JPH1123582A - 流れ分析計及び流れ分析計用の前処理装置 - Google Patents
流れ分析計及び流れ分析計用の前処理装置Info
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- JPH1123582A JPH1123582A JP18910597A JP18910597A JPH1123582A JP H1123582 A JPH1123582 A JP H1123582A JP 18910597 A JP18910597 A JP 18910597A JP 18910597 A JP18910597 A JP 18910597A JP H1123582 A JPH1123582 A JP H1123582A
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Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポンプや試料注入器を必要としない流れ分析
計とそのための前処理装置を提供する。 【解決手段】 検出部出口に対して水頭圧を有する試料
液タンクST1内の試料液S1が上端部から供給される
試料液流路SL1と、検出部出口に対して水頭圧を有す
る試薬タンクRT1内の試薬R1が上端部から供給され
る試薬流路RL1と、前記試料液流路SL1に取り付け
られた流量制御器T1と、前記試薬流路に取り付けられ
た開閉バルブV1及び流量制御器T2とを備え、前記試
薬流路RL1の下端部は、前記試料液流路SL1に取り
付けられた流量制御器T1よりも下流側において、試料
液流路SL1に連結したことを特徴とする。
計とそのための前処理装置を提供する。 【解決手段】 検出部出口に対して水頭圧を有する試料
液タンクST1内の試料液S1が上端部から供給される
試料液流路SL1と、検出部出口に対して水頭圧を有す
る試薬タンクRT1内の試薬R1が上端部から供給され
る試薬流路RL1と、前記試料液流路SL1に取り付け
られた流量制御器T1と、前記試薬流路に取り付けられ
た開閉バルブV1及び流量制御器T2とを備え、前記試
薬流路RL1の下端部は、前記試料液流路SL1に取り
付けられた流量制御器T1よりも下流側において、試料
液流路SL1に連結したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流れ分析を行う際
に、試料液や試薬を送液するためのポンプを必要としな
い流れ分析計、及びこれに用いる前処理装置に関する。
に、試料液や試薬を送液するためのポンプを必要としな
い流れ分析計、及びこれに用いる前処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フローインジェクション分析
のように、試薬又は試料液の流れに試料液又は試薬を導
入し、反応操作を行った後、下流に設けた検出部で目的
成分を検出する流れ分析の手法が知られている。
のように、試薬又は試料液の流れに試料液又は試薬を導
入し、反応操作を行った後、下流に設けた検出部で目的
成分を検出する流れ分析の手法が知られている。
【0003】例えば、最も基本的なシステムとして図5
に示すものがある。図5において、1は試薬流路、2は
試料液流路、3,4は試薬流路1、試料液流路2にそれ
ぞれ介装されたポンプである。5は試料注入器で試料液
流路2の試料液の一定量を試薬流路1の試薬に導入でき
るようになっている。また、6は試料注入器5の下流に
設けられた合流流路で、検出器7が介装されている。な
お、8は試料注入器5で試薬に導入された試料液の残り
を排出するための排出路である。
に示すものがある。図5において、1は試薬流路、2は
試料液流路、3,4は試薬流路1、試料液流路2にそれ
ぞれ介装されたポンプである。5は試料注入器で試料液
流路2の試料液の一定量を試薬流路1の試薬に導入でき
るようになっている。また、6は試料注入器5の下流に
設けられた合流流路で、検出器7が介装されている。な
お、8は試料注入器5で試薬に導入された試料液の残り
を排出するための排出路である。
【0004】上記従来技術の動作を説明すると、まず試
薬を試薬ポンプ3を動作させることにより試薬流路1か
ら合流流路6へと連続的に流す。また、ポンプ4を動作
させることにより、試料液を試料液流路2から排出路8
へと連続的に流す。このとき、検出器7では試料液を含
まないゼロベースの信号が検出される。
薬を試薬ポンプ3を動作させることにより試薬流路1か
ら合流流路6へと連続的に流す。また、ポンプ4を動作
させることにより、試料液を試料液流路2から排出路8
へと連続的に流す。このとき、検出器7では試料液を含
まないゼロベースの信号が検出される。
【0005】次に、試料注入器5で、試料液の一定量を
試薬の流れの中に導入する。すると、導入された試料液
は合流流路6中で近傍の試薬と反応する。そして、検出
器7を試薬と反応した試料液が通過するとき、検出器7
では試料液の性状に応じた信号が検出されるので、この
値から試料液中の特定成分の濃度等の情報が得られる。
試薬の流れの中に導入する。すると、導入された試料液
は合流流路6中で近傍の試薬と反応する。そして、検出
器7を試薬と反応した試料液が通過するとき、検出器7
では試料液の性状に応じた信号が検出されるので、この
値から試料液中の特定成分の濃度等の情報が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では試薬と試料液を送液するためのポンプを必要
とするため、長期間使用するためにはポンプの保守が必
要であると共に、装置全体が大がかりになるという問題
があった。また、上記従来技術のようなフローインジェ
クション分析では、通常は試薬又は試料液のみを検出器
に送り、間欠的に一定量の試料液又は試薬を導入するも
のであるが、このためには試料注入器を備える必要があ
る。このことも装置を大がかりにする要因となってい
た。そこで本発明は、ポンプや試料注入器を必要としな
い流れ分析計及びそのための前処理装置を提供しようと
するものである。
来技術では試薬と試料液を送液するためのポンプを必要
とするため、長期間使用するためにはポンプの保守が必
要であると共に、装置全体が大がかりになるという問題
があった。また、上記従来技術のようなフローインジェ
クション分析では、通常は試薬又は試料液のみを検出器
に送り、間欠的に一定量の試料液又は試薬を導入するも
のであるが、このためには試料注入器を備える必要があ
る。このことも装置を大がかりにする要因となってい
た。そこで本発明は、ポンプや試料注入器を必要としな
い流れ分析計及びそのための前処理装置を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決成するため、検出部出口よりも高い位置に試料液や
試薬のタンクを設け、この水頭圧を利用してそれぞれの
液を送ることを検討した。しかし、単に水頭圧を利用し
ただけでは試薬等は直ちに検出部へと流出してしまい、
継続的に分析を行うことができなくなる。そこで、本発
明者は開閉バルブや流量制御器を適宜配置することによ
り継続的な分析を可能とすべく検討を行った。
解決成するため、検出部出口よりも高い位置に試料液や
試薬のタンクを設け、この水頭圧を利用してそれぞれの
液を送ることを検討した。しかし、単に水頭圧を利用し
ただけでは試薬等は直ちに検出部へと流出してしまい、
継続的に分析を行うことができなくなる。そこで、本発
明者は開閉バルブや流量制御器を適宜配置することによ
り継続的な分析を可能とすべく検討を行った。
【0008】すなわち、請求項1の前処理装置は、検出
部に連続的に試料液を供給すると共に検出部に供給する
前の試料液に試薬を添加する前処理装置において、検出
部出口に対して水頭圧を有する試料液タンク内の試料液
が上端部から供給される試料液流路と、検出部出口に対
して水頭圧を有する試薬タンク内の試薬が上端部から供
給される一以上の試薬流路と、前記試料液流路に取り付
けられた流量制御器と、前記一以上の試薬流路毎に取り
付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備え、前記一
以上の試薬流路の下端部は、前記試料液流路に取り付け
られた流量制御器よりも下流側において、それぞれ試料
液流路に連結したことを特徴とするものである。
部に連続的に試料液を供給すると共に検出部に供給する
前の試料液に試薬を添加する前処理装置において、検出
部出口に対して水頭圧を有する試料液タンク内の試料液
が上端部から供給される試料液流路と、検出部出口に対
して水頭圧を有する試薬タンク内の試薬が上端部から供
給される一以上の試薬流路と、前記試料液流路に取り付
けられた流量制御器と、前記一以上の試薬流路毎に取り
付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備え、前記一
以上の試薬流路の下端部は、前記試料液流路に取り付け
られた流量制御器よりも下流側において、それぞれ試料
液流路に連結したことを特徴とするものである。
【0009】本前処理装置では、流量制御された試料液
の流れに、流量制御された試薬の流れを合流させ、試料
液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給することが
できる。この場合、試薬は開閉バルブにより必要なタイ
ミングでのみ合流させることができるので試薬の消費量
を節約することが可能である。
の流れに、流量制御された試薬の流れを合流させ、試料
液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給することが
できる。この場合、試薬は開閉バルブにより必要なタイ
ミングでのみ合流させることができるので試薬の消費量
を節約することが可能である。
【0010】また、請求項2記載の前処理装置は、検出
部に連続的に試薬を供給すると共に検出部に供給する前
の試薬に試料液を添加することにより、試料液の分析を
行う流れ分析計において、検出部出口に対して水頭圧を
有する試薬タンク内の試薬が上端部から供給される試薬
流路と、検出部出口に対して水頭圧を有する試料液タン
ク内の試料液が上端部から供給される試料液流路と、前
記試薬流路に取り付けられた流量制御器と、前記試料液
流路に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備
え、前記試料液流路の下端部は、前記試薬流路に取り付
けられた流量制御器よりも下流側において、試薬流路に
連結したことを特徴とするものである。
部に連続的に試薬を供給すると共に検出部に供給する前
の試薬に試料液を添加することにより、試料液の分析を
行う流れ分析計において、検出部出口に対して水頭圧を
有する試薬タンク内の試薬が上端部から供給される試薬
流路と、検出部出口に対して水頭圧を有する試料液タン
ク内の試料液が上端部から供給される試料液流路と、前
記試薬流路に取り付けられた流量制御器と、前記試料液
流路に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備
え、前記試料液流路の下端部は、前記試薬流路に取り付
けられた流量制御器よりも下流側において、試薬流路に
連結したことを特徴とするものである。
【0011】本前処理装置では、流量制御された試薬の
流れに、流量制御された試料液の流れを合流させ、試料
液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給することが
できる。この場合、試料液は開閉バルブにより必要なタ
イミングでのみ合流させることができるので試料液の消
費量を節約することが可能である。
流れに、流量制御された試料液の流れを合流させ、試料
液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給することが
できる。この場合、試料液は開閉バルブにより必要なタ
イミングでのみ合流させることができるので試料液の消
費量を節約することが可能である。
【0012】また、請求項3記載の前処理装置は、検出
部に連続的にキャリア液を供給すると共に検出部に供給
する前のキャリア液に試料液及び試薬を添加することに
より、試料液の分析を行う流れ分析計において、検出部
出口に対して水頭圧を有するキャリアタンク内のキャリ
ア液が上端部から供給されるキャリア流路と、検出部出
口に対して水頭圧を有する試料液タンク内の試料液が上
端部から供給される試料液流路と、検出部出口に対して
水頭圧を有する試薬タンク内の試薬が上端部から供給さ
れる一以上の試薬流路と、前記キャリア流路に取り付け
られた流量制御器と、前記試料液流路に取り付けられた
開閉バルブ及び流量制御器と、前記一以上の試薬流路毎
に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備え、
前記試料液流路及び前記一以上の試薬流路の下端部は、
前記キャリア液流路に取り付けられた流量制御器よりも
下流側において、それぞれキャリア液流路に連結したこ
とを特徴とするものである。
部に連続的にキャリア液を供給すると共に検出部に供給
する前のキャリア液に試料液及び試薬を添加することに
より、試料液の分析を行う流れ分析計において、検出部
出口に対して水頭圧を有するキャリアタンク内のキャリ
ア液が上端部から供給されるキャリア流路と、検出部出
口に対して水頭圧を有する試料液タンク内の試料液が上
端部から供給される試料液流路と、検出部出口に対して
水頭圧を有する試薬タンク内の試薬が上端部から供給さ
れる一以上の試薬流路と、前記キャリア流路に取り付け
られた流量制御器と、前記試料液流路に取り付けられた
開閉バルブ及び流量制御器と、前記一以上の試薬流路毎
に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御器とを備え、
前記試料液流路及び前記一以上の試薬流路の下端部は、
前記キャリア液流路に取り付けられた流量制御器よりも
下流側において、それぞれキャリア液流路に連結したこ
とを特徴とするものである。
【0013】本前処理装置では、流量制御された試薬の
流れに、流量制御された試料液及び試薬の流れを合流さ
せ、試料液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給す
ることができる。この場合、試料液及び試薬は開閉バル
ブにより必要なタイミングでのみ合流させることができ
るので、試料液及び試薬の双方の消費量を節約すること
が可能である。
流れに、流量制御された試料液及び試薬の流れを合流さ
せ、試料液と試薬とを反応させた後に検出部へと供給す
ることができる。この場合、試料液及び試薬は開閉バル
ブにより必要なタイミングでのみ合流させることができ
るので、試料液及び試薬の双方の消費量を節約すること
が可能である。
【0014】また、請求項4から請求項6記載の流れ分
析計は、それぞれ請求項1から請求項3記載の前処理装
置の下流側に検出部を連結したことを特徴とするもので
ある。
析計は、それぞれ請求項1から請求項3記載の前処理装
置の下流側に検出部を連結したことを特徴とするもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図に沿って本発明の実施の形
態を説明する。図1は、請求項1及び請求項4に記載し
た発明の実施形態を示すものである。本実施形態に係る
前処理装置は、試料液流路SL1と、試薬流路RL1
と、流量制御器T1と、開閉バルブV1及び流量制御器
T2とから基本的に構成されている。また、これに検出
器D1と排出路W1とからなる検出部を加えて、本実施
形態に係る流れ分析計が構成されている。
