JPH1123894A - 光通信端末局用光学装置 - Google Patents
光通信端末局用光学装置Info
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- JPH1123894A JPH1123894A JP9190415A JP19041597A JPH1123894A JP H1123894 A JPH1123894 A JP H1123894A JP 9190415 A JP9190415 A JP 9190415A JP 19041597 A JP19041597 A JP 19041597A JP H1123894 A JPH1123894 A JP H1123894A
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Landscapes
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクト化に有利な光通信端末局用光学装
置10を提供する。 【解決手段】 互いに異なる波長の光が信号媒体として
重ね合わされた多重光を受ける第1の入力端15からの
光を第1の出力端16に案内する光ファイバ経路13に
挿入され、多重光のうちの第1の波長成分の光の第1の
出力端16への透過を許しかつ多重光のうちの第2の波
長成分の光を反射させて発散光を得る波長選択フィルタ
20からの第2の波長成分の発散光の一部を第2の出力
端23に集光させる第1の計算機ホログラム21と、第
2の入力端23からの第2の波長成分の光を波長選択フ
ィルタ20を経て第1の入力端15へ向けるべく、波長
選択フィルタ20に向けて案内する第2の計算機ホログ
ラム22とを設ける。
置10を提供する。 【解決手段】 互いに異なる波長の光が信号媒体として
重ね合わされた多重光を受ける第1の入力端15からの
光を第1の出力端16に案内する光ファイバ経路13に
挿入され、多重光のうちの第1の波長成分の光の第1の
出力端16への透過を許しかつ多重光のうちの第2の波
長成分の光を反射させて発散光を得る波長選択フィルタ
20からの第2の波長成分の発散光の一部を第2の出力
端23に集光させる第1の計算機ホログラム21と、第
2の入力端23からの第2の波長成分の光を波長選択フ
ィルタ20を経て第1の入力端15へ向けるべく、波長
選択フィルタ20に向けて案内する第2の計算機ホログ
ラム22とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長成分を異にす
る光信号媒体を重ね合わせた光多重通信の端末局に設け
られる光学装置に関し、特に、光学素子として、光回折
現象を利用した計算機ホログラムを組み込んだ光通信端
末局用光学装置に関する。
る光信号媒体を重ね合わせた光多重通信の端末局に設け
られる光学装置に関し、特に、光学素子として、光回折
現象を利用した計算機ホログラムを組み込んだ光通信端
末局用光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信容量の大きな光通信を可能と
するために、光ファイバを各家庭にまで敷設する、いわ
ゆるファイバー・ツー・ザ・ホーム(Fiber to the Hom
e)と称する計画が進められている。これによれば、例
えば1.3μmおよび1.55μmのそれぞれの波長帯
域の光が相互に重ね合わされた多重光として、各家庭の
通信端末局に送られる。
するために、光ファイバを各家庭にまで敷設する、いわ
ゆるファイバー・ツー・ザ・ホーム(Fiber to the Hom
e)と称する計画が進められている。これによれば、例
えば1.3μmおよび1.55μmのそれぞれの波長帯
域の光が相互に重ね合わされた多重光として、各家庭の
通信端末局に送られる。
【0003】通信端末局には、多重光をそれぞれの波長
の光に分離する波長分波素子と、該分波素子により分離
された一方の波長の光での双方向通信を可能とするため
に、一方の波長の光路を分割する光カプラとを備える光
学装置が設けられている。この光学装置により、多重光
は、それぞれの波長帯域の波長成分に分離された後、各
端末装置に送られる。
の光に分離する波長分波素子と、該分波素子により分離
された一方の波長の光での双方向通信を可能とするため
に、一方の波長の光路を分割する光カプラとを備える光
学装置が設けられている。この光学装置により、多重光
は、それぞれの波長帯域の波長成分に分離された後、各
端末装置に送られる。
【0004】従来のこの種の光学装置では、装置のコン
パクト化を図るために、例えば1996年電子情報通信
学会総合大会、予稿集、C−211に「無調整WDMを
用いたフラットパッケージタイプ光送受信モジュール」
として示されているとおり、波長分波素子として波長依
存性を示す波長選択フィルタが用いられている。
パクト化を図るために、例えば1996年電子情報通信
学会総合大会、予稿集、C−211に「無調整WDMを
用いたフラットパッケージタイプ光送受信モジュール」
として示されているとおり、波長分波素子として波長依
存性を示す波長選択フィルタが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前記光学装置では、波長選択フィルにより分離された光
を取り扱う光カプラは、プリズムあるいは形状レンズの
ような光学レンズ素子を基礎にした光学素子から構成さ
れている。ところが、これら形状レンズのような光学素
子の小型化には、製作上、強い制限を受けることから、
また光学素子の相互の配置関係の整合性すなわちアライ
メントの観点からも、光学装置のコンパクト化は容易で
はない。そのため、コンパクト化に有利な光通信端末局
用光学装置の出現が望まれていた。
前記光学装置では、波長選択フィルにより分離された光
を取り扱う光カプラは、プリズムあるいは形状レンズの
ような光学レンズ素子を基礎にした光学素子から構成さ
れている。ところが、これら形状レンズのような光学素
子の小型化には、製作上、強い制限を受けることから、
また光学素子の相互の配置関係の整合性すなわちアライ
メントの観点からも、光学装置のコンパクト化は容易で
はない。そのため、コンパクト化に有利な光通信端末局
用光学装置の出現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、それぞれの波長を相互に異にする多重光
を用いる波長多重伝送の端末局用光学装置の光学素子と
して、基本的には、光回折現象を利用した計算機ホログ
ラムを用いることを特徴とする。計算機ホログラムに
は、光学レンズに見られるようなコリメートあるいは集
光機能およびプリズムに見られるような偏向機能、さら
には回折現象を利用することによる光路分割機能を適宜
付与することができる。
決するために、それぞれの波長を相互に異にする多重光
を用いる波長多重伝送の端末局用光学装置の光学素子と
して、基本的には、光回折現象を利用した計算機ホログ
ラムを用いることを特徴とする。計算機ホログラムに
は、光学レンズに見られるようなコリメートあるいは集
光機能およびプリズムに見られるような偏向機能、さら
には回折現象を利用することによる光路分割機能を適宜
付与することができる。
【0007】〈構成1〉本発明は、互いに異なる波長の
光が信号媒体として重ね合わされた多重光を受ける第1
の入力端からの光を第1の出力端に案内する光ファイバ
経路に挿入され、多重光のうちの第1の波長成分の光の
第1の出力端への透過を許しかつ多重光のうちの第2の
波長成分の光を反射させて発散光を得る波長選択フィル
タと、第2の波長成分の発散光に関し、第1の入力端へ
向けての双方向通信を可能とする第2の一対の入力端お
よび出力端とを備える光通信端末局用光学装置におい
て、波長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光の
一部を第2の出力端に集光させる第1の計算機ホログラ
ムと、第2の入力端からの第2の波長成分の光を波長選
択フィルタを経て第1の入力端へ向けるべく、波長選択
フィルタに向けて案内する第2の計算機ホログラムとを
設けたことを特徴とする。
光が信号媒体として重ね合わされた多重光を受ける第1
の入力端からの光を第1の出力端に案内する光ファイバ
経路に挿入され、多重光のうちの第1の波長成分の光の
第1の出力端への透過を許しかつ多重光のうちの第2の
波長成分の光を反射させて発散光を得る波長選択フィル
タと、第2の波長成分の発散光に関し、第1の入力端へ
向けての双方向通信を可能とする第2の一対の入力端お
よび出力端とを備える光通信端末局用光学装置におい
て、波長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光の
一部を第2の出力端に集光させる第1の計算機ホログラ
ムと、第2の入力端からの第2の波長成分の光を波長選
択フィルタを経て第1の入力端へ向けるべく、波長選択
フィルタに向けて案内する第2の計算機ホログラムとを
設けたことを特徴とする。
【0008】〈作用1〉本発明に係る前記光学装置で
は、波長選択フィルタを除く光学素子が計算機ホログラ
ムで構成されており、波長選択フィルタにより第1の波
長成分から分離された第2の波長成分は、第1および第
2の計算機ホログラムの集光機能により、第2の入力端
および出力端に向けられる。第2の波長成分は第1の計
算機ホログラムにより第2の出力端に向けられ、また第
2の入力端からの第2の波長成分の入力により、多重光
の発信源とこの多重光を受ける前記光学装置との間の双
方向通信が可能となる。
は、波長選択フィルタを除く光学素子が計算機ホログラ
ムで構成されており、波長選択フィルタにより第1の波
長成分から分離された第2の波長成分は、第1および第
2の計算機ホログラムの集光機能により、第2の入力端
および出力端に向けられる。第2の波長成分は第1の計
算機ホログラムにより第2の出力端に向けられ、また第
2の入力端からの第2の波長成分の入力により、多重光
の発信源とこの多重光を受ける前記光学装置との間の双
方向通信が可能となる。
【0009】前記した各計算機ホログラムは、回折現象
を利用した光学素子であり、コリメート機能、集光機
能、偏向機能、光路分割機能を重複してあるいは選択的
に適宜担わせることができることから、コンパクトであ
る。また、計算機ホログラムを例えばガラス基板のよう
な基板に形成し、これら計算機ホログラムが形成された
基板を重ね合わせることにより、各光学素子間の適正な
アライメントを比較的容易に実現することができる。従
って、製造コストの増大を招くことはなく、従来の前記
光学装置に比較して安価に、コンパクトな光通信端末局
用光学装置を提供することができる。
を利用した光学素子であり、コリメート機能、集光機
能、偏向機能、光路分割機能を重複してあるいは選択的
に適宜担わせることができることから、コンパクトであ
る。また、計算機ホログラムを例えばガラス基板のよう
な基板に形成し、これら計算機ホログラムが形成された
基板を重ね合わせることにより、各光学素子間の適正な
アライメントを比較的容易に実現することができる。従
って、製造コストの増大を招くことはなく、従来の前記
光学装置に比較して安価に、コンパクトな光通信端末局
用光学装置を提供することができる。
【0010】〈構成2〉本発明に係る前記光学装置にお
いて、波長選択フィルと第1または第2計算機ホログラ
ムとの間に、波長選択フィルタからの第2の波長成分の
発散光を第1の計算機ホログラムおよび第2の計算機ホ
ログラムのそれぞれに向けて分岐させる第3の計算機ホ
ログラムを挿入することができる。
いて、波長選択フィルと第1または第2計算機ホログラ
ムとの間に、波長選択フィルタからの第2の波長成分の
発散光を第1の計算機ホログラムおよび第2の計算機ホ
ログラムのそれぞれに向けて分岐させる第3の計算機ホ
ログラムを挿入することができる。
【0011】〈作用2〉第3の計算機ホログラムは、波
長選択フィルタからの発散光を自然発散角に依存するこ
となく、回折現象により、比較的小さな進路で、第2の
入力端および第2の出力端を確実に分離させる。従っ
て、第3の計算機ホログラムを用いることが、光通信端
末局用光学装置のコンパクト化の上で、有利である。
長選択フィルタからの発散光を自然発散角に依存するこ
となく、回折現象により、比較的小さな進路で、第2の
入力端および第2の出力端を確実に分離させる。従っ
て、第3の計算機ホログラムを用いることが、光通信端
末局用光学装置のコンパクト化の上で、有利である。
【0012】〈構成3〉さらに、本発明に係る前記光学
装置において、波長選択フィルタと第3の計算機ホログ
ラムとの間に、波長選択フィルタからの第2の波長成分
の発散光を第3の計算機ホログラムへ向けての平行光束
に変換する第4の計算機ホログラムを挿入することがで
きる。
装置において、波長選択フィルタと第3の計算機ホログ
ラムとの間に、波長選択フィルタからの第2の波長成分
の発散光を第3の計算機ホログラムへ向けての平行光束
に変換する第4の計算機ホログラムを挿入することがで
きる。
【0013】〈作用3〉第4の計算機ホログラムは、波
長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光を第3の
計算機ホログラムへ向けての平行光束に変換することか
ら、第3の計算機ホログラムの集光機能に発散光を取り
扱う必要はなく、第3の計算機ホログラムを設計するに
ついて、平行光束を集光させる機能を考慮すればよく、
発散光を考慮する必要がなくなることから、第3の計算
機ホログラムの設計および製造が、より容易となる。
長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光を第3の
計算機ホログラムへ向けての平行光束に変換することか
ら、第3の計算機ホログラムの集光機能に発散光を取り
扱う必要はなく、第3の計算機ホログラムを設計するに
ついて、平行光束を集光させる機能を考慮すればよく、
発散光を考慮する必要がなくなることから、第3の計算
機ホログラムの設計および製造が、より容易となる。
【0014】計算機ホログラムの製造には、CADが用
いられており、所望の回折光学特性を示すホログラム内
での光の位相差関数が求められる。この位相差関数は、
光路差関数ρ(x,y)と呼ばれている。光路差関数ρ
(x,y)は、次式 ρ(x,y)=ΣCNxmyn …(1) で示される多項式に変換される。この多項式(CNxmy
n )の係数CN は、光路差係数と呼ばれている。nおよ
びmはそれぞれ正の整数であり、この係数CN は位相係
数とも呼ばれている。Nとm、nとの間には、次式 N={(m+n)2 +m+3n}/2 …(2) が成り立つ。
いられており、所望の回折光学特性を示すホログラム内
での光の位相差関数が求められる。この位相差関数は、
光路差関数ρ(x,y)と呼ばれている。光路差関数ρ
(x,y)は、次式 ρ(x,y)=ΣCNxmyn …(1) で示される多項式に変換される。この多項式(CNxmy
n )の係数CN は、光路差係数と呼ばれている。nおよ
びmはそれぞれ正の整数であり、この係数CN は位相係
数とも呼ばれている。Nとm、nとの間には、次式 N={(m+n)2 +m+3n}/2 …(2) が成り立つ。
【0015】この位相係数CN を2次元テイラー展開に
より求めたテイラー展開近似式の各項係数として求め、
CADプログラムに代入することにより、フォトリソグ
ラフィによって所望形状を得るのに必要なフォトリソグ
ラフィ用マスクのパターンを生成させることができる。
このようなCADプログラムの一例として、アメリカ合
衆国カリフォルニア州に在るNIPT社のCghCADがあ
る。
より求めたテイラー展開近似式の各項係数として求め、
CADプログラムに代入することにより、フォトリソグ
ラフィによって所望形状を得るのに必要なフォトリソグ
ラフィ用マスクのパターンを生成させることができる。
このようなCADプログラムの一例として、アメリカ合
衆国カリフォルニア州に在るNIPT社のCghCADがあ
る。
【0016】このCADプログラムでは、データ処理の
容量の関係から、mとnとの和が10以下であり、かつ
Nが65以下である条件が付されている。従って、所望
の光学特性を示す光路差関数ρ(x,y)を求め、この
光路差関数ρ(x,y)の各位相係数CN (C0 〜
C65)を求めた後、そのデータをCADプログラムに入
力することにより、所望の回折光学特性を示す計算機ホ
ログラムのためのマスク条件を求めることができる。こ
のマスク条件に沿って、マスクを製作し、これらのマス
クを用いたフォトリソグラフィ法により、所望の回折光
学特性を示す計算機ホログラムが得られる。
容量の関係から、mとnとの和が10以下であり、かつ
Nが65以下である条件が付されている。従って、所望
の光学特性を示す光路差関数ρ(x,y)を求め、この
光路差関数ρ(x,y)の各位相係数CN (C0 〜
C65)を求めた後、そのデータをCADプログラムに入
力することにより、所望の回折光学特性を示す計算機ホ
ログラムのためのマスク条件を求めることができる。こ
のマスク条件に沿って、マスクを製作し、これらのマス
クを用いたフォトリソグラフィ法により、所望の回折光
学特性を示す計算機ホログラムが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明に係る光学装置を概略的に
示す断面図である。本発明に係る光学装置10は、コア
11および該コアを取り巻くクラッド12を備える光フ
ァイバ13が埋設されたガラス基板14を含む。ガラス
基板14の屈折率n1 は、クラッド12のそれに等し
い。図1では、空気の屈折率がn2 として示されてい
る。
について詳細に説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明に係る光学装置を概略的に
示す断面図である。本発明に係る光学装置10は、コア
11および該コアを取り巻くクラッド12を備える光フ
ァイバ13が埋設されたガラス基板14を含む。ガラス
基板14の屈折率n1 は、クラッド12のそれに等し
い。図1では、空気の屈折率がn2 として示されてい
る。
【0018】光ファイバ13は、ガラス基板14内に光
ファイバ経路(13)を規定する。この光ファイバ経路
13は、ガラス基板14の互いに反対側の端面で、ガラ
ス基板14に露出し、それぞれ第1の入力端15および
第1の出力端16を規定する。
ファイバ経路(13)を規定する。この光ファイバ経路
13は、ガラス基板14の互いに反対側の端面で、ガラ
ス基板14に露出し、それぞれ第1の入力端15および
第1の出力端16を規定する。
【0019】第1の入力端15には、入力光ファイバ1
7が接続され、当該入力光ファイバを経て、それぞれが
信号媒体となる例えば1.3μmおよび1.55μmの
波長を有する光を相互に重ね合わせた多重光が入力す
る。この多重光は、光ファイバ経路13を経て、第1の
出力端16に接続された出力光ファイバ18へ向けて案
内される。
7が接続され、当該入力光ファイバを経て、それぞれが
信号媒体となる例えば1.3μmおよび1.55μmの
波長を有する光を相互に重ね合わせた多重光が入力す
る。この多重光は、光ファイバ経路13を経て、第1の
出力端16に接続された出力光ファイバ18へ向けて案
内される。
【0020】ガラス基板14には、光ファイバ経路13
を分断するスリット19が形成されており、このスリッ
ト19には、波長選択フィルタ20が挿入されている。
波長選択フィルタ20は、図示の例では、従来よく知ら
れた誘電体の多層膜からなる誘電体フィルタである。誘
電体フィルタからなる波長選択フィルタ20は、ハーフ
ミラーと称されている。
を分断するスリット19が形成されており、このスリッ
ト19には、波長選択フィルタ20が挿入されている。
波長選択フィルタ20は、図示の例では、従来よく知ら
れた誘電体の多層膜からなる誘電体フィルタである。誘
電体フィルタからなる波長選択フィルタ20は、ハーフ
ミラーと称されている。
【0021】光ファイバ経路13に挿入された波長選択
フィルタ20は、第1の入力端15から入射しかつ光フ
ァイバ経路13の案内作用により第1の出力端16に向
かう多重光のうち、波長1.55μmを有する第1の成
分波長の光の透過を許す。従って、波長1.55μmの
第1の波長成分の光は、波長選択フィルタ20を透過
し、光ファイバ経路13の案内作用により、第1の出力
端16に至り、該出力端から出力光ファイバ18で取り
出される。波長選択フィルタ20を透過して出力光ファ
イバ18から取り出された第1の波長成分の光は、例え
ばテレビのような一方向通信の第1の端末装置に送られ
る。
フィルタ20は、第1の入力端15から入射しかつ光フ
ァイバ経路13の案内作用により第1の出力端16に向
かう多重光のうち、波長1.55μmを有する第1の成
分波長の光の透過を許す。従って、波長1.55μmの
第1の波長成分の光は、波長選択フィルタ20を透過
し、光ファイバ経路13の案内作用により、第1の出力
端16に至り、該出力端から出力光ファイバ18で取り
出される。波長選択フィルタ20を透過して出力光ファ
イバ18から取り出された第1の波長成分の光は、例え
ばテレビのような一方向通信の第1の端末装置に送られ
る。
【0022】他方、波長選択フィルタ20は、多重光の
うちの波長1.3μmを有する第2の波長成分を所定の
発散角δを以て反射させる。この第2の波長成分の反射
光は、ガラス基板14の一面14aを部分的に照射す
る。このガラス基板14の面14aの前記照射領域の一
半には、第1の計算機ホログラム21が形成され、また
面14aの前記照射領域の他半には、第2の計算機ホロ
グラム22が形成されている。
うちの波長1.3μmを有する第2の波長成分を所定の
発散角δを以て反射させる。この第2の波長成分の反射
光は、ガラス基板14の一面14aを部分的に照射す
る。このガラス基板14の面14aの前記照射領域の一
半には、第1の計算機ホログラム21が形成され、また
面14aの前記照射領域の他半には、第2の計算機ホロ
グラム22が形成されている。
【0023】各計算機ホログラム(Computer Generated
Hologram 、以下、単にCGH素子と称する。)21お
よび22は、波長選択フィルタ20からの第2の波長成
分の反射光を第2の出力端23および第2の入力端24
に向けるための集光機能および偏向機能を有する。
Hologram 、以下、単にCGH素子と称する。)21お
よび22は、波長選択フィルタ20からの第2の波長成
分の反射光を第2の出力端23および第2の入力端24
に向けるための集光機能および偏向機能を有する。
【0024】図示の例では、第2の出力端23には、電
話機の受信回路に接続されるフォトディテクタ25が配
置され、第2の入力端24には、前記電話機の送信回路
に接続される半導体レーザあるいは発光ダイオード26
が配置されている。
話機の受信回路に接続されるフォトディテクタ25が配
置され、第2の入力端24には、前記電話機の送信回路
に接続される半導体レーザあるいは発光ダイオード26
が配置されている。
【0025】従って、波長選択フィルタ20により分離
された第2の波長成分の反射光は、第1のCGH素子2
1により、第2の出力端23に配置されたフォトディテ
クタ25に向けられ、該フォトディテクタに接続された
前記電話機の前記受信回路により、第2の波長成分の光
に含まれる情報が取り出される。
された第2の波長成分の反射光は、第1のCGH素子2
1により、第2の出力端23に配置されたフォトディテ
クタ25に向けられ、該フォトディテクタに接続された
前記電話機の前記受信回路により、第2の波長成分の光
に含まれる情報が取り出される。
【0026】また、前記電話機の前記送信回路に接続さ
れた発光ダイオード26から第2の波長成分である1.
3μmの信号光が発せられると、この第2の波長成分の
光は、第2のCGH素子22により、波長選択フィルタ
20に向けられ、該波長選択フィルタを経て、第1の入
力端15に接続された入力光ファイバ17に案内され
る。
れた発光ダイオード26から第2の波長成分である1.
3μmの信号光が発せられると、この第2の波長成分の
光は、第2のCGH素子22により、波長選択フィルタ
20に向けられ、該波長選択フィルタを経て、第1の入
力端15に接続された入力光ファイバ17に案内され
る。
【0027】これにより、多重光の発信源(図示せず)
と、この多重光を入力光ファイバ17を経て第1の入力
端15に受ける光学装置10に接続された第2の端末装
置である前記電話機との双方向通信が、可能となる。
と、この多重光を入力光ファイバ17を経て第1の入力
端15に受ける光学装置10に接続された第2の端末装
置である前記電話機との双方向通信が、可能となる。
【0028】次に、本発明に係るCGH素子21および
22の光学特性の詳細に触れる前に、一般的なCGH素
子のための前記した光路差関数ρ(x,y)の位相係数
CN(C0 〜C65)について、述べる。
22の光学特性の詳細に触れる前に、一般的なCGH素
子のための前記した光路差関数ρ(x,y)の位相係数
CN(C0 〜C65)について、述べる。
【0029】各位相係数C0 〜C65は、2次元光路差関
数ρ(x,y)をx軸およびy軸に関して2次元テイラ
ー展開し、その10次の項までの近似式から、求めるこ
とができる。この関係が、図2に示された式(3)で表
されている。式(3)の右辺の第2項のΔは、テイラー
展開の余剰項であり、無視し得る程に十分に小さな値で
ある。
数ρ(x,y)をx軸およびy軸に関して2次元テイラ
ー展開し、その10次の項までの近似式から、求めるこ
とができる。この関係が、図2に示された式(3)で表
されている。式(3)の右辺の第2項のΔは、テイラー
展開の余剰項であり、無視し得る程に十分に小さな値で
ある。
【0030】図3ないし図9は、式(3)を展開して求
めた各位相係数C0 〜C65、すなわち光路差係数C0 〜
C65を、光路差関数の一般式ρ(x,y)の関係式とし
て、整理して示す説明図である。所望の光学特性を示す
光路差関数ρ(x,y)を求め、この光路差関数ρ
(x,y)から、図3〜図9に示す光路差係数すなわち
位相係数C0 〜C65を求め、これらの値を前記したCA
Dプログラムに入力することにより、所望の回折光学特
性を示す計算機ホログラムのためのマスク条件を求める
ことができる。
めた各位相係数C0 〜C65、すなわち光路差係数C0 〜
C65を、光路差関数の一般式ρ(x,y)の関係式とし
て、整理して示す説明図である。所望の光学特性を示す
光路差関数ρ(x,y)を求め、この光路差関数ρ
(x,y)から、図3〜図9に示す光路差係数すなわち
位相係数C0 〜C65を求め、これらの値を前記したCA
Dプログラムに入力することにより、所望の回折光学特
性を示す計算機ホログラムのためのマスク条件を求める
ことができる。
【0031】前記した一般的なCGH素子の説明に沿っ
て、第1のCGH素子21および22の詳細を検討す
る。第1のCGH素子21および第2のCGH素子22
は、共に、点光源と集光点とを有するCGH素子であ
る。
て、第1のCGH素子21および22の詳細を検討す
る。第1のCGH素子21および第2のCGH素子22
は、共に、点光源と集光点とを有するCGH素子であ
る。
【0032】図10は、点光源(X1 ,Y1 ,Z1 )お
よび集光点(X2 ,Y2 ,Z2 )を有する計算機ホログ
ラムすなわち回折光学素子である。説明の簡素化のため
に、CGH素子21および22は、z軸上にあり、その
厚さ寸法は、無視できるほどに十分に小さな値であると
仮定する。これらの仮定は、位相係数CN の算出の上
で、一般性を損なうものではない。点光源側の屈折率が
n1 、集光点側の屈折率がn2 として、それぞれ示され
ている。この集光レンズ作用を有する回折光学素子の光
路差関数ρ(x,y)は、次式で与えられる。
よび集光点(X2 ,Y2 ,Z2 )を有する計算機ホログ
ラムすなわち回折光学素子である。説明の簡素化のため
に、CGH素子21および22は、z軸上にあり、その
厚さ寸法は、無視できるほどに十分に小さな値であると
仮定する。これらの仮定は、位相係数CN の算出の上
で、一般性を損なうものではない。点光源側の屈折率が
n1 、集光点側の屈折率がn2 として、それぞれ示され
ている。この集光レンズ作用を有する回折光学素子の光
路差関数ρ(x,y)は、次式で与えられる。
【0033】 ρ(x,y)=n1・{(X1-x)2+(Y1-y)2+Z1 2)}1/2-n1L1+n2 ・{(X2-x)2+(Y2- y)2+Z2 2)}1/2-n2L2 …(5) ここで、原点から点光源までの距離L1 および原点から
集光点までの距離L2は、それぞれ次式で示される。 L1 =(X1 2+Y1 2+Z1 2)1/2 …(6) L2 =(X2 2+Y2 2+Z2 2)1/2 …(7)
集光点までの距離L2は、それぞれ次式で示される。 L1 =(X1 2+Y1 2+Z1 2)1/2 …(6) L2 =(X2 2+Y2 2+Z2 2)1/2 …(7)
【0034】式(5)の第1項および第2項は、点光源
からの球面波における計算機ホログラム(21または2
2)内での2次元光路差を表す。また、式(5)の第3
項および第4項は、原点から集光点へ向けての球面波に
おける計算機ホログラム(21または22)内での2次
元光路差を表す。
からの球面波における計算機ホログラム(21または2
2)内での2次元光路差を表す。また、式(5)の第3
項および第4項は、原点から集光点へ向けての球面波に
おける計算機ホログラム(21または22)内での2次
元光路差を表す。
【0035】第1のCGH素子21および第2のCGH
素子22のための位相係数CN は、式(5)を図3〜図
9に示した式(4−0)〜式(4−65)に代入するこ
とにより、得ることができる。
素子22のための位相係数CN は、式(5)を図3〜図
9に示した式(4−0)〜式(4−65)に代入するこ
とにより、得ることができる。
【0036】図11〜図22には、それらの演算結果が
各項Cn ごとに、式(8−0)〜式(8−65)の形式
で示されている。この式(8−0)〜式(8−65)に
示されるC0 〜C65の各値を光路差係数として、CAD
プログラムの式(1)で示される光路差係数CN に入力
し、当該プログラムを実行することにより、式(5)で
表される第1および第2のCGH素子21および22の
形成のために必要なマスクパターンのデータが得られる
ことから、そのマスクパターンを用いて、各第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22を形成すること
ができる。
各項Cn ごとに、式(8−0)〜式(8−65)の形式
で示されている。この式(8−0)〜式(8−65)に
示されるC0 〜C65の各値を光路差係数として、CAD
プログラムの式(1)で示される光路差係数CN に入力
し、当該プログラムを実行することにより、式(5)で
表される第1および第2のCGH素子21および22の
形成のために必要なマスクパターンのデータが得られる
ことから、そのマスクパターンを用いて、各第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22を形成すること
ができる。
【0037】図1に示した具体例1の光学装置10によ
れば、波長選択フィルタ20により反射された第2の波
長成分の発散光に関連して設けられる光学素子は、それ
ぞれ回折光学現象を利用したCGH素子21および22
で構成されていることから、これらのCGH素子21お
よび22に適正な偏向機能を含む集光機能を付与するこ
とができる。また、マスクを用いたエッチング作業によ
り、各CGH素子21および22をガラス基板14の適
正な部位に比較的容易にかつ比較的高い精度で形成する
ことができる。従って、比較的容易に正確なアライメン
トを達成することができ、しかも比較的安価でコンパク
トな光学装置10を提供することができる。
れば、波長選択フィルタ20により反射された第2の波
長成分の発散光に関連して設けられる光学素子は、それ
ぞれ回折光学現象を利用したCGH素子21および22
で構成されていることから、これらのCGH素子21お
よび22に適正な偏向機能を含む集光機能を付与するこ
とができる。また、マスクを用いたエッチング作業によ
り、各CGH素子21および22をガラス基板14の適
正な部位に比較的容易にかつ比較的高い精度で形成する
ことができる。従って、比較的容易に正確なアライメン
トを達成することができ、しかも比較的安価でコンパク
トな光学装置10を提供することができる。
【0038】〈具体例2〉図1に示した具体例1では、
波長選択フィルタ20の反射による第2の波長成分の光
の自然発散を利用して、その照射領域に第1のCGH素
子21および第2のCGH素子22を配置した例を示し
た。この波長選択フィルタ20での反射による自然発散
に代えて、該波長選択フィルタと両CGH素子21およ
び22との間に、第3のCGH素子27を挿入し、当該
第3の光路分割機能によって、波長選択フィルタ20で
の反射光をそれぞれの入力端および出力端に分配するこ
とができる。
波長選択フィルタ20の反射による第2の波長成分の光
の自然発散を利用して、その照射領域に第1のCGH素
子21および第2のCGH素子22を配置した例を示し
た。この波長選択フィルタ20での反射による自然発散
に代えて、該波長選択フィルタと両CGH素子21およ
び22との間に、第3のCGH素子27を挿入し、当該
第3の光路分割機能によって、波長選択フィルタ20で
の反射光をそれぞれの入力端および出力端に分配するこ
とができる。
【0039】図23に示す光学装置110では、具体例
1におけると同様な機能部分に具体例1におけると同一
の参照符号が付されている。光学装置110では、図2
3に示されているように、ガラス基板14は光ファイバ
経路13が設けられかつクラッド12と同一屈折率n1
を有する第1のブロック14Aと、屈折率n3 を有する
第2のブロック14Bとに分割されており、両ブロック
14Aおよび14Bの接合により、ガラス基板14が形
成されている。第2のブロック14Bの屈折率n3 を第
1のブロック14Aの屈折率n1 に等しく設定すること
ができる。
1におけると同様な機能部分に具体例1におけると同一
の参照符号が付されている。光学装置110では、図2
3に示されているように、ガラス基板14は光ファイバ
経路13が設けられかつクラッド12と同一屈折率n1
を有する第1のブロック14Aと、屈折率n3 を有する
第2のブロック14Bとに分割されており、両ブロック
14Aおよび14Bの接合により、ガラス基板14が形
成されている。第2のブロック14Bの屈折率n3 を第
1のブロック14Aの屈折率n1 に等しく設定すること
ができる。
【0040】第1のブロック14Aの第2ブロック14
Bへの接合面に、波長選択フィルタ20からの第2の波
長成分の反射光を受ける第3のCGH素子27が形成さ
れている。また、第2のブロック14Bの接合面と反対
側の面14aに、第1のCGH素子21および第2のC
GH素子22が形成されている。これにより、第3のC
GH素子27は、波長選択フィルタ20と、第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22との間に、配置
されている。
Bへの接合面に、波長選択フィルタ20からの第2の波
長成分の反射光を受ける第3のCGH素子27が形成さ
れている。また、第2のブロック14Bの接合面と反対
側の面14aに、第1のCGH素子21および第2のC
GH素子22が形成されている。これにより、第3のC
GH素子27は、波長選択フィルタ20と、第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22との間に、配置
されている。
【0041】第3のCGH素子27は、波長選択フィル
タ20からの第2の波長成分である1.3μmの発散光
を第1のCGH素子21および第2のCGH素子22の
それぞれに向けて分岐させる。また、第1のCGH素子
21および第2のCGH素子22は、第3のCGH素子
27により分岐されたそれぞれの分岐光を対応するフォ
トディテクタ25および発光ダイオード26に集光させ
る。
タ20からの第2の波長成分である1.3μmの発散光
を第1のCGH素子21および第2のCGH素子22の
それぞれに向けて分岐させる。また、第1のCGH素子
21および第2のCGH素子22は、第3のCGH素子
27により分岐されたそれぞれの分岐光を対応するフォ
トディテクタ25および発光ダイオード26に集光させ
る。
【0042】前記した分岐光を形成する第3のCGH素
子27の光路分割機能についての光学特性を図24およ
び図25に沿って説明する。第3のCGH素子27は、
図24に示すように、任意の偏向角度を持つ平行光束を
任意の偏向角度を持つ平行光束に偏向するプリズム機能
を有する光学回折素子(27)であると考えられる。
子27の光路分割機能についての光学特性を図24およ
び図25に沿って説明する。第3のCGH素子27は、
図24に示すように、任意の偏向角度を持つ平行光束を
任意の偏向角度を持つ平行光束に偏向するプリズム機能
を有する光学回折素子(27)であると考えられる。
【0043】図24に示される回折光学素子(27)の
説明の簡素化のために、前記したところと同様に、CG
H素子27は、原点を通りかつX軸およびY軸を含む平
面内にあると仮定する。CGH素子27への入射平行光
束は、原点を通る光のベクトル成分(α1 、β1 、γ
1 )に平行であり、出射平行光束は、原点を通るベクト
ル成分(α2 、β2 、γ2 )に平行である。
説明の簡素化のために、前記したところと同様に、CG
H素子27は、原点を通りかつX軸およびY軸を含む平
面内にあると仮定する。CGH素子27への入射平行光
束は、原点を通る光のベクトル成分(α1 、β1 、γ
1 )に平行であり、出射平行光束は、原点を通るベクト
ル成分(α2 、β2 、γ2 )に平行である。
【0044】入射平行光束が存在する入射光側媒質14
Aは、屈折率n1 を有し、出射平行光束が存在する出射
光側媒質14Bは屈折率n3 を有する。このとき、光路
差関数ρ(x,y)の一般式は次式、
Aは、屈折率n1 を有し、出射平行光束が存在する出射
光側媒質14Bは屈折率n3 を有する。このとき、光路
差関数ρ(x,y)の一般式は次式、
【0045】 ρ(x,y)=n1・(α1x+ β1y)/(α1 2+ β1 2+ γ1 2)1/2)−n3・(α2x+ β2y)/(α2 2+ β2 2+ γ2 2)1/2 …(9) で表される。
【0046】ところで、一般的に、計算機ホログラムの
製造に要するマスクの枚数Mとすると、形成される計算
機ホログラムの位相レベルすなわち位相段数は、2M で
示される。また、位相レベルに応じて、必要とされる1
次回折光の回折効率が変化する。1枚のマスクで1周期
の位相が形成される2位相レベルの計算機ホログラムで
は、従来よく知られているように、入射光の40%ずつ
の光量が、1次回折光および−1次回折光にそれぞれ分
配され、残りの20%の光量がその他の高次回折光に分
配される。従って、この現象を利用することにより、す
なわち2位相レベルの計算機ホログラムを用いることに
より、図25に示すように、入射光の40%ずつの光量
を1次回折光および−1次回折光として、互いに相離れ
る方向へ分岐させることができる。
製造に要するマスクの枚数Mとすると、形成される計算
機ホログラムの位相レベルすなわち位相段数は、2M で
示される。また、位相レベルに応じて、必要とされる1
次回折光の回折効率が変化する。1枚のマスクで1周期
の位相が形成される2位相レベルの計算機ホログラムで
は、従来よく知られているように、入射光の40%ずつ
の光量が、1次回折光および−1次回折光にそれぞれ分
配され、残りの20%の光量がその他の高次回折光に分
配される。従って、この現象を利用することにより、す
なわち2位相レベルの計算機ホログラムを用いることに
より、図25に示すように、入射光の40%ずつの光量
を1次回折光および−1次回折光として、互いに相離れ
る方向へ分岐させることができる。
【0047】第3のCGH素子27は、前記した計算機
ホログラム(リニアグレーティング)の分岐作用を利用
したものであり、式(9)を図3〜図9に示した式(4
−0)〜式(4−65)に代入することにより、第3の
CGH素子27のための位相係数CN を求めることがで
きる。図26には、それらの演算結果が光路差係数C0
〜C2 として、示されている。
ホログラム(リニアグレーティング)の分岐作用を利用
したものであり、式(9)を図3〜図9に示した式(4
−0)〜式(4−65)に代入することにより、第3の
CGH素子27のための位相係数CN を求めることがで
きる。図26には、それらの演算結果が光路差係数C0
〜C2 として、示されている。
【0048】図26に示した演算結果を用いたCADプ
ログラムの実行により、第3のCGH素子27のための
1枚のマスクを生成し、このマスクを用いた第1のブロ
ック14Aのエッチングにより、第3のCGH素子27
を形成することができる。
ログラムの実行により、第3のCGH素子27のための
1枚のマスクを生成し、このマスクを用いた第1のブロ
ック14Aのエッチングにより、第3のCGH素子27
を形成することができる。
【0049】図27には、具体例2の光学装置110に
おける第1のCGH素子21および第2のCGH素子2
2の代表として、第2のCGH素子22の光学特性(図
27(a)と、その等価光学系(図27(b))とが示
されている。第2のCGH素子22の光学特性によれ
ば、図27(a)に示されているとおり、波長選択フィ
ルタ20で反射された第2の波長成分の光は、屈折率n
1 の第1のブロック14A中を第3のCGH素子27に
向けてこれに垂直に距離D1 を進む。第3のCGH素子
27に垂直に入射した前記反射光は、第3のCGH素子
27により、角度Θの偏向を受けた後、屈折率n3 の第
2のブロック14B中を第2のCGH素子22に向けて
距離D2 を進み、屈折率n2 の空気中で、距離D3 離れ
た第2の入力端24に集光する。
おける第1のCGH素子21および第2のCGH素子2
2の代表として、第2のCGH素子22の光学特性(図
27(a)と、その等価光学系(図27(b))とが示
されている。第2のCGH素子22の光学特性によれ
ば、図27(a)に示されているとおり、波長選択フィ
ルタ20で反射された第2の波長成分の光は、屈折率n
1 の第1のブロック14A中を第3のCGH素子27に
向けてこれに垂直に距離D1 を進む。第3のCGH素子
27に垂直に入射した前記反射光は、第3のCGH素子
27により、角度Θの偏向を受けた後、屈折率n3 の第
2のブロック14B中を第2のCGH素子22に向けて
距離D2 を進み、屈折率n2 の空気中で、距離D3 離れ
た第2の入力端24に集光する。
【0050】この第2のCGH素子22の光学特性につ
いて、第2のCGH素子22から第3のCGH素子27
へ向けて光路を見たとき、その光路は第3のCGH素子
27により偏向を受けているが、次式 L1 =(n1 /n3 )D1 +D2 …(11) L2 =D3 …(12) (ここで、L1 およびL2 は、それぞれ等価光学系にお
ける屈折率n3 および屈折率n2 での進行距離を現
す。)を満足する限り、図27(a)の光学系は、図2
7(b)に示されているような、屈折率n3 中を屈曲す
ることなく前記角度Θで進む光学系として、これと等価
的に取り扱うことができる。この図27(b)に示され
た光学特性は、具体例1について図1に第2のCGH素
子22のそれに他ならない。
いて、第2のCGH素子22から第3のCGH素子27
へ向けて光路を見たとき、その光路は第3のCGH素子
27により偏向を受けているが、次式 L1 =(n1 /n3 )D1 +D2 …(11) L2 =D3 …(12) (ここで、L1 およびL2 は、それぞれ等価光学系にお
ける屈折率n3 および屈折率n2 での進行距離を現
す。)を満足する限り、図27(a)の光学系は、図2
7(b)に示されているような、屈折率n3 中を屈曲す
ることなく前記角度Θで進む光学系として、これと等価
的に取り扱うことができる。この図27(b)に示され
た光学特性は、具体例1について図1に第2のCGH素
子22のそれに他ならない。
【0051】従って、式(11)および式(12)を考
慮することにより、具体例1におけると同様に、具体例
2における第1のCGH素子21および第2のCGH素
子22の光学特性を示す光路差関数ρ(x,y)は、屈
折率n1 を屈折率n3 で置換する点を除き、基本的に
は、式(5)で与えられることから、具体例1に沿って
説明したと同様に、具体例2の第1のCGH素子21お
よび第2のCGH素子22を得ることができる。
慮することにより、具体例1におけると同様に、具体例
2における第1のCGH素子21および第2のCGH素
子22の光学特性を示す光路差関数ρ(x,y)は、屈
折率n1 を屈折率n3 で置換する点を除き、基本的に
は、式(5)で与えられることから、具体例1に沿って
説明したと同様に、具体例2の第1のCGH素子21お
よび第2のCGH素子22を得ることができる。
【0052】具体例2に示した光学装置110では、波
長選択フィルタ20からの反射光を該フィルタによる自
然発散角δに依存することなく、第3のCGH素子27
により、積極的に2つの分岐光路に分割することができ
る。これにより、波長選択フィルタ20から第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22への比較的短い
光路で、両CGH素子21および22の配置に必要な間
隔を確保することができることから、コンパクト化の上
で、一層有利となる。
長選択フィルタ20からの反射光を該フィルタによる自
然発散角δに依存することなく、第3のCGH素子27
により、積極的に2つの分岐光路に分割することができ
る。これにより、波長選択フィルタ20から第1のCG
H素子21および第2のCGH素子22への比較的短い
光路で、両CGH素子21および22の配置に必要な間
隔を確保することができることから、コンパクト化の上
で、一層有利となる。
【0053】〈具体例3〉図23に示した具体例2にお
ける波長選択フィルタ20と、このフィルタ20からの
第2波長成分の反射光を受ける第3のCGH素子27と
の間に、コリメータを挿入することができる。
ける波長選択フィルタ20と、このフィルタ20からの
第2波長成分の反射光を受ける第3のCGH素子27と
の間に、コリメータを挿入することができる。
【0054】図28に示す光学装置120では、具体例
2におけると同様な機能部分に具体例2におけると同一
の参照符号が付されている。光学装置120では、図2
8に示されているように、ガラス基板14は光ファイバ
経路13が設けられかつクラッド12と同一屈折率n1
を有する第1のブロック14Aと、屈折率n3 を有する
第2のブロック14Bと、屈折率n4 を有する第3のブ
ロック14Cとに分割されており、これらの3つのブロ
ック14A、14Bおよび14Cの接合により、ガラス
基板14が形成されている。第2および第3のブロック
14Bおよび14Cの屈折率n3 およびn4 を第1のブ
ロック14Aの屈折率n1 に等しく設定することができ
る。
2におけると同様な機能部分に具体例2におけると同一
の参照符号が付されている。光学装置120では、図2
8に示されているように、ガラス基板14は光ファイバ
経路13が設けられかつクラッド12と同一屈折率n1
を有する第1のブロック14Aと、屈折率n3 を有する
第2のブロック14Bと、屈折率n4 を有する第3のブ
ロック14Cとに分割されており、これらの3つのブロ
ック14A、14Bおよび14Cの接合により、ガラス
基板14が形成されている。第2および第3のブロック
14Bおよび14Cの屈折率n3 およびn4 を第1のブ
ロック14Aの屈折率n1 に等しく設定することができ
る。
【0055】第1のブロック14Aの第2ブロック14
Bへの接合面には、波長選択フィルタ20からの第2の
波長成分の反射光を受ける第4のCGH素子28が形成
されている。また、第3のブロック14Cの第2のブロ
ック14Bへの接合面には、光路分割機能を有する第3
のCGH素子27が形成され、さらに第2のブロック1
4Bの接合面と反対側の面14aに、第1のCGH素子
21および第2のCGH素子22が形成されている。こ
れにより、第4のCGH素子28は、波長選択フィルタ
20と、第3のCGH素子27との間に、配置されてい
る。
Bへの接合面には、波長選択フィルタ20からの第2の
波長成分の反射光を受ける第4のCGH素子28が形成
されている。また、第3のブロック14Cの第2のブロ
ック14Bへの接合面には、光路分割機能を有する第3
のCGH素子27が形成され、さらに第2のブロック1
4Bの接合面と反対側の面14aに、第1のCGH素子
21および第2のCGH素子22が形成されている。こ
れにより、第4のCGH素子28は、波長選択フィルタ
20と、第3のCGH素子27との間に、配置されてい
る。
【0056】第4のCGH素子28は、波長選択フィル
タ20からの第2の波長成分である1.3μmの発散光
を第3のCGH素子27へ向けての平行光束に変換す
る。この第4のCGH素子28についての光学特性を図
29に沿って説明する。
タ20からの第2の波長成分である1.3μmの発散光
を第3のCGH素子27へ向けての平行光束に変換す
る。この第4のCGH素子28についての光学特性を図
29に沿って説明する。
【0057】第4のCGH素子28は、図29に示され
ているように、点光源からの発散球面波を平行光束に変
換するCGH素子であると考えられる。CGH素子すな
わち回折光学素子28は、座標(X,Y,Z)に位置す
る点光源からの発散球面を、原点を通るベクトル成分が
(α、β、γ)で表される平行光束に変換する。
ているように、点光源からの発散球面波を平行光束に変
換するCGH素子であると考えられる。CGH素子すな
わち回折光学素子28は、座標(X,Y,Z)に位置す
る点光源からの発散球面を、原点を通るベクトル成分が
(α、β、γ)で表される平行光束に変換する。
【0058】入射光側媒質である第1のブロック14A
の屈折率はn1 で示され、出射光側媒質である第3のブ
ロック14Cの屈折率はn4 で示されている。説明の簡
素化のために、回折光学素子28は、z軸上にあり、そ
の厚さ寸法は、無視できる程に充分に小さな値とする。
この仮定は、位相係数CN の算出の上で、一般性を損な
うものではない。
の屈折率はn1 で示され、出射光側媒質である第3のブ
ロック14Cの屈折率はn4 で示されている。説明の簡
素化のために、回折光学素子28は、z軸上にあり、そ
の厚さ寸法は、無視できる程に充分に小さな値とする。
この仮定は、位相係数CN の算出の上で、一般性を損な
うものではない。
【0059】回折光学素子28の光路差関数ρ(x,
y)は、次式で与えられる。 ρ(x,y)=n1・{(X-x)2+(Y-y)2+Z2) }1/2-n1L-n4・{(αx+βy )/(α 2 +β2+γ2)1/2 } …(13) ここで、Lは光源から原点までの距離であり、次式 L=(X2 +Y2 +Z2 )1/2 …(14) で示される。
y)は、次式で与えられる。 ρ(x,y)=n1・{(X-x)2+(Y-y)2+Z2) }1/2-n1L-n4・{(αx+βy )/(α 2 +β2+γ2)1/2 } …(13) ここで、Lは光源から原点までの距離であり、次式 L=(X2 +Y2 +Z2 )1/2 …(14) で示される。
【0060】式(13)の第1項および第2項は、点光
源からの球面波における回折光学素子28内での2次元
光路差を表す。また、式(13)の第3項は、偏向され
た平行光束(α、β、γ)の光路差を表す。
源からの球面波における回折光学素子28内での2次元
光路差を表す。また、式(13)の第3項は、偏向され
た平行光束(α、β、γ)の光路差を表す。
【0061】第4のCGH素子28のための位相係数C
N は、式(13)を図3〜図9に示した式(4−0)〜
式(4−65)に代入することにより、得られる。図3
0〜図35には、それらの演算結果が、各項C0 〜C65
ごとに、式(15−0)〜式(15−65)の形式で示
されている。
N は、式(13)を図3〜図9に示した式(4−0)〜
式(4−65)に代入することにより、得られる。図3
0〜図35には、それらの演算結果が、各項C0 〜C65
ごとに、式(15−0)〜式(15−65)の形式で示
されている。
【0062】これら式(15−0)〜式(15−65)
の光路差係数すなわち位相係数C0〜C65を用いたCA
Dプログラムの前記したと同様な実行により、第4のC
GH素子28のためのマスクデータを得ることができ、
そのマスクを用いて第4のCGH素子28が形成され
る。
の光路差係数すなわち位相係数C0〜C65を用いたCA
Dプログラムの前記したと同様な実行により、第4のC
GH素子28のためのマスクデータを得ることができ、
そのマスクを用いて第4のCGH素子28が形成され
る。
【0063】第4のCGH素子28は、前記したよう
に、波長選択フィルタ20からの第2の波長成分の発散
光を平行光束に変換することから、具体例3の光学装置
120では、第3のCGH素子27には平行光束が入射
し、この第3のCGH素子27の光路分割機能により、
第1のCGH素子21および第2のCGH素子22に
は、実質的に、それぞれ平行光束が入射することとな
る。
に、波長選択フィルタ20からの第2の波長成分の発散
光を平行光束に変換することから、具体例3の光学装置
120では、第3のCGH素子27には平行光束が入射
し、この第3のCGH素子27の光路分割機能により、
第1のCGH素子21および第2のCGH素子22に
は、実質的に、それぞれ平行光束が入射することとな
る。
【0064】従って、具体例3では、第1のCGH素子
21および22は、平行光束をそれぞれの入出力端23
および24に集光させる集光機能を有することから、こ
れらの第1のCGH素子21および22に関する光路差
関数ρ(x,y)は、基本的には、式(13)で表され
ることから、第4のCGH素子28と同様に形成するこ
とができる。
21および22は、平行光束をそれぞれの入出力端23
および24に集光させる集光機能を有することから、こ
れらの第1のCGH素子21および22に関する光路差
関数ρ(x,y)は、基本的には、式(13)で表され
ることから、第4のCGH素子28と同様に形成するこ
とができる。
【0065】具体例3の光学装置120では、前記した
ように、波長選択フィルタ20と第3のCGH素子27
との間に、コリメート機能を有する第4のCGH素子2
8を挿入することにより、第1のCGH素子21および
第2のCGH素子22をも、第4のCGH素子28と同
様なコリメート機能を有するCGH素子を用いることが
できることから、具体例1および2に比較して、第1の
CGH素子21および第2のCGH素子22の設計作業
の簡素化を図ることが可能となる。
ように、波長選択フィルタ20と第3のCGH素子27
との間に、コリメート機能を有する第4のCGH素子2
8を挿入することにより、第1のCGH素子21および
第2のCGH素子22をも、第4のCGH素子28と同
様なコリメート機能を有するCGH素子を用いることが
できることから、具体例1および2に比較して、第1の
CGH素子21および第2のCGH素子22の設計作業
の簡素化を図ることが可能となる。
【0066】前記したところでは、基板14をガラスで
形成する例について説明したが、基板14として、光学
的な損失が小さな材料であれば、シリコン基板あるいは
プラスチック基板のような種々の基板材料を用いること
ができる。
形成する例について説明したが、基板14として、光学
的な損失が小さな材料であれば、シリコン基板あるいは
プラスチック基板のような種々の基板材料を用いること
ができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、前記したように、波長
選択フィルタを除く光学素子が計算機ホログラムで構成
されており、これら計算機ホログラムには、コリメート
機能、集光機能、偏向機能、光路分割機能を選択的に付
与することができ、また適正なアライメントを比較的容
易に得ることができることから、製造コストの増大を招
くことなく、双方向通信が可能な光通信端末局用光学装
置のコンパクト化を図ることができる。また、本発明に
よれば、前記したように、従来に比較して安価に製造し
得る光通信端末局用光学装置を提供することができる。
選択フィルタを除く光学素子が計算機ホログラムで構成
されており、これら計算機ホログラムには、コリメート
機能、集光機能、偏向機能、光路分割機能を選択的に付
与することができ、また適正なアライメントを比較的容
易に得ることができることから、製造コストの増大を招
くことなく、双方向通信が可能な光通信端末局用光学装
置のコンパクト化を図ることができる。また、本発明に
よれば、前記したように、従来に比較して安価に製造し
得る光通信端末局用光学装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学装置の具体例1を概略的に示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】本発明に係るテイラー展開式の説明図である。
【図3】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その1)である。
説明図(その1)である。
【図4】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その2)である。
説明図(その2)である。
【図5】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その3)である。
説明図(その3)である。
【図6】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その4)である。
説明図(その4)である。
【図7】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その5)である。
説明図(その5)である。
【図8】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その6)である。
説明図(その6)である。
【図9】本発明に係るテイラー展開による光路差係数の
説明図(その7)である。
説明図(その7)である。
【図10】第1および第2のCGH素子の光学特性を示
す説明図である。
す説明図である。
【図11】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その1)である。
説明図(その1)である。
【図12】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その2)である。
説明図(その2)である。
【図13】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その3)である。
説明図(その3)である。
【図14】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その4)である。
説明図(その4)である。
【図15】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その5)である。
説明図(その5)である。
【図16】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その6)である。
説明図(その6)である。
【図17】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その7)である。
説明図(その7)である。
