JPH11236509A - 硬化性組成物 - Google Patents
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Abstract
中にO,N,Si,Sよりなる群から選ばれた少なくと
も1種の原子を介在してもよいし、アミド結合又はスル
ホンアミド結合を含有してもよい2価の炭化水素基であ
り、またZは末端にOHを有するシリル基又はシロキサ
ン基である。〕で示される含フッ素有機ケイ素化合物 〔B〕下記一般式(5),(6)又は(7): 【化1】 〔式中、Yはメチル基等の1価の有機基、R5は1価の
有機基、R1及びRfは上記と同様であり、eは2又は
3、fは1,2又は3、gは2又は3である。〕で示さ
れる有機ケイ素化合物 〔C〕縮合促進剤 を含有してなることを特徴とする硬化性組成物。 【効果】 本発明の硬化性組成物は、水分が存在しなく
とも室温で硬化し、深部硬化性に優れたものである。
Description
硬化性組成物に関し、フッ素変性シリコーンゴムを与え
るものである。
末端にSi−OH基を有するオルガノポリシロキサンを
ベースポリマーとし、これにビニルトリアセトキシシラ
ン、ビニルトリイソプロペノキシシラン等の加水分解性
基を有するケイ素化合物を架橋剤として配合した縮合反
応硬化型のシリコーンゴム組成物は、種々の用途に使用
されている。この種の硬化性シリコーンゴム組成物は、
架橋剤のSi−X基(Xはアセトキシ基、イソプロペノ
キシ基)とベースポリマーの末端のSi−OH基とが縮
合反応してシロキサン結合を形成し、次いで雰囲気中の
水分の作用により過剰のSi−X基が加水分解縮合する
ことにより硬化する(1液タイプ)。ここでベースポリ
マーの末端のSi−OH基と当量の架橋剤を使用すれ
ば、Si−OH基とSi−X基との縮合反応のみで硬化
させることもできる(2液タイプ)。この場合は雰囲気
中の水分は特に必要としない。
−OCH3基を導入したタイプのベースポリマー(オイ
ル状)を用いた縮合反応硬化型のフッ素変性シリコーン
ゴム組成物も知られている(特開平6−234923号
公報)。これは、下記式の化合物を主成分とし、雰囲気
中の水分によるSi−OCH3基の加水分解縮合により
硬化するものである。このフッ素変性シリコーンゴム
は、従来のジメチルポリシロキサンを主成分とするシリ
コーンゴムに比較して、耐溶剤性、耐薬品性及び耐汚染
性に特に優れた特性を持っているが、フッ素含有率の高
いポリマーであるために水分透過性が低く、しかも硬化
するためには雰囲気中の水分を必要とすることから、深
部まで硬化するのに長時間を要するという欠点がある。
で、室温で硬化可能な、硬化反応に水分を必要としない
縮合反応硬化型硬化性組成物(フッ素変性シリコーンゴ
ム組成物)を提供することを目的とする。
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結
果、両末端にエチレン性不飽和基を有するフッ素化ポリ
エーテルと、一分子中に2個以上のSi−H基を有する
有機ケイ素化合物とを触媒の存在下で付加反応(ヒドロ
シリル化反応)させることにより、両末端にSi−H基
を有するフッ素化ポリエーテルが得られ、更に、この両
末端にSi−H基を有するフッ素化ポリエーテルとH2
Oとを触媒の存在下に脱水素反応させて、Si−H基を
Si−OH基に変換させることにより、あるいは両末端
にエチレン性不飽和基を有するフッ素化ポリエーテル
と、一分子中にSi−H基及びSi−X基(Xは加水分
解性基)をそれぞれ有する有機ケイ素化合物とを付加反
応させて、両末端にSi−X基を有するフッ素化ポリエ
ーテルを得、次いで加水分解を行ってSi−X基をSi
−OH基に変換させることにより、両末端にSi−OH
基を有する新規なフッ素化ポリエーテルが得られるこ
と、そしてこの新規なフッ素化ポリエーテルをフッ素変
性シリコーンゴム組成物のベースポリマーとして用いた
場合、水分を必要としなくとも硬化する、深部硬化性に
優れたフッ素変性シリコーンゴム組成物が得られること
を見出し、本発明に到達した。
化合物 〔B〕下記一般式(5),(6)又は(7)で示される
有機ケイ素化合物 〔C〕縮合促進剤 を含有してなることを特徴とする硬化性組成物を提供す
る。
る。〔A〕含フッ素有機ケイ素化合物 本発明の〔A〕成分の含フッ素有機ケイ素化合物は、上
記一般式(1)で表わされるように、両末端にSi−O
H基を有するフッ素化ポリエーテルである。
フッ素化ポリエーテル基であり、例えば下記一般式: −(Rf’−O)q− (但しRf’は炭素数1〜6、特に1〜3の直鎖状又は
分岐状のパーフルオロアルキレン基、qは1〜200、
好ましくは2〜150、更に好ましくは2〜100の整
数である。)で示されるものを挙げることができる。こ
こで−(Rf’−O) −で示される繰り返し単位として
は、例えば−CF2O−、−CF2CF2O−、−CF2C
F2CF2O−、−C(CF3)FCF2O−、−CF2C
F2CF2CF2O−、−CF2CF2CF2CF2CF2CF
2O−、−C(CF3)2O−等を挙げることができる
が、中でも好ましいものは−CF2O−、−CF2CF2
O−、−CF2CF2CF2O−、−C(CF3)FCF2
O−である。なお、上記パーフルオロポリエーテル構造
は、これらの−(Rf’−O) −で示される繰り返し単
位の1種単独で構成されていても、あるいは2種以上の
組み合わせで構成されていてもよい。
基であり、特に、結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ
素原子及びイオウ原子の1種又は2種以上を介在しても
よいし、アミド結合又はスルホンアミド結合を含有して
もよい、置換又は非置換の2価炭化水素基であるが、こ
の2価炭化水素基としては、炭素数2〜20のものが好
ましい。ここで、酸素原子、窒素原子、ケイ素原子又は
イオウ原子を介在せず、かつアミド結合又はスルホンア
ミド結合を含有しない、置換又は非置換の2価炭化水素
基の具体例としては、エチレン基、プロピレン基、メチ
ルエチレン基、ブチレン基、ヘキサメチレン基等のアル
キレン基;シクロヘキシレン基等のシクロアルキレン
基;フェニレン基、トリレン基、キシリレン基、ナフチ
レン基、ビフェニレン基等のアリーレン基;これらアル
キレン基とアリーレン基との組み合わせ;及びこれらア
ルキレン基及びアリーレン基の水素原子の一部又は全部
がハロゲン原子で置換された基が挙げられる。
−O−として、窒素原子は−NR−(Rは水素原子又は
炭素数1〜10のアルキル基又はアリール基)又は−N
=として、ケイ素原子は−SiR’R”−(R’、R”
は各々炭素数1〜10のアルキル基又はアリール基)と
して、イオウ原子は−S−として介在することができ
る。また、アミド基は−CONR−(Rは上記と同じ)
として、またスルホンアミド基は−SO2NR−(Rは
上記と同じ)として介在することができる。このような
結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ素原子又はイオウ
原子が介在するか、あるいはアミド結合又はスルホンア
ミド結合を含有する2価炭化水素基の具体例としては、
下記のものが挙げられる。なお、下記式でMeはメチル
基、Phはフェニル基であり、また下記の各式において
左側にRf基、右側にZ基が結合する。
般式(2),(3)又は(4)で示される基である。
いて、R2、R3、R4は同一又は異種の1価の有機基で
あり、b及びcは1,2又は3であり、またdは0〜3
の整数である。
換又は非置換の1価炭化水素基が挙げられ、これは特に
炭素数1〜12のものが好ましく、その具体例として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペ
ンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基;シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等
のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル
基、ナフチル基等のアリール基;ベンジル基、フェニル
エチル基、フェニルプロピル基等のアラルキル基;及び
これらの基の水素原子の一部又は全部をフッ素、塩素、
臭素等のハロゲン原子等で置換したクロロメチル基、ブ
ロモエチル基、クロロプロピル基、トリフルオロプロピ
ル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフル
オロヘキシル基等が挙げられる。
は、例えば下記反応式に示すように、両末端にエチレン
性不飽和基を有するフッ素化ポリエーテル化合物のエチ
レン性不飽和基(CH2=CH−)と、一分子中に2個
以上のSi−H基を有するシラン又はシロキサン化合
物、又はSi−H基と加水分解性シリル基(Si−X
基;Xはハロゲン原子、アルコキシ基等の加水分解性
基)とを有するシラン又はシロキサン化合物のSi−H
基とを白金化合物等の付加反応用触媒の存在下で付加反
応(ヒドロシリル化反応)させて、両末端にSi−H基
又はSi−X基を有するフッ素化ポリマーを製造し、次
いでこの両末端にSi−H基又はSi−X基を有するフ
ッ素化ポリマーを触媒の存在下に脱水素化反応させる又
は加水分解させることにより、両末端にSi−OH基を
有する式(1)の化合物を得ることができる。
水分解反応は常法によって行うことができる。
(5),(6)又は(7)で表わされるように、水分を
必要とせずにSi−OH基と縮合反応するSi−OY基
を分子中に2個以上有する化合物である。
ばれる1価の有機基であり、いずれもSi−OY基とし
てSi−OH基と縮合反応するものである。
り、これは置換又は非置換の1価炭化水素基、特に炭素
数1〜12のものが好ましく、その具体例としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基等のアルキル基;シクロペン
チル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等のシク
ロアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナ
フチル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル
基、フェニルプロピル基等のアラルキル基;ビニル基、
アリル基、プロペニル基、ブテニル基等のアルケニル
基;及びこれらの基の水素原子の一部又は全部をフッ
素、塩素、臭素等のハロゲン原子等で置換したクロロメ
チル基、ブロモエチル基、クロロプロピル基、トリフル
オロプロピル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6
−ノナフルオロヘキシル基等が挙げられる。
は1価のフッ素化ポリエーテル基であり、上記Rfの片
末端がCF3O−、CF3CF2O−、CF3CF2CF2O
−、(CF3)2CFO−、CF3CF2CF2CF2O−等
で封鎖された構造のものが例示される。R1は上記の通
りの意味を有する。
記の通りであり、また、各式において、eは2又は3、
fは1,2又は3、gは2又は3である。
橋剤として機能するもので、1種単独で用いてもよく、
又は2種以上を同時に用いてもよい。〔A〕成分と
〔B〕成分の配合量比は、〔A〕成分中のSi−OH基
のモル量と〔B〕成分中のSi−OY基のモル量との比
が、Si−OY/Si−OH=0.2〜5.0、好まし
くは0.5〜3.0となるようにすればよい。
とSi−OY基の縮合反応を促進する作用を有するもの
である。この促進剤としては、例えば、鉛−2−エチル
オクトエート、ジブチルスズジメトキシド、ジブチルス
ズジアセテート、ジブチルスズジラウレート、ブチルス
ズトリ−2−エチルヘキソエート、鉄−2−エチルヘキ
ソエート、コバルト−2−エチルヘキソエート、マンガ
ン−2−エチルヘキソエート、亜鉛−2−エチルヘキソ
エート、カプリル酸第1スズ、ナフテン酸スズ、オレイ
ン酸スズ、ブチル酸スズ、ナフテン酸チタン、ナフテン
酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸亜鉛、トリ
フルオロ酢酸アンモニウム塩、トリフルオロ酢酸−ジエ
チルアミン塩等の有機カルボン酸の金属塩又はアミン
塩;パラトルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリ
クロロ酢酸、ピクリン酸などの有機酸;テトラブチルチ
タネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネート、ト
リエタノールアミンチタネート、テトラ(イソプロペニ
ルオキシ)チタネート等の有機チタン酸エステル;オル
ガノシロキシチタン、β−カルボニルチタン等の有機チ
タン化合物;アルコキシアルミニウム化合物;3−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン、N−(トリメトキシシ
リルプロピル)エチレンジアミン等のアミノアルキル基
置換アルコキシシラン;ヘキシルアミン、リン酸ドデシ
ルアミン等のアミン化合物及びその塩;ベンジルトリエ
チルアンモニウムアセテート等の第4級アンモニウム
塩;酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、シュウ酸リチウム
等の低級脂肪酸のアルカリ金属塩;ジメチルヒドロキシ
ルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン等のジアルキル
ヒドロキシルアミン;及び、テトラメチルグアニジン、
下記式等のグアニジル基を含有するシラン及びシロキサ
ンのグアニジル化合物を挙げることができる。これらの
中で、スズ化合物、チタン化合物、有機酸及びグアニジ
ル化合物が好ましく、特にグアニジル化合物が組成物を
迅速に硬化させると共に、得られる硬化物の接着性を改
善する点でより好ましい。これらは1種単独でも2種以
上を組み合わせてもよい。
分の合計100重量部に対して、通常0.01〜5重量
部であり、好ましくは0.05〜2重量部である。
加することも可能である。例えば、メチルトリメトキシ
シラン、メチルトリプロペノキシシラン、ビニルトリブ
タノキシムシラン、メチルトリアセトキシシラン等の保
存安定剤;煙霧質シリカ、沈降性シリカ、二酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、石英粉末、炭素粉末、タルク、
ベントナイト等の補強剤;アスベスト、ガラス繊維、有
機繊維等の繊維質充填剤;顔料、染料等の着色剤;ベン
ガラ、酸化セリウム等の耐熱性向上剤;耐寒性向上剤;
脱水剤;防錆剤;β−(3,4−エポキシシクロヘキシ
ル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキ
シシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン等
の接着性向上剤;トリオルガノシロキシ単位及びSiO
2単位よりなる網状ポリシロキサン等の液状補強剤が挙
げられる。
記の〔A〕〜〔C〕成分、及び必要に応じてその他の配
合剤を乾燥雰囲気中で均一に混合することにより、組成
物を得ることができる。また、2液型として調製する場
合には、例えば〔A〕成分を含む液と、〔B〕成分と
〔C〕成分を含む液との2液梱包とし、硬化物を使用す
る時にこれら2液を混合する。2液型は、2液を例えば
二連カートリッジに同体積ずつ梱包し、ミキサー付きノ
ズルより混合押出しするというように1:1に配分する
ことも可能であるので、作業しやすいという効果があ
る。混合時の温度は、室温〜60℃の範囲がよい。
硬化物は、自動車用オイルシール材、化学装置のシーリ
ング材、電気電子用シーリング材、ポッティング材等に
有用である。
なくとも室温で硬化し、深部硬化性に優れたものであ
る。
するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではな
い。なお、下記例で部は重量部を示す。
ッ素有機ケイ素化合物100部、下記式(10)で示さ
れる有機ケイ素化合物30.9部、ジブチルスズジメト
キシド0.6部、平均粒径1.5μmの粉砕シリカ1
9.6部及びN−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン0.57部をミキサーで混
合、減圧脱泡して組成物1を得た。
して25℃にて7日間室温で硬化させ、ゴムの物性を測
定したところ、硬度(JIS−A)25、引張強さ1
6.3kgf/cm2、伸び280%であった。また、
アルミ板上で組成物1を25℃,7日間硬化させたとこ
ろ、アルミ板へ良好に接着していた。
素化合物100部、ビニルトリメトキシシラン1.48
部、ジブチルスズジメトキシド0.3部及び平均粒径
1.5μmの粉砕シリカ15部をミキサーで混合、脱泡
して組成物2を得た。
ゴムの物性を測定したところ、硬度(JIS−A)2
6、引張強さ9.4kgf/cm2、伸び150%であ
った。
素化合物100部、ビニルトリイソプロペノキシシラン
1.13部、〔(CH3)2N〕2C=N(CH2)3Si
(OCH3)30.2部及び平均粒径1.5μmの粉砕シ
リカ15部をミキサーで混合、脱泡して組成物3を得
た。
ゴムの物性を測定したところ、硬度(JIS−A)2
6、引張強さ11.0kgf/cm2、伸び190%で
あった。
素化合物100部、式(10)の有機ケイ素化合物1
1.4部、下記式(11)で示される有機ケイ素化合物
26.5部、ジブチルスズジメトキシド0.6部、平均
粒径1.5μmの粉砕シリカ20.7部、比表面積20
0m2/gの表面(CH3)3Si−処理を施された煙霧
質シリカ11.0部、N−β−(アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン0.49部及び
〔(CH3)2N〕2C=N(CH2)3Si(OCH3)3
0.26部をミキサーで混合、脱泡して組成物4を得
た。
ゴムの物性を測定したところ、硬度(JIS−A)4
3、引張強さ45kgf/cm2、伸び180%であっ
た。
の硬化物を、シクロヘキサノン(85%)と2,2,4
−トリメチルペンタン(15%)の混合液に25℃で3
日間浸漬し、膨潤度を調べたところ、重量変化+2.4
%、体積変化+5.9%であった。
変性シリコーンゴムは、優れた耐溶剤性を示すことが明
らかとなった。
フッ素有機ケイ素化合物100部、上記式(10)で示
される有機ケイ素化合物30.9部、ジブチルスズジメ
トキシド0.6部、平均粒径1.5μmの粉砕シリカ1
9.6部、及びN−β−(アミノエチル)−γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン0.57部をミキサーで混
合、減圧脱泡して組成物5を得た。
して、25℃にて7日間室温で硬化させ、ゴムの物性を
測定した。結果を下記に示す。 硬度(JIS−A) 23 引張強さ 14.2kgf/cm2 伸 び 320%
イ素化合物100部、ビニルトリメトキシシラン1.4
8部、ジブチルスズジラウレート0.5部、平均粒径
1.5μmの粉砕シリカ15部をミキサーで混合、脱泡
して組成物6を得た。
せ、ゴム物性を測定した結果は下記の通りである。 硬度(JIS−A) 24 引張強さ 9.0kgf/cm2 伸 び 210%
イ素化合物100部、式(10)の有機ケイ素化合物1
1.4部、上記式(11)で示される有機ケイ素化合物
26.5部、ジブチルスズジメトキシド0.6部、 〔(CH3)2N〕2C=N(CH2)3Si(OCH3)3 で示されるトリメトキシシラン0.3部、平均粒径1.
5μmの粉砕シリカ20.7部、比表面積200m2/
gで表面にトリメチルシリル〔(CH3)3Si−〕化処
理が施された煙霧質シリカ11.0部をミキサーで混
合、脱泡して組成物7を得た。
せ、ゴム物性を測定した結果は下記の通りである。 硬度(JIS−A) 40 引張強さ 38kgf/cm2 伸 び 240%
イ素化合物100部、下記式(13)で示される有機ケ
イ素化合物19.6部、ジブチルスズジラウレート0.
6部、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン0.54部、平均粒径1.5μmの
粉砕シリカ18.0部、比表面積200m2/gで表面
にトリメチルシリル化処理が施された煙霧質シリカ9.
6部をミキサーで混合、脱泡して組成物8を得た。
せ、ゴム物性を測定した結果は下記の通りである。 硬度(JIS−A) 32 引張強さ 35kgf/cm2 伸 び 310%
含フッ素有機ケイ素化合物100部、上記式(13)の
有機ケイ素化合物13.5部、ジブチルスズジラウレー
ト0.6部、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプ
ロピルトリエトキシシラン0.54部、平均粒径1.5
μmの粉砕シリカ18.0部、比表面積200m2/g
で表面にトリメチルシリル化処理が施された煙霧質シリ
カ9.6部をミキサーで混合、脱泡して組成物9を得
た。
せ、ゴム物性を測定した結果は下記の通りである。 硬度(JIS−A) 25 引張強さ 34kgf/cm2 伸 び 380%
mmのガラス製試験管に詰め、25℃で3日間硬化させ
た。その後、硬化ゴム片を取り出したところ、表面から
100mmまですべて硬化していた。また、表面付近と
表面から100mm付近の硬度(JIS−A)を測定し
たところ、下記の結果であった。 <硬度(JIS−A)> 表面付近 38 表面から100mm付近 37
分解性基(メトキシ基)を有する含フッ素有機ケイ素化
合物100部、ジブチルスズジメトキシド0.6部、 〔(CH3)2N〕2C=N(CH2)3Si(OCH3)3 で示されるトリメトキシシラン0.3部、平均粒径1.
5μmの粉砕シリカ16.4部、比表面積200m2/
gで表面にトリメチルシリル化処理が施された煙霧質シ
リカ8.7部をミキサーで混合、脱泡して硬化性組成物
10を得た。
め、25℃で3日後の硬化具合を調べたところ、表面か
ら約1mmが硬化しているだけであった。
は、深部硬化性に優れることがわかる。
サーを備えた10Lフラスコに、下記式(i)で示され
る化合物2000g、1,1,3,3−テトラメチルジ
シロキサン320g、1,3−ビストリフルオロメチル
ベンゼン4000gを入れ、撹拌しながら80℃に加熱
した。次に、フラスコ内に塩化白金酸と1,3−ジビニ
ル−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯
体トルエン溶液0.3g(白金金属換算で0.5重量
%)を添加した。その後、75〜85℃にて4時間撹拌
して反応を行った。反応終了後、揮発分を100℃/5
mmHgの条件でストリップしたところ、各々25℃に
おける比重1.83、屈折率1.316、粘度1710
0cpのオイル状物質が得られた。
たところ、下記式(ii)で示される構造の化合物であ
ることが確認された。そのIRスペクトルを図1に示
す。
えた10Lフラスコに、メチルエチルケトン578g、
水39g、1,3−ビストリフルオロメチルベンゼン4
500g及びカーボンにパラジウムを10重量%担持さ
せた触媒2.0g、上記式(ii)の化合物1800g
を入れ、撹拌すると、内容物が発泡するのが観察され
た。その後、5時間撹拌を継続し、更に50℃で3時間
撹拌して反応を完了した。反応混合物に活性炭9gを入
れて3時間撹拌した後、濾過し、2層に分離した濾液の
下層を取り出して、100℃/5mmHgの条件でスト
リップしたところ、各々25℃における比重1.84、
屈折率1.317及び粘度75900cpのオイル状物
質が得られた。
たところ、下記式(iii)で示される構造の化合物で
あることが確認された。そのIRスペクトルを図2に示
す。
ロート、温度計を備えた1Lフラスコに、前記式(i)
で示される化合物1000gを入れ、60℃に加熱し
た。次に、フラスコ内に塩化白金酸と1,3−ジビニル
−1,1,3,3−テトラメチルジシロキサンとの錯体
トルエン溶液0.05g(白金金属換算で0.5重量
%)を添加した。その後、クロロジメチルシラン1.7
gと、1.3−ビストリフルオロメチルベンゼン3.4
gとの混合溶液を滴下ロートにて約10分で滴下した。
滴下終了後、60℃で1時間熟成してから、100℃/
5mmHgの条件でストリップしたところ、淡褐色透明
なオイル状物質が得られた。
たところ、下記式(iv)で示される構造の化合物であ
ることが確認された。
ト、温度計を備えた1Lフラスコに、上記式(iv)で
示される化合物926gと1,3−ビストリフルオロメ
チルベンゼン463gを仕込み、内温10℃以下にし、
プロピレンオキサイド38.3gと水39.6gの混合
溶液を滴下ロートにて約5分で滴下した。10℃以下で
約1時間熟成した後、活性炭を18.5g入れて3時間
撹拌し、濾過した濾液を100℃/5mmHgの条件で
ストリップしたところ、粘度45600cp、屈折率
1.316のオイル状物質が得られた。
たところ、下記式(v)で示される構造の化合物である
ことが確認された。
ある。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 〔A〕下記一般式(1): Z−R1−Rf−R1−Z …(1) 〔式中、Rfは2価のフッ素化ポリエーテル基であり、
R1は結合途中に酸素原子、窒素原子、ケイ素原子及び
イオウ原子よりなる群から選ばれた少なくとも1種の原
子を介在してもよいし、アミド結合又はスルホンアミド
結合を含有してもよい、置換又は非置換の2価の炭化水
素基であり、またZは下記一般式(2),(3)又は
(4): 【化1】 (R2、R3、R4は同一又は異種の1価の有機基であ
り、b及びcは1,2又は3であり、またdは0〜3の
整数である。)で表される基である。〕で示される含フ
ッ素有機ケイ素化合物 〔B〕下記一般式(5),(6)又は(7): 【化2】 で示される有機ケイ素化合物 〔C〕縮合促進剤 を含有してなることを特徴とする硬化性組成物。
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