態を説明する。図1は、請求項1及び請求項4に記載し
た発明の実施形態を示すものである。本実施形態に係る
前処理装置は、試料液流路SL1と、試薬流路RL1
と、流量制御器T1と、開閉バルブV1及び流量制御器
T2とから基本的に構成されている。また、これに検出
器D1と排出路W1とからなる検出部を加えて、本実施
形態に係る流れ分析計が構成されている。
【0016】試料液流路SL1にはその上端部から試料
液タンクST1内の試料液S1が供給されるようになっ
ており、流量制御器T1が取り付けられている。また、
試薬流路RL1にはその上端部から試薬タンクRT1内
の試薬R1が供給されるようになっており、開閉バルブ
V1及び流量制御器T2とが取り付けられている。
液タンクST1内の試料液S1が供給されるようになっ
ており、流量制御器T1が取り付けられている。また、
試薬流路RL1にはその上端部から試薬タンクRT1内
の試薬R1が供給されるようになっており、開閉バルブ
V1及び流量制御器T2とが取り付けられている。
【0017】試薬流路RL1の下端部は、流量制御器T
1より下流側のj1において試料液流路SL1に連結し
ている。試料液流路SL1の下端は、このj1よりさら
に下流側のd1にまで至り、ここで検出器D1と検出器
D1からの排出路W1からなる検出部に連結する。
1より下流側のj1において試料液流路SL1に連結し
ている。試料液流路SL1の下端は、このj1よりさら
に下流側のd1にまで至り、ここで検出器D1と検出器
D1からの排出路W1からなる検出部に連結する。
【0018】試料液タンクST1内の試料液S1は、検
出部の出口b1に対して、その液面a1とb1との高低
差h1に対応する水頭圧を有している。また、試薬タン
クRT1内の試薬R1も、検出部の出口b1に対して、
その液面a2とb1との高低差h2に対応する水頭圧を
有している。なお、高低差h1等を充分にとれば、液面
a1等の多少の変動は無視できるものとなる。
出部の出口b1に対して、その液面a1とb1との高低
差h1に対応する水頭圧を有している。また、試薬タン
クRT1内の試薬R1も、検出部の出口b1に対して、
その液面a2とb1との高低差h2に対応する水頭圧を
有している。なお、高低差h1等を充分にとれば、液面
a1等の多少の変動は無視できるものとなる。
【0019】流量制御器T1、T2は、タンクST1、
RT1からb1に向けて流出する試料液等の流量を送液
抵抗を高くすることにより制限するもので、その構成に
特に限定はないが、弾力性のあるチューブをピンチコッ
ク、クランプその他の加圧器具で押圧して流路を狭くし
たものが好適に使用できる。この場合、チューブの材質
としては、例えばポリテトラフルオロエチレンや、パー
フルオロアルコキシアルカン、シリコンゴム等が使用で
きる。
RT1からb1に向けて流出する試料液等の流量を送液
抵抗を高くすることにより制限するもので、その構成に
特に限定はないが、弾力性のあるチューブをピンチコッ
ク、クランプその他の加圧器具で押圧して流路を狭くし
たものが好適に使用できる。この場合、チューブの材質
としては、例えばポリテトラフルオロエチレンや、パー
フルオロアルコキシアルカン、シリコンゴム等が使用で
きる。
【0020】これらの材質のチューブを使用する範囲
は、試料液流路SL1等の全体としても、流量制御器の
部分のみとしてもいずれでもよい。なお、前者の場合は
ピンチコック等を取り付けた箇所が流量制御器となる。
また、後者の場合は、試料液流路SL1等自体にはステ
ンレス配管等の使用条件や目的にあった材質を選択する
ことができる。
は、試料液流路SL1等の全体としても、流量制御器の
部分のみとしてもいずれでもよい。なお、前者の場合は
ピンチコック等を取り付けた箇所が流量制御器となる。
また、後者の場合は、試料液流路SL1等自体にはステ
ンレス配管等の使用条件や目的にあった材質を選択する
ことができる。
【0021】上記弾力性を有するチューブは、一般に疎
水性のものが多く内部に濡れが起こりにくい。このた
め、内径が0.5mm以下程度の場合、チューブ内に液
体が存在しない初期状態では、水頭圧程度の圧力で送液
を開始することが困難となる。このため、内径1〜2m
m程度のチューブが好適に使用できる。しかしながら、
流量制御器で押圧されている部分では内径が細くなるた
め送液を開始しにくい。この場合、上記構成の流量制御
器によれば、ピンチコック等を緩めるという簡易な方法
により流路をチューブ自体の内径にまで広げられるの
で、容易に初期通水が可能となる。
水性のものが多く内部に濡れが起こりにくい。このた
め、内径が0.5mm以下程度の場合、チューブ内に液
体が存在しない初期状態では、水頭圧程度の圧力で送液
を開始することが困難となる。このため、内径1〜2m
m程度のチューブが好適に使用できる。しかしながら、
流量制御器で押圧されている部分では内径が細くなるた
め送液を開始しにくい。この場合、上記構成の流量制御
器によれば、ピンチコック等を緩めるという簡易な方法
により流路をチューブ自体の内径にまで広げられるの
で、容易に初期通水が可能となる。
【0022】上記構成の他に、例えばニードルバルブ等
が、価格が高いという欠点があるものの、初期通水が簡
便にできる流量制御器として採用可能である。また、キ
ャピラリーを流量制御器として採用することも可能であ
るが、この場合初期通水のために吸引装置等の設備が必
要となる。
が、価格が高いという欠点があるものの、初期通水が簡
便にできる流量制御器として採用可能である。また、キ
ャピラリーを流量制御器として採用することも可能であ
るが、この場合初期通水のために吸引装置等の設備が必
要となる。
【0023】検出器D1は、フローセルタイプとするこ
とができる種々の検出器の使用が可能であり、例えば比
色計や導電率検出器、pH電極、イオン電極、温度セン
サ、屈折率計等が使用可能である。なお、検出器内に気
泡が滞留して測定に支障を来すことを防止するため、検
出器の下流側を上流側よりも高位置とすることが望まし
い。
とができる種々の検出器の使用が可能であり、例えば比
色計や導電率検出器、pH電極、イオン電極、温度セン
サ、屈折率計等が使用可能である。なお、検出器内に気
泡が滞留して測定に支障を来すことを防止するため、検
出器の下流側を上流側よりも高位置とすることが望まし
い。
【0024】試薬R1は、試料液S1と混合したときに
検出器D1で試料液S1の性状に対応した信号を得られ
るようにするためのもので、検出器D1の種類に応じて
発色試薬、PH調整剤等種々の試薬が適宜用いられる。
検出器D1で試料液S1の性状に対応した信号を得られ
るようにするためのもので、検出器D1の種類に応じて
発色試薬、PH調整剤等種々の試薬が適宜用いられる。
【0025】本実施形態例に係る流れ分析計により試料
液S1の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
1を開くと共に流量制御器T1、T2を緩めて試料液流
路SL1の上端部から排出管W1の出口b1まで至る流
路、及び試薬流路RL1の上端部から連結部j1まで至
る流路内に通水する。ついで、流量制御器T1、T2に
より流量を制限し適切な流量で試料液S1と試薬R1の
それぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV1を閉じ
る。
液S1の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
1を開くと共に流量制御器T1、T2を緩めて試料液流
路SL1の上端部から排出管W1の出口b1まで至る流
路、及び試薬流路RL1の上端部から連結部j1まで至
る流路内に通水する。ついで、流量制御器T1、T2に
より流量を制限し適切な流量で試料液S1と試薬R1の
それぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV1を閉じ
る。
【0026】上記準備が整った後、まず、バルブV1を
閉じたままで試料液S1のみが流れるようにし、このと
き検出器D1で得られる信号α1を求める。次にバルブ
V1を所定時間開放する。すると、試料液S1と試薬R
1とがj1からd1に至る過程で混合され、発色等の反
応が行われる。このとき、j1からd1に至る流路にコ
イル等を介装して、必要な反応時間を確保することもで
きる。また、この流路に混合器を介装して混合効率を上
げることも可能である。混合器としては、流路内にビー
ズ、板状部材等の流れを撹乱する部材を入れたもの等が
使用できる。
閉じたままで試料液S1のみが流れるようにし、このと
き検出器D1で得られる信号α1を求める。次にバルブ
V1を所定時間開放する。すると、試料液S1と試薬R
1とがj1からd1に至る過程で混合され、発色等の反
応が行われる。このとき、j1からd1に至る流路にコ
イル等を介装して、必要な反応時間を確保することもで
きる。また、この流路に混合器を介装して混合効率を上
げることも可能である。混合器としては、流路内にビー
ズ、板状部材等の流れを撹乱する部材を入れたもの等が
使用できる。
【0027】以上のようにして前処理をされた試料液S
1と試薬R1の混合液は、検出器D1に導入されて試料
液S1の性状に対応した信号α2が得られる。そして、
信号α2とα1の値の差又は信号α2の値から、試料液
S1の性状についての情報が得られる。
1と試薬R1の混合液は、検出器D1に導入されて試料
液S1の性状に対応した信号α2が得られる。そして、
信号α2とα1の値の差又は信号α2の値から、試料液
S1の性状についての情報が得られる。
【0028】本実施形態例によれば、ポンプのような駆
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV1を必要なときにのみ開くことに
より試薬R1の消費量を抑えることができるので、試薬
補給の間隔を長くすることができ、保守作業の負担を軽
減できる。また、高価な試薬を必要とする分析の場合に
も、ランニングコストを低く抑えることができる。
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV1を必要なときにのみ開くことに
より試薬R1の消費量を抑えることができるので、試薬
補給の間隔を長くすることができ、保守作業の負担を軽
減できる。また、高価な試薬を必要とする分析の場合に
も、ランニングコストを低く抑えることができる。
【0029】次に、図2は、請求項2及び請求項5に記
載した発明の実施形態を示すものである。本実施形態に
係る前処理装置は、試薬流路RL2と、試料液流路SL
2と、流量制御器T3と、開閉バルブV2及び流量制御
器T4とから基本的に構成されている。また、これに検
出器D2と排出路W2とからなる検出部を加えて、本実
施形態に係る流れ分析計が構成されている。
載した発明の実施形態を示すものである。本実施形態に
係る前処理装置は、試薬流路RL2と、試料液流路SL
2と、流量制御器T3と、開閉バルブV2及び流量制御
器T4とから基本的に構成されている。また、これに検
出器D2と排出路W2とからなる検出部を加えて、本実
施形態に係る流れ分析計が構成されている。
【0030】試薬流路RL2にはその上端部から試薬タ
ンクRT2内の試薬R2が供給されるようになってお
り、流量制御器T3が取り付けられている。また、試料
液流路SL2にはその上端部から試料液タンクST2内
の試料液S2が供給されるようになっており、開閉バル
ブV2及び流量制御器T4とが取り付けられている。
ンクRT2内の試薬R2が供給されるようになってお
り、流量制御器T3が取り付けられている。また、試料
液流路SL2にはその上端部から試料液タンクST2内
の試料液S2が供給されるようになっており、開閉バル
ブV2及び流量制御器T4とが取り付けられている。
【0031】試料液流路SL2の下端部は、流量制御器
T3より下流側のj2において試薬流路RL2に連結し
ている。試薬流路RL2の下端は、このj2よりさらに
下流側のd2にまで至り、ここで検出器D2と検出器D
2からの排出路W2からなる検出部に連結する。
T3より下流側のj2において試薬流路RL2に連結し
ている。試薬流路RL2の下端は、このj2よりさらに
下流側のd2にまで至り、ここで検出器D2と検出器D
2からの排出路W2からなる検出部に連結する。
【0032】試薬タンクRT2内の試薬R2は、検出部
の出口b2に対して、その液面a3とb1との高低差h
3に対応する水頭圧を有している。試料液タンクST2
内の試料液S2は、検出部の出口b2に対して、その液
面a4とb2との高低差h4に対応する水頭圧を有して
いる。また、流量制御器T3、T4、及び検出器D2
は、上記T1、T2、及びD1と同様のものが採用でき
る。
の出口b2に対して、その液面a3とb1との高低差h
3に対応する水頭圧を有している。試料液タンクST2
内の試料液S2は、検出部の出口b2に対して、その液
面a4とb2との高低差h4に対応する水頭圧を有して
いる。また、流量制御器T3、T4、及び検出器D2
は、上記T1、T2、及びD1と同様のものが採用でき
る。
【0033】本実施形態例に係る流れ分析計により試料
液S2の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
2を開くと共に流量制御器T3、T4を緩めて試薬流路
RL2の上端部から排出管W2の出口b2まで至る流
路、及び試料液流路SL2の上端部から連結部j2まで
至る流路内に通水する。ついで、流量制御器T3、T4
により流量を制限し適切な流量で試料液S2と試薬R2
のそれぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV2を閉
じる。
液S2の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
2を開くと共に流量制御器T3、T4を緩めて試薬流路
RL2の上端部から排出管W2の出口b2まで至る流
路、及び試料液流路SL2の上端部から連結部j2まで
至る流路内に通水する。ついで、流量制御器T3、T4
により流量を制限し適切な流量で試料液S2と試薬R2
のそれぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV2を閉
じる。
【0034】上記準備が整った後、まず、バルブV2を
閉じたままで試薬R2のみが流れるようにし、このとき
検出器D2で得られる信号α3を求める。次にバルブV
2を所定時間開放する。すると、試料液S2と試薬R2
とがj2からd2に至る過程で混合され、発色等の反応
が行われる。このとき、j2からd2に至る流路にコイ
ル等を介装して、必要な反応時間を確保することもでき
る。また、この流路に混合器を介装して混合効率を上げ
ることも可能である。
閉じたままで試薬R2のみが流れるようにし、このとき
検出器D2で得られる信号α3を求める。次にバルブV
2を所定時間開放する。すると、試料液S2と試薬R2
とがj2からd2に至る過程で混合され、発色等の反応
が行われる。このとき、j2からd2に至る流路にコイ
ル等を介装して、必要な反応時間を確保することもでき
る。また、この流路に混合器を介装して混合効率を上げ
ることも可能である。
【0035】以上のようにして前処理をされた試料液S
2と試薬R2の混合液は、検出器D2に導入されて試料
液S2の性状に対応した信号α4が得られる。そして、
信号α4とα2の値の差又は信号α4の値から、試料液
S2の性状についての情報が得られる。
2と試薬R2の混合液は、検出器D2に導入されて試料
液S2の性状に対応した信号α4が得られる。そして、
信号α4とα2の値の差又は信号α4の値から、試料液
