JPH11232185A - 視聴覚障害者の為のコミュニケーションシステム - Google Patents

視聴覚障害者の為のコミュニケーションシステム

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JPH11232185A
JPH11232185A JP3559698A JP3559698A JPH11232185A JP H11232185 A JPH11232185 A JP H11232185A JP 3559698 A JP3559698 A JP 3559698A JP 3559698 A JP3559698 A JP 3559698A JP H11232185 A JPH11232185 A JP H11232185A
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communication
data
braille pattern
message
input
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JP3559698A
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Shinji Kayano
伸治 茅野
Kei Masuda
圭 増田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴覚障害者における、距離的に離れた位置
にいる相手とのリアルタイムなコミュニケーション活動
を実現すること。 【解決手段】 通信回線とそれに接続された視聴覚障害
者が利用する端末装置とから構成され、距離的に離れた
位置に存在する視聴覚障害者同士のコミュニケーション
通信を実現する視聴覚障害者の為のコミュニケーション
システムであって、前記端末装置は、点字パターンの入
力及び出力を行う点字パターン入出力手段と、前記点字
パターンのビット列データを通信相手の端末とで送受信
処理を行う通信処理手段と、前記点字パターン入出力手
段によって入力された点字パターンの情報をビット列デ
ータに変換し、且つ前記通信処理手段により受信したビ
ット列データを点字パターンに変換するデータ変換手段
と、前記各手段を制御する制御手段と、通信相手を特定
する為のテーブル、操作を簡略化する為の特殊キーの設
定テーブル、及び送受信データを一時的に保存する為の
記憶手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線に複数の
端末が接続され、点字情報の入出力が可能な入出力装置
をその端末に備えた視聴覚障害者のためのコミュニケー
ションシステムに適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、一般的に利用されているコミュニ
ケーション活動の手段としては、身体に障害を持たない
健常者間では、直接的な会話、手紙、電話、FAX通
信、電子通信(パソコン通信等)などとさまざまなもの
が活用され、遠くに離れた相手とのリアルタイムなコミ
ュニケーション活動も容易に可能な状態となっている。
【0003】一般に視覚障害者のコミュニケーション手
段としては、直接的な会話、電話、点字による手紙等が
あり、聴覚障害者の場合においては、手紙、FAX通
信、電子通信等がある。
【0004】これに対し、視聴覚障害者のコミュニケー
ション手段としては、点字に頼るのが現在最も一般的で
あり、情報を伝える相手が近距離にいる場合にも、点字
を紙媒体に記述することが必要になっている。更に、情
報を伝える相手が遠距離にいる場合には、点字を記述し
た紙媒体を郵送する必要がある。
【0005】また、近距離の視聴覚障害者と情報伝達を
行う際に、情報を伝達する者が相手の手の甲に掌を重ね
て、一文字づつ情報を伝えるといった方法がある。この
方法では、情報をリアルタイムで相手に伝えることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法を、
視聴覚障害者の利用の面から考えると以下のような問題
点がある。
【0007】視聴覚に障害を持つ方々が、点字と紙媒
体、および郵送によって遠く離れた位置にいる相手とコ
ミュニケーション活動を行う場合には、手紙の郵送にか
かる時間がコミュニケーション活動のタイムラグとな
り、リアルタイムでのコミュニケーション活動は実現さ
れない。
【0008】一方、情報を伝達する者が掌を重ねて情報
を伝達する方法では、リアルタイムなコミュニケーショ
ン活動の実現は可能であるが、この方法は距離的に離れ
た位置にいる者同士のコミュニケーション活動の手段と
