JPH11237189A - 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 - Google Patents
直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造Info
- Publication number
- JPH11237189A JPH11237189A JP5602898A JP5602898A JPH11237189A JP H11237189 A JPH11237189 A JP H11237189A JP 5602898 A JP5602898 A JP 5602898A JP 5602898 A JP5602898 A JP 5602898A JP H11237189 A JPH11237189 A JP H11237189A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve brick
- electric furnace
- brick
- electrode
- sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炉底電極の操業を安定化して、その寿命を延
ばすことができる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造を提供する。 【解決手段】 直流電気炉の炉底10に、棒状電極18
と、棒状電極18の外周を囲む不定形耐火物21と、棒
状電極18と不定形耐火物21との間に上下方向に水平
目地部22を介して少なくとも2段にわたって嵌着され
るスリーブ煉瓦23からなるアノード電極部14を埋設
してなる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造にお
いて、スリーブ煉瓦23と不定形耐火物21との間に補
強スリーブ煉瓦24が介設されると共に、スリーブ煉瓦
23の外周面と補強スリーブ煉瓦24の内周面とが接着
材によって一体的に連結されている。
ばすことができる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造を提供する。 【解決手段】 直流電気炉の炉底10に、棒状電極18
と、棒状電極18の外周を囲む不定形耐火物21と、棒
状電極18と不定形耐火物21との間に上下方向に水平
目地部22を介して少なくとも2段にわたって嵌着され
るスリーブ煉瓦23からなるアノード電極部14を埋設
してなる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造にお
いて、スリーブ煉瓦23と不定形耐火物21との間に補
強スリーブ煉瓦24が介設されると共に、スリーブ煉瓦
23の外周面と補強スリーブ煉瓦24の内周面とが接着
材によって一体的に連結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の溶解、
溶融金属の精錬等に用いられる直流電気炉の炉底電極用
スリーブ煉瓦構造に関する。
溶融金属の精錬等に用いられる直流電気炉の炉底電極用
スリーブ煉瓦構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した目的に供される直流電気
炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造として、特公昭60−
36877号公報に開示されている炉底電極用スリーブ
煉瓦構造Bがあり、その構造を図3に示す。
炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造として、特公昭60−
36877号公報に開示されている炉底電極用スリーブ
煉瓦構造Bがあり、その構造を図3に示す。
【0003】図示するように、炉底50を貫通した棒状
電極51の周りには上下方向に間隔をあけた複数の水平
目地部52によって分割された複数のスリーブ煉瓦53
が同心円的に配設されている。そして、これらのスリー
ブ煉瓦53の外周には不定形耐火物54が密着状態に配
設されている。また、各水平目地部52は、中央部が低
く、周縁部分が高い段丘状に形成されている。かかる構
成によって、スリーブ煉瓦53の水平目地部52への溶
融金属の選択的浸食によるスリーブ煉瓦53の浮上や、
消失、及び、溶融金属の不定形耐火物54への流出を防
止している。なお、ここで、溶融金属の選択的浸食と
は、溶融金属が、スリーブ煉瓦53より耐食性が低い水
平目地部52を浸食することを意味する。
電極51の周りには上下方向に間隔をあけた複数の水平
目地部52によって分割された複数のスリーブ煉瓦53
が同心円的に配設されている。そして、これらのスリー
ブ煉瓦53の外周には不定形耐火物54が密着状態に配
設されている。また、各水平目地部52は、中央部が低
く、周縁部分が高い段丘状に形成されている。かかる構
成によって、スリーブ煉瓦53の水平目地部52への溶
融金属の選択的浸食によるスリーブ煉瓦53の浮上や、
消失、及び、溶融金属の不定形耐火物54への流出を防
止している。なお、ここで、溶融金属の選択的浸食と
は、溶融金属が、スリーブ煉瓦53より耐食性が低い水
平目地部52を浸食することを意味する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した直流
電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造Bは、未だ、以下
の解決すべき課題を有していた。図3に示すように、上
記した構造では、長期間炉底に設けた棒状電極51を使
用し、スリーブ煉瓦53が内面から損耗し、スリーブ煉
瓦53の厚みが薄くなった場合、水平目地部52に設け
た段部が消失することにより、再び、溶融金属の浸食が
始まり、スリーブ煉瓦53の浮上、消失、及び、溶融金
属の不定形耐火物54への流出が生じるおそれがある。
電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造Bは、未だ、以下
の解決すべき課題を有していた。図3に示すように、上
記した構造では、長期間炉底に設けた棒状電極51を使
用し、スリーブ煉瓦53が内面から損耗し、スリーブ煉
瓦53の厚みが薄くなった場合、水平目地部52に設け
た段部が消失することにより、再び、溶融金属の浸食が
始まり、スリーブ煉瓦53の浮上、消失、及び、溶融金
属の不定形耐火物54への流出が生じるおそれがある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、スリーブ煉瓦の寿命を延ばすことによって
棒状電極の寿命も延ばし、電極交換を少なくして電気炉
操業のランニングコストを低減できると共に、スリーブ
煉瓦の浮上、消失及び不定形耐火物への溶融金属の流出
を防止して電気炉操業を安定化することができる直流電
気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造を提供することを目
的とする。
ものであり、スリーブ煉瓦の寿命を延ばすことによって
棒状電極の寿命も延ばし、電極交換を少なくして電気炉
操業のランニングコストを低減できると共に、スリーブ
煉瓦の浮上、消失及び不定形耐火物への溶融金属の流出
を防止して電気炉操業を安定化することができる直流電
気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造は、直
流電気炉の炉底に、棒状電極と、該棒状電極の外周を囲
む不定形耐火物と、前記棒状電極と前記不定形耐火物と
の間に上下方向に水平目地部を介して少なくとも2段に
わたって嵌着されるスリーブ煉瓦からなるアノード電極
部を埋設してなる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造において、前記スリーブ煉瓦と前記不定形耐火物と
の間に補強スリーブ煉瓦が介設されると共に、該補強ス
リーブ煉瓦の内周面が前記スリーブ煉瓦の外周面に接着
材によって一体的に連結されている。
記載の直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造は、直
流電気炉の炉底に、棒状電極と、該棒状電極の外周を囲
む不定形耐火物と、前記棒状電極と前記不定形耐火物と
の間に上下方向に水平目地部を介して少なくとも2段に
わたって嵌着されるスリーブ煉瓦からなるアノード電極
部を埋設してなる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造において、前記スリーブ煉瓦と前記不定形耐火物と
の間に補強スリーブ煉瓦が介設されると共に、該補強ス
リーブ煉瓦の内周面が前記スリーブ煉瓦の外周面に接着
材によって一体的に連結されている。
【0007】請求項2記載の直流電気炉の炉底電極用ス
リーブ煉瓦構造は、請求項1記載の直流電気炉の炉底電
極用スリーブ煉瓦構造において、前記補強スリーブ煉瓦
は、前記スリーブ煉瓦に、上下方向に水平目地部を介し
て少なくとも2段にわたって嵌着され、前記スリーブ煉
瓦の水平目地部と、前記補強スリーブ煉瓦の水平目地部
は上下方向に相対的にずらしている。
リーブ煉瓦構造は、請求項1記載の直流電気炉の炉底電
極用スリーブ煉瓦構造において、前記補強スリーブ煉瓦
は、前記スリーブ煉瓦に、上下方向に水平目地部を介し
て少なくとも2段にわたって嵌着され、前記スリーブ煉
瓦の水平目地部と、前記補強スリーブ煉瓦の水平目地部
は上下方向に相対的にずらしている。
【0008】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。 (第1の実施の形態)図1を参照して、本発明の第1の
実施の形態に係る直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造Aを説明する。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。 (第1の実施の形態)図1を参照して、本発明の第1の
実施の形態に係る直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦
構造Aを説明する。
【0009】図示するように、直流電気炉の炉底10
は、外殻を形成する鉄皮11の内側にライニングとして
第1のパーマレンガ12と第1の不定形耐火物13を積
層することによって構成されており、その中央部には、
以下の構成を有するアノード電極部14が形成されてい
る。即ち、炉底10の外面中央部において、水冷ジャケ
ット構造を有する環状支持板15が、鉄皮11に連結さ
れている。環状支持板15の中央部には、同様に水冷ジ
ャケット構造を有する中央支持板16が絶縁板17を介
して連結されている。
は、外殻を形成する鉄皮11の内側にライニングとして
第1のパーマレンガ12と第1の不定形耐火物13を積
層することによって構成されており、その中央部には、
以下の構成を有するアノード電極部14が形成されてい
る。即ち、炉底10の外面中央部において、水冷ジャケ
ット構造を有する環状支持板15が、鉄皮11に連結さ
れている。環状支持板15の中央部には、同様に水冷ジ
ャケット構造を有する中央支持板16が絶縁板17を介
して連結されている。
【0010】中央支持板16の中央部には、アノード電
極を形成する棒状電極18の基部が固定支持されてお
り、棒状電極18の先部は直流電気炉の内部に向けて伸
延している。一方、棒状電極18の基部には給電ケーブ
ル19の一端が接続されている。環状支持板15の上面
の外周部には、棒状電極18と同心円的に、環状体から
なる第2のパーマレンガ20が積層されており、この第
2のパーマレンガ20の内周面には、棒状電極18を囲
む状態で、環状に、不定形耐火物の一例である第2の不
定形耐火物21が形成されている。
極を形成する棒状電極18の基部が固定支持されてお
り、棒状電極18の先部は直流電気炉の内部に向けて伸
延している。一方、棒状電極18の基部には給電ケーブ
ル19の一端が接続されている。環状支持板15の上面
の外周部には、棒状電極18と同心円的に、環状体から
なる第2のパーマレンガ20が積層されており、この第
2のパーマレンガ20の内周面には、棒状電極18を囲
む状態で、環状に、不定形耐火物の一例である第2の不
定形耐火物21が形成されている。
【0011】そして、棒状電極18と第2の不定形耐火
物21との間には、上下方向に水平目地部22を介し
て、複数段(本実施の形態では4段)にわたってスリー
ブ煉瓦23が介設されている。水平目地部22には接着
材としての目地材が封入されている。なお、実際の施工
においては、スリーブ煉瓦23を棒状電極18に取付け
た後、棒状電極18と第2のパーマレンガ20との間に
第2の不定形耐火物21を流し込むことになる。
物21との間には、上下方向に水平目地部22を介し
て、複数段(本実施の形態では4段)にわたってスリー
ブ煉瓦23が介設されている。水平目地部22には接着
材としての目地材が封入されている。なお、実際の施工
においては、スリーブ煉瓦23を棒状電極18に取付け
た後、棒状電極18と第2のパーマレンガ20との間に
第2の不定形耐火物21を流し込むことになる。
【0012】本実施の形態は、上記構成を有するアノー
ド電極部14において、スリーブ煉瓦23と第2の不定
形耐火物21との間に、スリーブ煉瓦23と同様な構成
を有する補強スリーブ煉瓦24を別途介設したことを特
徴とする。即ち、図1に示すように、スリーブ煉瓦23
の周りには、上下方向の水平目地部25を介して、複数
段(本実施の形態では3段)にわたって、補強スリーブ
煉瓦24が嵌着されており、かつ、補強スリーブ煉瓦2
4の外周面は第2の不定形耐火物21の内周面に密着さ
れている。水平目地部25にも接着材としての目地材が
封入されており、また、スリーブ煉瓦23の外周面と補
強スリーブ煉瓦24の内周面の間の垂直目地部24aに
も接着材としての目地材が封入され、スリーブ煉瓦23
と補強スリーブ煉瓦24を強力に一体的に連結してい
る。
ド電極部14において、スリーブ煉瓦23と第2の不定
形耐火物21との間に、スリーブ煉瓦23と同様な構成
を有する補強スリーブ煉瓦24を別途介設したことを特
徴とする。即ち、図1に示すように、スリーブ煉瓦23
の周りには、上下方向の水平目地部25を介して、複数
段(本実施の形態では3段)にわたって、補強スリーブ
煉瓦24が嵌着されており、かつ、補強スリーブ煉瓦2
4の外周面は第2の不定形耐火物21の内周面に密着さ
れている。水平目地部25にも接着材としての目地材が
封入されており、また、スリーブ煉瓦23の外周面と補
強スリーブ煉瓦24の内周面の間の垂直目地部24aに
も接着材としての目地材が封入され、スリーブ煉瓦23
と補強スリーブ煉瓦24を強力に一体的に連結してい
る。
【0013】上記した構成において、第2の不定形耐火
物21は、好ましくはマグネシアをスタンプすることに
よって形成することができ、スリーブ煉瓦23と補強ス
リーブ煉瓦24は、好ましくは、共に、マグネシアカー
ボンレンガより形成することができる。さらに、本実施
の形態においては、図1に示すように、スリーブ煉瓦2
3の水平目地部22と、補強スリーブ煉瓦24の水平目
地部25は上下方向に相対的にずらしている。
物21は、好ましくはマグネシアをスタンプすることに
よって形成することができ、スリーブ煉瓦23と補強ス
リーブ煉瓦24は、好ましくは、共に、マグネシアカー
ボンレンガより形成することができる。さらに、本実施
の形態においては、図1に示すように、スリーブ煉瓦2
3の水平目地部22と、補強スリーブ煉瓦24の水平目
地部25は上下方向に相対的にずらしている。
【0014】次に、直流電気炉で操業した場合の上記し
た構成を有する直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構
造Aの作用について説明する。
た構成を有する直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構
造Aの作用について説明する。
【0015】長期間棒状電極18を使用すると、スリー
ブ煉瓦23が内面から損耗し、溶融金属が選択的にスリ
ーブ煉瓦23の水平目地部22を浸食し、スリーブ煉瓦
23に浮力を生じることになる。しかし、本実施の形態
では、溶融金属は補強スリーブ煉瓦24に到達しておら
ず、また、スリーブ煉瓦23と補強スリーブ煉瓦24は
接着材によって強力に一体化されているので、スリーブ
煉瓦23及び棒状電極18を安定状態に保持することが
できる。従って、棒状電極18の交換回数を減らすこと
ができ、電気炉操業のランニングコストを低減できる。
また、補強スリーブ煉瓦24によって、溶融金属が第2
の不定形耐火物21まで進出するのを効果的に防止し
て、棒状電極18が鉄皮11と導通することによって絶
縁破壊を起こすのを確実に防止することができ、電気炉
操業の安定化を図ることができる。
ブ煉瓦23が内面から損耗し、溶融金属が選択的にスリ
ーブ煉瓦23の水平目地部22を浸食し、スリーブ煉瓦
23に浮力を生じることになる。しかし、本実施の形態
では、溶融金属は補強スリーブ煉瓦24に到達しておら
ず、また、スリーブ煉瓦23と補強スリーブ煉瓦24は
接着材によって強力に一体化されているので、スリーブ
煉瓦23及び棒状電極18を安定状態に保持することが
できる。従って、棒状電極18の交換回数を減らすこと
ができ、電気炉操業のランニングコストを低減できる。
また、補強スリーブ煉瓦24によって、溶融金属が第2
の不定形耐火物21まで進出するのを効果的に防止し
て、棒状電極18が鉄皮11と導通することによって絶
縁破壊を起こすのを確実に防止することができ、電気炉
操業の安定化を図ることができる。
【0016】また、本実施の形態では、前述したよう
に、スリーブ煉瓦23の水平目地部22と補強スリーブ
煉瓦24の水平目地部25を上下方向に相対的にずらし
ているので、この面からも、スリーブ煉瓦23の水平目
地部21から補強スリーブ煉瓦24の水平目地部25に
溶融金属が侵入するのを確実に防止することができ、上
記した電気炉操業のランニングコストの低減化と安定化
をさらに向上することができる。
に、スリーブ煉瓦23の水平目地部22と補強スリーブ
煉瓦24の水平目地部25を上下方向に相対的にずらし
ているので、この面からも、スリーブ煉瓦23の水平目
地部21から補強スリーブ煉瓦24の水平目地部25に
溶融金属が侵入するのを確実に防止することができ、上
記した電気炉操業のランニングコストの低減化と安定化
をさらに向上することができる。
【0017】(第2の実施の形態)図2に示すように、
本実施の形態に係る直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉
瓦構造A1は、第1の実施の形態に係る直流電気炉の炉
底電極用スリーブ煉瓦構造Aにおけるスリーブ煉瓦23
に相当するスリーブ煉瓦26を上下方向に接合する水平
目地部が、中央陥没部27と周縁隆起部28と、両者を
連結する環状垂直壁部29とから構成されていることを
特徴とする。
本実施の形態に係る直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉
瓦構造A1は、第1の実施の形態に係る直流電気炉の炉
底電極用スリーブ煉瓦構造Aにおけるスリーブ煉瓦23
に相当するスリーブ煉瓦26を上下方向に接合する水平
目地部が、中央陥没部27と周縁隆起部28と、両者を
連結する環状垂直壁部29とから構成されていることを
特徴とする。
【0018】なお、他の構成部材は、第1の実施の形態
にかかる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造Aと
同一構成なので、同一の個所は同一の符号で示す。上記
した構成によって、スリーブ煉瓦26の水平目地部(中
央陥没部27、周縁隆起部28、及び環状垂直壁部2
9)を通して溶融金属が補強スリーブ煉瓦24に侵入し
たり、補強スリーブ煉瓦24を通して第2の不定形耐火
物21に侵入するのを効果的に防止することができる。
従って、上記した電気炉操業のランニングコストの低減
化と安定化をこの面からもさらに向上することができ
る。
にかかる直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造Aと
同一構成なので、同一の個所は同一の符号で示す。上記
した構成によって、スリーブ煉瓦26の水平目地部(中
央陥没部27、周縁隆起部28、及び環状垂直壁部2
9)を通して溶融金属が補強スリーブ煉瓦24に侵入し
たり、補強スリーブ煉瓦24を通して第2の不定形耐火
物21に侵入するのを効果的に防止することができる。
従って、上記した電気炉操業のランニングコストの低減
化と安定化をこの面からもさらに向上することができ
る。
【0019】以上、本発明を、第1及び第2の実施の形
態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実
施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられる
その他の実施の形態や変形例も含むものである。
態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実
施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられる
その他の実施の形態や変形例も含むものである。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び2記載の直流電気炉の炉底
電極用スリーブ煉瓦構造においては、スリーブ煉瓦と不
定形耐火物との間に補強スリーブ煉瓦が介設されると共
に、スリーブ煉瓦と補強スリーブ煉瓦とが接着材によっ
て一体的に連結されているので、溶融金属がスリーブ煉
瓦の水平目地部を浸食しても補強スリーブ煉瓦に到達し
ておらず、また、スリーブ煉瓦と補強スリーブ煉瓦は接
着材によって強力に一体化されているので、スリーブ煉
瓦及び棒状電極を安定状態に保持することができる。従
って、棒状電極の交換回数を減らすことができ、電気炉
操業のランニングコストを低減できる。
電極用スリーブ煉瓦構造においては、スリーブ煉瓦と不
定形耐火物との間に補強スリーブ煉瓦が介設されると共
に、スリーブ煉瓦と補強スリーブ煉瓦とが接着材によっ
て一体的に連結されているので、溶融金属がスリーブ煉
瓦の水平目地部を浸食しても補強スリーブ煉瓦に到達し
ておらず、また、スリーブ煉瓦と補強スリーブ煉瓦は接
着材によって強力に一体化されているので、スリーブ煉
瓦及び棒状電極を安定状態に保持することができる。従
って、棒状電極の交換回数を減らすことができ、電気炉
操業のランニングコストを低減できる。
【0021】また、補強スリーブ煉瓦によって、溶融金
属が不定形耐火物まで進出するのを効果的に防止して、
棒状電極が鉄皮と導通することによって絶縁破壊を起こ
すのを確実に防止することができ、電気炉操業の安定化
を図ることができる。
属が不定形耐火物まで進出するのを効果的に防止して、
棒状電極が鉄皮と導通することによって絶縁破壊を起こ
すのを確実に防止することができ、電気炉操業の安定化
を図ることができる。
【0022】請求項2記載の直流電気炉の炉底電極用ス
リーブ煉瓦構造においては、補強スリーブ煉瓦は、スリ
ーブ煉瓦に、上下方向に水平目地部を介して少なくとも
2段にわたって嵌着され、スリーブ煉瓦の水平目地部
と、補強スリーブ煉瓦の水平目地部は上下方向に相対的
にずらしている。従って、スリーブ煉瓦の水平目地部か
ら補強スリーブ煉瓦の水平目地部に溶融金属が侵入する
のを確実に防止することができ、上記した電気炉操業の
ランニングコストの低減化と安定化をさらに向上するこ
とができる。
リーブ煉瓦構造においては、補強スリーブ煉瓦は、スリ
ーブ煉瓦に、上下方向に水平目地部を介して少なくとも
2段にわたって嵌着され、スリーブ煉瓦の水平目地部
と、補強スリーブ煉瓦の水平目地部は上下方向に相対的
にずらしている。従って、スリーブ煉瓦の水平目地部か
ら補強スリーブ煉瓦の水平目地部に溶融金属が侵入する
のを確実に防止することができ、上記した電気炉操業の
ランニングコストの低減化と安定化をさらに向上するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る直流電気炉の
炉底電極用スリーブ煉瓦構造の正断面図である。
炉底電極用スリーブ煉瓦構造の正断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る直流電気炉の
炉底電極用スリーブ煉瓦構造の正断面図である。
炉底電極用スリーブ煉瓦構造の正断面図である。
【図3】従来の直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構
造の正断面図である。
造の正断面図である。
【符号の説明】 A 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 A1 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 10 炉底 11 鉄皮 12 第1のパーマレンガ 13 第1の不
定形耐火物 14 アノード電極部 15 環状支持
板 16 中央支持板 17 絶縁板 18 棒状電極 19 給電ケー
ブル 20 第2のパーマレンガ 21 第2の不
定形耐火物 22 水平目地部 23 スリーブ
煉瓦 24 補強スリーブ煉瓦 24a 垂直目
地部 25 水平目地部 26 スリーブ
煉瓦 27 中央陥没部 28 周縁隆起
部 29 環状垂直壁部
定形耐火物 14 アノード電極部 15 環状支持
板 16 中央支持板 17 絶縁板 18 棒状電極 19 給電ケー
ブル 20 第2のパーマレンガ 21 第2の不
定形耐火物 22 水平目地部 23 スリーブ
煉瓦 24 補強スリーブ煉瓦 24a 垂直目
地部 25 水平目地部 26 スリーブ
煉瓦 27 中央陥没部 28 周縁隆起
部 29 環状垂直壁部
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電気炉の炉底に、棒状電極と、該棒
状電極の外周を囲む不定形耐火物と、前記棒状電極と前
記不定形耐火物との間に上下方向に水平目地部を介して
少なくとも2段にわたって嵌着されるスリーブ煉瓦から
なるアノード電極部を埋設してなる直流電気炉の炉底電
極用スリーブ煉瓦構造において、 前記スリーブ煉瓦と前記不定形耐火物との間に補強スリ
ーブ煉瓦が介設されると共に、該補強スリーブ煉瓦の内
周面が前記スリーブ煉瓦の外周面に接着材によって一体
的に連結されていることを特徴とする直流電気炉の炉底
電極用スリーブ煉瓦構造。 - 【請求項2】 前記補強スリーブ煉瓦は、前記スリーブ
煉瓦に、上下方向に水平目地部を介して少なくとも2段
にわたって嵌着され、前記スリーブ煉瓦の水平目地部
と、前記補強スリーブ煉瓦の水平目地部は上下方向に相
対的にずらしたことを特徴とする請求項1記載の直流電
気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5602898A JPH11237189A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5602898A JPH11237189A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237189A true JPH11237189A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13015623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5602898A Pending JPH11237189A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237189A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108265155A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-07-10 | 海城利尔麦格西塔材料有限公司 | 一种球型转炉返平砖砌筑结构 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP5602898A patent/JPH11237189A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108265155A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-07-10 | 海城利尔麦格西塔材料有限公司 | 一种球型转炉返平砖砌筑结构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4228314A (en) | DC Arc furnace hearth | |
| US6264810B1 (en) | Electromechanical attachment of inert electrode to a current conductor | |
| GB2055028A (en) | Hearth connection for a d c arc furnace | |
| JP2532343B2 (ja) | 直流ア―ク炉用の底電極 | |
| US5052018A (en) | Anode for a direct current arc furnace | |
| JPH05326140A (ja) | 直流電気アーク炉 | |
| JPS6036877A (ja) | 直流ア−ク炉の炉底電極装置 | |
| CA2070197C (en) | Lining for a direct-current electric arc furnace | |
| US5173920A (en) | Direct-current electric-arc furnace | |
| US5809055A (en) | Metallurgical vessel heated by direct current and having a bottom electrode | |
| EP0235340A1 (en) | An anode system for plasma heating usable in a tundish | |
| JP5473271B2 (ja) | 通電加熱装置 | |
| US5299785A (en) | Gas purging plug for electric-arc furnaces and the corresponding electric-arc furnace | |
| JP2557749B2 (ja) | 直流電気炉の炉床電極 | |
| CA2651258A1 (en) | Refractory nozzle | |
| JPH0395387A (ja) | 直流・アーク炉 | |
| JP2985346B2 (ja) | 直流アーク炉における炉床構造 | |
| JP2607762B2 (ja) | 直流式電気炉陽極ブロックの耐火物構造 | |
| JPH10281647A (ja) | 直流電気炉の炉底電極用スリーブ煉瓦 | |
| JP2008151383A (ja) | プラズマ炉の炉底電極耐火煉瓦 | |
| JP2985357B2 (ja) | 直流アーク炉 | |
| JPH07120172A (ja) | 取鍋精錬電極装置 | |
| JPH09273870A (ja) | 水冷炉蓋 | |
| JP2023137536A (ja) | 排滓部用定形耐火物及び取鍋 | |
| JPH0473589A (ja) | 直流式電気炉の陽極ブロック |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |