JPH11238061A - 日本語テキスト解析方法 - Google Patents
日本語テキスト解析方法Info
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- JPH11238061A JPH11238061A JP10040718A JP4071898A JPH11238061A JP H11238061 A JPH11238061 A JP H11238061A JP 10040718 A JP10040718 A JP 10040718A JP 4071898 A JP4071898 A JP 4071898A JP H11238061 A JPH11238061 A JP H11238061A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 71
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 44
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 2
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- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 235000016496 Panda oleosa Nutrition 0.000 description 1
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視覚的に類似した文字を用いて表記された単
語による悪影響の出ない日本語テキスト解析方法を提供
する。 【解決手段】 単語の表記マッチングによる辞書検索処
理によって単語辞書の表記である見出しと一致する最長
の単語を検索し、この検索した単語を用いて日本語テキ
ストの文頭から分割していく最長一致法に基づき、任意
の日本語テキストを文頭から文末まで単語に分割してい
く日本語テキスト解析方法において、視覚的に類似した
文字が格納されたテーブルを用いて次のような処理を行
う。即ち、単語の表記マッチングの際に、処理S28に
おいて、前記テーブルを参照して、検出した類似文字を
同一の文字として表記マッチングを行う。
語による悪影響の出ない日本語テキスト解析方法を提供
する。 【解決手段】 単語の表記マッチングによる辞書検索処
理によって単語辞書の表記である見出しと一致する最長
の単語を検索し、この検索した単語を用いて日本語テキ
ストの文頭から分割していく最長一致法に基づき、任意
の日本語テキストを文頭から文末まで単語に分割してい
く日本語テキスト解析方法において、視覚的に類似した
文字が格納されたテーブルを用いて次のような処理を行
う。即ち、単語の表記マッチングの際に、処理S28に
おいて、前記テーブルを参照して、検出した類似文字を
同一の文字として表記マッチングを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本語テキスト音
声変換装置、機械翻訳装置等といったテキスト解析処理
を必要とする様々な装置やシステムに組込まれ、任意の
日本語テキストを単語に分割する日本語テキスト解析方
法に関するものである。
声変換装置、機械翻訳装置等といったテキスト解析処理
を必要とする様々な装置やシステムに組込まれ、任意の
日本語テキストを単語に分割する日本語テキスト解析方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、日本語テキスト音声変換装置等
に組込まれている日本語テキスト解析方法は、例えば、
日本語テキストが横書き文書の場合、応答速度やメモリ
容量の制限等から、処理が速く、使用メモリも少なく、
処理の簡単なメリットを有する左最長一致法が用いられ
ている。左最長一致法とは、単語辞書の見出しと一致す
る最長の単語を用いてテキストを左(文頭)から分割し
ていく方法である。図2は従来の一般的な左最長一致法
に基づく日本語テキスト解析方法の処理の流れを示すフ
ローチャート、及び図3は図2中の従来の表記マッチン
グによる辞書検索処理を示すフローチャートである。以
下、図2に示す従来の一般的な左最長一致法に基づく日
本語テキスト解析方法の全体説明(1)と、図3に示す
図2中の表記マッチングによる辞書検索処理の説明
(2)とを行う。なお、日本語テキストは普通、半角文
字(1バイト)と全角文字(2バイト)で構成されてい
るが、テキスト解析の前処理として入力テキスト中の半
角文字はそれに対応する全角文字に全て変換され、全角
文字だけで構成されたテキストに対して、以下のテキス
ト解析処理が行われるものとする。これは、表記マッチ
ング(文字の比較)による辞書検索の処理を簡便化する
ためである。
に組込まれている日本語テキスト解析方法は、例えば、
日本語テキストが横書き文書の場合、応答速度やメモリ
容量の制限等から、処理が速く、使用メモリも少なく、
処理の簡単なメリットを有する左最長一致法が用いられ
ている。左最長一致法とは、単語辞書の見出しと一致す
る最長の単語を用いてテキストを左(文頭)から分割し
ていく方法である。図2は従来の一般的な左最長一致法
に基づく日本語テキスト解析方法の処理の流れを示すフ
ローチャート、及び図3は図2中の従来の表記マッチン
グによる辞書検索処理を示すフローチャートである。以
下、図2に示す従来の一般的な左最長一致法に基づく日
本語テキスト解析方法の全体説明(1)と、図3に示す
図2中の表記マッチングによる辞書検索処理の説明
(2)とを行う。なお、日本語テキストは普通、半角文
字(1バイト)と全角文字(2バイト)で構成されてい
るが、テキスト解析の前処理として入力テキスト中の半
角文字はそれに対応する全角文字に全て変換され、全角
文字だけで構成されたテキストに対して、以下のテキス
ト解析処理が行われるものとする。これは、表記マッチ
ング(文字の比較)による辞書検索の処理を簡便化する
ためである。
【0003】(1) 左最長一致法に基づく日本語テキ
スト解析方法の全体説明 図2に示す日本語テキスト解析方法では、例えば、演算
制御機能を有する中央処理装置(以下、「CPU」とい
う)、テキストポインタ、文字カウンタ、及び単語辞書
等が格納されたメモリ等を備えたコンピュータにより、
次のような処理S1〜S7が実行される。まず、S1で
は、解析しようとする横書きの入力日本語テキストの先
頭にテキストポインタpをセットする。S2では、ポイ
ンタpを先頭にして入力テキストと表記(即ち、見出
し)がマッチし、かつ、接続条件を満たす単語を単語辞
書に探しに行き、得られた単語全てを単語候補とする
(この表記マッチングによる辞書検索については、後で
詳しく説明する)。S3では、単語候補が得られたかど
うかをチェックし、得られたのであれば、その中から表
記の一番長い単語を選択する(S4)。但し、単語候補
が1つしか得られなかったのであれば、それをそのまま
選択する。S2で単語候補が1つも得られなかった場合
は、バックトラックする。バックトラックとは、ポイン
タpを直前の単語の先頭まで戻し、その単語の次候補
(表記が2番目に長い単語)を選択することをいう(S
7)。そして、選択した単語の長さだけポインタpを進
める(S5)。ポインタpが入力テキストの終端まで来
ていれば解析処理を終了し、来ていなければS2へ戻
り、次の単語を解析しに行く(S6)。以上の手順を踏
むことにより、入力テキストが文頭から文末まで単語に
分割される。
スト解析方法の全体説明 図2に示す日本語テキスト解析方法では、例えば、演算
制御機能を有する中央処理装置(以下、「CPU」とい
う)、テキストポインタ、文字カウンタ、及び単語辞書
等が格納されたメモリ等を備えたコンピュータにより、
次のような処理S1〜S7が実行される。まず、S1で
は、解析しようとする横書きの入力日本語テキストの先
頭にテキストポインタpをセットする。S2では、ポイ
ンタpを先頭にして入力テキストと表記(即ち、見出
し)がマッチし、かつ、接続条件を満たす単語を単語辞
書に探しに行き、得られた単語全てを単語候補とする
(この表記マッチングによる辞書検索については、後で
詳しく説明する)。S3では、単語候補が得られたかど
うかをチェックし、得られたのであれば、その中から表
記の一番長い単語を選択する(S4)。但し、単語候補
が1つしか得られなかったのであれば、それをそのまま
選択する。S2で単語候補が1つも得られなかった場合
は、バックトラックする。バックトラックとは、ポイン
タpを直前の単語の先頭まで戻し、その単語の次候補
(表記が2番目に長い単語)を選択することをいう(S
7)。そして、選択した単語の長さだけポインタpを進
める(S5)。ポインタpが入力テキストの終端まで来
ていれば解析処理を終了し、来ていなければS2へ戻
り、次の単語を解析しに行く(S6)。以上の手順を踏
むことにより、入力テキストが文頭から文末まで単語に
分割される。
【0004】(2) 図2中の表記マッチングによる辞
書検索処理S2の説明 図2の表記マッチングによる辞書検索処理S2では、図
3に示すように、例えば、コンピュータを用いて次のよ
うな処理S10〜S17が実行される。但し、入力日本
語テキスト上でポインタpの指す文字から数えてn番目
の文字をp[n]、単語辞書から得られた単語wの表記
(見出し)上のn番目の文字をw[n]と定義する。n
はゼロオリジンであり、p[0]はポインタpの指す文
字、w[0]は単語wの表記(見出し)の先頭文字を表
わす。まず、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単
語wを単語辞書から1つ取出し(S10)、文字カウン
タnに0をセットする(S11)。そして、S12にお
いて文字w[n]と文字p[n]を比較する。比較した
結果、同じでなければ、表記がマッチしなかったのでS
17へ進み、同じであれば、文字カウンタnの値を1つ
増やし(S13)、nの値と単語wの表記(見出し)の
長さ(文字数)を比較する(S14)。
書検索処理S2の説明 図2の表記マッチングによる辞書検索処理S2では、図
3に示すように、例えば、コンピュータを用いて次のよ
うな処理S10〜S17が実行される。但し、入力日本
語テキスト上でポインタpの指す文字から数えてn番目
の文字をp[n]、単語辞書から得られた単語wの表記
(見出し)上のn番目の文字をw[n]と定義する。n
はゼロオリジンであり、p[0]はポインタpの指す文
字、w[0]は単語wの表記(見出し)の先頭文字を表
わす。まず、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単
語wを単語辞書から1つ取出し(S10)、文字カウン
タnに0をセットする(S11)。そして、S12にお
いて文字w[n]と文字p[n]を比較する。比較した
結果、同じでなければ、表記がマッチしなかったのでS
17へ進み、同じであれば、文字カウンタnの値を1つ
増やし(S13)、nの値と単語wの表記(見出し)の
長さ(文字数)を比較する(S14)。
【0005】比較した結果、等しくなければS12へ進
み、次の文字のマッチングを試みる。等しければ、表記
のマッチングが単語wの語末まで完了したので、次にこ
の単語の接続条件をチェックする(S15)。接続条件
とは、文頭なら文頭として存在できるか、文中なら直前
の単語と文法的に接続可能であるか、という条件のこと
である。接続条件を満たすならば、単語wを単語候補の
1つとした後(S16)、S17へ進む。接続条件を満
たさなければ、そのままS17へ進む。S17では、表
記(見出し)が文字p[0]で始まる単語が、現在の単
語w以外にも単語辞書に登録されていないかどうかを調
べる。登録されていれば、S10へ戻ってその単語を辞
書から取出し、新たな単語wとして同様の表記マッチン
グを試みる。登録されていなければ、S2の処理を終了
する。このようにして、入力テキストと表記(見出し)
がマッチし、かつ、接続条件を満たす、0個以上の単語
候補が辞書から得られる。
み、次の文字のマッチングを試みる。等しければ、表記
のマッチングが単語wの語末まで完了したので、次にこ
の単語の接続条件をチェックする(S15)。接続条件
とは、文頭なら文頭として存在できるか、文中なら直前
の単語と文法的に接続可能であるか、という条件のこと
である。接続条件を満たすならば、単語wを単語候補の
1つとした後(S16)、S17へ進む。接続条件を満
たさなければ、そのままS17へ進む。S17では、表
記(見出し)が文字p[0]で始まる単語が、現在の単
語w以外にも単語辞書に登録されていないかどうかを調
べる。登録されていれば、S10へ戻ってその単語を辞
書から取出し、新たな単語wとして同様の表記マッチン
グを試みる。登録されていなければ、S2の処理を終了
する。このようにして、入力テキストと表記(見出し)
がマッチし、かつ、接続条件を満たす、0個以上の単語
候補が辞書から得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
日本語テキスト解析方法では、次の(a)〜(c)のよ
うな問題があり、これらを解決することが困難であっ
た。 (a) 仮名文字で表記される単語(例えば、外来語)
は長母音の所を長音文字「ー」(JIS漢字コード:2
13C)で表記するのが普通である。例えば、「デパー
ト」の3文字目や「ノート」の2文字目は、長音文字
「ー」で表記される。しかし、この長音文字の代りにマ
イナス記号文字「−」(JIS漢字コード:215D)
を用いて、「デパ−ト」や「ノ−ト」と表記される場合
がある。これが起こる理由としては、ワードプロセッサ
やパーソナルコンピュータ等の画面上で、長音文字とマ
イナス記号文字が区別できないこと等が挙げられる。ま
た、視覚上の個人的な好みから、長音文字ではなくマイ
ナス記号文字をあえて用いて表記することもありえる。
このように、ある単語が長音文字の代りにマイナス記号
文字を用いて表記されていると、図2のS2の処理にお
いて表記がマッチしないため、単語候補が辞書から得ら
れないことになり、入力日本語テキストを正しく解析で
きないことになる。
日本語テキスト解析方法では、次の(a)〜(c)のよ
うな問題があり、これらを解決することが困難であっ
た。 (a) 仮名文字で表記される単語(例えば、外来語)
は長母音の所を長音文字「ー」(JIS漢字コード:2
13C)で表記するのが普通である。例えば、「デパー
ト」の3文字目や「ノート」の2文字目は、長音文字
「ー」で表記される。しかし、この長音文字の代りにマ
イナス記号文字「−」(JIS漢字コード:215D)
を用いて、「デパ−ト」や「ノ−ト」と表記される場合
がある。これが起こる理由としては、ワードプロセッサ
やパーソナルコンピュータ等の画面上で、長音文字とマ
イナス記号文字が区別できないこと等が挙げられる。ま
た、視覚上の個人的な好みから、長音文字ではなくマイ
ナス記号文字をあえて用いて表記することもありえる。
このように、ある単語が長音文字の代りにマイナス記号
文字を用いて表記されていると、図2のS2の処理にお
いて表記がマッチしないため、単語候補が辞書から得ら
れないことになり、入力日本語テキストを正しく解析で
きないことになる。
【0007】(b) 前記(a)の問題を解決する方法
として、例えば、長音文字の代りにマイナス記号文字を
用いて表記した単語を辞書に追加登録することが考えら
れる。こうすれば、前記(a)の表記マッチングの問題
をクリアできるからである。しかし、長音文字を表記に
含む単語は数が多いので、追加登録により単語辞書のサ
イズが膨れ上がることになるため、この方法は現実的で
はない。 (c) 前記(a)のような視覚的に類似した文字の誤
用ないし代用に起因する問題は他にもある。例えば、
「霞ヶ浦」と「霞ケ浦」のように、小文字の「ヶ」(J
IS漢字コード:2576)と大文字の「ケ」(JIS
漢字コード:2531)のどちらを使って表記するかは
全くの個人の自由であり、予測不可能である。また、平
仮名の「へ」、「べ」、「ぺ」(JIS漢字コード:2
458〜245A)と片仮名の「ヘ」、「ベ」、「ペ」
(JIS漢字コード:2558〜255A)も、それぞ
れ視覚的に非常に似ているために誤用ないし代用される
おそれが十分考えられる。こうした類似文字を用いて表
記した単語を考えられる限り辞書に追加登録するという
解決策もあるが、前述したように追加登録により単語辞
書のサイズが飛躍的に増えるという別の問題が生じてし
まう。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、視覚的に類似した文字を用いて表記された単語によ
る悪影響の出ない日本語テキスト解析方法を提供するこ
とを目的とする。
として、例えば、長音文字の代りにマイナス記号文字を
用いて表記した単語を辞書に追加登録することが考えら
れる。こうすれば、前記(a)の表記マッチングの問題
をクリアできるからである。しかし、長音文字を表記に
含む単語は数が多いので、追加登録により単語辞書のサ
イズが膨れ上がることになるため、この方法は現実的で
はない。 (c) 前記(a)のような視覚的に類似した文字の誤
用ないし代用に起因する問題は他にもある。例えば、
「霞ヶ浦」と「霞ケ浦」のように、小文字の「ヶ」(J
IS漢字コード:2576)と大文字の「ケ」(JIS
漢字コード:2531)のどちらを使って表記するかは
全くの個人の自由であり、予測不可能である。また、平
仮名の「へ」、「べ」、「ぺ」(JIS漢字コード:2
458〜245A)と片仮名の「ヘ」、「ベ」、「ペ」
(JIS漢字コード:2558〜255A)も、それぞ
れ視覚的に非常に似ているために誤用ないし代用される
おそれが十分考えられる。こうした類似文字を用いて表
記した単語を考えられる限り辞書に追加登録するという
解決策もあるが、前述したように追加登録により単語辞
書のサイズが飛躍的に増えるという別の問題が生じてし
まう。本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決
し、視覚的に類似した文字を用いて表記された単語によ
る悪影響の出ない日本語テキスト解析方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの請求項1に係る発明では、単語の表
記マッチングによる辞書検索処理によって単語辞書の表
記である見出しと一致する最長の単語を検索し、この検
索した単語を用いて日本語テキストの文頭から分割して
いく最長一致法に基づき、任意の日本語テキストを文頭
から文末まで単語に分割していく日本語テキスト解析方
法において、視覚的に類似した文字が格納されたテーブ
ルを備え、前記単語の表記マッチングの際に、前記テー
ブルを参照して検出した類似文字を同一の文字として表
記マッチングを行うようにしている。請求項2に係る発
明では、請求項1の日本語テキスト解析方法において、
単語の表記マッチングの際に、長音文字「ー」とマイナ
ス記号文字「−」を同一の文字として表記マッチングを
行うようにしている。請求項3に係る発明では、請求項
1の日本語テキスト解析方法において、単語の表記マッ
チングの際に、小文字の「ヶ」、「ヵ」と大文字の
「ケ」、「カ」をそれぞれ同一の文字として表記マッチ
ングを行うようにしている。
に、本発明のうちの請求項1に係る発明では、単語の表
記マッチングによる辞書検索処理によって単語辞書の表
記である見出しと一致する最長の単語を検索し、この検
索した単語を用いて日本語テキストの文頭から分割して
いく最長一致法に基づき、任意の日本語テキストを文頭
から文末まで単語に分割していく日本語テキスト解析方
法において、視覚的に類似した文字が格納されたテーブ
ルを備え、前記単語の表記マッチングの際に、前記テー
ブルを参照して検出した類似文字を同一の文字として表
記マッチングを行うようにしている。請求項2に係る発
明では、請求項1の日本語テキスト解析方法において、
単語の表記マッチングの際に、長音文字「ー」とマイナ
ス記号文字「−」を同一の文字として表記マッチングを
行うようにしている。請求項3に係る発明では、請求項
1の日本語テキスト解析方法において、単語の表記マッ
チングの際に、小文字の「ヶ」、「ヵ」と大文字の
「ケ」、「カ」をそれぞれ同一の文字として表記マッチ
ングを行うようにしている。
【0009】請求項4に係る発明では、請求項1の日本
語テキスト解析方法において、単語の表記マッチングの
際に、平仮名の「へ」、「べ」、「ぺ」と片仮名の
「ヘ」、「ベ」、「ペ」をそれぞれ同一の文字として表
記マッチングを行うようにしている。このような構成を
採用したことにより、日本語テキストが入力されると、
視覚的に類似した文字が格納されたテーブルが参照され
て、単語の表記マッチングの際に、検出された類似文字
が同一の文字として表記マッチングが行われ、その入力
された日本語テキストの文頭から文末まで単語に分割さ
れていく。請求項5に係る発明では、単語の表記マッチ
ングによる辞書検索処理によって単語辞書の表記である
見出しと一致する最長の単語を検索し、この検索した単
語を用いて日本語テキストの文頭から分割していく最長
一致法に基づき、任意の日本語テキストを文頭から文末
まで単語に分割していく日本語テキスト解析方法におい
て、対応する横書き文字と縦書き文字が格納されたテー
ブルを備え、前記単語の表記マッチングの際に、前記テ
ーブルを参照して検出した対応文字を同一の文字として
表記マッチングを行うようにしている。請求項6に係る
発明では、請求項5の日本語テキスト解析方法におい
て、単語の表記マッチングの際に、長音文字「ー」と縦
線記号文字「|」を同一の文字として表記マッチングを
行うようにしている。このような構成を採用したことに
より、日本語テキストが入力されると、対応する横書き
文字と縦書き文字が格納されたテーブルが参照され、単
語の表記マッチングの際に、検出された対応文字が同一
の文字として表記マッチングが行われ、その入力された
日本語テキストの文頭から文末まで単語に分割されてい
く。
語テキスト解析方法において、単語の表記マッチングの
際に、平仮名の「へ」、「べ」、「ぺ」と片仮名の
「ヘ」、「ベ」、「ペ」をそれぞれ同一の文字として表
記マッチングを行うようにしている。このような構成を
採用したことにより、日本語テキストが入力されると、
視覚的に類似した文字が格納されたテーブルが参照され
て、単語の表記マッチングの際に、検出された類似文字
が同一の文字として表記マッチングが行われ、その入力
された日本語テキストの文頭から文末まで単語に分割さ
れていく。請求項5に係る発明では、単語の表記マッチ
ングによる辞書検索処理によって単語辞書の表記である
見出しと一致する最長の単語を検索し、この検索した単
語を用いて日本語テキストの文頭から分割していく最長
一致法に基づき、任意の日本語テキストを文頭から文末
まで単語に分割していく日本語テキスト解析方法におい
て、対応する横書き文字と縦書き文字が格納されたテー
ブルを備え、前記単語の表記マッチングの際に、前記テ
ーブルを参照して検出した対応文字を同一の文字として
表記マッチングを行うようにしている。請求項6に係る
発明では、請求項5の日本語テキスト解析方法におい
て、単語の表記マッチングの際に、長音文字「ー」と縦
線記号文字「|」を同一の文字として表記マッチングを
行うようにしている。このような構成を採用したことに
より、日本語テキストが入力されると、対応する横書き
文字と縦書き文字が格納されたテーブルが参照され、単
語の表記マッチングの際に、検出された対応文字が同一
の文字として表記マッチングが行われ、その入力された
日本語テキストの文頭から文末まで単語に分割されてい
く。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す左
最長一致法に基づく日本語テキスト解析方法で行われる
表記マッチングによる辞書検索処理のフローチャート、
及び図4は図1の処理で用いられる類似文字テーブルの
一般例(視覚的に類似した文字)を示す図である。以
下、これらの図1及び図4を参照しつつ、本実施形態の
左最長一致法に基づく日本語テキスト解析方法の全体説
明(1)と、この解析方法の具体例の説明(2)とを行
う。
最長一致法に基づく日本語テキスト解析方法で行われる
表記マッチングによる辞書検索処理のフローチャート、
及び図4は図1の処理で用いられる類似文字テーブルの
一般例(視覚的に類似した文字)を示す図である。以
下、これらの図1及び図4を参照しつつ、本実施形態の
左最長一致法に基づく日本語テキスト解析方法の全体説
明(1)と、この解析方法の具体例の説明(2)とを行
う。
【0011】(1) 左最長一致法に基づく日本語テキ
スト解析方法の全体説明 本実施形態の日本語テキスト解析方法では、例えば、演
算制御機能を有するCPU、文字カウンタ、及び単語辞
書や図4に示すような視覚的に類似した文字が記述され
ている類似文字テーブル等が格納されたメモリ等を備え
たコンピュータを用いて、従来と同様に図2のフローチ
ャートに従って実行される。本実施形態の特徴は、図2
の処理S2において、従来の図3のような処理に代え
て、図1に示すような表記マッチングによる辞書検索処
理を行うことである。この際、予め作成された図4のよ
うな類似文字テーブルを参照する。なお、図4中のA,
B,C,D,E,Fはテーブルの識別子である。このよ
うに、本実施形態の特徴は、図2の処理S2の表記マッ
チングによる辞書検索であるため、従来と同様の処理は
説明を省略し、本実施形態の特徴である図1の表記マッ
チングによる辞書検索処理について以下説明する。
スト解析方法の全体説明 本実施形態の日本語テキスト解析方法では、例えば、演
算制御機能を有するCPU、文字カウンタ、及び単語辞
書や図4に示すような視覚的に類似した文字が記述され
ている類似文字テーブル等が格納されたメモリ等を備え
たコンピュータを用いて、従来と同様に図2のフローチ
ャートに従って実行される。本実施形態の特徴は、図2
の処理S2において、従来の図3のような処理に代え
て、図1に示すような表記マッチングによる辞書検索処
理を行うことである。この際、予め作成された図4のよ
うな類似文字テーブルを参照する。なお、図4中のA,
B,C,D,E,Fはテーブルの識別子である。このよ
うに、本実施形態の特徴は、図2の処理S2の表記マッ
チングによる辞書検索であるため、従来と同様の処理は
説明を省略し、本実施形態の特徴である図1の表記マッ
チングによる辞書検索処理について以下説明する。
【0012】図1の辞書検索では、処理S20〜S28
が実行される。但し、図3と同様に、横書きの入力日本
語テキスト上でポインタpの指す文字から数えてn番目
の文字をp[n]、単語辞書から得られた単語wの表記
(見出し)上のn番目の文字をw[n]と定義する。n
はゼロオリジンであり、p[0]はポインタpの指す文
字、w[0]は単語wの表記(見出し)の先頭文字を表
わす。まず、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単
語wを単語辞書から1つ取出し(S20)、文字カウン
タnに0をセットする(S21)。そして、S22にお
いて文字w[n]と文字p[n]を比較する。比較した
結果、同じでなければ、類似文字であるかどうかのチェ
ックをするためにS28へ進み、同じであれば、文字カ
ウンタnの値を1つ増やし(S23)、nの値と単語w
の表記(見出し)の長さ(文字数)を比較する(S2
4)。比較した結果、等しくなければ、S22へ進み、
次の文字のマッチングを試みる。等しければ、表記のマ
ッチングが単語wの語末まで完了したので、次にこの単
語の接続条件をチェックする(S25)。接続条件と
は、文頭なら文頭として存在できるか、文中なら直前の
単語と文法的に接続可能であるか、という条件のことで
ある。
が実行される。但し、図3と同様に、横書きの入力日本
語テキスト上でポインタpの指す文字から数えてn番目
の文字をp[n]、単語辞書から得られた単語wの表記
(見出し)上のn番目の文字をw[n]と定義する。n
はゼロオリジンであり、p[0]はポインタpの指す文
字、w[0]は単語wの表記(見出し)の先頭文字を表
わす。まず、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単
語wを単語辞書から1つ取出し(S20)、文字カウン
タnに0をセットする(S21)。そして、S22にお
いて文字w[n]と文字p[n]を比較する。比較した
結果、同じでなければ、類似文字であるかどうかのチェ
ックをするためにS28へ進み、同じであれば、文字カ
ウンタnの値を1つ増やし(S23)、nの値と単語w
の表記(見出し)の長さ(文字数)を比較する(S2
4)。比較した結果、等しくなければ、S22へ進み、
次の文字のマッチングを試みる。等しければ、表記のマ
ッチングが単語wの語末まで完了したので、次にこの単
語の接続条件をチェックする(S25)。接続条件と
は、文頭なら文頭として存在できるか、文中なら直前の
単語と文法的に接続可能であるか、という条件のことで
ある。
【0013】接続条件を満たすならば、単語wを単語候
補の1つとした後(S26)、S27へ進む。接続条件
を満たさなければ、そのままS27へ進む。S27で
は、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単語が、現
在の単語w以外にも単語辞書に登録されていないかどう
かを調べる。登録されていれば、S20へ戻ってその単
語を辞書から取出し、新たな単語wとして同様の表記マ
ッチングを試みる。登録されていなければ、辞書検索処
理を終了する。S28では、図4に示す類似文字テーブ
ルの中に文字w[n]と文字p[n]があるかどうかが
調べられる。テーブル中にあるならば、文字w[n]と
文字p[n]が同一の文字であると判定し、表記がマッ
チしたことにしてS23へ進む。テーブル中になけれ
ば、表記がマッチしなかったので、従来通りS27へ進
む。以上の処理により、入力日本語テキストと表記(見
出し)がマッチし、かつ、接続条件を満たす、0個以上
の単語候補を辞書から取出す際に、類似文字を用いて表
記した単語であっても単語候補として正しく取出される
ようになる。
補の1つとした後(S26)、S27へ進む。接続条件
を満たさなければ、そのままS27へ進む。S27で
は、表記(見出し)が文字p[0]で始まる単語が、現
在の単語w以外にも単語辞書に登録されていないかどう
かを調べる。登録されていれば、S20へ戻ってその単
語を辞書から取出し、新たな単語wとして同様の表記マ
ッチングを試みる。登録されていなければ、辞書検索処
理を終了する。S28では、図4に示す類似文字テーブ
ルの中に文字w[n]と文字p[n]があるかどうかが
調べられる。テーブル中にあるならば、文字w[n]と
文字p[n]が同一の文字であると判定し、表記がマッ
チしたことにしてS23へ進む。テーブル中になけれ
ば、表記がマッチしなかったので、従来通りS27へ進
む。以上の処理により、入力日本語テキストと表記(見
出し)がマッチし、かつ、接続条件を満たす、0個以上
の単語候補を辞書から取出す際に、類似文字を用いて表
記した単語であっても単語候補として正しく取出される
ようになる。
【0014】(2) 解析方法の具体例の説明 前記(1)の具体例を幾つか挙げて説明する。例えば、
入力日本語テキストがマイナス記号文字で表記された
「ノ−ト」である場合を考える。図2において、初めに
ポインタpは「ノ」を指しており(S1)、次に表記マ
ッチングによる辞書検索が行われる(S2)。S2で
は、図1に示す一連の処理が行われる。まず、S20に
おいて、文字p[0]即ち「ノ」で表記(見出し)が始
まる単語wが辞書から1つ取出される。ここでは、「ノ
ルマ」が取出されたとする。S21で文字カウンタnに
0がセットされ、S22にて文字p[n]と文字w
[n]を比較すると、どちらも「ノ」であり同じなの
で、文字カウンタnの値を1つ増やす(S23)。nの
値は現在1であり、単語wの表記「ノルマ」の長さ(文
字数)3に等しくないので(S24)、S22へ進む。
入力日本語テキストがマイナス記号文字で表記された
「ノ−ト」である場合を考える。図2において、初めに
ポインタpは「ノ」を指しており(S1)、次に表記マ
ッチングによる辞書検索が行われる(S2)。S2で
は、図1に示す一連の処理が行われる。まず、S20に
おいて、文字p[0]即ち「ノ」で表記(見出し)が始
まる単語wが辞書から1つ取出される。ここでは、「ノ
ルマ」が取出されたとする。S21で文字カウンタnに
0がセットされ、S22にて文字p[n]と文字w
[n]を比較すると、どちらも「ノ」であり同じなの
で、文字カウンタnの値を1つ増やす(S23)。nの
値は現在1であり、単語wの表記「ノルマ」の長さ(文
字数)3に等しくないので(S24)、S22へ進む。
【0015】S22にて文字p[n]と文字w[n]を
比較すると、前者が「−」、後者が「ル」で同じではな
いので、S28へ進む。S28では、文字p[n]即ち
「−」と文字w[n]即ち「ル」が、図4の類似文字テ
ーブルにあるかどうかが調べられるが、ないのでS27
へ進む。S27では、文字p[0]で表記(見出し)が
始まる単語が「ノルマ」以外にまだ辞書に登録されてい
ないかどうかが調べられ、「ノート」が登録されている
ので、S20へ戻り、「ノート」が新たな単語wとして
辞書から取出される。S21で文字カウンタnに0がセ
ットされ、S22にて文字p[n]と文字w[n]を比
較すると、どちらも「ノ」であり同じなので、文字カウ
ンタnの値を1つ増やす(S23)。nの値は現在1で
あり、単語wの表記「ノート」の長さ(文字数)3に等
しくないので(S24)、S22へ進む。
比較すると、前者が「−」、後者が「ル」で同じではな
いので、S28へ進む。S28では、文字p[n]即ち
「−」と文字w[n]即ち「ル」が、図4の類似文字テ
ーブルにあるかどうかが調べられるが、ないのでS27
へ進む。S27では、文字p[0]で表記(見出し)が
始まる単語が「ノルマ」以外にまだ辞書に登録されてい
ないかどうかが調べられ、「ノート」が登録されている
ので、S20へ戻り、「ノート」が新たな単語wとして
辞書から取出される。S21で文字カウンタnに0がセ
ットされ、S22にて文字p[n]と文字w[n]を比
較すると、どちらも「ノ」であり同じなので、文字カウ
ンタnの値を1つ増やす(S23)。nの値は現在1で
あり、単語wの表記「ノート」の長さ(文字数)3に等
しくないので(S24)、S22へ進む。
【0016】S22にて文字p[n]と文字w[n]を
比較すると、前者がマイナス記号文字「−」、後者が長
音文字「ー」で同じではないので、S28へ進む。S2
8では、文字p[n]即ちマイナス記号文字「−」と文
字w[n]即ち長音文字「ー」が、図4の類似文字テー
ブルにあるかどうかが調べられ、テーブルAにあるの
で、S23へ進み、文字カウンタnの値が1つ増やされ
る。nの値は現在2であり、単語wの表記「ノート」の
長さ(文字数)3に等しくないので(S24)、S22
へ進む。S22にて文字p[n]と文字w[n]を比較
すると、どちらも「ト」であり同じなので、文字カウン
タnの値を1つ増やす(S23)。nの値は現在3であ
り、単語wの表記「ノート」の長さ(文字数)3に等し
いので、S25へ進む。S25では接続条件がチェック
されるが、単語wは名詞「ノート」であり、文頭として
存在可能である。このため、接続条件を満足するので、
S26にて単語「ノート」が単語候補の1つとして採択
される。そして、S27において、文字p[0]で表記
(見出し)が始まる単語が「ノルマ」、「ノート」以外
にまだ辞書に登録されていないかどうかが調べられ、
「ノー」が登録されているので、S20へ戻り、「ノ
ー」が新たな単語wとして辞書から取出される。
比較すると、前者がマイナス記号文字「−」、後者が長
音文字「ー」で同じではないので、S28へ進む。S2
8では、文字p[n]即ちマイナス記号文字「−」と文
字w[n]即ち長音文字「ー」が、図4の類似文字テー
ブルにあるかどうかが調べられ、テーブルAにあるの
で、S23へ進み、文字カウンタnの値が1つ増やされ
る。nの値は現在2であり、単語wの表記「ノート」の
長さ(文字数)3に等しくないので(S24)、S22
へ進む。S22にて文字p[n]と文字w[n]を比較
すると、どちらも「ト」であり同じなので、文字カウン
タnの値を1つ増やす(S23)。nの値は現在3であ
り、単語wの表記「ノート」の長さ(文字数)3に等し
いので、S25へ進む。S25では接続条件がチェック
されるが、単語wは名詞「ノート」であり、文頭として
存在可能である。このため、接続条件を満足するので、
S26にて単語「ノート」が単語候補の1つとして採択
される。そして、S27において、文字p[0]で表記
(見出し)が始まる単語が「ノルマ」、「ノート」以外
にまだ辞書に登録されていないかどうかが調べられ、
「ノー」が登録されているので、S20へ戻り、「ノ
ー」が新たな単語wとして辞書から取出される。
【0017】S21で文字カウンタnに0がセットさ
れ、S22にて文字p[n]と文字w[n]を比較する
と、どちらも「ノ」であり同じなので、文字カウンタn
の値を1つ増やす(S23)。nの値は現在1であり、
単語wの表記「ノー」の長さ(文字数)2に等しくない
ので(S24)、S22へ進む。S22にて文字p
[n]と文字w[n]を比較すると、前者がマイナス記
号文字「−」、後者が長音文字「ー」で同じではないの
で、S28へ進む。S28では、文字p[n]即ちマイ
ナス記号文字「−」と文字w[n]即ち長音文字「ー」
が、図4の類似文字テーブルにあるかどうかが調べら
れ、テーブルAにあるので、S23へ進み、文字カウン
タnの値が1つ増やされる。nの値は現在2であり、単
語wの表記「ノー」の長さ(文字数)2に等しいので、
S25へ進む。S25では接続条件がチェックされる
が、単語wは間投詞「ノー」であり文頭として存在可能
である。このため接続条件を満足するので、S26にて
単語「ノー」が単語候補の1つとして採択される。そし
て、S27において、文字p[0]で表記(見出し)が
始まる単語が「ノルマ」、「ノート」、「ノー」以外に
まだ辞書に登録されていないかどうかが調べられ、もう
登録されていないので、図1の辞書検索処理(図2のS
2)を終了する。
れ、S22にて文字p[n]と文字w[n]を比較する
と、どちらも「ノ」であり同じなので、文字カウンタn
の値を1つ増やす(S23)。nの値は現在1であり、
単語wの表記「ノー」の長さ(文字数)2に等しくない
ので(S24)、S22へ進む。S22にて文字p
[n]と文字w[n]を比較すると、前者がマイナス記
号文字「−」、後者が長音文字「ー」で同じではないの
で、S28へ進む。S28では、文字p[n]即ちマイ
ナス記号文字「−」と文字w[n]即ち長音文字「ー」
が、図4の類似文字テーブルにあるかどうかが調べら
れ、テーブルAにあるので、S23へ進み、文字カウン
タnの値が1つ増やされる。nの値は現在2であり、単
語wの表記「ノー」の長さ(文字数)2に等しいので、
S25へ進む。S25では接続条件がチェックされる
が、単語wは間投詞「ノー」であり文頭として存在可能
である。このため接続条件を満足するので、S26にて
単語「ノー」が単語候補の1つとして採択される。そし
て、S27において、文字p[0]で表記(見出し)が
始まる単語が「ノルマ」、「ノート」、「ノー」以外に
まだ辞書に登録されていないかどうかが調べられ、もう
登録されていないので、図1の辞書検索処理(図2のS
2)を終了する。
【0018】こうして、2つの単語候補「ノート」と
「ノー」が辞書から得られたので、図2のS3からS4
へ進む。S4では、2つの単語候補「ノート」と「ノ
ー」の中から、表記の一番長い単語即ち「ノート」が選
択される。S5において、選択した単語「ノート」の長
さ(=3)だけポインタpが進められ、このポインタp
が入力テキスト「ノ−ト」の終端まで来たので、図2の
テキスト解析処理を終了する(S6)。このように、マ
イナス記号文字で表記された入力テキスト「ノ−ト」
が、長音文字で表記された単語「ノート」を用いて正し
く解析される。以上のように、本実施形態では、次のよ
うな効果がある。本実施形態では、処理が速く、使用メ
モリも少ないという最長一致法のメリットを生かしつ
つ、かつ、視覚的に類似した文字の誤用ないし代用に起
因する日本語テキストの解析誤りを防ぐことができるよ
うになる。なお、本発明は上記実施形態に限定されず、
種々の変形や利用形態が可能である。この変形例や利用
形態としては、例えば、次の(i),(ii)のようなも
のがある。
「ノー」が辞書から得られたので、図2のS3からS4
へ進む。S4では、2つの単語候補「ノート」と「ノ
ー」の中から、表記の一番長い単語即ち「ノート」が選
択される。S5において、選択した単語「ノート」の長
さ(=3)だけポインタpが進められ、このポインタp
が入力テキスト「ノ−ト」の終端まで来たので、図2の
テキスト解析処理を終了する(S6)。このように、マ
イナス記号文字で表記された入力テキスト「ノ−ト」
が、長音文字で表記された単語「ノート」を用いて正し
く解析される。以上のように、本実施形態では、次のよ
うな効果がある。本実施形態では、処理が速く、使用メ
モリも少ないという最長一致法のメリットを生かしつ
つ、かつ、視覚的に類似した文字の誤用ないし代用に起
因する日本語テキストの解析誤りを防ぐことができるよ
うになる。なお、本発明は上記実施形態に限定されず、
種々の変形や利用形態が可能である。この変形例や利用
形態としては、例えば、次の(i),(ii)のようなも
のがある。
【0019】(i) 図5は、図1の類似文字テーブル
の特殊例(入力テキストが縦書きの場合)を示す図であ
る。上記実施形態では、入力日本語テキストが横書きの
場合について説明したが、この入力日本語テキストが縦
書き文書として作成されたものである場合、例えば、長
音文字「ー」(JIS漢字コード:213C)の代り
に、縦線記号文字「|」(JIS漢字コード:214
3)を用いて表記されることがある。この場合において
も、上記実施形態の解析方法を用いることにより、表記
がマッチしないために正しく解析できないという問題を
解決することができる。即ち、長音文字「ー」(JIS
漢字コード:213C)と縦線記号文字「|」(JIS
漢字コード:2143)は視覚的に類似した文字ではな
いが、図4の類似文字テーブルに特殊例として図5に示
す類似文字テーブルを追加することにより、この場合の
問題を解決することができる。また、図4と図5のテー
ブルに新しいテーブルデータを追加することにより、任
意の日本語テキストに対する解析精度をさらに高めてい
くことも可能である。 (ii) 図1や図2の処理内容は、図示以外の他の内容
に変更することも可能である。また、これらの処理を行
う装置は、コンピュータに限定されず、他の構成の装置
で実行することも可能である。
の特殊例(入力テキストが縦書きの場合)を示す図であ
る。上記実施形態では、入力日本語テキストが横書きの
場合について説明したが、この入力日本語テキストが縦
書き文書として作成されたものである場合、例えば、長
音文字「ー」(JIS漢字コード:213C)の代り
に、縦線記号文字「|」(JIS漢字コード:214
3)を用いて表記されることがある。この場合において
も、上記実施形態の解析方法を用いることにより、表記
がマッチしないために正しく解析できないという問題を
解決することができる。即ち、長音文字「ー」(JIS
漢字コード:213C)と縦線記号文字「|」(JIS
漢字コード:2143)は視覚的に類似した文字ではな
いが、図4の類似文字テーブルに特殊例として図5に示
す類似文字テーブルを追加することにより、この場合の
問題を解決することができる。また、図4と図5のテー
ブルに新しいテーブルデータを追加することにより、任
意の日本語テキストに対する解析精度をさらに高めてい
くことも可能である。 (ii) 図1や図2の処理内容は、図示以外の他の内容
に変更することも可能である。また、これらの処理を行
う装置は、コンピュータに限定されず、他の構成の装置
で実行することも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1〜
4に係る発明によれば、最長一致法に基づく日本語テキ
スト解析方法において、単語の表記マッチングの際に、
視覚的に類似した文字が格納されたテーブルを参照し
て、検出した類似文字を同一の文字として表記マッチン
グを行うようにしている。このため、処理が速く、使用
メモリも少ないという最長一致法のメリットを生かしつ
つ、かつ、視覚的に類似した文字の誤用ないし代用に起
因する日本語テキストの解析誤りを防ぐことができるよ
うになる。請求項5及び6に係る発明によれば、最長一
致法に基づく日本語テキスト解析方法において、単語の
表記マッチングの際に、対応する横書き文字と縦書き文
字が格納されたテーブルを参照して、検出した対応文字
を同一の文字として表記マッチングを行うようにしてい
る。このため、入力される日本語テキストが横書き文書
であっても、あるいは縦書き文書であっても、請求項1
に係る発明と同様に、日本語テキストの解析誤りを的確
に防止できる。従って、本発明の日本語テキスト解析方
法は、日本語テキスト音声変換装置、機械翻訳装置等の
テキスト解析処理を必要とする様々な装置やシステムに
組込んで使用することができる。
4に係る発明によれば、最長一致法に基づく日本語テキ
スト解析方法において、単語の表記マッチングの際に、
視覚的に類似した文字が格納されたテーブルを参照し
て、検出した類似文字を同一の文字として表記マッチン
グを行うようにしている。このため、処理が速く、使用
メモリも少ないという最長一致法のメリットを生かしつ
つ、かつ、視覚的に類似した文字の誤用ないし代用に起
因する日本語テキストの解析誤りを防ぐことができるよ
うになる。請求項5及び6に係る発明によれば、最長一
致法に基づく日本語テキスト解析方法において、単語の
表記マッチングの際に、対応する横書き文字と縦書き文
字が格納されたテーブルを参照して、検出した対応文字
を同一の文字として表記マッチングを行うようにしてい
る。このため、入力される日本語テキストが横書き文書
であっても、あるいは縦書き文書であっても、請求項1
に係る発明と同様に、日本語テキストの解析誤りを的確
に防止できる。従って、本発明の日本語テキスト解析方
法は、日本語テキスト音声変換装置、機械翻訳装置等の
テキスト解析処理を必要とする様々な装置やシステムに
組込んで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す表記マッチングによる
辞書検索処理のフローチャートである。
辞書検索処理のフローチャートである。
【図2】従来の一般的な左最長一致法に基づく日本語テ
キスト解析方法のフローチャートである。
キスト解析方法のフローチャートである。
【図3】図2中の従来の表記マッチングによる辞書検索
処理のフローチャートである。
処理のフローチャートである。
【図4】図1の類似文字テーブルの一般例(視覚的に類
似した文字)を示す図である。
似した文字)を示す図である。
【図5】図1の類似文字テーブルの特殊例(入力テキス
トが縦書きの場合)を示す図である。
トが縦書きの場合)を示す図である。
S1 テキストポインタ初期化処理 S2 表記マッチングによる辞書検索処理 S3 単語候補が得られたか否かのチェック
処理 S4 最長の単語選択処理 S5 テキストポインタ更新処理 S6 テキストポインタが文末まで来たか否
かの判定処理 S7 バックトラック処理 S20 表記が文字p[0]で始まる単語wを
辞書から取出す処理 S21 文字カウンタnの初期化処理 S22 文字w[n]と文字p[n]が同じか
否かの比較処理 S23 文字カウンタnの更新処理 S24 文字カウンタnが単語wの長さに等し
いか否かの比較処理 S25 単語wは接続条件を満たすか否かのチ
ェック処理 S26 単語wを単語候補に追加する処理 S27 表記がp[0]で始まる単語が他にま
だ辞書にあるか否かの検索処理 S28 類似文字テーブルを参照して文字w
[n]と文字p[n]が類似文字であるか否かの判定処
理
処理 S4 最長の単語選択処理 S5 テキストポインタ更新処理 S6 テキストポインタが文末まで来たか否
かの判定処理 S7 バックトラック処理 S20 表記が文字p[0]で始まる単語wを
辞書から取出す処理 S21 文字カウンタnの初期化処理 S22 文字w[n]と文字p[n]が同じか
否かの比較処理 S23 文字カウンタnの更新処理 S24 文字カウンタnが単語wの長さに等し
いか否かの比較処理 S25 単語wは接続条件を満たすか否かのチ
ェック処理 S26 単語wを単語候補に追加する処理 S27 表記がp[0]で始まる単語が他にま
だ辞書にあるか否かの検索処理 S28 類似文字テーブルを参照して文字w
[n]と文字p[n]が類似文字であるか否かの判定処
理
Claims (6)
- 【請求項1】 単語の表記マッチングによる辞書検索処
理によって単語辞書の表記である見出しと一致する最長
の単語を検索し、この検索した単語を用いて日本語テキ
ストの文頭から分割していく最長一致法に基づき、 任意の日本語テキストを文頭から文末まで単語に分割し
ていく日本語テキスト解析方法において、 視覚的に類似した文字が格納されたテーブルを備え、 前記単語の表記マッチングの際に、前記テーブルを参照
して検出した類似文字を同一の文字として表記マッチン
グを行うことを特徴とする日本語テキスト解析方法。 - 【請求項2】 単語の表記マッチングの際に、長音文字
「ー」とマイナス記号文字「−」を同一の文字として表
記マッチングを行うことを特徴とする請求項1記載の日
本語テキスト解析方法。 - 【請求項3】 単語の表記マッチングの際に、小文字の
「ヶ」、「ヵ」と大文字の「ケ」、「カ」をそれぞれ同
一の文字として表記マッチングを行うことを特徴とする
請求項1記載の日本語テキスト解析方法。 - 【請求項4】 単語の表記マッチングの際に、平仮名の
「へ」、「べ」、「ぺ」と片仮名の「ヘ」、「ベ」、
「ペ」をそれぞれ同一の文字として表記マッチングを行
うことを特徴とする請求項1記載の日本語テキスト解析
方法。 - 【請求項5】 単語の表記マッチングによる辞書検索処
理によって単語辞書の表記である見出しと一致する最長
の単語を検索し、この検索した単語を用いて日本語テキ
ストの文頭から分割していく最長一致法に基づき、 任意の日本語テキストを文頭から文末まで単語に分割し
ていく日本語テキスト解析方法において、 対応する横書き文字と縦書き文字が格納されたテーブル
を備え、 前記単語の表記マッチングの際に、前記テーブルを参照
して検出した対応文字を同一の文字として表記マッチン
グを行うことを特徴とする日本語テキスト解析方法。 - 【請求項6】 単語の表記マッチングの際に、長音文字
「ー」と縦線記号文字「|」を同一の文字として表記マ
ッチングを行うことを特徴とする請求項5記載の日本語
テキスト解析方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040718A JPH11238061A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 日本語テキスト解析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10040718A JPH11238061A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 日本語テキスト解析方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238061A true JPH11238061A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12588388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10040718A Pending JPH11238061A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 日本語テキスト解析方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11238061A (ja) |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP10040718A patent/JPH11238061A/ja active Pending
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050216 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070123 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070309 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070327 |