JPH11239780A - 生ゴミの分解処理装置 - Google Patents

生ゴミの分解処理装置

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JPH11239780A
JPH11239780A JP6063098A JP6063098A JPH11239780A JP H11239780 A JPH11239780 A JP H11239780A JP 6063098 A JP6063098 A JP 6063098A JP 6063098 A JP6063098 A JP 6063098A JP H11239780 A JPH11239780 A JP H11239780A
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JP
Japan
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compartment
processing tank
garbage
water
housing
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JP6063098A
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Inventor
Keiichiro Kitajima
北島慶市郎
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KITAJIMA SANGYO DENKI KK
Original Assignee
KITAJIMA SANGYO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生ゴミ処理槽内で発生する水蒸
気を、凝縮排水器で、排気ポンプにより負圧状態に保た
れていても、凝縮された水をスムースに排水可能とす
る。 【解決手段】 生ゴミの処理槽に連通する凝縮
排水器4のハウジングの底部には、区画室48が形成さ
れ、区画室48は、その側壁下部に通孔49が形成され
ているとともに、区画室48の内部には、上記区画室4
8より低い高さの排水筒51が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、レストラ
ン、給食センター等から発生する残飯、野菜屑、肉魚屑
等の生ゴミを分解して処理する生ゴミ分解処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、生ゴミを処理槽内で加温、撹拌し
て微生物により発酵させて、水と炭酸ガスに分解して処
理する生ゴミ分解処理装置が知られていた。図1は、こ
のような生ゴミ分解処理装置の全体の概念図である。図
1において、処理槽2内で発生した水蒸気は、処理槽2
から排気され、熱交換器3において、吸気ポンプ5によ
り外部から取り入れられた空気を加熱し、水蒸気自体は
冷却され、冷却後に凝縮排水器4で凝縮されて排水さ
れ、排気ポンプ6を介して消臭装置7により消臭されて
外部へ排気される。
【0003】図7は、従来の凝縮排水器の構成を示す図
である。この凝縮排水器56は、箱状のハウジング57
に水蒸気の流入孔58と流出孔59が形成され、ハウジ
ング57の底部には排水孔60が形成されて構成され
る。流入孔58からハウジング57内に流入した水蒸気
は、ハウジング57内で凝縮され水となり、水分の少な
くなった水蒸気は流出孔59から排気ポンプ6により吸
引され流出する。
【0004】このハウジング56内には、排気ポンプ6
により吸引力、即ち負圧がかかっており、この負圧によ
り、凝縮された水61が排水孔60より排水しにくくな
る。そして、凝縮された水が排水されずにハウジング5
7内に溜まり流入孔58又は流出孔59を塞ぐと、排気
ポンプ6を駆動する電動機に過負荷がかかるだけでな
く、処理槽2内の排気機能にも支障が生じ、処理槽2の
蓋との隙間等から消臭処理のされていない水蒸気がもれ
出て、周辺に悪臭がたちこめるという、生ゴミ処理装置
特有の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決することを目的とするものであり、生ゴミを発酵
して分解処理し、処理槽内で発生する水蒸気を凝縮排水
器で凝縮して排水する生ゴミ分解処理装置において、凝
縮排水器のハウジング内が排気ポンプにより負圧状態に
保たれていても、凝縮された水をスムースに排水してハ
ウジング内に溜まらないようにし、これにより排気ポン
プ駆動用電動機に過負荷を与えることなく、又処理槽か
らの排気機能も良好に保ち、処理槽の蓋との隙間等から
水蒸気が不要にもれ出て悪臭を発生することのないよう
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであり、生ゴミを収容し発酵させて分解処理す
る処理槽と、上記処理槽に連通するように、順次配設さ
れる凝縮排水器及び排気ポンプとを有する生ゴミ分解処
理装置において、上記凝縮排水器は、箱状のハウジング
を有し、該ハウジングには、上記処理槽で発生した水蒸
気が流入する流入孔と、水分が凝縮されて排水され水分
の少なくなった水蒸気が上記排気ポンプに流出する流出
孔と、凝縮された水を排水する排水筒が設けられてお
り、上記ハウジングの底部には区画室が形成され、該区
画室は、その側壁下部に通孔が形成されているととも
に、上記区画室の内部には、上記区画室より低い高さの
上記排水筒が設けられていることを特徴とする生ゴミ分
解処理装置を提供する。
【0007】この排気ポンプは、その出口側において消
臭装置に連通しており、該消臭装置は、ケースを有し、
該ケースは、その入口側から出口側に向かって徐々に高
さが高くなるように傾斜面に形成された底部と、上記入
口側に設けられた底の深い水溜まり部と、上記底部及び
上記水溜まり部に対面するように上方に設けられたアミ
板とを有し、上記水溜まり部は、水蒸気の流入孔と、そ
の側部の下部に通孔を有する消臭区画室と、該消臭区画
室の内側に設けられ、上記消臭区画室より高さの低い排
水筒とを有し、上記アミ板上には、木製チップ材が充填
された消臭用の流路が形成されており、上記アミ板から
水溜まり部に隔壁が垂設して成る。
【0008】そして、凝縮排水器のハウジングには、流
入孔から流入した水蒸気が直接流出孔から流出すること
を防止するための阻止板がハウジングの頂壁から垂設さ
れており、消臭装置のケースには、アミ板から水溜まり
部の底上方に向かって隔壁が垂設されている。
【0009】そして、凝縮排水器の区画室の外側には囲
い壁が形成されており、消臭器の消臭区画室の外側には
消臭囲い壁が形成されている。
【0010】そして、処理槽と凝縮排水器の間に熱交換
器が配設されており、該熱交換器は、上記処理槽で発生
し排気された水蒸気により、上記処理槽に供給するため
の外部から取り入れた空気を加熱するものであり、上記
水蒸気は上記熱交換器において冷却されて上記流入孔か
ら凝縮排水器のハウジング内に流入するように構成され
ており、上記処理槽には、撹拌羽根が形成され電動機に
より回転可能な中空回転軸が設けられており、該中空回
転軸には、該中空回転軸の中空部に連通するように複数
の空気供給ノズルが突設され、上記熱交換器で加熱され
た空気を、上記中空回転軸の中空部から上記空気供給ノ
ズルを通して処理槽内に供給する構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づいて図面を参照して説明する。図2は、本発明の実施
例である生ゴミ分解処理装置の全体構成を説明する図で
ある。生ゴミ処理装置1は、箱状のフレーム内に、図2
に示すように処理槽2、熱交換器3、凝縮排水器4、吸
気ポンプ5、排気ポンプ6、消臭器7及び電動機等がフ
レーム8内に配設されている。
【0012】処理槽2は、フレームの一部が前部隔壁
9、後部隔壁10及び湾曲状の底壁11により仕切られ
て構成されており、処理槽2の上部開口12には蓋13
が開閉可能に取付けられている。上部開口12の周縁に
はゴム材等で形成されたシール材が付設されており、蓋
13が気密的に閉じられ、処理槽2から発生する臭気が
外部へ漏れることを防ぐように構成されている。
【0013】この処理槽2には、処理される生ゴミとチ
ップ材が投入される。チップ材は、木材を細かく粉砕し
て形成された木屑状のものであり、微生物の着床材とし
ての機能を有し、発酵を促進する。
【0014】処理槽2の底壁外面に均等に貼り付けられ
た電気ヒータ線14から構成される温度制御の可能な加
熱器が配設されている。この加熱器により、処理槽2
は、例えば、50〜60度Cに加熱され、生ゴミの発
酵、分解が促進されるように構成されている。
【0015】処理槽2の中央部には、前部隔壁9及び後
部隔壁10を貫通し前後方向に伸びるように、中空回転
軸15が設けられている。中空回転軸15は、前端が封
止され後端が開口した中空部16を有し、その前後端部
において、前部隔壁9及び後部隔壁10に夫々ベアリン
グ17、18により回転可能に取付けられている。
【0016】中空回転軸15には、処理槽内に収容され
た生ゴミ及びチップ材を撹拌する複数の撹拌羽根19が
前後方向に間隔をおいて取付けられている。なお、この
撹拌羽根19は、後記する空気供給ノズル20の側面
に、取付けたり一体に形成してもよい。
【0017】図2〜4において、中空回転軸15は、そ
の前端部にスプロケット21が固着されており、電動機
22によりベルト23を介して回転駆動される。電動機
22は、タイマーにより、例えば、略1時間毎に約10
分間というように、予め設定された時間の間隔をおいて
一定の時間だけ作動して中空回転軸15を回転させ撹拌
羽根19を回転させて、処理槽2内の生ゴミ及びチップ
材を撹拌する。
【0018】中空回転軸15の一側面に長手方向に一直
線上に間隔をおいてねじ孔24が形成されており、この
ねじ孔に給気ノズルパイプ20の一端に形成されたねじ
部25が螺着され、空気供給用の複数の給気ノズルパイ
プ20が前後方向に間隔をおいて、中空回転軸15の中
空部に連通するように取付けられている。これにより、
中空回転軸15の中空部に供給される空気は、複数の給
気ノズルパイプ20の夫々から処理槽2内に空気を供給
することができる。
【0019】処理槽2の内壁面に取付けられ、処理槽2
内を前後方向に伸び後部隔壁10を貫通して後方に伸び
る一又は二以上の排気ダクト26が配設されている。排
気ダクト26の側面には複数の排気孔27が前後方向に
間隔をおいて形成されており、処理槽2内で発生した水
蒸気を排気ダクト26から処理槽2の外に配設された排
気管28に排気するように構成されている。
【0020】熱交換器3は、処理槽2の下方かつ側方の
位置にフレームの底壁34上に配設されており、前後方
向に伸びる円筒状の熱交換ケース29を有する。熱交換
ケース29の後端部には外部から空気を取り入れる吸気
ポンプ5を介して空気吸入管30が連通するように取付
けられている。そして熱交換器ケース29内を前後方向
に貫通して排気管28が配設され、この排気管28はさ
らに凝縮排水器4に連通される。
【0021】熱交換器3の前端部には空気供給管31の
基端が連通するように取付けられている。空気供給管3
1は処理槽2の下方を後方に伸び、その先端が中空回転
軸15の後端において中空部に連通するようにシール3
2を介して気密的に嵌合される。即ち、空気供給管31
と中空回転軸15は互いにシール32により気密的に連
通可能であるが、静置された空気供給管31に対して中
空回転軸15は回転可能に取り付けられている。
【0022】この熱交換器3において、排気管28を流
れる水蒸気により外部から吸気管を通して取り入れた空
気が加熱され、空気供給管31、中空回転軸及び給気ノ
ズルパイプ20を通して処理槽2内に加熱された空気を
送ることができ、処理槽2内で発生した水蒸気の排熱を
有効利用できる。
【0023】なお、熱交換器3は本発明において必ずし
も必要な構成要件ではなく、処理槽2で発生する水蒸気
は、熱交換器3で加熱することなく排気管28を通して
直接凝縮器に導入し、外部から取り入れる空気は熱交換
器3で加熱することなく直接に処理槽2内に給気しても
よい。
【0024】凝縮排水器4は、熱交換器3に連接して配
置されており、その機能は熱交換器3を通して冷却され
た水蒸気に含まれる水分を凝縮し、排水管33により下
水溝等に排水するものである。
【0025】排気ポンプ6は、フレーム内の前方スペー
ス34の底壁に配設され、凝縮排水器4及び消臭器7に
夫々排気管35、36を介して連通し、凝縮排水器4か
ら水蒸気を吸引し、これを消臭器7に送る。
【0026】消臭器7は、フレーム内の前方スペース3
4における排気ポンプ6の反対側にフレーム側壁37に
ブラケット38で支持されて設けられ、排気に含まれる
臭気成分を除去して排気管39より外部へ排気する。な
お、この実施例では、消臭器7をフレーム8内に配設し
たが、消臭器をフレーム8内に配設しないで、フレーム
8の外に設置し、排気ポンプ6からの排気管39をこの
フレーム8の外に設置した消臭器に接続する構成の別の
実施例もあることは言うまでもない。
【0027】以上が本発明の実施例の全体的な構成であ
るが、図5及び図6により上記凝縮排水器4についてさ
らに詳細に説明する。凝縮排水器4は、前壁40、後壁
41、左右側壁42、頂壁43及び底壁44から成る密
封されたハウジング45を有し、ハウジング45の後壁
41の上部には流入孔46が形成され、熱交換器3に連
結された排気管28の先端部が流入孔46に連通するよ
うに取り付けられている。又、ハウジング45の頂壁4