しては利用できない。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するために成
されたものであり、視聴覚障害者における、距離的に離
れた位置にいる相手とのリアルタイムなコミュニケーシ
ョン活動を実現することである。本発明の前記ならびに
その他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付
図面によって明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。通信回線とそれに接続された視聴
覚障害者が利用する端末装置とから構成され、距離的に
離れた位置に存在する視聴覚障害者同士のコミュニケー
ション通信を実現する視聴覚障害者の為のコミュニケー
ションシステムであって、前記端末装置は、点字パター
ンの入力及び出力を行う点字パターン入出力手段と、前
記点字パターンのビット列データを通信相手の端末とで
送受信処理を行う通信処理手段と、前記点字パターン入
出力手段によって入力された点字パターンの情報をビッ
ト列データに変換し、且つ前記通信処理手段により受信
したビット列データを点字パターンに変換するデータ変
換手段と、前記各手段を制御する制御手段と、通信相手
を特定する為のテーブル、操作を簡略化する為の特殊キ
ーの設定テーブル、及び送受信データを一時的に保存す
る為の記憶手段と、を備える。
【0011】また、前記端末装置に音声データの出力を
行う音声再生手段と、通信データであるビット列を前記
音声データ再生手段の再生データ形式に変換するデータ
変換手段を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる実施形態を
図面によって詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
形態にかかる視覚障害者のためのコミュニケーションシ
ステムの構成を示したブロック図である。
【0013】本実施形態の視聴覚障害者の為のコミュニ
ケーションシステムは、図1に示すように、複数台の視
聴覚障害者用コミュニケーション端末100(本実施形
態ではコミュニケーション端末100A,100Bのみ
図示してある)が通信回線200に接続された構成を取
り、それぞれの端末100は点字パターン入出力装置1
01、入出力処理部102、データ変換処理部103、
記憶部104、通信処理部105、制御部106、及び
音声再生装置107を備える。
【0014】上述したコミュニケーション端末100に
おいて、点字パターン入出力装置101は、点字パター
ンや特殊な操作に割り振られたキーにより、メッセージ
及びコミュニケーション端末の制御情報を入力したり、
さらに制御部106の指示によりデータ変換処理部10
3においてビット列から点字パターン情報に変換された
受信情報を入出力処理部102によって出力するための
装置である。
【0015】音声再生装置107は、制御部106の指
示によりデータ変換処理部103においてビット列から
音声データに変換された受信情報を入出力処理部102
によって出力するための装置である。
【0016】入出力処理部102は、制御部106の指
示に従い、データ変換処理部103に点字パターン入出
力装置101から入力された点字パターン情報を引き渡
したり、データ変換処理部103において受信データで
あるビット列を点字パターン情報、または音声データに
変換した結果を点字パターン入出力装置101、または
音声再生装置107に引き渡す処理を行う。
【0017】データ変換処理部103は、制御部106
の指示に従い入出力処理部102より引き渡された点字
パターン情報をビット列に変換し、記憶部104に引き
渡したり、記憶部104より引き渡された受信データで
あるビット列を点字パターン情報、または音声データに
変換し、入出力処理部102に引き渡す処理を行う。
【0018】記憶部104は、制御部106の指示に従
い、データ変換処理部103で点字パターン情報からビ
ット列に変換された送信データを相手側端末に送信する
際に、点字パターン入出力装置101から入力された相
手側端末のアドレスデータを基に、ユーザーネームを検
索して、相手側のユーザーアドレスを特定するためのネ
ーム・アドレス変換テーブルや、点字パターン入出力装
置101を視聴覚障害者がより使いやすいように特殊キ
ーへの機能割り振りや定型メッセージの設定を行い、点
字パターン入出力装置101から特殊キー、定型メッセ
ージが入力された際、定型メッセージ/特殊キーコード
を検索してメッセージ/実施コマンドを特定するための
コマンド変換テーブルを記憶したり、相手側端末に送信
するビット列データや相手側端末より受信したビット列
データを一時保存する。
【0019】通信処理部105は、制御部106の指示
に従い、データ変換処理部103において点字パターン
情報からビット列に変換され、記憶部104に一時保存
されたデータを記憶部104より受け取り、通信回線2
00を介して相手側端末に送信する処理を行ったり、相
手側端末より受信したビット列を、記憶部104に引き
渡す処理を行う。
【0020】制御部106は、内部に格納されたプログ
ラムにより動作し、点字パターン入出力装置101や、
入出力処理部102、データ変換処理部103、記憶部
104、通信処理部105、及び音声再生装置107に
対するデータの入出力制御や処理制御を行い、コミュニ
ケーション端末の動作を管理する部分である。
【0021】通信回線200は、コミュニケーション通
信を実施しているコミュニケーション端末100より送
信されたビット列データを、他方のコミュニケーション
端末100まで届ける回線である。
【0022】次に、上述した点字パターン入出力装置の
詳細な構成について図2に示す例を上げて説明する。
【0023】図2は、本実施形態における点字パターン
入出力装置101(視聴覚障害者が用いる点字パターン
入出力可能なキーボード)のレイアウト、特殊な機能を
割り振られたキーの配置を示す平面図である。
【0024】一般的に、点字は6つの凸で一文字が構成
されるため、点字を入力する為の点字キーボードも6つ
のキーを用いて文字を入力している。
【0025】図2に示すキーボードは、キー「S、D、
F、J、K、L」を用いて点字パターンを入出力するよ
う設定したものである。
【0026】なお、入出力に用いる6点のキーは、キー
ボード上の任意の位置のキーを用いることができる。そ
の他のキーについては、視聴覚障害者がシステムを利用
しやすいように任意の機能を設定することが可能であ
る。
【0027】ここでは、キー「R、U、A、;、V、
M」を用い、視聴覚障害者が通信機能を容易に利用でき
るように、キー「R」に通信回線接続機能、キー「U」
に通信回線切断機能、キー「A」に作成メッセージ送信
機能、キー「;」にメッセージ受信お知らせ機能、キー
「V」に通信開始及びメッセージ書き込み開始機能、キ
ー「M」にメッセージ読み込み開始機能といった機能を
それぞれ割り振ることにする。
【0028】上述のメッセージ受信お知らせ機能は、例
えば、特開平6ー11909号公報に開示されているよ
うに、メッセージ受信時に点字パターン入出力装置10
1のキー「;」を上下移動、または振動させ、指に触感
を与える機構にする。この触感によって利用者はメッセ
ージを受信したことを判断する。
【0029】次に、通信開始及びメッセージ書き込み開
始機能のキー「V」が押下された際のコミュニケーショ
ン端末100の動作について詳しく説明する。キー
「V」を押下すると、新規に通信を開始するような通信
相手を特定できない状況では、コミュニケーション端末
100は通信相手を特定する為のユーザーネームの入力
待ち状態になり、ユーザーネームを入力して再度キー
「V」を押下するまで、送信メッセージの入力待ち状態
へと遷移する。一方、受信メッセージへの返信メッセー
ジの作成時や、オンライン接続環境下のような通信相手
が容易に特定できる状況では、一回のキー「V」の押下
により送信メッセージの入力待ち状態へと遷移する。
【0030】各キーへの特殊機能の割り振りについて
は、任意の設定が可能であるが、上記、キー「;」に設
定したメッセージ受信お知らせ機能については、視聴覚
障害者が利用端末に自分宛てのメッセージが届いた事を
知る為に必ず必要となる物であり、視聴覚障害者が容易
に触れ続けていられるように、キー「;」もしくはキー
「A」に機能配置することが望ましい。
【0031】図3は、上述したネーム・アドレス変換テ
ーブルの構成例を示す図である。図3に示すように、本
実施形態のネーム・アドレス変換テーブル300は、ユ
ーザネーム301の項目とそれに対応したユーザアドレ
ス302の項目とで構成する。
【0032】図4は、上述したコマンド変換テーブルの
構成例を示す図である。図4に示すように、本実施形態
のコマンド変換テーブル400は、定型メッセージ/特
殊キーコード401の項目とそれに対応したメッセージ
/実施コマンド402の項目とで構成する。
【0033】次に、図5から図7のフローチャートに従
い、上述した本実施形態のコミュニケーションシステム
の処理手順について説明する。図5は視聴覚障害者用コ
ミュニケーション端末100Aを利用して、視聴覚障害
者Aが視聴覚障害者用コミュニケーション端末100B
を利用している視聴覚障害者Bを呼び出して、リアルタ
イムでのコミュニケーション通信を実施した場合を示し
たフローチャートである。
【0034】コミュニケーション端末100Aを視聴覚
障害者Aが利用して遠隔地のコミュニケーション端末1
00Bを呼び出し、視聴覚障害者Bとコミュニケーショ
ン通信をしようとする場合、視聴覚障害者Aはコミュニ
ケーション端末100Aに対し点字パターン入出力装置
101Aよりメッセージ書き込みキー「V」を押下し
て、通信の開始をシステムに伝える(ステップ50
1)。
【0035】これにより、コミュニケーション端末10
0Aはコマンド変換テーブル400の定型メッセージ/
特殊キーコード401を検索して、対応するメッセージ
/実施コマンド402を抽出し、これに従い処理を行う
が、この場合、メッセージ書き込みキー「V」が押下さ
れた状況において、通信相手を特定する情報がないこと
から、通信相手を特定する為のユーザーネーム301の
入力待ち状態になり、点字パターン入出力装置101A
より特殊キーであるメッセージ書き込み開始キー「V」
が再度入力されるまで点字パターン情報で表現された通
信相手を特定する為のユーザーネーム301の入力を受
け付ける。
【0036】点字パターン入出力装置101Aより、通
信相手を特定する為のユーザーネーム301が入力さ
れ、メッセージ書き込み開始キー「V」が入力される
と、コミュニケーション端末100Aは入力されたユー
ザーネーム301から通信相手を特定できることから、
通信相手のユーザーネーム301を記憶部104Aに一
時保管してメッセージ送信キー「A」が入力されるま
で、点字パターン入出力装置101Aからの点字パター
ン情報の入力をメッセージとして受け付ける(ステップ
502)。
【0037】メッセージ送信キー「A」が入力される
と、点字パターン情報で表現された通信相手のユーザー
ネーム301を基に、ネーム・アドレス(端末番号)変
換テーブル300(図3)を検索して、対応するユーザ
ーアドレス302を特定し、通信相手の利用端末がコミ
ュニケーション端末100Bであることを割り出し、コ
ミュニケーション端末100Aはコミュニケーション端
末100Bに対して、上記ステップ502で作成したメ
ッセージおよび視聴覚障害者Aのユーザーアドレスをビ
ット列に変換して送信する(ステップ503)。
【0038】上記、ステップ503までの処理におい
て、コミュニケーション端末100Aを利用している視
聴覚障害者Aが、コミュニケーション端末100Bを利
用している視聴覚障害者Bに対して、早急な返事を必要
としない、単なる連絡事項を送信した場合や、しばらく
しても視聴覚障害者Bからの返信メッセージがない場合
には、視聴覚障害者Aは、視聴覚障害者Bとのコミュニ
ケーション通信を終了する(ステップ504、50
5)。
【0039】コミュニケーション端末100Bを利用し
ている視聴覚障害者Bは、コミュニケーション端末10
0Bが視聴覚障害者B宛てのメッセージを受信した事を
確認した後、メッセージの内容を確認する(ステップ5
06)。この際のメッセージ受信〜内容確認の処理手順
(ステップ506)を詳細に説明する。
【0040】この処理は図6に示した一連の処理手順に
より実現される。まず、コミュニケーション端末100
Bが視聴覚障害者B宛てのメッセージを受信した場合、
受信データはメッセージ読み込み開始キー「M」が点字
パターン入出力装置101Bより入力されるまで、記憶
部104Bに一時的に保管され、コミュニケーション端
末100Bは利用者Bに対してメッセージの受信を知ら
せる為に点字パターン入出力装置101Bのメッセージ
受信お知らせキー「;」を出力する(ステップ60
1)。これにより、視聴覚障害者Bは、自分宛てのメッ
セージが届いたことを知り、メッセージの内容を確認す
る為に、点字パターン入出力装置101Bのメッセージ
読み込み開始キー「M」を入力する(ステップ60
2)。コミュニケーション端末100Bにメッセージ読
み込み開始キー「M」が入力されたことで、コミュニケ
ーション端末100Bは点字パターン入出力装置101
Bに対して、メッセージ送信者に関する情報とメッセー
ジ内容を、受信データが一時保管されている記憶部10
4Bより受け取り、データ変換処理部103Bで受信デ
ータをビット列より点字パターン情報へと変換した後、
入出力処理部102Bを介して点字パターン入出力装置
101Bに出力し、コミュニケーション端末100Bは
次の処理の待ち状態となる(ステップ603)。またス
テップ603において、データ変換処理部103A,1
03Bにおいてビット列から音声データへも変換し、図
1における点字パターン入出力装置101A,101B
と平行して、スピーカー等の音声再生装置107により
メッセージ内容を出力することにより、視覚のみに障害
を持つ方々にとってより利用しやすいコミュニケーショ
ン端末が実現できる。
【0041】視聴覚障害者Bは、受信メッセージの内容
を確認し回答メッセージを送る。この際、回答メッセー
ジの作成をコミュニケーション端末100Bに指示する
為、点字パターン入出力装置101Bのメッセージ書き
込みキー「V」を入力する。これにより、コミュニケー
ション端末100Bでは、受信メッセージより、通信相
手のユーザーアドレスを取得して、記憶部104Bに一
時保管し、送信メッセージの入力待ち状態になる(ステ
ップ506、507)。
【0042】視聴覚障害者Bが、メッセージを受けた際
に、コミュニケーション通信を開始する状態に無い場合
には、コミュニケーションを実施する状態に無いこと伝
えるメッセージを、コミュニケーションを開始する状態
にある場合には、コミュニケーションを開始するメッセ
ージをそれぞれ点字パターン入出力装置101Bより入
力する(ステップ508、509、510)。メッセー
ジの入力が終了したら、メッセージ送信キー「A」を入
力する。これにより、コミュニケーション端末100B
では、点字パターン入出力装置101Bより入力された
点字パターンを、入出力処理部102Bを介して、デー
タ変換処理部103Bにおいてビット列へと変換し、視
聴覚障害者Bのユーザーアドレスをつけて、記憶部10
4Bに保存されている通信相手のユーザーアドレスを基
に、通信処理部105Bからコミュニケーション端末1
00Aへとメッセージを送信する(ステップ511)。
【0043】コミュニケーション端末100Aを利用し
ている視聴覚障害者Aは、コミュニケーション端末10
0Aが視聴覚障害者A宛てのメッセージを受信した事を
確認した後、メッセージの内容を確認する(ステップ5
12)。この際のメッセージ受信〜内容確認の処理手順
(ステップ512)は、図6に示した一連の処理手順に
従う為、上記、ステップ506の説明の際の詳細説明と
類似の処理手順により実施される。
【0044】コミュニケーション端末100Bを利用し
ている視聴覚障害者Bがコミュニケーション通信不可能
な場合には、コミュニケーション端末100Aではその
まま処理を終了する(ステップ504、505)。一
方、視聴覚障害者Bがコミュニケーション通信可能な状
態にある場合、コミュニケーション端末100Aでは、
必要に応じて(リアルタイム性のより高い通信を行う場
合に)通信回線接続キー「R」を押下してコミュニケー
ション端末100Bとのオンライン通信回線の接続を行
う(ステップ513)。
【0045】視聴覚障害者Aがコミュニケーション端末
100Aよりメッセージの作成およびコミュニケーショ
ン端末100Bへの送信を行う(ステップ514)。こ
の際の処理手順(ステップ514)を詳細に説明する。
この処理は図7に示した一連の処理手順により実現され
る。まず、コミュニケーション端末100Aに対してコ
ミュニケーション端末100Bへの送信メッセージの作
成を伝えるメッセージ書き込み開始キー「V」を点字パ
ターン入出力装置101Aより入力する。これにより、
コミュニケーション端末100Aは、オンライン接続環
境下あるいは受信メッセージへの返信メッセージの作成
であることから、容易に通信相手の特定が出来る為、点
字パターン情報の入力待ち状態になる(ステップ70
1)。
【0046】メッセージを点字パターン入出力装置10
1Aより入力する(ステップ702)。メッセージの入
力が終了したら、メッセージ送信キー「A」を入力する
(ステップ703)。これにより、コミュニケーション
端末100Aでは、点字パターン入出力装置101Aよ
り入力された点字パターンを、入出力処理部102Aを
介して、データ変換処理部103Aにおいてビット列へ
と変換し、記憶部104Aを介して通信処理部105A
からコミュニケーション端末100Bへとメッセージを
送信する(ステップ704)。
【0047】コミュニケーション端末100Bを利用し
ている視聴覚障害者Bは、コミュニケーション端末10
0Bが視聴覚障害者B宛てのメッセージを受信した事を
確認した後、メッセージの内容を確認する(ステップ5
15)。この際のメッセージ受信〜内容確認の処理手順
(ステップ515)は、図6に示した一連の処理手順に
従う為、上記、ステップ506の説明の際の詳細説明と
類似の処理手順により実施される。
【0048】視聴覚障害者Bが、メッセージの内容を確
認後、返信メッセージを作成せずにコミュニケーション
通信を終了する場合、必要に応じて通信回線切断キー
「U」を押下して通信回線200の接続を切り、コミュ
ニケーション通信を終了する(ステップ516、50
5)。
【0049】視聴覚障害者Bが、メッセージの内容を確
認後、視聴覚障害者Aに対する返信メッセージを作成す
る場合、コミュニケーション端末100Bよりメッセー
ジの作成およびコミュニケーション端末100Aへの送
信を行う(ステップ516、517)。メッセージの作
成、端末100Bへの送信の処理手順(ステップ51
7)は、図7に示した一連の処理手順に従う為、上記、
ステップ514の説明の際の詳細説明と類似の処理手順
により実施される。
【0050】視聴覚障害者Bが、視聴覚障害者Aへの返
信メッセージを送信後、コミュニケーション通信を終了
する場合、必要に応じて通信回線切断キー「U」を押下
して通信回線200の接続を切り、コミュニケーション
通信を終了する(ステップ518、505)。
【0051】コミュニケーション端末100Aを利用し
ている視聴覚障害者Aは、コミュニケーション端末10
0Aが視聴覚障害者A宛てのメッセージを受信した事を
確認した後、メッセージの内容を確認する(ステップ5
19)。この際のメッセージ受信〜内容確認の処理手順
(ステップ519)は、図6に示した一連の処理手順に
従う為、上記、ステップ506の説明の際の詳細説明と
類似の処理手順により実施される。
【0052】視聴覚障害者Aが、メッセージの内容を確
認後、返信メッセージを作成せずにコミュニケーション
通信を終了する場合の処理は、上記、視聴覚障害者Bが
メッセージの内容を確認後、返信メッセージを作成せず
にコミュニケーション通信を終了する場合の処理と類似
の処理手順によって実現され(ステップ520、50
5)、視聴覚障害者Aが、視聴覚障害者Bへの返信メッ
セージを作成し、コミュニケーション通信を終了する場
合の処理についても、同様に視聴覚障害者Bが、視聴覚
障害者Aへの返信メッセージを作成し、コミュニケーシ
ョン通信を終了する場合の処理と類似の処理手順によっ
て実現される(ステップ521、522、505)。
【0053】また、コミュニケーション通信を継続する
場合の処理については、視聴覚障害者Bがコミュニケー
ション通信を継続する場合の処理と同様である(ステッ
プ522からステップ515に戻る)。
【0054】したがって、通信回線とそれに接続された
視聴覚障害者が利用する端末装置とから構成され、距離
的に離れた位置に存在する視聴覚障害者同士のコミュニ
ケーション通信を実現する視聴覚障害者の為のコミュニ
ケーションシステムであって、前記端末装置は、点字パ
ターンの入力及び出力を行う点字パターン入出力手段
と、前記点字パターンのビット列データを通信相手の端
末とで送受信処理を行う通信処理手段と、前記点字パタ
ーン入出力手段によって入力された点字パターンの情報
をビット列データに変換し、且つ前記通信処理手段によ
り受信したビット列データを点字パターンに変換するデ
ータ変換手段と、前記各手段を制御する制御手段と、通
信相手を特定する為のテーブル、操作を簡略化する為の
特殊キーの設定テーブル、及び送受信データを一時的に
保存する為の記憶手段と、を備えることにより、視聴覚
に障害を持つ方々が距離的にはなれた位置に存在する相
手とリアルタイムにコミュニケーション活動を行うこと
ができる。
【0055】これにより、距離的に離れた所に住む視聴
覚障害者間のコミュニケーション活動が実現され、障害
を持つ方々が悩みを打ち明ける相手を得ることを支援す
ることができる。そして、本発明を利用して、視聴覚障
害者の利用端末を視覚障害者、聴覚障害者、健常者の方
々の利用端末と結ぶことにより、障害者と健常者の方々
の間のコミュニケーションを現在よりも容易に、しかも
距離的制限を加えずに実現することができることから、
近年注目されている身体障害者の方々の社会参加にも有
益である。
【0056】また、図1における点字パターン入出力装
置101A,101Bと平行して、スピーカー等の出力
装置とデータ変換処理部103A,103Bにおいてビ
ット列から音声データへの変換機能を設けることによ
り、視覚のみに障害を持つ方々にとってより利用しやす
いコミュニケーション端末が実現できる。
【0057】さらに、聴覚のみに障害を持つ方々や健常
者の方々については、一般的に利用されているディスプ
レイ出力装置とキーボードによってコミュニケーション
端末を構成し、入力データをビット列に変換する機能と
ビット列をテキスト文字列に変換する機能を備えたデー
タ変換処理部をコミュニケーション端末に設けることに
より、視聴覚障害者や視覚障害者とのコミュニケーショ
ン端末を容易に構成できる。
【0058】さらに、本発明は、上記ステップ501、
502、503、504、505、506で構成される
処理の流れのように、一般的に利用されているメールシ
ステムに代表される通信システム(オフライン接続回線
を用いた通信)に限定した形式でも実現可能である。
【0059】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0060】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。視聴覚に障害を持つ方々が距離的に
はなれた位置に存在する相手とリアルタイムなコミュニ
ケーション活動を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる視覚障害者のため
のコミュニケーションシステムの構成を示したブロック
図である。
【図2】点字パターン入出力装置の構成例を示す図であ
る。
【図3】ネーム・アドレス変換テーブルの構成例を示す
図である。
【図4】コマンド変換テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図5】本実施形態のコミュニケーションシステムの処
理手順を示すフローチャートである。
【図6】メッセージ受信から内容確認までの処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】メッセージ作成から送信までの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
100…視聴覚障害者用コミュニケーション端末、10
1…点字パターン入出力装置、102…入出力処理部、
103…データ変換処理部、104…記憶部、105…
通信処理部、106…制御部、107…音声再生装置、
200…通信回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09B 21/00 // G06F 3/00 680

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線とそれに接続された視聴覚障害
    者が利用する端末装置とから構成され、距離的に離れた
    位置に存在する視聴覚障害者同士のコミュニケーション
    通信を実現する視聴覚障害者の為のコミュニケーション
    システムであって、 前記端末装置は、点字パターンの入力及び出力を行う点
    字パターン入出力手段と、 前記点字パターンのビット列データを通信相手の端末と
    で送受信処理を行う通信処理手段と、 前記点字パターン入出力手段によって入力された点字パ
    ターンの情報をビット列データに変換し、且つ前記通信
    処理手段により受信したビット列データを点字パターン
    に変換するデータ変換手段と、 前記各手段を制御する制御手段と、 通信相手を特定する為のテーブル、操作を簡略化する為
    の特殊キーの設定テーブル、及び送受信データを一時的
    に保存する為の記憶手段と、を備えることを特徴とする
    視聴覚障害者の為のコミュニケーション通信システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記述した視聴覚障害者の
    為のコミュニケーション通信システムにおいて、 前記端末装置は、音声データの出力を行う音声再生手段
    と、 通信データであるビット列を前記音声データ再生手段の
    再生データ形式に変換するデータ変換手段を備えたこと
    を特徴とする視聴覚障害者の為のコミュニケーション通
    信システム。
JP3559698A 1998-02-18 1998-02-18 視聴覚障害者の為のコミュニケーションシステム Pending JPH11232185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001024140A1 (en) * 1999-09-27 2001-04-05 Double Research & Development Co., Ltd. Finger braille system
KR101109543B1 (ko) * 2009-12-15 2012-02-06 한밭대학교 산학협력단 휴대형 실시간 전자 점자 정보의 송수신 및 출력 시스템

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WO2001024140A1 (en) * 1999-09-27 2001-04-05 Double Research & Development Co., Ltd. Finger braille system
KR101109543B1 (ko) * 2009-12-15 2012-02-06 한밭대학교 산학협력단 휴대형 실시간 전자 점자 정보의 송수신 및 출력 시스템

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