
0による押圧とにより、加熱定着ロール10との間にニ
ップNを形成した状態で回転する。また、そのエンドレ
スベルト30の内周面には、圧力付与部材40のベルト
回転方向上流側において潤滑剤塗布部材50により潤滑
剤が塗布される。これにより、エンドレスベルト30と
圧力付与部材40との間に潤滑剤が供給されるため、ベ
ルト30と圧力付与部材40との間の摩擦抵抗が低減さ
れるとともに、圧力付与部材40における低摩擦層44
の磨耗が防止される。
【0042】そして、トナー像2が担持された記録シー
ト1が上記ニップN内に搬入されて通過することによ
り、そのトナー像2を構成するトナーが加熱加圧されて
記録シート1上に定着される。定着処理後の記録シート
1は、支持ロール20による押圧により弾性変形する定
着ロール10の弾性体層12の領域を通過した後に、剥
離装置を使用しなくとも定着ロール10の表面から自然
に剥離され(いわゆるセルフストリッピングされて)、
後工程へ排出される。
ト1が上記ニップN内に搬入されて通過することによ
り、そのトナー像2を構成するトナーが加熱加圧されて
記録シート1上に定着される。定着処理後の記録シート
1は、支持ロール20による押圧により弾性変形する定
着ロール10の弾性体層12の領域を通過した後に、剥
離装置を使用しなくとも定着ロール10の表面から自然
に剥離され(いわゆるセルフストリッピングされて)、
後工程へ排出される。
【0043】また、この定着装置においては、そのエン
ドレスベルト30が蛇行した場合、図4に示すように、
その蛇行を抑止するため蛇行制御用の支持ロール22が
変位動する。例えば、ベルト30が矢印H方向に偏って
蛇行走行するときには、支持ロール22は軸受け24の
支軸23を支点として、ロール端部22bが矢印F方向
に所定量だけ移動される。これにより、軸どうしが平行
状態にある支持ロール20,21に対して支持ロール2
2のみが傾いた状態になるため、エンドレスベルト30
は矢印G方向に回転しながら移動し、もって蛇行が解消
される。反対に、ベルト30が矢印G方向に偏って蛇行
走行するときには、ロール端部22bが矢印G方向に所
定量だけ移動される。
ドレスベルト30が蛇行した場合、図4に示すように、
その蛇行を抑止するため蛇行制御用の支持ロール22が
変位動する。例えば、ベルト30が矢印H方向に偏って
蛇行走行するときには、支持ロール22は軸受け24の
支軸23を支点として、ロール端部22bが矢印F方向
に所定量だけ移動される。これにより、軸どうしが平行
状態にある支持ロール20,21に対して支持ロール2
2のみが傾いた状態になるため、エンドレスベルト30
は矢印G方向に回転しながら移動し、もって蛇行が解消
される。反対に、ベルト30が矢印G方向に偏って蛇行
走行するときには、ロール端部22bが矢印G方向に所
定量だけ移動される。
【0044】この定着装置の場合、潤滑剤塗布部材50
(含浸部材)は、支持ロール21と圧力付与部材40と
の間のエンドレスベルトの内周面部分に当接するように
配設されているが、このベルト部分は上記したようなベ
ルトの蛇行制御等が実行される際に生じる波うちが最も
少ない面であるため、その含浸部材の上端部をベルトの
内周面に均一に接触させやすい。しかも、含浸部材51
は、柔軟性のあるフェルト部材であるため、ベルトに多
少の変動があっても、そのベルト変動に確実に追従する
ように接触する。この結果、潤滑剤塗布部材50の含浸
部材51に含浸されている潤滑剤が常に一定量ずつベル
ト内周面側に供給される。そして、その含浸部材51内
の潤滑剤が残っている限り、エンドベルト30の円滑な
回転を確保することができるとともに、圧力付与部材4
0の低摩擦層44の磨耗を抑制することができる。
(含浸部材)は、支持ロール21と圧力付与部材40と
の間のエンドレスベルトの内周面部分に当接するように
配設されているが、このベルト部分は上記したようなベ
ルトの蛇行制御等が実行される際に生じる波うちが最も
少ない面であるため、その含浸部材の上端部をベルトの
内周面に均一に接触させやすい。しかも、含浸部材51
は、柔軟性のあるフェルト部材であるため、ベルトに多
少の変動があっても、そのベルト変動に確実に追従する
ように接触する。この結果、潤滑剤塗布部材50の含浸
部材51に含浸されている潤滑剤が常に一定量ずつベル
ト内周面側に供給される。そして、その含浸部材51内
の潤滑剤が残っている限り、エンドベルト30の円滑な
回転を確保することができるとともに、圧力付与部材4
0の低摩擦層44の磨耗を抑制することができる。
【0045】また、この定着装置の場合には、潤滑剤塗
布部材50が圧力付与部材40のベルト回転方向上流側
に設けられているため、その塗布部材50からベルト内
周面に塗布される潤滑剤が、圧力付与部材40とエンド
レスベルト30の間(ニップN内)にロスなく(支持ロ
ールに付着して減少することもなく)確実に供給され
る。これにより、エンドレスベルト30が圧力付与部材
40による押圧により変動することなく安定して回転す
るようになる。そして、このエンドレスベルト30が安
定した回転することに加え、エンドレスベルト30が圧
力付与部材40により支持ロール20までのニップNに
おいて定着ロール10に確実に密着した状態に保たれる
ことにより、そのニップN内を通過する記録シート1は
常に一定した状態で通過することになるため、定着画像
に乱れが生じるおれがない。
布部材50が圧力付与部材40のベルト回転方向上流側
に設けられているため、その塗布部材50からベルト内
周面に塗布される潤滑剤が、圧力付与部材40とエンド
レスベルト30の間(ニップN内)にロスなく(支持ロ
ールに付着して減少することもなく)確実に供給され
る。これにより、エンドレスベルト30が圧力付与部材
40による押圧により変動することなく安定して回転す
るようになる。そして、このエンドレスベルト30が安
定した回転することに加え、エンドレスベルト30が圧
力付与部材40により支持ロール20までのニップNに
おいて定着ロール10に確実に密着した状態に保たれる
ことにより、そのニップN内を通過する記録シート1は
常に一定した状態で通過することになるため、定着画像
に乱れが生じるおれがない。
【0046】さらに、潤滑剤塗布部材50は、その含浸
部材51に含浸させた潤滑剤が少なくなる時期を見計ら
って交換する。また、この潤滑剤が少なくなる時期は、
エンドレスベルト30の内周面に塗布される潤滑剤が少
なくなり、圧力付与部材40の低摩擦層44が磨耗し始
める時期ともほぼ一致するため、その圧力付与部材40
の交換時期にもほぼ該当することになる。この定着装置
の場合には、潤滑剤塗布部材50を圧力付与部材40に
取り付けた構造になっているため、圧力付与部材40を
取り外すことにより、それに伴って潤滑剤塗布部材50
も同時に取り外せるため、その両者の取り外し作業をは
じめ、交換作業、さらには取り付け作業を同時に実行す
ることができ、きわめて効率のよい作業性が確保され
る。
部材51に含浸させた潤滑剤が少なくなる時期を見計ら
って交換する。また、この潤滑剤が少なくなる時期は、
エンドレスベルト30の内周面に塗布される潤滑剤が少
なくなり、圧力付与部材40の低摩擦層44が磨耗し始
める時期ともほぼ一致するため、その圧力付与部材40
の交換時期にもほぼ該当することになる。この定着装置
の場合には、潤滑剤塗布部材50を圧力付与部材40に
取り付けた構造になっているため、圧力付与部材40を
取り外すことにより、それに伴って潤滑剤塗布部材50
も同時に取り外せるため、その両者の取り外し作業をは
じめ、交換作業、さらには取り付け作業を同時に実行す
ることができ、きわめて効率のよい作業性が確保され
る。
【0047】図5は、圧力付与部材40と潤滑剤塗布部
材50の他の実施態様例を示すものである。これは、圧
力付与部材40における弾性層43のエンドレスベルト
回転方向の幅をその上流側で短くし、潤滑剤塗布部材5
0における含浸部材51の上端部51aを上記弾性層4
3にむけて出来る限り折り曲げた形態にした以外は前記
した実施態様例に係る定着装置の場合と同じ構成からな
るものである。
材50の他の実施態様例を示すものである。これは、圧
力付与部材40における弾性層43のエンドレスベルト
回転方向の幅をその上流側で短くし、潤滑剤塗布部材5
0における含浸部材51の上端部51aを上記弾性層4
3にむけて出来る限り折り曲げた形態にした以外は前記
した実施態様例に係る定着装置の場合と同じ構成からな
るものである。
【0048】このように構成した場合には、潤滑剤塗布
部材50の含浸部材51のエンドレスベルト30との接
触面積が広くなるため、そのベルト内周面に潤滑剤をよ
り均一に塗布できるととともに、そのベルトが波うち変
動したとしても潤滑剤を均一に塗布できるようになる。
部材50の含浸部材51のエンドレスベルト30との接
触面積が広くなるため、そのベルト内周面に潤滑剤をよ
り均一に塗布できるととともに、そのベルトが波うち変
動したとしても潤滑剤を均一に塗布できるようになる。
【0049】なお、この発明における潤滑剤塗布部材5
0は、前記した支持ロール20を従来技術として図6に
示す定着装置のような位置に設けた場合には、その図6
における支持ロール104と圧力付与部材107との間
にあるエンドレスベルト部分の内周面に当接するように
配設してもよい。
0は、前記した支持ロール20を従来技術として図6に
示す定着装置のような位置に設けた場合には、その図6
における支持ロール104と圧力付与部材107との間
にあるエンドレスベルト部分の内周面に当接するように
配設してもよい。
【0050】また、潤滑剤塗布部材50における含浸部
材51としてフィルト等のような繊維状のものを使用し
た場合、その含浸部材51からエンドレスベルト30と
の摺接により繊維状物が磨耗することや抜けて脱落する
ことを防止するため、その繊維状の含浸部材の表面を焼
き処理するか、或いは、エンドレスベルト30との摺接
部を不織布等のような浸透性のある薄いシート材料で被
覆するようにしてもよい。これにより、繊維状の含浸部
材51の磨耗粉や脱落繊維がエンドレスベルトの内周面
や各支持ロールに付着してしまうことを確実に防止でき
る。
材51としてフィルト等のような繊維状のものを使用し
た場合、その含浸部材51からエンドレスベルト30と
の摺接により繊維状物が磨耗することや抜けて脱落する
ことを防止するため、その繊維状の含浸部材の表面を焼
き処理するか、或いは、エンドレスベルト30との摺接
部を不織布等のような浸透性のある薄いシート材料で被
覆するようにしてもよい。これにより、繊維状の含浸部
材51の磨耗粉や脱落繊維がエンドレスベルトの内周面
や各支持ロールに付着してしまうことを確実に防止でき
る。
【0051】さらに、前記した実施態様例では、圧力付
与部材40の定着ロール10の軸方向に対する圧力分布
を均一化するため、圧力付与部材40における支持材と
して、切削加工時の反り発生を防止できる観点から、支
持プレート41とその支持プレート受け42とからなる
分割構造のものを採用したが、その両者が一体化された
形態のものを使用してもよい。
与部材40の定着ロール10の軸方向に対する圧力分布
を均一化するため、圧力付与部材40における支持材と
して、切削加工時の反り発生を防止できる観点から、支
持プレート41とその支持プレート受け42とからなる
分割構造のものを採用したが、その両者が一体化された
形態のものを使用してもよい。
【0052】また、圧力付与部材40としては、回転す
るロール形態のものや、弾性変形するチューブ形態のも
のを使用してもよい。
るロール形態のものや、弾性変形するチューブ形態のも
のを使用してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、潤滑剤塗布部材を、圧接用支持ロールの間
で定着ロール側に位置するエンドレスベルト部分の内周
面に当接するように設けたので、そのベルト内周面に潤
滑剤をベルト蛇行制御に支障がないように、適量かつ均
一に塗布することができる。また、潤滑剤塗布部材がき
わめて簡易な構成であるため、定着装置の無用な大型化
を招くこともない。従って、この定着装置を使用した場
合には、エンドレスベルトの安定した回転が可能とな
り、圧力付与部材の磨耗も少なく、しかもベルト蛇行制
御を確実に行えるため、より良好な定着を行うことがで
きるようになる。
明によれば、潤滑剤塗布部材を、圧接用支持ロールの間
で定着ロール側に位置するエンドレスベルト部分の内周
面に当接するように設けたので、そのベルト内周面に潤
滑剤をベルト蛇行制御に支障がないように、適量かつ均
一に塗布することができる。また、潤滑剤塗布部材がき
わめて簡易な構成であるため、定着装置の無用な大型化
を招くこともない。従って、この定着装置を使用した場
合には、エンドレスベルトの安定した回転が可能とな
り、圧力付与部材の磨耗も少なく、しかもベルト蛇行制
御を確実に行えるため、より良好な定着を行うことがで
きるようになる。
【0054】また、請求項2に係る発明によれば、潤滑
剤塗布部材を圧力付与部材のベルト回転方向上流側に設
けたので、定着画像の乱れを誘発することもなく、潤滑
剤を圧力付与部材とエンドレスベルトの間にロスなく均
一にかつ安定して供給することができる。
剤塗布部材を圧力付与部材のベルト回転方向上流側に設
けたので、定着画像の乱れを誘発することもなく、潤滑
剤を圧力付与部材とエンドレスベルトの間にロスなく均
一にかつ安定して供給することができる。
【0055】さらに、請求項3に係る発明によれば、圧
力付与部材が着脱自在に設けられているとともに、この
圧力付与部材に潤滑剤塗布部材が設けられているので、
その潤滑剤の塗布部材を圧力付与部材とともに適切なタ
イミングで効率よく簡単に交換することもできる。ま
た、この場合には、定着装置の交換性が向上するほか、
その組み立て性も向上し、さらに潤滑剤塗布部材のため
の設置スペースの節約を図ることもできる。
力付与部材が着脱自在に設けられているとともに、この
圧力付与部材に潤滑剤塗布部材が設けられているので、
その潤滑剤の塗布部材を圧力付与部材とともに適切なタ
イミングで効率よく簡単に交換することもできる。ま
た、この場合には、定着装置の交換性が向上するほか、
その組み立て性も向上し、さらに潤滑剤塗布部材のため
の設置スペースの節約を図ることもできる。
【図1】 本発明の一実施態様例に係る定着装置の主要
部の構成を示す概略図である。
部の構成を示す概略図である。
【図2】 圧力付与部材の構成を示す断面説明図であ
る。
る。
【図3】 圧力付与部材と潤滑剤塗布部材の各構成を示
す要部分解説明図である。
す要部分解説明図である。
【図4】 ベルトの蛇行制御機構の原理を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】 圧力付与部材の他の構成を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図6】 従来のベルトニップ方式の定着装置を示す概
略図である。
略図である。
【図7】 磨耗物の付着現象を示す説明図である。
1…記録シート、2…未定着トナー像、10…加熱定着
ロール、20、21……支持ロール(圧接用支持ロー
ル)、22…蛇行制御用支持ロール、30…エンドレス
ベルト、40…圧力付与部材、50…潤滑剤塗布部材、
N…ニップ。
ロール、20、21……支持ロール(圧接用支持ロー
ル)、22…蛇行制御用支持ロール、30…エンドレス
ベルト、40…圧力付与部材、50…潤滑剤塗布部材、
N…ニップ。
Claims (3)
- 【請求項1】 回転する定着ロールと、この定着ロール
にベルト外周面を圧接させて未定着トナー像を担持した
記録シートが定着ロールとの間に挟み込まれるニップを
形成するようにベルト内周面側から支持する2つ以上の
圧接用支持ロールと、この圧接用支持ロールから定着ロ
ールとは反対側に位置するベルト部分をベルト内周面側
から支持するとともにベルトの蛇行を抑止するように変
位する1つ以上の蛇行制御用支持ロールとに張架される
エンドレスベルトと、このエンドレスベルトの前記ニッ
プを形成する部分の所定の範囲を前記定着ロールにむけ
てベルト内周面側から当接して押圧する圧力付与部材と
を備えた定着装置において、 前記エンドレスベルトの内周面に接触して潤滑剤を塗布
するための潤滑剤塗布部材を、前記圧接用支持ロールの
間で定着ロール側に位置するエンドレスベルト部分の内
周面に当接するように設けたことを特徴とする定着装
置。 - 【請求項2】 前記潤滑剤塗布部材が、前記圧力付与部
材のベルト回転方向上流側に設けられていることを特徴
とする請求項1記載の定着装置。 - 【請求項3】 前記圧力付与部材が着脱自在に設けられ
ているとともに、この圧力付与部材に前記潤滑剤塗布部
材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記
載の定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20109797A JPH1145018A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20109797A JPH1145018A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1145018A true JPH1145018A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16435353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20109797A Pending JPH1145018A (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1145018A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005241765A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2007079036A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
| US7260353B2 (en) * | 2004-10-20 | 2007-08-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with heating nip for preventing image failure |
| US7505724B2 (en) | 2005-05-02 | 2009-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Endless belt type image heating device with rocking member and lubricating application |
| JP2011017973A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Canon Inc | ベルト搬送装置及び加熱加圧装置 |
| JP2011197019A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| US8254819B2 (en) | 2009-07-10 | 2012-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| US8401447B2 (en) | 2009-08-24 | 2013-03-19 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
| JP2013083677A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| US10795289B2 (en) | 2018-09-18 | 2020-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating the same |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP20109797A patent/JPH1145018A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005241765A (ja) * | 2004-02-24 | 2005-09-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| US7260353B2 (en) * | 2004-10-20 | 2007-08-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus with heating nip for preventing image failure |
| US7505724B2 (en) | 2005-05-02 | 2009-03-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Endless belt type image heating device with rocking member and lubricating application |
| JP2007079036A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像加熱装置 |
| JP2011017973A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Canon Inc | ベルト搬送装置及び加熱加圧装置 |
| US8254819B2 (en) | 2009-07-10 | 2012-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| US8358960B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-01-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
| US8401447B2 (en) | 2009-08-24 | 2013-03-19 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
| JP2011197019A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
| JP2013083677A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
| US10795289B2 (en) | 2018-09-18 | 2020-10-06 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040415 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |