JPH11238043A - 施設管理のための上位ホストデータ連携装置 - Google Patents

施設管理のための上位ホストデータ連携装置

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JPH11238043A
JPH11238043A JP10038338A JP3833898A JPH11238043A JP H11238043 A JPH11238043 A JP H11238043A JP 10038338 A JP10038338 A JP 10038338A JP 3833898 A JP3833898 A JP 3833898A JP H11238043 A JPH11238043 A JP H11238043A
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JP10038338A
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Masao Fujikawa
昌雄 藤川
Shingo Hiyama
伸吾 日山
Kenji Minato
謙二 湊
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は遠隔の上位ホスト装置と回線を介して
接続されると共にビル,工場等の施設管理用のサーバ装
置と接続する上位ホストデータ連携装置に関し,サーバ
装置の負荷の状況に影響を受けず,しかも回線使用時間
を短縮することを目的とする。 【解決手段】上位ホスト連携装置の処理装置は,一定周
期で起動してサーバ装置に対し施設各部の状態を表す時
系列データの要求を発生し,サーバ装置から収集された
各部の時系列データをデータ格納部に格納する時系列デ
ータ収集部を備えると共に上位ホスト装置からの日報デ
ータの要求を受信すると,要求された日報データをデー
タ格納部のデータから取り出して上位ホスト装置に対し
て応答する日報応答部とを備えるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビル,工場等の施設
を総合的に監視,管理するシステムに設けられた遠隔の
上位ホスト装置と連携する施設管理のための上位ホスト
データ連携装置に関する。
【0002】ビルや工場等に設置されて運用される各種
設備(ビルの照明,空調等の装置や,各種の機器)を維
持・管理する施設管理システムについて遠隔の上位ホス
ト装置において,設備のリアルタイム監視情報・時系列
データ情報を表示・印字する場合がある。しかし,何ら
かの理由により施設管理システムにトラブルが発生する
と重大な監視情報の獲得が遅れてしまう場合があり,上
位ホスト装置での監視の信頼性が低下してしまう可能性
がある。
【0003】また,公衆回線で上位ホスト装置と連携す
る場合,低速で大量のデータを連携する場合もあるの
で,できるだけ効率の良い転送を行わないと,無駄な通
信料金が増えてしまうことになる。
【0004】施設管理システムのトラブル時の監視の信
頼性向上と,公衆回線使用時の回線使用コストを低下さ
せることが望まれている。
【0005】
【従来の技術】図19は従来の施設管理システムの概略
構成を示し,80は監視する対象となる施設に対し遠隔
に設けられた上位ホスト装置,81は公衆回線(または
専用線やLANの回線),82は各施設管理システムに
設けられた上位ホストデータ連携装置,83は施設の監
視・制御を行うサーバ装置(表示装置,制御装置を含
む),84は監視・制御の対象となる各ポイントの装置
が設けられた設備である。
【0006】このような構成において,従来の技術とし
て次の3つの技術について以下に説明する。 (1) 日報データの収集技術:上位ホスト装置80から日
報データ要求が発生した時点で,日報のマスタデータを
保持しているサーバ装置83から前日分のデータ収集を
行い,上位ホスト装置80に対して日報データの応答を
行う。この処理ではリアルタイム性は要求されてなく,
前日以前のデータをまとめてバッチ処理している。
【0007】(2) 設備の制御・設定技術:上位ホスト装
置80から設備84に対する制御・設定要求(ポイント
の機器の状態をオンまたはオフに設定したり,温度の値
を設定する等の設定要求)が発生すると,サーバ装置8
3に制御・設定依頼を通知した後に,設備に対する制御
・設定の完了を待ち合わせ,上位ホスト装置に制御・設
定完了を通知する。この処理はリアルタイムで行う。
【0008】(3) アプリケーションデータ連携技術:上
位ホスト装置からアプリケーションデータ(機器の各グ
ループに対して,月曜から日曜までの毎日の時間対応の
運転スケジュールのデータや,例えば温度等を一定範囲
に設定するデータ)の転送が行われた場合,表示装置ま
たは監視装置にデータ転送を行った後に,データ転送完
了応答待ち合わせ,応答が通知された後に,上位ホスト
装置にデータ転送完了を通知する。この処理もリアルタ
イムで行う。
【0009】上記(1) 〜(3) の従来技術について以下,
図面を用いて説明する。 (1) 日報データの収集技術 図20は従来の日報データ収集のための信号送受のシー
ケンスを示し,図21は従来の日報データ収集のための
上位ホストデータ連携装置内のプロセス構成を示す。図
20に示すように,上位ホスト装置80から不定期で発
呼して日報データ要求を公衆回線81を介して上位ホス
トデータ連携装置82に送り,上位ホストデータ連携装
置82は対象とするサーバ装置83へこの要求を送る。
この時,上位ホストデータ連携装置82では,図21に
示すように,日報データ要求に対して,送受信プロセス
p−2を起動し,送受信プロセスp−2は時系列データ
収集プロセスp−1に対し日報データ要求を出力し,時
系列データ収集プロセスp−1は日報データ要求を受信
すると,日報番号テーブル(図示省略)から時系列デー
タ収集ポイントを獲得し,サーバ装置83に時系列デー
タ読出要求を行い,時系列データ読出応答の待ち状態に
なる。時系列データ読出応答を受信後,送受信プロセス
p−2に日報データ応答を返信後,日報番号テーブルか
ら次時系列データ収集ポイントを獲得し,サーバ装置8
3から時系列データ獲得を行っている。
【0010】(2) 設備の制御・設定技術 図22は従来の各装置間の制御・設定の信号転送のシー
ケンスを示し,図23は従来の制御・設定の上位ホスト
データ連携装置内のプロセス構成を示す。図23に示す
ように,上位ホスト装置80から回線に対して発呼して
上位ホストデータ連携装置82に対し制御・設定要求を
送る。上位ホストデータ連携装置82は,図23に示す
プロセス構成により動作を行い,送受信プロセスp2が
制御・設定要求を受けて起動すると,送受信プロセスp
2が制御・設定要求イベントが制御・設定プロセスp1
を起動する。これにより制御・設定プロセスp1は対象
サーバ装置83に制御・設定依頼イベントを送信し,対
象サーバ装置83からの制御・設定依頼応答イベントを
受信すると,送受信プロセスp2を経由して上位ホスト
装置80に制御・設定完了を通知する。この時,サーバ
装置83からの制御・設定の指示に対し,現場機器が動
作を開始し,動作完了により現場の状変(状態変更)が
検出されると,サーバ装置83に送られる。サーバ装置
83はこれにより,上位ホストデータ連携装置82に対
し依頼応答イベントを返送する。
【0011】(3) アプリケーションデータ連携技術 図24は従来のアプリケーションデータ転送のための各
装置間の信号転送のシーケンスを示し,図25は従来の
アプリケーションデータ転送のための上位ホストデータ
連携装置内のプロセス構成を示す。図24に示すよう
に,上位ホスト装置80から回線に対して発呼して上位
ホストデータ連携装置82に対してアプリケーションデ
ータ(各設備グループに対する各曜日対応のスケジュー
ルデータや,機器に対して警報を発生するアナログの上
限及び下限の範囲の値等)の大量データを転送する。上
位ホストデータ連携装置82はアプリケーションデータ
転送要求を受け取ると,送受信プロセスp−2が起動
し,アプリケーションデータ転送要求イベントをアプリ
ケーション処理プロセスp−1に送る。
【0012】アプリケーション処理プロセスp−1は受
信したイベントからアプリケーションデータ変更通知イ
ベントに加工し,データ転送の対象であるサーバ装置8
3に送信し,データ変更が完了するのを待ち合わせる。
サーバ装置83は変更データの反映(施設の各装置に設
定すること)が全て完了した段階でアプリケーションデ
ータ変更完了通知イベントをアプリケーションデータ処
理プロセスp−1に対して発行して,データの反映が正
常に行われたか否かが通知される。受信したアプリケー
ション処理プロセスp−1は,送受信プロセスp−2を
通じて上位ホスト装置80に対して転送結果を通知す
る。上位ホスト装置80からアプリケーションデータ転
送終了通知を受信した時点で通信回線は切断される。
【0013】なお,図24では上位ホストデータ連携装
置からサーバ装置に対し,複数回に分かれてデータ転送
が行われるように記載されているが,大量のデータを例
えば,設備の各グループに分けて転送する場合にこのよ
うに転送される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の施設管
理システムの上位ホストデータ連携装置では,それぞれ
上記の(1) 〜(3) に対応して次の〜のような問題が
あった。
【0015】上記したように,従来の日報データの収
集技術によれば,上位ホスト装置からの日報データ要求
は不定期なので,メンテナンスやシステムダウンによる
サーバ装置の停止時に日報データ要求があった場合,上
位ホスト装置に時系列データを返信することができず,
上位ホスト装置の監視信頼性の低下を招いてしまう。ま
た,サーバ装置の過負荷時に日報データ要求が発生した
場合,時系列データ読出要求に対する時系列データ読出
応答の応答遅延が発生してしまい,上位ホスト装置と公
衆回線を用いて接続し,時系列データ収集ポイントが多
い現場では通信効率が低下してしまい,回線への課金を
増加させるという問題があった。
【0016】従来の設備の制御・設定技術によれば,
制御・設定依頼をサーバ装置に送ってから,制御・設定
依頼応答イベントを待ち合わせるので,制御・設定依頼
応答イベント受信完了後に制御・設定完了を上位ホスト
装置に通知していたのでは,公衆回線による接続を行っ
ている上位ホスト装置は制御・設定依頼応答イベントを
待ち合わせる時間だけ課金が増大するという問題があっ
た。
【0017】アプリケーションデータ連携技術によれ
ば,アプリケーション処理プロセスは,アプリケーショ
ンデータが反映されるまで待ち合わせを行うため,上位
ホスト装置から大量のデータを転送すると,データ量に
比例して応答待ち時間が延びてしまい,公衆回線による
接続を行っている場合,応答時間が延びることによって
課金が増大するという問題があった。
【0018】本発明は,上記のに対応してサーバ装置
の負荷の状況に影響を受けず,しかも回線使用時間を短
縮することができる施設管理のための上位ホストデータ
連携装置を提供することを第1の目的とする。また,本
発明は上記に対応して制御・設定の完了待ち合わせの
ために回線を占有する必要をなくして回線の無駄な接続
を無くすことが第2の目的であり,更に上記に対応し
てアプリケーションデータの設定において回線の占有を
短くすることを第3の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理構成を示し,図2は第1の原理構成による動作シーケ
ンスの例,図3は本発明の第2の原理構成を示し,図4
は第2の原理による動作シーケンスの例,図5は本発明
の第3の原理構成を示し,図6は第3の原理による動作
シーケンスの例である。
【0020】図1は上記本発明の第1の目的を解決する
ための構成であり,図中,1は上位ホストデータ連携装
置,10は時系列データ収集部,11はデータ格納部,
12は日報応答部,13は送受信処理部,2は回線,3
は上位ホスト装置,4はビル等の施設の監視・制御装置
及び表示装置を含むサーバ装置,5は管理・制御の対象
となる施設の各装置である。
【0021】図1の上位ホストデータ連携装置1におい
て,時系列データ収集部10は一定周期を表す入力によ
り起動されると,サーバ装置4に対して時系列データの
要求を発生する。サーバ装置4が施設の各装置5の時系
列データを取り出して,正常応答として上位ホストデー
タ連携装置1に返すと,時系列データ収集部10はデー
タ格納部11に保存する。サーバ装置4側に障害が発生
した場合は,エラー応答が上位ホストデータ連携装置1
に返され,時系列データ収集部10は時系列データの要
求のリトライを行い,サーバ装置4が復旧すると正常応
答が返ってくる。上位ホストデータ連携装置1で収集が
行われた後,上位ホスト装置3から回線2から上位ホス
トデータ連携装置1へ発呼して日報データの要求を送る
と。送受信処理部13で要求された内容を識別して日報
応答部12を起動し,日報応答部12は要求された日報
データをデータ格納部11から取り出して応答すると,
送受信処理部13を介して上位ホスト装置3へ送られ
る。
【0022】図2は第1の原理構成による動作シーケン
ス例を示し,上位ホスト装置3,上位ホストデータ連携
装置1及びサーバ装置(監視・制御装置)4の相互の制
御動作の関係を示す。このように,上位ホストデータ連
携装置1からの時系列データ要求の発生に対し,トラブ
ルが発生してもリトライにより正常応答が返ってきてデ
ータが保存されると,上位ホスト装置3からの日報デー
タ要求に対して直ちに応答することを示す。
【0023】図3は上記本発明の第2の目的を解決する
ための構成であり,図中,1〜5は上記図1の各符号と
同じものであり説明を省略する。そして,上位ホストデ
ータ連携装置1において,13は送受信処理部,14は
制御・設定部,15は自動発報部,16は制御・監視の
対象となる装置の状態や,各ポイントの情報等を格納す
る装置テーブルである。
【0024】この図3では,上位ホスト装置3から回線
2に発呼して上位ホストデータ連携装置1に対して,施
設の各装置5に対し制御・設定の依頼を送信すると,上
位ホストデータ連携装置1の送受信処理部13で受信さ
れると,制御・設定部14は装置テーブル16を参照
し,制御・設定の対象のポイントが存在するか,ある場
合はその状態(正常か,異常または削除)をチェックす
る。なお,「削除」は監視または制御対象から外れてい
る状態を意味する。正常な場合は制御・設定の内容はサ
ーバ装置4へ制御・設定依頼として送られると共に,上
位ホスト装置に対し受付完了が送信される。また,制御
・設定部14は制御・設定の内容に応じて装置テーブル
16の該当する部分の状態を設定する。なお,装置テー
ブル16をチェックして異常や削除の場合は,装置テー
ブル16の各装置に対応する監視フラグを設定しタイマ
(図示省略)を起動し,タイムアウトすると設定制御の
リトライが開始される。また,サーバ装置4の制御によ
り施設の各装置5の各部の制御・設定が行われ,現場機
器の動作が開始され,動作完了すると,現場状態が変化
して,サーバ装置4に現場状態の変化情報が入力される
と,上位ホストデータ連携装置1にも与えられる。ここ
で,装置テーブル16の内容と照合して一致しないと異
常発生として,制御・設定が行われた後,サーバ装置4
から異常応答が上位ホストデータ連携装置1へ入力され
ると,自動発報部15が起動され,ここで設備異常のメ
ッセージが作成されて,送受信処理部13から上位ホス
ト装置3へ発呼して回線2を介して送られる。これによ
り,上位ホスト装置3は制御・設定依頼の異常な結果を
認識できる。
【0025】図4は第2の原理による動作シーケンス例
を示し,上位ホスト装置3,上位ホストデータ連携装置
1及びサーバ装置(監視・制御装置)4の相互の制御動
作の関係を示す。図4には図3について説明した動作に
従った動作シーケンスが示され,上位ホスト装置3から
上位ホストデータ連携装置1へ制御・設定のために回線
へ発呼しても,その接続時間は受付完了を受け取るまで
の短い時間である。そして,制御・設定が正常に行われ
ない場合には,上位ホストデータ連携装置1から発呼し
て上位ホスト装置3へ通知されるため,制御・設定の確
認を行うことができる。
【0026】図5は上記本発明の第3の目的を解決する
ための構成であり,図中,1〜5は上記図1,図2の各
符号と同じものであり説明を省略する。そして,上位ホ
ストデータ連携装置1において,13は送受信処理部,
17はアプリケーションを処理するアプリケーション処
理部,18はアプリケーションの送受信を行うアプリケ
ーション送受信部,19はアプリケーションデータ格納
部である。
【0027】図5において,上位ホスト装置3から回線
2に発呼して上位ホストデータ連携装置1に対してアプ
リケーションデータ転送要求を行うと,送受信処理部1
3ではグループ毎に受信してアプリケーション送受信部
18に送る。アプリケーション送受信部18では受け取
ったアプリケーションデータをチェックし正常の場合,
正常の応答をアプリケーション送受信部18から上位ホ
スト装置3へ送ると共にアプリケーションデータ格納部
19に変更を表すフラグをセットして格納し,エラーの
場合はエラーの応答を上位ホスト装置3へ送る。全グル
ープのデータの転送が終了して転送終了通知が受信され
ると,アプリケーション処理部17の起動信号を送る。
これによりアプリケーション処理部17が起動すると,
アプリケーションデータ格納部19に格納された変更デ
ータ(変更フラグがセット)をサーバ装置4に各グルー
プのデータを送信する。その後,アプリケーション処理
部17はサーバ装置4からデータ変更完了の通知を受け
て,正常に完了したことを検出すると,アプリケーショ
ンデータ格納部19の変更フラグをリセットし,異常の
場合や,アプリケーションデータのサーバ装置への転送
が成功しないと,異常発生通知を送受信処理部13から
上位ホスト装置3へ送信する。
【0028】図6は第3の原理による動作シーケンス例
を示し,上位ホスト装置3,上位ホストデータ連携装置
1及びサーバ装置(監視・制御装置)4の相互の制御動
作の関係を示す。図6には図5について説明した動作に
従った動作シーケンスが示され,上位ホスト装置3から
上位ホストデータ連携装置1へ発呼して,アプリケーシ
ョンデータを大量転送すると,受付完了が返ってくると
上位ホスト装置は回線を切断するため,回線接続時間を
短くすることができる。また,アプリケーションデータ
の設定(変更)が異常の場合は,上記図4と同様に異常
の発報が上位ホスト装置3へ通知されるので結果を認識
することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図7は本発明が実施されるシステ
ムの構成例である。図7において,1〜5は上記図1〜
図6の同一符号の各部に対応し,1は上位ホストデータ
連携装置,2は回線(LAN/専用回線/交換回線の何
れか),3は上位ホスト装置,4は施設管理システム全
体の制御及び監視を行うサーバ装置(表示を含む入出力
装置を含む),5aは施設管理LAN,5bは施設の各
グループを構成する装置(照明装置,空調装置等)に対
応して設けられた監視・制御装置,5cは各現場に設け
られた端末装置(RS:Remote Station) ,5dは施設
内設備監視点(制御機器または感知機器)である。
【0030】上位ホストデータ連携装置1は回線2を介
して上位ホスト装置3と連携すると共に,施設管理LA
N5aを介してサーバ装置4と接続され,監視・制御の
ためのデータの送受を行う。サーバ装置4は配下の多数
の監視・制御装置5bの管理(監視・制御)を行う。
【0031】図8は上位ホストデータ連携装置のハード
ウェアの構成を示し,図9は本発明によるプロセスの全
体構成を示す。図8において,1a〜1hは上位ホスト
データ連携装置を構成する各部であり,1aはCPUと
内部メモリを備えた上位ホストデータ連携装置の処理装
置,1bは日報時系列ファイルを保持する補助記憶装置
(ハードディスク等),1cは公衆回線2を介して上位
ホスト装置3との発・着信の制御とデータの変復調を行
うNCU(Network Control Unit:網制御装置)内蔵モ
デム,1dは通信制御用ハードウェア,1eは通信ドラ
イバプログラム(専用線・公衆回線対応),1fはTC
P/IPドライバ,1gはLANドライバ,1hはサー
バ装置(施設管理システムの表示装置や監視制御装置)
が接続されたLANと送受信するためのLANカード,
2は公衆回線,3は上位ホスト装置,3aはNCU内蔵
モデムである。10a〜19aはプロセス,メモリ及び
テーブルを表しそれぞれについて後述する。2は公衆回
線,3は上位ホスト装置,3aはNCU内蔵モデムであ
る。
【0032】上位ホストデータ連携装置1の処理装置1
aの内部において,100はリアルタイムOS,101
は後述する図9に示すソフトウェアを備える制御処理
部,102はサーバ装置等の他装置との通信処理を行う
他装置通信プロセスである。
【0033】図9に示す処理装置の構成には,符号10
a〜19aで示す多数のプロセス,メモリ及びテーブル
が含まれ,各部について以下に説明する。10aは時間
管理プロセス10bにより起動されサーバ装置(表示装
置また監視・制御装置)から時系列データを収集し,日
報時系列データファイルに格納する時系列データ収集プ
ロセス,10bは一定周期の時間を計測する時間管理プ
ロセス,11aは収集された日報時系列データを保存す
る日報時系列データファイル,11bはシステムの定数
(プロセス番号,負荷の高い時間等)を設定するシグマ
テーブル,11cは施設の機器ポイントアドレスと日報
データ番号の対応情報が格納される日報番号(NOで表
示)テーブル,12aは上位ホスト装置から日報データ
を要求された時に起動され日報時系列データファイル1
1a内の時系列データの応答を行う照会処理日報応答プ
ロセスである。
【0034】13aは上位ホスト装置から日報データを
要求された時に起動され,日報時系列データファイル内
の時系列データの応答を行う送受信プロセス,14aは
上位ホスト装置から制御・設定が要求された時に起動さ
れ,サーバ装置(対象監視・制御装置)に遠方制御・設
定指令を行う制御・設定プロセス,15aはサーバ装置
(対象監視・制御装置)からの状態変化を受け付け,制
御状態に変化があれば発報を行う自動発報プロセス,1
6aは施設の各機器ポイントの状態が格納されるスキャ
ニングメモリ,17aはアプリケーション送受信プロセ
ス(後述する18a)からの制御で起動してサーバ装置
(対象監視・制御装置)に対しアプリケーションデータ
の変更依頼を行うアプリケーション処理プロセス,18
aは上位ホスト装置からアプリケーションデータ転送要
求を受けた時に起動され,アプリケーション処理プロセ
スに対してアプリケーションデータ転送要求を行うアプ
リケーション送受信プロセス,19aは転送するアプリ
ケーションの設定データを格納するアプリケーションデ
ータ格納テーブルである。
【0035】上記図9に示す各プロセスから出力または
プロセスへ入力する各種のイベントi−1〜i−16に
ついて説明する。i−1は上位ホスト装置から日報デー
タを要求された時に通知される日報データ要求イベント
である。
【0036】i−2は上位ホスト装置へ日報データを応
答する場合に通知される日報データ応答イベントであ
る。i−3はサーバ装置に対して,時系列データを読み
込む時に通知される時系列データ読み出し要求である。
【0037】i−4はサーバ装置から時系列データを読
み込んだ応答として通知される時系列データ読み出し応
答である。i−5は上位ホスト装置から遠方の制御・設
定される場合に制御設定プロセス14aに通知される遠
方制御設定指令イベントである。
【0038】i−6は上位ホスト装置からの遠方制御設
定指令を受け付けた場合の応答として通知される遠方制
御設定指令応答イベントである。i−7は上位ホスト装
置の遠方制御設定指令が異常終了した時に通知される変
化データ通知イベントである。
【0039】i−8は上位ホスト装置からの遠方制御設
定指令時にサーバ装置(対象監視制御装置)に対して制
御・設定依頼をする時に通知される遠方制御設定指令イ
ベントである。
【0040】i−9は上位ホスト装置からの遠方制御設
定指令時にサーバ装置から制御・設定による現場設備ポ
イントの状態変化通知として通知される変化データ通知
イベントである。
【0041】i−10は上位ホスト装置アプリケーショ
ンデータの転送を依頼される場合にアプリケーション送
受信プロセスに通知されるアプリケーションデータ転送
要求イベントである。
【0042】i−11は上位ホスト装置からアプリケー
ションデータの転送終了の時にアプリケーション送受信
プロセスから通知されるアプリケーションデータ転送終
了通知イベントである。
【0043】i−12はアプリケーションデータの転送
終了依頼が異常終了した時にアプリケーション処理プロ
セスから通知されるアプリケーションデータ転送結果通
知イベントである。
【0044】i−13はサーバ装置(対象監視制御装
置)にアプリケーションデータの転送終了依頼をする時
に通知されるアプリケーションデータ変更依頼イベント
である。
【0045】i−14はサーバ装置(対象監視制御装
置)にアプリケーションデータの転送終了依頼をする時
の応答として通知されるアプリケーションデータ変更応
答イベントである。
【0046】i−15は上位ホスト装置からアプリケー
ションデータの転送要求を受け付けた場合,アプリケー
ション処理プロセスへデータ転送依頼を行う時に通知さ
れるアプリケーション処理起動依頼イベントである。
【0047】図8,図9に本発明による複数の機能を備
えたシステム全体の構成及び上位ホストデータ連携装置
の処理装置の構成を示したが,本発明の第1乃至第3の
原理を実現するためのそれぞれの実施例の構成を以下に
説明する。
【0048】図10乃至図12は上記本発明の第1の原
理構成(図1)に対応する実施例1の構成を示し,図1
0は本発明による日報データ収集のためのプロセスの構
成を示し,図11は時系列データ収集プロセスの処理フ
ロー,図12は照会処理日報応答プロセスの処理フロー
である。
【0049】図10に示す構成は上記図9に示す全体の
構成の中に日報データ収集に関係するプロセスと関連す
る他の構成とを備える。図10において,1aは処理装
置,10a,11a〜11c,12a,13a,3,4
はそれぞれ上記図9の同じ符号の各部と同じであり説明
を省略する。10bは時間管理プロセス,10cは定時
起動の時間を管理する時刻管理パッケージ(PKGで表
示),10eは時間監視テーブルである。時間管理プロ
セス10bはこの時間監視テーブル10eに時間が設定
されるとタイマ動作を行いタイムアウトにより出力を発
生する。
【0050】図11は時系列データ収集プロセス(図1
0の10a)であり,最初に受信イベントIDチェック
を行う(図11のS1)。通常は,時刻管理パッケージ
(図10の10c)からの定時(例えば,毎正時n分)
の時刻起動イベントを待ち合わせており,時刻起動イベ
ントのIDを受信すると,シグマテーブル(図10の1
1b)から時系列データ収集禁止時間を参照し,禁止時
間帯チェックを行い(図11のS2),禁止時間帯であ
れば処理を集結し次の時刻起動イベント待ち状態に戻
る。禁止時間帯でなければ,前日から7日前までの日付
曜日を獲得し(図11のS3),前日の曜日に該当する
日報時系列データファイル11aから日付を獲得し(同
S4),日付の整合性チェックにより時系列データ収集
の開始完了判定を行う(同S5)。日付が一致していれ
ば,その日付の時系列データが全ポイント分収集完了し
ているか判別し(図11のS12),完了している場合
は1週間分収集完了したか判別する(同S16)。全て
整合性がとれていれば時系列データ収集完了と判断して
処理を終結する。
【0051】S12において不一致であれば日報番号
(NOで表示)テーブル11cから時系列データ収集ポイ
ントを獲得し(図11のS13),サーバ装置4に時系
列データ読出要求を送信する(同S14)。この時,時
系列データ読出要求に対する応答監視タイマのスタート
を行い,応答時間監視を行う(図11のS15)。時系
列データ読出要求送信後,時系列データ読出応答を受信
した場合,図11のS1において受信イベントIDチェ
ックを行って,時系列データ読出応答イベントであるこ
とを識別すると,応答監視タイマストップを行い(図1
1のS6),応答内容を日報時系列データファイル11
aに書込み(同S7),収集ポインタ番号に収集済の設
定を行う(同S8)。
【0052】応答監視タイマが上記S15でスタート
後,タイムアウトしてタイムアウトイベントが発生する
と,受信イベントIDチェックでこれを識別すると,リ
トライ回数チェックを行う(図11のS9),ここでリ
トライ可能な回数内であれば,リトライカウンタをカウ
ントアップし(同S17),同一系列データ収集ポイン
トの時系列データ読出要求を再度送信する。リトライ回
数オーバーであれば,リトライカウンタをクリアし(図
11のS10),日報時系列データファイルの該当ポイ
ント位置に欠測(データがない状態)を書き込み(同S
11),次の時系列データ収集ポイントを日報番号テー
ブルから獲得して時系列データ収集を行う。この処理を
日報番号テーブルに登録されている時系列データ収集ポ
イント数分行い,全ポイントの収集完了後に1週間分の
時系列データ収集が完了していなければ次日付の時系列
データ収集を行う。1週間分の時系列データ収集が完了
していれば処理を終結する。
【0053】図12は照会処理日報応答プロセス(図1
0の12a)であり,最初に受信イベントIDをチェッ
クし(図12のS1),日報データ要求イベントを受信
すると要求日付妥当性をチェックする(同S2)。この
チェックは,日報データ要求イベントの要求日付が前日
から7日前の範囲内であるかどうかを調べる。日報デー
タ要求日付が範囲外であれば,上位ホスト装置へエラー
応答送信の処理を行って(図12のS11),処理を終
結する。妥当な場合は,要求日付の曜日を獲得し(図1
2のS3),要求日報番号テーブル11cから要求日報
番号の時系列参照位置(アドレス)を獲得し(同S
4),要求日報番号が日報番号テーブル11cに存在す
るか判別し(同S5),存在しない場合,日報データの
異常を返信し,次要求日報番号の処理に移行する。
【0054】要求日報番号が存在した場合,該当曜日の
日報時系列データファイル11aから日付を獲得し(図
12のS6),要求日付との整合性のチェックを行う
(同S7)。日報時系列データファイルの日付と要求日
付が異なっている場合,エラー応答を送信し処理を終結
する。整合性がとれた場合,該当日報番号のデータを日
報時系列データファイルから獲得し(図12のS8),
日報データ応答を上位ホスト装置へ送信する(同S
9)。この後,次要求日報番号の処理に移り,要求され
た全ての日報番号分についてデータ送信が完了するまで
継続する(図12のS10)。
【0055】このように,サーバ装置の障害や負荷の状
況に左右されず,時系列データの通知ができる。図1
3,図14は上記本発明の第2の原理構成(図3)に対
応する実施例2の構成を示し,図13は本発明による制
御・設定のためのプロセスの構成を示し,図10は制御
設定プロセスの処理フローである。
【0056】図13には上記図9に示す全体の構成の中
の制御・設定に関係するプロセス及び関連する構成とを
示す。図13において,1aは上位ホスト連携装置,1
0dはタイマによる時間監視を行う時間監視プロセス,
13aは送受信プロセス,14aはサーバ装置(対象と
なる監視・制御装置)4への制御・設定の処理を行う制
御設定プロセス,15aは自動発報プロセス,16aは
スキャニングメモリ,16bは装置情報テーブル,3は
上位ホスト装置,4はサーバ装置(対象監視・制御装
置)である。
【0057】図14は制御設定プロセス(図13の14
a)の処理フローであり,最初に受信イベントIDチェ
ックを行い(図14のS1),送受信プロセス(図13
の13a)からの制御・設定要求イベントが受信される
と,上位ホスト装置からの受信電文の制御内容が正常か
判定し(同S2),異常であれば異常を表す応答電文を
上位ホスト装置(図13の3)に通知する処理を行い
(同S15,S16),処理を終結し,制御内容が正常
であれば次の処理に移行する。すなわち,電文アドレス
変換を行い(図14のS3),サーバ装置の監視・制御
装置のポイントを管理するスキャニングメモリ(図13
の16a)内のポイント状態を参照し(同S4),制御
・設定要求された制御ポイントが存在するかどうかチェ
ックする(同S5)。制御ポイントが存在しないと,上
記と同様に異常を上位ホスト装置に通知し,制御ポイン
トが存在すると装置情報テーブル(図13の16b)か
ら装置状態を参照する(同S6)。
【0058】装置情報テーブルには,対象監視・制御装
置の装置状態(ノード異常または削除,回線異常または
削除,RS異常または削除や,正常であること等)が格
納されており,この装置状態をチェックする(図14の
S7)。この装置状態チェックで,異常であった場合,
対象監視・制御装置に制御・設定依頼イベントを送信で
きないため,スキャニングメモリの制御・設定要求対象
ポイントの監視フラグを“1”に設定し(図14のS1
0),一定時間後に再制御・設定を行うための時間監視
タイマスタートを行う(同S11)。また,装置状態が
正常であった場合は,スキャニングメモリ(図13の1
6a)を参照し,制御・設定のポイント状態が正常か判
別し(図14のS8),正常でない場合は上記のS1
0,S11の処理を行い,正常であれば該当監視・制御
装置に制御・設定依頼のイベントを送信する(同S
9)。
【0059】制御・設定依頼をサーバ装置(対象監視・
制御装置)に送信した後,制御送信結果が正常であるか
判別し(図14のS12),正常であればスキャニング
メモリに制御情報を設定し(同S13),表示装置(サ
ーバ装置の表示装置)に制御メッセージを出力して表示
する(同S14)。続いて,正常を表す応答電文を作成
し(図14のS15),応答電文を上位ホスト装置に送
信する(同S16)。
【0060】また,上記S11において監視タイマを設
定した後,監視タイムアウトのイベントを受信イベント
IDチェックにおいて検出すると(図14のS1),リ
トライカウンタをカウントアップし(同S17),リト
ライ可能回数をオーバーしたか判別し(同S18),越
えない場合は上記S6に移行するが,越えた場合はスキ
ャニングメモリの監視フラグを解除し(同S19),ポ
イント状態を上位ホスト装置に送信する(同S20)。
【0061】上記図13に示す自動発報プロセス15a
は,対象監視・制御装置(サーバ装置)からの制御・設
定依頼応答イベントが通知されるとき起動し,制御・設
定依頼応答イベントのポイントの状態の内容をスキャニ
ングメモリに格納し,上位ポスト装置に状態変化通知と
して通知を行う。
【0062】この実施例2により上位ホスト装置からの
制御・設定の依頼をサーバ装置へ通知すると,上位ホス
ト装置へ完了通知を通知するため回線を占有する必要が
なくなる。
【0063】図15乃至図18は上記本発明の第3の原
理構成(図5)に対応する実施例3の構成を示し,図1
5は本発明によるアプリケーションデータ制御・設定の
ためのプロセスの構成を示し,図16はアプリケーショ
ン送受信プロセスの処理フロー,図17はアプリケーシ
ョン処理プロセスの処理フロー,図18はリトライ処理
のフローである。
【0064】図15において,13aは送受信プロセ
ス,17aはアプリケーション処理プロセス,18aは
アプリケーション送受信プロセス,19aはアプリケー
ションデータ格納テーブル,3は上位ホスト装置,4は
サーバ装置(対象監視・制御装置)である。
【0065】図12はアプリケーション送受信プロセス
(図15の18a)の処理フローであり,送受信プロセ
ス(図15の13a)を介して上位ホスト装置からのア
プリケーションデータ転送要求を受け取ると,イベント
受信の判別において(図16のS1),この転送要求を
検出するとデータ整合性をチェックし(同S2),デー
タの正常性をチェックし(同S3),エラーの場合はエ
ラーコードにデータエラーをセットし,ホストに応答す
るアプリケーションデータ転送結果通知イベント内のエ
ラー詳細にエラーコードをセットして送受信プロセスを
介して上位ホスト装置へ送信する(同S8)。
【0066】データが正常の場合,ホストに応答するア
プリケーションデータ転送結果通知イベント内のエラー
詳細に正常をセットして送信する。次に受信データをア
プリケーションデータ格納テーブル(アプリケーション
毎にテーブルの構成は異なり,グループ単位毎に格納エ
リアを持つ)の自グループの格納エリアに格納し(図1
6のS5),アプリケーションデータ格納テーブルに変
更のあったグループの変更フラグをオンに更新する(同
S6)。この動作を転送要求を受信した個数分,繰り返
す。上位ホスト装置からアプリケーションデータ転送終
了通知が転送された段階で通信回線は閉鎖される。その
時点でアプリケーション送受信プロセスからアプリケー
ション処理プロセスに対してアプリケーション処理起動
通知を送信する(図16のS9)。図17のアプリケー
ション処理プロセス(図15の17a)を説明すると,
イベント受信を判別し(図17のS1),上記図16の
アプリケーション送受信プロセスからのアプリケーショ
ン処理起動通知を受信すると,ループカウントaに0を
設定する(同S2)。このループカウントaはグループ
の数を表す。ループカウントaが全グループ数になるか
判別し(図17のS3),達しない場合はアプリケーシ
ョンデータ格納テーブル(図15の19a)内の該当グ
ループ番号(ループカウント+1)の変更フラグがオン
か判別し(同S6),オンの場合はアプリケーションデ
ータ格納テーブルをもとに変更通知イベントを作成して
サーバ装置(対象監視・制御装置)へ送信する(同S
7)。上記のS3において,全グループ数になったこと
が分かると,リトライカウントが0か判別し(図17の
S4),0の場合はS1に戻り,0でない場合はリトラ
イ処理(後述する図18参照)を行う(同S5)。
【0067】次に,監視・制御装置からデータ変更完了
通知イベントの受信を待機し(図17のS8),受信す
るとイベント内の処理結果が正常終了か判別し(同S
9),正常終了であればアプリケーションデータ格納テ
ーブル内の該当グループの変更フラグをオフに更新し
(同S10),ループカウントaを+1し(同S1
1),対応するグループについてS3以下の処理に移行
する。上記S8で監視・制御装置からデータ変更完了通
知イベントが受信されない時または,上記S9でイベン
ト内の処理結果が正常終了しない場合は,リトライカウ
ントを+1し(図17のS12),アプリケーションデ
ータから有効時刻を算出する。この結果はアプリケーシ
ョンデータ格納テーブル内の該当グループの有効時刻格
納エリアに格納され(同S13),アプリケーションデ
ータ格納テーブル内の該当グループの送信カウントを+
1して格納し(同S14),S3に戻り次のグループに
ついて同様の処理を繰り返す。なお,上記のデータの有
効時刻は,そのデータがある時刻までに設定されなけれ
ば意味を持たなくなるものを示し,例として,スケジュ
ール時刻パラメータ設定において,1回目のオン時刻を
経過した場合や,アナログ上下限監視パラメータ設定に
おいて監視時間帯の開始時刻を経過した場合等がある。
【0068】上記のリトライ処理(図17のS5)の内
容を図18に示す。このリトライ処理は上記図17にお
いて,変更のあったグループの1回目の送信が完了した
ら,転送が異常終了したものについて再送を行うもので
ある。
【0069】最初にリトライカウントに0を設定し(図
18のS1),ループカウントbに0を設定する(同S
2)。このループカウントbが全グループ数と一致する
か判別し(同S3),一致するとリトライカウントが0
か判別して(同S4),0の場合はイベント受信待ちへ
移行し,0以外であれば図14のS1へ戻る。一致しな
い場合は,アプリケーションデータ格納テーブル内の該
当グループ番号の変更フラグがオンで,且つ送信カウン
トが0以外であるか判別する(図18のS5)。該当す
ると現在時刻が有効時刻以前か判別し(図18のS
6),以前の場合はアプリケーションデータ格納テーブ
ル内の送信回数がリトライ最大限(MAX)以内か判別
する(同S7)。上記のS6で現在時刻を経過している
場合及びS7でリトライ回数が最大限に達している場
合,その時点で上位ホスト装置に対してアプリケーショ
ンデータ異常発生通知を送信する(同S12)。リトラ
イ最大限に達しない場合は,アプリケーションデータ格
納テーブルを元に変更通知イベントを作成してサーバ装
置へ送信する(図18のS8)。
【0070】続いて,監視・制御装置からデータ変更完
了通知イベントを受信したか判別し(図18のS9),
受信するとイベント内の処理結果が正常終了か判別し
(同S10),正常終了であればアプリケーションデー
タ格納テーブル内の該当グループの変更フラグをオフに
更新し(同S11),次のグループについてS3に戻
る。上記S9においてデータ変更完了通知イベントを受
信しない時,またはS10においてイベント内の処理結
果が正常終了でない時はリトライカウントを+1し(同
S13),アプリケーションデータ格納テーブル内の該
当グループの送信カウントを+1して格納する(同S1
4)。このように,有効時刻内に再送を一定回数行って
も転送結果が異常の場合には,その時点で上位ホスト装
置に対してアプリケーションデータ転送異常発生通知を
通報する。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を奏する
ことができる。 (1) 本発明の第1の原理によればサーバ装置の障害や負
荷の状況に関係なく,時系列データを上位ホスト装置に
通知することができる。
【0072】(2) 本発明の第2の原理によれば制御・設
定の完了待ち合わせのために回線を占有する必要がない
ので,公衆回線で接続した場合でも余計な課金がかから
ない。また,異常が発生した場合でも上位ホストはリト
ライを行う必要がないため,通信が単純となる。
【0073】(3) 本発明の第3の原理によればアプリケ
ーションデータ設定完了待ち合わせのために回線を占有
する必要がないので,上記(2) と同様に公衆回線で接続
した場合でも,余計な課金がかからない。また,異常が
発生した場合でも,上位ホスト装置はリトライを行う必
要がないため,通信が簡単化される。
【0074】これらの各効果を総合すれば,施設管理シ
ステムの性能と安全性の向上及び通信コストの削減を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理構成である。
【図2】第1の原理構成による動作シーケンス例を示す
図である。
【図3】本発明の第2の原理構成である。
【図4】第2の原理構成による動作シーケンス例を示す
図である。
【図5】本発明の第3の原理構成である。
【図6】第3の原理構成による動作シーケンス例を示す
図である。
【図7】本発明が実施されるシステムの構成例を示す図
である。
【図8】上位ホストデータ連携装置のハードウェアの構
成を示す図である。
【図9】本発明によるプロセスの全体構成を示す図であ
る。
【図10】本発明による日報データ収集のためのプロセ
スの構成を示す図である。
【図11】時系列データ収集プロセスの処理フローを示
す図である。
【図12】照会処理日報応答プロセスの処理フローを示
す図である。
【図13】本発明による制御・設定のための各プロセス
の構成を示す図である。
【図14】制御設定プロセスの処理フローを示す図であ
る。
【図15】本発明によるアプリケーションデータ制御・
設定のためのプロセスの構成を示す図である。
【図16】アプリケーション送受信プロセスの処理フロ
ーを示す図である。
【図17】アプリケーション処理プロセスの処理フロー
を示す図である。
【図18】リトライ処理のフローを示す図である。
【図19】従来の施設管理のシステム構成を示す図であ
る。
【図20】従来の日報データ収集のための信号送受シー
ケンスを示す図である。
【図21】従来の日報データ収集のための上位ホストデ
ータ連携装置内のプロセス構成を示す図である。
【図22】従来の制御・設定のための信号送受のシーケ
ンスを示す図である。
【図23】従来の制御・設定の上位ホストデータ連携装
置内のプロセス構成を示す図である。
【図24】従来のアプリケーションデータ転送のための
信号送受のシーケンスを示す図である。
【図25】従来のアプリケーションデータ転送のための
上位ホストデータ連携装置内のプロセス構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 上位ホストデータ連携装置 10 時系列データ収集部 11 データ格納部 12 日報応答部 13 送受信処理部 2 回線 3 上位ホスト装置 4 サーバ装置 5 施設の各装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔の上位ホスト装置と回線を介して接
    続されると共にビル,工場等の施設管理用のサーバ装置
    と接続する上位ホストデータ連携装置において,前記上
    位ホストデータ連携装置の処理装置は,一定周期で起動
    してサーバ装置に対し施設各部の状態を表す時系列デー
    タの要求を発生し,前記サーバ装置から収集された各部
    の時系列データをデータ格納部に格納する時系列データ
    収集部と,上位ホスト装置からの日報データの要求を受
    信すると,要求された日報データを前記データ格納部の
    データから取り出して前記上位ホスト装置に対して応答
    する日報応答部とを備えることを特徴とする施設管理の
    ための上位ホストデータ連携装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記上位ホストデー
    タ連携装置の処理装置は,制御・監視の対象となる各装
    置の各部の状態情報を保持する装置テーブルを備え,上
    位ホスト装置から施設各部の状態を制御・設定する依頼
    を受け取ると各装置の状態を前記装置テーブルを参照し
    て前記制御・設定依頼をチェックし,正常であれば前記
    サーバ装置へ制御・設定の依頼を送ると共に上位ホスト
    装置へ受付完了通知を返す制御・設定部と,前記サーバ
    装置から制御・設定による装置の状態変更の通知を受け
    ると,正常性をチェックして異常を検出すると前記上位
    ホスト装置に対し異常応答を発生する自動発報部とを備
    えることを特徴とする施設管理のための上位ホストデー
    タ連携装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記制御・設定部の
    前記装置テーブルは,各制御ポイントの状態を記憶する
    スキャニングメモリと各装置の状態を保持する装置情報
    テーブルとで構成され,前記制御・設定依頼に対応する
    制御ポイントが存在しない場合は異常応答を前記上位ホ
    スト装置へ通知し,装置状態及び制御ポイントの状態が
    正常でない場合は前記スキャニングメモリに監視フラグ
    を設定し,監視フラグの設定により監視タイマを設定し
    て,タイムアウトすると前記装置状態と制御ポイントの
    チェックのリトライを行うことを特徴とする施設管理の
    ための上位ホストデータ連携装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において,前記上位ホストデー
    タ連携装置の処理装置は,上位ホスト装置から各設備グ
    ループに対するスケジュールデータを含むアプリケーシ
    ョンデータを設定する依頼を受け取ると前記上位ホスト
    装置に対し受け付け完了の応答を返すと共にアプリケー
    ションデータ格納部の各設備に対応するエリアに変更を
    表すフラグと対応するデータを格納すると共に保存する
    アプリケーション送受信部と,前記アプリケーション送
    受信部により起動され,前記アプリケーションデータ格
    納部の各グループに対する変更を表すフラグが設定され
    たアプリケーションデータを前記サーバ装置に変更デー
    タとして転送すると共に前記サーバ装置からデータ変更
    完了通知を受け取って,異常終了の場合だけ前記上位ホ
    スト装置へ通知する異常応答を発生するアプリケーショ
    ン処理部とを備えることを特徴とする施設管理のための
    上位ホストデータ連携装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において,前記アプリケーショ
    ン処理部は,各グループ毎のアプリケーションデータの
    転送に対して前記サーバ装置からデータ変更完了通知を
    受けないか,通知内容が正常でない場合は一定回数以内
    のリトライを実行し,該当アプリケーションデータにつ
    いての有効時刻を前記アプリケーションデータ格納部に
    格納し,前記有効時刻以内の場合は前記変更データの送
    信のリトライを行うことを特徴とする施設管理のための
    上位ホストデータ連携装置。
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