S2の性状についての情報が得られる。
【0036】本実施形態例によれば、ポンプのような駆
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV2を必要なときにのみ開くことに
より試料液S2の消費量を抑えることができるので、高
価な試料液を分析する場合に適している。
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV2を必要なときにのみ開くことに
より試料液S2の消費量を抑えることができるので、高
価な試料液を分析する場合に適している。
【0037】次に、図3は、請求項3及び請求項6に記
載した発明の実施形態を示すものである。本実施形態に
係る前処理装置は、キャリア流路BL1と、試料液流路
SL3と、試薬流路RL3と、流量制御器T5と、開閉
バルブV3及び流量制御器T6と、開閉バルブV4及び
流量制御器T7とから基本的に構成されている。また、
これに検出器D3と排出路W3とからなる検出部を加え
て、本実施形態に係る流れ分析計が構成されている。
載した発明の実施形態を示すものである。本実施形態に
係る前処理装置は、キャリア流路BL1と、試料液流路
SL3と、試薬流路RL3と、流量制御器T5と、開閉
バルブV3及び流量制御器T6と、開閉バルブV4及び
流量制御器T7とから基本的に構成されている。また、
これに検出器D3と排出路W3とからなる検出部を加え
て、本実施形態に係る流れ分析計が構成されている。
【0038】キャリア流路BL1にはその上端部からキ
ャリアタンクBT1内のキャリア液B1が供給されるよ
うになっており、流量制御器T5が取り付けられてい
る。試料液流路SL3にはその上端部から試料液タンク
ST3内の試料液S3が供給されるようになっており、
開閉バルブV3及び流量制御器T6とが取り付けられて
いる。また、試薬流路RL3にはその上端部から試薬タ
ンクRT3内の試薬R3が供給されるようになってお
り、開閉バルブV4及び流量制御器T7とが取り付けら
れている。
ャリアタンクBT1内のキャリア液B1が供給されるよ
うになっており、流量制御器T5が取り付けられてい
る。試料液流路SL3にはその上端部から試料液タンク
ST3内の試料液S3が供給されるようになっており、
開閉バルブV3及び流量制御器T6とが取り付けられて
いる。また、試薬流路RL3にはその上端部から試薬タ
ンクRT3内の試薬R3が供給されるようになってお
り、開閉バルブV4及び流量制御器T7とが取り付けら
れている。
【0039】試料液流路SL3の下端部及び試薬流路R
L3の下端部は、流量制御器T5より下流側のj3、j
4においてそれぞれキャリア流路BL1に連結してい
る。キャリア流路BL3の下端は、このj3、j4より
さらに下流側のd3にまで至り、ここで検出器D3と検
出器D3からの排出路W3からなる検出部に連結する。
L3の下端部は、流量制御器T5より下流側のj3、j
4においてそれぞれキャリア流路BL1に連結してい
る。キャリア流路BL3の下端は、このj3、j4より
さらに下流側のd3にまで至り、ここで検出器D3と検
出器D3からの排出路W3からなる検出部に連結する。
【0040】キャリアタンクBT1内の試薬B1は、検
出部の出口b3に対して、その液面a5とb3との高低
差h6に対応する水頭圧を有している。試料液タンクS
T3内の試料液S3は、検出部の出口b3に対して、そ
の液面a6とb3との高低差h7に対応する水頭圧を有
している。試薬タンクRT3内の試薬R3は、検出部の
出口b3に対して、その液面a7とb3との高低差h3
に対応する水頭圧を有している。また、流量制御器T
5、T6、T7、及び検出器D3は、上記T1等、及び
D1と同様のものが採用できる。
出部の出口b3に対して、その液面a5とb3との高低
差h6に対応する水頭圧を有している。試料液タンクS
T3内の試料液S3は、検出部の出口b3に対して、そ
の液面a6とb3との高低差h7に対応する水頭圧を有
している。試薬タンクRT3内の試薬R3は、検出部の
出口b3に対して、その液面a7とb3との高低差h3
に対応する水頭圧を有している。また、流量制御器T
5、T6、T7、及び検出器D3は、上記T1等、及び
D1と同様のものが採用できる。
【0041】本実施形態例に係る流れ分析計により試料
液S3の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
3及びV4を開くと共に流量制御器T5、T6、T7を
緩めてキャリア流路BL1の上端部から排出管W3の出
口b3まで至る流路、試料液流路SL3の上端部から連
結部j3まで至る流路内、及び試薬流路RL3の上端部
から連結部j4まで至る流路内にに通水する。ついで、
流量制御器T5、T6、T7により流量を制限し適切な
流量でキャリア液B1、試料液S3、及び試薬R3のそ
れぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV3、V4を
閉じる。
液S3の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
3及びV4を開くと共に流量制御器T5、T6、T7を
緩めてキャリア流路BL1の上端部から排出管W3の出
口b3まで至る流路、試料液流路SL3の上端部から連
結部j3まで至る流路内、及び試薬流路RL3の上端部
から連結部j4まで至る流路内にに通水する。ついで、
流量制御器T5、T6、T7により流量を制限し適切な
流量でキャリア液B1、試料液S3、及び試薬R3のそ
れぞれが流れ落ちるようにしてからバルブV3、V4を
閉じる。
【0042】上記準備が整った後、まず、バルブV3、
V4を閉じたままでキャリア液B1のみが流れるように
し、次いでバルブV3を所定時間開放して、キャリア液
B1と試薬R3との混合液が検出器D3を通過するとき
の信号α5を求める。
V4を閉じたままでキャリア液B1のみが流れるように
し、次いでバルブV3を所定時間開放して、キャリア液
B1と試薬R3との混合液が検出器D3を通過するとき
の信号α5を求める。
【0043】次にバルブV3も所定時間開放する。する
と、試料液S3と試薬R3とがj4からd3に至る過程
で、キャリア液B1中で混合され、発色等の反応が行わ
れる。このとき、j4からd3に至る流路にコイル等を
介装して、必要な反応時間を確保することもできる。ま
た、この流路に混合器を介装して混合効率を上げること
も可能である。
と、試料液S3と試薬R3とがj4からd3に至る過程
で、キャリア液B1中で混合され、発色等の反応が行わ
れる。このとき、j4からd3に至る流路にコイル等を
介装して、必要な反応時間を確保することもできる。ま
た、この流路に混合器を介装して混合効率を上げること
も可能である。
【0044】以上のようにして前処理をされたキャリア
液B1と試料液S3と試薬R3との混合液は、検出器D
3に導入されて試料液S3の性状に対応した信号α6が
得られる。そして、信号α6とα5の値の差又は信号α
6の値から、試料液S3の性状についての情報が得られ
る。
液B1と試料液S3と試薬R3との混合液は、検出器D
3に導入されて試料液S3の性状に対応した信号α6が
得られる。そして、信号α6とα5の値の差又は信号α
6の値から、試料液S3の性状についての情報が得られ
る。
【0045】本実施形態例によれば、ポンプのような駆
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV3、V4を必要なときにのみ開く
ことにより試料液S3及び試薬R3の消費量を抑えるこ
とができる。
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価に分析計全体を構成することができ
る。さらに、バルブV3、V4を必要なときにのみ開く
ことにより試料液S3及び試薬R3の消費量を抑えるこ
