JPH11237032A - 石炭・水ペーストの製造方法 - Google Patents
石炭・水ペーストの製造方法Info
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Abstract
する場合においても、混練機での水分調整を容易にす
る。 【解決手段】 原炭1を破砕したのち、破砕炭19の一
部を微粉砕機5で粉砕しながら水11と混合して微粉ス
ラリ20を製造し、さらに混練機6で残部の破砕炭19
と石灰石22と前記微粉スラリ20と水11を混合して
石炭・水ペースト(以下、CWPという)21を製造す
る、石炭・水ペーストの製造方法において、混練機6出
口のCWP21の粘度を検知し、CWP21の粘度が低
下したとき、微粉砕機5に供給される水量を低下させる
とともに微粉砕機5に界面活性剤17を注入して微粉砕
機5内の微粉スラリ20の石炭濃度をあげて微粉砕を行
い、混練機6出口のCWP21の粘度が上昇したら、混
練機6に供給される水の量を調節することによりCWP
21の粘度を管理する。
Description
石炭等の固体燃料を燃焼し、発生したスチームによって
蒸気タービンを駆動し、さらに高圧、高温の燃焼ガスで
ガスタービンを駆動して高効率で電力を得る加圧流動層
ボイラ複合発電プラントの燃焼炉に関し、特に該燃焼炉
に供給する石炭と水の混合物の製造方法に関する。
び高圧の燃焼ガスからエネルギーを売ることが可能であ
る。但し、固体である石炭粒子を加圧状態の燃焼炉内に
連続して安定に供給することが課題の一つである。従来
は流動層燃焼炉への石炭の供給方法として、石炭粒子と
水を混合してペースト状の流体(以下、CWPという)
とし、該CWPをポンプで昇圧及び圧送して噴霧ノズル
から供給する湿式供給方式が知られている(例えば特開
昭62−155433号公報)。この湿式供給方法は乾式供給方
式、例えばロックホッパで昇圧した後空気輸送する方式
に比べ、乾燥などの前処理が不要である。
ンベア2により破砕機3へ供給して重量平均径1〜2mm
になるように破砕する。ここで重量平均径の算出法を示
す。ふるい分けによる粒度分析で、図9に示すようなふ
るいの目開きとふるいを通過した粒子の重量(以下、ふ
るい下累積重量という)との関係を乾炭基準で描く。こ
のときふるいの目開きはふるいを通過した粒子径の最大
値に相当する。この関係より、ふるい下累積重量割合
(=100×(ふるい下累積重量)/(破砕炭重量))
が50%のときの粒径の値(ふるいの目開きの値、図9
のF)を重量平均径としている。
炭は、破砕炭ホッパ4を介して一部が微粉砕機5へ投入
され、水ポンプ16により送られる水11とともに重量
平均径0.03〜0.07mmになるように石炭濃度50
%以下で湿式粉砕され、微粉スラリ20が製造される。
製造された微粉スラリ20と破砕炭19と石灰石22を
所定の粘度になるように注水量を調整しながら混練機6
で混合してCWP21を製造する。このCWPは、CW
P撹拌機10でかき混ぜながらタンク7に貯められた
後、CWPポンプ8で火炉9へ圧送される。CWPは配
管内でのつまりが生じないように、粘度が水分で調整さ
れておりピン型粘度計23における100rpmの粘度
約10Pa・sになるように、混練機6で水を注入して混
合している。このときのCWPの水分は炭種によって異
なるが、20〜30wt%程度である。
Pa・s、好ましくは10Pa・sとしている。これより大き
い粘度ではCWPが配管内で詰まりやすくなり、小さい
粘度では石炭と水が分離しやすくなる。
5で微粉砕された微粉スラリに、75μm以下の粒子、
つまり、目開き75μmのふるいを通過した粒子が、微
粉スラリ内の粒子の何%存在するかを示したものであ
り、その割合が60〜70%の範囲にあれば許容範囲で
あることを示している。微粉砕機5内で石炭濃度50%
以上で粉砕すると、図3の線Aのように、微粉砕機5内
の微粉スラリの粘度が増加して石炭粒径が粗くなり、粉
砕能力が低下するので粒度調整が困難になる。したがっ
て粉砕時の石炭濃度は50%以下で粉砕している。
との混合割合は、図4のCに示すように、乾炭基準で微
粉スラリを20〜25wt%としている。この範囲以外に
すると、粘度10Pa・sにするための水分を下げること
