JPH11233264A - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents
表示装置及びその駆動方法Info
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- JPH11233264A JPH11233264A JP10044288A JP4428898A JPH11233264A JP H11233264 A JPH11233264 A JP H11233264A JP 10044288 A JP10044288 A JP 10044288A JP 4428898 A JP4428898 A JP 4428898A JP H11233264 A JPH11233264 A JP H11233264A
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- Japan
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- light
- organic
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- light emitting
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- Electroluminescent Light Sources (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Control Of El Displays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画素開口率が高く、歩留まりが向上でき、且
つ高精細化並びに大画面化を可能にする表示装置を提供
する。 【解決手段】 第1ガラス基板14の上に、順次、表示
領域全体に亙って形成される後電極19、n型層20、
p型層21、n型層22、電子輸送層23、発光層2
4、正孔輸送層25を積層し、正孔輸送層25の上にス
トライプ状の前電極26が形成されている。このような
表示部12の後方に、画素どうしが対応する第2有機E
L素子18を備えた書き込み部13が配置されている。
このような簡単な構造とすることにより、歩留まりを大
幅に向上することができる。また、バイポーラトランジ
スタ部15は、画素領域に影響を与えないため、高開口
率化を達成することが可能となる。
つ高精細化並びに大画面化を可能にする表示装置を提供
する。 【解決手段】 第1ガラス基板14の上に、順次、表示
領域全体に亙って形成される後電極19、n型層20、
p型層21、n型層22、電子輸送層23、発光層2
4、正孔輸送層25を積層し、正孔輸送層25の上にス
トライプ状の前電極26が形成されている。このような
表示部12の後方に、画素どうしが対応する第2有機E
L素子18を備えた書き込み部13が配置されている。
このような簡単な構造とすることにより、歩留まりを大
幅に向上することができる。また、バイポーラトランジ
スタ部15は、画素領域に影響を与えないため、高開口
率化を達成することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置及びそ
の駆動方法に関し、さらに詳しくは、エレクトロルミネ
ッセンス(以下、ELという)材料を用いたディスプレ
イデバイスに関する。
の駆動方法に関し、さらに詳しくは、エレクトロルミネ
ッセンス(以下、ELという)材料を用いたディスプレ
イデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
EL材料でなる発光層を備えた表示装置としては、図1
5に示すようなものが知られている。この表示装置は、
同図に示すように、絶縁性基板1の上に複数のカソード
電極2が互いに平行をなすように形成され、これら絶縁
性基板1及びカソード電極2の上に有機EL層3が形成
され、さらに有機EL層3の上に、複数のアノード電極
4が互いに平行をなし、且つ上記したカソード電極2と
交差(直交)する方向に形成されてなる。このような表
示装置では、X−Yマトリクスを構成するカソード電極
2とアノード電極4とが交差する部分の有機EL層3を
線順次駆動して画像を表示している。しかし、このよう
な表示装置においては、カソード電極2及びアノード電
極4の数が多くなるにしたがって、1画素当たりの選択
時間(デューティH)が短くなり、表示装置として表示
に必要な輝度を得るためには、瞬間輝度を上げるため印
加電圧を高くしたり、有機EL材料の高効率化を図るな
どの方策が必要であった。しかし、印加電圧を高くする
と、有機EL材料の劣化が起こるなどの問題があった。
EL材料でなる発光層を備えた表示装置としては、図1
5に示すようなものが知られている。この表示装置は、
同図に示すように、絶縁性基板1の上に複数のカソード
電極2が互いに平行をなすように形成され、これら絶縁
性基板1及びカソード電極2の上に有機EL層3が形成
され、さらに有機EL層3の上に、複数のアノード電極
4が互いに平行をなし、且つ上記したカソード電極2と
交差(直交)する方向に形成されてなる。このような表
示装置では、X−Yマトリクスを構成するカソード電極
2とアノード電極4とが交差する部分の有機EL層3を
線順次駆動して画像を表示している。しかし、このよう
な表示装置においては、カソード電極2及びアノード電
極4の数が多くなるにしたがって、1画素当たりの選択
時間(デューティH)が短くなり、表示装置として表示
に必要な輝度を得るためには、瞬間輝度を上げるため印
加電圧を高くしたり、有機EL材料の高効率化を図るな
どの方策が必要であった。しかし、印加電圧を高くする
と、有機EL材料の劣化が起こるなどの問題があった。
【0003】また、図16に示すように、画素領域内に
スイッチング素子として薄膜トランジスタ(以下、TF
Tという)を備えてなる、アクティブマトリクスで発光
させるものが提案されている。この表示装置では、同図
に示すように、絶縁性基板5の上に、TFT6とこのT
FT6に接続された画素電極7とが各画素領域内にそれ
ぞれ形成される。このTFT6と画素電極7とが形成さ
れた絶縁性基板5の上には、有機EL層8が形成され、
この有機EL層8の上には共通電極9が形成される。
スイッチング素子として薄膜トランジスタ(以下、TF
Tという)を備えてなる、アクティブマトリクスで発光
させるものが提案されている。この表示装置では、同図
に示すように、絶縁性基板5の上に、TFT6とこのT
FT6に接続された画素電極7とが各画素領域内にそれ
ぞれ形成される。このTFT6と画素電極7とが形成さ
れた絶縁性基板5の上には、有機EL層8が形成され、
この有機EL層8の上には共通電極9が形成される。
【0004】しかしながら、上記したようにTFT6を
備えた表示装置においては、1画素内にTFT6の占有
面積があるため、有機EL層8に電界を印加して発光を
起こす面積の1画素領域に対する割合(開口率)は小さ
くなるという問題がある。また、TFT6を各画素領域
内に形成するため、製造工程が多くなり、製造コストが
かかるという問題がある。特に、この表示装置では、T
FT6が微細且つ複雑な構造であるため、歩留まりが低
いという問題がある。さらに、同一画素が次に選択・駆
動されるまでTFT6に印加される電圧は変化しないた
め、表示装置全体としての消費電力は大きいものとな
る。
備えた表示装置においては、1画素内にTFT6の占有
面積があるため、有機EL層8に電界を印加して発光を
起こす面積の1画素領域に対する割合(開口率)は小さ
くなるという問題がある。また、TFT6を各画素領域
内に形成するため、製造工程が多くなり、製造コストが
かかるという問題がある。特に、この表示装置では、T
FT6が微細且つ複雑な構造であるため、歩留まりが低
いという問題がある。さらに、同一画素が次に選択・駆
動されるまでTFT6に印加される電圧は変化しないた
め、表示装置全体としての消費電力は大きいものとな
る。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、画素
開口率が極めて高く、しかも歩留まりが向上でき、高精
細化並びに大画面化を可能にすると共に、低消費電力化
を達成でき、しかも階調表示を行うことができる表示装
置及びその駆動方法を得るにはどのような手段を講じれ
ばよいかという点にある。
開口率が極めて高く、しかも歩留まりが向上でき、高精
細化並びに大画面化を可能にすると共に、低消費電力化