【図18】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その8)である。
説明図(その8)である。
【図19】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その9)である。
説明図(その9)である。
【図20】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その10)である。
説明図(その10)である。
【図21】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その11)である。
説明図(その11)である。
【図22】第1および第2のCGH素子の光路差係数の
説明図(その12)である。
説明図(その12)である。
【図23】本発明に係る光学装置の具体例2を概略的に
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図24】第3のCGH素子の光学特性を示す説明図で
ある。
ある。
【図25】CGH素子の回折次数の説明図である。
【図26】第3のCGH素子の光路差係数の説明図であ
る。
る。
【図27】第2のCGH素子の等価光学系の説明図であ
る。
る。
【図28】本発明に係る光学装置の具体例3を概略的に
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図29】第3のCGH素子の光学特性を示す説明図で
ある。
ある。
【図30】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の1)である。
の1)である。
【図31】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の2)である。
の2)である。
【図32】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の3)である。
の3)である。
【図33】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の4)である。
の4)である。
【図34】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の5)である。
の5)である。
【図35】第4のCGH素子の光路差係数の説明図(そ
の6)である。
の6)である。
10、110、120 光学装置 13 光ファイバ経路 14 基板 15 第1の入力端 16 第1の出力端 20 波長選択フィルタ 21 第1のCGH素子 22 第2のCGH素子 23 第2の出力端 24 第2の入力端 27 第3のCGH素子 28 第4のCGH素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03H 1/08
Claims (7)
- 【請求項1】 互いに異なる波長の光が信号媒体として
重ね合わされた多重光を受ける第1の入力端からの光を
第1の出力端に案内する光ファイバ経路に挿入され前記
多重光のうちの第1の波長成分の光の前記第1の出力端
への透過を許しかつ前記多重光のうちの第2の波長成分
の光を反射させて発散光を得る波長選択フィルタと、前
記第2の波長成分の発散光に関し、前記第1の入力端へ
向けての双方向通信を可能とする第2の一対の入力端お
よび出力端とが設けられる光通信端末局用光学装置であ
って、前記第2の波長成分の発散光の一部を前記第2の
出力端に集光させる第1の計算機ホログラムと、前記第
2の入力端からの第2の波長成分の光を前記波長選択フ
ィルタを経て前記第1の入力端へ向けるべく、前記波長
選択フィルタに向けて案内する第2の計算機ホログラム
とを含む、光通信端末局用光学装置。 - 【請求項2】 前記光ファイバ経路は、ガラス基板に埋
設された光ファイバで構成され、前記ガラス基板におけ
る前記第2の波長成分の発散光の照射を受ける面に前記
第1および第2の計算機ホログラムが形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の光通信端末局用光学装
置。 - 【請求項3】 前記第1および第2の計算機ホログラム
は、前記波長選択フィルタからの第2の波長成分の光を
前記第2の各入出力端にそれぞれ向ける集光機能および
偏向機能を有する請求項1記載の光通信端末局用光学装
置。 - 【請求項4】 さらに、前記波長選択フィルと前記第1
または第2計算機ホログラムとの間に配置され、前記波
長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光を前記第
1の計算機ホログラムおよび第2の計算機ホログラムの
それぞれに向けて分岐させる第3の計算機ホログラムを
含むことを特徴とする請求項1記載の光通信端末局用光
学装置。 - 【請求項5】 前記第3の計算機ホログラムは、前記第
2の波長成分の光を1次回折光および−1次回折光に分
岐させる請求項4記載の光通信端末局用光学装置。 - 【請求項6】 さらに、前記波長選択フィルタと前記第
3の計算機ホログラムとの間に配置され、前記波長選択
フィルタからの第2の波長成分の発散光を前記第3の計
算機ホログラムへ向けての平行光束に変換する第4の計
算機ホログラムを含むことを特徴とする請求項4記載の
光通信端末局用光学装置。 - 【請求項7】 前記第4の計算機ホログラムは、前記波
長選択フィルタからの第2の波長成分の発散光を前記第
3の計算機ホログラムに向けるコリメート機能を有する
請求項6記載の光通信端末局用光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190415A JPH1123894A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光通信端末局用光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190415A JPH1123894A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光通信端末局用光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1123894A true JPH1123894A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16257766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9190415A Pending JPH1123894A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 光通信端末局用光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1123894A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007080932A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Omron Corporation | 光ケーブルモジュール及びそれを用いた機器 |
| JP2010032659A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 波長選択フィルタ、フィルタ装置、光源装置、光学装置及び屈折率センサ |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9190415A patent/JPH1123894A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007080932A1 (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-19 | Omron Corporation | 光ケーブルモジュール及びそれを用いた機器 |
| US8078022B2 (en) | 2006-01-11 | 2011-12-13 | Omron Corporation | Optical cable module and apparatus using the same |
| JP4905359B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2012-03-28 | オムロン株式会社 | 光ケーブルモジュール及びそれを用いた機器 |
| JP2010032659A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-02-12 | Ricoh Co Ltd | 波長選択フィルタ、フィルタ装置、光源装置、光学装置及び屈折率センサ |
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