JPH11233942A - セラミック多層基板及びその製造方法 - Google Patents
セラミック多層基板及びその製造方法Info
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- JPH11233942A JPH11233942A JP10026269A JP2626998A JPH11233942A JP H11233942 A JPH11233942 A JP H11233942A JP 10026269 A JP10026269 A JP 10026269A JP 2626998 A JP2626998 A JP 2626998A JP H11233942 A JPH11233942 A JP H11233942A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、複数のセラミックグリーンシート
が積層されて成るセラミック多層基板において、高密度
実装に好適で、素子精度に優れたセラミック多層基板及
びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数のセラミックグリーンシート1,5
が積層されて成るセラミック多層基板において、トリミ
ングにより抵抗値が調整された抵抗体3を内部に備えて
構成する。
が積層されて成るセラミック多層基板において、高密度
実装に好適で、素子精度に優れたセラミック多層基板及
びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数のセラミックグリーンシート1,5
が積層されて成るセラミック多層基板において、トリミ
ングにより抵抗値が調整された抵抗体3を内部に備えて
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品としての
セラミック多層配線板に関するもので、特に、その回路
内に抵抗体を備えたセラミック多層基板及びその製造方
法に関する。
セラミック多層配線板に関するもので、特に、その回路
内に抵抗体を備えたセラミック多層基板及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミック多層基板及びその製造
方法について、図4及び図5を用いて説明する。
方法について、図4及び図5を用いて説明する。
【0003】図4に示すものでは、それぞれに回路形成
された複数のセラミックグリーンシート11を用意し
(図4(a))、それらを積層し(図4(b))、これ
を焼成させてセラミック多層基板12とし(図4
(c))、その焼成後のセラミック多層基板12上に電
極インク及び抵抗体インクを印刷・焼成して電極14及
び抵抗体13を形成し(図4(d))、形成された抵抗
体13の抵抗値をトリミング(測定/調整)していた
(図4((e))。このような従来技術では、抵抗体1
3の抵抗値をトリミングにより調整できるが、トリミン
グにより抵抗値が調整された抵抗体をセラミック基板1
2の表面にしか形成できなかった。
された複数のセラミックグリーンシート11を用意し
(図4(a))、それらを積層し(図4(b))、これ
を焼成させてセラミック多層基板12とし(図4
(c))、その焼成後のセラミック多層基板12上に電
極インク及び抵抗体インクを印刷・焼成して電極14及
び抵抗体13を形成し(図4(d))、形成された抵抗
体13の抵抗値をトリミング(測定/調整)していた
(図4((e))。このような従来技術では、抵抗体1
3の抵抗値をトリミングにより調整できるが、トリミン
グにより抵抗値が調整された抵抗体をセラミック基板1
2の表面にしか形成できなかった。
【0004】一方、図5に示すものでは、それぞれに回
路形成された複数のセラミックグリーンシート11,1
5を用意し(図5(a))、それらを焼成させてセラミ
ック多層基板12を形成していた(図5(b))。この
とき、図5に示したものように、セラミックグリーンシ
ートの一枚に電極14及び抵抗体13を形成しておき、
更にその上部に位置するグリーンシート15にはビア1
6を形成しておき、これらを積層し焼成すれば、セラミ
ック多層基板12に抵抗体13を内蔵させることができ
る。しかしながら、この抵抗体13は、トリミングによ
る調整を行うことができなかった。
路形成された複数のセラミックグリーンシート11,1
5を用意し(図5(a))、それらを焼成させてセラミ
ック多層基板12を形成していた(図5(b))。この
とき、図5に示したものように、セラミックグリーンシ
ートの一枚に電極14及び抵抗体13を形成しておき、
更にその上部に位置するグリーンシート15にはビア1
6を形成しておき、これらを積層し焼成すれば、セラミ
ック多層基板12に抵抗体13を内蔵させることができ
る。しかしながら、この抵抗体13は、トリミングによ
る調整を行うことができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術には、
以下のような課題があった。図4に示したものでは、焼
成後のセラミック基板12上に、電極インクや抵抗体イ
ンクを印刷・焼成し、形成された抵抗体13の抵抗の定
数値をトリミング(測定/調整)するもので、トリミン
グによりその定数値のばらつき公差は小さくできる。と
ころが、基板表面にしか抵抗体13を形成できないた
め、表層に搭載できるその他の部品の数量が限られ、高
密度実装には不向きなものであった。
以下のような課題があった。図4に示したものでは、焼
成後のセラミック基板12上に、電極インクや抵抗体イ
ンクを印刷・焼成し、形成された抵抗体13の抵抗の定
数値をトリミング(測定/調整)するもので、トリミン
グによりその定数値のばらつき公差は小さくできる。と
ころが、基板表面にしか抵抗体13を形成できないた
め、表層に搭載できるその他の部品の数量が限られ、高
密度実装には不向きなものであった。
【0006】一方、図5に示したものでは、グリーンシ
ートに形成した抵抗体13を積層・焼成するものであ
り、抵抗体13は基板内部に設置でき、基板表面に他の
部品を搭載できるので、高密度実装が可能になる。しか
しながら、この場合、抵抗体13が基板に埋め込められ
ているため、トリミングによる抵抗定数値の調整ができ
ず、ばらつき公差が大きくなってしまい、素子精度に問
題が発生していた。
ートに形成した抵抗体13を積層・焼成するものであ
り、抵抗体13は基板内部に設置でき、基板表面に他の
部品を搭載できるので、高密度実装が可能になる。しか
しながら、この場合、抵抗体13が基板に埋め込められ
ているため、トリミングによる抵抗定数値の調整ができ
ず、ばらつき公差が大きくなってしまい、素子精度に問
題が発生していた。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、複数のセラミックグリーン
シートが積層されて成るセラミック多層基板において、
高密度実装に好適で、素子精度に優れたセラミック多層
基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
めになされたものであって、複数のセラミックグリーン
シートが積層されて成るセラミック多層基板において、
高密度実装に好適で、素子精度に優れたセラミック多層
基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、複数のセラミックグリーンシートが積層されて成る
セラミック多層基板において、トリミングにより抵抗値
が調整された抵抗体を内部に備えて構成している。
に、複数のセラミックグリーンシートが積層されて成る
セラミック多層基板において、トリミングにより抵抗値
が調整された抵抗体を内部に備えて構成している。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、トリミン
グにより抵抗値が調整された抵抗体を内蔵するような構
成としているので、基板表層を部品搭載面として利用で
き、実装密度を向上させることが可能となる。さらに、
その内蔵された抵抗体は、トリミングによりその抵抗値
が調整されたものであるので、素子定数値のばらつき公
差が小さく素子精度が向上する。
グにより抵抗値が調整された抵抗体を内蔵するような構
成としているので、基板表層を部品搭載面として利用で
き、実装密度を向上させることが可能となる。さらに、
その内蔵された抵抗体は、トリミングによりその抵抗値
が調整されたものであるので、素子定数値のばらつき公
差が小さく素子精度が向上する。
【0010】また、請求項2に記載の発明では、複数の
セラミックグリーンシートを積層し焼成されたセラミッ
ク多層基板の表層に抵抗体を形成し、トリミングにより
その抵抗体の抵抗値を調整した後、そのセラミック多層
基板の上部にセラミックグリーンシートを積層し焼成す
ることとしている。
セラミックグリーンシートを積層し焼成されたセラミッ
ク多層基板の表層に抵抗体を形成し、トリミングにより
その抵抗体の抵抗値を調整した後、そのセラミック多層
基板の上部にセラミックグリーンシートを積層し焼成す
ることとしている。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載のセラミック多層基板の製造を可能とする。
に記載のセラミック多層基板の製造を可能とする。
【0012】また、請求項3に記載の発明では、抵抗体
が形成されたセラミックグリーンシートを最上層に配置
して複数のセラミックグリーンシートを積層し焼成した
後に、トリミングにより抵抗体の抵抗値を調整し、その
後にその抵抗体が形成されたセラミックグリーンシート
の上部にさらにセラミックグリーンシートを積層し焼成
することとしている。
が形成されたセラミックグリーンシートを最上層に配置
して複数のセラミックグリーンシートを積層し焼成した
後に、トリミングにより抵抗体の抵抗値を調整し、その
後にその抵抗体が形成されたセラミックグリーンシート
の上部にさらにセラミックグリーンシートを積層し焼成
することとしている。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載のセラミック多層基板の製造を可能とする。
に記載のセラミック多層基板の製造を可能とする。
【0014】さらに、請求項4に記載の発明では、請求
項3に記載のセラミック多層基板の製造方法において、
抵抗体が形成されたセラミックグリーンシートを最上層
に配置して複数のセラミックグリーンシートを積層した
後、その積層体の下部を金属板にグレーズガラスを介し
て貼り合わせてから焼成することとしている。
項3に記載のセラミック多層基板の製造方法において、
抵抗体が形成されたセラミックグリーンシートを最上層
に配置して複数のセラミックグリーンシートを積層した
後、その積層体の下部を金属板にグレーズガラスを介し
て貼り合わせてから焼成することとしている。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、同時焼成
時の収縮を防止できるので、収縮による回路の補正を不
要とすることができる。
時の収縮を防止できるので、収縮による回路の補正を不
要とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。まず、本発明によるセラ
ミック多層基板の第1の実施形態の製造方法について、
図1の要部断面図を用いて説明する。
て、図面を参照して説明する。まず、本発明によるセラ
ミック多層基板の第1の実施形態の製造方法について、
図1の要部断面図を用いて説明する。
【0017】それぞれに導体パターンやビア等の所望の
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図1(a))。これらを積層する
が、このとき、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できる
ように、その抵抗体を形成するセラミックグリーンシー
トが最表面に位置するように、そのシートより下部に位
置するセラミックグリーンシートのみ積層する(図1
(b))。次に、これら積層したセラミックグリーンシ
ートを焼成し、基板下部層2を形成する(図1
(c))。
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図1(a))。これらを積層する
が、このとき、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できる
ように、その抵抗体を形成するセラミックグリーンシー
トが最表面に位置するように、そのシートより下部に位
置するセラミックグリーンシートのみ積層する(図1
(b))。次に、これら積層したセラミックグリーンシ
ートを焼成し、基板下部層2を形成する(図1
(c))。
【0018】そして、この基板下部層2の上部に、抵抗
体3、電極4を印刷、焼成により形成する(図1
(d))。このとき、基板下部層2の最表層より下層の
回路については、基板下部層2表面に露出しているビア
が、抵抗体電極として印刷した導体インクと電気的に接
続されるようにする。
体3、電極4を印刷、焼成により形成する(図1
(d))。このとき、基板下部層2の最表層より下層の
回路については、基板下部層2表面に露出しているビア
が、抵抗体電極として印刷した導体インクと電気的に接
続されるようにする。
【0019】その後、レーザトリミング等のトリミング
により、抵抗体3の抵抗値を調整する(図1(e))。
により、抵抗体3の抵抗値を調整する(図1(e))。
【0020】それから、基板下部層2の上部に配置する
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図1(f))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図1(f)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図1(f))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図1(f)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
【0021】そして、これを焼成すると、セラミックグ
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図1(g))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図1(g))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
【0022】最後に、基板外層の導体形成や、切断等の
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
【0023】次に、第2の実施形態のセラミック多層基
板の製造方法について、図2の要部断面図を用いて説明
する。
板の製造方法について、図2の要部断面図を用いて説明
する。
【0024】それぞれに導体パターンやビア等の所望の
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図2(a))。このとき、基板下部
層の最上層となるセラミックグリーンシート1aには、
抵抗体3及び電極4となるそれぞれのインクを印刷して
おく。
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図2(a))。このとき、基板下部
層の最上層となるセラミックグリーンシート1aには、
抵抗体3及び電極4となるそれぞれのインクを印刷して
おく。
【0025】これのセラミックグリーンシート1を、セ
ラミックグリーンシート1aが最表層となるように積層
する(図2(b))。このとき、上記第1実施形態と同
様に、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できるように、
セラミックグリーンシート1aが最表面に位置するよう
に、そのシート1aより下部に位置するセラミックグリ
ーンシートのみ積層する。
ラミックグリーンシート1aが最表層となるように積層
する(図2(b))。このとき、上記第1実施形態と同
様に、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できるように、
セラミックグリーンシート1aが最表面に位置するよう
に、そのシート1aより下部に位置するセラミックグリ
ーンシートのみ積層する。
【0026】次に、これら積層したセラミックグリーン
シートを焼成すると、抵抗体3及び電極4となるインク
も焼成され、基板下部層2を形成することができる(図
2(c))。
シートを焼成すると、抵抗体3及び電極4となるインク
も焼成され、基板下部層2を形成することができる(図
2(c))。
【0027】その後、レーザトリミング等のトリミング
により、抵抗体3の抵抗値を調整する。(図2
(d))。
により、抵抗体3の抵抗値を調整する。(図2
(d))。
【0028】それから、基板下部層2の上部に配置する
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図2(e))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図2(e)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図2(e))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図2(e)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