3の前部には流出孔47が形成され、排気ポンプ6へ連
結された排気管35の基端部が流出孔47に連通するよ
うに取り付けられている。
【0028】ハウジング45の底壁44には、円筒形あ
るいは直方形等に形成された区画室48が設けられてい
る。区画室48の側壁の周囲下部には一又は複数の通孔
49が形成されている。そして、区画室48の内部に
は、区画室48の頂壁50より低い高さの断面円形又は
正方形の排水筒51が形成されている。さらに、区画室
48の外側には円筒形あるいは直方形等に形成された排
水筒51より低い高さの囲い壁52が形成されている。
【0029】排水筒51は、ハウジング45の底壁中央
部を貫通して下方に伸び、排水管33を介して凝縮水を
排水し下水溝へ放出できるように配設される。
【0030】ハウジング45内のやや前方部には、頂壁
43より下方に向けて底部上方まで阻止板53が垂設さ
れており、流入孔46からハウジング45内に流入した
水蒸気が直接流出孔47から流出しないように阻止する
機能を有している。しかしながら、流入した水蒸気はこ
の阻止板53に阻止され、後述するように水中内をもぐ
って流出孔47に流れると、水中内での泡の発生が激し
くなるので、阻止板53の中央の部分に適宜大きさの孔
54を形成するとよい。なお、この阻止板53は、本発
明では必ずしも必要な構成要件ではなく取り付けなくて
もよい。
【0031】次に、図8及び図9により消臭器7を説明
する。消臭器7は、若干長細い略直方体のSUS材等か
ら形成されたケース62を有し、ケース62の一端側に
は底の深い水溜まり部63が形成されている。水溜まり
部63には、底壁64を貫通して水蒸気流入管65が設
けられている。底壁64上には、凝縮排水器4同様に、
側壁及び頂壁から成り、側壁下部に通孔67’を有する
消臭区画室67、該消臭区画室67の外側の囲い壁6
8、及び該消臭区画室67の内側にあり消臭区画室67
の頂壁より低い排水筒66が形成されている。
【0032】消臭器7の底部69は上記一端側に向かっ
て傾斜して凝縮した水を流下させるように形成され、そ
の上方にアルミ材等で形成されたアミ板70が配設され
ている。ケース62のアミ板70上には、チップ材71
が充填されており消臭用の流路が形成されている。この
チップ材71に微生物が付着増殖して、凝縮排水器4か
ら排気ポンプ6により排気される水蒸気の消臭作用を行
なう。消臭器7の他端側頂壁には排気管72が配設され
ている。又、アミ板70の下面から水溜まり部63に向
け、底部69の下端部の側を通過して隔壁73が水溜ま
り部の底の上方まで垂設されている。
【0033】以上の構成の本発明の上記実施例の作用に
ついて以下説明する。処理されるべき生ゴミは、処理槽
2の蓋を開いて投入され、さらにチップ材が投入され
る。そして、電気ヒータ14のスイッチを入れて、加熱
器により処理槽2全体が約60度Cに加熱される。又、
吸気ポンプ5及び排気ポンプ6を夫々駆動する電動機2
2のスイッチを閉じ、吸気ポンプ5及び排気ポンプ6の
作動を開始する。
【0034】そして、中空回転軸15を回転させる電動
機22のスイッチを入れると、電動機22が作動して、
ベルト23及びスプロケット21を介して中空回転軸1
5を1分に1〜1.5回程度で回動させ、これにより撹
拌羽根19が回転を開始し、処理槽2内の生ゴミ及びチ
ップ材を撹拌する。この状態で予め設定された撹拌作動
時間、例えば10分経過すると、中空回転軸15が、複
数の空気供給ノズルパイプ20が一斉に下方に向くよう
に定位置において停止する。そして、予め設定された撹
拌停止時間、例えば1時間を経過したときタイマーによ
り電動機22の回転を再開するようにする。このよう
に、予め設定された時間間隔をもって撹拌作動と撹拌停
止を繰り返し行なわせるようにする。
【0035】このような状態において、処理槽2内で生
ゴミは発酵する。生ゴミ内にチップ材を介装することに
より微生物の着床状態を向上し、発酵状態は促進され
る。生ゴミが発酵することにより水蒸気が生じ処理槽2
内に充満するが、排気ポンプ6により、処理槽2内に配
設された排気管28の複数の排気孔27から排気され、
熱交換器3内に送られ、ここで吸気管5から熱交換器3
のケース内に導入された空気を加熱する。
【0036】処理槽2から排出された水蒸気自体は熱交
換器3内で冷却され、凝縮排水器4内で水分が凝縮され
て排水孔から下水道溝等に排水される。水分の大部分が
除去された水蒸気は、排気ポンプ6を介して消臭器7に
より消臭されて排気管72から排気される。
【0037】熱交換器3内で加熱された空気は空気供給
管31から中空回転軸15の中空部16内に送られ、複
数の給気ノズルパイプ20の先端から処理槽2内に送気
される。撹拌停止期間では、給気ノズルパイプ20は処
理槽2の底壁11に向け下方に向けられて停止され、給
気ノズルパイプ20の先端から空気を、処理槽2内の生
ゴミ及びチップ材内にその下方から送り込むこととな
り、生ゴミ及びチップ材の全体に均等に十分行き渡り、
生ゴミ及びチップ材の全体、かつ均等に空気に触れるこ
ととなり発酵が促進される。又、給気ノズルパイプ20
の先端は下方に向いているので、生ゴミやチップ材が重
力作用により給気ノズルパイプ20の先端開口に入り込
んでつまるようなことが防止される。
【0038】このようにして、処理槽2内で10数時間
経過すると、処理槽2内の生ゴミは発酵し、その大部分
は水と炭酸ガスに分解され、その残滓の体積は処理前の
投入時の体積の1/100程度に減少し、しかも乾燥し
さらさらした状態となる。このような残滓は、処理槽2
の上部開口から電気掃除機あるいは同様のバキューム管
を差し込んで吸引排除することができる。又は、処理槽
2の後部隔壁10に処理槽2の底部に連通する排出孔を
設けて、掻き出し棒で掻き出すようにしてもよい。
【0039】以上が本発明の実施例の作用の全体的な説
明であるが、凝縮排水器4及び消臭装置7の作用をさら
に詳細に説明する。使用に際して、流入孔46から予め
ハウジング45内に給水をする。給水された水は、区画
室48と囲い壁の間から区画室48の通孔を通り区画室
48内に水が流入して排水筒51の外側の空間内に水が
溜まっていく。予め給水する水の量は、その水位55が
排水筒51の略上端部になる程度である。
【0040】処理槽2内で発生した水蒸気は、熱交換器
3において熱交換され冷却されて排気管28を通り流入
孔からハウジング45内に流入する。ハウジング45内
において水蒸気に含まれる水分は、凝縮して水となりハ
ウジング45内に溜まる。区画室48の通孔49により
区画室48の内部及び外部が連通しているので、区画室
48の内外の水位は同じである。区画室48内の水位が
排水筒51上端をオーバーフローすると、水は排水筒5
1の内部空間内に流入し、排水筒51より排水管33を
通して下水溝等に排水される。
【0041】本発明によれば、下部に通孔を有する区画
室48とその中に排水筒51を設けたことにより、ハウ
ジング45内に給水ないし凝縮された水は、排水筒51
からすぐに排水されることなく、水位が排水筒51の上
端付近まで箱内に貯水できる構成としたので、排水筒5
1をオーバーフローした水は、排気ポンプ6により発生
する負圧の影響を受けることなく排水筒51からスムー
スに排水することができる。
【0042】排気ポンプ6により排気された水蒸気は、
流入管65から消臭器7内に流入し、チップ材71内を
通過する間に消臭されて、排気管72から排気する。消
臭器7内で凝縮した水滴は、底部69を流下して、隔壁
73の手前(図9中の隔壁73の右側)において、水溜
まり部63内に流下して溜まり、囲い壁68からさらに
消臭区画室67の通孔67’を通り、配水筒66から排
水され、前記凝縮器と同様に、負圧状態でもさらに排水
を可能とする。隔壁72は、消臭器7内に流入した水蒸
気が直接底部69とアミ板70との間の空間から排気管
72へ流出しないように阻止し、又凝縮した水滴が流入
管65へ直接入り込まないような機能を有する。
【0043】
【発明の効果】本発明は、生ゴミを発酵させて分解処理
し、処理槽内で発生する水蒸気を凝縮排水器により水分
を凝縮して排水する生ゴミ分解処理装置において、凝縮
排水器のハウジング内に囲い壁及び区画室を設け、この
区画室内に排水筒底壁を設けるというきわめて簡単な構
成により、排気ポンプにより負圧状態に保たれていて
も、凝縮された水をスムースに排水してハウジング内に
溜まらないようにし、これにより排気ポンプ駆動用電動
機に過負荷を与えることなく、又処理槽からの排気機能
も良好に保ち、処理槽の蓋との隙間等から水蒸気が不要
にもれ出て周辺に悪臭が発生することを防止できる。
【0044】さらに、本発明では、消臭器のケース内に
チップ材を充填し、微生物を付着増殖させることにより
きわめて効率的な消臭が可能となり、又消臭器内に凝縮
排水器同様の囲い壁、区画壁及び排水筒を設けることに
より、消臭器内の負圧状態でもさらに排水を可能とし、
さらにコンパクトな消臭器を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】生ゴミの処理装置の概要を示す図である。
【図2】本発明の生ゴミ処理装置の実施例を示す図であ
る。
【図3】図2のAーA断面を示す図である。
【図4】図3のBーB断面を示す図である。
【図5】本発明の凝縮排水器を示す図であり、図6のC
ーC断面図である。
【図6】本発明の凝縮排水器を示す図である。
【図7】凝縮排水器の従来例を示す図である。
【図8】本発明の消臭装置を示す図である。
【図9】図8の消臭装置の要部を示す図である。
【符号の説明】
1 生ゴミ処理装置 2 処理槽 3 熱交換器 4 凝縮排水器 5 吸気ポンプ 6 排気ポンプ 7 消臭装置 22 電動機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを収容し発酵させて分解処理
    する処理槽と、 上記処理槽に連通するように、順次配設される凝縮排水
    器及び排気ポンプとを有する生ゴミ分解処理装置におい
    て、 上記凝縮排水器は、箱状のハウジングを有し、 該ハウジングには、上記処理槽で発生した水蒸気が流入
    する流入孔と、水分が凝縮されて排水され水分の少なく
    なった水蒸気が上記排気ポンプに流出する流出孔と、凝
    縮された水を排水する排水筒が設けられており、 上記ハウジングの底部には区画室が形成され、該区画室
    は、その側壁下部に通孔が形成されているとともに、上
    記区画室の内部には、上記区画室より低い高さの上記排
    水筒が設けられていることを特徴とする生ゴミ分解処理
    装置。
  2. 【請求項2】 排気ポンプは、その出口側において
    消臭装置に連通しており、 該消臭装置は、ケースを有し、 該ケースは、その入口側から出口側に向かって徐々に高
    さが高くなるように傾斜面に形成された底部と、上記入
    口側に設けられた底の深い水溜まり部と、上記底部及び
    上記水溜まり部に対面するように上方に設けられたアミ
    板とを有し、 上記水溜まり部は、水蒸気の流入孔と、その側部の下部
    に通孔を有する消臭区画室と、該消臭区画室の内側に設
    けられ、上記消臭区画室より高さの低い排水筒とを有
    し、 上記アミ板上には、木製チップ材が充填された消臭用の
    流路が形成されており、 上記アミ板から水溜まり部に
    隔壁が垂設して成ることを特徴とする請求項1記載の生
    ゴミ分解処理装置。
  3. 【請求項3】 凝縮排水器のハウジングには、流入
    孔から流入した水蒸気が直接流出孔から流出することを
    防止するための阻止板がハウジングの頂壁から垂設され
    ており、 消臭装置のケースには、アミ板から水溜まり部の底上方
    に向かって隔壁が垂設されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の生ゴミ分解処理装置。
  4. 【請求項4】 凝縮排水器の区画室の外側には囲い
    壁が形成されており、消臭器の消臭区画室の外側には消
    臭囲い壁が形成されていることを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の生ゴミ分解処理装置。
  5. 【請求項5】 処理槽と凝縮排水器の間に熱交換器
    が配設されており、該熱交換器は、上記処理槽で発生し
    排気された水蒸気により、上記処理槽に供給するための
    外部から取り入れた空気を加熱するものであり、上記水
    蒸気は上記熱交換器において冷却されて上記流入孔から
    凝縮排水器のハウジング内に流入するように構成されて
    おり、 上記処理槽には、撹拌羽根が形成され電動機により回転
    可能な中空回転軸が設けられており、 該中空回転軸には、該中空回転軸の中空部に連通するよ
    うに複数の空気供給ノズルが突設され、上記熱交換器で
    加熱された空気を上記中空回転軸の中空部から上記空気
    供給ノズルを通して処理槽内に供給する構成としたこと
    を特徴とする請求項1、2、3又は4記載の生ゴミ分解
    処理装置。
JP6063098A 1998-02-24 1998-02-24 生ゴミの分解処理装置 Pending JPH11239780A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104896724A (zh) * 2015-06-18 2015-09-09 长春黄金研究院 一种上进下出式压力液体加热装置

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