JPH11237324A - 密閉加熱分解器具、それを用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装置 - Google Patents
密閉加熱分解器具、それを用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装置Info
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- JPH11237324A JPH11237324A JP10342740A JP34274098A JPH11237324A JP H11237324 A JPH11237324 A JP H11237324A JP 10342740 A JP10342740 A JP 10342740A JP 34274098 A JP34274098 A JP 34274098A JP H11237324 A JPH11237324 A JP H11237324A
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Abstract
く、複雑で危険な操作を必要とせず、繰り返し使用可能
であり、かつ吸収液を加熱分解後注入でき、被検成分を
正確に定量もしくは検出する際の前処理用の密閉加熱分
解器具、それを用いた前処理方法、分析方法及びそのた
めの装置を提供する。 【解決の手段】一方が閉じられ、他方はスリ合わせ部、
ネジ部又はOリング装着部を有する加熱部と、この加熱
部とスリ合わせ部、ネジ部又は、OリングとOリング装
着部を介して接続可能であると共に、密閉できかつ加熱
分解後に被検成分吸収用の吸収液を外部から導入するた
めの機構としてコック又はバルブを有するかあるいは針
状の管で吸収液を導入するためのパッキン又はセプタム
を有する密閉導入部とからなる密閉加熱分解器具、それ
を用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装
置を用いる。
Description
のある試料中の成分を分析する際の前処理のための密閉
加熱分解器具及びそれを用いた前処理の方法に関する。
さらに詳しくは、有機物を含むことのある試料中の成分
を定量あるいは検出して分析するに際して、有機物を加
熱分解し、その後に被検成分を吸収液に吸収させるため
の密閉加熱分解器具及び、それを用いた試料の加熱分解
及び試料中の被検成分を吸収するための前処理方法に関
する。また、密閉加熱分解器具を用いた試料の分解、被
検成分の吸収及び分析を自動化した装置に関する。
た成分の分析には、通常、有機物を加熱もしくは燃焼分
解し、被検成分を吸収液に吸収させるという前処理操作
を行った後、イオンクロマト法、滴定法、比色法、イオ
ン電極法等により定量分析操作を行っている。この前処
理の方法としては、酸素フラスコ法、燃焼管燃焼法、封
管燃焼法、ホットフラスコ法、縦型密閉管法が知られて
いる。
機微量分析研究懇談会編、有機微量定量分析、南光堂、
383頁(1969年)に記載されている。すなわち、
三角フラスコのような反応容器に吸収液を入れ酸素を充
填し、数十mg程度の試料を助燃剤であるろ紙に秤量し
て包み込み、白金網などにはさんで着火した後、素早く
反応容器中に挿入して栓と反応容器をしっかり押さえ、
上下を逆にする。試料が燃焼する間、吸収液がフラスコ
と栓の間をさえぎっており、燃焼後、反応容器をよく振
とうして被検成分を吸収液に吸収させる、といった操作
を行うものである。この酸素フラスコ法は反応容器以外
に特に用意する器具はないが、試料を包むろ紙からの汚
染があるため微量分析が不可能であること、ろ紙の燃焼
に必要な酸素量を確保するため数百mlオーダーの反応
容器を使用しなければならず、実験場所として広い面積
を必要とすること、試料に着火して反応容器中で燃焼さ
せる操作などに熟練が必要であること等の課題があっ
た。
析化学、第35巻、536頁(1986年)に詳しく記
述されている。すなわち、高温の炉内に設置した石英等
の管に、酸素気流を通じつつ試料を挿入し、触媒を通し
て完全燃焼させ、被検成分をガス化して吸収液に吸収さ
せる、といった操作を行うものである。この燃焼管燃焼
法は操作が簡単であるため自動化に適しているが、試料
中にアルカリ金属等の灰分を含有する場合、被検成分が
灰分に捕捉されて吸収液へ完全に移行せず、正確な分析
を行うことが困難な場合があるなどの欠点があった。
化学、第38巻、259頁(1989年)に詳しく記述
されている。すなわち、試料と酸素を封入した封管全体
を高温の炉内に挿入して加熱し、放冷後吸収液の入った
容器に封管部分を落下させて割る。封管内は負圧になっ
ており、吸収液が封管内に浸入するため、そのまま放置
して被検成分を吸収液に吸収させる、といった操作を行
うものである。この封管燃焼法は助燃剤を使用しないた
め汚染がほとんどなく、また、試料量が1mg以下の微
量で済むといった利点を有するが、試料ごとに面倒な封
管操作が必要であること、また使用した封管は使い捨て
となるため不経済であること、封管操作が困難となるた
め事実上石英ガラス等の耐熱材料を使用できず、封管へ
の加熱はせいぜい600℃までとなり、難燃性試料では
分解不能等の欠点があった。
方法が知られており、便宜上これらを「横−回転方
式」、「縦方式」、「横方式」と呼称する。
ばW.J.KirstenによってMicroche
m.J.,第7巻、34頁(1963年)に詳しく記述
されている。すなわち、入り口付近にふくらみを付けそ
のふくらみに吸収液を入れた、一方の閉じられた石英管
を、吸収液部分の手前まで横向きに850℃の炉へ入れ
て加熱し、酸素を充填する。その後、試料をのせた石英
棒をすばやく挿入して密閉し、密閉部分を下に炉ごと9
0゜回転させて、試料を分解する。数分間の加熱後、石
英棒で密閉した石英管を炉から取り出して冷却し、振り
混ぜて吸収液に被検成分を吸収させる、といった操作を
行うものである。この「横−回転方式」は助燃剤を使用
しないため汚染がほとんどないこと、試料量が数mg以
下の微量で済むことという利点を有するが、(1)吸収
液入りのまま密閉するので吸収液の蒸発による内圧上昇
のために漏れが発生する可能性が高いこと、(2)85
0℃にまで加熱した容器に有機物をのせた石英棒をすば
やく挿入するのは危険であること、(3)吸収液部分が
炉のすぐ近くにある容器を850℃に加熱しておくの
で、吸収液が蒸発してしまう可能性があること、(4)
炉ごと90゜回転させるので頑丈な機材が必要となるこ
とといった欠点があった。
enによってMicrochem.J.,第7巻、34
頁(1963年)に詳しく記述されている。すなわち、
850℃の炉内に縦に設置された、一方の閉じられた石
英管に酸素を充填する。吸収液を入れた容器を試料をの
せた石英棒とともに石英管の下部からすばやく挿入して
密閉し、試料を分解する。燃焼ガスの拡散によって、被
検成分を吸収液に吸収させる、といった操作を行うもの
である。この「縦方式」は助燃剤を使用しないため汚染
がほとんどないこと、試料量が数mg以下の微量で済む
ことという利点を有するが、(1)灰分の残存によるメ
モリー効果が見られ、試料をのせた石英棒を吸収液で洗
浄しないため灰分を有する試料には適さないこと、
(2)吸収液入りのまま密閉するので吸収液の蒸発によ
る内圧上昇のために漏れが発生する可能性が高いこと、
(3)850℃にまで加熱した容器に試料をのせた石英
棒とともに吸収液を入れた容器をすばやく挿入するのは
危険であることといった欠点があった。
ndopullesらによってMicrochem.
J.,第11巻、41頁(1966年)に詳しく記述さ
れている。すなわち、「横−回転方式」と比較して、炉
の温度を1000〜1050℃に、密閉後の90゜回転
を行わないように変更したものである。この「横方式」
は助燃剤を使用しないため汚染がほとんどないこと、試
料量が数mg以下の微量で済むことという利点を有する
が、(1)吸収液入りのまま密閉するので吸収液の蒸発
による内圧上昇のために漏れが発生する可能性が高いこ
と、(2)1000℃以上に加熱した容器に有機物をの
せた石英棒をすばやく挿入するのは危険であること、
(3)吸収液部分が炉のすぐ近くにある容器を1000
℃以上に加熱しておくので吸収液が蒸発してしまう可能
性があることといった欠点があった。
を使用しないため汚染が少ない、試料量がmg以下の微
量で済むという利点を有するが、試料分解時に吸収液が
容器内に存在することによる欠点等があった。
第63回日本分析化学会有機微量分析研究懇談会第7回
計測自動制御学会質量・力量計測部会合同シンポジウム
講演要旨集、9頁(1996年)に詳しく記述されてい
る。すなわち、炉内で加熱された縦型密閉燃焼管の上か
ら助燃剤に包んだ試料を落下させ、管上部の酸素吹き出
し口から酸素を吹き込んで円周方向に試料を回転させな
がら燃焼し、燃焼ガスをさらに充填剤部分に通して完全
燃焼させる。その後、吸収液注入機構から吸収液を注入
し、燃焼部を含めて洗浄して被検成分を吸収させる、と
いった操作を行うものである。この縦型密閉管法は燃焼
部分も洗浄するので、灰分等による妨害が少ないという
利点があるが、燃焼管内に置かれた充填剤は洗浄が不十
分となる可能性があり、メモリーとなって次の試料への
汚染となること、洗浄の機構が複雑であること、助燃剤
からの汚染があるため微量分析が不可能であることとい
った欠点があった。
を目的とする分解方法には一長一短があった。また、各
方法を自動化した装置についても、各方法には課題を有
していた。
物を含むことのある試料中のハロゲン、硫黄といった成
分の分析の前処理に用いる従来の器具、それらを用いた
方法及びそれらを自動化した装置に代わる、すなわち、
助燃剤を必要とせず、試料中に存在する灰分が被検成分
を吸収することによる妨害を受けることがなく、複雑で
危険な操作を必要とせず、繰り返し使用可能であり、か
つ吸収液を加熱分解後注入できる、試料中の被検成分を
正確に定量もしくは検出する際の前処理のための密閉加
熱分解器具(以下、「本発明器具」という)、それを用
いた有機物を含むことのある試料の加熱分解し、さらに
試料中の被検成分を溶解するための前処理方法(以下、
「本発明前処理方法」という)、それを自動化した前処
理装置(以下「本発明前処理装置」という)、さらに前
処理された被検成分を分析する方法(以下、「本発明分
析方法」という)、及びそのための装置(以下「本発明
分析装置」という)を提供することにある。
解決するために鋭意検討を重ねた結果、電気炉に加熱部
を水平ないし傾斜させて挿入・加熱し、内部の有機物を
酸素ガス存在下で分解した後に電気炉より取り出し、冷
却後に吸収液を導入して被検成分を吸収させるための器
具であって、その一方が閉じられ、他方にはスリ合わせ
部、ネジ部又はOリング装着部を有する石英、硬質ガラ
ス又はセラミックス製の加熱部と、この加熱部とスリ合
わせ部、ネジ部又はOリングとOリング装着部を介して
接続可能であると共に、密閉できかつ加熱分解後に被検
成分吸収用の吸収液を外部から導入するための機構とし
てコック又はバルブを有するかあるいは針状の管で吸収
液を導入するためのパッキン又はセプタムを有する密閉
導入部とからなる密閉加熱分解器具を開発し、さらにこ
の器具を用いて、有機物を含むことのある試料を加熱分
解し、試料中の被検成分を吸収する方法を行うことで以
下の知見を見出し、本発明を完成するに至った。
どない。
料中に存在する灰分が被検成分を吸収することによる妨
害を受けることがない。
管操作、加熱部分へ試料を挿入、炉ごと加熱分解管を回
転といった複雑で危険な操作がない。
熱時の蒸発による内圧上昇や吸収液蒸発のおそれがな
い。
定量分析できる。
解、生成する被検成分の吸収液による溶解という前処理
を自動化した装置及び被検成分の分析をも自動化した装
置を開発し、本発明を完成した。
方法」と「本発明分析方法」の両方について述べる場合
には「本発明方法」ということがあり、「本発明前処理
装置」と「本発明分析装置」の両方について述べる場合
には「本発明装置」ということがある。
被検成分がその器材に吸着などにより保持され次の吸収
処理の際にその全量が吸収液に移行しないことがないこ
と、2)本発明器具に充填される酸素や、分解した試料
から発生しうるハロゲン化水素、ハロゲン分子ガス、二
酸化硫黄などの腐食性ガスによって腐食しにくいこと、
3)処理中の加熱に十分耐えることができること、さら
に4)本発明器具の加熱部として成形できること、であ
れば特に制限はなく、例えば石英、硬質ガラスや、アル
ミナ、ジルコニア、チタニアなどのセラミックス等をそ
の目的に応じて使用することができる。これらの内、器
具内部の試料を観察でき、耐熱性にも優れていることか
ら石英が好ましく用いられる。
の出し入れが容易でかつ本発明器具を加熱するための加
熱装置の炉からの熱が十分伝わり加熱部において温度む
らが生じたり試料の燃焼が不完全となることがないよう
なものであればよく、通常5mm以上30mm以下程度
の太さのものが用いられる。
燃焼することができるものであれば特に制限はないが、
本発明器具の加熱部の太さが太い場合には器具中の試料
が加熱分解され、発生するガスが完全燃焼しないまま炉
外へ出てしまうことがあり、これを避けるために10c
m以上あることが好ましい。
の量としては、試料の完全燃焼に必要な酸素量(以下、
「理論酸素量」という)に対して、好ましくは2.5倍
以上、さらに好ましくは3倍以上であることが望まし
い。この範囲であれば試料は完全燃焼され、試料の分析
精度が向上することとなる。なお、理論酸素量とは、試
料中の構成元素を酸素により酸化するのに必要な酸素量
であり、試料の化学組成により理論的に算定されるもの
である。
く、例えば円柱状管、加熱部分がふくらんだ円錐状管、
角柱状管等が挙げられる。
ための加熱手段を有した加熱装置としては、試料が完全
燃焼しうる加熱機構を有し、本発明器具を設置できるも
のであれば特に制限されないが、本発明器具に近接して
器具内をむらなく加熱できるような形状の炉を有したも
のが好ましく、さらに加熱温度を制御しやすい電気炉を
有した加熱装置が好ましく用いられる。また、本発明器
具の加熱部の形状にもよるが、例えばその形状が環状の
場合には環状炉を有した加熱装置が好ましく用いられ
る。このように、上記したような本発明器具の加熱部の
形状と相補的な形状の炉を有した加熱装置を用いること
でむらなく加熱できることとなり好ましい。
ガスと接触する部分の材質としては、1)被検成分がそ
の器材に吸着などにより保持され次の吸収処理の際にそ
の全量が吸収液に移行しないことがないこと、2)分解
した試料から発生しうるハロゲン化水素、ハロゲン分子
ガス、二酸化硫黄などの腐食性ガスによって腐食しにく
いこと、3)処理中の炉からの輻射熱に十分耐えること
ができること、さらに4)本発明器具の密閉導入部とし
て成形できるものであれば特に制限はなく、例えば石
英、硬質ガラス、白金や、アルミナ、ジルコニア、チタ
ニアなどのセラミックス、ポリテトラフルオロエチレン
等のフッ素樹脂などの非腐食性素材等を用いることがで
きる。これらは本発明器具の密閉導入部の構造、形状に
よっては1種単独又は2種以上を組み合わせて用いるこ
ともでき、例えば、二方コックを密閉導入部として用い
る場合、基部がガラスでコック部がポリテトラフルオロ
エチレン等のフッ素樹脂などといった組み合わせなども
用いられる。
ガスと接触しない部分の材質は、炉からの輻射熱に耐え
るものであれば特に制限はなく、例えばステンレス、真
鍮、鉄、アルミニウム等の各種金属、石英、硬質ガラス
等の各種ガラス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、PET、PBT、ポリアミド、ポリイミド、
フェノール樹脂、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ
素樹脂などの各種樹脂、シリコンゴム、NBR、クロロ
プレンゴム、ブチルゴム等の各種ゴムなどを使用するこ
とができる。
熱の影響を抑えるため炉からある程度離すことが好まし
い。その距離については炉の温度により異なるため一概
には決められないが、炉の温度、炉と密閉導入部との距
離、密閉導入部の材質を考慮して決めるとよい。例え
ば、密閉導入部の材質として樹脂を用いた場合には密閉
導入部の温度が70℃程度を越えないように、炉の温度
が600℃の場合には3cm以上離すなど炉の温度、各
部の材質、距離を考慮して適宜決めればよい。また、密
閉導入部の材質として石英などのようなより耐熱性の高
い材質のものを用いた場合には、密閉導入部の温度がさ
らに高くなるような条件で実施することもできる。
態としては、試料を処理している間に器具内の内圧が多
少変動しても漏れなく接続できるものであれば特に制限
はなく、例えば共通スリ、ネジ、Oリング等が挙げられ
る。ここで、Oリングとはその形状には特に制限はな
く、要は中央部に円形状の穴を有し加熱部と密閉導入部
とを接続できるものであればよい。
入の方法としては、内圧が多少変動しても漏れを生じる
ことなく吸収液を導入できるものであれば特に制限はな
く、コックやバルブで密閉し吸収液導入時に開閉する、
あるいはパッキン又はセプタムで密閉し針状の管で吸収
液を導入する等の方式が挙げられる。また、吸収液を注
入する針状の管の材質としては、燃焼ガスや吸収液によ
る腐食を受けにくく十分な強度を有するものであれば特
に制限はなく、ステンレス、シリカコート等の表面不活
性化処理ステンレス等が挙げられる。
熱温度、加熱時間については、試料が完全に分解される
条件であれば特に制限はないが、好ましくは600℃以
上で3分以上、さらに好ましくは1000℃以上で3分
以上の条件が適当であり、特に灰分を多く含んだ難燃性
の試料等には1000℃以上の加熱が好ましい。
は、白金ボート、セラミックボート、石英ボート、硬質
ガラスボート等の非腐食性素材の容器を用いる、または
試料を本発明器具に直接設置する等の方法が挙げられ
る。
加熱装置の炉に水平ないし傾斜させて挿入することが望
ましい。さらに好ましくは、試料分解ガスが対流によっ
て速やかに上昇して炉外部分へ出ることがないよう、水
平もしくは、密閉導入部を下に傾斜させて挿入すること
が望ましい。
酸素、加湿した酸素、又は窒素、ヘリウム若しくはアル
ゴン等の不活性ガスを混合した酸素を充填する等の方法
が挙げられる。
料としては、その中にハロゲン、硫黄を含んでいるもの
であっても含まないものであってもよく、その分析の目
的に応じて決めればよい。試料中にハロゲン、硫黄を含
んでいる場合、試料中のハロゲン、硫黄の含有量を定量
して測定するために用いることができる。ここで、試料
中のハロゲン、硫黄の含有量とは、試料中に含まれる化
合物が単独の化合物であっても、2種以上の化合物の混
合物であってもよく、単独の化合物の場合にはその化合
物の構造から推定されるハロゲン、硫黄の理論的含有量
と比較して含有する化合物を同定することもできる。
ても含まなくともよいが、有機物を含む場合は本発明方
法により有機物が加熱され燃焼するためより効果的であ
る。この試料が本発明方法により加熱分解されることで
被検成分が無機化される。被検成分としては、ハロゲン
及び硫黄からなる群より選ばれる1種以上であり、ハロ
ゲン、硫黄の内の1種単独であっても、これらが2種以
上あっても本発明方法により前処理し、分析に供しう
る。
以上が含まれないことを確認するために用いることもで
きる。この場合には、試料中にハロゲン、硫黄のいずれ
も含まれていない場合にその確認をすることも可能であ
り、試料中の特定のハロゲン、硫黄のいずれかが含まれ
ていないことを確認することもできる。その確認にあた
っては、用いられる分析方法にもよるが、通常その分析
方法の検出感度において認められないものであれば含ま
れていないものと判断される。
料は次に被検成分であるハロゲン、硫黄の測定に供され
るわけであるが、その際に本発明器具に吸収液を導入す
ることで被検成分を含むことのある分析用サンプルが調
整される。
液としては、加熱分解された試料に由来するハロゲン、
硫黄を含むガスなどを定量的に溶解し、単一の形態に保
つことが可能であるものなら特に制限はなく、例えば過
酸化水素溶液、抱水ヒドラジン溶液や、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物の水溶
液、アンモニア水などのアルカリ溶液等を1種単独、任
意の2種の組み合わせ、又はこれら3種を含む溶液や、
あるいは純水を用いることができ、これらの内、簡便さ
から過酸化水素溶液、抱水ヒドラジン溶液、アルカリ溶
液又は純水を吸収液として1種単独用いることが好まし
く、また、吸収液としての効果をより発揮させるために
過酸化水素溶液、抱水ヒドラジン溶液、アルカリ溶液の
内の任意の2種の組み合わせを吸収液として用いること
が好ましい。
明の前処理方法を実施した後に分析されるハロゲン、硫
黄の種類によってその種別を選ぶこともできる。例え
ば、ハロゲンとしてフッ素を分析する場合には、純水の
みを用いることでよく、ハロゲンとして塩素、臭素、ヨ
ウ素を分析する場合には、燃焼後に生じるハロゲン分子
ガスを還元するために過酸化水素溶液、抱水ヒドラジン
溶液を用いることが好ましく、必要に応じてアルカリ溶
液を加えることもできる。硫黄を分析する場合には、燃
焼後に生じる硫黄酸化物を酸化するために過酸化水素が
好ましく用いられ、必要に応じて抱水ヒドラジン溶液、
アルカリ溶液を加えることもできる。さらに、これらハ
ロゲン、硫黄を2種以上有した化合物に対してはその化
合物の組成に応じて吸収液の種類を適宜選ぶことでよ
い。
が存在した場合には、試料に由来するハロゲン、硫黄は
この金属成分に、例えば塩化ナトリウム、硫酸鉄として
捕捉されることがあり、吸収液としてはこれらの捕捉さ
れた成分をも溶解させることができるものが好ましい。
熱分解された試料に由来する成分が接触し、吸収液に吸
収されることとなるが、吸収速度を速めるために器具を
振動等を与えてその時間を短縮させることもでき、その
振動の方法については手動による振とう、振り混ぜ、あ
るいは適当な装置による自動化処理など、どのような方
法を用いてもよい。
を定量分析用のサンプルとして用いることができ、定量
分析の方法としては、イオンクロマト法、滴定法、比色
法、イオン電極法などが挙げられる。
明器具は、洗浄後、再度別の試料の前処理のために用い
ることもできる。
1、図2、図3、図4、図5にその例が示され、以下、
図を用いて本発明器具をさらに具体的に説明する。尚、
図では各部を示す符号は共通の番号として示す。
の模式図例である。図1において、1は一方が閉じられ
た石英管を用いた例であり、他方には共通スリ2を有し
ている。この石英管1の代わりに硬質ガラス管やアルミ
ナ製セラミックス管等の前記した材質のものを用いるこ
ともできる。この共通スリ2に、二方コック3や吸収液
溜め4を備えた硬質ガラス製などの吸収液導入部を接続
する。実際の前処理においては、石英管1に酸素及び試
料を設置した後、二方コック3を閉じ、加熱分解し、冷
却後吸収液溜め4に吸収液を入れ、二方コック3を開い
て管内へ吸収液を導入して用いられる。
の模式図例である。図2において、1は一方が閉じられ
た石英管を用いた例であり、他方には共通スリ2を有し
ている。この共通スリ2に、吸収液溜め4や電磁弁5を
備えた硬質ガラス製などの前記したような吸収液導入部
を接続する。実際の前処理においては、図1で示される
器具の場合と同様に操作すればよい。
の模式図例である。図3において、1は一方が閉じられ
た石英管を用いた例であり、他方にはネジ山を有してい
る。このネジ山に正確に一致するスクリューキャップ6
を、テフロン膜を張ったNBRゴム製のセプタム7のテ
フロン側を管の内側に向けて間に入れ、石英管1と接続
する。実際の前処理においては、吸収液は、スクリュー
キャップ6上部に開けた小穴から、針状の管でセプタム
7を突き通して注入して用いられる。
の模式図例である。図4において、1は一方が閉じられ
た石英管を用いた例であり、他方にはOリング受け8を
有している。このOリング受け8に、吸収液溜め4や二
方コック3を備えた硬質ガラス製の吸収液導入部を、O
リング9を介して接続し、締め付け金具10で締め付け
て用いられる。
で加熱する場合の模式図例である。試料11を入れた本
発明器具を環状電気炉12中に入れ、熱電対13で温度
を測定しながら、温度制御装置14で温度制御して加熱
し、本発明器具内の試料11を加熱分解することができ
る。
る。
の器具設置部、本発明器具中の試料を加熱分解するため
の加熱手段、器具設置部に設置された本発明器具を加熱
手段に可逆的に移動させるための移動手段からなり、さ
らに、この器具設置部、加熱手段及び移動手段を備えた
本発明装置に、本発明器具中の試料を加熱分解した後に
本発明器具を冷却するための冷却手段、冷却された本発
明器具に吸収液を注入するための注入手段、本発明器具
中の吸収液を均一化するための撹拌及び/又は振とうす
るための混和手段及び、本発明器具を器具設置部、加熱
手段、冷却手段、注入手段、混和手段のいずれかからこ
れらの内の別のいずれかへ可逆的に移動させるための移
動手段からなる試料の前処理用装置も含まれる。さらに
この試料の前処理用装置に加えて、本発明器具内の吸収
液の一部を抜き取り分析手段へ移動させるための抜き取
り手段、吸収液中の被検成分を分析する分析手段を有し
た本発明分析装置も本発明の範囲にある。
としては特に限定されず、本発明器具を1個ずつ保持
し、測定対象の試料の入った本発明器具を前処理開始後
以下で示す移動手段にて移動しうるあるいは前処理され
た後に移動手段にてこの器具設置部へ本発明器具が設置
できる構造を有しておればよい。
ように測定対象の試料を加熱分解しうる性能を有し、本
発明器具を1個あるいは複数個を前処理開始後以下で示
す移動手段にて移動して本発明器具の加熱部を設置でき
るものであれば特に限定されない。このような加熱手段
を有する加熱装置としては、例えば、加熱温度を制御し
やすい電気炉が好ましく用いられ、さらにその形状とし
ても本発明器具の加熱部の形状と相補的な形状を有した
炉であることが好ましい。
した加熱手段により本発明器具中の測定対象試料を加熱
分解した後加熱手段より本発明器具を移動手段にて取り
出し、その後この冷却手段の上方に加熱されている本発
明器具を保持して室温程度にまで冷却することができる
機構を有したものであれば特に制限はないが、急冷によ
る本発明器具の破損を避けるため、ファンあるいはエア
シャワー等による空冷が好ましい。冷却時の本発明器具
と冷却手段との距離については冷却手段の大きさ、エア
ー等の排気能力等にもよるが加熱された本発明器具が速
やかに冷却できる距離にあればよい。また、このような
冷却機構を有した装置を用いず、加熱されている本発明
器具移動手段にて取り出した後そのまま保持することで
本発明器具を放冷してもよい。
した冷却手段により冷却された本発明器具を保持し、本
発明器具内に設置された試料が分解して生成した被検成
分ガスが漏れることなく、吸収液を注入できるものであ
れば特に制限はない。例えば、コックやバルブで密閉し
た密閉導入部を吸収液導入時に開閉する本発明器具を用
いた場合には、コックやバルブに接続した管から各種ポ
ンプ等を用いて圧入する機構、本発明器具を冷却するこ
とにより内部を負圧にしてコックやバルブに接続した管
から吸収液を吸引させる機構等を用いることができる。
また、パッキン又はセプタムで密閉し針状の管で吸収液
を導入する本発明器具を用いた場合には、針状の管に接
続した管から各種ポンプ等を用いて圧入する機構等を用
いることができる。これらの内好ましくは、被検成分吸
収用の吸収液を外部から導入するための機構として、針
状の管で吸収液を導入するためのパッキン又はセプタム
を有する密閉導入部からなる器具である場合に、本発明
器具に吸収液を注入する機構として、針状の管、電動ビ
ューレット、アクチュエータ付バルブ、針状の管の移動
機構及び洗浄部からなり、本発明器具のパッキン又はセ
プタムに針状の管を移動機構によって突き通し、アクチ
ュエータ付バルブの切り替え及び電動ビューレットの稼
働によって吸収液を注入した後、針状の管を移動機構に
よって洗浄部へ移動して汚染された針状の管を洗浄する
吸収液注入機構を使用することが望ましい。
吸収液を均一化するための撹拌及び/又は振とうするた
めの混和手段とは、本発明器具を加熱して内部の測定対
象試料が分解して発生した被検成分であるガス状のハロ
ゲン及び/又は硫黄を、前記した注入手段により本発明
器具に注入された吸収液と混和し、その溶液中に存在す
る吸収液に溶解した被検成分の濃度を均一にするための
ものであり、被検成分が器壁に付着したものを含めて吸
収液に取り込まれるように、吸収液で器壁すべてを洗い
流し、本発明器具内の吸収液を均一化することができる
ものであれば特に制限はない。例えば、本発明器具を横
向きに設置して軸を中心に回転させる機構、本発明器具
を縦向きに設置して軸を中心に上下させる機構、本発明
器具を縦向きに設置して軸と平行に回転させる機構等を
挙げることができる。これらの内好ましくは、本発明器
具を横向きに設置して軸を中心に回転しながら軸方向に
往復する撹拌機構を有したものを使用することが望まし
い。
持し、器具設置部、加熱手段、冷却手段、注入手段、混
和手段等の各部へ可逆的に移動する移動手段は、本発明
器具を保持したまま運搬できる機構を有しておれば特に
制限はない。このような機構を有した移動手段の内で
も、本発明器具を保持するメカニカルハンドを備え、電
動直交型ロボット、電動直交型多軸ロボット、多関節型
ロボット、ベルトコンベア、エアシリンダ、油圧シリン
ダ等の中から1以上を組み合わせて利用することが好ま
しく、さらに、メカニカルハンド付電動直交型ロボット
又はメカニカルハンドを有しこれを回転する軸を備えた
電動直交型ロボットを使用することが好ましい。
料の加熱分解、さらに加熱分解により生成する被検成分
の吸収液への溶解、といった前処理を行うための本発明
前処理装置が構成される。
示す抜き取り手段を有した分析装置を組み合わせること
で、本発明分析装置が構成される。
明器具内部の吸収液の一部を抜き取り分析手段へ移動さ
せるための抜き取り手段は、前記した混和手段により本
発明器具中の被検成分が均一に溶解した吸収液から吸収
液の一部あるいは全部を抜き取ることができるものであ
れば特に制限はない。例えば、針状管を本発明器具に挿
入して吸収液を吸引する機構や内部を加圧して吸収液を
排出させる機構等を挙げることができる。
成分を分析する分析手段を有した分析装置とは、本発明
器具から吸収液を抜き取り送液する機構と連動して被検
成分を分析できるものであれば特に制限はない。例え
ば、イオンクロマトグラフ装置、自動滴定装置、自動吸
光度測定装置、イオンメーター等が挙げられる。
装置に用いられる上記の各部について図面を参照しなが
らさらに具体的に説明する。
る。図6において、15は本発明器具であり、電動直交
型ロボット16及びメカニカルハンド17によって、本
発明器具15は器具設置部18から環状電気炉12へ搬
送される。
る。図7において、15は本発明器具であり、電動多関
節型ロボット19及びメカニカルハンド17によって、
本発明器具15は器具設置部18から環状電気炉12へ
搬送される。
る。図8において、15は本発明器具であり、ベルトコ
ンベア20、エアシリンダ21及びメカニカルハンド1
7によって、本発明器具15は器具設置部18から環状
電気炉12へ搬送される。
構の模式図である。図9において、15はパッキン又は
セプタムを有する本発明器具、22は針状の管、23は
電動ビューレット、24はアクチュエータ付バルブ、2
5は針状管移動機構、26は洗浄部であり、本発明器具
15のパッキン又はセプタムに針状管22を移動機構2
5によって突き通し、アクチュエータ付バルブ24の切
り替え及び電動ビューレット23の稼働によって吸収液
溜め27の吸収液を注入した後、針状の管22を移動機
構25によって洗浄部26へ移動して汚染された針状の
管を洗浄液溜め28の洗浄液で洗浄される。
構において、以下のように本発明器具に吸収液を注入す
ることもできる。
弁)に接続し、コックは管を通して吸収液の入った電動
ビューレットに接続する。コックの開放と電動ビューレ
ットの稼働によって本発明器具に吸収液を注入する。
は管を通してプランジャーポンプに接続する。コックの
開放とプランジャーポンプの稼働によって本発明器具に
吸収液を注入する。
は管を通して吸収液の入った電動ビューレットに接続す
る。バルブの切り替えによって本発明器具と電動ビュー
レットを接続し、電動ビューレットの稼働によって本発
明器具に吸収液を注入する。
は管を通して吸収液の入った吸収液溜めに接続する。本
発明器具を冷却して器具内を負圧にし、バルブの切り替
えによる本発明器具と吸収液溜めの接続によって、本発
明器具に吸収液を注入する。
ある。図10において、15は本発明器具であり、電動
直交型ロボット16及びメカニカルハンド17によっ
て、本発明器具15は器具設置部18から環状電気炉1
2へ搬送される。その後、加熱された本発明器具15は
ファン29へ搬送して冷却された後、吸収液注入機構3
0に搬送され、吸収液が注入される。
ある。図11において、15は本発明器具であり、ベル
トコンベア20、エアシリンダ21及びメカニカルハン
ド17によって、本発明器具15は器具設置部18から
環状電気炉12へ搬送される。その後、加熱された本発
明器具15はエアシャワー31へ搬送されて冷却された
後、吸収液注入機構30に搬送され、吸収液が注入され
る。
ある。図12において、15は本発明器具であり、電動
多関節型ロボット19及びメカニカルハンド17によっ
て、本発明器具15は器具設置部18から環状電気炉1
2へ搬送される。その後、加熱された本発明器具15は
エアシャワー31へ搬送されて冷却された後、吸収液注
入機構30に搬送され、吸収液が注入される。
ある。図13において、15は本発明器具であり、エア
シリンダ21及びメカニカルハンド17によって、本発
明器具15は器具設置部18から環状電気炉12へ搬送
される。その後、加熱された本発明器具15はエアシャ
ワー31へ搬送されて冷却された後、吸収液注入機構3
0に搬送され、吸収液が注入される。
る。図14において、15は本発明器具であり、電動直
交型多軸ロボット34及びメカニカルハンド17によっ
て、本発明器具15は器具設置部18から環状電気炉1
2へ搬送される。その後、加熱された本発明器具15は
エアシャワー31へ搬送されて冷却された後、吸収液注
入機構30に搬送され、吸収液が注入される。そして、
電動直交型多軸ロボット34及びメカニカルハンド17
により本発明器具15を十分撹拌した後、オートサンプ
ラ32で本発明器具15内の吸収液の一部あるいは全部
を抜き取り、イオンクロマトグラフ装置33へ注入して
被検成分が分析される。
る。図15において、15は本発明器具であり、電動直
交型多軸ロボット34及びメカニカルハンド17によっ
て、本発明器具15は器具設置部18から環状電気炉1
2へ搬送される。その後、加熱された本発明器具15は
ファン29へ搬送されて冷却された後、吸収液注入機構
30に搬送され、吸収液が注入される。そして、電動単
軸ロボット35とメカニカルハンド17からなる撹拌吸
収機構で本発明器具15を十分撹拌した後、オートサン
プラ32で吸収液の一部あるいは全部を抜き取り、イオ
ンクロマトグラフ装置33へ注入して被検成分が分析さ
れる。尚、撹拌吸収機構については、エアシリンダある
いはベルトコンベアとメカニカルハンドからなる撹拌吸
収機構を用いてもよい。
置することで、本発明前処理装置あるいは本発明分析装
置が構成される。
は、これらの本発明装置における各部をそれぞれ各部毎
に操作してもよいが、前記した手順となるようにコンピ
ュータやシーケンサ等の情報処理手段により制御して操
作することができる。
本発明装置は、石油、化学、医薬品、食品、半導体、製
紙など、あらゆる産業において、製造あるいは使用され
る有機物の品質管理、化合物の確認、元素組成の把握等
に好適に用いられる。
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
果等につき、表1として、試料の種類、試料の量、理論
酸素量、本発明器具の加熱部の酸素量、加熱部の酸素量
と理論酸素量との比を、表2として、加熱部の材質、加
熱部の内径、試料を炉へ挿入した際の長さ、加熱温度、
加熱時間、試料ボートの材質、用いた吸収液の種類、試
料を傾ける際の角度についてを、表3として、試料から
理論的に導かれるハロゲンと硫黄の含有量(理論値)、
得られた結果としてハロゲンと硫黄の含有量(実測
値)、これらの比である回収率(実測値/理論値)を、
それぞれまとめて示した。
値は、フッ素(F-):0.05μg/ml、塩素(Cl
-):0.05μg/ml、臭素(Br-):0.1μg/
ml、ヨウ素(I-):0.3μg/ml、硫黄(SO4
2-として):0.1μg/mlであり、以下の実施例に
おいては、IC測定の検出下限によって決定される試料
中のハロゲン、硫黄の含有量は、フッ素:0.05%、
塩素:0.05%、臭素:0.1%、ヨウ素:0.3
%、硫黄:0.03%であり、各実施例において記載の
ない元素についての含有量は上記以下である。さらに、
吸収液を50mlに希釈してIC測定に供したが、1/
10の5mlに希釈すれば試料中のハロゲン、硫黄の含
有量の検出下限は上記の1/10となる。
de(S−ベンジルチウロニウムクロリド、キシダ化学
製)をメトラー社製マイクロ天秤M−3を用いて縦5m
m×横15mm×高さ4mmの白金ボートに約5mg精
秤し、図1に示された密閉加熱分解器具(管長:30c
m、管内径:16mm、管外径:18mm)へ、奥まで
挿入した。酸素を注入した後、密閉導入部で栓をした。
この密閉加熱分解器具を、あらかじめ1000℃に加熱
した環状電気炉(いすず製作所製、大倉電気製温度コン
トロール装置EC5600付)に試料側から20cmほ
ど水平に挿入し、5分間加熱した。炉から密閉加熱分解
器具を抜いて冷まし、二方コックから0.04モル/リ
ットルの水酸化ナトリウムと24重量%の過酸化水素水
溶液からなる吸収液を2.5ml注入して振り混ぜ、3
0分放置した。その後、スリ部分も含めて密閉加熱分解
器具内を純水で洗浄し、50mlに希釈してIC測定に
供した。
M(樹脂仕様)、検出器に東ソー製CM−8010(電
気伝導度検出器)、カラムオーブンに東ソー製CO−8
011、インテグレータに東ソー製SC−8020、分
析カラムに東ソー製TSKgel IC−Anion−
PwPEEK(4.6mmI.D.×50mm)、移動
相に1.3mMグルコン酸カリウム−1.3mMホウ砂
−30mMホウ酸−5%アセトニトリル−0.5%グリ
セリンを用い、流速1.2ml/分、カラム温度40
℃、試料注入量100μlで測定した。検量線は、和光
純薬製陰イオン標準溶液を適宜希釈して作成し、試料分
解後の吸収液を測定した。
chlorideの理論含有量(重量%)Cl:17.
49%、S:15.82%に対して、10回測定(3本
の器具を用い、各器具につき、4回、4回、2回繰り返
して使用)の平均と相対標準偏差(RSD)は、Cl:
17.46%(RSD=0.88%)、S:15.67
%(RSD=0.35%)であった。
lthiuronium chlorideの完全燃焼
に必要な理論酸素量(=8.15ml)に対する加熱部
分の酸素量(=40.2ml)の比は4.93であっ
た。
0)100部に対して東都化成製臭素化エポキシ樹脂難
燃剤(商品名YDB−408)26部と東ソー製難燃剤
Sb2O3(商品名フレームカット610R)8.7部を
混練した難燃化ABSを用いて実施した以外は実施例1
と同様に試料を前処理し、IC測定を実施した。その結
果、仕込量から求めたこの物質のBr含有量(重量%)
9.73%に対して7回測定(2本の器具を用い、各器
具につき、5回、2回繰り返して使用)の平均と相対標
準偏差は9.62%(RSD=1.53%)であった。
は実施例1と同様に試料を前処理し、IC測定を実施し
た。その結果、S−benzylthiuronium
chlorideの理論含有量(重量%)Cl:1
7.49%、S:15.82%に対して、Cl:17.
52%、S:15.64%であった。
長:30cm、管内径:10mm、管外径:12mmと
したものを用い、これにS−benzylthiuro
nium chlorideを2.902mg使用して
実施した以外は実施例1と同様に試料を前処理し、IC
測定を実施した。その結果、S−benzylthiu
ronium chlorideの理論含有量(重量
%)Cl:17.49%、S:15.82%に対して、
Cl:17.66%、S:15.79%であった。
lthiuronium chlorideの完全燃焼
に必要な理論酸素量(=4.74ml)に対する加熱部
分の酸素量(=15.7ml)の比は3.31であっ
た。
deを3.601mg使用して実施した以外は実施例4
と同様に試料を前処理し、実施例1と同様にIC測定を
実施した。その結果、S−benzylthiuron
ium chlorideの理論含有量(重量%)C
l:17.49%、S:15.82%に対して、Cl:
18.04%、S:15.96%であった。
lthiuronium chlorideの完全燃焼
に必要な理論酸素量(=5.88ml)に対する加熱部
分の酸素量(=15.7ml)の比は2.67であっ
た。
deを7.712mg使用して実施した以外は実施例1
と同様に試料を前処理し、IC測定を実施した。その結
果、S−benzylthiuronium chlo
rideの理論含有量(重量%)Cl:17.49%、
S:15.82%に対して、Cl:17.32%、S:
15.70%であった。
lthiuronium chlorideの完全燃焼
に必要な理論酸素量(=12.6ml)に対する加熱部
分の酸素量(=40.2ml)の比は3.19であっ
た。
ylthiuronium chlorideを2.2
82mg挿入し、環状電気炉に密閉加熱分解器具を試料
側から15cm挿入して実施した以外は実施例1と同様
に試料を前処理し、IC測定を実施した。その結果、S
−benzylthiuroniumchloride
の理論含有量(重量%)Cl:17.49%、S:1
5.82%に対して、Cl:17.32%、S:15.
54%であった。
lthiuronium chlorideの完全燃焼
に必要な理論酸素量(=3.72ml)に対する加熱部
分の酸素量(=11.8ml)の比は3.17であっ
た。
deを石英ボート(縦5mm、横15mm、高さ3m
m)に入れて実施した以外は実施例1と同様に試料を前
処理し、IC測定を実施した。その結果、S−benz
ylthiuronium chlorideの理論含
有量(重量%)Cl:17.49%、S:15.82%
に対して、Cl:17.42%、S:15.74%であ
った。
deをアルミナ製セラミックボート(縦5mm、横15
mm、高さ4mm)に入れて実施した以外は実施例1と
同様に試料を前処理し、IC測定を実施した。その結
果、S−benzylthiuronium chlo
rideの理論含有量(重量%)Cl:17.49%、
S:15.82%に対して、Cl:17.31%、S:
15.66%であった。
deを試料採取容器に入れて精秤し、密閉加熱分解器具
内で試料のみを落下させた後、試料採取容器を精秤して
試料量を求め実施した以外は実施例4と同様に試料を前
処理し、実施例1と同様にIC測定を実施した。その結
果、S−benzylthiuronium chlo
rideの理論含有量(重量%)Cl:17.49%、
S:15.82%に対して、Cl:17.66%、S:
15.79%であった。
長:18cm、管内径:27mm、管外径:30mmと
したものを用い、これにS−benzylthiuro
nium chlorideを挿入し、環状電気炉に密
閉加熱分解器具を試料側から10cm挿入して実施した
以外は実施例8と同様に試料を前処理し、実施例1と同
様にIC測定を実施した。その結果、S−benzyl
thiuronium chlorideの理論含有量
(重量%)Cl:17.49%、S:15.82%に対
して、Cl:17.45%、S:15.55%であっ
た。
内径:16mm、管外径:18mm)にS−benzy
lthiuronium chlorideを挿入して
実施した以外は実施例1と同様に試料を前処理し、IC
測定を実施した。その結果、S−benzylthiu
ronium chlorideの理論含有量(重量
%)Cl:17.49%、S:15.82%に対して、
Cl:17.56%、S:15.65%であった。
内径:16mm、管外径:18mm)にS−benzy
lthiuronium chlorideを挿入して
実施した以外は実施例1と同様に試料を前処理し、IC
測定を実施した。その結果、S−benzylthiu
ronium chlorideの理論含有量(重量
%)Cl:17.49%、S:15.82%に対して、
Cl:17.32%、S:15.66%であった。
内径:16mm、管外径:18mm)にS−benzy
lthiuronium chlorideを挿入した
以外は実施例1と同様に試料を前処理し、IC測定を実
施した。その結果、S−benzylthiuroni
um chlorideの理論含有量(重量%)Cl:
17.49%、S:15.82%に対して、Cl:1
7.57%、S:15.79%であった。
斜させて挿入した以外は実施例1と同様に試料を前処理
し、IC測定を実施した。その結果、S−benzyl
thiuronium chlorideの理論含有量
(重量%)Cl:17.49%、S:15.82%に対
して、Cl:17.28%、S:15.82%であっ
た。
10重量%のヒドラジン水溶液を用いて実施した以外は
実施例2と同様に試料を前処理し、実施例1と同様にI
C測定を実施した。その結果、この物質のBr含有量
(重量%)9.73%に対して、Br:9.55%であ
った。
−クロロ安息香酸)を用い、吸収液に純水を用いて実施
した以外は実施例4と同様に試料を前処理し、実施例1
と同様にIC測定を実施した。その結果、この物質の理
論含有量(重量%)Cl:22.64%に対して、C
l:22.00%であった。
を用い、電気炉を600℃、加熱時間を30分にして実
施した以外は実施例4と同様に試料を前処理し、実施例
1と同様にIC測定を実施した。その結果、S−ben
zylthiuronium chlorideの理論
含有量(重量%)Cl:17.49%、S:15.82
%に対して、Cl:17.90%、S:15.43%で
あった。
を用いて実施した以外は実施例1と同様に試料を前処理
し、IC測定を実施した。その結果、S−benzyl
thiuronium chlorideの理論含有量
(重量%)Cl:17.49%、S:15.82%に対
して、Cl:17.44%、S:15.77%であっ
た。
ード安息香酸)を用い、0.04モル/リットルの水酸
化ナトリウムと24重量%の過酸化水素と10重量%の
ヒドラジン水溶液からなる吸収液を用いて実施した以外
は実施例1と同様に試料を前処理し、IC測定を実施し
た。その結果、この物質の理論含有量(重量%)I:1
5.17%に対して、I:15.09%であった。
硫黄を含む有機化合物を本発明の器具を用いて前処理
し、得られた前処理液中のハロゲンと硫黄の含有量を測
定することで、RSDが小さいことが示すように精度よ
く測定され、さらに回収率がほぼ100%となることか
ら正確な測定結果が得られることが分かった。
解する際の模式図例
記す。 1:一方が閉じられた石英管 2:スリ合わせ部 3:二方コック 4:吸収液溜め 5:電磁弁、又はバルブ 6:スクリューキャップ 7:セプタム 8:Oリング受け 9:Oリング 10:締め付け金具 11:試料 12:環状電気炉 13:熱電対 14:温度制御装置 15:本発明器具 16:電動直交型ロボット 17:メカニカルハンド 18:本発明器具設置部 19:電動多関節型ロボット 20:ベルトコンベア 21:エアシリンダ 22:針状の管 23:電動ビューレット 24:アクチュエータ付バルブ 25:針状の管移動機構 26:洗浄部 27:吸収液溜め 28:洗浄液溜め 29:ファン 30:吸収液注入機構 31:エアシャワー 32:オートサンプラ 33:イオンクロマトグラフ装置 34:電動直交型多軸ロボット 35:電動単軸ロボット
次の利点がある。 本発明器具、それを用いた前処理方法及び分析方法によ
れば、 1)助燃剤を使用しないため汚染がほとんどない。 2)試料に着火してフラスコ中で燃焼、封管操作、加熱
部分へ試料を挿入、炉ごと加熱分解管を回転といった従
来の方法に比べ、複雑で危険な操作がない。 3)吸収液は加熱分解終了後に注入するので、加熱時の
蒸発による内圧上昇や吸収液蒸発のおそれがない。 4)試料中に存在する灰分による妨害を受けることなく
被検成分を正確に定量分析することができる。 5)本発明器具は繰り返し使用可能である。 さらに、本発明器具を用いた前処理装置、分析装置は、
このような利点を活かしたままその操作を自動化できる
ことから、産業上有用である。
Claims (13)
- 【請求項1】加熱装置に加熱部を水平ないし傾斜させて
挿入・加熱し、内部の有機物を酸素ガス存在下で分解し
た後に加熱装置より取り出し、冷却後に吸収液を導入し
て被検成分を吸収させるための器具であって、一方が閉
じられ、他方はスリ合わせ部、ネジ部又はOリング装着
部を有する加熱部と、この加熱部とスリ合わせ部、ネジ
部又は、OリングとOリング装着部を介して接続可能で
あると共に、密閉できかつ加熱分解後に被検成分吸収用
の吸収液を外部から導入するための機構としてコック又
はバルブを有するかあるいは針状の管で吸収液を導入す
るためのパッキン又はセプタムを有する密閉導入部とか
らなることを特徴とする密閉加熱分解器具。 - 【請求項2】有機物を含むことのある試料を請求項1に
記載の密閉加熱分解器具に設置して酸素ガスを充填して
密閉した後、加熱して有機物を分解、冷却し、その後前
記密閉加熱分解器具に吸収液を導入して前記試料中の被
検成分を吸収することを特徴とする試料の前処理方法。 - 【請求項3】被検成分がハロゲン及び硫黄からなる群よ
り選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請
求項2に記載の試料の前処理方法。 - 【請求項4】充填される酸素ガスの量が試料の完全燃焼
に必要な酸素ガスの量の2.5倍以上であることを特徴
とする請求項2又は請求項3に記載の試料の前処理方
法。 - 【請求項5】請求項1に記載の密閉加熱分解器具を用い
て有機物を含むことのある試料の加熱分解を行う装置で
あって、前記密閉加熱分解器具を設置するための器具設
置部、前記密閉加熱分解器具中の試料を加熱分解する加
熱手段及び前記器具設置部に設置された前記密閉加熱分
解器具を前記加熱手段へ可逆的に移動させるための移動
手段を備えることを特徴とする試料を加熱分解するため
の装置。 - 【請求項6】請求項1に記載の密閉加熱分解器具に有機
物を含むことのある試料を酸素ガスとともに設置して密
閉した後、請求項5に記載の装置により前記密閉加熱分
解器具を加熱して前記試料に含まれることがある有機物
を分解することを特徴とする試料の前処理方法。 - 【請求項7】請求項5に記載の試料を加熱分解するため
の装置に、さらに密閉加熱分解器具中の試料を加熱分解
した後に前記密閉加熱分解器具を冷却するための冷却手
段、冷却された前記密閉加熱分解器具に吸収液を注入す
る注入手段、前記密閉加熱分解器具中の吸収液を均一化
するための撹拌及び/又は振とうするための混和手段及
び、前記密閉加熱分解器具を器具設置部から前記加熱手
段、冷却手段、注入手段及び混和手段のいずれかへ可逆
的に移動させるための移動手段を備えることを特徴とす
る試料を加熱分解し生成する被検成分を溶解するための
装置。 - 【請求項8】請求項1に記載の密閉加熱分解器具に有機
物を含むことのある試料を酸素ガスとともに設置して密
閉した後、請求項7に記載の装置により、前記密閉加熱
分解器具を加熱して前記試料に含まれることがある有機
物を分解して被検成分を生成させ、前記密閉加熱分解器
具を冷却した後、前記密閉加熱分解器具に吸収液を注入
して被検成分を溶解し、さらに前記密閉加熱分解器具を
撹拌及び/又は振とうして密閉加熱分解器具内の前記吸
収液を均一化することを特徴とする試料の前処理方法。 - 【請求項9】請求項7に記載の試料を加熱分解し生成す
る被検成分を溶解するための装置に、さらに吸収液中の
被検成分を分析する分析手段と、密閉加熱分解器具内部
の吸収液の一部を抜き取り前記分析手段へ移動させる移
動手段とを備えることを特徴とする被検成分を分析する
ための装置。 - 【請求項10】請求項1に記載の密閉加熱分解器具に、
有機物を含むことのある試料を酸素ガスとともに設置し
て密閉した後、請求項9に記載の装置により、前記密閉
加熱分解器具を加熱して有機物を分解し、冷却後吸収液
を注入して被検成分を溶解し、前記密閉加熱分解器具を
撹拌及び/又は振とうして密閉加熱分解器具内の吸収液
を均一化した後、吸収液中の被検成分を分析することを
特徴とする分析方法。 - 【請求項11】請求項7又は請求項9に記載の装置にお
いて、密閉加熱分解器具への吸収液の注入手段として、
針状管;電動ビューレット;切り替え可能なアクチュエ
ータ付バルブ;針状管を密閉加熱分解器具のパッキン又
はセプタムに突き通し、洗浄部へ移動するための針状管
の移動手段;汚染された針状管を洗浄するための洗浄
部;を備えることを特徴とする装置。 - 【請求項12】請求項7又は請求項9に記載の装置にお
いて、混和手段として密閉加熱分解器具を横向きのまま
密閉加熱分解器具の軸を中心に回転しながら密閉加熱分
解器具の軸方向に往復する手段を備えることを特徴とす
る装置。 - 【請求項13】請求項7又は請求項9に記載の装置にお
いて、移動手段として、メカニカルハンド付電動直交型
ロボット又はメカニカルハンドを有し、かつこれらを回
転するための軸を有した電動直交型ロボットを備えるこ
とを特徴とする装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34274098A JP4089055B2 (ja) | 1997-12-05 | 1998-12-02 | 密閉加熱分解器具、それを用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33613297 | 1997-12-05 | ||
| JP9-336132 | 1997-12-05 | ||
| JP34274098A JP4089055B2 (ja) | 1997-12-05 | 1998-12-02 | 密閉加熱分解器具、それを用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237324A true JPH11237324A (ja) | 1999-08-31 |
| JP4089055B2 JP4089055B2 (ja) | 2008-05-21 |
Family
ID=26575373
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP34274098A Expired - Fee Related JP4089055B2 (ja) | 1997-12-05 | 1998-12-02 | 密閉加熱分解器具、それを用いた試料の前処理方法、分析方法及びそのための装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4089055B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100427416C (zh) * | 2006-01-06 | 2008-10-22 | 扬州大学 | 夹套式玻璃活塞的制备工艺 |
| JP2010156568A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Nac Techno Service Co Ltd | 有機・無機化合物中のハロゲン及び硫黄の分析装置 |
| JP2011021925A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Nac Techno Service Co Ltd | 有機・無機試料中のハロゲンおよび硫黄の分析方法ならびに二段挿入方式オートサンプラを備えた自動分析装置 |
| JP2015081784A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 株式会社島津製作所 | 元素分析装置 |
| JP5908148B1 (ja) * | 2015-06-24 | 2016-04-26 | 株式会社キャタラー | 炭素系材料の塩素含有量の分析方法及び塩素を除去した炭素系材料の製造方法 |
| EP2950094A4 (en) * | 2013-01-24 | 2017-02-22 | Shimadzu Corporation | Sample heating device and elemental analyzer |
| JP2018115896A (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | 株式会社島津製作所 | 試料加熱装置 |
| US11249060B2 (en) | 2017-08-18 | 2022-02-15 | Lg Chem, Ltd. | Method for quantitatively analyzing residual Cl in zinc ferrite |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP34274098A patent/JP4089055B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4089055B2 (ja) | 2008-05-21 |
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