【0029】そして、これを焼成すると、セラミックグ
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図2(f))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図2(f))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
【0030】最後に、基板外層の導体形成や、切断等の
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
【0031】次に、第3の実施形態のセラミック多層基
板の製造方法について、図3の要部断面図を用いて説明
する。
板の製造方法について、図3の要部断面図を用いて説明
する。
【0032】それぞれに導体パターンやビア等の所望の
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図3(a))。このとき、基板下部
層の最上層となるセラミックグリーンシート1aには、
抵抗体3及び電極4となるそれぞれのインクを印刷して
おく。
回路が形成された複数のガラス系セラミックグリーンシ
ート1を用意する(図3(a))。このとき、基板下部
層の最上層となるセラミックグリーンシート1aには、
抵抗体3及び電極4となるそれぞれのインクを印刷して
おく。
【0033】これのセラミックグリーンシート1を、セ
ラミックグリーンシート1aが最表層となるように積層
する(図3(b))。このとき、上記第1実施形態と同
様に、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できるように、
セラミックグリーンシート1aが最表面に位置するよう
に、そのシート1aより下部に位置するセラミックグリ
ーンシートのみ積層する。さらに、本実施形態では、こ
の積層体の最下層を金属板7に、グレーズガラス接着層
8を介して貼り付けておく。
ラミックグリーンシート1aが最表層となるように積層
する(図3(b))。このとき、上記第1実施形態と同
様に、内蔵させる抵抗体が最上層に形成できるように、
セラミックグリーンシート1aが最表面に位置するよう
に、そのシート1aより下部に位置するセラミックグリ
ーンシートのみ積層する。さらに、本実施形態では、こ
の積層体の最下層を金属板7に、グレーズガラス接着層
8を介して貼り付けておく。
【0034】次に、これら積層したセラミックグリーン
シートを焼成すると、抵抗体3及び電極4となるインク
も焼成され、基板下部層2を形成することができる(図
3(c))。このとき、本実施形態では、前述のとお
り、積層体の最下層を金属板7に、グレーズガラス接着
層8を介して貼り付けておいたので、金属板7が焼成に
よるセラミックグリーンシート1の収縮を防止して、無
収縮とすることができた。
シートを焼成すると、抵抗体3及び電極4となるインク
も焼成され、基板下部層2を形成することができる(図
3(c))。このとき、本実施形態では、前述のとお
り、積層体の最下層を金属板7に、グレーズガラス接着
層8を介して貼り付けておいたので、金属板7が焼成に
よるセラミックグリーンシート1の収縮を防止して、無
収縮とすることができた。
【0035】その後、レーザトリミング等のトリミング
により、抵抗体3の抵抗値を調整する。(図3
(d))。
により、抵抗体3の抵抗値を調整する。(図3
(d))。
【0036】それから、基板下部層2の上部に配置する
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図3(e))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図3(e)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
セラミックグリーンシート5を用意して積層し、焼成済
みの基板下部層2上に貼り合わせる(図3(e))。こ
のとき、基板上部層の回路は、焼成により収縮した基板
下部層2の回路に予め合致するように設計しておく。な
お、図3(e)において、基板上層部のセラミックグリ
ーンシート5には、ビア6が形成されているものを示し
ている。
【0037】そして、これを焼成すると、セラミックグ
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図3(f))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
リーンシート5に含まれるガラス成分が、焼成済みの基
板下部層2に含まれる未焼結のガラスや焼成により流動
化する結晶等と融合して、基板下部層2にセラミックグ
リーンシート5が貼り合わせられる(図3(f))。こ
のとき、基板下部層2の表面の導体4は、上部層のセラ
ミックグリーンシート5に形成されたビア6と電気的に
接続される。
【0038】最後に、基板外層の導体形成や、切断等の
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
仕上げ加工などが施されて、基板作製が完了する。
【0039】以上の各実施形態において用いたセラミッ
ク材料について、以下に説明する。
ク材料について、以下に説明する。
【0040】ガラス・セラミック系多層基板の材料は、
主ガラスとして(以下材料組成の%の単位は総て重量%
である)、 ZnO(酸化亜鉛):20〜55%(望ましくは25〜
30%)、 MgO(酸化マグネシウム):10〜30%(望ましく
は20〜28%)、 B2O3(酸化硼素):10〜35%(望ましくは15〜
20%)、 SiO2(酸化珪素):10〜40%(望ましくは20
