JPH11232911A - 自動車用elの発光装飾ユニット体 - Google Patents

自動車用elの発光装飾ユニット体

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JPH11232911A
JPH11232911A JP10044319A JP4431998A JPH11232911A JP H11232911 A JPH11232911 A JP H11232911A JP 10044319 A JP10044319 A JP 10044319A JP 4431998 A JP4431998 A JP 4431998A JP H11232911 A JPH11232911 A JP H11232911A
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JP
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light
emitting
electrode layer
side electrode
automobile
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JP10044319A
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Kozo Oshio
宏三 大塩
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製作が簡単で、安価な構成で所望の形象体形
状を発光面が均一な明るさで表示でき、また運転中の運
転操作に連動して発光表示させることで、その表示機能
と作用を十分に発揮できる発光装飾ユニット体を提供す
る。 【解決手段】 透光性の表面側電極層と発光層と誘電層
と背面側電極層を少なくとも積層してなるEL面発光体
2の発光側の前面に、所望形状の文字、シンボル、図
形、絵、象形像等の形象形状に遮蔽する遮蔽材4を重ね
るか、又はEL面発光体の各層を所望形状の文字、シン
ボル、図形、絵、象形像等の形象体に形成し、そのEL
面発光体の表面側電極層と背面側電極層の各電極に導電
線6をそれぞれ接続し、そのEL面発光体と遮蔽材、又
は形成したEL面発光体全体を少なくとも発光面領域を
含む面が透光性でなる樹脂体3で内包し、導電線の端部
を内包した樹脂体から突出して形成する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用のELの
発光装飾ユニット体に関するものである。
【従来の技術】自動車の発光表示装置としては、従来電
球やLEDが光源として用いられている。しかし電球や
LEDはその光源が点光源であって、その光源で面状の
発光面にして発光表示させるには、まず電球では光を拡
散させるカバー材をその光源上に覆う構成にするか、又
は導光板に光を透過して発光させる構成が必要であり、
またLEDにあっては多数のLEDを並べて、面状に発
光させる構成が必要であった。そしてその発光面を形象
体形状にして発光させるためには、電球では光源を覆う
カバー材や光を透過させる導光板自体を形象体形状に形
成するか、或いはカバー材や導光板の発光面に形象体形
状に形成した遮蔽材を重ねて発光表示させる方法のいく
つかあるが、いずれも汎用性がなく実用化されていな
い。その汎用性がなく実用化されてない原因としては、
カバー材や導光板自体を形象体形状にして設ける構成に
するのが難しく、また遮蔽材を設けた構成も電球は点光
源であって、その発光面全体を均一の明るさに発光表示
するのが難しかった。またLEDによって所望の形象体
形状に発光させるには、LEDをマトリックス状に並べ
てその形象形状に選択点灯させる方法があるが、その構
成では多数のLEDが必要で、その点灯発光させる回路
と装置は、複雑で製作も難しくかなり高い製作費を要し
た。また従来電球やLEDでストップランプと併設し
て、単純な線形状や面形状の発光形状にして表示させる
ハイマウントストップライトと呼ばれるものもあった
が、その装置で形象体形状に発光させるにはやはり前述
の理由から製作が難しく、しかも電球やLEDは装置の
厚みが必要でかさ張り、装飾表示としては1つの固定し
た発光装置にしかできにくく、そのため汎用性がなかっ
た。また電球やLEDとは別にネオン管を光源に用いる
ことも考えられるが、その光源が線状の光源であるた
め、形象体形状に発光表示させるには、前記した電球と
同様の装置が必要で、製作が難しく製作しても一つの固
定した形象体形状に発光表示させるものしかできにくか
った。また電球やLEDは点光源であって輝度が高く、
特に夜間には目が疲れやすかった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
の問題に鑑みて試作試行の上になされたもので、その解
決しようとする課題は、従来の自動車用の発光表示装置
よりも製作が簡単で、安価な構成で所望の形象体形状を
発光表示でき、しかも発光面が均一な明るさで表示でき
る発光装飾ユニット体を提供することである。また従来
の1つの固定した発光表示から、幾種類もの形象体形状
に形成した発光光源体をユニット式にして、コネクタ接
続によって挿脱して発光表示できるようにすることであ
る。また運転中の運転操作に連動して発光表示させるこ
とで、その表示機能と作用を十分に発揮できる発光装飾
ユニット体を提供することである。
【課題を解決するための手段】従来自動車用の発光表示
においては、光源自体を固定しており、その固定した光
源から発光された光を別体の部材でもって形象体形状に
発光表示させるか、或いは多数のマトリックス状に並べ
た光源を選択的に発光させる方式がとられているが、本
発明では、光源としてEL面発光体を用い、その光源自
体をユニット式にして挿脱可能にして前述の課題を解決
するもので、その構成は透光性の表面側電極層と発光層
と誘電層と背面側電極層を少なくとも積層してなるEL
面発光体の発光側の前面に、所望形状の文字、シンボ
ル、図形、絵、象形像等の形象体形状に遮蔽する遮蔽材
を重ねるか、又はEL面発光体の各層を所望形状の文
字、シンボル、図形、絵、象形像等の形象体に形成し、
そのEL面発光体の表面側電極層と背面側電極層の各電
極に導電線をそれぞれ接続し、そのEL面発光体と遮蔽
材、又は形成したEL面発光体全体を少なくとも発光面
領域を含む面が透光性でなる樹脂体で内包し、前記導電
線の端部を内包した樹脂体から突出して形成する構成で
ある。また前記導電線に挿脱して接続するコネクタにリ
ード線と駆動回路を接続し、その駆動回路を駆動させる
電源として自動車の各ランプを点灯させる電気系統回路
に接続し、その各ランプに連動して点灯発光させる構成
である。
【発明の実施の形態】本発明が実施する形態を以下に列
挙し、詳細については実施例で説明する。*EL面発光
体は分散型でも薄膜型でも構成でき、また各層を透明体
に形成して非発光時は透明状態になるEL面発光体で構
成してよい。また透光性の表面側電極層や発光層を予め
青、緑、ピンクなどの蛍光顔料等で着色したインクで有
色体に形成しておき、非発光時においてもその有色体の
色を視覚できるEL面発光体で構成してもよい。また透
光性の表面側電極層の上面と裏面に互いに異なった色を
着色しておき、非発光時は上面の色が視覚でき、発光時
は裏面の色が浮かび上がって視覚できるようにしてもよ
い。*電極パターンは裸の金属線やアルミ、銅、クロム
等の箔線や導電テープ、及び成膜した透明導電膜体等で
構成してよい。またその配線も樹脂体の表面にパターニ
ングしても、又は別体のシート材にパターニングして構
成してもよい。*EL面発光体を内包する樹脂体は、少
なくとも各発光面領域を含む面が透光性であればよく、
濁状やスモーク状でもよい。また裏面の非発光面側は透
光性でなくてもよく、例えば黒色にすれば発光面とのコ
ントラストが得られる発光表示ができる。またその素材
はフィルム状でも、数mmの厚みと剛性をもった樹脂体
でもよい。またUVカットの樹脂材で形成してもよい。
*樹脂体によるEL面発光体の内包の方法は、その接合
面を熱圧着しても接着剤で貼着してもよく、またねじ留
め等でもよい。*導電線のEL面発光体の電極面への接
続は、直接接続しても電極パターンを介して接続しても
よい。
【実施例】本発明を図面を基に説明する。図1〜図9に
示すものは、本発明の自動車用のELの発光装飾ユニッ
ト体の各実施例を示すものである。図1は、図11に示
した構造の従来一般の分散型EL面発光体によって実施
した構成を示すもので、ここでまず図11のEL面発光
体2の基本構造を説明すると、EL面発光体2は交流電
