JPH11237668A - カメラのフラッシュ充電装置 - Google Patents

カメラのフラッシュ充電装置

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JPH11237668A
JPH11237668A JP4238798A JP4238798A JPH11237668A JP H11237668 A JPH11237668 A JP H11237668A JP 4238798 A JP4238798 A JP 4238798A JP 4238798 A JP4238798 A JP 4238798A JP H11237668 A JPH11237668 A JP H11237668A
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JP
Japan
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charging
voltage
flash
capacitor
reference value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4238798A
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English (en)
Inventor
Hideki Takewa
英樹 武輪
Makoto Kato
誠 加藤
Satoshi Yokota
聡 横田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路部品等の故障の検出と充電動作の停止と
を速やかに行うことができるようにする。 【解決手段】 閃光を発生する発光部10、蓄積電荷の
放電により発光部10に閃光動作を行わせるコンデンサ
12、コンデンサ12への充電を行わせるDC/DCコ
ンバータ14、コンデンサ12の両端電圧を検出する充
電電圧検出部16、及び全体の動作を制御する制御部2
4を備えており、所定の周期で検出されたコンデンサ1
2の充電電圧が所定の周期で基準値と比較され、基準値
を満たしていないとき充電動作が適正でないと判断され
てDC/DCコンバータ14の動作が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに内蔵され
たフラッシュ回路の充電を行うフラッシュ充電装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフラッシュ充電装置は、
閃光を発生する発光手段と、この発光手段の発光エネル
ギを蓄積するコンデンサと、このコンデンサの充電を行
う充電手段と、発光エネルギを供給する電源とを備えて
いる。このように構成されたフラッシュ充電装置では、
発煙や発火等を阻止するために充電回路に異常が生じた
場合に充電動作を停止するための安全対策を施す必要が
ある。
【0003】このため、例えば、充電の完了予定時間を
設定し、この時間内に充電が完了しないときには充電動
作を停止するとともに、レリーズを禁止するようにする
ことが提案されている(特開平7−168260号公
報)。また、カメラ内の充電回路を構成する回路部品等
の温度変化を感温センサにより検出するとともに、回路
部品等が異状に発熱したときには回路を短絡させて電源
ヒューズを切断するようにすることが提案されている
(特開平7−333676号公報)。また、充電回路の
負荷電流をモニタするとともに、負荷電流が基準値を越
えているときにシーケンスを停止するようにすることが
提案されている(特開平9−15674号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、充電の完了
予定時間を設定する方法では、電源電圧、周囲温度、回
路部品のばらつき等を考慮した時間を加算して充電時間
を設定する必要がある。例えば、通常の条件下で充電完
了まで5秒程度かかるとした場合、電源電圧が低下して
いるときや周囲温度が低いとき等では充電完了まで15
秒程度かかる場合があるため、充電の完了予定時間を1
5〜20秒に設定することになる。この場合、回路部品
にショートモードの故障が生じていても上記の設定時間
が経過するまで充電動作が継続されるため、回路に大電
流が流れて発煙や発火等の事故につながる虞がある。
【0005】また、回路部品等の温度変化を感温センサ
で検出し、異常時に電源ヒューズを切断する方法では、
感温センサを取り付けていない回路部品が故障した場合
は電源ヒューズが作動しないことになって発煙や発火等
の事故につながる虞がある一方、回路部品にオープンモ
ードの故障が生じている場合は電流が流れないので不慮
の事故につながる虞はないとはいうものの、設定時間が
経過するまで故障が検出できないことになる。
【0006】また、モニタしている負荷電流が基準値を
越えているときにシーケンスを停止する方法では、回路
部品にオープンモードの故障が生じている場合には電流
が流れないので上記と同様に不慮の事故につながる虞は
ないとはいうものの、設定時間が経過するまで故障が検
出できないことになる。
【0007】従って、本発明は、回路部品等の故障の検
出と、それに伴う充電動作の停止とを速やかに行うこと
ができるカメラのフラッシュ充電装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、蓄積電荷の放電により発光手段
に閃光動作を行わせるコンデンサと、内蔵電源から前記
コンデンサへの充電を行わせる充電回路と、コンデンサ
の両端電圧を検出する充電電圧検出手段と、検出電圧か
ら充電動作が適正か否かを判断する適否判断手段と、充
電動作が適正でないと判断したときは充電動作を停止さ
せる充電停止手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、コンデンサの充電電圧
が検出される一方、この検出電圧から充電動作が適正か
否かが判断され、充電動作が適正でないと判断されたと
きには充電動作が停止される。これにより、回路の正常
動作時における満充電に要する時間内に回路部品等の故
障が検出されることになるので、回路部品にショートモ
ードの故障が生じている場合でも回路に短時間しか大電
流が流れないことになる結果、発煙や発火等の事故につ
ながる虞がなくなる。また、回路部品にオープンモード
の故障が生じている場合でも、満充電に要する時間を待
たずに故障の検出と充電動作の停止とが行われることに
なる。
【0010】なお、回路の正常動作時には、コンデンサ
が満充電されたときに充電動作が停止される。この充電
動作の停止は、充電電圧を検出することにより行うよう
にしてもよく、また、満充電されると予想される予め設
定した時間に達したときに行うようにしてもよい。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1に係る
ものにおいて、前記充電電圧検出手段による電圧検出時
点は、充電開始から満充電に要する時間よりも短い所定
の時間に設定されていることを特徴としている。
【0012】この構成によれば、充電開始から回路の正
常動作時における満充電に要する時間よりも短い時間に
コンデンサの充電電圧が検出される一方、この検出電圧
から充電動作が適正か否かが判断され、充電動作が適正
でないと判断されたときには充電動作が停止される。こ
れにより、回路部品にショートモードの故障が生じてい
る場合でも回路に短時間しか大電流が流れないことにな
る結果、発煙や発火等の事故につながる虞がなくなる。
また、回路部品にオープンモードの故障が生じている場
合でも、満充電に要する時間を待たずに故障の検出と充
電動作の停止とが行われることになる。
【0013】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
に係るものにおいて、前記適否判断手段は、前記充電電
圧検出手段で検出された検出電圧と基準値とを比較する
ことにより充電動作の適否を判断するものであることを
特徴としている。
【0014】この構成によれば、充電電圧検出手段で検
出された検出電圧と基準値とが比較されて充電動作の適
否が判断される。すなわち、検出電圧が基準値未満又は
基準値以下のときに充電動作が適正でないと判断されて
充電動作が停止される。このため、充電動作の適否が正
確に判断され、充電動作が適正でないときには充電動作
が速やかに停止されることになる。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1又は2
に係るものにおいて、前記適否判断手段は、前記充電電
圧検出手段で所定の間隔をおいて少なくとも2回電圧検
出を行わせ、検出電圧の差分と基準値とを比較すること
により充電動作の適否を判断するものであることを特徴
としている。
【0016】この構成によれば、充電電圧検出手段によ
り所定の間隔をおいて少なくとも2回の電圧検出が行わ
れる一方、検出電圧の差分と基準値とが比較されて充電
動作の適否が判断される。すなわち、その差分が基準値
未満又は基準値以下のときに充電動作が適正でないと判
断されて充電動作が停止される。このため、充電動作の
適否が正確に判断され、充電動作が適正でないときには
充電動作が速やかに停止されることになる。なお、検出
電圧の差分は、検出電圧の増加量であっても増加率であ
ってもよい。
【0017】また、請求項5の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに係るものにおいて、前記内蔵電源の電圧を
検出する電源電圧検出手段を備え、前記基準値は、充電
開始時に検出される電源電圧に対応して複数の値が準備
されていることを特徴としている。
【0018】この構成によれば、充電開始時に内蔵電源
の電圧が検出され、この検出された電源電圧に対応した
基準値が選択されることになる。これにより、内蔵電源
が消耗して満充電されるまでの時間が長くなっても回路
部品等の故障の検出が正確に行われることになる。
【0019】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに係るものにおいて、前記基準値は、充電開
始時の前記充電電圧検出手段による検出電圧に対応して
複数の値が準備されていることを特徴としている。
【0020】この構成によれば、充電開始時にコンデン
サの両端電圧が検出され、この検出電圧に対応した基準
値が選択されることになる。これにより、充電開始時の
コンデンサの両端電圧が充電動作の度に変動しても回路
部品等の故障の検出が正確に行われることになる。
【0021】また、請求項7の発明は、請求項1乃至6
のいずれかに係るものにおいて、充電動作の停止を報知
する報知手段を設けたことを特徴としている。
【0022】この構成によれば、回路部品等に故障が生
じて充電動作が停止されたときに報知手段により報知さ
れる。これにより、カメラの使用者に充電異常が生じて
いることを確実に認識させることができる。
【0023】また、請求項8の発明は、請求項1乃至7
のいずれかに係るものにおいて、充電動作の停止情報を
記憶する記憶手段を有し、該記憶手段が前記停止情報を
保持する間、充電動作が禁止されるようにしたことを特
徴としている。
【0024】この構成によれば、回路部品等に故障が生
じて充電動作が停止されると停止情報が記憶手段に記憶
され、停止情報が保持されている間は充電動作の開始が
禁止される。これにより、回路部品にショートモードの
故障が生じている場合でも回路に電流が流れないことに
なって、発煙や発火等の事故が確実に阻止される。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
カメラのフラッシュ充電装置の回路構成を示す図であ
る。この図において、カメラのフラッシュ充電装置は、
閃光を発生する発光部10と、蓄積電荷の放電により発
光部10に閃光動作を行わせるコンデンサ12と、コン
デンサ12への充電を行わせるDC/DCコンバータ1
4と、コンデンサ12の両端電圧を検出する充電電圧検
出部16と、DC/DCコンバータ14を駆動するバッ
テリーからなる内蔵電源18と、内蔵電源18の電圧値
を検出する電源電圧測定部20と、充電動作時間をカウ
ントするタイマー回路22と、DC/DCコンバータ1
4の充電動作等を制御する制御部24とを備えている。
なお、電源電圧測定部20及びタイマー回路22は制御
部24に接続されている。
【0026】発光部10は、フラッシュを発光するXe
放電管と、フラッシュ発光のトリガ信号を発生するトリ
ガ回路とから構成され、このトリガ回路には制御部24
からフラッシュ発光信号が入力されるようになってい
る。このため、Xe放電管は、フラッシュ発光信号がト
リガ回路に入力されると、コンデンサ12から蓄積電荷
が供給されることにより閃光動作を行う。
【0027】DC/DCコンバータ14は、自励型に構
成されたもので、スイッチング回路、昇圧トランス、整
流ダイオードを備えており、スイッチング回路には制御
部24から充電制御信号が入力されるようになってい
る。このため、DC/DCコンバータ14は、スイッチ
ング回路に充電制御信号が入力されると、その駆動が開
始される。すなわち、スイッチング回路内のスイッチン
グ素子がON/OFF動作を繰り返すことにより昇圧ト
ランスの1次巻線に内蔵電源18の直流電圧が断続的に
供給され、昇圧トランスの2次巻線に高圧の交流電圧が
誘起される。この2次巻線に誘起された交流電圧は整流
ダイオードを介してコンデンサ12に印加される。
【0028】充電電圧検出部16は、抵抗R1,R2の直
列回路から構成され、コンデンサ12の両端電圧(充電
電圧)を分圧して検出するものである。この充電電圧検
出部16で検出された電圧は、制御部24に入力され
る。コンデンサ12の充電電圧がフラッシュ撮影可能な
値になると(この状態を満充電という。)、制御部24
から出力されている充電制御信号が遮断され、DC/D
Cコンバータ14の駆動が停止される。なお、充電電圧
検出部16と制御部24とでコンデンサ12の両端電圧
を検出する充電電圧検出手段が構成される。
【0029】制御部24は、所定の演算乃至制御処理を
行うCPU241と、所定の処理プログラム等が記憶さ
れたROM242と、データを一時的に記憶するRAM
243とを備えている。また、CPU241には、充電
電圧検出部16で検出したコンデンサ12の充電電圧を
ROM242に記憶されている満充電状態における充電
電圧値と比較する第1の比較手段244、充電電圧検出
部16で検出したコンデンサ12の充電中の充電電圧を
基準値と比較する第2の比較手段245、充電電圧検出
部16で検出したコンデンサ12の充電電圧が満充電状
態になったとき、又は充電電圧検出部16で検出された
充電中のコンデンサ12の充電電圧が基準値を満たして
いないときにDC/DCコンバータ14の駆動を停止す
る停止手段246の各機能実現手段を備えている。
【0030】図2は、上記のように構成されたカメラの
フラッシュ充電装置の動作を説明するためのタイムチャ
ートである。すなわち、カメラがフラッシュ撮影モード
にセットされると、制御部24から充電制御信号が出力
され(例えば、ハイ信号からロー信号に切り替わ
る。)、DC/DCコンバータ14のスイッチング回路
に入力される。これにより、DC/DCコンバータ14
が駆動されて充電動作が開始され(符号(a))、コン
デンサ12に電荷が蓄積されて充電電圧が次第に上昇す
る(符号(b))。
【0031】また、カメラがフラッシュ撮影モードにセ
ットされると、タイマー回路22でカウントされる時間
T1の周期で昇圧検出信号が出力され(符号(c))、
この昇圧検出信号が出力される毎に充電電圧検出部16
で検出されたコンデンサ12の充電電圧がA/D変換さ
れて制御部24に取り込まれる。この取り込まれた充電
電圧は、第1の比較手段244によりROM242に記
憶されている満充電状態における充電電圧値と比較され
る。
【0032】そして、満充電状態に達していないときに
はDC/DCコンバータ14の駆動が継続され、満充電
状態に達したときには停止手段246により制御部24
から出力されている充電制御信号が遮断され(例えば、
ロー信号からハイ信号に切り替わる。)、DC/DCコ
ンバータ14の駆動が停止される。なお、昇圧検出信号
は、DC/DCコンバータ14が駆動される直前から出
力されるようになっており、DC/DCコンバータ14
が駆動される前にコンデンサ12がすでに満充電状態に
なっているときにはDC/DCコンバータ14が駆動さ
れないようになっている。また、コンデンサ12が満充
電状態になったときには図略のLED(Light Emitting
Diode)が点灯され、カメラの使用者にフラッシュ撮影
が可能である旨が報知されるようになっている。
【0033】また、昇圧検出信号が出力されると同時
に、タイマー回路22でカウントされる時間T2の周期
(本実施形態では、時間T2は時間T1の整数倍に設定さ
れている。)で異常検出信号が出力され(符号
(d))、そのときに取り込まれたコンデンサ12の充
電電圧が第2の比較手段245により基準値と比較され
る。この基準値は、次に述べるように予め実験的に求め
られたものである。
【0034】すなわち、コンデンサ12は、DC/DC
コンバータ14の駆動が開始された後、図3に示すよう
な昇圧カーブに従って満充電レベルに達する。ここで、
実線で示すカーブはDC/DCコンバータ14の駆動開
始時(すなわち、充電開始時)の内蔵電源18の電圧値
が高レベルにある場合を、一点鎖線で示すカーブは中レ
ベルにある場合を、二点鎖線で示すカーブは低レベルに
ある場合をそれぞれ示しており、時間T2が経過する毎
の内蔵電源18の電圧値に対応したカーブ上の値が時間
T2の各周期に対応した基準値とされる。
【0035】これにより、充電中の充電電圧が基準値を
満たしていないときは充電が正常に行われておらず、回
路部品等に故障が生じていると見做すことができる。な
お、点線で示すカーブは、DC/DCコンバータ14内
の回路部品等に故障が生じている場合の一例を示すもの
で、所定の充電時間が経過しても満充電レベルに達しな
い場合を示している。
【0036】この時間T2の各周期における基準値は、
内蔵電源18の電圧値に対応してROM242にテーブ
ル形式で記憶されており、充電開始時の内蔵電源18の
電圧値に対応した値のものが時間T2が経過する毎にR
OM242から読み出される。そして、充電電圧検出部
16から取り込まれた充電電圧が読み出した基準値を満
たしていないときは回路部品等に故障が生じていると見
做し、停止手段246により制御部24から出力されて
いる充電制御信号が遮断され、DC/DCコンバータ1
4の駆動が停止される。なお、図3に示す昇圧カーブ
は、回路部品の特性ばらつき等を考慮して求めたもので
ある。基準値は、その昇圧カーブ上の値と異なる近傍値
に設定するようにしてもよく、また、充電電圧が基準値
以下のときに回路部品等に故障が生じていると見做し得
る値に設定するようにしてもよい。
【0037】また、上述のように内蔵電源18の電圧値
に対応して基準値を異ならせる必要があることから、D
C/DCコンバータ14が駆動される直前に電源電圧検
出信号が出力され(符号(e))、この電源電圧検出信
号の出力時に内蔵電源18の電圧値が電源電圧測定部2
0により測定される。この測定された内蔵電源18の電
圧値は、A/D変換された後に制御部24に取り込ま
れ、RAM243に記憶される。
【0038】本発明に係るカメラのフラッシュ充電装置
は、上記のようにコンデンサ12の両端電圧を検出する
一方、この検出電圧を基準値と比較し、検出電圧が基準
値未満又は基準値以下のときに充電動作が適正でないと
判断してDC/DCコンバータ14の動作を停止するよ
うに構成されているので、回路部品等に故障が生じてい
る場合、回路の正常動作時における満充電に要する時間
内に回路部品等の故障の検出と充電動作の停止とを行う
ことができる。
【0039】このため、回路部品にショートモードの故
障が生じている場合でも回路に短時間しか大電流が流れ
ないことになり、発煙や発火等の事故の発生を阻止する
ことができる。また、回路部品にオープンモードの故障
が生じている場合でも、ショートモードの故障が生じて
いる場合と同様に短時間に故障の検出と充電動作の停止
とを行うことができる。また、コンデンサ12の故障、
劣化等によってリーク電流が増加するような場合には、
充電は可能でもリークにより充電電圧の低下が早くなっ
て通常の使用に不都合が生じることがあるが、本発明で
はこのような場合でもその異常を検出することが可能と
なる。なお、回路部品等の故障が検出されて充電動作が
停止されたときはレリーズが禁止されるようになってい
る。
【0040】なお、本発明に係るカメラのフラッシュ充
電装置は、上記実施形態の構成に限定されるものではな
く、以下に述べるような種々の変形態様を採用すること
ができる。
【0041】(1)上記実施形態では、コンデンサ12
が満充電されたことを検出してDC/DCコンバータ1
4の駆動を停止するようにしているが、回路の正常動作
時に満充電になると予想される予め設定した充電時間に
達したときにDC/DCコンバータ14の駆動を停止す
るようにすることもできる。この場合は、基準値と比較
するための時間T2の周期で充電電圧を検出するように
すればよい。
【0042】(2)上記実施形態では、コンデンサ12
の両端の検出電圧を所定の周期で基準値と比較するよう
にしているが、充電開始後、所定の時間が経過した段階
で一回だけ基準値と比較して故障の有無の判別を行うよ
うにすることもできる。例えば、コンデンサ12に充電
された電圧を一回の発光ですべて放出し(いわゆる、フ
ル発光タイプ)、ミニマム条件で約7秒後に330Vの
満充電状態に達するカメラにおいて、2秒後には必ず1
00Vを超えることが確認されている場合、充電開始か
ら2秒後の充電電圧が100Vよりも低ければ、回路部
品等に故障が生じていると見做してDC/DCコンバー
タ14の駆動を停止するようにしてもよい。ここでいう
ミニマム条件とは、例えば、回路部品の特性ばらつきを
含み、内蔵電源18の電圧値が低下してロックがかかる
直前の状態で、かつ、低温下にある場合である。
【0043】(3)上記実施形態では、充電開始時のコ
ンデンサ12の充電電圧(残電圧)に対応して基準値を
変更するようにはしていないが、発光量を制御するタイ
プのフラッシュ回路では充電開始時のコンデンサ12の
残電圧が発光量に応じて変化する。また、フル発光タイ
プのフラッシュ回路でも、満充電された後の放置によっ
て充電電圧が自然放電により低下することになり、充電
開始時の残電圧が一定しない。従って、基準値を充電開
始時のコンデンサ12の残電圧に対応して変更するよう
にすることが好ましい。
【0044】この場合、図3に示す昇圧カーブをコンデ
ンサ12の残電圧に対応して実験的に求めておき、この
昇圧カーブに基づいて基準値を設定するようにすればよ
い。また、基準値は、周囲温度を考慮して設定するよう
にすると、より正確な値を設定することが可能となる。
この場合、カメラに温度センサを設置しておき、検出し
た周囲温度に対応した基準値をROM242から読み出
すようにすればよい。
【0045】(4)上記実施形態では、検出電圧の基準
値との比較周期を充電電圧の検出周期の整数倍に設定す
るようにしているが、両者を同一の周期に設定すること
も可能である。なお、基準値との比較周期を充電電圧の
検出周期の整数倍に設定した場合には、比較動作の回数
が削減できて動作が簡素化され、回路部品等の故障の検
出を効率的に行うことができる。また、基準値との比較
周期と充電電圧の検出周期とを互いに関連のない周期で
行うことも可能である。この場合は、それぞれの周期で
コンデンサ12の充電電圧を検出するようにすればよ
い。
【0046】(5)上記実施形態では、検出電圧をその
まま基準値と比較するようにしているが、CPU241
にコンデンサ12の両端の検出電圧の増加量を算出する
算出手段247としての機能実現手段を持たせておき、
時間T2の周期における今回の検出電圧値から前回の検
出電圧値を差し引いて増加量を算出し、この増加量を基
準値と比較するようにしてもよい。また、算出手段24
7は、検出電圧の増加量ではなく検出電圧の増加率を算
出するようにしたものでもよい。これらの場合、所定の
間隔をおいて少なくとも2回コンデンサの両端の電圧を
検出するようにすればよい。なお、本発明では、これら
の検出電圧の増加量や増加率を検出電圧の差分と呼ぶ。
また、これらの場合の基準値は、図3に示す昇圧カーブ
から求めた増加量又は増加率となる。
【0047】(6)上記実施形態では、回路部品等の故
障を検出したときには充電動作を停止させるだけである
が、LEDやブザー等の報知手段26を制御部24に接
続しておき、回路の異常が検出された場合の停止手段2
46の作動時に同時に報知手段26を作動させるように
してもよい。こうした場合、カメラの使用者に充電異常
が生じていることを速やかに認識させることができる。
【0048】(7)上記実施形態では、回路部品等の故
障を検出したときには充電動作を停止させるだけである
が、その停止情報をRAM243等の記憶手段に記憶さ
せるようにする一方、CPU241に充電動作の開始を
禁止する禁止手段248としての機能実現手段を持たせ
ておき、記憶手段に停止情報が保持されている間は充電
動作の開始を禁止するようにすることもできる。こうし
た場合は、回路部品にショートモードの故障が生じてい
る場合でも回路に電流が流れないことになって、発煙や
発火等の事故を確実に阻止することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至4の
発明は、蓄積電荷の放電により発光手段に閃光動作を行
わせるコンデンサと、内蔵電源からコンデンサへの充電
を行わせる充電回路と、コンデンサの両端電圧を検出す
る充電電圧検出手段と、検出電圧から充電動作が適正か
否かを判断する適否判断手段と、充電動作が適正でない
と判断したときは充電動作を停止させる充電停止手段と
を備えているので、回路部品等の故障の検出と充電動作
の停止とを速やかに行うことができる。
【0050】また、請求項5の発明は、基準値として、
充電開始時に検出される電源電圧に対応する複数の値が
準備されているので、内蔵電源が消耗して電圧値が低下
することにより充電時間が長くかかるようになっても回
路部品等の故障の検出を正確に行うことができる。
【0051】また、請求項6の発明は、基準値として、
充電電圧検出手段により充電開始時に検出される検出電
圧に対応して複数の値が準備されているので、コンデン
サの両端電圧が充電動作の度に変動しても回路部品等の
故障の検出を正確に行うことができる。
【0052】また、請求項7の発明は、充電動作の停止
を報知する報知手段を設けているので、カメラの使用者
に回路部品等に故障が生じていることを確実に認識させ
ることができる。
【0053】また、請求項8の発明は、充電動作の停止
情報を記憶する記憶手段を有し、該記憶手段が前記停止
情報を保持する間、充電動作が禁止されるようにしてい
るので、回路部品にショートモードの故障が生じている
場合でも回路に電流が流れないことになって発煙や発火
等の事故が確実に阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカメラのフラッシュ充
電装置の回路構成を示す図である。
【図2】図1に示すカメラのフラッシュ充電装置の動作
を説明するためのタイムチャートである。
【図3】図1に示すカメラのフラッシュ充電装置におけ
るコンデンサが満充電レベルに達するまでの昇圧カーブ
を示す図である。
【符号の説明】
10 発光部 12 コンデンサ 14 DC/DCコンバータ(充電回路) 16 充電電圧検出部 18 内蔵電源 20 電源電圧測定部 22 タイマー回路 24 制御部 26 報知手段 244 第1の比較手段 245 第2の比較手段(適否判断手段) 246 停止手段(充電停止手段) 247 算出手段 248 禁止手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積電荷の放電により発光手段に閃光動
    作を行わせるコンデンサと、内蔵電源から前記コンデン
    サへの充電を行わせる充電回路と、コンデンサの両端電
    圧を検出する充電電圧検出手段と、検出電圧から充電動
    作が適正か否かを判断する適否判断手段と、充電動作が
    適正でないと判断したときは充電動作を停止させる充電
    停止手段とを備えたカメラのフラッシュ充電装置。
  2. 【請求項2】 前記充電電圧検出手段による電圧検出時
    点は、充電開始から満充電に要する時間よりも短い所定
    の時間に設定されていることを特徴とする請求項1記載
    のカメラのフラッシュ充電装置。
  3. 【請求項3】 前記適否判断手段は、前記充電電圧検出
    手段で検出された検出電圧と基準値とを比較することに
    より充電動作の適否を判断するものであることを特徴と
    する請求項1又は2記載のカメラのフラッシュ充電装
    置。
  4. 【請求項4】 前記適否判断手段は、前記充電電圧検出
    手段で所定の間隔をおいて少なくとも2回電圧検出を行
    わせ、検出電圧の差分と基準値とを比較することにより
    充電動作の適否を判断するものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載のカメラのフラッシュ充電装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のカメ
    ラのフラッシュ充電装置において、前記内蔵電源の電圧
    を検出する電源電圧検出手段を備え、前記基準値は、充
    電開始時に検出される電源電圧に対応して複数の値が準
    備されていることを特徴とするカメラのフラッシュ充電
    装置。
  6. 【請求項6】 前記基準値は、充電開始時の前記充電電
    圧検出手段による検出電圧に対応して複数の値が準備さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載のカメラのフラッシュ充電装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のカメ
    ラのフラッシュ充電装置において、充電動作の停止を報
    知する報知手段を設けたことを特徴とするカメラのフラ
    ッシュ充電装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のカメ
    ラのフラッシュ充電装置において、充電動作の停止情報
    を記憶する記憶手段を有し、該記憶手段が前記停止情報
    を保持する間、充電動作が禁止されるようにしたことを
    特徴とするカメラのフラッシュ充電装置。
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