JPH11238346A - 磁気テープカセット - Google Patents
磁気テープカセットInfo
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- JPH11238346A JPH11238346A JP4228198A JP4228198A JPH11238346A JP H11238346 A JPH11238346 A JP H11238346A JP 4228198 A JP4228198 A JP 4228198A JP 4228198 A JP4228198 A JP 4228198A JP H11238346 A JPH11238346 A JP H11238346A
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Links
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リッドロックばねを安価にして汎用性の高い
形態とすることによりコストダウンを図り、しかも組立
性が良好な磁気テープカセットを提供する。 【解決手段】 リッドロック82をリッド69の閉じ状
態に付勢するリッドロックばねとして、直線状の線ばね
11を用いる。該線ばね11は、下ハーフ61が有する
側壁の一部87の上端に直線状の溝87aを形成し、線
ばね11の一端部をこの溝87aに圧入することによ
り、下ハーフ61に取り付けられる。そして、その自由
端が上ハーフ75側からリッドロック82に係合して閉
じ状態に付勢する。
形態とすることによりコストダウンを図り、しかも組立
性が良好な磁気テープカセットを提供する。 【解決手段】 リッドロック82をリッド69の閉じ状
態に付勢するリッドロックばねとして、直線状の線ばね
11を用いる。該線ばね11は、下ハーフ61が有する
側壁の一部87の上端に直線状の溝87aを形成し、線
ばね11の一端部をこの溝87aに圧入することによ
り、下ハーフ61に取り付けられる。そして、その自由
端が上ハーフ75側からリッドロック82に係合して閉
じ状態に付勢する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープカセ
ットなどに適用して好適な磁気テープカセットに関し、
特にカセットケースの前端の開口部を開閉自在に覆うリ
ッドをロックするリッドロックを前記リッドの閉じ状態
に付勢するリッドロックばね及びその組込み性を改善し
た磁気テープカセットに関する。
ットなどに適用して好適な磁気テープカセットに関し、
特にカセットケースの前端の開口部を開閉自在に覆うリ
ッドをロックするリッドロックを前記リッドの閉じ状態
に付勢するリッドロックばね及びその組込み性を改善し
た磁気テープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気テープカセットには種々の形
態のものがあるが、例えば図11にその分解構造を示す
ように、比較的小型な磁気テープカセットがある。この
磁気テープカセット6は、カセットケースの半体をなす
下ハーフ61内に一対のリールハブ62,63が回動自
在に配置され、両リールハブ62,63に磁気テープ
(図示せず)が巻回されている。各リールハブ62,6
3の周縁(下フランジの周縁)には、前周に亘って歯7
0,71が形成されている。磁気テープは、カセット前
方(図11では左側)で且つ左右両側のテープガイド6
5,66によって案内され、下ハーフ61の前面側の開
口部67を通過するようになっている。
態のものがあるが、例えば図11にその分解構造を示す
ように、比較的小型な磁気テープカセットがある。この
磁気テープカセット6は、カセットケースの半体をなす
下ハーフ61内に一対のリールハブ62,63が回動自
在に配置され、両リールハブ62,63に磁気テープ
(図示せず)が巻回されている。各リールハブ62,6
3の周縁(下フランジの周縁)には、前周に亘って歯7
0,71が形成されている。磁気テープは、カセット前
方(図11では左側)で且つ左右両側のテープガイド6
5,66によって案内され、下ハーフ61の前面側の開
口部67を通過するようになっている。
【0003】また、前記下ハーフ61と共にカセットケ
ースを形成する他方の半体としての上ハーフ75には、
カセットケース前方の開口部67を通過する磁気テープ
を覆うリッド69が開閉自在に取り付けられている。こ
のリッド69は、アウターリッド76、アッパーリッド
77及びインナーリッド78の3つの部材から構成され
る。
ースを形成する他方の半体としての上ハーフ75には、
カセットケース前方の開口部67を通過する磁気テープ