を達成でき、しかも階調表示を行うことができる表示装
置及びその駆動方法を得るにはどのような手段を講じれ
ばよいかという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表示装置であって、発光手段と、該発光手段の後方に配
置され、前記発光手段から出射された光により励起され
て前記発光手段の発光を維持するキャリアの供給を可能
にする光スイッチ素子と、前記光スイッチ素子に書き込
み光を入射させる書き込み光発生手段と、を備えること
を特徴としている。
表示装置であって、発光手段と、該発光手段の後方に配
置され、前記発光手段から出射された光により励起され
て前記発光手段の発光を維持するキャリアの供給を可能
にする光スイッチ素子と、前記光スイッチ素子に書き込
み光を入射させる書き込み光発生手段と、を備えること
を特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明では、光スイッチ素子
に書き込み光を入射させることにより発光手段を発光さ
せることができる。
に書き込み光を入射させることにより発光手段を発光さ
せることができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
表示装置であって、前記発光手段は、各々所定電圧が印
加されることにより所定波長域の表示用光を発光させる
発光領域がマトリクス状に形成された第1有機EL素子
でなり、前記書き込み光発生手段は、前記第1有機EL
素子の各々の発光領域に対応する書き込み光発生領域が
マトリクス状に形成された第2有機EL素子でなり、前
記光スイッチ素子は前記第1有機EL素子の各々の発光
領域に対応して配置されていることを特徴とする。
表示装置であって、前記発光手段は、各々所定電圧が印
加されることにより所定波長域の表示用光を発光させる
発光領域がマトリクス状に形成された第1有機EL素子
でなり、前記書き込み光発生手段は、前記第1有機EL
素子の各々の発光領域に対応する書き込み光発生領域が
マトリクス状に形成された第2有機EL素子でなり、前
記光スイッチ素子は前記第1有機EL素子の各々の発光
領域に対応して配置されていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載の表示装置であって、前記光スイッチ素子
は、バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
項2に記載の表示装置であって、前記光スイッチ素子
は、バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明では、バイポーラトラ
ンジスタに書き込み光の入射が起こることにより、バイ
ポーラトランジスタにオン電流が流れるようになり、発
光手段である第1有機EL素子の発光領域を発光させる
ための電力を供給することが可能となる。
ンジスタに書き込み光の入射が起こることにより、バイ
ポーラトランジスタにオン電流が流れるようになり、発
光手段である第1有機EL素子の発光領域を発光させる
ための電力を供給することが可能となる。
【0011】請求項4記載の発明は、有機EL層を挟む
前後一対の電極間に各々所定電圧が印加されることによ
り所定波長域の表示用光を発光させる複数の発光領域が
マトリクス状に配置された第1有機EL素子と、該第1
有機EL素子の後方に配置され且つ前記第1有機EL素
子の各々の発光領域に対応して配置され、且つ光入射に
伴い対応する前記第1有機EL素子の発光領域にキャリ
アの供給を可能にするバイポーラトランジスタと、前記
第1有機EL素子の各々の発光領域に対応してマトリク
ス状に書き込み光発生領域が形成された第2有機EL素
子と、を備えた表示装置の駆動方法であって、前記一対
の電極間に1フィールドの中で、発光可能時間に発光領
域の発光のしきい値以上の駆動電圧が印加され、前記発
光可能時間以外の時間に少なくとも前記しきい値未満の
電圧が印加されることを特徴としている。
前後一対の電極間に各々所定電圧が印加されることによ
り所定波長域の表示用光を発光させる複数の発光領域が
マトリクス状に配置された第1有機EL素子と、該第1
有機EL素子の後方に配置され且つ前記第1有機EL素
子の各々の発光領域に対応して配置され、且つ光入射に
伴い対応する前記第1有機EL素子の発光領域にキャリ
アの供給を可能にするバイポーラトランジスタと、前記
第1有機EL素子の各々の発光領域に対応してマトリク
ス状に書き込み光発生領域が形成された第2有機EL素
子と、を備えた表示装置の駆動方法であって、前記一対
の電極間に1フィールドの中で、発光可能時間に発光領
域の発光のしきい値以上の駆動電圧が印加され、前記発
光可能時間以外の時間に少なくとも前記しきい値未満の
電圧が印加されることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明では、有機EL層で発
光が起こるためのしきい値電圧以上の電圧を発光可能時
間に印加し、この時間内に対応する第2有機EL素子の
書き込み光発生領域で書き込み光が発生する場合にバイ
ポーラトランジスタが励起されて第1有機EL素子の発
光が可能となる。また、しきい値未満の電圧が印加され
ることにより、第1有機EL素子の発光領域での発光は
終了する。
光が起こるためのしきい値電圧以上の電圧を発光可能時
間に印加し、この時間内に対応する第2有機EL素子の
書き込み光発生領域で書き込み光が発生する場合にバイ
ポーラトランジスタが励起されて第1有機EL素子の発
光が可能となる。また、しきい値未満の電圧が印加され
ることにより、第1有機EL素子の発光領域での発光は
終了する。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の表
示装置の駆動方法であって、前記発光可能時間内に前記
第2有機EL素子の所定の書き込み光発生領域から書き
込み光を発生させ、当該書き込み光を対応する前記バイ
ポーラトランジスタに入射させて前記有機EL層に前記
しきい値以上の駆動電圧を印加させることを特徴とす
る。
示装置の駆動方法であって、前記発光可能時間内に前記
第2有機EL素子の所定の書き込み光発生領域から書き
込み光を発生させ、当該書き込み光を対応する前記バイ
ポーラトランジスタに入射させて前記有機EL層に前記
しきい値以上の駆動電圧を印加させることを特徴とす
る。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5に記載の表示装置の駆動方法であって、前記1フィ
ールドを複数のサブフィールドに分割し、前記第2有機
EL素子の所定の書き込み光発生領域で任意の前記サブ
フィールドにタイミングを合わせて書き込み光パルスを
発生させ、前記発光可能時間内での実質発光時間を制御
することにより階調制御を行うことを特徴とする。
項5に記載の表示装置の駆動方法であって、前記1フィ
ールドを複数のサブフィールドに分割し、前記第2有機
EL素子の所定の書き込み光発生領域で任意の前記サブ
フィールドにタイミングを合わせて書き込み光パルスを
発生させ、前記発光可能時間内での実質発光時間を制御
することにより階調制御を行うことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項4〜請求項
6のいずれかに記載の表示装置の駆動方法であって、前
記第1有機EL素子は前記有機EL層を挟む前後の電極
のうち一方の電極は表示領域全体に対応する平面電極で
あり他方の電極は画素列に沿ってストライプ状に形成さ
れ、前記第2有機EL素子は書き込み用有機EL層をX
−Yマトリクスをなす対向電極で挟んでなることを特徴
とする。
6のいずれかに記載の表示装置の駆動方法であって、前
記第1有機EL素子は前記有機EL層を挟む前後の電極
のうち一方の電極は表示領域全体に対応する平面電極で
あり他方の電極は画素列に沿ってストライプ状に形成さ
れ、前記第2有機EL素子は書き込み用有機EL層をX
−Yマトリクスをなす対向電極で挟んでなることを特徴
とする。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項7記載の表
示装置の駆動方法であって、前記第1有機EL素子の他
方の電極は、順次、1サブフィールドずつ発光可能時間
の立ち上がりをスライドさせることを特徴とする。
示装置の駆動方法であって、前記第1有機EL素子の他
方の電極は、順次、1サブフィールドずつ発光可能時間