界をかけて電界発光を利用するもので、その構造は上か
ら透明な表面側電極層2a、発光層2b、誘電層2c、
背面側電極層2dが積層されており、表面側電極層2a
は透明な絶縁層2a−1の下面一帯にITO等でなる透
明導電膜層2a−2が成膜されており、この表面側電極
層2aと背面側電極層2d間に交流電界をかけることで
発光層2bでの電界発光がなされる。この表面側電極層
2aと背面側電極層2dにそれぞれ導電線6a、6bを
接続しており、この積層した厚みは約1mm程度であ
る。そして前記の透明な絶縁層2a−1は、3フッ化1
エチレンポリマー、ポリオレフィン、ポリエチレンテレ
フタレート(PET)等で形成できる。ここで実使用に
おいては、背面側電極層2dの下面に絶縁する層を適当
な厚みで積層してもよい。図1の実施例はストップライ
トに連動して、手のひらの形象体形状に発光するように
した自動車用ELの発光装飾ユニット体1の構成を示す
ものである。フィルム状の樹脂体3b面上に、やや小さ
く方形状に形成し赤く発光するEL面発光体2を載置
し、その面上に同サイズで透明な樹脂面に黒いネガティ
ブな手のひら形状に印刷した遮蔽材4を重ね、その上か
ら樹脂体3aを重ね、EL面発光体2に導電線6を接続
した状態にして、樹脂体3a、3bの接合面を互いに熱
圧着(ラミネート)して形成したものである。この構成
で、導電線6にコネクタ8を接続し、別体のコネクタ8
と着脱式にして互いに接続することで、電源供給してE
L面発光体2を点灯発光できる。(b)図はその状態を
示すもので、予めEL用の駆動回路13とリード線7に
よって接続した電源入力端子を、自動車の電気系統回路
5内のストップランプを点灯する回路に並列接続してお
き、前記コネクタ8、8を互いに接続する。この構成に
よって、運転操作でブレーキを踏むごとにストップラン
プが点灯すると同時に、EL面発光体2も点灯発光し、
その発光面から発光された赤い光は遮蔽材4の印刷され
てない部分を透過し、手のひら形状に発光表示すること
ができる。この構成でなる発光装飾ユニット体1を自動
車のリアウインドウに設置することで、後続を走る自動
車の運転手は“ストップ”という認識を赤い光と手のひ
らの形象によって官能的に知ることができる。これが従
来の電球やLEDによる単純な線状や面状に点灯発光す
る例えばハイマウントストップライトであれば、その発
光でしか知らせることができない。図2及び図5
(a)、図6、図8、図9は、図12に示すシート状で
屈曲するEL面発光体によって実施した構成を示すもの
である。まずそのEL面発光体2の基本構造を説明する
と、上から透明な表面側電極層2a、発光層2b、誘電
層2c、背面側電極層2dが積層されている。表面側電
極層2aは周端から約5mmの幅で露出する表面側電極
域2eを非発光面側に形成し、その下面は接続導電膜2
hとしてカーボン膜と銀ペーストを印刷(塗布)してい
る。また下層の背面側電極層2dの下面には透明な保護
層2gを敷層しており、背面側電極層2dの周端から約
5mmの幅で露出する背面側電極域2fを形成し、その
下面に接続導電膜2hとして銀ペーストを同様に印刷
(塗布)している。前記の保護層2gは、塩化ビニルや
シリコンなどで形成している。この表面側電極域2eと
背面側電極域2fとは約1〜2mmの幅の間隔が空いて
おり互いに絶縁している。この構成において、表面側電
極域2eの領域は非発光面となり、そこから内側の領域
が発光面となる。このEL面発光体の構成において、本
発明を実施する上ではEL面発光体2Aの表面側電極域
2eと背面側電極域2fは互いに並設されてなくてもよ
く、互いに離れた位置に適当な間隔を空けてそれぞれ設
けたものでもよい。また非発光領域である表面側電極域
2eの領域を可能な限りに最小に形成すれば、その非発
光の部位を極力視覚されにくい構成にして実施できる。
図2において、図12に示したシート状のEL面発光体
2から、手のひら形状に形成したEL面発光体2Aによ
って実施した構成を示すものである。(b)図に示すよ
うに、手のひら形状のEL面発光体2Aの非発光面側の
下端域には、非発光領域である表面側電極域2eと、そ
の上方に背面側電極域2fが露出している。そしてフィ
ルム状の樹脂体3を2つ折りにした樹脂体3bの内面上
に、予めアルミ箔でパターニングした電極パターン9
a,9bを成膜しておき、手のひら形状に形成したEL
