JPH11236923A - 半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法 - Google Patents
半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法Info
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- JPH11236923A JPH11236923A JP5888898A JP5888898A JPH11236923A JP H11236923 A JPH11236923 A JP H11236923A JP 5888898 A JP5888898 A JP 5888898A JP 5888898 A JP5888898 A JP 5888898A JP H11236923 A JPH11236923 A JP H11236923A
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円形状断面をなす穴部が形成された円筒型ハ
ウジングには円筒型すべり軸受を組付けているが、円筒
型すべり軸受では、加工上の制限があり十分な肉厚及び
内外径寸法の精度が得られず、オイルクリアランスの精
度向上に対する要求を満たすことができない。換合によ
るオイルクリアランスの精度向上も十分には期待できな
い。 【解決手段】 円形状断面をなす穴部1aが形成された
円筒型ハウジング1と、該穴部1aに突き合わせ状態で
圧入させて固着された一対の半割型すべり軸受2,2と
を有し、該一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受
面2cと回転軸6との間にオイルクリアランスが形成さ
れながら、該回転軸6が回転自在に支持される。
ウジングには円筒型すべり軸受を組付けているが、円筒
型すべり軸受では、加工上の制限があり十分な肉厚及び
内外径寸法の精度が得られず、オイルクリアランスの精
度向上に対する要求を満たすことができない。換合によ
るオイルクリアランスの精度向上も十分には期待できな
い。 【解決手段】 円形状断面をなす穴部1aが形成された
円筒型ハウジング1と、該穴部1aに突き合わせ状態で
圧入させて固着された一対の半割型すべり軸受2,2と
を有し、該一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受
面2cと回転軸6との間にオイルクリアランスが形成さ
れながら、該回転軸6が回転自在に支持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半割型すべり軸受
の組付け構造及びその方法に関するものであり、詳しく
は、円形状断面をなす穴部が形成された円筒型ハウジン
グへの半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法に関
するものである。
の組付け構造及びその方法に関するものであり、詳しく
は、円形状断面をなす穴部が形成された円筒型ハウジン
グへの半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来のすべり軸受は、円筒
型すべり軸受と半割型すべり軸受とに大別され、円形状
断面をなす穴部が形成された円筒型ハウジングには円筒
型すべり軸受が使用され、半割型のハウジングには一対
の半割型すべり軸受を組付けている。この種のすべり軸
受は、一般に、軸受面と回転軸との間に隙間(オイルク
リアランス)を設け、その隙間に潤滑油を供給し、潤滑
油の発生する油膜圧力により、回転軸から伝えられる荷
重を支持するようになつている。油膜圧力は、回転軸の
回転により流体力学的に圧力を発生するもの、回転軸が
接近することで発生するもの、給油圧力により発生する
ものとが知られている。
型すべり軸受と半割型すべり軸受とに大別され、円形状
断面をなす穴部が形成された円筒型ハウジングには円筒
型すべり軸受が使用され、半割型のハウジングには一対
の半割型すべり軸受を組付けている。この種のすべり軸
受は、一般に、軸受面と回転軸との間に隙間(オイルク
リアランス)を設け、その隙間に潤滑油を供給し、潤滑
油の発生する油膜圧力により、回転軸から伝えられる荷
重を支持するようになつている。油膜圧力は、回転軸の
回転により流体力学的に圧力を発生するもの、回転軸が
接近することで発生するもの、給油圧力により発生する
ものとが知られている。
【0003】しかして、油膜圧力は、オイルクリアラン
スの大きさによる影響が大きく、近年、オイルクリアラ
ンスの精度向上に対する要求が高度化する一方である。
従来の円筒型すべり軸受の組付け構造においてオイルク
リアランスの精度を向上させる手段としては、(1)回
転軸の径寸法の精度を上げる、(2)ハウジングの内径
寸法の精度を上げる、(3)円筒型すべり軸受の肉厚寸
法の精度を上げる、ことが提案されている。しかしなが
ら、これら3点の精度向上では、オイルクリアランスの
精度向上に対する要求を満足することが難しくなつてい
る。
スの大きさによる影響が大きく、近年、オイルクリアラ
ンスの精度向上に対する要求が高度化する一方である。
従来の円筒型すべり軸受の組付け構造においてオイルク
リアランスの精度を向上させる手段としては、(1)回
転軸の径寸法の精度を上げる、(2)ハウジングの内径
寸法の精度を上げる、(3)円筒型すべり軸受の肉厚寸
法の精度を上げる、ことが提案されている。しかしなが
ら、これら3点の精度向上では、オイルクリアランスの
精度向上に対する要求を満足することが難しくなつてい
る。
【0004】このため、換合による嵌合という方法を用
いることが行われている。ここで、換合とは、回転軸の
径寸法及びハウジングの内径寸法を2ないし3のグルー
プに分け、それらの組合せに対し、円筒型すべり軸受の
肉厚寸法を3ないし5のサイズに分けたものを準備す
る。そして、サイズ分けされたハウジングに所定の円筒
型すべり軸受を嵌合させ、これにサイズ分けされた回転
軸を組み合わせることにより、目標とするオイルクリア
ランスを確保しようとするものである。
いることが行われている。ここで、換合とは、回転軸の
径寸法及びハウジングの内径寸法を2ないし3のグルー
プに分け、それらの組合せに対し、円筒型すべり軸受の
肉厚寸法を3ないし5のサイズに分けたものを準備す
る。そして、サイズ分けされたハウジングに所定の円筒
型すべり軸受を嵌合させ、これにサイズ分けされた回転
軸を組み合わせることにより、目標とするオイルクリア
ランスを確保しようとするものである。
【0005】しかしながら、図7に示すような円筒型す
べり軸受20では、加工上の問題があり十分な肉厚及び
内外径寸法の精度が得られず、オイルクリアランスの精
度向上に対する要求を満たすことができず、換合による
オイルクリアランスの精度向上も十分には期待できない
という技術的課題を有している。すなわち、円筒型すべ
り軸受20は、通常、所定厚さの金属平板を円筒形に丸
め成形して製作され、周方向の1箇所に接合部20aを
有する構造であり、丸め成形によつて高精度の肉厚及び
内外径寸法を確保することが困難である。
べり軸受20では、加工上の問題があり十分な肉厚及び
内外径寸法の精度が得られず、オイルクリアランスの精
度向上に対する要求を満たすことができず、換合による
オイルクリアランスの精度向上も十分には期待できない
という技術的課題を有している。すなわち、円筒型すべ
り軸受20は、通常、所定厚さの金属平板を円筒形に丸
め成形して製作され、周方向の1箇所に接合部20aを
有する構造であり、丸め成形によつて高精度の肉厚及び
内外径寸法を確保することが困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項1の発明の構成は、円形状断
面をなす穴部1aが形成された円筒型ハウジング1と、
該穴部1aに突き合わせ状態で圧入させて固着された一
対の半割型すべり軸受2,2とを有し、該一対の半割型
すべり軸受2,2の内周の軸受面2a,2aと回転軸6
との間にオイルクリアランスが形成されながら、該回転
軸6が回転自在に支持されることを特徴とする半割型す
べり軸受の組付け構造である。請求項2の発明の構成
は、円形状断面をなす穴部1aが形成された円筒型ハウ
ジング1と、該穴部1aに突き合わせ状態で圧入させて
固着された一対の半割型すべり軸受2,2とを有し、該
一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受面2a,2
aと回転軸6との間にオイルクリアランスが形成されな
がら、該回転軸6が回転自在に支持される半割型すべり
軸受の組付け方法であつて、一端部内周面が小径部4a
を形成し、該小径部4aから他端部に向けて次第に拡径
するテーパ部4bを形成すると共に、該小径部4aが円
筒型ハウジング1の穴部1aと同径以下の大きさを有す