の立ち上がりをスライドさせることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る表示装置及
びその駆動方法の詳細を図面に示す実施形態に基づいて
説明する。 (実施形態1)図1は本発明に係る表示装置の実施形態
1を示す断面図である。同図中11は、表示装置を示し
ている。この表示装置11は、表示部12と書き込み部
13とから大略構成されている。表示部12は、絶縁性
基板としての第1ガラス基板14の前面に、光能動素子
としてのバイポーラトランジスタ部15と、発光素子と
しての第1有機EL素子16とが形成されて構成されて
いる。また、書き込み部13は、第2ガラス基板17の
後面に書き込み光発生手段としての第2有機EL素子1
8が形成されて構成されている。
びその駆動方法の詳細を図面に示す実施形態に基づいて
説明する。 (実施形態1)図1は本発明に係る表示装置の実施形態
1を示す断面図である。同図中11は、表示装置を示し
ている。この表示装置11は、表示部12と書き込み部
13とから大略構成されている。表示部12は、絶縁性
基板としての第1ガラス基板14の前面に、光能動素子
としてのバイポーラトランジスタ部15と、発光素子と
しての第1有機EL素子16とが形成されて構成されて
いる。また、書き込み部13は、第2ガラス基板17の
後面に書き込み光発生手段としての第2有機EL素子1
8が形成されて構成されている。
【0018】先ず、バイポーラトランジスタ部15の構
成について説明する。第1ガラス基板14の上(前面)
には、表示領域全体に亙って第2有機EL素子18(後
述)が発する光のうちのバイポーラトランジスタ部15
のp型層21(後述)を励起する波長域の光成分を透過
する透明な後電極19(カソード)が形成されている。
この後電極19としては、後述するn型層20に接する
面が少なくとも低仕事関数の材料でなり、全体として書
き込み光を透過し得るものであればよい。後電極19
は、第1ガラス基板14上に、100nm〜1000n
mの膜厚の透明な、ITO(indium tin oxide)、Zn
O−In2O3化合物や、ZnO、SnO2などの光透過
性導電層が形成され、この上に、1nm〜10nmの膜
厚の、マグネシウム(Mg)、マグネシウム合金(Mg
−In、Mg−Ag)、銀(Ag)、金(Au)、銅
(Cu)等の実質的に光透過性の高い金属層、が積層さ
れてなる2層から構成されている。
成について説明する。第1ガラス基板14の上(前面)
には、表示領域全体に亙って第2有機EL素子18(後
述)が発する光のうちのバイポーラトランジスタ部15
のp型層21(後述)を励起する波長域の光成分を透過
する透明な後電極19(カソード)が形成されている。
この後電極19としては、後述するn型層20に接する
面が少なくとも低仕事関数の材料でなり、全体として書
き込み光を透過し得るものであればよい。後電極19
は、第1ガラス基板14上に、100nm〜1000n
mの膜厚の透明な、ITO(indium tin oxide)、Zn
O−In2O3化合物や、ZnO、SnO2などの光透過
性導電層が形成され、この上に、1nm〜10nmの膜
厚の、マグネシウム(Mg)、マグネシウム合金(Mg
−In、Mg−Ag)、銀(Ag)、金(Au)、銅
(Cu)等の実質的に光透過性の高い金属層、が積層さ
れてなる2層から構成されている。
【0019】そして、後電極19の上には、表示領域全
体に亙ってn型の不純物が導入された半導体でなるn型
層20が形成されている。本実施形態においては、この
n型層20がエミッタとなる。また、n型層20の上に
は、ベースとしての比較的膜厚の薄いp型層21が接合
するように形成されている。さらに、p型層21の上に
は、コレクタとしてのn型層22が接合するように形成
されている。なお、これらの半導体層は、アモルファス
シリコン、ポリシリコンなどを順次不純物や不純物濃度
を変えて堆積により積層させる方法の他に、エピタキシ
ャル成長させて形成する方法で形成することができる。
このようにして、n−p−n構造のバイポーラトランジ
スタ部15が構成されている。なお、このバイポーラト
ランジスタ部15は、暗状態において(光量が励起する
程度より少ないとき)コレクタ−エミッタ電圧として所
定の電圧を印加してもコレクタ電流が流れるように設定
されている。そしてp型層21が光強度IO以上の光照
射を受けた場合に、p型層21内にキャリアが発生して
コレクタ−エミッタ電流が流れる特性を持つように設定
されている。このような特性をバイポーラトランジスタ
部15に持たせるために、各半導体層中の不純物濃度が
適宜設定されている。
体に亙ってn型の不純物が導入された半導体でなるn型
層20が形成されている。本実施形態においては、この
n型層20がエミッタとなる。また、n型層20の上に
は、ベースとしての比較的膜厚の薄いp型層21が接合
するように形成されている。さらに、p型層21の上に
は、コレクタとしてのn型層22が接合するように形成
されている。なお、これらの半導体層は、アモルファス
シリコン、ポリシリコンなどを順次不純物や不純物濃度
を変えて堆積により積層させる方法の他に、エピタキシ
ャル成長させて形成する方法で形成することができる。
このようにして、n−p−n構造のバイポーラトランジ
スタ部15が構成されている。なお、このバイポーラト
ランジスタ部15は、暗状態において(光量が励起する
程度より少ないとき)コレクタ−エミッタ電圧として所
定の電圧を印加してもコレクタ電流が流れるように設定
されている。そしてp型層21が光強度IO以上の光照
射を受けた場合に、p型層21内にキャリアが発生して
コレクタ−エミッタ電流が流れる特性を持つように設定
されている。このような特性をバイポーラトランジスタ
部15に持たせるために、各半導体層中の不純物濃度が
適宜設定されている。
【0020】次に、第1有機EL素子16の構成につい
て説明する。この第1有機EL素子16は、上記したn
型層22の上に、順次、電子輸送層23、発光層24、
正孔輸送層25が積層されている。本実施形態において
は、電子輸送層23はトリス(8-キノリノレート)アル
ミニウム錯体(以下、Alq3という)で形成されてい
る。また、発光層24は、ポリビニルカルバゾール(以
下、PVCzという)をバインダとして、この中に蛍光
色素としてのクマリン6と、2,5-ビス(1-ナフチル)-
オキサジアゾール(以下、BNDという)と、トリフェ
ニルジアミン誘導体としてのN,N'-ジフェニルN,N'-ビス
(3-メチル)-1,1'-ビフェニル-4,4'-ジアミン(以下、
TPDという)と、が配合されてなる。さらに、正孔輸
送層25は、TPDで形成されている。このような構成
において、電子輸送層23からは発光層24へ電子が注
入され、正孔輸送層25からは発光層24へ正孔が注入
される。そして、発光層24へ注入された電子と正孔と
が再結合することにより、前方へ向けて表示用光Aが発
生し、後方へ向けて表示用光Aと同じ波長域の帰還光B
が発生する。
て説明する。この第1有機EL素子16は、上記したn
型層22の上に、順次、電子輸送層23、発光層24、
正孔輸送層25が積層されている。本実施形態において
は、電子輸送層23はトリス(8-キノリノレート)アル
ミニウム錯体(以下、Alq3という)で形成されてい
る。また、発光層24は、ポリビニルカルバゾール(以
下、PVCzという)をバインダとして、この中に蛍光
色素としてのクマリン6と、2,5-ビス(1-ナフチル)-
オキサジアゾール(以下、BNDという)と、トリフェ
ニルジアミン誘導体としてのN,N'-ジフェニルN,N'-ビス
(3-メチル)-1,1'-ビフェニル-4,4'-ジアミン(以下、
TPDという)と、が配合されてなる。さらに、正孔輸
送層25は、TPDで形成されている。このような構成
において、電子輸送層23からは発光層24へ電子が注
入され、正孔輸送層25からは発光層24へ正孔が注入
される。そして、発光層24へ注入された電子と正孔と
が再結合することにより、前方へ向けて表示用光Aが発
生し、後方へ向けて表示用光Aと同じ波長域の帰還光B
が発生する。
【0021】以下にAlq3、PVCz、BND、TP
Dの構造式を示す。
Dの構造式を示す。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】
【0022】また、正孔輸送層25の上には、所定方向
に向けて所定間隔を介して互い平行をなす複数の前電極
26が形成されている。この前電極26は、表示用光に
対して透明性を持ち、且つ正孔輸送層25へ正孔を注入
し易い材料、例えばITO、ZnO−In203化合物な
どで形成されている。なお、前電極26の幅は画素幅と
同等であり、前電極26どうしの間隔は極力狭く設定さ
れている。このため、実効画素面積を、表示領域面積を
画素数で割って得られる理論上の画素面積に近似させる
ことができ、開口率を大幅に高くすることが可能とな
る。これは、本実施形態の構成において光能動素子であ
るバイポーラトランジスタ部15が画素面積を制限する
ことがないためである。また、本実施形態では、バイポ
ーラトランジスタ部15が表示領域全体に亙って各半導
体層を積層したものであり、フォトリソグラフィー技術
を用いたパターニング工程を特に要しないため、歩留ま
りを向上させることもできる。
に向けて所定間隔を介して互い平行をなす複数の前電極
26が形成されている。この前電極26は、表示用光に
対して透明性を持ち、且つ正孔輸送層25へ正孔を注入
し易い材料、例えばITO、ZnO−In203化合物な
どで形成されている。なお、前電極26の幅は画素幅と
同等であり、前電極26どうしの間隔は極力狭く設定さ
れている。このため、実効画素面積を、表示領域面積を
画素数で割って得られる理論上の画素面積に近似させる
ことができ、開口率を大幅に高くすることが可能とな
る。これは、本実施形態の構成において光能動素子であ
るバイポーラトランジスタ部15が画素面積を制限する
ことがないためである。また、本実施形態では、バイポ
ーラトランジスタ部15が表示領域全体に亙って各半導
体層を積層したものであり、フォトリソグラフィー技術
を用いたパターニング工程を特に要しないため、歩留ま
りを向上させることもできる。
【0023】次に、書き込み部13の構成について説明
する。第2ガラス基板17の後面の所定方向に沿って所
定間隔を介して互いに平行をなす、複数の第2有機EL
素子18が発する光のうちのバイポーラトランジスタ部
15のp型層21を励起する波長域の光成分を透過する
アノード電極27を形成する。そして、アノード電極2
7と第2ガラス基板17の後面を表示領域と対応する範
囲に亙って覆うように、順次、正孔輸送層28、発光層
29、電子輸送層30が積層されている。さらに、電子
輸送層30の後面には、上記した前電極26とそれぞれ
対応するように、前電極26に平行となる複数のカソー
ド電極31が形成されている。カソード電極31の材料
は、Mg−In、Mg−Agなどの可視光に対し不透明
な金属材料が用いられている。このカソード電極31の
幅は、前電極26の幅より狭くなるように設定されてい
る。なお、上記したアノード電極27の幅は、カソード
電極31の幅と略同一に設定されている。ここで、アノ
ード電極27とカソード電極31とは、正孔輸送層2
8、発光層29、電子輸送層29を介してX−Yマトリ
クス状に交差するものであり、この交差部分はそれぞれ
の前電極26の長手方向に沿って形成される画素領域の
中央に対応するように設定されている。なお、アノード
電極27とカソード電極31との幅を前電極26の幅よ
り狭く設定した理由は、図1に示すようにアノード電極
27とカソード電極31との交差部分で発生する後記す
る書き込み光Cの拡散を考慮したものであり、クロスト
ークの発生を抑制するためである。このような構成の書
き込み部13においては、アノード電極27とカソード
電極31との間に電界が印加されると、この交差部分の
正孔輸送層28にアノード電極27から正孔が注入さ
れ、電子輸送層30へカソード電極31から電子が注入
され、これら電子と正孔とが発光層29内で再結合して
書き込み光Cを発生させるようになっている。上記した
ようにカソード電極31は、不透明材料であるため、書
き込み光Cが後方へ出射するのを防止するとともに、第
1有機EL素子16の方向に反射する作用がある。
する。第2ガラス基板17の後面の所定方向に沿って所
定間隔を介して互いに平行をなす、複数の第2有機EL
素子18が発する光のうちのバイポーラトランジスタ部
15のp型層21を励起する波長域の光成分を透過する
アノード電極27を形成する。そして、アノード電極2
7と第2ガラス基板17の後面を表示領域と対応する範
囲に亙って覆うように、順次、正孔輸送層28、発光層
29、電子輸送層30が積層されている。さらに、電子
輸送層30の後面には、上記した前電極26とそれぞれ
対応するように、前電極26に平行となる複数のカソー
ド電極31が形成されている。カソード電極31の材料
は、Mg−In、Mg−Agなどの可視光に対し不透明
な金属材料が用いられている。このカソード電極31の
幅は、前電極26の幅より狭くなるように設定されてい
る。なお、上記したアノード電極27の幅は、カソード
電極31の幅と略同一に設定されている。ここで、アノ
ード電極27とカソード電極31とは、正孔輸送層2
8、発光層29、電子輸送層29を介してX−Yマトリ
クス状に交差するものであり、この交差部分はそれぞれ
の前電極26の長手方向に沿って形成される画素領域の
中央に対応するように設定されている。なお、アノード
電極27とカソード電極31との幅を前電極26の幅よ
り狭く設定した理由は、図1に示すようにアノード電極
27とカソード電極31との交差部分で発生する後記す
る書き込み光Cの拡散を考慮したものであり、クロスト
ークの発生を抑制するためである。このような構成の書
き込み部13においては、アノード電極27とカソード
電極31との間に電界が印加されると、この交差部分の
正孔輸送層28にアノード電極27から正孔が注入さ
れ、電子輸送層30へカソード電極31から電子が注入
され、これら電子と正孔とが発光層29内で再結合して
書き込み光Cを発生させるようになっている。上記した
ようにカソード電極31は、不透明材料であるため、書
き込み光Cが後方へ出射するのを防止するとともに、第
1有機EL素子16の方向に反射する作用がある。
【0024】図2は本実施形態の表示装置11の等価回
路図であり、図3〜図6は表示装置11の1画素に着目
して駆動原理を説明する断面説明図である。以下、図2
〜図6を用いて駆動原理を説明する。
路図であり、図3〜図6は表示装置11の1画素に着目
して駆動原理を説明する断面説明図である。以下、図2
〜図6を用いて駆動原理を説明する。
【0025】先ず、図3は書き込み部13から書き込み
光が出射されていない状態であり、表示部12から表示
用光が出射されない状態を示している。このとき、表示
部12の後電極19と前電極26との間に印加される駆
動電圧は、同図に示す(a)〜(c)のいずれかの矩形
波電圧を用いる。ここで+側はバイポーラトランジスタ
部15がオン時に有機EL素子16が発光する順バイア
ス電圧の極性であり、−側を発光しない逆バイアスの極
性としている。なお、(a)の電圧は発光可能時間内に
しきい値以上の電圧を印加後に負の電圧を印加してリフ
レッシュを行うものであり、(b)は発光可能時間内に
しきい値以上の電圧を印加し0Vの電圧でリフレッシュ
を行うものであり、(c)は発光可能時間内にしきい値
以上の電圧を印加し、しきい値未満の電圧でリフレッシ
ュを行うものである。これらの状態においては、バイポ
ーラトランジスタ部15には書き込み光Cが入射してい
ないため、p型層21は光励起されておらずバイポーラ
トランジスタ部15はオフ状態となっている。このた
め、バイポーラトランジスタ部15を介して電子輸送層
23へは電子が注入されず、第1有機EL素子16は発
光しない状態となっている。
光が出射されていない状態であり、表示部12から表示
用光が出射されない状態を示している。このとき、表示
部12の後電極19と前電極26との間に印加される駆
動電圧は、同図に示す(a)〜(c)のいずれかの矩形
波電圧を用いる。ここで+側はバイポーラトランジスタ
部15がオン時に有機EL素子16が発光する順バイア
ス電圧の極性であり、−側を発光しない逆バイアスの極
性としている。なお、(a)の電圧は発光可能時間内に
しきい値以上の電圧を印加後に負の電圧を印加してリフ
レッシュを行うものであり、(b)は発光可能時間内に
しきい値以上の電圧を印加し0Vの電圧でリフレッシュ
を行うものであり、(c)は発光可能時間内にしきい値
以上の電圧を印加し、しきい値未満の電圧でリフレッシ
ュを行うものである。これらの状態においては、バイポ
ーラトランジスタ部15には書き込み光Cが入射してい
ないため、p型層21は光励起されておらずバイポーラ
トランジスタ部15はオフ状態となっている。このた
め、バイポーラトランジスタ部15を介して電子輸送層
23へは電子が注入されず、第1有機EL素子16は発
光しない状態となっている。
【0026】次に、図4に示すように、後電極19と前
電極26との間に発光層24が発光を起こすしきい値電
圧以上の電圧が印加されたときに、書き込み部13の所
定のカソード電極31とアノード電極27との間に発光
駆動電圧を印加して書き込み光Cを出射させてp型層2
1を光励起させる。これにより、バイポーラトランジス
タ部15がオン状態となり、電子輸送層23へ電子を注
入することが可能となり、第1有機EL素子16は前方
に向けた表示用光Aと後方に向けた、バイポーラトラン
ジスタ部15のp型層21を励起する波長域を含む可視
光である帰還光Bが発生する。
電極26との間に発光層24が発光を起こすしきい値電
圧以上の電圧が印加されたときに、書き込み部13の所
定のカソード電極31とアノード電極27との間に発光
駆動電圧を印加して書き込み光Cを出射させてp型層2
1を光励起させる。これにより、バイポーラトランジス
タ部15がオン状態となり、電子輸送層23へ電子を注
入することが可能となり、第1有機EL素子16は前方
に向けた表示用光Aと後方に向けた、バイポーラトラン
ジスタ部15のp型層21を励起する波長域を含む可視
光である帰還光Bが発生する。
【0027】その後、図5に示すように、書き込み部1
3の書き込み光の発光を停止させると、表示部12では
帰還光Bがバイポーラトランジスタ部15のp型層21
が入射しているため、バイポーラトランジスタ部15は
オン状態を維持し、電極19、26間で引き続きキャリ
アの注入が行われ、第1有機EL素子16の発光を維持
することができる。
3の書き込み光の発光を停止させると、表示部12では
帰還光Bがバイポーラトランジスタ部15のp型層21
が入射しているため、バイポーラトランジスタ部15は
オン状態を維持し、電極19、26間で引き続きキャリ
アの注入が行われ、第1有機EL素子16の発光を維持
することができる。
【0028】そして、図6に示すように、後電極19と
前電極26との間の電圧を、同図(a)に示すような負
の電圧、0V、もしくは第1有機EL素子16の発光の
しきい値電圧未満の電圧のいずれかとしたときに、表示
用光Aと帰還光Bが消滅してバイポーラトランジスタ部
15はオフ状態となる。
前電極26との間の電圧を、同図(a)に示すような負
の電圧、0V、もしくは第1有機EL素子16の発光の
しきい値電圧未満の電圧のいずれかとしたときに、表示
用光Aと帰還光Bが消滅してバイポーラトランジスタ部
15はオフ状態となる。
【0029】次に、本実施形態の表示装置11の階調表
示方法について1画素に着目して図7を用いて説明す
る。ここで、同図(A)に示すように、表示装置11を
リフレッシュする時間(例えば1/50〜1/120
秒)を1フィールドと定義し、1フィールドの中で第1
有機EL素子16の発光のしきい値電圧以上が印加され
ている時間を発光可能時間と定義する。また、同図
(B)に示すように、発光可能時間をN−1(N:階調
数)で分割した時間をサブフィールドと定義する。な
お、N−1個のサブフィールドの各時間は必ずしも等し
く設定する必要はなく、第1有機EL素子16の時間応
答性に応じた重み付け配分を施すことでガンマ特性を改
善することが可能である。
示方法について1画素に着目して図7を用いて説明す
る。ここで、同図(A)に示すように、表示装置11を
リフレッシュする時間(例えば1/50〜1/120
秒)を1フィールドと定義し、1フィールドの中で第1
有機EL素子16の発光のしきい値電圧以上が印加され
ている時間を発光可能時間と定義する。また、同図
(B)に示すように、発光可能時間をN−1(N:階調
数)で分割した時間をサブフィールドと定義する。な
お、N−1個のサブフィールドの各時間は必ずしも等し
く設定する必要はなく、第1有機EL素子16の時間応
答性に応じた重み付け配分を施すことでガンマ特性を改
善することが可能である。
【0030】さて、第1有機EL素子16の後電極19
と前電極26との間には、図7(A)に示すような駆動
電圧が印加されている。これに対して、書き込み部13
側では、同図(B)に示すようないずれかのサブフィー
ルドのタイミングで光パルスを発生することができる。
同図(C)に示すように、発光可能時間内で最初の光パ
ルス1のタイミングでバイポーラトランジスタ部15へ
書き込み光を1度入射すると、同図(C)に示すように
帰還光Bによるバイポーラトランジスタ部15のオン時
間の維持により発光可能時間中の発光が可能となり、表
示光Aは発光可能時間は発光し続ける。また、同図
(D)に示すように、発光可能時間内で2番目の光パル
ス2のタイミングでバイポーラトランジスタ部15へ書
き込み光を入射するとバイポーラトランジスタ部15は
そのタイミングでオン状態になり同図(D)に示すよう
な表示光が得られる。さらに、発光可能時間のN−1番
目のタイミングで書き込み光をバイポーラトランジスタ
部15へ入射させると同図(E)のような表示光とな
る。なお、発光可能時間内のN番目のタイミングでは、
黒レベル(非点灯)の表示状態となる。このように、光
パルスの発光タイミングをN段階で変えることにより表
示光の時間を変えてN階調の表示を行うことが可能とな
る。
と前電極26との間には、図7(A)に示すような駆動
電圧が印加されている。これに対して、書き込み部13
側では、同図(B)に示すようないずれかのサブフィー
ルドのタイミングで光パルスを発生することができる。
同図(C)に示すように、発光可能時間内で最初の光パ
ルス1のタイミングでバイポーラトランジスタ部15へ
書き込み光を1度入射すると、同図(C)に示すように
帰還光Bによるバイポーラトランジスタ部15のオン時
間の維持により発光可能時間中の発光が可能となり、表
示光Aは発光可能時間は発光し続ける。また、同図
(D)に示すように、発光可能時間内で2番目の光パル
ス2のタイミングでバイポーラトランジスタ部15へ書
き込み光を入射するとバイポーラトランジスタ部15は
そのタイミングでオン状態になり同図(D)に示すよう
な表示光が得られる。さらに、発光可能時間のN−1番
目のタイミングで書き込み光をバイポーラトランジスタ
部15へ入射させると同図(E)のような表示光とな
る。なお、発光可能時間内のN番目のタイミングでは、
黒レベル(非点灯)の表示状態となる。このように、光
パルスの発光タイミングをN段階で変えることにより表
示光の時間を変えてN階調の表示を行うことが可能とな
る。
【0031】次に、表示装置11のマトリクス動作時の
制御方法について図8及び図9を用いて説明する。
制御方法について図8及び図9を用いて説明する。
【0034】図8に示すように書き込み部13は、X−
Yマトリクスで線順次駆動する。その結果、図9に示す
ようなタイミングで光パルスを発生させることが可能で
ある。なお、実際の光パルスは、上記したように表示部
12の各画素での階調表示に対応して適切なタイミング
を選択する。このような書き込み部13に対応して表示
部12の各ライン1〜k(前電極26)では、各ライン
間での階調レベルを一致させるために発光可能時間の立
ち上がりをスライドさせるように設定する。
Yマトリクスで線順次駆動する。その結果、図9に示す
ようなタイミングで光パルスを発生させることが可能で
ある。なお、実際の光パルスは、上記したように表示部
12の各画素での階調表示に対応して適切なタイミング
を選択する。このような書き込み部13に対応して表示
部12の各ライン1〜k(前電極26)では、各ライン
間での階調レベルを一致させるために発光可能時間の立
ち上がりをスライドさせるように設定する。
【0032】例えば、256階調表示するためには、発
光可能時間を255個のサブフィールドに時分割し、書
き込み部13をこのサブフィールドで線順次駆動するこ
とですべての走査線に対して等しい階調表示特性を得る
ことができる。なお、この場合のサブフィールドの時間
は、1/120×1/255=1/30600秒程度に
設定することが望ましい。この際の表示駆動電圧は、1
/30600×1/k秒ずつスライドさせる(k:走査
電極(ライン)数)。なお、図9は4階調表示の場合で
あり、光パルスの1サブフィールドは1/360秒、発
光可能時間の立ち上がりは2ライン目以降1/360×
1/kづつスライドさせている例である。
光可能時間を255個のサブフィールドに時分割し、書
き込み部13をこのサブフィールドで線順次駆動するこ
とですべての走査線に対して等しい階調表示特性を得る
ことができる。なお、この場合のサブフィールドの時間
は、1/120×1/255=1/30600秒程度に
設定することが望ましい。この際の表示駆動電圧は、1
/30600×1/k秒ずつスライドさせる(k:走査
電極(ライン)数)。なお、図9は4階調表示の場合で