面発光体2Aの表面側電極域2eと背面側電極域2f
が、前記電極パターン9a,9bにそれぞれ接面するよ
うにその上から載置して設ける。そして金属材でなる導
電線6a、6bを電極パターン9a,9bに接続してそ
の端部を露出させ、樹脂体3a、3bの重ねた接合面を
前実施例と同様に熱圧着(ラミネート)によって接合し
構成したものである。この構成によって突出する導電線
6a、6bにコネクタ8を接続して点灯発光できる。こ
こでEL面発光体2は発光面積が広くなるほど発光輝度
が下がるが、手のひら形状に形成したEL面発光体2A
はそのままの形状で発光表示できるため、材料の無駄も
無く前実施例の構成と比べて輝度が高く、明るく発光表
示できてしかも効率も良い。ここで形成する電極パター
ン9a、9bは、透明導電膜を成膜してパターニングし
てもよいが、Cr、Al、Cu等をスパッタリング法な
どで成膜したものや、同金属の箔線を成膜せずにパター
ニングしたままの導電膜体でもよい。また樹脂体3とは
別体のフィルム体に成膜してパターニングした透明導電
膜や導電膜体でもよい。図3は、図11に示した構造の
緑に発光するEL面発光体2を長方形状に形成し、その
発光面上にアルミ材で“Safe”の各文字体に形成し
た遮蔽材4〜4を貼設し、その全体を樹脂体3a、3b
で熱圧着し、導電線6a、6bを突出して構成したもの
である。この構成では樹脂体3aの端部の導電線6a、
6bの突出部分近傍に、凸状の嵌合部3dを形成してお
り、コの字型のコネクタ8を導電線6a、6bに差し込
むことで、凸状の嵌合部3dとコネクタ8が嵌合して容
易に抜けなくなる。この実施構成では、昼間は外来光を
遮蔽材4〜4で反射し、その“Safe”の文字体がポ
ジティブに視覚でき、夜間にはスモールランプと連動し
てEL面発光体2が発光し、その光を遮蔽材4〜4が遮
蔽するため、“Safe”の文字体がネガティブに視覚
できる。尚、遮蔽材4は樹脂体3aの裏面に印刷して形
成したインク材や、パターニングして成膜した膜材等で
構成してよく、例えばアルミ蒸着膜で構成してもよい。
図4は、円形に形成した赤色に発光するEL面発光体2
Aの中央部を、コーションマークの形状に切り抜いて形
成したもので、電気系統回路5内のバックランプの点灯
回路に並列に接続することで、コーションマーク形状を
ネガティブに発光表示して注意を促すことができる。従
来後続の自動車が特に接近している場合、後続車は前車
のバックランプが下方に設けられているため視覚できな
いが、この発光装飾ユニット体1をリアウインドウに設
置しておくことで、後続の自動車がいくら接近していて
も視覚して認識することができる。尚、この構成では導
電線6a、6bを連結するストッパー11が設けられて
おり、このストッパー11がコネクタ8に差し込む適宜
な間隙に保持すると共に、樹脂体3でストッパー11の
周囲を熱圧着して内包することで、ストッパー11と連
結した導電線6a、6bが容易に抜けなくなる役目を果
たしている。図5は、電気系統回路5内のスモールラン
プ点灯回路に接続する発光装飾ユニット体1の他の実施
例を示すものである。(a)図において、若葉マーク形
状に発光するように形成した黄色に発光するEL面発光
体2A1と、緑色に発光するEL面発光体2A2を図の
ように配設したもので、非発光面側に露出する各電極面
に透明導電膜でパターニングした電極パターン9a、9
bを接続している。従来の若葉マークは反射型であるた
め、夜間は光が当たらなければ視覚できなかったが、こ
の構成から夜間でもその発光表示面によって視覚できる
ようになる。また図3に示した一般ドライバー用の発光
装飾ユニット体1や、この実施構成のビギナードライバ
ー用の若葉マークの発光装飾ユニット体1をコネクタ8
によって挿脱して接続できるため、所望とする発光装飾
ユニット体1をユニット式にして挿脱接続が可能であ
る。従来の電球やLEDによる発光表示の構成では、所
望の発光表示体にと簡単に装着することができなかっ
た。本発明の構成によって、広告文字体を発光表示する
発光装飾ユニット体1を構成することもできる。図5
(b)図は、1つの駆動回路13から2つ以上の発光装
飾ユニット体1を発光表示する構成したものである。こ
の実施例のように青く発光する傘形状に形成したEL面
発光体2Aで構成する発光装飾ユニット体1を、スイッ
チ14によって点灯/消灯できるようにすることがで
き、例えば雨の夜にフロント側に設けたスイッチ14を
操作すれば青い傘形状を発光表示させることができる。
この構成では導電線6a、6bを直接EL面発光体2A
の電極に接続している。図6は、電気系統回路5内の駐
停車ランプ点灯回路に発光装飾ユニット体1を接続した
もので、青色に発光する砂時計の枠形状に形成したEL
面発光体2A1と、ピンク色に発光して砂形状に形成し
たEL面発光体2A2を図のように配設して発光装飾ユ
ニット体1を構成したものである。この構成により砂時
計の形象体が駐停車中駐停車ランプに連動して点滅発光
する。尚、この構成では突出する導電線6a、6bに樹
脂体3とは別体のコネクタハウジング8aを設けてお
り、駆動回路13から給電されるコネクタ8と挿脱して
接続する構成になっている。図7は、電気系統回路5内
のウインカーランプ(左)(右)点灯回路に、進行方向
を示す矢印(←)(→)で点灯発光する発光装飾ユニッ
ト体1を、それぞれ接続したものである。円形状の黒い
シート材15面上に矢印形状に形成し黄色に発光するE
L面発光体2Aを載置した構成で、この構成によって昼
間の非発光時でも黒と黄色のコントラストによって、そ
の形象をはっきり視覚することができる。この実施構成
では樹脂体3a、3bを透明な厚みのあるアクリル材で
形成し、2枚のアクリル板によってEL面発光体2Aを
挟み、その周縁を透明接着剤で接着固定している。その
他の固定方法としては4隅を螺子留めしてもよい。本実
施構成や前実施例の構成によって、EL面発光体2Aは
樹脂体3a、3bでもって内包されており、外力が直接
及ぶことがなくEL面発光体2Aがずれることがない。
また各電極面は発光時高圧になっており感電の恐れがあ
るが、樹脂体3a、3bによって電極面には直接触れら
れないため感電の恐れもない。さらに製作時において
は、非発光面側に露出する表面側電極域2eと背面側電
極域2fの各電極面への接続を、アルミや銅やクロムな
どの導電テープ材や箔線で個々に接続させることもでき
るが、各電極間どうしをひとつひとつ導電テープ材で接
続するのは非常に手間がかかって生産性が悪いし、導電
テープ材は経時劣化で剥がれ易くなり、接触不良も起こ
しやすい。本発明の構成ではEL面発光体2Aをパター
ニングした電極パターン9a、9bの面上に載置して樹
脂体3a、3bで固定するだけで接続できるため、生産
性が非常によい。ここで本発明の構成でEL面発光体2
から文字体や象形体を形成するのに、図11又は図12
に示したEL面発光体2の一面体からその形を例えばレ
ーザーやカッターによって切り抜き加工してもよいし、
又は最初からその形に各積層して製作してもよい。また
表面側電極層2a及び背面側電極層2dの各電極への接
続は、その電極層面でなる電極面でも、その電極層に接
続された電極面でもよく、そして図12に示した非発光
面側に形成して露出する表面側電極域2eや背面側電極
域2fでなる電極面でもよい。図8は、本発明の発光装
飾ユニット体1を文字形象に形成したEL面発光体2A
で構成したものである。この実施例のようにロゴタイプ
やデザイン文字を形象形状に形成したEL面発光体2A
で構成することができる。そして本実施例のような構成
では、図12に示した構造のEL面発光体2で実施する
ことで、その端部の表面側電極域2eの非発光領域を各
文字体のアンダーラインのように形成でき、そのアンダ
ーラインのように形成した領域を一体的に連結した各文
字体の共通電極にできるため、各電極への接続がとても
容易で、その発光装飾ユニット体1の製作は最も簡単で
ある。本実施例の構成ではさらにその非発光領域である
アンダーライン部分をカモフラージュして、かつ発光部
分とのコントラストが得られるようにしている。すなわ
ち前記の表面側電極域2eのおもて面側の部分と、その
下面に敷設するシート材15との色を同一色に構成する
ことで実施可能である。例えばそのおもて面側の部分を
黒色とすれば、シート材15も黒色にすれば互いに同色
であるため同一連続体に視覚でき、EL面発光体2Aの
発光面とのコントラストも最大にすることができる。こ
の実施構成では、EL面発光体2Aの表面側電極域2e
と背面側電極域2fの面に接面するように、シート材1
5の面上にアルミ箔でなる電極パターン9a、9bをパ
ターニングしており、電極パターン9bの途切れてる部
分は黒く塗装して、そのパターン面が視覚されないよう
にしている。(b)図は、EL面発光体2Aとシート材
15の両方を樹脂体3で内包して熱圧着したものである
が、熱圧着する際にその熱がEL面発光体2Aに影響す
るのを最小限に抑えることもでき、例えばシート材15
を紙材で形成して介在させればその効果は最も大きい。
他の実施構成として、所望の形象体に形成した白く発光
するEL面発光体2Aの面上に、適当な色に各部分をカ
ラープリントした透光性のシート材15を重ねる構成に
してもよいし、シート材15の面上又は樹脂体3aの内
面に、形象体形状のEL面発光体2Aの輪郭線を印刷し
ておき、重ねて発光装飾ユニット体1を構成してもよ
い。図9は、“STOP”の単語を各文字体の背面側電
極域2fを個々に分離し、表面側電極域2eの部分を一
体的に連結して形成したEL面発光体2A1〜2A4で
構成したものである。この構成で表面側電極域2eの部
分を共通電極にして接続した導電線6aと、個々に分離
した背面側電極域2f1〜2f4の各電極面に接続した
導電線6b1〜6b4へ個々に通電することで、各文字
体を独立して発光させることができる。そして導電線6
b1→6b4の順に通電していけば、“S→T→O→
P”の順に点灯発光していく。この各点灯発光させるタ
イミングは後述する図14(b)のようなタイミングチ
ャートの例で実施することもできる。尚、この実施構成
では、発光装飾ユニット体1を自動車のウインドウに設
置できるように、その実施構成としてユニット体の上部
に孔の開いた掛止部3cを設けており、また裏面の両端
部にはゴム磁石でなる係着材10を設けている。ここで
他の係着材10としては、そのほかに両面テープ、マグ
ネット、面ファスナー、吸着盤などで構成してもよい。
図10は、前記した掛止部3cや係着材10によって発
光装飾ユニット体1を、実際に自動車のリアウインドウ
に設置した状態を示すものである。各発光装飾ユニット
体1は、電気系統回路5へとコネクタ8によって着脱式
に接続されており、図13(a)に図示するように、電
気系統回路5に接続した駆動回路13からの電源供給に
よって、各発光装飾ユニット体1が運転操作で点灯する
各ランプに連動して点灯発光する。尚、電気系統回路5
への接続は、自動車のリア側の各ランプの接続回路に接
続してもよいし、自動車のフロント側のメイン制御回路
へ接続してもよい。EL面発光体2は湿度に対して非常
に弱いが、戸外に置いた自動車(特に真冬時)の中で
も、発光装飾ユニット体1が樹脂体3によって内包して
密封する構成であるため、湿度に対して非常に強くな
る。また電極面に直接触れられないため感電の防止、さ
らに樹脂体3の剛性によって屈曲に対して強度を増して
EL面発光体2Aの折れ防止や、塵埃の侵入などを防い
で汚れ防止の役目も果たすことができる。樹脂体3a、
3bの互いに接合させる面は、その周端のみでも、その
周端から内包したEL面発光体2Aの周縁まで接合させ
てもよく、そのように接合させることで、内包したEL
面発光体2Aをその位置でしっかり固定できてずれるこ
とがない。熱圧着(ラミネート)するフィルム状で透光
性の樹脂体3としては、透光性のフッ素樹脂フィルムや
ポリ3ーフッ化塩化エチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリ塩化ビニリデン等で実施でき、また白昼の太
陽の直射光で紫外線の影響を受けても、紫外線を90%
以上カットするUVカット材でなる樹脂体3で構成する
こともできる。前記の電極パターン9を形成する透明導
電膜としては、1例として酸化インジウムや酸化スズの
材料で製膜でき、酸化インジウム95%と酸化スズ5%
の成分にして実施できる。またその成膜法としてはスパ
ッタリング法や電子ビーム蒸着法やバイロゾル法、スプ
レー法などで成膜でき、また透明導電膜でなる電極パタ
ーン9a、9bの各電極面への接続は、機械的に接面す
るのみでもよいが、導電性接着剤で互いの面を接合して
もよく、導電性接着剤としては、例えばイオンケミー
(株)製の製品名G−50T、A−80T、B−30T
等で実施できる。また駆動回路13としては、DC−A
Cインバータ回路で構成でき、例として図13(b)に
示す回路で構成して実施できる。電源12としてはカー
バッテリーから電気系統回路5を経由して、各ランプに
連動して供給され、本発明の構成により、所望の発光表
示したいELの発光装飾ユニット体1をコネクタ8を差