るアップセット治具4を、該小径部4aを該穴部1aに
接続させて配置し、一対の半割型すべり軸受2,2を突
き合わせた状態でアップセット治具4の他端部から該テ
ーパ部4bに挿入し、かつ、押圧力Fを作用させて、該
一対の半割型すべり軸受2,2を該テーパ部4b及び該
小径部4aを通過させて該穴部1aに圧入固着させるこ
とを特徴とする半割型すべり軸受の組付け方法である。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項1の発明の構成は、円形状断
面をなす穴部1aが形成された円筒型ハウジング1と、
該穴部1aに突き合わせ状態で圧入させて固着された一
対の半割型すべり軸受2,2とを有し、該一対の半割型
すべり軸受2,2の内周の軸受面2a,2aと回転軸6
との間にオイルクリアランスが形成されながら、該回転
軸6が回転自在に支持されることを特徴とする半割型す
べり軸受の組付け構造である。請求項2の発明の構成
は、円形状断面をなす穴部1aが形成された円筒型ハウ
ジング1と、該穴部1aに突き合わせ状態で圧入させて
固着された一対の半割型すべり軸受2,2とを有し、該
一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受面2a,2
aと回転軸6との間にオイルクリアランスが形成されな
がら、該回転軸6が回転自在に支持される半割型すべり
軸受の組付け方法であつて、一端部内周面が小径部4a
を形成し、該小径部4aから他端部に向けて次第に拡径
するテーパ部4bを形成すると共に、該小径部4aが円
筒型ハウジング1の穴部1aと同径以下の大きさを有す
るアップセット治具4を、該小径部4aを該穴部1aに
接続させて配置し、一対の半割型すべり軸受2,2を突
き合わせた状態でアップセット治具4の他端部から該テ
ーパ部4bに挿入し、かつ、押圧力Fを作用させて、該
一対の半割型すべり軸受2,2を該テーパ部4b及び該
小径部4aを通過させて該穴部1aに圧入固着させるこ
とを特徴とする半割型すべり軸受の組付け方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態について図
1〜図6を参照して説明する。図中において符号1は円
筒型ハウジングであり、円筒型ハウジング1には、円形
状断面をなす穴部1aが予め貫通させて形成されてい
る。従つて、円筒型ハウジング1の穴部1aは、一体化
しており分割不可能である。1bは、給油溝であり、図
示を省略した給油孔から潤滑油が供給される。この穴部
1aに、一対の半割型すべり軸受2,2を突き合わせ状
態で圧入して固着させる。半割型すべり軸受2は、半円
筒状をなす鋼製の裏金の内周面に合金、合成樹脂等の軸
受材料を固着して形成され、軸受材料の周面が図3〜図
5に示すように軸受面2aを形成している。この軸受面
2aには、凹所である油溝2bが周方向に形成され、油
溝2bは径方向の油穴2cに接続している。
1〜図6を参照して説明する。図中において符号1は円
筒型ハウジングであり、円筒型ハウジング1には、円形
状断面をなす穴部1aが予め貫通させて形成されてい
る。従つて、円筒型ハウジング1の穴部1aは、一体化
しており分割不可能である。1bは、給油溝であり、図
示を省略した給油孔から潤滑油が供給される。この穴部
1aに、一対の半割型すべり軸受2,2を突き合わせ状
態で圧入して固着させる。半割型すべり軸受2は、半円
筒状をなす鋼製の裏金の内周面に合金、合成樹脂等の軸
受材料を固着して形成され、軸受材料の周面が図3〜図
5に示すように軸受面2aを形成している。この軸受面
2aには、凹所である油溝2bが周方向に形成され、油
溝2bは径方向の油穴2cに接続している。
【0008】4は短筒状をなすアップセット治具であ
り、アップセット治具4の内周面は、図1に示すように
一端部(下端部)から順次に小径部4a、小径部4aに
接続して他端部に向けて次第に拡径するテーパ部4b、
及びテーパ部4bに接続する大径部4cを形成してい
る。小径部4aは、円筒型ハウジング1の穴部1aに対
して同径以下、つまり穴部1aと同径又は穴部1aより
も若干小径の大きさを有し、大径部4cは、一対の半割
型すべり軸受2,2を突き合わせ状態での外径よりも大
径をなし、テーパ部4bにより、小径部4aと大径部4
cとの間が中心軸線を合致させて接続されている。
り、アップセット治具4の内周面は、図1に示すように
一端部(下端部)から順次に小径部4a、小径部4aに
接続して他端部に向けて次第に拡径するテーパ部4b、
