JPH11237716A - フィルム一体型カメラ - Google Patents
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- JPH11237716A JPH11237716A JP5271798A JP5271798A JPH11237716A JP H11237716 A JPH11237716 A JP H11237716A JP 5271798 A JP5271798 A JP 5271798A JP 5271798 A JP5271798 A JP 5271798A JP H11237716 A JPH11237716 A JP H11237716A
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Abstract
性を防止して、その携帯性に優れ、更に、クッション性
を有して耐衝撃性に富むフィルム一体型カメラを提供す
ることである。 【解決手段】 樹脂成形部材からなり、予め、フィルム
がカメラ内に装填されている再利用可能なカメラ本体
と、該カメラ本体の外周を包囲する紙部材からなる矩形
紙箱型外装カバ−とからなるフィルム一体型カメラにお
いて、該矩形型紙箱外装カバ−が、紙基材とその外面に
設けられている樹脂層とかなり、更に、該樹脂層を発砲
させて樹脂発砲層を形成し、該樹脂発砲層が外装カバ−
の表面を構成することを特徴とするフィルム一体型カメ
ラに関するものである。
Description
メラに関し、更に詳しくは、外観の意匠性に優れ、か
つ、その表面の滑り性を防止して、その携帯性に優れ、
更に、クッション性を有して耐衝撃性に富むフィルム一
体型カメラに関するものである。
る、使い切りカメラと呼ばれ、種々の形態からなるもの
が開発され、提案されている。通常、フィルム一体型カ
メラは、樹脂成形部材からなり、予め、フィルムがカメ
ラ内に装填されている再利用可能なカメラ本体と、該カ
メラ本体の外周を包囲する紙部材からなる矩形紙箱型外
装カバ−とからなるものである。而して、かかるフィル
ム一体型カメラは、一本のフィルムの撮影にのみ使用さ
れ、内蔵フィルムの撮影終了後、フィルムはカメラに装
填されたまま現像所に送られ、ここで外装カバ−が取り
除かれ、更に、フィルムが取り出されて、現像、プリン
ト等がなされ、他方、カメラ本体は、再利用に供される
ものである。
なフィルム一体型カメラにおいて、これが使い切りであ
ることから、外装カバ−は、安価であること、廃棄適性
を有すること等の要件が必要であり、このために、紙基
材をベ−ス素材とし、これに簡単な、所望の印刷模様等
が形成されるだけであり、その外観の意匠性は、極めて
貧弱で、乏しいものである。また、上記のようなフィル
ム一体型カメラは、その使用時にこれを手で持って撮影
等を行うと、これが小型であり、更に、外装カバ−の表
面は、プラスチックフィルム等が被覆されて、滑り易く
なっていることから、極めて手で持ちにくく、時には、
カメラを落としてしまうとこともあり、その携帯性に劣
るという問題点がある。更に、万一、カメラを落として
しまうと、カメラ本体は、樹脂成形部材で安価に形成さ
れていることから、いわゆる、落下強度に欠け、時に
は、部品等が簡単に外れ、あるいは、カメラ本体が簡単
に破壊し、もはや、撮影することができないということ
も起こり、このように、上記のようなフィルム一体型カ
メラは、クッション性に乏しく耐衝撃性に不十分である
という問題点もある。そこで本発明は、外観の意匠性に
優れ、かつ、その表面の滑り性を防止して、その携帯性
に優れ、更に、クッション性を有して耐衝撃性に富むフ
ィルム一体型カメラを提供することである。
な問題点を解決すべく種々検討の結果、外装カバ−の表
面に樹脂発砲層を設けることに着目し、まず、外装カバ
−を構成する紙基材の上に、所望の印刷模様等を設け、
かつ,該印刷模様等を含む全面に樹脂層を設け、更に、
該樹脂層を発砲させて樹脂発砲層を形成し、而して、該
樹脂発砲層を有する紙基材で矩形紙箱型外装カバ−を製
造し、該矩形紙箱型外装カバ−をもって、樹脂成形部材
からなり、予め、フィルムがカメラ内に装填されている
再利用可能なカメラ本体の外周を包囲してフィルム一体
型カメラを製造したところ、需要者等は、樹脂発砲層を
とおして所望の印刷模様等を観察することから、柔らか
い、温和な感じの印刷模様等を観察することができて、
その外観の意匠性に極めて優れているものであり、ま
た、矩形紙箱型外装カバ−の表面を樹脂発砲層で構成し
ていることから、単なる、樹脂層の表面とその滑り性に
おいて異なり、その表面の滑り性を防止し、手での持ち
易さを改良して携帯性に富むものであり、更に、矩形紙
箱型外装カバ−の表面の樹脂発砲層により、クッション
性を有して耐衝撃性に富むフィルム一体型カメラを見出
して本発明を完成したものである。
り、予め、フィルムがカメラ内に装填されている再利用
可能なカメラ本体と、該カメラ本体の外周を包囲する紙
部材からなる矩形紙箱型外装カバ−とからなるフィルム
一体型カメラにおいて、該矩形型紙箱外装カバ−が、紙
基材とその外面に設けられている樹脂層とかなり、更
に、該樹脂層を発砲させて樹脂発砲層を形成し、該樹脂
発砲層が外装カバ−の表面を構成することを特徴とする
フィルム一体型カメラに関するものである。
詳しく説明する。まず、本発明にかかるフィルム一体型
カメラについてその一例を例示し、その構成を説明する
と、図1および図2は、本発明にかかるフィルム一体型
カメラの構成を示す概略的図面であり、図1−(1)
は、その概略的正面図であり、図1−(2)は、その概
略的背面図であり、図1−(3)は、その概略的天面図
であり、図2−(1)は、その概略的底面図であり、図
2−(2)は、その概略的左側面図であり、図2−
(3)は、その概略的右側面図であり、図3は、本発明
にかかるフィルム一体型カメラについて使用される矩形
紙箱型外装カバ−を構成するブランク板の一例を示す概
略的平面図であり、図4、図5および図6、本発明にか
かるフィルム一体型カメラについて使用される矩形紙箱
型外装カバ−を構成するブランク板の層構成を示す概略
的断面図である。
は、図1〔図1−(1)〜(3)〕および図2〔図2−
(1)〜(3)〕に示すように、樹脂成形部材からな
り、予め、フィルムがカメラ内に装填されている再利用
可能なカメラ本体1と、該カメラ本体1の外周を包囲す
る紙部材からなる矩形紙箱型外装カバ−2とからなるも
のである。更に、上記のカメラ本体1は、カメラ正面中
央近くに位置した撮影レンズ3、カメラ正面上側に位置
したファインダ視野枠4、同じくカメラ正面上側に位置
したフラッシュ発光部5、該フラッシュ発光部の下に位
置するフラッシュ発光スイッチ6〔図1−(1)参
照〕、カメラ背面上側に位置したファインダ覗き穴7、
カメラ背面上側に位置したフィルム巻き上げ部8〔図1
−(2)参照〕、カメラ天面に位置したシャッタ−ボタ
ン9、同じくカメラ天面に位置して撮影枚数を表示する
フィルムカウンタ部10、更に、カメラ天面に位置する
フラッシュ発光パイロットランプ11〔図1−(3)参
照〕等を具備するものである。また、上記の矩形紙箱型
外装カバ−2は、斜線をもって示した部分であって、上
記のカメラ本体1を構成する撮影レンズ3、ファインダ
視野枠4、フラッシュ発光部5、フラッシュ発光スイッ
チ6、ファインダ覗き穴7、フィルム巻き上げ部8、シ
ャッタ−ボタン9、フィルムカウンタ部10、フラッシ
ュ発光パイロットランプ11等の部分を除き、更に、そ
の他、外装カバ−不要部分を除いて、カメラ本体1の外
周を包囲するものである。
ば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカ−ボネ
−ト系樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、その
他等の公知の成形樹脂を使用し、例えば、射出成形、押
出成形、キャスト成形、その他等の成形法で成形して製
造することができる。
−としては、その一例を挙げれば、図3に示すように、
背面板21、天面板22、正面板23、および、底面板
24をそれぞれ横折れ線25、26、27を介して連接
し、更に、上記の天面板22には、縦折れ線28を介し
て貼着板29を連接し、また、上記の正面板23には、
縦折れ線30を介して側面板31、更に、該側面板31
に縦折れ線32を介して貼着板33を連接し、更にま
た、上記の底面板24には、縦折れ線34を介して貼着
板35を連接すると共に横折れ線36を介して貼着板3
7を連接してブランク板Bを構成し、而して、該ブラン
ク板Bを製函して、本発明にかかる矩形紙箱型外装カバ
−2を構成することができる。なお、上記のブランク板
Bにおいては、背面板21には、前述のファインダ覗き
穴7に相当する切り欠き部38、また、天面板22に
は、前述のフィルムカウンタ部10、および、フラッシ
ュ発光パイロットランプに相当する切り欠き部39、4
0、更にまた、正面板23には、前述の撮影レンズ3、
ファインダ視野枠4、フラッシュ発光部5、および、フ
ラッシュ発光スイッチ6に相当する切り欠き部41、4
2、43が、それぞれ設けられているものである。更
に、上記のブランク板Bにおいては、横折れ線25、2
7には、それぞれ、内蔵フィルムの撮影終了後、フィル
ムをカメラに装填したまま現像所に送り、ここで矩形紙
箱型外装カバ−が取り除く際に、それを取り除き易くす
るために、切れ目線44、45が刻設されている。
ンク板を使用して矩形紙箱型外装カバ−を製函してカメ
ラ本体の外周を包囲する方法について説明すると、図示
しないが、まず、カメラ本体1の撮影レンズ3等を有す
る正面に、ブランク板Bの正面板23を当接する。次
に、ブランク板Bの横折れ線26、27をそれぞれ内側
に折り込んで、カメラ本体1のフィルムカウンタ部10
等を有する天面、および、底面に、それぞれ、ブランク
板Bの天面板22、および、底面板24を当接する。更
に、カメラ本体1の一方の側面に、ブランク板Bの横折
れ線28、34をそれぞれ内側に折り込んで貼着板2
9、35を当接し、次いで、該貼着板29、35の上
に、例えば、ヒ−トシ−ル性接着剤層を設け、他方、ブ
ランク板Bの側面板31を横折れ線30を介して内側に
折り込み、上記の接着剤層を介して、上記の貼着板2
9、35と側面板31とを熱接着する。更に、ブランク
板Bの側面板31に連接する貼着板33を横折れ線32
を介して内側に折り込み、また、ブランク板Bの底面板
24に連接する貼着板37を横折れ線36を内側に折り
込んで、それぞれ、貼着板33、および、貼着板37を
カメラ本体1の背面に当接し、更に、該貼着板33、お
よび、貼着板37の上に、上記と同様に、例えば、ヒ−
トシ−ル性接着剤層を設け、他方、ブランク板Bの背面
板21を横折れ線25を介して内側に折り込み、次い
で、上記の接着剤層を介して、該貼着板33、および、
貼着板37の上に、背面板21を熱接着して、矩形紙箱
型外装カバ−2を構成して、カメラ本体1の外周を該矩
形紙箱型外装カバ−2で包囲するものである。
外装カバ−2を構成するブランク板Bを形成する基材と
しては、例えば、図4に示すように、紙基材51を主材
とし、この一方の面に、所望の印刷模様52を設け、更
に、該印刷模様52を含む全面に、樹脂層53を設け、
他方、上記の紙基材51の他方の面に、上記の樹脂層5
3を構成する樹脂よりもその軟化点が高い樹脂による樹
脂層54を設けて積層材Cを製造し、次に、矢印Pで示
すように、該積層材Cを加熱処理して、該積層材Cを構
成する外面側の樹脂層53を発砲させて、樹脂発砲層5
5を形成した紙部材Dを使用することができる。あるい
は、本発明においては、例えば、図5に示すように、紙
基材51を主材とし、この一方の面に、所望の印刷模様
52を設け、更に、該印刷模様52を含む全面に、透明
ニス層56を設け、更に、該透明ニス層56の上に、樹
脂層53を設け、他方、上記の紙基材51の他方の面
に、上記の樹脂層53を構成する樹脂よりもその軟化点
が高い樹脂による樹脂層54を設けて積層材C1 を製造
し、次に、矢印Pで示すように、該積層材C1 を加熱処
理して、該積層材C1 を構成する外面側の樹脂層53を
発砲させて、樹脂発砲層55を形成した紙部材D1 を使
用することができる。更に、本発明においては、例え
ば、図6に示すように、紙基材51を主材とし、この一
方の面に、所望の印刷模様52を設けると共にPOSマ
−クを構成する印刷模様57を設け、更に、該印刷模様
52およびPOSマ−クを構成する印刷模様57を含む
全面に、樹脂層53を設け、更に、該POSマ−クを構
成する印刷模様57の部分に相当する樹脂層53の上
に、発砲抑制剤を含むインキ組成物による発砲抑制印刷
層58を設け、他方、上記の紙基材51の他方の面に、
上記の樹脂層53を構成する樹脂よりもその軟化点が高
い樹脂による樹脂層54を設けて積層材C2 を製造し、
次に、矢印Pで示すように、該積層材C2 を加熱処理し
て、該積層材C2 を構成する外面側の樹脂層53を発砲
させて樹脂発砲層55を形成すると共に、上記の発砲抑
制印刷層58の部分に位置する樹脂層53を発砲させな
で、そのままの状態の樹脂層53を形成している紙部材
D2 を使用することができる。上記の例示は、その二三
例であり、本発明は、これにより限定されるものではな
いことは言うまでもないことである。
合、所望の印刷模様52、および、透明ニス層56を設
ける位置は、任意であり、例えば、先に、透明ニス層5
6を設け、その上に、所望の印刷模様52を設ける形態
のものでもよいものである。また、図6に示す紙部材D
2 の場合、発砲抑制印刷層58は、POSマ−クを構成
する印刷模様57の上に設け、その上に、樹脂層53を
設ける形態のものでもよいものである。次に、本発明に
おいては、上記のような紙部材D〜D2 を使用し、ま
ず、これからブランク板Bを形成し、次いで、加熱処理
して樹脂層53を発砲させて樹脂発砲層55を形成し、
しかる後これを製函して矩形紙箱型外装カバ−を形成し
てカメラ本体1の外周を包囲してもよく、あるいは、上
記のような紙部材D〜D2を使用し、まず、これを加熱
処理して樹脂層53を発砲させて樹脂発砲層55を形成
し、しかる後、これからブランク板Bを形成し、更に、
これを製函して矩形紙箱型外装カバ−形成してカメラ本
体1の外周を包囲してもよものである。本発明におい
て、上記のような紙部材D〜D2 を使用し、これを加熱
処理することにより、紙基材51の表側に位置する樹脂
層53が発砲する理由は、定かではないが、紙基材51
の表裏両面に設けられている樹脂層53、54を構成す
る樹脂の軟化点が相違しているので、加熱処理すること
により、紙基材51、あるいは、印刷模様52等に含ま
れる水分等が蒸発し、それらが紙基材51の表側に移行
し、これが、表側の樹脂層53を発砲させるものである
と推定されるものである。なお、本発明において、紙基
材51と、その裏側に設ける樹脂層54との間には、例
えば、アルミニウム箔等の金属箔を設けることができ、
かかる場合には、紙基材51の表側に位置する樹脂層5
3を確実に加熱発砲させることができるという利点を有
するものである。
坪量80〜400g/m2 位の各種の紙材を使用するこ
とができる。而して、本発明において、上記のような紙
材において、その含水率としては、3〜10%位、好ま
しくは、5〜8%位であることが望ましく、これによ
り、加熱処理により、紙材中の水分を蒸発させ、紙材に
設けた樹脂層を安定的に発砲させることができるという
利点を有するものである。
は、例えば、通常のオフセット印刷用インキ組成物、ス
クリ−ン印刷用インキ組成物、あるいは、グラビア印刷
用インキ組成物等を使用し、オフセット印刷、スクリ−
ン印刷、あるいは、グラビア印刷等により、文字、図
形、記号、絵柄等からなる印刷模様を形成することがで
きる。また、本発明において、POS(point o
f sale system販売時点情報管理システ
ム)マ−ク等を構成する印刷模様も、上記と同様にして
形成することができる。
は、例えば、合成樹脂をビヒクルの主成分とし、これ
に、例えば、体質顔料等の充填剤を任意に加え、溶剤、
希釈剤等で十分に混練してなる樹脂組成物を製造し、該
樹脂組成物を使用し、例えば、上記のような印刷方式、
あるいは、ロ−ルコ−ト、グラビアコ−ト、キスコ−
ト、ダイコ−ト、その他等のコ−ティング方式を利用
し、紙基材の上に、あるいは、印刷模様を含む紙基材の
全面に印刷ないしコ−ティングすることにより形成する
ことができる。上記の印刷ないしコ−ティング量として
は、乾燥状態で1〜3g/m2 位が好ましい。上記にお
いて、合成樹脂としては、例えば、硝化綿、ポリウレタ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ
酢酸ビニル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、その他等を
使用することができる。また、上記において、体質顔料
としては、例えば、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、その他等を使用することができる。ま
た、上記において、溶剤、希釈剤等としては、例えば、
トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン、イソプロ
ピルアルコ−ル、その他等を使用することができる。な
お、本発明において、印刷模様と透明ニス層を設ける順
序は、いずれでもよく、而して、本発明において、透明
ニス層を設ける場合、その理由は、定かではないが、樹
脂層を加熱発砲させると、樹脂発砲層の膜厚を均一に調
整することができるという利点を有するものである。
両面に設ける樹脂層を構成する樹脂としては、例えば、
ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、その他等の熱可塑性樹脂を使用するこ
とができる。而して、本発明において、紙基材の表裏両
面に樹脂層を形成する方法としては、例えば、樹脂を熱
溶融して塗布する押し出しコ−ティング法、あるいは、
樹脂のフィルムをラミネ−ト用接着剤等を介して貼り合
わせるるラミネ−ト法、あるいは、樹脂をビヒクルの主
成分として含む樹脂組成物を印刷ないしコ−ティングす
る印刷法ないしコ−ティング法等により形成することが
できる。上記において、樹脂層の膜厚としては、表側の
加熱発砲させる側の樹脂層は、10〜100μm位、好
ましくは、加熱発砲を確実に行うという観点から、15
〜50μm位が望ましく、また、裏側の樹脂層は、特
に、限定はなく、例えば、水分等を透過させない程度の
厚さを有することが好ましく、約10〜200μm位が
好ましい。本発明において、紙基材の表裏両面に樹脂層
を設けるに際しては、裏側に設ける樹脂層は、表側に設
ける樹脂層、すなわち、加熱発砲させたい側の樹脂層を
構成する樹脂よりも軟化点の高い樹脂を使用して裏側の
樹脂層を形成することが好ましいものである。本発明に
おいては、紙基材の表裏両面に設ける樹脂層を構成する
樹脂の軟化点の相違を利用して、その一方の樹脂層を加
熱発砲させて樹脂発砲層を形成するものである。例え
ば、本発明において、紙基材の表裏両面に設ける樹脂層
を構成する樹脂として、ポリエチレン系樹脂を使用する
場合、軟化点の高い高密度ポリエチレン樹脂を使用して
裏側の樹脂層を形成することが望ましいものである。な
お、本発明においては、前述のように、紙基材と裏側に
設ける樹脂層との間に、例えば、アルミニウム箔等の金
属箔を積層すると、表側の樹脂層を確実に加熱発砲させ
ることができるという利点を有するものである。
しては、紙基材の表側に設けた樹脂層を構成する樹脂の
発砲を抑制する発砲抑制剤を含むインキ組成物を使用
し、前述と同様な印刷方式、あるいは、コ−ティング方
式等を利用して形成することができる。而して、本発明
において、上記の発砲抑制印刷層は、紙基材の表側に設
けた樹脂層を発砲させたくない場合に、その発砲させた
くない樹脂層の位置に相当する部分に設ければよく、例
えば、前述のようにPOSマ−クを構成する印刷模様の
部分は、POSマ−クを検知するために、表面が平滑性
を有することが望ましく、そのために、POSマ−クを
構成する印刷模様の部分に位置する樹脂層の上に、発砲
抑制印刷層を設けて、その樹脂層を発砲させないように
するものである。上記において、発砲抑制剤としては、
樹脂層を構成する樹脂の種類にもよるが、公知のものを
使用することができる。
けた樹脂層を加熱発砲させる方法としては、例えば、熱
風、赤外線、遠赤外線、マイクロ波、高周波、その他等
を使用し、静置して加熱する方法、あるいは、コンベア
−により送りながら加熱する方法等によって加熱発砲さ
せることができる。上記において、加熱条件としては、
温度100/200℃位で、加熱時間10秒〜10分間
位の条件で加熱することが好ましい。
体的に説明する。 実施例1 坪量200g/m2 で、含水率8.0%の紙基材の表面
に、グラビア印刷方式を利用して所望の印刷模様を形成
し、次に、該印刷模様を含む全面に、厚さ40μmの低
密度ポリエチレン樹脂層を押し出しコ−ティングし、更
に、上記の紙基材の裏面に、上記と同様に、厚さ20μ
mの高密度ポリエチレン樹脂層を押し出しコ−ティング
して、それぞれ、紙基材の表裏両面に樹脂層を形成し
て、積層材を製造した。次に、上記で製造した積層材を
使用し、これを打ち抜き加工して矩形紙箱型外装カバ−
を構成するブランク板を製造し、次いで、該ブランク板
を120℃の乾燥機の中で3分間加熱して、ブランク板
の表側の樹脂層を発砲させて樹脂発砲層を形成した。次
いで、上記で樹脂発砲層を形成したブランク板を、既に
フィルムを内蔵したカメラ本体に当接し、製函してカメ
ラ本体の外周を矩形紙箱型外装カバ−で包囲してフィル
ム一体型カメラを製造した。上記のフィルム一体型カメ
ラは、外観の意匠性に優れ、また、手で持つ携帯性に優
れ、更に、クッション性を有し耐衝撃性に優れていた。
に、グラビア印刷方式を利用して所望の印刷模様を形成
し、次に、該印刷模様を含む全面に、グラビアロ−ルコ
−ト方式で、、硝化綿とポリウレタン樹脂とを主成分と
して含み、更に、体質顔料を含み、トルエン、酢酸エチ
ル、メチルエチルケトンの混合溶剤で充分に混練してな
る樹脂組成物をコ−ティングし、透明ニス層(乾燥状態
で2.5g/m2 )を形成し、しかる後、該透明ニス層
の上に、更に、厚さ40μmの低密度ポリエチレン樹脂
層を押し出しコ−ティングし、他方、上記の紙基材の裏
面に、上記と同様に、厚さ20μmの高密度ポリエチレ
ン樹脂層を押し出しコ−ティングして、それぞれ、紙基
材の表裏両面に樹脂層を形成して、積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材を使用し、これを打ち抜き
加工して矩形紙箱型外装カバ−を構成するブランク板を
製造し、次いで、該ブランク板を120℃の乾燥機の中
で3分間加熱して、ブランク板の表側の樹脂層を発砲さ
せて樹脂発砲層を形成した。次いで、上記で樹脂発砲層
を形成したブランク板を、既にフィルムを内蔵したカメ
ラ本体に当接し、製函してカメラ本体の外周を矩形紙箱
型外装カバ−で包囲してフィルム一体型カメラを製造し
た。上記のフィルム一体型カメラは、外観の意匠性に優
れ、また、手で持つ携帯性に優れ、更に、クッション性
を有し耐衝撃性に優れていた。
樹脂層との間に、厚さ7μmのアルミニウム箔をラミネ
−ト用接着剤を使用して積層し、それ以外は、上記の実
施例1と同様にして、フィルム一体型カメラを製造し
た。上記のフィルム一体型カメラは、外観の意匠性に優
れ、また、手で持つ携帯性に優れ、更に、クッション性
を有し耐衝撃性に優れていた。
は、外装カバ−の表面に樹脂発砲層を設けることに着目
し、まず、外装カバ−を構成する紙基材の上に、所望の
印刷模様等を設け、かつ,該印刷模様等を含む全面に樹
脂層を設け、更に、該樹脂層を発砲させて樹脂発砲層を
形成し、而して、該樹脂発砲層を有する紙基材で矩形紙
箱型外装カバ−を製造し、該矩形紙箱型外装カバ−をも
って、樹脂成形部材からなり、予め、フィルムがカメラ
内に装填されている再利用可能なカメラ本体の外周を包
囲してフィルム一体型カメラを製造して、需要者等は、
樹脂発砲層をとおして所望の印刷模様等を観察すること
から、柔らかい、温和な感じの印刷模様等を観察するこ
とができて、その外観の意匠性に極めて優れているもの
であり、また、矩形紙箱型外装カバ−の表面を樹脂発砲
層で構成していることから、単なる、樹脂層の表面とそ
の滑り性において異なり、その表面の滑り性を防止し、
手での持ち易さを改良して携帯性に富むものであり、更
に、矩形紙箱型外装カバ−の表面の樹脂発砲層により、
クッション性を有して耐衝撃性に富むフィルム一体型カ
メラを製造することができるというものである。
型カメラの構成を示す概略的図面であり、その概略的正
面図である。図1−(2)は、本発明にかかるフィルム
一体型カメラの構成を示す概略的図面であり、その概略
的背面図である。図1−(3)は、本発明にかかるフィ
ルム一体型カメラの構成を示す概略的図面であり、その
概略的天面図である。
型カメラの構成を示す概略的図面であり、その概略的底
面図である。図2−(2)は、本発明にかかるフィルム
一体型カメラの構成を示す概略的図面であり、その概略
的左側面図である。図2−(3)は、本発明にかかるフ
ィルム一体型カメラの構成を示す概略的図面であり、そ
の概略的右側面図である。
使用される矩形紙箱型外装カバ−を構成するブランク板
の一例を示す概略的平面図である。
使用される矩形紙箱型外装カバ−を構成するブランク板
の層構成を示す概略的断面図である。
使用される矩形紙箱型外装カバ−を構成するブランク板
の層構成を示す概略的断面図である。
使用される矩形紙箱型外装カバ−を構成するブランク板
の層構成を示す概略的断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 樹脂成形部材からなり、予め、フィルム
がカメラ内に装填されている再利用可能なカメラ本体
と、該カメラ本体の外周を包囲する紙部材からなる矩形
紙箱型外装カバ−とからなるフィルム一体型カメラにお
いて、該矩形型紙箱外装カバ−が、紙基材とその外面に
設けられている樹脂層とからなり、更に、該樹脂層を発
砲させて樹脂発砲層を形成し、該樹脂発砲層が外装カバ
−の表面を構成することを特徴とするフィルム一体型カ
メラ。 - 【請求項2】 紙基材の表側に印刷模様を設けてなるこ
とを特徴とする上記の請求項1に記載するフィルム一体
型カメラ。 - 【請求項3】 紙基材の表側に印刷模様と透明ニス層と
を設けてなることを特徴とする上記の請求項1または2
に記載するフィルム一体型カメラ。 - 【請求項4】 紙基材の表側に、発砲抑制剤を含むイン
キ組成物による発砲抑制印刷層を設け、該発砲抑制印刷
層の部分に位置する樹脂層を発砲させないことを特徴と
する上記の請求項1、2または3に記載するフィルム一
体型カメラ。 - 【請求項5】 樹脂層の上に、発砲抑制剤を含むインキ
組成物による発砲抑制印刷層を設け、該発砲抑制印刷層
の部分の樹脂層を発砲させないことを特徴とする上記の
請求項1、2、3または4に記載するフィルム一体型カ
メラ。 - 【請求項6】 紙基材の表側に、POSマ−クを構成す
る印刷模様を設け、更に、該POSマ−クを構成する印
刷模様の部分に、発砲抑制剤を含むインキ組成物による
発砲抑制印刷層を設け、該発砲抑制印刷層の部分に位置
する樹脂層を発砲させないことを特徴とする上記の請求
項1、2、3、4または5に記載するフィルム一体型カ
メラ。 - 【請求項7】 紙基材の裏側に、樹脂発砲層を構成する
樹脂の軟化点より高い樹脂による樹脂層またはアルミニ
ウム箔が積層されていることを特徴とする上記の請求項
1、2、3、4、5または6に記載するフィルム一体型
カメラ。 - 【請求項8】 樹脂発砲層が、熱可塑性樹脂発砲層から
なることを特徴とする上記の請求項1、2、3、4、
5、6または7に記載するフィルム一体型カメラ。 - 【請求項9】 樹脂発砲層が、均一の膜厚の樹脂発砲層
からなることを特徴とする上記の請求項1、2、3、
4、5、6、7または8に記載するフィルム一体型カメ
ラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271798A JPH11237716A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | フィルム一体型カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5271798A JPH11237716A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | フィルム一体型カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11237716A true JPH11237716A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12922676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5271798A Pending JPH11237716A (ja) | 1998-02-19 | 1998-02-19 | フィルム一体型カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11237716A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000075726A1 (en) * | 1999-06-04 | 2000-12-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Casing for camera and recycling method therefor |
-
1998
- 1998-02-19 JP JP5271798A patent/JPH11237716A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000075726A1 (en) * | 1999-06-04 | 2000-12-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Casing for camera and recycling method therefor |
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