JPH11238156A - 表面形状検出用センサ及びその製造方法 - Google Patents
表面形状検出用センサ及びその製造方法Info
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- JPH11238156A JPH11238156A JP3938698A JP3938698A JPH11238156A JP H11238156 A JPH11238156 A JP H11238156A JP 3938698 A JP3938698 A JP 3938698A JP 3938698 A JP3938698 A JP 3938698A JP H11238156 A JPH11238156 A JP H11238156A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出す
る。被測定物と検出手段との一度の相対移動で被測定物
の表面全体の凹凸形状を検出する。精度の高い表面形状
検出用センサの製造方法を提供する。 【解決手段】 一枚の共通の基台2上に、所定の間隔で
離間配列した多数の棒状コア3の先端が同一平面上とな
るように配置するとともに、多数の棒状コア3の先端を
磁界中において凹凸のある金属製の被測定物10表面に
配列方向とは直交する方向に相対移動可能に対向させ、
棒状コア3のそれぞれに被測定物10の凹凸形状に起因
して変化する磁束を検出するための検出手段5を設ける
ようにしている。
る。被測定物と検出手段との一度の相対移動で被測定物
の表面全体の凹凸形状を検出する。精度の高い表面形状
検出用センサの製造方法を提供する。 【解決手段】 一枚の共通の基台2上に、所定の間隔で
離間配列した多数の棒状コア3の先端が同一平面上とな
るように配置するとともに、多数の棒状コア3の先端を
磁界中において凹凸のある金属製の被測定物10表面に
配列方向とは直交する方向に相対移動可能に対向させ、
棒状コア3のそれぞれに被測定物10の凹凸形状に起因
して変化する磁束を検出するための検出手段5を設ける
ようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁束の変化に基づ
いて非接触で被測定物の表面の凹凸形状を検出する表面
形状検出用センサに関する。更に詳述すると、本発明
は、被測定物を一度相対移動させるだけで所定範囲の被
測定物の表面の凹凸形状を検出することができる表面形
状検出用センサに関するものである。
いて非接触で被測定物の表面の凹凸形状を検出する表面
形状検出用センサに関する。更に詳述すると、本発明
は、被測定物を一度相対移動させるだけで所定範囲の被
測定物の表面の凹凸形状を検出することができる表面形
状検出用センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物の表面の凹凸形状を精密
に測定することができ、しかも構造が簡単且つ安価なも
のとしては、ダイヤルゲージがある。しかしながら、こ
のダイヤルゲージは被測定物を固定し且つ測定子を凹凸
面に接触させて測定を行うものであるため、その測定に
長時間を要してしまう。このため、瞬間的に被測定物の
表面全体の凹凸形状を検出することは困難であり、移動
する被測定物の表面の凹凸形状を次々に検出する用途に
は適用することができなかった。即ち、構造が簡単且つ
安価なもので、被測定物を一度相対移動させるだけで次
々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出すること
ができる装置類は存在しなかった。
に測定することができ、しかも構造が簡単且つ安価なも
のとしては、ダイヤルゲージがある。しかしながら、こ
のダイヤルゲージは被測定物を固定し且つ測定子を凹凸
面に接触させて測定を行うものであるため、その測定に
長時間を要してしまう。このため、瞬間的に被測定物の
表面全体の凹凸形状を検出することは困難であり、移動
する被測定物の表面の凹凸形状を次々に検出する用途に
は適用することができなかった。即ち、構造が簡単且つ
安価なもので、被測定物を一度相対移動させるだけで次
々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出すること
ができる装置類は存在しなかった。
【0003】このように、簡単な構造且つ安価なもの
で、次々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出し
得る装置類が存在しなかったため、例えば自動販売機に
組み込まれた硬貨識別装置等では、複数のセンサ類を備
えることで投入硬貨に対する様々な種類のデータを収集
して硬貨の種類や真偽についての判別を行っている。こ
こで、硬貨識別装置に設置されるセンサ類の一つとし
て、渦電流型センサがある。この渦電流型センサは硬貨
通路に対向して設置され、硬貨通過時の磁束変化を電気
的に検出するものである。即ち、硬貨の材質や厚さによ
って抵抗率が異なるために、各硬貨毎に渦電流損失が異
なる。かかる渦電流損失による磁束の変化を渦電流型セ
ンサは電気的に検出して出力する。したがって、硬貨識
別装置は、渦電流型センサの検出出力の変化に基づいて
投入された硬貨の材質、厚み、直径等を判断し、さらに
は他のセンサ類の検出出力に基づいたデータをも判断
し、これらの結果を予め記憶しているデータと対比する
ことで投入された硬貨の種類や真偽の判別を行ってい
る。
で、次々に被測定物の表面の凹凸形状を非接触で検出し
得る装置類が存在しなかったため、例えば自動販売機に
組み込まれた硬貨識別装置等では、複数のセンサ類を備
えることで投入硬貨に対する様々な種類のデータを収集
して硬貨の種類や真偽についての判別を行っている。こ
こで、硬貨識別装置に設置されるセンサ類の一つとし
て、渦電流型センサがある。この渦電流型センサは硬貨
通路に対向して設置され、硬貨通過時の磁束変化を電気
的に検出するものである。即ち、硬貨の材質や厚さによ
って抵抗率が異なるために、各硬貨毎に渦電流損失が異
なる。かかる渦電流損失による磁束の変化を渦電流型セ
ンサは電気的に検出して出力する。したがって、硬貨識
別装置は、渦電流型センサの検出出力の変化に基づいて
投入された硬貨の材質、厚み、直径等を判断し、さらに
は他のセンサ類の検出出力に基づいたデータをも判断
し、これらの結果を予め記憶しているデータと対比する
ことで投入された硬貨の種類や真偽の判別を行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
被測定物の表面の凹凸形状を非接触で一度の相対移動で
検出することができ、しかも構造が簡単で安価な表面形
状検出装置の開発が要請されている。例えば、自動販売
機等に組み込む硬貨識別用のセンサ等については、硬貨
の変造・偽造がより精巧に成りつつある現状では、硬貨
の表面に付されている複雑で細かい凹凸形状に基づいて
硬貨の種類や真偽を判別したいとの要請がある。
被測定物の表面の凹凸形状を非接触で一度の相対移動で
検出することができ、しかも構造が簡単で安価な表面形
状検出装置の開発が要請されている。例えば、自動販売
機等に組み込む硬貨識別用のセンサ等については、硬貨
の変造・偽造がより精巧に成りつつある現状では、硬貨
の表面に付されている複雑で細かい凹凸形状に基づいて
硬貨の種類や真偽を判別したいとの要請がある。
【0005】ここで、表面の凹凸形状を非接触で検出す
る方法として、CCDカメラで撮り込んだ画像を処理す
る方法や、半導体レーザを凹凸面に照射してその反射光
をフォトダイオード等で取り込む方法等がある。しかし
ながら、CCDカメラで画像を撮り込む方法では、凹凸
形状を平面的な画像データとして処理するので、例えば
本物の硬貨の写真が貼られた偽物硬貨を区別することが
できず、また、光学的に凹凸情報を得易くするために周
辺から浅い角度で光を照射する場合には、中心部が窪ん
でいると反射光が得難くて陰になり孔があると誤認する
虞がある。また、半導体レーザの反射光をフォトダイオ
ード等で取り込む方法では、レーザ光線を面状に走査さ
せる必要がある。さらに、これら両方の方法では凹凸面
の錆や汚れ等が千差万別で識別の障害となり、また、硬
貨表面の凹凸形状を検出するために凹凸形状専用の高価
な装置類を別個に設置することになるので製造コストの
増加及び装置の大型化を招き妥当でない。したがって、
硬貨識別装置等では、従来から備えていた材質等を検出
する既存のセンサを発展させて硬貨表面の凹凸形状の検
出を可能にし、硬貨の材質等のデータと一緒に硬貨表面
の凹凸形状に関するデータを得ることができれば便宜で
ある。
る方法として、CCDカメラで撮り込んだ画像を処理す
る方法や、半導体レーザを凹凸面に照射してその反射光
をフォトダイオード等で取り込む方法等がある。しかし
ながら、CCDカメラで画像を撮り込む方法では、凹凸
形状を平面的な画像データとして処理するので、例えば
本物の硬貨の写真が貼られた偽物硬貨を区別することが
できず、また、光学的に凹凸情報を得易くするために周
辺から浅い角度で光を照射する場合には、中心部が窪ん
でいると反射光が得難くて陰になり孔があると誤認する
虞がある。また、半導体レーザの反射光をフォトダイオ
ード等で取り込む方法では、レーザ光線を面状に走査さ
せる必要がある。さらに、これら両方の方法では凹凸面
の錆や汚れ等が千差万別で識別の障害となり、また、硬
貨表面の凹凸形状を検出するために凹凸形状専用の高価
な装置類を別個に設置することになるので製造コストの
増加及び装置の大型化を招き妥当でない。したがって、
硬貨識別装置等では、従来から備えていた材質等を検出
する既存のセンサを発展させて硬貨表面の凹凸形状の検
出を可能にし、硬貨の材質等のデータと一緒に硬貨表面
の凹凸形状に関するデータを得ることができれば便宜で
ある。
【0006】そして、かかる表面形状検出用センサの開
発は、硬貨識別の用途に限らず他の用途でも要請されて
いる。
発は、硬貨識別の用途に限らず他の用途でも要請されて
いる。
【0007】本発明は、被測定物の表面の凹凸形状を非
接触で検出することが可能で、被測定物と検出手段との
一度の相対移動で被測定物の表面全体の凹凸形状を検出
できる表面形状検出用センサを提供することを目的と
し、併せて当該表面形状検出用センサを精度良く製造す
る方法を提供することを目的とする。
接触で検出することが可能で、被測定物と検出手段との
一度の相対移動で被測定物の表面全体の凹凸形状を検出
できる表面形状検出用センサを提供することを目的と
し、併せて当該表面形状検出用センサを精度良く製造す
る方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の表面形状検出用センサでは、一枚の
共通の基台上に、所定の間隔で離間配列した多数の棒状
コアの先端が同一平面上となるように配置するととも
に、多数の棒状コアの先端を磁界中において凹凸のある
金属製の被測定物表面に配列方向とは直交する方向に相
対移動可能に対向させ、棒状コアのそれぞれに被測定物
の凹凸形状に起因して変化する磁束を検出するための検
出手段を設けるようにしている。
め、請求項1記載の表面形状検出用センサでは、一枚の
共通の基台上に、所定の間隔で離間配列した多数の棒状
コアの先端が同一平面上となるように配置するととも
に、多数の棒状コアの先端を磁界中において凹凸のある
金属製の被測定物表面に配列方向とは直交する方向に相
対移動可能に対向させ、棒状コアのそれぞれに被測定物
の凹凸形状に起因して変化する磁束を検出するための検
出手段を設けるようにしている。
【0009】この場合、検出手段が一列に並べられるこ
とによってラインセンサが構成され、また一列に離間し
て配列された各棒状コアの先端から磁束が発せられて磁
界が形成されている。被測定物がこのラインセンサと対
向しながら相対移動して磁界中を通過すると、被測定物
表面の凹凸形状に起因して磁束が変化し、この磁束変化
は各検出手段によって電気的信号変化として検出され
る。しかも、検出手段は被測定物の幅を包含し得る長さ
のラインセンサを構成しているので、一度の相対移動を
行うことによって被測定物の凹凸形状が表面全体的に検
出され得る。
とによってラインセンサが構成され、また一列に離間し
て配列された各棒状コアの先端から磁束が発せられて磁
界が形成されている。被測定物がこのラインセンサと対
向しながら相対移動して磁界中を通過すると、被測定物
表面の凹凸形状に起因して磁束が変化し、この磁束変化
は各検出手段によって電気的信号変化として検出され
る。しかも、検出手段は被測定物の幅を包含し得る長さ
のラインセンサを構成しているので、一度の相対移動を
行うことによって被測定物の凹凸形状が表面全体的に検
出され得る。
【0010】また請求項2記載の表面形状検出用センサ
においては、多数の棒状コアの相対移動方向に関する先
端の幅をそれぞれ検出しようとする凹凸形状の幅より小
さい同一幅としている。検出手段は棒状コア先端におけ
る磁束の変化を検出するので、棒状コアの先端の細さに
よってセンサとしての分解能が決定される。即ち、棒状
コアの先端の相対移動方向に関する幅を検出しようとす
る凹凸形状の幅よりも小さくすることで分解能を向上さ
せ、磁束変化を電気的に細かく検出することができるよ
うになる。よって、凹凸形状の変化パターンは細かな波
形から構成されることになり、被測定物の表面形状に比
例した特徴がパターン図形として示されたデータとして
把握される。またこれと併せて、本請求項記載の表面形
状検出用センサにおいては、検出手段は棒状コアに巻回
された検出コイル又は棒状コアに取り付けられた磁気抵
抗効果素子とされている。したがって被測定物表面に起
因して変化する磁束が、検出コイルの電流を変化させる
ことによって、あるいは磁気抵抗素子の内部抵抗を変化
させることによって電気的に検出される。
においては、多数の棒状コアの相対移動方向に関する先
端の幅をそれぞれ検出しようとする凹凸形状の幅より小
さい同一幅としている。検出手段は棒状コア先端におけ
る磁束の変化を検出するので、棒状コアの先端の細さに
よってセンサとしての分解能が決定される。即ち、棒状
コアの先端の相対移動方向に関する幅を検出しようとす
る凹凸形状の幅よりも小さくすることで分解能を向上さ
せ、磁束変化を電気的に細かく検出することができるよ
うになる。よって、凹凸形状の変化パターンは細かな波
形から構成されることになり、被測定物の表面形状に比
例した特徴がパターン図形として示されたデータとして
把握される。またこれと併せて、本請求項記載の表面形
状検出用センサにおいては、検出手段は棒状コアに巻回
された検出コイル又は棒状コアに取り付けられた磁気抵
抗効果素子とされている。したがって被測定物表面に起
因して変化する磁束が、検出コイルの電流を変化させる
ことによって、あるいは磁気抵抗素子の内部抵抗を変化
させることによって電気的に検出される。
【0011】更に請求項3記載の表面形状検出用センサ
においては、相対移動方向に関し棒状コアを間に挟んだ
両側に、相対移動方向に関し棒状コアと同じ幅の磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成する
とともに、棒状コアと補助コアとの間にそれぞれ同一幅
の離間溝を形成するようにしている。したがって棒状コ
ア先端から発生する磁束の通路が確保されて精度が良く
なり、表面形状検出用センサとしての感度が向上する。
においては、相対移動方向に関し棒状コアを間に挟んだ
両側に、相対移動方向に関し棒状コアと同じ幅の磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成する
とともに、棒状コアと補助コアとの間にそれぞれ同一幅
の離間溝を形成するようにしている。したがって棒状コ
ア先端から発生する磁束の通路が確保されて精度が良く
なり、表面形状検出用センサとしての感度が向上する。
【0012】また請求項4記載の発明の表面形状検出用
センサにおいては、補助コアの相対移動方向に関する両
側に、高周波信号が印加される励磁用コイル取付用の段
部を形成する一方、棒状コア間には離間溝及び励磁用コ
イル取付用の段部より溝深さのある分離用溝を形成する
ようにしている。したがって励磁用コイルが補助コアの
周囲に巻回され、検出コイルとの距離が確保されること
からセンサとしての感度が向上する。更に、離間溝の底
部と段部との棒状コア先端からの各間隔を異ならせるよ
うにした場合にあっては、検出コイルと励磁用コイルは
互いに段違い状に形成される。
センサにおいては、補助コアの相対移動方向に関する両
側に、高周波信号が印加される励磁用コイル取付用の段
部を形成する一方、棒状コア間には離間溝及び励磁用コ
イル取付用の段部より溝深さのある分離用溝を形成する
ようにしている。したがって励磁用コイルが補助コアの
周囲に巻回され、検出コイルとの距離が確保されること
からセンサとしての感度が向上する。更に、離間溝の底
部と段部との棒状コア先端からの各間隔を異ならせるよ
うにした場合にあっては、検出コイルと励磁用コイルは
互いに段違い状に形成される。
【0013】請求項5記載の発明の表面形状検出用セン
サの製造方法では、一枚のブロックに、一列に所定の間
隔で離間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上に
配置するように配列方向に所定幅の溝加工を施すととも
に、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コアを
分離するための分離用の溝を形成し、棒状コア間に形成
される分離用の溝は棒状コアのそれぞれにコイルが配置
されるのを許容する溝幅を有するように形成し、一枚の
ブロックに多数の棒状コアを形成した状態で棒状コアに
検出用コイル又は励磁用コイルの少なくとも一方を取り
付けるようにしている。この場合、多数の棒状コアはフ
ェライトブロックなど一枚のブロックから切り出される
ようにして一体成形されているため、成形時の精度が得
られ易く、精度の高い表面形状検出用センサ形成を可能
なものとしている。
サの製造方法では、一枚のブロックに、一列に所定の間
隔で離間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上に
配置するように配列方向に所定幅の溝加工を施すととも
に、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コアを
分離するための分離用の溝を形成し、棒状コア間に形成
される分離用の溝は棒状コアのそれぞれにコイルが配置
されるのを許容する溝幅を有するように形成し、一枚の
ブロックに多数の棒状コアを形成した状態で棒状コアに
検出用コイル又は励磁用コイルの少なくとも一方を取り
付けるようにしている。この場合、多数の棒状コアはフ
ェライトブロックなど一枚のブロックから切り出される
ようにして一体成形されているため、成形時の精度が得
られ易く、精度の高い表面形状検出用センサ形成を可能
なものとしている。
【0014】また請求項6記載の発明の表面形状検出用
センサの製造方法においては、多数の棒状コアの両側に
磁束通路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形
成するようにしているので、コア先端から発生する磁束
の通路が確保されて表面形状検出用センサとしての精度
が向上している。加えて、棒状コア間に形成される分離
用の溝は検出用コイル及び励磁用コイルが配置されるの
を許容する幅に形成されているので、それぞれの棒状コ
アに検出コイル及び励磁用コイルが巻回され得る。
センサの製造方法においては、多数の棒状コアの両側に
磁束通路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形
成するようにしているので、コア先端から発生する磁束
の通路が確保されて表面形状検出用センサとしての精度
が向上している。加えて、棒状コア間に形成される分離
用の溝は検出用コイル及び励磁用コイルが配置されるの
を許容する幅に形成されているので、それぞれの棒状コ
アに検出コイル及び励磁用コイルが巻回され得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1から図5に、本発明を適用した表面形
状検出用センサ1の実施形態の一例を示す。この表面形
状検出用センサ1は、図1に示すように、一枚の共通の
基台2上に配置された多数の棒状コア3を被測定物10
と相対移動させ、それぞれの各棒状コア3における磁束
変化を検出して被測定物10の表面形状を検出するもの
である。この場合、棒状コア3はその先端3aが同一平
面上に位置するように所定の間隔で離間配列され、凹凸
のある被測定物10の表面に配列方向とは直交する方向
に相対移動可能に対向して設けられている。棒状コア3
のそれぞれには被測定物10の凹凸形状に起因して発生
する磁束変化を検出するための検出手段5が設けられて
おり、この検出手段5の出力を所定のタイミングでA/
D変換してメモリ25に格納し(図2)、このメモリ2
5に格納されたデータから被測定物10の凹凸形状が検
出される。
状検出用センサ1の実施形態の一例を示す。この表面形
状検出用センサ1は、図1に示すように、一枚の共通の
基台2上に配置された多数の棒状コア3を被測定物10
と相対移動させ、それぞれの各棒状コア3における磁束
変化を検出して被測定物10の表面形状を検出するもの
である。この場合、棒状コア3はその先端3aが同一平
面上に位置するように所定の間隔で離間配列され、凹凸
のある被測定物10の表面に配列方向とは直交する方向
に相対移動可能に対向して設けられている。棒状コア3
のそれぞれには被測定物10の凹凸形状に起因して発生
する磁束変化を検出するための検出手段5が設けられて
おり、この検出手段5の出力を所定のタイミングでA/
D変換してメモリ25に格納し(図2)、このメモリ2
5に格納されたデータから被測定物10の凹凸形状が検
出される。
【0017】いま、図4に示すように、被測定物10の
相対移動方向が図中矢印方向であったとすると、各棒状
コア3の先端3aの当該移動方向に関する幅w、即ち棒
状コア3の先端面の四辺のうち当該相対移動方向に沿う
二辺の長さwは、検出しようとする被測定物10の凹凸
形状の幅よりも小さく設定される。棒状コア3の先端3
aは小さく形成されるほど分解能が向上するため、より
小さく、尖端形状となるように形成されることが好まし
い。また棒状コア3は図示するような角柱型に形成され
ても良いし、あるいは特に図示していないが例えば先細
形状とされ、狭小な先端3aと強度とを兼ね備えるよう
に形成されていても良い。
相対移動方向が図中矢印方向であったとすると、各棒状
コア3の先端3aの当該移動方向に関する幅w、即ち棒
状コア3の先端面の四辺のうち当該相対移動方向に沿う
二辺の長さwは、検出しようとする被測定物10の凹凸
形状の幅よりも小さく設定される。棒状コア3の先端3
aは小さく形成されるほど分解能が向上するため、より
小さく、尖端形状となるように形成されることが好まし
い。また棒状コア3は図示するような角柱型に形成され
ても良いし、あるいは特に図示していないが例えば先細
形状とされ、狭小な先端3aと強度とを兼ね備えるよう
に形成されていても良い。
【0018】検出手段5は、例えば棒状コア3に巻回さ
れた検出コイルである。また、図1あるいは図3、図4
に示すように、上記相対移動方向に関し棒状コア3を間
に挟んだ両側には棒状コア3と同じ幅の磁束通路形成用
の補助コア7が、多数配置された棒状コア3と同じ数一
体に形成されている。このように補助コア7が一体形成
されると、棒状コア3の先端3aから発生する磁束の通
路が確保されるため、表面形状検出用センサ1としての
感度を向上させることができる。ただしコアはこのよう
な形状のものに特に限られず、例えば補助コア7を棒状
コイル3のいずれか一方にのみ形成するようにしても良
いし、あるいは両側の補助コア7の形成を省略すること
も可能である。
れた検出コイルである。また、図1あるいは図3、図4
に示すように、上記相対移動方向に関し棒状コア3を間
に挟んだ両側には棒状コア3と同じ幅の磁束通路形成用
の補助コア7が、多数配置された棒状コア3と同じ数一
体に形成されている。このように補助コア7が一体形成
されると、棒状コア3の先端3aから発生する磁束の通
路が確保されるため、表面形状検出用センサ1としての
感度を向上させることができる。ただしコアはこのよう
な形状のものに特に限られず、例えば補助コア7を棒状
コイル3のいずれか一方にのみ形成するようにしても良
いし、あるいは両側の補助コア7の形成を省略すること
も可能である。
【0019】これら両側の補助コア7の周囲には、励磁
用コイル6がそれぞれ巻回されている。各励磁用コイル
6には図5に示すような矩形状の高周波信号14が励磁
信号として印加され、被測定物10が相対移動する空間
に磁界を発生させる。そしてこの磁界中を被測定物10
が通過すると、凹凸形状に起因して磁束が変化し、これ
に応じて検出コイル5の出力が変化する。各検出コイル
5の出力は図5に示す検出信号回路27のアンプ回路1
1によって増幅された後、検波回路12及びピークホー
ルド回路13によって半波整流されて包絡線検波され、
被測定物10の凹凸形状に比例した波形のアナログ信号
となる。そして図2に示すように、全ての検出コイル5
のアナログ信号はアナログマルチプレクサ26に供給さ
れる。アナログマルチプレクサ26は、各検出コイル5
のアナログ信号を同期クロック28からのパルスに基づ
いた所定のタイミングで順番にA/D変換器29に供給
する。A/D変換器29によってデジタル変換された信
号は、メモリ25に順次格納される。なお、被測定物1
0が例えば金属等の場合には当該被測定物10に発生す
る渦電流が棒状コア3から発生している磁束を減少させ
るように作用するので検出コイル5の出力信号が変化す
ることになり、また、被測定物10が例えば磁性体等の
場合には当該被測定物10からの磁束の漏れが減少する
ので検出コイル5の出力信号が変化することになる。し
たがって、本発明の表面形状検出用センサ1では、被測
定物10が金属等である場合に限らず磁性体等であって
も表面の凹凸形状を検出することができる。
用コイル6がそれぞれ巻回されている。各励磁用コイル
6には図5に示すような矩形状の高周波信号14が励磁
信号として印加され、被測定物10が相対移動する空間
に磁界を発生させる。そしてこの磁界中を被測定物10
が通過すると、凹凸形状に起因して磁束が変化し、これ
に応じて検出コイル5の出力が変化する。各検出コイル
5の出力は図5に示す検出信号回路27のアンプ回路1
1によって増幅された後、検波回路12及びピークホー
ルド回路13によって半波整流されて包絡線検波され、
被測定物10の凹凸形状に比例した波形のアナログ信号
となる。そして図2に示すように、全ての検出コイル5
のアナログ信号はアナログマルチプレクサ26に供給さ
れる。アナログマルチプレクサ26は、各検出コイル5
のアナログ信号を同期クロック28からのパルスに基づ
いた所定のタイミングで順番にA/D変換器29に供給
する。A/D変換器29によってデジタル変換された信
号は、メモリ25に順次格納される。なお、被測定物1
0が例えば金属等の場合には当該被測定物10に発生す
る渦電流が棒状コア3から発生している磁束を減少させ
るように作用するので検出コイル5の出力信号が変化す
ることになり、また、被測定物10が例えば磁性体等の
場合には当該被測定物10からの磁束の漏れが減少する
ので検出コイル5の出力信号が変化することになる。し
たがって、本発明の表面形状検出用センサ1では、被測
定物10が金属等である場合に限らず磁性体等であって
も表面の凹凸形状を検出することができる。
【0020】またこの表面形状検出用センサ1では、図
1に示すように、各コア3,7及び各コイル5,6が相
対移動方向に対して直交する方向に一列に離間配列され
ることによってラインセンサが構成されている。このラ
インセンサは、各励磁用コイル6が発生させる磁界中を
被測定物10が相対移動するように配置されている。こ
の場合、棒状コア3と補助コア7との間にはそれぞれ同
一幅の離間溝18aが形成され、この離間溝18aによ
り各コア3,7が一定形状となるように区切られてい
る。また補助コア7の相対移動方向に関する両側には、
高周波信号が印加される励磁用コイル6取付用の段部1
8bが形成されている。この場合、離間溝18aと段部
18bとはその底面の高さが相等しくなるように形成さ
れていても良いが、本実施形態では図示するように段違
い状に形成され、設置された検出コイル5と励磁用コイ
ル6の高さを異ならせるようにしている。これにより、
磁束変化を検出する際の感度を向上させることができ、
凹凸形状のパターン変化をより詳細にグラフに表すこと
ができるようになる。更に、棒状コア3間には離間溝1
8a及び励磁用コイル取付用の段部18bより溝深さの
ある分離用溝18cが形成され、棒状コア3及び補助コ
ア7をそれぞれ区切っている。なお、多数の棒状コア3
の相対移動方向に関する先端3aの幅wがそれぞれ検出
しようとする凹凸形状の幅より小さい同一幅となるよう
に形成されていることはいうまでもない。この場合、各
分離用溝18cは例えば機械加工されることによって棒
状コア3等を同形状、同寸法に正確に形成し得るので、
相対移動方向にずれのない精度の高いラインセンサを形
成することができる。
1に示すように、各コア3,7及び各コイル5,6が相
対移動方向に対して直交する方向に一列に離間配列され
ることによってラインセンサが構成されている。このラ
インセンサは、各励磁用コイル6が発生させる磁界中を
被測定物10が相対移動するように配置されている。こ
の場合、棒状コア3と補助コア7との間にはそれぞれ同
一幅の離間溝18aが形成され、この離間溝18aによ
り各コア3,7が一定形状となるように区切られてい
る。また補助コア7の相対移動方向に関する両側には、
高周波信号が印加される励磁用コイル6取付用の段部1
8bが形成されている。この場合、離間溝18aと段部
18bとはその底面の高さが相等しくなるように形成さ
れていても良いが、本実施形態では図示するように段違
い状に形成され、設置された検出コイル5と励磁用コイ
ル6の高さを異ならせるようにしている。これにより、
磁束変化を検出する際の感度を向上させることができ、
凹凸形状のパターン変化をより詳細にグラフに表すこと
ができるようになる。更に、棒状コア3間には離間溝1
8a及び励磁用コイル取付用の段部18bより溝深さの
ある分離用溝18cが形成され、棒状コア3及び補助コ
ア7をそれぞれ区切っている。なお、多数の棒状コア3
の相対移動方向に関する先端3aの幅wがそれぞれ検出
しようとする凹凸形状の幅より小さい同一幅となるよう
に形成されていることはいうまでもない。この場合、各
分離用溝18cは例えば機械加工されることによって棒
状コア3等を同形状、同寸法に正確に形成し得るので、
相対移動方向にずれのない精度の高いラインセンサを形
成することができる。
【0021】以下に、本発明の表面形状検出用センサ1
の一実施形態を、被測定物10として図12(A)に示
す1円硬貨の表面凹凸形状を検出する場合を想定し、ラ
インセンサの長手方向中央に位置する棒状コア3に設け
られた検出コイル5に関して、即ち硬貨10が相対移動
する際にその中心位置に対向する棒状コア3に設けられ
た検出コイル5に関して検討する。1円硬貨表面のうち
最も幅の小さいのは縁の部分であることから、棒状コア
3の先端3aの幅wの大きさをこの縁部分の幅よりも小
さくすれば硬貨の表面凹凸を全て検出することができる
ようになる。ただし、縁部分の形状検出を行わずに模様
部分の凹凸形状の検出を行えば良い場合には、幅wの大
きさを、検出対象である模様部分の凹凸形状の幅のうち
最も小さい幅よりも小さくすれば良い。例えば図12
(B)の場合には、検出しようとする凹凸形状の幅、例
えばW1,W2よりも幅wを小さな値にするなど、検出
したい凹凸形状のある範囲で幅wを決定すれば良い。ま
たは、検出したい凹凸形状のうちどの大きさの幅まで検
出するかを決め、その幅よりも小さくなるようにすれば
良い。この場合には、検出したい大きさの幅の凹凸につ
いては鮮明に検出することができる一方、検出する必要
のない小さな幅の凹凸についても概略形状の把握は可能
になる。このように最小の幅を基準にして幅wの大きさ
を決定することにより、棒状コア3の相対移動軌跡が例
えば(A)のP線であってもQ線であっても凹凸形状の
検出を良好に行うことができる。
の一実施形態を、被測定物10として図12(A)に示
す1円硬貨の表面凹凸形状を検出する場合を想定し、ラ
インセンサの長手方向中央に位置する棒状コア3に設け
られた検出コイル5に関して、即ち硬貨10が相対移動
する際にその中心位置に対向する棒状コア3に設けられ
た検出コイル5に関して検討する。1円硬貨表面のうち
最も幅の小さいのは縁の部分であることから、棒状コア
3の先端3aの幅wの大きさをこの縁部分の幅よりも小
さくすれば硬貨の表面凹凸を全て検出することができる
ようになる。ただし、縁部分の形状検出を行わずに模様
部分の凹凸形状の検出を行えば良い場合には、幅wの大
きさを、検出対象である模様部分の凹凸形状の幅のうち
最も小さい幅よりも小さくすれば良い。例えば図12
(B)の場合には、検出しようとする凹凸形状の幅、例
えばW1,W2よりも幅wを小さな値にするなど、検出
したい凹凸形状のある範囲で幅wを決定すれば良い。ま
たは、検出したい凹凸形状のうちどの大きさの幅まで検
出するかを決め、その幅よりも小さくなるようにすれば
良い。この場合には、検出したい大きさの幅の凹凸につ
いては鮮明に検出することができる一方、検出する必要
のない小さな幅の凹凸についても概略形状の把握は可能
になる。このように最小の幅を基準にして幅wの大きさ
を決定することにより、棒状コア3の相対移動軌跡が例
えば(A)のP線であってもQ線であっても凹凸形状の
検出を良好に行うことができる。
【0022】この検出コイル5に対応する検出信号回路
27からは、硬貨10の相対移動に伴って、例えば図6
に示すような出力信号が得られる。このような波形図を
示す表において、縦軸は出力信号を、横軸は表面形状検
出用センサ1に対する被測定物10の相対位置をそれぞ
れ示している。この場合の出力信号は硬貨10の凸部に
対応して低くなり、凹部に対応して高くなるように表示
されている。そして、硬貨10が棒状コア3に対向する
までは凹部に対応している場合よりも更に出力は高くな
り、途中に孔が在れば同様の出力が得られている。即
ち、この出力信号の波形は硬貨10の表面の凹凸形状に
対応するものであるが、同時に、硬貨10の縁部と中央
部の高さの差に関する情報21、縁部の幅に関する情報
22、直径に関する情報23、材質や厚みに関する情報
24等を得ることができるものでもある。したがって、
硬貨識別用のセンサとして使用した場合には、表面の凹
凸形状についての情報に加えてこれらの情報21〜24
を同時に検出することができる。
27からは、硬貨10の相対移動に伴って、例えば図6
に示すような出力信号が得られる。このような波形図を
示す表において、縦軸は出力信号を、横軸は表面形状検
出用センサ1に対する被測定物10の相対位置をそれぞ
れ示している。この場合の出力信号は硬貨10の凸部に
対応して低くなり、凹部に対応して高くなるように表示
されている。そして、硬貨10が棒状コア3に対向する
までは凹部に対応している場合よりも更に出力は高くな
り、途中に孔が在れば同様の出力が得られている。即
ち、この出力信号の波形は硬貨10の表面の凹凸形状に
対応するものであるが、同時に、硬貨10の縁部と中央
部の高さの差に関する情報21、縁部の幅に関する情報
22、直径に関する情報23、材質や厚みに関する情報
24等を得ることができるものでもある。したがって、
硬貨識別用のセンサとして使用した場合には、表面の凹
凸形状についての情報に加えてこれらの情報21〜24
を同時に検出することができる。
【0023】このようにして硬貨10の表面凹凸形状を
検出する場合における棒状コア3の先端3aの幅wは、
硬貨10の表面の凹凸形状の幅よりも小さな値、例えば
2mm以下の値に設定されている。幅wが2mmよりも
大きくなると、硬貨10の表面の凹凸形状に対して検出
の分解能が粗くなって細かい凹凸形状の検出が困難にな
り、硬貨10の真偽等判別に用いるデータとしては分解
能に劣るものとなってしまうからである。ただし、必ず
しも幅wを2mm以下にする必要はなく、凹凸形状の幅
に応じて幅wを適宜値に設定すれば良い。また、凹凸形
状を大まかに検出すれば良い場合には必ずしも幅wを凹
凸形状の幅よりも小さくする設定する必要はなく、凹凸
形状の幅に近い寸法であって検出に要求される分解能を
考慮した値に幅wを設定すれば良い。
検出する場合における棒状コア3の先端3aの幅wは、
硬貨10の表面の凹凸形状の幅よりも小さな値、例えば
2mm以下の値に設定されている。幅wが2mmよりも
大きくなると、硬貨10の表面の凹凸形状に対して検出
の分解能が粗くなって細かい凹凸形状の検出が困難にな
り、硬貨10の真偽等判別に用いるデータとしては分解
能に劣るものとなってしまうからである。ただし、必ず
しも幅wを2mm以下にする必要はなく、凹凸形状の幅
に応じて幅wを適宜値に設定すれば良い。また、凹凸形
状を大まかに検出すれば良い場合には必ずしも幅wを凹
凸形状の幅よりも小さくする設定する必要はなく、凹凸
形状の幅に近い寸法であって検出に要求される分解能を
考慮した値に幅wを設定すれば良い。
【0024】そして、各検出コイル5に接続された検出
信号回路27の各々からは、硬貨10の表面の凹凸形状
に比例した波形のアナログ信号がそれぞれ出力される。
即ち図7に丸印で示すように、硬貨10とラインセンサ
とを一度だけ相対移動させれば、硬貨10の表面の凹凸
形状についてのデータがメッシュ状に検出されることか
らラインセンサの相対移動範囲内において硬貨10の表
面を全体的に検出し得る。このようなラインセンサは、
例えば自動販売機の硬貨識別装置等に組み込まれる硬貨
識別用のセンサとして使用され得るが、これは一例であ
って硬貨識別の用途に限られることがないことは勿論で
ある。
信号回路27の各々からは、硬貨10の表面の凹凸形状
に比例した波形のアナログ信号がそれぞれ出力される。
即ち図7に丸印で示すように、硬貨10とラインセンサ
とを一度だけ相対移動させれば、硬貨10の表面の凹凸
形状についてのデータがメッシュ状に検出されることか
らラインセンサの相対移動範囲内において硬貨10の表
面を全体的に検出し得る。このようなラインセンサは、
例えば自動販売機の硬貨識別装置等に組み込まれる硬貨
識別用のセンサとして使用され得るが、これは一例であ
って硬貨識別の用途に限られることがないことは勿論で
ある。
【0025】次に、本発明の表面形状検出用センサ1の
製造方法について説明する。本発明では、一枚のブロッ
クに、一列に所定の間隔で離間配列した多数の棒状コア
3の先端3aが同一平面上に配置されるように表面形状
検出用センサ1を形成するようにしている。このように
形成するために、まず図8(a)に示すような角柱形状
のフェライトブロック18に対し、配列方向に所定幅の
溝、即ちここでいう離間溝18aの加工を長手方向に施
すようにする(図8(b))。本実施形態では図示する
ように離間溝18aを2本加工してその間に棒状コア3
を形成すると共に、更にこれと平行な段部18bを外側
に加工し、補助コア7を形成するようにしている。そし
て、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コア3
を分離するための分離用の溝18cを形成することによ
り、多数の棒状コア3の両側に磁束通路形成用の補助コ
ア7が棒状コア3と同じ数一体に形成される。この場
合、棒状コア3間に形成される分離用の溝18cは棒状
コア3のそれぞれのコイル5,6が配置されるのを許容
する溝幅を有するように形成されているため、それぞれ
の棒状コア3あるいは補助コア7へのコイル5,6の設
置が可能なものとされている。そして、一枚のブロック
に多数の棒状コア3を形成した状態で棒状コア3に検出
コイル5又は励磁用コイル6の少なくとも一方を取り付
けることによって表面形状検出用センサ1が形成され
る。なお、表面形状検出用センサ1の製造方法は上述し
たものに特に限られないことは勿論であり、例えば離間
溝18a、段部18b、分離用溝18cを形成する順序
などは適宜変更可能である。
製造方法について説明する。本発明では、一枚のブロッ
クに、一列に所定の間隔で離間配列した多数の棒状コア
3の先端3aが同一平面上に配置されるように表面形状
検出用センサ1を形成するようにしている。このように
形成するために、まず図8(a)に示すような角柱形状
のフェライトブロック18に対し、配列方向に所定幅の
溝、即ちここでいう離間溝18aの加工を長手方向に施
すようにする(図8(b))。本実施形態では図示する
ように離間溝18aを2本加工してその間に棒状コア3
を形成すると共に、更にこれと平行な段部18bを外側
に加工し、補助コア7を形成するようにしている。そし
て、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コア3
を分離するための分離用の溝18cを形成することによ
り、多数の棒状コア3の両側に磁束通路形成用の補助コ
ア7が棒状コア3と同じ数一体に形成される。この場
合、棒状コア3間に形成される分離用の溝18cは棒状
コア3のそれぞれのコイル5,6が配置されるのを許容
する溝幅を有するように形成されているため、それぞれ
の棒状コア3あるいは補助コア7へのコイル5,6の設
置が可能なものとされている。そして、一枚のブロック
に多数の棒状コア3を形成した状態で棒状コア3に検出
コイル5又は励磁用コイル6の少なくとも一方を取り付
けることによって表面形状検出用センサ1が形成され
る。なお、表面形状検出用センサ1の製造方法は上述し
たものに特に限られないことは勿論であり、例えば離間
溝18a、段部18b、分離用溝18cを形成する順序
などは適宜変更可能である。
【0026】以上のように構成された表面形状検出用セ
ンサ1によると、被測定物10の表面の凹凸形状に起因
して変化する磁束を検出することができる。しかも棒状
コア3の先端3aが尖端形状とされるなど、その幅wが
凹凸形状の幅より小さくなるように形成されているた
め、変化パターンは細かな波形から構成されることにな
り、被測定物10の表面形状に比例した特徴がパターン
図形として示されることとなる。したがってこのパター
ン図形から被測定物10の表面凹凸形状が検出され得
る。しかもこの凹凸形状は、コアなどが触れることなく
非接触状態のまま検出され得る。更には、多数の棒状コ
ア3が一列に配列されてラインセンサが構成されている
ことから、この配列方向と直交するように被測定物10
を相対移動させるようにすれば、一度きりの操作によっ
て被測定物10の表面形状を全体的に検出することがで
きる。
ンサ1によると、被測定物10の表面の凹凸形状に起因
して変化する磁束を検出することができる。しかも棒状
コア3の先端3aが尖端形状とされるなど、その幅wが
凹凸形状の幅より小さくなるように形成されているた
め、変化パターンは細かな波形から構成されることにな
り、被測定物10の表面形状に比例した特徴がパターン
図形として示されることとなる。したがってこのパター
ン図形から被測定物10の表面凹凸形状が検出され得
る。しかもこの凹凸形状は、コアなどが触れることなく
非接触状態のまま検出され得る。更には、多数の棒状コ
ア3が一列に配列されてラインセンサが構成されている
ことから、この配列方向と直交するように被測定物10
を相対移動させるようにすれば、一度きりの操作によっ
て被測定物10の表面形状を全体的に検出することがで
きる。
【0027】また上述した本発明の表面形状検出用セン
サ1の製造方法によると、棒状コア3などのセンサチッ
プの間隔を機械加工で行い一体構造とすることで各セン
サチップの寸法間隔を正確に規定することができる。よ
って、一体バー状態でセンサ化するようにして被測定物
10の移動方向にずれのない精度の高いラインセンサを
供給することができる。しかも、本発明によれば、各セ
ンサチップを1つずつ正確に取り付ける等の作業と比べ
て遙かに簡便である。
サ1の製造方法によると、棒状コア3などのセンサチッ
プの間隔を機械加工で行い一体構造とすることで各セン
サチップの寸法間隔を正確に規定することができる。よ
って、一体バー状態でセンサ化するようにして被測定物
10の移動方向にずれのない精度の高いラインセンサを
供給することができる。しかも、本発明によれば、各セ
ンサチップを1つずつ正確に取り付ける等の作業と比べ
て遙かに簡便である。
【0028】なお、上述の各形態は本発明の好適な形態
の例ではあるがこれらに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、棒状コア3等を一列に並
べてラインセンサを構成していたが、棒状コア3を複数
列に並べてラインセンサを構成しても良い。即ち、一列
に離間配列された多数の棒状コア3を複数組被測定物1
0の相対移動方向に並べ、この相対移動方向に関し前側
列の各棒状コア3の間に後側列の棒状コア3が位置する
ように配置しても良い。図9に、一列に離間配列した多
数の棒状コア3を例えば二組だけ被測定物10の相対移
動方向に並べ、1列目の各棒状コア3の間に2列目の棒
状コア3が位置するように配置した様子を示す。この場
合、1列目の棒状コア3と2列目の棒状コア3とを交互
に配置しているので、各列の棒状コア3の相対移動軌跡
は重ならず、棒状コア3の数を増やして密な状態で被測
定物10の表面形状の検出を行うことができる。例え
ば、構造上、加工上の制約等から一列の棒状コア3の間
隔をあまり狭くできない場合や、隣り合う検出コイル5
の磁気的干渉を防止するために棒状コア3の間隔を広く
せざるを得ない場合であっても、棒状コア3の列を増や
すことで棒状コア3の相対移動軌跡を密な状態にして被
測定物10の検出を行うことができる。
の例ではあるがこれらに限定されるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、上述の説明では、棒状コア3等を一列に並
べてラインセンサを構成していたが、棒状コア3を複数
列に並べてラインセンサを構成しても良い。即ち、一列
に離間配列された多数の棒状コア3を複数組被測定物1
0の相対移動方向に並べ、この相対移動方向に関し前側
列の各棒状コア3の間に後側列の棒状コア3が位置する
ように配置しても良い。図9に、一列に離間配列した多
数の棒状コア3を例えば二組だけ被測定物10の相対移
動方向に並べ、1列目の各棒状コア3の間に2列目の棒
状コア3が位置するように配置した様子を示す。この場
合、1列目の棒状コア3と2列目の棒状コア3とを交互
に配置しているので、各列の棒状コア3の相対移動軌跡
は重ならず、棒状コア3の数を増やして密な状態で被測
定物10の表面形状の検出を行うことができる。例え
ば、構造上、加工上の制約等から一列の棒状コア3の間
隔をあまり狭くできない場合や、隣り合う検出コイル5
の磁気的干渉を防止するために棒状コア3の間隔を広く
せざるを得ない場合であっても、棒状コア3の列を増や
すことで棒状コア3の相対移動軌跡を密な状態にして被
測定物10の検出を行うことができる。
【0029】また、上述の説明では、検出手段が棒状コ
ア3に巻回された検出コイル5であったが、検出コイル
5に代えて棒状コア3に取り付けられた磁気抵抗効果素
子(MR素子)を用いるようにしても良い。この場合
は、例えば棒状コア3の先端3aを2つに割ったその間
にこの磁気抵抗効果素子を埋め込み設置する等して用い
るようにすれば良い。被測定物10の表面の凹凸形状に
起因して変化する磁束により磁気抵抗効果素子の内部抵
抗が変化するので、これを検出することによって磁束変
化を検出することができる。
ア3に巻回された検出コイル5であったが、検出コイル
5に代えて棒状コア3に取り付けられた磁気抵抗効果素
子(MR素子)を用いるようにしても良い。この場合
は、例えば棒状コア3の先端3aを2つに割ったその間
にこの磁気抵抗効果素子を埋め込み設置する等して用い
るようにすれば良い。被測定物10の表面の凹凸形状に
起因して変化する磁束により磁気抵抗効果素子の内部抵
抗が変化するので、これを検出することによって磁束変
化を検出することができる。
【0030】また、上述の説明中における表面形状検出
用センサ1は2つのコイル、即ち検出コイル5と励磁用
コイル6を備えていたが、必ずしも2つのコイル5,6
を備える必要はなく、これらを1つのコイルにしても良
い。この場合には、1つのコイルによって励磁を行うと
同時に当該コイルにおけるインダクタンス変化に基づい
て磁束の変化を検出するようにすれば良い。
用センサ1は2つのコイル、即ち検出コイル5と励磁用
コイル6を備えていたが、必ずしも2つのコイル5,6
を備える必要はなく、これらを1つのコイルにしても良
い。この場合には、1つのコイルによって励磁を行うと
同時に当該コイルにおけるインダクタンス変化に基づい
て磁束の変化を検出するようにすれば良い。
【0031】さらに、励磁用コイル6に印加する信号と
しては、必ずしも高周波信号に限るものではなく、被測
定物10やその検出の分解能等に応じた信号を用いれば
よい。
しては、必ずしも高周波信号に限るものではなく、被測
定物10やその検出の分解能等に応じた信号を用いれば
よい。
【0032】
【実施例】棒状コア3の先端3aの幅wと凹凸形状検出
の分解能との関係を調べるために、幅wの値を変えて5
00円硬貨の表面形状を検出する実験を行った。図10
に幅wを0.5mmとした場合の検出コイル5の出力信
号の波形を、図11に幅wを3mmとした場合の検出コ
イル5の出力信号の波形を示す。幅wを3mmとした場
合(図11)には、出力信号の波形が全体的に平らなも
のとなってしまい、500円硬貨の縁部と中央部の高さ
の差に関する情報21、直径に関する情報23、材質の
厚みに関する情報24等は確認可能であるが、表面の凹
凸形状の検出は困難であった。これに対し、幅wを0.
5mmとした場合(図10)には、出力信号の形状の変
化が500円硬貨の表面形状の変化に良好に追従してい
る。これにより、幅wを小さくすることで細かい凹凸形
状の特徴をより良好に検出できることが確認できた。ま
た、幅wを0.5mmとすることで、硬貨の種類や真偽
等を判別するためのセンサとして使用するのに十分な分
解能を得ることできることがわかった。
の分解能との関係を調べるために、幅wの値を変えて5
00円硬貨の表面形状を検出する実験を行った。図10
に幅wを0.5mmとした場合の検出コイル5の出力信
号の波形を、図11に幅wを3mmとした場合の検出コ
イル5の出力信号の波形を示す。幅wを3mmとした場
合(図11)には、出力信号の波形が全体的に平らなも
のとなってしまい、500円硬貨の縁部と中央部の高さ
の差に関する情報21、直径に関する情報23、材質の
厚みに関する情報24等は確認可能であるが、表面の凹
凸形状の検出は困難であった。これに対し、幅wを0.
5mmとした場合(図10)には、出力信号の形状の変
化が500円硬貨の表面形状の変化に良好に追従してい
る。これにより、幅wを小さくすることで細かい凹凸形
状の特徴をより良好に検出できることが確認できた。ま
た、幅wを0.5mmとすることで、硬貨の種類や真偽
等を判別するためのセンサとして使用するのに十分な分
解能を得ることできることがわかった。
【0033】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の発明の表面形状検出用センサでは、多数の棒状
コアの先端を磁界中において凹凸のある金属製の被測定
物表面に配列方向とは直交する方向に相対移動可能に対
向させ、棒状コアのそれぞれに被測定物の凹凸形状に起
因して変化する磁束を検出するための検出手段を設けて
いるので、被測定物の表面凹凸形状を検出することがで
きる。しかも、一枚の共通の基台上に、所定の間隔で離
間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上となるよ
うに配置しているので、被測定物の凹凸形状を全体的
に、非接触で検出することができる。
1記載の発明の表面形状検出用センサでは、多数の棒状
コアの先端を磁界中において凹凸のある金属製の被測定
物表面に配列方向とは直交する方向に相対移動可能に対
向させ、棒状コアのそれぞれに被測定物の凹凸形状に起
因して変化する磁束を検出するための検出手段を設けて
いるので、被測定物の表面凹凸形状を検出することがで
きる。しかも、一枚の共通の基台上に、所定の間隔で離
間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上となるよ
うに配置しているので、被測定物の凹凸形状を全体的
に、非接触で検出することができる。
【0034】請求項2記載の発明の表面形状検出用セン
サでは、多数の棒状コアの相対移動方向に関する先端の
幅をそれぞれ検出しようとする凹凸形状の幅より小さい
同一幅としているので、磁束変化を詳細に検出すること
ができ、これによって被測定物表面の凹凸形状を検出す
ることができる。また、検出手段は棒状コアに巻回され
た検出コイル又は棒状コアに取り付けられた磁気抵抗効
果素子であるので、磁束変化が、検出コイルの電流を変
化させることによって、あるいは磁気抵抗素子の内部抵
抗を変化させることによって電気的に検出され得る。
サでは、多数の棒状コアの相対移動方向に関する先端の
幅をそれぞれ検出しようとする凹凸形状の幅より小さい
同一幅としているので、磁束変化を詳細に検出すること
ができ、これによって被測定物表面の凹凸形状を検出す
ることができる。また、検出手段は棒状コアに巻回され
た検出コイル又は棒状コアに取り付けられた磁気抵抗効
果素子であるので、磁束変化が、検出コイルの電流を変
化させることによって、あるいは磁気抵抗素子の内部抵
抗を変化させることによって電気的に検出され得る。
【0035】更に請求項3記載の発明の表面形状検出用
センサでは、相対移動方向に関し棒状コアを間に挟んだ
両側に、相対移動方向に関し棒状コアと同じ幅の磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成する
とともに、棒状コアと補助コアとの間にそれぞれ同一幅
の離間溝を形成するようにしているので、磁束の通路を
確保して表面形状検出用センサとしての感度を向上させ
ることができる。
センサでは、相対移動方向に関し棒状コアを間に挟んだ
両側に、相対移動方向に関し棒状コアと同じ幅の磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成する
とともに、棒状コアと補助コアとの間にそれぞれ同一幅
の離間溝を形成するようにしているので、磁束の通路を
確保して表面形状検出用センサとしての感度を向上させ
ることができる。
【0036】また請求項4記載の発明の表面形状検出用
センサでは、補助コアの相対移動方向に関する両側に、
高周波信号が印加される励磁用コイル取付用の段部を形
成する一方、棒状コア間には離間溝及び励磁用コイル取
付用の段部より溝深さのある分離用溝を形成しているの
で、検出コイルと励磁用コイルとを互いに離して感度を
向上させることができる。しかも、離間溝の底部と段部
との棒状コア先端からの各間隔を異ならせるようにすれ
ば、検出コイルと励磁用コイルとを段違い状に設置する
ことができ、センサの感度を更に向上させることができ
る。
センサでは、補助コアの相対移動方向に関する両側に、
高周波信号が印加される励磁用コイル取付用の段部を形
成する一方、棒状コア間には離間溝及び励磁用コイル取
付用の段部より溝深さのある分離用溝を形成しているの
で、検出コイルと励磁用コイルとを互いに離して感度を
向上させることができる。しかも、離間溝の底部と段部
との棒状コア先端からの各間隔を異ならせるようにすれ
ば、検出コイルと励磁用コイルとを段違い状に設置する
ことができ、センサの感度を更に向上させることができ
る。
【0037】請求項5記載の発明の表面形状検出用セン
サの製造方法では、一枚のブロックに、一列に所定の間
隔で離間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上に
配置するように配列方向に所定幅の溝加工を施すととも
に、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コアを
分離するための分離用の溝を形成し、棒状コア間に形成
される分離用の溝は棒状コアのそれぞれにコイルが配置
されるのを許容する溝幅を有するように形成し、一枚の
ブロックに多数の棒状コアを形成した状態で棒状コアに
検出用コイル又は励磁用コイルの少なくとも一方を取り
付けるようにしているので、精度の高い表面形状検出用
センサを簡便かつ一体的に形成することができる。
サの製造方法では、一枚のブロックに、一列に所定の間
隔で離間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上に
配置するように配列方向に所定幅の溝加工を施すととも
に、該溝加工に対して直交する方向に多数の棒状コアを
分離するための分離用の溝を形成し、棒状コア間に形成
される分離用の溝は棒状コアのそれぞれにコイルが配置
されるのを許容する溝幅を有するように形成し、一枚の
ブロックに多数の棒状コアを形成した状態で棒状コアに
検出用コイル又は励磁用コイルの少なくとも一方を取り
付けるようにしているので、精度の高い表面形状検出用
センサを簡便かつ一体的に形成することができる。
【0038】また請求項6記載の発明の表面形状検出用
センサの製造方法では、多数の棒状コアの両側に磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成し、
棒状コア間に形成される分離用の溝は検出用コイル及び
励磁用コイルが配置されるのを許容する幅に形成されて
いるので、ラインセンサ型の高精度な表面形状検出用セ
ンサを形成することができる。
センサの製造方法では、多数の棒状コアの両側に磁束通
路形成用の補助コアを棒状コアと同じ数一体に形成し、
棒状コア間に形成される分離用の溝は検出用コイル及び
励磁用コイルが配置されるのを許容する幅に形成されて
いるので、ラインセンサ型の高精度な表面形状検出用セ
ンサを形成することができる。
【図1】本発明の表面形状検出用センサを示す分解斜視
図である。
図である。
【図2】表面形状検出用センサと検出信号回路の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】図1の表面形状検出用センサの平面図である。
【図4】棒状コアの先端の幅wを説明するために表面形
状検出用センサの一部分を示す斜視図である。
状検出用センサの一部分を示す斜視図である。
【図5】図2の検出信号回路を示す回路図である。
【図6】図5の検出信号回路の出力信号の例を示す図で
ある。
ある。
【図7】図1の表面形状検出用センサによる検出の様子
を示す概念図である。
を示す概念図である。
【図8】図1の表面形状検出用センサのコアの製造工程
の概略を示し、(a)はフェライトブロックの斜視図、
(b)はフェライトブロックに離間溝及び段部を加工し
た状態の斜視図、(c)はフェライトブロックに棒状コ
ア及び補助コアを加工した状態の斜視図である。
の概略を示し、(a)はフェライトブロックの斜視図、
(b)はフェライトブロックに離間溝及び段部を加工し
た状態の斜視図、(c)はフェライトブロックに棒状コ
ア及び補助コアを加工した状態の斜視図である。
【図9】表面形状検出用センサの棒状コアの列を2組並
べた様子を示す平面図である。
べた様子を示す平面図である。
【図10】棒状コアの先端の幅wを0.5mmとして5
00円硬貨の凹凸形状を測定した場合のセンサ出力を示
す図である。
00円硬貨の凹凸形状を測定した場合のセンサ出力を示
す図である。
【図11】棒状コアの先端の幅wを3mmとして500
円硬貨の凹凸形状を測定した場合のセンサ出力を示す図
である。
円硬貨の凹凸形状を測定した場合のセンサ出力を示す図
である。
【図12】棒状コアの先端面の幅wと被測定物の凹凸形
状の幅との大きさの関係を説明するためのもので、
(A)は1円硬貨(被測定物)の平面図、(B)は1円
硬貨の凹凸形状の寸法概念を示す断面図である。
状の幅との大きさの関係を説明するためのもので、
(A)は1円硬貨(被測定物)の平面図、(B)は1円
硬貨の凹凸形状の寸法概念を示す断面図である。
1 ラインセンサ 2 基台 3 棒状コア 3a 先端 5 検出コイル(検出手段) 6 励磁用コイル 7 補助コア 10 被測定物 14 高周波信号 w 棒状コアの先端の被測定物移動方向に関する幅
Claims (6)
- 【請求項1】 一枚の共通の基台上に、所定の間隔で離
間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上となるよ
うに配置するとともに、前記多数の棒状コアの先端を磁
界中において凹凸のある金属製の被測定物表面に前記配
列方向とは直交する方向に相対移動可能に対向させ、前
記棒状コアのそれぞれに前記被測定物の前記凹凸形状に
起因して変化する磁束を検出するための検出手段を設け
てなることを特徴とする表面形状検出用センサ。 - 【請求項2】 前記多数の棒状コアの前記相対移動方向
に関する先端の幅をそれぞれ検出しようとする前記凹凸
形状の幅より小さい同一幅とし、前記検出手段は前記棒
状コアに巻回された検出コイル又は前記棒状コアに取り
付けられた磁気抵抗効果素子であることを特徴とする請
求項1記載の表面形状検出用センサ。 - 【請求項3】 前記相対移動方向に関し前記棒状コアを
間に挟んだ両側に、前記相対移動方向に関し前記棒状コ
アと同じ幅の磁束通路形成用の補助コアを前記棒状コア
と同じ数一体に形成するとともに、前記棒状コアと前記
補助コアとの間にそれぞれ同一幅の離間溝を形成してな
ることを特徴とする請求項1又は2記載の表面形状検出
用センサ。 - 【請求項4】 前記補助コアの前記相対移動方向に関す
る両側に、高周波信号が印加される励磁用コイル取付用
の段部を形成する一方、前記棒状コア間には前記離間溝
及び前記励磁用コイル取付用の段部より溝深さのある分
離用溝を形成してなることを特徴とする請求項3記載の
表面形状検出用センサ。 - 【請求項5】 一枚のブロックに、一列に所定の間隔で
離間配列した多数の棒状コアの先端が同一平面上に配置
するように前記配列方向に所定幅の溝加工を施すととも
に、該溝加工に対して直交する方向に前記多数の棒状コ
アを分離するための分離用の溝を形成し、前記棒状コア
間に形成される分離用の溝は前記棒状コアのそれぞれに
コイルが配置されるのを許容する溝幅を有するように形
成し、前記一枚のブロックに多数の棒状コアを形成した
状態で前記棒状コアに検出用コイル又は励磁用コイルの
少なくとも一方を取り付けることを特徴とする表面形状
検出用センサの製造方法。 - 【請求項6】 前記多数の棒状コアの両側に磁束通路形
成用の補助コアを前記棒状コアと同じ数一体に形成し、
前記棒状コア間に形成される分離用の溝は検出用コイル
及び励磁用コイルが配置されるのを許容する幅に形成さ
れてなることを特徴とする請求項5記載の表面形状検出
用センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3938698A JPH11238156A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 表面形状検出用センサ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3938698A JPH11238156A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 表面形状検出用センサ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238156A true JPH11238156A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12551578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3938698A Pending JPH11238156A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 表面形状検出用センサ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11238156A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002342814A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Takasago Electric Ind Co Ltd | メダル通過検出装置およびその装置が用いられたスロットマシン |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP3938698A patent/JPH11238156A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002342814A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Takasago Electric Ind Co Ltd | メダル通過検出装置およびその装置が用いられたスロットマシン |
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