及びテーパ部4bに接続する大径部4cを形成してい
る。小径部4aは、円筒型ハウジング1の穴部1aに対
して同径以下、つまり穴部1aと同径又は穴部1aより
も若干小径の大きさを有し、大径部4cは、一対の半割
型すべり軸受2,2を突き合わせ状態での外径よりも大
径をなし、テーパ部4bにより、小径部4aと大径部4
cとの間が中心軸線を合致させて接続されている。
【0009】一対の半割型すべり軸受2,2を円筒型ハ
ウジング1の穴部1aに組付ける作業は、次のようにし
て行われる。先ず、アップセット治具4の小径部4aを
円筒型ハウジング1の穴部1aに接続させて配置する。
このアップセット治具4の一端部を円筒型ハウジング1
の穴部1aの周縁部に密着させた状態で、小径部4aの
中心軸線と円筒型ハウジング1の穴部1aの中心軸線と
が合致している。この状態で、アップセット治具4の大
径部4c内に一対の半割型すべり軸受2,2を突き合わ
せて円筒形をなす状態で挿入する。この一対の半割型す
べり軸受2,2のそれぞれに均等な押圧力Fを作用さ
せ、一対の半割型すべり軸受2,2を円筒形を維持させ
たままで中心軸線方向に押し込む。これにより、一対の
半割型すべり軸受2,2が、圧縮を受けながらテーパ部
4bから小径部4aにスムースに至り、小径部4a以上
の大きさを有する円筒型ハウジング1の穴部1aに押し
込まれ、圧入固着される。
ウジング1の穴部1aに組付ける作業は、次のようにし
て行われる。先ず、アップセット治具4の小径部4aを
円筒型ハウジング1の穴部1aに接続させて配置する。
このアップセット治具4の一端部を円筒型ハウジング1
の穴部1aの周縁部に密着させた状態で、小径部4aの
中心軸線と円筒型ハウジング1の穴部1aの中心軸線と
が合致している。この状態で、アップセット治具4の大
径部4c内に一対の半割型すべり軸受2,2を突き合わ
せて円筒形をなす状態で挿入する。この一対の半割型す
べり軸受2,2のそれぞれに均等な押圧力Fを作用さ
せ、一対の半割型すべり軸受2,2を円筒形を維持させ
たままで中心軸線方向に押し込む。これにより、一対の
半割型すべり軸受2,2が、圧縮を受けながらテーパ部
4bから小径部4aにスムースに至り、小径部4a以上
の大きさを有する円筒型ハウジング1の穴部1aに押し
込まれ、圧入固着される。
【0010】円筒型ハウジング1の穴部1aに一対の半
割型すべり軸受2,2が組付けられたなら、アップセッ
ト治具4を取り除く。アップセット治具4は繰り返し使
用が可能である。円筒型ハウジング1の穴部1aに圧入
固着された一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受
面2aによつて回転軸6が回転自在に支持される。図2
に示す半割型すべり軸受2の組付け状態で、油穴2cが
円筒型ハウジング1の給油溝1bに接続しているので、
給油溝1bに供給される潤滑油が油溝2bに入り、オイ
ルクリアランスに介在して回転軸6の流体潤滑状態が醸
成される。
割型すべり軸受2,2が組付けられたなら、アップセッ
ト治具4を取り除く。アップセット治具4は繰り返し使
用が可能である。円筒型ハウジング1の穴部1aに圧入
固着された一対の半割型すべり軸受2,2の内周の軸受
面2aによつて回転軸6が回転自在に支持される。図2
に示す半割型すべり軸受2の組付け状態で、油穴2cが
円筒型ハウジング1の給油溝1bに接続しているので、
給油溝1bに供給される潤滑油が油溝2bに入り、オイ
ルクリアランスに介在して回転軸6の流体潤滑状態が醸
成される。
【0011】このような半割型すべり軸受2の組付け構
造によれば、軸受面2aと回転軸6の外周面との間に形
成されるオイルクリアランスを高精度に確保することが
可能になる。これは、半割型すべり軸受2の方が、円筒
型すべり軸受に比して肉厚寸法の精度の向上の要求に対
応し易いためである。その理由として、半割型すべり軸
受2では、肉厚t寸法の管理が周方向の中央部1箇所の
みでよいが、円筒型すべり軸受にあつては全周面におい
て肉厚寸法の管理が必要になることが上げられる。半割
型すべり軸受2の肉厚t寸法の管理が中央部1箇所のみ
でよい理由としては、次に述べる点が考えられる。
造によれば、軸受面2aと回転軸6の外周面との間に形
成されるオイルクリアランスを高精度に確保することが
可能になる。これは、半割型すべり軸受2の方が、円筒
型すべり軸受に比して肉厚寸法の精度の向上の要求に対
応し易いためである。その理由として、半割型すべり軸
受2では、肉厚t寸法の管理が周方向の中央部1箇所の
みでよいが、円筒型すべり軸受にあつては全周面におい
て肉厚寸法の管理が必要になることが上げられる。半割
型すべり軸受2の肉厚t寸法の管理が中央部1箇所のみ
でよい理由としては、次に述べる点が考えられる。
【0012】すなわち、半割型すべり軸受2の肉厚t
は、周方向の中央部が最も大きく、周方向の両側に除々
に薄くなつてゆく(t−Δt)。すなわち、軸受面2a
に、偏心と呼ばれるオイルクリアランスの過小化防止構
造が採用されており、回転軸6の運動中にオイルクリア
ランスを最適化することが可能となつている。半割型す
べり軸受2は、この特性を有するために円筒型すべり軸
受に比して、最適のオイルクリアランスを確保するため
の肉厚t寸法のねらいを付け易く、また、一側が開放さ
れた半円筒面に対する偏心加工となるため、加工作業上
でも有利となつている。
は、周方向の中央部が最も大きく、周方向の両側に除々
に薄くなつてゆく(t−Δt)。すなわち、軸受面2a
に、偏心と呼ばれるオイルクリアランスの過小化防止構
造が採用されており、回転軸6の運動中にオイルクリア
ランスを最適化することが可能となつている。半割型す
べり軸受2は、この特性を有するために円筒型すべり軸
受に比して、最適のオイルクリアランスを確保するため
の肉厚t寸法のねらいを付け易く、また、一側が開放さ
れた半円筒面に対する偏心加工となるため、加工作業上
でも有利となつている。
【0013】更に、ハウジング1の穴部1aの内径寸法
が定まり、これに所定の外径寸法を有する回転軸6を回
転自在に支持させる場合、一対の半割型すべり軸受2,
2をそれぞれ自由に選定することが可能になる。これに
より、所定の肉厚寸法及び内外径寸法を有する円筒型す
べり軸受を換合によつて選定する場合と比較して、所定
の肉厚t寸法及び内外径寸法(周方向長さ)を有する一
対の半割型すべり軸受2,2の多様な組合せが可能とな
る分、目標とするオイルクリアランスの高精度の確保が
可能となる。
が定まり、これに所定の外径寸法を有する回転軸6を回
転自在に支持させる場合、一対の半割型すべり軸受2,
2をそれぞれ自由に選定することが可能になる。これに
より、所定の肉厚寸法及び内外径寸法を有する円筒型す
べり軸受を換合によつて選定する場合と比較して、所定
の肉厚t寸法及び内外径寸法(周方向長さ)を有する一
対の半割型すべり軸受2,2の多様な組合せが可能とな
る分、目標とするオイルクリアランスの高精度の確保が
可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る半割型すべり軸受の組付け構造及びその方
法によれば、次の効果を奏することができる。すなわ
ち、半割型すべり軸受の2枚を突き合わせた状態で円筒
型ハウジングに圧入することにより、オイルクリアラン
スの精度向上に対する要求を高度に満足させることがで
きる。特に、所定の肉厚寸法及び周方向長さを有する一
対の半割型すべり軸受の多様な組合せが可能となる結
果、オイルクリアランスの高精度の確保が可能となる。
本発明に係る半割型すべり軸受の組付け構造及びその方
法によれば、次の効果を奏することができる。すなわ
ち、半割型すべり軸受の2枚を突き合わせた状態で円筒
型ハウジングに圧入することにより、オイルクリアラン
スの精度向上に対する要求を高度に満足させることがで
きる。特に、所定の肉厚寸法及び周方向長さを有する一
対の半割型すべり軸受の多様な組合せが可能となる結
果、オイルクリアランスの高精度の確保が可能となる。
【0015】更に、すべり軸受を円筒型ハウジングに圧
入して使用する軸受構造において、従来例では不可能で
あつた半割型すべり軸受の特徴である偏心を容易かつ正
確に設けることができ、回転軸の運動中のオイルクリア
ランスを最適化させることが可能となつた。
入して使用する軸受構造において、従来例では不可能で
あつた半割型すべり軸受の特徴である偏心を容易かつ正
確に設けることができ、回転軸の運動中のオイルクリア
ランスを最適化させることが可能となつた。
【図1】 本発明の1実施の形態に係る半割型すべり軸
受の組付け工程を示す断面図。
受の組付け工程を示す断面図。
【図2】 同じく半割型すべり軸受の組付け状態を示す
断面図。
断面図。
【図3】 同じく半割型すべり軸受を示す正面図。
【図4】 同じく半割型すべり軸受を示す底面図。
【図5】 図1のV−V線断面図。
【図6】 同じく半割型すべり軸受の組付け工程を示す