あり、光パルスの1サブフィールドは1/360秒、発
光可能時間の立ち上がりは2ライン目以降1/360×
1/kづつスライドさせている例である。
【0033】以上、実施形態1の表示装置11の構成、
作用・動作、及び駆動方法について説明したが、本実施
形態では、表示部12に形成される光能動素子としての
バイポーラトランジスタ部15は画素面積に影響を与え
ないため、開口率が高くでき、実質的には開口率を10
0%に近づけることができる。また、後電極19、バイ
ポーラトランジスタ部15、第1有機EL素子16の各
有機層は、特にパターニングを要しない積層構造である
ため、従来例のようにTFTの製造工程などの繁雑な工
程を要しないため、高い歩留まりを得ることができる。
さらに、このように高い歩留まりを得ることができるた
め、大画面化に対応できるという利点がある。またさら
に、上記したように1画素内に能動素子の占有面積が無
いため、画素の高密度化を達成することが可能となる。
そして、本実施形態のような駆動方法を行うことによ
り、多階調表示が可能となる。また、本実施形態では、
有機EL素子を利用しているため例えば5〜10V程度
の低電圧駆動が可能となり、低消費電力化を達成するこ
とができる。
作用・動作、及び駆動方法について説明したが、本実施
形態では、表示部12に形成される光能動素子としての
バイポーラトランジスタ部15は画素面積に影響を与え
ないため、開口率が高くでき、実質的には開口率を10
0%に近づけることができる。また、後電極19、バイ
ポーラトランジスタ部15、第1有機EL素子16の各
有機層は、特にパターニングを要しない積層構造である
ため、従来例のようにTFTの製造工程などの繁雑な工
程を要しないため、高い歩留まりを得ることができる。
さらに、このように高い歩留まりを得ることができるた
め、大画面化に対応できるという利点がある。またさら
に、上記したように1画素内に能動素子の占有面積が無
いため、画素の高密度化を達成することが可能となる。
そして、本実施形態のような駆動方法を行うことによ
り、多階調表示が可能となる。また、本実施形態では、
有機EL素子を利用しているため例えば5〜10V程度
の低電圧駆動が可能となり、低消費電力化を達成するこ
とができる。
【0034】(実施形態2)図10は、本発明に係る表
示装置の実施形態2を示す断面図である。同図において
は書き込み部13を省略して示している。後電極19を
各画素列に対応するようにストライプ状に分離して形成
し、後電極19どうしの間に電気的に絶縁性を持つ樹脂
材料などでなる絶縁層32を介在させている。一方、前
電極26は、表示領域全体を覆うように1枚の平面電極
となっている。なお、他の構成は、上記した実施形態1
と同様である。本実施形態においては、後電極19に沿
って形成された画素列どうしの間の短絡を防止できるた
め、バイポーラトランジスタ部15の誤動作を防止する
ことができる。この場合、後電極19を図8の電極26
の1〜kのようにスライドした電圧を印加する。なお、
それ以外の作用・動作並びに効果は、上記した実施形態
1と同様であるため、その説明を省略する。
示装置の実施形態2を示す断面図である。同図において
は書き込み部13を省略して示している。後電極19を
各画素列に対応するようにストライプ状に分離して形成
し、後電極19どうしの間に電気的に絶縁性を持つ樹脂
材料などでなる絶縁層32を介在させている。一方、前
電極26は、表示領域全体を覆うように1枚の平面電極
となっている。なお、他の構成は、上記した実施形態1
と同様である。本実施形態においては、後電極19に沿
って形成された画素列どうしの間の短絡を防止できるた
め、バイポーラトランジスタ部15の誤動作を防止する
ことができる。この場合、後電極19を図8の電極26
の1〜kのようにスライドした電圧を印加する。なお、
それ以外の作用・動作並びに効果は、上記した実施形態
1と同様であるため、その説明を省略する。
【0035】(実施形態3)図11は、本発明に係る表
示装置の実施形態3を示す断面図である。同図は表示部
12のみを示するものであり、書き込み部13を省略し
たものである。本実施形態の表示装置11の構成は、上
記した実施形態1の表示装置11の前に外光の入射を抑
制する減光フィルタ33を配置した構成である。他の構
成は、上記した実施形態1と同様である。本実施形態に
おいては、減光フィルタ33が外光の入射を抑制するた
め、バイポーラトランジスタ部13が外光により光励起
されて誤動作を起こすのを防止することができる。減光
フィルタ33を紫外線に対し不透明で可視光に対し透明
である部材に設定し、さらにバイポーラトランジスタ1
5のp型層21の励起波長域を紫外線帯域に設定し、書
き込み部13の第2有機EL素子18の発光波長域を紫
外線帯域に設定し、そして、表示部12の第1有機EL
素子16の発光波長域を紫外線帯域及び可視光帯域に設
定すれば、表示部12の可視光を効率よく出射すること
ができる。なお、本実施形態における作用・同様並びに
効果は上記した実施形態1と同様である。
示装置の実施形態3を示す断面図である。同図は表示部
12のみを示するものであり、書き込み部13を省略し
たものである。本実施形態の表示装置11の構成は、上
記した実施形態1の表示装置11の前に外光の入射を抑
制する減光フィルタ33を配置した構成である。他の構
成は、上記した実施形態1と同様である。本実施形態に
おいては、減光フィルタ33が外光の入射を抑制するた
め、バイポーラトランジスタ部13が外光により光励起
されて誤動作を起こすのを防止することができる。減光
フィルタ33を紫外線に対し不透明で可視光に対し透明
である部材に設定し、さらにバイポーラトランジスタ1
5のp型層21の励起波長域を紫外線帯域に設定し、書
き込み部13の第2有機EL素子18の発光波長域を紫
外線帯域に設定し、そして、表示部12の第1有機EL
素子16の発光波長域を紫外線帯域及び可視光帯域に設
定すれば、表示部12の可視光を効率よく出射すること
ができる。なお、本実施形態における作用・同様並びに
効果は上記した実施形態1と同様である。
【0036】(実施形態4)図12は、本発明に係る表
示装置の実施形態4の表示部12を示す断面図である。
本実施形態においては、第1ガラス基板14の上にバイ
ポーラトランジスタ部15を設けた構成は上記した実施
形態1と同様である。実施形態1と異なる点は、バイポ
ーラトランジスタ部15上に形成された第1有機EL素
子16を、それぞれ画素毎に分離して形成し、それぞれ
R、G、Bの発光を行うように設定した点である。
示装置の実施形態4の表示部12を示す断面図である。
本実施形態においては、第1ガラス基板14の上にバイ
ポーラトランジスタ部15を設けた構成は上記した実施
形態1と同様である。実施形態1と異なる点は、バイポ
ーラトランジスタ部15上に形成された第1有機EL素
子16を、それぞれ画素毎に分離して形成し、それぞれ
R、G、Bの発光を行うように設定した点である。
【0037】以下、本実施形態の表示装置11における
第1有機EL素子16の構成を説明する。先ず、第1有
機EL素子16は、各画素で分離するように形成され、
それぞれがR、G、Bの発光を行うように設定され、所
定の色配列に基づいてアレイ状に配置されている。
第1有機EL素子16の構成を説明する。先ず、第1有
機EL素子16は、各画素で分離するように形成され、
それぞれがR、G、Bの発光を行うように設定され、所
定の色配列に基づいてアレイ状に配置されている。
【0038】図12に示すように、R発光を行う第1有
機EL素子16Rは、n型層22の上に、順次電子輸送
層34ET、発光層34L、正孔輸送層34HTが積層
された有機層を備えている。本実施形態においては、電
子輸送層34ETがAlq3でなる。また、発光層34
Lには、PVCz、BND、TPD、DCM1の混合層
を導入したものを用いることができる。さらに、正孔輸
送層34HTは、TPDもしくはTPDのメチル基を水
素基で置換したα−NPDで形成されている。
機EL素子16Rは、n型層22の上に、順次電子輸送
層34ET、発光層34L、正孔輸送層34HTが積層
された有機層を備えている。本実施形態においては、電
子輸送層34ETがAlq3でなる。また、発光層34
Lには、PVCz、BND、TPD、DCM1の混合層
を導入したものを用いることができる。さらに、正孔輸
送層34HTは、TPDもしくはTPDのメチル基を水
素基で置換したα−NPDで形成されている。
【0039】また、G発光を行う第1有機EL素子16
Gは、n型層22の上に、順次、電子輸送層を兼ねた発
光層35ELと正孔輸送層35HTとが積層された有機
層を備えている。本実施形態においては、発光層35E
Lが、ビス(10-ヒドロキシベンゾ[h]キノリン)化ベリ
リウム(以下、Bebq2という)でなる。また、正孔
輸送層35HTは、α−NPDで形成されている。
Gは、n型層22の上に、順次、電子輸送層を兼ねた発
光層35ELと正孔輸送層35HTとが積層された有機
層を備えている。本実施形態においては、発光層35E
Lが、ビス(10-ヒドロキシベンゾ[h]キノリン)化ベリ
リウム(以下、Bebq2という)でなる。また、正孔
輸送層35HTは、α−NPDで形成されている。
【0040】さらに、B発光を行う第1有機EL素子1
6Bは、n型層22の上に、順次、電子輸送層36E
T、発光層36L、正孔輸送層36HTが積層された有
機層を備えている。本実施形態においては、電子輸送層
36ETがAlq3で形成されている。また、発光層3
6Lには、ジスチリルアーリレン誘導体という一群の高
性能な青色発光材料である4,4'-ビス(2,2'-ジフェニル
ビミレン)ビフェニル(以下、DTVBiという)及び
4,4’−ビス(2−カルバゾールビニレン)ビフェニ
ル(以下、BCzBiという)の混合物を用いる。さら
に、正孔輸送層36HTとしては、α−NPDを用い
る。
6Bは、n型層22の上に、順次、電子輸送層36E
T、発光層36L、正孔輸送層36HTが積層された有
機層を備えている。本実施形態においては、電子輸送層
36ETがAlq3で形成されている。また、発光層3
6Lには、ジスチリルアーリレン誘導体という一群の高
性能な青色発光材料である4,4'-ビス(2,2'-ジフェニル
ビミレン)ビフェニル(以下、DTVBiという)及び
4,4’−ビス(2−カルバゾールビニレン)ビフェニ
ル(以下、BCzBiという)の混合物を用いる。さら
に、正孔輸送層36HTとしては、α−NPDを用い
る。
【0041】なお、図示しないが、前電極26に沿って
列をなす第1有機EL素子どうしの間には絶縁層が介在
され、各画素を構成する有機EL素子どうしの電気的絶
縁を保っている。また、本実施形態においては、図12
に示すように、前電極26に沿って並ぶ有機EL素子の
列どうしの間にはスリット37を形成したが、このスリ
ット37に絶縁層を充填した構造としても勿論よい。こ
のように、本実施形態においては、各有機EL素子が独
立して形成されているため、有機EL素子に誤動作が発
生するのを確実に防止することができる。
列をなす第1有機EL素子どうしの間には絶縁層が介在
され、各画素を構成する有機EL素子どうしの電気的絶
縁を保っている。また、本実施形態においては、図12
に示すように、前電極26に沿って並ぶ有機EL素子の
列どうしの間にはスリット37を形成したが、このスリ
ット37に絶縁層を充填した構造としても勿論よい。こ
のように、本実施形態においては、各有機EL素子が独
立して形成されているため、有機EL素子に誤動作が発
生するのを確実に防止することができる。
【0042】このような構成の表示装置11では、R、
G、B発光を行うことができるため、これを階調制御す
ることによりフルカラー表示が可能となる。なお、他の
作用・効果は、上記した実施形態1と同様である。ま
た、本実施形態において色純度を向上するために、R、
G、Bの各画素に対応してカラーフィルタを前方に配置
する構成としてもよい。
G、B発光を行うことができるため、これを階調制御す
ることによりフルカラー表示が可能となる。なお、他の
作用・効果は、上記した実施形態1と同様である。ま
た、本実施形態において色純度を向上するために、R、
G、Bの各画素に対応してカラーフィルタを前方に配置
する構成としてもよい。
【0043】(実施形態5)図13は、本発明に係る表
示装置の実施形態5を示す断面図である。本実施形態に
おいては、書き込み部13の第2ガラス基板17の前面
に、例えばブラックマスクに用いられる樹脂材料でなる
ピンホールマスク38を配置している。このピンホール
マスク38に開口されたピンホール38Aは、アノード
電極27とカソード電極31とが交差する書き込み光発
生部に対応して形成されている。この書き込み光発生部
に対応するバイポーラトランジスタ部15の部分にのみ
書き込み光Cを入射させ、拡散する書き込み光Cが隣接
するバイポーラトランジスタ部15に入射するのを防止
することができる。このため、バイポーラトランジスタ
部15の誤動作を確実に防止することができる。本実施
形態の表示装置11における他の構成は、上記した実施
形態1と同様である。
示装置の実施形態5を示す断面図である。本実施形態に
おいては、書き込み部13の第2ガラス基板17の前面
に、例えばブラックマスクに用いられる樹脂材料でなる
ピンホールマスク38を配置している。このピンホール
マスク38に開口されたピンホール38Aは、アノード
電極27とカソード電極31とが交差する書き込み光発
生部に対応して形成されている。この書き込み光発生部
に対応するバイポーラトランジスタ部15の部分にのみ
書き込み光Cを入射させ、拡散する書き込み光Cが隣接
するバイポーラトランジスタ部15に入射するのを防止
することができる。このため、バイポーラトランジスタ
部15の誤動作を確実に防止することができる。本実施
形態の表示装置11における他の構成は、上記した実施
形態1と同様である。
【0044】(実施形態6)図14は、本発明に係る表
示装置の実施形態6を示す断面図である。本実施形態
は、表示部13の前方に書き込み部13を配置した構成
である。本実施形態では、書き込み部13のカソード電
極31が表示用光を透過するように膜厚や材料が設定さ
れている。本実施形態では、書き込み光Cが後方の表示
部12のバイポーラトランジスタ部15に入射してバイ
ポーラトランジスタ部15をオン状態にして、これに伴
い対応する第1有機EL素子16の画素部分で発光が起
こるように設定されている。書き込み光Cは可視光以外
の波長域の光で、p型層21は、この可視光以外の波長
域の光で励起され、表示用光Aは、励起光及び可視光を
含む光が望ましい。
示装置の実施形態6を示す断面図である。本実施形態
は、表示部13の前方に書き込み部13を配置した構成
である。本実施形態では、書き込み部13のカソード電
極31が表示用光を透過するように膜厚や材料が設定さ
れている。本実施形態では、書き込み光Cが後方の表示
部12のバイポーラトランジスタ部15に入射してバイ
ポーラトランジスタ部15をオン状態にして、これに伴
い対応する第1有機EL素子16の画素部分で発光が起
こるように設定されている。書き込み光Cは可視光以外
の波長域の光で、p型層21は、この可視光以外の波長
域の光で励起され、表示用光Aは、励起光及び可視光を
含む光が望ましい。
【0045】以上、実施形態1〜実施形態6について説
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例え
ば、上記した各実施形態では、バイポーラトランジスタ
部15がn-p-n型の構成であったが、n型層20とp
型層21との間及びp型層21とn型層22との間に、
それぞれイントリンシック層を介在させてn−i−p−
i−n型の構成としてもよく、p−n−p型の構成とし
てもよい。なお、p−n−p型のバイポーラトランジス
タ部とした場合は、p型層の上に接合させる有機層は正
孔輸送性の材料層にする必要がある。
明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、
構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例え
ば、上記した各実施形態では、バイポーラトランジスタ
部15がn-p-n型の構成であったが、n型層20とp
型層21との間及びp型層21とn型層22との間に、
それぞれイントリンシック層を介在させてn−i−p−
i−n型の構成としてもよく、p−n−p型の構成とし
てもよい。なお、p−n−p型のバイポーラトランジス
タ部とした場合は、p型層の上に接合させる有機層は正
孔輸送性の材料層にする必要がある。
【0046】また、本発明の表示装置において第1有機
EL素子16の各画素から出射される光を色変換フィル
タを用いてR、G、Bなどに変える構成としても勿論よ
い。
EL素子16の各画素から出射される光を色変換フィル
タを用いてR、G、Bなどに変える構成としても勿論よ
い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、画素開口率が極めて高く、しかも歩留まり
が向上でき、高精細化並びに大画面化を可能にすると共
に、低消費電力化が達成でき、しかも階調表示を行うこ
とができる表示装置及びその駆動方法を得ることができ
る。
明によれば、画素開口率が極めて高く、しかも歩留まり
が向上でき、高精細化並びに大画面化を可能にすると共
に、低消費電力化が達成でき、しかも階調表示を行うこ
とができる表示装置及びその駆動方法を得ることができ
る。
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態1の断面図。
【図2】実施形態1の表示装置の等価回路図。
【図3】実施形態1の表示装置の駆動原理を示す説明
図。
図。
【図4】実施形態1の表示装置の駆動原理を示す説明
図。
図。
【図5】実施形態1の表示装置の駆動原理を示す説明
図。
図。
【図6】実施形態1の表示装置の駆動原理を示す説明
図。
図。
【図7】実施形態1の表示装置の駆動方法を示す波形
図。
図。
【図8】実施形態1の表示装置の説明図。
【図9】実施形態1の表示装置の駆動方法を示すタイミ
ングチャート。
ングチャート。
【図10】本発明に係る表示装置の実施形態2を示す断
面図。
面図。
【図11】本発明に係る表示装置の実施形態3を示す断
面図。
面図。
【図12】本発明に係る表示装置の実施形態4を示す断
面図。
面図。
【図13】本発明に係る表示装置の実施形態5を示す断
面図。
面図。
【図14】本発明に係る表示装置の実施形態6を示す断
面図。
面図。
【図15】従来の表示装置を示す断面図。
【図16】従来の他の表示装置を示す断面図。
11 表示装置 12 表示部 13 書き込み部 15 バイポーラトランジスタ部 16 第1有機EL素子 A 表示用光 B 帰還光 C 書き込み光
Claims (8)
- 【請求項1】 発光手段と、該発光手段の後方に配置さ
れ、前記発光手段から出射された光により励起されて前
記発光手段の発光を維持するキャリアの供給を可能にす
る光スイッチ素子と、前記光スイッチ素子に書き込み光
を入射させる書き込み光発生手段と、を備えることを特
徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記発光手段は、各々所定電圧が印加さ
れることにより所定波長域の表示用光を発光させる発光
領域がマトリクス状に形成された第1有機EL素子でな
り、前記書き込み光発生手段は、前記第1有機EL素子
の各々の発光領域に対応する書き込み光発生領域がマト
リクス状に形成された第2有機EL素子でなり、前記光
スイッチ素子は前記第1有機EL素子の各々の発光領域
に対応して配置されていることを特徴とする請求項1に
記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記光スイッチ素子は、バイポーラトラ
ンジスタであることを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の表示装置。 - 【請求項4】 有機EL層を挟む前後一対の電極間に各
々所定電圧が印加されることにより所定波長域の表示用
光を発光させる複数の発光領域がマトリクス状に配置さ
れた第1有機EL素子と、該第1有機EL素子の後方に
配置され且つ前記第1有機EL素子の各々の発光領域に
対応して配置され、且つ光入射に伴い対応する前記第1
有機EL素子の発光領域にキャリアの供給を可能にする
バイポーラトランジスタと、前記第1有機EL素子の各
々の発光領域に対応してマトリクス状に書き込み光発生
領域が形成された第2有機EL素子と、を備えた表示装
置の駆動方法であって、 前記一対の電極間に1フィールドの中で、発光可能時間
に発光領域の発光のしきい値以上の駆動電圧が印加さ
れ、前記発光可能時間以外の時間に少なくとも前記しき
い値未満の電圧が印加されることを特徴とする表示装置
の駆動方法。 - 【請求項5】 前記発光可能時間内に前記第2有機EL
素子の所定の書き込み光発生領域から書き込み光を発生
させ、当該書き込み光を対応する前記バイポーラトラン
ジスタに入射させて前記有機EL層に前記しきい値以上
の駆動電圧を印加させることを特徴とする請求項4記載
の表示装置の駆動方法。 - 【請求項6】 前記1フィールドを複数のサブフィール
ドに分割し、前記第2有機EL素子の所定の書き込み光
発生領域で任意の前記サブフィールドにタイミングを合
わせて書き込み光パルスを発生させ、前記発光可能時間
内での実質発光時間を制御することにより階調制御を行
うことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の表示
装置の駆動方法。 - 【請求項7】 前記第1有機EL素子は前記有機EL層
を挟む前後の電極のうち一方の電極は表示領域全体に対
応する平面電極であり他方の電極は画素列に沿ってスト
ライプ状に形成され、前記第2有機EL素子は書き込み
用有機EL層をX−Yマトリクスをなす対向電極で挟ん
でなることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか
に記載の表示装置の駆動方法。 - 【請求項8】 前記第1有機EL素子の他方の電極は、
順次、1サブフィールドずつ発光可能時間の立ち上がり
をスライドさせることを特徴とする請求項7記載の表示
装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10044288A JPH11233264A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 表示装置及びその駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10044288A JPH11233264A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 表示装置及びその駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11233264A true JPH11233264A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12687329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10044288A Pending JPH11233264A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 表示装置及びその駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11233264A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006003552A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 発光装置 |
| JP2006509232A (ja) * | 2002-12-04 | 2006-03-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 有機ledディスプレイ装置及びそのような装置を駆動するための方法 |
| CN110212101A (zh) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 | 发光器件及其显示屏 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP10044288A patent/JPH11233264A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006509232A (ja) * | 2002-12-04 | 2006-03-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 有機ledディスプレイ装置及びそのような装置を駆動するための方法 |
| JP2006003552A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Mitsubishi Chemicals Corp | 発光装置 |
| CN110212101A (zh) * | 2018-02-28 | 2019-09-06 | 昆山工研院新型平板显示技术中心有限公司 | 发光器件及其显示屏 |
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