JPH1123530A - 電気泳動技術に用いる安定な変性剤及びその使用方法 - Google Patents

電気泳動技術に用いる安定な変性剤及びその使用方法

Info

Publication number
JPH1123530A
JPH1123530A JP9114120A JP11412097A JPH1123530A JP H1123530 A JPH1123530 A JP H1123530A JP 9114120 A JP9114120 A JP 9114120A JP 11412097 A JP11412097 A JP 11412097A JP H1123530 A JPH1123530 A JP H1123530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
substituted
alcohol
unsubstituted
pyrrolidone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9114120A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikhail Ostrovsky
オストロフスキー マイクハイル
Timothy Burland
バーランド ティモシー
Kusukawa Noriko
クスカワ ノリコ
Alan Michaels
マイケルズ アラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FMC Corp
Original Assignee
FMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FMC Corp filed Critical FMC Corp
Publication of JPH1123530A publication Critical patent/JPH1123530A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories
    • G01N27/44747Composition of gel or of carrier mixture

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性環境中で安定であり、そして電気泳動技
術で使用する高い能力を有する変性剤およびその使用方
法を提供するものであり、生物巨大分子の高分解能の分
析例えばDNA、RNA、タンパク質等の電気泳動に適
した変性剤およびその使用方法を提供するものである。 【解決手段】 少なくとも2のL値を有する安定な変性
剤を含有する電気泳動組成物により高分解能の分析手段
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、就中、水性環境中
で安定であり、かつ電気泳動技術例えばDNA配列決定
および関連技術で使用し得る一群の高能力の変性剤に関
する。本発明の変性剤および電気泳動媒質は、生物分子
の高分解能分析のための基礎を提供するものである。本
発明の変性剤は、DNA、RNA、タンパク質およびそ
の他の巨大分子のものの電気泳動に適当であるとも考え
られる。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】電気泳
動は、電位勾配の影響下に分子サイズ、形状および(ま
たは)イオン電荷を基として生物分子を分離する周知の
技術である。このタイプの分子分離は普通ポリアクリル
アミドゲルもしくはアガロースゲルである電気泳動マト
リックスもしくは媒質で達成される。例えば、Mole
cular Cloning,Sambrook,Fr
itsch & Maniatis(Cold Spr
ing Harbor Laboratory Pre
ss(2版、1989年);Harper等、米国特許
第5,455,344号参照、なお、これらの記載全体
を参考として本文に挿入する。
【0003】DNA分子のある種の電気泳動分離によっ
て、配列ラダー(sequencing ladder
s)が結果として生じ、これらのラダーは電気泳動媒質
中を分子サイズを反映する速度で移行する一本鎖DNA
のフラグメントのパターンである。例えば、F.San
ger,S.Nicklen,A.Coulson,P
roc.Natl.Acad.Sci.,1977年、
74巻、5463〜5467頁参照、なおこの記載全体
を参考として本文に挿入する。ラダーの各々の組は、一
次ヌクレオチド配列により関連付けられ、また一つのヌ
クレオチド残基の増加により長さが異なる一連のフラグ
メントからなるものであり;これらのフラグメントはD
NA鋳型に対する配列で相補的なものである。しかしな
がら、配列圧縮がこの技術の問題となり得る。配列圧縮
(sequence compression)は、典
型的には、2種以上の異なった長さのDNAフラグメン
トが識別不能の電気泳動移動度を表わす配列ラダーの領
域である。圧縮はDNAテンプレートの配列の決定にお
いてあいまいさをもたらすことがある。例えば、「To
pics in DNA Sequencing:Mo
nograph II,Sequencing Gel
Compressions」、UnitedState
s Biochemical Inc.,参照、なお、
この記載全体を参考として本文に挿入する。場合によっ
ては、1種または2種以上の核酸フラグメントが、1個
または2個以上のヌクレオチドが短い同じ系列の他のフ
ラグメント1種または2種以上よりも速く移動すること
があり;この現象を配列「逆位」(inversio
n)また配列圧縮と称していた。圧縮および(または)
逆位は配列するフラグメントの3’−末端のG−Gリッ
チな領域で最も普通に(専有的ではないが)生じるもの
である。この変則的な移動パターンは、ある種の核酸フ
ラグメントが、その他の核酸フラグメントがさらに十分
に変性される条件下で、残留二次構造を保持している場
合に生じるものと考えられる。このような条件には、8
M尿素を含有するビスアクリルアミドと架橋結合された
6%ポリアクリルアミド(N,N’−メチレンビスアク
リルアミド、もしくはビスとも称されている)ゲルによ
る40〜50℃での電気泳動がある。ある種の圧縮およ
び(または)逆位はdGTPを7−deaza−GTP
で置換することにより解消することができ、また、dG
TPをdITPで置換することによって典型的には圧縮
および(または)逆位をさらに一層解消することができ
るが、配列決定反応で人為的な終止を生じ得るものであ
り、これら自体が正確な配列をみなすのにあいまいさを
生じることがある。このような技術に伴う不適正さおよ
び問題を迂回するために、相対的な電気泳動移動度を復
原して全ての核酸フラグメントがヌクレオチドでのそれ
らの長さの順序で移動するような電気泳動において、さ
らに有効な変性を必要とする。
【0004】DNA配列決定ゲルおよびその他の変性電
気泳動媒質は普通変性剤として尿素およびホルムアミド
および誘導体を含有している。例えば、上掲のSamb
rook等の報告参照。DNA配列決定において、変性
剤を使用してDNAの二本の鎖を一本鎖の形態に分離
し、そしてその他の二次構造を廃するようにして電気泳
動移動がDNA鎖の分子サイズにのみ反映するようにす
る。しかし、尿素およびホルムアミドは、例えば水性の
環境中では不安定(例えば保存寿命が貧弱)および比較
的低い変性能力のような欠点を有している。尿素および
ホルムアミドおよびこれらの誘導体は安定性が貧弱であ
るためにプレキャスト(予備注型)ゲルおよびプレミッ
クスゲル溶液でのそれらの使用が制限されている。これ
らの不安定性により、長期間の電気泳動操作において、
または典型的な約45℃よりも高い温度を用いる電気泳
動操作においてこれらの使用も制限される。これらのま
たその他の普通に使用される変性剤は、化学的な不安定
性を有し、これは加水分解、酸化もしくは還元のような
いくつかのメカニズムにより生じ得るものである。ゲル
処方物での変性剤の不安定性のその他のメカニズムは結
晶化もしくは蒸発による変性剤の喪失あるいは潜在的に
電気泳動プロセスを阻害している変性剤とマトリックス
構成分との相互作用によって生じ得るものである。尿
素、ホルムアミドおよびこれらの誘導体の限定された変
性能力は圧縮および(または)逆位をもたらし、その結
果これらの変性剤を伴うゲルは必ずしも十分にDNAフ
ラグメントを分解するものではなく、これにより潜在的
に不正確な電気泳動パターンとなる。
【0005】尿素の変性能力および巨大分子を分離する
マトリックスの能力を改善しようとして、その他のマト
リックスでの尿素の使用を他の者が検討した。例えば、
Sugihara Mitsuru等の日本特許第62
272146A2号(1987年11月26日)を参
照。他の者は、解消および変性を改善する手段としてホ
ルムアミドベースの技術を検討した。PCT国際出願W
O94/23,092(1994年10月13日)にお
いて、発明者Fuller等はエチレングリコールとホ
ルムアミドとの混合物をポリアクリルアミド(PAA)
ゲルに組み入れて電気泳動分析のためのDNAを変性す
ることを検討している。しかしながら、以下に論述する
ように、エチレングリコールは変性能力が限定されてい
て、またホルムアミドおよびその誘導体は不安定であ
り、そのためこの技術は容認できない代替技術である。
【0006】電気泳動システムでの生物分子例えばDN
Aの分解を改善する試みで、電気泳動マトリックスに対
して変形を行っている。Allen等に付与された米国
特許第5,354,442号(1994年10月11
日)。Allenは、電気泳動配列決定ゲルで変性剤よ
りもむしろマトリックス変性剤として異なったアルコー
ルおよびポリオールを組み入れることを開示している。
Allenは、Ph6〜9でサルフェート、クロライド
もしくはホスフェートイオンと組み合せてこのような変
性剤を添加することにより核酸の分解が改善されること
を示唆している。Allenはこれらの添加剤が変性剤
として作用することを特許請求していないし、また若干
の電気泳動適用例にとって特に重要なのは変性なのであ
る。
【0007】その他の者は、マトリックスを変性するの
に、重合体性アルコール、重合体性糖、重合体性アミ
ン、ヘプチド、重合体性エーテル、ゴム、洗滌剤および
これらの混合物を組み入れている。例えば、Star
r,PCT出願番号WO95/07458(1995年
3月16日)参照。このPCT出願では、マトリックス
にこれらの特別な変性剤を添加するのはスタッキングゲ
ルと分解ゲルとの間の水の拡散を制約するのに有用であ
ると示唆されている。同じく、マトリックス変性剤は巨
大分子の変性を企図するものではないし、それを補助す
るものでもない。
【0008】電気泳動ゲルでのDNA変性剤としてドデ
シル硫酸ナトリウムおよびポリオキシエチレンを使用す
ること、および電気泳動システムの変性能力に対するp
Hの影響を検討している。例えば、Shorr等、米国
特許第5,055,517号(1991年10月8日)
参照。しかし、Shorrの変性剤は変性能力が十分で
はなく、また開示されている高いpHでは不安定なポリ
アクリルアミドゲルでの適用が限定されている。
【0009】Harper等に付与された米国特許第
5,455,344号(1995年10月3日)(共通
した譲受人に譲渡)には、変性剤の存在下多糖類好まし
くはアガロースからなる電気泳動用ゲル媒質が開示され
ている。この開示は、限られたクラスの変性剤(尿素、
ホルムアミド、C2 −C4 グリコール、グリセロール、
DMSO、ピロリドンおよびC1 −C6 アルキルピロリ
ドン)に係るものであり、これらの変性剤の多くのもの
は変性能力が限られているかまたは安定性が貧弱であ
る。開示されている変性剤はアガロースを使用する電気
泳動技術に限られている。
【0010】EPO出願番号第497448A1号(1
992年8月5日)には、毛管ゲル電気泳動のための非
尿素変性剤の使用が開示されている。変性剤は、水素結
合を中断するためのアミド部分および塩基対を破壊し得
る部分を特徴としている。しかし、アミドは水性環境中
では不安定である傾向を有し、これにより電気泳動技術
でのアミドの使用が制限される。
【0011】DNAに対する種々のその他の変性剤が溶
液で研究されている。例えば、L.Levine,J.
Gordon,W.Jencks,Biochemis
try,1963年、2巻、168−175頁参照。こ
れらの研究は、遊離溶液中での二本鎖DNAの変性に集
中されていた。水性環境での変性剤の安定性もしくはゲ
ルおよび非ゲル電気泳動媒質との相溶性は検討されてい
なかった。さらに、その中で論じられている変性剤のあ
る種のものは不安定であるかまたある種のゲルマトリッ
クスと相溶性を有してなく、このためにある種の電気泳
動技術に対して容認し得ないものとなる。
【0012】また他の者は毛管およびミクロチャンネル
での電気泳動のための非ゲル重合体システムの使用を示
唆していた。このような技術では、チャンネルの直径が
小さいために、ゲルよりむしろ液状重合体溶液の使用が
可能である。多様な分子量の様々の化学的に異なった重
合体がかかる技術により巨大分子を分離することが示さ
れていた(広汎ではあるが、完璧なものではないリスト
がKleparnik等、Electrophores
is 1995年、16巻、366−76頁に開示され
ている)。これらの方法は、例えばDNA配列決定のよ
うな技術での変性の必要性を除外するものではない。分
離マトリックスとしてポリエチレンオキサイド重合体お
よび未架橋結合ポリアクリルアミドの溶液におけるDN
Aのための変性剤として、尿素が使用されていた。例え
ば、Fung & Yeung,Anal.Che
m.,1995年、67巻、1913−1919頁;R
uiz−Martinez等、Anal.Chem.,
1993年、65巻、2851−2858頁をそれぞれ
参照。しかしながら、ゲル電気泳動で尿素でみられた問
題点はなおそこでも存在し、例えば安定性が貧弱であ
り、また変性能力が限定されていた。
【0013】それで、ゲルおよび非ゲル両方の電気泳動
技術と相溶性があり、電気泳動マトリックスの一体性を
著しく阻害することなく、かつ高電気泳動分解をなす安
定な高能力の変性剤についての必要性がなお存在してい
る。本発明はこれらの必要性ならびに他の必要性を充足
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、就中、電気泳
動技術、例えばゲルおよび非ゲル電気泳動、毛管電気泳
動、およびミクロチャンネル電気泳動で使用することが
企図されている一組の変性剤を提供するものである。本
発明の変性剤は化学的に安定であり、補助溶剤を伴うか
もしくは伴わずに水に可溶であり、高い変性能力を有
し、そして種々の電気泳動システムで巨大分子の高い分
解を提供する。これらの変性剤は水性環境で良好な安定
性を有するので、プレキャストゲルおよびゲルおよび非
ゲル電気泳動のためのプレミックス溶液に特に有用であ
る。本発明の変性剤は分子量約400以下の小さい分子
であり、そして電気泳動システムの一体性を損なわない
点で電気泳動マトリックスと相溶性を有している。本発
明は、このような安定で、マトリックス相溶性を有する
高能力の変性剤を提供し、同定し、また巨大分子(ma
cromolecules)の分析のために電気泳動シ
ステムに変性剤を組み入れる最初のものである。
【0015】本発明の変性剤は、特にDNA配列決定に
有用であるが、その他の電気泳動技術例えばDNA、R
NA、タンパク質、他の巨大分子およびこれらの混合物
に対する勾配もしくは非勾配変性電気泳動にも有用であ
るものと考えられる。
【0016】本発明者等は、高い変性能力を有する変性
剤が実験的に見い出されるか、もしくは理論計算(L値
をもたらす)により予測し得ることを発見した。計算結
果が実験で得られたデータと相関していることが見い出
された。この発見と一致して、生物学的巨大分子の電気
泳動分解のための組成物が提供される。本発明の電気泳
動組成物は、組成物の全重量を基にして約2乃至約95
重量%の少なくとも2のL値を有する変性剤1種または
2種以上;および組成物の全重量を基にして約5乃至約
98重量%の電気泳動媒質からなる。本発明の変性剤は
また約0.1重量%(補助溶剤の助けなしに)また4重
量%(補助溶剤の助けを得て)を超える水溶解度および
約400ダルトン未満の分子サイズを有する。
【0017】本発明者等は、少なくとも2のL値を有す
る化合物が次のものから選択し得ることを発見した。す
なわち、約1〜約25個の炭素原子を有する置換脂肪族
化合物;約6〜約25個の炭素原子を有する置換芳香族
化合物;約3〜約25個の炭素原子を有する置換脂肪族
アルコール;約4〜約25個の炭素原子を有する非置換
脂肪族アルコール;約7〜約25個の炭素原子を有する
置換芳香族アルコール;約7〜約18個の炭素原子を有
する非置換芳香族アルコール;約4〜約25個の炭素原
子を有する置換脂肪酸;約4〜約18個の炭素原子を有
する非置換脂肪酸;約7〜約25個の炭素原子を有する
置換芳香族酸;約7〜約18個の炭素原子を有する非置
換芳香族酸;約3〜約25個の炭素原子を有する置換も
しくは非置換ケトン;約4〜約25個の炭素原子を有す
る置換もしくは非置換エーテル;約4〜約25個の炭素
原子を有する置換もしくは非置換エーテルアルコール;
約4〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換
ケトアルコール;約1〜約25個の炭素原子を有する置
換もしくは非置換脂肪族サルファイド;約2〜約25個
の炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族スルホ
ン;約5〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非
置換ジオール;約4〜約25個の炭素原子を有する置換
もしくは非置換複素環式アミン;約5〜約25個の炭素
原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリドン;
アルコールと組み合せられた約5〜約25個の炭素原子
を有する置換もしくは非置換アルキルピロリドン;アル
コールと組み合せられた約2〜約20個の置換もしくは
非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約25個の炭素原子
を有する置換もしくは非置換環状アルキルピロリドン;
約6〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換
フェノール;およびこれらの組み合わせ。但し、変性剤
はn−ブタノールもしくはジメチルスルホキシド単独
(DMSOは前文で論述した如く補助溶剤として使用し
得る)ではなく;電気泳動媒質が多糖類および多糖類誘
導体であるときは、変性剤はピロリドンもしくはC1
6 アルキルピロリドンではなく;また電気泳動システ
ムがアクリルアミドベースのゲルシステムであるとき
は、変性剤はベンジルアルコールではない。
【0018】本発明の変性剤は、例えば多糖類ベースも
しくはアクリルアミドベースのゲルを用いるゲル電気泳
動技術、ならびに、就中、毛管およびミクロチャンネル
装置に使用する例えば重合体溶液を用いる非ゲル電気泳
動技術に特に使用することができる。本発明の変性剤お
よび組成物は電気泳動媒質のプレキャストおよびプレミ
ックス溶液を形成するのに有用である。
【0019】本発明における用語の意義は次のとおりで
ある。「脂肪族」なる用語は、飽和もしくは不飽和結合
を有するいずれの炭素−水素含有化合物(アルカン、ア
ルケン、アルキン)を言う。このような化合物は、環式
もしくは非環式、直鎖もしくは有枝鎖であってよく、そ
してさらにヘテロ原子(例えばO、S、N)で置換され
ていてよい。
【0020】本文で使用される「芳香族」なる用語は、
少なくとも1個のベンゼン環を含有するいずれの化合物
を言う。本文で使用される「アリール」なる用語は、少
なくとも1個のベンゼン基もしくはベンゼン環を有する
化合物を称し、そして置換されていてもよい。この定義
には、構造異性体(例えば、鎖異性体、位置異性体、お
よび官能異性体)および立体異性体(例えば、鏡像体お
よびジアステレオマー)も包含されている。
【0021】本文で使用される「アルキル」なる用語
は、アルカン(Cn 2n+2)から水素を喪失して形成さ
れる基を言う。アルキル化合物は、直鎖もしくは有枝鎖
化合物、環式もしくは非環式、であってよく、そしてさ
らにヘテロ原子(例えばO、S、N)で置換されていて
もよい。この定義には、構造異性体(例えば、鎖異性
体、位置異性体、および官能異性体)および立体異性体
(例えば、鏡像異性体およびジアステレオマー)も包含
されている。
【0022】本文で使用されている「アルコキシ」なる
用語は、その通常の意味で使用され、そして一般的には
酸素を経由して分子に結合するアルキル基を言う。アル
キル基は一般的には脂肪族炭化水素から1個の水素原子
の除去によって誘導される。本発明のアルコキシ化合物
はさらに置換されていてもよいことが企図されている。
この定義には、構造異性体(例えば、鎖異性体、位置異
性体、および官能異性体)および立体異性体(例えば、
鏡像異性体およびジアステレオマー)も包含されてい
る。
【0023】本文で使用される「フェノキシ」なる用語
はその通常の意味で使用され、そして一般的には酸素を
経由して分子に結合するフェニル基を言う。本発明のフ
ェノキシ化合物はさらに置換されていてもよいことが企
図されている。この定義には、構造異性体(例えば、鎖
異性体、位置異性体および官能異性体)および立体異性
体(例えば、鏡像異性体およびジアステレオマー)も包
含されている。
【0024】本文で使用される「アルコール」は、炭素
原子に結合したヒドロキシ基(OH)を有する脂肪族も
しくは芳香族化合物(一価アルコール)を言う。1分子
当たり2個以上のヒドロキシ基を含有する(但し、水素
および酸素原子の各々が別異の炭素原子に結合してい
る)アルコールは多価アルコールもしくはポリオールと
称する。本文で使用される「グリコール」は別異の炭素
原子に結合する2個以上のヒドロキシ基を有する二価ア
ルコールである。アルコール化合物は、直鎖もしくは有
枝鎖化合物、環式もしくは非環式、であってよく、そし
てさらにヘテロ原子(例えば、O、S、N)で置換され
ていてもよい。
【0025】この定義には、構造異性体(例えば、鎖異
性体、位置異性体、および官能異性体)および立体異性
体(例えば、鏡像異性体およびジアステレオマー)も包
含されている。
【0026】本文で使用される「アミン」化合物は、N
2 部分に結合されている脂肪族もしくは芳香族化合物
を言う。アミン化合物は、直鎖もしくは有枝鎖化合物、
環式もしくは非環式であってよく、そしてさらにヘテロ
原子(例えばO、S、N)で置換されていてもよい。こ
の定義には、構造異性体(例えば、鎖異性体、位置異性
体、および官能異性体)および立体異性体(例えば、鏡
像異性体およびジアステレオマー)も包含されている。
【0027】本文で使用される「エーテル」化合物は伝
統的な意味で使用され、そして酸素原子が2個の有機基
に結合している化合物R−O−Rを言う。エーテル化合
物は直鎖もしくは有枝鎖化合物、環式もしくは非環式で
あってよく、そしてさらにヘテロ原子(例えば、O、
S、N)で置換されていてもよい。この定義には、構造
異性体(例えば、鎖異性体、位置異性体および官能異性
体)および立体異性体(例えば、鏡像異性体およびジア
ステレオマー)も包含されている。
【0028】本文で使用される「ケトン」は、その通常
の意味で使用され、2個の他の有機基に結合されている
カルボニル基(炭素原子に二重結合されている酸素原
子)を含有するいずれの有機化合物を言う。ケトン化合
物は直鎖もしくは有枝鎖化合物、環式もしくは非環式、
であってよく、そしてさらにヘテロ原子(例えば、O、
S、N)で置換されていてもよい。この定義には、構造
異性体(例えば、鎖異性体、位置異性体、および官能異
性体)および立体異性体(例えば、鏡像異性体およびジ
アステレオマー)も包含されている。
【0029】「複素環式アミン」なる用語は、炭素原子
に加えて、その他の原子を組み入れている環構造を有す
る脂肪族化合物を言う。複素環式アミンは、限定するも
のではなく、ピロールおよびその誘導体、イミダゾール
およびその誘導体、ピリジンおよびその誘導体、ピリミ
ジンおよびその誘導体、キノリンおよびその誘導体、ピ
ペリジンおよびその誘導体、ピロリジンおよびその誘導
体、およびモルホリンおよびその誘導体を包含する。誘
導体とは、脂肪族部分、芳香族部分、アルコキシ部分、
フェノキシ部分、アミン部分、ニトロ部分、ニトリル部
分、ハロゲンもしくはヘテロ原子の1個もしくは2個以
上で置換された芯複素環式構造(例えば、ピロール)を
有する化合物を言う。
【0030】本文で使用される「置換」なる用語は、芯
分子とは別異の部分による分子の単独もしくは多重置換
を言う。置換分は、限定をするものではなく、ハロゲ
ン、ヘテロ原子、ニトロ部分、アミン部分、ニトリル部
分、ヒドロキシ部分、アルコキシ部分、フェノキシ部
分、その他の脂肪族もしくは芳香族部分を包含する。置
換化合物は芯構造の誘導体と言える。
【0031】本文で使用される「生物分子」なる用語
は、電気泳動により分離し得るか、もしくは類似の技術
により分析し得るいずれの分子を言う。このものは、限
定することなく、DNA、RNA、タンパク質、ペプチ
ド、オリゴマーおよび多糖類、脂質、接合体、およびこ
れらの混合物(天然もしくは合成いずれでもよい)を包
含する。この用語は、「被分析物」および「巨大分子」
なる用語と互換的に使用し得る。
【0032】「分離マトリックス成分」なる用語は、電
気泳動媒質を形成するのに必要ないずれの成分を包含
し、そして、限定することなく、アクリルアミド、アク
リルアミド誘導体、その他の架橋結合剤、触媒、開始
剤、多糖類、光重合開始剤、ゲル化および非ゲル化添加
剤、および緩衝剤を限定することなく包含する。
【0033】本文で使用される「ゲルマトリックスおよ
び成分と相客性を有する」なる用語は、変性剤に関連し
て、ゲル化もしくは重合を阻害せず、実質的なミネレシ
スを示さない、水相の極性を実質的に抑制してマトリッ
クス形成重合体の分子間凝集もしくは沈澱を生じること
なく、また配列決定反応の十分な分解を達成するのに十
分な変性能力を保持する変性剤を言う。
【0034】「電気泳動媒質」なる用語は、巨大分子の
電気泳動分離に使用されるいずれのゲルもしくは非ゲル
ビヒクルを言う。このような媒質は、上に定義したとお
りの分離マトリックス成分から製造されたゲルおよび溶
液を包含する。
【0035】「電気泳動システム」なる用語は、電気泳
動媒質と組み合わされた本発明の高能力変性剤を言い、
そして限定することなくゲルおよび非ゲル電気泳動技術
のためのプレキャスト電気泳動ゲルプレートもしくは安
定なプレミックス溶液を包含する。
【0036】本文に使用される「安定な変性剤」なる用
語は、水性状況中で加水分解、もしくは酸化もしくは還
元の無視し得る速度を有する変性剤を言う。
【0037】本文で使用される「補助溶剤」なる用語
は、溶剤の1種または2種以上に関連して溶質を溶解し
得るいずれの溶媒を言う。
【0038】分子もしくは化合物と関連して使用される
「−ベースの」なる用語を使用するときは、「−ベース
の」なる用語に先行する化合物の芯構造を有する分子を
言う。
【0039】実施例以外、あるいは他に指示のある場
合、成分もしくは本発明の他のパラメーターを表す数字
はいずれもが用語「約」で変更されることが明らかであ
る。
【0040】本発明は、生物学的巨大分子の高電気泳動
分解を容易にする一群の安定な、高能力の変性剤の選択
および提供を包含するものである。電気泳動組成物およ
びそれを使用する方法もまた提供される。本発明の新規
な組成物を組み入れているキットもまた本発明の範囲内
にある。
【0041】本発明の変性剤は、ゲルおよび非ゲル電気
泳動、毛管電気泳動およびミクロチャンネル電気泳動を
包含する種々の電気泳動技術で使用することができる。
本発明の変性剤をゲル電気泳動に使用する場合、ゲルは
例えば多糖類およびその誘導体および(または)アクリ
ルアミドおよびその誘導体をベースとすることができ
る。有用な水性ゲル形成性多糖類は、限定するものでは
なく、アガロース、グルコマンナン、殊にコンニャクか
ら誘導されるグルコマンナン;部分脱アセチル化グルコ
マンナン;カードランを包含するβ−1,3−グルカ
ン;β−カラゲニン;フルセララン;寒天(寒天−寒
天);前述したものの化学誘導体;およびこれらの混合
物を包含する。化学誘導体は低度の置換、好ましくは二
糖類単位当たり2個未満の置換分を有していなければな
らず、そして置換分部分は可成り小さいもの、殊に約2
00ダルトン未満でなければならない。重合体は、不可
逆性ゲルを形成する反応性基を有する多糖類、ならびに
加熱あるいはまた冷却すると再融解する熱可逆性ゲルを
包含する。好ましいゲル形成性多糖類は、寒天、アガロ
ース、アリルグリシジルアガロース、カードラン、ヒド
ロキシエチルカードラン、コンニャクグルコマンナン、
および脱アセチル化コンニャクグルコマンナンを包含
し、このうち、アガロース、アリルグリシジルヒドロキ
シエチルカードランおよび脱アセチル化コンニャクグル
コマンナンがさらに好ましく、そしてPterocla
dia、もしくはGelidiumもしくはGrace
laria種の海草から抽出したアガロースが最も好ま
しい。例えば、米国特許第5,455,344号を参
照。この特許の記載全体を参考として本文中に挿入す
る。当業者に知られているその他のゲルおよび非ゲル電
気泳動媒質を本発明の精神を逸脱することなく使用し得
る。
【0042】本発明を実施するためのアクリルアミドベ
ースのシステムには、アクリルアミド、関連アクリルア
ミド化合物例えばN,N−ジメチルアクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、ピペラジンアクリルアミド、N,N’−ジアリルタ
ルタルジアミド、N−アクリロイルアミノエトキシエタ
ノール、N−アクリロイルトリス(ヒドロキシメチル)
アミノメタンN−メチルロールアクリルアミド、ならび
に米国特許第5,055,517号および第5,21
9,923号に記載のものが包含される。これらの特許
の記載全体を参考として本文中に挿入する。本発明の目
的のためには、「アクリルアミドおよび関連アクリルア
ミド化合物」、「アクリルアミド誘導体」および「アク
リルアミドベースのシステム」には、イソプロピルアク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミドもしくはN−ト
リス(ヒドロキシ)メチルアクリルアミドが包含されな
い。好ましいアクリルアミドには、アクリルアミド、N
−メチルアクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、およびN,N−ジメチルアクリルアミドが包含され
る。好ましいアクリルアミドベースのシステムはアクリ
ルアミド、およびN,N’−メチレンビスアクリルアミ
ド、N,N’−ジメチルアクリルアミドおよびN,N’
−オキシジメチレンビスアクリルアミド(ビスアクリル
アミドメチルエーテルとも称される)、およびビス(ア
クリルアミドメチル)エーテルからなるか、またはLo
ng Rangerゲル溶液(アクリアミド単量体、コ
モノマーおよび架橋剤の50%原液である。FMC C
orp.から供給)から形成される。当業者に知られて
いるその他のゲルおよび非ゲル電気泳動媒質も本発明の
精神を逸脱することなく使用し得る。
【0043】本発明の変性剤を非ゲル毛管もしくはミク
ロチャンネル電気泳動技術に使用する場合、分離媒質と
して働く液体は溶液であり得る。これには、限定するこ
となく、未架橋ポリアクリルアミドもしくはアクリルア
ミド誘導体の重合体、ポリエチレンオキサイド、セルロ
ース誘導体もしくはその他の多糖類が包含される。当業
者はこのような媒質の成分をよく承知しており、そして
当業者に知られているいずれのこのような成分も本発明
の精神を逸脱することなく使用し得る。
【0044】本発明の変性剤は、就中、生物巨大分子を
変性するための様々な適用例に使用することができる。
生物分子の変性の例として、DNAの変性の場合を考慮
する。適当な変性を達成するべきときに克服しなければ
ならない核酸の分子間力に3種のタイプが存在する。第
一のものは、DNAの無極性成分間の分散(疎水性)力
であり、例えば相互に水分子に対して示すよりも比較的
より貧弱な周囲の水に対する親和力を示す積み重ね塩基
対である。第二のものは、二本鎖の並列を維持し、そし
てヘリックスを支持するか、もしくは分子内二次構造例
えば「ヘアピン」もしくは「ループ」構造を維持する塩
基間の水素結合である。第三のものは、溶剤媒質例えば
水の存在下もしくは単純な電解質の中程度の濃度の存在
下弱化される重合体主鎖に結合された反対荷電のイオン
性部分に帰する静電相互作用である。これらの3種の力
の中から、実験および理論データは、分散力が電気泳動
の過程で核酸の再変性に対して主要な原因を有すること
を示唆している。
【0045】本発明の変性剤はこれらの非共有力の除去
もしくは最小限化に有効であり、その結果DNA分子は
このような配座制約を欠くものとなり、それ故に溶液中
で単独で可動主体として移動しなくなる:電気泳動技術
での有効な分解に対する必要条件である。
【0046】本発明の高能力変性剤は、少なくとも2の
「L」値を有する一群の化合物である(1は比較対照ホ
ルムアミド(先行技術の変性剤)のL値として定義す
る)。化合物に対するLは変性能力に関連して化合物の
挙動の良好な予測体であることが見い出された。L値は
液体有機物に係るものであるが、固体の有機物に対する
L値は固体化合物(例えば、類似の芯構造および置換分
を有する化合物)に対する液体対照物を基にして評価す
ることができる。L値は、(δ2 d V/R)X /(δ2
d V/R)FA(方程式1)(ここでXは変性剤を定義
し、そしてFAは参照化合物ホルムアミドである)とし
て定義される。正常な溶液中のDNAの変性度(K)
(一本鎖形態のDNA分子のフラクション)はInK=
(δ2 d V/R)〔(l/Tm)−(I/T)〕(方程
式2)として記載することができる。TmはDNA融解
温度(°K(ケルビン度))であり、Tは実験の温度
(°K)、Rは普通ガス恒数であり、δd は溶液中の変
性剤の分散もしくは非極性凝集パラメーターであり、そ
してVは変性剤のモル量である。
【0047】方程式2は、T=Tmの場合、InK=0
もしくは50%DNA変性を示す。Tおよび(δ2 d
値の増加は変性の度合の増加となる。変性剤濃度の増加
はTmの低減となり、変性の度合の対応した増加とな
る。
【0048】さらに、実験Marmw−Schildk
raut−Daty方程式、Tm=193.7−(3.
09−FGC)(34.64−2.83In〔N
+ 〕)、℃(方程式3)、ここで塩基のフラクション
GC=((g+c)/(a+t+c+g))(ここで、
aはアデノシンであり、tはチミジンであり、cはシト
シンであり、そしてgはグアノシンである)は、変性シ
ステム中のDNAもしくは〔Na+ 〕でのgc含量の増
加はKの低減となる。より高いgc含量を有するDNA
について、より高い温度および(または)変性剤濃度も
しくはより高いδ2 d V値を有するより強力な変性剤の
選択が必要である。
【0049】方程式2の角括弧内の用語は、変性過程で
の温度(T)の影響およびKによるDNAの融解温度
(Tm)(変性の度合)を表す。方程式3によると、T
mは緩衝剤組成(〔Na+ 〕は一例である)、DNA構
造(Fgc)等の凾数である。方程式2中の用語(δ2 d
V/R)は変性剤のみの特性を表す。この用語の値の増
加は添加剤の変性能力の増加に対応する。それで、δ2
d V/Rは変性剤として異なった添加剤の比較評価のた
めに使用することができる。
【0050】本発明者等は、参考としてホルムアミド
(FA)に対するδ2 d V/Rを用いて、溶液中の添加
剤「X」の相対変性強度を定義するために上に定義した
基準Lを誘導し、そして使用した。本発明者等は、理論
上はホルムアミドよりも強力な変性剤である少なくとも
2のL値を有する変性剤を選定した。本発明者等は、変
性剤の安定性、水性安定性および分子サイズも変性剤の
評価で考慮されることと認めた。かくして、本発明者等
は、媒質中で他の成分の存在下で、かつ保存および(ま
たは)使用の温度で加水分解、酸化もしくは還元分解に
対して適度に抵抗性を有する変性剤を選定した。アミド
もしくはカルボン酸エステル結合を含有する有機化合物
はこの要件に適合していない。
【0051】本発明の変性剤は、単独もしくは水混和性
補助溶剤と組み合わせて、周囲の温度で水に対して適度
の溶解度を示し、満足すべき巨大分子の電気泳動分解と
比例する変性に適した濃度を示す。約0.1重量%(補
助溶剤の助けなしに)を超える水溶解度を有する有機化
合物が有用である(組成物の総重量を基にして):4重
量%を超える溶解度を有する有機化合物が好ましい(組
成物の総重量を基にして)。比較的低い分子量(好まし
くは、400ダルトン以下)の化合物が好ましい。
【0052】また、本発明の変性剤は、電気泳動システ
ムの識別能力にとって必須である電気泳動媒質の形態学
的および電気的特性を著しく改変するものでないことが
必要である。ラジカル脱除剤、連鎖停止剤、もしくはラ
ジカル移動剤として作用し得る変性剤は、系中で重合を
必要とするゲル化システムで余り高い濃度で使用すべき
ではない。これらの化合物には、第一および第二アミ
ン、硫化物および硫黄が低い方の原子価状態で存在する
その他の硫黄担有化合物、オレフィン系もしくはアセチ
レン系結合を含有する化合物、ハロゲン化有機化合物お
よび第三級炭素−水素結合を含有する化合物が包含され
る。
【0053】本発明は、就中上述した基準に適合する化
合物群を提供する。本発明の脂肪族変性剤には、限定す
るものではなく、アミン置換アルカン例えば−プロピル
アミン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチ
レントリアミン、ジ−n−プロピルアミン、およびシク
ロヘキシルアミン;硫黄部分で置換されたアルカン例え
ばジメチルスルホン、テトラメチレンスルホンおよびブ
タジエンスルホンが包含される。本発明の脂肪酸変性剤
には、限定するものではなく、アルカン酸例えば1−ブ
タン酸が包含される。本発明の脂肪族アルコール変性剤
には、限定するものではなく、アルカンベースの一価ア
ルコール例えばtert−アミルアルコール、イソブチ
ルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec−
ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、2
−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチル
−1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
クロロプロパノール、シクロヘキサノール;および二価
アルコール(グリコール)例えばエチレングリコールモ
ノエチルが包含される。
【0054】本発明の置換芳香族変性剤には、限定する
ものではなく、ニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
リン、ベンジルアミン、キノリン(二重芳香族環)、お
よびベンゾニトリル(三重結合)が包含される。本発明
の芳香族アルコールおよびフェノールベースの変性剤に
は、限定するものではなく、ベンジルアルコール、フェ
ノール、1,3−ベンゼンジオール、m−クレゾール
(3−メチルフェノール)およびo−メトキシフェノー
ルが包含される。本発明の芳香族酸変性剤には、限定す
るものではなく、安息香酸が包含される。
【0055】本発明のエーテル変性剤には、限定するも
のではなく、エチレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、およびジオキサンが包含される。本
発明の実施に適したエーテルアルコールには、限定する
ものではなく、テトラヒドロフルフリルアルコールが包
含される。
【0056】本発明のケトン変性剤には、限定するもの
ではなく、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
メシチルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソア
ミルケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(ジイ
ソブチル)ケトンが包含される。本発明のケトアルコー
ル変性剤には、限定するものではく、ジアセトンアルコ
ールが包含される。
【0057】本発明の複素環式アミンには、限定するも
のではなく、ピリジン、ピペリジン、ピペリドン、メチ
ルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリドン、ヒドロ
キシエチルピロリドン、ピペラジン、ヒドロキシエチル
ピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリ
ドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシ
ル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピロリドン、
ヒドロキシエチルピロリジン、モルホリン、メチルモル
ホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリン(5およ
び6員環)およびこれらの誘導体が包含される。
【0058】本発明の変性剤の属性を有する他の変性剤
は本発明の範囲内にあることが企図されている。変性剤
の混合物を本発明の電気泳動システムに使用し得ること
が企図されている。
【0059】本発明の電気泳動システムは、さらに、必
要に応じて変性剤の溶解を補助する任意の水混和性非ゲ
ル化性添加剤を包含していてもよい。これらのものに
は、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)、アルコ
ールもしくは非極性化合物のような補助溶剤が包含され
る。その他の非ゲル化性添加剤には、限定するものでは
なく、グリセロール、4個もしくはそれより少ない炭素
原子を有するその他のグリコールおよびポリグリコー
ル、デキストラン、ロータス・ビーン・ゴム、および高
分解(解重合)アガロースが包含される。本発明の好ま
しい非ゲル化添加剤には、グリセロール、エチレングリ
コール、エリスリトールおよびロータス・ビーン・ゴム
が包含され、これらのうち、グリセロールおよびエリス
リトールがより好ましく、そしてグリセロールが最も好
ましい。例えば、米国特許第5,455,344号を参
照:この特許の記載全体を参考として本文中に挿入す
る。
【0060】本発明の電気泳動システムはまた緩衝剤を
も包含する。本発明を実施するのに適した緩衝剤には、
限定するものではなく、電気泳動システムに有効である
ことが知られているものがすべて包含される。本発明の
ゲルおよびプレミックス溶液に関連して、殊に有用なの
はトリス−ホウ酸塩−EDTA(TBE)、トリス−リ
ン酸塩−EDTA、トリス−酢酸塩−EDTAおよびト
リス−タウリン−EDTA、好ましくはトリス−ホウ酸
塩−EDTAもしくはトリス−酢酸塩−EDTA、より
好ましくはトリス−ホウ酸塩−EDTA、最も好ましく
は「0.5X」のレベルのTBEもしくは約45mMト
リス、45mMホウ酸塩、1mM EDTA、pH8.
3である。その他の有用な緩衝剤には、炭酸塩、グリシ
ン、および「グッドの緩衝剤」および関連双性イオン性
化合物が包含される。当業者に知られているいずれのこ
のような緩衝剤も本発明の精神を逸脱することなく使用
することができる。
【0061】例えばアミン、酸およびフェノールのよう
ないくつかの変性剤のイオン化が水溶液中で起こり得
る。これらの化合物を電気泳動に使用するには、電気泳
動の間のゲルにおける変性剤の消耗を防止するために、
これらの化合物を陽極および陰極緩衝剤に混入すること
が必要である。あるいはまた、変性剤を緩衝剤の一部分
として混入する緩衝剤システムを処方することもでき
る。さらに、電気泳動は変性剤のイオン化が生じないp
Hで行うことができる。ゲルを流し込んだ後に変性剤を
ゲルに浸漬し得ることも企図されている。当業者は適切
な条件を決定することができる。
【0062】本発明のゲルは例えば米国特許第5,45
5,344号および第5,219,923号に記載され
ているような当該分野で知られている方法に従って製造
することができる。これらの特許の記載全体を参考とし
て本文中に挿入する。
【0063】例えば、本発明の多糖類ゲルは、緩衝剤
塩、例えばTBEを水に混合して約8.3のpHを有す
る溶液を生成させることにより製造することができる。
次に、アガロース粉末およびグリセロールを溶液に加
え、そして攪拌することなく約10分間室温に保持す
る。次に、混合物を秤量し、時々攪拌しながら約10分
間沸騰させる。水を加えて蒸発でのいずれかの損失を補
充し、次に混合物を60℃に保持し、本発明の変性剤を
包含する残りの成分を加える。混合物を十分に混合し、
ふたをし、そして30〜40分間90℃に保持し(ある
種の揮発性変性剤を使用する場合を除き、この場合混合
物をより長い時間より低い温度に保持する)、変性剤の
揮発度および溶解度に従って調節する。当業者は適切な
条件を容易に定めることができ、そしてこのような条件
を本発明の精神を逸脱することなく使用することができ
る。次に、溶液を当業者に周知の技術を用いて電気泳動
カセットに流し込みする。
【0064】本発明に従って多糖類ベースのゲルを製造
する場合、ゲル形成性多糖類の存在量は約2〜約10重
量%であり、好ましくは約2〜約8重量%、最も好まし
くは約3〜約6重量%であり、いずれの重量も組成物の
総重量を基にしている。
【0065】電気泳動システムの総変性剤濃度は約2〜
約95重量%、好ましくは約2〜約70重量%、最も好
ましくは約4〜約60重量%であり、すべての重量は組
成物の総重量を基にしている。ゲルを流し込みした後変
性剤をゲルに浸漬させることも企図されている。
【0066】電気泳動媒質に非ゲル形成添加剤を使用す
るときは、非ゲル化性添加剤の総量は約0〜約50重量
%、好ましくは約2〜約30重量%、最も好ましくは約
5〜約20重量%であり、すべての重量は組成物の総重
量を基にしている。
【0067】緩衝剤の濃度は当該分野で知られているい
ずれのレベルであり、いずれの他の電気泳動における如
く同じセットでトレードオフ(tradeoffs)に
受けしめることができる:すなわち:より高い濃度が緩
衝化長期操作にはより良いが、低い方の濃度はジュール
加熱を最小限とするのに好ましい。本発明の多糖類ゲル
システムの有用なレベルは陽イオンもしくは陰イオンの
約10mMと200mMとの間のいずれか小さい方であ
り;約20〜100mMが好ましく、約30〜90mM
がさらに好ましく、そして約45〜90mMが最も好ま
しい。本発明の組成物での緩衝剤塩の総重量は約0.2
〜約6重量%、好ましくは約0.3〜約5重量%、最も
好ましくは約0.4〜約4重量%であり、すべての重量
%は組成物の総重量を基にしている。
【0068】pHは核酸の電気泳動分離に適しているp
Hである。原則として、これはpH2〜11の範囲を包
含する。実際には、核酸の脱プリン化もしくは加水分解
の可能性を避けるために、中性もしくは温和なアルカリ
性緩衝剤(pH6.8〜10)が好ましい。さらに好ま
しいpH領域は約7〜9であり、そして特に好ましいp
H領域は約8〜9である。
【0069】アクリルアミドベースのゲルは例えば米国
特許第5,219,923号に記載されているような方
法により製造することができ、この特許の記載全体を参
考として本文中に挿入する。
【0070】一般に、ゲルはTBEを水と混合して約
8.3のpHを有する溶液を生成させることによって製
造する。この溶液に所望の単量体および架橋剤を加え、
そしてこれらの成分が溶解するまで溶液を混合する。次
に、溶液を所望により脱気する。変性剤を加え、溶解す
るまで溶液を十分に混合する。適当な触媒および開始剤
を混合物に加える。得られた溶液を当業者に知られてい
る方法を用いて重合のために電気泳動カセットに流し込
みする。
【0071】本発明に従ってアクリルアミドベースのゲ
ルを製造する場合、ゲル形成性アクリルアミドもしくは
アクリルアミド誘導体の存在量は約2〜約30重量%、
好ましくは約2〜約12重量%、最も好ましくは約4〜
約10重量%であり、いずれの重量も組成物の総重量を
基としている。本発明を実施するのに適した単量体に
は、限定するものではなく、N,N−ジメチルアクリル
アミド、N−メチルアクリルアミド、N−メチロイルア
クリルアミド、N−アクリロイルアミドエトキシエタノ
ール、アクリルアミドおよびこれらの組み合わせが包含
される。
【0072】単量体および架橋剤の相対使用量は、ゲル
を使用すべき適用例で変わり得る。一般に、架橋剤は約
0.25〜約30重量%、好ましくは約0.5〜約20
重量%、最も好ましくは約0.75〜約15重量%の量
で使用することができ、すべての重量は単量体および架
橋剤の総重量を基にしている。本発明を実施するのに適
した架橋剤には、限定するものではなく、ビスアクリル
アミド、ビスアクリルアミドメチルエーテル、テトラエ
チレングリコールジアクリレート、ピペラジンジアクリ
ルアミド、N,N’−ビスアクリリルシスタミン、N,
N’−ジアリルタルタルジイミド、N−アクリロイルト
リス(ヒドロキシメチル)アミノエタンN−メチロイル
アクリルアミドおよびこれらの組み合わせが包含され
る。好ましい架橋剤は、ビスアクリルアミド、ビスアク
リルアミドメチルエーテル、N,N’−ビスアクリルシ
スタミンおよびこれらの組み合わせである。
【0073】架橋重合反応は一般には水性媒質中で実施
され、既知の開始剤および(または)重合触媒により開
始することができる。本発明を実施するための適当な遊
離ラジカル提供開始剤には、限定するものではなく、過
硫酸アンモニウム(APS)、当業者に知られている種
々の開始剤およびこれらの組み合わせが包含され、AP
Sが好ましい。本発明を実施するのに適当な重合触媒に
は、限定するものではなく、N,N,N’,N’−テト
ラメチルエチレン−ジアミン(TEMED)もしくは光
重合開始剤と共に使用するのに適した他の触媒が包含さ
れる。光重合のための開始剤と触媒との適当な様々な組
み合わせが、D.F.Eaton、Advances
in Photochemistry、(1986
年)、13巻、427〜487頁に開示され、この記載
全体を参考として本文中に挿入する。触媒および開始剤
の量およびタイプは一般には使用される単量体および架
橋剤の性状および濃度により指定される。触媒の最適量
はまたいずれかの付随する不純分の存在によっても影響
される。しかし、一般的に言うと、触媒は単量体および
架橋剤の総重量を基にして約0.1〜約5重量%の量で
使用することができる。好ましい開始剤および触媒シス
テムはAPSおよびTEMEDである。緩衝剤、変性
剤、非ゲル化添加剤およびpHと組み合わされた条件は
多糖類ベースのシステムに関連して上述したとおりであ
る。
【0074】架橋重合体性ゲルとは対照的に、毛管およ
びミクロチャンネル電気泳動は線状重合体システムを使
用する。これらの技術では、内径約10〜200μを有
する溶融シリカ毛管もしくは約2mmまでの内径を有す
るチャネル(長さ約5〜約100cmの範囲にあり得
る)を使用することができる。このような電気泳動シス
テムを製造する方法は米国特許第5,374,527号
に開示され、この特許の記載全体を参考として本文中に
挿入する。本発明の変性剤を非ゲル化タイプの電気泳動
技術例えば毛管もしくはミクロチャンネルで使用する場
合、変性剤を毛管に導入する前に重合体溶液中に単に混
入することができる。
【0075】非ゲル化媒質を製造する場合、重合体の存
在量は約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは
約0.01〜約8重量%、最も好ましくは約0.5〜約
6重量%であり、いずれの重量も組成物の総重量を基に
する。
【0076】緩衝剤、変性剤、非ゲル化添加剤およびp
Hに関連する条件は多糖類ベースのシステムと関連して
上述したとおりである。
【0077】多糖類ベースの電気泳動システムに使用す
るのに好ましい変性剤には、ジメチルスルホキシドおよ
びベンジルアルコール、ピリミジン、N−シクロヘキサ
ノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、シクロヘ
キシルピロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、se
c−ブタノール、tert−ブタノール、スルホランお
よびスルホレンの組み合わせが包含される。アクリルア
ミドベースの電気泳動システムに使用するのに好ましい
変性剤には、N−エチル−2−ピロリドン、2−ピロリ
ドンおよび1−メチル−2−ピロリドンが包含される。
後者の二つがより好ましく、また1−メチル−2−ピロ
リドンが最も好ましい。
【0078】ある種の好ましい多糖類ゲルは0.5X
TBE中の約5.5重量%アガロース、約20重量%テ
トラヒドロフルフリルアルコール、約9重量%グリセロ
ールからなる。その他の好ましいゲルは、0.5X T
BE中約5重量%アガロース、約4重量%シクロヘキサ
ノール、約28重量%ジメチルスルホキシドおよび約9
重量%グリセロールからなる。本発明の特に好ましいゲ
ルは、0.5TBE中約5.5重量%アガロース、約8
重量%ベンジルアルコール、約28重量%ジメチルスル
ホキシドおよび約9重量%グリセロールからなる。
【0079】ある種の好ましいアクリルアミドベースの
ゲルは、0.5X TBE中の約9.5重量%アクリル
アミド、約0.5重量%ビスアクリルアミド、約20重
量%テトラヒドロフルフリルアルコール、およびAPS
およびTEMEDの各約0.03重量%からなる。他の
好ましいゲルは、0.5X TBE中の約9.5重量%
アクリルアミド、約0.5重量%ビスアクリルアミド、
約4重量%N−シクロヘキシル−2−ピロリドン、およ
びAPSおよびTEMEDの各0.03重量%からな
る。他の好ましいゲルは、0.5X TBE中の約5.
7重量%アクリルアミド、約0.3重量%ビスアクリル
アミド、約4重量%N−シクロヘキシル−2−ピロリド
ン、およびAPSおよびTEMEDの各0.03重量%
からなる。他の好ましいアクリルアミドベースのゲル
は、0.5X TBE中の、約5.7重量%アクリルア
ミド、約0.3重量%ビスアクリルアミド、約5重量%
N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、およびAPS
およびTEMEDの各0.03重量%からなる。他の好
ましいアクリルアミドベースのゲルは、0.5X TB
E中の、約5.7重量%アクリルアミド、約0.3重量
%ビスアクリルアミド、約6重量%3−スルホン、およ
びAPSおよびTEMEDの各0.03重量%からな
る。他の好ましいアクリルアミドベースのゲルは、0.
5X TBE中の、約6.7重量%N,N−ジメチルア
クリルアミド、約0.3重量%ビスアクリルアミドメチ
ルエーテル、約25重量%2−ピロリドン、および約
0.05重量%APSおよび約0.07重量%TEME
Dからなる。別の好ましいゲルは、0.5X TBE中
の、約7.7重量%N,N−ジメチルアクリルアミド、
約0.3重量%ビスアクリルアミドメチルエーテル、約
0.25重量%1−メチル−2−ピロリドン、および約
0.05重量%APSおよび約0.07重量%TEME
Dからなる。その他の好ましいゲルは、0.5X TB
E中の、約9.6重量%N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、約0.4重量%ビスアクリルアミド、約25重量%
1−メチル−2−ピロリドン、および約0.05重量%
APSおよび約0.07重量%TEMEDからなる。
【0080】本発明の特に好ましいアクリルアミドゲル
は、約6〜約10重量%の0.5XTBE中19:1の
アクリルアミド:ビス、0.5X TBE中の約4重量
%N−シクロヘキシル−2−ピロリドンからなる。本発
明の別の特に好ましいアクリルアミドゲルは、0.5X
TBE中、約6〜約10重量%N,N−ジメチルアク
リルアミド、約0.3〜0.4重量%ビスアクリルアミ
ドメチルエーテル、約25重量%1−メチル−2−ピロ
リドン、および約0.05重量%APSおよび約0.0
7重量%TEMEDからなる。
【0081】ある種のアクリルアミドゲルおよび次の変
性剤の組み合わせによる一連の試験結果では、不十分な
結果(例えば、電気泳動媒質が適切にゲル化しない)が
得られた:4−(2−ヒドロキシエチル)モルホリン
(20重量%)、テトラヒドロ−2−ピリミジン(8重
量%)、4−(1−シクロペンテン−1−イル)モルホ
リン(6重量%)、シクロヘキシルアミン(6重量
%)、キノリンN−オキサイド水和物(10重量%)、
2−ピロリドン−5−カルボン酸(6重量%)、3−
〔N−モルホリノ〕プロパンスルホン酸(5重量%)、
2−エチルイミダゾール(15重量%)、1,2−ジメ
チルイミダゾール(15重量%)、ポリビニルピロリド
ン(M.W.40,000)(4重量%)およびベンジ
ルアルコール(4重量%)。これは特別なゲルの作用で
あり、問題点を訂正するべく当業者が変更できるものと
考えられる。
【0082】次の変性剤と組み合わせたLong Ra
ngerゲル(FMC Corp.より提供)による一
連の試験結果では、不十分な結果が得られた:4−(2
−ヒドロキシエチル)モルホリン(20重量%)、テト
ラヒドロ−2−ピリミジン(8重量%)、4−(1−シ
クロペンテン−1−イル)モルホリン(6重量%)、シ
クロヘキシルアミン(6重量%)、キノリンN−オキサ
イド水和物(10重量%)、2−ピロリドン−5−カル
ボン酸(6重量%)、2−ピロリドンプロパンスルホン
酸(20重量%)、2−メチルイミダゾール(15重量
%)、N−エチル−2−ピロリドン(15重量%)、2
−エチルイミダゾール(15重量%)、1,2−ジメチ
ルイミダゾール(15重量%)、ブチル−2−ピロリド
ン−5−カルボキシレート(15重量%)、ポリビニル
ピロリドン(M.W.40,000)(4重量%)。こ
れは特別なゲルの作用であり、問題点を訂正するべく当
業者が変更できるものと考えられる。
【0083】本発明はまた次の工程からなる生物巨大分
子の電気泳動分析方法を包含する: (a)少なくとも2のL値を有する変性剤1種または2
種以上からなる電気泳動媒質に巨大分子をさらし;そし
て(b)巨大分子を電気泳動技術に受けしめる工程、但
し、変性剤がn−ブタノールもしくはジメチルスルホキ
シド単独ではなく(DMSOは前文で論述した如く補助
溶剤として使用し得る)、また、電気泳動媒質が多糖類
ベースのシステムからなる場合、変性剤はピロリジンも
しくはC1−C6 アルキルピロリジンではなく、そし
て、電気泳動媒質がアクリルアミドベースのゲルシステ
ムである場合、変性剤はベンジルアルコールではない。
本発明はさらに巨大分子の高分解電気泳動分離を行うた
めのキットをも包含し、このキットは(a)電気泳動緩
衝剤1種もしくは2種以上;(b)少なくとも2のLを
有する変性剤1種もしくは2種以上;および(c)電気
泳動分離マトリックスを製造するための成分からなり、
変性剤を包含する電気泳動媒質は前文に記載のとおりで
ある。
【0084】以下の実施例は説明の目的を企図している
ものであって、本発明の範囲の限定を全く企図している
ものではない。
【0085】
【実施例】
実施例1 変性剤を含有する多糖類ゲルの製造 試薬および入手先 材料およびそれらの商業上の出所は次のものが含まれ
る:尿素(Fluka);ホルムアミド(Fluk
a);グリセロール(Sigma ChemicalC
o.);トリス−塩基(Sigma);ホウ酸(Sig
ma);EDTA=ナトリウム(Sigma);ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)(Aldrich);シク
ロヘキサノール(Aldrich);ベンジルアルコー
ル(Aldrich);テトラヒドロフルフリルアルコ
ール(Sigma);いずれもA.C.S.等級純度も
しくはそれ以上の純度。アガロース源は、Pteroc
ladiaアガロース、もしくはSeakemR Gol
dアガロース(FMC BioProducts)ある
いは互換して使用し得るいずれの他の高ゲル強度アガロ
ースであった。
【0086】ゲル製造 次の表に列記した成分を用いてゲルを製造した。まず、
トリス−塩基、ホウ酸、EDTA=ナトリウム、を水に
溶解した。得られた溶液はpH8.3近辺であった。次
にアガロース粉末およびグリセロールを溶液に加え、そ
して攪拌することなく約10分間室温に保持した。混合
物を秤量し、時々攪拌しながら10分間沸騰した。水を
補充して蒸発によって失われた分を置換した。混合物を
60℃に保持し、そして残りの成分を加えた。残りの成
分が溶液であるときは、これらも混合前に60℃に加熱
した。混合物を十分に混合し、そして容器をふたをし
て、溶液が尿素を含んでいるときは、約10分間70℃
に保持し、そしてその他のときは30〜40分間90℃
に保持した。次に、溶液を電気泳動カセットに流し込ん
だ。%はいずれも組成物の総重量を基とした重量%を言
う。
【0087】
【表1】
【0088】
【表2】
【0089】実施例2 変性剤を含有する多糖類ゲルを用いる電気泳動 例えば7−deaza−dGTPもしくはdITP(上
掲の「Topicsin DNA Sequencin
g:Monograph II」)のような類縁体の代
わりにdGTPを用いて、USB SEQUENASE
2.0kitによりDNAサンプルを調製した。ゲル
マトリックス添加剤の変性能力を試験するために、DN
Aテンプレートおよびオリゴヌクレオチドプライマーを
選択し、これらは6% PAA 8M 尿素ゲルで分解
すると既知の配列圧縮/逆位を生じるものであった。す
なわち、
【0090】
【数1】
【0091】ベクターM13mp18 DNAからなる
テンプレート;この組み合わせによりSeq.ID N
o.1までを包含する増大長さの一連のDNAフラグメ
ントが生じる:
【0092】
【数2】
【0093】M13mp18 DNAテンプレートに対
する下線部分の配列要素は配列圧縮から生じるあいまい
な領域に相当する。より良い変性システムは圧縮を分解
し得るシステムである。変性が不完全である場合、誤っ
た配列と称することができる(図1参照)。試料をゲル
に充填し、50〜53℃で電気泳動させる。ゲルI、I
I、およびIIIは、ある種の難点のある配列(「圧縮
(compressions)」を読みとることができ
なかった。ゲルIVは最良の分離プロフィールを生じ、
短い電気泳動操作から読みとり可能なDNA配列の10
0〜270の塩基を生じた(図3参照)。しかし、読み
とり可能な塩基の数は、電気泳動を行うのに用いる装置
もしくは機器の選択を基にして、大幅に変わり得る。こ
のゲルで用いた変性剤は水溶性が十分ではなく、限定す
るものではないが、例えばDMSOのような補助溶剤を
必要とした。当業者は、必要に応じて、適当な補助溶剤
を決定することができ、本発明の精神を逸脱することな
く使用することができる。変性剤の変性能力は、6%ポ
リアクリルアミド、8M尿素ゲルで正確に読みとれない
ある種のDNA配列要素を正確に読みとれる能力、すな
わちSEQ ID1の配列圧縮および、より僅かに、配
列ラダーの残りの分解を正確に読みとれる能力によって
評価した。
【0094】
【表3】
【0095】実施例3 ポリアクリルアミドまたはその他のビニル重合体を伴う
変性剤 試薬および入手先 実施例1に列記したものに加えて、材料は次のものを包
含する:アクリルアミド(sigma Chemica
l Co.);ビスアクリルアミド(Sigma);L
ong Ranger DNA配列決定溶液(FMC
BioProducts);TEMED(Sigm
a);過硫酸アンモニウム(Sigma);N−シクロ
ヘキシル−2−ピロリジノン(ISP Technol
ogies,Inc)、2−ピロリジノン(Aldri
ch);N−エチル−2−ピロリドン(Fluka);
N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン(Fluk
a);sec−ブタノール(Aldrich)、ter
t−ブタノール(Aldrich);スルホラン(Al
drich);3−スルホレン(Aldrich);3
−〔N−モルホリノ〕プロパンスルホン酸〔Resea
rch Organics,Inc.);5−メトキシ
−2−ピロリドン(Aldrich);2−(シクロヘ
キシルアミノ)−エタンスルホン酸(Aldric
h);ポリビニルピロリドン(M.W.40,000)
(Sigma);シクロヘキサノール(Aldric
h);いずれもA.C.S.等級の純度もしくはより高
い純度。
【0096】ゲル製造 次の表に列記した成分でゲルを製造した。トリス−塩
基、ホウ酸、EDTA=ナトリウムを水に溶解した。得
られた溶液はpH8.3近辺であった。次に、アクリル
アミドおよびビスアクリルアミド(ゲルVI〜XII)
もしくはLongRangerゲル溶液(ゲルXIVお
よびXV)もしくはN,N−ジメチルアクリルアミドお
よびビスアクリルアミドメチルエーテル(ゲルXVI〜
XVIII)を溶液に加え、そして溶解するまで混合し
た。変性剤または変性剤および補助溶剤を加え、そして
溶解するまで十分に混合した。混合物の温度が低下した
ときは、混合物を室温に加温し、次に適当な触媒および
開始剤を加えた。溶液を電気泳動カセットに流し込ん
だ。若干のゲルについては、約9時間上昇した温度でゲ
ルを重合させて硬いゲルを形成させることが必要であっ
た。ゲルを45〜60℃で電気泳動した。%はいずれも
組成物の総重量を基にした重量%を言う。
【0097】
【表4】
【0098】
【表5】
【0099】
【表6】
【0100】
【表7】
【0101】
【表8】
【0102】図1に示すように、先行技術による変性剤
ホルムアミドを含むポリアクリルアミドゲル(例えば、
ゲルVI)は、Seq.ID No.1の圧縮領域を分
解することができない。フラグメントのいくつかはその
他のフラグメントから分解されないだけではなく、フラ
グメントのいくつかは間違った順序で分離され、誤った
配列情報となる。本発明の最も良い変性剤(例えば、ゲ
ルXVIおよびXVIII)にとっては、SEQ ID
No.1のフラグメントはすべて分解され、そして正
しい順序で分離される(例えば図4)。本発明の変性剤
を含有するゲルの残りの例については、もしくは本発明
の最良の変性剤が最良以下の濃度で存在するとき(例え
ば、ゲルX)、圧縮のフラグメントは正しい順序で分離
され、そしてほとんどの全部のフラグメントが分解され
た。但し、圧縮のCCGGセグメントは相互に2個のC
sに分解されないか、もしくは2個のGsは相互に分解
されなかった(例えば、図3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、変性剤として8M尿素による6%、1
9:1重量比ポリアクリルアミド:ビスゲルでのDNA
配列の電気泳動分離を示す写真である。DNA試料は、
dGTPを伴うM13mp18を用いて、上掲のUSB
Handbookに記載の如くして製造した。図1に
おいて、SEQ.ID No.1の圧縮部分の配列は
TTCTGGTAGCA.と読みとれる。
【図2】図2は、変性剤として8M尿素による6%、1
9:1重量比ポリアクリルアミド:ビスゲルでのDNA
配列の電気泳動分離を示す写真である。DNA試料は、
7−deaza GTPを伴うM13mp18を用い
て、上掲のUSB Handbookに記載の如くして
製造した。図1において、SEQ.ID No.1の圧
縮部分の配列は TTCTGGTGCCGAAA.と読
みとれる。
【図3】図3は、図1の如くして製造した試料によるゲ
ルIV、実施例1の処方に従って製造したアガロースゲ
ルでのDNA配列の電気泳動分離の写真である。図3に
おいて、SEQ.ID No.1の圧縮部分の配列は
TTCTGGTGCAAA.と読みとれる。
【図4】図4は、図1の如くして製造した試料によるゲ
ルIV、実施例1の処方に従って製造したN,N−ジメ
チルアクリルアミドゲルでのDNA配列の電気泳動分離
の写真である。図3において、SEQ.ID No.1
の圧縮部分の配列は正確に TTCTGGTGCCGG
AAA.と読みとれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08K 5/15 C08K 5/15 5/17 5/17 5/18 5/18 5/315 5/315 5/32 5/32 5/3415 5/3415 5/3432 5/3432 5/3437 5/3437 5/3467 5/3467 5/45 5/45 C08L 33/26 C08L 33/26 (72)発明者 ノリコ クスカワ アメリカ合衆国メイン州 04843 カムデ ン セントラル ストリート 17 (72)発明者 アラン マイケルズ アメリカ合衆国メイン州 02167 チェス トナット ヒル アランデール ロード 210 アパートメント 3エイ

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)組成物の総重量を基にして、約2〜
    約95重量%の少なくとも2のL値を有する安定な変性
    剤の1種もしくは2種以上;および b)組成物の総重量を基にして、約2〜約98重量%の
    電気泳動媒質からなることを特徴とし、但し、変性剤が
    n−ブタノールもしくはジメチルスルホキシドではな
    く、また電気泳動媒質が多糖類系媒質からなるときは変
    性剤がピロリドンもしくはC1 −C6 アルキルピロリド
    ンではないことを特徴とする生物巨大分子を分解するた
    めの電気泳動組成物。
  2. 【請求項2】 電気泳動媒質が多糖類、多糖類誘導体、
    アクリルアミドおよびアクリルアミド誘導体から選択さ
    れる請求項1記載の電気泳動組成物。
  3. 【請求項3】 変性剤が、約1〜約25個の炭素原子を
    有する置換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子を
    有する置換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子を
    有する置換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素原
    子を有する非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個の
    炭素原子を有する置換芳香族アルコール;約7〜約18
    個の炭素原子を有する非置換芳香族アルコール;約4〜
    約25個の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約18
    個の炭素原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個の
    炭素原子を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭素
    原子を有する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素原
    子を有する置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25個
    の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテル;約4
    〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エー
    テルアルコール;約4〜約25個の炭素原子を有する置
    換もしくは非置換ケトアルコール;約1〜約25個の炭
    素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイ
    ド;約2〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非
    置換脂肪族スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素
    原子を有する置換もしくは非置換複素環式アミン;約5
    〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アル
    キルピロリドン;アルコールと組み合せられた約5〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキル
    ピロリドン;アルコールと組み合せられた約2〜約20
    個の置換もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アル
    キルピロリドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換もしくは非置換フェノール;およびこれらの組み合せ
    からなる群から選択される請求項2記載の電気泳動組成
    物。
  4. 【請求項4】 変性剤がベンジルアルコール、テトラヒ
    ドロフルフリルアルコール、N−シクロヘキシル−2−
    ピロリドン、2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリ
    ドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、スルホ
    ラン、スルホレン、シクロヘキサノール、n−ブタノー
    ルおよび1−メチル−2−ピロリドンから選択される請
    求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンであ
    り;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアルカ
    ジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベース
    の化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベースの
    化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物で
    あり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘導
    体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその誘
    導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリド
    ンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体およ
    びモルホリンおよびその誘導体である請求項3記載の電
    気泳動組成物。
  6. 【請求項6】 アルキルアミンがn−プロピルアミン、
    n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレントリ
    アミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキシル
    アミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチルス
    ルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジエン
    ベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;アルカ
    ンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベースの
    アルコールがtert−アミルアルコール、イソブチル
    アルコール、tert−ブチルアルコール、sec−ブ
    チルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、2−
    オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチル1
    −ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−クロ
    ロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換芳香
    族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニリ
    ン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリルで
    あり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項5記載の電気泳動
    組成物。
  7. 【請求項7】 電気泳動媒質が多糖類ゲルからなる請求
    項3記載の組成物。
  8. 【請求項8】 電気泳動媒質が非ゲルである請求項1記
    載の組成物。
  9. 【請求項9】 電気泳動媒質が非ゲルである請求項2記
    載の組成物。
  10. 【請求項10】 電気泳動媒質が非ゲルである請求項3
    記載の組成物。
  11. 【請求項11】 非ゲルがアクリルアミドからなる請求
    項10記載の組成物。
  12. 【請求項12】 非ゲルがアクリルアミドからなる請求
    項8記載の組成物。
  13. 【請求項13】 多糖類ゲルが、 a)組成物の総重量を基にして、約2〜約12重量%の
    寒天、アガロース、アリルグリシジルアガロース、カー
    ドラン、ヒドロキシエチルカードラン、コンニャクグル
    コマンナン、脱アセチル化コンニャクグルコマンナンお
    よびこれらの組み合せからなる群から選択されるゲル化
    多糖類の1種もしくは2種以上; b)組成物の総重量を基にして、0〜約50重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; c)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上;および d)100重量%とするのに十分な水からなる請求項7
    記載の組成物。
  14. 【請求項14】 多糖類がアガロースおよびアクリルグ
    リシジルヒドロキシエチルカードランから選択され、そ
    して変性剤がジメチルスルホキシドとベンジルアルコー
    ル、ピリジン、N−シクロヘキサノール、テトラヒドロ
    フルフリルアルコール、シクロヘキシルピロリジン、ヒ
    ドロキシエチルピロリジン、sec−ブタノール、te
    rt−ブタノール、スルホランおよびスルホレンとの組
    み合せから選択される請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 多糖類がアガロースであり、そして変
    性剤がベンジルアルコールとジメチルスルホキシドとの
    組み合せである請求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 電気泳動媒質がアクリルアミドゲルか
    らなり、但し変性剤がベンジルアルコールでない請求項
    2記載の組成物。
  17. 【請求項17】 アクリルアミドゲルが、 a)組成物の総重量を基にして、約2〜約30重量%の
    アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N
    −メチロールアクリルアミド、ジメチルピペラジンアク
    リルアミド、N,N’−ジアリルタルタルジアミド、N
    −アクリロイルアミノエトキシエタノール、N−アクリ
    ロイルトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンN−メ
    チロールアクリルアミドおよびこれらの組み合せからな
    る群から選択される重合体性アクリルアミド; b)組成物の総重量を基にして、0〜約50重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; c)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上;および d)100重量%とするのに十分な水からなる請求項1
    6記載の組成物。
  18. 【請求項18】 アクリルアミドゲルが、 a)組成物の総重量を基にして、約2〜約30重量%の
    アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N
    −メチロールアクリルアミドおよびこれらの組み合せか
    ら選択される単量体と、N,N’−メチレンビスアクリ
    ルアミド、ビスアクリルアミドメチルエーテル、N,
    N’−ビスアクリリルシスタミンおよびこれらの組み合
    せから選択される架橋剤との組み合せで重合したアクリ
    ルアミド重合体; b)約4〜60重量%の2−ピロリドン、1−メチルピ
    ロリドン、N−エチル−2−ピロリドンおよびジメチル
    スルホキシドから選択される変性剤; c)組成物の総重量を基にして、5〜約20重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; d)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上;および e)100重量%とするのに十分な水からなる請求項1
    6記載の組成物。
  19. 【請求項19】 アクリルアミド重合体がビスアクリル
    アミドメチルエーテルで架橋されたN,N−ジメチルア
    クリルアミド重合体であり、そして変性剤が2−ピロリ
    ドンおよび1−メチル−2−ピロリドンから選択される
    請求項18記載の組成物。
  20. 【請求項20】 変性剤が1−メチル−2−ピロリドン
    である請求項19記載の組成物。
  21. 【請求項21】 a)組成物の総重量を基にして、約2
    〜約12重量%の寒天、アガロース、アリルグリシジル
    アガロース、カードラン、ヒドロキシエチルカードラ
    ン、コンニャクグルコマンナン、脱アセチル化コンニャ
    クグルコマンナンおよびこれらの組み合せからなる群か
    ら選択されるゲル化多糖類の1種もしくは2種以上; b)組成物の総重量を基にして、約2〜約95重量%の
    少なくとも2のL値を有する安定な変性剤の1種もしく
    は2種以上; c)組成物の総重量を基にして、0〜約50重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; d)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上;および e)100重量%とするのに十分な水からなるプレキャ
    スト高分解電気泳動ゲル。
  22. 【請求項22】 変性剤が約400ダルトン未満の分子
    量を有し、そして約1〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族アルコール;約7〜約18個の炭素
    原子を有する非置換芳香族アルコール;約4〜約25個
    の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約18個の炭素
    原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭素原子を有
    する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25個の炭素原
    子を有する置換もしくは非置換エーテル;約4〜約25
    個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテルアル
    コール;約4〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換ケトアルコール;約1〜約25個の炭素原子を
    有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイド;約2〜
    約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族
    スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有する置換もし
    くは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換複素環式アミン;約5〜約25個
    の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリ
    ドン;アルコールと組み合せられた約5〜約25個の炭
    素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリド
    ン;アルコールと組み合せられた約2〜約20個の置換
    もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約25個の
    炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アルキルピロ
    リドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換フェノール;およびこれらの組み合せからなる
    群から選択される請求項21記載のゲル。
  23. 【請求項23】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンで
    あり;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアル
    カジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベー
    スの化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベース
    の化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物
    であり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘
    導体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその
    誘導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリ
    ドンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体お
    よびモルホリンおよびその誘導体である請求項22記載
    の電気泳動組成物。
  24. 【請求項24】 アルキルアミンがn−プロピルアミ
    ン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレン
    トリアミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキ
    シルアミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチ
    ルスルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジ
    エンベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;ア
    ルカンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベー
    スのアルコールがtert−アミルアルコール、イソブ
    チルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec
    −ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、
    2−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチ
    ル1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
    クロロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換
    芳香族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
    リン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリル
    であり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項23記載の電気泳
    動組成物。
  25. 【請求項25】 多糖類がアガロースであり、変性剤が
    テトラヒドロフルフリルアルコール、ベンジルアルコー
    ルとジメチルスルホキシドとの組み合せおよびシクロヘ
    キサノールとジメチルスルホキシドとの組み合せから選
    択され、緩衝剤がTBEであり、そして非ゲル化剤がグ
    リセロールである請求項24記載のゲル。
  26. 【請求項26】 変性剤がベンジルアルコールとジメチ
    ルスルホキシドとの組み合せである請求項25記載のゲ
    ル。
  27. 【請求項27】 a)組成物の総重量を基にして、約2
    〜約30重量%のアクリルアミド、N,N−ジメチルア
    クリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ジメチ
    ルピペラジンアクリルアミド、N,N’−ジアリルタル
    タルジアミド、N−アクリロイルアミノエトキシエタノ
    ール、N−アクリロイルトリス(ヒドロキシメチル)ア
    ミノメタン、N−メチロールアクリルアミドおよびこれ
    らの組み合せからなる群から選択されるアクリルアミド
    重合体; b)組成物の総重量を基にして、約2〜約95重量%の
    2より大きいL値を有する安定な変性剤の1種もしくは
    2種以上; c)組成物の総重量を基にして、0〜約50重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; d)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上; e)組成物の総重量を基にして、約0.001〜約2重
    量%の触媒の1種もしくは2種以上; f)組成物の総重量を基にして、約0.001〜約2重
    量%の開始剤の1種もしくは2種以上;および g)100重量%とするのに十分な水からなるプレキャ
    スト高分解電気泳動ゲル。
  28. 【請求項28】 変性剤が約400ダルトン未満の分子
    量を有し、そして約1〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族アルコール;約7〜約18個の炭素
    原子を有する非置換芳香族アルコール;約4〜約25個
    の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約18個の炭素
    原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭素原子を有
    する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25個の炭素原
    子を有する置換もしくは非置換エーテル;約4〜約25
    個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテルアル
    コール;約4〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換ケトアルコール;約1〜約25個の炭素原子を
    有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイド;約2〜
    約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族
    スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有する置換もし
    くは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換複素環式アミン;約5〜約25個
    の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリ
    ドン;アルコールと組み合せられた約5〜約25個の炭
    素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリド
    ン;アルコールと組み合せられた約2〜約20個の置換
    もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約25個の
    炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アルキルピロ
    リドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換フェノール;およびこれらの組み合せからなる
    群から選択される請求項27記載のゲル。
  29. 【請求項29】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンで
    あり;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアル
    カジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベー
    スの化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベース
    の化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物
    であり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘
    導体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその
    誘導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリ
    ドンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体お
    よびモルホリンおよびその誘導体である請求項28記載
    の電気泳動組成物。
  30. 【請求項30】 アルキルアミンがn−プロピルアミ
    ン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレン
    トリアミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキ
    シルアミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチ
    ルスルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジ
    エンベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;ア
    ルカンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベー
    スのアルコールがtert−アミルアルコール、イソブ
    チルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec
    −ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、
    2−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチ
    ル1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
    クロロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換
    芳香族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
    リン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリル
    であり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項28記載の電気泳
    動組成物。
  31. 【請求項31】 アクリルアミドがアクリルアミドおよ
    びビスアクリルアミドであり、変性剤がテトラヒドロフ
    ルフリルアルコール、N−シクロヘキシル−2−ピロリ
    ドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、スルホ
    ラン、3−フルホレンから選択され、緩衝剤がTBEで
    あり、開始剤がAPSであり、そして触媒がTEMED
    である請求項28記載のゲル。
  32. 【請求項32】 アクリルアミドがN,N−ジメチルア
    クリルアミドおよびビスアクリルアミドメチルエーテル
    であり、変性剤が2−ピロリドン、N−エチル−2−ピ
    ロリドン、1−メチル−2−ピロリドンおよびジメチル
    スルホキシドから選択され、緩衝剤がTBEであり、開
    始剤がAPSであり、そして触媒がTEMEDである請
    求項28記載のゲル。
  33. 【請求項33】 変性剤が2−ピロリドンおよび1−メ
    チル−2−ピロリドンから選択される請求項32記載の
    ゲル。
  34. 【請求項34】 a)組成物の総重量を基にして、約2
    〜約30重量%のN,N−ジメチルアクリルアミド、ビ
    スアクリルアミドメチルエーテル、N−メチロールアク
    リルアミドおよびビスアクリルアミドおよびこれらの組
    み合せからなる群から選択されるアクリルアミドの1種
    もしくは2種以上; b)組成物の総重量を基にして、約0.001〜約2重
    量%の触媒の1種もしくは2種以上; c)組成物の総重量を基にして、約0.001〜約2重
    量%の開始剤の1種もしくは2種以上; d)組成物の総重量を基にして、約2〜約95重量%の
    少なくとも2より大きいL値を有する安定な変性剤の1
    種もしくは2種以上; e)組成物の総重量を基にして、0〜約50重量%の非
    ゲル化添加剤の1種もしくは2種以上; f)組成物の総重量を基にして、約0.2〜約6重量%
    の電気泳動緩衝剤の1種もしくは2種以上;および g)100重量%とするのに十分な水からなるアクリル
    アミドベースの電気泳動技術に使用するためのプレミッ
    クス溶液。
  35. 【請求項35】 変性剤が約400ダルトン未満の分子
    量を有し、そして約1〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子を有する置
    換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族アルコール;約7〜約18個の炭素
    原子を有する非置換芳香族アルコール;約4〜約25個
    の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約18個の炭素
    原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭素原子を有
    する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25個の炭素原
    子を有する置換もしくは非置換エーテル;約4〜約25
    個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテルアル
    コール;約4〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換ケトアルコール;約1〜約25個の炭素原子を
    有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイド;約2〜
    約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族
    スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有する置換もし
    くは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換複素環式アミン;約5〜約25個
    の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリ
    ドン;アルコールと組み合せられた約5〜約25個の炭
    素原子を有する置換もしくは非置換アルキルピロリド
    ン;アルコールと組み合せられた約2〜約20個の置換
    もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約25個の
    炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アルキルピロ
    リドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置換もしく
    は非置換フェノール;およびこれらの組み合せからなる
    群から選択される請求項34記載のプレミックス溶液。
  36. 【請求項36】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンで
    あり;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアル
    カジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベー
    スの化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベース
    の化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物
    であり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘
    導体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその
    誘導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリ
    ドンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体お
    よびモルホリンおよびその誘導体である請求項35記載
    の電気泳動組成物。
  37. 【請求項37】 アルキルアミンがn−プロピルアミ
    ン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレン
    トリアミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキ
    シルアミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチ
    ルスルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジ
    エンベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;ア
    ルカンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベー
    スのアルコールがtert−アミルアルコール、イソブ
    チルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec
    −ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、
    2−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチ
    ル1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
    クロロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換
    芳香族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
    リン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリル
    であり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項36記載の電気泳
    動組成物。
  38. 【請求項38】 a)巨大分子を少なくとも2のL値を
    有する変性剤の1種もしくは2種以上からなる電気泳動
    媒質にさらし;そして b)巨大分子を電気泳動処理する各工程からなり、但
    し、変性剤はn−ブタノールもしくはジメチルスルホキ
    シドではなく、電気泳動媒質が多糖類系媒質からなると
    きは、変性剤はピロリドンもしくはC1 −C6 アルキル
    ピロリドンではなく、また、電気泳動媒質がアクリルア
    ミド系媒質からなるときは、変性剤はベンジルアルコー
    ルではないことを特徴とする生物巨大分子の電気泳動分
    析方法。
  39. 【請求項39】 電気泳動媒質が多糖類、多糖類誘導
    体、アクリルアミドおよびアクリルアミド誘導体からな
    る群から選択される請求項38記載の方法。
  40. 【請求項40】 変性剤が、約1〜約25個の炭素原子
    を有する置換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子
    を有する置換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素
    原子を有する非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個
    の炭素原子を有する置換芳香族アルコール;約7〜約1
    8個の炭素原子を有する非置換芳香族アルコール;約4
    〜約25個の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約1
    8個の炭素原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個
    の炭素原子を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭
    素原子を有する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素
    原子を有する置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25
    個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテル;約
    4〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エ
    ーテルアルコール;約4〜約25個の炭素原子を有する
    置換もしくは非置換ケトアルコール;約1〜約25個の
    炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイ
    ド;約2〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非
    置換脂肪族スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素
    原子を有する置換もしくは非置換複素環式アミン;約5
    〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アル
    キルピロリドン;アルコールと組み合せられた約5〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキル
    ピロリドン;アルコールと組み合せられた約2〜約20
    個の置換もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アル
    キルピロリドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換もしくは非置換フェノール;およびこれらの組み合せ
    からなる群から選択される請求項39記載の方法。
  41. 【請求項41】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンで
    あり;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアル
    カジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベー
    スの化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベース
    の化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物
    であり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘
    導体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその
    誘導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリ
    ドンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体お
    よびモルホリンおよびその誘導体である請求項40記載
    の電気泳動組成物。
  42. 【請求項42】 アルキルアミンがn−プロピルアミ
    ン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレン
    トリアミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキ
    シルアミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチ
    ルスルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジ
    エンベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;ア
    ルカンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベー
    スのアルコールがtert−アミルアルコール、イソブ
    チルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec
    −ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、
    2−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチ
    ル1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
    クロロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換
    芳香族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
    リン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリル
    であり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項41記載の電気泳
    動組成物。
  43. 【請求項43】 a)電気泳動緩衝剤の1種もしくは2
    種以上; b)少なくとも2のLを有する安定な変性剤の1種もし
    くは2種以上;および c)電気泳動分離マトリックスを製造するための成分か
    らなる巨大分子の高分解電気泳動分離を行うためのキッ
    ト。
  44. 【請求項44】 電気泳動分離マトリックスが多糖類、
    多糖類誘導体、アクリルアミドおよびアクリルアミド誘
    導体からなる群から選択される請求項43記載のキッ
    ト。
  45. 【請求項45】 変性剤が、約1〜約25個の炭素原子
    を有する置換脂肪族化合物;約6〜約25個の炭素原子
    を有する置換芳香族化合物;約3〜約25個の炭素原子
    を有する置換脂肪族アルコール;約4〜約25個の炭素
    原子を有する非置換脂肪族アルコール;約7〜約25個
    の炭素原子を有する置換芳香族アルコール;約7〜約1
    8個の炭素原子を有する非置換芳香族アルコール;約4
    〜約25個の炭素原子を有する置換脂肪酸;約4〜約1
    8個の炭素原子を有する非置換脂肪酸;約7〜約25個
    の炭素原子を有する置換芳香族酸;約7〜約18個の炭
    素原子を有する非置換芳香族酸;約3〜約25個の炭素
    原子を有する置換もしくは非置換ケトン;約4〜約25
    個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エーテル;約
    4〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換エ
    ーテルアルコール;約4〜約25個の炭素原子を有する
    置換もしくは非置換ケトアルコール;約1〜約25個の
    炭素原子を有する置換もしくは非置換脂肪族サルファイ
    ド;約2〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非
    置換脂肪族スルホン;約5〜約25個の炭素原子を有す
    る置換もしくは非置換ジオール;約4〜約25個の炭素
    原子を有する置換もしくは非置換複素環式アミン;約5
    〜約25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アル
    キルピロリドン;アルコールと組み合せられた約5〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換アルキル
    ピロリドン;アルコールと組み合せられた約2〜約20
    個の置換もしくは非置換脂肪族スルホキシド;約8〜約
    25個の炭素原子を有する置換もしくは非置換環状アル
    キルピロリドン;約6〜約25個の炭素原子を有する置
    換もしくは非置換フェノール;およびこれらの組み合せ
    からなる群から選択される請求項44記載のキット。
  46. 【請求項46】 置換脂肪族化合物がアルキルアミンで
    あり;脂肪族スルホンがアルカンベースのもしくはアル
    カジエンベースの化合物であり;脂肪酸がアルカンベー
    スの化合物であり;脂肪族アルコールがアルカンベース
    の化合物であり;置換脂肪酸がアルカンベースの化合物
    であり;そして複素環式アミンがピリジンおよびその誘
    導体、プリンおよびその誘導体、ピペリジンおよびその
    誘導体、ピペリドンおよびその誘導体、アルキルピロリ
    ドンおよびその誘導体、ピペラジンおよびその誘導体お
    よびモルホリンおよびその誘導体である請求項45記載
    の電気泳動組成物。
  47. 【請求項47】 アルキルアミンがn−プロピルアミ
    ン、n−ブチルアミン、1−ブタンアミン、ジエチレン
    トリアミン、ジ−n−プロピルアミンおよびシクロヘキ
    シルアミンであり;アルカンベースのスルホンがジメチ
    ルスルホン、テトラメチレンスルホンであり;アルカジ
    エンベースのスルホンがブタジエンスルホンであり;ア
    ルカンベースの酸が1−ブタン酸であり;アルカンベー
    スのアルコールがtert−アミルアルコール、イソブ
    チルアルコール、tert−ブチルアルコール、sec
    −ブチルアルコール、2−エチル−1−ヘキサノール、
    2−オクタノール、1−ペンタノール、1,3−ジメチ
    ル1−ブタノール、2−エチル−1−ブタノール、3−
    クロロプロパノール、シクロヘキサノールであり;置換
    芳香族化合物がニトロベンゼン、アニリン、メチルアニ
    リン、ベンジルアミン、キノリンおよびベンゾニトリル
    であり;芳香族ベースのアルコールがベンジルアルコー
    ル、フェノール、ノニルフェノキシエタノール、1,3
    −ベンゼンジオール、m−クレゾール、o−メトキシフ
    ェノールであり;芳香族酸が安息香酸であり;エーテル
    がエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
    リコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
    ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
    ーテルおよび1,4−ジオキサンであり;エーテルアル
    コールがテトラヒドロフルフリルアルコールであり;ケ
    トンがジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシ
    チルオキサイド、シクロヘキサノン、メチルイソアミル
    ケトン、イソホロン、アセトフェノン、ジ−(イソブチ
    ル)ケトンであり;ケトアルコールがジアセトンアルコ
    ールであり;そして複素環式アミンがピリジン、ピペリ
    ジン、メチルピペリジン、メチルピペリドン、ピロリド
    ン、ヒドロキシエチルピペリドン、ピペラジン、ヒドロ
    キシエチルピペラジン、2−ピロリドン、N−メチル−
    2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N−シ
    クロヘキシル−2−ピロリドン、5−メトキシ−2−ピ
    ロリドン、ヒドロキシエチルピロリドン、モルホリン、
    メチルモルホリン、ヒドロキシエチルモルホリン、プリ
    ンおよびこれらの誘導体である請求項46記載の電気泳
    動組成物。
JP9114120A 1996-03-28 1997-03-28 電気泳動技術に用いる安定な変性剤及びその使用方法 Pending JPH1123530A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US627,941 1975-11-03
US62794196A 1996-03-28 1996-03-28
US82609197A 1997-03-21 1997-03-21
US826091 1997-03-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1123530A true JPH1123530A (ja) 1999-01-29

Family

ID=27090567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9114120A Pending JPH1123530A (ja) 1996-03-28 1997-03-28 電気泳動技術に用いる安定な変性剤及びその使用方法

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0809103A3 (ja)
JP (1) JPH1123530A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7410559B2 (en) 2001-05-29 2008-08-12 Japan Science And Technology Agency Electrophoresis methods
JP2009168541A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Japan Science & Technology Agency カルボン酸を含む泳動液を用いた生体関連物質の高感度・高分離能電気泳動
JP2019028051A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 国立大学法人広島大学 高分離能を有する電気泳動用ゲルの製造方法およびその製造キット
JP2019100775A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 国立大学法人広島大学 ゲル分離能向上剤の製造方法およびゲル分離能向上剤の利用

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6554985B2 (en) 1998-11-10 2003-04-29 Curagen Corporation Methods and formulations for the separation of biological macromolecules
WO2006004752A1 (en) * 2004-06-29 2006-01-12 The Cbr Institute For Biomedical Research, Inc. Gelling electrophoresis loading buffer
GB0801321D0 (en) * 2008-01-24 2008-03-05 Lab901 Ltd Gel composition
GB0810445D0 (en) 2008-06-06 2008-07-09 Lab901 Ltd An electrophoresis cassette

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4652630A (en) * 1985-02-22 1987-03-24 Monsanto Company Method of somatotropin naturation
US4734362A (en) * 1986-02-03 1988-03-29 Cambridge Bioscience Corporation Process for purifying recombinant proteins, and products thereof
JPH01257491A (ja) * 1988-04-08 1989-10-13 Tosoh Corp 不溶性融合異種蛋白質の処理方法
NL9100132A (nl) * 1991-01-25 1992-08-17 Ingeny Bv Werkwijze voor het detecteren van dna sequentievariatie.
US5213669A (en) * 1992-01-31 1993-05-25 Beckman Instruments, Inc. Capillary column containing a dynamically cross-linked composition and method of use
US5455344A (en) * 1993-09-03 1995-10-03 Fmc Corporation Agarose compositions for nucleic acid sequencing

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7410559B2 (en) 2001-05-29 2008-08-12 Japan Science And Technology Agency Electrophoresis methods
JP2009168541A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Japan Science & Technology Agency カルボン酸を含む泳動液を用いた生体関連物質の高感度・高分離能電気泳動
JP2019028051A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 国立大学法人広島大学 高分離能を有する電気泳動用ゲルの製造方法およびその製造キット
JP2019100775A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 国立大学法人広島大学 ゲル分離能向上剤の製造方法およびゲル分離能向上剤の利用

Also Published As

Publication number Publication date
EP0809103A2 (en) 1997-11-26
EP0809103A3 (en) 2000-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5455344A (en) Agarose compositions for nucleic acid sequencing
US4657656A (en) Polyacrylamide medium for electrophoresis having improved elasticity
US5470916A (en) Formulations for polyacrylamide matrices in electrokinetic and chromatographic methodologies
JP2588059B2 (ja) 電気泳動用ポリアクリルアミドゲルの製造方法
EP0604862B1 (en) Cross-linked linear polysaccharide polymers as gels for electrophoresis
US6051636A (en) Entrapment of nucleic acid sequencing template in sample mixtures by entangled polymer networks
JPH1123530A (ja) 電気泳動技術に用いる安定な変性剤及びその使用方法
JPH0159543B2 (ja)
US20250189485A1 (en) Compositions, methods, kits and devices for molecular analysis
Righetti et al. Recent advances in capillary electrophoresis of DNA fragments and PCR products in poly (N-substituted acrylamides)
WO1988009981A2 (en) Polymers, and their use as gels for electrophoresis
EP2026063A1 (en) Electrophoresis matrix based on cross-linked double network hydrogel
JP4036392B2 (ja) 選択性の向上した電気泳動ゲル
EP3631432B1 (en) Compositions, methods for molecular analysis
DE69605569T2 (de) Neue polyacrylamid matrizen für elektrophorese und chromatographie
US6554985B2 (en) Methods and formulations for the separation of biological macromolecules
US5238548A (en) Membrane selective for metal ions
WO1982002599A1 (en) Improved electrophoretic technique for separating serum proteins and improved electrophoretic gel for use therein
CA2179714C (en) Fluorescence-based electrophoresis system for polynucleotide analysis
JP7228199B2 (ja) ゲル用組成物、ゲル、プレキャストゲル。
US6319380B1 (en) Use of an earlier known separation material and novel forms of the material
Wehr et al. Sieving matrix selection
US8211991B1 (en) Thermo-gelling matrices and related methods for microchannel DNA sequencing
WO1989009206A1 (en) ACRYLAMIDE DERIVATIVE COMPOSITION, STABLE IN STORAGE AND TO BE USED FOR GENERATING IMMOBILIZED pH GRADIENTS
KR930022075A (ko) 전기영동용(電氣泳動用) 폴리아크릴아미드 겔의 제조방법