〜30%)、 を主成分として構成された結晶化ガラス材料の粉体と、
さらに、副ガラスとして、 PbO(酸化鉛):30〜80%、 SiO2(酸化珪素):15〜50%、 Al2O3(アルミナ):0〜10%、 B2O3(酸化硼素):0〜15%、 ZnO(酸化亜鉛):0〜10%、 を主成分として構成される副ガラス材料の粉体とを、以
下の比率で混合し、グリーンテープ(シート)に形成す
る。
主ガラスとして(以下材料組成の%の単位は総て重量%
である)、 ZnO(酸化亜鉛):20〜55%(望ましくは25〜
30%)、 MgO(酸化マグネシウム):10〜30%(望ましく
は20〜28%)、 B2O3(酸化硼素):10〜35%(望ましくは15〜
20%)、 SiO2(酸化珪素):10〜40%(望ましくは20
〜30%)、 を主成分として構成された結晶化ガラス材料の粉体と、
さらに、副ガラスとして、 PbO(酸化鉛):30〜80%、 SiO2(酸化珪素):15〜50%、 Al2O3(アルミナ):0〜10%、 B2O3(酸化硼素):0〜15%、 ZnO(酸化亜鉛):0〜10%、 を主成分として構成される副ガラス材料の粉体とを、以
下の比率で混合し、グリーンテープ(シート)に形成す
る。
【0041】その混合組成は、 主ガラス:50〜85%(望ましくは70〜80%)、 副ガラス:3〜22.5%、 低膨張率フィラー(コーデライト等):5〜35%(望
ましくは6〜12%)、 高膨張率フィラー(フォレステライト等):0〜25%
(望ましくは1〜5%)、である。その他に有機のバイ
ンダーで、他にレジン、溶剤類を加え、混練して、上記
組成のセラミックグリーンシート用の材料をシート化し
て用いた。
ましくは6〜12%)、 高膨張率フィラー(フォレステライト等):0〜25%
(望ましくは1〜5%)、である。その他に有機のバイ
ンダーで、他にレジン、溶剤類を加え、混練して、上記
組成のセラミックグリーンシート用の材料をシート化し
て用いた。
【0042】また、いずれの実施形態においても、積層
条件としては温度100℃、圧力1.2kg/mm2と
し、焼成条件はピーク温度で850℃とした。
条件としては温度100℃、圧力1.2kg/mm2と
し、焼成条件はピーク温度で850℃とした。
【0043】そして、上記第3実施形態において用いた
金属板及びグレーズガラスについて、以下に説明する。
金属板及びグレーズガラスについて、以下に説明する。
【0044】金属板としては、コバール、Cu/Mo/
Cu、Mo、Ni/Mo/Ni等の金属シート(板)が
用いることができ、その厚さは400〜1000μm程
度であり、焼成時の平面方向における収縮量を0.1〜
2.0%程度に抑える作用を示すものである。
Cu、Mo、Ni/Mo/Ni等の金属シート(板)が
用いることができ、その厚さは400〜1000μm程
度であり、焼成時の平面方向における収縮量を0.1〜
2.0%程度に抑える作用を示すものである。
【0045】グレーズガラスの材料としては、 ZnO(酸化亜鉛):40〜60%、 B2O3(酸化硼素):30〜50%、 Al2O3(アルミナ):1〜15%、 CaO(酸化カルシウム):1〜15%、 のものを用いた。
【0046】以上のような第1〜3の実施形態によれ
ば、いずれのセラミック多層基板においても、抵抗体を
内蔵させ、その抵抗値をトリミングにより調整できるよ
うにしたので、内蔵抵抗体の抵抗値のばらつき精度を、
従来±20〜30%程度であったものから、±5〜15
%程度にまで向上させることができた。ただし、再度の
焼成により抵抗体の抵抗値は全体的に変動するので、そ
のような場合には、絶対値として補正すれば良い。
ば、いずれのセラミック多層基板においても、抵抗体を
内蔵させ、その抵抗値をトリミングにより調整できるよ
うにしたので、内蔵抵抗体の抵抗値のばらつき精度を、
従来±20〜30%程度であったものから、±5〜15
%程度にまで向上させることができた。ただし、再度の
焼成により抵抗体の抵抗値は全体的に変動するので、そ
のような場合には、絶対値として補正すれば良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、トリミングにより抵抗値が調整された抵抗体を内
蔵するような構成としているので、基板表層を部品搭載
面として利用でき、実装密度を向上させることが可能と
なる。さらに、その内蔵された抵抗体は、トリミングに
よりその抵抗値が調整されたものであるので、素子定数
値のばらつき公差が小さく素子精度が向上する。
れば、トリミングにより抵抗値が調整された抵抗体を内
蔵するような構成としているので、基板表層を部品搭載
面として利用でき、実装密度を向上させることが可能と
なる。さらに、その内蔵された抵抗体は、トリミングに
よりその抵抗値が調整されたものであるので、素子定数
値のばらつき公差が小さく素子精度が向上する。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載のセラミック多層基板の製造を可能とす
る。
求項1に記載のセラミック多層基板の製造を可能とす
る。
【0049】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1に記載のセラミック多層基板の製造を可能とす
る。
求項1に記載のセラミック多層基板の製造を可能とす
る。
【0050】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
同時焼成時の収縮を防止できるので、収縮による回路の
補正を不要とすることができる。
同時焼成時の収縮を防止できるので、収縮による回路の
補正を不要とすることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態のセラミック多層基板
の製造方法を説明するための要部断面図である。
の製造方法を説明するための要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態のセラミック多層基板
の製造方法を説明するための要部断面図である。
の製造方法を説明するための要部断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態のセラミック多層基板
の製造方法を説明するための要部断面図である。
の製造方法を説明するための要部断面図である。
【図4】従来のセラミック多層基板の製造方法を説明す
るための要部断面図である。
るための要部断面図である。
【図5】従来のセラミック多層基板の製造方法を説明す
るための要部断面図である。
るための要部断面図である。
1,1a,5 セラミックグリーンシート 2 基板下層部 3 抵抗体 4 電極 6 ビア 7 金属板 8 グレーズガラス接着層
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のセラミックグリーンシートが積層
されて成るセラミック多層基板において、 トリミングにより抵抗値が調整された抵抗体を内部に備
えることを特徴とするセラミック多層基板。 - 【請求項2】 複数のセラミックグリーンシートを積層
し焼成されたセラミック多層基板の表層に抵抗体を形成
し、トリミングにより該抵抗体の抵抗値を調整した後、
該セラミック多層基板の上部にセラミックグリーンシー
トを積層し焼成することを特徴とするセラミック多層基
板の製造方法。 - 【請求項3】 抵抗体が形成されたセラミックグリーン
シートを最上層に配置して複数のセラミックグリーンシ
ートを積層し焼成した後に、トリミングにより前記抵抗
体の抵抗値を調整し、その後に該抵抗体が形成されたセ
ラミックグリーンシートの上部にさらにセラミックグリ
ーンシートを積層し焼成することを特徴とするセラミッ
ク多層基板の製造方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のセラミック多層基板の
製造方法において、 抵抗体が形成されたセラミックグリーンシートを最上層
に配置して複数のセラミックグリーンシートを積層した
後、該積層体の下部を金属板にグレーズガラスを介して
貼り合わせてから焼成することを特徴とするセラミック
多層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10026269A JPH11233942A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | セラミック多層基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10026269A JPH11233942A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | セラミック多層基板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11233942A true JPH11233942A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12188569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10026269A Pending JPH11233942A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | セラミック多層基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11233942A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001069991A1 (en) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing multilayer ceramic substrate, and conductor paste |
| US7618843B2 (en) | 2001-11-22 | 2009-11-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Method of fabricating multilayer ceramic substrate |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP10026269A patent/JPH11233942A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001069991A1 (en) * | 2000-03-15 | 2001-09-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing multilayer ceramic substrate, and conductor paste |
| US6846375B2 (en) | 2000-03-15 | 2005-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing multilayer ceramic wiring board and conductive paste for use |
| US7618843B2 (en) | 2001-11-22 | 2009-11-17 | Murata Manufacturing Co., Ltd | Method of fabricating multilayer ceramic substrate |
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