JPH11233571A - 半導体装置及びアンダーフィル材並びに熱硬化性フィルム材 - Google Patents
半導体装置及びアンダーフィル材並びに熱硬化性フィルム材Info
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- JPH11233571A JPH11233571A JP10029510A JP2951098A JPH11233571A JP H11233571 A JPH11233571 A JP H11233571A JP 10029510 A JP10029510 A JP 10029510A JP 2951098 A JP2951098 A JP 2951098A JP H11233571 A JPH11233571 A JP H11233571A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】信頼性とリペア性に優れる半導体装置の提供。
【解決手段】シリコンチップと回路基板の間隙を充填硬
化した熱硬化性樹脂組成物が熱硬化性樹脂と化学結合す
る炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭化水素
化合物を有するという特徴を持たせることにある。
化した熱硬化性樹脂組成物が熱硬化性樹脂と化学結合す
る炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭化水素
化合物を有するという特徴を持たせることにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面実装半導体装置,
モジュールならびにリペア法、及びアンダーフィル材に
関する技術分野に属する。
モジュールならびにリペア法、及びアンダーフィル材に
関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】樹脂によって回路基板に固定された電子
部品の基板からのリペアに関しては、特開昭61−269318
号公報,特開平6−5664号公報に開示がある。また、Rep
airbility of underfill encapsulated Flip−Chip pac
kages IEEE,524−528,1995がある。
部品の基板からのリペアに関しては、特開昭61−269318
号公報,特開平6−5664号公報に開示がある。また、Rep
airbility of underfill encapsulated Flip−Chip pac
kages IEEE,524−528,1995がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭61−26
9318号公報のように熱可塑性樹脂を用いる方式はリペア
には優れるが、リフロー後の温度サイクル信頼性が悪い
という問題がある。また、特開平6−5664 号公報のよう
に単なる熱硬化性樹脂を用い、熱劣化によりシリコンチ
ップを取り外すリペア方法は、チップ取り外し工程で高
温と高剪断力が必要であり、大型のシリコンチップを用
いた場合、剪断力でチップが破壊してしまったり、樹脂
の回路基板を用いた場合、高温で回路基板が劣化,変形
してしまったりして有効ではない。
9318号公報のように熱可塑性樹脂を用いる方式はリペア
には優れるが、リフロー後の温度サイクル信頼性が悪い
という問題がある。また、特開平6−5664 号公報のよう
に単なる熱硬化性樹脂を用い、熱劣化によりシリコンチ
ップを取り外すリペア方法は、チップ取り外し工程で高
温と高剪断力が必要であり、大型のシリコンチップを用
いた場合、剪断力でチップが破壊してしまったり、樹脂
の回路基板を用いた場合、高温で回路基板が劣化,変形
してしまったりして有効ではない。
【0004】従って、本発明は上述した従来の問題点に
鑑みなされたもので、その目的は高い温度サイクル信頼
性を有しながら、低い温度,小さな剪断力で、また、シ
リコンチップや回路基板を損傷することなくシリコンチ
ップの取り外しが出来る半導体装置を提供することにあ
る。
鑑みなされたもので、その目的は高い温度サイクル信頼
性を有しながら、低い温度,小さな剪断力で、また、シ
リコンチップや回路基板を損傷することなくシリコンチ
ップの取り外しが出来る半導体装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
手段によって達成される。
手段によって達成される。
【0006】シリコンチップの能動面を回路基板側に向
け導電性材料を介して回路基板に電気的に接続しシリコ
ンチップと回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充填
硬化した半導体装置においてシリコンチップと回路基板
の剪断接着強度が25℃で5Mpa以上、250℃で1
Mpa以下である事を特徴とする半導体装置により達成
できる。
け導電性材料を介して回路基板に電気的に接続しシリコ
ンチップと回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充填
硬化した半導体装置においてシリコンチップと回路基板
の剪断接着強度が25℃で5Mpa以上、250℃で1
Mpa以下である事を特徴とする半導体装置により達成
できる。
【0007】これは、25℃でシリコンチップと回路基
板の剪断接着強度5Mpa以上であれば、半導体装置の
使用時にシリコンチップと回路基板は十分接着している
ため、高い信頼性を維持出来る。また、不良などの発生
によりシリコンチップを取り外す必要が生じたとき、シ
リコンチップと回路基板の剪断接着強度が250℃で1
Mpa以下であれば、250℃に加熱し、剪断力を加え
ることで、シリコンチップを損傷する事無くシリコンチ
ップの取り外しができる。また、250℃での10分以
下の加熱であれば、有機回路基板を用いても基板の劣化
や変形は少なく、十分再利用できるためである。
板の剪断接着強度5Mpa以上であれば、半導体装置の
使用時にシリコンチップと回路基板は十分接着している
ため、高い信頼性を維持出来る。また、不良などの発生
によりシリコンチップを取り外す必要が生じたとき、シ
リコンチップと回路基板の剪断接着強度が250℃で1
Mpa以下であれば、250℃に加熱し、剪断力を加え
ることで、シリコンチップを損傷する事無くシリコンチ
ップの取り外しができる。また、250℃での10分以
下の加熱であれば、有機回路基板を用いても基板の劣化
や変形は少なく、十分再利用できるためである。
【0008】この様に、シリコンチップと回路基板の剪
断接着強度が、25℃で5Mpa以上、250℃で1M
pa以下となる半導体装置は、シリコンチップと回路基
板を接着している熱硬化性樹脂組成物に熱硬化性樹脂と
化学結合する炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪
族炭化水素化合物を含有することにより達成できる。
断接着強度が、25℃で5Mpa以上、250℃で1M
pa以下となる半導体装置は、シリコンチップと回路基
板を接着している熱硬化性樹脂組成物に熱硬化性樹脂と
化学結合する炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪
族炭化水素化合物を含有することにより達成できる。
【0009】
【化10】 ―R1 R1=CnH2n+1 …(化10) 10≦n≦30(nは正数)
【0010】
【化11】 ―R1−O−R2― R1=CnH2n+1 R2=CmH2m+1 …(化11) 10≦n+m≦30(n,mは正数)
【0011】
【化12】
【0012】上記の様にして目的が達成できる理由は、
熱硬化性樹脂と化学結合した炭素原子数10以上30以
下の直鎖状脂肪族炭化水素化合物(化10),(化1
1),(化12)は熱硬化性樹脂組成物の硬化物がTg
より低温のガラス状態の時、硬化物の剪断接着強度をほ
とんど低下させないのに対し、熱硬化性樹脂組成物の硬
化物がTgより高温のゴム状態の時、硬化物の剪断接着
強度を大きく低下させるためである。
熱硬化性樹脂と化学結合した炭素原子数10以上30以
下の直鎖状脂肪族炭化水素化合物(化10),(化1
1),(化12)は熱硬化性樹脂組成物の硬化物がTg
より低温のガラス状態の時、硬化物の剪断接着強度をほ
とんど低下させないのに対し、熱硬化性樹脂組成物の硬
化物がTgより高温のゴム状態の時、硬化物の剪断接着
強度を大きく低下させるためである。
【0013】この理由は、硬化物の凝集力の強いガラス
状態では、直鎖状脂肪族炭化水素の運動は硬化物の凝集
力に拘束され、硬化物全体の接着強度にあまり影響を与
えないが、硬化物の凝集力が低下したゴム状態では、直
鎖状脂肪族炭化水素は激しく運動し、硬化物全体の接着
強度を大きく低下させるものと考えられる。
状態では、直鎖状脂肪族炭化水素の運動は硬化物の凝集
力に拘束され、硬化物全体の接着強度にあまり影響を与
えないが、硬化物の凝集力が低下したゴム状態では、直
鎖状脂肪族炭化水素は激しく運動し、硬化物全体の接着
強度を大きく低下させるものと考えられる。
【0014】この直鎖状脂肪族炭化水素化合物の炭素原
子数が10より少ない場合、ゴム状態の接着力の低下効
果がほとんどなく、炭素原子数が30より大きくなると
熱硬化性樹脂組成物に分散混練する作業性が悪くなって
しまう。このため、直鎖状脂肪族炭化水素化合物の炭素
原子数を10以上30以下にする事が望ましい。
子数が10より少ない場合、ゴム状態の接着力の低下効
果がほとんどなく、炭素原子数が30より大きくなると
熱硬化性樹脂組成物に分散混練する作業性が悪くなって
しまう。このため、直鎖状脂肪族炭化水素化合物の炭素
原子数を10以上30以下にする事が望ましい。
【0015】この様な、直鎖状脂肪族炭化水素化合物は
樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以下含有
させた時最も効果を発揮する。それは、含有量が樹脂成
分の総重量の20重量%より少ないとゴム状態の接着力
の低下効果がほとんどなく、チップ取り外し時に大きな
剪断力が必要となり、チップ損傷を招いてしまう。一
方、含有量が90重量%以上だと、ガラス状態の接着力
も低下してしまうため温度サイクル信頼性が低下してし
まうためである。
樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以下含有
させた時最も効果を発揮する。それは、含有量が樹脂成
分の総重量の20重量%より少ないとゴム状態の接着力
の低下効果がほとんどなく、チップ取り外し時に大きな
剪断力が必要となり、チップ損傷を招いてしまう。一
方、含有量が90重量%以上だと、ガラス状態の接着力
も低下してしまうため温度サイクル信頼性が低下してし
まうためである。
【0016】
【化13】 ―R1 R1=CnH2n+1 …(化13) 8≦n≦30(nは正数)
【0017】
【化14】 ―R1−O−R2― R1=CnH2n+1 R2=CmH2m+1 …(化14) 8≦n+m≦30(n,mは正数)
【0018】
【化15】
【0019】また、炭素原子数8以上30以下の直鎖状
脂肪族炭化水素(化13),(化14),(化15)を有す
るアルコキシシラン,チタネート又はアルコキシアルミ
ニウムの少なくとも1種を前記熱硬化性樹脂に化学結合
した直鎖脂肪族炭化水素化合物とともに添加することに
より硬化物のガラス状態の剪断接着強度をほとんど低下
させず、ゴム状態の剪断接着強度を大きく低下させる大
きな効果が得られる。これは、シリコンチップ表面を被
覆した直鎖状脂肪族炭化水素を有するアルコキシシラ
ン,チタネート又はアルコキシアルミニウム等と熱硬化
性樹脂に化学結合した直鎖状脂肪族炭化水素が相互作用
するためだと考えられる。
脂肪族炭化水素(化13),(化14),(化15)を有す
るアルコキシシラン,チタネート又はアルコキシアルミ
ニウムの少なくとも1種を前記熱硬化性樹脂に化学結合
した直鎖脂肪族炭化水素化合物とともに添加することに
より硬化物のガラス状態の剪断接着強度をほとんど低下
させず、ゴム状態の剪断接着強度を大きく低下させる大
きな効果が得られる。これは、シリコンチップ表面を被
覆した直鎖状脂肪族炭化水素を有するアルコキシシラ
ン,チタネート又はアルコキシアルミニウム等と熱硬化
性樹脂に化学結合した直鎖状脂肪族炭化水素が相互作用
するためだと考えられる。
【0020】しかし、直鎖状脂肪族炭化水素を有するア
ルコキシシラン,チタネート又はアルコキシアルミニウ
ム等単独では硬化物のガラス状態の剪断接着強度をほと
んど低下させず、ゴム状態の剪断接着強度を大きく低下
させる効果は見られない。あくまでも、熱硬化性樹脂に
化学結合した直鎖脂肪族炭化水素化合物の働きを助ける
働きをしているようだ。
ルコキシシラン,チタネート又はアルコキシアルミニウ
ム等単独では硬化物のガラス状態の剪断接着強度をほと
んど低下させず、ゴム状態の剪断接着強度を大きく低下
させる効果は見られない。あくまでも、熱硬化性樹脂に
化学結合した直鎖脂肪族炭化水素化合物の働きを助ける
働きをしているようだ。
【0021】熱硬化性樹脂組成物としては、エポキシ樹
脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,マレイミド樹脂,
フェノール樹脂などが利用出来る。これらの樹脂は単独
で用いられる他、2種以上混合して用いることが出来
る。また、無機充填材を混合して低熱膨張化を図ること
でシリコンチップと回路基板の熱応力を緩和し、温度サ
イクル信頼性を向上することが出来る。さらに、ゴム成
分を添加して低弾性率化を図ることでもシリコンチップ
と回路基板の熱応力を緩和し、温度サイクル信頼性を向
上することが出来る。
脂,アクリル樹脂,ポリイミド樹脂,マレイミド樹脂,
フェノール樹脂などが利用出来る。これらの樹脂は単独