とができる。
【0046】
【実施例】以下、請求項1及び請求項4に記載した発明
をボイラー用等の超純水や純水、あるいは水道水中のシ
リカを測定する場合を例にとり更に詳細に説明する。図
4に示すように、実施例に係るシリカ計の前処理装置
は、試料液流路SL4と、試薬流路RL4、RL5、R
L6と、流量制御器T8、T9、T10、T11と、開
閉バルブV7、V8、V9とから基本的に構成されてい
る。また、これに検出器D4と排出路W4とからなる検
出部を加えて、本実施例に係る流れ分析式のシリカ計が
構成されている。
をボイラー用等の超純水や純水、あるいは水道水中のシ
リカを測定する場合を例にとり更に詳細に説明する。図
4に示すように、実施例に係るシリカ計の前処理装置
は、試料液流路SL4と、試薬流路RL4、RL5、R
L6と、流量制御器T8、T9、T10、T11と、開
閉バルブV7、V8、V9とから基本的に構成されてい
る。また、これに検出器D4と排出路W4とからなる検
出部を加えて、本実施例に係る流れ分析式のシリカ計が
構成されている。
【0047】試料液流路SL4にはその上端部から試料
液タンクST4内の試料液S4(後述のS4a又はS4
b)が供給されるようになっており、流量制御器T8が
取り付けられている。
液タンクST4内の試料液S4(後述のS4a又はS4
b)が供給されるようになっており、流量制御器T8が
取り付けられている。
【0048】試料液タンクST4は、試料液採取槽ST
4aの内部にオーバーフロー槽ST4bを設けたもの
で、試料液S4は、オーバーフロー槽ST4bの下部に
取り付けられた採取管P1から導入され、同じく下部に
取り付けられた試料液流路SL4へと流出していくよう
になっている。このとき、余分な試料液S4は、オーバ
ーフロー槽ST4bの外側に流出し、試料液採取槽ST
4aの下部に取り付けられた排出管W5から排出される
ようになっている。なお、オーバーフロー槽ST4bの
内側下部には試料液S4を直接排出するための排出管W
6が設けられており、開閉弁V10が取り付けられてい
る。排出管W5とW6とは合流して排出管W7に連結し
ている。
4aの内部にオーバーフロー槽ST4bを設けたもの
で、試料液S4は、オーバーフロー槽ST4bの下部に
取り付けられた採取管P1から導入され、同じく下部に
取り付けられた試料液流路SL4へと流出していくよう
になっている。このとき、余分な試料液S4は、オーバ
ーフロー槽ST4bの外側に流出し、試料液採取槽ST
4aの下部に取り付けられた排出管W5から排出される
ようになっている。なお、オーバーフロー槽ST4bの
内側下部には試料液S4を直接排出するための排出管W
6が設けられており、開閉弁V10が取り付けられてい
る。排出管W5とW6とは合流して排出管W7に連結し
ている。
【0049】採取管P1には、ヒータHが取り付けられ
ており試料液S4を約40度に温度調整している。ま
た、P1はそれぞれ開閉弁V5、V6が介装された採取
管P2、P3が合流して連結したものであり、開閉弁V
5、V6の操作により、それぞれの採取路からの試料水
S4a、S4bを選択して試料液タンクST4に導入で
きるようになっている。本実施例の場合、採取管P2か
ら導入される試料液S4aは濃度既知のシリカを含む標
準液、採取管P3から導入される試料液S4bは測定の
対象となるサンプルである。なお、開閉弁を介装した採
取管をさらに一つ以上P1に連結して、数種のサンプル
を切り替えて導入できるようにしても良い。
ており試料液S4を約40度に温度調整している。ま
た、P1はそれぞれ開閉弁V5、V6が介装された採取
管P2、P3が合流して連結したものであり、開閉弁V
5、V6の操作により、それぞれの採取路からの試料水
S4a、S4bを選択して試料液タンクST4に導入で
きるようになっている。本実施例の場合、採取管P2か
ら導入される試料液S4aは濃度既知のシリカを含む標
準液、採取管P3から導入される試料液S4bは測定の
対象となるサンプルである。なお、開閉弁を介装した採
取管をさらに一つ以上P1に連結して、数種のサンプル
を切り替えて導入できるようにしても良い。
【0050】試薬流路RL4、RL5、RL6にはそれ
ぞれその上端部から試薬タンクRT4、RT5、RT6
内の試薬R4、R5、R6が供給されるようになってお
り、開閉バルブV7、V8、V9及び流量制御器T9、
T10、T11とがそれぞれ取り付けられている。
ぞれその上端部から試薬タンクRT4、RT5、RT6
内の試薬R4、R5、R6が供給されるようになってお
り、開閉バルブV7、V8、V9及び流量制御器T9、
T10、T11とがそれぞれ取り付けられている。
【0051】ここで、試薬R4は発色液としてのモリブ
デン酸アンモニウム溶液に硫酸を加えた酸性モリブデン
酸アンモニウム溶液である。また、R5は分解安定化液
としての酒石酸溶液、R6は還元液としてのL−アスコ
ルビン酸溶液である。それぞれの試薬タンクは、蓋によ
り閉じられているが、内部を大気圧に保つために上端が
外部に露出した細管が試薬中に挿入されている。
デン酸アンモニウム溶液に硫酸を加えた酸性モリブデン
酸アンモニウム溶液である。また、R5は分解安定化液
としての酒石酸溶液、R6は還元液としてのL−アスコ
ルビン酸溶液である。それぞれの試薬タンクは、蓋によ
り閉じられているが、内部を大気圧に保つために上端が
外部に露出した細管が試薬中に挿入されている。
【0052】試薬流路RL4、RL5、RL6の下端部
は、流量制御器T8より下流側において上流側から下流
側にかけて、j5、j6、j7の位置で試料液流路SL
4に連結している。試料液流路SL4の下端は、このj
5、j6、j7よりさらに下流側のd4にまで至り、こ
こで検出器D4と検出器D4からの排出路W4からなる
検出部に連結する。j5とj6との間、j6とj7との
間、j7とd4との間には、それぞれ反応時間を確保す
るためのコイルC1、C2、C3が介装されている。
は、流量制御器T8より下流側において上流側から下流
側にかけて、j5、j6、j7の位置で試料液流路SL
4に連結している。試料液流路SL4の下端は、このj
5、j6、j7よりさらに下流側のd4にまで至り、こ
こで検出器D4と検出器D4からの排出路W4からなる
検出部に連結する。j5とj6との間、j6とj7との
間、j7とd4との間には、それぞれ反応時間を確保す
るためのコイルC1、C2、C3が介装されている。
【0053】試料液タンクST4内の試料液S4、及び
試薬タンクRT4、RT5、RT6内の試薬R4、R
5、R6は、検出部の出口b4に対して、約50cm上
方にあり、その高低差に対応する水頭圧を有している。
試薬タンクRT4、RT5、RT6内の試薬R4、R
5、R6は、検出部の出口b4に対して、約50cm上
方にあり、その高低差に対応する水頭圧を有している。
【0054】試料液流路SL4、試薬流路RL4、RL
5、RL6は内径が1.5mmのパーフルオロアルコキ
シアルカン製のチューブであり、これにピンチコックを
取り付けたものが流量制御器T8、T9、T10、T1
1である。ピンチコックを閉じたときに流量制御器内を
通過する試料液又は試薬の流速は0.5mL/分程度で
ある。
5、RL6は内径が1.5mmのパーフルオロアルコキ
シアルカン製のチューブであり、これにピンチコックを
取り付けたものが流量制御器T8、T9、T10、T1
1である。ピンチコックを閉じたときに流量制御器内を
通過する試料液又は試薬の流速は0.5mL/分程度で
ある。
【0055】検出器D4は、フローセルタイプの比色計
であり、815nm付近における吸光度を測定できるよ
うになっている。排出路W4から排出された混合液は、
受け器W8aに落ちて排出路W8でシリカ計の外部に排
出するようになっている。
であり、815nm付近における吸光度を測定できるよ
うになっている。排出路W4から排出された混合液は、
