JPH11236773A - 気室用空気注入口 - Google Patents

気室用空気注入口

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JPH11236773A
JPH11236773A JP3903198A JP3903198A JPH11236773A JP H11236773 A JPH11236773 A JP H11236773A JP 3903198 A JP3903198 A JP 3903198A JP 3903198 A JP3903198 A JP 3903198A JP H11236773 A JPH11236773 A JP H11236773A
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JP
Japan
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air
air chamber
valve
exhaust
inlet
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JP3903198A
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English (en)
Inventor
Yoshio Niie
義夫 新江
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気室用の空気注入口に関し、空気注入時に
おいて、給気ホースの外れを確実に防止すると共に、排
気ホースを用いた強制排気を円滑且つ短時間にて行なう
機能を具備せしめる。 【請求項1】 一方弁4を設けた注入口本体1に、給
排気ノズル3を着脱可能に螺合装着して成り、給排気ノ
ズル3は、螺合蓋3aを具備し、該螺合蓋3aに給排気
ホース用接続口3bと弁押し体3cとを嵌装し、一方弁
4の弁体4aを摺動軸4の一端に取付支持すると共に、
同摺動軸6の他端に当接体5を設け、螺合蓋3aを注入
口本体に螺合した際に、弁押し体3cにより当接体5を
気室b内側へ押動して弁体4aを開弁状態に維持し、給
気及び排気を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアーテントの
気室等に用いる空気注入口の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地震等の災害時において臨時的に
設置する大型テントとして、エアーテントが開発されて
いる。図10にて示すように、上記エアーテントは、円
柱状に形成した気室をアーチ状に接続することにより、
テントの骨組みとなる気室ユニット101を構成し、該
気室ユニット101を複数個接続することにより、エア
ーテントのフレーム100を構成している。また、上記
エアーテントは、上記フレーム100の上にシート(図
示せず)を被覆して構成する。
【0003】上記エアーテントは、各気室ユニット10
1に1個ずつ設けた空気注入口102に、エアーボンベ
103に連絡する給気ホース104のノズル104aを
接続し、各空気注入口102から同時に空気を注入する
ことにより、各気室ユニット101を略均一に膨張せし
めて、フレーム100を組み上げる。
【0004】図11,図12にて示すように、上記空気
注入口102は、気室ユニット101の外周面に取り付
けられるゴム製の台座200に、略筒状に形成した注入
口本体120を螺合して固定することにより、気室ユニ
ット101の内外を連通する開口部として構成してあ
る。上記注入口本体120の気室内側口には、気室ユニ
ット101内の空気の逆流を防止する一方弁121を設
けると共に、同本体120気室外側口の外周に気密蓋1
22を着脱可能に螺嵌してある。また、上記気密蓋12
2と注入口本体120とは、紛失防止用の樹脂ベルト1
05により連結してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように空気注
入口102から空気の注入を行なう際には、給気ホース
104末端に設けたノズル104aを、上記注入口本体
120の気室外側口内に嵌挿し、この状態にてエアーボ
ンベ103から空気の注入を開始する。
【0006】しかし、エアーボンベ103による空気注
入は、高圧力にて急激に行なわれることから、気室ユニ
ット101内の圧力上昇と注入時の振動とにより、空気
注入口102に嵌挿した給気ホース104のノズル10
4aが外れ、その場で給気ホースが暴れ回ってしまうこ
とがあった。
【0007】上記エアーテントの各気室ユニット101
は、それぞれの膨張が同時に進行しないとフレーム10
0の組み上げに支障を来たすため、上記したように空気
の注入作業を行なう際には、各空気注入口102に夫々
一人ずつの作業者がついて、給気ホース104が外れな
いように押さえいた。その結果、エアーテントの組み上
げは、多くの人員を必要としていた。
【0008】一方、上記したように膨張させた各気室ユ
ニット101を収縮する際には、空気注入口102の注
入口本体120を台座200から取り外して、注入口本
体120を螺合してあった開口部から気室ユニット10
1内の空気を流出させている。また、上記したように空
気の自然流出に依存した排気では、気室ユニット101
内の空気を完全に排出するまでに大変な時間がかかって
しまう。そこで、ブロア−等の給排気装置の吸引口に排
気用ホースを接続し、この排気ホースの先端口を、注入
口本体120を取り外した開口部に差し込んで気室ユニ
ット101内に残る空気を吸引しながら強制的に排気す
る場合がある。
【0009】しかし、上記したように排気用ホースを開
口部に差し込んで吸引作業を行なう場合には、排気ホー
スを上記開口部に差し込んだ状態で保持する作業者が必
要となる上、気室ユニット101内に差し込んだ排気ホ
ースの先端口に、収縮して弛んだ気室の内面が吸着し
て、排気が円滑に行なえない等の不具合を生じることが
あり、気室ユニット101内の空気の排気作業を行なう
上の妨げとなっていた。
【0010】本発明の目的は、上記した如き気室用の空
気注入口に対して、空気注入時において、給気ホースの
外れを確実に防止すると共に、排気ホースを用いた強制
排気をも円滑且つ短時間にて行ない得る機能を具備せし
めることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、本願発明の気室用空気注入口は、気室の内部と
気室の外部とを連通する略筒状の注入口本体を具備し、
該注入口本体の気室内側の開口部に、弁座と該弁座に着
座する弁体とから成る一方弁を設け、該一方弁により、
気室外から気室内への空気の流れを許容する一方、気室
内から気室外への空気の流れを禁止し、上記注入口本体
の気室外側口部に、給排気ノズルを着脱可能に螺合装着
して成り、前記給排気ノズルは、注入口本体の気室外側
口部に螺合する螺合蓋を具備し、該螺合蓋に気室内と気
室外とを連通する開口を設けると共に、該開口に、気室
外側に突出する給排気ホース用接続口と、気室内側に突
出する弁押し体とを嵌装して上記螺合蓋に対して回転可
能に構成し、且つ、上記注入口本体の気室側開口部に設
けた一方弁の弁体を、同注入口本体内の軸芯部に沿って
摺動自在に支持せしめた摺動軸の気室内側端部に取付支
持すると共に、同摺動軸の気室外側端部に当接体を設
け、上記螺合蓋を注入口本体の気室外側口部に螺合した
状態において、該給排気ノズルの弁押し体により上記摺
動軸端部の当接体を気室内側へ押動せしめて一方弁の弁
体を開弁状態に維持するように構成したものである。
【0012】上記した空気注入口によれば、注入口本体
の気室内側開口部には一方弁が設けられ、該一方弁によ
り、気室外から気室内への空気の流れを許容する一方、
気室内から気室外への空気の流れを禁止する。上記一方
弁は、弁座と弁体とからなり、注入口本体内の軸芯部に
沿って摺動自在に支持せしめた摺動軸の気室内側端部に
上記弁体を取付支持することにより、弁体の開閉作動が
上記摺動軸の摺動にガイドされつつ行われるようにな
る。また、上記摺動軸の気室外側端部には当接体が設け
てあり、該当接体を弁押し体により押すことにより、摺
動軸が気室内へ向けて摺動し、該摺動軸の気室内側端部
に取付支持した弁体が弁座から離れて開弁状態となる。
【0013】一方、上記注入口本体の気室外側口部に
は、給排気ノズルを着脱可能に螺合装着する。注入口本
体の気室外側口部に給排気ノズルの螺合蓋を螺合する
と、その螺合関係を介して、給排気ノズルが上記注入口
本体に接続された状態で固定される。
【0014】この状態において、給排気ノズルの弁押し
体が摺動軸端部の当接体に接し、摺動軸を介して弁体を
気室内側へ押動せしめ、一方弁の弁体を開弁状態に維持
する。即ち、上記弁押し体による押動距離は、開弁状態
にある弁体と弁座との間の距離に等しく、上記弁押し体
の突出量が弁体の開度と同じになる。
【0015】上記状態において、上記給排気入ノズルの