ができない。20wt%以下だと石炭と水が分離しやす
い、25wt%以上だと高粘度になりやすいCWPとな
る。すなわち、75μm以下の粒度60〜70%の微粉
を全CWPの石炭粒子の20〜25%混合するのが最も
水分が少ないので燃焼性がよく、水と石炭の分離がほと
んどないので、輸送性にも優れた最適なCWPとなる。
炭種、石炭置場の環境、天候などで異なってくる。通常
は9wt%程度であるが、湿度の高い状態で原炭を放置し
ておくと14wt%程度となることがある。図8の微粉砕
機5と混練機6の石炭と水の混合割合を従来技術のよう
にして製造すると、図6の点線のように、粘度が5〜1
5Pa・sとなる水分(図5参照)にするための混練機6
での注水量がわずかになり、原炭1の保有水分が14wt
%となると、混練機6で水を入れられなくなる。ここで
図6中の混練機での注水割合%は、 混練機での注水割合={(混練機での水添加量)/(全C
WP量)}×100 と定義されている(全CWP量は石炭を含むCWP重
量)。
CWP21の粘度を5〜15Pa・sにするための水分に
ならない。しかし、前述したように微粉砕機での石炭濃
度を50wt%以上にして粉砕すると粉砕能力が低下す
る。この点で問題となる。
ような原炭を利用する場合においても、混練機のみで水
調整するために混練機出口での粘度が低下したことを検
知して、微粉砕機の水分量を下げて、混練機での水分調
整を容易にするにある。
成するために、混練機出口でCWP性状を管理して混練
機注水量を制御する際に、混練機出口でCWP粘度が低
減したことを検知して、微粉砕機へ供給される水分量を
低減するものである。そのために微粉砕機に水とともに
界面活性剤を注入して、微粉砕機内での微粉スラリの粘
度を下げ、粉砕能力を界面活性剤を注入しない、水分量
を下げない場合と同等にして微粉スラリを製造するもの
である。
が10wt%を超えることを理由に混練機で、輸送しやす
いCWP粘度に調整できない場合でも、原炭の水分量を
直接管理することなく、性状が所要の範囲に保たれたC
WPを製造することが可能となる。
は、原炭を破砕したのち、破砕炭の一部を微粉砕機で粉
砕しながら水と混合して微粉スラリを製造し、さらに混
練機で残部の破砕炭と石灰石と前記微粉スラリと水を混
合して石炭・水ペースト(以下、CWPという)を製造
する、石炭・水ペーストの製造方法において、混練機出
口のCWPの粘度を検知して、微粉砕機内の微粉スラリ
の石炭濃度を微粉砕機に供給される水の量で調節するこ
とを特徴とする。
は、上記第1の手段において、混練機出口のCWPの粘
度を検知して、微粉砕機内の微粉スラリに注入される界
面活性剤の量を調節することを特徴とする。
は、上記第1の手段において、混練機出口のCWP粘度
を入力として制御される混練機への注水量が低下するの
を検知して、微粉砕機に供給される水量を調節すること
を特徴とする。
は、上記第3の手段において、混練機への注水量が低下
するのを検知して、微粉砕機内の微粉スラリに界面活性
剤を注入する量を調整することを特徴とする。
施例を説明する。図示のCWP製造装置は、原炭1を搬
送する原炭コンベア2と、原炭コンベア2で搬送された
原炭1を重量平均径1〜2mmに破砕する破砕機3と、破
砕機3で破砕、生成された破砕炭19を貯蔵する複数の
破砕炭ホッパ4と、添加剤撹拌機14を備え界面活性剤
17を貯蔵する添加剤タンク12と、添加剤タンク12
に吸込側を接続して配置され界面活性剤17を加圧して
吐出する添加剤ポンプ15と、添加剤ポンプ15の吐出
側配管29に介装された添加剤量調整弁24と、水源か
ら水11を吸引して吐出する水ポンプ16と、水ポンプ
16の吐出側に接続された第1の配管27に介装された
微粉砕機側水量調整弁26と、前記第1の配管の微粉砕
機側水量調整弁26の上流側に分岐して設けられ混練機
側水量調整弁25を介装した第2の配管28と、前記複
数の破砕炭ホッパ4のうちの一つと、吐出側配管29及
び第1の配管27の下流端とに接続された微粉砕機5
と、前記複数の破砕炭ホッパ4のうちの他の一つと、混
練機5の出側と、前記第2の配管28の下流端と、石灰
石22の貯槽とに接続して配置された混練機6と、混練
機6の出側下方に配置され、混練機6の出側に配管30
を介して接続されてCWPを貯蔵するタンク7と、該配
