JPH11233762A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH11233762A JPH11233762A JP2848598A JP2848598A JPH11233762A JP H11233762 A JPH11233762 A JP H11233762A JP 2848598 A JP2848598 A JP 2848598A JP 2848598 A JP2848598 A JP 2848598A JP H11233762 A JPH11233762 A JP H11233762A
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ゲート電極の形成におけるドープトアモルファ
スシリコン中の微結晶の発生を防止しゲートパターニン
グ時の基板掘れを防止することができる半導体装置およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】ゲート酸化膜102を形成後、アンドープ
のアモルファスシリコン膜103を形成し、同一装置内
で2×1020cm-3に制御されたリンがドープされたゲ
ート電極となるドープトアモルファスシリコン膜104
を連続して形成し、レジストパターン105でパターニ
ングしてゲート電極106を形成し、電界効果トランジ
スタを形成する。
スシリコン中の微結晶の発生を防止しゲートパターニン
グ時の基板掘れを防止することができる半導体装置およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】ゲート酸化膜102を形成後、アンドープ
のアモルファスシリコン膜103を形成し、同一装置内
で2×1020cm-3に制御されたリンがドープされたゲ
ート電極となるドープトアモルファスシリコン膜104
を連続して形成し、レジストパターン105でパターニ
ングしてゲート電極106を形成し、電界効果トランジ
スタを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関するものである。
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子は、加工精度の微細化や高集
積化によって、その性能と機能を向上させている。素子
寸法の微細化は、膜厚方向の微細化を伴う必要がある
が、実際には、素子の電気的特性や信頼性を低下させる
こともある。近年、CMOSやDRAMプロセスで使用
するゲート電極には、ドープトシリコン膜を使用するこ
とがある。ドープトシリコン膜は、縦型減圧CVDを用
いて、反応室内にSiH4 ガス、PH3 等のドーパント
ガス、N2 等のキャリアガスを導入し、気相反応で形成
されている。
積化によって、その性能と機能を向上させている。素子
寸法の微細化は、膜厚方向の微細化を伴う必要がある
が、実際には、素子の電気的特性や信頼性を低下させる
こともある。近年、CMOSやDRAMプロセスで使用
するゲート電極には、ドープトシリコン膜を使用するこ
とがある。ドープトシリコン膜は、縦型減圧CVDを用
いて、反応室内にSiH4 ガス、PH3 等のドーパント
ガス、N2 等のキャリアガスを導入し、気相反応で形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術を用いた場合、ゲート電極で使用するリン濃度
が4〜8×1020cm-3では、完全アモルファスで堆積
できた条件でも、リン濃度が1〜3×1020cm-3では
ドープトシリコン膜中に微結晶が発生する。微結晶が膜
中に存在すると、ゲート電極をドライエッチングで形成
する際、アモルファス領域に比べ微結晶部分の領域が早
くエッチングされ、微結晶下のゲート酸化膜を突き抜け
て基板掘れを起こす。
来の技術を用いた場合、ゲート電極で使用するリン濃度
が4〜8×1020cm-3では、完全アモルファスで堆積
できた条件でも、リン濃度が1〜3×1020cm-3では
ドープトシリコン膜中に微結晶が発生する。微結晶が膜
中に存在すると、ゲート電極をドライエッチングで形成
する際、アモルファス領域に比べ微結晶部分の領域が早
くエッチングされ、微結晶下のゲート酸化膜を突き抜け
て基板掘れを起こす。
【0004】この様子を図3に示す。シリコン基板30
1上に熱酸化でゲート酸化膜302を形成する。次にゲ
ート酸化膜302上に不純物濃度が1〜3×1020cm
-3のドープトアモルファスシリコン303を形成する。
不純物濃度が1〜3×1020cm-3でドープトアモルフ
ァスシリコン303を縦型減圧CVD装置で形成する
と、図3(a)に示すようにドープトアモルファスシリ
コン303中に微結晶304が混在する。この膜をドラ
イエッチングすると、図3(b)に示すように、ドープ
トアモルファスシリコン303より微結晶304が早く
エッチングされ、図3(c)に示すように、ゲート酸化
膜302を突き抜け、シリコン基板301までエッチン
グしてしまい、基板掘れ305を発生する。この基板掘
れ305に電界効果型トランジスタのソース、ドレイン
部が形成されるため、トランジスタの信頼性が低下して
しまう。
1上に熱酸化でゲート酸化膜302を形成する。次にゲ
ート酸化膜302上に不純物濃度が1〜3×1020cm
-3のドープトアモルファスシリコン303を形成する。
不純物濃度が1〜3×1020cm-3でドープトアモルフ
ァスシリコン303を縦型減圧CVD装置で形成する
と、図3(a)に示すようにドープトアモルファスシリ
コン303中に微結晶304が混在する。この膜をドラ
イエッチングすると、図3(b)に示すように、ドープ
トアモルファスシリコン303より微結晶304が早く
エッチングされ、図3(c)に示すように、ゲート酸化
膜302を突き抜け、シリコン基板301までエッチン
グしてしまい、基板掘れ305を発生する。この基板掘
れ305に電界効果型トランジスタのソース、ドレイン
部が形成されるため、トランジスタの信頼性が低下して
しまう。
【0005】また、この課題を解決するために、完全ア
モルファスでドープトアモルファスシリコン303を堆
積するには、20〜30℃温度を下げなければならない
が、成膜レートが半分以下になり、生産性が低下すると
いう問題が発生する。したがって、生産性を低下させる
ことなく完全アモルファスで、リン濃度が1〜3×10
20cm-3のドープトシリコン膜を成膜できるドープトア
モルファスシリコン膜を形成でき、ドープトアモルファ
スシリコン膜をゲート電極に使用することができること
が望まれた。
モルファスでドープトアモルファスシリコン303を堆
積するには、20〜30℃温度を下げなければならない
が、成膜レートが半分以下になり、生産性が低下すると
いう問題が発生する。したがって、生産性を低下させる
ことなく完全アモルファスで、リン濃度が1〜3×10
20cm-3のドープトシリコン膜を成膜できるドープトア
モルファスシリコン膜を形成でき、ドープトアモルファ
スシリコン膜をゲート電極に使用することができること
が望まれた。
【0006】この発明の目的は、上記課題に鑑み、ゲー
ト電極の形成時における微結晶の発生を抑え、基板掘れ
を防止することができる半導体装置およびその製造方法
を提供するものである。
ト電極の形成時における微結晶の発生を抑え、基板掘れ
を防止することができる半導体装置およびその製造方法
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的を達成す
るために、この発明は、ゲート電極として使用するドー
プトアモルファスシリコンを微結晶の混在しない条件で
形成することで、ゲート電極をパターニングする際に、
ドライエッチング時に均一にエッチングできるようにす
るものである。
るために、この発明は、ゲート電極として使用するドー
プトアモルファスシリコンを微結晶の混在しない条件で
形成することで、ゲート電極をパターニングする際に、
ドライエッチング時に均一にエッチングできるようにす
るものである。
【0008】請求項1記載の半導体装置は、半導体基板
と、この半導体基板の表面に形成されたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備
え、ゲート電極の底部の不純物濃度よりもゲート電極の
上部の不純物濃度が大きいことを特徴とするものであ
る。請求項1記載の半導体装置によれば、ゲート電極の
底部の不純物濃度を小さくすることにより微結晶の発生
を防止でき、ゲート電極を形成する際のアッチングでゲ
ート絶縁膜を突き抜ける基板掘れを防止することができ
る。このため、生産性を低下させることなく完全アモル
ファスでリン濃度が1〜3×1020cm-3のドープトシ
リコン膜を成膜できるドープトアモルファスシリコン膜
を形成でき、ドープトアモルファスシリコン膜をゲート
電極に使用することができる。
と、この半導体基板の表面に形成されたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備
え、ゲート電極の底部の不純物濃度よりもゲート電極の
上部の不純物濃度が大きいことを特徴とするものであ
る。請求項1記載の半導体装置によれば、ゲート電極の
底部の不純物濃度を小さくすることにより微結晶の発生
を防止でき、ゲート電極を形成する際のアッチングでゲ
ート絶縁膜を突き抜ける基板掘れを防止することができ
る。このため、生産性を低下させることなく完全アモル
ファスでリン濃度が1〜3×1020cm-3のドープトシ
リコン膜を成膜できるドープトアモルファスシリコン膜
を形成でき、ドープトアモルファスシリコン膜をゲート
電極に使用することができる。
【0009】請求項2記載の半導体装置は、半導体基板
と、この半導体基板の表面に形成されたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備
え、ゲート電極の底部の不純物濃度が0〜1×1020c
m-3であり、ゲート電極の上部の不純物濃度が1〜8×
1020cm-3であり、底部の不純物濃度より大きいこと
を特徴とするものである。
と、この半導体基板の表面に形成されたゲート絶縁膜
と、このゲート絶縁膜上に形成されたゲート電極とを備
え、ゲート電極の底部の不純物濃度が0〜1×1020c
m-3であり、ゲート電極の上部の不純物濃度が1〜8×
1020cm-3であり、底部の不純物濃度より大きいこと
を特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の半導体装置によれば、請求
項1と同様な効果がある。請求項3記載の半導体装置
は、請求項1または請求項2において、ゲート電極に添
加されている不純物が、リン、ヒ素、ホウ素、またはア
ンチモンである。請求項3記載の半導体装置によれば、
請求項1または請求項2と同様な効果がある。
項1と同様な効果がある。請求項3記載の半導体装置
は、請求項1または請求項2において、ゲート電極に添
加されている不純物が、リン、ヒ素、ホウ素、またはア
ンチモンである。請求項3記載の半導体装置によれば、
請求項1または請求項2と同様な効果がある。
【0011】請求項4記載の半導体装置の製造方法は、
半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート
絶縁膜上に不純物を含む第1のアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、第1のアモルファスシリコン膜上に
第1のアモルファスシリコン膜の不純物濃度よりも大き
い第2のアモルファスシリコン膜を形成する工程と、第
2のアモルファスシリコン膜上のゲート電極形成領域に
マスクパターンを形成した後、マスクパターンを用いて
第1のアモルファスシリコン膜および第2のアモルファ
スシリコン膜に対し一連のエッチングを行うことにより
ゲート電極を形成する工程を含むものである。
半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート
絶縁膜上に不純物を含む第1のアモルファスシリコン膜
を形成する工程と、第1のアモルファスシリコン膜上に
第1のアモルファスシリコン膜の不純物濃度よりも大き
い第2のアモルファスシリコン膜を形成する工程と、第
2のアモルファスシリコン膜上のゲート電極形成領域に
マスクパターンを形成した後、マスクパターンを用いて
第1のアモルファスシリコン膜および第2のアモルファ
スシリコン膜に対し一連のエッチングを行うことにより
ゲート電極を形成する工程を含むものである。
【0012】請求項4記載の半導体装置の製造方法によ
れば、ゲート電極となるアモルファスシリコンを形成す
る際に、まずたとえば不純物濃度が0〜1×1020cm
-3のアモルファスシリコンを成膜し、これに連続してた
とえば不純物濃度が1〜8×1020cm-3のアモルファ
スシリコンを成長させることで、ゲートのパターニング
後のドライエッチング時の基板掘れの原因になる微結晶
の発生を防止することができる。また、成膜条件を大き
く変更せずに対応できるため、生産性の低下も防止でき
る。
れば、ゲート電極となるアモルファスシリコンを形成す
る際に、まずたとえば不純物濃度が0〜1×1020cm
-3のアモルファスシリコンを成膜し、これに連続してた
とえば不純物濃度が1〜8×1020cm-3のアモルファ
スシリコンを成長させることで、ゲートのパターニング
後のドライエッチング時の基板掘れの原因になる微結晶
の発生を防止することができる。また、成膜条件を大き
く変更せずに対応できるため、生産性の低下も防止でき
る。
【0013】請求項5記載の半導体装置の製造方法は、
請求項4において、第1のアモルファスシリコン膜は不
純物濃度が0〜1×1020cm-3で膜厚が5〜50nm
であり、第2のアモルファスシリコン膜は不純物濃度が
1〜8×1020cm-3で膜厚が150〜400nmであ
る。請求項5記載の半導体装置の製造方法によれば、請
求項4と同様な効果がある。
請求項4において、第1のアモルファスシリコン膜は不
純物濃度が0〜1×1020cm-3で膜厚が5〜50nm
であり、第2のアモルファスシリコン膜は不純物濃度が
1〜8×1020cm-3で膜厚が150〜400nmであ
る。請求項5記載の半導体装置の製造方法によれば、請
求項4と同様な効果がある。
【0014】請求項6記載の半導体装置の製造方法は、
請求項5において、第1のアモルファスシリコン膜の膜
厚が約20〜30nmであり、第2のアモルファスシリ
コン膜の膜厚が約200nm〜350nmである。請求
項6記載の半導体装置の製造方法によれば、請求項5よ
りも一層優れた効果がある。
請求項5において、第1のアモルファスシリコン膜の膜
厚が約20〜30nmであり、第2のアモルファスシリ
コン膜の膜厚が約200nm〜350nmである。請求
項6記載の半導体装置の製造方法によれば、請求項5よ
りも一層優れた効果がある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図1および図2を用いて説明する。この実施の形
態の半導体装置は、図1に示すように、半導体基板であ
るシリコン基板101と、このシリコン基板101の表
面に形成されたゲート絶縁膜であるゲート酸化膜102
と、このゲート酸化膜102上に対して垂直に形成され
たゲート電極106とを備え、ゲート電極106の底部
の不純物濃度よりもゲート電極106の上部の不純物濃
度が大きくしている。ここで、ゲート電極106の底部
の不純物濃度は0〜1×1020cm-3であり、これ以上
では微結晶が発生するという問題が生じる。また底部の
不純物濃度は、好ましくは0(アンドープ)がよい。ま
た、ゲート電極の不純物濃度は1〜8×1020cm-3で
あり、従来のリン濃度を含むが、最大値以上では不純物
の析出という問題があり、なお最小値以下ではゲート電
極の空乏化という問題が生じる。
ついて図1および図2を用いて説明する。この実施の形
態の半導体装置は、図1に示すように、半導体基板であ
るシリコン基板101と、このシリコン基板101の表
面に形成されたゲート絶縁膜であるゲート酸化膜102
と、このゲート酸化膜102上に対して垂直に形成され
たゲート電極106とを備え、ゲート電極106の底部
の不純物濃度よりもゲート電極106の上部の不純物濃
度が大きくしている。ここで、ゲート電極106の底部
の不純物濃度は0〜1×1020cm-3であり、これ以上
では微結晶が発生するという問題が生じる。また底部の
不純物濃度は、好ましくは0(アンドープ)がよい。ま
た、ゲート電極の不純物濃度は1〜8×1020cm-3で
あり、従来のリン濃度を含むが、最大値以上では不純物
の析出という問題があり、なお最小値以下ではゲート電
極の空乏化という問題が生じる。
【0016】またゲート電極106に添加されている不
純物は、リン、ヒ素、ホウ素、またはアンチモンなどが
ある。つぎに、この半導体装置の製造方法、とくにゲー
ト電極の形成方法は、図1(a)および(b)に示すよ
うに、シリコン基板101上にゲート酸化膜102を形
成する工程と、ゲート酸化膜102上に第1のアモルフ
ァスシリコン膜であるアンドープアモルファスシリコン
ゲート酸化膜103を形成する工程と、アンドープアモ
ルファスシリコンゲート酸化膜103上に不純物濃度が
アンドープアモルファスシリコンゲート酸化膜103の
不純物濃度よりも大きい第2のアモルファスシリコン膜
であるドープトアモルファスシリコンゲート酸化膜10
4を形成する工程と、ドープトアモルファスシリコンゲ
ート酸化膜104上のゲート電極形成領域にマスクパタ
ーンであるレジストパターン105を形成した後、この
レジストパターン105を用いてアンドープアモルファ
スシリコンゲート酸化膜103およびドープトアモルフ
ァスシリコンゲート酸化膜104に対し一連のエッチン
グを行うことにより柱状のゲート電極106を形成する
工程を含んでいる。
純物は、リン、ヒ素、ホウ素、またはアンチモンなどが
ある。つぎに、この半導体装置の製造方法、とくにゲー
ト電極の形成方法は、図1(a)および(b)に示すよ
うに、シリコン基板101上にゲート酸化膜102を形
成する工程と、ゲート酸化膜102上に第1のアモルフ
ァスシリコン膜であるアンドープアモルファスシリコン
ゲート酸化膜103を形成する工程と、アンドープアモ
ルファスシリコンゲート酸化膜103上に不純物濃度が
アンドープアモルファスシリコンゲート酸化膜103の
不純物濃度よりも大きい第2のアモルファスシリコン膜
であるドープトアモルファスシリコンゲート酸化膜10
4を形成する工程と、ドープトアモルファスシリコンゲ
ート酸化膜104上のゲート電極形成領域にマスクパタ
ーンであるレジストパターン105を形成した後、この
レジストパターン105を用いてアンドープアモルファ
スシリコンゲート酸化膜103およびドープトアモルフ
ァスシリコンゲート酸化膜104に対し一連のエッチン
グを行うことにより柱状のゲート電極106を形成する
工程を含んでいる。
【0017】ここで、アンドープアモルファスシリコン
ゲート酸化膜103は不純物濃度が0〜1×1020cm
-3で膜厚が5〜50nmであるが、膜厚は最大値以上で
はゲート電極の空乏化という問題が生じる。また、最小
値以下では図2に示すように微結晶が増加するからであ
り、好ましくは約20〜30nmの範囲がよい。またド
ープトアモルファスシリコンゲート酸化膜104は不純
物濃度が1〜8×10 20cm-3で膜厚が150〜400
nmであるが、膜厚は最大値以上では微結晶が発生する
という問題が生じる。また、最小値以下では電極の空乏
化という問題が生じる。好ましくは約200〜350n
mの範囲がよい。
ゲート酸化膜103は不純物濃度が0〜1×1020cm
-3で膜厚が5〜50nmであるが、膜厚は最大値以上で
はゲート電極の空乏化という問題が生じる。また、最小
値以下では図2に示すように微結晶が増加するからであ
り、好ましくは約20〜30nmの範囲がよい。またド
ープトアモルファスシリコンゲート酸化膜104は不純
物濃度が1〜8×10 20cm-3で膜厚が150〜400
nmであるが、膜厚は最大値以上では微結晶が発生する
という問題が生じる。また、最小値以下では電極の空乏
化という問題が生じる。好ましくは約200〜350n
mの範囲がよい。
【0018】つぎにこの実施の形態の実施例について説
明する。ここでは、縦型減圧CVDで評価した。図1に
試作したウエハの断面図フローを示す。図1(a)は、
8インチのシリコン基板101の表面に、900℃ドラ
イ酸化によって厚さ7nmのゲート酸化膜102を形成
する。次に、縦型減圧CVD装置内で、温度530℃に
保ち、SiH4 ガスを1000cc流し、圧力を130
Paに制御する。その状態で、0〜40nmのアンドー
プのアモルファスシリコン膜103を堆積する。同一装
置内でさらにPH3 ガスを導入して、2×1020cm-3
のドープトアモルファスシリコン膜104を堆積し、ゲ
ート電極形成領域に、フォトリソグラフィーを用いて所
定のパターンに転写されたレジストパターン105を形
成する。
明する。ここでは、縦型減圧CVDで評価した。図1に
試作したウエハの断面図フローを示す。図1(a)は、
8インチのシリコン基板101の表面に、900℃ドラ
イ酸化によって厚さ7nmのゲート酸化膜102を形成
する。次に、縦型減圧CVD装置内で、温度530℃に
保ち、SiH4 ガスを1000cc流し、圧力を130
Paに制御する。その状態で、0〜40nmのアンドー
プのアモルファスシリコン膜103を堆積する。同一装
置内でさらにPH3 ガスを導入して、2×1020cm-3
のドープトアモルファスシリコン膜104を堆積し、ゲ
ート電極形成領域に、フォトリソグラフィーを用いて所
定のパターンに転写されたレジストパターン105を形
成する。
【0019】次に、図1(b)に示すように、ドープト
アモルファスシリコン104およびアンドープのアモル
ファスシリコン103をエッチングし、ゲート電極10
6を形成する。その後、レジストパターン105を除去
して、トランジスタのゲートを形成する。なお、電界効
果トランジスタではゲート電極の両側にソース、ドレイ
ンを形成する。
アモルファスシリコン104およびアンドープのアモル
ファスシリコン103をエッチングし、ゲート電極10
6を形成する。その後、レジストパターン105を除去
して、トランジスタのゲートを形成する。なお、電界効
果トランジスタではゲート電極の両側にソース、ドレイ
ンを形成する。
【0020】微結晶が混在していない完全アモルファス
シリコンかどうかの判断は、膜形成後、アモルファスシ
リコンのドライエッチングを行い、表面パターン欠陥装
置を用いて評価し、インラインSEMで確認した。図2
はアンドープのアモルファスシリコン103の膜厚と表
面欠陥数の関係を示している。横軸にアンドープのアモ
ルファスシリコンが無いもの、10nm、20nm、3
0nm成膜したもの、縦軸に8インチウエハ内の欠陥数
を示している。また、膜形成温度を520℃、530
℃、540℃で評価した。この様に、アンドープ層を成
膜することで、ドープトアモルファスシリコン膜104
中に微結晶が発生しなくなることが確認された。このド
ープトアモルファスシリコン膜104をゲート電極10
6として使用することで、ゲート酸化膜102の突き抜
ける基板掘れを防止できる。
シリコンかどうかの判断は、膜形成後、アモルファスシ
リコンのドライエッチングを行い、表面パターン欠陥装
置を用いて評価し、インラインSEMで確認した。図2
はアンドープのアモルファスシリコン103の膜厚と表
面欠陥数の関係を示している。横軸にアンドープのアモ
ルファスシリコンが無いもの、10nm、20nm、3
0nm成膜したもの、縦軸に8インチウエハ内の欠陥数
を示している。また、膜形成温度を520℃、530
℃、540℃で評価した。この様に、アンドープ層を成
膜することで、ドープトアモルファスシリコン膜104
中に微結晶が発生しなくなることが確認された。このド
ープトアモルファスシリコン膜104をゲート電極10
6として使用することで、ゲート酸化膜102の突き抜
ける基板掘れを防止できる。
【0021】この実施例によれば、ドープトシリコン膜
を成膜する時、アンドープのアモルファスシリコン膜を
成膜し、連続してドープトアモルファスシリコンを成膜
することにより、微結晶の混在しない完全なドープトア
モルファスシリコン膜を成膜することができ、アモルフ
ァスシリコンのパターニング時にドライエッチングの時
にゲート酸化膜を突き抜ける基板掘れを防止することが
でき、電界効果型トランジスタの信頼性を向上させるこ
とができる。また、ドープトアモルファスシリコン膜の
成膜条件を大きく変更する必要が無いため、生産性を低
下することも生じない。
を成膜する時、アンドープのアモルファスシリコン膜を
成膜し、連続してドープトアモルファスシリコンを成膜
することにより、微結晶の混在しない完全なドープトア
モルファスシリコン膜を成膜することができ、アモルフ
ァスシリコンのパターニング時にドライエッチングの時
にゲート酸化膜を突き抜ける基板掘れを防止することが
でき、電界効果型トランジスタの信頼性を向上させるこ
とができる。また、ドープトアモルファスシリコン膜の
成膜条件を大きく変更する必要が無いため、生産性を低
下することも生じない。
【0022】なお、この実施の形態では、シリコンウエ
ハを対象としたが、SOS基板やSOI基板などにも当
然利用できる。また、ゲート絶縁膜に熱酸化膜を使用し
たが、酸窒化膜やHTO膜などの他の絶縁膜を使用して
も同様の効果を得られることは言うまでもない。また、
アモルファスシリコン膜を形成するのに縦型減圧CVD
装置を使用したが、枚葉装置など他のCVD装置を使用
しても同様の効果を得られることは言うまでもない。
ハを対象としたが、SOS基板やSOI基板などにも当
然利用できる。また、ゲート絶縁膜に熱酸化膜を使用し
たが、酸窒化膜やHTO膜などの他の絶縁膜を使用して
も同様の効果を得られることは言うまでもない。また、
アモルファスシリコン膜を形成するのに縦型減圧CVD
装置を使用したが、枚葉装置など他のCVD装置を使用
しても同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0023】また、ドープトアモルファスシリコン膜1
04の濃度を2×1020cm-3にしたが、1〜8×10
20cm-3の濃度範囲でも同様の効果を得られることは言
うまでもない。ここで、特許請求の範囲に示された発明
は上記実施の形態で説明した態様に限られるものではな
い。
04の濃度を2×1020cm-3にしたが、1〜8×10
20cm-3の濃度範囲でも同様の効果を得られることは言
うまでもない。ここで、特許請求の範囲に示された発明
は上記実施の形態で説明した態様に限られるものではな
い。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の半導体装置によれば、ゲ
ート電極の底部の不純物濃度を小さくすることにより微
結晶の発生を防止でき、ゲート電極を形成する際のアッ
チングでゲート絶縁膜を突き抜ける基板掘れを防止する
ことができる。このため、生産性を低下させることなく
完全アモルファスでリン濃度が1〜3×1020cm-3の
ドープトシリコン膜を成膜できるドープトアモルファス
シリコン膜を形成でき、ドープトアモルファスシリコン
膜をゲート電極に使用することができる。
ート電極の底部の不純物濃度を小さくすることにより微
結晶の発生を防止でき、ゲート電極を形成する際のアッ
チングでゲート絶縁膜を突き抜ける基板掘れを防止する
ことができる。このため、生産性を低下させることなく
完全アモルファスでリン濃度が1〜3×1020cm-3の
ドープトシリコン膜を成膜できるドープトアモルファス
シリコン膜を形成でき、ドープトアモルファスシリコン
膜をゲート電極に使用することができる。
【0025】請求項2記載の半導体装置によれば、請求
項1と同様な効果がある。請求項3記載の半導体装置に
よれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。
請求項4記載の半導体装置の製造方法によれば、ゲート
電極となるアモルファスシリコンを形成する際に、まず
たとえば不純物濃度が0〜1×1020cm-3のアモルフ
ァスシリコンを成膜し、これに連続してたとえば不純物
濃度が1〜8×1020cm-3のアモルファスシリコンを
成長させることで、ゲートのパターニング後のドライエ
ッチング時の基板掘れの原因になる微結晶の発生を防止
することができる。また、成膜条件を大きく変更せずに
対応できるため、生産性の低下も防止できる。
項1と同様な効果がある。請求項3記載の半導体装置に
よれば、請求項1または請求項2と同様な効果がある。
請求項4記載の半導体装置の製造方法によれば、ゲート
電極となるアモルファスシリコンを形成する際に、まず
たとえば不純物濃度が0〜1×1020cm-3のアモルフ
ァスシリコンを成膜し、これに連続してたとえば不純物
濃度が1〜8×1020cm-3のアモルファスシリコンを
成長させることで、ゲートのパターニング後のドライエ
ッチング時の基板掘れの原因になる微結晶の発生を防止
することができる。また、成膜条件を大きく変更せずに
対応できるため、生産性の低下も防止できる。
【0026】請求項5記載の半導体装置の製造方法によ
れば、請求項4と同様な効果がある。請求項6記載の半
導体装置の製造方法によれば、請求項5よりも一層優れ
た効果がある。
れば、請求項4と同様な効果がある。請求項6記載の半
導体装置の製造方法によれば、請求項5よりも一層優れ
た効果がある。
【図1】この発明のゲート電極の形成方法すなわちドー
プトアモルファスシリコン膜の形成方法の一実施の形態
における断面図である。
プトアモルファスシリコン膜の形成方法の一実施の形態
における断面図である。
【図2】この発明のドープトアモルファスシリコン膜の
形成方法の一実施の形態におけるアンドープ層の膜厚と
ドライエッチング後の欠陥数との関係図である。
形成方法の一実施の形態におけるアンドープ層の膜厚と
ドライエッチング後の欠陥数との関係図である。
【図3】従来方法でドープトアモルファスシリコン膜を
形成したときの工程断面図である。
形成したときの工程断面図である。
101 半導体基板であるシリコン基板 102 ゲート酸化膜 103 アンドープのアモルファスシリコン膜 104 ドープトアモルファスシリコン膜 105 レジストパターン 106 ゲート電極 301 シリコン基板 302 ゲート酸化膜 303 ドープトアモルファスシリコン 304 微結晶 305 基板掘れ
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板の表面に
形成されたゲート絶縁膜と、このゲート絶縁膜上に形成
されたゲート電極とを備え、前記ゲート電極の底部の不
純物濃度よりも前記ゲート電極の上部の不純物濃度が大
きいことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板と、この半導体基板の表面に
形成されたゲート絶縁膜と、このゲート絶縁膜上に形成
されたゲート電極とを備え、前記ゲート電極の底部の不
純物濃度が0〜1×1020cm-3であり、前記ゲート電
極の上部の不純物濃度が1〜8×1020cm-3であり、
前記底部の不純物濃度より大きいことを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項3】 前記ゲート電極に添加されている不純物
は、リン、ヒ素、ホウ素、またはアンチモンである請求
項1または請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 半導体基板上にゲート絶縁膜を形成する
工程と、前記ゲート絶縁膜上に第1のアモルファスシリ
コン膜を形成する工程と、前記第1のアモルファスシリ
コン膜上に不純物濃度が前記第1のアモルファスシリコ
ン膜の不純物濃度よりも大きい第2のアモルファスシリ
コン膜を形成する工程と、前記第2のアモルファスシリ
コン膜上のゲート電極形成領域にマスクパターンを形成
した後、前記マスクパターンを用いて前記第1のアモル
ファスシリコン膜および前記第2のアモルファスシリコ
ン膜に対し一連のエッチングを行うことによりゲート電
極を形成する工程を含む半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 第1のアモルファスシリコン膜は不純物
濃度が0〜1×10 20cm-3で膜厚が5〜50nmであ
り、第2のアモルファスシリコン膜は不純物濃度が1〜
8×1020cm-3で膜厚が150〜400nmである請
求項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 第1のアモルファスシリコン膜の膜厚は
約20〜30nmであり、第2のアモルファスシリコン
膜の膜厚は200nm〜350nmである請求項5記載
の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2848598A JPH11233762A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2848598A JPH11233762A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11233762A true JPH11233762A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12249977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2848598A Pending JPH11233762A (ja) | 1998-02-10 | 1998-02-10 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11233762A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100914284B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2009-08-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 듀얼 폴리게이트 및 그 형성방법 |
| JP2009295802A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-02-10 JP JP2848598A patent/JPH11233762A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100914284B1 (ko) * | 2006-12-29 | 2009-08-27 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 소자의 듀얼 폴리게이트 및 그 형성방법 |
| JP2009295802A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
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