を覆うリッド69が開閉自在に取り付けられている。こ
のリッド69は、アウターリッド76、アッパーリッド
77及びインナーリッド78の3つの部材から構成され
る。
【0004】前記アウターリッド76の側板79には、
ロックピン80が突設されている。そして、下ハーフ6
1の一方の側板部81には、このロックピン80を係止
してリッド69を前記開口部67の閉じ状態にロックす
るリッドロック82が回動可能に取り付けられ、更に、
このリッドロック82をリッド69の閉じ状態に付勢す
るリッドロックばねとしての板ばね83が設けられてい
る。
ロックピン80が突設されている。そして、下ハーフ6
1の一方の側板部81には、このロックピン80を係止
してリッド69を前記開口部67の閉じ状態にロックす
るリッドロック82が回動可能に取り付けられ、更に、
このリッドロック82をリッド69の閉じ状態に付勢す
るリッドロックばねとしての板ばね83が設けられてい
る。
【0005】なお、図中で参照符号85はリールハブ6
2,63の上フランジを示し、又、参照符号86はアウ
ターリッド76の回転軸に装着されるリッドばねを示
す。また、図11においては主要部以外の部材について
は参照符号を付記せず、かつ説明を省略する。図12は
図11におけるA−A矢視を拡大して示すものである
が、この図12から明らかなように、上記リッドロック
82は、その上端部に両側に突出する支持ピン82aが
突設され、この支持ピン82aが下ハーフ61の上端部
に形成された凹欠溝に円滑に嵌合することで回動可能に
支持されている。つまり、リッドロック82の回動は垂
直な面内においてなされる。そして、リッドロック82
の自由端部には、アウターリッド76のロックピン80
に係合する凹部82bが形成されている。
2,63の上フランジを示し、又、参照符号86はアウ
ターリッド76の回転軸に装着されるリッドばねを示
す。また、図11においては主要部以外の部材について
は参照符号を付記せず、かつ説明を省略する。図12は
図11におけるA−A矢視を拡大して示すものである
が、この図12から明らかなように、上記リッドロック
82は、その上端部に両側に突出する支持ピン82aが
突設され、この支持ピン82aが下ハーフ61の上端部
に形成された凹欠溝に円滑に嵌合することで回動可能に
支持されている。つまり、リッドロック82の回動は垂
直な面内においてなされる。そして、リッドロック82
の自由端部には、アウターリッド76のロックピン80
に係合する凹部82bが形成されている。
【0006】また、同じく図12に示すように、前記板
ばね83は、リッドロック82を押圧する直線部分83
bと、下ハーフ61に係合する湾曲部分83aとを有
し、薄鋼板などを素材として曲げ加工等を施してなる。
板ばね83の湾曲部分83aは詳しくは、下ハーフ61
の底壁あるいは側壁に突設されたリブ88と該リブ88
に対向した側壁の一部87との間に弾性変形されて挿入
される。板ばね83は、このような係合状態をとり得る
ことで、上ハーフ75を下ハーフ61に被せるまでの仮
止めが行われる。
ばね83は、リッドロック82を押圧する直線部分83
bと、下ハーフ61に係合する湾曲部分83aとを有
し、薄鋼板などを素材として曲げ加工等を施してなる。
板ばね83の湾曲部分83aは詳しくは、下ハーフ61
の底壁あるいは側壁に突設されたリブ88と該リブ88
に対向した側壁の一部87との間に弾性変形されて挿入
される。板ばね83は、このような係合状態をとり得る
ことで、上ハーフ75を下ハーフ61に被せるまでの仮
止めが行われる。
【0007】上記構成の磁気テープカセット6がビデオ
デッキ(図示せず)に装填されると、図12において矢
印Rで示すように、上記リッドロック82がビデオデッ
キ内の解除機構によって板ばね83による付勢力に抗し
て回動させられる。これにより、該リッドロック82の
凹部82bがロックピン80から外れ、アウターリッド
76を含むリッド69のロック状態が解除される。そし
て、ビデオデッキ内の機構によってリッド69が開か
れ、引き出された磁気テープからの情報の読み取り又は
磁気テープへの情報の記録が行われる。
デッキ(図示せず)に装填されると、図12において矢
印Rで示すように、上記リッドロック82がビデオデッ
キ内の解除機構によって板ばね83による付勢力に抗し
て回動させられる。これにより、該リッドロック82の
凹部82bがロックピン80から外れ、アウターリッド
76を含むリッド69のロック状態が解除される。そし
て、ビデオデッキ内の機構によってリッド69が開か
れ、引き出された磁気テープからの情報の読み取り又は
磁気テープへの情報の記録が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気テープカセット6においては、リッドロックばねと
して、前述の如き取り付け部分に対応した形状に折り曲
げられた特殊な板ばね83が使用されており、かかる板
ばね83はそれ自体高価であり、又、他の部分に使用で
きるような汎用性もなく、コストアップの原因となって
いる。
磁気テープカセット6においては、リッドロックばねと
して、前述の如き取り付け部分に対応した形状に折り曲
げられた特殊な板ばね83が使用されており、かかる板
ばね83はそれ自体高価であり、又、他の部分に使用で
きるような汎用性もなく、コストアップの原因となって
いる。
【0009】また、前記板ばね83を装着するために、
前述のようにリブ88を下ハーフ61に形成しなければ
ならない。このようなリブ88を下ハーフ61に形成す
るとなると、下ハーフ61の成形時にリブ88の付近に
樹脂引けによる変形が発生し易くなる。従って、板ばね
83の装着部分の成形精度を良好に保つことが困難とな
る。一方、板ばね83は非常に小さい弾性部材であるこ
とから、打抜き加工、曲げ加工等の精度を高めることが
比較的困難である。
前述のようにリブ88を下ハーフ61に形成しなければ
ならない。このようなリブ88を下ハーフ61に形成す
るとなると、下ハーフ61の成形時にリブ88の付近に
樹脂引けによる変形が発生し易くなる。従って、板ばね
83の装着部分の成形精度を良好に保つことが困難とな
る。一方、板ばね83は非常に小さい弾性部材であるこ
とから、打抜き加工、曲げ加工等の精度を高めることが
比較的困難である。
【0010】このように、従来においては板ばね83の
加工精度が安定し難いことに加えて、その装着部分の成
形精度も不安定であることによって、板ばね83は装着
時に確実に係止されず、所定の装着位置からズレたり、
場合によっては自らの弾発力によって下ハーフ61から
飛び出す事態が発生する可能性もあり、組立性が極めて
悪い。特に、自動組込装置等を使用する場合、この板ば
ね83では、自動組立が困難になるという問題がある。
加工精度が安定し難いことに加えて、その装着部分の成
形精度も不安定であることによって、板ばね83は装着
時に確実に係止されず、所定の装着位置からズレたり、
場合によっては自らの弾発力によって下ハーフ61から
飛び出す事態が発生する可能性もあり、組立性が極めて
悪い。特に、自動組込装置等を使用する場合、この板ば
ね83では、自動組立が困難になるという問題がある。
【0011】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、リッドロックばねを安価にして汎用性の
高い形態とすることによりコストダウンを図り、しかも
組立性が良好な磁気テープカセットを提供することにあ
る。
ることにあり、リッドロックばねを安価にして汎用性の
高い形態とすることによりコストダウンを図り、しかも
組立性が良好な磁気テープカセットを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、磁
気テープを巻回して回動自在に取り付けられた一対のリ
ールを有し、上下ハーフから成るカセットケースの前端
に開口部を設けると共に前記開口部を通過する前記磁気
テープを開閉自在に覆うためのリッドが取り付けられ、
該リッドを前記開口部の閉じ状態にロックするリッドロ
ックと、該リッドロックを前記リッドの閉じ状態に付勢
するリッドロックばねとを具備した磁気テープカセット
において、前記リッドロックばねが前記下ハーフに一端
を係止された片持ちバネから成り、その自由端が前記上
ハーフ側から前記リッドロックに係合して閉じ状態に付
勢することを特徴とする磁気テープカセットにより達成
される。
気テープを巻回して回動自在に取り付けられた一対のリ
ールを有し、上下ハーフから成るカセットケースの前端
に開口部を設けると共に前記開口部を通過する前記磁気
テープを開閉自在に覆うためのリッドが取り付けられ、
該リッドを前記開口部の閉じ状態にロックするリッドロ
ックと、該リッドロックを前記リッドの閉じ状態に付勢
するリッドロックばねとを具備した磁気テープカセット
において、前記リッドロックばねが前記下ハーフに一端
を係止された片持ちバネから成り、その自由端が前記上
ハーフ側から前記リッドロックに係合して閉じ状態に付
勢することを特徴とする磁気テープカセットにより達成
される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気テープカ
セットをビデオテープカセットに適用した場合につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。但し、当該磁
気テープカセット1は、以下に説明する部分以外は前述
した従来の磁気テープカセット6と同様に構成されてい
るので、従来と同様の部分には同一の符号を付し、その
説明を適宜省略する。
セットをビデオテープカセットに適用した場合につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。但し、当該磁
気テープカセット1は、以下に説明する部分以外は前述
した従来の磁気テープカセット6と同様に構成されてい
るので、従来と同様の部分には同一の符号を付し、その
説明を適宜省略する。
【0014】図1は本発明の第1実施形態に係る磁気テ
ープカセットの分解斜視図、図2は図1におけるB−B
矢視を拡大して示す図、図3は図1に示した磁気テープ
カセットの要部拡大斜視図である。本第1実施形態に係
る磁気テープカセット1では、リッドロック82をリッ
ド69の閉じ状態に付勢するリッドロックばねとして線
ばね11が用いられている。
ープカセットの分解斜視図、図2は図1におけるB−B
矢視を拡大して示す図、図3は図1に示した磁気テープ
カセットの要部拡大斜視図である。本第1実施形態に係
る磁気テープカセット1では、リッドロック82をリッ
ド69の閉じ状態に付勢するリッドロックばねとして線
ばね11が用いられている。
【0015】前記線ばね11は、ステンレス鋼などから
なる線材を素材とし、これを単純に所定の長さに切断す
るだけで得られた直線状の線ばねである。該線ばね11
の素材としては、市販にて容易に入手可能な断面円形の
ものがコスト面から好適であるが、断面形状は円形に限
らずともよい。そして、前記線ばね11は、一端を係止
された片持ちバネとして前記下ハーフ61に取り付けら
れる。具体的には、図2及び図3に示すように、下ハー
フ61が有する側壁の一部87の上端に直線状の溝87
aを形成し、線ばね11の一端部をこの溝87aに圧入
することにより、下ハーフ61に取り付けられる。
なる線材を素材とし、これを単純に所定の長さに切断す
るだけで得られた直線状の線ばねである。該線ばね11
の素材としては、市販にて容易に入手可能な断面円形の
ものがコスト面から好適であるが、断面形状は円形に限
らずともよい。そして、前記線ばね11は、一端を係止
された片持ちバネとして前記下ハーフ61に取り付けら
れる。具体的には、図2及び図3に示すように、下ハー
フ61が有する側壁の一部87の上端に直線状の溝87
aを形成し、線ばね11の一端部をこの溝87aに圧入
することにより、下ハーフ61に取り付けられる。
【0016】そこで、前記線ばね11は、その自由端が
上ハーフ75側(上側)からリッドロック82に係合し
て閉じ状態に付勢する。詳しくは、図2及び図3に示す
ように、リッドロック82の上端部にはカセット後方に
向かう膨出部82dが形成されており、線ばね11の自
由端部はこの膨出部82dに上側から係合している。従
って、膨出部82dを線ばね11により下方へ付勢され
たリッドロック82は、支持ピン82aを中心にして図
2中時計回り方向に回動され、リッド69の閉じ状態に
付勢される。尚、前記膨出部82dには小さな溝82f
が形成されており、線ばね11の自由端がこの溝82f
に係合し、横にずれることがないように構成されてい
る。
上ハーフ75側(上側)からリッドロック82に係合し
て閉じ状態に付勢する。詳しくは、図2及び図3に示す
ように、リッドロック82の上端部にはカセット後方に
向かう膨出部82dが形成されており、線ばね11の自
由端部はこの膨出部82dに上側から係合している。従
って、膨出部82dを線ばね11により下方へ付勢され
たリッドロック82は、支持ピン82aを中心にして図
2中時計回り方向に回動され、リッド69の閉じ状態に
付勢される。尚、前記膨出部82dには小さな溝82f
が形成されており、線ばね11の自由端がこの溝82f
に係合し、横にずれることがないように構成されてい
る。
【0017】上記構成から明らかなように、当該磁気テ
ープカセット1では、リッドロックばねとして極く単純
な線ばね11が使用されており、かかる線ばね11は従
来の特殊な板ばねに比してかなり安く形成することが可
能であり、コストダウンを図ることができる。その上、
単純な形状の線ばね11は、その加工精度を安定させる
ことが容易である。
ープカセット1では、リッドロックばねとして極く単純
な線ばね11が使用されており、かかる線ばね11は従
来の特殊な板ばねに比してかなり安く形成することが可
能であり、コストダウンを図ることができる。その上、
単純な形状の線ばね11は、その加工精度を安定させる
ことが容易である。
【0018】また、本第1実施形態の磁気テープカセッ
ト1は、従来の磁気テープカセット6の如き板ばね83
を仮止めするためのリブ88が必要なくなるので、下ハ
ーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくして変形を防
止できる。その結果、ばね取付が正確にできて組立て性
が良好であると共に、仮組状態の製品を組立ライン上で
搬送しているときにリッドロック82や線ばね11が下
ハーフ61から飛び出すなどの不都合は確実に回避され
る。更に、線ばね11を部品として下ハーフ61に組み
込む際、リッドロック82の上方から装着することがで
きる。故に、例えば自動組込装置等による自動組立を行
うに当たって、作業性が極めて良好となり、生産能率の
向上に寄与する。
ト1は、従来の磁気テープカセット6の如き板ばね83
を仮止めするためのリブ88が必要なくなるので、下ハ
ーフ61を成形する際の樹脂引けを少なくして変形を防
止できる。その結果、ばね取付が正確にできて組立て性
が良好であると共に、仮組状態の製品を組立ライン上で
搬送しているときにリッドロック82や線ばね11が下
ハーフ61から飛び出すなどの不都合は確実に回避され
る。更に、線ばね11を部品として下ハーフ61に組み
込む際、リッドロック82の上方から装着することがで
きる。故に、例えば自動組込装置等による自動組立を行
うに当たって、作業性が極めて良好となり、生産能率の
向上に寄与する。
【0019】図4は、本発明の第2実施形態に係る磁気
テープカセットの要部拡大斜視図である。尚、本第2実
施形態では、図示しない他の構成部分については前述し
た第1実施形態の磁気テープカセット1と同様に構成さ
れているので、その説明を省略する。本第2実施形態に
おける線ばね21は、固定端側が一巻きのコイル部21
aとされており、下ハーフ61が有する側壁の一部87
に一体に形成された円柱状の取付ピン87cにこのコイ
ル部21aを外嵌させることで取り付けられる。尚、前
記コイル部21a及び取付ピン87cは円形に限らずと
もよい。
テープカセットの要部拡大斜視図である。尚、本第2実
施形態では、図示しない他の構成部分については前述し
た第1実施形態の磁気テープカセット1と同様に構成さ
れているので、その説明を省略する。本第2実施形態に
おける線ばね21は、固定端側が一巻きのコイル部21
aとされており、下ハーフ61が有する側壁の一部87
に一体に形成された円柱状の取付ピン87cにこのコイ
ル部21aを外嵌させることで取り付けられる。尚、前
記コイル部21a及び取付ピン87cは円形に限らずと
もよい。
【0020】本第2実施形態において、取付ピン87c
の径をd1 、線ばね21のコイル部21aの嵌挿前の内
径をd2 とすると、好ましくは、d2 <d1 を満足する
ように設定されている。すなわち、線ばね21のコイル
部21aは、取付ピン87cに嵌挿させるときに拡げら
れ、この拡径による反力を以て取付ピン87cにしっか
りと嵌着される。
の径をd1 、線ばね21のコイル部21aの嵌挿前の内
径をd2 とすると、好ましくは、d2 <d1 を満足する
ように設定されている。すなわち、線ばね21のコイル
部21aは、取付ピン87cに嵌挿させるときに拡げら
れ、この拡径による反力を以て取付ピン87cにしっか
りと嵌着される。
【0021】図5及び図6は、本発明の第3実施形態に
係る磁気テープカセットの要部拡大斜視図及び要部拡大
断面図であり、図4に示した磁気テープカセットの組み
込み構造とは異なる構造によって前記線ばね21を下ハ
ーフ61に組み込むものである。本第3実施形態におけ
る線ばね21は、コイル部21aが下ハーフ61の底壁
に突設された円筒状ボス84の先端に一体形成された角
柱状の取付ピン84aに遊嵌させられると共に、線ばね
21の自由端中間部が側壁の一部87の上端に形成され
た案内溝87bに係合され、下ハーフ61に取り付けら
れる。尚、前記取付ピン84aは、前記線ばね21がこ
のような係合状態をとることで、上ハーフ75を下ハー
フ61に被せるまでの仮止めが行える十分な高さを有し
ている。
係る磁気テープカセットの要部拡大斜視図及び要部拡大
断面図であり、図4に示した磁気テープカセットの組み
込み構造とは異なる構造によって前記線ばね21を下ハ
ーフ61に組み込むものである。本第3実施形態におけ
る線ばね21は、コイル部21aが下ハーフ61の底壁
に突設された円筒状ボス84の先端に一体形成された角
柱状の取付ピン84aに遊嵌させられると共に、線ばね
21の自由端中間部が側壁の一部87の上端に形成され
た案内溝87bに係合され、下ハーフ61に取り付けら
れる。尚、前記取付ピン84aは、前記線ばね21がこ
のような係合状態をとることで、上ハーフ75を下ハー
フ61に被せるまでの仮止めが行える十分な高さを有し
ている。
【0022】そして、上ハーフ75を下ハーフ61に被
せることにより、上ハーフ75の内壁面に突設した支持
壁72の案内溝72aが、円筒状ボス84と側壁の一部
87とに橋架された線ばね21の中間部に上方から係合
し、該線ばね21の位置決めが行われる。そこで、上記
実施形態と同様に、前記線ばね21は、その自由端が上
ハーフ75側(上側)からリッドロック82に係合して
閉じ状態に付勢する。
せることにより、上ハーフ75の内壁面に突設した支持
壁72の案内溝72aが、円筒状ボス84と側壁の一部
87とに橋架された線ばね21の中間部に上方から係合
し、該線ばね21の位置決めが行われる。そこで、上記
実施形態と同様に、前記線ばね21は、その自由端が上
ハーフ75側(上側)からリッドロック82に係合して
閉じ状態に付勢する。
【0023】即ち、本第3実施形態の磁気テープカセッ
トにおいては、線ばね21のコイル部21aの内径が前
記取付ピン84aの外径よりも大きく設定されて遊嵌さ
れると共に、仮止め時の線ばね21の横触れを防止する
前記案内溝87bの溝幅が線ばね21の線径よりも十分
に広く設定されている。そこで、線ばね21を下ハーフ
65の所定部位に圧入固定する場合に比べ、線ばね21
の組み込みが容易となる。
トにおいては、線ばね21のコイル部21aの内径が前
記取付ピン84aの外径よりも大きく設定されて遊嵌さ
れると共に、仮止め時の線ばね21の横触れを防止する
前記案内溝87bの溝幅が線ばね21の線径よりも十分
に広く設定されている。そこで、線ばね21を下ハーフ
65の所定部位に圧入固定する場合に比べ、線ばね21
の組み込みが容易となる。
【0024】更に、上ハーフ75側の前記案内溝72a
の溝幅は、前記案内溝87bの溝幅よりも狭く設定され
ており、案内溝87bよりも固定端側の位置で線ばね2
1の横触れを規制すると共に垂直方向にしっかりと保持
するので、組立て後の前記線ばね21の位置決めを正確
に行うことができ、安定したバネ力を作用させることが
できる。
の溝幅は、前記案内溝87bの溝幅よりも狭く設定され
ており、案内溝87bよりも固定端側の位置で線ばね2
1の横触れを規制すると共に垂直方向にしっかりと保持
するので、組立て後の前記線ばね21の位置決めを正確
に行うことができ、安定したバネ力を作用させることが
できる。
【0025】図7は、本発明の第4実施形態に係る磁気
テープカセットの要部拡大断面図であり、上述した線ば
ね21の組み込み構造とは異なる構造によって前記線ば
ね21を下ハーフ61に組み込んでいる。本第4実施形
態における線ばね21は、上記第3実施形態と同様に、
コイル部21aが下ハーフ61の底壁に突設された円筒
状ボス84の先端に一体形成された角柱状の取付ピン8
4aに遊嵌させられると共に、線ばね21の自由端中間
部が側壁の一部87の上端に形成された案内溝87bに
係合され、下ハーフ61に取り付けられる。
テープカセットの要部拡大断面図であり、上述した線ば
ね21の組み込み構造とは異なる構造によって前記線ば
ね21を下ハーフ61に組み込んでいる。本第4実施形
態における線ばね21は、上記第3実施形態と同様に、
コイル部21aが下ハーフ61の底壁に突設された円筒
状ボス84の先端に一体形成された角柱状の取付ピン8
4aに遊嵌させられると共に、線ばね21の自由端中間
部が側壁の一部87の上端に形成された案内溝87bに
係合され、下ハーフ61に取り付けられる。
【0026】そして、上ハーフ75を下ハーフ61に被
せることにより、上ハーフ75の内壁面に突設した支持
壁73の先端が、前記円筒状ボス84の先端と対向させ
られる。該支持壁73の先端には、前記取付ピン84a
を受容する係止穴73aが凹設されており、線ばね21
のコイル部21aがこれら支持壁73と円筒状ボス84
とにより挾持固定される。図8は、前記線ばね21の変
形例である線ばね31を示す正面図である。図示のよう
に、この線ばね31ではコイル部31aが多数巻き、例
えば5巻きとなされている。このように多数巻きとすれ
ば、線ばね31の取付けがより堅固となる。
せることにより、上ハーフ75の内壁面に突設した支持
壁73の先端が、前記円筒状ボス84の先端と対向させ
られる。該支持壁73の先端には、前記取付ピン84a
を受容する係止穴73aが凹設されており、線ばね21
のコイル部21aがこれら支持壁73と円筒状ボス84
とにより挾持固定される。図8は、前記線ばね21の変
形例である線ばね31を示す正面図である。図示のよう
に、この線ばね31ではコイル部31aが多数巻き、例
えば5巻きとなされている。このように多数巻きとすれ
ば、線ばね31の取付けがより堅固となる。
【0027】図9は、本発明の第5実施形態に係る磁気
テープカセットの要部拡大斜視図である。本第5実施形
態においても、図示しない他の構成部分については前述
した各実施形態の磁気テープカセットと同様に構成され
ているので、その説明を省略する。図9に示すように、
本第5実施形態においては、リッドロック82をリッド
69(図1参照)の閉じ状態に付勢するリッドロックば
ねとして、板ばね15が採用されている。
テープカセットの要部拡大斜視図である。本第5実施形
態においても、図示しない他の構成部分については前述
した各実施形態の磁気テープカセットと同様に構成され
ているので、その説明を省略する。図9に示すように、
本第5実施形態においては、リッドロック82をリッド
69(図1参照)の閉じ状態に付勢するリッドロックば
ねとして、板ばね15が採用されている。
【0028】前記板ばね15は、図10に示すように、
その全長に亘り直線状に形成されており、何ら屈曲して
はいない。すなわち、例えば、素材であるステンレス鋼
板等に打ち抜き加工を施すのみにて得られる。板ばね1
5の固定端側には例えば円形の取付穴15aが形成され
ており、下ハーフ61が有する側壁の一部87に突設さ
れた取付ピン87dにこの取付穴15aを嵌合させるこ
とで取付けがなされる。この嵌合は例えばしまりばめ相
当にてなされる。尚、前記取付ピン87dの先端部には
テーパ面87eが形成されており、板ばね15の取付穴
15aとの嵌合時には挿入案内とされる。
その全長に亘り直線状に形成されており、何ら屈曲して
はいない。すなわち、例えば、素材であるステンレス鋼
板等に打ち抜き加工を施すのみにて得られる。板ばね1
5の固定端側には例えば円形の取付穴15aが形成され
ており、下ハーフ61が有する側壁の一部87に突設さ
れた取付ピン87dにこの取付穴15aを嵌合させるこ
とで取付けがなされる。この嵌合は例えばしまりばめ相
当にてなされる。尚、前記取付ピン87dの先端部には
テーパ面87eが形成されており、板ばね15の取付穴
15aとの嵌合時には挿入案内とされる。
【0029】そして、前記板ばね15は、その自由端部
がカセットケースの半体をなす上ハーフ75(図1参
照)側からリッドロック82の膨出部82dに係合し、
該リッドロック82を閉じ状態に付勢する。そこで、前
記板ばね15は、前述した第1実施形態における線ばね
11と同様、極めて単純な形状であるから製造コストが
安く、磁気テープカセットのコストダウンに寄与する。
その他、この板ばね15を使用すれば、前記線ばね11
を使用することにより奏される前述の効果、すなわち、
良好なる組立て性、仮組状態の下ハーフ61からリッド
ロック82や線ばね11が飛び出すなどの不都合は確実
に回避される。
がカセットケースの半体をなす上ハーフ75(図1参
照)側からリッドロック82の膨出部82dに係合し、
該リッドロック82を閉じ状態に付勢する。そこで、前
記板ばね15は、前述した第1実施形態における線ばね
11と同様、極めて単純な形状であるから製造コストが
安く、磁気テープカセットのコストダウンに寄与する。
その他、この板ばね15を使用すれば、前記線ばね11
を使用することにより奏される前述の効果、すなわち、
良好なる組立て性、仮組状態の下ハーフ61からリッド
ロック82や線ばね11が飛び出すなどの不都合は確実
に回避される。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気テー
プカセットにおいては、リッドロックをリッドの閉じ状
態に付勢するリッドロックばねとして、極く単純な線ば
ね又は直線状の板ばねが使用されるので、コストダウン
を図ることができる。また、単純形状の線ばね及び直線
状板ばねはその加工精度を安定させることが容易であ
り、又、ばね取付けが正確にできて組立て性が良好であ
ると共に、仮組状態の製品を組立ライン上で搬送してい
るときにばねが飛び出すなどの不都合は確実に回避され
る。
プカセットにおいては、リッドロックをリッドの閉じ状
態に付勢するリッドロックばねとして、極く単純な線ば
ね又は直線状の板ばねが使用されるので、コストダウン
を図ることができる。また、単純形状の線ばね及び直線
状板ばねはその加工精度を安定させることが容易であ
り、又、ばね取付けが正確にできて組立て性が良好であ
ると共に、仮組状態の製品を組立ライン上で搬送してい
るときにばねが飛び出すなどの不都合は確実に回避され
る。
【0031】更に、リッドロックばねを部品として下ハ
ーフに組み込む際、リッドロックの上方から装着するこ
とができるから、例えば自動組込装置等による自動組立
を行うに当たって、作業性が良好となり、生産効率の向
上を図れる。従って、リッドロックばねを安価にして汎
用性の高い形態とすることによりコストダウンを図り、
しかも組立性が良好な磁気テープカセットを提供でき
る。
ーフに組み込む際、リッドロックの上方から装着するこ
とができるから、例えば自動組込装置等による自動組立
を行うに当たって、作業性が良好となり、生産効率の向
上を図れる。従って、リッドロックばねを安価にして汎
用性の高い形態とすることによりコストダウンを図り、
しかも組立性が良好な磁気テープカセットを提供でき
る。
【図1】本発明の第1実施形態に係る磁気テープカセッ
トの分解斜視図である。
トの分解斜視図である。
【図2】図1におけるB−B矢視を拡大して示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示した磁気テープカセットの要部拡大斜
視図である。
視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部拡大斜視図である。
トの要部拡大斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部拡大斜視図である。
トの要部拡大斜視図である。
【図6】図5に示した磁気テープカセットの要部拡大断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部拡大断面図である。
トの要部拡大断面図である。
【図8】図4に示した線ばねの変形例を示す正面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第5実施形態に係る磁気テープカセッ
トの要部拡大斜視図である。
トの要部拡大斜視図である。
【図10】図9に示した板ばねの上面図及び正面図であ
る。
る。
【図11】従来の磁気テープカセットの分解斜視図であ
る。
る。
【図12】図11におけるA−A矢視を拡大して示す図
である。
である。
1 磁気テープカセット 11 線ばね(リッドロックばね) 61 下ハーフ 69 リッド 75 上ハーフ 76 アウターリッド 82 リッドロック 87a 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 秀利 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープを巻回して回動自在に取り付
けられた一対のリールを有し、上下ハーフから成るカセ
ットケースの前端に開口部を設けると共に前記開口部を
通過する前記磁気テープを開閉自在に覆うためのリッド
が取り付けられ、該リッドを前記開口部の閉じ状態にロ
ックするリッドロックと、該リッドロックを前記リッド
の閉じ状態に付勢するリッドロックばねとを具備した磁
気テープカセットにおいて、 前記リッドロックばねが前記下ハーフに一端を係止され
た片持ちバネから成り、その自由端が前記上ハーフ側か
ら前記リッドロックに係合して閉じ状態に付勢すること
を特徴とする磁気テープカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4228198A JPH11238346A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 磁気テープカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4228198A JPH11238346A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 磁気テープカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11238346A true JPH11238346A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12631679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4228198A Pending JPH11238346A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 磁気テープカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11238346A (ja) |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP4228198A patent/JPH11238346A/ja active Pending
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