で用いられる他、2種以上混合して用いることが出来
る。また、無機充填材を混合して低熱膨張化を図ること
でシリコンチップと回路基板の熱応力を緩和し、温度サ
イクル信頼性を向上することが出来る。さらに、ゴム成
分を添加して低弾性率化を図ることでもシリコンチップ
と回路基板の熱応力を緩和し、温度サイクル信頼性を向
上することが出来る。
【0022】本発明における半導体装置をリペアする方
法として、例えば図3(a)ないし(d)に示すようにシ
リコンチップを取り外す方法には、シリコンチップを2
50℃に加熱してシリコンチップの中心を軸として回転
の剪断力をかけて取り外す方法,シリコンチップを加熱
してシリコンチップの側面から基板と水平方向に剪断力
をかけて取り外す方法などがある。シリコンチップを取
り外した後、基板側に残った樹脂を研磨し平坦化し、そ
の上に新しいシリコンチップを搭載する。
法として、例えば図3(a)ないし(d)に示すようにシ
リコンチップを取り外す方法には、シリコンチップを2
50℃に加熱してシリコンチップの中心を軸として回転
の剪断力をかけて取り外す方法,シリコンチップを加熱
してシリコンチップの側面から基板と水平方向に剪断力
をかけて取り外す方法などがある。シリコンチップを取
り外した後、基板側に残った樹脂を研磨し平坦化し、そ
の上に新しいシリコンチップを搭載する。
【0023】この様に本発明の半導体装置は通常の使用
では高い温度サイクル信頼性を維持する事が出来、25
0℃に加熱することで容易にチップの取り外しを行うこ
とが出来る。
では高い温度サイクル信頼性を維持する事が出来、25
0℃に加熱することで容易にチップの取り外しを行うこ
とが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】実施例1 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0025】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
4を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化
条件は150℃1時間とした。
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
4を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化
条件は150℃1時間とした。
【0026】熱硬化性樹脂組成物はビスフェノールFジ
グリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化
水素化合物を有する無水トドデセニルコハク酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部添加し調製した。
グリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化
水素化合物を有する無水トドデセニルコハク酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部添加し調製した。
【0027】実施例2 実施例1において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0028】実施例3 シリコンチップ1には外形10×10mmのシリコンチッ
プの電極に直径80μmの半田バンプ電極2を中心間隔
160μmで形成したものを用いた。また回路基板には
ガラスエポキシ基板3のFR4の2層のものを用いた。
プの電極に直径80μmの半田バンプ電極2を中心間隔
160μmで形成したものを用いた。また回路基板には
ガラスエポキシ基板3のFR4の2層のものを用いた。
【0029】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条
件は150℃1時間とした。
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条
件は150℃1時間とした。
【0030】熱硬化性樹脂組成物4はビスフェノールF
ジグリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭
化水素化合物を有する無水トドデセニルコハク酸を等量
比1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカ
を60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1
重量部、味の素株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪
族炭化水素を有するチタネートのプレンアクトKR T
TSを球形シリカに対し1重量部添加し調製した。
ジグリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭
化水素化合物を有する無水トドデセニルコハク酸を等量
比1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカ
を60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1
重量部、味の素株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪
族炭化水素を有するチタネートのプレンアクトKR T
TSを球形シリカに対し1重量部添加し調製した。
【0031】実施例4 実施例2において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0032】実施例5 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0033】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
4を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化
条件は150℃1時間とした。
1の半田バンプ電極2を回路基板のランドに位置合わせ
しIRリフローにより半田接続した後、電子部品と回路
基板の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物
4を充填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化
条件は150℃1時間とした。
【0034】熱硬化性樹脂組成物の調製は以下の方法で
行った。即ち、熱硬化性樹脂組成物はP−アミノフェノ
ールトリグリシジルエーテル及び炭素原子数10の直鎖
脂肪族炭化水素化合物を有するデシルグリシジルエーテ
ルを重量比1:2で混合し、この系に等量比で1:0.
95になるよう無水メチルナジック酸を添加し、更にイ
ミダゾール系硬化促進剤2E4MZ−CNをエポキシ樹
脂に対し1重量部添加した。さらに、平均粒径4μmの
球形シリカを60重量%、味の素株式会社製の炭素原子
数16の直鎖脂肪族アルコキシ基を有するチタネートの
プレンアクトKR 338Xを球形シリカに対し1重量
部添加し調製した。
行った。即ち、熱硬化性樹脂組成物はP−アミノフェノ
ールトリグリシジルエーテル及び炭素原子数10の直鎖
脂肪族炭化水素化合物を有するデシルグリシジルエーテ
ルを重量比1:2で混合し、この系に等量比で1:0.
95になるよう無水メチルナジック酸を添加し、更にイ
ミダゾール系硬化促進剤2E4MZ−CNをエポキシ樹
脂に対し1重量部添加した。さらに、平均粒径4μmの
球形シリカを60重量%、味の素株式会社製の炭素原子
数16の直鎖脂肪族アルコキシ基を有するチタネートの
プレンアクトKR 338Xを球形シリカに対し1重量
部添加し調製した。
【0035】実施例6 実施例5において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0036】実施例7 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0037】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
80℃1時間,180℃1時間とした。
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
80℃1時間,180℃1時間とした。
【0038】熱硬化性樹脂組成物の調製は以下の方法で
行った。熱硬化性樹脂組成物は3,4−エポキシシクロ
ヒキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカル
ボキシレートに炭素原子数22の直鎖脂肪族炭化水素化
合物を有するベヘニルメタクリレートを重量比1:1で
混合した系に、スルホニュムス塩系のカチオン重合開始
剤SI−100L(三新化学研究所製)をエポキシ樹脂
に対し2重量部、平均粒径4μmの球形シリカを60重
量%、味の素株式会社製の炭素原子数26の直鎖脂肪族
アルコキシ基を有するチタネートのプレンアクトKR
46Bを球形シリカに対し1重量部添加し調製した。
行った。熱硬化性樹脂組成物は3,4−エポキシシクロ
ヒキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカル
ボキシレートに炭素原子数22の直鎖脂肪族炭化水素化
合物を有するベヘニルメタクリレートを重量比1:1で
混合した系に、スルホニュムス塩系のカチオン重合開始
剤SI−100L(三新化学研究所製)をエポキシ樹脂
に対し2重量部、平均粒径4μmの球形シリカを60重
量%、味の素株式会社製の炭素原子数26の直鎖脂肪族
アルコキシ基を有するチタネートのプレンアクトKR
46Bを球形シリカに対し1重量部添加し調製した。
【0039】実施例8 実施例7において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0040】実施例9 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0041】図2(a),(b),(c)のように以下の
方法で調整した熱硬化性フィルム材5を回路基板上に仮
置きし、その後金バンプの付いたシリコンチップ1を回
路基板に荷重を掛けながら加熱し、シリコンチップと回
路基板の電気接続と熱硬化性フィルム材5の硬化を同時
に行った。なお、硬化条件は180℃3分で行った。熱
硬化性フィルム材5はビスフェノールFジグリシジルエ
ーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化水素化合物を
有する無水トドデセニルコハク酸を等量比1:0.95
で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを60重量%、
2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重量部、味の素
株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪族炭化水素を有
するチタネートのプレンアクトKR TTSを球形シリ
カに対し1重量部添加し組成物を軟化温度が60℃以上
になるまで熱硬化反応を進行させ、その後、ラミネート
処理を行い厚さ80μmになるよう調整した。
方法で調整した熱硬化性フィルム材5を回路基板上に仮
置きし、その後金バンプの付いたシリコンチップ1を回
路基板に荷重を掛けながら加熱し、シリコンチップと回
路基板の電気接続と熱硬化性フィルム材5の硬化を同時
に行った。なお、硬化条件は180℃3分で行った。熱
硬化性フィルム材5はビスフェノールFジグリシジルエ
ーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化水素化合物を
有する無水トドデセニルコハク酸を等量比1:0.95
で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを60重量%、
2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重量部、味の素
株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪族炭化水素を有
するチタネートのプレンアクトKR TTSを球形シリ
カに対し1重量部添加し組成物を軟化温度が60℃以上
になるまで熱硬化反応を進行させ、その後、ラミネート
処理を行い厚さ80μmになるよう調整した。
【0042】実施例10 実施例9において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0043】実施例11 シリコンチップ1には外形10×10mmのシリコンチッ
プの電極に直径80μmの金バンプ電極6を中心間隔1
60μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガ
ラスエポキシ基板3のFR4の2層のものを用いた。
プの電極に直径80μmの金バンプ電極6を中心間隔1
60μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガ
ラスエポキシ基板3のFR4の2層のものを用いた。
【0044】図2(a)〜(c)のように以下の方法で
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
【0045】熱硬化性フィルム材はP−アミノフェノー
ルトリグリシジルエーテル及び炭素原子数10の直鎖脂
肪族炭化水素化合物を有するデシルグリシジルエーテル
を重量比1:2で混合し、この系に等量比で1:0.9
5 になるよう無水メチルナジック酸を添加し、更にイ
ミダゾール系硬化促進剤2E4MZ−CNをエポキシ樹
脂に対し1重量部添加した。さらに、平均粒径4μmの
球形シリカを60重量%、味の素株式会社製の炭素原子
数16の直鎖脂肪族アルコキシ基を有するチタネートの
プレンアクトKR 338Xを球形シリカに対し1重量
部添加し組成物を軟化温度が60℃以上になるまで熱硬
化反応を進行させ、その後、ラミネート処理を行い厚さ
80μmになるよう調整した。
ルトリグリシジルエーテル及び炭素原子数10の直鎖脂
肪族炭化水素化合物を有するデシルグリシジルエーテル
を重量比1:2で混合し、この系に等量比で1:0.9
5 になるよう無水メチルナジック酸を添加し、更にイ
ミダゾール系硬化促進剤2E4MZ−CNをエポキシ樹
脂に対し1重量部添加した。さらに、平均粒径4μmの
球形シリカを60重量%、味の素株式会社製の炭素原子
数16の直鎖脂肪族アルコキシ基を有するチタネートの
プレンアクトKR 338Xを球形シリカに対し1重量
部添加し組成物を軟化温度が60℃以上になるまで熱硬
化反応を進行させ、その後、ラミネート処理を行い厚さ
80μmになるよう調整した。
【0046】実施例12 実施例11において外形20×20mmのシリコンチップ
を用いたもの。
を用いたもの。
【0047】実施例13 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0048】図2(a)〜(c)のように以下の方法で
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
【0049】熱硬化性フィルム材は3,4−エポキシシ
クロヒキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサン
カルボキシレートに炭素原子数22の直鎖脂肪族炭化水
素化合物を有するベヘニルメタクリレートを重量比1:
1で混合した系に、スルホニウムス塩系のカチオン重合
開始剤SI−100L(三新化学研究所製)をエポキシ
樹脂に対し2重量部、平均粒径4μmの球形シリカを6
0重量%、味の素株式会社製の炭素原子数26の直鎖脂
肪族アルコキシ基を有するチタネートのプレンアクトK
R 46Bを球形シリカに対し1重量部添加し組成物を
軟化温度が60℃以上になるまで熱硬化反応を進行さ
せ、その後、ラミネート処理を行い厚さ80μmになる
よう調整した。
クロヒキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサン
カルボキシレートに炭素原子数22の直鎖脂肪族炭化水
素化合物を有するベヘニルメタクリレートを重量比1:
1で混合した系に、スルホニウムス塩系のカチオン重合
開始剤SI−100L(三新化学研究所製)をエポキシ
樹脂に対し2重量部、平均粒径4μmの球形シリカを6
0重量%、味の素株式会社製の炭素原子数26の直鎖脂
肪族アルコキシ基を有するチタネートのプレンアクトK
R 46Bを球形シリカに対し1重量部添加し組成物を
軟化温度が60℃以上になるまで熱硬化反応を進行さ
せ、その後、ラミネート処理を行い厚さ80μmになる
よう調整した。
【0050】実施例14 実施例11において外形20×20mmのシリコンチップ
を用いたもの。
を用いたもの。
【0051】実施例15 実施例1〜14,比較例1〜6で作成した半導体装置の
剪断接着強度は以下の方法で測定した。
剪断接着強度は以下の方法で測定した。
【0052】25℃の剪断接着強度の測定は次の用にし
て行った。
て行った。
【0053】シリコンチップの上面を構造用接着剤でス
テンレス製の支持金属に接着させた。回路基板側も同様
支持金属に接着させた。支持金属を引っ張り試験機に取
り付け剪断力をかけた。十分強力な構造用接着剤(住友
スリーエム(株)スコッチ・ウエルドsw−2214
等)を用いるとシリコンチップと回路基板の間隙で剪断
破壊した。この時の荷重をシリコンチップと回路基板の
接着面積で割って25℃の剪断接着強度とした。
テンレス製の支持金属に接着させた。回路基板側も同様
支持金属に接着させた。支持金属を引っ張り試験機に取
り付け剪断力をかけた。十分強力な構造用接着剤(住友
スリーエム(株)スコッチ・ウエルドsw−2214
等)を用いるとシリコンチップと回路基板の間隙で剪断
破壊した。この時の荷重をシリコンチップと回路基板の
接着面積で割って25℃の剪断接着強度とした。
【0054】250℃の剪断接着強度の測定は次のよう
にして行った。
にして行った。
【0055】DAGE製万能ボンドテスター、シリーズ
2400PCを用い、回路基板側からホットステージで
250℃に加熱しダイシェアー用のロードセル及びツー
ルを用い、シリコンチップの1辺から剪断力をかけた。
十分な剪断力をかけるとシリコンチップと回路基板の間
隙で剪断破壊した。この時の荷重をシリコンチップと回
路基板の接着面積で割って250℃の剪断接着強度とし
た。
2400PCを用い、回路基板側からホットステージで
250℃に加熱しダイシェアー用のロードセル及びツー
ルを用い、シリコンチップの1辺から剪断力をかけた。
十分な剪断力をかけるとシリコンチップと回路基板の間
隙で剪断破壊した。この時の荷重をシリコンチップと回
路基板の接着面積で割って250℃の剪断接着強度とし
た。
【0056】また、この試験後のシリコンチップの外観
を観察し、チップ破壊の有無を調べた。
を観察し、チップ破壊の有無を調べた。
【0057】実施例16 実施例1〜14,比較例1〜6で作成した半導体装置の
温度サイクル信頼性は以下の条件で測定した。
温度サイクル信頼性は以下の条件で測定した。
【0058】0℃の恒温層に30分,100℃の恒温層
に30分の温度サイクル条件で行った。不良の判定は、
断線またはショートが生じた時とした。
に30分の温度サイクル条件で行った。不良の判定は、
断線またはショートが生じた時とした。
【0059】比較例1 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0060】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
150℃1時間で行った。
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
150℃1時間で行った。
【0061】熱硬化性樹脂組成物はビスフェノールFジ
グリシジルエーテルに無水メチルナジック酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部添加し調製した。
グリシジルエーテルに無水メチルナジック酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部添加し調製した。
【0062】比較例2 比較例1において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0063】比較例3 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの半田バンプ電極を中心間隔16
0μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラ
スエポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0064】図1(a),(b)のようにシリコンチップ
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
150℃1時間で行った。
の半田バンプ電極を回路基板のランドに位置合わせしI
Rリフローにより半田接続した後、電子部品と回路基板
の間隙に以下の方法で調製した熱硬化性樹脂組成物を充
填,硬化して半導体装置を作成した。なお、硬化条件は
150℃1時間で行った。
【0065】熱硬化性樹脂組成物はビスフェノールFジ
グリシジルエーテルに無水メチルナジック酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部、味の素株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪族
炭化水素を有するチタネートのプレンアクトKR TTSを球
形シリカに対し1重量部添加し調製した。
グリシジルエーテルに無水メチルナジック酸を等量比
1:0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを
60重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重
量部、味の素株式会社製の炭素原子数17の直鎖脂肪族
炭化水素を有するチタネートのプレンアクトKR TTSを球
形シリカに対し1重量部添加し調製した。
【0066】比較例4 比較例1において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0067】比較例5 シリコンチップには外形10×10mmのシリコンチップ
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
の電極に直径80μmの金バンプ電極を中心間隔160
μmで形成したものを用いた。また回路基板にはガラス
エポキシ基板FR4の2層のものを用いた。
【0068】図2(a)〜(c)のように以下の方法で
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
調整した熱硬化性フィルム材を回路基板上に仮置きし、
その後金バンプの付いたシリコンチップを回路基板に荷
重を掛けながら加熱しシリコンチップと回路基板の電気
接続と熱硬化性フィルム材の硬化を同時に行った。な
お、硬化条件は180℃3分で行った。
【0069】熱硬化性フィルム材はビスフェノールFジ
グリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化
水素化合物を有する無水メチルナジック酸を等量比1:
0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを60
重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重量部
添加し組成物を軟化温度が60℃以上になるまで熱硬化
反応を進行させ、その後、ラミネート処理を行い厚さ8
0μmになるよう調整した。
グリシジルエーテルに炭素原子数12の直鎖脂肪族炭化
水素化合物を有する無水メチルナジック酸を等量比1:
0.95 で混合し、平均粒径4μmの球形シリカを60
重量%、2E4MZ−CNエポキシ樹脂に対し1重量部
添加し組成物を軟化温度が60℃以上になるまで熱硬化
反応を進行させ、その後、ラミネート処理を行い厚さ8
0μmになるよう調整した。
【0070】比較例6 比較例5において外形20×20mmのシリコンチップを
用いたもの。
用いたもの。
【0071】
【0072】
【表1】
【0073】
【表2】
【0074】表1に実施例及び比較例で記した半導体装
置の構成の特徴を示す。表2には実施例及び比較例で記
した半導体装置のチップ取り外しに要する剪断接着強度
(25℃,250℃)及びチップ取り外し時のチップ破
壊の有無及び、温度サイクル信頼性の結果を示す。
置の構成の特徴を示す。表2には実施例及び比較例で記
した半導体装置のチップ取り外しに要する剪断接着強度
(25℃,250℃)及びチップ取り外し時のチップ破
壊の有無及び、温度サイクル信頼性の結果を示す。
【0075】直鎖脂肪族炭化水素を持たない比較例1〜
6は25℃の接着強度は5Mpa以上で信頼性も良い
が、250℃でも比較的高い1Mpaより大きい接着力
を維持している。このため、250℃でのチップ取り外
しにおいて比較例1,3,5のように10×10mmのシ
リコンチップを用いた半導体装置ではチップ破壊は比較
的生じにくいが、20×20mmのシリコンチップでは、
チップ取り外しの際、大きな応力が必要となるため、チ
ップ破壊を起こしてしまった。
6は25℃の接着強度は5Mpa以上で信頼性も良い
が、250℃でも比較的高い1Mpaより大きい接着力
を維持している。このため、250℃でのチップ取り外
しにおいて比較例1,3,5のように10×10mmのシ
リコンチップを用いた半導体装置ではチップ破壊は比較
的生じにくいが、20×20mmのシリコンチップでは、
チップ取り外しの際、大きな応力が必要となるため、チ
ップ破壊を起こしてしまった。
【0076】これに対し、直鎖脂肪族炭化水素化合物を
炭素原子数10以上30以下有する実施例1〜14は2
5℃の接着強度は5Mpa以上で比較的高く、温度サイ
クル信頼性は良い。しかも、250℃で接着力が大きく
低下し1Mpa以下に達している。これは、高温に加熱
することで直鎖脂肪族炭化水素が激しく熱運動するため
接着力が著しく低下したものと考えられる。これによ
り、20×20mmのシリコンチップでもチップ破壊を起
こさず良好にチップの取り外しができた。
炭素原子数10以上30以下有する実施例1〜14は2
5℃の接着強度は5Mpa以上で比較的高く、温度サイ
クル信頼性は良い。しかも、250℃で接着力が大きく
低下し1Mpa以下に達している。これは、高温に加熱
することで直鎖脂肪族炭化水素が激しく熱運動するため
接着力が著しく低下したものと考えられる。これによ
り、20×20mmのシリコンチップでもチップ破壊を起
こさず良好にチップの取り外しができた。
【0077】本発明の半導体装置は、シリコンチップの
能動面を回路基板側に向け導電性材料を介して回路基板
に電気的に接続しシリコンチップと回路基板の間隙を熱
硬化性樹脂組成物で充填硬化した半導体装置において分
子と化学結合した炭素原子数10以上30以下の直鎖状
脂肪族炭化水素化合物を有するという特徴を持たせるこ
とで、シリコンチップと回路基板の剪断接着強度が25
℃で5Mpa以上、250℃で1Mpa以下の値を満足
させ、高い信頼性と良好なチップ取り外し性の両立を可
能としている。
能動面を回路基板側に向け導電性材料を介して回路基板
に電気的に接続しシリコンチップと回路基板の間隙を熱
硬化性樹脂組成物で充填硬化した半導体装置において分
子と化学結合した炭素原子数10以上30以下の直鎖状
脂肪族炭化水素化合物を有するという特徴を持たせるこ
とで、シリコンチップと回路基板の剪断接着強度が25
℃で5Mpa以上、250℃で1Mpa以下の値を満足
させ、高い信頼性と良好なチップ取り外し性の両立を可
能としている。
【図1】本発明の実施例1である半導体装置のプロセス
フローを示す断面図。
フローを示す断面図。
【図2】本発明の実施例2である半導体装置のプロセス
フローを示す断面図。
フローを示す断面図。
【図3】本発明の実施例3である半導体装置のリペア法
を示す断面図。
を示す断面図。
1…シリコンチップ、2…半田バンプ電極、3…ガラス
エポキシ基板、4…直鎖脂肪族炭化水素化合物を有する
熱硬化性樹脂組成物、5…直鎖脂肪族炭化水素化合物を
有するフィルム材、6…金バンプ電極、7…駆動部、8
…ヒーター、9…ヘッド、10…押さえ治具、11…
台、12…研磨用治具、13…粉塵吸引口、14…新し
いシリコンチップ、15…新しい半田バンプ電極。
エポキシ基板、4…直鎖脂肪族炭化水素化合物を有する
熱硬化性樹脂組成物、5…直鎖脂肪族炭化水素化合物を
有するフィルム材、6…金バンプ電極、7…駆動部、8
…ヒーター、9…ヘッド、10…押さえ治具、11…
台、12…研磨用治具、13…粉塵吸引口、14…新し
いシリコンチップ、15…新しい半田バンプ電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 63/00 C08L 63/00 C (72)発明者 上野 巧 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 江口 州志 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内
Claims (13)
- 【請求項1】シリコンチップの能動面を回路基板側に向
け導電性材料を介して回路基板に電気的に接続し、シリ
コンチップと回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充
填硬化した半導体装置において、シリコンチップと回路
基板の剪断接着強度が25℃で5Mpa以上であり、2
50℃で1Mpa以下であることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】シリコンチップの能動面を回路基板側に向
け導電性材料を介して回路基板に電気的に接続し、シリ
コンチップと回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充
填硬化した半導体装置において、上記熱硬化性樹脂組成
物が上記熱硬化性樹脂組成物中の熱硬化性樹脂成分と化
学結合する炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族
炭化水素化合物を上記熱硬化性樹脂組成物中の樹脂成分
の総重量の20重量%以上90重量%以下含有すること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 【化1】 【化2】 シリコンチップの能動面を回路基板側に向け導電性材料
を介して回路基板に電気的に接続し、シリコンチップと
回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充填硬化した半
導体装置において、上記熱硬化性樹脂組成物が(化
1),(化2)の1種または2種を上記熱硬化性樹脂組成
物中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以
下含有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項4】シリコンチップの能動面を回路基板側に向
け導電性材料を介して回路基板に電気的に接続し、シリ
コンチップと回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充
填硬化した半導体装置において、上記熱硬化性樹脂組成
物が、上記熱硬化性樹脂組成物中の熱硬化性樹脂成分と
化学結合する炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪
族炭化水素化合物を上記熱硬化性樹脂組成物中の樹脂成
分の総重量の20重量%以上90重量%以下含有し、か
つ、炭素原子数8以上30以下の直鎖状脂肪族炭化水素
を有するアルコキシシラン,チタネート又はアルコキシ
アルミニウムの少なくとも1種を含有することを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項5】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 シリコンチップの能動面を回路基板側に向け導電性材料
を介して回路基板に電気的に接続し、シリコンチップと
回路基板の間隙を熱硬化性樹脂組成物で充填硬化した半
導体装置において、上記熱硬化性樹脂組成物が(化
1),(化2)の1種または2種を上記熱硬化性樹脂組成
物中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以
下含有し、かつ、(化3),(化4),(化5),(化
6),(化7),(化8),(化9)の少なくとも1種を
含有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】シリコンチップの能動面と回路基板の間隙
を封止するアンダーフィル材において、上記アンダーフ
ィル材が炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭
化水素を有するエポキシ化合物を上記アンダーフィル材
中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以下
含有することを特徴とするアンダーフィル材。 - 【請求項7】シリコンチップの能動面と回路基板の間隙
を封止するアンダーフィル材において、上記アンダーフ
ィル材が熱硬化性のエポキシ樹脂と酸無水物を含有し、
かつ、無機充填材を25体積%以上60体積%以下含有
し、(化1)を上記アンダーフィル材中の樹脂成分の総
重量の20重量%以上90重量%以下含有することを特
徴とするアンダーフィル材。 - 【請求項8】シリコンチップの能動面と回路基板の間隙
を封止するアンダーフィル材において、上記アンダーフ
ィル材が炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭
化水素を有するエポキシ化合物を上記アンダーフィル材
中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重量%以下
含有し、かつ、炭素原子数8以上30以下の直鎖状脂肪
族炭化水素を有するアルコキシシラン、チタネート又は
アルコキシアルミニウムの少なくとも1種を含有するこ
とを特徴とするアンダーフィル材。 - 【請求項9】シリコンチップの能動面と回路基板の間隙
を封止するアンダーフィル材において、上記アンダーフ
ィル材が熱硬化性のエポキシ樹脂と酸無水物を有し、か
つ、無機充填材を25体積%以上60体積%以下有し、
かつ、(化1)を上記アンダーフィル材中の樹脂成分の
総重量の20重量%以上90重量%以下含有し、かつ、
(化3),(化4),(化5),(化6),(化7),(化
8),(化9)の少なくとも1種を含有することを特徴
とするアンダーフィル材。 - 【請求項10】シリコンチップの能動面と回路基板を接
着する熱硬化性フィルム材において、上記熱硬化性フィ
ルム材が炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭
化水素化合物を有するエポキシ化合物を上記熱硬化性フ
ィルム材中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重
量%以下含有することを特徴とする熱硬化性フィルム
材。 - 【請求項11】シリコンチップの能動面と回路基板を接
着する熱硬化性フィルム材において、上記熱硬化性フィ
ルム材が熱硬化性のエポキシ樹脂を有し、かつ、無機充
填材を25体積%以上60体積%以下有し、かつ、(化
1)を上記熱硬化性フィルム材中の樹脂成分の総重量の
20重量%以上90重量%以下含有することを特徴とす
る熱硬化性フィルム材。 - 【請求項12】シリコンチップの能動面と回路基板を接
着する熱硬化性フィルム材において、上記熱硬化性フィ
ルム材が炭素原子数10以上30以下の直鎖状脂肪族炭
化水素化合物を有するエポキシ化合物を上記熱硬化性フ
ィルム材中の樹脂成分の総重量の20重量%以上90重
量%以下含有し、かつ、炭素原子数8以上30以下の直
鎖状脂肪族炭化水素を有するアルコキシシラン,チタネ
ート又はアルコキシアルミニウムの少なくとも1種を含
有することを特徴とする熱硬化性フィルム材。 - 【請求項13】シリコンチップの能動面と回路基板を接
着する熱硬化性フィルム材において、上記熱硬化性フィ
ルム材が熱硬化性のエポキシ樹脂を有し、かつ、無機充
填材を25体積%以上60体積%以下有し、かつ、(化
1)を上記熱硬化性フィルム材中の樹脂成分の総重量の
20重量%以上90重量%以下含有し、かつ、(化
3),(化4),(化5),(化6),(化7),(化8),
(化9)の少なくとも1種を含有することを特徴とする
熱硬化性フィルム材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029510A JPH11233571A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 半導体装置及びアンダーフィル材並びに熱硬化性フィルム材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10029510A JPH11233571A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 半導体装置及びアンダーフィル材並びに熱硬化性フィルム材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11233571A true JPH11233571A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12278105
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10029510A Pending JPH11233571A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | 半導体装置及びアンダーフィル材並びに熱硬化性フィルム材 |
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|---|---|
| JP (1) | JPH11233571A (ja) |
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- 1998-02-12 JP JP10029510A patent/JPH11233571A/ja active Pending
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