受け器W8aに落ちて排出路W8でシリカ計の外部に排
出するようになっている。
【0056】本実施形態例に係る流れ分析計により試料
液S4の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
5、V7、V8、V9を開くと共に流量制御器T8、T
9、T10、T11を緩めて試料液流路SL4の上端部
から排出管W4の出口b4まで至る流路、及び試薬流路
RL4、RL5、RL6の上端部から連結部j5、j
6、j7まで至る流路内に通水する。ついで、流量制御
器T8、T9、T10、T11により流量を制限し、適
切な流量で試料液S4と試薬R4、R5、R6のそれぞ
れが流れ落ちるようにしてからバルブV7、V8、V9
を閉じる。
液S4の分析を行う場合は、まず、準備としてバルブV
5、V7、V8、V9を開くと共に流量制御器T8、T
9、T10、T11を緩めて試料液流路SL4の上端部
から排出管W4の出口b4まで至る流路、及び試薬流路
RL4、RL5、RL6の上端部から連結部j5、j
6、j7まで至る流路内に通水する。ついで、流量制御
器T8、T9、T10、T11により流量を制限し、適
切な流量で試料液S4と試薬R4、R5、R6のそれぞ
れが流れ落ちるようにしてからバルブV7、V8、V9
を閉じる。
【0057】上記準備が整った後、まず、バルブV7、
V8、V9を閉じたままで試料液S4aのみが流れるよ
うにし、このとき検出器D4で得られる信号α7を求め
る。次にバルブV7を所定時間開放する。すると、試料
液S4aと試薬R4とがコイルC1において混合されド
デカモリブドけい酸が生成する。次いでこのドデカモリ
ブドけい酸がj6に到達する時点で、バルブV8を所定
時間開放する。すると、上記ドデカモリブドけい酸と試
薬R5とがコイルC2において混合され妨害物質である
ドデカモリブドりん酸が分解される。さらに、上記ドデ
カモリブドけい酸がj7に到達する時点で、バルブV9
を所定時間開放する。すると、上記ドデカモリブドけい
酸と試薬R6とがコイルC3において混合されドデカモ
リブドけい酸が還元されてモリブデン青が生成する。
V8、V9を閉じたままで試料液S4aのみが流れるよ
うにし、このとき検出器D4で得られる信号α7を求め
る。次にバルブV7を所定時間開放する。すると、試料
液S4aと試薬R4とがコイルC1において混合されド
デカモリブドけい酸が生成する。次いでこのドデカモリ
ブドけい酸がj6に到達する時点で、バルブV8を所定
時間開放する。すると、上記ドデカモリブドけい酸と試
薬R5とがコイルC2において混合され妨害物質である
ドデカモリブドりん酸が分解される。さらに、上記ドデ
カモリブドけい酸がj7に到達する時点で、バルブV9
を所定時間開放する。すると、上記ドデカモリブドけい
酸と試薬R6とがコイルC3において混合されドデカモ
リブドけい酸が還元されてモリブデン青が生成する。
【0058】以上の前処理により生成したモリブデン青
は、検出器D4に導入されて試料液S4a中のシリカ濃
度に対応した信号α8が得られる。そして、信号α8と
α7の値の差から、校正値xが得られる。
は、検出器D4に導入されて試料液S4a中のシリカ濃
度に対応した信号α8が得られる。そして、信号α8と
α7の値の差から、校正値xが得られる。
【0059】校正値が得られた後、バルブ5を閉じバル
ブ6を開放することにより試料液タンクST4内の試料
液S4aを試料液S4bに置換する。このとき、適宜バ
ルブ10を開放すると、S4aからS4bへの置換が速
やかに行われる。本実施形態例では、オーバーフロー槽
ST4b内の容量が約50mLであり、試料液S4bを
約100〜200mL/分程度で試料液タンクST4内
に供給し、同時にバルブ10を開放して50mL/分程
度で排出を行うと、約1〜2分でほぼ全量試料液S4b
に置換される。
ブ6を開放することにより試料液タンクST4内の試料
液S4aを試料液S4bに置換する。このとき、適宜バ
ルブ10を開放すると、S4aからS4bへの置換が速
やかに行われる。本実施形態例では、オーバーフロー槽
ST4b内の容量が約50mLであり、試料液S4bを
約100〜200mL/分程度で試料液タンクST4内
に供給し、同時にバルブ10を開放して50mL/分程
度で排出を行うと、約1〜2分でほぼ全量試料液S4b
に置換される。
【0060】そして、試料液S4bのみが流れるように
なったら、このとき検出器D4で得られる信号α9を求
める。また、α8を求めたときと同様に、試薬R4、R
5、R6を順次試料液S4bに混合し、生成したモリブ
デン青を検出器D4に導入して試料液S4b中のシリカ
濃度に対応した信号α10が求める。そして、信号α1
0とα9の値の差から、測定値yが得られる。xとyの
値の比較から試料液S4b中のシリカ濃度が求められ
る。
なったら、このとき検出器D4で得られる信号α9を求
める。また、α8を求めたときと同様に、試薬R4、R
5、R6を順次試料液S4bに混合し、生成したモリブ
デン青を検出器D4に導入して試料液S4b中のシリカ
濃度に対応した信号α10が求める。そして、信号α1
0とα9の値の差から、測定値yが得られる。xとyの
値の比較から試料液S4b中のシリカ濃度が求められ
る。
【0061】本実施形態例によれば、ポンプのような駆
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価にシリカ計を構成することができる。
さらに、バルブを必要なときにのみ開くことにより試薬
の消費量を抑えることができるので、試薬補給の間隔を
長くすることができ、保守作業の負担を軽減できる共
に、ランニングコストを低く抑えることができる。
動部を有しないため故障等が少なく保守作業が容易とな
るとともに、安価にシリカ計を構成することができる。
さらに、バルブを必要なときにのみ開くことにより試薬
の消費量を抑えることができるので、試薬補給の間隔を
長くすることができ、保守作業の負担を軽減できる共
に、ランニングコストを低く抑えることができる。
【0062】なお、本実施例では、R4はモリブデン酸
アンモニウム溶液に硫酸を加えた酸性モリブデン酸アン
モニウム溶液としたが、発色剤として、モリブデン酸ア
ンモニウム溶液やモリブデン酸アンモニウム溶液に塩酸
を加えた酸性モリブデン酸アンモニウム溶液を用いても
良いのはもちろんである。同様に、R5の分解安定化液
として酒石酸溶液に代えてしゅう酸溶液を、R6の還元
液としてL−アスコルビン酸溶液に代えて4−アミノ−
3−ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸溶液を使用
しても差し支えない。
アンモニウム溶液に硫酸を加えた酸性モリブデン酸アン
モニウム溶液としたが、発色剤として、モリブデン酸ア
ンモニウム溶液やモリブデン酸アンモニウム溶液に塩酸
を加えた酸性モリブデン酸アンモニウム溶液を用いても
良いのはもちろんである。同様に、R5の分解安定化液
として酒石酸溶液に代えてしゅう酸溶液を、R6の還元
液としてL−アスコルビン酸溶液に代えて4−アミノ−
3−ヒドロキシ−1−ナフタレンスルホン酸溶液を使用
しても差し支えない。
【0063】
【発明の効果】本発明の前処理装置及び流れ分析計によ
れば、試薬等を送液するためのポンプを必要としないた
め、故障等が少なく保守作業が容易となるとともに、簡
易な構成で安価に分析計を構成することができる。ま
た、試料注入器を備える必要がないことからも装置を簡
易に構成することができる。
れば、試薬等を送液するためのポンプを必要としないた
め、故障等が少なく保守作業が容易となるとともに、簡
易な構成で安価に分析計を構成することができる。ま
た、試料注入器を備える必要がないことからも装置を簡
易に構成することができる。
【0064】また、請求項1から請求項6記載の構成を
適宜採用することにより、試薬、試料液、あるいは試薬
と試料液双方の消費量を節減することができる。特に、
試薬の消費量を節減した場合には、保守頻度の低減を図
ることが可能である。
適宜採用することにより、試薬、試料液、あるいは試薬
と試料液双方の消費量を節減することができる。特に、
試薬の消費量を節減した場合には、保守頻度の低減を図
ることが可能である。
【図1】本発明に係る流れ分析計及び前処理装置の一実
施形態例を示す構成図である。
施形態例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る流れ分析計及び前処理装置の他の
実施形態例を示す構成図である。
実施形態例を示す構成図である。
【図3】本発明に係る流れ分析計及び前処理装置の他の
実施形態例を示す構成図である。
実施形態例を示す構成図である。
【図4】本発明に係る流れ分析計及び前処理装置の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図5】従来の流れ分析計を示す構成図である。
S1,S2,S3,S4 試料液 SL1,SL2,SL3,SL4 試料液流路 ST1,ST2,ST3,ST4 試料液タンク R1,R2,R3,R4,R5,R6 試薬 RL1,RL2,RL3,RL4,RL5,RL6
試薬流路 RT1,RT2,RT3,RT4,RT5,RT6
試薬タンク B1 キャリア液 BL1 キャリア流路 BT1 キャリアタンク T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T
9,T10,T11流量制御器 V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,V8,V
9,V10 開閉バルブ D1,D2,D3,D4 検出器 W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7 排出路 C1,C2,C3 コイル P1,P2,P3 採取管
試薬流路 RT1,RT2,RT3,RT4,RT5,RT6
試薬タンク B1 キャリア液 BL1 キャリア流路 BT1 キャリアタンク T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T
9,T10,T11流量制御器 V1,V2,V3,V4,V5,V6,V7,V8,V
9,V10 開閉バルブ D1,D2,D3,D4 検出器 W1,W2,W3,W4,W5,W6,W7 排出路 C1,C2,C3 コイル P1,P2,P3 採取管
Claims (6)
- 【請求項1】 検出部に連続的に試料液を供給すると共
に検出部に供給する前の試料液に試薬を添加する前処理
装置において、検出部出口に対して水頭圧を有する試料
液タンク内の試料液が上端部から供給される試料液流路
と、検出部出口に対して水頭圧を有する試薬タンク内の
試薬が上端部から供給される一以上の試薬流路と、前記
試料液流路に取り付けられた流量制御器と、前記一以上
の試薬流路毎に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御
器とを備え、前記一以上の試薬流路の下端部は、前記試
料液流路に取り付けられた流量制御器よりも下流側にお
いて、それぞれ試料液流路に連結したことを特徴とする
流れ分析計用の前処理装置。 - 【請求項2】 検出部に連続的に試薬を供給すると共に
検出部に供給する前の試薬に試料液を添加することによ
り、試料液の分析を行う流れ分析計において、検出部出
口に対して水頭圧を有する試薬タンク内の試薬が上端部
から供給される試薬流路と、検出部出口に対して水頭圧
を有する試料液タンク内の試料液が上端部から供給され
る試料液流路と、前記試薬流路に取り付けられた流量制
御器と、前記試料液流路に取り付けられた開閉バルブ及
び流量制御器とを備え、前記試料液流路の下端部は、前
記試薬流路に取り付けられた流量制御器よりも下流側に
おいて、試薬流路に連結したことを特徴とする流れ分析
計用の前処理装置。 - 【請求項3】 検出部に連続的にキャリア液を供給する
と共に検出部に供給する前のキャリア液に試料液及び試
薬を添加することにより、試料液の分析を行う流れ分析
計において、検出部出口に対して水頭圧を有するキャリ
アタンク内のキャリア液が上端部から供給されるキャリ
ア流路と、検出部出口に対して水頭圧を有する試料液タ
ンク内の試料液が上端部から供給される試料液流路と、
検出部出口に対して水頭圧を有する試薬タンク内の試薬
が上端部から供給される一以上の試薬流路と、前記キャ
リア流路に取り付けられた流量制御器と、前記試料液流
路に取り付けられた開閉バルブ及び流量制御器と、前記
一以上の試薬流路毎に取り付けられた開閉バルブ及び流
量制御器とを備え、前記試料液流路及び前記一以上の試
薬流路の下端部は、前記キャリア液流路に取り付けられ
た流量制御器よりも下流側において、それぞれキャリア
液流路に連結したことを特徴とする流れ分析計用の前処
理装置。 - 【請求項4】 試薬流路の下端部が試料液流路に連結し
た位置よりも下流側において、検出部を請求項1記載の
前処理装置に連結したことを特徴とする流れ分析計。 - 【請求項5】 試料液流路の下端部が試薬流路に連結し
た位置よりも下流側において、検出部を請求項2記載の
前処理装置に連結したことを特徴とする流れ分析計。 - 【請求項6】 試料液流路及び一以上の試薬流路の下端
部がそれぞれキャリア流路に連結したいずれの位置より
も下流側において、検出部を請求項3記載の前処理装置
に連結したことを特徴とする流れ分析計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18910597A JPH1123582A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 流れ分析計及び流れ分析計用の前処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18910597A JPH1123582A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 流れ分析計及び流れ分析計用の前処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123582A true JPH1123582A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16235455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18910597A Pending JPH1123582A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 流れ分析計及び流れ分析計用の前処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236619A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Tokyo Metropolis | クロラミン類含有量の測定装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP18910597A patent/JPH1123582A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236619A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Tokyo Metropolis | クロラミン類含有量の測定装置 |
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