JPH1123492A - 測定装置 - Google Patents
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- JPH1123492A JPH1123492A JP18777697A JP18777697A JPH1123492A JP H1123492 A JPH1123492 A JP H1123492A JP 18777697 A JP18777697 A JP 18777697A JP 18777697 A JP18777697 A JP 18777697A JP H1123492 A JPH1123492 A JP H1123492A
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 空胴共振器のスリット側の開口部にフッ素
系樹脂フィルムを封着する。 【効果】 シートの透過マイクロ波の吸収の検出にお
いて、空胴共振器へのほこり等の侵入を防止し、正確な
測定値を得ることができる。
系樹脂フィルムを封着する。 【効果】 シートの透過マイクロ波の吸収の検出にお
いて、空胴共振器へのほこり等の侵入を防止し、正確な
測定値を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明はマイクロ波の透過強度を
用いて、フィルム,紙,セラミックス,プラスチック,
不織布等のシートの異方性分布や配向方向,誘電率,あ
るいは水分含有率等を測定する測定装置に関する。
用いて、フィルム,紙,セラミックス,プラスチック,
不織布等のシートの異方性分布や配向方向,誘電率,あ
るいは水分含有率等を測定する測定装置に関する。
【0002】
【従来技術】プラスチックフィルムや紙等のシートにマ
イクロ波を照射し、これらのシートでのマイクロ波の透
過強度を求めれば、シートの異方性分布や配向方向等を
測定することができる。この測定では空胴共振器の中央
部にスリットを設け、ここにシートを挿入する。ここで
スリットの開口部から空胴共振器内へほこりが侵入する
と、測定精度が大幅に低下し、しかも空胴共振器内のほ
こりは除去が難しい。さらに共振器内に結露が生じる
と、結露水がマイクロ波を吸収する。もちろん内部金属
面が錆びるなどして共振器系の性能が落ちてくる。また
測定中に振動等でシートがぶれれば、スリットに挿入さ
れたシートが空胴共振器に触れ、開口部の外側縁部でシ
ートが損傷することがある。
イクロ波を照射し、これらのシートでのマイクロ波の透
過強度を求めれば、シートの異方性分布や配向方向等を
測定することができる。この測定では空胴共振器の中央
部にスリットを設け、ここにシートを挿入する。ここで
スリットの開口部から空胴共振器内へほこりが侵入する
と、測定精度が大幅に低下し、しかも空胴共振器内のほ
こりは除去が難しい。さらに共振器内に結露が生じる
と、結露水がマイクロ波を吸収する。もちろん内部金属
面が錆びるなどして共振器系の性能が落ちてくる。また
測定中に振動等でシートがぶれれば、スリットに挿入さ
れたシートが空胴共振器に触れ、開口部の外側縁部でシ
ートが損傷することがある。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、マイクロ波の吸収を
用いてシートの性質を測定する装置において、空胴共振
器内へのほこりの侵入や結露を防止することにある。ま
たこの発明での副次的課題は、測定するシートを傷つけ
ることなく測定することにある。
用いてシートの性質を測定する装置において、空胴共振
器内へのほこりの侵入や結露を防止することにある。ま
たこの発明での副次的課題は、測定するシートを傷つけ
ることなく測定することにある。
【0004】
【発明の構成】この発明では、空胴共振器の中央部に設
けたスリットにシートを挿入しこのシートの透過マイク
ロ波の吸収を検出する測定装置において、一対の無配向
のフィルムでこのスリットの両開口を封止したことを特
徴とする。好ましくは無配向のフィルムに、フッ素系樹
脂フィルムを用いる。
けたスリットにシートを挿入しこのシートの透過マイク
ロ波の吸収を検出する測定装置において、一対の無配向
のフィルムでこのスリットの両開口を封止したことを特
徴とする。好ましくは無配向のフィルムに、フッ素系樹
脂フィルムを用いる。
【0005】またこの空胴共振器の開口の外側縁部には
無配向樹脂のブロックを設けて、この外側縁部によるシ
ートの損傷を防止する。好ましくは無配向樹脂のブロッ
クに、フッ素系樹脂ブロックを用いる。
無配向樹脂のブロックを設けて、この外側縁部によるシ
ートの損傷を防止する。好ましくは無配向樹脂のブロッ
クに、フッ素系樹脂ブロックを用いる。
【0006】
【発明の作用と効果】この発明の測定装置では、空胴共
振器の中央部に設けたスリット内にシートを挿入させ
る。そこで空胴共振器のスリット側の開口部を無配向の
フィルムで封止し、空胴共振器内へのほこりの侵入や結
露を防止する。ここで無配向のフィルムを用いるのは、
配向等の測定を可能にするためで、例えばフッ素系樹脂
フィルムを用いる。フッ素系樹脂は無配向であり、シー
トの配向測定等の邪魔にならない。しかも誘電率が2.
04〜2.08で空気に近く、共振周波数の変化が小さ
い。また誘電損失が10-3と極めて小さいので、マイク
ロ波吸収が小さい。フッ素系樹脂フィルムの膜厚は、強
度が許す範囲で小さい程好ましく、また開口部の縁部に
押し付けるだけで封着できる。
振器の中央部に設けたスリット内にシートを挿入させ
る。そこで空胴共振器のスリット側の開口部を無配向の
フィルムで封止し、空胴共振器内へのほこりの侵入や結
露を防止する。ここで無配向のフィルムを用いるのは、
配向等の測定を可能にするためで、例えばフッ素系樹脂
フィルムを用いる。フッ素系樹脂は無配向であり、シー
トの配向測定等の邪魔にならない。しかも誘電率が2.
04〜2.08で空気に近く、共振周波数の変化が小さ
い。また誘電損失が10-3と極めて小さいので、マイク
ロ波吸収が小さい。フッ素系樹脂フィルムの膜厚は、強
度が許す範囲で小さい程好ましく、また開口部の縁部に
押し付けるだけで封着できる。
【0007】振動等のために測定中にシートがぶれるこ
とがあり、シートが空胴共振器の開口部の縁部に接触す
ることがある。ここで開口部の外側縁部に、例えばフッ
素系樹脂ブロックを設け縁部の角部分を滑らかにすれ
ば、シートがぶれて縁部に接触しても開口部の縁等でシ
ートが損傷することがない。なお開口部の外側縁部のブ
ロックにフッ素系樹脂を用いたのは、空胴共振器の外側
ではあるがスリットに近く、共振周波数を変化させるな
どのシートの測定への影響を防止するためである。
とがあり、シートが空胴共振器の開口部の縁部に接触す
ることがある。ここで開口部の外側縁部に、例えばフッ
素系樹脂ブロックを設け縁部の角部分を滑らかにすれ
ば、シートがぶれて縁部に接触しても開口部の縁等でシ
ートが損傷することがない。なお開口部の外側縁部のブ
ロックにフッ素系樹脂を用いたのは、空胴共振器の外側
ではあるがスリットに近く、共振周波数を変化させるな
どのシートの測定への影響を防止するためである。
【0008】
【実施例】図1〜図3に、実施例を示す。図3に実施例
のブロック構成を示すと、01は測定用シートで、例え
ばプラスチックフィルム、プラスチックシート、紙ある
いはセラミックスの薄板等である。これらのものは延伸
や抄紙等により配向しており、配向方向はフィルム01
の流れ方向(図3の白抜き矢印)が基準となり、1軸延
伸か2軸延伸か等で異なる。そして周知のように、シー
ト01を均一に配向させて延伸することは難しく、シー
ト01には幅方向に沿った配向方向の分布と、幅方向よ
りも弱いものの長手方向に沿った配向方向の分布が存在
する。ここではシート01の長手方向や幅方向に複数個
設けた空胴共振器内をシートを通過させ、シート01の
長手方向に沿った透過マイクロ波強度の比等から異方向
性の強弱を求め、シートの幅方向に沿った異方性の強弱
の分布も求める。
のブロック構成を示すと、01は測定用シートで、例え
ばプラスチックフィルム、プラスチックシート、紙ある
いはセラミックスの薄板等である。これらのものは延伸
や抄紙等により配向しており、配向方向はフィルム01
の流れ方向(図3の白抜き矢印)が基準となり、1軸延
伸か2軸延伸か等で異なる。そして周知のように、シー
ト01を均一に配向させて延伸することは難しく、シー
ト01には幅方向に沿った配向方向の分布と、幅方向よ
りも弱いものの長手方向に沿った配向方向の分布が存在
する。ここではシート01の長手方向や幅方向に複数個
設けた空胴共振器内をシートを通過させ、シート01の
長手方向に沿った透過マイクロ波強度の比等から異方向
性の強弱を求め、シートの幅方向に沿った異方性の強弱
の分布も求める。
【0009】W1〜W6は空胴共振器で、図1に示すよ
うに各空胴共振器WnにはスリットSがあり、ここをシ
ート01が通過する。そして各空胴共振器Wnには、ス
リットSの両側に誘導窓14,15があり、例えば誘導
窓14側からマイクロ波を供給し、誘導窓15側にマイ
クロ波検出器D1〜D6を配置して、シート01を透過
したマイクロ波強度を検出する。誘導窓14,15はオ
リフィスの中央部に設けた小穴としたが、オリフィスに
替えて金属棒を用いても良い。図1の鎖線は電界強度の
分布を示し、誘導窓14,15で最小となる。空胴共振
器Wnの断面形状は、アスペクト比が2の長方形で、断
面長軸側に電界方向がある。
うに各空胴共振器WnにはスリットSがあり、ここをシ
ート01が通過する。そして各空胴共振器Wnには、ス
リットSの両側に誘導窓14,15があり、例えば誘導
窓14側からマイクロ波を供給し、誘導窓15側にマイ
クロ波検出器D1〜D6を配置して、シート01を透過
したマイクロ波強度を検出する。誘導窓14,15はオ
リフィスの中央部に設けた小穴としたが、オリフィスに
替えて金属棒を用いても良い。図1の鎖線は電界強度の
分布を示し、誘導窓14,15で最小となる。空胴共振
器Wnの断面形状は、アスペクト比が2の長方形で、断
面長軸側に電界方向がある。
【0010】空胴共振器W1〜W6は例えば±30度あ
るいは±10度程度の範囲でシート01に対して角度を
調整可能で、R1〜R6は空胴共振器をシート01に対
して相対回転させるための調整器である。なお空胴共振
器W1〜W3とW4〜W6は向きがほぼ直角で、これは
マイクロ波の電界方向がほぼ直角に異なることを意味す
る。また空胴共振器W1に対してシート01の流れ方向
に沿った後方に他の空胴共振器W4を設け、空胴共振器
W1,W4で左端付近の空胴共振器の対を構成する。同
様に空胴共振器W2,W5でシート01の中央部の対を
構成し、空胴共振器W3,W6でシート01の右端付近
の対を構成する。このようにシート01の中央部付近と
両端付近に合計3つの空胴共振器の対を配置する。
るいは±10度程度の範囲でシート01に対して角度を
調整可能で、R1〜R6は空胴共振器をシート01に対
して相対回転させるための調整器である。なお空胴共振
器W1〜W3とW4〜W6は向きがほぼ直角で、これは
マイクロ波の電界方向がほぼ直角に異なることを意味す
る。また空胴共振器W1に対してシート01の流れ方向
に沿った後方に他の空胴共振器W4を設け、空胴共振器
W1,W4で左端付近の空胴共振器の対を構成する。同
様に空胴共振器W2,W5でシート01の中央部の対を
構成し、空胴共振器W3,W6でシート01の右端付近
の対を構成する。このようにシート01の中央部付近と
両端付近に合計3つの空胴共振器の対を配置する。
【0011】図3の2,4は、マイクロ波を空胴共振器
W1〜W6に供給するための発振回路で、6はマイクロ
波検出器D1〜D6に接続した検出部で、各対の2個の
検出器からの信号の比を出力する。8はローラで、2個
一対の合計4個のローラでシート01を挟み込み、シー
ト01がスリットSの中央部を流れるようシートを位置
決めする。ローラ8は空胴共振器Wnの前後に1対ずつ
設け、シート01をしっかり挟み込みぶれが小さくなる
ようにした。10はローラ8を駆動するモータ、12は
測定装置全体の制御部である。なおこの実施例では、ロ
ーラ8はシート01を上下から挟み込んでシート01の
ぶれを防止するが、ローラ8はシート送りを兼用しても
良い。
W1〜W6に供給するための発振回路で、6はマイクロ
波検出器D1〜D6に接続した検出部で、各対の2個の
検出器からの信号の比を出力する。8はローラで、2個
一対の合計4個のローラでシート01を挟み込み、シー
ト01がスリットSの中央部を流れるようシートを位置
決めする。ローラ8は空胴共振器Wnの前後に1対ずつ
設け、シート01をしっかり挟み込みぶれが小さくなる
ようにした。10はローラ8を駆動するモータ、12は
測定装置全体の制御部である。なおこの実施例では、ロ
ーラ8はシート01を上下から挟み込んでシート01の
ぶれを防止するが、ローラ8はシート送りを兼用しても
良い。
【0012】図1にシート01に対する空胴共振器Wn
の配置を示すと、誘導窓14側からマイクロ波を供給
し、シート01で吸収されずに透過したマイクロ波を誘
導窓15から取り出し、検出器Dnで検出する。前記の
調整器R1〜R6は、図の上側の調整器Rnuと下側の
調整器Rnlの2つの部分からなり、調整器Rnu,R
nlは空胴共振器Wnに取り付けられ、同期して回転す
る。そして調整器Rnu,Rnlはダイ16,17に取
り付けられ、例えば図1の3つの空胴共振器は共通のダ
イに取り付けられる。従ってダイ16,17は図3の場
合2組設ける。18,19はステッピングモータで、制
御部12の信号で動作し、上側のステッピングモータ1
8と下側のステッピングモータ19とは同じ回転角だけ
回転し、かつ各調整器R1〜R6は原則として同期して
回転する。この結果、各対において2つの空胴共振器の
向きは常にほぼ直角に保たれる。また図3の流れ方向に
沿って上流側の3つの空胴共振器W1,W2,W3(こ
れらの空胴共振器を第1列の空胴共振器と呼ぶ)は同じ
向きを保ちながら共通の角度だけ向きを調整される。同
様に空胴共振器W4,W5,W6(これらを第2列の空
胴共振器と呼ぶ)も共通の向きを保ちながら同じ角度だ
け回転する。調整器R1〜R6による空胴共振器W1〜
W6の回転範囲は例えば±30度、あるいは±10度で
あり、回転角は同じ対での2つの透過マイクロ波強度の
比が最大となるように設定される。そしてこの設定は測
定装置の調整時に行い、調整と調整の間では空胴共振器
W1〜W6の向きは固定とする。なお20,21は減速
用のギアで、ステッピングモータ18,19の回転数を
落として調整器Rnを回転させるためのものである。
の配置を示すと、誘導窓14側からマイクロ波を供給
し、シート01で吸収されずに透過したマイクロ波を誘
導窓15から取り出し、検出器Dnで検出する。前記の
調整器R1〜R6は、図の上側の調整器Rnuと下側の
調整器Rnlの2つの部分からなり、調整器Rnu,R
nlは空胴共振器Wnに取り付けられ、同期して回転す
る。そして調整器Rnu,Rnlはダイ16,17に取
り付けられ、例えば図1の3つの空胴共振器は共通のダ
イに取り付けられる。従ってダイ16,17は図3の場
合2組設ける。18,19はステッピングモータで、制
御部12の信号で動作し、上側のステッピングモータ1
8と下側のステッピングモータ19とは同じ回転角だけ
回転し、かつ各調整器R1〜R6は原則として同期して
回転する。この結果、各対において2つの空胴共振器の
向きは常にほぼ直角に保たれる。また図3の流れ方向に
沿って上流側の3つの空胴共振器W1,W2,W3(こ
れらの空胴共振器を第1列の空胴共振器と呼ぶ)は同じ
向きを保ちながら共通の角度だけ向きを調整される。同
様に空胴共振器W4,W5,W6(これらを第2列の空
胴共振器と呼ぶ)も共通の向きを保ちながら同じ角度だ
け回転する。調整器R1〜R6による空胴共振器W1〜
W6の回転範囲は例えば±30度、あるいは±10度で
あり、回転角は同じ対での2つの透過マイクロ波強度の
比が最大となるように設定される。そしてこの設定は測
定装置の調整時に行い、調整と調整の間では空胴共振器
W1〜W6の向きは固定とする。なお20,21は減速
用のギアで、ステッピングモータ18,19の回転数を
落として調整器Rnを回転させるためのものである。
【0013】22は、空胴共振器WnのスリットS側の
開口部24に封止したフッ素系樹脂フィルムである。フ
ッ素系樹脂にはポリテトラフルオロエチレンやテトラフ
ルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等
がある。これらは周知のように無配向で、誘電率が2.
04〜2.08と小さく、誘電損失が10-3以下で極め
て小さい。このためフィルムでのマイクロ波吸収が小さ
く、共振周波数を変化させず、シートの異方性等の測定
の邪魔にならない。またフィルムの膜厚は、強度が許す
範囲で小さい程好ましく、例えば30〜100μmが好
ましい。またフッ素系樹脂フィルム22は、開口部24
の縁部26に押し付けるだけで封着できる。もちろん空
胴共振器Wnの外壁部分に、テープ等で貼着しても良
い。
開口部24に封止したフッ素系樹脂フィルムである。フ
ッ素系樹脂にはポリテトラフルオロエチレンやテトラフ
ルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等
がある。これらは周知のように無配向で、誘電率が2.
04〜2.08と小さく、誘電損失が10-3以下で極め
て小さい。このためフィルムでのマイクロ波吸収が小さ
く、共振周波数を変化させず、シートの異方性等の測定
の邪魔にならない。またフィルムの膜厚は、強度が許す
範囲で小さい程好ましく、例えば30〜100μmが好
ましい。またフッ素系樹脂フィルム22は、開口部24
の縁部26に押し付けるだけで封着できる。もちろん空
胴共振器Wnの外壁部分に、テープ等で貼着しても良
い。
【0014】無配向フィルムにすることができる物質に
は、フッ素系樹脂の他にポリエステルがある。ポリエス
テルの誘電率は2.8〜3.0で、誘電損失は0.012
〜0.025程度で、いずれもフッ素系樹脂よりも大き
い。そこでフッ素系樹脂フィルムが最も好ましい。
は、フッ素系樹脂の他にポリエステルがある。ポリエス
テルの誘電率は2.8〜3.0で、誘電損失は0.012
〜0.025程度で、いずれもフッ素系樹脂よりも大き
い。そこでフッ素系樹脂フィルムが最も好ましい。
【0015】図2に別の実施例を示す。28は開口部2
4の長手方向両端の外側縁部26に設けた無配向のフッ
素系樹脂ブロックである。無配向のフッ素系樹脂ブロッ
ク以外に、ポリエステル等のブロックを用いても良い。
220は開口部24を封止するための第1の実施例と同
じフッ素系樹脂フィルムで、縁部26両側のフッ素系樹
脂ブロック28,28を巻き込むようにして、開口部2
4を封止する。ここではフッ素系樹脂フィルムをフッ素
系樹脂ブロック28,28に押し付け封着したが、例え
ばテープ等で固着してもよい。フッ素系樹脂ブロック2
8は縁部26,26の角が滑らかな形状とし、例えば縁
部26に固着する。好ましくは、フッ素系樹脂ブロック
28と空胴共振器Wnの外面との間に隙間を設け、この
隙間へフィルム220を挟み込むようにする。またフッ
素系樹脂ブロック28は空胴共振器Wnの長手方向の両
端に、シートの流れ方向に直角に一対設けたが、例えば
縁部26の全周に設けても良い。このためシート01は
傷つかず流れる。なおこの実施例では、空胴共振器Wn
を中心として、対角線状に上下合計2個のローラ80を
配置した。
4の長手方向両端の外側縁部26に設けた無配向のフッ
素系樹脂ブロックである。無配向のフッ素系樹脂ブロッ
ク以外に、ポリエステル等のブロックを用いても良い。
220は開口部24を封止するための第1の実施例と同
じフッ素系樹脂フィルムで、縁部26両側のフッ素系樹
脂ブロック28,28を巻き込むようにして、開口部2
4を封止する。ここではフッ素系樹脂フィルムをフッ素
系樹脂ブロック28,28に押し付け封着したが、例え
ばテープ等で固着してもよい。フッ素系樹脂ブロック2
8は縁部26,26の角が滑らかな形状とし、例えば縁
部26に固着する。好ましくは、フッ素系樹脂ブロック
28と空胴共振器Wnの外面との間に隙間を設け、この
隙間へフィルム220を挟み込むようにする。またフッ
素系樹脂ブロック28は空胴共振器Wnの長手方向の両
端に、シートの流れ方向に直角に一対設けたが、例えば
縁部26の全周に設けても良い。このためシート01は
傷つかず流れる。なおこの実施例では、空胴共振器Wn
を中心として、対角線状に上下合計2個のローラ80を
配置した。
【0016】実施例の動作を説明すると、発振回路2,
4からのマイクロ波は空胴共振器W1〜W6に供給さ
れ、シート01で吸収された後、透過マイクロ波が検出
器D1〜Dnで検出される。ここで各対での2つの検出
器の信号の比は、その位置でのシート01の配向方向で
定まり、仮にシート01が幅方向に沿って均一であれ
ば、3つの対での比の検出信号は一定である。これに対
してシート01の幅方向に沿って配向方向に分布があれ
ば、3つの対での比の検出信号は変動する。そして3つ
の比の検出信号は検出部6で図示しない除算器により求
められ、これからシート01の異方性分布を求めること
ができる。
4からのマイクロ波は空胴共振器W1〜W6に供給さ
れ、シート01で吸収された後、透過マイクロ波が検出
器D1〜Dnで検出される。ここで各対での2つの検出
器の信号の比は、その位置でのシート01の配向方向で
定まり、仮にシート01が幅方向に沿って均一であれ
ば、3つの対での比の検出信号は一定である。これに対
してシート01の幅方向に沿って配向方向に分布があれ
ば、3つの対での比の検出信号は変動する。そして3つ
の比の検出信号は検出部6で図示しない除算器により求
められ、これからシート01の異方性分布を求めること
ができる。
【0017】透過マイクロ波を正確に検出するために
は、空胴共振器Wn内がクリーンな状態でなければなら
ない。しかし実際には空気中に浮遊するほこりが空胴共
振器Wn内に侵入し、また空胴共振器Wn内に結露する
ことがある。ほこりや結露は、空胴共振器Wn内でのマ
イクロ波の吸収を増加させ、共振周波数を変化させ、測
定の障害となる。そこでフッ素系樹脂フィルム22,2
20で空胴共振器Wnの開口部24を封止すると、ほこ
り等の侵入や結露を防止できる。しかもフッ素系樹脂フ
ィルム22,220は無配向で、比誘電率が小さく、誘
電損失が極めて小さい。さらに簡単に開口部24に貼り
付けることができる。
は、空胴共振器Wn内がクリーンな状態でなければなら
ない。しかし実際には空気中に浮遊するほこりが空胴共
振器Wn内に侵入し、また空胴共振器Wn内に結露する
ことがある。ほこりや結露は、空胴共振器Wn内でのマ
イクロ波の吸収を増加させ、共振周波数を変化させ、測
定の障害となる。そこでフッ素系樹脂フィルム22,2
20で空胴共振器Wnの開口部24を封止すると、ほこ
り等の侵入や結露を防止できる。しかもフッ素系樹脂フ
ィルム22,220は無配向で、比誘電率が小さく、誘
電損失が極めて小さい。さらに簡単に開口部24に貼り
付けることができる。
【0018】シート01はローラ8,80で位置を決め
られ、振動等によるぶれが防止され、安定してスリット
Sのほぼ中央部を流れる。そのためシート01の配向測
定も、シート01を傷つけず正確に行うことができる。
シート01がぶれれば、縁部26に接触し易く、切れる
こともある。そこでローラ8,80でシート01のぶれ
を防止すると共に、フッ素系樹脂ブロック28,28を
縁部26,26の両側に設けて角部分を滑らかにする。
この結果シート01に傷が生じることはない。さらにフ
ッ素系樹脂ブロック28も、シート22,220と同様
に無配向で、比誘電率、誘電損失が小さく、測定データ
を乱さない。実施例ではシート01の異方性分布や配向
の測定を行ったが、これに限るものではない。
られ、振動等によるぶれが防止され、安定してスリット
Sのほぼ中央部を流れる。そのためシート01の配向測
定も、シート01を傷つけず正確に行うことができる。
シート01がぶれれば、縁部26に接触し易く、切れる
こともある。そこでローラ8,80でシート01のぶれ
を防止すると共に、フッ素系樹脂ブロック28,28を
縁部26,26の両側に設けて角部分を滑らかにする。
この結果シート01に傷が生じることはない。さらにフ
ッ素系樹脂ブロック28も、シート22,220と同様
に無配向で、比誘電率、誘電損失が小さく、測定データ
を乱さない。実施例ではシート01の異方性分布や配向
の測定を行ったが、これに限るものではない。
【図1】 実施例の異方性分布の測定装置のブロック
図
図
【図2】 実施例の異方性分布の測定装置の部分断面
図
図
【図3】 別の実施例の異方性分布の測定装置の部分
断面図
断面図
01 フィルム 2,4 発振回路 6 検出部 8,80 ローラ 10 モータ 12 制御部 14,15 誘導窓 16,17 ダイ 18,19 ステッピングモータ 20,21 減速ギア 22,220 フッ素系樹脂フィルム 24 開口部 26 縁部 28 フッ素系樹脂ブロック W1〜W9 空胴共振器 S スリット D1〜D6 マイクロ波検出器 R1〜R6 空胴共振器の調整器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 邦夫 兵庫県西宮市甲陽園目神山町33―30
Claims (4)
- 【請求項1】 空胴共振器の中央部に設けたスリットに
シートを挿入し、該シートの透過マイクロ波を検出する
測定装置において、 一対の無配向のフィルムで該スリットの両開口を封止し
たことを特徴とする、測定装置。 - 【請求項2】 前記無配向フィルムをフッ素系樹脂フィ
ルムとしたことを特徴とする、請求項1の測定装置。 - 【請求項3】 前記空胴共振器の開口の外側縁部に無配
向樹脂のブロックを設けて、前記開口の外側縁部による
前記シートの損傷を防止することを特徴とする、請求項
1の測定装置。 - 【請求項4】 前記無配向樹脂のブロックを、フッ素系
樹脂ブロックとしたことを特徴とする、請求項3の測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18777697A JPH1123492A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18777697A JPH1123492A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123492A true JPH1123492A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16212025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18777697A Pending JPH1123492A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123492A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004072630A1 (de) * | 2003-02-13 | 2004-08-26 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Mikrowellenresonator, textilmaschine mit einem derartigen resonator sowie dielektrikum für einen derartigen resonator |
| WO2005003747A1 (de) * | 2003-07-01 | 2005-01-13 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Mikrowellenresonator, textilmaschine mit einem derartigen resonator sowie dielektrikum für einen derartigen resonator |
| WO2005012887A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-10 | Oji Paper Co., Ltd. | 水分量測定方法及び装置 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP18777697A patent/JPH1123492A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004072630A1 (de) * | 2003-02-13 | 2004-08-26 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Mikrowellenresonator, textilmaschine mit einem derartigen resonator sowie dielektrikum für einen derartigen resonator |
| WO2005003747A1 (de) * | 2003-07-01 | 2005-01-13 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Mikrowellenresonator, textilmaschine mit einem derartigen resonator sowie dielektrikum für einen derartigen resonator |
| WO2005012887A1 (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-10 | Oji Paper Co., Ltd. | 水分量測定方法及び装置 |
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