JPH1123596A5 - - Google Patents

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JPH1123596A5
JPH1123596A5 JP1997196974A JP19697497A JPH1123596A5 JP H1123596 A5 JPH1123596 A5 JP H1123596A5 JP 1997196974 A JP1997196974 A JP 1997196974A JP 19697497 A JP19697497 A JP 19697497A JP H1123596 A5 JPH1123596 A5 JP H1123596A5
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Description

【0011】
更に、請求項2に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いては、上記弾性部材を、弾性を有する線材を曲げ形成して成る結合ばねとし、この結合ばねが、上記ホルダに設けた外向フランジ状の鍔部を、上記カバーを構成する底板部の外面に設けた係止筒の端面に向け押し付けている。
【0012】
又、請求項3に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いては、上記ホルダに設けた外向フランジ状の鍔部のうち、このホルダに設けた挿入部と反対側の基端面からハーネスが導出されており、上記結合ばねが、この鍔部の基端面で、この基端面から導出したこのハーネスの基端部に関して直径方向反対側2個所位置で、それぞれこの鍔部と係合している
【0013】
又、請求項4に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いては、請求項2又は請求項3に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記結合ばねが、弾性及び耐食性を有する線材から成る。
又、請求項5に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いては、請求項2〜4の何れかに記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記ホルダが、上記カバーに対し円周方向の位相を規制されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜5は、請求項1〜4に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本発明の特徴は、転がり軸受ユニットを構成する静止輪の端部に固定したカバーにセンサを装着する部分の構造にある。静止輪に対して回転輪を回転自在に支持して成る、転がり軸受ユニットの構造及び作用は、基本的には前述の図59〜60に示した従来構造と同様であるので、同等部分には同一符号を付して重複する説明を省略若しくは簡略にし、以下、本発明の特徴部分並びに前述した従来構造と異なる部分を中心に説明する。尚、本発明の実施の形態を表す図は、前述の従来構造を表した図59とは、車両の幅方向に関する内外方向が左右逆になっている。
【0034】
次に、図6〜8は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合には、カバー18bの外面に形成した係止筒44aを、基端寄り(図7の左寄り)の大径部60と、先端寄り(図7の右寄り)の小径部61とから構成している。このうち、大径部60の基端側半部外周面の直径方向反対側2個所位置に、それぞれ係止凹部45a、45aを形成している。これら各係止凹部45a、45aの幅(図7の左右方向寸法)は、結合ばね47aを構成する線材の外径よりも十分に大きくしている。一方、上記結合ばね47aを構成する1対の係止脚部49、49の先端部及び基端部には、それぞれ上記係止筒44aの先端側に向け折れ曲がった、先端側折れ曲がり部58、58と基端側折れ曲がり部59、59とを設けている。又、上記各係止脚部49、49の基端側には、それぞれ連結部51a、51aの一端部を連結し、これら各連結部51a、51aの他端部に抑え部50を、上記各係止脚部49、49と同じ方向に折り曲げた状態で設けている。
【0037】
次に、図9〜11は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の場合には、カバー18cの外面に設けた係止筒44bの先端部外周縁に、互いに平行な1対の直線辺部63、63を有する鍔部64を形成している。本例の場合、上記カバー18cの外面とこの鍔部64の片面との間部分が、後述する結合ばね47bの係止脚部49、49を係合させる為の係止凹部45b、45bとなる。又、上記鍔部64の一端部(図9の左端部)には1対の傾斜辺部65、65を形成して、この鍔部64の幅が一端縁に向かう程小さくなる様にしている。又、上記直線辺部63、63のそれぞれ2個所位置には、第一の係止切り欠き66、66と第二の係止切り欠き67、67とを、互いに整合する状態で形成している。このうち、上記傾斜辺部65、65側に設けた第一の係止切り欠き66、66の上記第二の係止切り欠き67、67側の片側縁は、上記鍔部64の端縁に向かう程これら第二の係止切り欠き67、67に向かう方向に傾斜させている。又、上記鍔部64の他端部(図9の右端部)で上記第二の係止切り欠き67、67の一側面(図9の右側面)を仕切る部分の幅は、隣り合う第一、第二の係止切り欠き66、67同士の間部分の幅よりも大きくしている。
【0044】
次に、図12〜16は、請求項1〜3、5に対応する、本発明の実施の形態の第4例を示している。本例の場合には、カバー18dに形成した係止筒44cにセンサユニット39aを、1対の結合ばね47c、47cにより結合固定する様にしている。この為に、上記係止筒44cの外周面の一部で直径方向反対側2個所位置には、それぞれ2個1組の枢支片72、72を、各組毎に間隔をあけて形成している。これら各枢支片72、72は、アーチ状に形成したもので、それぞれの内側に、次述する各結合ばね47cの両端部に形成した枢支部73、73を、揺動自在に枢支自在としている。尚、上記各枢支片72、72の組は、これら各組の枢支片72、72に枢支した1対の結合ばね47c、47cが、揺動に伴って他の構成部品と干渉する事がない様に、上記係止筒44cの外周面のうち、この係止筒44cの円周方向反対側面に設けている。
【0053】
次に、図17〜20は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第5例を示している。本例の場合には、カバー18eに設けた係止筒44dの一部で直径方向反対側位置に、それぞれがスリット状で上記係止筒44dの内外両周面同士を連通させる1対の係止孔75、75を形成している。一方、センサユニット39bを構成する挿入部40の一部で直径方向反対側位置には係止溝76、76を、それぞれ設けている。そして、上記センサユニット39bの基端部(図17、19の右端部)に設けた鍔部41bと上記係止筒44dの先端面とを当接させた状態で、上記各係止孔75、75と係止溝76、76とが、軸方向に亙り少しだけずれた状態で、互いにほぼ整合する様にしている。即ち、この状態では、上記各係止溝76、76が上記各係止孔75、75よりも少しだけ上記係止筒44dの先端面寄り(図17〜18の右寄り)に存在する様に、各部の寸法を規制している。
【0055】
次に、図21〜24は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第6例を示している。上述した各例が何れも、非駆動輪(FF車の後輪、FR車の前輪)を支持する為の転がり軸受ユニットに本発明を適用していたのに対して、本例並びに後述する第7例の場合には、駆動輪(FF車の前輪、FR車の後輪、4WD車の全輪)を支持する為の転がり軸受ユニットに本発明を適用している。この為に本例の場合には、ハブ2bとして、内側に等速ジョイントの軸を挿通自在なスプライン孔79を有する円筒状のものを使用している。又、上記等速ジョイントとの干渉を防止する為、カバー18fを円環状に形成し、センサユニット39cを、このカバー18fの直径方向に配置している。
【0060】
次に、図25〜30は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第7例を示している。本例の場合には、カバー18gを構成する合成樹脂製の本体28aを、全周に亙って断面L字形に形成している。そして、このカバー18gを構成する円筒壁部36aの一部を厚肉にして、この厚肉部分に挿入孔38bを、上記カバー18gの直径方向に亙り形成している。本例の場合、この挿入孔38b、及び、センサユニット39dを構成してこの挿入孔38b内に挿入される挿入部40bの断面形状は、それぞれ円形としている。
【0066】
次に、図31〜32は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第8例を示している。本例の場合には、結合ばね47gの各係止脚部49b、49bを枢支する為の枢支部84aを、カバー18hの段部87の直径方向反対側2個所位置に設けた突出部91により構成している。そして、これら各突出部91同士の互いに反対側の面に、上記カバー18hの内周面にまで貫通しない(有底の)凹孔92を、互いに同心に設けている。又、本例に使用する上記結合ばね47bは、図32に示す様に、抑え部50bの両端から連続した連結部51e、51eの先端部に設けた1対の係止脚部49b、49b同士を、互いに近づく方向に折り曲げて成る。これら1対の係止脚部49b、49bは、互いに同軸上に配置している。そして、上記各枢支部84aの凹孔92に上記各係止脚部49b、49bを係止し、上記カバー18hに対して上記結合ばね47fを、上記1対の係止脚部49b、49bを中心とする揺動自在に支持する。上記各係止脚部49b、49bが上記各枢支部84aから外れない様にする為、上記結合ばね47fの自由状態での、上記各係止脚部49b、49bの先端同士の間隔D49b は、上記1対の枢支部84a同士の間隔D84a (図示せず)よりも十分に小さく(D49b <D84a )している。又、上記結合ばね47fの連結部51e、51eは、短い全長でも必要な弾力を持たせる為、蛇行した形状としている。その他の構成及び作用に就いては、上述した第7例と同様である為、同等部分には同一符号を付して、重複する図示並びに説明は省略する。
【0067】
次に、図33〜39は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第9例を示している。静止輪である外輪1の内端(図33の右端)開口部は、カバー18iにより塞いでいる。このカバー18iは、前述した第1例の構造に組み込んだカバー18aと同様に、合成樹脂を射出成形して成る有底円筒状の本体28bと、この本体28bの開口部に結合した嵌合筒29とから成る。又、ハブ2aと共に回転輪を構成する内輪7aは、前述の図12に示した第4例と同様に、このハブ2aの内端部に外嵌し、更にこのハブ2aの一部を直径方向外方にかしめ広げる事により、このハブ2aに対し固定している。この様な内輪7aの内端部(図33の右端部)に形成した段部69には、前述の図59〜60に示した従来構造の場合と同様のエンコーダ3を外嵌固定している。
【0078】
次に、図40は、同じく請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第10例を示している。本例の場合には、ストッパプレート94、94の互いに対向する端縁で、カバー18iを構成する本体28bの底板部37bの外面(図40の上面)から少し離れた部分に、それぞれ係止突起102、102を形成している。そして、これら各係止突起102、102の先端同士の間隔D102 を、自由状態に於ける結合ばね95の弾性変形部101、101の外側縁同士の間隔D101 よりも小さく(D102 <D101 )している。従って、本例の場合には、前述の図38に示す様に、抑え部97を係止筒44eの先端開口部分から退避する方向に揺動させた状態で、上記カバー18iの姿勢に関係なく、上記結合ばね95とカバー18iとの位置関係を一定にできる。この為、カバー18iを装着した転がり軸受ユニットを組み立てたメーカーから、センサユニットを装着する自動車の組立メーカーに納入する過程で、上記結合ばね95の位置関係がずれ動かない様にして、自動車の組立メーカーでの組立作業の能率化を図れる。
【0079】
次に、図41は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第11例を示している。本例の場合には、結合ばね95aを構成する線材の径を太くしても必要とする弾性を得られる様に、1対の弾性変形部101a、101aの全長を長くして、これら各弾性変形部101a、101aの曲がり量を多くしている。即ち、本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに組み付ける結合ばね95aは、泥水や融雪剤等が付着する可能性が高い為、錆び易い状況にある。ステンレスのばね鋼により造る場合には、特に上記線材の径を太くしなくても必要とする耐久性を確保する事は容易であるが、比較的安価な非ステンレス鋼である、通常のばね鋼を使用した場合には、表面に亜鉛メッキやクロムメッキを施したとしても、必要とする耐久性を確保する為には、上記線材の径を太くする必要が生じる。これに対し、この径を太くすると、結合ばね95aの剛性が高く(ばね常数が大きく)なり過ぎて、抑え部97を鍔部41d(図39参照)に乗り上げさせる事が困難になる。これらの事を考慮すると、上記結合ばね95aを構成する線材の径は1〜2mm程度が適当である。但し、この径を2mm程度にした場合には、前述の図35に示した様な結合ばね95の形状では、この結合ばね95の剛性が高くなり過ぎる。そこで、上記径を太くした場合には、本例の様に、1対の弾性変形部101a、101aの全長を長くして曲がり量を多くし、必要とする弾性を確保する。
【0081】
次に、図46〜50は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第12例を示している。本例は、前述した第11例の構造に於いて新たに生じる問題を解消すべく考えたものである。即ち、前述した第11例で示した結合ばね95aは、錆び易い状況にある結合ばね95aの耐久性を確保する為、線材の径を太くする代りに、この結合ばね95aを構成する1対の弾性変形部101a、101aの全長を長くして曲がり量を多くしている。
【0090】
次に、図51〜53は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第13例を示している。本例の場合には、結合ばね95cの両端部に設けた1対の枢支部96、96と中間部に設けた抑え部97とを連結する、1対の弾性変形部101c、101cを、上記結合ばね95cに作用する曲げモーメントが最大となる部分で湾曲させて、これら各弾性変形部101c、101cの全長を長くしている。この様に各弾性変形部101c、101cの所定部位を長くしたのは、次の様な理由による。
【0092】
次に、図54〜58は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施の形態の第14例を示している。回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの使用時には、自動車の走行に伴って、センサユニットをカバーに結合支持する結合ばねには、泥水や融雪剤等が付着する可能性が高い。そして、この結合ばねは金属製である為、上述の様に結合ばねに泥水等が付着すると、ばねの材質が、安価な非ステンレス鋼の場合には、早期に錆びる可能性がある。特に、この結合ばねの中間部に設けた抑え部がセンサユニットの鍔部と係合する部分に、上記泥水等が溜り易く、上記部分が特に早期に錆びる可能性がある。
本例の回転速度検出装置付転がり軸受ユニットは、上述の様な事情に鑑みて、結合ばねの材質を安価な非ステンレス鋼とした場合でも、この結合ばねが錆びる事を防止すべく考えたものである。

Claims (5)

  1. 静止側周面に静止側軌道を有し、使用時にも回転しない静止輪と、上記静止側周面と対向する回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記静止側軌道と上記回転側軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪と同心に固定された、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させたエンコーダと、このエンコーダに対向する状態で上記静止輪の一部に固定されたカバーと、検知部を有し、この検知部を上記エンコーダの一部に対向させた状態で上記カバーの一部に支持され、上記エンコーダの特性の変化に対応して出力信号を変化させるセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記カバーの一部で上記エンコーダの一部と対向する部分には、上記センサ若しくはこのセンサを保持したホルダの少なくとも先端寄り部分を挿入自在な挿入孔が設けられており、上記センサ若しくはこのセンサを保持したホルダの一部で少なくとも上記先端寄り部分から外れた部分には、上記挿入孔の開口周縁部に当接する事により、上記センサ若しくはこのセンサを保持したホルダの上記挿入孔の軸方向に亙る位置決めを図る位置決め部が設けられており、上記カバーと上記センサ若しくはこのセンサを保持したホルダとの間に、上記位置決め部を上記挿入孔の開口周縁部に押圧する弾性部材を設ける事により、上記センサを上記カバーに対し着脱自在に装着している事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
  2. 弾性部材が、弾性を有する線材を曲げ形成して成る結合ばねであり、この結合ばねが、ホルダに設けた外向フランジ状の鍔部を、カバーを構成する底板部の外面に設けた係止筒の端面に向け押し付けた、請求項1に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
  3. ホルダに設けた外向フランジ状の鍔部のうち、このホルダに設けた挿入部と反対側の基端面からハーネスが導出されており、結合ばねが、この鍔部の基端面で、この基端面から導出したこのハーネスの基端部に関して直径方向反対側2個所位置で、それぞれこの鍔部と係合している、請求項2に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
  4. 結合ばねが、弾性及び耐食性を有する線材から成る、請求項2又は請求項3に記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
  5. ホルダが、カバーに対し円周方向の位相を規制されている、請求項2〜4の何れかに記載した回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
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