管30に介装されたピン型粘度計23と、タンク7に設
置されタンク7内部のCWPを撹拌するCWP撹拌機1
0と、タンク7からCWPを吸引して火炉9に送るCW
Pポンプ9と、を含んで構成されている。
炭1は原炭コンベア2で破砕機3へ供給され、重量平均
径1〜2mmになるように破砕され、破砕炭19となって
破砕炭ホッパ4に投入される。破砕炭ホッパ4の破砕炭
の一部は微粉砕機5に供給され、水ポンプ16に加圧さ
れ微粉砕機側水量調整弁26を経て供給される水11を
混合しながら微粉砕されて微粉スラリ20となる。微粉
砕機5には、添加剤タンク12から添加剤ポンプ15に
加圧され添加剤量調整弁24を経て供給される界面活性
剤17が、乾炭に対して0.01〜0.9%の割合で注
入される。
られ、同じく混練機6に供給される破砕炭19と石灰石
22と水11とともに混練されてCWP21となる。そ
の際、供給される水量は、製造されるCWPの粘度が所
定の粘度となるように、混練機側水量調整弁25で調整
しながら混練機6に供給される。製造されたCWP21
はピン型粘度計23で粘度を計測され、その後タンク7
に貯蔵される。タンク中のCWP21はCWPポンプ8
で火炉9へ圧送される。
23で検出されるCWP粘度が、5〜15Pa・sの範囲
となるように、混練機6に送る水量を制御している。原
炭の水分が高いとCWP粘度が低くなる。ピン型粘度計
23でCWP粘度が低いことが検知されると、添加剤量
調整弁24が開かれ同時に微粉砕機側水量調整弁26の
開度が絞られて、微粉スラリ20の石炭濃度を上げて粉
砕が行われ、混練機6にその微粉スラリが供給される。
この結果混練機6出口の水分が低減することから、CW
P21の粘度は上昇する。これをピン型粘度計23が検
知して、混練機側水量調整弁25で、混練機での注水割
合が図6の全水分が領域Eの範囲内に入るように、言い
替えると、図6の斜めの線で表されている混練機での注
水割合とCWP全水分の関係が領域Eの範囲になるよう
に、再びCWPの粘度が管理される。
石炭の保有水分が14wt%あるものでも、混練機のみで
水分調整が可能になる。また、微粉砕機に界面活性剤を
入れると、微粉砕機の石炭濃度をあげて粉砕しても、図
3の線Bで示されるように、石炭濃度がほぼ70%にな
るまでは微粉スラリ20の粒度が所望の粒度範囲に維持
されていて、粉砕性能が低下していないことが分かる。
ら、混練機で水を注入できないほどの水分を持つ石炭
(保有水分が10%以上の石炭)のとき以外は、界面活
性剤を使用しない方がよいが、保有水分10%以上の石
炭のときは界面活性剤を使用しないと、適正な水分調
整、粒度調整ができない。したがって、従来技術と本発
明による運転方法を、受入れ石炭の水分量によって使い
分ける必要がある。ただし、従来技術のように、水分量
の多い微粉砕機中の微粉スラリに界面活性剤を急に入れ
ると分散化が進んで石炭が分離しやすくなる。また、界
面活性剤の入っていない微粉砕機中の微粉スラリの粉砕
濃度(石炭濃度)を急に上げると、前述のように、粉砕
能力が低下する。このため、界面活性剤を入れることと
粉砕濃度を上げることとは、同時に行うことが重要とな
る。
げ、添加剤を乾炭に対して0.35wt%添加する場合に
は、急に切り替えるのではなく、図7に示すように、徐
々に添加剤量と粉砕濃度を上げるように運転する。
を説明する。本実施例が図1に示す前記第1の実施例と
異なるのは、微粉砕機側水量調整弁26及び添加剤量調
整弁24の開度は、ピン型粘度計23の出力で制御され
るのではなく、混練機側水量調整弁25の開度に基づい
て制御されるように構成されている点である。他の構成
要素は前記第1の実施例と同じなので、同一の符号を付
し、説明は省略する。本実施例においてもピン型粘度計
23の出力に基づき、CWP粘度が5〜15Pa・sの範
囲となるように制御される。ピン型粘度計23が出力す
るCWP粘度が設定値以下に低下すると、混練機側水量
調整弁25は注水量が少なくなるように制御される。混
練機側水量調整弁25の開度が絞られたことが検知され
ると、添加剤量調整弁24が開かれ、同時に微粉砕機側
水量調整弁26の開度が絞られる。 このようにして製
造された微粉スラリ20が混練機6に供給されると、C
WP粘度は上昇する。この粘度上昇をピン型粘度計23
が検知して、混練機側水量調整弁25で図6の実線のよ
うに再びCWP21の粘度が管理される。
が10%を超えるような場合でも、界面活性剤の添加で
微粉砕機での水分を抑えて粉砕することで、混練機で水
分調整をすることが可能である。これにより、受入れ石
炭の保有水分が10%を超えるような場合でも、微粉砕
機で粉砕された石炭の粒度も低下しないCWPの製造が
可能となった。
要部構成を示す系統図である。
要部構成を示す系統図である。
ける石炭濃度と生成された微粉スラリ粒度との関係を比
較して示すグラフである。
粉スラリと破砕炭との混合割合(微粉混合割合)の関係
を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
れる水の添加割合とCWP全水分との関係を微粉砕機の
石炭保有水分をパラメータとして比較して示すグラフで
ある。
の石炭濃度(粉砕濃度)と界面活性剤添加量の時間に対
する変化を比較して示すグラフである。
す系統図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 原炭を破砕したのち、破砕炭の一部を微
粉砕機で粉砕しながら水と混合して微粉スラリを製造
し、さらに混練機で残部の破砕炭と石灰石と前記微粉ス
ラリと水を混合して石炭・水ペースト(以下、CWPと
いう)を製造する、石炭・水ペーストの製造方法におい
て、混練機出口のCWPの粘度を検知して、微粉砕機内
の微粉スラリの石炭濃度を微粉砕機に供給される水の量
で調節することを特徴とする石炭・水ペーストの製造方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の石炭・水ペーストの製造
方法において、混練機出口のCWPの粘度を検知して、
微粉砕機内の微粉スラリに注入される界面活性剤の量を
調節することを特徴とする石炭・水ペーストの製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1記載の石炭・水ペーストの製造
方法において、混練機出口のCWP粘度を入力として制
御される混練機への注水量が低下するのを検知して、微
粉砕機に供給される水量を調節することを特徴とする石
炭・水ペーストの製造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の石炭・水ペーストの製造
方法において、混練機への注水量が低下するのを検知し
て、微粉砕機内の微粉スラリに界面活性剤を注入する量
を調整することを特徴とする石炭・水ペーストの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04086898A JP4029230B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 石炭・水ペーストの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04086898A JP4029230B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 石炭・水ペーストの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237032A true JPH11237032A (ja) | 1999-08-31 |
| JP4029230B2 JP4029230B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=12592513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04086898A Expired - Lifetime JP4029230B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 石炭・水ペーストの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4029230B2 (ja) |
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