接続口に給排気ホースを接続し、空気の供給を行なうこ
とにより、開弁状態を維持する一方弁を通過して気室内
に空気が供給され、同気室を膨張せしめることができ
る。この際、上記一方弁は弁座から弁体が大きく離れて
流通面積の大きな開弁状態を維持し得るため、注入空気
の流通を抵抗なく短時間にて行うことがでる。
【0016】気室内への空気の注入が終了し、注入口本
体から給排気ノズルの螺合蓋を取り外すと、弁押し体に
より押されていた一方弁の弁体が気室内部の圧力により
弁座に着座して閉弁するため、同注入口本体からの空気
の流出が防止される。
【0017】一方、膨張状態の気室を収縮させる場合に
は、上記した場合と同様に、注入口本体の気室外側口部
に螺合蓋を螺合して一方弁を開弁せしめた状態とする。
そして、給排気ノズルの接続口には、給排気ホースを接
続し、吸引を開始する。尚、この状態においても、一方
弁は上記したように大きく開弁した状態を維持する。よ
って、上記したように給排気ホースから吸引が行なわれ
ると、気室内の空気が強制的に排出され、短時間の間に
排出することができる。
【0018】尚、上記した給排気ホース用接続口と弁押
し体とは、螺合蓋に対して、回転可能に嵌装してあるた
め、上記螺合蓋を注入口本体の気室外側口部に対して螺
合している最中、若しくは螺合を外している最中にあっ
ても、上記螺合蓋は、接続口と弁押し体に対して空転す
るので、螺合蓋の回転に伴って、接続口に接続される給
排気ホースや弁押し体が回転してしまうことはない。
【0019】請求項2記載の気室用空気注入口のよう
に、上記した気室用空気注入口は、当接体から一方弁の
弁体へ向けて支承体を突出せしめ、該支承体の突出先端
により開弁状態の弁体を気室外側から支承するように構
成するとよい。
【0020】この場合、注入口本体の気室外側口部に給
排気ノズルの螺合蓋を螺合して一方弁を開弁せしめた状
態において、弁座から離れて開弁状態にある弁体を、支
承体の先端部が気室外側から支承した状態となる。一
方、上記給排気ノズルに給排気ホースを接続して気室内
の空気を強制的に排気する際において、気室内の空気が
上記弁体と弁座との間を高速にて通過する。この際に生
じる空気圧は、弁体を弁座側に折り曲げるように作用す
る。しかし、上記したように、弁体に対して空気圧が加
わった状態においても、上記のように支承体が弁体を気
室外側から支承して弁体の変形を抑止するので、弁体と
弁座との間には十分な間隙が確保され、この間隙を介し
て円滑な排気が行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図4は、本発明を実施した
気室用の空気注入口aを示している。空気注入口aが設
けられる気室bは、ゴム引布を用いて構成する略円柱状
の袋状体であり、例えば、図10にて示すようなエアー
テントのフレーム100を構成する各気室ユニット10
1として用いられる。
【0022】空気注入口aは、気室bの所定箇所、例え
ば、上記エアーテントの気室ユニット101の場合、略
アーチ形に形成した気室bの設置部付近の周面に設ける
ものであり、台座10,注入口本体1,気密蓋2,給排
気ノズル3,一方弁4から構成してある。
【0023】気室bの空気注入口aの設置箇所には、ゴ
ム材により形成した円形の台座10を接着して固定す
る。上記台座10は、中央に筒体10aを一体的に嵌着
し、該筒体10aの中空部を、後述する注入口本体1を
螺嵌する装着孔a0とする。
【0024】注入口本体1は、合成樹脂等からなる筒状
体であり、中間部外周の2箇所に指掛け部11を一体に
突出成形すると共に、これら両指掛け部11の一端部側
外周面に、気密蓋2を螺嵌するネジ部1aを螺刻してあ
る。また、上記指掛け部11の他端側の外周面には、上
記台座10の装着孔a0に螺嵌するネジ部1bを螺刻し
てある。上記注入口本体1は、パッキン12を介して台
座10の装着孔a0内に螺嵌する。
【0025】上記注入口本体1の他端口、即ち同注入口
本体1の気室b内部側口には、一方弁4を内設してあ
る。一方弁4は、注入口本体1の他端口内に嵌着される
略目皿状の弁座4bと、後述する支軸6により支持され
た状態で上記弁座4bの気室b内側の面に密着状に着座
するゴム製の弁体4aとから成る。そして、一方弁4
は、上記注入口本体1の一端口に接続される給排気ノズ
ル3から気室b内へ向かう空気の流れを許容し、反対
に、気室b内から外部への空気の流出を防止するように
機能する。
【0026】注入口本体1の一端口、即ち、同本体1の
気室b外部側口の外周部には軟質合成樹脂からなる連結
バンド20を嵌着し、該連結バンド20の先端部に気密
蓋2を取り付けてある。気密蓋2は、上記注入口本体1
の一端口に嵌着して、該注入口本体1内の流路を閉塞す
る蓋体であり、上記注入口本体1の蓋内周面に、上記注
入口本体1一端口外周のネジ部1aに螺合する雌ねじ部
2aを螺刻してある。上記気密蓋2の内部には円板状の
パッキン21を内嵌し、同気密蓋2を注入口本体1の一
端口に螺嵌した状態において、注入口本体1一端口の端
面が上記パッキン21に圧着して、気密保持が成される
ように構成してある(図4)。
【0027】また、本願の空気注入口aは、注入口本体
1の一端口に対して、上記気密蓋2と、給排気ノズル3
とを交換装着できるように構成してある。給排気ノズル
3は、気密蓋2と同様に注入口本体1に螺合する螺合蓋
3aと、給排気ホースcを接続するホース接続口3b
と、一方弁4を押動して開弁せしめる弁押し体3cとか
ら構成してある(図1)。
【0028】上記ホース接続口3bは、アルミ等の金属
や合成樹脂等を用いて筒状に形成し、その一端部の外径
をテーパ状に形成することにより、給排気ホースcを嵌
装する接続部3’として構成してある。また、上記ホー
ス接続口3bの他端口には、短筒状に形成した弁押し体
3cを嵌合して接続し、これら両部材3c,3bの接続
部の周面に沿って凹溝状の段差部34を周設し、この段
差部34に螺合蓋3aを嵌装してある。尚、上記ホース
接続口3bの外周には抜け止め用の段差を設け、所謂竹
の子ニップル状に構成してもよい。
【0029】上記弁押し体3cは、螺合蓋3aを注入口
本体1に螺合した状態において、後述する当接体5に当
接して一方弁4の弁体4aを押動せしめるためのもので
あり、合成樹脂等を用いて略筒形に形成し、その一端部
に、上記ホース接続口3bの他端口内に嵌挿する嵌挿部
3c’を形成してある。
【0030】上記螺合蓋3aは、前記した気密蓋2と略
同形に形成し、中心部に開設した開口32を上記ホース
接続口3bと弁押し体3cと間とに周設した段差部34
に嵌合してある。また、上記螺合蓋3aの内周面には気
密蓋2と同様に、注入口本体1一端口のネジ部1aに螺
合する雌ねじ部33を螺刻してある。
【0031】上記した如く構成した螺合蓋3aの開口3
2内に、ホース接続口3bと弁押し体3cとを嵌装した
状態では、ホース接続口3bの段差部34と弁押し体3
cとの間に螺合蓋3aの開口部32の口縁部を挟持する
形となり、上記したように、螺合蓋3aの開口部32の
中でホース接続口3bと弁押し体3cとが自由に回転す
る状態で保持される。
【0032】また、上記した如く螺合蓋3aに対してホ
ース接続口3bと弁押し体3cとを回転自在に取り付け
支持することによれば、上記ホース接続口3bに給排気
ホースcを嵌装した状態にて、螺合蓋3aを注入口本体
1のネジ部1aに対して取り付け及び取り外しする際に
おいて、螺合蓋3aの回転を両部材3a,3bの接続部
により吸収することができ、その結果、上記螺合蓋3a
の取り付け及び取り外し作業を、上記給排気ホースcを
ねじることなく円滑に行うことができる。
【0033】ところで、上記弁押し体3cは、螺合蓋3
aの内面から所定寸法突出する形で装着してある。弁押
し体3cは、螺合蓋3aを注入口本体1一端口のネジ部
1aに完全に螺合した状態において、後述する当接体5
に当接してこれを気室b内へ向けて押動する。即ち、上
記弁押し体3cの突出寸法は、当接体5を気室b内へ向
けて押動させる寸法に一致し、さらには、後述する一方
弁4の弁体4aの移動量に相当する。
【0034】図2にて示すように、上記注入口本体1他
端口(気室内側端口)に一体形成される弁座4bは、同
注入口本体1他端口内に上記弁体4aの外周部が密着す
る着座面4b’を周設すると共に、該着座面4b’部の
内部には略十字状の支持体14を一体形成してある。そ
して、注入口本体1の軸芯部となる上記支持体14の交
点に通孔14aを穿設してある。そして、上記した注入
口本体1他端口の通孔14a内には鋼線等からなる支軸
6を摺動自在に挿通し、該支軸6が注入口本体1他端の
軸芯部に沿ってガイドされながら摺動するように保持し
てある。
【0035】上記支軸6の気室b内側端部は、一方弁4
の弁体4aの中心に貫通せしめてねじ止め若しくはかし
め加工等により固定し、これにより、同支軸6の端部に
弁体4aを取付支持してある。そして、上記支軸6が注
入口本体1の軸芯部に沿って摺動することにより、上記
弁体4aが弁座4bを構成する注入口本体1の端面に対
して接離して、開弁/閉弁するように構成してある。
【0036】また、上記支軸6の気室外側の端部には当
接体5を付設してある。当接体5は、リング部5aの内
部に十字状の支持部5bを一体形成して成り、上記支持
部5bの交差部に形成した嵌着部5cを支軸6の気室外
側端部に嵌着することにより、支軸6の端部に取り付け
固定してある。上記当接体5は、前記したようにホース
接続口3bの螺合蓋3aを注入口本体1一端口のネジ部
1aに螺合した状態において、注入口本体1の一端口内
に入り込んだ弁押し体3cの端面と当接し、上記支軸6
及び弁体4aを上記弁押し体3cの突出量と同じ寸法だ
け気室b内側へ向けて押動せしめる(図1)。
【0037】尚、上記当接体は、良好な通気性を確保し
得る形態であると共に、支軸6の気室外側端部に取り付
け固定することができ、且つ弁押し体3cによる押圧力
を支軸6に対して確実に伝達し得るものであればどのよ
うな形態にしてもよい。しかしながら、上記した如く略
目皿状に構成した当接体5によれば、弁押し体3cから
の押圧力を安定した状態にてより確実に支軸6へ伝達す
ることができると共に、後述する実施例(図5,図8)
のように外周のリング部5aに支承体を取り付け支持す
ることも容易に行うことができる。
【0038】一方、上記支軸6の長さは、上記したよう
に給排気ノズル3の螺合蓋3aを注入口本体1一端口に
螺合して、弁押し体3cにより当接体5を押動せしめた
状態において、一方弁4の弁体4aが弁座4bから所定
寸法だけ離間して開弁する状態となるように設定する
(図1)。本実施例の場合、弁押し体3cにより当接体
5を押動せしめた状態において、弁体4aが弁座4bか
ら十分な距離をおいて大きく開弁するように設定し、こ
れにより、弁座4bと弁体4aとの間の流路を大きく確
保して、開弁時における空気の流動抵抗を効果的に低減
せしめている。
【0039】しかし、上記支軸6の長さにも上限があ
り、上記ホース接続口3bを注入口本体1のネジ部1a
から取り外して一方弁4が閉弁した状態において、上記
当接体5が注入口本体1の一端口内に収まる長さに設定
する必要がある(図3,図4)。即ち、上記支軸6を必
要以上に長くすると、一方弁4が閉弁した状態におい
て、当接体5が注入口本体1の一端口から突出してしま
い。気密蓋2を閉じた状態において一方弁4の弁体4a
が開弁してしまうことになる。
【0040】上記した如く構成した空気注入口aは、気
室bに空気の注入を行なう際、若しくは気室b内の空気
を排気させる際において、夫々注入口本体1の一端口に
給排気ノズル3を螺嵌した後、給気作業、若しくは排気
作業を行ない、それ以外の時には、注入口本体1の一端
口に気密蓋2を螺嵌しておく。
【0041】例えば図10にて示すように、エアーテン
トの気室ユニット101を構成する気室bに、空気を注
入する場合においては、注入口本体1の一端口に給排気
ノズル3の螺合蓋3aを螺嵌して接続する。この状態に
おいて、給排気ノズル3は、上記螺合蓋3aと注入口本
体1一端口との螺合関係により強固に接続される(図
1)。上記した如く注入口本体1の一端口に給排気ノズ
ル3の螺合蓋3aを螺合した状態においては、螺合蓋3
aの弁押し体3cが摺動軸6端部の当接体5に当接し、
該摺動軸6を介して一方弁4の弁体4aを気室b内側へ
押動せしめ、同一方弁4の弁体4aを大きく開弁した状
態に維持する(図1)。
【0042】上記給排気ノズル3一端のホース接続口3
bには、空気の供給源となるエアーボンベ若しくはブロ
アー(図示せず)に連絡する給排気ホースcの末端口を
嵌合し、さらに、その嵌合部の外周にホースバンドc1
を嵌装することにより、給排気ホースcの抜け止めを行
なう。尚、給排気ホースcは予め給排気ノズル3の接続
部3b’に対して接続しておいてもよい。また、本実施
例においては、給排気ノズル3のホース接続口3bに接
続するホースとして、給気及び排気兼用の給排気ホース
cを用いているが、給気専用ホースと排気専用ホースと
を交換して接続するようにしてもよい。
【0043】次いで、エアーボンベ若しくはブロア−等
の給気/排気装置を作動して、給排気ホースcから空気
の供給を行ない、気室b内に圧搾空気を送り込んで、同
気室bを膨張させる。この際、給排気ホースcから注入
される圧搾空気は、一方弁4の弁座4bと開弁位置にて
保持される弁体4aとの間を通過して気室b内に注入さ
れる。この際、給排気ホースcから注入される圧搾空気
は、図1実線にて示す状態の弁体4aを、さらに気室b
内側へ押しやって図1の二点鎖線にて表す全開状態とす
る。よって、上記弁体4aは弁座4bから十分距離を置
いて全開した状態となるので、同箇所における流動抵抗
は少なく、圧搾空気の注入は極めて円滑に行われる。
【0044】尚、図10にて示すように、複数の気室ユ
ニット(気室)に対して同時に空気の注入を行なう場合
には、上記空気注入口aと同様に構成される、複数の空
気注入口aにそれぞれ給排気ホースcを接続し、その
後、各給排気ノズル3から同時に空気の注入を行なうこ
とになる。
【0045】また、空気の注入時においては、高い圧力
が空気注入口aと給排気ノズル3の接続部分に加わる
が、上記給排気ノズル3は、螺合蓋3aと注入口本体1
の一端口との螺合関係により強固に接続されので、内部
圧力や空気流動に伴う振動が加わっても給排気ノズル3
が外れてしまうことはない。
【0046】空気の注入により気室b内が所定圧力まで
上昇したならば、エアーボンベからの空気の注入を止め
る。そして、注入口本体1から給排気ノズル3の螺合蓋
3aを取り外し(図3)、代わりに、気密蓋2を空気注
入口aに螺嵌する(図4)。尚、上記した如く注入口本
体1から給排気ノズル3を取り外すと、気室bの内圧に
より一方弁4が瞬時に閉弁し、空気の流出を防止する。
【0047】一方、気室b内の空気を排気する際には、
気密蓋2を取り外した後、前記した給気時と同様に、注
入口本体1の一端口に給排気ノズル3の螺合蓋3aを螺
嵌して接続する。この状態において、給排気ノズル3
は、上記螺合蓋3aと注入口本体1一端口との螺合関係
により強固に接続され、且つ、一方弁4の弁体4aは、
弁押し体3cにより押動されて大きく開弁した状態で保
持される(図1)。尚、気室bの排気は、同気室bの内
圧を利用して自然排気してもよいが、短時間にて完全に
排気する場合には、給排気ノズル3のホース接続口3b
に給排気ホースcを接続して強制排気する。
【0048】強制排気を行なう場合、給排気ホースcの
基端を、ブロア−(図示せず)等の給排気装置の吸引口
に接続し、給排気ホースcから空気の吸引を開始する。
これにより、気室b内の空気は、上記した如く大きく開
弁された状態の一方弁4及び給排気ノズル3を通過して
強制的に排気される。強制排気を行う場合にも、前記し
た給気の場合と同様に、一方弁4の弁体4aが弁座4b
から十分に離れて大きな流路面積を確保することができ
るので、気室b内の空気を効率的に吸引して短時の間に
排気作業を済ませることができる。
【0049】排気の進行に伴って気室bは収縮するが、
上記給排気ノズル3は、台座10により強固に固定され
た注入口本体1に螺合接続して支持されるため、安定し
た状態で保持される。また、排気時の吸引口となる弁座
4bの隙間4cは、硬く丈夫な台座10により包囲され
るため、収縮して弛んだ気室b内面が上記隙間4cに吸
い寄せられて吸着してしまう不具合を回避することがで
きる。
【0050】次ぎに、図5乃至図7にて示す空気注入口
a2を説明する。空気注入口a2は、前記した空気注入
口aと略同様に構成されるが、当接体5の外周のリング
部5aから一方弁4の弁体4aへ向けて支承体7を突出
せしめ、該支承体7の突出先端により上記弁体4aを気
室外側から支承せしめてある。
【0051】上記支承体7は金属若しくは合成樹脂等を
用いて軸状に形成し、その一端部を当接体5のリング部
5aに固着することにより、支軸6と並行する形で上記
リング部5aから弁体4aへ向けて突出するように設け
てある。上記支承体7は、注入口本体1の気室内側端部
に設けた弁座4bの支持体14間に挿通せしめ、その先
端部を一方弁4の弁体4aの気室b外側面に当接してあ
る。これにより、開弁状態の弁体4aは、上記支承体7
の先端により気室外側から支承されるように成る。
【0052】ところで、前述したように気室b内の空気
を強制排気する場合、上記と弁体4aと弁座4bとの間
を排気が高速にて通過するため弁体4aに強い空気圧が
作用し、この空気圧により弁体4aが弁座4b側へ折り
曲げられるように変形することがあり、このように弁体
4aが変形すると、弁体4aと弁座4bとの間の間隙が
狭くなり、流路面積の減少により排気効率が低下する可
能性もある。
【0053】上記した如く支承体7を具備せしめた空気
注入口a2にあっては、排気時において弁体4aを弁座
4b側へ折り曲げるような負荷力が作用しても、上記支
承体7によって弁体4aを気室b外側から支承して同弁
体4aが弁座4b側へ変形するのを防止することができ
る。よって、上記空気注入口a2は、強制排気中におい
て弁体4aに対して大きな空気圧か作用しても、同弁体
4a部分おいて十分な流路面積を確保することが可能と
なり、効率的な強制排気を行うことができる。
【0054】尚、上記した空気注入口a2は、1本の支
承体7により弁体4aを支承した。したがって、弁体4
aにおける支承体7により支承される部分と反対側の部
分は弁座4b側へ向けて変形し易い状態となる。しか
し、仮に上記弁体4aの片側に部分的な変形が生じて
も、上記支承体7により支承される部分によって十分な
流路面積を確保することができるので、排気効率の低下
を生じることは殆どない。
【0055】また、本発明の主旨によれば、上記支承体
は複数個設置してもよい。図8及び図9にて示す空気注
入口a3は、当接体5外周のリング部5aが2本の支承
体7を突出せしめ、これら支承体7の先端部をそれぞれ
弁体4aの気室b外側面に当接せしめて構成したもので
ある。上記両支承体7は当接体5外周部における対向位
置に取り付け支持し、各々の先端部が弁体4aの気室b
外側面の対向位置に当接するように構成してある(図
9)。
【0056】上記した如く2本の支承体7を設けた空気
注入においては、支軸6の取り付け部を挟んで弁体4a
の両側を支承することとができるので、強制排気を行う
際に、弁体4aを均等に支承することができ、より確実
に弁体4aの変形を防止することができる。尚、本発明
の主旨によれば、上記支承体は1個以上何個設けてもよ
いが、上記した空気注入口a3のように2個設けること
により弁体の変形をより確実に防止することができる。
尚、上記支承体は3個以上設けることも任意である。ま
た、上記支承体7は、軸状に構成したが、当接体から弁
体へ向けて突出して、同弁体を気室外側面側から支承し
得るものであればどのような形態に構成しても良く、太
さや外形等は任意に変更しても良い。例えば、上記支承
体は板状のものであっても、テーパー軸状のものであっ
てもよい。
【0057】また、上記した各実施例は、エアーテント
の気室ユニットに用いる場合を説明したが、本発明の空
気注入口はエアーテント以外の気室、例えばゴムボート
の気室等に用いてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、注入口本
体の気室外側口部に、気密蓋と、給排気ホースを接続す
る給排気ノズルとを交換可能に螺合装着するように構成
したものであるから、空気注入口に給気ホースを接続し
て気室を膨張する際において、上記給排気ノズルの螺合
口部と、本来気密蓋を螺嵌するべき空気注入口との螺合
関係を利用して、給気ホースの末端口を空気注入口に対
して確実に接続して固定することができる。
【0059】よって、給気ホースから高圧力にて空気注
入を行なう場合にも、その作業中に、空気注入口に接続
した給気ホースが外れてしまう不具合を確実に防止する
ことができる。また、気室に対して空気の注入を行なう
際において、空気注入口に接続した給気ホースを人手に
より押さえておく必要がなくなり、例えば、エアーテン
トの気室を膨張させる場合のように、複数の空気注入口
から同時に空気注入を行なう場合には、作業に必要な人
手を大幅に低減することができる。さらに、空気の注入
作業の後には、上記給排気ノズルに換えて気密蓋を螺嵌
することにより、従来の空気注入口と同様に気密を保持
することができる。
【0060】また、給気の際に、上記注入口本体の気室
外側口部に給排気ノズルの螺合蓋を螺合すると、該螺合
蓋の弁押し体が摺動軸端部の当接体を気室内側へ押動せ
しめ、一方弁の弁体を大きく開弁させた状態にて保持し
得るので、注入空気の圧力により弁体を押し開きながら
空気の注入を行う通常の一方弁と比較すると、給気効率
を大幅に向上することができ、その結果、気室の膨張作
業を短時間にて円滑に行うことができる。
【0061】一方、空気注入口に排気ホースを接続して
気室内の空気を強制排気する際には、螺合蓋を注入口本
体の気室外側口部に螺合することにより、上記した給気
作業の場合と同様に、螺合蓋の弁押し体が摺動軸端部の
当接体を気室内側へ押動せしめ、上記一方弁の弁体を弁
座から大きく離して弁座との間に広い流通面積を確保し
得るため、気室内の空気を効率的に吸引して短時間にて
排気することができる。
【0062】また、請求項2記載の気室用空気注入口の
ように、上記当接体から一方弁の弁体へ向けて支承体を
突出せしめ、該支承体の突出先端により開弁状態の弁体
を気室外側面側から支承するように構成したものにあっ
ては、空気注入口に排気ホースを接続して強制排気を行
う際において、上記注入口本体の気室外側口部に給排気
ノズルの気密蓋を螺合することにより、上記した如く一
方弁の弁体が開弁状態を維持すると共に、開弁した弁体
を上記支承体により気室外側から支承し、同弁体が気室
外側へ折れ曲がって変形するのを防止することができ
る。よって、強制排気の際に、上記弁体と弁座との間を
排気が高速にて通過し、この際に生じる空気圧が弁体を
弁座側へ折り曲げるように作用しても、上記支承体が弁
体を気室外側から支承して弁体の変形を抑止し得るの
で、同弁体と弁座との間に十分な間隙、即ち排気用の流
路を確保し、この流路を介して円滑な強制排気を実現し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した空気注入口の給気状態を
示す縦断面図。
【図2】 注入口本体の縦断状態を示す斜視図。
【図3】 一方弁が閉弁する状態の空気注入口を示す
縦断面図。
【図4】 気密蓋を閉じた状態の空気注入口を示す縦
断面図。
【図5】 支承体を設けた空気注入口を示す縦断面
図。
【図6】 図5におけるVI-VI 線断面図。
【図7】 同空気注入口の注入口本体を示す縦断斜視
図。
【図8】 2本の支承体を設けた空気注入口を示す縦
断面図。
【図9】 図8におけるIX-IX 線断面図。
【図10】 エアーテントの気室ユニットにエアーボ
ンベから空気注入をしている状態を示す斜視図。
【図11】 従来の空気注入口を示す斜視図。
【図12】 同空気注入口を示す縦断面図。
【符号の説明】
a,a2,a3・・・空気注入口 b・・・気室 c・・・給排気ホース 1・・・注入口本体 2・・・気密蓋 3・・・給排気ノズル 3a・・・螺合蓋 3b・・・ホース接続口 3c・・・弁押し体 4・・・一方弁 4a・・・弁体 4b・・・弁座 5・・・当接体 6・・・支軸 7・・・支承体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気室の内部と気室の外部とを連通する
    略筒状の注入口本体を具備し、該注入口本体の気室内側
    の開口部に、弁座と該弁座に着座する弁体とから成る一
    方弁を設け、該一方弁により、気室外から気室内への空
    気の流れを許容する一方、気室内から気室外への空気の
    流れを禁止し、上記注入口本体の気室外側口部に、給排
    気ノズルを着脱可能に螺合装着して成り、前記給排気ノ
    ズルは、注入口本体の気室外側口部に螺合する螺合蓋を
    具備し、該螺合蓋に気室内と気室外とを連通する開口を
    設けると共に、該開口に、気室外側に突出する給排気ホ
    ース用接続口と、気室内側に突出する弁押し体とを嵌装
    して上記螺合蓋に対して回転可能に構成し、且つ、上記
    注入口本体の気室側開口部に設けた一方弁の弁体を、同
    注入口本体内の軸芯部に沿って摺動自在に支持せしめた
    摺動軸の気室内側端部に取付支持すると共に、同摺動軸
    の気室外側端部に当接体を設け、上記螺合蓋を注入口本
    体の気室外側口部に螺合した状態において、該給排気ノ
    ズルの弁押し体により上記摺動軸端部の当接体を気室内
    側へ押動せしめて一方弁の弁体を開弁状態に維持するよ
    うに構成した気室用空気注入口。
  2. 【請求項2】 上記当接体から一方弁の弁体へ向けて
    支承体を突出せしめ、該支承体の突出先端により開弁状
    態の弁体を気室外側面側から支承するように構成して成
    る請求項1記載の気室用空気注入口。
JP3903198A 1998-02-20 1998-02-20 気室用空気注入口 Pending JPH11236773A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105350820A (zh) * 2015-12-12 2016-02-24 重庆山岱科技有限责任公司 便于充气的帐篷
CN117365182A (zh) * 2023-11-15 2024-01-09 江苏省阿珂姆野营用品有限公司 一种帐篷气管连接气嘴

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CN105350820A (zh) * 2015-12-12 2016-02-24 重庆山岱科技有限责任公司 便于充气的帐篷
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