し替えることで簡単に交換表示できる。図14は、EL
面発光体2Aの各形象体に形成した複数体を個別に点灯
させるようにした電子制御回路16の一実施例を示すも
のである。例えば“B”“e”“a”“t”“l”
“e”“s”の各文字体の形状にEL面発光体2Aを形
成して、適当な位置に並べて配置したEL面発光体2A
1〜2A7の各背面側電極層2f1〜2f7の電極面に
接続して個別に給電することで、各EL面発光体2A1
〜2A7を個別に点灯させることが可能である。ここで
個別に給電させる制御は、電子制御回路16によって所
定のタイミングでSSR(ソリッドステートリレー)の
ゲートをONさせることでなされる。(b)図はその個
別に給電するタイミングの例をいくつか挙げたものであ
る。この制御は前記の図9に示した実施構成のEL面発
光体2A1〜2A4にも、同様に電子制御回路16によ
って制御し発光表示することができる。尚、SSRとし
てトライアック等を用いても実施できる。また各EL面
発光体2Aへの点灯/消灯の信号を音楽の音圧や音量レ
ベル(デシベル)によって、適当なレベルにスレッシュ
ホールドレベルをもってきて、そのレベルを境に点灯/
消灯させる制御なども同様に実施できる。本発明は、文
字、シンボル、図形、絵、象形像等の形象体を組合わせ
て構成することもでき、また文字をいくつか組合わせ
て、ロゴタイプや広告文字体を構成して表示することも
できる。
【発明の効果】本発明は前述した構成により、従来の自
動車用の発光表示装置に比べて、本発明の発光装飾ユニ
ット体は、薄くかさ張らず、所望の文字、シンボル、図
形、絵、象形像等の形象体形状に発光表示させる製作が
簡単で、安価な構成にして発光表示できる。またその発
光表示面を均一な明るさにして表示でき、夜間その発光
表示面を見てもその光は優しい光で眩しくなくて疲れな
い。また従来の1つの固定した発光表示装置から、本発
明の発光源自体をユニット式にしたことで、幾種類もの
形象体形状に形成したユニット体を、コネクタ接続によ
って選択的に挿脱して発光表示することができるように
なる。またその発光装飾ユニット体を電気系統回路に接
続して点灯させることで、運転中の運転操作に連動して
発光表示でき、その状況に応じた発光の光とその光が示
す形象体形状の両方によって、官能的でより効果的に視
覚させることができる。そのため本発明の発光表示装置
は、従来の発光表示装置に比べてその機能と作用を遥か
に発揮できる発光装飾ユニット体を提供することができ
る。また発光装飾ユニット体を電気系統回路に接続する
ことで、不必要な時に発光表示させたり、消し忘れする
ことも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の1実施例の分解斜視図 (b)本発明の1実施例の正面図
【図2】(a)本発明の1実施例の分解斜視図 (b)本発明の1実施例の背面図 (c)本発明の1実施例の正面図
【図3】(a)本発明の1実施例の正面図 (b)本発明の1実施例の側面図
【図4】本発明の1実施例の正面図
【図5】(a)(b)本発明の1実施例の正面図
【図6】本発明の1実施例の正面図
【図7】本発明の1実施例の正面図
【図8】(a)本発明の1実施例の分解斜視図 (b)本発明の1実施例の正面図
【図9】(a)本発明の1実施例の正面図 (b)本発明の1実施例の背面図
【図10】本発明の自動車に設置した状態の正面図
【図11】従来のEL面発光体の斜視図
【図12】EL面発光体の一部拡大の斜視図
【図13】(a)本発明の1実施例の回路構成図 (b)本発明の1実施例の回路図
【図14】(a)本発明の1実施例の回路構成図 (b)本発明の1実施例のタイミングチャート
【符号の説明】
1 : ELの発光装飾ユニット体 2 : EL面発光体 2a : 表面側電極層 2a−1 : 透光性の絶縁層 2a−2 : 透明導電膜層 2b : 発光層 2c : 誘電層 2d : 背面側電極層 2e : 表面側電極域 2f : 背面側電極域 2g : 保護層 2h : 接続導電膜 2A : (形象体に形成する)EL面発光体 3 : 樹脂体 3a : (発光面側の)樹脂体 3b : (非発光面側の)樹脂体 3c : 掛止部 3d : 嵌合部 4 : 遮蔽材 5 : 電気系統回路 6 : 導電線 6a : (ELの表面側に接続する)導電線 6b : (ELの裏面側に接続する)導電線 7 : リード線 8 : コネクタ 8a : コネクタハウジング 9 : 電極パターン 9a : (ELの表面側に接続する)電極パターン 9b : (ELの裏面側に接続する)電極パターン 10 : 係着材 11 : ストッパー 12 : 電源 13 : 駆動回路 14 : スイッチ 15 : シート材 16 : 電子制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の発光表示において、透光性の表
    面側電極層(2a)と発光層(2b)と誘電層(2c)
    と背面側電極層(2d)を少なくとも積層してなるEL
    面発光体(2)の発光側の前面に、所望形状の文字、シ
    ンボル、図形、絵、象形像等の形象形状に遮蔽する遮蔽
    材(4)を重ね、そのEL面発光体(2)の表面側電極
    層(2a)と背面側電極層(2d)の各電極に導電線
    (6a)(6b)をそれぞれ接続し、そのEL面発光体
    (2)と遮蔽材(4)の全体を少なくとも発光面領域を
    含む面が透光性でなる樹脂体(3:3a、3b)で内包
    し、前記導電線(6a)(6b)の端部を内包した樹脂
    体(3:3a、3b)から突出して形成したことを特徴
    とする自動車用ELの発光装飾ユニット体。
  2. 【請求項2】 自動車の発光表示において、透光性の表
    面側電極層(2a)と発光層(2b)と誘電層(2c)
    と背面側電極層(2d)を少なくとも積層してなるEL
    面発光体(2)の各層を、所望形状の文字、シンボル、
    図形、絵、象形像等の形象体に形成し、その形成したE
    L面発光体(2A)の表面側電極層(2a)と背面側電
    極層(2d)の各電極に導電線(6a)(6b)をそれ
    ぞれ接続し、そのEL面発光体(2A)全体を少なくと
    も発光面領域を含む面が透光性でなる樹脂体(3:3
    a、3b)で内包し、前記導電線(6a)(6b)の端
    部を内包した樹脂体(3:3a、3b)から突出して形
    成したことを特徴とする自動車用ELの発光装飾ユニッ
    ト体。
  3. 【請求項3】 前記導電線(6a)(6b)に挿脱して
    接続するコネクタ(8)にリード線(7)と駆動回路
    (13)を接続し、その駆動回路(13)を駆動する電
    源(12)として自動車の各ランプを点灯させる電気系
    統回路(5)に接続し、その各ランプに連動してEL面
    発光体(2)(2A)を点灯発光させる構成にした請求
    項1又は2項記載の自動車用ELの発光装飾ユニット
    体。
  4. 【請求項4】 前記樹脂体(3)の端部にコネクタ
    (8)と嵌合する嵌合部(3d)又はコネクタハウジン
    グ(8a)を設けてなる請求項1、2又は3項記載の自
    動車用ELの発光装飾ユニット体。
  5. 【請求項5】 前記樹脂体(3)に掛止部(3c)や係
    着材(10)を設けてなる請求項1、2又は4項記載の
    自動車用ELの発光装飾ユニット体。
  6. 【請求項6】 前記自動車用ELの発光装飾ユニット体
    (1)において、EL面発光体(2A)を複数体にして
    形成し、そのEL面発光体(2A1)(2A2)・・・
    (2An)の各電極にそれぞれ所定のタイミングで給電
    する電子制御回路(16)を駆動回路(13)に接続
    し、各EL面発光体(2A1)(2A2)・・・(2A
    n)をそれぞれ所定のタイミングの信号で点灯発光させ
    るようにした請求項1〜5のいずれか1項記載の自動車
    用ELの発光装飾ユニット体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012155146A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Fujitsu Ltd 表示システム及び表示制御方法
JP2018045964A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 パイオニア株式会社 発光システム及び発光モジュール

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