説明図。
説明図。
【図7】 従来の円筒型すべり軸受を示す斜視図。
1:円筒型ハウジング、1a:穴部、2:半割型すべり
軸受、2a:軸受面、4:アップセット治具、4a:小
径部、4b:テーパ部、6:回転軸、F:押圧力。
軸受、2a:軸受面、4:アップセット治具、4a:小
径部、4b:テーパ部、6:回転軸、F:押圧力。
Claims (2)
- 【請求項1】 円形状断面をなす穴部(1a)が形成さ
れた円筒型ハウジング(1)と、該穴部(1a)に突き
合わせ状態で圧入させて固着された一対の半割型すべり
軸受(2,2)とを有し、該一対の半割型すべり軸受
(2,2)の内周の軸受面(2a,2a)と回転軸
(6)との間にオイルクリアランスが形成されながら、
該回転軸(6)が回転自在に支持されることを特徴とす
る半割型すべり軸受の組付け構造。 - 【請求項2】 円形状断面をなす穴部(1a)が形成さ
れた円筒型ハウジング(1)と、該穴部(1a)に突き
合わせ状態で圧入させて固着された一対の半割型すべり
軸受(2,2)とを有し、該一対の半割型すべり軸受
(2,2)の内周の軸受面(2a,2a)と回転軸
(6)との間にオイルクリアランスが形成されながら、
該回転軸(6)が回転自在に支持される半割型すべり軸
受の組付け方法であつて、一端部内周面が小径部(4
a)を形成し、該小径部(4a)から他端部に向けて次
第に拡径するテーパ部(4b)を形成すると共に、該小
径部(4a)が円筒型ハウジング(1)の穴部(1a)
と同径以下の大きさを有するアップセット治具(4)
を、該小径部(4a)を該穴部(1a)に接続させて配
置し、一対の半割型すべり軸受(2,2)を突き合わせ
た状態でアップセット治具(4)の他端部から該テーパ
部(4b)に挿入し、かつ、押圧力(F)を作用させ
て、該一対の半割型すべり軸受(2,2)を該テーパ部
(4b)及び該小径部(4a)を通過させて該穴部(1
a)に圧入固着させることを特徴とする半割型すべり軸
受の組付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5888898A JPH11236923A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5888898A JPH11236923A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11236923A true JPH11236923A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13097334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5888898A Pending JPH11236923A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 半割型すべり軸受の組付け構造及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11236923A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006070940A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Oiles Ind Co Ltd | 円筒軸受ブッシュの製造方法 |
| JP2025092917A (ja) * | 2023-12-11 | 2025-06-23 | 大同メタル工業株式会社 | 内燃機関のクランク軸用の軸受装置 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP5888898A patent/JPH11236923A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006070940A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Oiles Ind Co Ltd | 円筒軸受ブッシュの製造方法 |
| JP2025092917A (ja) * | 2023-12-11 | 2025-06-23 | 大同メタル工業株式会社 | 内燃機関のクランク軸用の軸受装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |