JPH10302976A - 高圧放電ランプの点灯装置 - Google Patents

高圧放電ランプの点灯装置

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JPH10302976A
JPH10302976A JP11307497A JP11307497A JPH10302976A JP H10302976 A JPH10302976 A JP H10302976A JP 11307497 A JP11307497 A JP 11307497A JP 11307497 A JP11307497 A JP 11307497A JP H10302976 A JPH10302976 A JP H10302976A
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pressure discharge
lamp
discharge lamp
voltage
lighting
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JP11307497A
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English (en)
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Akio Ishizuka
明朗 石塚
Sei Minegishi
聖 峰岸
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプ寿命を自動的に検出して、ランプ交換
を容易とする。 【解決手段】 高圧放電ランプ5の電気的特性が安定し
たときのランプ電圧(初期ランプ電圧)、あるいは、点
灯開始初期のランプ電圧上昇率(初期ランプ電圧上昇
率)を、バージンランプの最初の点灯の際に検出して不
揮発性メモリ14に記憶しておく。そして、その後のラ
ンプ点灯の際に検出したランプ電圧、ランプ電圧上昇率
を、初期ランプ電圧、初期ランプ電圧上昇率と比較し
て、ランプ寿命を知り、表示LEDアレイ16を点滅さ
せるなどして報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メタルハライド
ランプなどの高圧放電ランプを点灯する点灯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば蛍光灯の場合であれば、ラ
ンプ管末端の黒化現象や、ちらつきの開始をもってラン
プ交換を促すか、あるいはランプの使用時間を定めてお
いて定期的にメインテナンスを行うことで、寿命前にラ
ンプ交換をすることでランプの寿命管理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
高圧放電ランプがOHPなどの事務機器やプロジェクシ
ョンTVなどに用いられるようになってきている。
【0004】そのため、高圧放電ランプが切れると業務
や生活などに大きな支障を生じることとなるが、かとい
って使用時間を管理して寿命前に高圧放電ランプを交換
するのは大変煩雑であり、また、高価な高圧放電ランプ
のスペアを常時用意しているわけではないために、突然
高圧放電ランプが寿命をむかえて業務や生活などに大き
な支障を生じる事態が増えているという課題がある。
【0005】また、高圧放電ランプからのスローリーク
などは容易には発見できないために、このようなスロー
リークに基づく異常事態に気付きにくいという課題もあ
る。
【0006】さらに、高圧放電ランプの電極間距離が短
いときは、ランプ点灯後に高ランプ電流が継続して電極
部での発熱が高まるため、電極の付け根部分の封止部に
ストレスがたまってクラックが発生する危険があるとい
う課題もある。
【0007】そこで、この発明の第1の目的は、上記の
ような課題を解決して、高圧放電ランプの寿命やスロー
リークなどに起因する故障の発生を自動検出して、高圧
放電ランプの交換管理を容易とすることにある。
【0008】この発明の第2の目的は、ランプ寿命の検
出の事実を容易に知ることができるようにすることにあ
る。
【0009】この発明の第3の目的は、ランプ寿命が検
出された後、早期のランプ交換を促して、ランプ割れな
どを未然に防止することにある。
【0010】この発明の第4の目的は、点灯装置故障の
検出と、それに伴う電力供給の停止を自動的に行うこと
ができるようにすることにある。
【0011】この発明の第5の目的は、ランプ割れなど
を未然に防止することにある。
【0012】また、高圧放電ランプは、消灯後の温度の
高いときには再点灯しにくいという性質がある。そのた
め、従来は再点灯のために、.点灯するまで始動パル
スを与えつづけるか、.サーミスタなどでランプの冷
却を確認してから始動パルスを与えるか、.再点灯に
失敗した場合、一定時間の後に再度始動パルスを与える
かしていた。
【0013】しかし、上記の手段では、無駄な始動パ
ルスにより、ランプ電極がダメージを受け、不要な温度
や電気ノイズを生じ、始動回路にもストレスを与えてし
まうという課題がある。
【0014】また、上記の手段では、サーミスタなど
の温度センサによる直接的な温度測定では、ランプが高
温ゆえ無理もあり、また、ランプ管からの光の放射を遮
ってしまうという課題がある。
【0015】さらに、上記の手段では、再度の始動パ
ルスを与えるのに適切な時期が容易にわからないという
課題がある。
【0016】そこで、この発明の第6の目的は、上記の
課題を解決し、消灯後の高圧放電ランプの温度を間接的
に測定することで、無駄な始動パルスなしに、適切な時
期に再点灯できるようにすることにある。
【0017】この発明の第7の目的は、高圧放電ランプ
の消灯からの経過時間とランプ電圧とにもとづいて現在
の高圧放電ランプの温度を推定して間接的にランプ温度
を測定することができるようにして、この温度から高圧
放電ランプを次に再点灯するのに必要な条件を判断する
ことができるようにすることにある。
【0018】この発明の第8の目的は、高圧放電ランプ
が再点灯に適さないことを容易に知ることができるよう
にすることにある。
【0019】この発明の第9の目的は、高圧放電ランプ
の早期の再点灯をこころみることも可能となるようにす
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高圧放電ランプの状態を示すデータ(ランプ電圧、
ランプ電流、点灯時間、累積点灯時間など)を点灯履歴
として記憶する記憶手段(EEPROMからなる不揮発
性メモリなど)を備え;この記憶されたデータに基づい
て前記高圧放電ランプの状態を判断し、高圧放電ランプ
の交換管理を容易とするものであることを特徴とするも
のである。
【0021】従って、高圧放電ランプの状態を示すデー
タを点灯履歴として記憶し、このデータに基づいて高圧
放電ランプの状態を自動的に判断して、高圧放電ランプ
の交換管理を容易にすることができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、高圧放電ランプ
のランプ電圧を検出する第1の電圧検出手段と;高圧放
電ランプの安定的な初期ランプ電圧を記憶手段に格納す
る第1の格納手段と;この格納された初期ランプ電圧
と、この初期ランプ電圧が記憶された高圧放電ランプの
ランプ電圧とを比較する第1の比較手段と;この比較結
果に基づいて前記高圧放電ランプの寿命を検出する寿命
検出手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0023】従って、高圧放電ランプが初めて使用され
るに際し、この高圧放電ランプの安定的な初期ランプ電
圧を記憶し、この初期ランプ電圧と、この初期ランプ電
圧が記憶された高圧放電ランプのランプ電圧とを比較す
ることで高圧放電ランプの寿命を自動検出することがで
きる。
【0024】請求項3に記載の発明は、高圧放電ランプ
のランプ電圧を検出する第1の電圧検出手段と;高圧放
電ランプが初めて点灯される際の点灯開始初期のランプ
電圧の上昇率を初期ランプ電圧上昇率として記憶手段に
格納する第1の格納手段と;この格納された初期ランプ
電圧上昇率と、この初期ランプ電圧が記憶された高圧放
電ランプのその後の点灯開始初期のランプ電圧上昇率と
を比較する第1の比較手段と;この比較結果に基づいて
前記高圧放電ランプの寿命を検出する寿命検出手段とを
備えていることを特徴とするものである。
【0025】従って、高圧放電ランプが初めて点灯され
る際の点灯開始初期のランプ電圧の上昇率を初期ランプ
電圧上昇率として記憶し、この初期ランプ電圧上昇率
と、この初期ランプ電圧が記憶された高圧放電ランプの
その後の点灯開始初期のランプ電圧上昇率とを比較する
ことで、高圧放電ランプの寿命を自動検出することがで
きる。
【0026】請求項4に記載の発明は、寿命検出手段
は、ランプ電圧上昇率が初期ランプ電圧上昇率を一定値
以上上回ることによりランプ寿命を検出するものである
ことを特徴とするものである。
【0027】従って、ランプ電圧上昇率が初期ランプ電
圧上昇率を一定値以上上回ることによりランプ寿命を検
出することができる。
【0028】請求項5に記載の発明は、検出した高圧放
電ランプの寿命を報知する第1の報知手段(LED装置
の点滅、高圧放電ランプがディスプレイ装置のバックラ
イトなら当該ディスプレイへの文字、記号などの表示、
音声による通報など)を備えていることを特徴とするも
のである。
【0029】従って、ランプ寿命の検出の事実を容易に
知ることができる。
【0030】請求項6に記載の発明は、第1の報知手段
による報知始後の高圧放電ランプの点灯時間が所定時間
を超えたことを判断する第1の計時手段(クロックカウ
ンタなど)と;この判断がされたときは高圧放電ランプ
の交換を促すための報知を行う第2の報知手段(LED
アレイの点滅、高圧放電ランプがディスプレイ装置のバ
ックライトなら当該ディスプレイへの文字、記号などの
表示など)とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0031】従って、ランプ寿命が検出され、その事実
が報知された後も高圧放電ランプが一定期間使用された
ときに、高圧放電ランプの交換を促す報知を行なって、
早期のランプ交換を促すことができる。
【0032】請求項7に記載の発明は、高圧放電ランプ
のランプ電圧を検出する第2の電圧検出手段と;この検
出されたランプ電圧と記憶手段に予め記憶された第1の
基準値とを比較する第2の比較手段と;この比較結果に
基づき前記高圧放電ランプのランプ電圧の急激な変化を
検出する異常検出手段と;この判断がなされたときは前
記高圧放電ランプへの電力供給を停止する第1の停止手
段(マイクロコンピュータのCPUなどから電力供給回
路に制御信号を出力するなど)とを備えていることを特
徴とするものである。
【0033】従って、検出されたランプ電圧と記憶手段
に予め記憶された第1の基準値とを比較して、高圧放電
ランプのランプ電圧の急激な変化を検出したときは、点
灯装置の故障として高圧放電ランプへの電力供給を停止
することで、点灯装置故障の検出と、それに伴う電力供
給の停止を自動的に行うことができる。
【0034】請求項8に記載の発明は、高圧放電ランプ
のランプ電圧を検出する第3の電圧検出手段と;この検
出されたランプ電圧と記憶手段に予め記憶された第2の
基準値とを比較する第3の比較手段と;この比較により
前記第2の基準値よりランプ電圧が一定期間継続して低
いと判断する第1の異常検出手段と;この判断がなされ
たときは前記高圧放電ランプへの電力供給を停止する第
2の停止手段(マイクロコンピュータのCPUなどから
電力供給回路に制御信号を出力するなど)とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0035】従って、検出されたランプ電圧と記憶手段
に予め記憶された第2の基準値とを比較して、第2の基
準値よりランプ電圧が一定期間継続して低いときは、高
圧放電ランプの異常として高圧放電ランプへの電力供給
を停止するので、ランプ割れなどを未然に防止すること
ができる。
【0036】請求項9に記載の発明は、高圧放電ランプ
のランプ電流を検出する第1の電流検出手段と;この検
出されたランプ電流と記憶手段に予め記憶された第3の
基準値とを比較する第4の比較手段と;この比較により
前記第3の基準値よりランプ電流が一定期間継続して高
いと判断する第2の異常検出手段と;この判断がなされ
たときは前記高圧放電ランプへの電力供給を停止する第
2の停止手段(マイクロコンピュータのCPUなどから
電力供給回路に制御信号を出力するなど)とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0037】従って、検出されたランプ電流と記憶手段
に予め記憶された第3の基準値とを比較して、第2の基
準値よりランプ電流が一定期間継続して高いときは、高
圧放電ランプの異常として高圧放電ランプへの電力供給
を停止するので、ランプ割れなどを未然に防止すること
ができる。
【0038】請求項10に記載の発明は、高圧放電ラン
プのランプ電圧を検出する第4の電圧検出手段と;高圧
放電ランプのランプ電流を検出する第2の電流検出手段
と;この検出されたランプ電圧およびランプ電流から前
記高圧放電ランプの消費電力を求める消費電力割出手段
と;この求めた消費電力に基づいて高圧放電ランプの温
度を推定する温度推定手段とを備え;この温度から高圧
放電ランプを次に再点灯するのに必要な条件を判断する
ことを特徴とするものである。
【0039】従って、検出されたランプ電圧およびラン
プ電流から高圧放電ランプの消費電力を求め、これに基
づいて高圧放電ランプの温度を推定することで間接的に
ランプ温度を測定することができるので、この温度から
高圧放電ランプを次に再点灯するのに必要な条件を判断
することができる。
【0040】請求項11に記載の発明は、供給電力を所
望の一定値に保つように制御しつつ高圧放電ランプを点
灯する点灯装置であって;高圧放電ランプのランプ電圧
を検出する第4の電圧検出手段と;この検出されたラン
プ電圧に基づいて高圧放電ランプの温度を推定する温度
推定手段とを備え;この温度から高圧放電ランプの次に
再点灯するのに必要な条件を判断することを特徴とする
ものである。
【0041】従って、供給電力を所望の一定値に保つよ
うに制御しているために、高圧放電ランプの消費電力は
ランプ電圧の検出だけでも求めることは可能である。そ
こで、この消費電力に基づいて高圧放電ランプの温度を
推定することにより間接的にランプ温度を測定すること
ができるので、この温度から高圧放電ランプを次に再点
灯するのに必要な条件を判断することができる。
【0042】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、高圧放電ランプの消灯からの経過
時間を計時する第2の計時手段(クロックカウンタな
ど)を備え;温度推定手段は、前記経過時間と前記ラン
プ電圧とにもとづいて高圧放電ランプの温度を推定する
ものであることを特徴とするものである。
【0043】従って、高圧放電ランプの消灯からの経過
時間とランプ電圧とにもとづいて現在の高圧放電ランプ
の温度を推定して間接的にランプ温度を測定することが
できるので、この温度から高圧放電ランプを次に再点灯
するのに必要な条件を判断することができる。
【0044】請求項13に記載の発明は、供給電力を所
望の一定値に保つように制御しつつ高圧放電ランプを点
灯する点灯装置であって;高圧放電ランプのランプ電流
を検出する第2の電流検出手段と;この検出されたラン
プ電流に基づいて高圧放電ランプの温度を推定する温度
推定手段とを備え;この温度から高圧放電ランプを次に
再点灯するのに必要な条件を判断することを特徴とする
ものである。
【0045】従って、供給電力を所望の一定値に保つよ
うに制御しているために、高圧放電ランプの消費電力は
ランプ電流の検出だけでも求めることは可能である。そ
こで、この消費電力に基づいて高圧放電ランプの温度を
推定することで間接的にランプ温度を測定することがで
きるので、この温度から高圧放電ランプを次に再点灯す
るのに必要な条件を判断することができる。
【0046】請求項14に記載の発明は、高圧放電ラン
プの消灯からの経過時間を計時する第3の計時手段(ク
ロックカウンタなど)と;この計時と温度推定手段によ
る推定温度とに基づいて高圧放電ランプを次に再点灯さ
せるのに適切な温度まで冷却される時刻を判断する点灯
時刻検出手段と;前記消灯後前記時刻まで前記高圧放電
ランプが再点灯に適切な状態ではない旨を報知する第3
の報知手段(LEDアレイの点滅、高圧放電ランプがデ
ィスプレイ装置のバックライトなら当該ディスプレイへ
の文字、記号などの表示など)とを備えていることを特
徴とするものである。
【0047】従って、高圧放電ランプの消灯からの経過
時間を計時し、この計時と高圧放電ランプの推定温度と
に基づいて高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適切
な温度まで冷却される時刻を判断し、その時刻まで高圧
放電ランプが再点灯に適切な状態ではない旨を報知する
から、高圧放電ランプが再点灯に適さないことを容易に
知ることができる。
【0048】請求項15に記載の発明は、第3の報知手
段により高圧放電ランプの消灯後高圧放電ランプを次に
再点灯させるのに適切な温度まで冷却される時刻までの
残り時間を報知するものであることを特徴とするもので
ある。
【0049】従って、高圧放電ランプを次に再点灯させ
るのに適切な温度まで冷却される時刻までの残り時間を
報知することで、高圧放電ランプが容易に再点灯できる
時期を知ることができる。
【0050】請求項16に記載の発明は、高圧放電ラン
プの消灯後高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適切
な温度に冷却される時刻までの期間内に高圧放電ランプ
に始動パルスを1または複数回与える始動パルス印加手
段(マイクロコンピュータのCPUから始動回路への制
御信号の出力など)を備え;この始動パルスにより前記
期間内の高圧放電ランプの再点灯をこころみるものであ
ることを特徴とするものである。
【0051】従って、高圧放電ランプの消灯後次に再点
灯させるのに適切な温度に冷却される時刻までの期間内
に始動パルスを1または複数回与えることで、高圧放電
ランプの早期の再点灯をこころみることが可能となる。
【0052】この場合に、パルス数はランプ温度が高温
時は多く、低温時は少なく設定することが望ましい。
【0053】請求項10〜請求項16の発明において、
冷却時異常表示を行ってもよい。すなわち、推定ランプ
温度が低下して始動を試みるが、規定回数(例えば3
回)始動を試みても高圧放電ランプが点灯しない場合
は、異常として動作を停止し、異常を表示LEDアレイ
などの点滅で報知するようにしてもよい。
【0054】高圧放電ランプ点灯後、消灯後の経時変化
のみからマイクロコンピュータのROMに登録されたテ
ーブルのルックアップによりランプ温度を推定すること
も可能であり、この場合は、ランプ電圧、ランプ電流の
検出のための回路が一切不要となる。
【0055】なお、前記各発明において、前記記憶手段
と、第1、第2、第3の報知手段と、第1、第2、第3
の計時手段を除く前記の各手段は、所定のプログラムに
より動作するマイクロコンピュータにより実現すること
ができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
〔発明の第1の実施の形態〕図1は、この実施形態を示
す点灯装置1のブロック図である。
【0057】同図に示すように、この点灯装置1は直流
電源2の出力ラインに周知の構成の電力供給回路3、始
動回路(高圧パルス発生回路)4が接続され、始動回路
4の出力ラインには高圧放電ランプ5が接続されてい
る。点灯装置1は周知の構成により、前記高圧放電ラン
プ5への供給電力を一定電力(この大きさは可変でき
る)に保つような制御を行う。
【0058】また、前記高圧放電ランプ5の両端子間に
は、抵抗6、7による分圧により前記高圧放電ランプ5
のランプ電圧を検出し、抵抗8の両端間電圧により前記
高圧放電ランプ5のランプ電流を検出する周知の構成の
電圧/電流検出回路9が接続されている。
【0059】符号10は点灯装置1の制御装置であり、
前記電圧/電流検出回路9が出力するアナログ信号が周
知の構成のA/D変換回路11、12でデジタル信号に
変換された後に入力される。
【0060】制御装置10は、マイクロコンピュータ1
3、EEPROMで構成される不揮発性メモリ14、ク
ロックカウンタ15を備えている。マイクロコンピュー
タ13は、その内蔵のROMに格納されている所定のプ
ログラム、固定データに従って、前記A/D変換回路1
1、12から入力するデジタル信号などに基づいて各種
の演算を行なう。そして、前記高圧放電ランプ5の点灯
履歴を示す各種データを前記不揮発性メモリ14に格納
し、前記クロックカウンタ15をオン、オフし、前記電
力供給回路3、前記始動回路4、表示LED装置16を
駆動するための制御信号を出力する。また、制御装置1
0にはリセットスイッチ17が接続され、このリセット
スイッチ17のリセット動作により、前記不揮発性メモ
リ14初期化される。
【0061】次に、上記構成の点灯装置1の動作を、そ
の制御系の動作を中心に図2、3のフローチャートを参
照して説明する。
【0062】点灯装置1の電源をオンにすると、まず、
マイクロコンピュータ13の内蔵のCPUは、マイクロ
コンピュータ13の各部の動作や、不揮発性メモリ14
の内容がOKか否かを診断し(ステップS1、S2)、
異常があれば表示LED装置16を点滅させて異常を知
らせて終了し(ステップS3)、正常であればステップ
S4の判断に移る。
【0063】ステップS4では前回の高圧放電ランプ5
の使用の際に、所定の異常があったと判断されてランプ
点灯を停止させているか否かを判断する。すなわち、後
述するように、この点灯装置1では、高圧放電ランプ5
などの異常を自動検出し、その異常、異常表示を不揮発
性メモリ14に格納するようにして、異常があったとき
は、電力供給回路3を自動的にオフにする動作を行う。
そして、不揮発性メモリ14に異常、異常表示が残され
ているときはリセットスイッチ17のリセット動作が行
われない限り電力供給回路3をオンにしない(ステップ
S4、S5、S6)ので、ユーザはランプ交換をしてリ
セット動作を行う。
【0064】前回の高圧放電ランプ5の点灯の際にラン
プ異常が見つからなかった場合や、ランプ異常が見つか
ったためにランプ交換を行ってリセット動作をした場合
に、初めて電力供給回路3をオンにする制御信号が出力
され、電力供給回路3のオンにより始動回路4により高
圧パルスを発生させて点弧させ、高圧放電ランプ5の点
灯を開始する(ステップS6、S7)。また、クロック
カウンタ15を駆動して、今回の点灯時間、および現在
使用中の高圧放電ランプ5の累積点灯時間を計測する
(ステップS8)。
【0065】高圧放電ランプ5の電気的特性は、その温
度により変動する。そこで、クロックカウンタ15によ
る点灯時間の計測により、点灯開始後の電気的特性が安
定する一定時間(一般に10〜30分程度)の経過を待
って、ランプ電圧、電流の観測を開始する(ステップS
9、S10)。そして、高圧放電ランプ5がバージンラ
ンプであるときは、このときのランプ電圧を初期ランプ
電圧として不揮発性メモリ14に記憶する(ステップS
11、S12)。高圧放電ランプ5がバージンランプで
あるか否かは、リセットスイッチ17によるリセット動
作が今回行われたか否かにより検知することができる。
【0066】次に、ランプ電圧が異常に高くないか又は
低くないか判断し(ステップS13)、また、ランプ電
流が継続して所定の規定値(マイクロコンピュータ13
のCPUが初期ランプ電圧から求めるなどして、不揮発
性メモリ14に予め格納する)より高くないかを判断す
る(ステップS14)。
【0067】すなわち、点灯中にランプ電圧が一定値
(マイクロコンピュータ13のCPUが初期ランプ電圧
から求めるなどして不揮発性メモリ14に予め格納して
いる)以上低下した場合は、高圧放電ランプ5のガラス
管の破損故障や点灯装置1の故障と判断し、逆にランプ
電圧が極端に上昇した場合には、点灯装置1の故障と判
断される。
【0068】また、点灯後に高ランプ電流が継続する場
合は、高圧放電ランプ5の電極部での発熱が高まるた
め、電極付け根部分の封止部にストレスがたまり、ここ
からクラックが発生して破裂にいたる場合がある。そこ
で、ランプ電流が規定値より高い場合は、マイクロコン
ピュータ13の内部カウンタをインクリメントとして異
常状態の継続時間をカウントし、一定時間異常が継続し
た場合は高圧放電ランプ5の故障と判断する。
【0069】上記のように、ステップS13、S14で
異常ありと判断したときは、異常表示および異常を不揮
発性メモリ14に記憶して、電力供給回路3をオフして
(ステップS15、S16)終了する。
【0070】ステップS14、S15で異常が見つから
なかったときは、ランプ電圧が初期ランプ電圧に対して
一定割合以上に高いか否かを判断する(ステップS1
7)。すなわち、高圧放電ランプ5のランプ電圧の寿命
末期における道程特性は、一般に電極の消耗とともに上
昇するため、初期ランプ電圧から、一定割合上昇した場
合にランプ寿命がきていると判断することができる。そ
こで、この場合には表示LED装置16を点灯させてラ
ンプ交換をユーザに促す。
【0071】そして、ランプ電圧、電流の観測開始(ス
テップS10)から一定時間(例えば20分)、ステッ
プS13〜ステップS17の判断を繰返し、この時間が
終了したときはランプ電圧、電流の観測を終了する(ス
テップS19、S20)。その後は、点灯装置1の電源
がオフされるまで、高圧放電ランプ5の点灯が継続され
ることになる。
【0072】〔発明の第2の実施の形態〕前記発明の第
1の実施の形態の場合は、ランプ寿命の検出のために高
圧放電ランプ5の電気的特性が安定するまで待ってか
ら、初期ランプ電圧と現在のランプ電圧とを比較するよ
うにしているため、点灯開始から電気的特性が安定する
までの間に高圧放電ランプ5が加熱して破損してしまう
可能性もある。この実施例は、かかる問題を解決するた
め、ランプ点灯の開始初期にランプ寿命を検出できるよ
うにしたものである。
【0073】この実施の形態の点灯装置の装置構成は、
前記発明の第1の実施の形態の場合と同様であり、詳細
な説明は省略する。
【0074】そこで、第1の実施の形態との相違点を中
心に、この実施の形態の点灯装置1の動作を図4、5の
フローチャートを参照して説明する。同図において、S
1〜S8のステップについては第1の発明の実施の形態
と同一であるため、詳細な説明を省略する。
【0075】図4、5に示すように、この実施形態で
は、高圧放電ランプ5の点灯開始後、ごく短かい一定時
間(数秒程度)経過後からランプ電圧の観測を開始し、
その後の一定時間(高圧放電ランプ5の点灯開始後1分
程度)の間、ランプ電圧を不揮発性メモリ14に記録し
つづけて観測を終了する(ステップS21、S22、S
23、S24、S25)。そして、このランプ電圧の記
録と、この間の観測時間とによりランプ電圧上昇率を求
める(ステップS26)。
【0076】そして、このランプ電圧上昇率がバージン
ランプの点灯初期のもの(初期ランプ電圧上昇率)であ
るか否かを判断する(ステップS27)。すなわち、今
回の点灯装置1の駆動に際してリセットスイッチ17に
よるリセット動作(ステップS5)がされていれば、今
回求めたランプ電圧上昇率はバージンランプのものであ
り、この値を初期ランプ電圧上昇率として不揮発性メモ
リ14に記憶する(ステップS28)。そうでない場合
は、高圧放電ランプ5はバージンランプではないので、
以前のランプ点灯の際に求めた初期ランプ電圧上昇率は
不揮発性メモリ14に記憶されているため、これを読み
出して今回求めた初期ランプ電圧上昇率と比較する(ス
テップS29)。
【0077】そして、この比較によりランプ電圧が寿命
末期として高いか否かを判断する(ステップS30)。
すなわち、高圧放電ランプは、その使用時間に応じてガ
ラス管が黒化するため、ガラス管表面からの赤外線の放
射量が減少する。従って、ランプ自身から発生する熱が
こもりやすくなり、温度の上昇率がバージンランプに比
べて大きくなる。ランプ温度とランプ電圧は、ランプ内
部のガス圧から密接に関係があり、温度の上昇率が大き
いと、ランプ電圧上昇率も大きくなる。
【0078】そこで、今回のランプ電圧上昇率を、同一
ランプがバージンランプであったときの初期ランプ電圧
上昇率と比較することにより、高圧放電ランプ5の黒化
状況を推定できる。図8は、このような新品のランプと
寿命末期のランプの点灯開始初期のランプ電圧上昇率の
違いを示すものである。同図に明らかなように、高圧放
電ランプ5の点灯開始の際の急激な変化は、点灯開始後
数秒から1、2分の間に起こる。そこで、今回のランプ
電圧上昇率が初期ランプ電圧上昇率を一定値(初期ラン
プ電圧上昇率から求めるなどして、マイクロコンピュー
タ13のCPUが不揮発性メモリ14に予め記憶させて
おく)以上超えたときは、寿命末期と判断することがで
きる。
【0079】そこで、このようにして高圧放電ランプが
寿命末期と判断されたときは、表示LED装置16を点
滅して、第1の実施の形態の場合より、ユーザにランプ
寿命をいち早く知らせることができる(ステップS3
1)。
【0080】そして、この点灯後一定時間経過しても高
圧放電ランプ5が継続的に点灯されている場合は(ステ
ップS32)、「ランプ交換要求」などの信号を発生さ
せて表示LED装置16の点灯などを行うとともに、電
力供給回路3をオフにして強制的に消灯することで(ス
テップS33)、寿命末期による高圧放電ランプ5の破
損を防止する。
【0081】〔発明の第3の実施の形態〕この実施の形
態は、高圧放電ランプの消灯後再点灯するに際し、サー
ミスタなどによらず高圧放電ランプ温度を間接的に検知
して、無駄な始動パルスを与えることなく、再点灯を容
易に行えるまでランプ温度が低下してから、再点灯を行
うことを可能とする例である。
【0082】この実施の形態の点灯装置の装置構成は、
前記発明の第1、第2の実施の形態の場合と同様であ
り、詳細な説明は省略する。
【0083】そこで、第1の実施の形態との相違点を中
心に、この実施の形態の点灯装置1の動作を図6、7の
フローチャートを参照して説明する。同図において、S
1〜S8のステップについては第1の発明の実施の形態
と同一であるため、詳細な説明を省略する。
【0084】図6、図7に示すように、高圧放電ランプ
5の点灯開始後(ステップS7)、ランプ電圧、ランプ
電流を予め定めた一定時間(例えば20分程度)測定し
て(ステップS41、S42)、消費されたランプ電力
を計算し(ステップS43)、このランプ電力を積分し
て累積消費電力を求め(ステップS44)、予め実験的
に求めておいたランプ電力、累積消費電力とランプ温度
との関係(マイクロコンピュータ13のROM内にテー
ブルとして予め格納しておく)から現在のランプ温度の
推定値を求める(ステップS45)。以上のステップS
41〜S45をランプ消灯時まで繰り返して(ステップ
S46)、消灯時のランプ温度の推定値を不揮発性メモ
リ14に記憶する。そして、ランプ消灯後の経過時間を
クロックカウンタ15で計数開始する(ステップS4
7)。
【0085】そして、消灯直後のランプ温度の推定値
と、予め実験的に求めておいたランプ温度と経過時間と
の関係から(マイクロコンピュータ13のROM内にテ
ーブルとして予め格納しておく)、現在のランプ温度を
推定して(ステップS48)、高圧放電ランプ5が容易
に再点灯可能な温度に冷却するまで、表示用LED装置
16を点灯して、「スタンバイ」の表示あるいは「高温
注意」の表示を行ない、高圧放電ランプ5が容易に点灯
できる温度になって表示用LED装置16を消灯するこ
とにより処理を終了するものである(ステップS49、
S50、S51)。
【0086】なお、いうまでもなく上記各実施の形態
は、この発明を限定するものではない。
【0087】例えば、高圧放電ランプ5がディスプレイ
装置のバックライトである場合は、表示LED装置16
にかえて、当該ディスプレイ上に表示してユーザにラン
プ寿命などを知らせるようにしてもよい。この場合に、
第3の実施の形態の例では、ディスプレイ上に再点灯可
能となるまでの時間を表示させるようにしてもよい。
【0088】また、第3の実施の形態で、ステップS4
8〜ステップS51に代えて、高圧放電ランプ5が冷却
するまで一定時間(例えば30秒)ごとにランプ温度か
ら定まる始動パルス数分だけ始動を試みるようにしても
よい。このパルス数はランプ温度が高温時は多く、低温
時は少なく設定することが望ましい。
【0089】第3の実施の形態で、ステップS48〜ス
テップS51に代えて、冷却時異常表示を行ってもよ
い。すなわち、推定ランプ温度が低下して始動を試みる
が、規定回数(例えば3回)始動を試みても高圧放電ラ
ンプが点灯しない場合は、異常として動作を停止し、電
力供給回路3をオフし、異常を表示LED16を点滅し
て報知するようにする。
【0090】第3の実施の形態では電力の累積をもとに
ランプ温度を推定を行ったが、精緻さには欠けるもの
の、ランプ電流の累積値あるいはランプ電圧の累積値で
代用することもできる。これは、高圧放電ランプ5への
供給電力が一定となるような制御を行っているからであ
る。このように、ランプ電流、ランプ電圧のみの検出の
場合、検出回路が1回路ですむため、装置の小型化にも
寄与する。
【0091】同じく、精緻さには欠けるものの、ランプ
点灯後、消灯後の経時変化のみからマイクロコンピュー
タ13のROMに登録されたテーブルを参照してランプ
温度を推定することも可能であり、この場合は、ランプ
電圧、ランプ電流の検出のための回路が一切不要とな
る。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、高圧放電ラン
プの状態を示すデータを点灯履歴として記憶する記憶手
段を備え;この記憶されたデータに基づいて前記高圧放
電ランプの状態を判断し、高圧放電ランプの交換管理を
容易とするものであることを特徴とするものであるの
で、高圧放電ランプの状態を示すデータを点灯履歴とし
て随時記憶し、このデータに基づいて高圧放電ランプの
状態を自動的に判断することができるため、高圧放電ラ
ンプの状態を自動的に判断して高圧放電ランプの交換管
理を容易とすることができる。
【0093】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、高圧放電ランプのランプ電圧を検出す
る第1の電圧検出手段と;高圧放電ランプの安定的な初
期ランプ電圧を記憶手段に格納する第1の格納手段と;
この格納された初期ランプ電圧と、この初期ランプ電圧
が記憶された高圧放電ランプのランプ電圧とを比較する
第1の比較手段と;この比較結果に基づいて前記高圧放
電ランプの寿命を検出する寿命検出手段とを備えている
ことを特徴とするものであるので、高圧放電ランプの安
定的な初期ランプ電圧を記憶し、この初期ランプ電圧
と、この初期ランプ電圧が記憶された高圧放電ランプの
ランプ電圧とを比較することで高圧放電ランプの寿命を
自動検出することができるため、高圧放電ランプの初期
ランプ電圧に基づいて、高圧放電ランプの寿命を自動的
に判断することがでる。
【0094】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、高圧放電ランプのランプ電圧を検出す
る第1の電圧検出手段と;高圧放電ランプが初めて点灯
される際の点灯開始初期のランプ電圧の上昇率を初期ラ
ンプ電圧上昇率として記憶手段に格納する第1の格納手
段と;この格納された初期ランプ電圧上昇率と、この初
期ランプ電圧が記憶された高圧放電ランプのその後の点
灯開始初期のランプ電圧上昇率とを比較する第1の比較
手段と;この比較結果に基づいて前記高圧放電ランプの
寿命を検出する寿命検出手段とを備えていることを特徴
とするものであるので、未使用の高圧放電ランプが初め
て点灯される際の点灯開始初期のランプ電圧の上昇率を
初期ランプ電圧上昇率として記憶し、この初期ランプ電
圧上昇率と、この初期ランプ電圧が記憶された高圧放電
ランプのその後の点灯開始初期のランプ電圧上昇率とを
比較することで、高圧放電ランプの寿命を自動検出する
ことができるため、高圧放電ランプが初めて点灯される
際の点灯開始初期のランプ電圧の上昇率に基づいて、高
圧放電ランプの寿命を自動的に判断することがでる。
【0095】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、寿命検出手段は、ランプ電圧上昇率が
初期ランプ電圧上昇率を一定値以上上回ることによりラ
ンプ寿命を検出するものであることを特徴とするもので
あるので、ランプ電圧上昇率が初期ランプ電圧上昇率を
一定値以上上回ることにより、ランプ寿命を自動的に検
出することができる。
【0096】請求項5に記載の発明は、請求項2、3、
4のいずれかに記載の発明において、検出した高圧放電
ランプの寿命を報知する第1の報知手段を備えているこ
とを特徴とするものであるので、ランプ寿命の検出の事
実を容易に知ることができる。
【0097】請求項6に記載の発明は、請求項2、3、
4、5のいずれかに記載の発明において、第1の報知手
段による報知開始後の高圧放電ランプの点灯時間が所定
の時間を超えたことを判断する第1の計時手段と;この
判断がされたときは高圧放電ランプの交換を促すための
報知を行うものであることを特徴とするものであるの
で、ランプ寿命が検出され、その事実が報知された後も
高圧放電ランプが一定期間使用されたときに、高圧放電
ランプの交換を促す報知を行なって早期のランプ交換を
促し、ランプ割れなどを未然に防止することができる。
【0098】請求項7に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6のいずれかに記載の発明において、高圧
放電ランプのランプ電圧を検出する第2の電圧検出手段
と;この検出されたランプ電圧と記憶手段に予め記憶さ
れた第1の基準値とを比較する第2の比較手段と;この
比較結果に基づき前記高圧放電ランプのランプ電圧の急
激な変化を検出する故障検出手段と;この検出がなされ
たときは前記高圧放電ランプへの電力供給を停止する第
1の停止手段とを備えていることを特徴とするものであ
るので、検出されたランプ電圧と記憶手段に予め記憶さ
れた第1の基準値とを比較して、高圧放電ランプのラン
プ電圧の急激な変化を検出したときは、点灯装置の故障
として高圧放電ランプへの電力供給を停止することで、
点灯装置故障の検出と、それに伴う電力供給の停止を自
動的に行うことができる。
【0099】請求項8に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7のいずれかに記載の発明において、
高圧放電ランプのランプ電圧を検出する第3の電圧検出
手段と;この検出されたランプ電圧と記憶手段に予め記
憶された第2の基準値とを比較する第3の比較手段と;
この比較により前記第2の基準値よりランプ電圧が一定
期間継続して低いと判断する第1の異常検出手段と;こ
の判断がなされたときは前記高圧放電ランプへの電力供
給を停止する第2の停止手段とを備えていることを特徴
とするものであるので、検出されたランプ電圧と記憶手
段に予め記憶された第2の基準値とを比較して、第2の
基準値よりランプ電圧が一定期間継続して低いときは、
高圧放電ランプの異常として高圧放電ランプへの電力供
給の停止を自動的に行うことができるため、ランプ割れ
などをランプ電圧に基づいて未然に防止することができ
る。
【0100】請求項9に記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7のいずれかに記載の発明において、
高圧放電ランプのランプ電流を検出する第1の電流検出
手段と;この検出されたランプ電流と記憶手段に予め記
憶された第3の基準値とを比較する第4の比較手段と;
この比較により前記第3の基準値よりランプ電流が一定
期間継続して高いと判断する第2の異常検出手段と;こ
の判断がなされたときは前記高圧放電ランプへの電力供
給を停止する第2の停止手段とを備えていることを特徴
とするものであるので、検出されたランプ電流と記憶手
段に予め記憶された第3の基準値とを比較して、第3の
基準値よりランプ電流が一定期間継続して高いときは、
高圧放電ランプの異常として高圧放電ランプへの電力供
給を停止して、ランプ割れなどをランプ電流に基づいて
未然に防止することができる。
【0101】請求項10に記載の発明は、高圧放電ラン
プのランプ電圧を検出する第4の電圧検出手段と;高圧
放電ランプのランプ電流を検出する第2の電流検出手段
と;この検出されたランプ電圧およびランプ電流から前
記高圧放電ランプの消費電力を求める消費電力割出手段
と;この求めた消費電力に基づいて高圧放電ランプの温
度を推定する温度推定手段とを備え;この温度から高圧
放電ランプの次に再点灯するのに必要な条件を判断する
ことを特徴とするものであるので、検出されたランプ電
圧およびランプ電流から高圧放電ランプの消費電力を求
め、これに基づいて高圧放電ランプの温度を推定するこ
とで間接的にランプ温度を測定することができて、この
温度から高圧放電ランプを次に再点灯するのに必要な条
件を判断することができるから、消灯後の高圧放電ラン
プのランプ温度を間接的に測定して、無駄な始動パルス
なしに適切な時期に再点灯することできる。
【0102】請求項11に記載の発明は、供給電力を所
望の一定値に保つように制御しつつ高圧放電ランプを点
灯する点灯装置であって;高圧放電ランプのランプ電圧
を検出する第4の電圧検出手段と;この検出されたラン
プ電圧に基づいて高圧放電ランプの温度を推定する温度
推定手段とを備え;この温度から高圧放電ランプを次に
再点灯するのに必要な条件を判断することを特徴とする
ものであるから、高圧放電ランプの消費電力はランプ電
圧の検出だけで求め、この消費電力に基づいて高圧放電
ランプの温度を推定することにより間接的にランプ温度
を測定することができて、この温度から高圧放電ランプ
を次に再点灯するのに必要な条件を判断することができ
るので、高圧放電ランプの消灯からの経過時間とランプ
電圧とにもとづいて現在の高圧放電ランプの温度を推定
することでランプ温度を間接的に測定して、無駄な始動
パルスなしに適切な時期に再点灯することできる。
【0103】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、高圧放電ランプの消灯からの経過
時間を計時する第2の計時手段を備え;温度推定手段
は、前記経過時間と前記ランプ電圧とにもとづいて高圧
放電ランプの温度を推定するものであることを特徴とす
るものであるので、高圧放電ランプの消灯からの経過時
間とランプ電圧とにもとづいて現在の高圧放電ランプの
温度を推定して間接的にランプ温度を測定することがで
きるため、この温度から高圧放電ランプを次に再点灯す
るのに必要な条件を判断することができる。
【0104】請求項13に記載の発明は、高圧放電ラン
プのランプ電流を検出する第2の電流検出手段と;この
検出されたランプ電流に基づいて高圧放電ランプの温度
を推定する温度推定手段とを備え;この温度から高圧放
電ランプを次に再点灯するのに必要な条件を判断するこ
とを特徴とするものであるので、高圧放電ランプの消費
電力はランプ電流の検出だけで求め、この消費電力に基
づいて高圧放電ランプの温度を推定することで間接的に
ランプ温度を測定することができるため、この温度から
高圧放電ランプを次に再点灯するのに必要な条件を判断
することができる。
【0105】請求項14に記載の発明は、請求項10、
11、12、13のいずれかに記載の発明において、高
圧放電ランプの消灯からの経過時間を計時する第3の計
時手段と;この計時と温度推定手段による推定温度とに
基づいて高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適切な
温度まで冷却される時刻を判断する点灯時刻検出手段
と;前記消灯後前記時刻まで前記高圧放電ランプが再点
灯に適切な状態ではない旨を報知する第3の報知手段と
を備えていることを特徴とするものであるので、高圧放
電ランプの消灯からの経過時間を計時し、この計時と高
圧放電ランプの推定温度とに基づいて高圧放電ランプを
次に再点灯させるのに適切な温度まで冷却される時刻を
判断し、その時刻まで高圧放電ランプが再点灯に適切な
状態ではない旨を報知するため、高圧放電ランプが再点
灯に適さないことを容易に知ることができる。
【0106】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の発明において、第3の報知手段により高圧放電ラ
ンプの消灯後高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適
切な温度まで冷却される時刻までの残り時間を表示する
ものであることを特徴とするものであるので、高圧放電
ランプを次に再点灯させるのに適切な温度まで冷却され
る時刻までの残り時間を報知することで、高圧放電ラン
プが容易に再点灯できる時期を知ることができる。
【0107】請求項16に記載の発明は、請求項14ま
たは15に記載の発明において、高圧放電ランプの消灯
後高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適切な温度に
冷却される時刻までの期間内に高圧放電ランプに始動パ
ルスを1または複数回与える始動パルス印加手段を備
え;この始動パルスにより前記期間内の高圧放電ランプ
の再点灯をこころみるものであることを特徴とするもの
であるので、高圧放電ランプの消灯後次に再点灯させる
のに適切な温度に冷却される時刻までの期間内に始動パ
ルスを1または複数回与えることで、高圧放電ランプの
早期の再点灯をこころみることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1、第2、第3の実施の形態を示
す点灯装置のブロック図。
【図2】この発明の第1の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図3】この発明の第1の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図4】この発明の第2の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図5】この発明の第2の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図6】この発明の第3の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図7】この発明の第3の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図8】高圧放電ランプの電圧上昇率の新品と寿命末期
との違いを説明する図。
【符号の説明】 1 点灯装置 2 直流電源 3 電力供給回路 4 始動回路 5 高圧放電ランプ 9 電圧/電流検出回路 10 制御装置 13 マイクロコンピュータ 14 不揮発性メモリ 15 クロックカウンタ 16 表示LED装置 17 リセットスイッチ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧放電ランプの状態を示すデータを点
    灯履歴として記憶する記憶手段を備え;この記憶された
    データに基づいて前記高圧放電ランプの状態を判断し、
    高圧放電ランプの交換管理を容易とするものであること
    を特徴とする高圧放電ランプの点灯装置。
  2. 【請求項2】 高圧放電ランプのランプ電圧を検出する
    第1の電圧検出手段と;高圧放電ランプの安定的な初期
    ランプ電圧を記憶手段に格納する第1の格納手段と;こ
    の格納された初期ランプ電圧と、この初期ランプ電圧が
    記憶された高圧放電ランプのランプ電圧とを比較する第
    1の比較手段と;この比較結果に基づいて前記高圧放電
    ランプの寿命を検出する寿命検出手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプの点灯
    装置。
  3. 【請求項3】 高圧放電ランプのランプ電圧を検出する
    第1の電圧検出手段と;高圧放電ランプが初めて点灯さ
    れる際の点灯開始初期のランプ電圧の上昇率を初期ラン
    プ電圧上昇率として記憶手段に格納する第1の格納手段
    と;この格納された初期ランプ電圧上昇率と、この初期
    ランプ電圧が記憶された高圧放電ランプのその後の点灯
    開始初期のランプ電圧上昇率とを比較する第1の比較手
    段と;この比較結果に基づいて前記高圧放電ランプの寿
    命を検出する寿命検出手段とを備えていることを特徴と
    する請求項1に記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  4. 【請求項4】 寿命検出手段は、ランプ電圧上昇率が初
    期ランプ電圧上昇率を一定値以上上回ることによりラン
    プ寿命を検出するものであることを特徴とする請求項3
    に記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  5. 【請求項5】 検出した高圧放電ランプの寿命を報知す
    る第1の報知手段を備えていることを特徴とする請求項
    2、3、4のいずれかに記載の高圧放電ランプの点灯装
    置。
  6. 【請求項6】 第1の報知手段による報知開始後の高圧
    放電ランプの点灯時間が所定の時間を超えたことを判断
    する第1の計時手段と;この判断がされたときは高圧放
    電ランプの交換を促すための報知を行う第2の報知手段
    とを備えていることを特徴とする請求項2、3、4、5
    のいずれかに記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  7. 【請求項7】 高圧放電ランプのランプ電圧を検出する
    第2の電圧検出手段と;この検出されたランプ電圧と記
    憶手段に予め記憶された第1の基準値とを比較する第2
    の比較手段と;この比較結果に基づき前記高圧放電ラン
    プのランプ電圧の急激な変化を検出する異常検出手段
    と;この検出がなされたときは前記高圧放電ランプへの
    電力供給を停止する第1の停止手段とを備えていること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6のいずれか
    に記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  8. 【請求項8】 高圧放電ランプのランプ電圧を検出する
    第3の電圧検出手段と;この検出されたランプ電圧と記
    憶手段に予め記憶された第2の基準値とを比較する第3
    の比較手段と;この比較により前記第2の基準値よりラ
    ンプ電圧が一定期間継続して低いと判断する第1の異常
    検出手段と;この判断がなされたときは前記高圧放電ラ
    ンプへの電力供給を停止する第2の停止手段とを備えて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、
    7のいずれかに記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  9. 【請求項9】 高圧放電ランプのランプ電流を検出する
    第1の電流検出手段と;この検出されたランプ電流と記
    憶手段に予め記憶された第3の基準値とを比較する第4
    の比較手段と;この比較により前記第3の基準値よりラ
    ンプ電流が一定期間継続して高いと判断する第2の異常
    検出手段と;この判断がなされたときは前記高圧放電ラ
    ンプへの電力供給を停止する第2の停止手段とを備えて
    いることを特徴とする高圧放電ランプの点灯装置。
  10. 【請求項10】 高圧放電ランプのランプ電圧を検出す
    る第4の電圧検出手段と;高圧放電ランプのランプ電流
    を検出する第2の電流検出手段と;この検出されたラン
    プ電圧およびランプ電流から前記高圧放電ランプの消費
    電力を求める消費電力割出手段と;この求めた消費電力
    に基づいて高圧放電ランプの温度を推定する温度推定手
    段とを備え;この温度から高圧放電ランプを次に再点灯
    するのに必要な条件を判断することを特徴とする高圧放
    電ランプの点灯装置。
  11. 【請求項11】 供給電力を所望の一定値に保つように
    制御しつつ高圧放電ランプを点灯する点灯装置であっ
    て;高圧放電ランプのランプ電圧を検出する第4の電圧
    検出手段と;この検出されたランプ電圧に基づいて高圧
    放電ランプの温度を推定する温度推定手段とを備え;こ
    の温度から高圧放電ランプを次に再点灯するのに必要な
    条件を判断することを特徴とする高圧放電ランプの点灯
    装置。
  12. 【請求項12】 高圧放電ランプの消灯からの経過時間
    を計時する第2の計時手段を備え;温度推定手段は、前
    記経過時間と前記ランプ電圧とにもとづいて高圧放電ラ
    ンプの温度を推定するものであることを特徴とする請求
    項11に記載の高圧放電ランプの点灯装置。
  13. 【請求項13】 供給電力を所望の一定値に保つように
    制御しつつ高圧放電ランプを点灯する点灯装置であっ
    て;高圧放電ランプのランプ電流を検出する第2の電流
    検出手段と;この検出されたランプ電流に基づいて高圧
    放電ランプの温度を推定する温度推定手段とを備え;こ
    の温度から高圧放電ランプを次に再点灯するのに必要な
    条件を判断することを特徴とする高圧放電ランプの点灯
    装置。
  14. 【請求項14】 高圧放電ランプの消灯からの経過時間
    を計時する第3の計時手段と;この計時と温度推定手段
    による推定温度とに基づいて高圧放電ランプを次に再点
    灯させるのに適切な温度まで冷却される時刻を判断する
    点灯時刻検出手段と;前記消灯後前記時刻まで前記高圧
    放電ランプが再点灯に適切な状態ではない旨を報知する
    第3の報知手段とを備えていることを特徴とする請求項
    10、11、12、13のいずれかに記載の高圧放電ラ
    ンプの点灯装置。
  15. 【請求項15】 第3の報知手段により高圧放電ランプ
    の消灯後高圧放電ランプを次に再点灯させるのに適切な
    温度まで冷却される時刻までの残り時間を報知するもの
    であることを特徴とする請求項14に記載の高圧放電ラ
    ンプの点灯装置。
  16. 【請求項16】 高圧放電ランプの消灯後高圧放電ラン
    プを次に再点灯させるのに適切な温度に冷却される時刻
    までの期間内に高圧放電ランプに始動パルスを1または
    複数回与える始動パルス印加手段を備え;この始動パル
    スにより前記期間内の高圧放電ランプの再点灯をこころ
    みるものであることを特徴とする請求項14または15
    に記載の高圧放電ランプの点灯装置。
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