JPH11239193A - クロック同期式通信装置 - Google Patents

クロック同期式通信装置

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JPH11239193A
JPH11239193A JP10041713A JP4171398A JPH11239193A JP H11239193 A JPH11239193 A JP H11239193A JP 10041713 A JP10041713 A JP 10041713A JP 4171398 A JP4171398 A JP 4171398A JP H11239193 A JPH11239193 A JP H11239193A
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Takayuki Matsumoto
隆幸 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック同期式通信装置において複数種類の
長さのデータを送信する際に処理時間を短縮するととも
に処理の煩雑化を避けることができるクロック同期式通
信装置を提供することである。 【解決手段】 複数のデータ長のデータ転送を行うクロ
ック同期式通信装置において、割り込み終了判定信号
(INTCSI)に基づいて、転送するデータのデータ
長の切り替えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクロック同期式通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般的に用いられているクロック同
期式(3線式)シリアル通信について以下に説明する。
【0003】たとえば、8ビットの送受信バッファを備
えた第1のクロック同期式通信装置と第2のクロック同
期式通信装置とで送受信を行う場合は、以下のような操
作で通信を行う。
【0004】まず、通信クロックの選択を行う。このと
き、第1のクロック同期式通信装置で内部クロックを選
択した場合は、第2のクロック同期式通信装置では外部
クロックを指定する必要がある。また、第1のクロック
同期式通信装置で外部クロックを指定した場合は、第2
のクロック同期式通信装置では、内部クロックを指定す
る必要がある(以下の説明は、第1のクロック同期式通
信装置(図1のクロック同期式通信装置1)が内部クロ
ック、第2のクロック同期式通信装置(図1のクロック
同期式通信装置2)が外部クロックで動作する場合であ
る。)。
【0005】次に、シリアル転送ビット設定レジスタに
8ビット転送の設定を行う。たとえば、2 ビット転送を
行う場合は、シリアル転送ビット設定レジスタに2ビッ
ト転送の設定を行う。
【0006】最後に、専用レジスタにシリアル転送許可
の設定を行うことにより、シリアル通信の準備は完了す
る。
【0007】なお、この専用レジスタは、本発明の動作
とは、直接関係しないため、詳細な説明は省く。
【0008】通信の動作の開始について図面を参照して
説明する。
【0009】図1は一般的なクロック同期式通信装置ど
うしの接続を示す図である。
【0010】ここでは、図1に示すように、クロック同
期式通信装置1とクロック同期式通信装置2とが通信す
る場合について説明する。
【0011】図2は一般的なクロック同期式通信装置の
概略ブロック図である。
【0012】クロック同期式通信装置1または2は、図
2に示すように、内部バス3と、方向制御回路4と、シ
リアルI/Oシフト・レジスタ5と、シリアル・クロッ
ク・カウンタ6と、割り込み発生回路7と、シリアル・
クロック制御回路8と、セレクタ9と、シリアル転送ビ
ット設定レジスタ10と、入出力バッファ11〜14と
で構成されている。
【0013】また、図10は、図2に示したシリアル・
クロック制御回路8の内部ブロック図である。
【0014】この従来例において、シリアル・クロック
制御回路8は、クロック出力制御回路15と、比較器1
6と、カウンタ17と、転送ビット幅設定部18とから
構成される。
【0015】さらに、図3(a)は、図2に示した割り
込み発生回路7の内部ブロック図である。
【0016】この従来例において、割り込み発生回路7
は、カウント値設定回路19と、比較器20とから構成
される。なお、図3(a)では比較器20の出力のIN
TCSIがカウント値設定回路19に入力されている
が、この従来例においては、INTCSIはカウント値
設定回路19に入力されない。
【0017】さらに、図9は、図3(a)に示したカウ
ント値設定回路19の内部ブロック図である。
【0018】この従来例において、カウント値設定回路
19は、転送ビット幅設定部21から構成される。
【0019】通信の動作の開始について説明すると、ま
ず、クロック同期式通信装置2のシリアルI/Oシフト
・レジスタ5に“AA”(任意)のデータを書き込む。
このとき、クロック同期式通信装置2は送受信可能な状
態となり、外部からのクロック入力待ちとなる。
【0020】次に、クロック同期式通信装置1のシリア
ルI/Oシフト・レジスタ5に“55”(任意)のデー
タを書き込むことにより、起動信号が発生し、シリアル
・クロック制御回路8は、この起動信号を受けて、外部
出力通信クロックおよび内部出力通信クロックの出力を
開始する。
【0021】外部出力通信クロックはSCKとして出力
され、また、同時に、内部出力通信クロックは、シリア
ル・クロック・カウンタ6およびシリアルI/Oシフト
・レジスタ5に出力される。シリアル・クロック制御回
路8内での外部出力通信クロックおよび内部出力通信ク
ロックの出力の停止は、図10に示す比較器16からの
信号で行う。
【0022】比較器16には、転送ビット設定信号の入
力により転送ビット幅設定部18で設定された値と、ク
ロック出力制御回路15より出力する通信クロックの立
ち上がりによりカウンタ17でカウントした値とが入力
されており、比較器16では、常にその入力されている
双方の値の比較を行っている。
【0023】この比較の結果が一致した場合は、転送終
了と判定して、クロック出力制御回路15へ一致信号を
出力し、クロック出力制御回路15は、通信クロックの
出力を停止する。
【0024】図2に示す割り込み発生回路7においても
同様に、カウント値設定回路19(図3(a)に示す)
内の転送ビット幅設定部21(図9に示す)では、転送
ビット設定信号を受け、転送カウント値として比較器2
0(図3(a)に示す)に転送カウント数を出力する。
【0025】比較器20においては、シリアル・クロッ
ク・カウンタ6(図1に示す)で生成されるカウント値
と、上記の転送カウント数との比較を常に行っており、
一致した場合は、INTCSIを発生し、転送の終了を
外部に知らせる。
【0026】以上の操作により、図11に示すタイミン
グチャートのように通信が行われる。
【0027】また、この従来例における通信は図12に
示すフローチャートにしたがって行われる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】ここで、問題となるの
は、図15に示すように、2ビットのデータ(データ
A、データC)の送信と8ビットのデータ(データB、
データD)の送信とを交互に行う場合である。このと
き、図15のように、データAを送信した後データBを
送信する前、データBを送信した後データCを送信する
前、および、データCを送信した後データDを送信する
前には、シリアル転送ビット設定レジスタ10を毎回設
定し直す必要があり、多大なデータを転送するシステム
においては、このシリアル転送ビット設定レジスタ10
をアクセスする時間および割り込み処理の煩雑化が大き
な負荷となっていた。
【0029】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、クロック同期式通信装置において複数種類の長さ
のデータを送信する際に処理時間を短縮するとともに処
理の煩雑化を避けることができるクロック同期式通信装
置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、複数のデータ長のデータ転送を行うクロ
ック同期式通信装置において、割り込み終了判定信号
(INTCSI)に基づいて、転送するデータのデータ
長の切り替えを行うことを特徴とする。
【0031】また、請求項1に記載のクロック同期式通
信装置において、前記割り込み終了判定信号(INTC
SI)に基づいて、割り込み信号の判別を行うことを特
徴とする。
【0032】また、請求項2に記載のクロック同期式通
信装置において、前記割り込み信号の判別が、INTC
SIDとINTCSIMの判別であることを特徴とす
る。
【0033】また、請求項1に記載のクロック同期式通
信装置において、前記割り込み終了判定信号(INTC
SI)が入力されることによって出力を反転させるフリ
ップフロップ回路を設け、該フリップフロップ回路の出
力に基づいて、前記転送するデータのデータ長の切り替
えを行うことを特徴とする。
【0034】また、請求項1ないし4のいずれか1項に
記載のクロック同期式通信装置において、前記転送する
データのデータ長の種類が2種類であることを特徴とす
る。
【0035】また、請求項5に記載のクロック同期式通
信装置において、前記2種類のデータ長が2ビットと8
ビットであることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0037】本発明は、クロック同期式通信装置におい
て、上述した、シリアル・クロック制御回路および割り
込み発生回路に、転送ビットの変更がリアルタイムに行
える回路を付加したことを特徴としている。
【0038】図1は、前述したように、一般的なクロッ
ク同期式通信装置どうしの接続を示す図である。本発明
の実施の形態においても、この図1に示す接続がなされ
る。
【0039】ここでも、図1に示すように、クロック同
期式通信装置1とクロック同期式通信装置2とが通信す
る場合について説明する。
【0040】以下に、本発明の第1の実施の形態につい
て説明する。
【0041】本発明の第1の実施の形態においては、ク
ロック同期式通信装置の概略ブロック図は、上述した図
2と同様であるので、ここでは図2を参照して説明す
る。
【0042】クロック同期式通信装置1または2は、図
2に示すように、内部バス3と、方向制御回路4と、シ
リアルI/Oシフト・レジスタ5と、シリアル・クロッ
ク・カウンタ6と、割り込み発生回路7と、シリアル・
クロック制御回路8と、セレクタ9と、シリアル転送ビ
ット設定レジスタ10と、入出力バッファ11〜14と
で構成されている。
【0043】図3は、図2に示した割り込み発生回路7
の内部を示す図であり、(a)は図2に示した割り込み
発生回路7の内部ブロック図であり、(b)は(a)に
示したカウント値設定回路19の内部ブロック図であ
り、(c)は(b)に示した設定信号変更回路22の内
部ブロック図である。
【0044】この実施の形態において、割り込み発生回
路7は、カウント値設定回路19と、比較器20とから
構成され、比較器20の出力のINTCSIがカウント
値設定回路19に入力される。
【0045】また、カウント値設定回路19は、設定信
号変更回路22と、転送ビット幅設定部23とから構成
され、設定信号変更回路22は、フリップフロップ回路
24と、複数の論理ゲートとで構成される。
【0046】図4は、図2に示したシリアル・クロック
制御回路8の内部ブロック図である。
【0047】この実施の形態において、シリアル・クロ
ック制御回路8は、クロック出力制御回路25と、比較
器26と、カウンタ27と、転送ビット幅設定部28
と、設定信号変更回路29とから構成される。
【0048】図2において、シリアル転送ビット設定レ
ジスタ10の情報を、割り込み発生回路7およびシリア
ル・クロック制御回路8に入力し、割り込み発生回路7
およびシリアル・クロック制御回路8においては、その
入力された転送ビット設定信号に基づき、図3(b)、
図3(c)に示すように転送終了を示すINTCSI信
号を使用して、転送ビット数の制御を行う。
【0049】従来のクロック同期式通信装置において
は、シリアル転送ビット設定レジスタ10においてビッ
ト幅変更を行っていたが、本発明においては、図3
(c)に示すように、数少ない論理ゲートにおいて、リ
アルタイムに転送ビット数の変更が行える。
【0050】また、図2のシリアル・クロック制御回路
8においても、図4のような構成で制御を行うことによ
り転送ビット数の制御を行う。
【0051】本発明の第1の実施の形態におけるクロッ
ク同期式通信装置1または2は、図2に示すように、内
部バス3と、方向制御回路4と、シリアルI/Oシフト
・レジスタ5と、シリアル・クロック・カウンタ6と、
割り込み発生回路7と、シリアル・クロック制御回路8
と、セレクタ9と、シリアル転送ビット設定レジスタ1
0と、入出力バッファ11〜14とで構成されている。
【0052】ここで、本実施の形態の特徴である割り込
み発生回路7は、図3(a)に示すように、カウント値
設定回路19および比較器20で構成されており、その
カウント値設定回路19の内部は、図3(b)に示すよ
うに、設定信号変更回路22および転送ビット幅設定部
23で構成され、さらに、設定信号変更回路22の内部
回路は、図3(c)のように構成されている。
【0053】また、本実施の形態のもうひとつの特徴で
あるシリアル・クロック制御回路8は、図4(a)に示
すように、クロック出力制御回路25と、比較器26
と、カウンタ27と、転送ビット幅設定部28と、設定
信号変更回路29とで構成されており、その設定信号変
更回路29は、図3(c)と同様に構成されている。
【0054】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて説明する。
【0055】第1の実施の形態では、図1において、本
発明によるクロック同期式通信装置1と本発明によるク
ロック同期式通信装置2との間でデータ転送を行う場合
について説明する。
【0056】まず、通信を行う前に双方のクロック同期
式通信装置1および2のシリアル転送ビット設定レジス
タ10に、2ビット、8ビットの交互に転送を行う転送
モードを示す情報を書き込む(従来技術と同様にシリア
ル転送ビット設定レジスタへの書き込みにより行
う。)。
【0057】次に、従来技術と同様に、専用レジスタに
おいて、通信に使用するクロックを選択し、シリアル転
送許可の状態にする。
【0058】以上の操作により、シリアル通信を行わせ
るための準備は完了する。
【0059】このとき、クロック同期式通信装置1で内
部クロックを指定した場合は、クロック同期式通信装置
2は外部クロックを指定する必要がある。また、クロッ
ク同期式通信装置1で外部クロックを指定した場合は、
クロック同期式通信装置2は内部クロックを指定する必
要がある(本実施の形態は、クロック同期式通信装置
1、クロック同期式通信装置2において同じ動作をする
ので、以下クロック同期式通信装置1で表現を統一す
る。)。
【0060】次に、送信の動作の開始について、図2を
用いて説明する。
【0061】クロック同期式通信装置1は、シリアルI
/Oシフト・レジスタ5にデータを書き込むとシリアル
・クロック制御回路8に起動信号が入力され、シリアル
・クロック制御回路8はセレクタ9において選択されて
いるクロックを通信クロックとして、内部出力通信クロ
ック、外部出力通信クロックの出力を開始する(クロッ
ク同期式通信装置1が外部クロックを使用する場合は、
外部出力通信クロックは出力しない。)。
【0062】シリアル・クロック・カウンタ6において
は、シリアル・クロック制御回路8から入力したクロッ
クの立ち上がりに同期して、転送ビット数を表わすカウ
ンタがカウントアップを行う。このシリアル・クロック
・カウンタ6でカウントしたカウント値は、割り込み発
生回路7内の比較器20に出力される。
【0063】比較器20に入力される、もう一方のデー
タは、図3(b)に示す設定信号変更回路22を介し、
図9に示した従来例の転送ビット幅設定部21と同じ回
路である転送ビット幅設定部23から生成される。
【0064】ここで、本実施の形態の特徴である設定信
号変更回路22の内部回路について説明する。
【0065】設定信号変更回路22は、入力されている
転送ビット設定信号の情報に応じて、転送ビット幅設定
部23に現在の転送ビットの情報を出力する。たとえ
ば、8ビットの転送を行う場合には8ビット転送を示す
信号を転送ビット幅設定部23に出力し、この8ビット
転送を示す信号を入力した転送ビット幅設定部23で
は、“8”を比較器20に出力する。
【0066】比較器20においては、シリアル・クロッ
ク・カウンタ6から出力されるカウント値と、転送ビッ
ト幅設定部23から出力される値とを常に比較してお
り、この双方の値が一致した際、INTCSIがアクテ
ィブレベルになり、転送終了を示す割り込み信号を発生
する。
【0067】このINTCSIは、転送終了を示す信号
として、図示しない割り込みコントローラに出力される
と同時に、本実施の形態の設定信号変更回路22にも出
力され、転送ビット数を変更する制御を行う。
【0068】この転送ビット数を変更する回路の一例を
図3(c)に示す。
【0069】設定信号変更回路22内は、フリップフロ
ップ回路24と一般的な論理ゲートとで構成されてお
り、上記したような2ビット、8ビットの交互の転送モ
ードの場合は、図3(c)のように、割り込み信号(転
送終了信号)INTCSIの立ち上がりエッジにおいて
フリップフロップ回路24の出力を反転することによ
り、論理ゲートを介して、2ビット転送信号および8ビ
ット転送信号の出力を制御し、その信号を入力した転送
ビット幅設定部23は出力するカウント数を“2”、
“8”と切り替える。以上の動作により、2ビット、8
ビット交互の転送が可能となる。
【0070】一方、クロックの発生源であるシリアル・
クロック制御回路8でも、割り込み発生回路7と同様
に、設定信号変更回路29により、出力するクロックの
制御を行う。
【0071】以上の制御のように、割り込み発生回路
7、シリアル・クロック制御回路8の設定信号変更回路
22、29において、転送ビット幅設定部23、28に
出力する転送ビット情報を切り替えることにより、転送
ビット切り替えに対応したシリアル通信が可能となる。
【0072】このときの通信におけるタイミングチャー
トを図7に示す。
【0073】また、この第1の実施の形態における通信
は図13に示すフローチャートにしたがって行われる。
【0074】以上説明したように、2ビット、8ビット
の交互の転送モードの場合は、図7のように、モードデ
ータ転送時は、2ビット転送後、割り込み信号(INT
CSI)が発生することにより2ビットのデータ転送終
了を表わし、次の8ビットのデータ転送においては、8
ビットデータ転送終了後に割り込み信号(INTCS
I)が発生することにより8ビットデータ転送が終了す
る。
【0075】以上のように、2ビットと8ビットの交互
の転送の場合には、上記の回路において、リアルタイム
にデータ転送ビット幅の変更が行えることにより、シリ
アル転送ビット設定レジスタ10へのアクセスが無くな
り、効率良い通信を行うことができる。
【0076】なお、本発明は、2ビット、8ビットの交
互のデータ転送について説明したが、たとえば、3ビッ
ト、8ビットの交互のデータ転送、4ビット、7ビット
の交互のデータ転送においても、2パターンの交互の転
送であれば、第1の実施の形態として説明してきたもの
と同じ回路で実現可能である。
【0077】また、3パターン、4パターンの転送ビッ
ト切り替えにおいても、本実施の形態の特徴である、設
定信号変更回路内のFF(フリップフロップ回路)を1
個と論理ゲート2個とを追加することにより、第1の実
施の形態で示した動作と同じように実現できる。
【0078】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0079】第2の実施の形態におけるクロック同期式
通信装置31は、図5に示すように構成されており、図
2と異なる点は、割り込み発生回路37より発生する信
号がINTCSIMおよびINTCSIDの2本になっ
ていることである。
【0080】クロック同期式通信装置31は、図5に示
すように、内部バス33と、方向制御回路34と、シリ
アルI/Oシフト・レジスタ35と、シリアル・クロッ
ク・カウンタ36と、割り込み発生回路37と、シリア
ル・クロック制御回路38と、セレクタ39と、シリア
ル転送ビット設定レジスタ40と、入出力バッファ41
〜44とで構成されている。
【0081】図6は、図5に示した割り込み発生回路3
7の内部を示す図であり、(a)は図5に示した割り込
み発生回路37の内部ブロック図であり、(b)は
(a)に示したカウント値設定回路49の内部ブロック
図であり、(c)は(b)に示した設定信号変更回路5
2の内部ブロック図である。
【0082】この実施の形態において、図6(a)に示
すように、割り込み発生回路37は、カウント値設定回
路49と、比較器50と、複数の論理ゲートとから構成
され、比較器50の出力のINTCSIがカウント値設
定回路49に入力される。また、カウント値設定回路4
9からの転送モード信号と、比較器50からのINTC
SIとに基づいて、図6(a)に示すように、INTC
SIMおよびINTCSIDが生成され出力される。
【0083】また、図6(b)に示すように、カウント
値設定回路49は、設定信号変更回路52と、転送ビッ
ト幅設定部53とから構成される。また、図6(c)に
示すように、設定信号変更回路52は、フリップフロッ
プ回路54と、複数の論理ゲートとで構成される。
【0084】この第2の実施の形態は、2ビット、8ビ
ットの転送ビット幅により、割り込み信号を分ける例で
ある。割り込み信号判別手段として、図6(c)に示す
ように、割り込み発生回路37内の設定信号変更回路5
2内のフリップフロップ回路54の出力を転送モード信
号として使用し、この転送モード信号と比較器50の出
力との論理積を行うことにより、モードデータ送信完了
割り込み信号(INTCSIM)発生、通常データ送信
完了割り込み信号(INTCSID)発生が実現でき
る。その他の回路の動作は、第1の実施の形態と同様で
あるので、詳しい説明は省略する。
【0085】割り込み信号をモードデータ転送と通常デ
ータ転送とで別々に分けた場合のタイミングチャートは
図8に示す通りである。この割り込みを分けることによ
り、ソフトウェアの負荷が大幅に軽減する。
【0086】また、この第1の実施の形態における通信
は図14(a)および図14(b)に示すフローチャー
トにしたがって行われる。
【0087】
【発明の効果】本発明の効果を、図12、図13、図1
4(a)および図14(b)を用いて説明する。
【0088】2ビット、8ビットの交互のデータ転送を
行う場合に従来のクロック同期式通信装置を用いたシス
テムにおいては、図12に示すように、割り込み内の処
理において、毎回転送ビット幅の変更を行わなくてなら
ないため、従来のクロック同期式通信装置におけるソフ
トウェア処理においては、1回の転送であれば、大した
負荷ではないが、多大なデータを転送する際には、この
シリアル転送ビット設定レジスタ10の変更を毎回行う
必要があった。
【0089】たとえば、シリアル転送ビット設定レジス
タ10の変更に要する時間は、動作周波数が20MHz
において2クロックかかる場合を考えると、書き換えを
終了するまで100nsである。
【0090】1回のデータ転送における、このレジスタ
の設定変更時間は、微少なものであるが、100データ
を転送する場合は10μs、1万データを転送する場合
は1ms、100万データを転送する場合は100ms
もの時間が無駄になっている。
【0091】この処理時間は、図13に示す本発明の第
1の実施の形態に示すようにすることにより、転送ビッ
ト数の変更をリアルタイムに行えることになり、レジス
タの設定変更時間を“0”に抑えることができる。
【0092】また、本発明の第2の実施の形態のよう
に、たとえば2ビット、8ビットの交互のデータ転送に
おいて、2ビットがモードを示すデータ、8ビットが通
常に転送するデータの場合などは、2ビット転送終了時
と8ビット転送終了時において、別の割り込みを発生す
ることができるようにすることにより、ソフトウェア処
理を軽減できるとともに、ソフトウェアの処理の簡素化
が行える。このときのソフトウェア処理は、図14
(a)および図14(b)に示す、本発明の第2の実施
の形態によるソフトウェア処理に示している。
【0093】このときの効果は、前記したレジスタの設
定変更時間を省けるとともに、モード通信モードおよび
データ通信モードの情報を従来一般的にはRAMに格納
しており、その情報を毎回更新することでモードデータ
および通常データの判別を行っていたが、第2の実施の
形態によればその動作を省略できるため、動作周波数が
20MHzにおいてレジスタの変更およびRAMなどの
変更などに2クロック要するとすると、100データを
転送する場合は20μs、1万データを転送する場合は
2ms、100万データを転送する場合は200msも
の時間を削減することができるできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なクロック同期式通信装置の接続図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態および従来技術のク
ロック同期式通信装置の構成図である。
【図3】(a)は本発明および従来技術による図2に示
した割り込み発生回路の内部構成図であり、(b)は本
発明による(a)に示したカウント値設定回路の内部構
成図であり、(c)は本発明による(b)に示した設定
信号変更回路の内部構成図である。
【図4】本発明による図2に示したシリアル・クロック
制御回路の内部構成図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のクロック同期式通
信装置の構成図である。
【図6】(a)は本発明による図5に示した割り込み発
生回路の内部構成図であり、(b)は本発明による
(a)に示したカウント値設定回路の内部構成図であ
り、(c)は本発明による(b)に示した設定信号変更
回路の内部構成図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のクロック同期式通
信装置におけるタイミングチャートを示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のクロック同期式通
信装置におけるタイミングチャートを示す図である。
【図9】従来例による図3(a)に示したカウント値設
定回路の内部構成図である。
【図10】従来例による図2に示したシリアル・クロッ
ク制御回路の内部構成図である。
【図11】従来例のクロック同期式通信装置におけるタ
イミングチャートを示す図である。
【図12】従来例におけるクロック同期式通信装置のソ
フトウェア処理のフローチャートを示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態におけるクロック
同期式通信装置のソフトウェア処理のフローチャートを
示す図である。
【図14】(a)、(b)は、本発明の第2の実施の形
態におけるクロック同期式通信装置のソフトウェア処理
のフローチャートを示す図である。
【図15】クロック同期式通信装置における転送モード
例を示す図である。
【符号の説明】
1、2、31 クロック同期式通信装置 3、33 内部バス 4、34 方向制御回路 5、35 シリアルI/Oシフト・レジスタ 6、36 シリアル・クロック・カウンタ 7、37 割り込み発生回路 8、38 シリアル・クロック制御回路 9、39 セレクタ 10、40 シリアル転送ビット設定レジスタ 11〜14、41〜44 入出力バッファ 15 クロック出力制御回路 16、20、26、50 比較器 17、27 カウンタ 18、21、23、28、53 転送ビット幅設定部 19、49 カウント値設定回路 22、29、52 設定信号変更回路 24、54 フリップフロップ回路 25 クロック出力制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、転送すべきデータ長として予め設定され
複数のデータ長のデータ転送を行うクロック同期式通
信装置において、前記複数のデータ長のそれぞれの転送
終了を示す割り込み信号に基づいて、前記複数のデータ
長を切り替えてデータ転送することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】また、請求項1に記載のクロック同期式通
信装置において、前記複数のデータ長のそれぞれに対応
して、前記割り込み信号の判別を行うことを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、請求項1に記載のクロック同期式通
信装置において、前記割り込み信号の判別が、モードデ
ータ送信完了割り込み信号と通常データ送信完了割り込
み信号との判別であることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、請求項1に記載のクロック同期式通
信装置において、前記割り込み信号が入力されることに
よって出力を反転させるフリップフロップ回路を設け、
該フリップフロップ回路の出力に基づいて、前記転送
べきデータのデータ長の切り替えを行うことを特徴とす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、請求項1ないし4のいずれか1項に
記載のクロック同期式通信装置において、前記転送すべ
データのデータ長の種類が2種類であることを特徴と
する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ長のデータ転送を行うクロ
    ック同期式通信装置において、割り込み終了判定信号
    (INTCSI)に基づいて、転送するデータのデータ
    長の切り替えを行うことを特徴とするクロック同期式通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記割り込み終了判定信号(INTCS
    I)に基づいて、割り込み信号の判別を行うことを特徴
    とする請求項1に記載のクロック同期式通信装置。
  3. 【請求項3】 前記割り込み信号の判別が、INTCS
    IDとINTCSIMの判別であることを特徴とする請
    求項2に記載のクロック同期式通信装置。
  4. 【請求項4】 前記割り込み終了判定信号(INTCS
    I)が入力されることによって出力を反転させるフリッ
    プフロップ回路を設け、該フリップフロップ回路の出力
    に基づいて、前記転送するデータのデータ長の切り替え
    を行うことを特徴とする請求項1に記載のクロック同期
    式通信装置。
  5. 【請求項5】 前記転送するデータのデータ長の種類が
    2種類であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1項に記載のクロック同期式通信装置。
  6. 【請求項6】 前記2種類のデータ長が2ビットと8ビ
    ットであることを特徴とする請求項5に記載のクロック
    同期式通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8422613B2 (en) 2008-09-30 2013-04-16 Denso Corporation Clock-synchronous communication apparatus and communication system

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